JP3753725B1 - 梱包用の物品挟持材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】物品挟持材1は、パルプモールドにより成形されており、対をなす2つの挟持部材6,7を備えている。各挟持部材6,7は、ベース8と、ベース8の表面9から突出して物品2を受けるための多数の突起10とを備えている。各突起10の頂部15は、略半球形に形成されている。頂部15には、当該頂部15の可撓性を向上するためのスリット16が形成されている。
【効果】2つの挟持部材6,7で物品2を挟んだ際、物品2に押圧された突起10の頂部15は、物品2の形状になじむように押し潰され、その結果、物品2が収容される領域が形成される。また、突起10の頂部15が押し潰された際の復元力を十分に確保することができる。
【選択図】 図5
Description
特許文献1では、梱包用緩衝材を2つ用意し、これら2つの梱包用緩衝材で物品を上下に挟むようになっている。具体的には、各梱包用緩衝材は、円柱状または角柱状のキャップ状部を複数個備えており、これら複数個のキャップ状部は、格子状に配置されている。そして、物品を挟むのに先立ち、キャップ状部は、その頂部が、プレス機械または人の力によって押圧されて押し潰されることにより、2つの梱包用緩衝材を上下に重ね合わせたときに、物品を収容するための収容空間が区画されるようになっている。そして、物品は、収容空間に収容され、梱包箱に入れられる。
また、特許文献1の梱包用緩衝材のキャップ状部は、円柱状または円錐状に形成されているため、圧縮強度が高くなりすぎて弾力性に欠け、十分な緩衝作用を発揮し難い。
また、この発明の別の目的は、十分な緩衝作用を発揮することができる梱包用の物品挟持材を提供することにある。
この発明のさらに別の目的は、リサイクル性が向上された梱包用の物品挟持材を提供することにある。
この構成によれば、各突起の頂部は、略半球形をし、さらに、肉薄部またはスリットが形成されたものとなっているので、容易に変形して押し潰されることができる。このため、2つの挟持部材で物品を挟んだ際、物品に押圧された突起の頂部は、物品の形状になじむように押し潰され、その結果、物品が収容される領域が形成される。したがって、各挟持部材の突起の頂部を予め押し潰して、物品を収容するための領域を形成しておく作業が必要なく、物品の梱包にかかる手間をより少なくすることができる。
さらに、用紙がリサイクルされたものを材料にしているため、使用後は、用紙と同様に再びリサイクルすることができ、極めて良好なリサイクル性を実現できる。
仮に、突起の頂部の先端部に肉薄部またはスリットを設けた場合、先端部は、剛性が低いため、押し潰されたときに、ランダムな方向に変形する傾向にある。請求項2記載の発明の構成によれば、突起の頂部が押し潰されたときの、頂部の撓む方向を略一定にでき、不用意な変形を防止して所望の緩衝効果を確実に発揮することができる。
図1は、この発明の一実施形態にかかる梱包用の物品挟持材および物品挟持材によって挟持される物品の図解的な側面図である。
図1を参照して、梱包用の物品挟持材1(以下、単に「物品挟持材」という)は、物品2の緩衝材として用いられるものであり、物品2の梱包時に当該物品2を上下に挟んで保持するようになっている。
物品挟持材1は、用紙がリサイクルされたパルプモールドにより成形されたものである。ここで、パルプモ−ルドとは、用紙を水などで溶かして液状にし、所定の形状の金型に貼り付けた金網で抄き上げ、乾燥してできる紙成形品をいう。
一方の挟持部材6は、その厚みが、たとえば、1〜3mm(この実施形態において、2mm)に設定されており、ベース8と、ベース8の表面9から突出して物品2を受けるための多数の突起10とを含んでいる。
各突起10は、挟持領域11内に配列されている。具体的には、突起10は、ベース8の表面9の一方向に延びる縁12、およびこの縁12に直交する縁13に沿って、行列状に略等間隔に並んでいる。
図1を参照して、物品挟持材1を用いた物品2の挟持は、以下のようにして行われる。すなわち、物品2を梱包する際には、たとえば、物品2の基板3の表面3aを上向きにした状態で、物品2の下方に一方の挟持部材6を配置する。
次に、一方の挟持部材6の各突起10と、他方の挟持部材7の各突起10とを、図5に示すように、物品2を介して当接させる。これにより、一方の挟持部材6の各突起10の頂部15と、他方の挟持部材7の各突起10の頂部15とによって、物品2を上下に挟み込んで保持する。
また、他方の挟持部材7の各突起10は、物品2のうち、基板3の表面3a側に圧接される。このうち、基板3の表面3aに圧接された突起10は、その頂部15が僅かに押し潰され、当該表面3aの形状になじむ形状となる。さらに、IC4に圧接された突起10の頂部15は、基板3の表面3aに圧接された突起10の頂部15よりも、IC4の高さ分だけさらに押し潰されて、IC4の外形になじむ形状となる。
上記の動作により、物品挟持材1に物品2が挟持されるとともに、物品挟持材1内に、物品2を収容するための領域が形成される。このあと、物品挟持材1および物品2は、梱包箱22内に収容され、保管・輸送される。
また、仮に、突起の頂部の先端部にスリットを設けた場合、先端部の、スリットで分割された部分同士は、剛性が低いため、押し潰されたときに、ランダムな方向に変形する傾向にあるが、この実施形態によれば、頂部15の先端部17において、スリット16を設けないようにしているので、突起10の頂部15が押し潰されたときの、頂部15の撓む方向を略一定にでき、不用意な変形を防止して所望の緩衝効果を確実に発揮することができる。
さらに、一方の挟持部材6のベース8に切れ目などを予め形成しておき、切れ目を境にして、一方の挟持部材6を複数個に分割できるようにしてもよい。これにより、一方の挟持部材6のうち、切れ目が形成された部分を手などで引き裂くことにより、当該一方の挟持部材6を容易に複数個に分割することができる。したがって、物品の形状に合わせて、一方の挟持部材6を、最適な大きさにすることができる。他方の挟持部材7についても、同様に複数個に分割できるようにしてもよい。
さらに、スリット16に代えて、図6に示すように、肉薄部23を設けてもよい。肉薄部23は、突起15の一部の厚さを、当該突起15の他の部分よりも相対的に薄くすることにより形成されている。なお、肉薄部23は、突起15の内周面の一部を窪ませるようにして形成されていてもよいし、突起15の外周面の一部を窪ませるようにして形成されていてもよいし、突起15の内周面および外周面の一部を窪ませることにより形成されていてもよい。また、スリット16と肉薄部23の両方を設けてもよいし、肉薄部23の一部にスリット16が形成されていてもよい。
2 物品
6,7 挟持部材
10 突起
11 挟持領域
14 裾部
15 頂部
16 スリット
17 先端部
23 肉薄部
Claims (2)
- 用紙がリサイクルされてパルプモールドにより成形され、梱包時に物品を挟んで保持する梱包用の物品挟持材であって、
対をなす2つの挟持部材を有し、
各挟持部材は、挟持領域と、挟持領域に配列された多数の突起であって、各突起は、頂部が略半球形をし、少なくともその半球形部分は所定値以上の圧力を受けることにより変形して潰れるように肉薄部またはスリットが形成されている突起とを含み、
上記対をなす2つの挟持部材の挟持領域同士が対向されて当接されることにより、各挟持領域に配列された多数の突起の頂部同士によって、物品を挟んで保持するようにされていることを特徴とする梱包用の物品挟持材。 - 上記肉薄部またはスリットは、突起の頂部の先端部を中心に、裾に向かって放射状に複数形成され、少なくとも先端部において途切れていることを特徴とする請求項1記載の梱包用の物品挟持材。
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