JP3757394B2 - 基板ボックスの施錠具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ遊技機などの遊技機の回路基板を収納する基板ボックスの施錠具に関し、特に、回路基板を収納する基板ボックスを、シリンダ錠を用いて遊技機側の固定部に対し施錠する基板ボックスの施錠具に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ遊技機の制御回路基板には、通常、CPUと共に遊技制御用ROM、RAM、クロック発振器、インターフェイス回路等が実装され、そこには、始動入賞検出器、継続入賞検出器等各種の入賞検出器からの信号の伝送路、景品球払出装置との間の信号伝送路、さらに特別図柄変動表示装置との間の信号伝送路等が接続される。
【0003】
このような制御回路基板に実装される遊技制御用ROMには、周知のように、特別遊技状態(大当たり)を発生させる確率や条件、連続発生回数等を制御するプログラムが書き込まれ、不正に遊技制御用ROMが交換された場合、特別遊技状態(大当たり)を発生させる確率が大きく変わり、不正に景品球が払い出されるという問題が生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このため、パチンコ遊技機の制御回路基板は、通常、ケース状のカバー体と取付台板からなる基板ボックス内に収納され、製品の出荷時に、カバー体と取付台板間に封印紙を貼着することにより、基板ボックスが不正に開かれることを防止している。また、基板ボックスは、一般に、遊技機の修理、保守点検、或いは遊技プログラムの変更などの際に交換が可能なように、遊技機に対し着脱可能に装着されている。
【0005】
このために、遊技機の本体枠が不正に解錠された場合、真正の基板ボックスを不正な基板ボックスと不正に交換するなどの不正行為を防止するために、従来、基板ボックスと遊技機に対し施錠具を用いて施錠するようにした基板ボックスが提案されている(例えば特許第3034794号公報等参照)。
【0006】
しかし、従来のこの種の基板ボックスを施錠する施錠具は、構造がある程度複雑で部品点数も多く、使いにくい場合があり、また、施錠具が基板ボックスに取り付けられているため、基板ボックスを交換する際には、施錠具も共に交換することになり、それに伴い、キーの変更も余儀なくされ、施錠具の交換に伴う費用の増加が問題となっていた。
【0007】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、構造が簡単で、施錠、解錠操作を容易に行うことができ、基板ボックスに対しては着脱可能で繰り返し使用することができる基板ボックスの施錠具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための、本発明の基板ボックスの施錠具は、遊技機内に着脱可能に装着され、遊技機の遊技動作を制御する回路基板を収納する基板ボックスを、シリンダ錠を用いて遊技機側の固定部に対し施錠する基板ボックスの施錠具において、シリンダ錠には外周部の先端寄りにフランジ部が設けられると共に、シリンダ錠の末端から突出した錠軸に平板状のラッチ部材が固定され、固定部の一部に合わせ部が形成され、合わせ部の背面にはラッチ部材が入り込む凹部が形成され、基板ボックスの一部に固定部の合わせ部と密に接合される被合わせ部が形成されると共に、合わせ部と被合わせ部に略長円状で同一断面形状の嵌入孔が同軸状に貫通して穿設され、
合わせ部と被合わせ部の合わせ面には、一方に位置決めピンが突出して固定され、他方に位置決めピンが嵌合する位置決め孔が形成され、合わせ部と被合わせ部は、位置決めピンと位置決め孔の嵌合により、位置決めされて密に接合され、
合わせ部と被合わせ部の嵌入孔にラッチ部材及びシリンダ錠の外筒部が嵌入されて装着され、シリンダ錠の外筒部には、両側面を平坦に切削して平坦部が形成されると共に、シリンダ錠の外周部の横断面形状が略長円状に形成され、シリンダ錠の横断面形状とラッチ部材の平面形状と嵌入孔の横断面形状とが略同一の略長円状に形成され、シリンダ錠を嵌入孔に嵌入して錠軸をキーで回したとき、ラッチ部材の両端部が嵌入孔の縁部に突き出し、シリンダ錠のフランジ部とラッチ部材の両端部との間で、合わせ部と被合わせ部を挟むようにロックし、シリンダ錠は、シリンダ錠のキー挿入部にキーを差し込み、所定角度回したとき、解錠状態となって、嵌入孔にラッチ部材及びシリンダ錠の外筒部を嵌入可能とすると共に、キーがシリンダ錠のキー挿入部内に係止され、当該状態からキーを所定角度反対側に戻すように回したとき、施錠状態となって、キーがシリンダ錠から離脱可能となるように構成されたことを特徴とする。
【0012】
【作用】
このような構成の基板ボックスの施錠具は、基板ボックスと固定部の重ね合わされた合わせ部と被合わせ部の嵌入孔に挿入して使用される。基板ボックスは、固定部に対し定位置に装着され、その合わせ部に基板ボックスの被合わせ部が正確に位置決めされて重ね合わせられ、そこに貫通した嵌入孔が形成される。
【0013】
キーをシリンダ錠に差し込み、所定角度回した状態で、シリンダ錠をその先端のラッチ部材側から、被合わせ部と合わせ部の嵌入孔に差し込む。キーをシリンダ錠に差し込んで所定角度回した状態のシリンダ錠は、その先端のラッチ部材の平面形状が、外筒部の横断面形状と同じ方向を向いた位置にあって、嵌入孔に差し込み可能である。
【0014】
そして、シリンダ錠を嵌入孔に差し込んだ状態で、キーを所定角度だけ反対側に回し、元の位置に戻す。このキーの戻し回動により、ラッチ部材が所定角度回動し、ラッチ部材の両端部が固定部の合わせ部の嵌入孔の縁部背面側に係止され、施錠状態となる。
【0015】
このような施錠時には、被合わせ部と合わせ部とがラッチ部材とシリンダ錠のフランジ部とによって挟持される状態となり、嵌入孔に嵌入されたシリンダ錠、ラッチ部材は、被合わせ部と合わせ部を挟持して何らがたつくことはなく、確実な施錠状態が確保される。シリンダ錠の施錠状態では、キーは差し込み位置に戻っているから、キーをそのまま引けば、容易にシリンダ錠から外すことができる。
【0016】
一方、基板ボックスの施錠具を解錠する場合は、キーをシリンダ錠に差し込み、所定角度回すと、ラッチ部材が所定角度回動して、ラッチ部材が嵌入孔と同じ平面形状を向き、ラッチ部材の両端部の係止が解除されて、嵌入孔を通過可能な状態となり、そのままキーを持ってシリンダ錠を引けば、シリンダ錠は嵌入孔から外れ、被合わせ部と合わせ部が分離可能な状態となって解錠される。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は基板ボックス1の正面図を示し、図2はその基板ボックス1を取付板3に取り付けた状態の断面図を示している。基板ボックス1は、基本的には、透明なプラスチックにより箱型に形成され、上部はカバー状の蓋体として開閉可能な構造を有している。
【0018】
基板ボックス1内に、パチンコ遊技機などの遊技機の遊技状態を制御する回路基板21が収納され、側部には回路基板21を外部の機器に接続するためのコネクタ22が設けられている。図示は省略されているが、基板ボックス1の蓋体(カバー体)には、無理に蓋体を開くと連結部の一部が破壊される個所が形成されており、また、施錠具を施錠状態としたままでは破壊する以外は蓋体を開くことができない構造である。
【0019】
基板ボックス1の上部に、板状の被合わせ部2が突出して形成され、この被合わせ部2は後述の固定部となる取付板3の合わせ部4と同じ形状に形成され、密に接合可能である。特に、この被合わせ部2は、基板ボックス1の上部を形成する蓋体上に突設され、被合わせ部2を外さなければ、基板ボックス1を開くことはできない。基板ボックス1内には、CPU、ROM,RAM,クロック発振器、インターフェイス回路等を実装した回路基板21が収納されている。
【0020】
一方、基板ボックス1が取り付けられる取付板3は、遊技機本体側に固定ねじなどにより固定されている。図2のように、取付板3の下部には係止部3aが設けられ、基板ボックス1はその下部を取付板3の係止部3aに係止し、その上部の被合わせ部2を取付板3上部の合わせ部4に接合させるように装着される。つまり、取付板3の上部には基板ボックス1の被合わせ部2と同じ形状の合わせ部4が板状に形成され、被合わせ部2と合わせ部4は密に接合される。
【0021】
また、この被合わせ部2と合わせ部4には、図3、図4に示すように、平面形状を長円状とする嵌入孔5が、後述のシリンダ錠10を嵌入可能に、厚さ方向に貫通して形成される。つまり、この嵌入孔5は同一の横断面形状をもって被合わせ部2と合わせ部4に板厚方向に直線状に貫通して穿設されている。また、図3に示すように、嵌入孔5の平面形状は、長円状であり、長軸a1とそれより短い短軸b1を有して形成されている。
【0022】
このように、被合わせ部2と合わせ部4には同一断面形状の嵌入孔5が同軸上に貫通して形成されるが、その合わせ面を正確に位置決めするために、被合わせ部2の内側に位置決めピン8が突設され、合わせ部4の上面に位置決め孔9が位置決めピン8を嵌入可能に形成される。この位置決めピン8を位置決め孔9に嵌入させて合わせ面を合わることにより、被合わせ部2と合わせ部4は位置決めされて、がたつきなく密に接合することができる。
【0023】
この施錠具では、基板ボックス1を取付板(固定部)3に対し施錠するためにシリンダ錠10が使用される。シリンダ錠10はその外筒部16の横断面形状とその先端に設けたラッチ部材18の形状が、上記被合わせ部2と合わせ部4の嵌入孔5の平面形状と略同じ形状に形成され、このシリンダ錠10の外筒部16とラッチ部材18を嵌入孔5に、がたつきなく密に差し込むことができる。このために、シリンダ錠10の外筒部16は、円筒状の外筒の両側の2面を平坦に切削されて平坦部17が形成され、外筒部16の横断面形状を嵌入孔5の横断面形状と略同じにしている。
【0024】
また、このシリンダ錠10は、非施錠状態では、図5(c)のように、ラッチ部材18の平面形状つまりその長軸a2の方向が外筒部16の横断面形状つまりその長軸a3と同じ方向を向いた状態であり、施錠状態では、ラッチ部材18の平面形状の長軸方向が外筒部16の横断面形状の長軸方向と直角方向に向いた状態である。また、非施錠状態のシリンダ錠10は、差し込まれたキー20と錠本体が一体になった状態であり、この非施錠状態でシリンダ錠10を上記の嵌入孔5に差し込み可能である。
【0025】
シリンダ錠10は、図5、図6に示すように、先端部にフランジ部11を有すると共に、フランジ部11に続く外筒部16を有し、外筒部16の末端から突出した錠軸12の末端にラッチ部材18を固定して構成される。また、このシリンダ錠10は、錠軸12と一体に回動する回動部に、錠軸12と平行なタンブラーピン14とコードピンを設けた構造である。また、キー20を挿入する先端のキー挿入部13は円環状に形成され、その中央に錠軸12の先端部が突設され、さらに、キー挿入部13内にタンブラーピン14の上部が突出する。キー20の先端部はそのキー挿入部13に挿入可能で、そこに突出するタンブラーピン14を選択的に所定位置まで押し下げ可能な凹部が円環状に設けられている。
【0026】
また、キー20の先端部は円筒状に形成されると共に、図8のように、外周部に1個の突起20aを設けて形成され、シリンダ錠10のキー挿入部13のカバー部にはその突起20aの進入を許容する切欠きが形成されている。したがって、キー20により錠軸12を45度回した状態ではその突起20aをキー挿入部13のカバー部に係止して、キー20の引き抜きを阻止する構造である。よって、このキー20は、シリンダ錠10のキー挿入部13に差し込み、錠軸12を45度回したとき、シリンダ錠10と一体に連結された状態となる。
【0027】
そして、このように、キー20をキー挿入部13に差し込み45度回した状態で、つまり錠軸12を45度回した状態で、その先端のラッチ部材18は、図5のように、シリンダ錠10の外筒部16と同じ長軸方向に位置し、ラッチ部材18の先端部が外筒部16の底面領域から外部に突出することはない。つまり、錠軸12を45度回したときには、図5のように、ラッチ部材18の長軸a2の向きは、シリンダ錠10の外筒部の横断面の長軸a3と同じ方向である。一方、キー20を元の挿入位置に戻すと、ラッチ部材18の長軸a2の向きは、シリンダ錠10の外筒部の横断面の長軸a3に対し直角方向となり、施錠状態となる。
【0028】
このように構成された基板ボックス10は、図2に示すように、遊技機の背面側の取付板3の所定部位に、取付板3の下部の係止部3aに基板ボックス10の下部を係止させ、その上部の被合わせ部2を取付板3上部の合わせ部4に合わせる。このとき、被合わせ部2の位置決めピン8を合わせ部4の位置決め孔9に嵌入させて合わせ面を合わることにより、被合わせ部2と合わせ部4は位置決めされて、がたつきなく密に接合し、両者の間に穿設された嵌入孔5が正確に合わせられ位置決めされる。
【0029】
この状態で、図8のように、キー20をシリンダ錠10に差し込んで45度回した状態のシリンダ錠10をその先端のラッチ部材18側から、被合わせ部2と合わせ部4の嵌入孔5に差し込む。上述のように、キー20をシリンダ錠10に差し込んで45度回した状態のシリンダ錠10では、その先端のラッチ部材18の平面の長軸a2が図5に示すように、外筒部16の横断面の長軸a3と同じ方向を向いた位置にあって、嵌入孔5に差し込み可能である。また、キー20をシリンダ錠10に差し込んで45度回した場合、キー20の先端外周の突起がシリンダ錠10のキー挿入部13のカバー部の内側に入り込むため、キー20はシリンダ錠10から抜けずに一体となり、キー20を持って図8のようにシリンダ錠10を嵌入孔5に容易に差し込むことができる。
【0030】
そして、シリンダ錠10を嵌入孔5に差し込んだ状態で、キー20を例えば左に45度回してもとの位置に戻す。このキー20の45度の戻し回動により錠軸12が45度回動すると、ラッチ部材18が45度回動して図6に示す状態なり、ラッチ部材18の長軸a2方向の両端部が取付板3の合わせ部4の背面側に係止され、施錠状態となる(図8)。なお、合わせ部4の背面には凹部7が形成されているから、ラッチ部材18を容易に且つ確実に係止させることができる。
【0031】
この回動時、ラッチ部材18は合わせ部4の背面を少し押圧しながら回動するため、また、被合わせ部2と合わせ部4とがラッチ部材18とシリンダ錠10のフランジ部11とによって挟持される状態となるから、回動後の施錠状態では、シリンダ錠10、ラッチ部材18、被合わせ部2、合わせ部4共に何らがたつくことはなく、確実な施錠状態が確保される。図6のようなシリンダ錠10つまりラッチ部材18の施錠状態では、キー20は差し込み位置に戻っているから、キーをそのまま引けば、容易にシリンダ錠10から外すことができる。
【0032】
一方、基板ボックス1の施錠具を解錠する場合は、キー20をシリンダ錠10のキー挿入部13に差し込み、45度回すと、錠軸112と共にラッチ部材18が45度回動して、図5のような状態となり、ラッチ部材18の平面の長軸a2が外筒部16の長軸a3つまり嵌入孔5の長軸a1の方向と同じになるため、ラッチ部材18の両端部の係止が解除されて、嵌入孔5を通過可能な状態となり、そのままキー20を持ってシリンダ錠10を引けば、シリンダ錠10は嵌入孔5から外れ、被合わせ部2と合わせ部4が分離可能な状態となって解錠される。
【0033】
このように、施錠時には、キー20を持ってシリンダ錠10を嵌入孔5に差し込んで回し、解錠時には、キー20を持って回してシリンダ錠10を引けば、嵌入孔5から錠を外して解錠できるから、施錠・解錠操作を容易に行うことができる。また、解錠時にはキー20を持って回してシリンダ錠10を引けば、嵌入孔5から施錠具が容易に外れるので、基板ボックス1を交換したときなどでも、施錠具を繰り返し使用することができる。
【0034】
なお、上記実施例では、錠軸と平行にタンブラーピンを配置し、円環状のキー挿入部を設けたシリンダ錠を使用したが、錠軸と直角方向にタンブラーピンを配置しロータ内にキーを差し込む構造のシリンダ錠を使用することもできる。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の基板ボックスの施錠具によれば、シリンダ錠の錠軸にラッチ部材を固定しただけの非常に簡単な構造の錠を使用して製造することができ、安価にかつ簡単に製造することができる。また、施錠時、キーを持ってシリンダ錠を嵌入孔に差し込んで回し、解錠時には、キーを持って回してシリンダ錠を引けば、嵌入孔から錠を外して解錠できるから、施錠・解錠操作を容易に行うことができる。また、解錠時、キーを持って回してシリンダ錠を引けば、嵌入孔から施錠具が容易に外れるので、基板ボックスを交換したときなどでも、施錠具を繰り返し使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す基板ボックスの正面図である。
【図2】取付板3に取り付けた状態の基板ボックスの断面図である。
【図3】合わせ部4と被合わせ部2の正面図である。
【図4】合わせ部4と被合わせ部2の分離状態の斜視図である。
【図5】解錠状態のシリンダ錠の正面図(a)、同側面図(b)、同背面図(c)である。
【図6】施錠状態のシリンダ錠の正面図(a)、同側面図(b)、同背面図(c)である。
【図7】シリンダ錠を差し込む状態の斜視図である。
【図8】シリンダ錠を差し込んで施錠する状態の断面図である。
【符号の説明】
1−基板ボックス
2−被合わせ部
3−取付板(固定部)
4−合わせ部
5−嵌入孔
10−シリンダ錠
11−フランジ部
12−錠軸
18−ラッチ部材
20−キー
Claims (1)
- 遊技機内に着脱可能に装着され、遊技機の遊技動作を制御する回路基板を収納する基板ボックスを、シリンダ錠を用いて遊技機側の固定部に対し施錠する基板ボックスの施錠具において、
該シリンダ錠には外周部の先端寄りにフランジ部が設けられると共に、該シリンダ錠の末端から突出した錠軸に平板状のラッチ部材が固定され、前記固定部の一部に合わせ部が形成され、該合わせ部の背面には該ラッチ部材が入り込む凹部が形成され、前記基板ボックスの一部に該固定部の合わせ部と密に接合される被合わせ部が形成されると共に、該合わせ部と被合わせ部に略長円状で同一断面形状の嵌入孔が同軸状に貫通して穿設され、
該合わせ部と被合わせ部の合わせ面には、一方に位置決めピンが突出して固定され、他方に該位置決めピンが嵌合する位置決め孔が形成され、合わせ部と被合わせ部は、位置決めピンと位置決め孔の嵌合により、位置決めされて密に接合され、
該合わせ部と被合わせ部の嵌入孔に該ラッチ部材及び該シリンダ錠の外筒部が嵌入されて装着され、該シリンダ錠の外筒部には、両側面を平坦に切削して平坦部が形成されると共に、シリンダ錠の外周部の横断面形状が略長円状に形成され、該シリンダ錠の横断面形状と該ラッチ部材の平面形状と該嵌入孔の横断面形状とが略同一の略長円状に形成され、
該シリンダ錠を該嵌入孔に嵌入して該錠軸をキーで回したとき、ラッチ部材の両端部が嵌入孔の縁部に突き出し、該シリンダ錠のフランジ部と該ラッチ部材の両端部との間で、該合わせ部と被合わせ部を挟むようにロックし、
該シリンダ錠は、該シリンダ錠のキー挿入部にキーを差し込み、所定角度回したとき、解錠状態となって、該嵌入孔に該ラッチ部材及び該シリンダ錠の外筒部を嵌入可能とすると共に、該キーが該シリンダ錠のキー挿入部内に係止され、当該状態から該キーを所定角度反対側に戻すように回したとき、施錠状態となって、該キーが該シリンダ錠から離脱可能となるように構成されたことを特徴とする基板ボックスの施錠具。
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