JP3756294B2 - 提手付缶の積み卸し方法及び缶アンスタッカー - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は缶本体を互いに嵌め合わせた状態で供給される缶スタックから1個の缶を取り出すための提手付缶の積み卸し方法及び缶アンスタッカーに関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、塗料等の容器として用いる提手付缶のひとつである”ペール缶”は、半円弧状の起倒可能な提手を缶本体の上部に有するが、同ペール缶は、一定個数の缶本体を互いに嵌め合わせた状態、つまり缶スタック状態で缶メーカより供給される。
【0003】
したがって、同ペール缶に液体等を充填するに際しては、缶スタックを1個ずつのペール缶に分解し、1缶ずつ供給コンベア上に並べて充填機等のラインに供給する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このようなペール缶の1個ずつの切り出しは、従来では、人力で行っているので、この切り出し作業のための人員が必要で、切り出し作業員の人件費により製品原価が割高なものとなっている。
【0005】
本発明の目的は、以上に述べたような従来の提手付缶の切り出し作業の現状に鑑み、缶スタック状態にある複数の缶から1個ずつの提手付缶を自動的に取り出すことができる提手付缶の積み卸し方法及び缶アンスタッカーを得るにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的は、本発明によれば、缶本体を互いに嵌め合わせた状態とされる提手付缶の缶スタックにおいて、略一定量づつ上昇できるスタック台に同缶スタックを載せる工程と、缶スタックにおける最上位の缶の提手を略垂直な状態に持ち上げる工程と、この工程で持ち上げられた提手を支持して上方へ移動させて缶スタックから最上位の缶を抜き出す工程と、この工程で抜き出された最上位の缶を前記缶スタックとは異なった水平面へ移動させて搬出コンベア上に位置させる工程と、缶スタックから最上位の缶が抜き出された後に前記スタック台を一定量だけ上昇させる工程とを備える提手付缶の積み卸し方法により達成される。
【0007】
また、本発明によれば、前記目的は、缶本体を互いに嵌め合わせた状態とされる提手付缶の複数の缶スタックを載置されてひとつの缶スタックを切り出すことができる供給コンベアと、同供給コンベアの端部に位置されて切り出された缶スタックを一定高さずつ上昇できる缶リフタと、同缶リフタにある缶スタックの最上位の缶の提手を支持して同最上位の缶のみを上昇させて缶スタックの他の缶から抜き取る缶抜取装置と、前記缶リフタとは異なった水平面に置かれる搬出コンベアと、前記缶抜取装置と前記搬出コンベアとの間に配置されかつ前記缶抜取装置から抜き取られた缶の提手を引き取り前記搬出コンベアに同缶を載置する搬送チエンコンベアとを備える缶アンスタッカーによっても達成される。
【0008】
後述する本発明の好ましい実施例の説明においては、
1)前記缶抜取装置は、缶リフタ上にある最上位の缶の提手を略垂直な状態にまで持ち上げる提手持上ユニットと、同提手持上ユニットによって持ち上げられた提手を支持して前記搬送チエンコンベアまで同缶を上昇させる上昇ユニットとを備える構造、
2)前記搬出コンベアは、前記搬送チエンコンベアから供給された缶の提手を傾斜状態に保つ提手ガイドを備える構造、
3)前記搬送チエンコンベアは、一端を前記缶抜取装置の上方に位置されかつ他端を前記缶抜取装置よりも低い位置にある前記搬送チエンコンベアの上方に位置される循環チエンを備え、同循環チエンは缶の提手を支持できる複数の提手フックを有し、前記缶抜取装置は、前記缶スタックから抜き取られた缶の提手を前記提手フックに移乗させる移行ユニットを備える構造
が説明される。
【0009】
【実施例】
以下、図面について本発明の実施例の詳細を説明する。
図1及び図2は本発明による缶アンスタッカーの全体を示し、この缶アンスタッカーのベースフレーム1には複数の缶スタックCSを供給できる供給コンベア2が設けられる。
【0010】
即ち、図2の矢印方向に回転駆動されるローラコンベアからなる供給コンベア2上には、一定個数のスタック状態におかれたペール缶Cが載置され、この供給コンベア2の取り出し端にはひとつの缶スタックCSを一定高さずつ上昇させる缶リフタ3が位置される。
つまり、缶スタックCSは缶本体c1 を互いに嵌め合わせた状態とされる多数のペール缶Cからなるもので、これらのペール缶Cの略半円弧状の提手c2 は缶本体c1 の上部に両端基部を支点支持されるから、その中央ハンドルは缶本体c1 に沿って下降状態にある。
【0011】
そして、前記供給コンベア2の取り出し端には交互に供給コンベア2上に突出される2対の切出ストッパ4A,4Bが位置されるので、これらの切出ストッパ4A,4Bの交互突出動作ごとに、ひとつの缶スタックCSが自動的に缶リフタ3に切り出される。
図3に示すように、上下方向の支持フレーム5に組み付けれられる缶リフタ3は、垂直方向に延長する一対の案内ロッド6に沿って上下動できるスタック台7を備え、このスタック台7はリフトモータ8により回転される前記案内ロッド6と平行な送りねじ9により上下動される。勿論、この送りねじ9の回転制御は、スタック台7上の最上位のペール缶Cの高さを監視する検出器の検出信号または予め定めた回転数ずつ送りねじ9を間欠的に回転させる回転制御の何れであってもよい。
【0012】
前記缶リフタ3の上部にはスタック台7上の缶スタックCSの最上位のペール缶Cの提手c2 を略垂直な状態に持ち上げる提手持上ユニット10が配置される。詳細を図4及び図5に示された同提手持上ユニット10は垂直方向に伸びた持上シリンダ11を取り付ける取付板12及びこの取付板12の上部に位置するカム板13を備えている。
即ち、前記持上シリンダ11の上部には一対のガイドロッド14で案内される往復部材15が支持され、この往復部材15には中間部を前記カム板13で案内される傾動アーム16の下端部が支点軸17で連結され、同傾動アーム16の上端部には前記最上位のペール缶Cの外側面に近接して水平方向に延長する持上ロッド18が片持ち的に支持してある。
【0013】
つまり、この持上ロッド18は最上位のペール缶Cの提手c2 の運動軌跡内に位置するもので、傾動アーム16の中間部の従動ローラ16aは前記カム板13の表面のカム溝19中に位置している。そして、このカム溝19は、略垂直方向に向いた上昇溝19a及び同上昇溝19aの上端に連続した円弧溝19bで構成されるから、持上シリンダ11により傾動アーム16が上昇運動される際、前記上昇溝19aに従動ローラ16aが位置するとき、最上位のペール缶Cの下降した提手c2 の下面に持上ロッド18が接触して同提手c2 が略水平状態にまで持ち上げられる。
また、従動ローラ16aが円弧溝19b中を移動する場合、持上ロッド18は運動軌跡αを描くから、この間、提手c2 の中央部の中央ハンドルは運動軌跡βを描き、円弧溝19bの上端では、持上ロッド18により持ち上げられた提手c2 は略垂直状態となる。
【0014】
また、前述した缶リフタ3の一側上方には機体フレーム20に組み付けられる缶抜取装置21が設けられ、この缶抜取装置21により最上位のペール缶Cの提手c2 が支持されて、缶リフタ3のスタック台7上に位置した缶スタックCSから最上位のペール缶Cのみが抜き取られる。
図示実施例における缶抜取装置21は、前記提手持上ユニット10から提手c2 を引き取って最上位のペール缶Cを上昇させる上昇ユニット21Aと、この上昇ユニット21Aで充分に上昇されたペール缶Cの提手c2 を後述する搬送チエンコンベア22に移行させる移行ユニット21Bとから構成してある。
【0015】
前記上昇ユニット21A及び前記移行ユニット21Bの詳細は図6及び図7に示してあり、図1の上昇シリンダ23により駆動される前記上昇ユニット21Aは同上昇シリンダ23の上昇ロッド23aで上下動される上下可動台24を有し、この上下可動台24は機体フレーム20に固定した垂直方向の案内板25に転接できる従動輪26で垂直方向に厳密に上下動される。
そして、上下可動台24には、水平面内で平行に保たれた一対の上昇ロッド27が片持ち的に固定され、これらの上昇ロッド27の先端は、上下可動台24が図4に示す最下降位置にあるとき、前述した提手持上ユニット10で持ち上げられた提手c2 の直下に位置することができる。
【0016】
また、上昇ユニット21Aの上下可動台24には両上昇ロッド27に近接された姿勢矯正板28が設けられ、ばね28a(図6図示)で付勢された同姿勢矯正板28により、水平面内で傾いた提手c2 の姿勢が自動的に矯正される。つまり、提手持上ユニット10で持ち上げられた提手c2 が水平面内で傾いていると、同提手c2 の一部が姿勢矯正板28に当たるから、上昇ロッド27に支持される同提手c2 の姿勢がばね28aの力により自動矯正され、後続工程での提手c2 の外れが未然に防止される。
【0017】
前述した移行ユニット21Bは上昇ユニット21Aの上下可動台24の最上昇位置に配置されるものであり、図6に示すように、前記上昇ユニット21Aの両側に位置した一対の取付ブラケット29A,29Bを備え、これらの取付ブラケット29A,29Bには移行作動器30により操作されるプッシャ31がそれぞれ支持してある。即ち、これらのプッシャ31は水平方向のガイド棒32をもち、移行作動器30により水平面内で往復動できる。
したがって、前述した上昇ユニット21Aによりペール缶Cが最上昇位置まで上昇停止されると、提手c2 の左右端部に臨ませた両プッシャ31が移行作動器30で2点鎖線示の位置まで一往復動されるから、上昇ユニット21Aの上昇ロッド27に支持されていたペール缶Cの提手c2 が同上昇ロッド27から押し出され、詳細を後述する搬送チエンコンベア22の提手フック33に移乗されることになる。
【0018】
図1に戻って、前記機体フレーム20の上部には、缶抜取装置21からペール缶Cを引き取って同機体フレーム20の一側下部に設ける搬出コンベア34に同ペール缶Cを供給する搬送チエンコンベア22が配置される。即ち、この搬送チエンコンベア22は、搬送モータ35で駆動される前記搬出コンベア34の上方の1組の駆動スプロケット35及び前記移行ユニット21Bの直上に位置する1組の従動スプロケット36を備え、これらの対応駆動スプロケット35と従動スプロケット36との間には中継スプロケット37を経由する一対の循環チエン38が掛け渡してある。
そして、図8に示すように、これらの循環チエン38の間には、各循環チエン38の長さ方向に一定ピッチずつ設ける多数のフック取付39が設けられ、これらの各フック取付39の中央には前記移行ユニット21Bのプッシャ31に対向できる”L”字状の提手フック33が固定される。
【0019】
前述した搬出コンベア34は、図2から理解されるように、供給コンベア2に対して直角な方向に延長したローラコンベアから構成され、その出口端は、例えば液体充填ライン等に結合される。また、搬出コンベア34には、搬送チエンコンベア22から供給されたペール缶Cの提手c2 を受ける提手ガイド40が付設され、搬出コンベア34の長さ方向に連続的に延長される同提手ガイド40は、ペール缶Cが搬送チエンコンベア22で送られる際に、ペール缶Cの提手c2 を垂直方向に対して約30度だけ傾いた状態に維持することができる。
【0020】
図示実施例による缶アンスタッカーは、以上のような構造であるので、次のような工程で、ひとつずつペール缶Cを搬出コンベア34に取り出すことができる。
まず、入荷された缶スタックCSは供給コンベア2上に載置され、同供給コンベア2のローラの駆動により図2の矢印方向に整列状態におかれる。そして、この供給コンベア2上の缶スタックCSの内、再前列の缶スタックCSは切出ストッパ4A,4Bの往復動により供給コンベア2の端部に位置される缶リフタ3のスタック台7上に供給される。
【0021】
スタック台7上に缶スタックCSが載置されると、缶リフタ3は、最上位のペール缶Cが図1に示した一定高さまで同缶スタックCSを上昇させるが、最上位のペール缶Cがこの高さまで上昇されると、缶抜取装置21の提手持上ユニット10が動作される。
即ち、提手持上ユニット10の傾動アーム16に支持される持上ロッド18は、最上位のペール缶Cの提手c2 の直下に位置されているから、持上シリンダ11により傾動アーム16が上昇溝19aに沿って上昇されると、持上ロッド18は運動奇跡βに沿って移動され、この間、同持上ロッド18は最上位のペール缶Cの提手c2 を図4の1点鎖線示の位置まで持ち上げる。
【0022】
この工程で最上位のペール缶Cの提手c2 は、略垂直な状態になるけれども、この提手c2 の直下には上昇シリンダ23により操作される上昇ユニット21Aの上昇ロッド27が待機している。
したがって、上昇シリンダ23により上昇ロッド27が上昇される場合、同上昇ロッド27は、最上位のペール缶Cの提手c2 の中央部を支持して上昇するから、同最上位のペール缶Cがスタック台7上の缶スタックCSの他のペール缶Cから引き抜かれる。
【0023】
上昇ユニット21Aの上昇ロッド27により最上位のペール缶Cが搬送チエンコンベア22の直下まで上昇されると、同上昇ユニット21Aのこの上昇位置には、移行ユニット21Bが待機しており、上昇ロッド27に支持されたペール缶Cの提手c2 が同移行ユニット21Bのプッシャ31により待機状態のある搬送チエンコンベア22の提手フック33上に押し出され、ペール缶C全体が搬送チエンコンベア22の提手フック33に移乗する。
【0024】
この後、缶抜取装置21における上昇ユニット21Aの上昇ロッド27が原位置まで下降されると共に、移行ユニット21Bのプッシャ31が復旧され、移行ユニット21Bの缶リフタ3のスタック台7は、缶スタックCSの引き続く最上位のペール缶Cを一定高さまで、再度、上昇させ、前述した工程が繰り返されて、ひとつずつのペール缶Cが搬送チエンコンベア22の提手フック33に順次取り出される。
【0025】
駆動スプロケット35により一定ピッチずつ矢印方向に歩進される搬送チエンコンベア22の循環チエン38に支持される提手フック33は、搬出コンベア34上に到達すると、駆動スプロケット35によって姿勢を変化されるため、ペール缶Cの缶本体c1 が搬出コンベア34のローラ上に乗り、同ペール缶Cの提手c2 が提手フック33から釈放される。この場合、搬出コンベア34にはその長さ方向に延長する提手ガイド40が付設してあるので、搬出コンベア34上に取り出されたペール缶Cの提手c2 は、缶本体c1 上に持ち上げられた状態に維持されるから、後続工程では、この提手c2 を掴んで液体充填等を行うことができる。
【0026】
なお、前記実施例の説明においては、本発明を”ペール缶”に施した例を説明したけれども、本発明は、他の提手付缶にも適用できるのは、改めて指摘するまでもない。
【0027】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1記載の発明によると、缶本体を互いに嵌め合わせた状態とされる提手付缶の缶スタックにおいて、略一定量づつ上昇できるスタック台に同缶スタックを載せる工程と、缶スタックにおける最上位の缶の提手を略垂直な状態に持ち上げる工程と、この工程で持ち上げられた提手を支持して上方へ移動させて缶スタックから最上位の缶を抜き出す工程と、この工程で抜き出された最上位の缶を前記缶スタックとは異なった水平面へ移動させて搬出コンベア上に位置させる工程と、缶スタックから最上位の缶が抜き出された後に前記スタック台を一定量だけ上昇させる工程とを備えるから、スタック状態にある複数の缶から1個づつの提手付缶を自動的に取り出すことができる提手付缶の積み卸し方法を提供できる。
また、請求項2記載の缶アンスタッカーによれば、缶本体を互いに嵌め合わせた状態とされる提手付缶の複数の缶スタックを載置されてひとつの缶スタックを切り出すことができる供給コンベアと、同供給コンベアの端部に位置されて切り出された缶スタックを一定高さづつ上昇できる缶リフタと、同缶リフタにある缶スタックの最上位の缶の提手を支持して同最上位の缶のみを上昇させて缶スタックの他の缶から抜き取る缶抜取装置と、前記缶リフタとは異なった水平面に置かれる搬出コンベアと、前記缶抜取装置と前記搬出コンベアとの間に配置されかつ前記缶抜取装置から抜き取られた缶の提手を引き取り前記搬出コンベアに同缶を載置する搬送チエンコンベアとを備えるから、スタック状態にある複数の缶から1個づつの提手付缶を自動的に取り出すことができる。
そして、請求項3,4,5項記載の発明によれば、缶抜取装置を提手持上ユニットと上昇ユニットで構成するので、缶スタックの最上位の缶の提手をもって他の缶から最上位の缶のみを確実に抜き取ることができ、搬出コンベアに提手ガイドを付設するので、後続の工程で提手を支持した処理が可能になり、循環チエンに複数の提手フックを設ける比較的簡単な構造で缶アンスタッカーを構成できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による缶アンスタッカーの全体正面図である。
【図2】同缶アンスタッカーの全体平面図である。
【図3】(a)は同缶アンスタッカーの缶リフターの垂直方向断面図、(b)は同缶リフターの側断面図である。
【図4】同缶アンスタッカーの提手持上ユニットの裏面側から見た拡大側面図である。
【図5】同提手持上ユニットとペール缶との関係を示した水平方向断面図である。
【図6】同缶アンスタッカーの上昇ユニットと移行ユニットとの関係を示す水平方向断面図である。
【図7】同上昇ユニットと移行ユニットとの関係を示す垂直方向断面図である。
【図8】同缶アンスタッカーの搬送チエンコンベアの垂直方向拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ベースフレーム
2 供給コンベア
3 缶リフタ
4A,4B 切出ストッパ
7 スタック台
10 提手持上ユニット
18 持上ロッド
21A 上昇ユニット
21B 移行ユニット
22 搬送チエンコンベア
27 上昇ロッド
31 プッシャ
33 提手フック
34 搬出コンベア
35 駆動スプロケット
38 循環チエン
40 提手ガイド
CS 缶スタック
C ペール缶
c1 缶本体
c2 提手
Claims (5)
- 缶本体を互いに嵌め合わせた状態とされる提手付缶の缶スタックにおいて、略一定量づつ上昇できるスタック台に同缶スタックを載せる工程と、缶スタックにおける最上位の缶の提手を略垂直な状態に持ち上げる工程と、この工程で持ち上げられた提手を支持して上方へ移動させて缶スタックから最上位の缶を抜き出す工程と、この工程で抜き出された最上位の缶を前記缶スタックとは異なった水平面へ移動させて搬出コンベア上に位置させる工程と、缶スタックから最上位の缶が抜き出された後に前記スタック台を一定量だけ上昇させる工程とを備えることを特徴とする提手付缶の積み卸し方法。
- 缶本体を互いに嵌め合わせた状態とされる提手付缶の複数の缶スタックを載置されてひとつの缶スタックを切り出すことができる供給コンベアと、同供給コンベアの端部に位置されて切り出された缶スタックを一定高さづつ上昇できる缶リフタと、同缶リフタにある缶スタックの最上位の缶の提手を支持して同最上位の缶のみを上昇させて缶スタックの他の缶から抜き取る缶抜取装置と、前記缶リフタとは異なった水平面に置かれる搬出コンベアと、前記缶抜取装置と前記搬出コンベアとの間に配置されかつ前記缶抜取装置から抜き取られた缶の提手を引き取り前記搬出コンベアに同缶を載置する搬送チエンコンベアとを備えることを特徴とする缶アンスタッカー。
- 前記缶抜取装置は、缶リフタ上にある最上位の缶の提手を略垂直な状態にまで持ち上げる提手持上ユニットと、同提手持上ユニットによって持上げられた提手を支持して前記搬送チエンコンベアまで同缶を上昇させる上昇ユニットとを備えることを特徴とする請求項2記載の缶アンスタッカー。
- 前記搬出コンベアは、前記搬送チエンコンベアから供給された缶の提手を傾斜状態に保つ提手ガイドを備えることを特徴とする請求項2記載の缶アンスタッカー。
- 前記搬送チエンコンベアは、一端を前記缶抜取装置の上方に位置されかつ他端を前記缶抜取装置よりも低い位置にある前記搬送チエンコンベアの上方に位置される循環チエンを備え、同循環チエンは缶の提手を支持できる複数の提手フックを有し、前記缶抜取装置は、前記缶スタックから抜き取られた缶の提手を前記提手フックに移乗させる移行ユニットを備えることを特徴とする請求項2、請求項3、請求項4のいずれかひとつに記載する缶アンスタッカー。
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JP21924497A JP3756294B2 (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | 提手付缶の積み卸し方法及び缶アンスタッカー |
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JPH1149368A JPH1149368A (ja) | 1999-02-23 |
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- 1997-07-30 JP JP21924497A patent/JP3756294B2/ja not_active Expired - Lifetime
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