JP3754727B2 - 情報処理装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は情報処理装置及び制御方法、及び情報処理装置に接続される周辺装置、詳しくは同一の入出力バスに複数の周辺装置を接続させることが可能な情報処理装置及びその制御方法、更には、周辺装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ホストコンピュータと同一入出力バス上に接続される入出力装置において、ホストコンピュータのアプリケーションソフトは接続している入出力装置を識別し、その装置に適切な制御をするため、入出力装置に対して識別情報を問い合わせる命令を送り、これに対し入出力装置は、内蔵のROM(Read Only Memory)などに格納している機種毎に固定した識別情報を返送するように構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、識別情報は入出力装置の機種名が使用されるのが一般的である。その一方で、入出力装置は新しい機能の追加、処理の高速化、画質の向上、コストダウンなどのためホストコンピュータからのコマンド体系の互換性を維持しつつモデルチェンジを行うことがある。このとき機種名が変更されるが、これに伴い、内蔵のROMに格納している識別情報も変更される。このような、コマンド体系の互換性を維持しつつモデルチェンジされた入出力装置は、新しい機能を除き従来機種用のアプリケーションソフトが特定機種を前記の識別情報により識別するよう構成されているため使用できない。またアプリケーションソフトの識別情報をチェックする部分をモデルチェンジされた新機種名に対応すればよいことであるが、多くの種類のアプリケーションソフトを修正し、市場に出回っているアプリケーションソフトと入れ替えるのは非常に困難な作業であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明はかかる問題点に鑑みなされたものであり、接続されている周辺装置からの応答情報を設定することが可能な情報処理装置及びその制御方法、更にはその周辺装置を提供しようとするものである。
【0005】
この課題を解決するため、例えば本発明の情報処理装置は以下に示す構成を備える。すなわち、
所定のデバイス問い合わせ命令を受信した場合に周辺装置の機種又はバージョンを示す識別情報を返す周辺装置と通信する情報処理装置において、
設定すべき周辺装置の種別を指定するためのメニューを表示させる表示手段と、
周辺装置の種別が指定された場合、前記デバイス問い合わせ命令を発行することで、該当する種別の周辺装置を検索する検索手段と、
該検索手段で検索された周辺装置に、情報処理装置内のソフトウェアと前記周辺装置を整合させるべく、前記周辺装置に設定させたい機種又はバージョンを示す識別情報を設定するための、メニューを表示させ、当該メニューを介して指示された識別情報から、前記探索された周辺装置設定するための機種又はバージョンの設定情報命令を構築し、前記周辺装置に転送する転送手段とを備える。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に従って本発明に係る実施形態を詳細に説明する。
【0007】
第1図はこの発明の位置実施形態を示す画像処理システムの構成図であり、例えば小規模コンピュータインターフェースとなるSCSI(Small Computer System Interface)バスに接続される入出力デバイスにより画像処理システムを構築した場合に対応する。なお、SCSIは1986年に制定されたANSIX3.131に準拠する。
【0008】
図1は、このSCSIバスを使用した画像処理システムのシステム構成を示すブロック図である。同図において1はシステム制御用のホストコンピュータ、2は外部記憶装置(実施形態ではハードディスク装置とした)であって、システム制御用プログラムや画像情報等が記憶される。3は原稿台に載置された原稿の文書情報をCCD等の撮像素子によって電気信号化する原稿読取り装置(以下、スキャナという)、4はレーザービームプリンタ等の電気信号化された情報に基づき記録材に像記録する高速プリンタである。5はホストコンピュータ1、ハードディスク2、スキャナ3、プリンタ4とのを電気的に接続するSCSIバスである。
【0009】
SCSIバス上にはホストコンピュータ1及び、上記ハードディスク装置2、スキャナ3、プリンタ4等の入出力機器(周辺装置とも言う)などを合わせて8台まで接続できる。接続するホストコンピュータや入出力機器にはそれぞれ他の機器と区別することが出来るように、0から7までの、それぞれ別のID番号が割り当ててある。図1に示す本実施形態においては、ホストコンピュータ1のID番号は7、ハードディスク2のID番号は、スキャナ3のID番号は2、プリンタ4のID番号は3と設定してあることを示している。
【0010】
以下で図1によりホストコンピュータ1にインストールしてある画像処理用のアプリケーションソフトによる画像処理作業について説明する。
【0011】
(1)画像の読み込み
画像を読み込むためにホストコンピュータ1は、SCSIバス5の使用権を獲得する。この時点ではホストコンピュータ1はスキャナ3のID番号を知らない。ホストコンピュータ1のID番号は7と決めているので、ID番号0から6までのなかで目的のスキャナがあるかどうか検索する。
【0012】
バスに接続している機器の選択方法はSCSI規格で定められている。ホストコンピュータ1の選択に入出力機器が250msec以内に応答しなければ選択は不成立とする。つまりそのID番号を持つ入出力機器がないとする。ホストコンピュータ1は何らかの入出力機器を選択したあと、選択してある機器が目的のスキャナであるかどうかをInquiry命令により判別する。
【0013】
Inquiry命令を解釈する機能はすべてのSCSI機器で備えることがSCSI規格で定められており、この命令は、ホストコンピュータが、接続している機能などを知るための命令である。
【0014】
図3はInquiry命令のCCB(Command DescriptorBlock)フォーマットを示す図である。このInquiry命令を受けた入出力機器は第4図に示すセンスデータブロックをホストコンピュータに返送する。
【0015】
図4において、Peripheral Device Type,Vendor Identificationフィールド、Product Identificationフィールド、Product Revision Levelフィールドが識別情報である。
【0016】
図4に示す様に、Inquiry命令に対するセンスデータブロックはバイト0からバイト35までの計36バイトから成るデータ列である。
【0017】
バイト0のビット0からビット4(値としては0〜31までの数値が表される)がPeripheral Device Typeフィールドであり、この値により、その機器の種類が特定できる。
【0018】
図5はSCSIで定められているPeripheral Device Typeフィールドの値である。ホストコンピュータ1は入出力機器から返されたPeripheral Device Typeフィールドの値が、例えば、2のときプリンタ装置、6のときスキャナ装置であると確認できる。
【0019】
図4において、バイト8からバイト15はVendor Identificationフィールドであり、8文字のASCII文字列からなり、各入出力機器はその製造者名を格納しておく。この値により、ホストコンピュータ1は、その機器の製造社名等を知ることができる。たとえば、スキャナ3の場合には、“ABC”(製造元会社名がたとえばABC)という文字列が入っている。8文字に満たない部分はASCII文字のスペースコード20H(Hは16進数)を格納する。
【0020】
図4において、バイト16からバイト31はProduct Identificationフィールドであり、16文字のASCII文字列からなり、各入出力機器はその機種名を格納しておく。この値により、ホストコンピュータ1は、その機器の機種名を知ることができる。たとえばその機種名が“IX−0001”であれば、その文字列が入っている。16文字に満たない部分はASCII文字のスペースコード20Hを格納するのは同様である。
【0021】
図4において、バイト32からバイト35はProduct Revision Levelフィールドであり、4文字のASCII文字列からなり、各入出力機器はその機種のファームウェアバージョンを格納しておく。この値により、ホストコンピュータ1は、その0機器の機種のファームウェアバージョンを知ることができる。たとえば、“1.00”と言う文字列が入っている場合には、その装置(或いはその装置の内部のファームウェア)がバージョン1.00であることを表している。
【0022】
さて、上記検索方法において、ホストコンピュータ1は、SCSIバス上でID番号「2」に、製造社名”ABC”、機種名”IX−0001”、ファームウェアバージョン”1.00”のスキャナを見つけることが出来る。
【0023】
ホストコンピュータ1はSCSIバス上でID番号「2」に目的のスキャナがあることがわかったので、ホストコンピュータ1は画像読み込み命令をSCSIバス5を介してID番号「2」のスキャナ3に送る。
【0024】
この命令を受けたスキャナ3は原稿台上に載置された原稿を読み込み、その原稿画像をSCSIバス5を介してホストコンピュータ1へ転送する。転送されてきた画像データを受け、ホストコンピュータ1はこの原稿画像を内部メモリに格納する。
【0025】
(2)画像の保存
ホストコンピュータ1は、SCSIバス5の使用権を獲得し、(1)と同様なシーケンスでID番号「1」のハードディスク2を選択する。
【0026】
ホストコンピュータ1は、内部メモリの原稿画像をSCSIバス5を介してハードディスク2へ転送し、書き込む。
【0027】
(3)画像の印字
ホストコンピュータ1は、SCSIバス5の使用権を獲得し、(1)と同様なシーケンスでID番号「5」のプリンタ4を選択する。
【0028】
ホストコンピュータ1は内部メモリの原稿画像を印刷データに変更し(印刷装置が認識できる形式のデータに変換し)、SCSIバス5を介してプリンタ4へ転送し、印刷させる。
【0029】
図2は、図1に示したSCSIバス5に接続される入出力機器の構成を示す回路ブロック図であり、例えばスキャナ3に対応する。
【0030】
図において、71はマイクロコンピュータからなる中央処理部(CPU)である。72はROMであって、スキャナ制御用のプログラムがあらかじめ書き込まれており、CPU71はROM72のプログラムによって制御動作する。またROM72は識別情報があらかじめ書き込まれている。この識別情報は前述した図4の、Peripheral Device Type、Vendor Identificationフィールド、Product Identificationフィールド、Product Revision Levelフィールドに使われる。本実施形態においては図6の表形式で格納されており、それぞれ、“6”、”ABC”、”IX−0001”、”1.00”がROMに書き込まれており、CPU71の指示により読み出される。尚、説明が前後するが、実施形態におけるROM72は電気的書き換え可能ROM(たとえば電池により常時通電され書込み内容を常に保持するCMOS RAMや、EEPROM等)で構成されている。
【0031】
73はRAM(ランダムアクセスメモリ)であって、CPU71のワーキングメモリとして用いられる。74はCCD等で構成されるイメージセンサであって、列上に配列された複数の受光素子を有し、原稿の文書情報を電気信号化する。75はドライバ回路であって、イメージセンサ74を駆動するためのものである。76はアンプであって、イメージセンサ74から出力された電気信号を増幅する。77はA/Dコンバータであって、アンプ76から出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換するためのものである。78は画像処理回路であって、A/Dコンバータ77から出力されたデジタル画像信号のシェーデイング補正、拡大、縮小、ネガポジ反転、切り出し等の画像処理を行うためのものである。79はバッファRAMであって、画像処理回路78から出力された画像信号を、主走査1ライン単位で格納する複数ライン分の画像メモリである。
【0032】
また、80はSCSIコントローラであって、SCSIバス90を介してホストコンピュータと画像信号の送信、命令受信、ステータス送信等のSCSI通信を行うためのものである。81はタイミング回路であって、ドライブ回路75や画像処理回路78のためのタイミング信号を発生する。82はアドレスコントローラであって、画像処理回路78から出力される画像信号をバッファRAM79に書き込むときのアドレスや、バッファRAM79からSCSIコントローラ80に画像信号を読み出すためのアドレスを発生する。
【0033】
83はCPUバスであって、タイミング回路81、アドレスコントローラ82等を電気的に接続する。84は原稿を照射するための光源である。85は光源84を点灯するための電源であって、CPU71の指示によって、光源84の点灯、消灯を行なう。86はモータであって、イメージセンサ74を副走査移動させる。87はモータ86を駆動するためのモータドライバである。88はホームポジション位置検出センサであって、読取り開始位置を検出するためのものである。89はID番号設定スイッチであり、スキャナのID番号を入力する。90はホストコンピュータとスキャナの間を電気的に接続するSCSIバスであり、図1SCSIバス5と同じものである。
【0034】
次に本実施形態における識別情報設定について述べる。本実施形態において、前述したとおり図4に示す如く、Inquiry命令のセンスデータブロックのPeripheral Device Type,Vendor Identificationフィールド、Product Identificationフィールド、Product Revision Levelフィールドを識別情報として使用する。そして、ホストコンピュータ1はこれらの識別情報を入出力機器に設定する命令を持ち、一方、スキャナ3はホストコンピュータ1より送信された、これらの識別情報を受信格納し、または内蔵の識別情報を書き換え、以降のホストコンピュータ1のInquiry命令に対する識別情報として返送することが出来る。
【0035】
図7、図8は本実施形態における識別情報設定命令のフォーマット図である。
【0036】
図7は識別情報設定命令のCDB(Command Descriptor Block)フォーマットを示す図である。図8は識別情報設定のパラメータリストである。
【0037】
図8の識別情報設定命令のパラメータリストはバイト0からバイト29までの30バイトから成るデータ列である。
【0038】
バイト1のビット0からビット4がPeripheral Device Typeフィールドであり、図4におけるPeripheral Device Typeフィールドと同様の意味を持ち機器の種類を示す。図8において、バイト2からバイト9はVendor Identificationフィールドであり、図4におけるVendor Identificationフィールドと同様の意味を持つ。図8において、バイト10からバイト25はProductIdentificationフィールドであり、図4におけるProduct Identificationフィールドと同様の意味を持つ。図8において、バイト26からバイト29はProduct Revision Levelフィールドであり、図4におけるProduct Revision Levelフィールドと同様の意味を持つ。
【0039】
図8において、バイト0は識別情報書き込みモードを指定するモード指定フィールドである。スキャナ3は、この識別情報命令が送られてきたら、パラメータリストのバイト0のモード指定フィールドをチェックし、それに対応した以下の処理を行う。
【0040】
モード指定フィールドが“1”のとき、図2のRAM73内の不図示一時格納領域に図8の識別情報設定命令のパラメータリストのバイト1からバイト29の識別情報を図6の表形式で格納し、また、図2のRAM73内の不図示の識別情報情報変更フラグに“1”を書き込む。
【0041】
モード指定フィールドが“2”のとき、かつROM72が書き換え可能に構成されているとき、図8の識別情報設定命令のパラメータリストのバイト1からバイト29の識別情報を図6の表形式でROM72に直接書込み、図2のRAM73内の不図示の識別情報情報変更フラグは0を書き込む。ただし、ROM72が書き換え可能に構成されていない場合、モード指定フィールドが“1”のときと同様に処理する。
【0042】
モード指定フィールドが“0”のとき、図2RAM73内の不図示の識別情報情報変更フラグには0を書き込む。
【0043】
なお、図2のRAM73内の不図示の識別情報情報変更フラグはスキャナ3の電源投入時、リセット時に0が書き込まれる。スキャナ3は、ホストコンピュータ1からInquiry命令が送られてきたら、図2のRAM73内の識別情報情報変更グラグの値を調べ、この値が“0”のときは、ROM72内の6図の表形式の識別情報をもとに図4のセンスデータロックを構成しホストコンピュータ1に返送する。識別情報情報変更フラグの値を調べ、この値が“1”のときは、図2のRAM73内の不図示識別情報をもとに図4のセンスデータブロックを構成しホストコンピュータ1に返送する。
【0044】
次に図9のフローチャートにより本実施形態の識別設定手順を説明する。
【0045】
先ず、ステップS1で、ホストコンピュータ1はスキャナ3をSCSIバス上で探す。この後、ステップS2で、ホストコンピュータ1はスキャナ3にInquiryコマンドを発行する。
【0046】
これを受け、スキャナ3はRAM73内識別情報変更フラグが“0”のとき、ROM73内の図6のフォーマットで格納されている識別情報をInquiryコマンドのセンスデータとして返し(ステップS4)、“1”のときRAM73内の図6のフォーマットで格納されている識別情報をInquiryコマンドのセンスデータとして返す(ステップS5)
【0047】
ステップSでは、ホストコンピュータ1はスキャナ3に図7、図8に示す識別情報設定命令を送る。このとき例えば図8のモード指定フィールドは“1”、Peripheral Device Typeは“6”、VendorIdentificationは“ABC”、Product Identificationは”IX−0000”、Product Revision Levelは”1.00”と設定しておく。
【0048】
キャナ3が前述識別情報設定命令を受信したら、バイト0のモード指定フィールドの値を確認し(ステップS7)、1のときRAM73にバイト1以下の値を図6のフォーマットに書き込む。同時にRAM73内の識別情報変更フラグに1を書き込む(ステップS9)
【0049】
バイト0のモード指定フィールドの値が“2”のときには、ステップS10に進み、ROM72にバイト1以下の値を図6のフォーマットで書き込む。同時にRAM73内の識別情報変更フラグに0を書き込む。ROM72が書き換え可能でないときは、バイト0のモード指定フィールドに1を設定されたときと同様の処理を行う。
【0050】
バイト0のモード指定フィールドの値が0のとき、RAM73内の識別情報変更フラグに0を書き込む(ステップS8)
【0051】
尚、上記処理において、ステップS3以降はスキャナ3内のCPU71による処理(ROM72に格納されているプログラム)であって、ステップS1、2はホストコンピュータ1による処理である。
【0052】
ホストコンピュータ1側では、たとえば、スキャナ3に対する設定プログラムが不図示のハードディスクもしくはフロッピーディスク等の記憶媒体に格納されていて、このプログラムを適宜呼び出すことで上記設定処理を行うことになる。
【0053】
ホストコンピュータ1における入出力装置(スキャナ3)に対するモード設定処理の例を図10のフローチャートに従って説明する。
【0054】
先ず、本プログラムがアプリケーション等からコールされると、ステップS21で設定すべき入出力装置の種別を指定するメニューを表示させ、操作者にいずれかを選択させる(たとえばスキャナを選択させる)。この後、先に説明した手順でもって接続されている個々の入出力装置の種別を検出し、該当する入出力装置(スキャナ)を見つけ出せたか否かを判断する(ステップS22)。該当する入出力装置がない場合には、ステップS23に進み、指定された装置がない旨のメッセージ等を表示するエラー処理を行ない、本処理を終了する。
【0055】
また、指定された入出力装置が見つけ出せたら、ステップS24に進んで、その入出力装置としてどのような機種及びバージョンにさせたいのかを示すメニューを表示する。このメニューには、予め各種機種名やバージョン等を記憶しているファイルを参照して表示するものとするが、その中に該当するものがない場合には不図示のキーボード等を使用して設定する。このとき、モード指定が一時的なものか、スキャナ3に登録保持させるか等の指示も入力する。
【0056】
次に、ステップS25に進んで、指定された内容に従って、先に説明した識別情報設定命令を構築し、ステップS26で該当する入出力装置に送出する。そして、ステップS27に進み、その入出力装置に設定した内容とホストコンピュータ1との整合性を取るため、ホストコンピュータ1の不図示の記憶媒体(ハードディスクやフロッピーディスク)にも設定内容を登録させる。
【0057】
以上の結果、ホストコンピュータ1のアプリケーションからみれば、接続された入出力装置、たとえばスキャナ3はそのアプリケーションに使用できる機種として見えることになる。尚、実際に原稿画像の読み取り指示及び受信したデータをアプリケーションに渡す処理は、不図示のスキャナドライバ(ソフトウェア)でもって行われる。このスキャナドライバでもって、あたかも設定された機種&バージョンに従った処理をエミュレーションしてアプリケーションに渡すことになる。
【0058】
図11は、本実施形態におけるホストコンピュータ1内のハードディスク装置或いはフロッピーディスク等の記憶媒体に記憶されたプログラムの例を示している。
【0059】
図示において、111は接続された周辺装置の1つを検出する手順コードを格納しているモジュール、112は、検出された周辺装置が設定対象の周辺装置である場合、当該周辺装置に対する応答情報の内容を設定する手順コードを格納しているモジュール、113はモジュール111、112の読み出しを制御し、上記処理を実現するための制御モジュールである。
【0060】
以上本実施形態では、SCSIインターフェースに接続されたスキャナに対して説明したが、本発明はこれによって限定されるものではなく、如何なる入出力装置であっても良い。
【0061】
また、実施形態では、インターフェースとしてSCSIを例にして説明したが、インターフェースの種類もこれに限るものではない。要するに、同じバス(インターフェース)に複数の入出力装置が接続されるものであれば適応できるからである。
【0062】
以上述べたように、本実施形態によれば、入出力装置を識別する識別情報設定手段設けた入出力装置と、旧機種の識別情報を設定するホストコンピュータのソフトウェアやデバイスドライバにより、ユーザは市場にある豊富なアプリケーションソフトをすぐ使用することが出来る。
【0063】
ソフトウェアメーカーは、モデルチェンジ後の新機能を取り入れたアプリケーションソフトが完成しバージョンアップするときに新機種用の識別情報に対応すればよいことになる。
【0064】
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明はシステム或は装置にプログラムを供給することによって実施される場合にも適用できることは言うまでもない。この場合、本発明にかかるプログラムを格納した記憶媒体が、本発明を構成することになる。そして、該記憶媒体からそのプログラムをシステム或は装置に読み出すことによって、そのシステム或は装置が、予め定められたし方で動作する。
【0065】
【発明の効果】
以上説明した様に本発明によれば、接続されている周辺装置からの応答情報を設定することが可能になる。情報処理装置側の既存の豊富なアプリケーションプログラムは何等変更することなく使用することが可能になる。
【0066】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態における画像処理システムのシステム構成ブロック図である。
【図2】実施形態を適用したスキャナの構成ブロック図である。
【図3】スキャナのInquiry命令のCDBの内容を示す図である。
【図4】スキャナのInquiry命令のセンスデータを示す図である。
【図5】SCSI規格の周辺装置の種別の種別を示す図である。
【図6】実施形態を適用したスキャナの識別情報の格納フォーマットを示す図である。
【図7】実施形態が適用したスキャナの識別情報設定命令のCDBを示す図である。
【図8】実施形態が適用したスキャナの識別情報設定命令のセンスデータを示す図である。
【図9】実施形態におけるシステム全体の動作内容を示すフローチャートである。
【図10】実施形態におけるホストコンピュータの処理内容を示すフローチャートである。
【図11】ホストコンピュータ内の記憶媒体に記憶されたモジュールを示す図である。
【付号の説明】
1 ホストコンピュータ
2 ハードディスク
3 スキャナ
4 プリンタ
5 SCSIバス

Claims (4)

  1. 所定のデバイス問い合わせ命令を受信した場合に周辺装置の機種又はバージョンを示す識別情報を返す周辺装置と通信する情報処理装置において、
    設定すべき周辺装置の種別を指定するためのメニューを表示させる表示手段と、
    周辺装置の種別が指定された場合、前記デバイス問い合わせ命令を発行することで、該当する種別の周辺装置を検索する検索手段と、
    該検索手段で検索された周辺装置に、情報処理装置内のソフトウェアと前記周辺装置を整合させるべく、前記周辺装置に設定させたい機種又はバージョンを示す識別情報を設定するための、メニューを表示させ、当該メニューを介して指示された識別情報から、前記探索された周辺装置設定するための機種又はバージョンの設定情報命令を構築し、前記周辺装置に転送する転送手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 更に、前記識別情報を、前記周辺装置が有する揮発性メモリに一時的に設定するのか、前記周辺装置が有する不揮発性メモリに登録保持するのかを示すモードを入力する入力手段を備え、
    前記転送手段は識別設定情報命令を前記モードと共に前記周辺装置に転送することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 所定のデバイス問い合わせ命令を受信した場合に周辺装置の機種又はバージョンを示す識別情報を返す周辺装置と通信する情報処理装置の制御方法において、
    設定すべき周辺装置の種別を指定するためのメニューを表示させる表示工程と、
    周辺装置の種別が指定された場合、前記デバイス問い合わせ命令を発行することで、該当する種別の周辺装置を検索する検索工程と、
    該検索工程で検索された周辺装置に、情報処理装置内のソフトウェアと前記周辺装置を整合させるべく、前記周辺装置に設定させたい機種又はバージョンを示す識別情報を設定するための、メニューを表示させ、当該メニューを介して指定された識別情報から、前記探索された周辺装置設定するための機種又はバージョンの識別設定情報命令を構築し、前記周辺装置に転送する転送工程と
    を備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  4. 更に、前記識別情報を、前記周辺装置が有する揮発性メモリに一時的に設定するのか、前記周辺装置が有する不揮発性メモリに登録保持するのかを示すモードを入力する入力工程を備え、
    前記転送工程は識別設定情報命令を前記モードと共に前記周辺装置に転送することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置の制御方法。
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