JP3753577B2 - 基板保持装置及び該基板保持装置を備えたポリッシング装置 - Google Patents

基板保持装置及び該基板保持装置を備えたポリッシング装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体ウエハ等の基板を研磨して平坦化する際に基板を保持する基板保持装置及び該基板保持装置を備えたポリッシング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、半導体デバイスの高集積化が進むにつれて回路の配線が微細化し、配線間距離もより狭くなりつつある。特に、0.5μm以下の光リソグラフィの場合、焦点深度が浅くなるためステッパの結像面の平坦度を必要とする。
そこで、半導体ウエハの表面を平坦化することが必要となるが、この平坦化法の一手段としてポリッシング装置により研磨することが行われている。
従来、この種のポリッシング装置は、ターンテーブルとトップリングとを有し、トップリングが一定の圧力をターンテーブルに与え、ターンテーブルとトップリングとの間にポリッシング対象物を介在させて、砥液を供給しつつ該ポリッシング対象物の表面を平坦且つ鏡面に研磨している。
【0003】
上述したポリッシング装置の性能として、ポリッシング後のポリッシング対象物の高精度な平坦度が要求される。そのために、ポリッシング時に半導体ウエハを保持する保持面、すなわちトップリングの下端面、および半導体ウエハに接する研磨布の接触面、ひいてはターンテーブルの研磨布の貼り付け面は高精度な平坦度を有するものが望ましいと考えられ、用いられてきた。
【0004】
上述したポリッシング装置においては、ポリッシング対象物である回路を形成した半導体ウエハは全体に亘って均一な厚みを有しているわけではないため、剛性を有したトップリングの半導体ウエハ保持面に弾性を有する、例えばポリウレタン等の弾性マットを貼り、トップリングからポリッシング対象物である半導体ウエハに印加する押圧力を全面に亘って均一にしようとする試みがなされている。弾性マットによって半導体ウエハに加わる押圧力を均一化することで半導体ウエハが局部的に研磨されることを緩和し、半導体ウエハの被研磨面の平坦度を向上させることを目的としている。
しかしながら、研磨後の半導体ウエハの平坦度を高めたいという要求がますます厳しくなっており、弾性マットの弾性で半導体ウエハに印加する押圧力を均一化する方法では対応しきれなくなってきている。
【0005】
一方、トップリングの半導体ウエハ保持面をゴム等の弾性材からなるダイヤフラムで形成し、ダイヤフラムの裏面に空気圧等の流体圧を加え、半導体ウエハに印加する押圧力を全面に亘って均一化することも行われている。このダイヤフラムを用いたトップリングにおいては、ダイヤフラムの外周縁部に、半導体ウエハを保持するためのガイドリング(又はリテーナリング)と称される部材が設けられている。即ち、ダイヤフラムの外周縁部はポリッシング対象物である半導体ウエハの周縁部に対応しており、またダイヤフラムの外周縁部はトップリング又はガイドリングに固定する必要がある。そのため、ダイヤフラムに空気圧等の流体圧を印加しても、ダイヤフラムの外周縁部の変形量は他の部分の変形量に加えて小さく、即ち、ダイヤフラムの外周縁部が変曲点になっており、したがって、半導体ウエハの周縁部の押圧力が中央部等の他の部分に比較して小さくなってしまい、半導体ウエハの周縁部の研磨量が他の部分より少なくなるという問題がある。
【0006】
以上のように、従来の剛性を有したトップリングの半導体ウエハ保持面に弾性を有した弾性マットを設ける方式およびトップリングの半導体ウエハ保持面をダイヤフラムで形成してダイヤフラム裏面に流体圧を加える方式のいずれもがポリッシング対象物である半導体ウエハの全面に亘って均一な押圧力を印加することができないという問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述の事情に鑑みなされたもので、半導体ウエハ等の基板の全面に亘って均一な押圧力を加えることができ、基板の被研磨面の全面を均一に研磨することができる基板保持装置及び該基板保持装置を備えたポリッシング装置を提供することを目的とする。
【0008】
【解題を解決するための手段】
上述した目的を達成するため、本発明の基板保持装置は、ポリッシング対象物である基板を保持してターンテーブル上の研磨面に押圧する基板保持装置において、前記基板を保持するトップリング本体と、基板の外周縁を保持するリテーナリングと、トップリング本体内に設けられるとともに弾性膜で覆われ流体が供給される流体室と、前記流体室を形成する前記弾性膜と基板との間に介装され前記弾性膜を介して基板に押圧力を加えるための加圧部材とを備え、前記加圧部材は、基板を吸着する吸着用加圧ピンを含むことを特徴とするものである。
【0009】
また本発明のポリッシング装置は、研磨面を有するターンテーブルと、ポリッシング対象物である基板を保持してターンテーブル上の研磨面に押圧する前記基板保持装置とを備えたことを特徴とするものである。
【0010】
本発明によれば、流体室内の流体から複数の加圧部材に押圧力が付与され、基板はこれら加圧部材によってターンテーブル上の研磨面に押圧される。そのため、基板の全面に亘って均一な押圧力を加えることができ、基板の被研磨面の全面を均一に研磨できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る基板保持装置及び該基板保持装置を備えたポリッシング装置の実施の形態を図1乃至図8を参照して説明する。
図1は本発明の基板保持装置の第1の実施形態を示す縦断面図であり、図2は図1で示すガイド部材の平面図である。
基板保持装置は、ポリッシング対象物である半導体ウエハ等の基板を保持してターンテーブル上の研磨面に押圧する装置である。図1に示すように、基板保持装置を構成するトップリング1は、下端が開口する中空のトップリング本体2と、トップリング本体2の下端に固定された環状部材3と、トップリング本体2の下端部と環状部材3とに挟持された弾性膜4と、弾性膜4に固定された多数の小径の加圧ピン5Aおよび4本の大径のウエハ吸着用加圧ピン5Bと、弾性膜4に固定された環状のリテーナリング6と、環状部材3の下端に固定されるとともに加圧ピン5A,5Bおよびリテーナリング6を上下動可能に案内するためのディスク状のガイド部材7とを備えている。なお加圧ピン5Aおよびリテーナリング6は弾性膜4に固定しなくて、フリーな状態にあってもよい。
【0012】
前記トップリング本体2と弾性膜4とにより気密構造の流体室8が形成されている。弾性膜4は、ポリウレタンゴム、シリコンゴム、その他のゴムシート等の弾性材によって形成されている。そして、流体室8にはチューブ10aおよびコネクタ10b等からなる加圧流体路10を介して加圧空気等の加圧流体が供給されるようになっている。流体室8に供給される加圧流体の圧力はレギュレータ等により可変になっている。またウエハ吸着用加圧ピン5Bは、内部に下面に開口する連通孔5aを有し、この連通孔5aはチューブ11aおよびコネクタ11b等からなる真空経路11を介して真空源(図示せず)に接続されている。
【0013】
前記ガイド部材7は、図2に示すように、加圧ピン5Aを上下動可能に案内するための多数の小径の第1案内孔7aと、ウエハ吸着用加圧ピン5Bを上下動可能に案内するための4個の大径の第2案内孔7bと、リテーナリング6を上下動可能に案内するための所定径の円周上に配列された複数のリテーナリング用孔7cとを備えている。なおリテーナリング6は下端部は連続したリング状になっているが、ガイド部材7により案内される部分は円柱状に形成されている。またトップリング本体2は、円板状の上部板2Aと、上部板2Aより下方に延設された環状の周壁部2Bとから構成されている。そして、トップリング本体2の上部板2Aの上方にはトップリング駆動軸12が配設されており、トップリング本体2とトップリング駆動軸12とは自在継手部14により連結されている。
【0014】
トップリング駆動軸12からトップリング本体2へ互いの傾動を許容しつつ回転力を伝達する自在継手部14は、トップリング本体2とトップリング駆動軸14の互いの傾動を可能とする球面軸受機構15と、トップリング駆動軸12の回転をトップリング本体2に伝達する回転伝達機構20とを有している。球面軸受機構15は、トップリング駆動軸12の下端に固定された駆動フランジ16の下面の中央に形成された球面状凹部16aと、上部板2Aの上面の中央に形成された球面状凹部2aと、両凹部16a,2a間に介装されたセラミックスのような高硬度材料からなるベアリングボール17とから構成されている。
【0015】
回転伝達機構20は、駆動フランジ16に固定された駆動ピン(図示せず)と上部板2Aに固定された被駆動ピン21とから構成され、トップリング本体2が傾いても、被駆動ピンと駆動ピンは相対的に上下方向に移動可能であるため、互いの接触点をずらして係合し、トップリング駆動軸12の回転トルクをトップリング本体2に確実に伝達する。またトップリング本体2の上部板2Aの所定径の円周上には複数のボルト23が螺合されており、各ボルト23の頭部23aと駆動フランジ16間には圧縮コイルバネ24が介装されている。圧縮コイルバネ24は、トップリング駆動軸12が上方に持ち上げられた際にトップリング1の全体を略水平に吊下する機能を有している。
【0016】
次に、前述のように構成されたトップリング1の作用を説明する。
トップリング1の全体を半導体ウエハの移送位置に位置させ、ウエハ吸着用加圧ピン5Bの連通孔5aを真空経路11を介して真空源に接続することにより、ウエハ吸着用加圧ピン5Bの下面に半導体ウエハWを吸着する。そして、トップリング1の全体を研磨面(例えば研磨クロスからなる)を有するターンテーブル(図示せず)の上方に位置させ、半導体ウエハWを研磨面に押圧し研磨を開始する。半導体ウエハWの外周縁部はリテーナリング6によって保持され、半導体ウエハWがトップリング1から飛び出さないようになっている。
【0017】
半導体ウエハWの押圧方法には2通りある。第1の方法は、流体室8に一定の圧力の加圧流体を供給した状態でトップリング駆動軸12に連結されたエアシリンダ(図示せず)を作動させ、トップリング1の全体を所定の押圧力でターンテーブルの研磨面に押圧する方法である。この場合には、半導体ウエハWに加わる研磨圧力は、流体室8に加わる加圧流体の圧力を変えずに、エアシリンダの圧力を調整することにより、所望の値に調整する。
第2の方法は、トップリング駆動軸12に連結されたエアシリンダを作動させ、トップリング1の全体をターンテーブルに近接させて半導体ウエハWを研磨面に近接させた状態で、流体室8に所定圧力の加圧流体を供給して半導体ウエハWをターンテーブルの研磨面に押圧する。この場合には、半導体ウエハWに加わる研磨圧力は、エアシリンダの圧力を変えずに、流体室8に加わる加圧流体の圧力を調整することにより、所望の値に調整する。
【0018】
上記いずれの方法においても、半導体ウエハWに加わる研磨圧力は、流体室8を構成する弾性膜4に接触するとともに半導体ウエハWの上面に直接に接触する多数の加圧ピン5A,5Bにより与えられる。加圧ピン5A,5Bは半導体ウエハWに押圧力を加えるための加圧部材を構成している。この場合、流体室8内の流体から押圧力が付与された多数の加圧ピン5A,5Bにより、半導体ウエハWを分割して荷重(押圧力)をかけられるので、半導体ウエハWの厚みによらず、半導体ウエハWの中央部から周縁部に至るまで全面に亘って均一な研磨圧力を加えることができる。そのため、半導体ウエハWの全面を均一に研磨できる。そして、半導体ウエハWに加えられる研磨圧力と同一の押圧力が弾性膜4を介してリテーナリング6に加えられるため、半導体ウエハWの周囲の研磨クロスが半導体ウエハWと同一の圧力で押され、半導体ウエハWの中心部から周縁部、さらには半導体ウエハWの外側にあるリテーナリング6の外周部までの圧力分布が連続かつ均一になる。そのため、ポリッシング対象物である半導体ウエハWの周縁部における研磨量の過不足を防止することができる。
【0019】
図3は本発明の基板保持装置の第2の実施形態を示す縦断面図である。本実施形態においては、トップリング本体2内は、環状の内部仕切壁2Cによって、中央部側の円形の空間と外周部側の環状空間との2つの空間に仕切られている。トップリング本体2の下端部には、円形のウエハ用弾性膜4Aと、環状のリテーナリング用弾性膜4Bとが固定されている。即ち、ウエハ用弾性膜4Aの外周部とリテーナリング用弾性膜4Bの内周部とは環状の薄板からなる押え板31により内部仕切壁2Cに固定されている。また上記弾性膜4A,4Bは一体で構成することも可能であり、その場合にも内側と外側の流体室を仕切るために押え板31が使用される。またリテーナリング用弾性膜4Bの外周部は環状部材3によりトップリング本体2の周壁部2Bに固定されている。
【0020】
トップリング本体2とウエハ用弾性膜4Aとにより気密構造で円形のウエハ用流体室8Aが形成され、トップリング本体2とリテーナリング用弾性膜4Bとにより気密的に密封された環状のリテーナリング用流体室8Bが形成されている。ウエハ用流体室8Aにはチューブ40aおよびコネクタ40b等からなる加圧流体路40を介して加圧空気等の加圧流体が供給されるようになっている。またリテーナリング用流体室8Bにはチューブ45aおよびコネクタ45b等からなる加圧流体路45を介して加圧空気等の加圧流体が供給されるようになっている。ウエハ用流体室8Aおよびリテーナリング用流体室8Bに供給される加圧流体の圧力は、それぞれレギュレータ等により独立して変更できるようになっている。ウエハ吸着用加圧ピン5Bは、内部に下面に開口する連通孔5aを有し、この連通孔5aはチューブ11aおよびコネクタ11b等からなる真空経路11を介して真空源(図示せず)に接続されている。
【0021】
前記ウエハ用弾性膜4Aに、多数の加圧ピン5Aと4本のウエハ吸着用加圧ピン5Bとが固定されている。またリテーナリング用弾性膜4Bにリテーナリング6が固定されている。リテーナリング6とガイド部材7の構成およびその他の構成は、図1および図2に示す第1の実施形態と同様である。なお加圧ピン5Aおよびリテーナリング6は弾性膜4A,4Bに固定しなくて、フリーな状態にあってもよい。
【0022】
次に、前述のように構成されたトップリング1の作用を説明する。
本実施形態は、半導体ウエハWの真空吸着は第1の実施形態と同様であるが、半導体ウエハWの研磨圧力とリテーナリング6の押圧力とは互いに独立に制御可能である。即ち、ウエハ用流体室8Aに供給する加圧流体の圧力に応じてリテーナリング用流体室8Bに供給する加圧流体の圧力を適宜調整することにより、半導体ウエハWの研磨圧力とリテーナリング6の押圧力との関係を最適な状態に調整できる。これにより、半導体ウエハWの中心部から周縁部、さらには半導体ウエハWの外側にある押圧リングの外周部までの研磨圧力の分布が連続かつ均一になる。そのため、半導体ウエハWの周縁部における研磨量の過不足を防止することができる。また半導体ウエハWの周縁部を内部側より意図的に研磨量を多くしまたは逆に少なくしたい場合には、リテーナリング6の押圧力を半導体ウエハWの押圧力に基づいて増減することにより、半導体ウエハWの周縁部の研磨量を意図的に増減できる。
【0023】
図4は本発明の基板保持装置の第3の実施形態を示す縦断面図である。本実施形態においては、トップリング本体2内は環状の第1内部仕切壁2C1と第2内部仕切壁2C2とによって、中央部の円形空間と、円形空間の外側の中間環状空間と、中間環状空間の外側の外側環状空間の3つの空間に仕切られている。トップリング本体2の下端部には、円形のウエハ用弾性膜4A1と、円形のウエハ用弾性膜4A1の外側の環状のウエハ用弾性膜4A2と、環状のウエハ用弾性膜4A2の外側の環状のリテーナリング用弾性膜4Bとが固定されている。即ち、円形のウエハ用弾性膜4A1の外周部と環状のウエハ用弾性膜4A2の内周部とは環状の薄板からなる押え板31Aにより第1内部仕切壁2C1に固定され、環状のウエハ用弾性膜4A2の外周部とリテーナリング用弾性膜4Bの内周部とは環状の薄板からなる押え板31Bにより第2内部仕切壁2C2に固定されている。また上記弾性膜4A1,4A2,4Bは一体で構成することも可能である。
【0024】
またリテーナリング用弾性膜4Bの外周部は環状部材3によりトップリング本体2の周壁部2Bに固定されている。これにより、トップリング本体2と円形のウエハ用弾性膜4A1とにより気密的に密封された円形のウエハ用第1流体室8A1が形成され、トップリング本体2と環状のウエハ用弾性膜4A2とにより気密的に密封された環状のウエハ用第2流体室8A2が形成され、トップリング本体2とリテーナリング用弾性膜4Bとにより気密的に密封された環状のリテーナリング用流体室8Bが形成される。ウエハ用第1流体室8A1にはチューブ40aおよびコネクタ40b等からなる加圧流体路40を介して加圧空気等の加圧流体が供給され、ウエハ用第2流体室8A2にはチューブ50aおよびコネクタ50b等からなる加圧流体路50を介して加圧空気等の加圧流体が供給される。またリテーナリング用流体室8Bにはチューブ45aおよびコネクタ45b等からなる加圧流体路45を介して加圧空気等の加圧流体が供給されるようになっている。ウエハ用第1流体室8A1、ウエハ用第2流体室8A2およびリテーナリング用流体室8Bに供給される加圧流体の圧力は、それぞれレギュレータ等により独立して変更できるようになっている。ウエハ吸着用加圧ピン5Bは、内部に下面に開口する連通孔5aを有し、この連通孔5aはチューブ11aおよびコネクタ11b等からなる真空経路11を介して真空源(図示せず)に接続されている。
【0025】
前記円形のウエハ用弾性膜4A1に、多数の加圧ピン5Aが固定され、環状のウエハ用弾性膜4A2に多数の加圧ピン5Aと4本のウエハ吸着用加圧ピン5Bとが固定されている。またリテーナリング用弾性膜4Bにリテーナリング6が固定されている。リテーナリング6とガイド部材7の構成およびその他の構成は、図1および図2に示す第1の実施形態と同様である。なお加圧ピン5Aおよびリテーナリング6は弾性膜4A2,4Bに固定しなくて、フリーな状態にあってもよい。
【0026】
次に、前述のように構成されたトップリング1の作用を説明する。
本実施形態は、半導体ウエハWの真空吸着は第1の実施形態と同様であるが、半導体ウエハWの中央側の研磨圧力と、半導体ウエハWの外周側の研磨圧力と、リテーナリング6の押圧力とは、それぞれ独立に制御可能である。即ち、ウエハ用第1流体室8A1に供給する加圧流体の圧力と、ウエハ用第2流体室8A2に供給する加圧流体の圧力とをそれぞれ所望の値に調整する。これにより、半導体ウエハWの中央部側の研磨圧力と外周部側の研磨圧力とを互いに変更することができる。したがって、半導体ウエハWの外周部側が中央部側より研磨される傾向にあるときは、半導体ウエハWの中央部側の研磨圧力を外周部側の研磨圧力より高め、中央部側の研磨不足を補正し、半導体ウエハWの全面を均一に研磨することができる。半導体ウエハWの中央部側が外周部側より研磨される傾向にあるときは、逆に、半導体ウエハWの外周部側の研磨圧力を中央部側の研磨圧力より高め、外周部側の研磨不足を補正し、半導体ウエハWの全面を均一に研磨することができる。
【0027】
さらに、ウエハ用第1流体室8A1及び/又はウエハ用第2流体室8A2に供給する加圧流体の圧力に応じてリテーナリング用流体室8Bに供給する加圧流体の圧力を適宜調整することにより、半導体ウエハWの研磨圧力とリテーナリング6の押圧力との関係を最適な状態に調整できる。これにより、半導体ウエハWの中心から周縁部、さらには半導体ウエハWの外側にある押圧リングの外周部までの研磨圧力の分布が連続かつ均一になる。そのため、半導体ウエハWの周縁部における研磨量の過不足を防止することができる。また半導体ウエハWの周縁部を内部側より意図的に研磨量を多くしまたは逆に少なくしたい場合には、リテーナリング6の押圧力を半導体ウエハWの押圧力に基づいて増減することにより、半導体ウエハWの周縁部の研磨量を意図的に増減できる。
【0028】
図5および図6は本発明の基板保持装置の第4の実施形態を示す図であり、図5は基板保持装置の模式的な縦断面図、図6は基板保持装置の底面図である。
図5に示すように、基板保持装置を構成するトップリング1は、下端が開口する中空のトップリング本体2と、トップリング本体2内に収納され加圧空気等の加圧流体が供給される流体圧バック60と、流体圧バック60に接触した複数の加圧ピン61と、流体圧バック60に接触したリテーナリング62と、加圧ピン61を上下動可能に案内するためのディスク状のガイド部材63と、リテーナリング62を上下動可能に案内するためのリング状のガイド部材64とを備えている。
【0029】
前記流体圧バック60は弾性膜によって袋状に形成されており、内部に気密的に密封された流体室65が形成される。そして、流体室65には、チューブおよびコネクタ等からなる加圧流体路(図示せず)を介して加圧空気等の加圧流体が供給されるようになっている。加圧ピン61は、流体圧バック60と接触するバック接触部61aが所定面積を有し、また半導体ウエハWと接触するウエハ接触部61bが所定面積を有している。リテーナリング62は、半径方向の内側にある第1リテーナリング62Aと、半径方向の外側にある第2リテーナリング62Bとから構成されている。なお、61aと61bにおける所定面積の比率をピン毎に適宜変更することにより、ウエハ押圧力の位置的制御を行うことも可能である。
【0030】
図6は加圧ピン61のウエハ接触部61bとリテーナリング62の下端部を示している。図6に示すように、各加圧ピン61のウエハ接触部61bは概略矩形状をなし、多数の加圧ピン61が配列されることによって半導体ウエハWのほぼ全面が加圧ピン61のウエハ接触部61bで覆われるようになっている。またリテーナリング62を構成する第1リテーナリング62Aおよび第2リテーナリング62Bは、それぞれ所定面積の環状の下端部62aおよび62bを有しており、この下端部62a,62bが研磨クロス等の研磨面との接触面になっている。図6には、図示しないが、トップリング本体2には、図1に示す例と同様に、トップリング駆動軸が連結されている。
【0031】
上述の構成において、トップリング1の全体を研磨面(例えば研磨クロスからなる)を有するターンテーブル(図示せず)の上方に位置させ、半導体ウエハWを研磨面に押圧し研磨を開始する。半導体ウエハWの外周縁部はリテーナリング62によって保持され、半導体ウエハWがトップリング1から飛び出さないようになっている。半導体ウエハWの押圧方法には2通りある。第1の方法は、流体圧バック60内の流体室65に一定の圧力の加圧流体を供給した状態でトップリング駆動軸(図示せず)に連結されたエアシリンダ(図示せず)を作動させ、トップリング1の全体を所定の押圧力でターンテーブルの研磨面に押圧する方法である。この場合には、半導体ウエハWに加わる研磨圧力は、流体圧バック60内の流体室65に加わる加圧流体の圧力を変えずに、エアシリンダの圧力を調整することにより、所望の値に調整する。
【0032】
第2の方法は、トップリング駆動軸に連結されたエアシリンダを作動させ、トップリング1の全体をターンテーブルに近接させて半導体ウエハWを研磨面に近接させた状態で、流体圧バック60内の流体室65に所定圧力の加圧流体を供給して半導体ウエハWをターンテーブルの研磨面に押圧する。この場合には、半導体ウエハWに加わる研磨圧力は、エアシリンダの圧力を変えずに、流体圧バック60内の流体室65に加わる加圧流体の圧力を調整することにより、所望の値に調整する。
【0033】
上記いずれの方法においても、半導体ウエハWに加わる研磨圧力は、流体室65を構成する流体圧バック60に接触するとともに半導体ウエハWの上面に直接に接触する多数の加圧ピン61により与えられる。即ち、流体室65内の流体から押圧力が付与された多数の加圧ピン61により、半導体ウエハWを分割して荷重(押圧力)をかけられるので、半導体ウエハWの厚みによらず、半導体ウエハWの中央部から周縁部に至るまで全面に亘って均一な研磨圧力を加えることができる。そのため、半導体ウエハWの全面を均一に研磨できる。そして、半導体ウエハWに加えられる研磨圧力と同一の押圧力が流体圧バック60を介してリテーナリング62に加えられるため、半導体ウエハWの周囲の研磨クロスが半導体ウエハWと同一の圧力で押され、半導体ウエハWの中心部から周縁部、さらには半導体ウエハWの外側にあるリテーナリング62の外周部までの圧力分布が連続かつ均一になる。そのため、ポリッシング対象物である半導体ウエハWの周縁部における研磨量の過不足を防止することができる。なお、流体圧バックを半導体ウエハWの半径方向に複数に分割して円形のバックと少なくとも1つの環状のバックとすることにより、図3および図4に示す実施の形態と同様の作用効果が得られる。
【0034】
図7(a)および図7(b)は、図1および図2に示す基板保持装置を備えたポリッシング装置の全体構成を示す部分断面を有する正面図である。
図7(a)および図7(b)に示すように、ポリッシング装置は、上面に研磨クロス102を貼ったターンテーブル101と、基板である半導体ウエハWを保持し研磨クロス102に押圧するためのトップリング1とを備えている。トップリング駆動軸12は、トップリングヘッド103に固定されたトップリング用エアシリンダ104に連結されている。またトップリング駆動軸12は、トップリング駆動軸12を回転駆動するためのモータ105に連結されている。
【0035】
上述の構成において、図7(a)に示すように、流体室8に一定の圧力の加圧流体を供給した状態で半導体ウエハWを吸着するとともにターンテーブル101の上方に搬送する。次に、図7(b)に示すように、トップリング駆動軸12に連結されたトップリング用エアシリンダ104を作動させ、トップリング1の全体を所定の押圧力でターンテーブル101上の研磨クロス102に押圧する。この場合には、半導体ウエハWに加わる研磨圧力は、流体室8に加わる加圧流体の圧力を変えずに、エアシリンダ104の圧力を調整することにより、所望の値に調整する。
【0036】
図8(a)、図8(b)および図8(c)は、図1および図2に示す基板保持装置を備えたポリッシング装置の全体構成を示す部分断面を有する正面図である。
本ポリッシング装置は、図7(a)および図7(b)に示すポリッシング装置と概略同一構成であるが、トップリングヘッド103の上部にストッパ106が設けられている点が異なっている。
上述の構成において、図8(a)に示すように、流体室8を負圧(大気圧以下)にした状態で半導体ウエハWを吸着するとともにターンテーブル101の上方に搬送する。次に、図8(b)に示すように、トップリング用エアシリンダ104を作動させて、トップリング1を下降させる。このとき、トップリング1はストッパ106により下降が制限され、半導体ウエハWが研磨クロス102に接触する寸前でトップリング1は停止する。トップリング用エアシリンダ104の荷重(圧力)は、研磨時に半導体ウエハWおよびリテーナリング6に付与する荷重(圧力)以上に設定されている。
【0037】
次に、流体室8に所定圧力の加圧流体を供給して、弾性膜4を膨張させ、加圧ピン5A、ウエハ吸着用加圧ピン5Bおよびリテーナリング6を下降させることにより半導体ウエハWを研磨クロス102に押圧する。これにより半導体ウエハWに所定の研磨圧力を付与し、研磨を開始する。半導体ウエハWに加わる研磨圧力は、流体室8に加わる加圧流体の圧力を変えることにより、所望の値に調整する。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、流体室内の流体から複数の加圧部材に押圧力が付与され、基板はこれら加圧部材によってターンテーブル上の研磨面に押圧される。そのため、半導体ウエハ等の基板の全面に亘って均一な押圧力を加えることができ、基板の被研磨面の全面を均一に研磨することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基板保持装置の第1の実施形態を示す縦断面図である。
【図2】図1に示すガイド部材の平面図である。
【図3】本発明の基板保持装置の第2の実施形態を示す縦断面図である。
【図4】本発明の基板保持装置の第3の実施形態を示す縦断面図である。
【図5】本発明の基板保持装置の第4の実施形態を示す模式的な縦断面図である。
【図6】図5に示す基板保持装置の底面図である。
【図7】図7(a)および図7(b)は、図1および図2に示す基板保持装置を備えたポリッシング装置の全体構成を示す部分断面を有する正面図である。
【図8】図8(a)、図8(b)および図8(c)は、図1および図2に示す基板保持装置を備えたポリッシング装置の全体構成を示す部分断面を有する正面図である。
【符号の説明】
1 トップリング
2 トップリング本体
2a,16a 球面状凹部
2A 上部板
2B 周壁部
2C 内部仕切壁
2C1 第1内部仕切壁
2C2 第2内部仕切壁
3 環状部材
4 弾性膜
4A,4A1,4A2 ウエハ用弾性膜
4B リテーナリング用弾性膜
5a 連通孔
5A,5B,61 加圧ピン
6,62 リテーナリング
7,63,64 ガイド部材
7a 第1案内孔
7b 第2案内孔
8c リテーナリング用孔
8,65 流体室
8A ウエハ用流体室
8A1 ウエハ用第1流体室
8A2 ウエハ用第2流体室
8B リテーナリング用流体室
10,40,45,50 加圧流体路
10a,11a,40a,45a,50a チューブ
10b,11b,40b,45b,50b コネクタ
11 真空経路
12 トップリング駆動軸
14 自在継手部
15 球面軸受機構
16 駆動フランジ
17 ベアリングボール
20 回転伝達機構
21 被駆動ピン
23 ボルト
23a 頭部
24 圧縮コイルバネ
31,31A,31B 押え板
60 流体圧バック
61a バック接触部
61b ウエハ接触部
62A 第1リテーナリング
62B 第2リテーナリング
101 ターンテーブル
102 研磨クロス
103 トップリングヘッド
104 トップリング用エアシリンダ
105 モータ
106 ストッパ
W 半導体ウエハ

Claims (9)

  1. ポリッシング対象物である基板を保持してターンテーブル上の研磨面に押圧する基板保持装置において、
    前記基板を保持するトップリング本体と、
    基板の外周縁を保持するリテーナリングと、
    トップリング本体内に設けられるとともに弾性膜で覆われ流体が供給される流体室と、
    前記流体室を形成する前記弾性膜と基板との間に介装され前記弾性膜を介して基板に押圧力を加えるための加圧部材とを備え、
    前記加圧部材は、基板を吸着する吸着用加圧ピンを含むことを特徴とする基板保持装置。
  2. 前記リテーナリングは、前記流体室を形成する前記弾性膜を介してターンテーブル上の研磨面に押圧力を加えることを特徴とする請求項1記載の基板保持装置。
  3. 前記流体室は、複数に分割されており、流体室の少なくとも1つは前記加圧部材を介して基板に押圧力を加えるものであることを特徴とする請求項1記載の基板保持装置。
  4. 前記流体室は、基板の半径方向に複数に分割されており、内側の流体室は基板の中心部側を、外側の流体室は基板の外周部側を、それぞれ前記加圧部材を介して押圧することを特徴とする請求項3記載の基板保持装置。
  5. 前記流体室の少なくとも1つは、リテーナリングをターンテーブル上の研磨面に対して押圧するものであることを特徴とする請求項3記載の基板保持装置。
  6. 前記流体室に供給する加圧流体の圧力を調整することにより基板に加わる研磨圧力を調整することを特徴とする請求項1記載の基板保持装置。
  7. 前記流体室に供給する流体の圧力は一定とし、前記トップリング本体をターンテーブルに向かって押圧する押圧力を調整することにより基板に加わる研磨圧力を調整することを特徴とする請求項1記載の基板保持装置。
  8. 研磨面を有するターンテーブルと、ポリッシング対象物である基板を保持してターンテーブル上の研磨面に押圧する請求項1乃至7のいずれか1項に記載の基板保持装置とを備えたことを特徴とするポリッシング装置。
  9. ポリッシング対象物である基板を保持してターンテーブル上の研磨面に押圧する基板保持装置において、
    前記基板を保持するトップリング本体と、
    基板の外周縁を保持するリテーナリングと、
    トップリング本体内に設けられるとともに弾性膜で覆われ流体が供給される流体室と、
    前記流体室を形成する前記弾性膜と基板との間に介装され前記弾性膜を介して基板に押圧力を加えるための複数の加圧部材とを備え、
    前記流体室は、基板の半径方向に複数に分割されており、内側の流体室は基板の中心部側を、外側の流体室は基板の外周部側を、それぞれ前記加圧部材を介して押圧することを特徴とする基板保持装置。
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