JP3758334B2 - ヒートポンプ式ソーラ給湯システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は太陽熱利用のヒートポンプ式ソーラ給湯システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の太陽熱利用給湯システムは第1の従来例として図11に示す如きものが知られている。図11において、太陽熱を集熱板11が集熱して集熱管13内の水を加熱し湯をつくる。そして、集熱板11の周囲に太陽光を透過する透過体(ガラスなど)55および外気への放熱防止のための断熱材56が設けられている。また、第2の従来例として大気熱を利用したヒートポンプ給湯システムは特開平7ー225064号公報など図12に示す如きものが知られている。図12において、圧縮機1から吐出された高温高圧の冷媒ガスは凝縮器2に流入し、ここで給湯熱交換器6を介して、貯湯タンク7の水を加熱する。一方、凝縮器2で凝縮液化した冷媒は減圧手段3で減圧されて蒸発器4に流入し、ここで大気熱を吸熱して蒸発ガス化して圧縮機1に戻る。このサイクルを繰り返しながら貯湯タンク7に多量の湯を貯湯する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような第1の従来例の太陽熱利用給湯システムは日射量が少ない場合には高温湯が得られない。また、透過体および断熱材を設けているため重量も大きい。一方、大気熱を利用する従来例2のヒートポンプ給湯システムは高密度コンパクト蒸発器で大気熱を集熱するため太陽熱をほとんど集熱できない。
【0004】
本発明は上記課題を解決するもので、太陽熱を利用して高温湯に沸き上げることを主目的とするものであり、かつ施工時の冷媒量調整、冷媒漏れなど、工事のバラツキをなくし、信頼性の高い機器を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため本発明は、圧縮機、凝縮器、減圧手段及び蒸発器からなる冷媒回路と、前記凝縮器と熱交換関係を有する給湯熱交換器、貯湯タンクからなる給湯回路と、前記蒸発器と熱交換関係を有する太陽熱放熱器、太陽熱集熱板を接続した太陽熱集熱回路と、前記太陽熱集熱板に設けた太陽電池セルと、前記太陽電池セルの温度を検出する温度検出手段と、前記温度検出手段の信号が所定温度以上に上昇したことをうけて圧縮機の運転を開始する運転制御手段を備え、太陽電池セルを冷却しながら太陽熱を集熱し、ヒートポンプを利用して更に高温に沸き上げて貯湯タンクに貯湯するヒートポンプ式ソーラ給湯システムであり、以上の構成により、太陽熱集熱板を介して太陽熱を集熱した媒体で太陽熱放熱器を介して蒸発器を流れる冷媒を蒸発ガス化させ、圧縮機で高温高圧ガスに圧縮して、凝縮器を介して凝縮熱で給湯熱交換器の水を加熱する。よって、太陽熱を集熱し、ヒートポンプを利用して高温湯に沸き上げることができる。また、冷媒回路を1つのユニットに収納して密閉回路を構成し、施工時の冷媒配管工事レス化をはかることによって、施工時の冷媒量の調整、冷媒漏れなど、工事のバラツキをなくして、機器の信頼性を向上させる。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、圧縮機、凝縮器、減圧手段及び蒸発器からなる冷媒回路と、前記凝縮器と熱交換関係を有する給湯熱交換器、貯湯タンクからなる給湯回路と、前記蒸発器と熱交換関係を有する太陽熱放熱器、太陽熱集熱板を接続した太陽熱集熱回路と、前記太陽熱集熱板に設けた太陽電池セルと、前記太陽電池セルの温度を検出する温度検出手段と、前記温度検出手段の信号が所定温度以上に上昇したことをうけて圧縮機の運転を開始する運転制御手段を備え、太陽電池セルを冷却しながら太陽熱を集熱し、ヒートポンプを利用して更に高温に沸き上げて貯湯タンクに貯湯するヒートポンプ式ソーラ給湯システムであり、以上の構成により、太陽熱集熱板を介して太陽熱を集熱した媒体で太陽熱放熱器を介して蒸発器を流れる冷媒を蒸発ガス化させ、圧縮機で高温高圧ガスに圧縮して、凝縮器を介して凝縮熱で給湯熱交換器の水を加熱する。そして、太陽熱放熱器で温度低下した太陽熱集熱回路の媒体を太陽熱集熱板に流入させ、再度太陽熱を集熱する。よって、太陽熱を集熱し、ヒートポンプを利用して高温湯に沸き上げることができる。また、冷媒回路を1つのユニットに収納して密閉回路を構成し、施工時の冷媒配管工事レス化をはかることによって、施工時の冷媒量の調整、冷媒漏れなどの工事ミスもなくなり、信頼性が向上する。また、太陽電池セルが所定温度に上昇した場合に、圧縮機を運転して、集熱回路の媒体を介して太陽電池セルを冷却し、太陽電池セルの効率と耐久性を向上させる。
また、請求項2に記載の発明は、前述の構成に加え、太陽熱集熱板を太陽熱と大気熱を集熱する構成としたことにより、太陽熱集熱板を流れる水温を太陽熱集熱板温度よりも低温で流し、太陽熱に加え、大気熱も集熱できるようにして、集熱量の増大をはかるとともに透過体(ガラスなど)および断熱材をなくして太陽熱集熱板の軽量化を実現するとともに設置自由度が向上する。
【0007】
また、請求項3に記載の発明は、前述の請求項1または2記載の構成に加え、太陽電池セルと接続し、圧縮機を運転するインバータ制御手段と、太陽電池セルの出力を検出して、出力が大きい場合にはインバータ制御手段に低周波数運転の信号を発信する運転周波数制御手段を備え、太陽日射量が多いことを太陽電池セルの出力で検出して、圧縮機を低周波数で運転して、蒸発器を流れる冷媒温度を高めて圧縮機の消費電力を削減する。従って、夏季など、太陽日射量が多い時は冷房に電力が必要となるため、太陽電池で得た電力の余剰電力を冷房に利用できる。
また、請求項4に記載の発明は、前述の請求項1または2記載の構成に加え、太陽熱集熱回路に流量制御型ポンプを備え、太陽日射量の変化に対応して、太陽熱集熱板の循環水温が絶えず太陽熱集熱板温度よりも低温となるように流量制御をおこない、太陽熱に加え、常に大気熱も集熱する信頼性の高いシステムを実現する。
【0008】
また、請求項5に記載の発明は、前述の請求項1または2記載の構成に加え、圧縮機の周波数を制御する周波数制御手段と、太陽熱集熱板の表面温度を検出する集熱板温度検出手段と、太陽熱集熱回路の流体温度を検出する流体温度検出手段と、集熱板温度検出手段と流体温度検出手段の信号に基づき周波数制御手段に信号を発信する運転制御手段を備え、集熱板温度と流体温度を所定温度差にコントロールするように圧縮機の運転周波数を制御して、日射量および外気温度に対応して給湯加熱量と高効率運転を実現する。
【0009】
また、請求項6に記載の発明は、前述の請求項1または2記載の構成に加え、太陽熱集熱板の表面温度を検出する集熱板温度検出手段あるいは太陽熱集熱回路内の媒体圧力を検出する圧力検出手段と、集熱板温度検出手段あるいは圧力検出手段の信号をうけて、圧縮機を運転開始する運転制御手段を備え、太陽熱集熱板の異常温度上昇、あるいは集熱回路
内の圧力上昇を検知して圧縮機を運転し、太陽熱集熱回路内の媒体および太陽熱集熱板を冷却する。従って、太陽熱集熱回路内の媒体が漏れて封入量が少なく、かつ日射量が多い場合、空焚きを防止できる。よって、太陽熱集熱板の耐久性が向上する。
【0010】
また、請求項7に記載の発明は、前述の請求項1または2記載の構成に加え、集熱回路の媒体温度を検出する温度検出手段と、集熱回路に設けたバルブと、温度検出手段の信号をうけてバルブを開放制御する低温運転制御手段を備え、冬季の低外気温度時において、集熱回路内の媒体が凍結近傍温度に達した時、バルブを開放して集熱回路内の媒体を排出するようにして、太陽熱集熱板の凍結破壊を防止する。
【0011】
また、請求項8に記載の発明は、前述の請求項1または2または3記載の構成に加え、蒸発器と並列に設けた冷媒風呂熱交換器と、冷媒風呂熱交換器と熱交換関係を有する風呂熱交換器、浴槽からなる風呂回路を備え、低外気温度となる夜間時間帯は、冷媒風呂熱交換器で浴槽残湯を集熱し、凝縮器を介して湯をつくり、貯湯する。従って、日中は太陽熱集熱板で太陽熱と大気熱を集熱し、夜間は浴槽残湯熱を集熱して、貯湯熱量の増加と省エネ化を実現する。
【0012】
また、請求項9に記載の発明は、前述の請求項1〜4いずれか1項に記載の構成に加え、圧縮機と凝縮器の配管途中に四方弁を設け、圧縮機、凝縮器、減圧手段、蒸発器からなる冷媒回路と、圧縮機、冷媒風呂熱交換器、減圧手段、蒸発器からなる冷媒風呂回路と、貯湯タンクの湯温を検出する残湯温度検出手段と、残湯温度検出手段の信号に基づき四方弁を切り替えて冷媒回路と冷媒風呂回路を選択する切り替え制御手段を備え、日中、貯湯タンクへの沸き上げ運転時において、貯湯タンクに所定湯量が確保されると、四方弁を切り替えて、圧縮機の高温高圧冷媒を冷媒風呂熱交換器に流して浴槽を沸き上げる。その際に、浴槽沸き上げ温度を中温湯にして、低圧縮比運転で効率の良い運転をする。従って、太陽熱を貯湯タンクの沸き上げと浴槽の沸き上げに効果的かつ高効率で利用できる。また、浴槽を貯湯タンクの一部として利用するため、貯湯タンクの小型化、省スペース化が実現できる。
【0013】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。なお、従来例および各実施例において、同じ構成同じ動作をするものについては同一符号を付し、一部説明を省略する。
【0014】
(実施例1)
図1は本発明の実施例1のヒートポンプ式ソーラ給湯システムの構成図である。図1において、実線矢印は太陽熱集熱回路内の媒体流れ方向を、点線矢印は冷媒回路の冷媒流れ方向を表わす。1は圧縮機、2は凝縮器、3は減圧手段、4は蒸発器、5は冷媒回路であり、圧縮機1、凝縮器2、減圧手段3、蒸発器4が順次接続されている。6は給湯熱交換器であり、凝縮器2と熱交換関係を有する。7は貯湯タンク、8は給湯ポンプ、9は給湯回路であり、給湯熱交換器6、貯湯タンク7、給湯ポンプ8を備える。10は太陽熱放熱器であり、蒸発器4と熱交換関係を有する。11は太陽熱集熱板であり、集熱フイン12と集熱管13を備える。14は集熱ポンプ、15は太陽熱集熱回路であり、太陽熱放熱器10、太陽熱集熱板11、集熱ポンプ14を備える。
【0015】
以上の構成において、その動作、作用について説明する。太陽熱を集熱した集熱フィン12は集熱管13を流れる水を加熱する。そして、加温された水は太陽熱放熱器10へ流入し、ここで蒸発器4を流れる冷媒を加熱する。そして、加熱された冷媒は蒸発ガス化し、圧縮機1へ流入する。そして、高温高圧ガスとなった冷媒は凝縮器2へ流入し、給湯ポンプ8から送られてきた水を給湯熱交換器6で加熱する。そして、加熱された水は貯湯タンク7に貯湯される。一方、凝縮器2で放熱して凝縮液化した冷媒は減圧装置3で減圧さ
れて蒸発器4へ流入して、再度蒸発作用をおこなう。また、太陽熱放熱器10で温度低下した太陽熱集熱回路15の水は再度、太陽熱集熱板11に流入して太陽熱を集熱する。よって、太陽熱を集熱し、ヒートポンプを利用して高温湯に沸き上げることができる。また、冷媒回路5を1つのユニットに収納して密閉回路を構成し、施工時の冷媒配管工事レス化をはかることによって、施工時の冷媒量の調整、冷媒漏れなどの工事ミスもなくなり、信頼性が向上する。
【0016】
(実施例2)
図2は本発明の実施例2のヒートポンプ式ソーラ給湯システムの構成図である。図2において、16は太陽熱集熱板であり、集熱フィン17と集熱管18を備え、太陽熱と大気熱を集熱するため、大気開放型の構成からなる。19は集熱温度検出手段であり、集熱フィン17の温度を検出して信号を発信する。20は流体温度検出手段であり、太陽熱集熱回路15の流体温度を検出して信号を発信する。21は比較部であり、集熱温度検出手段19の信号と流体温度検出手段20の信号を比較して、圧縮機1あるいは集熱ポンプ14へ信号を発信する。
【0017】
以上の構成において、その動作、作用について説明する。太陽熱集熱板16において、太陽熱集熱回路15の流体温度と集熱フィン17の温度を検出し、太陽熱集熱回路15の流体温度が集熱フィン17の温度よりも低温となるように比較部21は圧縮機1あるいは集熱ポンプ14を制御する。従って、太陽熱集熱板16は太陽熱に加え、大気熱も集熱するため、日射が少ない場合でも集熱が可能であり、集熱量が増大するとともに太陽熱集熱板をガラス、断熱材などで覆う必要もないため、太陽熱集熱板の軽量化が実現でき、壁掛け設置など設置自由度が向上する。なお、集熱フィン17の温度の代わりに外気温度を検出しても同じ効果が得られる。
【0018】
(実施例3)
図3は本発明の実施例3のヒートポンプ式ソーラ給湯システムの構成図である。図3において、22は太陽電池セルであり、太陽熱集熱板11、16と熱交換するように設けられている。23は温度検出手段であり、太陽電池セル22の温度を検出して、信号を発信する。24は運転制御手段であり、温度検出手段23の信号をうけて圧縮機1を運転制御する。
【0019】
以上の構成において、その動作、作用について説明する。太陽電池セル22が所定温度に上昇したことを温度検出手段23で検出し、運転制御手段24は圧縮機1を運転する。そして、圧縮機1によるヒートポンプサイクルで運転をおこない、蒸発器4で太陽熱放熱器10を介して太陽熱集熱回路15の媒体を冷却する。そして、冷却した太陽熱集熱回路15の媒体は太陽熱集熱板11へ流入し、太陽電池セル22を冷却する。従って、太陽電池セルの効率と耐久性が向上する。
【0020】
(実施例4)
図4は本発明の実施例4のヒートポンプ式ソーラ給湯システムの構成図である。図4において、25はインバータ制御手段であり、太陽電池セル22と接続され、圧縮機1の運転周波数制御をおこなう。26は運転周波数制御手段であり、太陽電池セル22の出力を検出して、出力が大きい場合にはインバータ制御手段25に低周波数運転の信号を発信する。
【0021】
以上の構成において、その動作、作用について説明する。太陽日射量が多いことを太陽電池セル22の出力で検出して、圧縮機1を低周波数で運転する。そのため、蒸発器を流れる冷媒温度は高くなるが、太陽熱集熱回路内の循環媒体温度も高いため、充分集熱できる。よって、圧縮機1を低圧縮比で運転するため、貯湯運転時の消費電力が少なくなる。
従って、夏季など、太陽日射量が多い時は冷房に電力が必要となるが、太陽電池で得た電力の余剰電力を給湯以外の冷房などに利用できる。
【0022】
(実施例5)
図5は本発明の実施例5のヒートポンプ式ソーラ給湯システムの構成図である。図5において、27は流量制御型ポンプであり、太陽熱集熱回路15に設けられている。28は流体温度検出手段であり、太陽熱集熱板11の流体入口温度を検出し、信号を発信する。29は流量制御手段であり、集熱温度検出手段19の信号と流体温度検出手段28の信号をうけて、流体温度検出手段28の信号が集熱温度検出手段19の信号よりも低温かつ温度差が一定となるよう流量制御型ポンプ27を制御する。
【0023】
以上の構成において、その動作、作用について説明する。最初に太陽熱日射量が高い場合について説明する。この場合は、太陽熱集熱板11から流出する流体温度は上昇して太陽熱集熱板11との温度差が少なくなり、太陽熱集熱板11の面積が有効に寄与しない。そのため、太陽熱集熱板11から流出する流体温度を検出して流量制御型ポンプ27の流量を増加して出口温度を下げ、太陽熱集熱板11の面積を有効に利用して集熱量増加をはかる。次に太陽熱日射量が少なくなった場合について説明する。この場合には、太陽熱集熱板11から流出する流体は温度を下げて太陽熱放熱器10へ流入する。そのため、蒸発器4を流れる冷媒温度は低下して圧縮機1へ流入し、冷凍能力、加熱能力が減少する。そのため、太陽熱放熱器10での放熱量減少にともない、出口流体温度低下は少なくなって太陽熱集熱板11に流入するため、太陽熱集熱板11の表面温度との温度差が小さくなる。そして、流量制御手段29は流量制御型ポンプ27の循環流量を上げて、太陽熱放熱器10の出口温度および太陽熱集熱板11の流体入口温度を下げる制御をおこない、集熱量が増加する。従って、太陽日射量の変化に対応して、太陽熱集熱板の循環水温が絶えず太陽熱集熱板温度よりも低温かつ所定温度差となるように流量制御をおこない、太陽熱に加え、常に大気熱も集熱する信頼性の高いシステムを実現する。
【0024】
(実施例6)
図6は本発明の実施例6のヒートポンプ式ソーラ給湯システムの構成図である。図6において、30は周波数制御手段であり、圧縮機1の運転周波数を制御する。31は集熱板温度検出手段であり、太陽熱集熱板11の表面温度を検出する。32は流体温度検出手段であり、太陽熱集熱回路15の流体温度を検出する。33は運転制御手段であり、集熱板温度検出手段31と流体温度検出手段32の信号に基づき周波数制御手段30に信号を発信する。
【0025】
以上の構成において、その動作、作用について説明する。最初に太陽熱日射量あるいは外気温度が高い場合について説明する。この場合は、太陽熱集熱板11から流出する流体温度は上昇して太陽熱放熱器10へ流入する。そのため、蒸発器4を流れる冷媒温度は上昇し、冷凍能力および加熱能力が増加する。そして、太陽熱放熱器10の出口流体温度は低下して太陽熱集熱板11に流入するため、集熱量がさらに増加する。そのため、太陽熱集熱板11の流体入口温度が下がり太陽熱集熱板11の表面温度との温度差が大きくなったことを検知して圧縮機1の運転周波数を下げて運転をおこない、冷凍能力を下げて蒸発器4を流れる冷媒温度を高めて高効率運転する。次に太陽熱日射量あるいは外気温度が低い場合について説明する。この場合には、太陽熱集熱板11から流出する流体は温度を下げて太陽熱放熱器10へ流入する。そのため、蒸発器4を流れる冷媒温度は低下して圧縮機1へ流入する。そのため、冷凍能力、加熱能力が減少して太陽熱放熱器10の出口流体温度は上昇して太陽熱集熱板11に流入し、集熱量がさらに低下する。そのため、太陽熱集熱板11の流体入口温度が上昇し太陽熱集熱板11の表面温度との温度差が小さくなったことを検知して圧縮機1の運転周波数を上げて運転をおこない、冷凍能力、加熱能力を上げて高能力運転をおこなう。従って、日射量および外気温度に対応した給湯加熱量と高
効率運転を実現する。また、日射量および外気温度が高い場合に生じる冷媒回路の高圧の異常上昇を防止することもできるため、機器の信頼性が向上する。
【0026】
(実施例7)
図7は本発明の実施例7のヒートポンプ式ソーラ給湯システムの構成図である。図7において、34は集熱板温度検出手段であり、太陽熱集熱板11の表面温度を検出する。35は圧力検出手段であり、太陽熱集熱回路15内の圧力を検出する。36は運転制御手段であり、集熱板温度検出手段34あるいは圧力検出手段の信号をうけて、圧縮機1を運転開始する。
【0027】
以上の構成において、その動作、作用について説明する。太陽熱集熱板の異常温度上昇を検知して圧縮機を運転する。そして、蒸発器4を介して太陽熱放熱器10を流れる媒体を冷却し、冷却された媒体は太陽熱集熱板11を冷却する。従って、太陽熱集熱回路内の媒体が漏れて封入量が少なくなり、かつ日射量が多い場合に生じる空焚きを防止するため、太陽熱集熱板の耐久性が向上する。なお、集熱板温度検出手段34の代わりに圧力検出手段35を用いて、高温時に太陽熱集熱回路内の圧力を検出して、圧縮機1を運転開始しても同様の効果が得られる。
【0028】
(実施例8)
図8は本発明の実施例8のヒートポンプ式ソーラ給湯システムの構成図である。図8において、37は温度検出手段であり、太陽熱集熱回路15の媒体温度を検出する。38はバルブであり、太陽熱集熱回路の最下位に設けられている。39は低温運転制御手段であり、温度検出手段37の信号をうけて、バルブ38を開放制御するとともに圧縮機1を停止する。
【0029】
以上の構成において、その動作、作用について説明する。冬季の低外気温度時および太陽日射量がない場合において、運転中および運転停止時に太陽熱集熱回路15内の媒体が凍結近傍温度に達したことを温度検出手段37が検出して、低温運転制御手段39はバルブ38を開放して太陽熱集熱回路15内の媒体を排出する。従って、太陽熱集熱板の凍結破壊を防止するため、機器の信頼性が向上する。
【0030】
(実施例9)
図9は本発明の実施例9のヒートポンプ式ソーラ給湯システムの構成図である。図9において、実線矢印は浴槽残湯利用運転時の冷媒流れ方向を表わし、破線矢印は太陽熱および大気熱利用運転時の冷媒流れ方向を表わす。40は冷媒風呂熱交換器であり、蒸発器4と並列に設けられている。41は風呂熱交換器であり、冷媒風呂熱交換器40と熱交換関係を有する。42は浴槽、43は風呂ポンプ、44は風呂回路であり、風呂熱交換器41と浴槽42、風呂ポンプ43からなる。45は太陽熱用開閉弁、46は風呂用開閉弁、47は夜間運転設定手段であり、家族の入浴終了を検知して手動あるいは自動で圧縮機1を運転するとともに太陽熱用開閉弁45を閉制御、風呂用開閉弁46を開放制御する。
【0031】
以上の構成において、その動作、作用について説明する。家族の入浴終了後に夜間運転設定手段47の信号をうけて圧縮機1は運転し、冷媒を冷媒風呂熱交換器40に流し、ここで風呂ポンプ43から送られてきた浴槽42の残湯を集熱する。そして、圧縮機1で高温高圧に圧縮した冷媒の凝縮熱で凝縮器2を介して給湯熱交換器6を流れる水を加熱して湯をつくり、貯湯タンク7に貯湯する。従って、日中は太陽熱集熱板で太陽熱と大気熱を集熱し、夜間は着霜もなく、中温湯の浴槽廃熱を利用するため高能力高効率集熱するため、貯湯熱量の増加と省エネ化が実現できる。
【0032】
(実施例10)
図10は本発明の実施例8のヒートポンプ式ソーラ給湯システムの構成図である。図10において、実線矢印は貯湯タンク沸き上げ運転時の冷媒流れ方向を表わし、破線矢印は浴槽加熱運転時の冷媒流れ方向を表わす。48は四方弁であり、圧縮機1と凝縮器2の配管途中に設けられている。49は貯湯運転冷媒回路であり、圧縮機1、四方弁48、凝縮器2、減圧手段3、蒸発器4からなる。50は浴槽加熱冷媒回路であり、圧縮機1、四方弁48、冷媒風呂熱交換器40、減圧手段3、蒸発器4からなる。51は残湯温度検出手段であり、貯湯タンク7の湯温を検出する。52は切り替え制御手段であり、残湯温度検出手段51の信号を検出して、四方弁48を切り替えて貯湯運転冷媒回路49と浴槽加熱冷媒回路50を選択する。
【0033】
以上の構成において、その動作、作用について説明する。日中、貯湯タンク7への沸き上げ運転時において、貯湯タンク7に所定湯量が確保されたことを検出して、四方弁48を切り替え、圧縮機1の高温高圧冷媒を冷媒風呂熱交換器40に流して浴槽42を沸き上げる。その際に、浴槽沸き上げ温度を中温湯にして、低圧縮比運転で効率の良い運転をする。従って、太陽熱を貯湯タンク7の沸き上げと浴槽42の沸き上げに効果的かつ高効率で利用できる。また、浴槽42を貯湯タンク7の一部として利用するため、貯湯タンクの小型化、省スペース化が実現できる。
【0034】
【発明の効果】
以上の説明から明らかのように、本発明のヒートポンプ式ソーラ給湯システムによれば、太陽熱集熱板を介して太陽熱を集熱した媒体で太陽熱放熱器を介して蒸発器を流れる冷媒を蒸発ガス化させ、圧縮機で高温高圧ガスに圧縮して、凝縮器を介して凝縮熱で給湯熱交換器の水を加熱する。よって、太陽熱を集熱し、ヒートポンプを利用して高温湯に沸き上げることができる。また、冷媒回路を1つのユニットに収納して密閉回路を構成し、施工時の冷媒配管工事レス化をはかることによって、施工時の冷媒量の調整、冷媒漏れなど、工事のバラツキをなくして、機器の信頼性を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1のヒートポンプ式ソーラ給湯システムの構成図
【図2】 本発明の実施例2のヒートポンプ式ソーラ給湯システムの構成図
【図3】 本発明の実施例3のヒートポンプ式ソーラ給湯システムの構成図
【図4】 本発明の実施例4のヒートポンプ式ソーラ給湯システムの構成図
【図5】 本発明の実施例5のヒートポンプ式ソーラ給湯システムの構成図
【図6】 本発明の実施例6のヒートポンプ式ソーラ給湯システムの構成図
【図7】 本発明の実施例7のヒートポンプ式ソーラ給湯システムの構成図
【図8】 本発明の実施例8のヒートポンプ式ソーラ給湯システムの構成図
【図9】 本発明の実施例9のヒートポンプ式ソーラ給湯システムの構成図
【図10】 本発明の実施例10のヒートポンプ式ソーラ給湯システムの構成図
【図11】 従来の太陽熱利用ヒートポンプシステムの構成図
【図12】 従来の大気熱利用のヒートポンプ給湯システムの構成図
【符号の説明】
1 圧縮機
2 凝縮器
3 減圧手段
4 蒸発器
5 冷媒回路
6 給湯熱交換器
7 貯湯タンク
8 給湯ポンプ
9 給湯回路
10 太陽熱放熱器
11、16 太陽熱集熱板
12、17 集熱フィン
13、18 集熱管
14 集熱ポンプ
15 太陽熱集熱回路
19 集熱温度検出手段
20 流体温度検出手段
21 比較部
22 太陽電池セル
23 温度検出手段
24 運転制御手段
25 インバータ制御手段
26 運転周波数制御手段
27 流量制御型ポンプ
28 流体温度検出手段
29 流量制御手段
30 周波数制御手段
31、34 集熱板温度検出手段
32 流体温度検出手段
33、36 運転制御手段
35 圧力検出手段
37 温度検出手段
38 バルブ
39 低温運転制御手段
40 冷媒風呂熱交換器
41 風呂熱交換器
42 浴槽
43 風呂ポンプ
44 風呂回路
45 太陽熱用開閉弁
46 風呂用開閉弁
47 夜間運転設定手段
48 四方弁
49 貯湯運転冷媒回路
50 浴槽加熱冷媒回路
51 残湯温度検出手段
52 切り替え手段
Claims (9)
- 圧縮機、凝縮器、減圧手段及び蒸発器からなる冷媒回路と、前記凝縮器と熱交換関係を有する給湯熱交換器、貯湯タンクからなる給湯回路と、前記蒸発器と熱交換関係を有する太陽熱放熱器、太陽熱集熱板を接続した太陽熱集熱回路と、前記太陽熱集熱板に設けた太陽電池セルと、前記太陽電池セルの温度を検出する温度検出手段と、前記温度検出手段の信号が所定温度以上に上昇したことをうけて圧縮機の運転を開始する運転制御手段を備え、太陽電池セルを冷却しながら太陽熱を集熱し、ヒートポンプを利用して更に高温に沸き上げて貯湯タンクに貯湯するヒートポンプ式ソーラ給湯システム。
- 太陽熱集熱板は太陽熱と大気熱を集熱する構成とした請求項1記載のヒートポンプ式ソーラ給湯システム。
- 太陽電池セルと接続し、圧縮機を運転するインバータ制御手段と、前記太陽電池セルの出力を検出し、出力が大きい場合には前記インバータ制御手段に低周波数運転の信号を発信する運転周波数制御手段を有して、太陽電池セルを冷却しながらヒートポンプを利用して湯をつくると同時に太陽電池でつくる余剰電力を増大させる請求項1または2記載のヒートポンプ式ソーラ給湯システム。
- 太陽熱集熱回路に流量制御型ポンプを有する請求項1または2記載のヒートポンプ式ソーラ給湯システム。
- 圧縮機の周波数を制御する周波数制御手段と、太陽熱集熱板の表面温度を検出する集熱板温度検出手段と、太陽熱集熱回路の流体温度を検出する流体温度検出手段と、前記集熱熱板温度検出手段と前記流体温度検出手段の信号に基づき前記周波数制御手段に信号を発信する運転制御手段を有する請求項1または2記載のヒートポンプ式ソーラ給湯システム。
- 太陽熱集熱板の表面温度を検出する集熱板温度検出手段あるいは太陽熱集熱回路内の媒体圧力を検出する圧力検出手段と、前記集熱板温度検出手段あるいは前記圧力検出手段の信号をうけて、前記圧縮機を運転開始する運転制御手段を有する請求項1または2記載のヒートポンプ式ソーラ給湯システム。
- 太陽熱集熱回路の媒体温度を検出する温度検出手段と、前記太陽熱集熱回路に設けたバルブと、前記温度検出手段の信号をうけ、前記バルブを開放制御する低温運転制御手段を有する請求項1または2記載のヒートポンプ式ソーラ給湯システム。
- 蒸発器と並列に設けた冷媒風呂熱交換器と、前記冷媒風呂熱交換器と熱交換関係を有する風呂熱交換器、浴槽からなる風呂回路を有する請求項1〜3のいずれか1項記載のヒートポンプ式ソーラ給湯システム。
- 圧縮機と凝縮器の配管途中に四方弁を設け、前記圧縮機、前記凝縮器、減圧手段及び蒸発器からなる冷媒回路と、前記圧縮機、冷媒風呂熱交換器、前記減圧手段、前記蒸発器からなる冷媒風呂回路と、貯湯タンクの湯温を検出する残湯温度検出手段と、前記残湯温度検出手段の信号に基づき前記四方弁を切り替えて前記冷媒回路と前記冷媒風呂回路を選択する切り替え制御手段を有する請求項1〜4のいずれか1項記載のヒートポンプ式ソーラ給湯システム。
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