JP3752293B2 - Game machine - Google Patents

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Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば、パチンコ遊技機やコイン遊技機あるいはスロットマシン等で代表される遊技機に関し、詳しくは、表示状態が変化可能な可変表示装置を有し、該可変表示装置の表示結果が予め定められた特定の表示態様になった場合に遊技者にとって有利な遊技状態になる遊技機に関する。
【０００２】
【従来の技術】
この種の遊技機において、従来から一般的に知られているものに、たとえば、遊技機の遊技状態を制御するとともに可変表示装置を可変表示制御するための指令信号を出力する遊技制御手段と、その遊技制御手段からの指令信号を受けて前記可変表示装置を制御する可変表示制御手段とが設けられたものがあった。そして、前記遊技制御手段が出力する指令信号は、可変表示装置を表示指令するための複数種類の制御指令データからなり、その複数種類の制御指令データを遊技の進行制御状況等に応じて所定の順序で出力し、遊技の進行制御に合わせて前記可変表示装置の表示状態が所定の順序で進行するように構成されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
一方、この種の従来の遊技機においては、前記遊技制御手段に異常が発生してエラー状態になった場合には、そのエラー状態になったまま遊技制御が進行する不都合を防止するのが望ましい。そこで、前記遊技制御手段に異常が発生してエラー状態となれば、そのエラー状態の発生時点で正常な遊技を続行できないように構成するのが望ましい。そして前記遊技制御手段の異常が解消して正常な状態に復帰すれば、前記異常発生時点まで実行されていた正常な遊技の進行制御をそれ以降引続き続行するように制御するのが望ましい。
【０００４】
しかし、このように構成した場合には、前記エラー状態の発生に伴う正常な遊技の進行制御の中断に起因して、エラー状態が解消した後に行なわれる遊技の続行制御の段階で、その遊技の進行状態と可変表示装置の可変表示動作の進行状態とがちぐはぐになってしまい、タイミングがずれてしまうという不都合が生ずる恐れがある。
本発明は、係る実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、遊技制御手段に異常が発生した後その異常状態から復旧して正常な遊技の進行制御が続行された段階で、その遊技の進行状態と可変表示装置の可変表示動作の進行状態とがちぐはぐになってタイミングがずれる不都合を防止できる遊技機を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
請求項１に記載の本発明は、表示状態が変化可能な可変表示装置を有し、該可変表示装置の表示結果が予め定められた特定の表示態様になったときに遊技者にとって有利な遊技状態になる遊技機であって、
前記遊技機の遊技状態を制御するとともに前記可変表示装置を表示制御するための指令信号を出力する遊技制御手段と、
該遊技制御手段からの指令信号を受けて前記可変表示装置を制御する可変表示制御手段とを含み、
前記遊技制御手段は、
前記指令信号の指令内容を切換えて出力する切換えタイミングを計時するための第１の計時手段と、
前記第１の計時手段が計時する時間をセットする手段であって、前記表示制御手段が前記指令信号により指令された指令内容の表示制御を実行する時間である所定時間を当該指令信号を出力するときにセットする第１の計時時間セット手段と、
前記指令信号を出力した後前記第１の計時時間セット手段によりセットされた前記所定時間を前記第１の計時手段が計時し、当該所定時間が経過したときに前記切換えタイミングであると判定する切換えタイミング判定手段と、
該切換えタイミング判定手段によって切換えタイミングであると判定されたときに前記指令信号を次の指令内容を指令する指令信号に切換えて出力する出力手段と、
前記切換えタイミング判定手段によって切換えタイミングであると判定されたか否かにかかわらず遊技機に異常状態が発生したときに異常発生時の指令信号を出力する異常信号出力手段と、
遊技機に異常状態が発生したときに前記第１の計時手段による計時を停止させる第１の計時停止制御手段と、
遊技機が前記異常状態から正常な状態に復帰したときに前記第１の計時手段による計時を再開させる計時再開手段とを含み、
前記出力手段は、前記可変表示装置の表示結果を導出表示させるタイミングを特定可能な停止信号を出力し、
前記可変表示制御手段は、
前記遊技制御手段からの指令信号が前記異常発生時の指令信号か否かを判別する指令信号判別手段と、
前記指令信号判別手段により前記異常発生時の指令信号でない旨の判別が行なわれた前記指令信号により指令された指令内容に応じた前記所定時間内で前記指令内容の表示制御を進行させるための可変表示時間を計時する第２の計時手段と、
前記可変表示装置が可変表示中に前記指令信号判別手段が前記異常発生時の指令信号である旨の判別を行なったときから前記異常発生時の指令信号でない旨の判別が行なわれるまでの異常状態期間中、前記指令信号判別手段が前記異常発生時の指令信号である旨の判別を行なった時点で前記可変表示装置が表示していた表示状態を特定する表示状態特定データを格納可能な表示状態特定データ格納手段と、
前記可変表示装置が可変表示中に前記指令信号判別手段が前記異常発生時の指令信号である旨の判別を行なったときに、前記第２の計時手段による計時を停止させる第２の計時停止制御手段と、
前記指令信号判別手段が前記異常発生時の指令信号でない旨の判別を行った段階で前記表示状態特定データ格納手段に格納されている表示状態特定データに対応する可変表示状態から引続き可変表示制御を開始するとともに、前記第２の計時手段による計時を再開させて、前記指令信号判別手段により前記異常発生時の指令信号である旨の判別が行なわれた時点以降の可変表示制御を続行する可変表示続行制御手段と、
前記第２の計時手段が計時した可変表示時間に応じて前記可変表示装置の表示結果を導出表示させる制御を行なう表示結果導出制御手段とを含むことを特徴とする。
【０００６】
請求項２に記載の本発明は、請求項１に記載の発明の構成に加えて、前記異常状態期間中に遊技機に異常状態が発生した旨を報知する異常状態報知手段をさらに含むことを特徴とする。
請求項３に記載の本発明は、請求項２に記載の発明の構成に加えて、前記異常状態期間中に前記可変表示制御手段による可変表示制御を中断させる可変表示制御中断手段をさらに含み、
前記異常状態報知手段は、前記可変表示制御中断手段による可変表示制御の中断中に異常状態が発生した旨を前記可変表示装置により表示させることを特徴とする。
請求項４に記載の本発明は、請求項１〜請求項３のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記可変表示制御手段は、制御用プログラムに従って動作し前記可変表示装置を可変表示制御するためのプロセッサを有し、
該プロセッサは、前記異常状態期間中ノーオペレーション状態となり、前記可変表示装置の可変表示制御の進行を停止した状態に維持することを特徴とする。
請求項５に記載の本発明は、請求項１〜請求項４のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記遊技制御手段は、
前記異常状態から自動的に復旧させる自動復旧手段と、
該自動復旧手段による自動復旧が行なわれることにより前記指令信号を前記異常状態の発生前の指令信号に復帰させる指令信号復帰手段とを含むことを特徴とする。
【０００８】
【作用】
請求項１に記載の本発明によれば、遊技制御手段の働きにより、遊技機の遊技状態が制御されるとともに可変表示装置を表示制御するための指令信号が出力される。その遊技制御手段からの指令信号を受けた可変表示制御手段により、前記可変表示装置が制御される。
第１の計時手段の働きにより、前記指令信号の指令内容を切換えて出力する切換えタイミングが計時される。前記第１の計時手段が計時する時間をセットする第１の計時時間セット手段の働きにより、前記表示制御手段が前記指令信号により指令された指令内容の表示制御を実行する時間である所定時間が当該指令信号を出力するときにセットされる。切換えタイミング判定手段の働きにより、前記指令信号を出力した後前記第１の計時時間セット手段によりセットされた前記所定時間を前記第１の計時手段が計時し、当該所定時間が経過したときに前記切換えタイミングであると判定される。切換えタイミング判定手段によって切換えタイミングであると判定されたときに、出力手段により前記指令信号を次の指令内容を指令する指令信号に切換えて出力される。異常信号出力手段の働きにより、前記切換えタイミング判定手段によって切換えタイミングであると判定されたか否かにかかわらず遊技機に異常状態が発生したときに異常発生時の指令信号が出力される。第１の計時停止制御手段の働きにより、遊技機に異常状態が発生したときに前記第１の計時手段による計時が停止される。計時再開手段の働きにより、遊技機が前記異常状態から正常な状態に復帰したときに前記第１の計時手段による計時が再開される。
前記出力手段は、前記可変表示装置の表示結果を導出表示させるタイミングを特定可能な停止信号を出力する。指令信号判別手段の働きにより、前記遊技制御手段からの指令信号が前記異常発生時の指令信号か否かが判別される。前記指令信号判別手段により前記異常発生時の指令信号でない旨の判別が行なわれた前記指令信号により指令された指令内容に応じた前記所定時間内で前記指令内容の表示制御を進行させるための可変表示時間が、第２の計時手段により計時される。表示状態特定データ格納手段の働きにより、前記可変表示装置が可変表示中に前記指令信号判別手段が前記異常発生時の指令信号である旨の判別を行なったときから前記異常発生時の指令信号でない旨の判別が行なわれるまでの異常状態期間中、前記指令信号判別手段が前記異常発生時の指令信号である旨の判別を行なった時点で前記可変表示装置が表示していた表示状態を特定する表示状態特定データが格納可能となる。第２の計時停止制御手段の働きにより、前記可変表示装置が可変表示中に前記指令信号判別手段が前記異常発生時の指令信号である旨の判別を行なったときに、前記第２の計時手段による計時が停止される。可変表示続行制御手段の働きにより、前記指令信号判別手段が前記異常発生時の指令信号でない旨の判別を行った段階で前記表示状態特定データ格納手段に格納されている表示状態特定データに対応する可変表示状態から引続き可変表示制御が開始されるとともに、前記第２の計時手段による計時が再開されて、前記指令信号判別手段により前記異常発生時の指令信号である旨の判別が行なわれた時点以降の可変表示制御が続行される。表示結果導出制御手段の働きにより、前記第２の計時手段が計時した可変表示時間に応じて前記可変表示装置の表示結果を導出表示させる制御が行なわれる。
【０００９】
請求項２に記載の本発明によれば、請求項１に記載の発明の作用に加えて、異常状態報知手段の働きにより、前記異常状態期間中に遊技機に異常状態が発生した旨が報知される。
請求項３に記載の本発明によれば、請求項２に記載の発明の作用に加えて、可変表示制御中断手段の働きにより、前記異常状態期間中に前記可変表示制御手段による可変表示制御が中断する。前記異常状態報知手段は、前記可変表示制御中断手段による可変表示制御の中断中に異常状態が発生した旨を前記可変表示装置により表示させる。
請求項４に記載の本発明によれば、請求項１〜請求項３のいずれかに記載の発明の作用に加えて、前記可変表示制御手段が、制御用プログラムに従って動作して前記可変表示装置を可変表示制御するためのプロセッサを有し、前記異常状態期間中前記プロセッサがノーオペレーション状態になり、可変表示装置の可変表示制御の進行が停止した状態で維持される。
請求項５に記載の本発明によれば、請求項１〜請求項４のいずれかに記載の発明の作用に加えて、自動復旧手段による自動復旧が行なわれることにより前記指令信号が前記異常状態の発生前の指令信号に復帰する。
【００１１】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態においては、遊技機の一例としてパチンコ遊技機を取り上げるが、本発明はこれに限らず、たとえばコイン遊技機やスロットマシン等でもよく、表示状態が変化可能な可変表示装置を有する遊技機であればすべて対象となる。
図１は、遊技機の一例のパチンコ遊技機の遊技盤面図である。遊技者が打球操作ハンドル（図示せず）を操作することにより、打球貯留皿（図示せず）に貯留されているパチンコ玉が１つずつ遊技盤２３前面に形成された遊技領域２４内に打込まれる。遊技領域２４内には、液晶表示装置（ＬＣＤ）等からなる可変表示装置１と可変入賞球装置４とが配設されている。遊技領域２４内に打込まれたパチンコ玉が始動入賞領域の一例の始動入賞口３に入賞すれば、可変表示装置１の左可変表示部２ａ，中可変表示部２ｂ，右可変表示部２ｃが一斉に可変開始して図柄等からなる識別情報が上方から下方に向かってスクロール表示され、その後左可変表示部２ａが停止制御され次に右可変表示部２ｃが停止制御され最後に中可変表示部２ｂが停止制御される。そして、可変表示装置１の表示結果が予め定められた特定の表示態様（たとえば７７７等からなる特定の識別情報）となれば、可変入賞球装置４の開閉板９が開成して打玉が入賞しやすい遊技者にとって有利な第１の状態となる。この可変入賞球装置４は、通常時には開閉板９が閉成されて打玉が入賞不可能な遊技者にとって不利な第２の状態となっているが、前記可変表示装置１の表示結果が予め定められた特定の表示態様になればソレノイド２８（図１には示さず）が励磁されて開閉板９が開成されて第１の状態となる。
【００１２】
この可変入賞球装置４の第１の状態は、所定期間（たとえば３０秒間）の経過または所定個数（たとえば１０個）の打玉の入賞のうちいずれか早い方の条件が成立することにより終了して第２の状態となる。可変入賞球装置４の入賞開口２４の所定箇所には特定入賞領域（Ｖポケット）５が設けられており、この特定入賞領域５以外の箇所が通常入賞領域となる。そして、特定入賞領域（Ｖポケット）に入賞した入賞玉が特定入賞玉検出スイッチ８により検出される。一方、入賞開口２４に入賞した入賞玉のすべてがカウントスイッチ（図１には示さず）により検出される。そして、可変入賞球装置４の第１の状態のときに進入したパチンコ玉が特定入賞領域（Ｖポケット）５に入賞して特定入賞玉検出スイッチ８により検出されれば、可変入賞球装置４のその回の第１の状態が終了するのを待って再度可変入賞球装置４を第１の状態にする繰返し継続制御が実行される。この繰返し継続制御の実行上限回数はたとえば１６回と定められている。
【００１３】
遊技領域２４内には、普通図柄用始動入賞領域の一例の普通図柄用始動ゲート６が設けられており、パチンコ玉がこの普通図柄用始動ゲート６を通過して普通図柄用始動ゲート検出スイッチ（図１では示さず）により検出されれば、７セグメントから構成された普通図柄可変表示装置７が可変開始される。そしてこの普通図柄可変表示装置７の停止時の結果が予め定められた特定の表示態様（たとえば７）となれば、始動入賞口３が開成して遊技者にとって有利な第１の状態となる。すなわち、この始動入賞口３は、打玉が入賞しやすい遊技者にとって有利な第１の状態と打玉が入賞しにくい遊技者にとって不利な第２の状態とに変化可能な可変入賞球装置（電動役物）で構成されており、前記普通図柄可変表示装置７の表示結果が特定の表示態様となった場合に、ソレノイド２９（図１には示さず）が励磁されて開成して第１の状態となるように構成されている。この始動入賞口３が第１の状態となれば、パチンコ玉が入賞しやすくなり、その分可変表示装置１が頻繁に可変表示制御される状態となる。
【００１４】
可変表示装置１の可変表示中に再度パチンコ玉が始動入賞口３に入賞すれば、その始動入賞が記憶され、可変表示装置１の可変表示が停止して再度可変開始可能な状態になってから前記始動入賞記憶に基づいて可変表示装置１が再度可変開始される。この始動入賞記憶の上限値はたとえば「４」と定められており、現時点における始動入賞記憶値が記憶表示ＬＥＤ１１により表示される。また、普通図柄可変表示装置７が可変表示している最中にパチンコ玉が再度普通図柄用始動ゲート６を通過すれば、その始動通過が記憶され、普通図柄可変表示装置７の可変表示が停止して再度可変開始可能な状態になってから前記始動通過記憶に基づいて普通図柄可変表示装置７が再度可変開始される。この普通図柄始動記憶の上限値はたとえば「４」と定められており、現時点における始動通過記憶値が記憶表示ＬＥＤ１２により表示される。１０はアウト口であり、遊技領域２４内に打込まれたパチンコ玉がいずれの入賞口や可変入賞球装置にも入賞しなかった場合にアウト玉としてこのアウト口１０から回収される。１９は風車ランプ、１４，１５，１６，１７は飾りＬＥＤ、１８はアタッカランプ、２０はサイドランプ、２１は袖ランプ、２２ａ，２２ｂはサイドＬＥＤである。
【００１５】
図２は、パチンコ遊技機に用いられる制御回路を示すブロック図である。パチンコ遊技機の制御回路は、各種機器を制御するためのプログラムに従って遊技制御を行なうための基本回路３０を有する。この基本回路３０は、制御中枢としてのＣＰＵ，制御用のプログラムを記憶しているＲＯＭ，制御データを記憶するＲＡＭ，Ｉ／Ｏポート等を備えている。
さらに、電源投入時に基本回路３０をリセットするための初期リセット回路３３と、基本回路３０に対し定期的（たとえは２ｍｓｅｃ毎）にリセットパルスを与え、所定のゲーム制御用プログラムを先頭から繰返し実行するための定期リセット回路３４と、基本回路３０から与えられるアドレス信号をデコードし、基本回路３０内に含まれるＲＯＭ，ＲＡＭ，Ｉ／Ｏポート等のいずれか１つを選択するための信号を出力するためのアドレスデコード回路３５とがさらに設けられている。
【００１６】
パチンコ玉が始動入賞口３に入賞してその始動入賞玉が始動入賞玉検出スイッチ２５により検出されれば、その検出信号が入力回路３１を介して基本回路３０に入力される。可変入賞球装置４内に進入したパチンコ玉が特定入賞領域５以外の通常入賞領域に入賞してカウントスイッチ２６により検出されれば、その検出信号が入力回路３１を介して基本回路３０に入力される。可変入賞球装置４内に進入したパチンコ玉が特定入賞領域５に入賞してその入賞玉が特定入賞玉検出スイッチ８により検出されれば、その検出信号が入力回路３１を介して基本回路３０に入力される。パチンコ玉が普通図柄用始動ゲート６を通過して始動通過玉検出スイッチ２７により検出されれば、その検出信号が入力回路３１を介して基本回路３０に入力される。遊技領域２４内に打込まれたパチンコ玉がいずれかの入賞領域や可変入賞球装置に入賞した場合には、その入賞玉が遊技盤２３裏面側に導かれて入賞玉処理装置に誘導されるのであり、その入賞玉処理装置により１個宛処理されて検出された入賞玉検出信号である当り玉信号Ａ，Ｂが入力回路３１を介して基本回路３０に入力される。この当り玉信号は、パチンコ玉がどこに入賞するかに応じて払出される景品玉の個数が２種類存在するために、その払出すべき景品玉数を特定するためにＡ，Ｂの２種類存在する。
【００１７】
普通図柄用始動ゲート検出スイッチ２７からの検出信号を受けた基本回路３０は、ＬＥＤ回路４１を介して普通図柄可変表示装置７に可変表示用制御信号を出力する。始動入賞玉検出スイッチ２５からの検出信号を受けた基本回路３０は、ＬＥＤ回路４１を介して記憶表示ＬＥＤ１１に始動入賞記憶表示用制御信号を出力する。カウントスイッチ２６からの検出信号を受けた基本回路３０は、ＬＥＤ回路４１を介して個数表示ＬＥＤ１３に入賞個数表示用制御信号を出力する。普通図柄用始動ゲート検出スイッチ２７の検出信号を受けた基本回路３０は、ＬＥＤ回路４１を介して記憶表示ＬＥＤ１２に普通図柄始動入賞記憶表示制御用の信号を出力する。さらに、基本回路３０は、遊技状態に応じて、ＬＥＤ回路４１を介して、飾りＬＥＤ１４，１５，１６，１７，サイドＬＥＤ２２ａ，２２ｂに表示制御用信号を出力する。
【００１８】
基本回路３０は、遊技状態に応じて、ランプ回路４０を介して、風車ランプ１９，サイドランプ２０，アタッカランプ１８，袖ランプ２１に点灯表示用または点滅表示用制御信号を出力する。
始動入賞玉検出スイッチ２５からの検出信号を受けた基本回路３０は、ソレノイド回路４３を介してソレノイド２８を励磁する制御信号を出力する。普通図柄用始動ゲート検出スイッチ２７からの検出信号を受けた基本回路３０は、ソレノイド回路４３を介してソレノイド２９を励磁するための制御信号を出力する。
【００１９】
基本回路３０は、遊技状態に応じて、ランプ回路４０を介して、可変表示装置に設けられている各種ランプを制御するためのランプ制御データＤ０〜Ｄ３を出力する。
始動入賞玉検出スイッチ２５の検出信号を受けた基本回路３０は、ＬＣＤ回路３２を介して、可変表示装置１を構成しているＬＣＤ表示器２に、可変表示制御用のコマンドデータＣＤ０〜ＣＤ７，割込信号ＩＮＴを出力する。
基本回路３０は、遊技状態に応じて、音声合成回路４２を介して音量増幅回路３９に音制御用信号を出力し、音量増幅回路３９から増幅された音制御信号が出力され、スピーカ等から音が発せられる。この音制御用信号は、左のスピーカ制御用の音出力（Ｌ）と右スピーカ制御用の音出力（Ｒ）とが出力され、ステレオ音が発せられる。
【００２０】
前記当り玉信号Ａ，Ｂが入力された基本回路３０は、その当り玉信号の種類に応じて払出すべき景品玉の個数データである賞球個数データを賞球個数信号出力回路３８に出力し、この賞球個数信号出力回路３８から賞球個数信号０〜３を景品玉払出し制御用マイクロコンピュータに出力する。
図３は、ＬＣＤ表示器２に設けられている表示制御用の制御回路を示すブロック図である。
図２に示した遊技制御回路は、図３に示すコントロール基板５０に設けられている。この図３に示す可変表示制御回路は、システムコントローラ５１と、ＣＰＵ５３と、プログラムＲＯＭ５４と、ワークＲＡＭ５５と、ビデオＲＡＭ５６と、キャラクタＲＯＭ５７と、パレットＲＡＭ５８と、インタフェース回路ＬＣＤ５９と、リセット回路６２と、発振回路６３とを含む。プログラムＲＯＭ５４は、ＣＰＵ５３による制御動作プログラムを記憶している。ワークＲＡＭ５５は、ＣＰＵ５３のワーキングエリアに対して機能するものであり、ＣＰＵ５３の制御に伴う制御データがこのワークＲＡＭ５５に記憶される。キャラクタＲＯＭ５７は、ＬＣＤモジュール６１に設けられているＬＣＤ表示器２により表示するための図柄等からなる識別情報や登場人物等からなる表示キャラクタ等の表示用データを記憶するものである。システムコントローラ５１は、ビデオ制御用プロセッサ，ＲＯＭ，ＲＡＭ等を内蔵しており、ＣＰＵ５３からの指令信号に従ってＬＣＤ表示器２を表示制御するためのものである。このシステムコントローラ５１には、リセット回路６２からシステムリセット信号が入力されてシステムリセットされるとともに、発振回路６３からシステムクロック信号が入力され、そのクロック信号に同期しながら表示制御動作を行なう。
【００２１】
コントロール基板５０とシステムコントローラ５１とがコネクタ５２を介して接続されており、コントロール基板５０に設けられている前記ＬＣＤ回路３２から、表示制御用のコマンドデータＣＤ０〜ＣＤ７，ＩＮＴがコネクタ５２を介してシステムコントローラ５１に入力される。またコントロール基板５０のＬＣＤ回路３２から＋１２Ｖ，＋５Ｖの電圧がコネクタ５２を介して表示制御回路に与えられる。システムコントローラ５１は、このコマンドデータに従って、ＣＰＵデータ信号をＣＰＵ５３に出力するとともに前記発振回路６３からのシステムクロック信号に従ったＣＰＵクロック信号をＣＰＵ５３に出力する。ＣＰＵ５３は、それら出力されてきた信号に従って、ＣＰＵアドレス信号，ＣＰＵデータ信号，ＣＰＵライト信号，ＣＰＵリード信号をワークＲＡＭ５５に出力する。前記システムコントローラ５１は、前記コマンドデータに従って、ＲＡＭセレクト信号をワークＲＡＭ５５に出力するとともに、ＲＯＭセレクト信号をプログラムＲＯＭ５４に出力する。
【００２２】
そして、ワークＲＡＭ５５からＣＰＵデータ信号がＣＰＵ５３に返信され、ＣＰＵ５３はその信号を受けて、ＣＰＵアドレス信号，ＣＰＵデータ信号，ＣＰＵコントロール信号をシステムコントローラ５１に出力する。システムコントローラ５１では、それらの信号に従って、ビデオＲＡＭ５６にＶＲＡＭアドレス信号，ＶＲＡＭデータ信号，ＶＲＡＭライト信号，ＶＲＡＭリード信号を出力し、ビデオＲＡＭ５６からＶＲＡＭデータ信号が返信されてくる。システムコントローラ５１は、キャラクタＲＯＭ５７にキャラクタ・アドレス信号を出力し、そのアドレス信号によって特定されるアドレスに記憶されている記憶データであるキャラクタデータがキャラクタ・データ信号としてシステムコントローラ５１に返信されてくる。
【００２３】
システムコントローラ５１は、パレット・アドレス信号，パレット・データ信号，パレット・ライト信号，パレット・リード信号をパレットＲＡＭ５８に出力し、パレットＲＡＭ５８からパレット・データ信号が返信されてくる。システムコントローラ５１は、前述した種々の入力信号に従って、ビデオ赤色信号，ビデオ緑色信号，ビデオ青色信号，ビデオ複合同期信号をＬＣＤインタフェース回路５９，コネクタ６０を介してＬＣＤモジュール６１に出力し、それらの信号に従って画像がＬＣＤ表示器２により表示される。
【００２４】
図４は、普通図柄可変表示装置７の表示動作を説明する説明図である。普通図柄可変表示装置７は、７セグメントで構成されており、図４（ａ）に示すように、０→１→３→５→７→９と変化していき９まで変化すれば再度０に戻って同じ変化を繰返すように制御される。この１図柄の表示時間は０．０８０秒であり、０から９まで図柄が一巡する１周期が０．４８０秒となっている。
この普通図柄可変表示装置４は、図４（ｂ）に示すように、ＷＣ ＲＮＤ２，ＷＣ ＲＮＤ Ｆの２つのランダムカウンタによりランダムに制御される。ＷＣＲＮＤ２は、普通図柄可変表示７の表示結果を当りにするか否かを事前に決定するためのランダムカウンタであり、２ｍｓｅｃ毎に１ずつ加算される。そして、３から加算更新されてその上限である１３まで加算更新された後再度３から加算更新するように構成されている。
【００２５】
ＷＣ ＲＮＤ Ｆは、普通図柄可変表示装置７により停止表示される予定停止図柄の種類を事前決定するためのランダムカウンタであり、後述するＷＣ ＲＮＤＣの桁上げ毎に１ずつ加算されるために、リセット待ち余り時間を利用して無限ループで加算更新される。このリセット待ち余り時間とは、前述したように、基本回路３０が２ｍｓｅｃ毎にリセットされてその２ｍｓｅｃの期間中にプログラムを先頭から最後まで実行し終わって次のリセット信号が定期リセット回路３４から入力されてくるのを待っている状態となるのであり、この待っている期間をリセット待ち時間という。ＷＣ ＲＮＤ Ｆは、このリセット待ち時間を利用して無限ループで加算更新される。そして０から加算更新されてその上限である５まで加算更新された後再度０から加算更新される。
【００２６】
図４（ｃ）は、普通図柄可変表示装置７の制御の流れを示す概略フローチャートである。前記ＷＣ ＲＮＤ２の計数値を抽出し、通常の遊技状態ではその抽出値が「１３」のときに当りと事前決定されて、普通図柄可変表示７に「７」を停止表示させる制御が行なわれる。一方、ＷＣ ＲＮＤ２の抽出値が「１３」以外のときには、外れが事前決定され、その場合には、前記ＷＣ ＲＮＤ Ｆの計数値を抽出し、その抽出値に対応する種類の図柄を普通図柄可変表示装置７に停止表示させる制御がなされる。なお、その場合に、偶然当り図柄に一致した場合には、「０」の図柄を普通図柄可変表示装置７に停止表示させる。
【００２７】
一方、前述した高確率中は、ＷＣ ＲＮＤ２の抽出値が「４〜１３」のいずれかのときに当りが事前決定されて「７」が停止表示される。また高確率中のときには、ＷＣ ＲＮＤ２の抽出値が「３」のときに外れが事前決定されて、前述したＷＣ ＲＮＤ Ｆの抽出値に従って停止表示制御がなされる。
図５は、各種ランダムカウンタおよびそれを用いた制御を説明するための説明図である。図５（ａ）に示すように、ＷＣ ＲＮＤ１は、特定遊技状態（大当り状態）を発生させるか否かを事前決定するためのランダムカウンタであり、２ｍｓｅｃ毎に１ずつ加算更新される。そして、この大当りの発生確率は、遊技場の係員のみが操作可能な位置に設けられた操作手段により設定１，設定２，設定３の３種類に可変設定可能に構成されている。そして、設定１の場合には、ＷＣＲＮＤ１は、０からカウントアップしてその上限である３５３までカウントアップしたのち再度０からカウントアップし直す。設定２の場合には、０からカウントアップしてその上限である３７７までカウントアップした後再度０からカウントアップし直す。設定３の場合には、０からカウントアップしてその上限である３９５までカウントアップした後再度０からカウントアップし直す。
【００２８】
ＷＣ ＲＮＤＬは、外れと事前決定された場合の可変表示部２ａの予定停止図柄を事前決定するためのランダムカウンタである。そして、２ｍｓｅｃ毎に１ずつ加算更新され、０からカウントアップしてその上限である１２までカウントアップした後再度０からカウントアップし直す。ＷＣ ＲＮＤＣは、外れと事前決定された場合の中可変表示部２ｂにより表示される予定停止図柄を事前決定するためのものであり、２ｍｓｅｃ毎に１ずつ加算更新されるとともに前記リセット待ち時間を利用して無限ループで加算更新される。そして０からカウントアップしてその上限である１５までカウントアップした後再度０からカウントアップし直す。ＷＣ ＲＮＤＲは、外れと事前決定された場合の右可変表示部２ｃにより表示される予定停止図柄を事前決定するためのものである。そして、ＷＣ ＲＮＤＣの桁上げ毎に１ずつ加算更新され、０カウントアップしてその上限である１２までカウントアップした後再度０からカウントアップし直される。
【００２９】
ＷＣ ＲＮＤ ＡＣＴは、リーチの種類を事前決定するためのものである。そして２ｍｓｅｃ毎に１ずつ加算更新され、０からカウントアップしてその上限である１４までカウントアップした後再度０からカウントアップし直す。
ＷＣ ＲＮＤ ＳＬＷは、図柄減速数を事前決定するためのものである。前記ＷＣ ＲＮＤ ＡＣＴにより図柄減速表示制御を行なうリーチが事前に選択決定された場合には、左可変表示部２ａと右可変表示部２ｃとが停止してリーチ表示状態になった後、中可変表示部２ｂが停止される前に複数個の図柄分減速した状態でスクロール表示されてその後停止表示される制御がなされる。その何図柄分減速スクロール表示させるかが、このＷＣ ＲＮＤ ＳＬＷによりランダムに事前決定されるのである。このＷＣ ＲＮＤ ＳＬＷは、２ｍｓｅｃ毎に１ずつ加算更新され、０からカウントアップしてその上限である２までカウントアップした後再度０からカウントアップし直す。
【００３０】
図５（ｂ）は、可変表示装置１の可変表示制御を示す概略フローチャートである。この図５（ｂ）は、前述した設定１，設定２，設定３のうちの設定１を例にとって示したものである。そのために、図示するように、ＷＣ ＲＮＤ１が０〜３５３の範囲内でカウントアップするものであることが示されている。なお、設定２の場合にはこれが０〜３７７となり、設定３の場合にはこれが０〜３９５となるのみであり、その他においては何ら変わるところがないために、図示および説明を省略する。
【００３１】
高確率ではない通常遊技状態のときに、ＷＣ ＲＮＤ１の抽出値が「７」のときには大当りを発生させることが事前決定され、ＷＣ ＲＮＤＬの計数値を抽出して、その抽出値（乱数）に相当する種類の図柄を左可変表示部２ａ，右可変表示部２ｃ，中可変表示部２ｂそれぞれに停止表示される制御がなされる。これにより、左，右，中の各可変表示部２ａ，２ｃ，２ｂの停止表示図柄がぞろめの図柄となり、大当りが発生する図柄の組合せが表示されることとなる。
一方、ＷＣ ＲＮＤ１の抽出値が「７」以外のときには、ＷＣ ＲＮＤＬ，Ｃ，Ｒの各抽出値により、左可変表示部２ａ，中可変表示部２ｂ，右可変表示部２ｃを停止表示させる。なお、この場合に、偶然ぞろめとなり大当り図柄と一致した場合には、ＷＣ ＲＮＤ１を１減算して、中可変表示部２ｂの予定停止図柄を１図柄だけずらして停止表示制御する。
【００３２】
一方、高確率時には、ＷＣ ＲＮＤ１の抽出値が、７，７１，１３１，１９７，２６３，３３１のうちのいずれかであれば大当りを発生させることが事前決定され、前述したＷＣ ＲＮＤＬの抽出値に従って停止表示制御がなされる。そして、高確率時に、ＷＣ ＲＮＤ１の抽出値が７，７１，１３１，１９７，２６３，３３１以外のときには、前述したＷＣ ＲＮＤＬ，Ｃ，Ｒの抽出値に従って停止表示制御がなされる。
このように、高確率時には、通常遊技時に比べて、大当りの発生確率が６倍に向上する。また、通常遊技状態において、設定１の場合には大当りの発生確率が１／３５４となり、設定２の場合には１／３７８となり、設定３の場合には１／３９６となる。
【００３３】
図６は、コマンドデータＣＤ０〜ＣＤ７，ＩＮＴ信号の送信動作を示すタイミングチャートである。コマンドデータは８個のブロックデータから構成されており、その８個のコマンドデータより１セットの表示指令信号が構成される。そして、割込信号であるＩＮＴ信号が２ｍｓｅｃ毎に送信され、それに合わせて前記各ブロックデータであるコマンドデータ１，コマンドデータ２，コマンドデータ３…が１ブロックずつ送信される。システムコントローラ５１は、前記ＩＮＴ信号を受信すれば、プロセッサが割込状態となり、そのときに送信されてきたコマンドデータを取込む動作が行なわれる。このコマンドデータの送信は、切目なしに常に行なわれており、前回送ったコマンドデータに何ら変化がなくてもその同じコマンドデータを次回にも送信する。
【００３４】
図７，図８は、前記コマンドデータの内容を説明するための説明図である。コマンドデータは、前述したように８ブロックのデータから構成されており、その内訳は、ｃｏｍＨ，ｃｏｍ０，ｃｏｍ１，ｃｏｍ２，ｃｏｍ３，ｃｏｍ４，ｃｏｍ５，ｃｏｍＣである。ｃｏｍＨは、８ブロックからなるコマンドデータの最初であることを示すためのコマンドヘッダであり、０ＥＦｈ（１６進数）というデータに固定されており、システムコントローラ５１がこのコマンドヘッダを受信すれば、８ブロックのコマンドデータの最初であることを認識する。ｃｏｍ０は、メインステータスのデータである。可変表示装置１の可変表示状態は、遊技機の遊技状態に応じて変化するのであり、その遊技機の遊技状態に応じた可変表示装置１の大まかな可変表示状態を指令して特定するためのデータがこのメインステータスデータである。このメインステータスデータｃｏｍ０は、００ｈ〜７Ｆｈの範囲内のデータであり、８０ｈ〜ＦＦｈは未使用の領域となっている。
【００３５】
ｃｏｍ０のデータが０ｘｈ（ｘは後述するように０〜Ｆの１６進数のうちの任意の値である）の場合には、可変表示装置１のＬＣＤ表示器２の画像表示をオフ状態にする指令信号となる。１ｘｈはデモモードを指定する指令信号である。このデモモードが指定されれば、可変表示装置１による可変表示動作が行なわれる以前における遊技とは無関係の画像がＬＣＤ表示器２によりデモ表示される。２ｘｈの場合には、ゲームモードが指定されることとなる。３ｘｈの場合には、可変表示装置の表示結果が予め定められた特定の表示態様（たとえば７７７）となり特定遊技状態（大当り状態）が開始した後の状態で、かつ可変入賞球装置４が第２の状態となっているインターバル期間中であることが指定される。４ｘｈの場合には、特定遊技状態（大当り状態）が発生して可変入賞球装置４が前述した繰返し継続制御された場合のその繰返し継続回数（ラウンド回数）を表示するモードであることが指定される。５ｘｈは未使用となっている。６ｘｈは特定遊技状態（大当り状態）が終了したときのモード指定となっている。７ｘｈは、エラーメッセージを可変表示装置１により表示する指令信号である。
【００３６】
前述した画面をオフにする指令信号である０ｘｈにおいて、ｘが０の場合には画面をオフにする指令信号となり、ｘが１〜Ｆの領域は未使用である。デモモードである１ｘｈにおいて、ｘ＝０の場合にデモモードが指定され、ｘが１〜Ｆのデータ領域は未使用の領域となっている。
ゲームモードである２ｘｈにおいて、ｘ＝０の場合には識別情報（図柄）の変動前の動作状態であることが指定され、ｘ＝１の場合には左可変表示部と右可変表示部と中可変表示部とのすべての可変表示部が変動中であることが指定され、ｘ＝２の場合には左可変表示部に表示される左図柄が停止状態であることが指定され、ｘ＝３の場合には右図柄が停止状態であることが指定され、ｘ＝４の場合には中図柄が停止状態であることが指定される。またｘ＝５の場合にはリーチ１が指定され、ｘ＝６の場合にはリーチ２が指定され、ｘ＝7 の場合にはリーチ３が指定され、ｘ＝８の場合にはリーチ４が指定され、ｘ＝９の場合にはリーチ５が指定され、ｘ＝Ａの場合にはリーチ６が指定される。このように、リーチの種類は１〜６の６種類存在する。このリーチが可変表示装置１により表示されるリーチ表示状態とは、可変表示装置の可変表示部の表示結果が時期を異ならせて複数導出表示され、その複数の表示結果が予め定められた特定の表示態様の組合せとなった場合に遊技者に有利な遊技状態（特定遊技状態）に制御される遊技機において、前記可変表示装置が可変開始された後前記複数の表示結果のすべてがまだ導出表示されていない段階で、既に導出表示された表示結果が前記予め定められた特定の表示態様の組合せを満たしている表示状態である。また、リーチ表示状態の他の定義としては、表示状態が変化可能な可変表示部を複数有する可変表示装置の表示結果が予め定められた特定の表示態様の組合せになった場合に、遊技状態が遊技者にとって有利な特定遊技状態となる遊技機において、前記可変表示装置の表示結果がまだ導出表示されていない段階で、前記特定の表示態様の組合せが表示されやすい可変表示状態になったと遊技者に思わせるための表示状態と定義づけることができる。
【００３７】
ｘ＝Ｂの場合には、可変表示装置１による可変表示期間を短縮させた短縮モードにおいて左可変表示部２ａ，中可変表示部２ｂ，右可変表示部２ｃにより表示される全図柄を変動表示しているモードであることがコマンド指定される。この短縮モードは、たとえば、特定遊技状態（大当り状態）が発生する確率が向上した確率向上状態となっているときに指定されるものであり、その確率向上状態のときには、可変表示装置１が可変開始した後比較的短時間に停止制御されることとなる。ｘ＝Ｃの場合には、短縮モードでかつ全図柄が停止した状態であることがコマンド指定される。ｘ＝Ｄの場合には、大当りが発生して可変入賞球装置４が第１の状態に駆動制御されている大当り動作モードであることが指定される。ｘ＝Ｅ〜Ｆのデータ領域は未使用と定められている。
【００３８】
フィーバー開始・インターバルモードである３ｘｈにおいて、ｘ＝０の場合には、特定遊技状態が発生して１回目の可変入賞球装置４の開成されるまでの期間中に可変表示装置１により画像を表示する状態である１ラウンドインターバルであることがコマンド指定される。ｘ＝１の場合には、可変入賞球装置４が１回開成制御された後閉成されて第２の状態となり、次に２回目の開成制御がなされるまでの第２ラウンドインターバル期間中に可変表示装置１により画像表示する状態である第２ラウンドインターバルであることがコマンド指定される。同様に、ｘ＝２の場合には第３ラウンドインターバル、ｘ＝３の場合には第４ラウンドインターバル…ｘ＝Ｆの場合には第１６ラウンドインターバルがコマンド指定される。
【００３９】
フィーバーラウンドモードである４ｘｈにおいて、ｘ＝０の場合には、可変入賞球装置４の第１回目の第１の状態の制御が行なわれる前の第１ラウンドであることを可変表示装置１により遊技者に表示するための第１ラウンド表示モードであることが指定される。同様に、ｘ＝１の場合には第２ラウンド表示が指定され、ｘ＝２の場合には第３ラウンド表示が指定され…ｘ＝Ｆの場合には第１６ラウンド表示が指定される。
フィーバー終了モードである６ｘｈにおいて、ｘ＝０の場合にはフィーバー終了モードが指定され、ｘ＝１〜Ｆのデータ領域は未使用と定められている。エラーメッセージ表示である７ｘｈにおいて、ｘ＝０の場合にはエラー表示モードであることがコマンド指定され、ｘ＝１〜４のデータ領域は未使用と定められており、ｘ＝５の場合には可変表示装置１の可変表示状態を１次停止させるモードであることがコマンド指定され、ｘ＝６〜Ｆのデータ領域は未使用と定められている。
【００４０】
ｃｏｍ１は、可変表示装置１の左可変表示部２ａにより停止表示される予定となっている予定停止図柄を特定する左図柄ナンバーを指定するためのコマンドデータである。この左図柄ナンバーは００ｈ〜０Ｃｈのデータの範囲内で特定されて送信される。また０Ｄｈ〜ＦＦｈのデータ領域は未使用となっている。
ｃｏｍ２は、中可変表示部２ｂにより停止表示される予定となっている予定停止図柄を特定するための中図柄ナンバーを指定するコマンドデータである。この中図柄ナンバーは、００ｈ〜０Ｆｈのデータ領域により特定されて送信され、１０ｈ〜ＦＦｈのデータ領域は未使用と定められている。
【００４１】
ｃｏｍ３は、右可変表示部２ｃにより停止表示される予定となっている予定停止図柄を特定するための右図柄ナンバーを指定するコマンドデータである。この右図柄ナンバーは、００ｈ〜０Ｃｈのデータ領域で特定されて送信され、０Ｄｈ〜ＦＦｈのデータ領域は未使用と定められている。
ｃｏｍ４は、ノーマル機であるかＣＲ機であるかと、減速図柄数とを指定するためのコマンドデータである。ＣＲ機とは、共通カードに記録されている有価価値を使用して遊技機に設けられてる玉払出装置から所定個数のパチンコ玉が遊技媒体として貸出されるように構成された遊技機のことである。なお共通カードとは、この共通カードシステムに加盟している遊技場であれば全国どこでも使用し得る第三者発行型のプリペイドカードのことである。この共通カードにより、遊技者の購入料金の対価としての共通有価価値を特定可能な情報が記録され、その有価価値を使用して遊技が可能な状態にし得る共通記録媒体が構成されている。ノーマル機とは、前述した共通カードを用いない遊技機のことであり、別途設けられた玉貸機から遊技媒体としてのパチンコ玉が貸出されてその貸出されたパチンコ玉を上皿に投入して遊技を行なうことのできる通常の遊技機である。減速図柄数とは、前述したＷＣ ＲＮＤ ＳＬＷによりランダムに特定された図柄数のことであり、この図柄数だけリーチ時における中可変表示部２ｂの図柄が減速スクロール表示された後停止される。
【００４２】
ｃｏｍ４のｂｉｔ０〜３により減速図柄数が指定され、ｂｉｔ４によりノーマル機であるかＣＲ機であるかが指定される。
ｃｏｍ５は、可変入賞球装置４に入賞してカウントスイッチ２６により検出された入賞玉のカウント数を指定するものであり、００ｈ〜０Ａｈにより指定されて送信される。また０Ｂｈ〜ＦＦｈは未使用領域となっている。
ｃｏｍＣは、チェックサムとして用いられる。このｃｏｍＣにより、前記ｃｏｍＨ〜ｃｏｍ５のデータの和の下位７ビットが送信される。その送信先である図３に示した可変表示制御用回路では、後述するように、今まで送られてきたｃｏｍＨ〜ｃｏｍ５の和を計算して下位７ビットを抽出しており、ｃｏｍＣにより送られてきたデータとその計算抽出したデータとを比較して一致するか否か照合し、一致する場合には正常と判断してそれまでに送られてきたコマンドデータを正しいデータとして取込み、一致しない場合にはそれまでに送られてきたコマンドデータが正しくないと判断して破棄する処理がなされる。
【００４３】
図９は、図２に示した遊技制御回路の基本回路３０の動作を示すメインフローチャートである。図８以降に示すフローチャートにおいて、各ステップの端に示されたアルファベットおよび数字は、そのステップのプログラムが記憶されているアドレスを１６進数で示したものである。まずＥＥ００Ｈにより、スタックポインタアドレスがセットされ、ＥＥ０３Ｈにより、初期化処理がなされる。次にＥＥ０６Ｈに進み、確率設定処理がなされる。この確率設定処理は、前述した遊技場の係員のみが操作可能な操作手段により設定１，設定２，設定３のいずれが設定されているかを判別してその設定値を記憶しておく処理である。次にＥＥ０９Ｈに進み、当り玉信号処理がなされる。この当り玉信号処理は、前述した払出制御マイクロコンピュータから送信されてきた当り玉信号Ａ，Ｂと特定入賞玉検出スイッチ８，カウントスイッチ２６からの検出信号とに基づいて払出すべき賞球個数信号を払出制御マイクロコンピュータに返信するための制御動作を行なうものである。
【００４４】
次にＥＥ０ＣＨに進み、図柄平均回転時間を算出する処理がなされ、ＥＥ０ＦＨに進み、出力データ制御処理がなされ、ＥＥ１２Ｈに進み、出力データをセットする処理がなされ、ＥＥ１５Ｈに進み、データ出力処理がなされ、ＥＥ１８Ｈに進み、表示制御処理がなされる。この表示制御処理は、可変表示装置１を制御するための図３に示した可変表示制御回路に表示制御用のコマンドデータを送信するための処理である。次にＥＥ１ＢＨに進み、警報処理がなされる。この警報処理は、前述したカウントスイッチ２６のショートやカウントスイッチ２６が玉を検出できない位置にずらされる等の検出不能状態になっているような異常事態が発生した場合に、警報表示したり警報音を発生させたりするための制御である。
【００４５】
次にＥＥ１ＥＨに進み、ランダム更新処理がなされる。次にＥＥ２１Ｈに進み、スイッチ処理がなされ、始動入賞玉検出スイッチ２５，カウントスイッチ２６，特別入賞玉検出スイッチ２８，通常図柄用始動ゲート検出スイッチ２７の検出信号がこのステップにより処理される。次にＥＥ２４Ｈに進み、プロセス処理がなされ、次にＥＥ２７Ｈに進み、普通図柄プロセス処理がなされ、ＥＥ２ＡＨに進み、音処理がなされ、ＥＥ２ＤＨに進み、情報出力処理がなされる。次に図８（ｂ）に示すＥＥ３０Ｈに進み、表示図柄ランダム更新処理がなされる。
【００４６】
このメインプログラムは、前述したように、２ｍｓｅｃ毎に１回先頭から最後まで実行され、次の定期リセット回路３４からのリセット信号が入力されるまでのリセット待ち時間を利用して、ＥＥ３０Ｈの処理が無限ループで繰返し実行される。このＥＥ３０Ｈは、前述したＷＣ ＲＮＤ１，ＷＣ ＲＮＤＬ，ＷＣ ＲＮＤＣ，ＷＣ ＲＮＤ ＡＣＴ，ＷＣ ＲＮＤ ＳＬＷの各ランダムカウンタの更新処理である。
図１０（ａ）は、図９（ａ）に示したＥＥ０３Ｈの初期化処理のサブルーチンプログラムである。まずＥＥ４１Ｈにより、初期化開始前であるか否かの判断がなされ、初期化開始前であれば図１３に示すＥＥ９７Ｈに進み、内蔵レジスタセット処理がなされる。この内蔵レジスタセット処理は、ＭＣＵ内蔵デバイスレジスタの初期設定を行なう処理であり、具体的には図１４に示されている。まずＦ５ＡＤＨにより、データセットが終了したか否かの判断がなされ、終了していない場合にはＦ５Ｂ６Ｈに進み、指定データを転送先（ワーク）に格納セットする処理がなされ、Ｆ５ＢＥＨに進み、データアドレスを「３」加算更新した後再度Ｆ５ＡＤＨに進み、前述した指定データの格納セット処理が繰返し行なわれ、データセットが終了した段階でＦ５ＡＤＨによりＹＥＳの判断がなされてサブルーチンプログラムが終了する。
【００４７】
図１０（ａ）のＥＥ４１Ｈにより、初期化開始前ではないと判断された場合にはＥＥ４５Ｈに進み、初期化中であるか否かの判断がなされ、初期化中でないと判断された場合にはＥＥ４ＣＨに進み、初期化中フラグがセットされた後ＥＥ５４Ｈに進み、割込待ち状態となる。そして定期リセット回路３４からリセット信号が入力されれば、この割込待ち状態から抜出してプログラムの先頭に復帰する。
そしてそのプログラムの先頭から再度プログラムが実行されてＥＥ４５Ｈにさしかかった段階で既に初期化中フラグがセットされているために、ＹＥＳの判断がなれて図１０（ｂ）に示すプログラムに進む。図１０（ｂ）では、まずＥＥ５６Ｈにより、初期化済であるか否かの判断がなされる。初期化済でないと判断された場合にはＥＥ５ＡＨに進み、初期化準備セットがなされる。これにより、初期化開始ＲＡＭポインタがセットされる。次にＥＥ５ＥＨに進み、セットされた初期化開始ＲＡＭポインタのアドレスに記憶されている記憶データをクリアする処理がなされ、次にＥＥ６０Ｈに進み、初期化アドレスを「１」減算更新し、次にＥＥ６１Ｈに進み、ＲＡＭクリア中であるか否かの判断がなされ、クリア中である場合には再度ＥＥ５ＥＨに進み、減算更新された初期化アドレスのＲＡＭ記憶データをクリアする処理がなされる。そしてＥＥ６０Ｈにより初期化アドレスが減算更新され、このクリア処理を繰返し実行してＲＡＭの記憶データがすべてクリアされた場合にはＥＥ６１ＨによりＮＯの判断がなされてＥＥ６３Ｈに進む。ＥＥ６３Ｈでは、初期化中フラグをセットする処理がなされる。これは、初期化終了後、使用するワークがすべて０クリアが行なわれているので、初期化フラグを初期化中／初期値書込指定の設定を行なうのである。そしてＥＥ６ＣＨに進み、定期リセット回路３４からのリセット信号の入力があるまでリセット割込待ち状態となる。
【００４８】
一方、ＥＥ５６Ｈにより初期化済であると判断された場合には、図１１に示すプログラムに進む。図１１では、まずＥＥ６ＥＨにより、初期化フラグが正常であるか否かの判断がなされる。そして初期化フラグが正常である場合にはＥＥ７１Ｈに進み、通常時デモ表示プロセスデータ／タイマのセット処理がなされる。これは、遊技者が遊技を行なっていない状態においては可変表示装置１によりデモ表示が行なわれるのであり、このデモ表示のプロセスデータの初期値をセットするのである。次にＥＥ７ＣＨに進み、リール初期化データのセット処理がなされる。これは、可変表示装置１により表示される識別情報である図柄の可変表示のための初期化データをセットするものである。次にＥＥ８２Ｈに進み、初期化終了フラグがセットされ、ＥＥ８ＢＨにより、定期リセット信号の入力待ちとなる。
【００４９】
一方、初期化フラグが正常でないと判断された場合には図１２に示すプログラムに進む。ＥＥ８ＤＨにより、初期化フラグがクリアされた後、リセット割込待ち状態となる。
図１５は、前記ＥＥ１８Ｈに示された表示制御処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。まずＥＥ９ＥＨにより、表示通信コマンドヘッダがセットされる。これは前述したｃｏｍＨのことであり、０ＥＦｈにセットされる。次にＥＥＡ２Ｈに進み、対応するコマンドデータを出力する処理がなされる。次にＥＥＡＦＨに進み、その出力されたコマンドデータがヘッダデータであるか否かの判断がなされ、ヘッダデータの場合にはＥＥＢ４Ｈに進み、前回の送信コマンドデータに関するチェックサムをクリアした後ＥＥＢ７Ｈに進む。一方、ヘッダデータでない場合には既にクリア済となっているためチェックムをクリアすることなくＥＥＢ７Ｈに進む。ＥＥＢ７Ｈでは、チェックサムを更新する処理がなされる。これは、送信されたコマンドデータを逐一加算してその総和を算出するものであり、コマンドデータが出力されるたびにその演算値が加算更新される。次にＥＥＢＤＨに進み、表示制御転送カウンタの更新処理がなされる。この表示制御転送カウンタは、８ブロックからなる各コマンドデータのブロックのうち、何個目のブロックデータを送信したかをカウントするためのものである。次にＥＥＣ３Ｈに進み、タイマ１割込セット処理がなされる。このタイマ１割込セットは、５００μ秒後にＩＮＴ信号（割込信号）のクリアを実行するためのものである。次にＥＥＤ１Ｈに進み、ＩＮＴ信号（割込信号）を図３に示した可変表示制御回路に出力する処理がなされる。これにより、可変表示制御回路は、割込状態となって送信されてきたコマンドデータを読込む制御動作を行なう。次にＥＥＤ９Ｈに進み、タイマ割込許可状態にしてサブルーチンプログラムが終了する。
【００５０】
この状態でＥＥＣ３Ｈによりセットされたタイマ１がタイムアップしてタイマ１割込が実行されれば、図１５（ｂ）の割込プログラムが実行されることとなる。まずＥＥＤＢＨにより、ＩＮＴ信号（割込信号）をクリアしてＩＮＴ信号の出力を停止させる制御が行なわれ、次にＥＥＥ３Ｈにより、割込信号をクリアしてタイマ１割込を終了させる処理がなされ、その後割込プログラムが終了する。
図１６（ａ）は、図９（ａ）に示したＥＥ１ＢＨに示された警報処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。まずＥＥＥ９Ｈにより、不正防止エラー自動復旧時であるか否かの判断がなされる。これは、不正防止エラー自動復旧タイマが０になっているか否かで判断し、０になっている場合にはＹＥＳの判断がなされ、ＥＥＦ２Ｈに進み、不正入賞警告フラグをクリアする処理がなされる。一方、不正防止エラー自動復旧タイマが０になっていない場合にはＥＥＥＤＨに進み、不正防止エラー自動復旧タイマを「１」減算した後ＥＥＦ８Ｈに進む。ＥＥＦ８Ｈでは、エラー中であるか否かの判断がなされる。これは、警告フラグの判定に基づいて行なわれる。そしてエラー中でない場合すなわち警告なしの場合にはサブルーチンプログラムが終了するが、エラー中である場合すなわち警告ありの場合には、ＥＥＦＣＨに進み、警告時表示ランプの点灯設定をするための警告時出力データのセットが行なわれ、ＥＦ０ＢＨに進み、警告音を発生させるための警告音フラグがセットされ、ＥＦ０ＦＨに進み、警告時表示制御コードのセットがされて障害が発生した旨のメッセージ表示が可変表示装置１により行なわれる。このＥＦ０ＦＨの具体的処理は、ｃｏｍ０（メインステータス）に０７０Ｈ（障害発生表示のコマンドデータ）をセットするものである。
【００５１】
図１６（ｂ）は、図８のＥＥ０ＦＨに示された出力データ制御処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。このサブルーチンプログラムは、表示データの制御処理を行なうものであり、ＥＦ１４Ｈにより、ランプタイマが終了したか否かの判断がなされ、終了している場合にはＥＦ１ＤＨに進むが、終了していない場合にはＥＦ１８Ｈに進み、ランプタイマを「１」減算する処理がなされ、ＥＦ１ＢＨに進み、ランプタイマの演算中であるか否かが判断され、演算中である場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了するが、演算中でない場合にはＥＦ１ＤＨに進み、ランプデータアドレスを「５」加算更新する処理がなされる。次にＥＦ２２Ｈに進み、ランプデータが終了したか否かの判断がなされ、終了している場合にはＥＦ２６Ｈに進み、ランプデータ先頭アドレスを抽出する処理がなされ、終了していない場合にはＥＦ２６Ｈの処理を行なうことなくＥＦ２８Ｈに進む。ＥＦ２８Ｈは、ランプ用データのアドレス更新値をセットする処理がなされ、ＥＦ２ＡＨに進み、ランプタイマをセットする処理がなされてサブルーチンプログラムが終了する。このサブルーチンプログラムにより、出力データポインタをランプ用タイマに同期させて順次更新する処理がなされる。
【００５２】
図１７は、図９（ａ）のＥＥ１２Ｈに示された出力データセット処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。このサブルーチンプログラムは、各出力データを出力形式に変換してセットするものであり、まずＥＦ２ＦＨにより、汎用タイマを「１」加算更新する処理がなされる。次にＥＦ３４Ｈに進み、ポートＢ／Ｃの不用データをクリアする処理がなされ、次にＥＦ３ＡＨに進み、ポートＢにデータをセットする処理がなされ、次にＥＦ４４Ｈに進み、ポートＣのデータを算出してセットする処理がなされ、次にＥＦ４ＡＨに進み、確率変動中以外であるか否かの判断がなされる。確率変動中でない場合にはＥＦ５８Ｈに進むが、確率変動中である場合にはＥＦ４ＥＨに進み、大当り中であるか否かの判断がなされる。大当り中である場合にはＥＦ５８Ｈに進むが、大当り中でない場合にはＥＦ５４Ｈに進み、確率変動中ランプ制御データをセットする処理がなされる。
【００５３】
次にＥＦ５８Ｈで、ポートＣにデータをセットする処理がなされ、ＥＦ５ＡＨに進み、特定領域スイッチ未入賞であるか否かの判断がなされる。可変入賞球装置４に進入した打玉が特定入賞領域（Ｖポケット）に入賞して特定入賞玉検出スイッチ８により検出されれば、このＥＦ５ＡＨによりＮＯの判断がなされてＥＦ５ＥＨにより、Ｖ表示ＬＥＤのセットがなされてＶ入賞があったことが表示される状態となる。一方、特定入賞領域にパチンコ玉がまだ入賞していない場合には、Ｖ表示ＬＥＤのセット処理がなされることなくＥＦ６１Ｈに進み、デジット４出力データのセット処理がなされる。この処理は、デジット４出力データに大入賞口入賞個数データをセットする処理である。次にＥＦ７０Ｈに進み、デジット２出力データのセット処理がなされる。この処理は、デジット２出力データに入賞記憶データ，普通図柄入賞記憶データをセットする処理である。次にＥＦ８２Ｈに進み、デジット３出力データをセットする処理がなされる。この処理は、デジット３出力データに飾りＬＥＤ Ａ出力データをセットする処理である。次にＥＦ８８Ｈに進み、デジット５出力データをセットする処理がなされる。この処理は、デジット５出力データにサイドＬＥＤ表示データ（左飾りＬＥＤ表示データ）をセットする処理である。
【００５４】
次にＥＦ９７Ｈに進み、デジット６出力データのセット処理がなされる。この処理は、デジット６出力データにサイドＬＥＤ表示データ（右飾りＬＥＤ表示データ）をセットする処理である。次にＥＦ９ＢＨに進み、普通図柄表示データを算出する処理がなされ、ＥＦＡ１Ｈにより、エラー中以外であるか否かの判断がなされ、図１６（ｂ）で説明した不正入賞警告フラグがセットされている場合にはＥＦＡ５Ｈに進み、エラー表示アドレスがセットされるが、エラー中以外であると判断された場合にはエラー表示アドレスのセットを行なうことなくＥＦＡＤＨに進み、デジット１出力データのセット処理がなされる。この処理は、デジット１出力データに普通図柄入賞記憶数データをセットする処理である。なお、エラー中であると判断された場合には、「Ｅ」とエラー表示データの交互出力表示が表示制御される。
【００５５】
図１８（ａ）は、図９（ａ）のＥＥ１５Ｈにより示されたデータ出力処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。このサブルーチンプログラムは、表示データ等を出力ポートへデータ出力するものである。まずＥＦＢ２Ｈにより、ダイナミック点灯をクリアする処理がなされ、次にＥＦＢＢＨにより、ポートＢデータを出力する処理がなされ、次にＥＦＣ０Ｈにより、ポートＣデータを出力する処理がなされる。次にＥＦＣ５Ｈにより、デジットカウンタを更新する処理がなされる。次にＥＦＣＢＨに進み、ポートＦデータを出力する処理がなされ、デジット対応表示データがポートＦに出力される。次にＥＦＤ６Ｈに進み、ポートＧデータを出力する処理がなされて、デジットデータをポートＧに出力する処理がなされる。
【００５６】
以上の処理により、各出力データが出力ポートにセットされて出力される。また、残留電流を考慮のため、デジットデータをクリアした後デジット対応表示データのデータ設定を行なうように構成されている。
図１８（ｂ）は、図９（ａ）のＥＥ１ＥＨに示されたランダム更新処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。このサブルーチンプログラムは、大当り判定用のランダムカウンタＷＣ ＲＮＤ１と、普通図柄当り判定用のランダムカウンタＷＣ ＲＮＤ２と、左予定停止図柄決定用のランダムカウンタＷＣ ＲＮＤＬとの各ランダムカウンタを２ｍｅｃ毎に加算更新するものである。なお、可変表示装置１の可変表示結果がぞろめの図柄となり、大当りが発生した場合に、そのぞろめを構成する図柄の種類次第で前述した高確率状態となるのであり、そのために、左予定停止図柄決定用のランダムカウンタＷＣ ＲＮＤＬは、確率変動用ランダムカウンタとしても機能している。
【００５７】
まずＥＦＥ６Ｈにより、左図柄，確率変動判定用ランダムカウンタＷＣ ＲＮＤＬを更新する処理を行ない、次にＥＦＥＣＨにより、大当り判定用ランダムカウンタＷＣ ＲＮＤ１に「１」加算する処理がなされ、次にＥＦＥＦＨに進み、その大当り判定用ランダムカウンタが最大値未満であるか否かの判断がなされる。そして最大値未満の場合にはＥＦＦ６Ｈに進むが、最大値に達している場合にはＥＦＦ３Ｈに進み、大当り判定用ランダムカウンタをクリアして０にする処理がなされる。
【００５８】
次にＥＦＦ６Ｈでは、大当り判定用ランダムカウンタをセットする処理がなされ、次にＥＦＦ８Ｈにより、普通図柄判定用ランダムカウンタＷＣ ＲＮＤ２を更新する処理がなされる。
図１９（ａ）は、図９（ａ）のＥＥ２１Ｈにより示されたスイッチ処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。このサブルーチンプログラムはスイッチ別の論理判定処理を行なうものであり、まずＥＦＦＦＨにより、確率設定中であるか否かの判断がなされる。前述した遊技場の係員のみが操作可能な操作手段により大当りの発生確率（設定１，設定２，設定３）の確率設定中であるか否かの判断がこのＥＦＦＦＨによりなされ、確率設定中でないと判断された場合にはＦ００３Ｈに進み、エラー中であるか否かの判断がなされる。そして図１６（ａ）で説明した不正入賞警告フラグがセットされていない場合にはエラー中でないと判断されてＦ００７Ｈに進み、第１種始動口スイッチ処理すなわち始動入賞玉検出スイッチ２５の入賞判定処理を行ない、次にＦ００９Ｈに進み、普通図柄スイッチ処理すなわち普通図柄用始動ゲート検出スイッチ２７の入賞判定処理が行なわれてＦ００ＢＨに進む。一方、確率設定中であると判断された場合またはエラー中であると判断された場合には、Ｆ００７Ｈ，Ｆ００９Ｈの処理を行なうことなくＦ００ＢＨに進み、カウントスイッチ２６の入賞判定処理が行なわれ、次にＦ００ＤＨにより、特定入賞玉検出スイッチ８の入賞処理が行なわれる。このように警告フラグがセットされたエラー中の場合には、始動入賞口３や普通図柄用始動ゲート６に打玉が入賞したとしてもスイッチチェック処理が行なわれないために、可変表示装置１や普通図柄可変表示装置７が可変表示されることもない。
【００５９】
図１９（ｂ）は、図１９（ａ）のＦ００９Ｈに示された普通図柄スイッチ処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。このサブルーチンプログラムは、普通図柄用始動ゲート検出スイッチ２７の入賞判定をして、入賞記憶が最大値未満ならばＷＣ ＲＮＤ２の抽出値の格納処理を行ない、普通図柄入賞記憶個数を「１」加算更新するものである。まずＦ０１０Ｈにより、普通図柄用始動ゲート検出スイッチ２７のスイッチチェック処理が行なわれ、Ｆ０１５Ｈにより、そのチェック処理の結果スイッチがＯＦＦになっているか否かの判断がなされ、なっていればそのままサブルーチンプログラムが終了するが、ＯＮになっている場合にはＦ０１７Ｈに進み、入賞記憶数が最大値以上であるか否かの判断がなされる。最大値以上の場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了するが、最大値未満の場合にはＷＣ ＲＮＤ２の格納バンクを算出する処理がなされる。ＷＣ ＲＮＤ２は、普通図柄用始動ゲート検出スイッチ２７の検出信号の入力があったときにその計数値が抽出されるのであり、その抽出値（乱数）が該当する普通図柄用始動記憶に対応して格納記憶されるのである。そして、普通図柄用始動記憶は古い順に最大４個まで記憶可能に構成されているために、このＷＣＲＮＤ２の抽出値（乱数）も古い順に最大４個格納記憶できるように構成されている。そして、このＦ０１ＤＨにより、普通図柄用始動記憶に対応する格納バンクを算出する処理がなされるのである。次にＦ０２３Ｈに進み、ＷＣ ＲＮＤ２の抽出値（乱数）を算出された格納バンクに格納する処理がなされ、次にＦ０２７Ｈに進み、普通図柄入賞記憶カウンタを「１」加算更新する処理がなされる。
【００６０】
図２０（ａ）は、図１９（ａ）のＦ００７Ｈに示した第１種始動口スイッチ処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。このサブルーチンプログラムは、第１種始動口スイッチすなわち始動入賞玉検出スイッチ２５のスイッチの入賞判定を行ない、ランダム格納処理を実行するものである。まずＦ０２ＢＨにより、始動入賞検出スイッチ２５のスイッチチェック処理を行ない、Ｆ０３０Ｈにより、そのチェック処理の結果スイッチがＯＦＦになっているか否かの判断がなされ、なっている場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了するが、ＯＮになっている場合にはＦ０３２Ｈに進み、始動回数カウンタを「１」加算更新する処理がなされ、次にＦ０３５Ｈに進み、電動役物入賞カウンタを「１」加算更新する処理がなされる。この電動役物とは、始動入賞口３（図１参照）を構成している可変入賞球装置のことであり、この電動役物入賞カウンタにより、始動入賞記憶がなされる。
【００６１】
次にＦ０３８Ｈに進み、入賞記憶が最大値以上になっているか否かの判断がなされ、電動役物入賞カウンタのカウント値が最大値である「４」以上になっている場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了するが、なっていない場合にはＦ０３ＥＨに進み、ランダム格納バンクを算出し、Ｆ０４６Ｈにより、その算出された格納バンクにＷＣ ＲＮＤ１の抽出値（乱数）を格納する処理がなされる。ＷＣ ＲＮＤ１は、始動入賞玉検出スイッチ２５の検出信号が入力されたときに抽出されて、その始動入賞玉検出スイッチの検出信号に伴う始動入賞記憶に対応させてその抽出値（乱数）が格納されるのである。また、始動入賞記憶は、古い順に最大「４」まで記憶可能となっており、ＷＣ ＲＮＤ１の抽出値（乱数）もそれに対応して古い順に４個格納可能に構成されている。その格納場所がＦ０３ＥＨにより算出されてその算出された格納場所に抽出値（乱数）が格納される（Ｆ０４６Ｈ）。そして、その算出された格納バンクに、さらに、左予定停止図柄決定用のランダムカウンタＷＣ ＲＮＤＬの抽出値（乱数）も格納される。次にＦ０４ＥＨに進み、入賞記憶カウンタを「１」加算更新する。この入賞記憶カウンタにより、始動入賞記憶が行なわれる。
【００６２】
図２０（ｂ）は、図１９（ａ）のＦ００ＢＨに示されたカウントスイッチ処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。まずＦ０５２Ｈにより、カウントスイッチ２６の入賞チェック処理が行なわれ、Ｆ０５７Ｈにより、そのチェック処理の結果スイッチがＯＦＦになっているか否かの判断がなされ、なっている場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了するが、ＯＮになっている場合にはＦ０５９Ｈに進み、賞球記憶カウンタを「１」加算更新する処理がなされる。本実施例の遊技機では、可変入賞球装置に打玉が入賞した場合に入賞玉１個につき１５個の景品玉が払出され、可変入賞球装置以外の入賞領域に打玉が入賞した場合は入賞玉１個につき７個の景品玉が払出されるように制御されるが、遊技領域に設けられた入賞領域や入賞球装置に入賞した入賞玉はすべて合流されて１箇所に集められて景品玉払出しのために１個宛処理されて検出されるように構成されている。ゆえに、可変入賞装置４に入賞した入賞玉を他の入賞領域に入賞した入賞玉と区別して景品玉の１５個払出し制御を行なわなければならず、その関係上賞球記憶カウンタを設け、カウントスイッチ２６の検出信号に基づいてこの賞球記憶カウンタを「１」加算更新し、入賞玉が発生した場合にこの賞球記憶カウンタのカウント値のあるなしで１５個の景品玉の払出し指令信号を出力したり７個の景品玉の払出し指令信号を出力したりするのである。次にＦ０５ＣＨに進み、１０カウント処理がなされる。この１０カウント処理は、カウントスイッチ２６が入賞玉を検出した個数を計数するための処理である。
【００６３】
図２１は、図１９（ａ）のＦ００ＤＨに示された特定領域スイッチ処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。Ｆ０５ＦＨにより、特定入賞玉検出スイッチ８のスイッチチェック処理がなされ、Ｆ０６４Ｈにより、そのチェック処理の結果スイッチがＯＦＦになっているか否かの判断がなされ、なっている場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了するが、ＯＮになっている場合にはＦ０６６Ｈに進み、前述した賞球記憶カウンタを「１」加算更新する処理がなされる。この加算更新は、前述した趣旨と同様である。
【００６４】
次にＦ０６９Ｈに進み、エラー中であるか否かの判断がなされ、図１６（ａ）で説明した不正入賞警報フラグがセットされている場合にはＹＥＳの判断がなされてＦ０８６Ｈに進む。一方、エラー中でないと判断された場合にはＦ０６ＤＨに進み、特定領域有効中以外であるか否かの判断がなされる。この特定領域有効中とは、可変入賞球装置４が第１の状態に変化してからその可変入賞球装置４が第２の状態となった後所定の受付待ち時間が経過するまでの期間である。可変入賞球装置４が第２の状態で打玉が入賞不可能な場合には特定入賞玉検出スイッチ８を能動化しておく必要がなく、また、可変入賞球装置４の第１の状態が終了して第２の状態に切換わった後においても、その第２の状態に切換わる間際に可変入賞球装置４内に入賞した入賞玉がその後特定入賞玉検出スイッチ８により検出される可能性もあるために、そのことを考慮して特定入賞玉の入賞受付待ち時間が設定されており、その入賞受付待ち時間が経過した後に特定領域有効中でない状態となる。そして特定領域有効中でないと判断された場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了する。特定領域有効中であると判断された場合にはＦ０７１Ｈに進み、開放回数が最大値以上であるか否かの判断がなされる。この開放回数とは、可変入賞球装置４の第１の状態の繰返し継続制御の実行回数のことであり、この実行上限回数はたとえば１６回と定められている。そして、現時点における繰返し継続制御の実行回数がその最大値に達している場合にはＹＥＳの判断がなされてＦ０８６Ｈに進むが、未だにその上限回数に達していないと判断された場合にはＦ０７７Ｈに進み、特定領域オンフラグが設定済であるか否かの判断がなされる。そして既に特定領域オンフラグが設定済の場合には重ねて設定する必要がないためにＦ０８６Ｈに進むが、設定済でない場合にはＦ０７ＢＨに進み、特定領域オンフラグをセットする処理がなされる。そして、後述するように、この特定領域オンフラグのセットに基づいて可変入賞球装置４の繰返し継続制御が実行される。次にＦ０７ＥＨに進み、特定領域入賞ランプをセットする処理がなされ、特定入賞領域に打玉が入賞したことがランプにより点灯表示される。次にＦ０８６Ｈに進み、１０カウントのカウント処理がなされる。
【００６５】
このように、警告フラグがセットされたエラー中の場合には、たとえ打玉が特定入賞領域５内に入賞したとしても特定領域オンフラグがセットされないために、繰返し継続制御が行なわれることもない。
図２２は、前記Ｆ０１０Ｈ，Ｆ０２ＢＨ，Ｆ０５２Ｈ，Ｆ０５ＦＨに示したスイッチチェック処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。このサブルーチンプログラムは、各スイッチの作動判定と作動設定とを行なうものである。まずＦ０８９Ｈにより、入力データの算出処理が行なわれる。この処理は、スイッチデータ先頭アドレスを指定するものである。次にＦ０８ＦＨに進み、指定スイッチがＯＮになっているか否かの判断がなされる。ＯＮになっていないと判断された場合にはＦ０９６Ｈに進み、指定エラーのクリア処理がなされる。この指定エラーとは、指定されたスイッチが短絡している場合のエラーのことであり、その指定スイッチがＯＦＦになっているということは、その指定スイッチが短絡していないということであるために、短絡を表わす指定エラーをクリアするのである。次にＦ０９ＤＨに進み、スイッチカウンタをクリアしてＦ０ＢＢＨに進み、そのクリアされたスイッチカウンタをセットする処理がなされてＦ０ＢＥＨに進み、スイッチのオンチェック処理がなされる。このスイッチのオンチェック処理は、前記スイッチカウンタのカウント値が所定の判定値に達したタイミングでＯＮになったと判断されるように処理される。
【００６６】
Ｆ０８ＦＨにより指定スイッチがＯＮであると判断された場合にはＦ０Ａ２Ｈに進み、指定されたスイッチカウンタの最大値に達しているか否かの判断がなされ、最大値未満であると判断された場合にはＦ０Ｂ５Ｈに進み、その指定されたスイッチカウンタに「１」加算する処理がなされる。一方、最大値に達している場合にはＦ０ＡＢＨに進み、そのスイッチに対応する警告フラグ（指定エラーフラグ）をセットする処理がなされる。このＦ０ＡＢＨによりセットされるエラーフラグは、当該スイッチが短絡状態となりＯＮ信号が出っぱなしとなった場合や、当該スイッチの検出箇所において玉詰まりが生じて当該スイッチからＯＮ信号が出っぱなしとなった場合等にセットされる。
【００６７】
図２３（ａ）は、前記Ｆ０５ＣＨ，Ｆ０８６Ｈにより示されたカウント処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。まずＦ０Ｃ３Ｈにより、不正入賞以外であるか否かの判断がなされる。この判断は、不正入賞カウンタが０になっているか否かで判断し、０になっている場合には不正入賞と判断されてＦ０Ｃ７Ｈに進み、不正入賞エラー（不正入賞警告フラグ）がセットされる。一方、０になっていない場合にはＦ０ＣＡＨに進み、不正防止エラー自動復帰タイマがセットされる。このセットによりセットされた不正防止エラー自動復帰タイマがタイムアップしたか否かが図１６（ａ）のＥＥＥ９Ｈで判断されるのである。そしてこの不正防止エラー自動復帰タイマがタイムアップした段階でエラー状態（警告状態）から遊技機が自動的に復旧する。前記不正入賞カウンタが０でなかった場合にＦ０ＣＦＨにより、カウントスイッチずらしエラーの解除が行なわれる。これは可変入賞球装置４への打玉の入賞個数のカウント処理を行なうためにカウントスイッチずらしエラー発生を復旧させるのである。
【００６８】
そしてＦ０Ｄ２Ｈに進み、カウントスイッチ有効期間以外であるか否かの判断がなされる。これはプロセスフラグをチェックして大入賞口（可変入賞球装置４）が開放状態で打玉が入賞して検出される期間中であるか否かがこれにより判定される。カウントスイッチ有効時間以外の場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了するが、カウントスイッチ有効期間の場合にはＦ０ＤＥＨに進み、入賞個数最大値以上であるか否かの判断がなされる。可変入賞球装置４への打玉の入賞個数はその入賞許容上限個数が定められており、その個数以上であるか否かがこのステップにより判別され、以上でない場合にＦ０Ｅ４Ｈに進み、入賞個数カウンタを「１」加算更新する。
【００６９】
図２３（ｂ）は、図９（ａ）のＥＥ２４Ｈで示されたプロセス処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。まずＦ０Ｅ８Ｈにより、エラー中であるか否かの判断がなされる。この判断は警告フラグがセットされているか否かによって行なわれる。そして警告フラグがセットされていない場合にはＮＯの判断がなされてＦ０ＥＣＨに進み、各プロセス処理が実行される。
この各プロセス処理は、図２４と図２５とに示されている。
図２４は、可変表示装置１の図柄プロセス処理である。まずＦ０ＥＣＨにより、プロセスフラグの値に応じて制御を分岐させる処理がなされる。プロセスフラグ（ＷＦ ＰＲＯ）が００Ｈの場合には、Ｆ２３ＢＨに進み、通常時処理がなされる。同様に、ＷＦ ＰＲＯが０１Ｈのときに全図柄変動前処理が行なわれ、０２Ｈのときに全図柄変動処理が行なわれ、０３Ｈのときに左図柄停止処理が行なわれ、０４Ｈのときに右図柄停止処理が行なわれ、０５Ｈのときに中図柄停止処理が行なわれ、０６Ｈのときにフィーバーチェック処理が行なわれ、０７Ｈのときに大入賞口開放前処理が行なわれ、０８Ｈのときに大入賞口開放処理が行なわれ、０９Ｈのときに大入賞口開放後処理が行なわれる。
【００７０】
図２５に示した普通図柄プロセス処理では、Ｆ５ＣＢＨにより、普通図柄プロセスフラグの値に応じて制御を分岐させる処理がなされる。そして、普通図柄プロセスフラグ（ＷＦ ＰＲＯＦ）が００Ｈのときに、Ｆ５ＤＤＨに進み、普通図柄通常時処理がなされる。同様に、ＷＦ ＰＲＯＦが０１Ｈのときに普通図柄変動時処理がなされ、０２Ｈのときに普通図柄フィーバーチェック時処理がなされる。
図２６は、図９（ａ）のＥＥ２ＤＨに示した情報出力処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。このサブルーチンプログラムは、各情報出力データ信号の設定を行なうものであり、まずＦ１ＤＣＨにより、情報出力クリア処理がなされる。次にＦ１０ＦＨに進み、図柄確定情報タイマ演算が終了したか否かの判断がなされる。この判断は、図柄確定情報タイマが０になったか否かで判断され、０になっている場合にはＦ１１ＡＨに進むが、０になっていない場合にはＦ１１４Ｈに進み、図柄確定情報タイマを「１」減算更新し、その値をＦ１１７Ｈによりセットする処理がなされる。この図柄確定情報タイマは、後述するＦ３Ｄ９ＨやＦ４３１Ｈの始動情報出力タイマのセットに用いられる。
【００７１】
次にＦ１１ＡＨに進み、大当り中以外であるか否かの判断がなされ、大当り中の場合にはＦ１２０Ｈにより、大当り情報／確率変動情報がセットされる。一方、大当り中以外の場合はＦ１２３Ｈに進み、確率変動中以外であるか否かの判断がなされ、以外である場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了するが、以外でない場合にはＦ１２７Ｈに進み、確率変動情報がセットされる。
図２７（ａ）は、図９（ａ）のＥＥ０ＣＨに示した図柄平均回転時間算出処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。まずＦ１２ＢＨにより、２分間タイマ演算処理が行なわれる。この処理は、２分間の始動入賞口への打玉の入賞個数を判定して全図柄変動時間をその入賞個数により区分して設定するために行なわれる。そしてＦ１３８Ｈに進み、始動個数チェック時間以外であるか否かの判断がなされ、以外の場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了する。始動個数チェック時間の場合にはＦ１３ＡＨに進み、２分間タイマ演算を行なった結果、その２分間の間に始動入賞回数が１０回未満であったか否かの判断がなされ、未満であった場合にはＦ１４８Ｈに進み、始動回数チェックカウンタがクリアされたサブルーチンプログラムが終了する。始動入賞回数が１０回以上の場合にはＦ１４０Ｈに進み、始動回数が１５回以下であるか否かの判断がなされ、１５回以下の場合にはＦ１４６Ｈに進み、図柄変動時間パターンがセットされる。一方、始動回数が１５回を超える場合にはＦ１４４Ｈに進み、始動回数１５回以上の値がセットされる。
【００７２】
以上の処理より、始動回数が９以下のときには全図柄変動時間が９０００ｍｅｃにセットされ、始動回数が１０のときには８０００ｍｅｃがセットされ、始動回数が１１のときには７０００ｍｅｃがセットされ、１２のときには６０００ｍｅｃがセットされ、１３のときには５０００ｍｅｃがセットされ、１４以上のときには４３００ｍｅｃがセットされる。そして、このようにしてセットされた時間だけ左可変表示部２ａ，中可変表示部２ｂ，右可変表示部２ｃの全図柄が変動して、そのセットされた時間が経過した段階でまず左可変表示部２ａが停止し、次に右可変表示部２ｃが停止し、最後に中可変表示部２ｂが停止する。
【００７３】
図２７（ｂ）は、図９（ａ）のＥＥ２ＡＨに示した音処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。このサブルーチンプログラムは、演奏データポインタの更新と音演奏処理とを行なうものであり、まずＦ１４ＣＨにより、音フラグの変更があるか否かの判断がなされる。この音フラグとは、スピーカから発するべき種々の音を指定するためのフラグであり、前記ＥＦ０ＢＨやＦ５Ａ４Ｈ等により発生させるべき種々の音に対応するフラグがセットされる。そして、音フラグ変更なしと判断された場合にはＦ１６６Ｈに進み、変更されていない今までの種類の音を発生させる音演奏処理がなされる。一方、音フラグ変更ありと判断された場合にはＦ１５ＢＨに進み、変更された音フラグに対応する新規音アドレスをセットする処理がなされる。そして、その新規にセットされた音アドレスに対応する種類の音を演奏する処理がＦ１６６Ｈによりなされる。なお、指定されたデータアドレスと演奏中データアドレスとが不一致の場合には、Ｆ１５ＢＨにより指定された新規音アドレスを先頭アドレスに設定する処理がなされる。
【００７４】
図２８は、図２７（ｂ）のＦ１６６Ｈに示した音演奏処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。このサブルーチンプログラムは、演奏コードに従う音制御信号出力操作により指定音データの演奏処理を行なうものである。まずＦ１６ＥＨにより、音制御信号を出力する処理がなされる。この処理は、具体的には、ＲＥＳ信号（リッセト信号），ＲＤＹ，ＲＱ，ＣＫ信号を、ハイにセットするとともに、音制御ビットデータをクリアする処理である。次にＦ１７ＥＨに進み、演奏タイマを「１」減算してその演奏タイマが終了したか否かの判断がなされる。そして終了したと判断された場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了するが、終了していないと判断された場合にはＦ１８ＡＨに進み、演奏終了時以外であるか否かの判断がなされる。これは、音タイマを抽出してコード判定を行ない、終了コードの場合にはＮＯの判断がなされて、Ｆ１９２Ｈにより、５００ｍｓｅｃの仮タイマを設定してサブルーチンプログラムが終了する。一方、終了コードでなかった場合にはＦ１８ＡＨによりＹＥＳの判断がなされてＦ１９ＢＨに進み、リセットコード以外であるか否かの判断がなされ、リセットコードの場合にはＦ１Ａ４Ｈに進み、リセット制御データ（ＲＥＳ信号）の出力処理が行なわれ、Ｆ１ＡＢＨにより音データアドレスを「２」加算更新する処理がなされ、Ｆ１ＡＤＨにより、演奏タイマ（音用タイマ）をクリアして、Ｆ１Ｂ４Ｈにより、リセット制御データ（ＲＥＳ信号）をクリアする処理がなされてサブルーチンプログラムが終了する。
【００７５】
一方、Ｆ１９ＢＨによりリセットコードでないと判断された場合にはＦ１ＢＦＨに進み、ジャンプコード以外であるか否かの判断がなされる。そしてジャンプコードである場合にはＦ１Ｃ５Ｈに進み、ジャンプ先頭アドレスを算出しコード判定処理（Ｆ１８ＡＨ）に制御を戻す処理がなされる。また、ジャンプコードでないと判断された場合にはＦ１Ｃ９Ｈに進み、曲データの下位ビットデータをＤＳＰ（デジタルサウンドプロセッサ）等を含む音制御回路に通信する処理がなされる。
【００７６】
次にＦ１Ｄ２Ｈに進み、曲データの上位ビットデータを前記音制御回路に通信する処理がなされる。これらＦ１Ｃ９Ｈ，Ｆ１Ｄ２Ｈによる通信処理は、８ビットのシリアル通信処理により行なわれる。このシリアル通信処理が終了後、Ｆ１ＤＢＨに進み、レディ制御信号であるＲＤＹ信号をオンし、次にＦ１Ｅ２Ｈによりレディ制御信号をオフし、データ転送を終了する。次にＦ１Ｅ７Ｈに進み、音データアドレスを「４」更新する処理が行なわれてサブルーチンプログラムが終了する。
【００７７】
図２９（ａ）は、図２８のＦ１Ｃ９Ｈに示した曲データの通信処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。このサブルーチンプログラムは、指定音データのシリアル通信処理を行なうものであり、まずＦ１ＥＣＨにより、リクエスト制御データであるリクエスト信号（ＲＱ信号）を立下げてデータ転送リクエスト要求を行なう処理がなされ、次にＦ１Ｆ３Ｈに進み、シリアル転送データを設定してストックする処理がなされる。次にＦ１ＦＦＨに進み、シリアルクロックデータ（ＣＫ信号）を立上げて、シリアル転送を開始する処理がなされる。次にＦ２０８Ｈに進み、通信カウンタを「１」減算更新する処理がなされ、次にＦ２０ＢＨに進み、データ通信の残りがあるか否かの判断がなされ、残りがなければそのままサブルーチンプログラムは終了するが、残りがある場合にはＦ１Ｆ３Ｈに戻り、再度残りのデータのシリアル転送を行なう処理が繰返し行なわれる。
【００７８】
図２９（ｂ）は、図９（ｂ）のＥＥ３０Ｈに示した表示図柄ランダム更新処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。このサブルーチンプログラムは、各種ランダムカウンタの更新処理を行なうものである。まずＦ２０ＥＨにより、減速、リーチ継続判定用ランダムカウンタ（ＷＣ ＲＮＤ ＳＬＷ）の更新処理が行なわれる。次にＦ２１３Ｈに進み、リーチ動作ランダムカウンタ（ＷＣ ＲＮＤ ＡＣＴ）の更新処理が行なわれる。次にＦ２１８Ｈに進み、中図柄ランダムカウンタ（ＷＣ ＲＮＤＣ）の更新処理が行なわれる。次にＦ２１ＤＨに進み、中図柄ランダムカウンタの更新処理の結果桁上がりになったか否かの判断がなされ、なっていない場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了するが、なっている場合にはＦ２１ＦＨに進み、右図柄ランダムカウンタ（ＷＣＲＮＤＲ）の更新処理がなされ、Ｆ２２４Ｈに進み、普通図柄表示用ランダムカウンタ（ＷＣ ＲＮＤ Ｆ）の更新処理がなされてサブルーチンプログラムが終了する。
【００７９】
図３０は、図２９（ｂ）のＦ２０ＥＨ，Ｆ２１３Ｈ，Ｆ２１８Ｈ，Ｆ２１ＦＨ，Ｆ２２４Ｈに示した各種ランダムカウンタの更新処理を示すサブルーチンプログラムである。まずＦ２２ＡＨにより、カウンタアドレスの算出がなされる。これは、カウント対象となるランダムカウンタに対応するアドレスを算出する処理である。次にＦ２２ＤＨに進み、その算出されたアドレスのランダムカウンタを「１」加算処理する処理がなされる。次にＦ２３１Ｈに進み、そのランダムカウンタのカウント値が最大値未満であるか否かの判断がなされ、未満である場合にはそのままＦ２３７Ｈに進み加算更新されるカウント値をセットして格納する処理がなされ、最大値以上である場合にはＦ２３５Ｈにより、そのランダムカウンタのカウント値を最小値にして、その最小値（たとえば０）をＦ２３７Ｈによりセットして格納する処理がなされる。
【００８０】
図３１は、図２４のＦ２３ＢＨに示した通常時処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。このサブルーチンプログラムは、プロセス処理中に使用するワークのクリア、短縮モード判定、大当り判定処理、図柄設定処理、バンクシフト処理を行なうものである。まずＦ２３ＢＨにより、通常時ワークセット処理がなされる。これにより、ゲーム進行に関与するワークのクリアを行ない、通常表示の状態にする。次にＦ２４１Ｈに進み、通常時プロセス／タイマ処理がなされる。次にＦ２４７Ｈに進み、入賞記憶があるか否かの判断がなされる。打玉始動入賞口３に入賞して始動入賞記憶がある場合にはＦ２４ＢＨに進むが、始動入賞記憶がない場合には図３２に示すようにサブルーチンプログラムが終了する。Ｆ２４ＢＨでは、始動入賞記憶が２個以上であるか否かの判断がなされ、２個以上でない場合にはＦ２５３Ｈに進み、次回短縮フラグのクリアがなされる。
【００８１】
この次回短縮フラグとは、可変表示装置１を可変表示停止させた後次回の可変表示を行なう際に、その可変表示時間を短縮制御させることを事前に記憶しておくためのフラグである。このＦ２５３Ｈでは、実際には、次回短縮フラグに値をセットするためにその値を記憶しているアキュムレータの記憶をクリアする処理である。一方、Ｆ２４ＢＨにより、始動入賞記憶が２以上あると判断された場合には直接Ｆ２５４Ｈに進み、次回短縮フラグのセット処理がなされる。これにより、始動入賞記憶が２未満の場合には、Ｆ２５４Ｈにより次回短縮フラグに「０」がセットされることとなり、始動入賞記憶が２以上の場合には次回短縮フラグに「１」がセットされることとなる。
【００８２】
Ｆ２５６Ｈに進み、確率変動中短縮フラグをセットする処理がなされる。この確率変動中短縮フラグとは、特定遊技状態（大当り状態）の発生確率が向上した確率変動中において可変表示装置１の可変表示時間を短縮制御することを事前に記憶しておくためのフラグである。次にＦ２５８Ｈに進み、始動入賞個数が「３」以上であるか否かの判断がなされ、以上でない場合にはＦ２５ＣＨに進み、現在短縮フラグをクリアする処理がなされる。この現在短縮フラグとは、今回の可変表示装置１の可変表示時間を短縮制御することを事前に記憶しておくためのフラグである。このＦ２５ＣＨでは、実際には、現在短縮フラグにセットされる値を記憶しているアキュムレータの記憶をクリアする処理である。一方、始動入賞記憶が「３」以上の場合には直接Ｆ２５ＤＨに進み、確率変動中であるか否かの判断がなされる。そして、特定遊技状態（大当り状態）の発生確率が向上した確率変動中でないと判断された場合にはＦ２６２Ｈに進み、現在短縮フラグをクリアする処理がなされる。この処理は、実際には、現在短縮フラグに値をセットするその値を記憶しているアキュムレータの記憶をクリアするものである。一方、確率変動中であると判断された場合には直接Ｆ２６３Ｈに進み、現在短縮フラグをセットする処理がなされる。その結果、確率変動中でないと判断された場合には、この現在短縮フラグにセットされる値が０クリアされているために、現在短縮フラグに「０」がセットされ、また、確率変動中である場合には現在短縮フラグに「１」がセットされることとなる。
【００８３】
次に、Ｆ２６５Ｈに進み、始動入賞記憶カウンタを「１」減算処理する処理がなされ、Ｆ２６８Ｈに進み、大当りフラグをクリアする処理がなされ、Ｆ２６ＢＨに進み、通常確率時当り判定値テーブルを指定する処理がなされる。この通常確率時当り判定値テーブルとは、特定遊技状態（大当り状態）の発生確率が向上した確率変動中でない通常確率時において、特定遊技状態（大当り状態）を発生させるための当り判定値（００７）とケーブル終了コードとを記憶しているものである。一方、確率変動中である場合には、Ｆ２６ＥＨにより、ＮＯの判断がなされてＦ２７２Ｈに進み、高確率時当り判定値テーブルが指定される。この高確率時当り判定値テーブルとは、特定遊技状態（大当り状態）の発生確率が向上した高確率時における当り判定値（３３１，２６３，１９７，１３１，０７１）とテーブル終了コードとを記憶しているテーブルである。その結果、通常確率時には通常確率時当り判定値テーブルが指定され、高確率時には高確率時当り判定値テーブルが指定されることとなる。
【００８４】
次にＦ２７ＢＨに進み、ランダムチェックが終了したか否かの判断がなされる。これは、大当り判定用ランダムカウンタＷＣ ＲＮＤ１の抽出値（乱数）とＦ２６ＢＨまたはＦ２７２Ｈにより指定された当り判定値テーブルの記憶データとを逐一比較していき、テーブル終了コードが検出されて比較処理がすべて終了したか否かを判定するものである。そして未だにテーブル終了コードを検出していない場合にはＦ２８３Ｈに進み、当り判定用ランダムカウンタＷＣ ＲＮＤ１の抽出値とテーブルに記憶されている当り判定値とが一致したか否かの判定が行なわれる。そして一致していない場合には直接Ｆ２８ＢＨに進み、ランダムチェック値テーブルアドレスを「２」加算更新して、当り判定値テーブルの次のアドレスに記憶されている記憶データとＷＣ ＲＮＤ１の抽出値とを比較する処理がなされる。そして、その比較処理の最中において、ＷＣ ＲＮＤ１の抽出値と当り判定値テーブルに記憶されている当り判定値とが一致すればＦ２８３Ｈには、ＮＯの判断がなされ、Ｆ２８８Ｈに進み、大当りフラグがセットされることとなる。この比較処理を順次実行し、テーブル終了コードが検出されればＦ２７ＢＨによりＹＥＳの判断がなされて、図３２に示したＦ２８ＦＨに進む。
【００８５】
Ｆ２８ＦＨでは、図柄設定処理がなされる。これにより、大当りフラグが「１」となっている場合にはぞろめの図柄が揃うように予定停止図柄を事前決定し、大当りフラグが「０」となっている場合には、それぞれの図柄決定用ランダムカウンタにより予定停止図柄が事前決定される。次にＦ２９１Ｈに進み、バンクシフト処理がなされる。このバンクシフト処理は、始動入賞記憶データを１ずつシフトする処理である。始動入賞記憶データは、打玉の始動入賞の古い順にその始動入賞回数を１から４まで記憶しており、それぞれの始動入賞のタイミングで抽出されたＷＣ ＲＮＤ１の抽出値とＷＣ ＲＮＤＬの抽出とが対応して記憶されている。これらの始動入賞記憶データのうちの１番古い始動入賞記憶データを記憶しているエリア１の記憶データを消去し、２番目に古い始動入賞記憶データを記憶しているエリア２の記憶データをエリア１にシフトし、３番目に古い始動入賞記憶データを記憶しているエリア３の記憶データをエリア２にシフトし、１番新しい始動入賞記憶データを記憶しているエリア４の記憶データをエリア３にシフトする処理が、このＦ２９１Ｈによりなされる。
【００８６】
次にＦ２Ｂ０Ｈに進み、不正入賞カウンタが終了したか否かの判断がなされる。この不正入賞カウンタは、前述した図２３（ａ）のＦ０Ｃ３Ｈ等によりその値に従って不正入賞であるか否かの判断に用いられるカウンタである。不正入賞カウンタが終了していないすなわち「０」となっていない場合にはＦ２Ｂ４Ｈに進み、不正入賞カウンタを「１」減算更新した後Ｆ２Ｂ５Ｈに進む。Ｆ２Ｂ５Ｈでは、その減算更新された不正入賞カウンタのカウント値を新たなカウント値として不正入賞カウンタにセットする処理がなされる。一方、不正入賞カウンタのカウント値が「０」となっている場合にはＦ２Ｂ０ＨによりＹＥＳの判断がなされて直接Ｆ２Ｂ７Ｈに進む。Ｆ２Ｂ７Ｈでは、プロセス制御フラグを「１」加算更新する処理がなされる。その結果、図２４に示すように、以降全図柄変動前処理が実行されることとなる。
【００８７】
この全図柄変動前処理は、図３４（ｂ）に示されている。この全図柄変動前処理を説明する前に、図３２のＦ２８ＦＨに示した図柄設定処理のサブルーチンプログラムを図３３に基づいて説明する。このサブルーチンプログラムは、停止図柄データとリーチ動作とを設定するものである。
Ｆ２ＢＥＨにより、リーチフラグをクリアする処理がなされる。これは、Ｆ２ＥＣＨ以降の処理によりリーチが成立している場合には改めてリーチフラグをセットするために、ここでは予めリーチフラグをクリアする処理がなされるのである。次にＦ２Ｃ１Ｈに進み、左停止図柄を抽出する処理がなさる。この抽出処理は、前記ＷＣ ＲＮＤＬの抽出値に基づいて行なわれる。次にＦ２Ｃ３Ｈに進み、大当り制限回数が７回未満であるか否かの判断がなされる。この大当り制限回数は、後述するＦ４９５Ｈにより「１」ずつ加算され、Ｆ５１３Ｈによりクリアされるものであり、確率変動時における大当りの連続した発生回数を制限するためのカウンタである。そして確率変動時における大当りの発生回数をこの大当り制限回数のカウンタにより計数する。そして、Ｆ２Ｃ３Ｈにより、大当り制限回数が７回未満であるか否かの判断がなされ、７回未満である場合にはそのままＦ２Ｄ２Ｈに進むが、７回以上であった場合にはＦ２Ｃ９Ｈに進み、Ｆ２Ｃ１Ｈにより抽出された左停止図柄（左予定停止図柄）が確率変動図柄であるか否かの判断がなされる。
【００８８】
確率変動図柄とは、大当り図柄（同じ種類の識別情報のぞろめ）のうち特に定められた特定種類の図柄のぞろめのことであり、この確率変動図柄が停止表示されれば、以降大当りの発生確率が向上する確率変動状態となる。この確率変動図柄は、１３種類の左図柄のうちの予め定められた複数種類の図柄であり、その確率変動図柄と次の確率変動図柄との間に必ず確率変動図柄以外の図柄が位置するように配列されている。そして、Ｆ２Ｃ９Ｈにより確率変動図柄であると判断された場合にはＦ２Ｄ１Ｈに進み、左停止図柄に「１」を加算して確率変動図柄の次の図柄すなわち確率変動図柄以外の図柄に強制的にずらす制御がなされる。その結果、前記大当り制限回数が既に７回に達している場合には、それ以上確率変動状態にさせないために、Ｆ２Ｄ１Ｈにより強制的に確率変動図柄以外の図柄にずらす制御がなされる。
【００８９】
次にＦ２Ｄ２Ｈに進み、前記Ｆ２Ｃ１Ｈにより抽出された左停止図柄または前記Ｆ２Ｄ１Ｈにより「１」だけ加算して更新された後の左停止図柄がセットされて記憶される処理がなされる。次にＦ２Ｄ４Ｈに進み、外れか否かの判断がなされる。これは、前記Ｆ２８８Ｈにより大当りフラグがセットされているか否かによって判断する。そして外れの場合はＦ２Ｅ４Ｈに進み、ＷＣ ＲＮＤＲの抽出値に基づいて右停止図柄をセットする処理がなされ、Ｆ２Ｅ８Ｈにより、ＷＣＲＮＤ１の抽出値により中停止図柄をセットする処理がなされてＦ２ＥＣＨに進む。一方、大当りフラグがセットされている場合にはＦ２Ｄ４ＨによりＮＯの判断がなされてＦ２Ｄ８Ｈに進み、大当り図柄をセットする処理がなされる。この処理は、前記Ｆ２Ｄ２Ｈによりセットされた左停止図柄と同じ種類の図柄を右停止図柄，中停止図柄ともにセットする処理である。そしてＦ３０３Ｈに進む。
【００９０】
外れの場合に右停止図柄と中停止図柄とがセットされた後はＦ２ＥＣＨに進み、セットされた左，右，中停止図柄がリーチ図柄以外であるか否かの判断がなされ、リーチ図柄以外の場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了する。一方、左停止図柄と右停止図柄とが同じ種類の図柄となった場合にはＦ２ＥＣＨによりＮＯの判断がなされＦ２Ｆ２Ｈに進み、大当り図柄以外であるか否かの判断がなされる。そして、左，右，中停止図柄がすべて同じ種類のぞろめの図柄であった場合にはＦ２ＦＣＨに進み、中図柄をずらして強制的に外れ図柄にする制御がなされる。一方、大当り図柄以外の場合には直接Ｆ３０３Ｈに進む。
【００９１】
Ｆ３０３Ｈでは、リーチ図柄以外であるか否かの判断がなされ、リーチ図柄以外の場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了するが、リーチ図柄の場合にはＦ３０９Ｈに進み、大当り図柄からの差を算出する処理がなされる。そしてその差に基づいて、Ｆ３１ＡＨにより、複数種類のリーチフラグテーブルの中から該当するリーチフラグテーブルを算出する処理がなされる。リーチフラグテーブルは、大当り図柄に対し中停止図柄が１図柄前の場合の１図柄前リーチフラグテーブルと、大当り図柄に対し中停止図柄が１図柄後の場合の１図柄後リーチフラグテーブルと、大当り図柄が停止表示されるときの大当り時リーチフラグテーブルとの３種類用意されており、大当り図柄からの差に基づいてどのリーチフラグテーブルを参照するかを判定する。次にＦ３２２Ｈに進み、算出されたリーチフラグテーブルをルックアップしてその記憶データであるリーチフラグを算出する処理がなされる。
【００９２】
次にＦ３２９Ｈに進み、確率変動中以外であるか否かの判断がなされ、確率変動中以外である場合にはＦ３４ＡＨに進み、確率変動時の短縮以外であるか否かの判断がなされ、確率変動時の短縮以外である場合にはＦ３５９Ｈに進み、リーチ３であるか否かの判断がなされ、リーチ３でない場合にはＦ３５ＤＨに進み、リーチ３連続出現フラグをセットする処理がなされ、Ｆ３６０Ｈに進み、前記ＷＣ ＲＮＤ ＳＬＷの抽出値に従ったリーチ時図柄減速数をセットする処理がなされる。なお、リーチの種類は、図７で説明したように、リーチ１〜リーチ６の６種類である。
【００９３】
一方、Ｆ３４ＡＨにより、確率変動時の短縮であると判断された場合にはＦ３４ＥＨに進み、リーチ３連続出現フラグをクリアする処理がなされＦ３５１Ｈに進み、減速動作なしか否かの判断がなされ、減速動作なしの場合にはＦ３５９Ｈに進むが、減速動作ありの場合にはＦ３５５Ｈに進み、リーチ３フラグをセットする処理がなされる。その結果、Ｆ３５９Ｈにより、ＹＥＳの判断がなれることとなる。
一方、Ｆ３２９Ｈにより、確率変動中であると判断された場合にはＦ３２ＤＨに進み、リーチフラグをクリアし、Ｆ３３０Ｈに進み、中予定停止図柄が大当り図柄の前後のものであるか否かの判断がなされ、前後のものである場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了するが、前後のものでない場合にはＦ３３ＡＨに進み、リーチ図柄は確率変動図柄以外であるか否かの判断がなされる。そして確率変動図柄であった場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了するが、確率変動図柄の場合にはＦ３４４Ｈに進み、リーチ３フラグをセットする終了がなされる。
【００９４】
以上の処理により、リーチの場合において、確率変動中以外のときにはリーチ３連続出現フラグの設定処理が行なわれて、リーチ時減速数の設定が行なわれ、確率変動中のときには、左図柄が確率変動図柄か否かを判定し、確率変動図柄以外のときにはそのままサブルーチンプログラムが終了するが、確率変動図柄のときには、リーチ３フラグの設定を行なった後にサブルーチンプログラムが終了する制御が行なわれる。
図３４（ｂ）は、前記図２４のＦ３６６Ｈに示した全図柄変動前処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。このサブルーチンプログラムは、表示用停止図柄コマンドの設定を行ない、変動時間算出指標を与えるものである。まずＦ３６６Ｈにより、全図柄変動前プロセスデータのセット処理がなされる。これは、全図柄変動前プロセスデータの実行処理を行なう制御であり、演算中はＦ３６ＣＨによりＹＥＳの判断がなされてそのままサブルーチンプログラムが終了する。一方、演算中でない場合にはＦ３６ＥＨに進み、表示器用停止図柄コマンドをセットする処理がなされる。これは、左予定停止図柄と中予定停止図柄と右予定停止図柄とを指令するコマンド１，コマンド２，コマンド３をそれぞれセットする処理である。次にＦ３７ＡＨに進み、プロセス制御フラグを「１」加算更新する処理がなされ、Ｆ３８０Ｈにより、図柄変動時間指標セットの処理がなされる。これは、現在図柄変動時間のパターンフラグをセットする処理であり、前記Ｆ１４６Ｈと同じ処理である。
【００９５】
図３５（ａ）は、前記図２４のＦ３８５Ｈに示した全図柄変動処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。これは、全図柄（左，右，中図柄）のスクロール変動表示を行なう制御である。Ｆ３８５Ｈにより、確率変動時短縮プロセスデータアドレスを算出する処理がなされる。そしてＦ３８８Ｈにより、確率変動時短縮中であるか否かの判断がなされ、短縮中の場合には、前記Ｆ３８５Ｈにより算出した確率変動時短縮プロセスデータをセットする処理がなされる。一方、Ｆ３８８Ｈにより、確率変動時短縮中でないと判断された場合にはＦ３８ＣＨに進み、図柄変動時間算出指標（Ｆ３８０Ｈ参照）に対応する全図柄変動時プロセスデータのアドレスを算出する処理がなされ、その算出された全図柄変動時プロセスデータをセットする処理がＦ３９５Ｈによりなされる。
【００９６】
次にＦ３９８Ｈに進み、演算中であるか否かの判断がなされ、演算中である場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了するが、演算中でない場合にはＦ３９ＡＨに進み、プロセス制御フラグを「１」加算更新してＦ３Ａ０Ｈに進み、確率変動時短縮以外であるか否かの判断がなされ、以外である場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了するが、確率変動時短縮の場合にはＦ３Ａ４Ｈに進み、リーチ時であるか否かの判断がなされ、リーチである場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了するが、リーチでない場合にはＦ３Ａ８Ｈに進み、プロセス制御フラグを更新して中図柄停止処理がなされるように制御される。
【００９７】
以上の処理により、短縮モード時でない場合には、図柄変動時間算出指標に対応する全リール変動時プロセスデータの実行処理がなされて、演算終了でプロセス制御フラグを「１」加算更新する処理がなされ、短縮モード時の場合には、全図柄短縮時変動プロセスデータを実行する処理がなされる。プロセスが変更するのに伴い、表示制御コードも変更するので、転送カウンタをクリアし、先頭データ（ヘッダコード）から転送を開始する準備がなされる。ただし、短縮モード時は全図柄一斉停止処理を行なうために、プロセスフラグに中図柄停止処理を設定するのである。
【００９８】
図３５（ｂ）は、前記図２４のＦ３ＡＤＨに示した左図柄停止処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。このサブルーチンプログラムは、左図柄停止のプロセスデータの実行を行なうものであり、その実行終了時で左図柄が停止する。まずＦ３ＡＤＨにより、左図柄停止プロセスデータのアドレスを算出する処理がなされる。次にＦ３Ｂ６Ｈに進み、リーチ３フラグがセットされているか否かの判断がなされ、セットされている場合には。Ｆ３ＢＡＨに進み、リーチ３時のプロセスデータのアドレスを算出する処理がなされる。リーチ３フラグがセットされていない場合にはＦ３Ｂ６ＨによりＹＥＳの判断がなされて直接Ｆ３Ｃ０Ｈに進む。Ｆ３Ｃ０Ｈでは、プロセスデータをセットする処理がなされる。したがって、リーチ３フラグがセットされている場合には、Ｆ３ＢＡＨにより算出されたリーチ３時のプロセスデータがセットされ、リーチ３フラグがセットされていない場合には、Ｆ３ＡＤＨにより算出されたプロセスデータがセットされることとなる。
【００９９】
次にＦ３Ｃ３Ｈに進み、演算中であるか否かの判断がなされ、演算中である場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了するが、演算中でなくなった段階でＦ３Ｃ５Ｈに進み、プロセス制御フラグを「１」加算更新する処理がなされる。このプロセス制御フラグが更新されることに伴い、表示制御コードも変更するので、転送カウンタをクリアし、先頭データ（ヘッダコード）から転送を開始する準備が行なわれる。次にＦ３ＣＢＨに進み、リーチ４であるか否かの判断がなされ、リーチ４でない場合にはＦ３Ｄ１Ｈに進み、リーチ３以外であるか否かの判断がなされ、リーチ３以外である場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了する。一方、リーチ４である場合またはリーチ３である場合にはＦ３Ｄ５Ｈに進み、プロセス制御フラグを更新してフィーバーチェック処理のサブルーチンプログラムが実行される状態に制御する。次にＦ３Ｄ９Ｈに進み、始動情報出力タイマをセットする処理がなされる。
【０１００】
図３６は、図２４のＦ３ＤＥＨに示した右図柄停止処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。このサブルーチンプログラムは、右図柄停止（通常／リーチ予告）のプロセスデータの実行をするものであり、実行終了時で右図柄が停止する。まずＦ３ＤＥＨにより、通常時右図柄停止プロセスデータの算出が行なわれ、Ｆ３Ｅ１Ｈにより、リーチ以外であるか否かの判断がなされる。そしてリーチのときにはＦ３Ｅ７Ｈに進み、リーチ予告プロセスデータを算出する処理がなされる。次にＦ３ＥＡＨに進み、リーチ５以外であるか否かの判断がなされ、リーチ５の場合にはＦ３Ｆ０Ｈに進み、リーチ５予告プロセスデータの算出処理がなされる。そして、Ｆ３Ｆ３Ｈに進み、算出されたプロセスデータをセットする処理がなされる。その結果、リーチ以外の場合には通常時の右図柄停止のプロセスデータがセットされ、リーチ５以外のリーチ動作指定がある場合には、通常のリーチ予告を行なう場合の右図柄停止時のプロセスデータがセットされ、リーチ５のリーチ動作指定がある場合には、リーチ５の予告を行なう右図柄停止時のプロセスデータがセットされる。
【０１０１】
次にＦ３Ｆ６Ｈに進み、演算中であるか否かの判断がなされ、演算中である場合はそのままサブルーチンプログラムが終了するが、演算中でなくなった場合にＦ３Ｆ８Ｈに進み、プロセス制御フラグを「１」加算更新する。その結果、表示制御コードも変更するので、転送カウンタをクリアし、先頭データ（ヘッダコード）から転送を開始する準備が行なわれる。
図３７は、図２４のＦ３ＦＦＨに示された中図柄停止処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。このサブルーチンプログラムは、中図柄停止（通常時／リーチ動作）のプロセスデータを実行し、実行し終わった段階で中図柄が停止されるサブルーチンプログラムである。Ｆ３ＦＦＨにより、リーチ以外であるか否かの判断がなされ、リーチ以外の場合にはＦ４０ＡＨに進み、リーチ時間算出処理がなされ、Ｆ４０ＤＨに進み、ＷＣ ＲＮＤ ＳＬＷの抽出値に基づいて決定される図柄減速数のコマンドデータをセットする処理がなされ、Ｆ４１３Ｈに進み、中図柄停止プロセスデータのアドレス算出が行なわれる。この中図柄停止プロセスデータは、リーチ以外の通常時の中図柄の停止時データである。すなわち、Ｆ３ＦＦＨによりリーチ以外であると判断された場合にはこの通常時の中図柄停止プロセスデータのアドレスが算出されるのである。
【０１０２】
一方、リーチの場合にはＦ４０３Ｈに進み、確率変動時の中図柄停止プロセスデータの算出が行なわれ、Ｆ４０６Ｈに進み、確率変動時短縮中であるか否かの判断がなされ、確率変動時短縮中であると判断された場合にはＦ４２６Ｈに進み、Ｆ４０３Ｈにより算出された確率変動時中図柄停止プロセスデータをセットする処理がなされる。この確率変動時中図柄停止プロセスデータは、中図柄を通常より短い時間で停止制御するためのデータである。したがって、確率変動時における短縮中である場合には、中図柄が比較的短い時間で停止表示され、比較的早期に可変表示装置の表示結果が導出表示されることとなる。
【０１０３】
一方、Ｆ４０６Ｈにより、確率変動時短縮中でないと判断された場合にはＦ４０ＡＨに進み、リーチ時間の算出処理がなされ、Ｆ４０ＤＨ，Ｆ４１３Ｈ，Ｆ４１ＣＨと進む。Ｆ４１ＣＨでは、リーチ６以外であるか否かの判断がなされ、リーチ６以外である場合にはＦ４２６Ｈに進み、前記Ｆ４１３Ｈにより算出された中図柄停止プロセスデータをセットする処理がなされる。一方、リーチ６である場合にはＦ４２０Ｈに進み、リーチ６時中図柄停止プロセスデータのアドレスを算出する処理がなされる。その結果、Ｆ４２６Ｈでは、そのリーチ６時中図柄停止プロセスデータがセットされることとなる。
【０１０４】
次にＦ４２９Ｈに進み、演算中であるか否かの判断がなされ、演算中である場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了するが、演算中である場合にはＦ４２ＢＨに進み、プロセス制御フラグを「１」加算更新し、Ｆ４３１Ｈに進み、始動情報出力タイマをセットする処理がなされる。このプロセスデータが加算更新されることに伴い、表示制御コードも変更するので、転送カウンタをクリアし、先頭データ（ヘッダコード）から転送を開始する準備が行なわれる。
以上説明したサブルーチンプログラムにより、確率変動中でかつ短縮時には、左，中，右図柄の全図柄を一斉に停止させるときのデータがセットされ、リーチ時以外の場合には、中図柄を停止させるときの通常時のプロセスデータがセットされ、リーチ中の場合には、リーチ停止動作フラグに対応するリーチ停止データのプロセスデータがセットされることとなる。
【０１０５】
図３８は、図３７のＦ４０ＡＨに示したリーチ時間算出処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。このサブルーチンプログラムは、リーチ１，リーチ２の場合のリーチ時間算出処理を行なうものである。このサブルーチンプログラムにより算出されたリーチ時間に従ってリーチ時における図柄の停止までの図柄の変動量が決定される。Ｆ４３６Ｈにより、タイマ算出オフセット値が抽出される。そしてＦ４３８Ｈに進み、リーチ２以外であるか否かの判断がなされ、リーチ２以外の場合にはＦ４４０Ｈに進み、リーチ時間の算出がなされる。このリーチ時間の算出は、前記タイマ算出オフセット値を添字としてリーチ時間をテーブル記憶しているリーチ１，２時間テーブルが予め記憶されており、そのリーチ１，２時間テーブルをルックアップすることによりリーチ時間が算出される。したがって、リーチ２以外の場合には、前記Ｆ４３６Ｈにより算出されたタイマ算出オフセット値に従ってテーブルルックアップされてリーチ時間が算出される。
【０１０６】
一方、リーチ２の場合には、Ｆ４３ＥＨに進み、Ｆ４３６Ｈにより抽出されたタイマ算出オフセット値を「１６」加算更新する処理がなされ、その加算更新された新たなタイマ算出オフセット値に従ってＦ４４０Ｈにより、リーチ時間算出処理がなされる。
次にＦ４４９Ｈに進み、リーチ時減速時間を算出する処理がなされる。これは、前記ＷＣ ＲＮＤ ＳＬＷの抽出値に従って決定される図柄減速数×１図柄減速時間（４００ｍｓｅｃ）の計算を行なう処理である。次にＦ４５０Ｈに進み、減速前時間を算出する処理がなされる。この処理は、（Ｆ４４０Ｈにより算出されたリーチ時間）−（Ｆ４４９Ｈにより算出されたリーチ減速時間）を計算する処理である。次にＦ４５６Ｈに進み、減速時間を算出する処理がなされる。この処理は、減速図柄数×２×１図柄減速時間（４００ｍｓｅｃ）を計算して、リーチ減速後時間を算出する処理である。
【０１０７】
図３９（ａ）は、図２４のＦ４５ＦＨに示されたフィーバーチェック処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。このサブルーチンプログラムは、チェック処理のプロセス実行を行ない、処理終了時に大当りフラグをチェックして以降のプロセスフラグを更新設定するものである。Ｆ４５ＦＨにより、フィーバーチェック時のプロセスデータをセットする処理がなされる。次にＦ４６５Ｈに進み、演算中であるか否かの判断がなされ、演算中である場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了する。そして、演算中でなくなった場合にＦ４６７Ｈに進み、大当り中であるか否かの判断がなされ、大当りフラグがセットされている場合にはＦ４７ＡＨに進み、プロセス制御フラグを「１」加算更新する処理がなされる。そしてＦ４７ＤＨに進み、停止図柄が確率変動図柄以外であるか否かの判断がなされ、確率変動図柄の場合にはＦ４８７Ｈに進み、確率変動回数をセットする処理がなされる。一方、確率変動図柄以外の場合には直接Ｆ４８ＢＨに進み、大当りフラグをクリアする処理がなされる。そしてＦ４９１Ｈにより、確率変動中以外であるか否かの判断がなされ、確率変動中以外の場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了するが、確率変動中の場合にはＦ４９５Ｈに進み、大当り制限回数のカウンタを「１」加算更新する処理がなされる。この大当り制限回数のカウンタの値は、前記Ｆ２Ｃ３Ｈの判定に利用される。
【０１０８】
一方、Ｆ４６７Ｈにより大当り中でないと判断された場合にはＦ４６ＢＨに進み、通常時のプロセスデータをセットする処理がなされ、Ｆ４７１Ｈにより、不用ワークをクリアする処理がなされてサブルーチンプログラムが終了する。なお、このサブルーチンプログラムでも、プロセス制御フラグが更新されるために、その結果表示制御コードを変更するので、転送カウンタをクリアし、先頭データ（ヘッダコード）から転送を開始する準備がなされる。
図３９（ｂ）は、図２４のＦ４９９Ｈに示された大入賞口開放前処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。このサブルーチンプログラムは、大入賞口開放前のプロセス処理の実行を行ない、処理終了時に開放中のデータを初期設定するものである。Ｆ４９９Ｈにより、大入賞口開放前プロセスのアドレスを算出する処理がなされる。次にＦ４Ａ２Ｈに進み、その算出されたプロセスデータをセットする処理がなされる。そしてＦ４Ａ５Ｈに進み、演算中であるか否かの判断がなされ、演算中である場合にはサブルーチンプログラムが終了するが、演算中でなくなった場合にＦ４Ａ７Ｈに進み、大当り中使用ワークをクリアする処理がなされ、Ｆ４Ｂ２Ｈに進み、プロセス制御フラグを「１」加算更新する処理がなされる。その結果、プロセスが変更するのに伴い、表示制御コードも変更するので、転送カウンタをクリアし、先頭データ（ヘッダコード）から転送を開始する準備がなされる。
【０１０９】
図４０は、図２４のＦ４Ｂ６Ｈに示した大入賞口開放中処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。このサブルーチンプログラムは、大入賞口（可変入賞球装置）の開放中のプロセス処理を実行し、入賞個数が規定値を超えた場合に次のプロセスに以降する処理である。Ｆ４Ｂ６Ｈにより、表示器用入賞個数コマンドをセットする処理がなされる。この表示器用入賞個数は、可変入賞球装置４内に入賞した入賞玉個数を可変表示装置により表示させるためのコマンドデータである。次にＦ４ＢＡＨに進み、不正入賞警告無効カウンタをセットする処理がなされ、Ｆ４ＢＥＨにより、特定領域有効時間をセットする処理がなされる。これらの処理は、可変入賞球装置４の開放時で不正入賞警告無効時間設定時と有効時間設定時のみ特定入賞玉検出スイッチ８を有効化するためのものである。
【０１１０】
次にＦ４Ｃ３Ｈに進み、入賞個数が最大値に達したか否かの判断がなされ、達していない場合にはＦ４Ｃ９Ｈに進み、大入賞口（可変入賞球装置）開放中のプロセスデータのアドレスを算出する処理がなされる。次にＦ４Ｄ２Ｈに進み、その算出されたプロセスデータをセットする処理がなされ、Ｆ４Ｄ４Ｈに進み、演算中であるか否かの判断がなされ、演算中である場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了するが、演算中でなくなった場合にＦ４Ｄ６Ｈに進む。一方、Ｆ４Ｃ３Ｈにより、可変入賞球装置４への打玉の入賞個数が最大値（たとえば１０個）以上になったと判断された場合には直接Ｆ４Ｄ６Ｈに進み、プロセス制御フラグを「１」加算更新する処理がなされる。
【０１１１】
以上の処理の結果、開放回数に対応するプロセスデータが実行処理され、入賞個数カウンタが最大値以上でプロセス制御フラグが「１」加算更新される（演算終了時は処理を復帰する）。また、プロセスが変更するのに伴い、表示制御コードも変更するので、転送カウンタをクリアし、先頭データ（ヘッダコード）から転送を開始する準備が行なわれる。
図４１は、図２４のＦ４ＤＤＨに示した大入賞口開放後処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。このサブルーチンプログラムは、大入賞口（可変入賞球装置４）開放後のプロセス処理を実行し、特定入賞領域（Ｖポケット）への入賞があった場合に、開放前のプロセスへ移行するものである。Ｆ４ＤＤＨにより、特定入賞領域（Ｖポケット）有効時間以外であるか否かの判断がなされ、前記Ｆ４ＢＥＨによりセットされた特定領域有効時間以外であると判断された場合にはＦ４ＥＤＨに進むが、特定領域有効時間内であると判断された場合にはＦ４Ｅ１Ｈに進み、その特定領域有効時間を「１」減算更新する処理がなされ、その減算更新の結果、Ｆ４Ｅ４Ｈにより、特定領域有効時間内であるか否かの判断がなされ、特定領域有効時間内であると判断された場合にはＦ４ＥＤＨに進むが、特定領域有効時間外になったと判断された場合には、Ｆ４Ｅ６Ｈに進み、入賞があったか否かの判断がなされる。そして入賞があったと判断された場合にはＦ４ＥＤＨに進むが、入賞がなかったと判断された場合には、Ｆ４ＥＡＨに進み、カウントずらし警告フラグをセットする処理がなされる。すなわち、有効時間が終了しているにもかかわらず可変入賞球装置４への打玉の入賞が全く検出されなかったということは、入賞玉を検出する検出スイッチを検出不能な状態にずらしている等の不正が推測されるために、カウントずらし警告フラグをセットするのである。
【０１１２】
次にＦ４ＥＤＨに進み、特定入賞領域（Ｖポケット）のスイッチである特定入賞玉検出スイッチ８がＯＮしたか否かの判断がなされ、ＯＮしていない場合にはＦ４ＦＤＨに進み、大入賞口開放後プロセスデータをセットする処理がなされて大当り終了時のプロセスデータを実行する状態となる。一方、特定入賞玉検出スイッチ８がＯＮになっている場合にはＦ４Ｆ１Ｈに進み、プロセス制御フラグを更新して大入賞口開放前処理に移行する制御がなされ、可変入賞球装置４を再度第１の状態に制御する繰返し継続制御が実行される状態となる。次にＦ４Ｆ８Ｈに進み、大入賞口開放回数を加算更新する処理がなされる。
【０１１３】
Ｆ５０２Ｈでは、演算中であるか否かの判断がなされ、演算中である場合はそのままサブルーチンプログラムが終了するが、演算中でない場合には、Ｆ５０４Ｈに進み、確率変動時以外であるか否かの判断がなされる。そして確率変動時である場合にはＦ５０８Ｈに進み、確率変動回数を「１」減算する処理がなされた後Ｆ５０９Ｈに進む。一方、確率変動時以外の場合には直接Ｆ５０９Ｈに進み、確率変動回数が０になったか否かの判断がなされ、確率変動回数が０の場合にはＦ５１３Ｈに進み、大当り制限回数をクリアする処理がなされる。一方、確率変動回数が０でない場合にはＦ５０ＤＨに進み、大当り制限回数は最大値未満であるか否かの判断がなされ、最大値未満の場合にはＦ５１６Ｈに進むが、最大値以上の場合にはＦ５１３Ｈに進み、大当り制限回数をクリアする処理がなされる。以上の結果、確率変動時における大当りの発生回数が予め定められた確率変動回数に達する毎にあるいは大当り制限回数が予め定められた最大値に達する毎に、大当り制限回数がクリアされることになる。
【０１１４】
次にＦ５１６Ｈに進み、通常時プロセスデータをセットする処理がなされ、Ｆ５１ＣＨにより、プロセス制御フラグをクリアする処理がなされる。以上の処理により、大入賞口開放後処理のプロセス処理を決定するために、特定入賞領域有効時間と入賞個数の判定が行なわれ、有効時間終了時と入賞個数０の場合はカウントスイッチずらし警告フラグがセットされ、特定入賞玉検出スイッチが作動していない場合は、大当り終了時プロセスデータを実行し、演算終了ならば通常時プロセスデータが実行され、大当り制限回数が９以上の場合は大当り制限回数をクリアする。また、特定入賞玉検出スイッチの作動があったと判断された場合には、繰返し継続制御を実行するために開放回数カウンタを「１」加算更新し、プロセス制御フラグを更新して大入賞口開放前処理が実行される状態にする。なお、プロセスが変更するのに伴い、表示制御コードも変更するので、転送カウンタをクリアし、先頭データ（ヘッダコード）から転送を開始する準備がなされる。
【０１１５】
図４２は、Ｆ２４１Ｈ，Ｆ３６６Ｈ，Ｆ３９５Ｈ，Ｆ３Ｃ０Ｈ，Ｆ３Ｆ３Ｈ，Ｆ４２６Ｈ，Ｆ４６ＢＨ，Ｆ２Ａ２Ｈ，Ｆ４Ｄ２Ｈ，Ｆ４ＦＤＨ，Ｆ５１６Ｈに示したプロセスデータ／タイマ処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。このサブルーチンプログラムは、プロセスデータのタイマ更新とデータの更新を行なうものである。Ｆ５２２Ｈにより、プロセスデータの実行をするためにプロセスデータをセットする処理がなされる。次にＦ５２４Ｈに進み、プロセスタイマが未設定であるか否かの判断がなされ、プロセスタイマが未設定の場合にはＦ５４３Ｈに進み、プロセスタイマを算出して設定する処理がなされる。一方、プロセスタイマが設定されている場合にはＦ５２８Ｈに進み、そのプロセスタイマを「１」減算更新し、そのプロセスタイマが終了したか否かをＦ５２ＢＨにより判断する。そして、終了していない場合にはＦ５６６Ｈに進み、以降の表示制御コード設定処理を実行する。一方、プロセスタイマが終了している場合にはＦ５２ＤＨに進み、以降のプロセスコード判定処理が実行される。
【０１１６】
プロセスコード判定処理は、まずＦ５２ＤＨにより、プロセスデータポインタを「５」加算更新し、Ｆ５３４Ｈにより、プロセスデータコードが終了したか否かの判定を行ない、終了している場合にはＦ５４３Ｈに進み、プロセスタイマを算出する処理を行ない、Ｆ５４７Ｈに進み、リーチ４時ジャンプコード以外であるか否かの判断がなされる。この判断は、当り時と外れ時とでアドレスを切換えるためになされるものであり、ジャンプコードのときにはＦ５４ＢＨに進み、ジャンプ実行以外であるか否かの判断がなされ、ジャンプ実行以外である場合にはＦ５５６Ｈに進むが、ジャンプ実行中である場合にはＦ５４ＦＨに進み、ジャンプ先アドレスを設定する処理がなされてＦ５４３Ｈに戻る。このＦ５４３ＨないしＦ５４ＦＨを巡回するループの途中で、ジャンプ実行以外の状態になった場合にはＦ５５６Ｈに進み、未ジャンプ時タイマのセットがなされ、リーチ４時ジャンプコード以外の状態になった場合にはＦ５５９Ｈに進み、タイマ参照コード以外であるか否かの判断がなされる。タイマ参照コードのときにはＦ５５ＤＨに進み、リーチタイマを参照する処理がなされ、Ｆ５６４Ｈにより、その参照されたリーチタイマがプロセスタイマとしてセットされる処理がなされ、タイマ参照コード以外のときには直接Ｆ５６４Ｈに進み、Ｆ５４３Ｈにより算出されたプロセスタイマをセットする処理がなされる。
【０１１７】
一方、Ｆ５２ＢＨによりプロセスタイマが終了していないと判断された場合に実行される表示制御コード設定処理は、まずＦ５６６Ｈにより、前回表示コマンド保持フラグがオンになっているか否かの判断がなされる。フィーバーチェック時とフィーバー終了時は全プロセスデータの最終の表示画像を保持するために表示保持コマンドを用い前回表示コマンド保持フラグがオンになっている。そしてそのオンになっている場合にはＦ５７４Ｈに進み、演算中フラグをセットしてサブルーチンプログラムが終了するが、オンになっていない場合にはＦ５６ＥＨに進み、表示コマンドをセットする処理がなされた後Ｆ５７４Ｈに進む。
【０１１８】
図４３（ａ）は、図４２のＦ５２２Ｈに示したプロセスデータセット処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。このサブルーチンプログラムは、プロセスデータの一致をチェックして、ランプの出力データをセットするものである。まずＦ５７６Ｈにより、プロセスは現在実行中であるか否かの判断がなされる。これは、プロセスデータトップアドレスとポインタとの一致を判定して行なわれ、不一致の場合はＦ５７ＡＨに進み、新規プロセスアドレスセット処理がなされる。これは、プロセスデータトップアドレスを設定する処理である。そしてＦ５７ＥＨに進み、プロセスタイマを算出する処理がなされ、Ｆ５８０Ｈに進み、外部参照コマンド以外であるか否かの判断がなされる。そして外部参照タイマの場合にはＦ５８４Ｈに進み、外部参照タイマを算出し、Ｆ５８ＢＨにより、その算出された外部参照タイマをプロセスタイマとしてセットする処理がなされる。一方、外部参照コマンド以外の場合には直接Ｆ５８ＢＨに進み、Ｆ５７ＥＨにより算出されたプロセスタイマをセットする処理がなされ、Ｆ５８ＤＨに進む。
【０１１９】
一方、Ｆ５７６Ｈにより、プロセスデータトップアドレスとポインタとが一致すると判断された場合には直接Ｆ５８ＤＨに進み、ランプデータアドレスを算出する処理がなされる。そしてＦ５９６Ｈに進み、指定ランプデータは現在実行中であるか否かの判断がなされ、現在実行中であると判断された場合には直接Ｆ５Ａ４Ｈに進み、曲演奏フラグがセットされる。一方、指定ランプデータが現在実行中のものでないと判断された場合にはＦ５９ＣＨに進み、新規ランプデータアドレスをセットする処理がなされ、Ｆ５Ａ０Ｈに進み、新規ランプタイマがセットされる。すなわち、実行プロセスデータに定義されているランプコードに対応するランプデータのアドレスを算出し、タイマ設定を行ない、最後に指定音フラグの設定を行なうのである。
【０１２０】
図４３（ｂ）は、図２５のＦ５Ｃ４Ｈに示した普通図柄プロセス処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。このサブルーチンプログラムは、普通図柄プロセス図柄を判定して、ゲーム実行別に各モジュールを分岐実行するためのものである。Ｆ５Ｃ４Ｈにより、普通図柄電動役物ソレノイドすなわち始動入賞口のソレノイド２９の出力をクリアする処理を行ない、Ｆ５Ｃ７Ｈにより、エラー中であるか否かの判断がなされる。このエラー中であるか否かの判断は、警告フラグがセットされているか否かにより行ない、警告フラグがセットされている場合にはサブルーチンプログラムが終了する。すなわち、警告中は電動役物ソレノイドすなわち始動入賞口のソレノイド２９をオフにするため、警告判定処理の前にソレノイド出力データをオフにするのである。エラー中でない場合にはＦ５ＣＢＨに進み、普通図柄プロセスデータにより各プロセスルーチンを実行する処理がなされる。このＦ５ＣＢＨの処理は、動作処理ポインタテーブルをルックアップして実行される。この動作処理ポインタテーブルは、プロセスフラグに対応する実行処理のポインタがプロセスフラグに対応するように配置されており、たとえばプロセスフラグがＰＦＮＲＭのときには、普通図柄 通常処理，ＰＦＲＵＮのときには、普通図柄 変動時処理、ＰＦＣＨＫのときには、普通図柄 フィーバーチェック時処理となっている。
【０１２１】
図４４は、図２５のＦ５ＤＤＨに示した普通図柄通常時処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。このサブルーチンプログラムは、普通図柄入賞記憶数を判定して更新処理を行ない、普通図柄ランダム値の当り判定処理を行なってバンクシフト処理を行なうものである。まずＦ５ＤＤＨにより、始動図柄入賞記憶がないかどうか判断され、ない場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了するが、普通図柄入賞記憶がある場合にはＦ５Ｅ１Ｈに進み、通常時普通図柄チェック値，普通図柄変動時間の各データの抽出を行なう処理がなされる。このＦ５Ｅ１Ｈの処理により、普通図柄チェック値が「１３」、普通図柄変動時間（通常時）が「２５秒」となる。次にＦ５Ｅ６Ｈに進み、確率変動時以外であるか否かの判断がなされ、確率変動時の場合にはＦ５ＥＡＨに進み、特別図柄プロセスが大入賞口開放以降であるか否かの判断がなされる。そして、確率変動時以外の場合または確率変動時であっても特別図柄プロセスが大入賞口開放以降の場合にはＦ５Ｆ５Ｈに進み、普通図柄変動時間をセットする処理がなされる。その結果、前記Ｆ５ＥＡＨにより抽出された普通図柄変動時間がセットされる。
【０１２２】
一方、確率変動時であってかつ特別図柄プロセスが大入賞口開放以降でない場合にはＦ５Ｆ０Ｈに進み、確率変動時普通図柄チェック値，普通図柄変動時間の各データの抽出がなされる。これは、普通図柄チェック値が「４〜１３」となり、普通図柄変動時間（確率変動時）が「５．１秒」となる。ただし、大当り動作中は例外の制御となる。そしてＦ５Ｆ５Ｈにより、Ｆ５Ｆ０Ｈにより抽出された普通図柄変動時間がセットされる。
次にＦ５Ｆ７Ｈに進み、普通図柄入賞記憶カウンタを「１」減算更新し、Ｆ５ＦＡＨに進み、普通図柄当り停止図柄を指定する処理がなされる。次にＦ５ＦＣＨに進み、バンク設定値は当りか否かの判断がなされる。この判断は、前述したＷＣ ＲＮＤ２の抽出値に基づいて判断される。そして当りと判断された場合には直接Ｆ６０７Ｈに進み、普通図柄停止図柄セット処理がなされる。この場合には、前記Ｆ５ＦＡＨにより指定された普通図柄当り停止図柄がセットされることとなる。一方、Ｆ５ＦＣＨにより外れと判断された場合にはＦ６００Ｈに進み、普通図柄外れ停止図柄の指定がなされ、その結果、Ｆ６０７Ｈにより、指定された外れ停止図柄がセットされることとなる。
【０１２３】
次にＦ６０９Ｈに進み、普通図柄プロセスフラグを「１」加算更新し、Ｆ６０ＣＨにより、普通図柄バンクシフト処理がなされたサブルーチンプログラムが終了する。
図４５は、図２５のＦ６１７Ｈに示された普通図柄変動時処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。このサブルーチンプログラムは、普通図柄変動タイマの更新を行ない、普通図柄変動処理を行なうものである。Ｆ６１７Ｈにより、普通図柄変動タイマの更新処理が行なわれ、Ｆ６１ＤＨにより、演算中であるか否かの判断がなされる。そして演算中である場合にはＦ６２５Ｈに進むが、演算中でなくなった場合にＦ６１ＦＨに進み、普通図柄表示カウンタの更新処理を行なう。そしてＦ６２５Ｈに進み、普通図柄プロセスタイマの処理が行なわれ、Ｆ６２８Ｈにより、演算中であるか否かの判断がなされ、演算中である場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了するが、演算中でなくなった場合にＦ６２ＡＨに進み、普通図柄停止図柄をセットする処理がなされる。そしてＦ６２ＥＨに進み、普通図柄停止時間を算出する処理がなされ、Ｆ６３１Ｈにより、当り図柄以外であるか否かの判断がなされる。そして当り図柄以外の場合にはＦ６４５Ｈに進み、プロセスタイマをセットする処理がなされる。
【０１２４】
一方、当り図柄である場合にはＦ６３５Ｈに進み、普通図柄通常時開放時間を算出する処理がなされる。そしてＦ６４８Ｈにより、確率変動中以外であるか否かの判断がなされ、確率変動中以外の場合には前記Ｆ６４５Ｈに進むが、確率変動中の場合にはＦ６３ＣＨに進み、大入賞口開放処理以降であるか否かの判断がなされる。そして以降の場合には前記Ｆ６４５Ｈに進むが、以降でない場合にはＦ６４２Ｈに進み、普通図柄確率変動時開放時間を算出する処理がなされてＦ６４５Ｈに進む。
【０１２５】
Ｆ６４５Ｈによりプロセスタイマがセットされた後に、Ｆ６４７Ｈに進み、電動役物入賞個数カウンタすなわち始動入賞口３に入賞した入賞玉数を計数するカウンタをクリアし、Ｆ６４ＡＨにより、普通図柄プロセス制御フラグを「１」加算更新する処理がなされる。
すなわち、Ｆ６３１Ｈにより当り図柄以外と判断された場合には、プロセスタイマを設定し、電動役物入賞個数をクリアし、普通図柄プロセス制御フラグを更新する処理がなされ、当りと判断された場合には、電動役物開放時間の算出を行ない、プロセスタイマを設定し、電動役物入賞個数をクリアし、普通図柄プロセス制御フラグを更新する制御がなされるのである。
【０１２６】
図４６（ａ）は、図２６のＦ６４ＥＨに示された普通図柄停止時（フィーバーチェック時）処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。Ｆ６４ＥＨにより、電動役物ソレノイドの出力をクリアする処理がなされ、Ｆ６５１Ｈにより、普通図柄の停止図柄が当り以外であるか否かの判断がなされ、当り以外の場合にはＦ６６０Ｈに進むが、当りの場合にはＦ６５７Ｈに進み、電動役物ソレノイドすなわち始動入賞口のソレノイド２９の出力をセットする処理がなされる。次にＦ６５ＡＨに進み、電動役物入賞個数が最大値以上になったか否かの判断がなされ、最大値以上になっている場合にはＦ６６５Ｈに進むが、最大値未満の場合にはＦ６６０Ｈに進み、普通図柄プロセスタイマ処理がなされ、Ｆ６６３Ｈにより、演算中であるか否かの判断がなされ、演算中である場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了するが、演算中でなくなった段階でＦ６６５Ｈに進む。そして普通図柄プロセス制御フラグ，電動役物データの各データをクリアする処理がなされる。
【０１２７】
すなわち、普通図柄当り判定を行ない、当りの場合には、電動役物用ソレノイドデータを設定し、電動役物入賞個数判定を行ない、最大値未満の場合には普通図柄 プロセスタイマ処理を実行し、演算中でなくなった段階で、電動役物ソレノイドをオフにする処理が行なわれる。この処理は、普通図柄プロセス制御フラグをクリアして、電動役物ソレノイド出力データをクリアする処理である。そして電動役物入賞個数が最大値以上の場合には、電動役物ソレノイドをオフにする処理が行なわれる。
【０１２８】
図４６（ｂ）は、図４６（ａ）のＦ６６０Ｈに示した普通図柄プロセスタイマ処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。Ｆ６６ＣＨにより、普通図柄プロセスタイマが０になったか否かの判断がなされ、０になっている場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了するが、０になっていない場合にはＦ６７０Ｈに進み、普通図柄プロセスタイマを「１」減算更新する処理がなされる。
図４７は、図９（ａ）のＥＥ０６Ｈに示した確率設定処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。Ｆ６７ＥＨにより、設定キー２のスイッチ判定処理が行なわれる。この設定キー２は、図５（ａ）で説明したように、大当りの発生確率を設定１，設定２，設定３のいずれかに選択設定するためのキースイッチである。そしてＦ６８４Ｈにより、確率設定スイッチが左になっているか否かの判断がなされ、確率設定スイッチが左に操作されている場合には図４８に示すフローチャートにジャンプする。一方確率設定スイッチが左に操作されていない場合にはＦ６８６Ｈに進み、設定キー１のスイッチ判定処理がなされる。そしてＦ６８ＣＨにより、確率設定スイッチが右に操作されているか否かの判断がなされ、右に操作されている場合には図４９に示すフローチャートにジャンプする。一方、右に操作されていない場合、すなわちセンター位置である場合には、設定ステップ数をクリアする処理がなされる。これは、確率設定書換ステップカウンタをクリアするとともに、確率設定表示データをクリアする処理である。次にＦ６９３Ｈに進み、確率設定中以外であるか否かの判断がなされ、以外である場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了するが、以外でない場合にはＦ６９７Ｈに進み、確率設定表示中であるか否かの判断がなされる。そして確率設定表示中である場合にはＦ６９ＢＨに進み、確率設定表示タイマを「１」減算更新し、Ｆ６９ＥＨにより、確率設定表示タイマが終了したか否かの判断がなされ、終了していない場合には図５１（ｂ）に示すフローチャートにジャンプする。一方、確率設定表示タイマが終了したと判断された場合にはＦ６Ａ０Ｈに進む。また確率設定表示中でないと判断された場合もＦ６Ａ０Ｈに進む。
【０１２９】
Ｆ６Ａ０Ｈでは、確率設定中フラグをクリアする処理がなされ、Ｆ６Ａ３Ｈにより、シリアルＲＡＭ読出処理が実行され、Ｆ６Ａ６Ｈにより、ランダム最大値設定処理がなされる。これは、確率・確率設定表示 設定処理を行なうものである。次にＦ６Ａ８Ｈに進み、割込待ち状態となる。
以上の処理により、確率設定スイッチ状態の状態確認が行なわれ、確率設定スイッチが左側に操作されている場合には、確率設定処理を実行し、確率設定スイッチが右側に操作されている場合には、確率変更処理を実行し、確率設定スイッチが中央に操作されている場合には、確率設定処理使用データのクリアを行ない、確率設定中以外のときは処理を復帰し、確率設定中のときには、確率設定表示タイマの更新を行ない、確率設定終了時は、確率設定終了処理を実行し、処理中のときは、確率表示データ設定処理を実行する制御が行なわれる。
【０１３０】
図４８は、Ｆ６８４ＨによりＹＥＳの判断がなされた場合に実行されるサブルーチンプログラムであり、確率表示データの設定処理を行なうものである。Ｆ６ＡＡＨにより、確率設定中であるか否かの判断がなされ、確率設定中である場合にはＦ６ＡＥＨに進み、確率変更中であるか否かの判断がなされる。そして、確率設定中以外の場合と確率変更中の場合には図５１（ｂ）に示すフローチャートにジャンプする。一方、確率設定中でありかつ確率変更中でない場合にはＦ６Ｂ２Ｈに進み、確率設定書換ステップカウンタを「１」加算更新する処理がなされ、Ｆ６Ｂ５Ｈにより、確率設定表示タイマをセットする処理がなされ、確率・確率表示設定処理を実行するプログラムにジャンプする。
【０１３１】
すなわち、確率設定中フラグの判定を行ない、通常時の場合は確率表示データセット処理を行ない、確率設定書換ステップカウンタの判定を行ない、確率設定中の場合は確率表示データセット処理が実行される。そして確率設定書換ステップカウンタの更新を行ない、確率設定表示タイマの設定が行なわれる。
図４９は、Ｆ６８ＣＨによりＹＥＳの判断がなされた場合すなわち確率変更モードの場合に実行されるサブルーチンプログラムである。Ｆ６ＢＣＨにより、確率設定中以外であるか否かの判断がなされ、以外である場合にはサブルーチンプログラムが終了するが、確率設定中である場合にはＦ６Ｃ０Ｈに進み、確率設定表示中以外であるか否かの判断がなされる。そして確率設定表示中以外である場合には、確率・確率設定表示設定処理のサブルーチンプログラムにジャンプする。一方、確率設定表示中の場合にはＦ６Ｃ４Ｈに進み、確率設定表示タイマのセットがなされ、Ｆ６Ｃ９Ｈにより、確率変更中であるか否かの判断がなされる。そして確率変更中である場合には図５０に示す確率変更処理ステップ２のプログラムにジャンプする。
【０１３２】
一方、確率変更中でない場合にはＦ６ＣＤＨに進み、設定値更新処理がなされ、Ｆ６Ｄ３Ｈにより、シリアルＲＯＭ書込準備処理がなされ、Ｆ６Ｄ８Ｈにより、確率変更２回目セットの処理がなされて図５１（ｂ）に示す表示データセットのプログラムにジャンプする。
このサブルーチンプログラムの実行により、確率設定中フラグの判定が行なわれ、通常時の場合には、処理が復帰し、確率設定表示タイマの判定が行なわれて、表示終了（電源投入時，スイッチ右）の場合には、確率・確率設定表示 設定処理が行なわれ、確率設定表示タイマの設定を行ない、確率設定書換ステップカウンタの判定が行なわれ、ステップ１以外の場合には、確率変更処理（ステップ２）が実行されることとなる。そして、確率設定時更新処理を行ない、シリアルＥＥＰＲＯＭイレーズ処理が行なわれ、ステップカウンタ更新処理が行なわれる。
【０１３３】
図５０は、Ｆ６Ｃ９ＨによりＹＥＳの判断がなされた場合に実行されるサブルーチンプログラムである。Ｆ６ＤＤＨにより、確率変更２回目以外であるか否かの判断がなされ、以外の場合には図５１（ａ）に示すプログラムにジャンプする。一方、確率変更２回目の場合にはＦ６Ｅ０Ｈに進み、シリアルＲＯＭアドレス書込処理がなされ、Ｆ６Ｅ５Ｈにより、シリアルＲＯＭ設定値書込処理がなされ、Ｆ６ＥＡＨにより、確率変更３回目セット処理がなされて、図５１（ｂ）に示す表示データセット処理のプログラムにジャンプする。
【０１３４】
このサブルーチンプログラムの実行により、確率設定書換ステップカウンタの判定処理が行なわれて、ステップ２以外の場合には確率変更処理（ステップ３）に処理が移行し、シリアルＥＥＰＲＯＭ書換要求処理を行ない、シリアルＥＥＰＲＯＭ書込処理を行ない、確率設定書換ステップカウンタの更新処理が行なわれる。
図５１（ａ）は、Ｆ６ＤＤＨによりＹＥＳの判断がなされた場合に実行されるプログラムである。Ｆ６ＥＦＨにより、確率変更３回目以外であるか否かの判断がなされ、３回目以外の場合には図５１（ｂ）に示す表示データセット処理のプログラムにジャンプする。一方、確率変更３回目のときにはＦ６Ｆ２Ｈに進み、シリアルＲＯＭ書込中であるか否かの判断がなされ、書込中である場合には図５１（ｂ）に示すプログラムにジャンプする。シリアルＲＯＭ書込中でない場合にはＦ６Ｆ９Ｈに進み、シリアルＲＯＭ書込終了処理がなされ、Ｆ６ＦＥＨにより、ランダム最大値設定処理がなされ、Ｆ７００Ｈにより、確率変更４回目セット処理がなされて図５１（ｂ）に示すプログラムにジャンプする。
【０１３５】
このプログラムの実行により、確率設定書換ステップカウンタの減算（−１）を行ない、判定を行なう。そしてステップ３以外の場合には、表示データセット処理を実行し、シリアルＥＥＰＲＯＭ動作判定を行ない、書込中の場合には、表示データセット処理を実行し、シリアルＲＯＭディスエーブル指定を行なう。そして、確率・確率設定表示 設定処理を行ない、確率設定書換ステップカウンタの更新処理が行なわれる。
図５１（ｂ）は、表示データセット処理のサブルーチンプログラムであり、Ｆ７０３Ｈにより、確率設定表示データの出力を行なうために、確率設定表示データの設定が行なわれる。
【０１３６】
図５２（ａ）は、図５１（ａ）のＦ６ＦＥＨ等に示したランダム最大値設定処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。このサブルーチンプログラムは、確率・確率設定表示・設定処理を行なうものである。Ｆ７０８Ｈにより、設定値データアドレスの算出がなされる。これは、確率設定値フラグの値に対応する確率設定データテーブルのアドレスを算出する処理である。そしてＦ７１１Ｈにより、設定対応表示データすなわち確率設定表示データを抽出する処理がなされ、Ｆ７１５Ｈにより、設定対応ランダム最大値を算出する処理がなされる。
【０１３７】
図５２（ｂ）は、Ｆ６Ｄ３Ｈ，Ｆ６Ｅ０Ｈ，Ｆ６Ｆ９Ｈのサブルーチンプログラム内で実行されるシリアルＲＯＭ書込クロック処理のサブルーチンプログラムである。Ｆ７１ＡＨにより、シリアルＥＥＰＲＯＭのＳＫを操作してデータを書込む処理がなされる。
図５３は、Ｆ６Ｄ３Ｈ，Ｆ６Ｅ０Ｈ，Ｆ６Ｆ９Ｈにより示されたシリアルＲＯＭ準備処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。Ｆ７２５Ｈにより、書込データの保存すなわち入力データの設定処理を行なって一時保存を行なう処理がなされる。次にＦ７２９Ｈに進み、チップセレクト信号をオンし、Ｆ７３２Ｈによりクロック出力処理が行なわれる。次にＦ７３４Ｈに進み、転送数をセットする処理がなされ、Ｆ７３６Ｈにより、データを出力する処理がなされ、Ｆ７３ＥＨにより、クロック出力処理がなされ、Ｆ７４０Ｈにより、転送数を「１」減算更新する処理がなされ、Ｆ７４１Ｈにより、転送中であるか否かの判断がなされ、転送中である場合には再びＦ７３６Ｈに戻る。このＦ７３６ＨないしＦ７４１Ｈの処理を繰返し実行し、転送数が０になって転送中でなくなった段階でＦ７４３Ｈに進み、シリアルＲＯＭ転送準備中以外であるか否かの判断がなされる。そしてシリアルＲＯＭ転送準備中以外の場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了するが、シリアルＲＯＭ転送準備中である場合にはＦ７４９Ｈに進み、チップセレクト信号を出力する処理がなされ、Ｆ７５２Ｈ，Ｆ７５４Ｈ，Ｆ７５６Ｈにより、それぞれクロック出力処理がなされる。そしてＦ７５８Ｈに進み、チップセレクト信号をクリアしてサブルーチンプログラムが終了する。
【０１３８】
このサブルーチンプログラムの実行により、入力データの設定処理（一時保存）を行ない、チップセレクト信号オン（スタートキットセット）データのシリアルＲＯＭデータ書込処理を行なう。そして処理カウンタをセットし、処理中カウンタが０以外の間、データ出力処理を行なう。そしてコマンドの安定を行ない、リード／ライト以外の場合には、動作準備処理が行なわれる。
図５４（ａ）は、図４７のＦ６Ａ３Ｈに示したシリアルＲＯＭ読出処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。Ｆ７６０Ｈにより、シリアルＲＯＭ読出準備処理が行なわれ、Ｆ７６５Ｈにより、チップセレクト信号出力処理がなされる。次にＦ７６ＥＨに進み、読出準備ワークセット，入力データ数セットの処理がなされる。そしてＦ７７５Ｈに進み、クロック出力処理がなされ、Ｆ７７７Ｈにより、入力データセット処理がなされ、Ｆ７８２Ｈにより、入力データ数を「１」減算更新する処理がなされ、Ｆ７８５Ｈにより、入力データが終了したか否かの判断がなされる。そして終了していない場合には再びＦ７７５Ｈに戻る。このＦ７７５ＨないしＦ７８５Ｈの処理を繰返し実行し、入力データ数が０になった段階でＦ７８７Ｈに進み、入力データを反転する処理がなされ、Ｆ７８８Ｈにより、入力データが設定値範囲内であるか否かの判断がなされる。そして範囲内である場合には直接Ｆ７８ＤＨに進むが、範囲外である場合にはＦ７８ＣＨに進み、入力データをクリアしてＦ７８ＤＨに進む。
【０１３９】
Ｆ７８ＤＨでは、確率設定値フラグをセットする処理がなされ、Ｆ７８ＦＨにより、チップセレクト信号をクリアする処理がなされてサブルーチンプログラムが終了する。
このサブルーチンプログラムが実行されることにより、シリアルＥＥＰＲＯＭコマンド／アドレスが設定され、チップセレクト信号オン（スタートキット（ＤＩ）＝１）を設定する処理がなされ、処理カウンタが０以外ならデータ読込処理を繰返し、確率設定値フラグの設定を行なう。そしてチップセレクト信号オフ（スタートキット（ＤＩ）＝０）を設定する処理がなされる。
【０１４０】
図５４（ｂ）は、図５０のＦ６Ｅ５Ｈに示したシリアルＲＯＭ設定値書込処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。Ｆ７９９Ｈにより、読込データの一時保存を行ない、転送数をセットする処理がなされる。次にＦ７９ＤＨにより、チップセレクト信号を出力する処理がなされる。そしてＦ７Ａ６Ｈに進み、クロック出力処理がなされ、Ｆ７Ａ９Ｈにより、転送数を「１」減算更新する処理がなされ、Ｆ７ＡＡＨにより、転送終了以外であるか否かの判断がなされる。そして転送終了以外の場合には再びＦ７Ａ６Ｈに戻り、このＦ７Ａ６ＨないしＦ７ＡＡＨの処理が繰返し実行される。その繰返し実行に伴って、転送数が０になった場合にはＦ７ＡＣＨに進み、転送数をセットする処理がなされ、Ｆ７ＡＥＨにより、チップセレクト信号を出力する処理がなされる。
【０１４１】
次にＦ７Ｂ４Ｈに進み、データ出力処理がなされ、Ｆ７ＢＣＨにより、クロック出力処理がなされ、Ｆ７ＢＦＨにより、転送数を「１」減算更新する処理がなされ、Ｆ７Ｃ０Ｈにより、転送終了以外であるか否かの判断がなされる。そして転送終了以外の場合には再びＦ７Ｂ４Ｈに戻り、Ｆ７Ｂ４ＨないしＦ７Ｃ０Ｈの処理が繰返し実行される。この繰返し実行に伴って、転送数が０になった場合にはＦ７Ｃ２Ｈに進み、チップセレクト信号をオフにし、次にチップセレクト信号を出力する処理がなされる。
【０１４２】
このサブルーチンプログラムの実行により、読込データすなわち書込データの設定（データ対比）が行なわれ、処理カウンタの設定が行なわれ、処理カウンタが０以外の間は、シリアルＥＥＰＲＯＭにダミーデータ（０）を設定する処理がなされる。そして、処理カウンタの設定が行なわれ、処理カウンタが０以外の間は、シリアルＥＥＰＲＯＭに書込データを設定する処理がなされる。
図５５は、図９（ａ）のＥＥ０９Ｈに示した当り玉信号処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。Ｆ７Ｄ１Ｈにより、当り玉信号カウンタをクリアする処理がなされ、Ｆ７Ｄ５Ｈにより、当り玉信号がオフであるか否かの判断がなされる。そしてオフであると判断された場合には直接Ｆ７Ｅ５Ｈに進むが、当り玉信号がオンであると判断された場合にはＦ７ＤＣＨに進み、当り玉信号カウンタが最大値以上であるか否かの判断がなされる。そして最大値以上の場合には直接Ｆ７Ｅ５Ｈに進むが、最大値未満である場合にはＦ７Ｅ２Ｈに進み、当り玉信号カウンタを「１」加算更新する処理がなされてＦ７Ｅ５Ｈに進む。
【０１４３】
Ｆ７Ｅ５Ｈでは、当り玉信号カウンタをセットする処理がなされ、賞球個数信号出力データに初期値「０個」をセットする処理がなされる。次にＦ７Ｅ７Ｈに進み、当り玉信号カウンタが「０」であるか否かの判断がなされ、「０」であると判断された場合にはＦ７ＦＡＨに進み、賞球個数を出力する処理がなされる。この場合には、賞球個数０個の信号を出力する。一方、当り玉信号カウンタが０でない場合にはＦ７ＥＢＨに進み、当り玉信号カウンタが「１」であるか否かの判断がなされ、「１」の場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了するが、「１」でない場合にはＦ７ＥＦＨに進み、賞球個数（５）を指定する処理がなされる。次にＦ７Ｆ１Ｈに進み、賞球個数がなしの状態になっているか否かの判断がなされ、賞球個数がなしの状態になっている場合にはＦ７ＦＡＨによる賞球個数出力状態を維持する。一方、賞球個数がなしではないと判断された場合にはＦ７Ｆ５Ｈに進み、賞球個数（１５）を指定する処理がなされ、Ｆ７Ｆ７Ｈにより、賞球数記憶カウンタを「１」減算してＦ７ＦＡＨに進む。
【０１４４】
このサブルーチンプログラムの実行により、当り玉スイッチカウンタのクリアが行なわれ、当り玉信号入力の判定処理が行なわれ、当り玉信号カウンタの更新が行なわれる。そして、賞球個数信号出力データに初期値（０個）を設定して、当り玉信号カウンタが０の場合には賞球個数０個信号を出力し、当り玉信号カウンタが１の場合には賞球個数を選択して出力し、賞球数記憶カウンタの判定を行ない、その判定結果が０の場合には賞球個数５個をセットし、１以上の場合には賞球個数１５個をセットする処理がなされ、当り玉信号カウンタが２以上の場合には出力中信号を維持する状態に制御される。
【０１４５】
次に、図３に示した制御回路の動作を図５６以降に示すフローチャートに基づいて説明する。
図５６（ａ）は、電源投入時のスタート動作を示すフローチャートである。００００Ｈにより、割込禁止状態の処理がなされ、０００１Ｈに進み、割込モードを「１」にする処理がなされ、図６３（ｂ）に示すコールドスタートへジャンプする。図５６（ｂ）〜（ｇ）は、プログラムエラーの場合に図６３（ａ）に示すリスタートへジャンプするためのものである。
【０１４６】
図５７（ａ）は、図６１（ａ）に示すインタラプトにジャンプするためのものである。
図５７（ｂ）は、ノンマスカブルインタラプトの割込を示すフローチャートである。前述したように、基本回路３０から表示制御用のコマンドデータ（ＣＤ０〜ＣＤ７）と割込信号（ＩＮＴ）とがシステム・コントローラ５１に出力されてくれば、この図５７（ｂ）に示すＮＭＩ割込の制御がなされる。まず００６６Ｈにより、レジスタの退避を行なう処理がなされる。このレジスタは、ＡＦレジスタ，レジスタペアであるＤＣレジスタ，ＤＥレジスタ，ＨＬレジスタがあり、それらの各レジスタおよびＩＸ，ＩＹの内容をスタックポインタが指定するスタックへ退避する処理が００６６Ｈによりなされる。そして、００６ＤＨに進み、スタックしたプログラムカウンタを利用して実行番地が正しいか否かの判断がなされ、プログラム暴走時等のように実行番地が正しくなくなった場合には図６３（ａ）に示すリスタートのサブルーチンプログラムにジャンプしてイニシャライズして初期化する処理を行なう。
【０１４７】
一方、実行番地が正しい場合には００７ＥＨに進み、基本回路３０から送信されてきたコマンドデータ（ＣＤ０〜ＣＤ７）を受信する処理がなされる。次に００９５Ｈにより、そのコマンドデータを８バイト分受信したか否かの判断がなされる。コマンドデータは、前述したように、ｃｏｍＨ，ｃｏｍ０〜ｃｏｍ５，ｃｏｍＣの８バイトから構成されており、この８バイト分のコマンドデータを受信したか否かが００９５Ｈにより判断される。そしてまた８バイト分は受信していない場合には００ＤＥＨに進み、レジスタの復帰処理がなされる。そして、８バイト分のコマンドデータを受信した段階で００Ｂ１Ｈに進み、その最後のコマンドデータであるｃｏｍＣのチェックサムデータが正しいか否か判断される。この基本回路３０から送信されてくるｃｏｍＣのチェックサムのコマンドデータは、前述したように、基本回路３０が送信したｃｏｍＨ〜ｃｏｍ５のデータの和の下位７ビットのデータであり、それらコマンドデータを受信したシステムコントローラ５１は、その受信したｃｏｍＨ〜ｃｏｍ５の各データの和を計算して、その和の下位７ビットを算出する処理を行なうのである。そしてその算出された下位７ビットのデータと基本回路３０から送信されてきたチェックサムのデータと比較し、両者が一致するか否かがこの００Ｂ１Ｈによりなされる。そして一致しない場合には００ＤＥＨに進み、レジスタの復帰処理がなされる。このレジスタの復帰処理は、スタックポインタが指定するスタックの内容を各レジスタすなわちＨＬレジスタ，ＤＥレジスタ，ＢＣレジスタ，ＡＦレジスタへ復帰するものであり、前記００６６ＨによるＰＵＳＨ命令の処理とは逆のＰＯＰ命令の処理である。そして、その後、ＮＭＩからリターンし、ＮＭＩが実行される前に実行していた制御を引続き実行する。
【０１４８】
一方、００Ｂ１Ｈによりチェックサムが一致して正しいと判断された場合には００Ｂ４Ｈに進み、その受信した８バイトのコマンドデータをコマンドバッファに転送する処理がなされて００Ｃ４Ｈに進む。このように、チェックサムの判断の結果、両チェックサムデータが一致しない場合には、００Ｂ４Ｈの受信したコマンドデータのバッファへの転送処理がなされないために、その受信したコマンドデータは破棄されることとなる。
００Ｃ４Ｈでは、その受信した８バイトのコマンドデータがエラーコマンドであるか否かの判断がなされる。図８で説明したように、メインステータスであるｃｏｍ０において、７０ｈのデータが送信されてきた場合には、エラー表示のコマンドデータであり、７５ｈのコマンドデータが送られてきた場合には一時停止のコマンドであり、それらのコマンドデータが送られてきた場合には００Ｃ４ＨによりＹＥＳの判断がなされて、図５８（ａ）に示すエラーコマンドのサブルーチンプログラムにジャンプする。
【０１４９】
一方、送られてきたコマンドデータがエラーコマンドデータでなかった場合には００ＣＦＨに進み、その送られてきた８バイトのコマンドデータが前回送られてきた８バイトのコマンドデータと異なる新たなコマンドデータであるか否かの判断がなされる。そして新たなコマンドデータでない場合には００ＤＥＨに進むが、新たなコマンドデータである場合には図６０に示すホットスタートのサブルーチンプログラムにジャンプする。
【０１５０】
図５８（ａ）は、００Ｃ４Ｈによりエラーコマンドであると判断された場合に実行されるサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。まず００Ｅ５Ｈにより、送信されてきた８バイトのコマンドデータのうちメインステータスであるｃｏｍ０が７０ｈであるか否かの判断がなされ、７０ｈの場合には、図６０（ａ）に示すコマンド７０ｈのサブルーチンプログラムにジャンプする。一方、送信されてきた８バイトのコマンドデータのメインステータスであるｃｏｍ０が７５ｈの場合には、００ＥＡＨによりＹＥＳの判断がなされて、図６０（ｂ）に示すコマンド７５ｈのサブルーチンプログラムにジャンプする。
【０１５１】
前記基本回路３０の制御動作を示したフローチャートの図１６（ａ）のＥＦ０ＦＨにより前述したようにｃｏｍ０に「７０ｈ」がセットされ、そのセットされたｃｏｍ０が図１５（ａ）のＥＥＡ２Ｈにより出力されてシステムコントローラ５１に送信されてくる。すると、００Ｅ５ＨによりＹＥＳの判断がなされることとなる。一方、遊技機の可動時においては、ｃｏｍ０として「７５ｈ」が基本回路３０から送信されてくることはない。遊技機の製造段階で可変表示装置１の表示状態を一時停止させる必要があり、そのような場合には、ｃｏｍ０として「７５ｈ」をシステムコントローラ５１に入力させる。すると、後述するように、システムコントローラ５１は、可変表示装置１の表示状態を一時停止させる制御を行なう。
【０１５２】
一方、基本回路３０から送信されてきたメインステータスであるｃｏｍ０が「７０ｈ」でなくかつ「７５ｈ」でもなかった場合には、図５９（ｃ）に示す０１２ＤＨに進む。０１２ＤＨでは、エラー処理フラグを「０」にクリアする処理がなされる。図５７（ｂ）の００Ｃ４Ｈによりエラーコマンドであると判断された場合には、その段階でエラー処理フラグをセットする動作がなされる。しかし、００Ｅ５Ｈ，００ＥＡＨによりエラーコマンドでないと判断された場合には、すでにセットされたエラー処理フラグをゼロクリアする必要があり、ゆえに、０１２ＤＨによりそのエラー処理フラグをゼロクリアするのである。次に０１３２Ｈに進み、レジスタの復帰処理が行なわれる。この処理は、スタックポインタが指定するスタックの内容を、ＨＬレジスタ，ＤＥレジスタ，ＢＣレジスタ，ＡＦレジスタの各レジスタに復帰させるといういわゆるＰＯＰ命令に従った処理である。
【０１５３】
次に０１３６Ｈに進み、割込許可中であるか否かの判断がなされる。割込許可中でなければ０１３ＡＨに進み、割込禁止状態にする処理がなされ、割込許可中である場合には０１３ＥＨに進み、割込許可状態にする処理がなされる。その後、ＮＭＩからリターンし、ＮＭＩが実行される前に実行していた制御を引続き実行する。
図５９（ａ），（ｂ）は、ｃｍｄ７０ｈ，ｃｍｄ７５ｈの制御がなされた後の復帰処理を示したものであるために、まずｃｍｄ７０ｈ，ｃｍｄ７５ｈの制御を説明した後に説明する。
【０１５４】
図６０（ａ）は、ｃｏｍ７０ｈのサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。０１４１Ｈにより、スタックポインタを変更する処理がなされる。これにより、障害表示発生時のスタックポインタに変更される。次に０１４８Ｈにより、退避フラグが「１」であるか否かの判断がなされる。まだ退避フラグがセットされていない場合には、ＮＯの判断がなされて０１４ＥＨに進み、退避フラグを「１」にセットし、かつ、スロット表示位置を退避する処理がなされる。これは、ｃｍｄ０として７０ｈが送信されてきた段階で可変表示装置１により表示されていた識別情報としての図柄の表示位置領域を特定するデータを退避記憶領域に転送して記憶させて退避させる処理である。本実施の形態では、可変表示装置２より表示される識別情報としての図柄は、装飾用の意匠的識別情報の一例の複数種類の花札と、その複数種類の意匠的識別情報の種類を特定するための符号化識別情報の一例の１月，２月，３月…１２月等とからなる。
【０１５５】
次に０１６９Ｈに進み、スロット２のデータをＤＥレジスタにロードする処理がなされ、次に０１６ＣＨに進み、スロットデータをクリアする処理がなされる。このスロット２は、前記意匠的識別情報である花札の表示データのアドレスを記憶しておくとともに、必要に応じてエラー発生時のメッセージ表示データのアドレスを記憶しておくものである。次に０１７ＢＨに進み、可変表示装置により表示する識別情報用のバンク値を設定し、可変表示装置により表示されるキャラクタ画像用のバンク値を設定し、可変表示装置のスクリーン制御用の制御値を設定し、さらに、スロット２の表示値を設定し、スロット２表示値を転送する処理がなされる。
【０１５６】
次に０１８ＤＨにおいて、異常発生時のエラー画面をセットする処理がなされ、０１９３Ｈにより、そのエラー画面を表示するためのスクリーン描画処理を行なう。次に０１９６Ｈに進み、エラーメッセージである「係員をお呼び下さい」の表示データをセットする処理がなされ、０１９ＣＨにより、そのセットされたエラーメッセージを可変表示装置により表示するためのスクリーン描画処理が行なわれる。そして図６０（ｅ）に示すエラーウェイトのサブルーチンプログラムに進む。
【０１５７】
このエラーウェイトのサブルーチンプログラムは、０１ＣＣＨにより、ノーオペレーション状態（ＮＯＰ）すなわちＣＰＵが何も動作しない状態にし、そのノーオペレーション状態で待機する動作である。そして、ノンマスカブルインタラプト（図５７（ｂ）参照）やマスク可能なインタラプト（図６１（ａ）参照）が発生すれば、このノーオペレーション状態から抜け出す。
図６０（ｂ）は、前記００Ｆ７ＨによるＹＥＳの判断がなされた場合に実行されるサブルーチンプログラムであり、０１Ａ２Ｈにより、一時停止時用のスタックポインタに変更する処理がなされてその後図６０（ｅ）に示すエラーウェイトにジャンプする。
【０１５８】
図６０（ｃ）は、図６１（ａ）に示すｉｎｔｅｒｒｕｐｔが実行され、エラーフラグがセットされていない状態で、コマンドデータが所定期間以上送られて来なかった場合または後述するラウンド表示中にｉｎｔｅｒｒｕｐｔが生じた場合に、実行され、コマンドデータが送られて来るまで何も制御動作しないノーオペレーション状態とするものである。図６０（ｄ）に示すインタラプトリターンのサブルーチンプログラムは、図６１（ａ）のｉｎｔｅｒｒｕｐｔが実行された後その割込から復帰したときに実行され、０２５ＢＨにより、スタックポインタが指定するスタックの内容をＨＬレジスタへ復帰させるいわゆるＰＯＰ命令に従った処理がなされ、その後図６２の０２５１Ｈにジャンプする。そして、０２５１Ｈにより、スタックポインタが指定するスタックの内容を、ＩＹレジスタ，ＩＸレジスタ，ＨＬレジスタ，ＤＥレジスタ，ＢＣレジスタ，ＡＦレジスタの各レジスタへ復帰せるＰＯＰ命令に従った処理がなされ、再び図６０（ｄ）に示す０２５ＢＨの処理が行なわれる。この０２５ＢＨと０２５１Ｈとの処理を繰返し実行する状態となる。その状態で、図５７（ｂ）に示すノンマスカブルインタラプトが発生した場合には００６６Ｈ以降の処理が実行され、図６１（ａ）に示すマスク可能なインタラプトが発生した場合には、０１Ｄ０Ｈ以降の処理が実行されることとなる。
【０１５９】
図６０（ｅ）はエラーウエイトのサブルーチンプログラムであり、０１ＣＣＨによりノーオペレーション状態に制御され、前述したＮＭＩまたは図６１（ａ）に示すｉｎｔｅｒｒｕｐｔが生じるまで何も制御動作しない状態となる。
ｃｏｍ７０ｈまたはｃｏｍ７５ｈが送信され、前述のエラー表示状態または一時停止状態になった後、ｃｏｍ７０ｈ以外でかつｃｏｍ７５ｈ以外のコマンドデータが送信されて来れば、図５８（ｂ）のエラーリターンのサブルーチンプログラムが実行される。そして、ｃｏｍ７０ｈに基づいたエラー画面からの復帰の場合には図５９（ａ）に進み、０１Ｂ２Ｈによりスタックポインタの復帰処理がなされて、図５９（ｃ）の００ＦＥＨに進み、０１４ＥＨに基づいて行なわれた退避されたスロット表示位置を元通りに復帰させる処理がなされる。そして、０１２８Ｈにより、退避フラグを０クリアした後０１２ＤＨに進む。
【０１６０】
一方、ｃｏｍ７５ｈに基づいた動作一時停止からの復帰の場合には、図５９（ｂ）に進み、０１ＢＦＨによりスタックポインタの復帰処理がなされて、０１２ＤＨに進む。
図６１（ａ）は、図５７（ａ）のマスク可能なインタラプトが発生した場合に実行されるサブルーチンプログラムであり、たとえば４ｍｓｅｃ毎に１回ずつ実行される。０１Ｄ０Ｈにより、ＡＦレジスタ，ＢＣレジスタ，ＤＥレジスタ，ＨＬレジスタ，ＩＸレジスタ，ＩＹレジスタの各レジスタの内容をスタックポインタが指定するスタックへ退避させるいわゆるＰＵＳＨ命令に従った処理がなされる。次に０１Ｄ８Ｈに進み、エラー処理中であるか否かの判断がなされる。これは、前記００Ｃ４Ｈによりエラーコマンドがあると判断された場合にセットされるエラーフラグがセットされているか否かにより判断される。そしてセットされている場合には前記０２５１Ｈに進み、その０２５１Ｈと０２５ＢＨとの処理を繰返し実行する状態となる。
【０１６１】
一方、エラーフラグがセットされていない場合には０１Ｅ３Ｈに進み、現在行なっている表示制御動作の処理アドレスを設定する処理がなされ、０１Ｅ６Ｈにより、その設定された処理ルーチンにジャンプする処理がなされる。
その結果、図５７（ｂ）に示すノンマスカブルインタラプトが発生して送信されてきたコマンドデータが００ＣＦＨにより新コマンドでないと判断された場合には、この図６１（ａ）に示す割込ルーチンが実行されてエラー処理中でない場合には、今まで行なってきた可変表示装置の表示制御動作を引続き行なう状態となる。一方、異常発生に伴うエラーフラグがセットされている場合には、前記０１９６Ｈ，０１９ＣＨにより「係員をお呼び下さい」のメッセージ表示が可変表示装置により表示された状態を維持しながら前記０２５１Ｈ，０２５ＢＨの処理を繰返し実行する状態となる。そしてノンマスカブルインタラプトが発生してエラーコマンド以外の正しいコマンドが送信されてきた段階で、００Ｃ４ＨによりＮＯの判断がなされて０３４ＥＨによりエラーフラグがクリアされ、その結果、０１Ｄ８ＨによりＮＯの判断がなされ、エラーフラグがセットされる前の異常発生前の可変表示制御動作に相当する処理ルーチンにジャンプする処理がなされる。また、前述した一時停止用の異常発生の場合にも、同様の制御動作がなされる。
【０１６２】
０１Ｅ６Ｈにより実行中の可変表示制御動作に相当する処理ルーチンにジャンプして、その処理ルーチンの制御が終了した段階で、図６１（ｂ）に示すサブルーチンプログラムが実行される。このサブルーチンプログラムは、リールの縦揺れ制御，花札の回転制御，大当り表示制御動作，可変入賞球装置の入賞個数の表示制御動作を実行するものである。可変表示装置１により表示される意匠的図柄としての花札は、後述するように、リーチ等が発生することにより、そのリーチの種類において、上下方向に移動する縦揺れ表示や、花札が順次めくれて下方に落下する落下表示や、各花札が縦軸周りでその場で回転する回転表示等が行なわれる。まず０１Ｅ７Ｈにおいて、左リールの縦揺れフラグがセットされているか否かの判断がなされ、セットされていない場合には０１ＥＦＨに進み、右リールの縦揺れフラグがセットされているか否かの判断がなされ、セットされていない場合には０１Ｆ４Ｈに進み、中リールの縦揺れフラグがセットされているか否かの判断がなされ、セットされていない場合には０１Ｆ９Ｈに進み、花札落下フラグがセットされているか否かの判断がなされ、セットされていない場合には図６１（ｃ）の０２００Ｈに進む。そして前述した符号化識別情報をスクロール表示制御する処理がなされる。
【０１６３】
次に０２０３Ｈに進み、左花札の回転フラグがセットされているか否かの判断がなされ、セットされていない場合には０２０ＢＨに進み、右花札の回転フラグがセットされているか否かの判断がなされ、セットされていない場合には０２１０Ｈに進み、中花札の回転フラグがセットされているか否かの判断がなされ、セットされていない場合には０２１ＥＨに進み、回転フラグをゼロクリアする処理がなされる。
そして、左リールの縦揺れフラグがセットされている場合には０１ＥＣＨに進み、左リールの縦揺れ処理を行なって左の花札を上下方向に往復移動させる表示制御がなされる。右リールの縦揺れフラグがセットされている場合には、０１Ｆ１Ｈにより、右リールを縦揺れ表示させる処理がなされる。同様に、中リール縦揺れフラグがセットされている場合には０１Ｆ６Ｈにより、中リールの縦揺れ表示処理がなされる。また、花札落下フラグがセットされている場合には、０１ＦＤＨにより、中花札を落下表示制御する処理がなされる。
【０１６４】
次に、左花札回転フラグがセットされている場合には、０２０８Ｈにより、左花札を縦軸周りで回転表示する制御がなされ、右花札回転フラグがセットされている場合には、０２０ＤＨにより、右花札を回転表示させる制御がなされ、中花札回転フラグがセットされている場合には、０２１２Ｈにより中花札を回転表示させる制御がなされる。
次に図６２（ｂ）の０２２ＡＨでは、特定遊技状態（大当り状態）の発生によりセットされるフィーバーフラグがセットされているか否かの判断がなされ、セットされていない場合には０２３１Ｈに進むが、セットされている場合には、０２２ＥＨに進み、可変表示装置１に大当り表示を行なう。次に０２３１Ｈでは、球数カウントフラグがセットされているか否かの判断がなされ、セットされている場合には球数カウント処理が実行される。そして０２４８Ｈでは、処理中フラグがセットされているか否かを判断し、セットされている場合には動作カウンタを「１」加算更新する処理がなされた後、０２５１Ｈに進む。一方、処理中フラグがセットされていない場合には処理アドレスをノーオペレーションにセットし、図６０（ｅ）に移動する。また、０２５１Ｈの処理が実行された後は、図６０（ｄ）のインタラプトリターンに移行する。
【０１６５】
図６３（ａ）は、システムコントローラ５１が暴走した場合等に００６ＤＨによりＮＯの判断がなされて実行されるリスタートのサブルーチンプログラムである。０２５ＥＨにより、スタックポインタを初期化する処理がなされ、０２６１Ｈにより、ＬＣＤＣ初期化データテーブルをルックアップして液晶表示装置の表示データを初期化する処理がなされる。次に０２７０Ｈに進み、ＲＡＭ５５を初期化する処理がなされ、０２７ＤＨにより、出力ポートを初期化する処理がなされ、０２９ＡＨにより、カラーパレットデータを設定する処理がなされ、０２Ａ５Ｈにより、スロット２データの初期化処理がなされる。次に０２ＡＢＨに進み、異常発生のデータをセットし、０２Ｂ１Ｈにより、その異常発生を可変表示装置により表示させるためのスクリーン描画処理を行ない、０２Ｂ４Ｈにより、「ＬＣＤシステムエラー」のメッセージ表示を可変表示装置により表示させるためのデータがセットされ、０２ＢＡＨにより、そのエラーメッセージを可変表示装置１により表示させるためのスクリーン描画処理がなされる。そして０３４７Ｈのコマンドウェイト処理にジャンプする。
【０１６６】
図６３（ｂ）は、図５６（ａ）の電源投入時のスタートがなされた場合に実行されるコールドスタートのサブルーチンプログラムである。０２ＤＤＨにより、ＬＣＤＣ初期化データテーブルをルックアップして液晶表示装置表示用のデータを初期化する処理がなされる。次に０２ＥＣＨにより、ＲＡＭ５５の記憶データを初期化する処理がなされ、０２ＥＣＨによりビデオＲＡＭ５６の記憶データを初期化する処理がなされる。次に０２ＥＣＨに進み、スロット表示位置を初期化し、識別情報のスクロール量を初期化する処理がなされる。次に０２Ｆ９Ｈに進み、カラーパレットデータを設定する処理がなされ、０３０４Ｈにより、初期図柄ナンバーすなわち電源投入時に最初に可変表示装置１により表示される識別情報の図柄ナンバーを設定する処理がなされる。次に０３４２Ｈに進み、スタックポインタを設定する処理がなされ、０３４７Ｈに進み、コマンドウェイト処理がなされる。このコマンドウェイト処理は、割込許可状態にした上でノーオペレーション状態（ＮＯＰ）の処理を行なってシステムコントローラ５１のＣＰＵを動作しない状態にし、その状態で待機する処理である。
【０１６７】
図６４は、図５７（ｂ）において、新コマンドが送信されてきた場合に実行されるホットスタートのサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。０３４ＢＨにより、スタックポインタを設定する処理がなされ、０３４ＥＨにより、エラーフラグをゼロクリアし、退避フラグ（バックアップフラグ）をゼロクリアする処理がなされる。次に０３７ＡＨに進み、送信されてきたメインステータスのコマンドデータであるｃｏｍ０が「２ｄｈ」であるか否かの判断がなされる。ｃｏｍ０が「２ｄｈ」の場合はに、図７で示したように、大当り動作のメインステータスであり、その場合には直接０３７ＡＨに進むが、それ以外の場合には、０３８１Ｈにより、コマンド退避処理がなされる。
【０１６８】
次に０３７ＡＨでは、送信されてきたコマンドデータのｃｏｍ０が、０ｘＨ，１ｘＨ，２ｘＨ，３ｘＨ，４ｘＨ，６ｘＨあるいはその他のうちのどれかを判別する処理がなされる。そして判別した結果それぞれに対応するコマンド処理サブルーチンプログラムにジャンプする。このｃｏｍ０のデータとジャンプ先とが、コマンドテーブルにテーブルの形で記憶されており、このコマンドテーブルをルックアップすることによりジャンプ先が決定される。なお、ｃｏｍ０が、０ｘＨの場合には画面非表示のサブルーチンプログラムにジャンプし、１ｘＨの場合には、デモ画面表示のサブルーチンプログラムにジャンプし、２ｘＨの場合にはゲーム画面表示のサブルーチンプログラムにジャンプし、３ｘＨの場合にはフィーバーインターバル画面の表示サブルーチンプログラムにジャンプし、４ｘＨの場合にはフィーバーラウンド表示のサブルーチンプログラムにジャンプし、６ｘＨの場合にはフィーバー終了画面のサブルーチンプログラムにジャンプし、それ以外のデータの場合にはコマンドエラーのサブルーチンプログラムにジャンプする。
【０１６９】
図６５（ａ）は、ｃｏｍ０が０ｘＨの場合に実行されるサブルーチンプログラムであり、０３ＦＤＨにより、動作カウンタが０クリアされた後、ｃｏｍ０が、「００Ｈ」であるか否かの判断がなされ、「００Ｈ」の場合には図６５（ｃ）に示すサブルーチンプログラムにジャンプする。一方、「００Ｈ」でない場合には、コマンドエラーのサブルーチンプログラムにジャンプする。動作カウンとは、発振回路６３からのクロック信号に従ってカウントアップするタイマであり、可動表示制御を時間に応じて進行させるためのものである。
【０１７０】
図６５（ｃ）では、０３Ｆ３Ｈにより、スクリーン表示をＯＦＦにして可変表示装置１の表示状態を消去して消した状態にし、図６３（ｂ）の０３４７Ｈのコマンドウェイトにジャンプする。
ｃｏｍ０が「１ｘＨ」の場合には、図６５（ｂ）のサブルーチンプログラムが実行され、０３ＦＤＨにより、ｃｏｍ０が「１０Ｈ」であるか否かの判断がなされ、「１０Ｈ」である場合には図６５（ｄ）に示すサブルーチンプログラムにジャンプし、「１０Ｈ」以外の場合にはコマンドエラーのサブルーチンプログラムにジャンプする。
【０１７１】
図６５（ｄ）では０４３６Ｈにより、処理中フラグがセットされ、デモ画面表示処理（ｒｔｎ １０ｈ）の処理アドレスがセットされる。そして０３４７Ｈのコマンドウェイトージャンプする。この状態で、図６１（ａ）に示すインタラプトのサブルーチンプログラムが実行されれば、０１Ｅ３Ｈにより、処理アドレスがチェックされて前述の０４３６Ｈによりセットされたデモ画面表示処理の処理アドレスへジャンプすることとなり、その結果、デモ画面表示処理のサブルーチンプログラムが実行されて可変表示装置１によりデモ画面が表示される。
【０１７２】
ｃｏｍ０が「２ｘＨ」の場合には、図６６（ａ）に示すサブルーチンプログラムが実行される。０４４４Ｈにより、動作カウンタがゼロクリアされ、ｃｏｍ０の値を判別して処理ルーチンテーブルをルックアップしてその値に応じたサブルーチンプログラムにジャンプする処理がなされる。そして、ｃｏｍ０の値が「２０Ｈ」の場合には、図柄変動前準備のサブルーチンプログラムにジャンプし、「２１Ｈ」の場合には全図柄変動サブルーチンプログラムにジャンプし、「２２Ｈ」の場合には左図柄停止サブルーチンプログラムにジャンプし、「２３Ｈ」の場合には右図柄停止サブルーチンプログラムにジャンプし、「２４Ｈ」の場合には中図柄停止サブルーチンプログラムにジャンプし、「２５Ｈ」の場合には通常リーチ（２周）のサブルーチンプログラムにジャンプし、「２６Ｈ」の場合には通常リーチ（３周）のサブルーチンプログラムにジャンプし、「２７Ｈ」の場合には竜巻リーチのサブルーチンプログラムにジャンプし、「２８Ｈ」の場合には三三七拍子リーチのサブルーチンプログラムにジャンプし、「２９Ｈ」の場合には勝負リーチのサブルーチンプログラムにジャンプし、「２ａＨ」の場合には双子リーチのサブルーチンプログラムにジャンプし、「２ｂＨ」の場合には短縮全図柄変動のサブルーチンプログラムにジャンプし、「２ｃＨ」の場合には短縮全図柄停止のサブルーチンプログラムにジャンプし、「２ｄＨ」の場合には大当り動作のサブルーチンプログラムにジャンプし、それ以外の場合にはコマンドエラーのサブルーチンプログラムにジャンプする。
【０１７３】
図６７（ａ）は、０４４４Ｈの判断の結果、「２０Ｈ」の場合に実行される図柄変動前準備のサブルーチンプログラムである。０４７ＤＨにより、処理中フラグをセットし、処理アドレスを図柄変動前であるｒｔｎ ２０ｈにセットして０３４７Ｈのコマンドウェイトへジャンプする処理がなされる。
図６７（ｂ）は、０４４４Ｈの判断の結果「２１Ｈ」の場合に実行され全図柄変動のサブルーチンプログラムであり、０４８ＢＨにより、コマンドをコマンド退避エリアに退避させる処理がなされ、さらに、左図柄ナンバーを取得して退避させ、中図柄ナンバーを取得して退避させ、右左図柄ナンバーを取得して退避させる処理がなされる。次に０４ＡＤＨに進み、全図柄変動すなわちｒｔｎ ２１ｈの処理アドレスをセットする処理がなされて０３４７Ｈのコマンドウェイトへジャンプする。
【０１７４】
図６７（ｃ）は、０４４４Ｈの判断の結果「２２Ｈ」の場合に実行される左図柄停止処理のサブルーチンプログラムである。まず０４Ｂ６Ｈにより、コマンド順序が正しいか否かの判断がなされる。コマンドデータのメインステータスであるｃｏｍ０は、基本回路３０による遊技制御動作によって進行制御される遊技機の遊技状態の進行に応じて変化するものであり、その変化のパターンは所定の順序となるように予め決められている。そしてその所定の順序になっているか否かがコマンド順序判定データに従って０４Ｂ６Ｈにより判断される。ｃｏｍ０が「２ｘＨ」の場合には、可変表示動作は、まず図柄変動前準備処理がなされ、次に全図柄変動処理がなされ、次に左図柄停止処理がなされ、その段階でリーチが成立していなければ中図柄停止処理がなされる。そして外れ図柄であった場合には打玉の始動入賞に基づいて再度図柄変動前準備処理から順次表示動作が繰返し行なわれる。一方、右図柄停止処理がなされた段階でリーチが成立している場合には、そのリーチの種類に応じて通常リーチ（２周）または通常リーチ（３周）のいずれかが表示動作される。そしてその後中図柄が停止され、その状態で外れの場合には再度前記図柄変動前準備処理に移行するが、当りの場合には、大当り動作処理が実行される。さらに、確率変動状態で短縮モードとなっている場合には、図柄変動前準備処理がなされた後、短縮全図柄変動処理がなされ、リーチ表示する場合には竜巻リーチ，三三七拍子リーチ，勝負リーチまたは双子リーチのいずれかが表示され、その後短縮全図柄停止処理がなされることとなる。
【０１７５】
コマンド順序判定データは、図柄変動前準備処理の段階で図７８の０ＡＣ２Ｈにより００００００１０ｂ（ｂは２進数を表わす）にセットされている。そして、０４Ｂ６Ｈにより、前記コマンド順序判定データに対し００００００１０ｂの論理積が演算される。コマンド順序が正しければ、００００００１０ｂと００００００１０ｂとの論理積になるために、その演算結果は、００００００１０ｂとなる。その場合には、０４Ｂ６ＨによりＹＥＳの判断がなされ、０４ＢＥＨにより、コマンド順序判定データを左回転させる処理がなされる。その結果、００００００１０ｂだったコマンド順序判定データが、０００００１００ｂとなる。次に、０４Ｃ７Ｈにより、左図柄停止制御用のアドレスすなわちｒｔｎ ２２ｈが処理アドレスとしてセットされ、０３４７Ｈのコマンドウェイトへジャンプする。一方、コマンドデータの送信順序が正しくない場合には、コマンド順次データに対し００００００１０ｂの論理積を演算すれば、その答えが００００００００ｂとなる。その場合には０４Ｂ６ＨによりＮＯの判断がなされて、コマンドエラーのサブルーチンプログラムにジャンプする。
【０１７６】
図６７（ｄ）は、０４４４Ｈにより「２３Ｈ」と判断された場合に実行される右図柄停止処理のサブルーチンプログラムである。まず０４Ｄ０Ｈにより、コマンド順序は正しいか否かの判断がなされる。この判断は、コマンド順序判定データに対し０００００１００ｂの論理積を演算し、その演算結果が０００００００００ｂになったか否かで判断し、００００００００ｂの場合にはコマンドエラーにジャンプする。そして、コマンドデータの送信順序が正しければ、０００００１００ｂと０００００１００ｂとの論理積になるために、その演算結果は０００００１００ｂとなる。その場合には、０４Ｄ０ＨによりＹＥＳの判断がなされて０４Ｄ８Ｈにより、コマンド順序判定データを左回転させる処理がなされ、その結果、コマンド順序判定データは、００００１０００ｂとなる。次に、０４Ｅ１Ｈに進み、右図柄停止処理のアドレスすなわちｒｔｎ ２３ｈが処理アドレスとしてセットされ、０３４７Ｈのコマンドウェイトへジャンプする。
【０１７７】
図６８（ａ）は、０４４４Ｈにより「２４Ｈ」と判断された場合に実行される中図柄停止処理のサブルーチンプログラムである。０４ＥＡＨにより、コマンド順序は正しいか否かの判断がなされる。この判断は、コマンド順序判定データに対し００００１０００ｂの論理積を演算し、その演算結果が００００００００ｂになったか否かにより行なわれる。そして００００００００ｂになった場合にはコマンドエラーのサブルーチンプログラムにジャンプする。送信されてきたコマンドデータの順序が正しければ０４ＥＡＨの段階では、コマンド順序判定データは００００１０００ｂとなっているために、００００１０００ｂと００００１０００ｂとの論理積を演算することとなり、その演算結果は００００１０００ｂとなるはずである。その場合には、０４ＥＡＨによりＹＥＳの判断がなされて、０４Ｆ２Ｈにより、コマンド順序判定データを左回転させる処理がなされる。その結果、コマンド順序判定データは、０００１００００ｂとなる。次に、０４ＥＢＨに進み、中図柄停止処理のアドレスすなわちｒｔｎ ２４ｈが処理アドレスとしてセットされ、０３４７Ｈのコマンドウェイトへジャンプする。
【０１７８】
図６８（ｂ）は、０４４４Ｈにより「２５Ｈ」と判断された場合に実行される通常リーチ（２周）のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。０５０４Ｈにより、コマンド順序判定データに対し００００１０００ｂの論理積を演算する処理がなされ、その演算結果が００００００００ｂの場合にはコマンドエラーのサブルーチンプログラムにジャンプする。一方、この図６８（ｂ）は、前記右図柄の停止処理が行なわれた後に実行されるものであり、コマンドデータが正しい順序で送信されてきていれば、コマンド順序判定データは００００１０００ｂとなっているはずである。その場合には、０５０４Ｈにより、００００１０００ｂと００００１０００ｂとの論理積が演算されてその演算結果が００００１０００ｂとなるはずである。その場合には、０５０４ＨによりＹＥＳの判断がなされて０５０ＣＨにより、コマンド順序判定データを左回転させる処理がなされる。その結果、コマンド順序判定データは、０００１００００ｂとなる。次に、０５１５Ｈに進み、通常リーチ（２周）の制御が実行されるアドレスすなわちｒｔｎ ２５ｈが処理アドレスとしてセットされ、０３４７Ｈのコマンドウェイトへジャンプする。
【０１７９】
図６９（ａ）は、０４４４Ｈにより「２６Ｈ」と判断された場合に実行される通常リーチ（３周）のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。０５１ＥＨにより、コマンド順序判定データに対し００００１０００ｂの論理積を演算する処理がなされ、その演算結果が００００００００ｂの場合にはコマンドエラーのサブルーチンプログラムへジャンプする。一方、この図６９（ａ）は、前記右図柄の停止処理がなされた後に実行されるものであり、コマンドデータが正しい順序で送信されてきていれば、コマンド順序判定データは００００１０００ｂとなっているはずである。その場合には、００００１０００ｂと００００１０００ｂとの論理積を演算することとなり、その演算結果は００００１０００ｂとなる。その場合には、０５２ＢＨにより、コマンド順序判定データを左回転させる処理がなされる。その結果、コマンド順序判定データは、０００１００００となる。次に、０５１ＥＨによりＹＥＳの判断がなされて０５２ＦＨに進み、通常リーチ（３周）の処理が実行されるアドレスすなわちｒｔｎ ２６ｈが処理アドレスとしてセットされ、０３４７Ｈのコマンドウェイトへジャンプする。
【０１８０】
図６９（ｂ）は、０４４４Ｈにより「２７Ｈ」と判断された場合に実行される竜巻リーチのサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。０５３８Ｈにより、コマンド順序判定データに対し００００００１０ｂの論理積を演算する処理がなされ、その演算結果が００００００００ｂになった場合にはコマンドエラーのサブルーチンプログラムにジャンプする。一方、この竜巻リーチのサブルーチンプログラムは、前述したように、図柄変動前準備処理が実行されて短縮全図柄変動処理が実行され、その次に実行されるものであり、コマンドデータが正しい順序で送信されてきていればコマンド順序判定データは００００００１０ｂとなっているはずである。その場合には、００００００１０ｂと００００００１０ｂとの論理積を演算することとなり、その演算結果は００００００１０ｂとなる。その場合には、０５３８ＨによりＹＥＳの判断がなされて０５４０Ｈに進み、コマンド順序判定データに０００１００００ｂをセットする処理がなされ、その後０５４ＡＨに進み、竜巻リーチを実行するアドレスすなわちｒｔｎ ２７ｈが処理アドレスとしてセットされ、０３４７Ｈのコマンドウェイトへジャンプする。
【０１８１】
図６９（ｃ）は、０４４４Ｈにより「２８Ｈ」と判断された場合に実行される三三七拍子リーチのサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。０５５３Ｈにより、コマンド順序判定データに対し００００００１０ｂの論理積を演算する処理がなされ、その演算結果が００００００００ｂの場合にはコマンドエラーのサブルーチンプログラムへジャンプする。一方、この三三七拍子リーチのサブルーチンプログラムは、前述したように、図柄変動前準備処理が実行されて短縮全図柄変動処理が行なわれた後に実行されるものであり、コマンドデータが正しい順序で送信されてきていれば、コマンド順序判定データは００００００１０ｂとなっているはずである。その場合には、００００００１０ｂと００００００１０ｂとの論理積を演算することとなり、その演算結果は００００００１０ｂとなる。その場合には、０５５３ＨによりＹＥＳの判断がなされて０５５ＢＨに進み、コマンド順序判定データを０００１００００ｂにセットする処理がなされる。その後０５６５Ｈに進み、三三七拍子リーチの処理を実行するアドレスすなわちｒｔｎ ２８ｈを処理アドレスとしてセットする処理がなされ、０３４７Ｈのコマンドウェイトへジャンプする。
【０１８２】
図６９（ｄ）は、０４４４Ｈにより「２９Ｈ」と判断された場合に実行される勝負リーチのサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。０５６ＥＨにより、コマンド順序判定データに対し００００１０００ｂの論理積を演算する処理がなされ、その演算結果が００００００００ｂの場合にはコマンドエラーのサブルーチンプログラムへジャンプする。一方、この勝負リーチのサブルーチンプログラムは、前記右図柄停止処理が実行された後に実行されるものであり、コマンドデータが正しい順序で送信されてきていればコマンド順序判定データは００００１０００ｂとなっているはずである。その場合には、００００１０００ｂと００００１０００ｂとの論理積を演算することとなり、その演算結果は００００１０００ｂとなる。その場合には、０５６ＥＨによりＹＥＳの判断がなされて０５７６Ｈに進み、コマンド順序判定データを左回転させる処理がなされ、その結果コマンド順序判定データは、０００１００００ｂとなる。次に０５７ＦＨに進み、勝負リーチ制御を実行するアドレスすなわちｒｔｎ ２９ｈが処理アドレスとしてセットされ、０３４７Ｈのコマンドウェイトへジャンプする。
【０１８３】
図７０（ａ）は、０４４４Ｈにより「２ａＨ」と判断された場合に実行される双子リーチのサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。０５８８Ｈにより、コマンド順序判定データに対し００００１０００ｂの論理積を演算する処理がなされ、その演算結果が００００００００ｂの場合にはコマンドエラーのサブルーチンプログラムにジャンプする。一方、この双子リーチのサブルーチンプログラムは、前記右図柄停止処理が実行された後に実行されるものであり、コマンドデータが正しい順序で送信されてきていれば、コマンド順序判定データは００００１０００ｂとなっているはずである。その場合には、００００１０００ｂと００００１０００ｂとの論理積の演算となり、その演算結果は００００１０００ｂとなる。その場合には、０５８８ＨによりＹＥＳの判断がなされて０５９０Ｈに進み、コマンド順序判定データを左回転させる処理がなされ、その結果コマンド順序判定データは０００１００００ｂとなる。次に０５９９Ｈに進み、双子リーチ制御を行なうアドレスすなわちｒｔｎ ２ａｈを処理アドレスとしてセットする処理がなされ、０３４７Ｈのコマンドウェイトへジャンプする。
【０１８４】
図７０（ｂ）は、０４４４Ｈにより「２ｂＨ」と判断された場合に実行される短縮全図柄変動処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。０５Ａ２Ｈにより、コマンドバッファをコマンド退避エリアへ退避させる処理がなされるとともに、左図柄ナンバー，中図柄ナンバー，右図柄ナンバーのそれぞれを取得して退避させる処理がなされる。次に０５Ｃ４Ｈに進み、図７０（ｃ）は、コマンドエラーの処理を行なうプログラムを示すフローチャートである。０３Ｂ５により、処理アドレスにインタラプト復帰処理をセットする制御を行ない、０３ＢＣに進み、コマンド順序判定データを０クリアする処理を行なって０３４７Ｈのコマンドウエイトへジャンプする。
【０１８５】
処理中フラグをセットし、短縮全図柄変動制御を行なうアドレスすなわちｒｔｎ ２ｂｈを処理アドレスとしてセットする処理がなされ、０３４７Ｈのコマンドウエイトへジャンプする。
図７１（ａ）は、０４４４Ｈにより「２ｃＨ」と判断された場合に実行される短縮全図柄停止処理のサブルーチンプログラムが示すフローチャートである。０５ＣＤＨにより、コマンド順序判定データに対し００００００１０ｂの論理積を演算する処理がなされ、その演算結果が００００００００ｂである場合にはコマンドエラーのサブルーチンプログラムにジャンプする。一方、この短縮全図柄停止制御のサブルーチンプログラムは、図柄変動前準備処理がなされた後短縮全図柄変動処理がなされてその後に実行されるものであり、コマンドデータが正しい順序で送信されてきた場合には、コマンド順序判定データは００００００１０ｂとなっているはずである。その結果、００００００１０ｂと００００００１０ｂとの論理積の演算となり、その演算結果は００００００１０ｂとなる。その場合には、０５ＣＤＨによりＹＥＳの判断がなされ、０５Ｄ５Ｈに進み、コマンド順序判定データに０００１００００ｂをセットする処理がなされる。その後０５ＤＦＨに進み、短縮全図柄停止制御を実行するアドレスすなわちｒｔｎ ２ｃｈを処理アドレスとしてセットする処理がなされ、０３４７Ｈのコマンドウエイトへジャンプする。
【０１８６】
図７１（ｂ）は、０４４４Ｈにより「２ｄＨ」と判断された場合に実行される大当り動作のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。０５Ｅ８Ｈにより、フィーバーコマンドは正しいか否かの判断がなされる。この判断は、前記コマンド順序判定データに対し０００１００００ｂの論理積を演算し、その演算結果に基づいて判断する。その演算結果が００００００００ｂの場合にはコマンドエラーのサブルーチンプログラムにジャンプする。一方、大当り動作サブルーチンプログラムは、中図柄停止処理が行なわれた後または短縮全図柄停止処理が行なわれた後に実行されるものであり、コマンドデータが正しい順序で送信されてきている場合には、前記コマンド順序判定データは０００１００００ｂとなっているはずである。その場合には、０００１００００ｂと０００１００００ｂとの論理積の演算となり、その演算結果は０００１００００ｂとなる。その場合には、０５Ｅ８ＨによりＹＥＳの判断がなされて０５Ｆ０に進み、コマンド順序判定データを左回転させる処理がなされ、その結果コマンド順序判定データは００１０００００ｂとなる。
【０１８７】
次に０６２ＡＨに進み、大当り動作制御を行なうアドレスすなわちｒｔｎ ２ｄｈを処理アドレスとしてセットする処理がなされ、０３４７Ｈのコマンドウエイトへジャンプする。
図７１（ｃ）は、前記０３７ＡＨによりｃｍ０が「３ｘＨ」であると判断された場合に実行されるサブルーチンプログラムであり、０６３ＥＨにより、書直しフラグと球数カウントフラグとが０クリアされるとともに、コマンド順序判定データに００００００００ｂがセットされ、さらに、フィーバーインターバル画面を表示制御するアドレスすなわちｒｔｎ ３ｘｈを処理アドレスしてセットする処理がなされ、０３４７Ｈのコマンドウエイトへジャンプする。
【０１８８】
図７１（ｄ）は、０３７ＡＨにより「４ｘＨ」と判断された場合に実行されるサブルーチンプログラムであり、０６５４Ｈにより、書直しフラグが０クリアされ、コマンド順序判定データに００００００００ｂがセットされ、さらに球数カウントフラグがセットされ、フィーバーラウンド表示制御を実行するアドレスすなわちｒｔｎ ４ｘｈが処理アドレスとしてセットされ、０３４７Ｈのコマンドウエイトへジャンプする。
図７１（ｅ）は、０３７ＡＨにより「６ｘＨ」と判断された場合に実行されるサブルーチンプログラムであり、０６６８Ｈにより、書直しフラグと球数カウントフラグとが０クリアされ、コマンド順序判定データが００００００００ｂにセットされ、さらに、フィーバー終了画面表示制御を行なうアドレスであるｒｔｎ６ｘｈが処理アドレスとしてセットされ、０３４７Ｈのコマンドウエイトへジャンプする。
【０１８９】
図７２（ａ）は、前記０４３６Ｈによりセットされた処理アドレスに記憶されているデモ画面表示のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。０６７１Ｈにより、動作カウンタのカウント値を判別し、そのカウント値に基づいて処理ルーチン・ジャンプ・テーブルをルックアップし、その処理ルーチン・ジャンプ・テーブルに記憶されているジャンプ先のアドレスに記憶されているデモ画面表示のサブルーチンプログラムにジャンプする制御が行なわれる。このジャンプ先は、図７２（ａ），（ｂ）に示すように、３３に枝分かれしている。そして、前述した動作カウンタが図７２（ａ），（ｂ）に示すように、０，１７９，１８０…１２００以外の場合には、図７３に示すプログラムにジャンプする。そして、０８６８Ｈにより、動作カウンタが６１０未満であるか否かの判断がなされ、未満である場合は０８７７Ｈに進み、デモ・スクリーン０動作テーブルをルックアップしてデモスクリーン画像を読出し、０８７ＣＨにより、その読出したデモスクリーン画像を動作描画処理する処理がなされる。次に０８８２Ｈに進み、デモスクリーン１動作テーブルをルックアップし、その動作テーブルに記憶されているデモスクリーン１画像データを読出し、０８８７Ｈにより、その読出されたデータを動作画描処理する処理がなされる。前記デモ・スクリーン０動作テーブルとデモ・スクリーン１動作テーブルとは、主に可変表示装置１によりデモ表示する場合の背景画像データが記憶されている。
【０１９０】
次に０８８ＤＨに進み、デモ・スロット位置動作テーブルをルックアップし、そこに記憶されているデモ・スロット動作画像データを読出し、０８９２Ｈにより、その読出した画像データを動作画描する処理がなされる。このデモ・スロット位置動作テーブルは、主に、可変表示装置１によりデモ表示する場合の人物等のキャラクタの画像データが記憶されている。
０８６８Ｈにより、動作カウンタが６１０以上であると判断された場合には０８９８Ｈに進み、デモ・スクリーン０動作テーブル２がルックアップされ、そこに記憶されているリーチ時の画像表示データを読出し、０８９ＤＨにより、その読出した画像データを動作画描する処理がなされる。次に０８Ａ３Ｈに進み、デモ・スクリーン１動作テーブル２をルックアップし、そこに記憶されている背景画像データを読出し、０８Ａ８Ｈにより、その読出した背景画像データを動作画描処理する処理がなされる。
【０１９１】
図７４（ａ）は、０６７１Ｈにより動作カウンタが「０」であると判断された場合に実行されるサブルーチンプログラムである。そして、図７４（ａ）に示す０７１９Ｈから０７６ＦＨまでの処理が実行され、その後図７３の０８６８Ｈに進む。
図７４（ｂ）は、０６７１Ｈにより動作カウンタのカウント値が１８０，１８７，５７０，６１３，７８０，８２３，９９０，１０３３のいずれかであると判断された場合に実行されるサブルーチンであり、０８４ＣＨの処理を実行した後に０８６８Ｈに進む。
【０１９２】
図７４（ｃ）は、０６７１Ｈにより動作カウンタのカウント値が１８１であると判断された場合に実行されるサブルーチンプログラムであり、０７Ｅ３Ｈの処理を実行した後０８６８Ｈに進む。
図７４（ｄ）は、０６７１Ｈにより動作カウンタのカウント値が１８２，４００，６１０，８２０，１０３０，１０７９のいずれかであると判断された場合に実行されるサブルーチンプログラムであり、０８０２Ｈの処理を実行した後０８６８Ｈに進む。
【０１９３】
図７４（ｅ）は、０６７１Ｈにより動作カウンタのカウント値が２５０，４０１，４６０，８２１，８８０のいずれかであると判断された場合に実行されるサブルーチンプログラムであり、０８１３Ｈの処理を実行した後０８６８Ｈに進む。
図７４（ｆ）は、０６７１Ｈにより動作カウンタのカウント値が６１１，６６５のいずれかであると判断された場合に実行されるサブルーチンプログラムであり、０８２４Ｈの処理を実行した後０８６８Ｈに進む。
【０１９４】
図７４（ｇ）は、０６７１Ｈにより動作カウンタのカウント値が１０２９と判断された場合に実行されるサブルーチンプログラムであり、０８３５Ｈの処理を実行した後０８６８Ｈに進む。
図７４（ｈ）は、０６７１Ｈにより動作カウンタのカウント値が１０７８と判断された場合に実行されるサブルーチンプログラムであり、０８４３Ｈ，０８４６Ｈの処理を実行した後０８６８Ｈに進む。
図７４（ｉ）は、０６７１Ｈにより動作カウンタのカウント値が１０８０と判断された場合に実行されるサブルーチンプログラムであり、０８５６Ｈの処理を実行した後０８６８Ｈに進む。
【０１９５】
図７４（ｊ）は、０６７１Ｈにより動作カウンタのカウント値が１２００と判断された場合に実行されるサブルーチンプログラムであり、０８５ＥＨの処理を実行した後０８６８Ｈに進む。
図７５（ａ）は、図６７の０４７ＤＨによりセットされた処理アドレスに記憶されているサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。０８ＡＣＨにより動作カウンタのカウント値が判別され、その動作カウンタのカウント値に従ってそれぞれのサブルーチンプログラムにジャンプする。
【０１９６】
図７５（ｂ）は、動作カウンタのカウント値が図７５（ａ）に示すそれぞれの値以外の場合に実行されるサブルーチンプログラムであり、０Ａ１９Ｈにより画面書直しフラグをセットする処理がなされた後、リターンする。
図７５（ｃ）は、０８ＡＣＨにより動作カウンタのカウント値が０であると判断された場合に実行されるサブルーチンプログラムであり、０８Ｆ０Ｈにより、パレットエリアにパレットデータを設定する処理がなされ、０８ＦＢＨにより、データバンクを「１」にセットし、０９１０Ｈにより、スクリーン１データを待避させて０９１９Ｈにより、スロット２データを待避させてスロットをクリアする処理がなされる。次に０９３５Ｈに進み、キャラクタバンクに１２Ｈをセットする処理がなされ、０９３ＣＨに進み、書直しフラグがセットされているか否かの判断がなされ、セットされていない場合は図７６（ｂ）に示すサブルーチンプログラムに進む。一方、セットされている場合には０９４２Ｈに進み、ＢＡＳＥ０をＨＬレジスタにロードするとともに、ＳＣＲＮ０をＤＴレジスタにロードし、０９４８Ｈにより、描画処理がなされる。
【０１９７】
その後、図６７（ａ）に示す０９４ＢＨに進み、ＮＯＲＭＡＬ０をＨＬレジスタにロードし、ＳＣＲＮ０をＤＥレジスタにロードし、０９５１Ｈにより描画処理がなされる。
図７６（ｂ）は、０９５１Ｈの処理が実行された後または０９３ＣＨによりＮＯの判断がなされた場合に実行されるサブルーチンプログラムであり、０９５４Ｈにより、Ａレジスタをクリアする処理がなされ、左リールスクロール量と左リール表示量とに「０」がセットされ、リーチフラグが０クリアされ、さらに、書直しフラグがセットされるとともに、コマンド順序判定データに０００００００１ｂがセットされる。次に０９７３Ｈに進み、左リール表示器がＤＥレジスタにセットされ、前回の左図柄ナンバーが取得され、左花札表示位置がＤＥレジスタにセットされる。さらに、同様に、右リールと中リールについても前記左リールと同じ処理がなされる。次に０９ＤＡＨに進み、花札消去位置が設定され、前記０Ａ１９Ｈに進む。
【０１９８】
図７６（ｃ）は、０８ＡＣＨにより動作カウンタのカウント値が２４以上４７未満であると判断された場合に実行され、０９Ｆ８Ｈにより花札消去処理がなされて０Ａ１９Ｈに進む。
図７６（ｄ）は、０８ＡＣＨにより動作カウンタのカウント値が２４であると判断された場合に実行され、０９ＥＣＨにより、花札消去位置が設定され、０９Ｆ８Ｈに進む。
図７６（ｅ）は、０８ＡＣＨにより動作カウンタのカウント値が４８であると判断された場合に実行され、０９ＦＥＨにより、スロット１データをＤＥレジスタにロードした後、０Ａ０１Ｈにより、スロットをクリアする処理がなされ、０Ａ１９Ｈに進む。このスロット１は、意匠的識別情報である花札表示データのアドレスを記憶するものである。
【０１９９】
図７６（ｆ）は、０８ＡＣＨにより動作カウンタのカウント値が１９０であると判断された場合に実行され、０Ａ１２Ｈにより、動作カウンタに「４８」をセットする処理がなされ、０Ａ１９Ｈに進む。
図７７（ａ）は、図６７（ｂ）の０４ＡＴＨによりセットされた処理アドレスに記憶されている全図柄変動処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。０Ａ１ＦＨにより動作カウンタのカウント値が判別され、そのカウント値が１以上１２０未満であった場合には、図７７（ｂ）に示すサブルーチンプログラムが実行される。
【０２００】
図７７（ｂ）の０Ｂ８ＤＨにより、左リールスクロール量と左花札回転量とがそれぞれ「１２」にセットされる。そして０Ｂ９６Ｈに進み、左リールのスクロール処理がなされ、花札回転フラグがセットされる。次に０ＢＡ１Ｈに進み、右符号化識別情報のスクロール量と右花札の回転量とが「１２」にセットされ、０ＢＡＡＨに進み、右リールスクロール処理がなされ、花札回転フラグがセットされる。次に０ＢＢ５Ｈに進み、中符号化識別情報（中リール）のスクロール量と中花札回転量とが「１２」にセットされ、０ＢＢＥＨに進み、中リールスクロール処理がなされて花札回転フラグがセットされる。
【０２０１】
次に０ＢＣＣＨに進み、開始動作テーブルをＨＬレジスタにロードし、動画描画処理がなされる。
図７８（ａ）は、０Ａ１ＦＨにより動作カウンタのカウント私が０であると判断された場合に実行され、０Ａ５３Ｈにより、スクリーン１データがＤＥレジスタにロードされ、スクリーンをクリアする処理が０Ａ５６Ｈによりなされ、０Ａ５９Ｈにより、スロット０データをＤＥレジスタにロードする処理がなされ、０Ａ５ＣＨにより、スロットデータをクリアする処理がなされ、０Ａ５ＦＨにより、スロット１データをＤＥレジスタにロードする処理がなされ、０Ａ６２Ｈにより、スロットデータをクリアする処理がなされる。なお、スロット０は、符号化識別情報の表示データのアドレスを記憶するものである。
【０２０２】
次に０Ａ６５Ｈに進み、データバンクに１をセットし、キャラクタバンクに２をセットする処理がなされ、０Ａ９７Ｈに進み、画面書換えフラグがセットされているか否かを判断し、セットされている場合には０Ａ９ＤＨに進み、ＢＡＳＥ０をＨＬレジスタにロードし、ＳＣＲＮ０をＤＥレジスタにロードし、０ＡＡ３Ｈにより描画処理がなされる。
図７８（ｂ）は、前記０Ａ９７Ｈにより画面書換フラグがセットされていないと判断された場合または０ＡＡ３Ｈの処理が実行された後に実行され、０ＡＢ４Ｈにより、Ａレジスタをクリアし、図柄表示制御を行ない、次に０ＡＣ２Ｈに進み、コマンド順序判定データを００００００１０にセットする処理がなされる。
【０２０３】
図７８（ｃ）は、０ＡＣ２Ｈの処理の後に実行され、０Ｂ７５Ｈにより、左花札スクロール量を「２」にセットし、０Ｂ７ＤＨにより、右花札スクロール量を「２」にセットし、０Ｂ８５Ｈにより、中花札スクロール量を「２」にセットする処理がなされ、０Ｂ８ＤＨに進む。
図７９（ａ）は、図６７（ｃ）の０４Ｃ７Ｈによりセットされた処理アドレスに記憶されている左図柄停止のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。０ＢＤ５Ｈにより動作カウンタのカウント値が判別され、その動作カウンタのカウント値が図７９（ａ）のそれぞれの数値以外の場合には、図７９（ｂ）に示すサブルーチンプログラムが実行される。
【０２０４】
図７９（ｂ）の０Ｃ７４Ｈでは、右リールスクロール量すなわち右符号化識別情報のスクロール量と右花札の回転量とがともに「１２」にセットされる。次に０Ｃ７ＤＨに進み、右リールスクロール処理がなされる。次に０Ｃ８８Ｈに進み、中リールスクロール量と中花札回転量とがともに「１２」にセットされ、０Ｃ９１Ｈにより、中リールスクロール処理がなされる。次に０Ｃ９ＦＨに進み、左図柄の停止動作データがセットされ、０ＣＡ４Ｈにより、その左図柄停止画像データが動画画描処理される。
【０２０５】
図７９（ｃ）は、０ＢＤ５Ｈにより動作カウンタのカウント値が０であると判断された場合に実行され、０Ｃ０ＤＨにより、Ａレジスタがクリアされ、左図柄の１図柄手前が表示制御される。
図７９（ｄ）は、０Ｃ０ＤＨのＤ処理がなされた後に実行され、０Ｃ３ＥＨにより、左リールスクロール量と左花札回転量とがともに「８」セットされ、０Ｃ４７Ｈにより、左リールスクロール処理がなされ、花札回転フラグがセットされて０Ｃ７４Ｈに進む。
【０２０６】
図７９（ｅ）は、０ＢＤ５Ｈにより動作カウンタのカウント値が３以上３５未満であると判断された場合に実行され、左リールスクロール量と左花札回転量とがともに「１」にセットされ、０Ｃ５ＥＨにより、左リールスクロール処理がなされて０Ｃ７４Ｈに進む。
図７９（ｆ）は、０ＢＤ５Ｈにより動作カウンタのカウント値が３６であると判断された場合に実行され、０Ｃ６ＣＨにより、リール縦揺れフラグがまだセットされていない場合にはそのリール縦揺れフラグをセットする処理がなされて０Ｃ７４Ｈに進む。
【０２０７】
図８０（ａ）は、図６７（ｄ）の０４Ｅ１Ｈによりセットされた処理アドレスに記憶されている右図柄停止サブルーチンプログラムを示すフローチャートである。０ＣＡ８Ｈにより、動作カウンタのカウント値が判定され、その判定値が図８０（ａ）に示す数字以外の場合には図８０（ｂ）に進む。
図８０（ｂ）の０Ｄ５ＣＨでは、中リールスクロール量と中花札回転量とをともに「１２」にセットする処理がなされ、０Ｄ６５Ｈに進み、中リールをスクロール表示させる処理がなされ、花札回転フラグがセットされる。次に０Ｄ７０Ｈに進み、左停止図柄ナンバーと右停止図柄ナンバーとが一致するか否かを判定してリーチが表示される条件が成立しているか否かの判断がなされ、成立している場合には右図柄停止動作テーブル１に記憶されている右図柄停止動作データを読出し、０Ｄ８１Ｈにより、その読出したデータに従って右図柄を停止表示させるために右図柄停止動作データを動画画描処理する。
【０２０８】
一方、リーチの条件が成立していない場合には０Ｄ８９Ｈに進み、右図柄停止動作テーブル２の記憶データを読出す処理がなされ、０Ｄ８ＥＨに進み、その読出したデータに従って右図柄を停止表示させるために右図柄停止動作データを動画画描処理する。なお、右図柄停止動作テーブル１の方が右図柄停止動作テーブル２に比べて多くの停止動作のデータが記憶されているために、リーチの条件が成立している場合の方が、右図柄が停止に至るまでに多くの動画が可変表示装置１により表示されることとなる。
【０２０９】
図８０（ｃ）は、０ＣＡ８Ｈにより動作カウンタのカウント値が０であると判断された場合に実行され、０ＣＥ４Ｈにより、右リールスクロール量と右リール表示量と右花札回転量とが０クリアされ、右予定停止図柄の１図柄手前の図柄ナンバーがセットされて表示するための制御がなされる。
図８１（ａ）は、図８０（ｃ）の処理がなされた後に実行され、０Ｄ１５Ｈにより、右リールスクロール量と右花札回転量とがともに「８」にセットされ、０Ｄ１ＥＨに進み、右リールをスクロール表示させる処理がなされ、図８０（ｂ）の０Ｄ５ＣＨに進む。
【０２１０】
図８１（ｂ）は、０ＣＡ８Ｈにより動作カウンタのカウント値が３以上３５未満であると判断された場合に実行され、０Ｄ２ＣＨには、右リールスクロール量と右花札回転量とがともに「１」にセットされ、０Ｄ３５Ｈに進み、右リールをスクロール表示させる処理がなされて０Ｄ５ＣＨに進む。
図８１（ｃ）は、０ＣＡ８Ｈにより動作カウンタのカウント値が３６であると判断された場合に実行され、０Ｄ４３Ｈにより、右リールの縦揺れフラグをセットする処理がなされて０ＤＣＨに進む。
【０２１１】
図８１（ｄ）は、ＣＡ８Ｈにより動作カウンタのカウント値が３７以上４５未満であると判断された場合に実行され、０Ｄ４ＥＨにより、リーチ表示の条件が成立しているか否かの判断がなされ、成立していない場合には０Ｄ５ＣＨに進むが、成立している場合には０Ｄ５７Ｈに進み、リーチフラグをセットする処理がなされた後に０Ｄ５ＣＨに進む。
図８２（ａ）は、図６８（ａ）の０４ＥＢＨによりセットされた処理アドレスに記憶されている中図柄停止処理のサブルーチンプログラムである。０Ｄ９２Ｈにより動作カウンタのカウント値が判別され、そのカウント値が図８２（ａ）に示された数次以外の場合には、図８２（ｂ）の０Ｅ４７Ｈに進み、キャラクタバンクに「１２Ｈ」をセットする処理がなされる。
【０２１２】
図８２（ｃ）は、０Ｄ９２Ｈにより動作カウンタのカウント値が０であると判断された場合に実行され、０ＤＣＡＨにより、リーチ表示の条件が成立しているか否かの判断がなされる。そして成立している場合には０ＤＤ０Ｈに進み、通常リーチ時の表示色に関する処理がなされ、０ＤＤ３Ｈに進み、ＣＯＭ０のコマンドデータをフィーバーコマンドにセットする処理がなされた後０ＤＤ９Ｈに進む。一方、リーチの条件が成立していない場合には直接０ＤＤ９Ｈに進み、中リールスクロール量と中リール表示量と中花札回転量とが０クリアされ、中予定停止図柄の１図柄手前の図柄データがセットされて表示するための処理がなされて０Ｅ０ＥＨに進む。
【０２１３】
図８２（ｄ）の０Ｅ０ＥＨでは、中リールスクロール量と中花札回転量とが「８」にセットされ、中リールをスクロール表示させる処理が０Ｅ１７Ｈによりなされて０Ｅ４７Ｈに進む。
図８２（ｅ）は、０Ｄ９２Ｈにより動作カウンタのカウント値が４以上３５未満であると判断された場合に実行され、０Ｅ２５Ｈには、中リールスクロール量と中花札回転量とが「１」にセットされ、０Ｅ２ＥＨに進み、中リールをスクロール表示させる処理がなされて０Ｅ４７Ｈに進む。
【０２１４】
図８２（ｆ）は、０Ｄ９２Ｈにより動作カウンタのカウント値が３６であると判断された場合に実行され、０Ｅ３ＣＨにより、中リールの縦揺れフラグをセットする処理がなされた後に０Ｅ４７Ｈに進む。
図８３（ａ）は、図６８（ｂ）の０５１５Ｈによりセットされた処理アドレスに記憶されている通常リーチ（２周）のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。０Ｅ４ＦＨにより、動作カウンタのカウント値がチェックされ、そのカウンタのカウント値が、図８３（ａ）に示す数字以外の場合に、図８３（ｂ）に示すプログラムにジャンプする。
【０２１５】
図８３（ｂ）の０Ｆ８８Ｈでは、キャラクタバンクに「１２ｈ」をセットする処理がなされ、リーチ動作テーブルをルックアップしてそのリーチ動作テーブルに記憶されているリーチ動作データを読出し、０Ｆ９７Ｈに進み、その読出したリーチ動作データを動作描画処理して可変表示装置１にリーチ動作表示をさせる制御がなされる。
図８３（ｃ）は、０Ｅ４ＦＨにより動作カウンタのカウント値が０であると判断された場合に実行され、０Ｅ９７Ｈにより、リーチフラグがセットされているか否かの判断がなされ、セットされている場合には０Ｅ９ＤＨに進み、通常リーチ色の処理を行ない、０ＥＡ０Ｈに進み、ｃｏｍ０のコマンドデータをフィーバーコマンドにセットする処理がなされ、中リールスクロール量と中リール表示量と中花札回転量とを０クリアして中図柄として「１月」を表示する制御がなされる。
【０２１６】
図８４（ａ）は、０Ｅ４ＦＨにより動作カウンタのカウント値が１以上２５５未満であると判断された場合に実行され、０ＥＤ５Ｈにより、ｃｏｍ４のコマンドデータに基づいて減速図柄数を取込み、中図柄がその減速図柄数分手前の図柄になっているか判断される。そしてなっている場合には０Ｆ０６Ｈに進み、動作カウンタに「２５６」をセットして０Ｆ０ＤＨに進む。一方、減速図柄数分手前になっていない場合には０ＥＥＦＨに進み、中リールスクロール量と中花札回転量とを「４」にセットする処理がなされ、０ＥＦ８Ｈに進み、中リールをスクロール表示させる処理がなされて０Ｆ８８Ｈに進む。
【０２１７】
図８４（ｂ）は、前記０Ｆ０６Ｈの処理の実行後または０Ｅ４ＦＨにより動作カウンタのカウント値が２５５以上１９９９未満であると判断された場合に実行され０Ｆ０ＤＨによりｃｏｍ４のコマンドデータを取込み、その取込んだ減速図柄数データに基づいて減速図柄を割出し、中図柄がその減速図柄になっているか否かの判断がなされる。そして未だになっていない場合には０Ｆ２０Ｈに進み、中リールスクロール量と中花札回転量とを「４」にセットし、０Ｆ２９Ｈに進み、中リールをスクロール表示させる処理がなされて０Ｆ８８Ｈに進む。一方、０Ｆ０Ｄ１により減速図柄になっていると判断された場合には０Ｆ３７Ｈに、動作カウンタを「２０００」にセットして図８５（ａ）のプログラムに進む。
【０２１８】
図８５（ａ）は、０Ｆ３７Ｈの処理の終了後または０Ｅ４ＦＨにより動作カウンタが１９９９以上４９９９未満であると判断された場合に実行され、０Ｆ３ＥＨにより、停止図柄になったか否かの判断がなされる。そして、未だに中図柄が停止図柄になっていない場合には０Ｆ４７Ｈに進み、中リールスクロール量と中花札回転量とを「１」にセットし、０Ｆ５０Ｈにより、中リールをスクロール表示させる処理がなされた後０Ｆ８８Ｈに進む。一方、０Ｆ３ＥＨにより停止図柄になったと判断された場合には０Ｆ５ＥＨに進み、動作カウンタに「５０００」をセットする処理がなされて０Ｆ６５Ｈに進む。
【０２１９】
図８５（ｂ）は、０Ｆ５ＥＨの処理が終了した後または０Ｅ４ＦＨにより動作カウンタのカウント値が４９９９以上５０３１未満であると判断された場合に実行され、０Ｆ６５Ｈにより、中リールスクロール量と中花札回転量とに「１」がセットされ、０Ｆ６ＥＨにより、中リールをスクロール表示させる制御がなされて０Ｆ８８Ｈに進む。
図８５（ｃ）は、０Ｅ４ＦＨにより動作カウンタのカウント値が５０３２であると判断された場合に実行され、０Ｆ７ＣＨにより、中リールの縦揺れフラグをセットする処理がなされて０Ｆ８８Ｈに進む。
【０２２０】
図８６（ａ）は、図６９（ａ）の０５２ＦＨによりセットされた処理アドレスに記憶されている通常リーチ（３周）のサブルーチンプログラムである。０Ｆ９ＢＨにより動作カウンタのカウント値がチェックされ、そのカウント値が図８６（ａ）に示した数字以外の場合には、図８６（ｂ）に示すプログラムにジャンプする。
図８６（ｂ）の１０Ｄ４Ｈでは、キャラクタバンクに「１２ｈ」をセットする処理がなされ、１０ＤＥＨに進み、リーチ動作テーブルをルックアップしてそのリーチ動作テーブルに記憶されているリーチ動作データを読出す処理がなされる。次に１０Ｅ３Ｈに進み、その読出したリーチ動作データを動画画描処理してそのリーチ動作データに従ったリーチ動作表示を可変表示装置１に表示させるための制御がなされる。
【０２２１】
図８６（ｃ）は、０Ｆ９ＢＨにより動作カウンタのカウント値が０であると判断された場合に実行され、０ＦＥ３Ｈにより、リーチフラグがセットされているか否かの判断がなされ、リーチフラグがセットされている場合には０ＦＥ９Ｈに進み、通常リーチ色の処理がなされ、０ＦＥＣＨに進み、ｃｏｍ０のコマンドデータをフィーバーコマンドにセットする処理がなされる。次に０ＦＦ２Ｈに進み、中リールスクロール量と中リール表示量と中花札回転量とを０クリアし、中図柄として「１月」を可変表示装置１に表示させるための処理がなされて１０２１Ｈに進む。一方、０ＦＥ３Ｈによりリーチフラグがセットされていないと判断された場合には直接０ＦＦ２Ｈに進む。
【０２２２】
図８７（ａ）は、０ＦＦ２Ｈの処理が実行された後または０Ｆ９ＢＨにより動作カウンタのカウント値が１以上３８３未満であると判断された場合に実行され、１０２１Ｈにより、ｃｏｍ４のコマンドデータを取込み、そのコマンドデータの減速図柄数データに基づいて中図柄がその減速図柄数分手前になっているか否かの判断がなされる。そして未だになっていない場合には１０３ＢＨにより、中リールスクロール量と中花札回転量とに「４」をセットする処理がなされ、１０４４Ｈに進み、中リールをスクロール表示させる処理がなされて１０Ｄ４Ｈに進む。
【０２２３】
一方、１０２１Ｈにより減速図柄数分手前になったと判断された場合には１０５２Ｈに進み、動作カウンタに「３８４」をセットする処理がなされて１０５９Ｈに進む。
図８７（ｂ）は、１０５２Ｈの処理が実行された後または１Ｆ９ＢＨにより動作カウンタのカウント値が３８３以上１９９９未満であると判断された場合に実行され、１０５９Ｈによりｃｏｍ４のコマンドデータを取込み、その取込んだ減速図柄数データに基づいて減速図柄を割出し、中図柄がその減速図柄になっているか否かの判断がなされる。そして未だになっていない場合には１０６ＣＨに進み、中リールスクロール量と中花札回転量とに「４」をセットする処理がなされ、１０７５Ｈに進み、中リールをスクロール表示させる処理がなされた後に１０Ｄ４Ｈに進む。
【０２２４】
一方、１０５９Ｈにより減速図柄になったと判断された場合には１０８３Ｈに進み、動作カウンタに「２０００」をセットした後１０８ＡＨに進む。
図８８（ａ）は、１０８３Ｈの処理が実行された後または０Ｆ９ＢＨにより動作カウンタのカウント値が１９９９以上４９９９未満であると判断された場合に実行され、１０８ＡＨにより、中図柄が停止図柄になったか否かの判断がなされる。そして未だになっていない場合には１０９３Ｈに進み、中リールスクロール量と中花札回転量とに「１」をセットする処理がなされ、１０９ＣＨに進み、中リールをスクロール表示させる制御がなされた後に１０Ｄ４Ｈに進む。
【０２２５】
一方、１０８ＡＨにより停止図柄になったと判断された場合には１０ＡＡＨに進み、動作カウンタに「５０００」をセットした後１０Ｂ１Ｈに進む。
図８８（ｂ）は、１０ＡＡＨの処理が終了した後または０Ｆ９ＢＨにより動作カウンタのカウント値が４９９９以上５０３１未満であると判断された場合に実行され、１０Ｂ１Ｈにより、中リールスクロール量と中花札回転量とに「１」をセットする処理がなされ、１０ＢＡＨにより、中リールをスクロール表示させる制御がなされた後に１０Ｄ４Ｈに進む。
【０２２６】
図８８（ｃ）は、０Ｆ９ＢＨにより動作カウンタのカウント値が５０３２であると判断された場合に実行され、１０Ｃ８Ｈにより、中リールの縦揺れフラグをセットする処理がなされた後１０Ｄ４Ｈに進む。
図８９，図９０は、図６９（ｂ）の０５４ＡＨによりセットされた処理アドレスに記憶されている竜巻リーチのサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。１０Ｅ７Ｈより動作カウンタのカウント値がチェックされる。そしてそのカウント値に従って、図８９（ａ）〜（ｃ），図９０（ａ）〜（ｅ）に示すそれぞれの数値にしたがって分岐されてその分岐先にジャンプする。
【０２２７】
図９１は、動作カウンタのカウント値がその他の場合に実行され、１Ｂ７２Ｈにより、動作カウンタのカウント値が２１０未満であるか否かの判断がなされる。そして２１０以上の場合には１Ｂ８ＢＨに進み、動作カウンタのカウント値が３６０未満であるか否かの判断がなされ、３６０以上の場合には１ＢＡ４Ｈに進み、動作カウンタのカウント値が５３０未満であるか否かの判断がなされ、５３０以上の場合には１ＢＣ０Ｈに進む。１ＢＣ０Ｈでは、竜巻リーチ動作テーブル４をルックアップしてその竜巻リーチ動作テーブル４に記憶されている竜巻リーチ動作データを読出す処理がなされる。次に１ＢＣ５Ｈに進み、その読出した竜巻リーチ動作データに従って動作描画処理を行なってその竜巻リーチ動作データに従った竜巻リーチ動作を可変表示装置１に表示させる制御がなされる。
【０２２８】
動作カウンタのカウント値が２１０未満の場合には１Ｂ８１Ｈに進み、竜巻リーチ動作テーブル１がルックアップされ、その竜巻リーチ動作テーブル１に記憶されている竜巻リーチ動作データが読出される処理がなされる。次に１Ｂ８６Ｈに進み、その読出された竜巻リーチ動作データを動作描画処理してその竜巻リーチ動作データに従った竜巻リーチ動作を可変表示装置１により表示させる制御がなされる。
次に１ＢＣＡＨに進み、動作カウンタのカウント値が１５を超えているか否かの判断がなされ、超えている場合には１ＢＤ６Ｈに進み、データバンクに「２」をセットし、１ＢＤＤＨに進み、書直しフラグを０クリアする処理がなされる。
【０２２９】
動作カウンタのカウント値が３６０未満である場合には１Ｂ９ＡＨに進み、竜巻リーチ動作テーブル２がルックアップされ、その竜巻リーチ動作テーブル２に記憶されている竜巻リーチ動作データを読出す処理がなされる。次に１Ｂ９ＦＨに進み、その読出された竜巻リーチ動作データを動作描画処理してその竜巻リーチ動作データに従った竜巻リーチ動作を可変表示装置１により表示させる制御がなされる。
動作カウンタのカウント値が５３０未満の場合には１ＢＢ３Ｈに進み、竜巻リーチ動作テーブル３がルックアップされ、その竜巻リーチ動作テーブル３に記憶されている竜巻リーチ動作データを読出す処理がなされる。次に１ＢＢ８Ｈに進み、その読出された竜巻リーチ動作データを動作画描処理して竜巻リーチ動作データに従った竜巻リーチ動作を可変表示装置１により表示させる制御がなされる。
【０２３０】
図９２（ａ）は、１０Ｅ７Ｈにより動作カウンタのカウント値が０であると判断された場合に実行され、１２ＡＦＨにより、竜巻リーチ色の処理がなされ、フラッシュフラグをセットする処理がなされる。次に１２Ｂ７Ｈに進み、ｃｏｍ９のコマンドデータをフィーバーコマンドにセットする処理がなされ、１２Ｃ８Ｈにより、キャラクタバンクに「１２Ｈ」をセットする処理がなされる。次に１２ＣＦＨに進み、左リールスクロール量と左リール表示量と左花札回転量とを０クリアし、リーチ図柄の１図柄手前を表示させるための処理がなされて１３７４Ｈに進む。
【０２３１】
図９２（ｂ）は、１０Ｅ７Ｈにより動作カウンタのカウント値が６９５以上６９９未満であると判断された場合に実行され、１９Ａ４Ｈにより左と右のリールの縦揺れフラグがセットされて１９ＡＣＨに進む。
図９２（ｃ）は、１０Ｅ７Ｈにより動作カウンタのカウント値が７７３であると判断された場合に実行され、１Ｂ６６Ｈにより、中リールの縦揺れフラグをセットする処理がなされて１Ｂ７２Ｈに進む。
図９２（ｄ）は、後述する１４Ｅ３Ｈの処理が実行された後に実行されるものであり、１６４ＤＨにより、花札上昇カウンタと花札上昇データテーブルの記憶データと花札上昇フラグとに基づいて中花札スクロール量を算出してセットする処理がなされ、１Ｂ７２Ｈに進む。
【０２３２】
図９３（ａ）は、１０Ｅ７Ｈにより動作カウンタのカウント値が１以上４未満，１４２以上１４６未満，１７３以上１７６未満，２１８以上２２２未満，２４９以上２５２未満，２９４以上２９８未満，３２５以上３２８未満，３７０以上３７４未満，４０１以上４０４未満，４４６以上４５０未満または４７７以上４８０未満であると判断された場合に実行され、１３Ｂ３Ｈにより、中リールスクロール量と中花札回転量とに「４」がセットされ、１３ＢＣＨにより、中リールをスクロール表示させる制御がなされる。次に１３Ｃ７Ｈに進み、右リールスクロール量と右花札回転量とに「４」がセットされ、１３Ｄ０Ｈに進み、右リールをスクロール表示させる制御がなされる。次に１３Ｄ８Ｈに進み、左リールスクロール量と左花札回転量とに「４」をセットする処理がなされ、１３Ｅ４Ｈに進み、左リールをスクロール表示させる制御がなされる。次に１３Ｅ７Ｈに進み、左，右，中の花札を回転させるための花札回転フラグをセットする処理がなされて１Ｂ７２Ｈに進む。
【０２３３】
図９３（ｂ）は、１０Ｅ７Ｈにより動作カウンタのカウント値が４以上７未満，１３９以上１４２未満，１７６以上１７９未満，２１５以上２１８未満，２５２以上２５５未満，２９１以上２９４未満，３２８以上３３１未満，３６７以上３７０未満，４０４以上４０７未満または４４３以上４４６未満であると判断された場合に実行され、１３Ｆ２Ｈにより、中リールスクロール量と中花札回転量とに「２」がセットされ、１３ＦＢＨにより、中リールをスクロール表示させる制御がなされる。次に１４０６Ｈに進み、右リールスクロール量と右花札回転量とに「２」をセットする処理がなされ、１４０ＦＨにより、右リールをスクロール表示させる制御がなされる。次に１４１ＡＨに進み、左リールスクロール量と左花札回転量とに「２」をセットする処理がなされ、１４２３Ｈに進み、左リールをスクロール表示させる制御がなされる。次に１４２６Ｈに進み、左，右，中の花札に関する花札回転フラグがセットされて１Ｂ７２Ｈに進む。
【０２３４】
図９４（ａ）は、１０Ｅ７Ｈにより動作カウンタのカウント値が７以上１３７未満または１３７以上１３９未満または１７９以上１８１未満または１８１以上２１３未満または２１３以上２１５未満または２５５以上２５７未満または２５７以上２８９未満または２８９以上２９１未満または３３１以上３３３未満または３３３以上３６５未満または３６５以上３６７未満または４０７以上４０９未満または４０９以上４４１未満または４４１以上４４３未満であると判断された場合に実行される。１４３１Ｈにより、中リールスクロール量と中花札回転量とに「１」をセットする処理がなされ、１４３ＡＨに進み、中リールをスクロール表示させる制御がなされる。次に１４４５Ｈに進み、右リールスクロール量と右花札回転量とに「１」をセットする処理がなされ、１４４ＥＨに進み、右リールをスクロール表示させる制御がなされる。次に１４５９Ｈに進み、左リールスクロール量と左花札回転量とに「１」をセットする処理がなされ、１４６２Ｈに進み、左リールをスクロール表示させる制御がなされる。次に１４６５Ｈに進み、左，右，中に関する花札回転フラグがセットされて１Ｂ７２Ｈに進む。
【０２３５】
図９４（ｂ）は、１０Ｅ７Ｈにより動作カウンタのカウント値が１４７または１７２または２２３または２４８または２９９または３２４または３７５または４００または４５１または４７６と判断された場合に実行される。１３７４Ｈにより、中リールスクロール量と中花札回転量とに「８」がセットされ、１３７ＤＨに進み、中リールをスクロール表示させる制御がなされる。１３８８Ｈに進み、右リールスクロール量と右花札回転量とに「８」がセットされ、１３９１Ｈに進み、右リールをスクロール表示させる制御がなされる。次に１３９ＣＨに進み、左リールスクロール量と左花札回転量とに「８」がセットされ、１３Ａ５Ｈに進み、左リールをスクロール表示させる制御がなされる。次に１３Ａ８Ｈに進み、左，右，中の花札に関する花札回転フラグがセットされて１Ｂ７２Ｈに進む。
【０２３６】
図９５（ａ）は、１０Ｅ７Ｈにより動作カウンタのカウント値が１４８以上１４９未満または１６９以上１７１未満または２２４以上２２５未満または２４５以上２４７未満または３００以上３０１未満または３２１以上３２３未満または３７６以上３７７未満または３９７以上３９９未満または４５２以上４５３未満または４７３以上４７５未満であると判断された場合に実行される。そして前述と同様に中リールに関する制御処理がなされて１Ｂ７２Ｈに進む。
図９５（ｂ）は、１０Ｅ７Ｈにより動作カウンタのカウント値が１４９以上１５５未満または１６３以上１６９未満または２２５以上２３１未満または２３９以上２４５未満または３０１以上３０７未満または３１５以上３２１未満または３７７以上３８３未満または３９１以上３９７未満または４５３以上４５９未満または４６７以上４７３未満であると判断された場合に実行される。そして、中リールに関し前述のような制御がなされた後に１６４ＤＨに進む。
【０２３７】
図９６（ａ）は、１０Ｅ７Ｈにより動作カウンタのカウント値が１５５以上１５７未満または１６１以上１６３未満または２３１以上２３３未満または２３７以上２３９未満または３０７以上３０９未満または３１３以上３１５未満または３８３以上３８５未満または３８９以上３９１未満または４５９以上４６１未満または４６５以上４６７未満であると判断された場合に実行される。そして中リールに関し前述のような処理がなされてその後１６４ＤＨに進む。
図９６（ｂ）は、１０Ｅ７Ｈにより動作カウンタのカウント値が１５７以上１６１未満または２３３以上２３７未満または３０９以上３１３未満または３８５以上３８９未満または４６１以上４６５未満であると判断された場合に実行される。そして中リールについて前述のような制御処理がなされた後に１６４ＤＨに進む。
【０２３８】
図９７（ａ）は、１０Ｅ７Ｈにより動作カウンタのカウント値が５２６以上５２７未満であると判断された場合に実行される。そして中リールについて前述のような制御処理がなされた後に１Ｂ７２Ｈに進む。
図９７（ｂ）は、１０Ｅ７Ｈにより動作カウンタのカウント値が５２２以上５２６未満であると判断された場合に実行される。そして中リールに関し前述のような制御がなされた後に１Ｂ７２Ｈに進む。
図９８（ａ）は、１０Ｅ７Ｈにより動作カウンタのカウント値が５１９以上５２２未満であると判断された場合に実行され、中リールについて前述のような制御動作がなされた後に１Ｂ７２Ｈに進む。
【０２３９】
図９８（ｂ）は、１０Ｅ７Ｈにより動作カウンタのカウント値が４８３以上４８５未満または４８５以上５１７未満または５１７以上５１９未満であると判断された場合に実行される。そして中リールに関し前述のような制御がなされた後に１Ｂ７２Ｈに進む。
図９９（ａ）は、１０Ｅ７Ｈにより動作カウンタのカウント値が５２７以上５２９未満であると判断された場合に実行される。そして中リールについて前述のような制御がなされた後に１Ｂ７２Ｈに進む。
【０２４０】
図９９（ｂ）は、１０Ｅ７Ｈにより動作カウンタのカウント値が５２９以上５３５未満であると判断された場合に実行され、中リールについて前述のような制御処理がなされた後に１Ｂ７２Ｈに進む。
図１００（ａ）は、１０Ｅ７Ｈにより動作カウンタのカウント値が５３５以上５３７未満であると判断された場合に実行される。そして中リールについて前述のような制御動作がなされた後に１Ｂ７２Ｈに進む。
図１００（ｂ）は、１０Ｅ７Ｈにより動作カウンタのカウント値が６３４以上６８８未満であると判断された場合に実行される。そして中リールについて前述のような制御がなされた後に１Ｂ７２Ｈに進む。
【０２４１】
図１０１（ａ）は、１０Ｅ７Ｈにより動作カウンタのカウント値が６９２以上６９５未満であると判断された場合に実行される。そして中リールについて前述のような制御動作が行なわれた後に１Ｂ７２Ｈに進む。
図１０１（ｂ）は、１０Ｅ７Ｈにより動作カウンタのカウント値が６９９以上７０２未満であると判断された場合に実行される。そして１９ＡＣＨにより、中リールスクロール量と中花札回転量とに「４」がセットされ、１９Ｂ８Ｈに進み、中花札について花札回転フラグがセットされた後に１Ｂ７２Ｈに進む。
【０２４２】
図１０１（ｃ）は、１０Ｅ７Ｈにより動作カウンタのカウント値が７０２以上７０８未満であると判断された場合に実行される。そして１９Ｃ３Ｈにより、中リールスクロール量と中花札回転量とに「２」がセットされ、１９ＣＣＨに進み、中花札についての花札回転フラグがセットされた後に１Ｂ７２Ｈに進む。
図１０１（ｄ）は、１０Ｅ７Ｈにより動作カウンタのカウント値が７０８以上７７２未満であると判断された場合に実行される。そして１９ＤＡＨにより、中リールスクロール量と中花札回転量とに「１」がセットされ、１９Ｅ３Ｈに進み、中花札についての花札回転フラグがセットされた後に１Ｂ７２Ｈに進む。
【０２４３】
図１０２（ａ）は、１０Ｅ７Ｈにより動作カウンタのカウント値が６９２以上６９５未満であると判断された場合に実行される。そして中リールについて前述と同様な制御動作がなされた後に１Ｂ７２Ｈに進む。
図１０２（ｂ）は、１０Ｅ７Ｈにより動作カウンタのカウント値が６９１以上６９２未満であると判断された場合に実行される。そして中リールについて前述と同様の制御動作がなされた後に１Ｂ７２Ｈに進む。
図１０３（ａ）は、１０Ｅ７Ｈにより動作カウンタのカウント値が６９０であると判断された場合に実行される。そして中リールについて前述と同様の制御動作がなされた後に１Ｂ７２Ｈに進む。
【０２４４】
図１０３（ｂ）は、１０Ｅ７Ｈにより動作カウンタのカウント値が６８９と判断された場合に実行され、１Ａ６ＦＨにより、中リールスクロール量と中リール表示量と中花札回転量とが０クリアされ、中図柄についての停止予定図柄の６図柄手前を表示する制御がなされた後に１ＡＡ４Ｈに進む。
図１０４（ａ）は、１０Ｅ７Ｈにより動作カウンタのカウント値が５４９以上６３４未満であると判断された場合に実行される。そして中リールについて前述と同様の制御動作がなされた後に１Ｂ７２Ｈに進む。
【０２４５】
図１０４（ｂ）は、１０Ｅ７Ｈにより動作カウンタのカウント値が５３７以上５４９未満であると判断された場合に実行される。そして中リールについて前述と同様の制御動作がなされた後に１Ｂ７２Ｈに進む。
図１０５，図１０６は、図６９（ｃ）の０５６５Ｈによりセットされた処理アドレスに記憶されている三三七拍子リーチ動作のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。１ＢＥ３Ｈにより動作カウンタのカウント値がチェックされ、図１０５，図１０６に示すような数値に従って制御が分岐されて動作カウンタのカウント値に従って対応するサブルーチンプログラムにジャンプする。
【０２４６】
図１０７（ａ）は、１ＢＥ３Ｈにより動作カウンタのカウント値が７２３以上７３９未満または７４３以上７５９未満または７６３以上７７９未満または７８３以上７９９未満または８０３以上８１９未満または８２３以上８３９未満または８４３以上８５９未満または５００３以上５０１８未満または５０２０以上９９９９未満または１０００３以上１０４９未満または図示する数値以外のその他の値の場合に実行される。
そして、１ＥＦ１Ｈにより、動作カウンタのカウント値が５４０未満であるか否かの判断がなされる。そして動作カウンタのカウント値が５４０未満の場合には１Ｆ００Ｈに進み、三三七拍子リーチ動作テーブル１をルックアップしてそこに記憶されている三三七拍子リーチ動作データを読出す制御がなされる。次に１Ｆ０５Ｈに進み、その読出した三三七拍子リーチ動作データを動作描画処理して三三七拍子リーチ動作データに従った三三七拍子リーチ動作を可変表示装置１により表示させるための制御がなされる。
【０２４７】
１ＥＦ１Ｈにより動作カウンタのカウント値が５４０以上であると判断された場合には、１Ｆ０ＡＨに進み、三三七拍子リーチ動作テーブル２をルックアップしてそこに記憶されている三三七拍子リーチ動作データを読出す制御がなされる。次に１Ｆ１２Ｈにに進み、その読出した三三七拍子リーチ動作データを動作描画処理してその三三七拍子リーチ動作データに従った三三七拍子リーチ動作を可変表示装置１により表示させるための制御がなされる。
次に１Ｆ１５Ｈに進み、左予定停止図柄と中予定停止図柄を比較して同じゾロ目の図柄になっているか否か判断して大当りが発生するか否かを判別する処理がなされる。そして大当りが発生すると判断された場合には１Ｆ２１Ｈに進み、三三七拍子リーチ当り動作がなされる。これは、三三七拍子リーチ大当り動作テーブルをルックアップしてそこに記憶されている三三七拍子リーチ大当り動作データを読出す制御である。次に１Ｆ２６Ｈに進み、その読出した三三七拍子リーチ大当り動作データを動作描画処理してその三三七拍子リーチ大当り動作データに従った三三七拍子リーチ大当り動作を可変表示装置１により表示させるための制御がなされる。
【０２４８】
一方、１Ｆ１５Ｈにより大当りが発生しないと判断された場合には１Ｆ２ＥＨに進み、三三七拍子リーチ外れ動作テーブルをルックアップしてそこに記憶されている三三七拍子リーチ外れ動作データを読出す処理がなされる。次に１Ｆ３３Ｈに進み、その読出した三三七拍子リーチ外れ動作データを動作描画処理して、その三三七拍子リーチ外れ動作データに従った三三七拍子リーチ外れ動作を可変表示装置１により表示させるための制御がなされる。
図１０７（ｂ）は、１ＢＥ３Ｈにより動作カウンタのカウント値が０であると判断された場合に実行される。そして、１Ｄ３３Ｈにより、双子リーチ色の処理がなされ、１Ｄ３６Ｈに進み、ＢＡＳＥ０をＨＬレジスタにロードする処理がなされる。次に１Ｄ３ＣＨに進み、そのロードされたＢＡＳＥ０に基づいて描画処理を行なう処理がなされる。次に１Ｄ３ＦＨに進み、ｃｏｍ０のコマンドデータをフィーバーコマンドにセットする処理がなされる。次に１Ｄ４５Ｈに進み、データバンクに「２Ｈ」をセットし、キャラクタバンクに「１３Ｈ」をセットする処理がなされる。次に１Ｄ５３Ｈに進み、書直しフラグを０クリアする処理がなされて１Ｄ５８Ｈに進む。
【０２４９】
図１０８（ａ）は、１ＢＥ３Ｈにより動作カウンタのカウント値が１以上２３９未満または２４３以上２５９または２６３以上２７９未満または２３８以上２９９未満または３２３以上３３９未満または３４３以上３５９未満または３６３以上３７９未満または４０３以上４１９未満または４２３以上４３９未満または４４３以上４５９未満または４６３以上４７９未満または４８３以上４９９未満または５０３以上５１９未満または５２３以上５３９未満または５６３以上５７９未満または５８３以上５９９未満または６０３以上６１９未満または６１９以上６３９未満または６４３以上６５９未満または６６３以上６７９未満または６８３以上６９９未満または６９９以上７１９未満であると判断された場合に実行される。
【０２５０】
そして、１Ｄ５ＤＨにより、花札制御フラグの値に基づいて左図柄が変動しているか否かの判断がなされ、左図柄が変動していないと判断された場合には１Ｄ７８Ｈに進む。１Ｄ７８Ｈでは、花札制御フラグの値に基づいて右図柄が変動しているか否かの判断がなされ、変動していないと判断された場合には図１０８（ｂ）に示す１Ｄ９３Ｈに進む。１Ｄ９３Ｈでは、花札制御フラグの値に基づいて中図柄が変動しているか否かの判断がなされ、変動していないと判断された場合には１ＥＦ１Ｈに進む。
【０２５１】
一方、１Ｄ５ＤＨにより、左図柄が変動していると判断された場合には１Ｄ６４Ｈに進み、左リールスクロール量と左花札回転量とに「１２」がセットされる処理がなされる。次に１Ｄ６ＤＨに進み、左リールをスクロール表示させる処理がなされ、１Ｄ７０Ｈに進み、左花札について花札回転フラグをセットする処理がなされる。
１Ｄ７８Ｈにより、右図柄が変動していると判断された場合には１Ｄ７ＦＨに進み、右リールスクロール量と右花札回転量とに「１２」がセットされる処理がなされる。次に１Ｄ８８Ｈに進み、右リールをスクロール表示させる制御がなされ、１Ｄ８ＢＨに進み、右花札についての花札回転フラグをセットする処理がなされる。
【０２５２】
１Ｄ９３Ｈにより、中図柄が変動していると判断された場合には、１Ｄ９ＢＨに進み、中リールスクロール量と中花札回転量とに「１２」をセットする処理がなされ、１ＤＡ４Ｈに進み、中リールをスクロール表示させる制御がなされる。次に１ＤＡ７Ｈに進み、中花札についての花札回転フラグをセットする処理がなされる。
図１０９（ａ）は、１ＢＥ３Ｈにより動作カウンタのカウント値が２４０または５６０であると判断された場合に実行される。そして１ＤＢ２Ｈにより、左花札についての花札制御フラグをセットする処理がなされ、１ＤＢＡＨに進み、左リールスクロール量と左リール表示量と左花札回転量とに０をセットして、左図柄についてリーチ図柄の２図柄手前を表示させるための制御がなされた後１ＤＡＢＨに進む。
【０２５３】
図１０９（ｂ）は、１ＤＢＡＨの処理の後または１ＢＥ３Ｈにより動作カウンタのカウント値が２４１以上２４３未満または２５９以上２６３未満または２７９以上２８３未満または５６１以上５６３未満または５７９以上５８３未満または５９９以上６０３未満であると判断された場合に実行される。１ＤＥＢＨにより、左スクロール量と左花札回転量とに「８」がセットされ、１ＤＦ７Ｈにより、左花札についての左花札回転フラグがセットされる処理がなされ、１Ｄ５ＤＨに進む。
【０２５４】
図１０９（ｃ）は、１Ｄ５３Ｈの処理がなされた後または１ＢＥ３Ｈにより動作カウンタのカウント値が２９９以上３１９未満または３７９以上３９９未満または５３９以上５５９未満であると判断された場合に実行される。そして１Ｄ５８Ｈにより、花札制御フラグを０クリアする処理がなされ、１Ｄ５ＤＨに進む。図１０９（ｄ）は、１ＢＥ３Ｈにより動作カウンタのカウント値が３４０または６４０であると判断された場合に実行される。そして１Ｅ０２Ｈにより、右花札についての花札制御フラグをセットする処理がなされ、１Ｅ０ＡＨに進み、右リールスクロール量と右リール表示量と右花札回転量とを０にセットし、右図柄についてリーチ図柄の２図柄手前を表示させる制御がなされた後に１Ｅ３ＢＨに進む。
【０２５５】
図１０９（ｅ）は、１Ｅ０ＡＨの処理が実行された後または１ＢＥ３Ｈにより動作カウンタのカウント値が３２１以上３２３未満または３３９以上３４３未満または３５９以上３６３未満または６４１以上６４３未満または６５９以上６６３未満または６７９以上６８３未満であると判断された場合に実行される。そして１Ｅ３ＢＨにより、右リールスクロール量と右花札回転量とに「８」がセットされる。次に１Ｅ４７Ｈに進み、右花札に関して花札回転フラグをセットする処理がなされて１Ｄ５ＤＨに進む。
【０２５６】
図１１０（ａ）は、１ＢＥ３Ｈにより動作カウンタのカウント値が４００または７２０であると判断された場合に実行される。そして１Ｅ５２Ｈにより、中花札に関して花札制御フラグがセットされる。次に１Ｅ５ＡＨに進み、中リールスクロール量と中リール表示量と中花札回転量とを０にする制御がなされ、中図柄に関してリーチ図柄の６図柄手前を表示する制御がなされた後に１Ｅ９５Ｈに進む。
図１１０（ｂ）は、１Ｅ５ＡＨの処理が実行された後または１ＢＥ３Ｈにより動作カウンタのカウント値が４０１以上４０３未満または４１９以上４２３未満または４３９以上４４３未満または４５９以上４６３未満または４７９以上４８３未満または４９９以上５０３未満または５１９以上５２３未満であると判断された場合に実行される。そして、１Ｅ９５Ｈにより、中リールスクロール量と中花札回転量とに「８」がセットされ、１ＥＡ１Ｈに進み、中花札についての花札回転フラグがセットされて１Ｄ５ＤＨに進む。
【０２５７】
図１１０（ｃ）は、後述する１ＥＢ５Ｈまたは１ＥＣ７Ｈの処理が実行された後または１ＢＥ３Ｈにより動作カウンタのカウント値が７２１以上７２３未満または７３９以上７４３未満または５５９以上７６３未満または７７９以上７８３未満または７７９以上７８３未満または７９９以上８０３未満または４９９９以上５００３未満または９９９９以上１０００３未満であると判断された場合に実行される。そして１ＥＣＥＨにより、中リールスクロール量と中花札回転量とに「８」がセットされる。そして１ＥＤＡＨに進み、中花札についての花札回転フラグがセットされて１ＥＦ１Ｈに進む。
【０２５８】
図１１１（ａ）は、１ＢＥ３Ｈにより動作カウンタのカウント値が８１９以上８２３未満であると判断された場合に実行される。そして１ＥＡＣＨにより、現在されている中図柄ナンバーが中予定停止図柄ナンバーに一致したか否かの判断がなされ、予定停止図柄と一致していないと判断された場合には１ＥＣＥＨに進が、一致した段階て１ＥＢ５Ｈに進み、動作カウンタを「５０００」にセットする処理がなされた後に１ＥＣＥＨに進む。
図１１１（ｂ）は、１ＢＥ３Ｈにより動作カウンタのカウント値が８３９以上８４３未満であると判断された場合に実行される。そして１ＥＢＥＨにより、現在表示している中図柄ナンバーと中図柄予定停止ナンバーとを比較して一致するか否かの判断がなされ、予定停止図柄になっていない場合には１ＥＣＥＨに進むが、予定停止図柄と一致した段階で１ＥＣ７Ｈに進み、動作カウンタを「１００００」にセットした後１ＥＣＥＨに進む。
【０２５９】
図１１１（ｃ）は、１ＢＥ３Ｈにより動作カウンタのカウント値が８５９以上８６３未満であると判断された場合に実行され、１ＥＥ４Ｈにより、動作カウンタに「５０００」をセットする処理がなされた後に１ＥＦ１Ｈに進む。
図１１１（ｄ）は、１ＢＥ３Ｈにより動作カウンタのカウント値が８６３以上４９９９未満または５０１９であると判断された場合に実行され、１ＥＥＤＨにより、処理中フラグを０クリアして１ＥＦ１Ｈに進む。
図１１２，図１１３は、図６９（ｄ）の０５７ＦＨによりセットされた処理アドレスに記憶されている勝負リーチのサブルーチンプログラムである。１Ｆ３７Ｈにより、動作カウンタのカウント値がチェックされそのカウント値が図示する数値のどこに当てはまるかにより制御がそれぞれ分岐して所定のサブルーチンプログラムにジャンプする。
【０２６０】
図１１４（ａ）は、１Ｆ３７Ｈにより動作カウンタのカウント値が３９４以上４１９未満または５３７以上５６２未満または図１１２，図１１３に示した数値以外のその他の値であった場合に実行される。そして、２１Ｄ５Ｈにより、動作カウンタのカウント値が５０であるか否かの判断がなされ、５０でなければ直接２１Ｆ２Ｈに進が、５０の場合には２１Ｅ１Ｈに進み、データバンクに「２Ｈ」をセットし、キャラクタバンクに「１３Ｈ」をセットする処理がなされた後２１Ｆ２Ｈに進む。２１Ｆ２Ｈでは、勝負リーチ動作テーブルをルックアップして、そこに記憶されている勝負リーチ動作データを読出す制御がなされる。次に２１Ｆ７Ｈに進み、その読出した勝負リーチ動作データを動作描画処理してその勝負リーチ動作データに従った勝負リーチ動作を可変表示装置１により表示させるための制御がなされる。
【０２６１】
図１１４（ｂ）は、１Ｆ３７Ｈにより動作カウンタのカウント値が０であると判断された場合に実行される。そして２０２ＢＨにより、「ＣＨＡＬＣＥ０」の表示データがセットされて２０３１Ｈにより、そのセットされた表示データを描画処理して可変表示装置１により表示させるための制御がなされる。次に２０３４Ｈに進み、勝負リーチ色の処理がなされ、２０３７Ｈに進み、ｃｏｍ０のコマンドデータをフィーバーコマンドにセットする処理がなされる。次に２０３ＤＨに進み、書直しフラグを０クリアする処理がなされて２０４２Ｈに進む。
【０２６２】
図１１４（ｃ）は、２０３ＤＨの処理が終了した後または１Ｆ３７Ｈにより動作カウンタのカウント値が１以上１１９未満であると判断された場合に実行される。そして２０４２Ｈにより、中リールスクロール量と中花札回転量とを「１２」にセットする処理がなされ、２０４ＢＨに進み、中リールをスクロール表示させるための制御がなされ、２０４ＥＨに進み、中花札についての花札回転フラグをセットする処理がなされて２１Ｄ５Ｈに進む。
図１１５（ａ）は、１Ｆ３７Ｈにより動作カウンタのカウント値が１２０であると判断された場合に実行され、２０５９Ｈにより、花札裏図柄ｄを可変表示装置に表示させるための制御がなされた後２１Ｃ１Ｈに進む。
【０２６３】
図１１５（ｂ）は、２０５９Ｈの処理が実行された後または後述する２０６８Ｈ，２０７７Ｈ，２０８６Ｈ，２０９ＡＨ，２０Ｂ２Ｈ，２０Ｃ１Ｈの処理が実行された後または１Ｆ３７Ｈにより動作カウンタのカウント値が１２１以上１２７未満または１２９以上１３５未満または１３７以上１４３未満または１４５以上１７１未満または１７３以上３５２未満または３５４以上３６０未満または３６２以上３６８未満または３７０以上３７６未満または３７８以上３８４未満または４３６以上４９５未満または４９７以上５０３未満または５０５以上５１１未満または５１３以上５１９未満または５２１以上５２７未満または５７８以上７５８未満または７６０以上７６６未満または７６８以上７７４未満または７７６以上７８２未満または７８４以上７９０未満であると判断された場合に実行される。そして２１Ｃ１Ｈにより、中リールスクロール量を「１４」にセットする処理がなされた後に２１Ｄ５Ｈに進む。
【０２６４】
図１１５（ｃ）は、１Ｆ３７Ｈにより動作カウンタのカウント値が１２８であると判断された場合に実行され、２０６８Ｈにより、花札裏図柄ｅを可変表示装置１に表示させるための制御がなされた後に２１Ｃ１Ｈに進む。
図１１５（ｄ）は、１Ｆ３７Ｈにより動作カウンタのカウント値が１３６であると判断された場合に実行され、２０７７Ｈにより花札裏図柄ｆを可変表示装置１に表示させるための制御がなされた後に２１Ｃ１Ｈに進む。
図１１５（ｅ）は、１Ｆ３７Ｈにより動作カウンタのカウント値が１４４または３５３または４９６または７５９であると判断された場合に実行され、２０８６Ｈにより、花札裏図柄ｆａｃｅを可変表示装置１に表示させるための制御がなされた後に２１Ｃ１Ｈに進む。
【０２６５】
図１１５（ｆ）は、１Ｆ３７Ｈにより動作カウンタのカウント値が１７２であると判断された場合に実行され、２０９ＡＨにより、花札裏図柄を消去する処理がなされた後に２１Ｃ１Ｈに進む。
図１１５（ｇ）は、１Ｆ３７Ｈにより動作カウンタのカウント値が３６１または５０４または７６７であると判断された場合に実行され、２０Ｂ２Ｈにより、花札裏図柄ａを可変表示装置１に表示させるための制御がなされた後に２１Ｃ１Ｈに進む。
【０２６６】
図１１５（ｈ）は、１Ｆ３７Ｈにより動作カウンタのカウント値が３６９または５１２または７７５であると判断された場合に実行され、２０Ｃ１Ｈにより、花札裏図柄ｂを可変表示装置１に表示させるための制御がなされた後に２１Ｃ１Ｈに進む。
図１１６（ａ）は、１Ｆ３７Ｈにより動作カウンタのカウント値が３７７または５２０または７８３であると判断された場合に実行され、２０Ｄ０Ｈにより、花札裏図柄ｃを可変表示装置１に表示させるための制御がなされた後に２１Ｃ１Ｈに進む。
【０２６７】
図１１６（ｂ）は、１Ｆ３７Ｈにより動作カウンタのカウント値が３８５であると判断された場合に実行され、２０ＤＦＨにより、中リールスクロール量と中リール表示量と中花札回転量とが０にセットされ、中図柄についてリーチ図柄の２図柄手前を表示させるための制御がなされた後に２１６ＤＨに進む。
図１１６（ｃ）は、２０ＤＦの処理が実行された後または１Ｆ３７Ｈにより動作カウンタのカウント値が３８６以上３９２未満または５２９以上５３５未満または７９２以上７９８未満であると判断された場合に実行される。そして２１６ＤＨにより、中リールスクロール量に「４」がセットされ中花札回転量に「２」が０にセットされる処理がなされる。次に２１７７Ｈに進み、中リールをスクロール表示させる制御がなされ、２１７ＡＨにより、中花札について花札回転フラグをセットする処理がなされた後に２１Ｄ５Ｈに進む。
【０２６８】
図１１６（ｄ）は、１Ｆ３７Ｈにより動作カウンタのカウント値が３９３または５３６または７９９であると判断された場合に実行され、２１Ｃ９Ｈにより、中図柄についての縦揺れフラグをセットする処理がなされた後に２１Ｄ５Ｈに進む。
図１１６（ｅ）は、１Ｆ３７Ｈにより動作カウンタのカウント値が４１９以上４３５未満または５６２以上５７８未満であると判断された場合に実行され、２１Ｂ９Ｈにより、中花札スクロール量を「６」にセットする処理がなされて２１Ｃ１Ｈに進む。
【０２６９】
図１１６（ｆ）は、１Ｆ３７Ｈにより動作カウンタのカウント値が５２８または７９２であると判断された場合に実行され、２１８５Ｈにより、中リールスクロール量と中リール表示量と中花札回転量とが０にセットされ、中予定停止図柄を可変表示装置１に表示させる制御がなされて２１６ＤＨに進む。
図１１７は、図７０の０５９９Ｈによりセットされた処理アドレスに記憶されている双子リーチのサブルーチンを示すフローチャートである。２１ＦＢＨにより動作カウンタのカウント値がチェックされ、そのカウント値に基づいて処理ルーチンジャンプテーブルをルックアップし、カウント値が図１１７に示されている数値のどこに属するかによってジャンプ先のルーチンが決まり、そのジャンプ先ルーチンへ制御がジャンプする。
【０２７０】
図１１８（ａ）は、２１ＦＢＨにより動作カウンタのカウント値が図１１７に示す数値のどこにも属さずその他の値であった場合に実行される。そして２３ＣＥＨにより、双子リーチ動作テーブルをルックアップし、その双子リーチ動作テーブルに記憶されている双子リーチ動作データを読出す処理がなされる。次に２３Ｄ６Ｈに進み、その読出した双子リーチ動作データを動作描画処理して双子リーチ動作データに従った双子リーチ動作を可変表示装置１に表示させるための制御がなされる。次に２３Ｄ９Ｈに進み、左予定停止図柄と中予定停止図柄とを比較して一致するか否かを判断し、一致して大当りになると判断された場合には制御がリターンする。一方、一致せずに大当りにはならないと判断された場合には２３Ｅ５Ｈに進み、双子リーチ外れ動作テーブルをルックアップし、そこに記憶されている双子リーチ外れ動作データを読出す処理がなされる。次に２３ＥＡＨに進み、その読出した双子リーチ外れ動作データを動作描画処理して双子リーチ外れ動作データに従った双子リーチ外れ動作を可変表示装置１に表示させるための制御がなされる。その結果、大当りが発生する場合には、双子リーチ動作テーブルに記憶されている双子リーチ動作データに従った双子リーチ動作表示がなされ、大当りが発生しない場合には、双子リーチ外れ動作テーブルに記憶されている双子リーチ外れ動作データに従った双子リーチ表示がなされる。
【０２７１】
図１１８（ｂ）は、２１ＦＢＨにより動作カウンタのカウント値が０であると判断された場合に実行される。そして２２８３Ｈにより、双子リーチ色の処理がなされ、２２８６Ｈに進み、「ＢＡＳＥ０」を表示させるためのデータがセットされ、２２８ＣＨにより、そのセットされた「ＢＡＳＥ０」を描画処理して可変表示装置１に表示させるための制御なされる。次に２２８ＦＨに進み、ｃｏｍ０のコマンドデータをフィーバーコマンドにセットする処理がなされる。次に２２９５Ｈに進み、データバンクに「２Ｈ」をセットし、キャラクタバンクに「１３Ｈ」をセットする処理がなされる。次に２２Ａ３Ｈに進み、書直しフラグを０クリアする処理がなされて２２Ａ８Ｈに進む。
【０２７２】
図１１９（ａ）は、２２Ａ３Ｈの処理が実行された後または２１ＦＢＨにより動作カウンタのカウント値が１以上１１９未満であると判断された場合に実行される。そして２２Ａ８Ｈにより、中リールスクロール量と中花札回転量とに「１２」がセットされ、２２Ｂ１Ｈにより、中リールをスクロール表示させる制御がなされ、２２Ｂ４Ｈにより、中花札について花札回転フラグがセットされ、２３ＣＥＨに進む。
図１１９（ｂ）は、２１ＦＢＨにより動作カウンタのカウント値が１２０であると判断された場合に実行され、２２ＢＦＨにより、中リールスクロール量と中リール表示量と中花札回転量とが「０」がセットされ、リーチ図柄を表示させる制御がなされて２２Ｆ８Ｈに進む。
【０２７３】
図１１９（ｃ）は、２２ＢＦＨの処理が実行された後または２１ＦＢＨにより動作カウンタのカウント値が１２１以上１２７未満であると判断された場合に実行される。そして２２Ｆ８Ｈにより、中リールスクロール量と中花札回転量とに「４」がセットする処理がなされ、２３０１Ｈにより、中リールをスクロール表示させる制御がなされ、２３０４Ｈに進み、中花札について花札回転フラグをセットする処理がなされて２３ＣＥＨに進む。
図１１９（ｄ）は、２１ＦＢＨにより動作カウンタのカウント値が１２８であると判断された場合に実行される。そして２２ＢＦＨにより、スロット２の方に記憶されている左花札表示位置に「００１８６ｈ」を加算してその表示位置をずらして、さらに、スロット１の方に記憶されている中花札表示位置データに「０００１８ｈ」を加算してその表示位置をずらせる制御を行ない、２３２３Ｈに進む。２３２３Ｈでは、スロット２の方に記憶されている中花札表示位置データに「００１９８ｈ」を加算してその表示位置をずらせる制御を行ない、スロット２の方に記憶されている右花札表示位置データに対し「００１ａａｈ」を加算してその表示位置をずらせる制御が行なわれる。次に２３３７Ｈに進み、スロット表示位置データテーブル１に基づいてスロット表示を行ない、２３４２Ｈに進み、スロットポジションにスロット開始アドレスをセットする処理がなされて２３４ＣＨに進む。このプログラムにより、花札が次々とめくれて下方に落下する表示制御がなされる。
【０２７４】
図１１９（ｅ）は、２３４２Ｈの処理が実行された後または２１ＦＢＨにより動作カウンタのカウント値が１４５以上１７７未満または２７７以上４０５未満または５０５以上６３３未満または７６１以上８８９未満であると判断された場合に実行される。そして２３４ＣＨにより、中リールスクロール量に「１」をセットする処理がなされ、２３４ＥＨにより、中リールをスクロール表示させる制御がなされ、２３５３Ｈに進み、中花札落下フラグを「３」にセットする処理がなされた後２３ＣＥＨに進む。
【０２７５】
図１２０（ａ）は、２１ＦＢＨにより動作カウンタのカウント値が１７７以上１９７未満または４０５以上４２５未満または６６７以上６８１未満であると判断された場合に実行される。２３７３Ｈにより、中リールスクロール量を「８」にセットする処理がなされ、２３７５Ｈにより、中リールをスクロール表示させる制御がなされ、２３７８Ｈに進み、中花札落下フラグを「２４」にセットする処理がなされて２３ＣＥＨに進む。
図１２０（ｂ）は、２１ＦＢＨにより動作カウンタのカウント値が１９７以上２２９未満または４２５以上４５７未満または６８１以上７１３未満であると判断された場合に実行される。２３６６Ｈにより、中リールスクロール量に「４」をセットする処理がなされ、２３６８Ｈにより、中リールをスクロール表示させる制御がなされ、２３６ＢＨに進み、中花札落下フラグを「１２」にセットする処理がなされて２３ＣＥＨに進む。
【０２７６】
図１２０（ｃ）は、２１ＦＢＨにより動作カウンタのカウント値が２２９以上２７７未満または４５７以上５０５未満または７１３以上７６１未満であると判断された場合に実行される。２３５９Ｈにより、中リールスクロール量に「２」をセットする処理がなされ、２３５ＢＨにより、中リールをスクロール表示させる制御がなされ、２３５ＥＨにより、中花札落下フラグを「６」にセットする処理がなされて２３ＣＥＨに進む。
図１２０（ｄ）は、２１ＦＢＨにより動作カウンタのカウント値が６３３以上６６５未満であると判断された場合に実行される。２３８０Ｈにより中リールスクロール量に「１４」をセットする処理がなされ、２３８２Ｈにより中リールをスクロール表示させる制御がなされ、２３８５Ｈにより中花札落下フラグを「４２」にセットする処理がなされて２３ＣＥＨに進む。
【０２７７】
図１２１（ａ）は、２１ＦＢＨにより動作カウンタのカウント値が６６６であると判断された場合に実行され、２３８ＤＨにより、中リールスクロール量と中リール表示量とが０にセットされ、ｃｏｍ２のコマンドデータを取込んでその取込んだ中図柄予定停止ナンバーに基づいてその予定停止図柄の１４図柄手前を表示させる制御がなされる。その後２３７３Ｈに進む。
図１２１（ｂ）は、２１ＦＢＨにより動作カウンタのカウント値が８８９であると判断された場合に実行される。２３Ｂ８Ｈにより、左予定停止図柄と中予定停止図柄とが一致するか否かの判断がなされ、一致して大当りとなると判断された場合には２３Ｃ３Ｈに進み、処理中フラグを０クリアした後に２３Ｃ６Ｈに進む。一方、大当りにはならないと判断された場合には直接２３Ｃ６Ｈに進む。
【０２７８】
図１２１（ｃ）は、２１ＦＢＨにより動作カウンタのカウント値が９４５であると判断された場合に実行され、２３Ｂ２Ｈにより処理中フラグを０クリアした後２３７３Ｈに進む。
図１２１（ｄ）は、２３Ｂ８ＨによりＮＯの判断がなされた場合または２３Ｃ３Ｈの処理が実行された後に実行される。そして２３Ｃ５Ｈにより中図柄について縦揺れフラグをセットする処理がなされた後２３ＣＥＨに進む。
図１２２（ａ）は、図７０の０５Ｃ４Ｈによりセットされた処理アドレスに記憶されている短縮全図柄変動のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。２３ＥＥＨにより動作カウンタのカウント値がチェックされ、そのカウント値に基づいて処理ルーチンジャンプテーブルをルックアップしてそのカウント値に対応する処理ルーチンにジャンプする処理がなされる。
【０２７９】
図１２２（ｂ）は、２３ＥＥＨにより動作カウンタのカウント値が１７６以上であると判断された場合に実行される。２５５ＣＨにより、左リールスクロール量と左花札回転量とに「１２」がセットされる処理がなされ、２５６５Ｈにより、左リールをスクロール表示する制御がなされる。次に２５７０Ｈに進み、右リールスクロール量と右花札回転量とに「１２」がセットされる処理がなされ、２５７９Ｈにより、右リールをスクロール表示させる制御がなされる。次に２５８４Ｈに進み、中リールスクロール量と中花札回転量とに「１２」をセットする処理がなされ、２５８ＤＨにより、中リールをスクロール表示させる制御がなされる。
【０２８０】
次に２５９ＢＨに進み、開始動作テーブルをルックアップしてそこに記憶されている開始動作データを読出す処理がなされる。次に２５Ａ０Ｈに進み、その読出した開始動作データを動画描画処理して開始動作データに従った開始動作を可変表示装置１に表示させるための制御がなされる。
図１２３（ａ）は、２３ＥＥＨにより動作カウンタのカウント値が０であると判断された場合に実行される。２３２２Ｈによりスクリーン１のデータをＤＥレジスタにロードし、２４２５Ｈによりスクリーンクリア処理がなされ、２４２８Ｈにより符号化識別情報の図柄データを記憶しているスロット０のデータをＤＥレジスタにロードする処理がなされ、２４２ＢＨによりスロットクリア処理がなされる。次に２３２ＥＨに進み、花札画像データのアドレスを記憶しているスロット１のデータをＤＥレジスタにロードする処理がなされ、２４３１Ｈによりスロットクリア処理がなされる。次に２４３４Ｈに進み、データバンクに「１」をセットし、キャラクタバンクに「２」をセットする処理がなされる。次に２４６６Ｈに進み、画面書換フラグがセットされているか否かの判断がなされ、セットされていない場合には２４３８Ｈに進むが、セットされている場合には２４６ＣＨに進み、「ＢＡＳＥ０」を表示させるためのデータをセットし、２４７２Ｈに進み、そのセットされたデータを描画処理して可変表示装置１に表示させるための制御がなされた後２４８３Ｈに進む。
【０２８１】
図１２３（ｂ）は、２４６６ＨによりＮＯの判断がなされた場合または２４７２Ｈの処理が実行された後または２１ＦＢＨにより動作カウンタのカウント値が１２０であると判断された場合に実行される。２４３８Ｈにより、図柄が可変表示制御されて２５４４Ｈに進む。
図１２３（ｃ）は、２４８３Ｈの処理が実行された後または２１ＦＢＨにより動作カウンタのカウント値が１以上１２０未満であると判断された場合に実行される。２５４４Ｈにより左花札スクロール量に「２」をセットする処理がなされ、２５４ＣＨにより、右花札スクロール量に「２」をセットする処理がなされ、２５５４Ｈにより、中花札スクロール量に「２」をセットする処理がなされて２５５ＣＨに進む。
【０２８２】
図１２４（ａ）は、図７１（ａ）の０５ＤＦＨによりセットされた処理アドレスに記憶されている短縮全図柄停止のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。２５Ａ４Ｈにより動作カウンタのカウント値がチェックされ、そのカウント値に基づいて処理ルーチンジャンプテーブルがルックアップされ、そのカウント値に対応する処理ルーチンへジャンプする処理がなされる。
図１２４（ｂ）は、２５Ａ４Ｈにより動作カウンタのカウント値が３７以上であると判断された場合に実行され、制御がリターンする。
【０２８３】
図１２４（ｃ）は、２５Ａ４Ｈにより動作カウンタのカウント値が０以上であると判断された場合に実行される。２５ＤＣＨにより左予定停止図柄ナンバーと右予定停止図柄ナンバーとを比較して一致するか否か判断し、両者一致してリーチ条件が成立している場合には２５Ｅ５Ｈに進むが、リーチが成立していないと判断された場合には２５Ｆ８Ｈに進む。
２５Ｅ５Ｈでは、通常リーチ色の処理がなされ、２５Ｅ８Ｈに進み、ｃｏｍ０のコマンドデータをフィーバーコマンドにセットする処理がなされる。２５Ｆ８Ｈでは、左リールスクロール量と左リール表示量と左花札回転量とを０にセットする処理がなされ、左予定停止図柄ナンバーを呼出してその左予定停止図柄よりも１図柄手前の図柄を表示する制御がなされる。次に２６２４Ｈに進み、右リールスクロール量と右リール表示量と右花札回転量とを０にセットする処理がなされ、右予定停止図柄ナンバーを呼出しその右予定停止図柄よりも１図柄手前の図柄を表示する制御がなされる。次に２６５５Ｈに進み、中リールスクロール量と中リール表示量と中花札回転量とを０にセットする処理がなされ、中予定停止図柄ナンバーを呼出しその中予定停止図柄よりも１図柄手前の図柄を表示する制御がなされて２６８ＡＨに進む。
【０２８４】
図１２５（ａ）は、２６５５Ｈの処理が実行された後に実行される。２６８ＡＨにより、左リールスクロール量と左花札回転量とに「８」をセットする処理がなされ、２６９３Ｈにより左リールをスクロール表示させる制御がなされる。次に２６９６Ｈに進み、右リールスクロール量と右花札回転量とに「８」をセットする処理がなされ、２６９ＦＨにより右リールをスクロール表示させる制御がなされる。次に２６Ａ２Ｈに進み、中リールスクロール量と中花札回転量とに「８」をセットする処理がなされ、２６ＡＢＨにより中リールをスクロール表示させる制御がなされて２６Ｆ４Ｈに進む。
【０２８５】
図１２５（ｂ）は、２６Ａ４Ｈにより動作カウンタのカウント値が３以上３５未満であると判断された場合に実行される。２６Ｂ９Ｈにより、左リールスクロール量と左花札回転量とに「１」がセットされ、２６Ｃ２Ｈにより、左リールをスクロール表示させる制御がなされる。次に２６Ｃ５Ｈに進み、右リールスクロール量と右花札回転量とに「１」をセットする処理がなされ、２６ＣＥＨにより、右リールをスクロール表示させる制御がなされる。次に２６Ｄ１Ｈに進み、中リールスクロール量と中花札回転量とに「１」をセットする処理がなされ、２６ＤＡＨにより、中リールをスクロール表示させる制御がなされた後に２６Ｆ４Ｈに進む。
【０２８６】
図１２５（ｃ）は、２５Ａ４Ｈにより動作カウンタのカウント値が３６であると判断された場合に実行され、２６Ｅ８Ｈにより、左，右，中リールに関しリール縦揺れフラグをセットする処理がなされた後に２６Ｆ４Ｈに進む。
図１２６（ａ）は、図７１（ｂ）の０６２ＡＨによりセットされた処理アドレスに記憶されている大当り動作のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。２６Ｆ５Ｈにより動作カウンタのカウント値がチェックされ、そのカウント値に基づいて処理ルーチンジャンプテーブルをルックアップし、そのカウント値に対応する処理ルーチンへジャンプする制御がなされる。
【０２８７】
図１２６（ｂ）は、２６Ｆ５Ｈにより動作カウンタのカウント値が０であると判断された場合に実行される。２７２５Ｈにより、スクリーン１のデータをＤＥレジスタにロードする処理がなされ、２７２ＢＨによりスクリーンクリア処理がなされる。次に２７３６Ｈに進み、画面書換フラグを０クリアする処理がなされ、２７３ＢＨにより、フィーバーフラグをセットする処理がなされて２７４３Ｈに進む。
図１２６（ｃ）は、２７３ＢＨの処理が実行された後または２６Ｆ５Ｈにより動作カウンタのカウント値が１以上６５５３５未満であると判断された場合に実行される。この図１２６（ｃ）のプログラムは、フィーバーコマンドのデータをチェックしてその値に従って所定のルーチンにジャンプさせる制御である。フィーバーコマンドの値が２４ｈまたは２５ｈまたは２６ｈの場合に２７６６Ｈにジャンプする。フィーバーコマンドの値が２７ｈの場合に２７８１Ｈにジャンプする。フィーバーコマンドの値が２８ｈの場合に２７９ＣＨにジャンプする。フィーバーコマンドの値が２９ｈの場合に２７ＡＣＨにジャンプする。フィーバーコマンドの値が２ａｈの場合に２７Ｃ７Ｈにジャンプする。フィーバーコマンドの値が２ｃｈの場合に２７４３Ｈに進む。フィーバーコマンドの値が２４ｈ〜２ｃｈ以外であった場合に２７ＥＢＨにジャンプする。
【０２８８】
図１２７（ａ）は、２７５ＦＨによりＮＯの判断がなされた場合に実行され、制御がリターンする。
図１２７（ｂ）の２７６６Ｈでは、データバンクに「１Ｈ」をセットし、キャラクタバンクに「１２Ｈ」をセットする処理がなされ、２７７４Ｈに進み、当り動作０テーブルをルックアップしてそこに記憶されている当り動作データ（通常リーチの当り動作データ）を読出す処理がなされる。次に２７７ＣＨに進み、その読出した当り動作データを動作描画処理して当り動作データに従った当り動作を可変表示装置１に表示させるための制御がなされて２７ＥＢＨに進む。
【０２８９】
図１２７（ｃ）の２７８１Ｈでは、データバンクに「２Ｈ」をセットし、キャラクタバンクに「１２Ｈ」をセットする処理がなされる。次に２７８ＦＨに進み、当り動作１テーブルをルックアップしてそこに記憶されている当り動作１データ（竜巻リーチの当り動作データ）を読出す処理がなされる。次に２７９７Ｈに進み、その読出した当り動作１データを動作描画処理して当り動作１データに従った当り動作を可変表示装置１に表示させるための制御がなされて、２７ＥＢＨに進む。
【０２９０】
図１２８（ａ）の２７９ＣＨでは、データバンクに「２Ｈ」をセットし、キャラクタバンクに「１３Ｈ」をセットする処理がなされて２７ＥＢＨに進む。
図１２８（ｂ）の２７ＨＨでは、データバンクに「２Ｈ」をセットし、キャラクタバンクに「１３Ｈ」をセットする処理がなされる。次に２７ＢＡＨに進み、当り動作１テーブルをルックアップしてそこに記憶されている当り動作１データ（勝負リーチの当り動作データ）を読出す処理がなされる。次に２７Ｃ２Ｈに進み、その読出した当り動作１データを動作描画処理して当り動作１データに従った当り動作を可変表示装置１に表示させるための制御がなされ、２７ＥＢＨに進む。
【０２９１】
図１２８（ｃ）の２７Ｃ７Ｈでは、データバンクに「２Ｈ」をセットし、キャラクタバンクに「１３Ｈ」をセットする処理がなされる。次に２７Ｅ０Ｈに進み、当り動作１テーブルをルックアップしてそこに記憶されている当り動作１データ（双子リーチの大当り動作データ）を読出す処理がなされる。次に２７Ｅ８Ｈに進み、その読出した当り動作１データを動作描画処理して当り動作１データに従った当り動作を可変表示装置１に表示させるための制御がなされた後に２７ＥＢＨに進む。
【０２９２】
図１２９（ａ）は、図７１（ｃ）の０６３ＥＨによりセットされた処理アドレスに記憶されているフィーバーインターバル画面を表示するサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。２７ＥＣＨにより、処理アドレスをインタラプト復帰処理にセットする処理がなされる。次に２７Ｆ２Ｈに進み、符号化識別情報を記憶しているスロット０をＤＥレジスタにロードする処理がなされ、２７Ｆ５Ｈによりスロットクリア処理がなされる。次に２７Ｆ８Ｈに進み、左リールを表示する処理がなされ、２８１ＢＨにより右リールを表示する処理がなされ、２３８２Ｈにより中リールを表示する処理がなされる。次に２８５０Ｈに進み、データバンクに「１Ｈ」をセットし、キャラクタバンクに「１Ｈ」をセットする処理がなされる。次に２８７５Ｈに進み、「ＢＡＳＥ１Ａ」の表示データをセットし、２８７ＢＨにより、そのセットされた表示データをスクリーン描画処理（カラー変更とデータ変更）する処理がなされ、可変表示装置１に表示するための制御がなされる。
【０２９３】
次に２８８３Ｈに進み、「ＢＡＳＥ１Ｂ」を表示するためのデータがセットされ、図１２９（ｂ）の２８８９Ｈに進み、そのセットされたデータをスクリーン描画処理（カラー変更とデータ変更）する処理がなされて可変表示装置１に表示させるための制御がなされる。
次に２８８ＣＨに進み、「ＩＮＴＥＲＶＡＬ」の表示データをセットする処理がなされ、２８９２Ｈにより、そのセットされたデータを描画処理して可変表示装置１に表示させるための制御がなされる。次に２８９５Ｈに進み、ｃｏｍ０のコマンドデータを取込んでそのコマンドデータのラウンド表示（インターバル）に従ってラウンド表示を可変表示装置１に表示させる制御がなされる。
【０２９４】
次に２８ＡＣＨに進み、ｃｏｍ０のコマンドデータの３ｘｈのデータに基づいて処理ルーチンジャンプテーブルをルックアップして、対応する処理ルーチンにジャンプするための制御がなされる。
図１３１（ａ）は、コマンドデータが１ラウンドのインターバル表示である場合に実行されるプログラムである。２８ＤＥＨにより、インターバル１〜４の色を表示するための処理がなされる。
同様に、図１３１（ｂ）は、コマンドデータが２ラウンドのインターバル表示である場合に実行され、インターバル１〜４の色表示を行なうための処理がなされる。同様に、図１３１（ｃ）は、３ラウンドのインターバル表示の場合、図１３１（ｄ）は、４ラウンドのインターバル表示の場合に実行される。
【０２９５】
図１３１（ｅ）は、５ラウンドのインターバル表示の場合に実行され、２８ＥＥＨによりインターバル５〜８の色表示処理がなされる。同様に、図１３１（ｆ）は６ラウンドのインターバル表示の場合、図１３１（ｇ）は、７ラウンドのインターバル表示の場合、図１３１（ｈ）は、８ラウンドのインターバル表示の場合に実行される。
図１３２（ａ）は、９ラウンドのインターバル表示の場合に実行され、２８ＦＥＨにより、インターバル９〜１２の色表示を行なう処理がなされる。同様に、図１３２（ｂ）は１０ラウンドのインターバル表示の場合、図１３２（ｃ）は１１ラウンドのインターバル表示の場合、図１３２（ｄ）は１２ラウンドのインターバル表示の場合に実行される。
【０２９６】
図１３２（ｅ）は、１３ラウンドのインターバル表示の場合に実行され、２９０ＥＨによりインターバル１３〜１６の色表示を行なう処理がなされる。同様に、図１３２（ｆ）は１４ラウンドのインターバル表示を行なう場合、図１３２（ｇ）は１５ラウンドのインターバル表示を行なう場合、図１３２（ｈ）は１６ラウンドのインターバル表示の場合に実行される。
図１３３（ａ）は、図７１（ｄ）の０６５４Ｈによりセットされた処理アドレスに記憶されているフィーバーラウンド表示のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。２９１ＥＨによりノーオペレーションを処理アドレスにセットする処理がなされ、２９２４Ｈに進み、符号化識別情報を記憶しているスロット０のデータをＤＥレジスタにロードする処理がなされ、２９２７Ｈに進み、スロットクリア処理がなされる。
【０２９７】
次に２９２ＡＨに進み、左リールを表示する処理がなされ、２９４ＤＨに進み、右リールを表示する処理がなされ、２９６４Ｈに進み、中リールを表示する制御がなされる。次に２９８ＢＨに進み、データバンクに「１Ｈ」をセットし、キャラクタバンクに「１Ｈ」をセットする処理がなされる。
次に２９Ｂ０Ｈに進み、「ＢＡＳＥ１Ａ」を表示するためのデータをセットし、２９Ｂ６Ｈにより、そのセットされたデータをスクリーン描画処理（カラー変更とデータ変更）する制御がなされる。次に２９ＢＥＨに進み、「ＢＡＳＥ１Ｂ」を表示するためのデータをセットし、図１３３（ｂ）の２９Ｃ４Ｈに進み、そのセットされたデータをスクリーン描画処理（カラー変更とデータ変更）する制御がなされる。
【０２９８】
次に２９Ｃ７Ｈに進み、ｃｏｍ０のコマンドデータを取込んでその４ｘｈのラウンド表示データに基づいて処理ルーチンジャンプテーブルをルックアップし、対応する処理ルーチンにジャンプする制御がなされる。
図１３５（ａ）は、コマンドデータが１ラウンドのラウンド表示の場合に実行される。２９Ｆ９Ｈにより、ラウンド１〜４の色表示を行なう処理がなされ、２９ＦＣＨに進み、ラウンド文字を表示するためのデータがセットされ、２Ｈ３Ｈに進み、「ＦＶＲＧＡＬＯ ０」を表示するためのデータがセットされる。そして２Ｈ９Ｈに進み、それらセットされたデータをスクリーン描画処理（カラー変更とデータ変更）して可変表示装置１に表示させるための制御が行なわれる。
【０２９９】
次に２ＨＣＨに進み、「ＦＶＲＧＡＬＯ １」を表示するためのデータがセットされ、２Ａ２２Ｈに進み、そのセットされたデータをスクリーン描画処理（カラー変更とデータ変更）を行なう制御がなされて可変表示装置１に表示するための制御がなされる。次に２Ａ２５Ｈに進み、「ＦＶＲＧＡＬＯ ２」を表示するためのデータがセットされ、２Ａ２ＢＨに進み、そのセットされたデータをスクリーン描画処理（カラー変更とデータ変更）する制御がなされて可変表示装置１に表示するための制御がなされる。
【０３００】
図１３５（ｂ）はコマンドデータが２ラウンドのラウンド表示である場合に実行され、図１３６（ａ）はコマンドデータが３ラウンド表示の場合に実行され、図１３６（ｂ）はコマンドデータが４ラウンド表示の場合に実行され、図１３７（ａ）はコマンドデータが５ラウンド表示の場合に実行され、図１３７（ｂ）はコマンドデータが６ラウンド表示の場合に実行され、図１３８（ａ）はコマンドデータが７ラウンド表示の場合に実行され、図１３８（ｂ）はコマンドデータが８ラウンド表示の場合に実行され、図１３９（ａ）はコマンドデータが９ラウンド表示の場合に実行され、図１３９（ｂ）はコマンドデータが１０ラウンド表示の場合に実行され、図１２０（ａ）はコマンドデータが１１ラウンド表示の場合に実行され、図１４０（ｂ）はコマンドデータが１２ラウンド表示の場合に実行され、図１４１（ａ）はコマンドデータが１３ラウンド表示の場合に実行され、図１４１（ｂ）はコマンドデータが１４ラウンド表示の場合に実行され、図１４２（ａ）はコマンドデータが１５ラウンド表示の場合に実行され、図１４２（ｂ）はコマンドデータが１６ラウンド表示の場合に実行される。そしてそれぞれに、図１３５（ａ）で説明したのと同様の制御がなされる。
【０３０１】
図１４３（ａ）は、図７１（ｅ）の０６６８Ｈによりセットされた処理アドレスに記憶されているフィーバー終了画面表示のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。２Ｄ８１Ｈにより、インタラプト復帰処理が処理アドレスにセットされる。次に２Ｄ８７Ｈに進み、符号化識別情報を記憶しているスロット０のデータをＤＥレジスタにロードする処理がなされ、２Ｄ８ＡＨに進み、スロットクリア処理がなされ、２Ｄ８ＤＨに進み、左リール表示制御がなされ、２ＤＢ０Ｈに進み、右リール表示制御がなされ、２ＤＣ７Ｈに進み、中リール表示制御がなされる。
【０３０２】
２ＤＥ５Ｈに進み、データバンクとキャラクタバンクとに「１Ｈ」をセットする処理がなされ、２Ｅ０ＡＨに進み、「ＢＡＳＥ１Ａ」を表示するためのデータがセットされる。そして２Ｅ１０Ｈに進み、そのセットされたデータのスクリーン描画処理（カラー変更とデータ変更）を行なって可変表示装置１に表示させるための制御がなされる。次に２Ｅ１８Ｈに進み、「ＢＡＳＥ１Ｂ」を表示するためのデータがセットされ、図１４３（ｂ）の２Ｅ１ＥＨに進み、そのセットされたデータのスクリーン描画処理（カラー変更とデータ変更）を行なう制御がなされて可変表示装置１に表示させるための制御がなされる。
【０３０３】
次に２Ｅ２１Ｈに進み、「ＦＶＲ ＥＮＤ」を表示するためのデータがセットされ、２Ｅ２７Ｈにより、そのセットされたデータのスクリーン描画処理（カラー変更とデータ変更）を行なう制御が行なわれて可変表示装置１に表示するための制御がなされる。
図１４４（ａ）は、図柄をスクロール表示制御するためのプログラムを示すフローチャートである。２Ｅ２ＢＨにより、左リールスクロール量を取得し、２Ｅ３１Ｈにより、その取得した左リールスクロール量に従った左リールのスクロール指定を行なう。また２Ｅ３８Ｈにより、右リールスクロール量を取得し、２Ｅ３ＥＨにより、その取得した右リールスクロール量に従った右リールスクロール指定を行なう。また２Ｅ４５Ｈにより、中リールスクロール量を取得し、その取得した中リールスクロール量に従った中リールスクロール指定を行ない、図１４４（ｂ）の２Ｅ５２Ｈに進む。
【０３０４】
２Ｅ５２Ｈでは、左花札スクロール量を取得し、２Ｅ５８Ｈにより、その取得したスクロール量に従って左花札スクロール指定を行なう。次に２Ｅ５ＦＨに進み、右花札スクロール量を取得し、２Ｅ６５Ｈにより、その取得したスクロール量に従って右花札スクロール指定が行なわれる。２Ｅ６ＣＨにより中花札スクロール量を取得し、２Ｅ７２Ｈにより、その取得したスクロール量に従った中花札スクロール指定が行なわれる。
図１４５，図１４６は花札を仮想縦軸回りで自転させてスピンさせる表示を行なうためのプログラムを示すフローチャートである。図１４５（ａ）の２Ｅ７ＡＨにより、回転図柄テーブル１のアドレスを取得する制御がなされ、２ＥＡ６Ｈに進み、回転図柄カウンタが８未満であるか否かの判断がなされる。そして８未満である場合には２ＥＣ５Ｈに進み、２Ｅ７ＡＨにより取得されたアドレスの回転図柄テーブル１の記憶データに基づいて左花札回転図柄を表示させる制御がなされる。一方、回転図柄カウンタが８以上である場合には２ＥＡＡＨに進み、次に表示する図柄の回転図柄テーブル１のアドレスを取得する処理がなされ、２ＥＣ５Ｈにより、その取得したアドレスに記憶されている回転図柄テーブル１の記憶データに基づいて左花札回転図柄表示処理がなされる。
【０３０５】
図１４５（ｂ）は、右花札に関する回転処理のプログラムであり、図１４５（ａ）と同様の制御がなされる。
図１４６（ａ）は中花札についての回転処理を行なうプログラムのフローチャートであり、図１４５（ａ）と同様の制御がなされる。
図１４６（ｂ）は、中花札逆回転処理のプログラムを示すフローチャートであり、２ＦＡ３Ｈにより、回転図柄テーブル２のアドレスを取得する処理がなされ、２ＦＤ１Ｈにより、回転図柄カウンタがマイナスになっているか否かの判断がなされる。そしてマイナスになっていない場合には２ＦＦ４Ｈに進み、２ＦＡ３Ｈにより取得されたアドレスの回転図柄テーブル２の記憶データに基づいて中花札を回転図柄表示させる制御がなされる。一方、回転図柄カウンタがマイナスになっている場合には２ＦＤ５Ｈに進み、前の表示図柄の回転図柄テーブル２のアドレスを取得する処理がなされ、そのアドレスに記憶されている回転図柄テーブル２の記憶データに基づいて前に表示された図柄の中花札回転図柄表示が２ＦＦ４Ｈによりなされる。
【０３０６】
図１４７（ａ）は、中花札落下処理のプログラムを示すフローチャートである。３０１２Ｈにより、中花札のスクロール量を計算する処理がなされ、３０２５Ｈにより、次の図柄を表示しなければならない状態になっているか否かの判断がなされ、なっていない場合には３０６０Ｈに進むが、なっている場合には３０２９Ｈに進み、次の花札の表示位置を計算する処理がなされる。そして３０３ＣＨに進み、次の花札を表示する制御がなされ、３０４５Ｈにより、スロット表示位置を初期値にセットする処理がなされる。
【０３０７】
次に３０６０Ｈに進み、スロット表示量が０であるか否かの判断がなされ、０の場合には制御がリターンするが、０でない場合には３０６４Ｈに進み、スロット表示位置を変更する処理がなされる。
図１４７（ｂ）は、たとえば２５６５Ｈ等で定義された左リールスクロール処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。３０７６Ｈにより、スクロール量を計算する処理がなされ、３０８４Ｈにより、次の図柄を表示しなければならない状態になっているか否かの判断がなされる。そしてなっていない場合にはそのまま制御はリターンするが、なっている場合には３０８８Ｈに進み、次の図柄を表示する位置を計算する処理がなされ、３０Ａ４Ｈにより、リール表示処理が行なわれる。
【０３０８】
図１４８（ａ）はたとえば１Ｄ８８Ｈ等により定義された右リールスクロール処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。そして図１４７（ｂ）と同様の制御がなされる。
図１４８（ｂ）は、たとえば１ＤＡ４Ｈ等により定義された中リールスクロール処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。そして図１４７（ｂ）と同様の制御がなされる。
図１４９（ａ）は、中花札スクロール処理のプログラムを示すフローチャートである。３１１０Ｈにより、スクロール量を計算する処理がなされ、３１１ＥＨにより、次の図柄を表示しなければならない状態になったか否かの判断がなされ、なっていない場合には制御がリターンする。そしてなった段階で３１１２Ｈに進み、次の図柄表示位置を計算する処理がなされ、３１３８Ｈにより、花札表示処理がなされる。
【０３０９】
図１４９（ｂ）は、左リール縦揺れ処理のプログラムを示すフローチャートである。３１３ＣＨにより、縦揺れデータテーブルをルックアップして縦揺れ量データを取得する処理がなされ、３１４８Ｈにより、左リールスクロール量を計算する処理がなされる。そして３１４ＦＨにより、左縦揺れカウンタを「１」加算更新する処理がなされ、３１５３Ｈにより、左縦揺れカウンタが８未満であるか否かの判断がなされる。そして８未満であると判断された場合には制御がリターンするが、８以上であると判断された場合には３１５７Ｈに進み、左の縦揺れフラグをクリアする処理がなされ、３１５ＦＨにより、左縦揺れカウンタを０クリアする処理がなされる。
【０３１０】
図１５０（ａ）は、右リール縦揺れ処理のプログラムを示すフローチャートであり、図１４９（ｂ）と同様の制御がなされる。
図１５０（ｂ）は、中リール縦揺れ処理のプログラムを示すフローチャートであり、図１４９（ｂ）と同様の制御がなされる。
図１５１（ａ）は、たとえば０ＤＤ０Ｈ等により定義された通常リーチ色処理のサブルーチンプログラムである。３１Ｆ４Ｈにより、通常リーチ色１データをパレットにセットする処理がなされる。
【０３１１】
図１５１（ｂ）は、２０３４Ｈにより定義された勝負リーチ色のサブルーチンプログラムであり、３２２１Ｈにより、勝負リーチ色１データをパレットにセットする処理がなされる。
図１５１（ｃ）は、たとえば２２８３Ｈにより定義された双子・三三七拍子リーチ色のサブルーチンプログラムを示すフローチャートであり、３２４ＥＨにより、双子リーチ色１データをパレットにセットする処理がなされる。
図１５１（ｄ）は、たとえば１２ＡＦＨにより定義された竜巻リーチ色のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。３２７ＢＨにより竜巻リーチ色１データをパレットにセットする処理がなされる。
【０３１２】
図１５１（ｅ）は、たとえば２８ＤＥＨ等により定義されたインターバル１〜４の色処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートであり、３２Ａ８Ｈにより、インターバル１〜４色データをパレットにセットする処理がなされる。
図１５１（ｆ）は、たとえば２８ＥＥＨ等により定義されたインターバル５〜８の色処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートであり、３２ＢＡＨにより、インターバル５〜８色データをパレットにセットする処理がなされる。
図１５１（ｇ）は、たとえば２８ＦＥＨ等により定義されたインターバル９〜１２の色処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートであり、３２ＣＣＨにより、インターバル９〜１２色データをパレットにセットする処理がなされる。
【０３１３】
図１５１（ｈ）は、たとえば２９０ＥＨ等により定義されたインターバル１３〜１６の色処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートであり、３２ＤＥＨにより、インターバル１３〜１６色データをパレットにセットする処理がなされる。
図１５２（ａ）は、ラウンド１〜４の色処理のプログラムを示すフローチャートであり、３２Ｆ０Ｈによりラウンド１〜４色データをパレットにセットする処理がなされる。
【０３１４】
図１５２（ｂ）は、ラウンド５〜８の色処理を行なうプログラムを示すフローチャートであり、ラウンド５〜８色データをパレットにセットする処理が３３２９Ｈによりなされる。
図１５２（ｃ）は、ラウンド９〜１２の色処理を行なうものであり、３３６２Ｈによりラウンド９〜１２色データをパレットにセットする処理がなされる。
図１５２（ｄ）は、ラウンド１３〜１６の色処理を行なうものであり、３３９ＢＨによりラウンド１３〜１６色データをパレットにセットする処理がなされる。
【０３１５】
図１５２（ｅ）は、大当り表示処理を行なうものであり、３３Ｄ４Ｈにより大当りテーブルをルックアップしてそこに記憶されているデータを読出し、３３ＤＣＨにより、その読出したデータを動作描画処理する。
図１５３（ａ）は、０２３５Ｈにより定義された球数表示処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。３３Ｅ０Ｈによりデータバンク値を対比し、３３Ｅ４Ｈにより、データバンクに「１Ｈ」をセットする処理がなされ、３３ＥＢＨにより、ｃｏｍ５のコマンドデータに基づいて球数・Ｖ入賞コマンドを呼出し、３３Ｆ８Ｈにより、カウント数字データをセットし、３３ＦＦＨにより、そのセットされたカウントデータをスクリーン描画処理して可変表示装置１に表示させるための制御を行なう。そして３４０３Ｈに進み、データバンク値を復帰させる処理がなされる。
【０３１６】
図１５３（ｂ）は、花札クリア処理を行なうものである。３４０９Ｈにより、クリアスロット位置アドレス１を取得する処理がなされ、３４０ＥＨにより、スロット非表示処理がなされ、３４０ＦＨにより、クリアスロット位置アドレス１を次のアドレスに更新する処理がなされる。次に３４１４Ｈに進み、クリアスロット位置アドレス２を取得する処理がなされ、３４１７Ｈにより、スロット非表示処理がなされ、３４１８Ｈにより、クリアスロット位置アドレス２を次のアドレスに更新する処理がなされる。
【０３１７】
図１５４は、スクリーンクリア処理とスロットクリア処理とを行なうものである。３４２１Ｈにより、スクリーンサイズを設定する処理がなされた後に３４２６Ｈに進む。一方、３４２３Ｈによりスロットサイズを設定する処理がなされた後に３４２６Ｈに進む。３４２６Ｈでは、ＶＲＡＭ５６をクリアする処理がなされる。次に３４２ＢＨに進み、前記設定されたサイズを「１」減算する処理がなされ、３４２ＢＨに進み、そのサイズが「０」になったか否かの判断がなされ、なっていない場合には再び３４２６Ｈに進む。そして３２４６Ｈないし３４２ＢＨの処理を繰返し実行して０になった段階で制御がリターンする。
【０３１８】
図１５５は、たとえば２３ＥＡＨ等により定義された動作描画処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。３４２ＥＨにより、動作描画検索フラグを０クリアする処理がなされ、３４３８Ｈに進み、動作カウンタの値とテーブルカウント値の値とを比較してイコールの場合には３４４ＣＨに進み、動作カウンタのカウント値の方が大きい場合には３４６２Ｈに進み、テーブルカウント値の方が大きい場合には３４５ＣＨに進む。
３４４ＣＨでは、描画データテーブルアドレスを取得する処理がなされ、３４５０Ｈに進み、描画処理を行ない、３４５３Ｈにより、動作描画検索フラグをセットする処理がなされる。次に３４６６Ｈに進み、テーブルポインタに「４」を加算更新する処理がなされる。
【０３１９】
次に３４６８Ｈに進み、テーブルサイズを「１」減算更新する処理がなされ、３４６８Ｈに進み、そのテーブルサイズが０になったか否かの判断がなされ、なっていない場合には再び３４３８Ｈに戻り、制御を繰返す。そしてテーブルサイズが０になった段階で制御がリターンする。
一方、３４６２Ｈでは、テーブルサイズに「１」をセットする処理がなされた後に３４６８Ｈに進む。また、３４５ＣＨでは、動作描画検索フラグが０であるか否かの判断がなされ、０でない場合には３４６２Ｈに進むが、０の場合には３４６６Ｈに進む。
【０３２０】
図１５６（ａ）は、たとえば３４５０Ｈにより定義されたスクリーン描画処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。３４６ＢＨにより、描画処理すべきデータが終了したか否かの判断がなされ、終了したと判断された場合には図１５６（ｂ）に制御が進みリターンする。データが終了していないと判断された場合には３４７０Ｈに進み、描画開始オフセット値を取得し、現在の描画位置に対しそのオフセット値を加算更新する制御を行ない、描画バイト数を取得する処理がなされる。次に３４７ＥＨに進み、描画データを取得し、ＶＲＡＭにそのデータを書込み、各ポインタを「１」加算更新し、描画バイト数を「１」減算更新する処理がなされる。次に３４７ＥＨに進み、描画バイト数が０になったか否かの判断がなされ、なっていない場合には３４７ＥＨに戻り、再び制御を繰返し実行して描画バイト数が０になった段階で３４６ＢＨに進む。
【０３２１】
図１５６（ｃ）は、たとえば２Ａ２ＢＨ等により定義されたスクリーン描画処理（カラー変更とデータ変更）のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。３４８３Ｈにより、描画色を取得する処理がなされ、３４８７Ｈに進み、描画すべきデータが終了したか否かの判断がなされ、終了したと判断された場合には図１５６（ｄ）に進んで制御がリターンする。一方、データが終了していないと判断された場合には３４８ＣＨに進み、描画開始オフセット値を取得し、現在の描画位置に対しその取得したオフセット値を加算更新する処理を行ない、描画バイト数を取得する処理がなされる。次に３４９４Ｈに進み、描画データを取得する制御がなされ、３４９ＣＨに進み、描画データを変換し、３４Ａ８Ｈにより、描画色を変更する処理がなされる。次に３４ＡＤＨに進み、ＶＲＡＭにデータを書込む処理がなされ、３４Ｂ１Ｈにより次のラインアドレスを計算する処理がなされ、３４Ｃ２Ｈに進み、ＶＲＡＭに書込む処理がなされて３４Ｃ６Ｈに進む。
【０３２２】
３４Ｃ６Ｈでは、各ポインタに「１」を加算更新する処理を行ない、３４ＣＣＨに進み、バイト数を「１」減算更新する処理を行なう。そして３４ＣＣＨにより、そのバイト数が０になったか否かの判断がなされ、０になっていない場合には３４９４Ｈに進み制御を繰返し実行し、０になった段階で３４８７Ｈに進む。図１５７（ａ）は、たとえば３０Ａ４Ｈ等により定義されたリール表示処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。３４ＤＡＨにより、ＣＲＴリール色変更処理がなされる。そしてこのＣＲＴの場合にはこれによりリール色が変更されて表示されることとなる。次に３４ＤＤＨに進み、図柄データアドレスを取得してスクロール量を取得する処理がなされる。次に３４ＥＢＨに進み、符号化識別情報のデータであるスロット０アドレスと花札情報のアドレスであるスロット１アドレスとを比較して、スクロール表示を行なうかスロット０表示を行なうかの判断が、３４ＥＢＨ，３４ＥＦＨによりなされる。そして両ステップともにＮＯの判断がなされた場合には３４Ｆ３Ｈに進み、繰返し数に「２」をセットする処理がなされ、３４Ｆ６Ｈにより、１ライン８キャラクタを設定する処理がなされる。そして３４Ｆ９Ｈにより、そのセットされたデータに基づいてリール表示する制御がなされる。
【０３２３】
次に３４ＦＤＨに進み、次のラインアドレスとスロット２のアドレスとの大小関係を比較し、スロット２の方が大きいと判断された場合には３５０９Ｈに進むが、スロット２の方が小さいと判断された場合には３５０１Ｈに進み、次のラインアドレス−スロットサイズを計算し、その値を表示アドレスにセットする処理がなされた後に３５０９Ｈに進む。
３５０９Ｈでは、現在の繰返し数を「１」減算更新する処理が行なわれ、３５０９Ｈに進み、繰返し数が０になったか否かの判断がなされ、０になっていない場合には３４Ｆ６Ｈに戻り、再び制御を繰返し実行して繰返し数が０になった段階で制御がリターンする。
【０３２４】
３４ＥＢＨによりＹＥＳの判断がなされた場合には３５２７Ｈに進み、２ライン８キャラクタが設定され、その設定されたデータに基づいて３５２ＡＨによりリール表示制御がなされた後に制御がリターンする。
３４ＥＦＨによりＹＥＳの判断がなされた場合には３５０ＤＨに進み、繰返し数を「２」にセットする処理がなされ、３５１０Ｈに進み、１ライン８キャラクタが設定され、３５１３Ｈにより、その設定されたデータに基づいてリール表示制御がなされる。次に３５１７Ｈに進み、次のラインアドレスとスロット１のアドレスとの大小関係を比較し、スロット１の方が大きいと判断された場合には直接３５２３Ｈに進むが、スロット１の方が小さいと判断された場合には３５１ＢＨに進み、次のラインアドレス−スロットサイズを計算し、その値を表示アドレスにセットする処理がなされた後に３５２３Ｈに進む。
【０３２５】
３５２３Ｈでは、現在の繰返し数を「１」減算更新する処理がなされ、その繰返し数が０になったか否かの判断がなされる。そして０になっていなければ３５１０Ｈに戻り、制御を繰返し実行し、繰返し数が０になった段階で制御がリターンする。
図１５８（ａ）は、たとえば３１３８Ｈ等で定義された花札表示処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。３５２ＥＨにより、図柄データアドレスを取得し、３５３ＣＨ，３５４０Ｈ，３５４４Ｈにより、スクロール表示かスロット０表示かスロット１表示かの判断を行なう。そしてすべてのステップでＮＯの判断がなされた場合には３５４８Ｈに進み、繰返し数に「６」をセットする処理がなされ、３５４ＢＨに進み、１ライン８キャラクタを設定する処理がなされる。そして３５４ＥＨにより、花札表示処理がなされる。次に３５５２Ｈに進み、次のラインアドレスとスロットポジションとの大小関係を比較し、スロットポジションの方が大きいと判断された場合には３５５ＥＨに進む。一方、スロットポジションの方が小さいと判断された場合には３５５６Ｈに進み、（次のラインアドレス）−（スロットサイズ）を計算し、その計算値を表示アドレスに設定する処理がなされた後に３５５ＥＨに進む。
【０３２６】
図１５９（ｃ）の３５５ＥＨは、現在の繰返し数を「１」減算更新し、その繰返し数が０になったか否かの判断を行ない、０になっていない段階では３５４ＢＨに戻り再び制御を繰返し実行し、０になった段階で制御がリターンする。
３５３ＣＨによりＹＥＳの判断がなされた場合には図１５９（ｂ）の３５９６Ｈに進む。そして、６ライン８キャラクタが設定され、３９５５Ｈにより、花札表示（スクリーン）の処理がなされて制御がリターンする。
３５４０ＨによりＹＥＳの判断がなされた場合には図１５８（ｂ）の３５６２Ｈに進む。そして繰返し数に「６」をセットする処理がなされ、３５６５Ｈに進み、１ライン８キャラクタが設定され、３５６８Ｈに進み、花札表示処理がなされる。次に３５６ＣＨに進み、次のラインアドレスとスロット１のアドレスとの大小関係を比較し、スロット１の方が大きいと判断された場合には直接３５７８Ｈに進むが、スロット１の方が小さいと判断された場合には３５７０Ｈに進み、（次のラインアドレス）−（スロットサイズ）を計算し、その計算値を表示アドレスにセットする処理がなされた後に３５７８Ｈに進む。３５７８Ｈでは、現在の繰返し数を「１」減算更新し、その繰返し数が０になったか否かの判断が行なわれ、０になっていない場合には３５６５Ｈに戻り、制御を繰返し実行し、繰返し数が０になった段階で制御がリターンする。
【０３２７】
３５４４ＨによりＹＥＳの判断がなされた場合には図１５９（ａ）の３５７ＣＨに進み、繰返し数に「６」をセットする処理がなされる。次に３５７ＦＨに進み、１ライン８キャラクタが設定され、３５８２Ｈに進み、花札表示制御がなされる。次に３５８６Ｈに進み、次のラインアドレスとスロット２のアドレスとの大小関係を比較し、スロット２の方が大きいと判断された場合には直接３５９２Ｈに進むが、スロット２の方が小さいと判断された場合には３５８ＡＨに進み、（次のラインアドレス）−（スロットサイズ）を計算し、その計算値を表示アドレスにセットする処理がなされた後に３５９２Ｈに進む。
【０３２８】
３５９２Ｈでは、現在の繰返し数を「１」減算更新する処理を行ない、その繰返し数が０になったか否かの判断が行なわれる。そして０になっていない段階では３５７ＦＨに再び戻り繰返し制御が実行され、０になった段階で制御がリターンする。
図１６０（ａ）は、たとえば３４Ｆ９Ｈ等により定義されたリール表示処理（指定ライン数処理）のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。３５９ＤＨにより、データバンク値を対比させてそのデータバンクに「１」をセットする処理がなされる。次に３５ＡＡＨに進み、カード色を取得する処理がなされ、３５Ｂ０Ｈに進み、描画キャラクタ下位バイトのデータを取得する処理がなされ、３５Ｂ１Ｈに進み、ＶＲＡＭにデータを書込む処理がなされる。次に３５Ｂ９Ｈに進み、描画キャラクタ上位バイトのデータを取得する処理がなされ、３５ＢＡＨに進み、カード色は標準か否かの判断がなされる。そして標準であると判断された場合には直接３５Ｃ１Ｈに進むが、標準でないと判断された場合には２５ＢＣＨに進み、カード色を変更する処理がなされた後に３５Ｃ１Ｈに進む。３５Ｃ１Ｈでは、ＶＲＡＭにデータを書込む処理がなされ、３５Ｃ２Ｈに進み、各ポインタを「１」加算更新する処理がなされて３５Ｃ４Ｈに進む。
【０３２９】
図１６０（ｂ）の３５Ｃ４Ｈでは、現在のキャラクタ数を「１」減算更新し、そのキャラクタ数が０になったか否かの判断がなされ、０になっていないと判断された場合には３５Ｂ０Ｈに再び戻り制御を繰返し実行する。そして０になった段階で３５Ｃ７Ｈに進み、次のラインアドレスを標準アドレスに設定する処理がなされ、３５ＣＦＨにより、現在のライン数を「１」減算更新する処理がなされてそのライン数が０になったか否かの判断がなされる。そして０になっていないと判断された場合には３５Ｂ０Ｈに再び戻り、制御を繰返し実行する。そして０になった段階で３５Ｄ１Ｈに進み、データバンクを復帰させて制御がリターンする。
【０３３０】
図１６１（ａ）は、たとえば３５２ＡＨ等により定義されたカード表示処理（データ変換）のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。３５ＤＡＨにより、データバンク値を対比させ、そのデータバンクに「１」をセットする処理がなされる。次に３５Ｅ７Ｈに進み、カード色を取得する処理がなされ、３５ＥＦＨにより、描画データを取得する処理がなされる。そして３５Ｆ４Ｈに進み、データを変換する処理がなされ、３５ＦＡＨにより、ＶＲＡＭにデータを書込む処理がなされる。
【０３３１】
次に３５ＦＥＨに進み、カード色が標準であるか否かの判断がなされ、標準であると判断された場合には直接３６０ＥＨに進むが、標準でないと判断された場合には３６０２Ｈに進み、カード色を変更した後に３６０ＥＨに進む。３６０ＥＨでは、ＶＲＡＭにデータを書込む処理がなされ、３６１２Ｈに進み、次のラインアドレスを計算する処理がなされて３６２ＤＨに進む。
図１６１（ｂ）の３６２ＤＨでは、現在のキャラクタ数を「１」減算更新する処理がなされ、そのキャラクタ数が０になったか否かの判断がなされる。そして０になっていないと判断された場合には再び３５ＥＦＨに戻り、制御が繰返し実行される。そしてキャラクタ数が０になった段階で３６３０Ｈに進み、（表示アドレス）＋（ラインサイズ）を計算し、その計算値を表示アドレスにセットする処理がなされる。次に３６３８Ｈに進み、現在のライン数を「１」減算更新する処理がなされて、そのライン数が０になったか否かの判断がなされる。そして０になっていないと判断された場合には３５ＥＦＨに再び戻り制御が繰返し実行され、ライン数が０になった段階で３６３ＡＨに進み、データバンクを復帰させる処理がなされて制御がリターンする。
【０３３２】
図１６２（ａ）は、３４ＤＡＨにより定義されたＣＲ機カード色変更処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。３６４３Ｈにより、ＡＶレジスタのデータをスタックポインタが指定するアドレスに退避させるといういわゆるＰＵＳＨ命令に従った処理がなされてリール色を対比させる処理がなされる。次に３６４ＤＨに進み、前記符号化識別情報のうち一月，三月，八月に該当するか否かの判断がなされ、該当する場合にはそのまま３６６８Ｈに進むが、該当しない場合には３６５ＡＨに進み、ｃｏｍ４のコマンドデータを読込んでそのデータに基づいてＣＲ機モードであるか否かの判断がなされる。そしてＣＲ機モードでない場合にはそのまま制御がリターンするが、ＣＲ機モードの場合には３６６２Ｈに進み、符号化識別情報が十二月であるか否かの判断がなされ、十二月でなければそのまま制御がリターンするが、十二月の場合には３６６８Ｈに進み、リール色を赤色に設定する処理がなされる。その結果、ＣＲ機でない通常の遊技機の場合には一，三，八月の符号化識別情報が赤色となり、ＣＲ機の場合には、それに加えて十二月も赤色となる。次に３６６ＦＨに進み、リターン先アドレスをＣＲ機カード色復帰処理に変更する処理がなされる。
【０３３３】
図１６２（ｂ）は、ＣＲ機カード色復帰処理のプログラムを示し、３６８ＢＨにより、リール色を復帰させる処理がなされる。
図１６２（ｃ）は、リール表示アドレス計算処理のプログラムを示すフローチャートである。３６９０Ｈにより、次のリール表示位置を計算する処理がなされ、３６９２Ｈにより、１６分割する処理がなされ、３６９８Ｈにより、乗算処理を行なう制御がなされる。
図１６２（ｄ）は、花札表示アドレス計算処理を行なうものである。３６９ＤＨにより、１６分割して１６分の１にする処理が行なわれ、３６Ａ３Ｈにより、乗算処理が行なわれる。
【０３３４】
図１６３（ａ）は、図柄チェック処理１のプログラムを示すフローチャートであり、３６ＡＡＨにより、図柄ナンバーが１３未満であるか否かの判断がなされ、１３未満でない場合には図柄ナンバーを「１３」減算更新する処理がなされ、再び３６ＡＡＨに戻る。これを繰返し実行して、図柄ナンバーが１３未満となった段階で３６Ｂ２Ｈに進み、図柄変換１を行なう処理がなされる。
図１６３（ｂ）は、図柄チェック処理を行なうものであり、図１６３（ａ）と同様の制御がなされる。
【０３３５】
図１６３（ｃ）は、図柄チェック処理３を行なうものであり、図１６３（ａ）と同様の制御が行なわれる。
【０３３６】
図１６３（ｄ）は、３６９２Ｈや３６９ＤＨで定義された１６分の１処理のサブルーチンプログラムであり、３７２９Ｈにより、Ａレジスタの内容を４ビット右シフトさせる処理がなされる。
図１６３（ｅ）は、３６９８Ｈや３６Ａ３Ｈにより定義された乗算処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートであり、３７３２Ｈにより、乗算を行なう処理を行なう処理がなされる。
次に、システムコントローラ５１による制御の他の例を説明する。前記０４Ｂ６Ｈ，０４Ｄ０Ｈ，０４ＥＡＨ，０５０４Ｈ，０５１ＥＨ，０５５３Ｈ，０５３８Ｈ，０５６ＥＨ，０５８８Ｈ，０５ＣＤＨによりコマンド順序が正しいか否かの判別を行なっており、その判別結果に基づいて行なわれる制御を図１６４に示すように行なう。まずステップＳ（以下単にＳという）１により、前記コマンド順序判定データに基づいた前述と同様のコマンド順序の適否の判定を行ない、正しいと判定された場合にはＳ２に進み、前述と同様に処理アドレスをｒｔｎ ２ｘｈに設定し、コマンドウエイトへジャンプする。なお、ｘ＝２，３，４，５，６，７，８，９，ａ，ｃ，ｄのいずれかである。
【０３３７】
一方、Ｓ１によりコマンド順序は正しくないと判断された場合にはＳ３に進み、コマンド順序エラーカウンタを「１」加算更新し、Ｓ４に進み、コマンド順序エラーカウンタが「２０」以上になったか否かの判断がなされ、以上になっていないと判断された場合には前記コマンドエラーにジャンプする。一方、コマンド順序エラーカウンタが２０以上になったと判断された場合にはＳ５に進み、順序エラーフラグをセットし、Ｓ６に進み、「順序異常メッセージ」をセットし、スクリーン描画処理を行なって前記順序異常メッセージを可変表示装置１により表示するための制御を行なう。そして前記エラーウエイトのプログラムにジャンプする。
【０３３８】
さらに、図５７（ｂ）に示したノンマスカブルインタラプトの割込ルーチンを図１６５に示すものに変更する。まずＳ１０によりレジスタの対比処理を行ない、Ｓ１１により、順序エラーフラグが「０」となっているか否かの判断を行ない、なっている場合には図５７（ｂ）の００６Ｄ１に進む。一方、順序エラーフラグがセット状態となっており「０」ではないと判断された場合には図１６４のＳ６の順序異常メッセージのステップにジャンプする。
また図６３（ｂ）のコールドスタートのプログラムを図１６６のものに変更する。図６３（ｂ）の０２ＥＣＨの処理が行なわれた後、Ｓ１６に進み、順序エラーフラグをクリアし、Ｓ１７に進み、コマンド順序エラーカウンタをクリアする処理を行ない、その後図６３（ｂ）の０２ＥＣＨの処理に進む。
【０３３９】
このように構成すれば、コマンド順序判定データに基づいてコマンド順序の適否を判定し、遊技機の電源を投入してからそのコマンド順序が２０回以上不適正である旨の判別が行なわれた段階で、可変表示装置１に順序異常メッセージが表示されることとなる。この状態になれば、基本回路３０からノンマスカブルインタラプトの信号が入力されてきて、いくら新しいコマンドデータが送られてきたとしても、電源を再投入しない限り前記順序異常メッセージの表示は消えない。
次に、以上説明した実施の形態の特徴や変形例等を以下に列挙する。
【０３４０】
（１） 図１に示した可変表示装置１は、液晶表示装置を用いたものに限らず、たとえばＣＲＴや発光ダイオードあるいはエレクトロルミネッセンス等を利用した電気的可変表示装置であってもよく、また、いわゆる回転ドラム式の可変表示装置であってもよい。また可変入賞球装置４の第１の状態は、開閉板９が開閉を連続的に繰返す状態であってもよく、可変入賞球装置４の第２の状態は、打玉が入賞可能ではあるが入賞困難なものであってもよい。
（２） 図２，図３において、基本回路３０に設けられているＲＯＭにより、制御用のプログラムを記憶するプログラム記憶手段が構成されている。基本回路３０に設けられているＣＰＵにより、前記プログラム記憶手段に記憶されているプログラムに従って動作し遊技機の遊技状態を制御する制御中枢手段が構成されている。基本回路３０に設けられているＲＡＭにより、前記制御中枢手段による制御に伴う制御データを記憶する制御データ記憶手段が構成されている。
【０３４１】
プログラムＲＯＭ５４により、可変表示装置の表示制御を行なうためのプログラムを記憶する表示制御プログラム記憶手段が構成されている。キャラクタＲＯＭ５７により、前記可変表示装置に表示させる画像表示データを記憶する画像表示データ記憶手段が構成されている。ＣＰＵ５３，システムコントローラ５１により、前記可変表示用プログラム記憶手段に記憶されているプログラムに従って動作し、前記画像表示データ記憶手段に記憶されている画像表示データに基づいて前記可変表示装置に画像表示を行なわせる画像表示制御手段が構成されている。
【０３４２】
（３） 前記可変表示装置の表示結果が予め定められた特定の表示態様になった場合に、前記遊技制御手段は、遊技状態を遊技者にとって有利な特定遊技状態に制御する。そして図４に示したＷＣ ＲＮＤ１により、前記特定遊技状態を発生させるか否かをランダムに決定するための乱数を発生させる乱数発生手段が構成されている。ＷＣ ＲＮＤＬ，ＷＣ ＲＮＤＣ，ＷＣ ＲＮＤＲにより、前記可変表示装置の表示結果をランダムに決定するための乱数を発生させる表示用乱数発生手段が構成されている。ＷＣ ＲＮＤ ＡＣＴにより、前記可変表示装置によりリーチ状態を表示させるか否かをランダムに決定するための乱数を発生させるリーチ決定用乱数発生手段が構成されている。ＷＣ ＲＮＤ ＳＬＷにより、前記可変表示装置にリーチ状態が表示された場合にその可変表示装置により表示される可変表示状態の可変表示速度を減速させて表示した後その表示結果を導出表示させる場合の減速可変表示動作量をランダムに決定するための乱数を発生する減速動作量決定用乱数発生手段が構成されている。
【０３４３】
前記ＷＣ ＲＮＤ１により構成された乱数発生手段は、その発生可能な乱数の数値範囲の限界を変更可能に構成されている。そして遊技者が操作できず遊技場の係員が操作可能な箇所に設けられた操作手段の操作において、前記乱数の発生可能な数値範囲の限界が変更設定可能となる。
（４） 図２７（ａ）に示した図柄平均回転時間算出処理のサブルーチンプログラムにより、前記可変表示装置の表示結果を導出表示させる制御が行なわれる表示条件の発生状況に応じて、前記可変表示装置の可変表示制御期間を変更制御する可変表示制御期間変更制御手段が構成されている。この可変表示制御期間変更制御手段は、前記表示条件の成立頻度が高くなった場合に可変表示制御期間を短くする制御を行なう。
【０３４４】
図２７（ｂ）に示す音処理用のサブルーチンプログラムにより、遊技機の遊技状態に応じて所定の音を発生させる制御を行なう音発生制御手段が構成されている。この音発生制御手段は、予め複数種類の音を発生させるための音データが記憶されており、遊技機の遊技状態に応じてその複数種類の音データの中から対応する音データを選び出し、その選び出された音データに従って音を発生する機能を有する。
図２に示した遊技機の遊技状態を制御する遊技制御手段は、所定の遊技状態となることにより前記特定遊技状態が発生しやすい特別遊技状態に制御する機能を有する。より具体的には、前記遊技制御手段は、前記可変表示装置の表示結果が予め定められた特定の表示態様になった場合に遊技状態を特定遊技状態にする機能を有し、前記予め定められた特定の表示態様が複数種類定められており、前記可変表示装置の表示結果がその複数種類の特定の表示態様のうちの予め定められた特別の特定表示態様になった場合に、前記遊技制御手段は前記特別遊技状態に制御する。そして図３３のＦ２Ｃ３Ｈ〜Ｆ２Ｄ２Ｈにより、前記特別遊技状態の発生状況に応じて前記特別遊技状態の発生を制限する制御を行なう制限制御手段が構成されている。この制限制御手段は、予め定められた前記特定遊技状態の発生制限回数が特別遊技状態の発生回数に達している場合に、前記特別遊技状態の発生を制限する機能を有する。
【０３４５】
図３３のＦ３１ＡＨにより算出されるリーチフラグテーブルは、複数種類用意されており、前記可変表示装置の表示結果として表示されることが事前決定された表示態様と前記特定の表示態様との隔たりがどの程度あるかに応じて前記複数種類のリーチフラグテーブルからどのリーチフラグテーブルを選ぶかが決定される。前記リーチフラグテーブルにより、前記可変表示装置により表示される複数種類のリーチ状態を特定するデータをテーブルの形で記憶している複数リーチ種類特定データ記憶手段が構成されている。この複数リーチ種類特定データ記憶手段は複数種類設けられており、それぞれの記憶手段において、或る種類のリーチ状態を特定する特定データを多く記憶して記憶内容に偏りが生ずるように構成されている。そして前記それぞれの複数リーチ種類特定データ記憶手段において、偏って記憶されているリーチ種類特定データから特定されるリーチの種類が互いに異なるように構成されている。
【０３４６】
前記Ｆ３０９Ｈ，Ｆ３１ＡＨにより、前記可変表示装置の表示結果として表示されることが事前に決定されている識別情報が前記特定の表示態様とどの程度隔たりがあるかに応じて前記複数種類の複数リーチ種類特定データ記憶手段のうちからどの複数リーチ種類特定データ記憶手段を選択するかを決定する選択決定手段が構成されている。そしてＦ３２２Ｈにより、前記選択決定手段によって選択決定された複数リーチ種類特定データ記憶手段に記憶されている複数のリーチ種類特定データの中から或るリーチ種類特定データをランダムに選択するリーチ種類ランダム選択手段が構成されている。
【０３４７】
Ｆ３２９Ｈ〜Ｆ３４４Ｈにより、前記特別遊技状態になっているか否かを判定し、特定遊技状態になっている場合には前記リーチ種類ランダム選択手段により選択されたリーチ種類を他のリーチ種類に変更するリーチ種類変更手段が構成されている。
図３８に示したリーチ時間算出処理のサブルーチンプログラムにより、前記ＷＣ ＲＮＤ ＳＬＷから構成された可変表示制御期間決定用乱数発生手段が発生した乱数に従って可変表示期間を算出する可変表示期間算出手段が構成されている。
【０３４８】
図１６（ａ）のＥＦ０ＦＨにより、遊技機に異常が発生した場合にその旨を前記可変表示装置に表示させるための指令信号を、図３に示した制御回路からなる可変表示制御手段に出力する異常表示指令信号出力手段が構成されている。
図５７の００６ＤＨにより、前記可変表示制御手段に含まれている可変表示制御用のプロセッサが暴走しているか否かを判別する暴走判別手段が構成されている。図６３（ａ）に示したリスタートのサブルーチンプログラムにより、前記暴走判別手段が暴走している旨を判別した場合に、制御データを初期化して暴走状態から正常な制御状態に復帰させるための初期化手段が構成されている。
【０３４９】
図５７（ｂ）の００Ｃ４Ｈにより、前記異常表示指令出力手段が異常表示指令を出力したことを検出する異常表示指令検出手段が構成されている。図６０（ａ）のコマンド７０ｈのプログラムにより、前記異常表示指令検出手段が異常表示指令の出力を検出した場合に、前記可変表示装置に異常が発生した旨を表示させる異常表示制御手段が構成されている。前記図６０（ａ）の０１９ＦＨと図６０（ｅ）のエラーウエイトのプログラムと、前記００Ｃ４Ｈ，００ＣＢＨ，００ＥＣＨ，０１９ＦＨ，０１Ｄ８Ｈ，０１ＤＣＨ，０２５１Ｈ，０２５９Ｈにより、前記異常表示指令検出手段が異常表示指令の出力を検出した場合に、前記可変表示制御手段による可変表示制御を中断させる可変表示制御中断手段が構成されている。前記００ＣＦＨ，００Ｄ５Ｈ，０３４ＥＨ，０１Ｄ８Ｈ，０１Ｅ３Ｈ，０１Ｅ６Ｈにより、前記エラー表示指令検出手段がエラー表示指令の出力を検出しなくなった場合に、前記エラー表示指令検出手段がエラー表示指令を検出した時点まで実行していた可変表示制御の状態から引続き可変表示制御を開始する可変表示制御開始手段が構成されている。
【０３５０】
図２に示した制御回路により、遊技機の遊技状態を制御するとともに前記可変表示装置を表示制御するための指令信号を出力する遊技制御手段が構成されている。図３に示した制御回路により、前記遊技制御手段からの指令信号を受けて前記可変表示装置を制御する可変表示制御手段が構成されている。
前記０４Ｂ６Ｈ，０４ＢＥＨ，０４ＥＡＨ，０４Ｆ２Ｈ，０４Ｄ０Ｈ，０４Ｄ８Ｈ，０５０４Ｈ，０５０ＣＨ，０５１ＥＨ，０５２６Ｈ，０５５３Ｈ，０５５ＢＨ，０５８８Ｈ，０５９０Ｈ，０５３８Ｈ，０５４０Ｈ，０５６ＥＨ，０５７６Ｈ，０５ＣＤＨ，０５Ｄ５Ｈ，０５Ｅ８Ｈ，０５Ｆ０Ｈ，０６３ＢＨ，０ＡＣ２Ｈにより、前記可変表示制御手段に設けられ、前記指令信号の変化が適正な変化パターンとなっているか否かを判別する指令信号判別手段が構成されている。
【０３５１】
前記遊技制御手段は、前述したように、所定の順序で並べられた複数のブロックデータからなる指令信号を出力し、前記指令信号判別手段は、受信した前記指令信号の複数のブロックデータのうちの或るブロックデータを前回送られてきた指令信号の複数のブロックデータのうちの対応するブロックデータと比較して適正な変化パターンとなっているか否かを判別する。
前記０４ＢＢＨ，０４ＥＦＨ，０４Ｄ５Ｈ，０５０９Ｈ，０５２３Ｈ，０５３ＤＨ，０５５８Ｈ，０５７３Ｈ，０５８ＤＨ，０５Ｄ２Ｈ，０５ＥＤＨ，０３Ｂ５Ｈ〜０３ＢＦＨ，０３４７Ｈにより、前記指令信号判別手段が不適正である旨の判別を行なった場合に、該不適正であると判別された指令信号を破棄して次の指令信号の受信を待つ状態にする不適正指令信号破棄手段が構成されている。
【０３５２】
前記Ｓ１〜Ｓ８，０１ＣＣＨ，Ｓ１１，Ｓ１２，Ｓ１６，Ｓ１７により、前記指令信号を判別手段が所定回数以上異常である旨を判別した場合に、所定のエラー状態に切換制御するエラー状態切換制御手段が構成されている。
【０３５３】
【課題を解決するための手段の具体例】
図２に示した制御回路により、遊技機の遊技状態を制御するとともに前記可変表示装置を表示制御するための指令信号を出力する遊技制御手段が構成されている。
図３に示した制御回路により、前記遊技手段からの指令信号を受けて前記可変表示装置を制御する可変表示制御手段が構成されている。そして、システムコントローラ５１に設けられているＣＰＵやＣＰＵ５３により、制御用プログラムにより動作し、前記可変表示装置を可変表示制御するためのプロセッサが構成されている。図５７（ｂ）の００Ｃ４Ｈにより、前記遊技制御手段が出力した前記指令信号の適否を判別する指令信号判別手段が構成されている。前記０４７ＤＨ，０４Ｃ７Ｈ，０４ＥＢＨ，０４ＡＤＨ，０４Ｅ１Ｈ，０５１５Ｈ，０５２ＦＨ，０５４ＡＨ，０５６５Ｈ，０５７ＦＨ，０５９９Ｈ，０５Ｃ４Ｈ，０５ＤＦＨ，０６２ＡＨ，０６３ＥＨ，０６５４Ｈ，０６６８Ｈに示された処理アドレスと０１４ＥＨとにより、前記指令信号判別手段が不適正である旨の判別を行なった時点から前記指令信号が正常な指令信号に復帰した時点までの異常状態期間中に、前記指令信号判別手段による不適正判別時点における前記可変表示装置の可変表示状態を特定可能な表示状態特定データを格納する表示状態特定データ格納手段が構成されている。前記０３４ＥＨ，０１Ｄ８Ｈ，０１Ｅ３Ｈ，０１Ｅ６Ｈにより、前記指令信号が正常な指令信号に復帰した段階で前記表示状態特定データ格納手段に格納されている表示状態特定データにより特定される可変表示状態から引続き可変表示制御を開始して前記指令信号判別手段による不適正判別時点以降の可変表示制御を続行する可変表示続行制御手段が構成されている。
【０３５４】
前記０２７ＤＨないし０２ＢＡＨにより、前記異常状態期間中に異常状態が発生した旨を報知する異常状態報知手段が構成されている。前記可変表示制御手段に含まれているプロセッサは、前記異常状態期間中にノーオペレーション状態となる（前記０１ＣＣＨ）。
前記遊技制御手段は、異常状態が発生すればその旨を表わす異常信号を出力する異常信号出力手段（図１６（Ａ）のＥＦ０ＦＨ）を含む。そして、前記指令信号判別手段は、前記異常信号を入力した場合に不適正である旨の判別を行なう。
【０３５５】
前記図１９（ａ）に示したスイッチ処理のサブルーチンプログラムにより、遊技機に異常が発生した場合に正常な遊技が続行されないように制御する遊技不能化手段が構成されている。
【０３５６】
【課題を解決するための手段の具体例の効果】
請求項１に関しては、遊技制御手段が異常状態となっている異常状態期間中その遊技制御手段による正常な遊技の進行制御が停止したとしても、遊技制御手段が正常に復帰して前記指令信号が正常な指令信号に復帰した段階で、遊技制御手段に異常が発生した時点における可変表示状態から引続き可変表示制御が開始されてそれ以降の可変表示制御が続行されるために、正常に復旧した後の遊技制御の進行状態と可変表示装置の進行状態とがタイミングがずれることがなくちぐはぐになることが極力防止できる。また、遊技機に異常状態が発生すれば遊技制御手段の方から異常発生時の指令信号が出力されるため、指令信号判別手段は、その異常発生時の指令信号を受けて容易に異常である旨の判別を行なうことができ、異常か否かの判別を確実かつ容易に行なうことができる。
請求項２に関しては、請求項１に関する効果に加えて、異常状態期間中に遊技機に異常状態が発生した旨が報知されるため、遊技者が異常が発生したことを認識できるとともに遊技場の係員がその報知を見つけていち早く対応することができる。
請求項３に記載の本発明によれば、請求項２に関する効果に加えて、異常状態期間中に可変表示制御手段による可変表示制御が中断し、その可変表示制御の中断中に異常状態が発生した旨が可変表示装置により表示される。
請求項４に関しては、請求項１〜請求項３のいずれかに関する効果に加えて、前記異常状態期間中プロセッサがノーオペレーション状態となり可変表示制御の進行が停止した状態で維持されるために、遊技制御手段の異常に伴う正常な遊技制御の進行のストップに合わせて可変表示制御の進行もストップさせ、次に正常に復帰したときに遊技制御の開始と可変表示の開始とをタイミングを合わせて行なうことが可能となる。
請求項５に関しては、請求項１〜請求項４のいずれかに関する効果に加えて、自動復旧手段による自動復旧が行なわれることにより前記指令信号が前記異常状態の発生前の指令信号に復帰する。
【０３５７】
請求項２に関しては、請求項１に関する効果に加えて、異常状態期間中に異常状態が発生した旨が報知されるため、遊技者が異常が発生したことを認識できるとともに遊技場の係員がその報知を見つけていち早く対応することができる。
請求項３に関しては、請求項１に関する効果に加えて、前記異常状態期間中プロセッサがノーオペレーション状態となり可変表示制御の進行が停止した状態で維持されるために、遊技制御手段の異常に伴う正常な遊技制御の進行のストップに合わせて可変表示制御の進行もストップさせ、次に正常に復帰したときに遊技制御の開始と可変表示の開始とをタイミングを合わせて行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】遊技機の一例のパチンコ遊技機の遊技盤面を示す正面図である。
【図２】パチンコ遊技機に用いられる制御回路を示すブロック図である。
【図３】パチンコ遊技機に用いられる制御回路を示すブロック図である。
【図４】普通図柄可変表示装置の表示動作を説明するための説明図である。
【図５】各種ランダムカウンタおよびそれを用いた制御を説明するための説明図である。
【図６】コマンドデータの送信動作を示すタイミングチャートである。
【図７】コマンドデータの内容を説明するための説明図である。
【図８】コマンドデータの内容を説明するための説明図である。
【図９】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１０】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１１】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１２】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１３】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１４】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１５】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１６】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１７】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１８】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１９】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図２０】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図２１】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図２２】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図２３】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図２４】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図２５】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図２６】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図２７】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図２８】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図２９】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図３０】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図３１】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図３２】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図３３】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図３４】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図３５】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図３６】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図３７】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図３８】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図３９】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図４０】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図４１】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図４２】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図４３】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図４４】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図４５】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図４６】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図４７】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図４８】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図４９】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図５０】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図５１】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図５２】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図５３】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図５４】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図５５】図２に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図５６】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図５７】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図５８】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図５９】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図６０】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図６１】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図６２】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図６３】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図６４】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図６５】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図６６】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図６７】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図６８】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図６９】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図７０】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図７１】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図７２】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図７３】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図７４】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図７５】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図７６】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図７７】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図７８】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図７９】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図８０】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図８１】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図８２】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図８３】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図８４】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図８５】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図８６】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図８７】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図８８】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図８９】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図９０】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図９１】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図９２】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図９３】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図９４】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図９５】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図９６】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図９７】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図９８】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図９９】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１００】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１０１】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１０２】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１０３】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１０４】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１０５】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１０６】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１０７】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１０８】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１０９】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１１０】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１１１】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１１２】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１１３】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１１４】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１１５】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１１６】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１１７】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１１８】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１１９】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１２０】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１２１】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１２２】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１２３】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１２４】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１２５】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１２６】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１２７】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１２８】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１２９】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１３０】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１３１】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１３２】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１３３】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１３４】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１３５】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１３６】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１３７】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１３８】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１３９】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１４０】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１４１】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１４２】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１４３】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１４４】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１４５】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１４６】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１４７】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１４８】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１４９】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１５０】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１５１】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１５２】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１５３】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１５４】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１５５】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１５６】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１５７】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１５８】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１５９】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１６０】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１６１】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１６２】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１６３】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１６４】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１６５】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図１６６】図３に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
２３は遊技盤、２４は遊技領域、１は可変表示装置、４は可変入賞球装置、３０は基本回路、５１はシステムコントローラ、５３はＣＰＵ、５４はプログラムＲＯＭ、５５はワークＲＡＭ、５６はビデオＲＡＭ、５７はキャラクタＲＯＭである。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a gaming machine represented by, for example, a pachinko gaming machine, a coin gaming machine, or a slot machine. Specifically, the present invention has a variable display device that can change a display state, and the display result of the variable display device is obtained in advance. The present invention relates to a gaming machine that is in a gaming state advantageous to a player when a specific display mode is set.
[0002]
[Prior art]
In this type of gaming machine, what is conventionally known, for example, game control means for controlling the gaming state of the gaming machine and outputting a command signal for variable display control of the variable display device, Some of them are provided with variable display control means for controlling the variable display device in response to a command signal from the game control means. The command signal output by the game control means is composed of a plurality of types of control command data for instructing display of the variable display device, and the plurality of types of control command data are determined according to the progress control status of the game. The output is performed in order, and the display state of the variable display device proceeds in a predetermined order in accordance with the progress control of the game.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
On the other hand, in this type of conventional gaming machine, when an abnormality occurs in the game control means and an error state occurs, it is desirable to prevent inconvenience that the game control proceeds in the error state. . Therefore, it is desirable to configure so that if an abnormality occurs in the game control means and an error state occurs, a normal game cannot be continued when the error state occurs. When the abnormality of the game control means is resolved and the normal state is restored, it is desirable to control so that the normal game progress control that has been executed up to the time of occurrence of the abnormality continues thereafter.
[0004]
However, in such a configuration, due to the interruption of the normal game progress control accompanying the occurrence of the error state, at the stage of the game continuation control performed after the error state is resolved, There is a possibility that the progress state and the progress state of the variable display operation of the variable display device are inconsistent and the timing is shifted.
The present invention has been conceived in view of such circumstances, and its purpose is to recover from the abnormal state after an abnormality has occurred in the game control means and to continue normal game progress control. It is an object of the present invention to provide a gaming machine capable of preventing the inconvenience that the progress state of the game and the progress state of the variable display operation of the variable display device are different and the timing is shifted.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
  The present invention according to claim 1 has a variable display device capable of changing a display state, and a game advantageous to a player when a display result of the variable display device becomes a predetermined display mode. A gaming machine that enters a state,
  A game control means for controlling a gaming state of the gaming machine and outputting a command signal for controlling the display of the variable display device;
  Variable display control means for controlling the variable display device in response to a command signal from the game control means,
  The game control means includes
    First timing means for timing the switching timing for switching and outputting the command content of the command signal;
    A means for setting a time measured by the first time measuring means, wherein the display control means outputs the command signal for a predetermined time which is a time for executing the display control of the command content commanded by the command signal; First timekeeping time setting means for setting sometimes;
    Switching that the first time measuring means measures the predetermined time set by the first time measuring time setting means after outputting the command signal and determines that it is the switching timing when the predetermined time has elapsed. Timing determination means;
    Output means for switching and outputting the command signal to a command signal for commanding the next command content when it is determined by the switching timing determination means that the timing is switching;
    An abnormal signal output means for outputting a command signal at the time of occurrence of an abnormality when an abnormal state occurs in the gaming machine regardless of whether or not the switching timing is determined by the switching timing determination means;
    First timing stop control means for stopping timing by the first timing means when an abnormal state occurs in the gaming machine;
    Timing restarting means for restarting timing by the first timing means when the gaming machine returns from the abnormal state to the normal state.,
  The output means outputs a stop signal that can specify the timing for deriving and displaying the display result of the variable display device,
  SaidThe variable display control means
    From the game control meansCommand signalIs the command signal when the abnormality occursCommand signal determining means for determining
    A variable for advancing display control of the command content within the predetermined time corresponding to the command content commanded by the command signal that has been determined by the command signal discrimination means that the command signal is not when the abnormality occurred A second timing means for timing the display time;
    While the variable display device is performing variable display,Command signal discrimination meansCommand signal when the abnormality occursIt is determined thatFrom the time of occurrence of the abnormalityCommand signalIt is determined that it is notDuring the abnormal state period until, the command signal discriminating meansCommand signal when the abnormality occursDisplay state specifying data storage means capable of storing display state specifying data for specifying the display state displayed by the variable display device at the time of determining that
    Second timing stop control for stopping the timing by the second timing unit when the command signal determining unit determines that the command signal is when the abnormality occurs while the variable display device is performing variable display. Means,
    SaidCommand signal discriminationmeansAt the time of occurrence of the abnormalityCommand signalIt was determined that it was notIn the stage, the variable display control is started from the variable display state corresponding to the display state specifying data stored in the display state specifying data storage means.And restart the timing by the second timing means.By the command signal discrimination meansIt was determined that the command signal was when the abnormality occurred.Variable display continuation control means for continuing variable display control after the time point;,
    Display result derivation control means for performing control for deriving and displaying the display result of the variable display device according to the variable display time measured by the second time measuring means.It is characterized by that.
[0006]
  According to a second aspect of the present invention, in addition to the configuration of the first aspect of the invention, during the abnormal state periodTo a gaming machineIt further includes an abnormal condition notifying means for notifying that an abnormal condition has occurred.
  In addition to the configuration of the invention described in claim 2, the present invention described in claim 3 further includes variable display control interruption means for interrupting variable display control by the variable display control means during the abnormal state period,
  The abnormal state informing means displays on the variable display device that an abnormal state has occurred during the interruption of the variable display control by the variable display control interruption means.
  Claim4The present invention described in claim 1Any one of Claim 3In addition to the configuration of the invention described in (2), the variable display control means includes a processor that operates according to a control program and performs variable display control of the variable display device.
  The processor is in a no-operation state during the abnormal state period, and maintains the state in which the progress of the variable display control of the variable display device is stopped.
  The present invention as set forth in claim 5 is characterized in that it is defined in claim 1.Any one of Claim 4In addition to the configuration of the invention described inThe game control means includes
    Automatic recovery means for automatically recovering from the abnormal state;
    Command signal return means for returning the command signal to the command signal before the occurrence of the abnormal state by performing automatic recovery by the automatic recovery means.
[0008]
[Action]
  According to the first aspect of the present invention, the game state of the gaming machine is controlled by the action of the game control means, and the command signal for controlling the display of the variable display device is output.. SoThe variable display device is controlled by the variable display control means that receives the command signal from the game control means.
  The switching timing for switching and outputting the command content of the command signal is measured by the function of the first time measuring means. A predetermined time which is a time for the display control means to execute the display control of the command content instructed by the command signal by the action of the first time measuring time setting means for setting the time to be timed by the first time measuring means. Set when outputting the command signal. By the function of the switching timing determining means, the first time measuring means measures the predetermined time set by the first time measuring time setting means after outputting the command signal, and when the predetermined time has elapsed, It is determined that it is the switching timing. When the switching timing determining means determines that the switching timing is reached, the output means switches the command signal to a command signal for instructing the next command content and outputs it. By the function of the abnormality signal output means, a command signal at the time of occurrence of an abnormality is output when an abnormal state occurs in the gaming machine regardless of whether or not the switching timing determination means determines that it is the switching timing. Due to the action of the first timing stop control means, the timing by the first timing means is stopped when an abnormal state occurs in the gaming machine. Due to the action of the timekeeping restarting means, the timekeeping by the first timekeeping means is resumed when the gaming machine returns from the abnormal state to the normal state.
  The output means outputs a stop signal that can specify the timing for deriving and displaying the display result of the variable display device. By the action of the command signal determining means, it is determined whether or not the command signal from the game control means is a command signal at the time of occurrence of the abnormality. A variable for advancing display control of the command content within the predetermined time corresponding to the command content commanded by the command signal that has been determined by the command signal discrimination means that the command signal is not when the abnormality occurred The display time is measured by the second timing means. Due to the function of the display state specifying data storage means, the command signal discriminating means is not the command signal at the time of occurrence of the abnormality since the command signal discrimination means determines that the command signal is at the time of occurrence of the abnormality while the variable display device is performing variable display. During the abnormal state period until the determination of the effect is made, the display state displayed by the variable display device at the time when the command signal determination means determines that it is the command signal at the time of occurrence of the abnormality is specified Display state specifying data can be stored. When the variable display device determines that the command signal determining means is the command signal at the time of occurrence of abnormality while the variable display device is performing variable display by the action of the second time measuring stop control means, the second time measuring means. Will stop timing. Corresponding to the display state specifying data stored in the display state specifying data storage means when the command signal determining means determines that it is not a command signal at the time of occurrence of the abnormality by the function of the variable display continuation control means. When the variable display control is continued from the variable display state, the time measurement by the second time measuring means is restarted, and the command signal determining means determines that the command signal is when the abnormality has occurred. Subsequent variable display control is continued. Control of deriving and displaying the display result of the variable display device is performed according to the variable display time measured by the second time measuring means by the function of the display result deriving control means.
[0009]
  According to the second aspect of the present invention, in addition to the action of the first aspect of the invention, during the abnormal state period, the abnormal state notification means functions.To a gaming machineIt is notified that an abnormal condition has occurred.
  According to the third aspect of the present invention, in addition to the operation of the second aspect of the invention, the variable display control interruption means functions.During the abnormal condition periodThe variable display control by the variable display control means is interrupted. The abnormal state notification means causes the variable display device to display that an abnormal state has occurred during the interruption of the variable display control by the variable display control interruption means.
  Claim 4According to the invention described in claim 1,Any one of Claim 3In addition to the operation of the invention described above, the variable display control means has a processor that operates according to a control program to control the variable display device variably, and the processor does not operate during the abnormal state period. The state is maintained, and the progress of the variable display control of the variable display device is stopped.
  According to this invention of Claim 5, in addition to the effect | action of the invention in any one of Claims 1-4, the said command signal is the said abnormal state by performing the automatic recovery by an automatic recovery means. Returns to the command signal before occurrence of.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. In the present embodiment, a pachinko gaming machine is taken as an example of a gaming machine, but the present invention is not limited to this, and may be a coin gaming machine, a slot machine, or the like, and has a variable display device whose display state can be changed. All game machines are eligible.
FIG. 1 is a plan view of a gaming board of a pachinko gaming machine as an example of the gaming machine. When a player operates a hitting operation handle (not shown), pachinko balls stored in a hitting ball storage tray (not shown) are hit one by one in a game area 24 formed on the front surface of the game board 23. Is included. In the game area 24, a variable display device 1 including a liquid crystal display device (LCD) or the like and a variable winning ball device 4 are disposed. If the pachinko ball that is driven into the game area 24 wins the start winning opening 3 as an example of the start winning area, the left variable display part 2a, the middle variable display part 2b, and the right variable display part 2c of the variable display device 1 The identification information consisting of symbols and the like is started in a variable manner and scrolled from above to below, then the left variable display portion 2a is controlled to stop, then the right variable display portion 2c is controlled to stop, and finally the middle variable display portion 2b is controlled to stop. When the display result of the variable display device 1 becomes a predetermined specific display mode (for example, specific identification information consisting of 777 or the like), the opening / closing plate 9 of the variable winning ball device 4 is opened and the hit ball is won. The first state is advantageous for a player who is easy to play. This variable winning ball device 4 is in a second state that is disadvantageous for a player who normally cannot close the opening and closing plate 9 and cannot hit the ball, but the display result of the variable display device 1 is in advance. When the specified display mode is established, the solenoid 28 (not shown in FIG. 1) is excited to open the opening / closing plate 9 to be in the first state.
[0012]
The first state of the variable winning ball apparatus 4 ends when a predetermined period (for example, 30 seconds) or a predetermined number (for example, 10) of hitting balls, whichever comes first, is satisfied. To enter the second state. A specific winning area (V pocket) 5 is provided at a predetermined position of the winning opening 24 of the variable winning ball apparatus 4, and a place other than the specific winning area 5 is a normal winning area. Then, the special winning ball detection switch 8 detects the winning ball that has won the specific winning area (V pocket). On the other hand, all the winning balls won in the winning opening 24 are detected by a count switch (not shown in FIG. 1). If the pachinko ball entered when the variable winning ball apparatus 4 is in the first state wins the specific winning area (V pocket) 5 and is detected by the specific winning ball detection switch 8, the variable winning ball apparatus 4 Waiting for the end of the first state of that time, the repeated continuation control for setting the variable winning ball apparatus 4 to the first state again is executed. The upper limit number of executions of this repeated continuation control is set to 16 times, for example.
[0013]
In the game area 24, a normal symbol start gate 6 as an example of a normal symbol start winning area is provided, and a pachinko ball passes through the normal symbol start gate 6 to detect a normal symbol start gate detection switch ( 1), the normal symbol variable display device 7 composed of 7 segments is variably started. And if the result at the time of the stop of this normal symbol variable display apparatus 7 turns into a predetermined specific display mode (for example, 7), the start winning opening 3 will be opened and it will be in the 1st state advantageous to a player. In other words, the start winning opening 3 is a variable winning ball apparatus (changeable between a first state that is advantageous for a player who is easy to hit and a second state that is disadvantageous for a player who is difficult to win. When the display result of the normal symbol variable display device 7 is in a specific display mode, the solenoid 29 (not shown in FIG. 1) is excited and opened when the display result of the normal symbol variable display device 7 becomes a first display mode. It is comprised so that it may become the state of. If the start winning opening 3 is in the first state, the pachinko ball is likely to win, and accordingly, the variable display device 1 is frequently subjected to variable display control.
[0014]
If the pachinko ball wins the start winning opening 3 again during the variable display of the variable display device 1, the start winning is stored, the variable display of the variable display device 1 is stopped, and the variable display can be started again. The variable display device 1 is variably started again based on the start winning memory. The upper limit value of the start winning memory is set to “4”, for example, and the starting winning memory value at the present time is displayed by the memory display LED 11. Also, if the pachinko ball passes the normal symbol start gate 6 again while the normal symbol variable display device 7 is variably displayed, the start passage is memorized and the variable symbol display on the normal symbol variable display device 7 stops. Then, after the state where the variable start is possible again, the normal symbol variable display device 7 is variably started again based on the start passage memory. The upper limit value of the normal symbol start memory is determined to be “4”, for example, and the current start pass memory value is displayed by the memory display LED 12. Reference numeral 10 denotes an out mouth, which is collected from the out mouth 10 as an out ball when a pachinko ball driven into the game area 24 does not win any winning opening or variable winning ball apparatus. 19 is a windmill lamp, 14, 15, 16, and 17 are decoration LEDs, 18 is an attacker lamp, 20 is a side lamp, 21 is a sleeve lamp, and 22a and 22b are side LEDs.
[0015]
FIG. 2 is a block diagram showing a control circuit used in a pachinko gaming machine. The control circuit of the pachinko gaming machine has a basic circuit 30 for performing game control according to a program for controlling various devices. The basic circuit 30 includes a CPU as a control center, a ROM storing a control program, a RAM storing control data, an I / O port, and the like.
Further, an initial reset circuit 33 for resetting the basic circuit 30 when the power is turned on, and a reset pulse are given to the basic circuit 30 periodically (for example, every 2 msec), and a predetermined game control program is repeatedly executed from the top. The periodic reset circuit 34 and the address signal supplied from the basic circuit 30 are decoded, and a signal for selecting any one of ROM, RAM, I / O ports, etc. included in the basic circuit 30 is output. An address decoding circuit 35 is further provided.
[0016]
If the pachinko ball wins the start winning opening 3 and the start winning ball is detected by the start winning ball detection switch 25, the detection signal is input to the basic circuit 30 via the input circuit 31. If a pachinko ball that has entered the variable winning ball apparatus 4 wins a normal winning area other than the specific winning area 5 and is detected by the count switch 26, the detection signal is input to the basic circuit 30 via the input circuit 31. The If the pachinko ball that has entered the variable winning ball apparatus 4 wins the specific winning area 5 and the winning ball is detected by the specific winning ball detection switch 8, the detection signal is sent to the basic circuit 30 via the input circuit 31. Entered. If the pachinko ball passes through the normal symbol start gate 6 and is detected by the start passage ball detection switch 27, the detection signal is input to the basic circuit 30 via the input circuit 31. When a pachinko ball that is driven into the game area 24 wins any of the winning areas or the variable winning ball apparatus, the winning ball is guided to the back side of the game board 23 and guided to the winning ball processing apparatus. The winning ball signals A and B, which are the winning ball detection signals detected and processed by one of the winning ball processing devices, are input to the basic circuit 30 via the input circuit 31. Since there are two types of prize balls to be paid out depending on where the pachinko ball wins, this winning ball signal has two types, A and B, for specifying the number of prize balls to be paid out. To do.
[0017]
The basic circuit 30 that has received the detection signal from the normal symbol start gate detection switch 27 outputs a variable display control signal to the normal symbol variable display device 7 via the LED circuit 41. The basic circuit 30 that has received the detection signal from the start winning ball detection switch 25 outputs a start winning memory display control signal to the storage display LED 11 via the LED circuit 41. The basic circuit 30 that has received the detection signal from the count switch 26 outputs a winning number display control signal to the number display LED 13 via the LED circuit 41. The basic circuit 30 that has received the detection signal of the normal symbol start gate detection switch 27 outputs a signal for normal symbol start winning memory display control to the memory display LED 12 via the LED circuit 41. Further, the basic circuit 30 outputs display control signals to the decoration LEDs 14, 15, 16, 17 and the side LEDs 22a, 22b via the LED circuit 41 in accordance with the gaming state.
[0018]
The basic circuit 30 outputs a control signal for lighting display or blinking display to the windmill lamp 19, the side lamp 20, the attacker lamp 18, and the sleeve lamp 21 via the lamp circuit 40 according to the gaming state.
The basic circuit 30 that has received the detection signal from the start winning ball detection switch 25 outputs a control signal for exciting the solenoid 28 via the solenoid circuit 43. The basic circuit 30 that has received the detection signal from the normal symbol start gate detection switch 27 outputs a control signal for exciting the solenoid 29 via the solenoid circuit 43.
[0019]
The basic circuit 30 outputs lamp control data D0 to D3 for controlling various lamps provided in the variable display device via the lamp circuit 40 in accordance with the gaming state.
The basic circuit 30 that has received the detection signal of the start winning ball detection switch 25 sends command data CD0 to CD7 for variable display control to the LCD display 2 constituting the variable display device 1 via the LCD circuit 32. An interrupt signal INT is output.
The basic circuit 30 outputs a sound control signal to the volume amplification circuit 39 via the voice synthesis circuit 42 according to the gaming state, and the amplified sound control signal is output from the volume amplification circuit 39. Is emitted. As this sound control signal, a left speaker control sound output (L) and a right speaker control sound output (R) are output, and a stereo sound is emitted.
[0020]
The basic circuit 30 to which the winning ball signals A and B are input outputs prize ball number data, which is the number data of prize balls to be paid out according to the type of the winning ball signal, to the winning ball number signal output circuit 38. The prize ball number signal output circuit 38 outputs prize ball number signals 0 to 3 to a prize ball payout control microcomputer.
FIG. 3 is a block diagram showing a display control control circuit provided in the LCD display 2.
The game control circuit shown in FIG. 2 is provided on the control board 50 shown in FIG. The variable display control circuit shown in FIG. 3 includes a system controller 51, a CPU 53, a program ROM 54, a work RAM 55, a video RAM 56, a character ROM 57, a palette RAM 58, an interface circuit LCD 59, a reset circuit 62, and an oscillation. Circuit 63. The program ROM 54 stores a control operation program executed by the CPU 53. The work RAM 55 functions for the working area of the CPU 53, and control data associated with the control of the CPU 53 is stored in the work RAM 55. The character ROM 57 stores identification information including symbols and the like for display on the LCD display 2 provided in the LCD module 61 and display data such as display characters including characters. The system controller 51 has a built-in video control processor, ROM, RAM, and the like, and controls the display of the LCD display 2 in accordance with a command signal from the CPU 53. A system reset signal is input to the system controller 51 from the reset circuit 62 to reset the system, and a system clock signal is input from the oscillation circuit 63, and a display control operation is performed in synchronization with the clock signal.
[0021]
The control board 50 and the system controller 51 are connected via a connector 52, and display control command data CD0 to CD7, INT are supplied via the connector 52 from the LCD circuit 32 provided on the control board 50. Input to the system controller 51. Also, + 12V and + 5V voltages are applied to the display control circuit via the connector 52 from the LCD circuit 32 of the control board 50. The system controller 51 outputs a CPU data signal to the CPU 53 according to the command data, and outputs a CPU clock signal according to the system clock signal from the oscillation circuit 63 to the CPU 53. The CPU 53 outputs a CPU address signal, a CPU data signal, a CPU write signal, and a CPU read signal to the work RAM 55 in accordance with the output signals. The system controller 51 outputs a RAM select signal to the work RAM 55 and a ROM select signal to the program ROM 54 according to the command data.
[0022]
Then, a CPU data signal is returned from the work RAM 55 to the CPU 53, and the CPU 53 receives the signal and outputs a CPU address signal, a CPU data signal, and a CPU control signal to the system controller 51. In accordance with these signals, the system controller 51 outputs a VRAM address signal, a VRAM data signal, a VRAM write signal, and a VRAM read signal to the video RAM 56, and a VRAM data signal is returned from the video RAM 56. The system controller 51 outputs a character address signal to the character ROM 57, and character data, which is stored data at an address specified by the address signal, is returned to the system controller 51 as a character data signal.
[0023]
The system controller 51 outputs a pallet address signal, a pallet data signal, a pallet write signal, and a pallet read signal to the pallet RAM 58, and a pallet data signal is returned from the pallet RAM 58. The system controller 51 outputs a video red signal, a video green signal, a video blue signal, and a video composite synchronization signal to the LCD module 61 via the LCD interface circuit 59 and the connector 60 in accordance with the various input signals described above, and these signals. Accordingly, the image is displayed on the LCD display 2.
[0024]
FIG. 4 is an explanatory diagram for explaining the display operation of the normal symbol variable display device 7. The normal symbol variable display device 7 is composed of 7 segments. As shown in FIG. 4 (a), it changes from 0 → 1 → 3 → 5 → 7 → 9, and when it changes to 9, it becomes 0 again. It is controlled to go back and repeat the same change. The display time of this one symbol is 0.080 seconds, and one cycle in which the symbol completes from 0 to 9 is 0.480 seconds.
The normal symbol variable display device 4 is randomly controlled by two random counters WC RND2 and WC RND F as shown in FIG. WCRND2 is a random counter for determining in advance whether or not to win the display result of the normal symbol variable display 7 and is incremented by 1 every 2 msec. Then, the update is performed from 3 and is updated up to 13 which is the upper limit, and then the update is performed again from 3.
[0025]
The WC RND F is a random counter for predetermining the type of scheduled stop symbols that are normally stopped and displayed by the variable symbol display device 7, and is reset by one for every carry of WC RNDC described later. It is added and updated in an infinite loop using the waiting time. As described above, the reset waiting time is that the basic circuit 30 is reset every 2 msec, the program is executed from the beginning to the end during the 2 msec period, and the next reset signal is input from the periodic reset circuit 34. It is in a state waiting for it to be received, and this waiting period is called a reset waiting time. WC RND F is added and updated in an infinite loop using this reset waiting time. Then, the addition is updated from 0, the addition is updated up to 5, which is the upper limit, and then the addition is updated from 0 again.
[0026]
FIG. 4C is a schematic flowchart showing a control flow of the normal symbol variable display device 7. The count value of the WC RND2 is extracted, and in the normal gaming state, when the extracted value is “13”, it is determined beforehand that the winning value is “13”, and the normal symbol variable display 7 is controlled to stop and display “7”. On the other hand, when the extracted value of WC RND2 is other than “13”, the detachment is determined in advance. In this case, the count value of the WC RND F is extracted, and the symbol of the type corresponding to the extracted value is normally variable. Control to stop display on the display device 7 is performed. In this case, if it coincides with the symbol by chance, the symbol “0” is stopped and displayed on the normal symbol variable display device 7.
[0027]
On the other hand, during the high probability described above, when the extracted value of WC RND2 is any one of “4 to 13”, the hit is determined in advance and “7” is stopped and displayed. Further, when the probability is high, the deviation is pre-determined when the extraction value of WC RND2 is “3”, and stop display control is performed according to the extraction value of WC RND F described above.
FIG. 5 is an explanatory diagram for explaining various random counters and control using the same. As shown in FIG. 5 (a), WC RND1 is a random counter for pre-determining whether or not to generate a specific gaming state (big hit state), and is incremented and updated by 1 every 2 msec. The probability of occurrence of the jackpot can be variably set to three types of setting 1, setting 2 and setting 3 by operating means provided at a position where only a game attendant can operate. In the case of setting 1, WCRND1 counts up from 0, counts up to its upper limit 353, and then counts up again from 0. In the case of setting 2, it counts up from 0, counts up to its upper limit of 377, and then counts up again from 0. In the case of setting 3, it counts up from 0, counts up to its upper limit 395, and then counts up again from 0.
[0028]
The WC RNDL is a random counter for pre-determining the scheduled stop symbol of the variable display unit 2a when it is predetermined to be off. It is incremented by 1 every 2 msec, counted up from 0, counted up to its upper limit of 12, and then counted up again from 0. The WC RNDC is used to predetermine a scheduled stop symbol displayed by the middle variable display unit 2b when it is preliminarily determined to be off, and is added and updated by 1 every 2 msec and uses the reset waiting time. Then, addition is updated in an infinite loop. Then, it counts up from 0, counts up to its upper limit of 15, and then counts up again from 0. The WC RNDR is for predetermining a scheduled stop symbol displayed by the right variable display unit 2c when it is determined to be off. Each time the WC RNDC is carried, 1 is added and updated. The count is incremented by 0, counted up to the upper limit of 12, and then incremented again from 0.
[0029]
WC RND ACT is for predetermining the type of reach. It is incremented by 1 every 2 msec, counted up from 0, counted up to its upper limit of 14, and then counted up again from 0.
The WC RND SLW is for predetermining the symbol deceleration number. When the reach for performing symbol deceleration display control is selected and determined in advance by the WC RND ACT, the left variable display portion 2a and the right variable display portion 2c are stopped to reach the reach display state. Control is performed in which the scroll display is performed in a state of being decelerated by a plurality of symbols before the unit 2b is stopped, and then stopped. This WC RND SLW randomly determines how many symbols are displayed for scrolling at a reduced speed. The WC RND SLW is incremented and updated by 1 every 2 msec, counts up from 0, counts up to 2 which is the upper limit thereof, and then counts up again from 0.
[0030]
FIG. 5B is a schematic flowchart showing variable display control of the variable display device 1. FIG. 5B shows setting 1 of setting 1, setting 2, and setting 3 described above as an example. Therefore, as shown in the figure, it is shown that WC RND1 counts up within a range of 0 to 353. In the case of setting 2, this is 0 to 377. In the case of setting 3, this is only 0 to 395. In other cases, there is no change, and illustration and description are omitted.
[0031]
When the WC RND1 extraction value is “7” in a normal gaming state that is not highly probable, it is determined in advance that a big hit will be generated, and the count value of the WC RNDL is extracted and corresponds to the extraction value (random number) Control is performed so that symbols of the type to be displayed are stopped and displayed on the left variable display portion 2a, the right variable display portion 2c, and the middle variable display portion 2b. As a result, the stop display symbols of the left, right, and middle variable display portions 2a, 2c, and 2b become a collection of symbols, and a combination of symbols that generates a big hit is displayed.
On the other hand, when the extracted value of WC RND1 is other than “7”, the left variable display portion 2a, the middle variable display portion 2b, and the right variable display portion 2c are stopped and displayed according to the extracted values of WC RNDL, C, and R. In this case, if it coincides with the jackpot symbol by chance, WC RND1 is decremented by 1, and the scheduled stop symbol of the middle variable display portion 2b is shifted by one symbol to perform stop display control.
[0032]
On the other hand, at the time of high probability, if the extracted value of WC RND1 is any one of 7, 71, 131, 197, 263, 331, it is determined in advance that a big hit will be generated, and according to the above-described extracted value of WC RNDL Stop display control is performed. When the extracted value of WC RND1 is other than 7, 71, 131, 197, 263, 331 at high probability, stop display control is performed according to the extracted values of WC RNDL, C, R described above.
In this way, at the time of high probability, the occurrence probability of jackpot is improved by 6 times compared with that at the time of normal game. In the normal gaming state, the probability of jackpot occurrence is 1/354 in the case of setting 1, 1/378 in the case of setting 2, and 1/396 in the case of setting 3.
[0033]
FIG. 6 is a timing chart showing the transmission operation of command data CD0 to CD7 and INT signals. The command data is composed of eight block data, and one set of display command signals is composed of the eight command data. Then, an INT signal that is an interrupt signal is transmitted every 2 msec, and the command data 1, command data 2, command data 3,. When the system controller 51 receives the INT signal, the processor enters an interrupt state, and an operation for taking in the command data transmitted at that time is performed. Transmission of this command data is always performed without a cut, and even if there is no change in the command data sent last time, the same command data is transmitted next time.
[0034]
7 and 8 are explanatory diagrams for explaining the contents of the command data. The command data is composed of data of 8 blocks as described above, and the breakdown is comH, com0, com1, com2, com3, com4, com5, comC. comH is a command header for indicating the beginning of command data consisting of 8 blocks, and is fixed to data of 0EFh (hexadecimal number). If the system controller 51 receives this command header, 8 blocks Recognize that it is the beginning of command data. com0 is main status data. The variable display state of the variable display device 1 changes according to the gaming state of the gaming machine, and it is for commanding and specifying the rough variable display state of the variable display device 1 according to the gaming state of the gaming machine. Data is the main status data. The main status data com0 is data in the range of 00h to 7Fh, and 80h to FFh are unused areas.
[0035]
When the data of com0 is 0xh (x is an arbitrary value of hexadecimal numbers 0 to F as will be described later), a command to turn off the image display of the LCD display 2 of the variable display device 1 Signal. 1xh is a command signal for designating the demo mode. If this demo mode is designated, an image irrelevant to the game before the variable display operation by the variable display device 1 is performed is displayed on the LCD display 2 as a demo. In the case of 2xh, the game mode is designated. In the case of 3xh, the display result of the variable display device becomes a specific display mode (for example, 777) determined in advance and is in a state after the start of the specific gaming state (big hit state), and the variable winning ball apparatus 4 is in the second state. It is specified that it is in the interval period that is in the state. In the case of 4xh, it is designated that the mode is a mode for displaying the number of repeated continuations (number of rounds) when the specific game state (hit state) occurs and the variable winning ball apparatus 4 is subjected to the repeated continuation control described above. The 5xh is unused. 6xh is a mode designation when the specific gaming state (big hit state) ends. 7xh is a command signal for displaying an error message by the variable display device 1.
[0036]
In 0xh, which is the above-described command signal for turning off the screen, when x is 0, the command signal is turned off, and the region where x is 1 to F is unused. In 1xh which is a demo mode, the demo mode is designated when x = 0, and the data area where x is 1 to F is an unused area.
In the game mode 2xh, when x = 0, it is specified that the operation state is before the identification information (symbol) fluctuates. When x = 1, the left variable display portion, the right variable display portion, and the middle It is specified that all the variable display parts with the variable display part are changing, and when x = 2, it is specified that the left symbol displayed on the left variable display part is in a stopped state, and x = 3 In the case of, it is designated that the right symbol is in a stopped state, and in the case of x = 4, it is designated that the middle symbol is in a stopped state. Reach 1 is designated when x = 5, reach 2 is designated when x = 6, reach 3 is designated when x = 7, and reach 4 is designated when x = 8. When x = 9, reach 5 is specified, and when x = A, reach 6 is specified. Thus, there are six types of reach, 1-6. The reach display state in which the reach is displayed by the variable display device 1 means that a plurality of display results of the variable display unit of the variable display device are derived and displayed at different times, and the plurality of display results are specified in advance. In a gaming machine controlled in a gaming state (specific gaming state) advantageous to the player when the display mode is combined, all of the plurality of display results are still derived after the variable display device is variably started. In this state, the display result that has already been derived and displayed at a stage where the display is not performed satisfies the predetermined combination of specific display modes. Further, as another definition of the reach display state, when the display result of the variable display device having a plurality of variable display units capable of changing the display state is a combination of a predetermined specific display mode, the gaming state is In a gaming machine that is in a specific gaming state advantageous to the player, the player has entered a variable display state in which the combination of the specific display modes is easily displayed at a stage where the display result of the variable display device has not yet been derived and displayed. It can be defined as a display state that makes you think.
[0037]
When x = B, all symbols displayed by the left variable display portion 2a, the middle variable display portion 2b, and the right variable display portion 2c are variably displayed in the shortened mode in which the variable display period by the variable display device 1 is shortened. The command is specified to be in the current mode. This shortening mode is designated, for example, when the probability of occurrence of a specific gaming state (big hit state) is improved, and when the probability is improved, the variable display device 1 is variable. The stop control is performed in a relatively short time after the start. When x = C, the command is designated to be in the shortened mode and all symbols are stopped. In the case of x = D, it is designated that the jackpot operation mode is that the jackpot is generated and the variable winning ball apparatus 4 is driven and controlled to the first state. The data area of x = E to F is determined as unused.
[0038]
In 3xh which is the fever start / interval mode, when x = 0, an image is displayed by the variable display device 1 during a period from when the specific gaming state occurs until the first variable winning ball device 4 is opened. The command is designated to be one round interval, which is a state to be performed. In the case of x = 1, the variable winning ball apparatus 4 is opened after being controlled once and then closed to enter the second state, and then during the second round interval period until the second opening control is performed. The command designates the second round interval in which the image is displayed by the variable display device 1. Similarly, when x = 2, the third round interval is designated, when x = 3, the fourth round interval... X = F, the sixteenth round interval is designated.
[0039]
In 4xh in the fever round mode, when x = 0, the variable display device 1 indicates that the first round before the first state control of the variable winning ball device 4 is performed. It is designated that it is the 1st round display mode for displaying to a person. Similarly, the second round display is designated when x = 1, the third round display is designated when x = 2, and the 16th round display is designated when x = F.
In 6xh which is the fever end mode, when x = 0, the fever end mode is designated, and the data area of x = 1 to F is determined as unused. In 7xh, which is an error message display, if x = 0, the command is designated to indicate the error display mode, and the data area of x = 1 to 4 is determined to be unused, and if x = 5, A command is designated to be a mode for temporarily stopping the variable display state of the variable display device 1, and the data area of x = 6 to F is determined to be unused.
[0040]
com1 is command data for designating a left symbol number that identifies a scheduled stop symbol scheduled to be stopped and displayed by the left variable display portion 2a of the variable display device 1. This left symbol number is specified and transmitted within the data range of 00h to 0Ch. The data area from 0Dh to FFh is unused.
com2 is command data for designating a medium symbol number for specifying a scheduled stop symbol scheduled to be stopped and displayed by the middle variable display unit 2b. The middle symbol number is specified and transmitted by the data area of 00h to 0Fh, and the data area of 10h to FFh is determined as unused.
[0041]
com3 is command data for designating a right symbol number for specifying a scheduled stop symbol scheduled to be stopped and displayed by the right variable display portion 2c. This right symbol number is specified and transmitted in the data area of 00h to 0Ch, and the data area of 0Dh to FFh is determined as unused.
com4 is command data for designating whether the machine is a normal machine or a CR machine and the number of deceleration symbols. A CR machine is a gaming machine configured so that a predetermined number of pachinko balls are rented out as a game medium from a ball dispensing device provided in the gaming machine using the valuable value recorded on a common card. is there. The common card is a third-party prepaid card that can be used anywhere in the country as long as it is a game hall that is a member of the common card system. With this common card, information capable of specifying a common value as a consideration for the purchase price of the player is recorded, and a common recording medium that can make a game possible using the value is configured. A normal machine is a gaming machine that does not use the above-mentioned common card, and a pachinko ball as a game medium is rented from a separately provided ball lending machine, and the rented pachinko ball is put on the upper plate. It is a normal gaming machine that can play games. The number of deceleration symbols is the number of symbols randomly specified by the WC RND SLW described above, and the symbol of the middle variable display portion 2b at the time of reach is displayed after the speed reduction scroll display for the number of symbols, and then stopped.
[0042]
The number of deceleration symbols is specified by bits 0 to 3 of com4, and whether it is a normal machine or a CR machine is specified by bit4.
com5 designates the count number of the winning balls detected by the count switch 26 after winning the variable winning ball apparatus 4, and is designated and transmitted from 00h to 0Ah. Further, 0Bh to FFh are unused areas.
comC is used as a checksum. With this comC, the lower 7 bits of the sum of the data of comH to com5 are transmitted. In the variable display control circuit shown in FIG. 3 which is the transmission destination, as will be described later, the lower 7 bits are extracted by calculating the sum of comH to com5 sent so far and sent by comC. Compares the received data with the data extracted from the calculation and verifies whether they match. If they match, the command data sent so far is taken as correct data and does not match Is processed to determine that the command data sent so far is incorrect and to discard it.
[0043]
FIG. 9 is a main flowchart showing the operation of the basic circuit 30 of the game control circuit shown in FIG. In the flowcharts shown in FIG. 8 and subsequent figures, the alphabets and numerals shown at the end of each step indicate the address where the program of that step is stored in hexadecimal. First, the stack pointer address is set by EE00H, and initialization processing is performed by EE03H. Next, the process proceeds to EE06H, and probability setting processing is performed. This probability setting process is a process of determining which of setting 1, setting 2 and setting 3 is set by the operating means that can be operated only by the above-described game hall staff, and storing the setting value. . Next, the process proceeds to EE09H, and a hitting ball signal process is performed. In this winning ball signal processing, the winning ball signal to be paid out based on the winning ball signals A and B transmitted from the aforementioned payout control microcomputer and the detection signals from the specific winning ball detection switch 8 and the count switch 26. The control operation is performed to send back to the payout control microcomputer.
[0044]
Next, the process proceeds to EE0CH, the process of calculating the symbol average rotation time is performed, the process proceeds to EE0FH, the output data control process is performed, the process proceeds to EE12H, the process of setting the output data is performed, the process proceeds to EE15H, and the data output process is performed. , EE18H, and display control processing is performed. This display control process is a process for transmitting command data for display control to the variable display control circuit shown in FIG. 3 for controlling the variable display device 1. Next, the process proceeds to EE1BH, where alarm processing is performed. This alarm processing is performed when an abnormal situation such as a short circuit of the count switch 26 described above or a shift of the count switch 26 to a position where it cannot detect a ball occurs, or when an abnormal situation occurs. It is control for generating.
[0045]
Next, the process proceeds to EE1EH, and a random update process is performed. Next, the process proceeds to EE21H, where switch processing is performed, and the detection signals of the start winning ball detection switch 25, the count switch 26, the special winning ball detection switch 28, and the normal symbol start gate detection switch 27 are processed in this step. Next, the process proceeds to EE24H, where process processing is performed. Next, processing proceeds to EE27H, normal symbol process processing is performed, processing proceeds to EE2AH, sound processing is performed, processing proceeds to EE2DH, and information output processing is performed. Next, it progresses to EE30H shown in FIG.8 (b), and a display symbol random update process is made.
[0046]
As described above, this main program is executed once every 2 msec from the beginning to the end, and the processing of the EE 30H is performed using the reset waiting time until the reset signal from the next periodic reset circuit 34 is input. It is executed repeatedly in an infinite loop. This EE30H is an update process of each random counter of WC RND1, WC RNDL, WC RNDC, WC RND ACT, and WC RND SLW.
FIG. 10A is a subroutine program for the initialization process of EE03H shown in FIG. First, it is determined by EE41H whether or not it is before the start of initialization. If it is before the start of initialization, the process proceeds to EE97H shown in FIG. This built-in register setting process is a process for initializing the MCU built-in device register, and is specifically shown in FIG. First, it is determined by F5ADH whether or not the data set has been completed. If it has not been completed, the process proceeds to F5B6H to store and set the designated data in the transfer destination (work), and to F5BEH to proceed to the data address. 3 is added and updated, the process proceeds again to F5ADH, and the above-described designated data storage set process is repeated. When the data set is completed, YES is determined by F5ADH, and the subroutine program ends.
[0047]
If it is determined by EE41H in FIG. 10A that it is not before initialization, the process proceeds to EE45H, where it is determined whether initialization is in progress, and if it is determined that initialization is not in progress. The process proceeds to EE4CH, and after the initialization flag is set, the process proceeds to EE54H to enter an interrupt wait state. When a reset signal is input from the periodic reset circuit 34, the program is extracted from this interrupt waiting state and returned to the beginning of the program.
Since the initializing flag is already set when the program is executed again from the beginning of the program and reaches the EE45H, a determination of YES is made and the program proceeds to the program shown in FIG. In FIG. 10B, first, it is determined by EE56H whether or not initialization has been completed. If it is determined that it has not been initialized, the process proceeds to EE5AH, where an initialization preparation set is made. As a result, the initialization start RAM pointer is set. Next, the process proceeds to EE5EH, where the stored data stored at the set initialization start RAM pointer address is cleared. Next, the process proceeds to EE60H, where the initialization address is updated by subtracting "1", and then EE61H. Then, it is determined whether or not the RAM is being cleared. If the RAM is being cleared, the process proceeds to EE5EH again, and a process of clearing the RAM storage data of the initialization address that has been subtracted and updated is performed. Then, the initialization address is subtracted and updated by EE60H, and when all the stored data in the RAM is cleared by repeatedly executing this clearing process, NO is determined by EE61H and the process proceeds to EE63H. In EE63H, a process of setting an initialization flag is performed. This is because all the workpieces to be used are cleared to 0 after the initialization is completed, so that the initialization flag is set to be initialized / initial value write designation. Then, the process proceeds to EE6CH and waits for a reset interrupt until a reset signal is input from the periodic reset circuit 34.
[0048]
On the other hand, if it is determined by the EE 56H that the initialization has been completed, the program proceeds to the program shown in FIG. In FIG. 11, first, whether or not the initialization flag is normal is determined by EE6EH. If the initialization flag is normal, the process proceeds to EE 71H, where normal demo display process data / timer setting processing is performed. This is because the demonstration display is performed by the variable display device 1 when the player is not playing a game, and the initial value of the process data of the demonstration display is set. Next, the process proceeds to EE7CH, where reel initialization data is set. This sets initialization data for variable display of symbols, which is identification information displayed by the variable display device 1. Next, the process proceeds to EE82H, an initialization end flag is set, and the input of a periodic reset signal is awaited by EE8BH.
[0049]
On the other hand, if it is determined that the initialization flag is not normal, the program proceeds to the program shown in FIG. After the initialization flag is cleared by EE8DH, a reset interrupt wait state is entered.
FIG. 15 is a flowchart showing a subroutine program of display control processing shown in the EE 18H. First, a display communication command header is set by EE9EH. This is comH described above, and is set to 0EFh. Next, the process proceeds to EEA2H, and processing for outputting the corresponding command data is performed. Next, the process proceeds to EEAFH, and it is determined whether or not the output command data is header data. If it is header data, the process proceeds to EEB4H, and after clearing the checksum related to the previous transmission command data, the process proceeds to EEB7H. . On the other hand, if it is not header data, it has already been cleared, so the process proceeds to EEB 7H without clearing the checksum. In EEB7H, a process for updating the checksum is performed. In this method, the transmitted command data is added one by one to calculate the sum, and the calculated value is added and updated each time the command data is output. Next, the process proceeds to EEBDH, and the display control transfer counter is updated. This display control transfer counter is for counting the number of block data transmitted out of each block of command data comprising 8 blocks. Next, the process proceeds to EEC3H, and timer 1 interrupt set processing is performed. This timer 1 interrupt set is for clearing the INT signal (interrupt signal) after 500 μs. Next, the process proceeds to EED 1H, where processing for outputting an INT signal (interrupt signal) to the variable display control circuit shown in FIG. 3 is performed. Thereby, the variable display control circuit performs a control operation of reading the command data transmitted in the interrupt state. Next, the process proceeds to EED9H, where the timer interrupt is permitted and the subroutine program is terminated.
[0050]
In this state, when the timer 1 set by the EEC3H is timed up and the timer 1 interrupt is executed, the interrupt program shown in FIG. 15B is executed. First, the EEDBH controls to clear the INT signal (interrupt signal) and stop the output of the INT signal. Next, the EEE3H performs processing to clear the interrupt signal and end the timer 1 interrupt. Then the interrupt program ends.
FIG. 16A is a flowchart showing a subroutine program of the alarm process shown in EE1BH shown in FIG. First, it is determined by EEE9H whether or not it is at the time of automatic restoration of fraud prevention error. This is determined based on whether or not the fraud prevention error automatic recovery timer is 0. If it is 0, YES is determined, and the process proceeds to EEF2H to perform processing for clearing the illegal winning warning flag. . On the other hand, when the fraud prevention error automatic recovery timer is not 0, the process proceeds to EEEDH, and after subtracting “1” from the fraud prevention error automatic recovery timer, the process proceeds to EEF8H. In EEF8H, it is determined whether an error is occurring. This is performed based on the determination of the warning flag. When the error is not occurring, i.e., when there is no warning, the subroutine program is terminated, but when the error is occurring, i.e., when there is a warning, the process proceeds to EEFCH and a warning output for setting the lighting of the warning display lamp is performed. Data is set, the process proceeds to EF0BH, a warning sound flag for generating a warning sound is set, the process proceeds to EF0FH, a warning display control code is set, and a message display indicating that a failure has occurred is variably displayed Performed by the device 1. The specific processing of EF0FH is to set 070H (failure occurrence display command data) to com0 (main status).
[0051]
FIG. 16B is a flowchart showing a subroutine program of the output data control process shown in EE0FH of FIG. This subroutine program controls the display data, and it is determined by EF14H whether or not the lamp timer has ended. If it has ended, the process proceeds to EF1DH, but if it has not ended. Is advanced to EF18H, the process of subtracting “1” from the lamp timer is performed, and the process proceeds to EF1BH to determine whether or not the lamp timer is being calculated. When the calculation is not in progress, the process proceeds to EF1DH, and a process of updating the ramp data address by “5” is performed. Next, the process proceeds to EF22H, and it is determined whether or not the ramp data has been completed. If it has been completed, the process proceeds to EF26H, where the process of extracting the ramp data head address is performed. It progresses to EF28H, without performing a process. The EF 28H performs a process for setting the address update value of the lamp data, proceeds to EF2AH, performs a process for setting the lamp timer, and ends the subroutine program. By this subroutine program, the output data pointer is sequentially updated in synchronization with the lamp timer.
[0052]
FIG. 17 is a flowchart showing a subroutine program of the output data set process shown in EE12H of FIG. This subroutine program converts each output data into an output format and sets it. First, a process of updating the general-purpose timer by “1” is performed by EF2FH. Next, the process proceeds to EF34H, the process of clearing unnecessary data of port B / C is performed, then the process proceeds to EF3AH, the process of setting data to port B is performed, then the process proceeds to EF44H, and the data of port C is calculated. Then, the process proceeds to EF4AH, where it is determined whether or not the probability is not changing. When the probability is not changing, the process proceeds to EF58H. When the probability is changing, the process proceeds to EF4EH, and it is determined whether or not the jackpot is being hit. When the big hit is being made, the process proceeds to EF58H. When the big hit is not being made, the process goes to EF54H, and processing for setting the ramp control data during the probability variation is performed.
[0053]
Next, in EF58H, a process for setting data in port C is performed, and the process proceeds to EF5AH to determine whether or not the specific area switch has not been won. If the hit ball that has entered the variable winning ball device 4 wins the specific winning area (V pocket) and is detected by the specific winning ball detection switch 8, NO is determined by this EF5AH, and the EF5EH determines the V display LED. It is displayed that the set has been made and that there has been a V prize. On the other hand, when the pachinko ball has not yet won in the specific winning area, the process proceeds to EF61H without setting the V display LED, and the digit 4 output data is set. This process is a process of setting the big prize winning number data in the digit 4 output data. Next, the process proceeds to EF70H, where digit 2 output data is set. This process is a process of setting winning memory data and ordinary symbol winning memory data in the digit 2 output data. Next, the process proceeds to EF82H, and processing for setting the digit 3 output data is performed. This process is a process of setting the decoration LED A output data to the digit 3 output data. Next, the process proceeds to EF88H, and processing for setting the digit 5 output data is performed. This process is a process of setting the side LED display data (left decoration LED display data) to the digit 5 output data.
[0054]
Next, the process proceeds to EF97H, where digit 6 output data is set. This process is a process of setting the side LED display data (right decoration LED display data) to the digit 6 output data. Next, the process proceeds to EF9BH, where the processing for calculating the normal symbol display data is performed, and it is determined by EFA1H whether or not it is in error, and the illegal winning warning flag described with reference to FIG. 16B is set. In this case, the process proceeds to EFA5H, and the error display address is set. However, if it is determined that the error is not in error, the process proceeds to EFADH without setting the error display address, and digit 1 output data is set. The This process is a process for setting the normal symbol winning memory number data to the digit 1 output data. If it is determined that an error is occurring, the alternate output display of “E” and error display data is controlled.
[0055]
FIG. 18A is a flowchart showing a subroutine program for data output processing indicated by EE15H in FIG. 9A. This subroutine program outputs display data and the like to an output port. First, the process of clearing dynamic lighting is performed by EFB2H, the process of outputting port B data is performed by EFBBH, and the process of outputting port C data is performed by EFC0H. Next, the digit counter is updated by the EFC 5H. Next, the process proceeds to EFCBH, where processing for outputting port F data is performed, and digit-corresponding display data is output to port F. Next, the processing proceeds to EFD 6H, where processing for outputting port G data is performed, and processing for outputting digit data to port G is performed.
[0056]
Through the above processing, each output data is set to the output port and output. In order to take into account the residual current, the digit-corresponding display data is set after the digit data is cleared.
FIG. 18B is a flowchart showing a subroutine program of random update processing shown in EE1EH of FIG. This subroutine program adds and updates the random counters of the random counter WC RND1 for big hit determination, the random counter WC RND2 for normal symbol determination, and the random counter WC RNDL for determining the left scheduled stop symbol every 2 mec. Is. In addition, when the variable display result of the variable display device 1 is an assorted symbol, and a big hit occurs, the high probability state described above depends on the type of symbols constituting the assortment. The random counter WC RNDL for determining the scheduled left stop symbol also functions as a random counter for probability variation.
[0057]
First, the EFE6H performs processing to update the left symbol, random fluctuation determination random counter WC RNDL, and then EFECH performs processing to add "1" to the big hit determination random counter WC RND1, and then proceeds to EFEHH. It is determined whether or not the big hit determination random counter is less than the maximum value. If it is less than the maximum value, the process proceeds to EFF6H. If the maximum value is reached, the process proceeds to EFF3H, and the big hit determination random counter is cleared to zero.
[0058]
Next, in EFF6H, a process for setting a big hit determination random counter is performed, and then in EFF8H, a process for updating the normal symbol determination random counter WC RND2 is performed.
FIG. 19A is a flowchart showing a subroutine program of switch processing indicated by EE21H of FIG. 9A. This subroutine program performs logic judgment processing for each switch. First, it is judged by EFFFH whether or not the probability is being set. It is determined by this EFFFH whether or not the probability of jackpot occurrence (setting 1, setting 2, setting 3) is being set by operating means that can be operated only by the above-mentioned game hall staff, and if the probability is not being set. If it is determined, the process proceeds to F003H, where it is determined whether an error is occurring. If the illegal winning warning flag described with reference to FIG. 16A is not set, it is determined that there is no error and the process proceeds to F007H, where the first type start port switch processing, that is, the winning determination processing of the start winning ball detection switch 25 is performed. Then, the process proceeds to F009H, where the normal symbol switch process, that is, the winning determination process of the normal symbol start gate detection switch 27 is performed, and the process proceeds to F00BH. On the other hand, if it is determined that the probability is being set or if an error is being determined, the process proceeds to F00BH without performing the processes of F007H and F009H, and the winning determination process of the count switch 26 is performed. The winning process of the specific winning ball detection switch 8 is performed by F00DH. When the warning flag is set in the error state, the switch check process is not performed even if a hitting ball is won at the start winning opening 3 or the normal symbol start gate 6. The normal symbol variable display device 7 is not variably displayed.
[0059]
FIG. 19B is a flowchart showing a subroutine program of the normal symbol switch process shown in F009H of FIG. This subroutine program determines the winning of the normal symbol start gate detection switch 27, and if the winning memory is less than the maximum value, performs the storing process of the extracted value of WC RND2, and updates the number of ordinary symbol winning memory by adding “1”. To do. First, a switch check process of the normal symbol start gate detection switch 27 is performed by F010H, and it is determined by F015H whether or not the switch is turned off as a result of the check process. If it is ON, the process proceeds to F017H, where it is determined whether or not the winning memorized number is equal to or greater than the maximum value. If it is equal to or greater than the maximum value, the subroutine program is terminated as it is, but if it is less than the maximum value, processing for calculating the storage bank of WC RND2 is performed. The WC RND2 extracts the count value when the detection signal of the normal symbol start gate detection switch 27 is input, and the extracted value (random number) corresponds to the corresponding normal symbol start memory. It is stored and stored. Since the normal symbol start memory can store up to four in the oldest order, the extracted value (random number) of this WCRND2 can be stored and stored in the oldest order. Then, the processing for calculating the storage bank corresponding to the normal symbol start memory is performed by this F01DH. Next, the process proceeds to F023H, where the process of storing the extracted value (random number) of WC RND2 in the calculated storage bank is performed, and then the process proceeds to F027H, where the process of updating the normal symbol winning storage counter by “1” is performed.
[0060]
FIG. 20A is a flowchart showing a subroutine program of the first type start port switch process shown in F007H of FIG. 19A. This subroutine program makes a winning determination of the first type start port switch, that is, the start winning ball detection switch 25, and executes a random storing process. First, a switch check process of the start winning detection switch 25 is performed by F02BH, and it is determined by F030H whether or not the switch is turned off as a result of the check process. However, if it is ON, the process proceeds to F032H, where the process of updating the starting number counter by “1” is performed, and then, the process proceeds to F035H, where the process of updating the electric component winning prize counter by “1” is performed. . This electric accessory is a variable winning ball device constituting the start winning opening 3 (see FIG. 1), and the start winning memory is made by this electric accessory winning counter.
[0061]
Next, the process proceeds to F038H, where it is determined whether or not the winning memory is greater than or equal to the maximum value, and if the count value of the electric goods winning counter is equal to or greater than the maximum value “4”, the subroutine program is continued. If not, the process proceeds to F03EH, a random storage bank is calculated, and the extracted value (random number) of WC RND1 is stored in the calculated storage bank by F046H. The WC RND1 is extracted when the detection signal of the start winning ball detection switch 25 is input, and the extracted value (random number) is stored in correspondence with the start winning memory associated with the detection signal of the start winning ball detection switch. It is. In addition, the start winning memory can store up to “4” in the oldest order, and the extracted value (random number) of WC RND1 can also be stored corresponding to the oldest four. The storage location is calculated by F03EH, and the extracted value (random number) is stored in the calculated storage location (F046H). Further, the extracted value (random number) of the random counter WC RNDL for determining the scheduled left stop symbol is also stored in the calculated storage bank. Next, the process proceeds to F04EH, and the winning memory counter is updated by adding “1”. The start winning memory is performed by the winning memory counter.
[0062]
FIG. 20B is a flowchart showing a subroutine program for the count switch process indicated by F00BH in FIG. First, a winning check process of the count switch 26 is performed by F052H, and it is determined by F057H whether or not the switch is turned off as a result of the checking process. If it is ON, the process proceeds to F059H, and a process of updating the prize ball storage counter by “1” is performed. In the gaming machine of this embodiment, when a hitting ball is won in the variable winning ball device, 15 prize balls are paid out per winning ball, and when a hitting ball is won in a winning area other than the variable winning ball device. It is controlled so that 7 prize balls are paid out for each winning ball, but all winning balls provided in the game area and winning ball device are merged and collected in one place. It is configured to detect and process one address for the ball payout. Therefore, it is necessary to control the payout of 15 prize balls by distinguishing the winning balls won in the variable winning device 4 from the winning balls won in other winning areas. Based on the 26 detection signals, the prize ball memory counter is incremented by "1" and when a winning ball is generated, 15 prize ball payout command signals are output with or without the count value of the prize ball memory counter. Or 7 payout command signals for prizes are output. Next, the process proceeds to F05CH and 10 count processing is performed. This 10-count process is a process for counting the number of winning balls detected by the count switch 26.
[0063]
FIG. 21 is a flowchart showing a subroutine program for the specific area switching process shown in F00DH of FIG. A switch check process of the specific winning ball detection switch 8 is performed by F05FH, and it is determined by F064H whether or not the switch is turned off as a result of the check process. However, if it is ON, the process proceeds to F066H, and the above-described prize ball storage counter is incremented and updated by "1". This addition update is the same as described above.
[0064]
Next, the process proceeds to F069H, where it is determined whether or not an error has occurred. If the illegal winning alarm flag described with reference to FIG. 16A is set, a YES determination is made and the process proceeds to F086H. On the other hand, if it is determined that an error is not occurring, the process proceeds to F06DH to determine whether the specific area is not valid. The specific area being valid is a period from when the variable winning ball apparatus 4 changes to the first state to when a predetermined reception waiting time elapses after the variable winning ball apparatus 4 enters the second state. is there. When the variable winning ball apparatus 4 is in the second state and the hitting ball cannot be won, it is not necessary to activate the specific winning ball detection switch 8, and the first state of the variable winning ball apparatus 4 is ended. Even after switching to the second state, the winning ball that has won the variable winning ball device 4 immediately before switching to the second state may be detected by the specific winning ball detection switch 8 thereafter. For this reason, in consideration of this, the winning acceptance waiting time for the specific winning ball is set, and after the winning accepting waiting time elapses, the specific area is not valid. If it is determined that the specific area is not valid, the subroutine program ends as it is. If it is determined that the specific area is valid, the process proceeds to F071H, where it is determined whether the number of times of opening is equal to or greater than the maximum value. The number of times of opening is the number of executions of the repeated continuation control in the first state of the variable winning ball apparatus 4, and the upper limit of the number of executions is set to 16 times, for example. If the number of executions of the repeated continuation control at the current time reaches the maximum value, a determination of YES is made and the process proceeds to F086H. If it is determined that the upper limit number has not yet been reached, the process proceeds to F077H. Then, it is determined whether or not the specific area on flag has been set. If the specific area on flag has already been set, the process proceeds to F086H because it is not necessary to set it again, but if it has not been set, the process proceeds to F07BH to perform processing for setting the specific area on flag. Then, as will be described later, the repeated continuation control of the variable winning ball apparatus 4 is executed based on the set of the specific area ON flag. Next, the process proceeds to F07EH, where a process for setting a specific area winning lamp is performed, and the lamp indicates that a hitting ball has been won in the specific winning area. Next, proceeding to F086H, a count process of 10 counts is performed.
[0065]
As described above, when the warning flag is set and the error is in progress, even if the hit ball enters the specific winning area 5, the specific area ON flag is not set, so that the repeated continuation control is not performed.
FIG. 22 is a flowchart showing a subroutine program of the switch check process shown in F010H, F02BH, F052H, and F05FH. This subroutine program is for determining the operation of each switch and setting the operation. First, input data calculation processing is performed by F089H. This process designates the switch data head address. Next, the process proceeds to F08FH, where it is determined whether or not the designated switch is ON. If it is determined that it is not ON, the process proceeds to F096H, and a specification error clear process is performed. This designation error is an error when the designated switch is short-circuited. The fact that the designated switch is OFF means that the designated switch is not short-circuited. The designation error indicating a short circuit is cleared. Next, the process proceeds to F09DH, the switch counter is cleared and the process proceeds to F0BBH, the process of setting the cleared switch counter is performed, the process proceeds to F0BEH, and the switch ON check process is performed. This switch ON check process is performed so that it is determined that the switch counter is turned ON when the count value of the switch counter reaches a predetermined determination value.
[0066]
If it is determined by F08FH that the designated switch is ON, the process proceeds to F0A2H, where it is determined whether or not the maximum value of the specified switch counter has been reached, and if it is determined that it is less than the maximum value, Proceeding to F0B5H, a process of adding “1” to the designated switch counter is performed. On the other hand, if the maximum value has been reached, the process proceeds to F0ABH, and a process of setting a warning flag (designated error flag) corresponding to the switch is performed. The error flag that is set by F0ABH indicates that the ON signal is not output from the switch when the switch is short-circuited and the ON signal continues to be output, or when a clogging occurs at the detection point of the switch. It is set when
[0067]
FIG. 23A is a flowchart showing a subroutine program of the count process indicated by F05CH and F086H. First, it is determined by F0C3H whether or not it is other than an illegal prize. This determination is made based on whether or not the illegal prize counter is 0. If it is 0, it is determined that the prize is illegal and the process proceeds to F0C7H, where an illegal prize error (illegal prize warning flag) is set. . On the other hand, if it is not 0, the process proceeds to F0CAH, and the fraud prevention error automatic return timer is set. It is judged by EEE9H in FIG. 16 (a) whether or not the fraud prevention error automatic return timer set by this setting has expired. The gaming machine automatically recovers from the error state (warning state) when the fraud prevention error automatic return timer expires. When the illegal winning counter is not 0, the count switch shift error is canceled by F0CFH. This is to recover the error occurrence by shifting the count switch in order to perform the process of counting the number of winning balls hitting the variable winning ball apparatus 4.
[0068]
Then, the process proceeds to F0D2H, and it is determined whether it is outside the count switch valid period. This is checked by checking the process flag to determine whether or not it is during the period in which a hit ball is won and detected with the big winning opening (variable winning ball apparatus 4) open. If it is not the count switch valid time, the subroutine program ends as it is, but if it is the count switch valid period, the process proceeds to F0DEH, and it is determined whether or not it is equal to or greater than the maximum number of winnings. The number of hit balls to the variable winning ball apparatus 4 has a predetermined allowable upper limit number, and it is determined by this step whether or not it is more than that number. If not, the process proceeds to F0E4H and the winning number counter Is updated by adding “1”.
[0069]
FIG. 23B is a flowchart showing a subroutine program of the process processing indicated by EE24H in FIG. First, whether or not an error is occurring is determined by F0E8H. This determination is made based on whether or not a warning flag is set. If the warning flag is not set, a NO determination is made, the process proceeds to F0ECH, and each process is executed.
Each process is shown in FIGS. 24 and 25. FIG.
FIG. 24 shows symbol process processing of the variable display device 1. First, by F0ECH, a process for branching control according to the value of the process flag is performed. If the process flag (WF PRO) is 00H, the process proceeds to F23BH and normal processing is performed. Similarly, all symbol variation pre-processing is performed when WF PRO is 01H, all symbol variation processing is performed when 02H, left symbol stop processing is performed when 03H, and right symbol stop is performed when 04H. The middle symbol stop process is performed at 05H, the fever check process is performed at 06H, the pre-opening process for the big winning opening is performed at 07H, and the big winning opening is opened at 08H. Processing is performed, and after the big winning opening is performed at 09H.
[0070]
In the normal symbol process shown in FIG. 25, the process of branching the control according to the value of the normal symbol process flag is performed by F5CBH. When the normal symbol process flag (WF PROF) is 00H, the process proceeds to F5DDH and normal symbol normal time processing is performed. Similarly, when the WF PROF is 01H, the normal symbol variation process is performed, and when the WF PROF is 02H, the normal symbol fever check process is performed.
FIG. 26 is a flowchart showing a subroutine program of information output processing shown in EE2DH of FIG. This subroutine program is used to set each information output data signal. First, information output clear processing is performed by F1DCH. Next, the process proceeds to F10FH, where it is determined whether or not the symbol determination information timer calculation has ended. This determination is made based on whether or not the symbol determination information timer has become 0. When it is 0, the process proceeds to F11AH, but when it is not 0, the process proceeds to F114H. 1 "Subtraction update is performed and the value is set by F117H. This symbol determination information timer is used to set a start information output timer for F3D9H and F431H described later.
[0071]
Next, the process proceeds to F11AH, where it is determined whether or not the jackpot is being hit. If the jackpot is being hit, the jackpot information / probability variation information is set by F120H. On the other hand, if it is not a big hit, the process proceeds to F123H, and it is determined whether or not the probability is being changed. If not, the subroutine program is terminated as it is, but if not, the process proceeds to F127H, where the probability Variation information is set.
FIG. 27A is a flowchart showing a subroutine program of the symbol average rotation time calculation process shown in EE0CH of FIG. 9A. First, a timer calculation process is performed for 2 minutes by F12BH. This process is performed in order to determine the number of hits of the hit ball at the start winning opening for 2 minutes and to set the total symbol variation time by classifying the number of winnings. Then, the process proceeds to F138H, where it is determined whether or not it is other than the starting number check time. Otherwise, the subroutine program is terminated as it is. In the case of the starting number check time, the process proceeds to F13AH, and as a result of performing the timer calculation for 2 minutes, it is determined whether or not the number of start winnings is less than 10 during the 2 minutes. Proceeding to F148H, the subroutine program in which the start count check counter is cleared ends. If the number of start winnings is 10 times or more, the process proceeds to F140H, and it is determined whether the number of start times is 15 or less. If it is 15 times or less, the process proceeds to F146H, and a symbol variation time pattern is set. . On the other hand, if the number of start times exceeds 15, the process proceeds to F144H, where a value of 15 times or more is set.
[0072]
From the above processing, the total symbol variation time is set to 9000 mec when the number of start is 9 or less, 8000 mec is set when the number of start is 10, 7000 mec is set when the number of start is 11, and 6000 mec is set when it is 12. When it is 13, 5000 mec is set, and when it is 14 or more, 4300 mec is set. Then, all the symbols of the left variable display portion 2a, the middle variable display portion 2b, and the right variable display portion 2c fluctuate for the set time, and the left variable display is first displayed when the set time has elapsed. The part 2a stops, then the right variable display part 2c stops, and finally the middle variable display part 2b stops.
[0073]
FIG. 27B is a flowchart showing a subroutine program for sound processing shown in EE2AH of FIG. This subroutine program updates the performance data pointer and performs the sound performance process. First, it is determined whether or not the sound flag is changed by F14CH. The sound flag is a flag for designating various sounds to be emitted from the speaker, and flags corresponding to various sounds to be generated by the EF0BH, F5A4H, or the like are set. If it is determined that there is no change in the sound flag, the process proceeds to F166H, and a sound performance process for generating the sound of the type that has not been changed is performed. On the other hand, if it is determined that the sound flag has been changed, the process proceeds to F15BH, and a process for setting a new sound address corresponding to the changed sound flag is performed. Then, the process of playing the type of sound corresponding to the newly set sound address is performed by F166H. If the designated data address and the data address being played do not match, processing is performed to set the new sound address designated by F15BH as the head address.
[0074]
FIG. 28 is a flowchart showing a subroutine program for sound performance processing shown in F166H of FIG. This subroutine program performs performance processing of designated sound data by a sound control signal output operation according to the performance code. First, the process of outputting the sound control signal is performed by F16EH. Specifically, this process is a process of setting the RES signal (reset signal), RDY, RQ, and CK signals to high and clearing the sound control bit data. Next, the process proceeds to F17EH, where it is determined whether or not the performance timer has expired by decrementing the performance timer by "1". If it is determined that the subroutine program has ended, the subroutine program ends. If it is determined that the subroutine program has not ended, the process proceeds to F18AH, where it is determined whether or not the performance has ended. This is because the sound timer is extracted and the code is determined. If the code is an end code, a NO determination is made, and a temporary timer of 500 msec is set by F192H, and the subroutine program ends. On the other hand, if it is not an end code, a determination of YES is made by F18AH and the process proceeds to F19BH, and it is determined whether or not it is a reset code. If it is a reset code, the process proceeds to F1A4H and reset control data (RES Signal) is processed, F1ABH is added to update the sound data address by "2", the performance timer (sound timer) is cleared by F1ADH, and reset control data (RES signal) is cleared by F1B4H. Is cleared, and the subroutine program ends.
[0075]
On the other hand, if it is determined by F19BFH that it is not a reset code, the process proceeds to F1BFH, and it is determined whether the code is other than a jump code. If it is a jump code, the process proceeds to F1C5H, where a jump start address is calculated and control is returned to the code determination process (F18AH). On the other hand, if it is determined that it is not a jump code, the process proceeds to F1C9H, where the lower bit data of the music data is communicated to a sound control circuit including a DSP (digital sound processor).
[0076]
Next, the process proceeds to F1D2H, and processing for communicating the upper bit data of the song data to the sound control circuit is performed. Communication processing by these F1C9H and F1D2H is performed by 8-bit serial communication processing. After this serial communication processing is completed, the process proceeds to F1DBH, where the RDY signal, which is a ready control signal, is turned on. Next, the ready control signal is turned off by F1E2H, and the data transfer is completed. Next, the process proceeds to F1E7H, a process of updating the sound data address by “4” is performed, and the subroutine program is terminated.
[0077]
FIG. 29A is a flowchart showing a subroutine program for music data communication processing shown in F1C9H of FIG. This subroutine program performs serial communication processing of designated sound data. First, a request signal (RQ signal) which is request control data is lowered by F1ECH to perform a data transfer request request, and then F1F3H. Then, the process for setting and stocking serial transfer data is performed. Next, the process proceeds to F1FFH, where serial clock data (CK signal) is raised and serial transfer is started. Next, the process proceeds to F208H, where the process of subtracting and updating the communication counter by “1” is performed. Next, the process proceeds to F20BH, where it is determined whether there is any remaining data communication. If there is any remaining data, the process returns to F1F3H, and the process of serially transferring the remaining data is repeated.
[0078]
FIG. 29B is a flowchart showing a subroutine program of the display symbol random update process shown in EE30H of FIG. 9B. This subroutine program performs update processing of various random counters. First, at F20EH, a deceleration and reach continuation determination random counter (WC RND SLW) is updated. Next, the process proceeds to F213H, and the reach operation random counter (WC RND ACT) is updated. Next, the process proceeds to F218H, and the medium symbol random counter (WC RNDC) is updated. Next, the process proceeds to F21DH, where it is determined whether or not a carry has occurred as a result of the update process of the middle symbol random counter. If not, the subroutine program is terminated, but if it is, the process proceeds to F21FH. Then, the right symbol random counter (WCRNDR) is updated, the process proceeds to F224H, the normal symbol display random counter (WC RND F) is updated, and the subroutine program is terminated.
[0079]
FIG. 30 is a subroutine program showing update processing of various random counters shown in F20EH, F213H, F218H, F21FH, and F224H in FIG. First, the counter address is calculated by F22AH. This is a process for calculating an address corresponding to a random counter to be counted. Next, the process proceeds to F22DH, and a process of adding “1” to the random counter of the calculated address is performed. Next, the process proceeds to F231H, and it is determined whether or not the count value of the random counter is less than the maximum value. If it is less, the process proceeds to F237H and the process of setting and storing the count value to be added and updated is performed. If the value is equal to or greater than the maximum value, the count value of the random counter is set to the minimum value by F235H, and the minimum value (for example, 0) is set and stored by F237H.
[0080]
FIG. 31 is a flowchart showing a subroutine program for normal processing shown in F23BH of FIG. This subroutine program performs work clearing, shortening mode determination, jackpot determination processing, symbol setting processing, and bank shift processing used during process processing. First, a normal work set process is performed by F23BH. Thereby, the work involved in the game progress is cleared, and the normal display state is obtained. Next, the process proceeds to F241H, where normal process / timer processing is performed. Next, the process proceeds to F247H, where it is determined whether there is a winning memory. If there is a start winning memory after winning the hitting ball start winning opening 3, the process proceeds to F24BH, but if there is no starting winning memory, the subroutine program ends as shown in FIG. In F24BH, it is determined whether or not there are two or more start winning memories, and if it is not two or more, the process proceeds to F253H and the next shortening flag is cleared.
[0081]
The next shortening flag is a flag for storing in advance that the variable display time is controlled to be shortened when the variable display device 1 is variably stopped and the next variable display is performed. This F253H is actually a process of clearing the storage of the accumulator storing the value in order to set the value in the next shortening flag. On the other hand, if it is determined by F24BH that there are two or more start winning memories, the process proceeds directly to F254H and the next shortening flag setting process is performed. As a result, when the start winning memory is less than 2, the next shortening flag is set to “0” by F254H, and when the starting winning memory is 2 or more, the next shortening flag is set to “1”. The Rukoto.
[0082]
Proceeding to F256H, a process of setting a shortening flag during probability variation is performed. This probability variation shortening flag is a flag for storing beforehand that the variable display time of the variable display device 1 is controlled to be shortened during probability variation in which the probability of occurrence of a specific gaming state (big hit state) is improved. is there. Next, the process proceeds to F258H, where it is determined whether or not the number of starting winning prizes is “3” or more. If not, the process proceeds to F25CH, where the current shortening flag is cleared. This current shortening flag is a flag for storing in advance that the variable display time of the current variable display device 1 is controlled to be shortened. This F25CH is actually a process of clearing the storage of the accumulator that currently stores the value set in the shortening flag. On the other hand, when the start winning memory is “3” or more, the process directly proceeds to F25DH, and it is determined whether or not the probability is changing. If it is determined that the probability of occurrence of the specific gaming state (big hit state) has not improved, the process proceeds to F262H, where the current shortening flag is cleared. This process actually clears the storage of the accumulator that currently stores the value that sets the value in the shortening flag. On the other hand, if it is determined that the probability is changing, the process proceeds directly to F263H, where a process for setting the current shortening flag is performed. As a result, if it is determined that the probability is not changing, the value set in the current shortening flag is cleared to 0, so that the current shortening flag is set to “0”, and the probability is changing. In some cases, the current shortening flag is set to “1”.
[0083]
Next, the process proceeds to F265H, a process of subtracting “1” from the start winning memory counter is performed, the process proceeds to F268H, the process of clearing the big hit flag is performed, the process proceeds to F26BH, and the normal probability hourly judgment value table is designated. Is made. The normal probability per hit determination value table is a hit determination value (007 for generating a specific gaming state (big hit state) at a normal probability when the probability of occurrence of the specific gaming state (big hit state) is not changing. ) And the cable end code. On the other hand, if the probability is changing, NO is determined by F26EH, the process proceeds to F272H, and the high probability hourly determination value table is designated. The high probability hourly determination value table stores the hit determination values (331, 263, 197, 131, 071) and table end codes at the time of high probability that the occurrence probability of the specific gaming state (big hit state) is improved. It is a table. As a result, the normal probability hourly determination value table is specified at the normal probability, and the high probability hourly determination value table is specified at the high probability.
[0084]
Next, the process proceeds to F27BH, where it is determined whether or not the random check has been completed. This is because the extracted value (random number) of the big hit determination random counter WC RND1 and the stored data of the hit determination value table specified by F26BH or F272H are compared one by one, the table end code is detected, and all the comparison processes are performed It is determined whether or not the processing has ended. If the table end code has not yet been detected, the process proceeds to F283H, where it is determined whether or not the extracted value of the hit determination random counter WC RND1 matches the hit determination value stored in the table. If they do not match, the process proceeds directly to F28BH, the random check value table address is updated by adding "2", and the stored data stored in the next address of the hit determination value table and the extracted value of WC RND1 are obtained. Processing for comparison is performed. During the comparison process, if the extracted value of WC RND1 matches the hit determination value stored in the hit determination value table, NO is determined in F283H, the process proceeds to F288H, and the big hit flag is set. Will be set. This comparison process is sequentially executed, and if a table end code is detected, a determination of YES is made by F27BH, and the process proceeds to F28FH shown in FIG.
[0085]
In F28FH, a symbol setting process is performed. As a result, when the big hit flag is “1”, the scheduled stop symbols are pre-determined so that all the symbols are aligned, and when the big hit flag is “0”, the respective symbols are determined. The scheduled stop symbol is determined in advance by the determination random counter. Next, the process proceeds to F291H, where bank shift processing is performed. This bank shift process is a process for shifting the start winning storage data one by one. The start winning memory data stores the number of start wins from 1 to 4 in order of old start start winning of the hit ball, and the extracted value of WC RND1 and the extraction of WC RNDL extracted at the timing of each start win Correspondingly stored. Of these start winning memory data, the stored data in area 1 storing the oldest start winning memory data is erased, and the stored data in area 2 storing the second old start winning memory data is stored in area The data stored in the area 3 storing the third oldest start winning memory data is shifted to the area 2 and the memory data stored in the area 4 storing the newest start winning memory data is changed to the area 3. The process of shifting to is performed by this F291H.
[0086]
Next, the process proceeds to F2B0H, where it is determined whether or not the illegal winning counter has ended. This illegal prize counter is a counter used for determining whether or not the prize is illegal in accordance with the value of F0C3H or the like in FIG. If the illegal prize counter has not ended, that is, it is not “0”, the process proceeds to F2B4H, and after the illegal prize counter is updated by subtracting “1”, the process proceeds to F2B5H. In F2B5H, a process is performed in which the count value of the illegal winning counter updated by subtraction is set in the illegal winning counter as a new count value. On the other hand, if the count value of the illegal winning counter is “0”, a determination of YES is made by F2B0H and the process proceeds directly to F2B7H. In F2B7H, a process control flag is updated by adding “1”. As a result, as shown in FIG. 24, all symbol variation pre-processing is executed thereafter.
[0087]
This whole symbol variation pre-processing is shown in FIG. Before explaining this all symbol variation pre-processing, the symbol setting processing subroutine program shown in F28FH of FIG. 32 will be described with reference to FIG. This subroutine program sets stop symbol data and reach operation.
Processing to clear the reach flag is performed by F2BEH. This is because the reach flag is set again when the reach is established by the processing after F2ECH, and here, the reach flag is cleared in advance. Next, it progresses to F2C1H and the process which extracts a left stop symbol is performed. This extraction process is performed based on the extracted value of the WC RNDL. Next, the process proceeds to F2C3H, and it is determined whether or not the big hit limit number is less than seven. The big hit limit number is incremented by “1” by F495H, which will be described later, and cleared by F513H, and is a counter for limiting the number of consecutive big hits when probability changes. Then, the number of occurrences of jackpot when the probability is changed is counted by the counter of the number of hits for the jackpot. Then, F2C3H determines whether or not the big hit limit number is less than 7, and if it is less than 7, the process proceeds to F2D2H, but if it is 7 times or more, the process proceeds to F2C9H, and F2C1H It is determined whether or not the left stop symbol (left planned stop symbol) extracted by the above is a probability variation symbol.
[0088]
Probability variation symbol is a collection of specific types of symbols that are specifically defined among jackpot symbols (a collection of identification information of the same type). If this probability variation symbol is stopped, It becomes a probability fluctuation state where the probability of occurrence of jackpot is improved. The probability variation symbols are a plurality of predetermined symbols of the 13 types of left symbols, and a symbol other than the probability variation symbol is always positioned between the probability variation symbol and the next probability variation symbol. Is arranged. If F2C9H determines that the symbol is a probability variation symbol, the process proceeds to F2D1H, where “1” is added to the left stop symbol and the symbol is forcibly shifted to the symbol following the probability variation symbol, that is, the symbol other than the probability variation symbol. Control is made. As a result, when the maximum number of hits has already reached seven, control is performed to forcibly shift the symbol to a symbol other than the probability variation symbol by F2D1H in order to prevent further occurrence of the probability variation state.
[0089]
Next, the process proceeds to F2D2H, where the left stop symbol extracted by F2C1H or the left stop symbol after being updated by adding “1” by F2D1H is set and stored. Next, the process proceeds to F2D4H, where it is determined whether or not it is off. This is determined by whether or not the big hit flag is set by the F288H. If it is off, the process proceeds to F2E4H, where a process for setting the right stop symbol is performed based on the extracted value of WC RNDR, and a process for setting the medium stop symbol is performed based on the extracted value of WCRND1 by F2E8H, and the process proceeds to F2ECH. On the other hand, if the big hit flag is set, NO is determined by F2D4H, and the process proceeds to F2D8H, where the processing for setting the big hit symbol is performed. This process is a process of setting the same type of symbols as the left stop symbol set by F2D2H together with the right stop symbol and the middle stop symbol. Then, the process proceeds to F303H.
[0090]
After the right stop symbol and middle stop symbol are set in the case of detachment, the process proceeds to F2ECH, and it is determined whether the set left, right and middle stop symbols are other than the reach symbol. In this case, the subroutine program ends as it is. On the other hand, if the left stop symbol and the right stop symbol are of the same type, NO is determined by F2ECH and the process proceeds to F2F2H to determine whether the symbol is other than the big hit symbol. When the left, right, and middle stop symbols are all the same type of symbols, the process proceeds to F2FCH, and control is performed by forcibly shifting the middle symbols to the off symbol. On the other hand, if it is not a big hit symbol, the process proceeds directly to F303H.
[0091]
In F303H, it is determined whether the symbol is other than the reach symbol. If the symbol is other than the reach symbol, the subroutine program is terminated. If the symbol is a reach symbol, the process proceeds to F309H to calculate the difference from the big hit symbol. Is made. Based on the difference, F31AH performs a process of calculating a corresponding reach flag table from a plurality of types of reach flag tables. The reach flag table is a one-front reach flag table when the middle stop symbol is one symbol ahead of the big hit symbol, a one-reach reach flag table when the middle stop symbol is one symbol behind the big hit symbol, and a big hit Three types of reach flag table when the symbol is stopped are prepared, and which reach flag table is determined based on the difference from the big hit symbol. Next, the process proceeds to F322H, where the calculated reach flag table is looked up and the reach flag as the stored data is calculated.
[0092]
Next, the process proceeds to F329H, where it is determined whether or not the probability change is in progress. If the probability change is not in progress, the process proceeds to F34AH, where it is determined whether or not the probability change is other than a shortening. If it is other than the shortening at the time of fluctuation, the process proceeds to F359H and it is determined whether or not it is reach 3. If it is not reach 3, the process proceeds to F35DH and processing for setting the reach 3 continuous appearance flag is performed, and F360H is set. Then, the process of setting the reach symbol deceleration number according to the extracted value of the WC RND SLW is performed. There are six types of reach, that is, reach 1 to reach 6 as described in FIG.
[0093]
On the other hand, if it is determined by F34AH that the reduction is due to the probability change, the process proceeds to F34EH, the process of clearing the reach 3 continuous appearance flag is performed, the process proceeds to F351H, and it is determined whether or not there is a deceleration operation. If there is no operation, the process proceeds to F359H, but if there is a deceleration operation, the process proceeds to F355H, and processing for setting the reach 3 flag is performed. As a result, the determination of YES can be made by F359H.
On the other hand, if it is determined by F329H that the probability is changing, the process proceeds to F32DH, the reach flag is cleared, the process proceeds to F330H, and it is determined whether the medium scheduled stop symbol is the one before or after the big hit symbol. If it is the previous or next program, the subroutine program is terminated as it is, but if it is not the previous or next program, the process proceeds to F33AH to determine whether or not the reach symbol is other than the probability variation symbol. If it is a probability variation symbol, the subroutine program is terminated as it is, but if it is a probability variation symbol, the process proceeds to F344H, where the reach 3 flag is terminated.
[0094]
With the above processing, in the case of reach, the reach 3 continuous appearance flag setting process is performed when the probability change is not being performed, the reach deceleration number is set, and when the probability change is occurring, the left symbol is the probability change It is determined whether or not the symbol is a symbol. When the symbol is not a probability variation symbol, the subroutine program is terminated as it is. When the symbol is a probability variation symbol, the subroutine program is controlled after the reach 3 flag is set.
FIG. 34 (b) is a flowchart showing a subroutine program of all symbol variation pre-processing shown in F366H of FIG. This subroutine program sets a stop display command for display and gives a variable time calculation index. First, in F366H, the set processing of all the pre-symbol change process data is performed. This is a control to execute the process data before all symbols change, and during the calculation, the determination of YES is made by F36CH and the subroutine program is terminated as it is. On the other hand, when the calculation is not in progress, the process proceeds to F36EH, and a process of setting a display stop symbol command is performed. This is a process of setting command 1, command 2 and command 3 for instructing a left planned stop symbol, a middle planned stop symbol, and a right planned stop symbol, respectively. Next, the process proceeds to F37AH, where the process control flag is incremented and updated by "1", and the symbol variation time index set process is performed by F380H. This is a process for setting a pattern flag for the current symbol variation time, and is the same process as F146H.
[0095]
FIG. 35 (a) is a flowchart showing a subroutine program of all symbol variation processing shown in F385H of FIG. This is a control for performing scroll fluctuation display of all symbols (left, right, middle symbols). By F385H, a process of calculating a shortened process data address at the time of probability change is performed. Then, it is determined by F388H whether or not the process is being shortened when the probability is changed. If the process is being shortened, a process for setting the process data shortened by the probability change calculated by F385H is performed. On the other hand, if it is determined by F388H that the probability variation is not being shortened, the process proceeds to F38CH, where the process of calculating the address of all symbol variation process data corresponding to the symbol variation time calculation index (see F380H) is performed. The process of setting the calculated process data at the time of all symbols variation is performed by F395H.
[0096]
Next, the process proceeds to F398H, where it is determined whether or not the calculation is being performed. If the calculation is being performed, the subroutine program is terminated. If the calculation is not being performed, the process proceeds to F39AH and the process control flag is set to “1”. In addition, the process proceeds to F3A0H, and it is determined whether or not it is other than the shortening at the probability variation. If not, the subroutine program is terminated, but if the probability variation is shortened, the process proceeds to F3A4H and the reach is reached. If it is reach, the subroutine program is terminated as it is. However, if it is not reach, the process proceeds to F3A8H to update the process control flag so that the middle symbol stop process is performed. Be controlled.
[0097]
As a result of the above processing, when not in the shortened mode, execution processing of all reel variation process data corresponding to the symbol variation time calculation index is performed, and processing is updated by adding “1” to the process control flag at the end of the calculation. In the shortening mode, a process for executing all the symbol shortening variation process data is performed. As the process is changed, the display control code is also changed, so that the transfer counter is cleared and preparation for starting transfer from the top data (header code) is made. However, in the shortened mode, the middle symbol stop process is set in the process flag in order to perform the all symbol stop process.
[0098]
FIG. 35B is a flowchart showing a subroutine program for the left symbol stop process shown in F3ADH of FIG. This subroutine program executes the process data of the left symbol stop, and the left symbol stops at the end of the execution. First, the process of calculating the address of the left symbol stop process data is performed by F3ADH. Next, the process proceeds to F3B6H, where it is determined whether or not the reach 3 flag is set. Proceeding to F3BAH, a process for calculating the address of process data at the time of reach 3 is performed. If the reach 3 flag is not set, a YES determination is made by F3B6H and the process proceeds directly to F3C0H. In F3C0H, processing for setting process data is performed. Therefore, when the reach 3 flag is set, process data at the time of reach 3 calculated by F3BAH is set. When the reach 3 flag is not set, the process data calculated by F3ADH is set. Will be.
[0099]
Next, the process proceeds to F3C3H, and it is determined whether or not the calculation is being performed. If the calculation is being performed, the subroutine program ends as it is. However, when the calculation is not being performed, the process proceeds to F3C5H and the process control flag is set to “1”. The process of adding and updating is performed. As the process control flag is updated, the display control code is also changed, so that the transfer counter is cleared and preparations for starting transfer from the top data (header code) are made. Next, the process proceeds to F3CBH, where it is determined whether or not it is reach 4, and if it is not reach 4, the process proceeds to F3D1H, where it is determined whether or not it is reach 3, and if it is not reach 3, it is left as it is. The subroutine program ends. On the other hand, if it is reach 4 or reach 3, the process proceeds to F3D5H, where the process control flag is updated to control the subroutine program for the fever check process to be executed. Next, the process proceeds to F3D9H, where the start information output timer is set.
[0100]
FIG. 36 is a flowchart showing a subroutine program for the right symbol stop process shown in F3DEH of FIG. This subroutine program executes the process data of the right symbol stop (normal / reach notice), and the right symbol stops at the end of execution. First, normal right symbol stop process data is calculated by F3DEH, and it is determined by F3E1H whether it is other than reach. In the case of reach, the process proceeds to F3E7H, and processing for calculating reach notice process data is performed. Next, the process proceeds to F3EAH, where it is determined whether or not it is other than reach 5, and in the case of reach 5, the process proceeds to F3F0H, and the process of calculating reach 5 notice process data is performed. Then, the process proceeds to F3F3H, and processing for setting the calculated process data is performed. As a result, in the case of other than the reach, the process data for the right design stop at the normal time is set, and when the reach operation other than the reach 5 is designated, the process data at the time of the right design stop at the time of performing the normal reach notice Is set and the reach operation designation of reach 5 is set, the process data at the time of stopping the right symbol for performing the advance notice of reach 5 is set.
[0101]
Next, the process proceeds to F3F6H, where it is determined whether or not the calculation is being performed. If the calculation is being performed, the subroutine program ends. If the calculation is no longer being performed, the process proceeds to F3F8H and the process control flag is set to “1”. Add and update. As a result, the display control code is also changed, so that the transfer counter is cleared and preparation for starting transfer from the top data (header code) is made.
FIG. 37 is a flowchart showing a subroutine program of the medium symbol stop process shown in F3FFH of FIG. This subroutine program is a subroutine program in which the middle symbol is stopped when the process data of the middle symbol stop (normal time / reach operation) is executed and the execution is completed. F3FFH determines whether or not it is other than reach. If it is not reach, the process proceeds to F40AH, the reach time calculation process is performed, the process proceeds to F40DH, and the symbol deceleration determined based on the extracted value of WC RND SLW A process of setting a number of command data is performed, and the process proceeds to F413H, where the address of the middle symbol stop process data is calculated. This middle symbol stop process data is data at the time of stop of middle symbols at normal times other than reach. That is, when it is determined by F3FFH that it is other than reach, the address of the normal middle symbol stop process data is calculated.
[0102]
On the other hand, in the case of reach, the process proceeds to F403H, where the medium symbol stop process data at the time of probability variation is calculated, and the process proceeds to F406H to determine whether or not the probability variation is being shortened. If it is determined that the process is in progress, the process proceeds to F426H, and processing for setting the symbol stop process data during the probability change calculated by F403H is performed. This middle symbol stop process data at the time of probability variation is data for controlling stop of the middle symbol in a shorter time than usual. Accordingly, when the probability change is being shortened, the middle symbol is stopped and displayed in a relatively short time, and the display result of the variable display device is derived and displayed relatively early.
[0103]
On the other hand, if it is determined by F406H that the probability variation is not being shortened, the process proceeds to F40AH, reach time calculation processing is performed, and the process proceeds to F40DH, F413H, and F41CH. In F41CH, it is determined whether or not it is other than reach 6. If it is not reach 6, the process proceeds to F426H, and processing for setting the middle symbol stop process data calculated by F413H is performed. On the other hand, if it is reach 6, the process proceeds to F420H, and processing for calculating the address of the symbol stop process data during reach 6 is performed. As a result, in F426H, the reach 6 o'clock symbol stop process data is set.
[0104]
Next, the process proceeds to F429H, where it is determined whether or not the calculation is being performed. If the calculation is being performed, the subroutine program ends. If the calculation is being performed, the process proceeds to F42BH and the process control flag is set to “1”. "Additional update is performed, and the process proceeds to F431H to set the start information output timer. As the process data is added and updated, the display control code is also changed, so that the transfer counter is cleared and preparation for starting transfer from the top data (header code) is made.
By the subroutine program explained above, the data for stopping all symbols of the left, middle and right symbols at the same time is set when the probability is changing and when shortening. In the case of the reach, the process data of the reach stop data corresponding to the reach stop operation flag is set.
[0105]
FIG. 38 is a flowchart showing a subroutine program for reach time calculation processing shown in F40AH of FIG. This subroutine program performs reach time calculation processing for reach 1 and reach 2. In accordance with the reach time calculated by this subroutine program, the amount of symbol variation until the symbol stops at the time of reach is determined. The timer calculation offset value is extracted by F436H. Then, the process proceeds to F438H, and it is determined whether or not it is other than reach 2. If it is not reach 2, the process proceeds to F440H, and the reach time is calculated. The reach time is calculated by a reach 1 and 2 hour table in which the reach time is stored in a table with the timer calculation offset value as a subscript, and the reach 1 and 2 hour tables are looked up to reach the reach time. Time is calculated. Therefore, in the case other than the reach 2, the table is looked up according to the timer calculation offset value calculated by the F436H, and the reach time is calculated.
[0106]
On the other hand, in the case of reach 2, the process proceeds to F43EH, where the timer calculation offset value extracted by F436H is added and updated by “16”, and the reach time is reached by F440H according to the new timer calculation offset value that has been added and updated. Calculation processing is performed.
Next, the process proceeds to F449H, and processing for calculating the deceleration time during reach is performed. This is a process of calculating the symbol deceleration number determined by the extracted value of the WC RND SLW × 1 symbol deceleration time (400 msec). Next, the process proceeds to F450H, and processing for calculating the pre-deceleration time is performed. This process is a process of calculating (reach time calculated by F440H) − (reach deceleration time calculated by F449H). Next, it progresses to F456H and the process which calculates deceleration time is made. This process is a process of calculating the time after reach deceleration by calculating the number of deceleration symbols × 2 × 1 symbol deceleration time (400 msec).
[0107]
FIG. 39A is a flowchart showing a subroutine program of the fever check process shown in F45FH of FIG. This subroutine program executes the process of the check process, checks the jackpot flag at the end of the process, and updates and sets the subsequent process flags. Processing for setting process data at the time of fever check is performed by F45FH. Next, the process proceeds to F465H, where it is determined whether the calculation is being performed. If the calculation is being performed, the subroutine program is terminated as it is. When the calculation is not being performed, the process proceeds to F467H, where it is determined whether or not the big hit is made. When the big hit flag is set, the process proceeds to F47AH, and the process control flag is incremented and updated by "1". Is made. Then, the process proceeds to F47DH, and it is determined whether or not the stop symbol is other than the probability variation symbol. If the symbol is a probability variation symbol, the procedure proceeds to F487H, and processing for setting the number of probability variation is performed. On the other hand, if the symbol is other than the probability variation symbol, the process proceeds directly to F48BH, and a process of clearing the big hit flag is performed. Then, F491H determines whether or not it is other than the probability variation, and if it is not the probability variation, the subroutine program is terminated as it is, but if the probability variation is in progress, the process proceeds to F495H and the jackpot limit counter Is added and updated by “1”. The value of the big hit limit number counter is used for the determination of F2C3H.
[0108]
On the other hand, if it is determined by F467H that there is no big hit, the process proceeds to F46BH, the process for setting the normal process data is performed, the process for clearing the unnecessary work is performed by F471H, and the subroutine program ends. Even in this subroutine program, since the process control flag is updated, the display control code is changed as a result, so that the transfer counter is cleared and preparation for starting transfer from the top data (header code) is made.
FIG. 39B is a flowchart showing a subroutine program for the pre-opening of the special winning opening shown in F499H of FIG. This subroutine program executes the process process before the special winning opening is opened, and initially sets the released data at the end of the process. By F499H, a process for calculating the address of the process before opening the special winning opening is performed. Next, the process proceeds to F4A2H, and processing for setting the calculated process data is performed. Then, the process proceeds to F4A5H, where it is determined whether or not the calculation is being performed. If the calculation is being performed, the subroutine program ends. If the calculation is no longer being performed, the process proceeds to F4A7H to clear the work used during the big hit. The process proceeds to F4B2H, and the process control flag is updated by adding “1”. As a result, the display control code is also changed as the process is changed, so that the transfer counter is cleared and preparation for starting transfer from the top data (header code) is made.
[0109]
FIG. 40 is a flowchart showing a subroutine program of the special winning opening opening process shown in F4B6H of FIG. This subroutine program is a process that executes the process process during the opening of the special winning opening (variable winning ball apparatus) and proceeds to the next process when the number of winnings exceeds a prescribed value. By F4B6H, processing for setting a display winning command is performed. The display winning number is command data for causing the variable display device to display the number of winning balls won in the variable winning ball device 4. Next, the process proceeds to F4BAH, where a process for setting an illegal prize warning invalid counter is performed, and a process for setting a specific area valid time is performed by F4BEH. These processes are for validating the specific winning ball detection switch 8 only when the illegal winning warning invalid time is set and the valid time is set when the variable winning ball apparatus 4 is opened.
[0110]
Next, the process proceeds to F4C3H, where it is determined whether or not the number of winnings has reached the maximum value. If not, the process proceeds to F4C9H to calculate the address of the process data during the opening of the big winning opening (variable winning ball apparatus). Processing is performed. Next, the process proceeds to F4D2H, the process of setting the calculated process data is performed, and the process proceeds to F4D4H, where it is determined whether or not the calculation is being performed. When the calculation is not being performed, the process proceeds to F4D6H. On the other hand, if it is determined by F4C3H that the number of hit balls to the variable winning ball apparatus 4 has reached the maximum value (for example, 10) or more, the process proceeds directly to F4D6H and the process control flag is updated by adding “1”. Processing is done.
[0111]
As a result of the above processing, the process data corresponding to the number of times of release is executed, the winning counter is greater than or equal to the maximum value, and the process control flag is incremented by “1” (the processing is returned when the calculation is completed). Since the display control code is also changed as the process is changed, the transfer counter is cleared and preparations for starting transfer from the top data (header code) are made.
FIG. 41 is a flowchart showing a subroutine program for the post-opening processing for the special winning opening shown in F4DDH of FIG. This subroutine program executes the process processing after opening the big winning opening (variable winning ball apparatus 4), and shifts to the process before opening when there is a winning in a specific winning area (V pocket). . It is determined by F4DDH whether it is outside the specific winning area (V pocket) effective time. If it is determined that it is outside the specific area effective time set by the F4BEH, the process proceeds to F4EDH. If it is determined that the current time is within the valid time, the process proceeds to F4E1H to perform a process of subtracting and updating the specific area valid time by “1”. As a result of the subtraction update, whether or not the specific area is within the specific area valid time is determined by F4E4H. If it is determined that it is within the specific area valid time, the process proceeds to F4EDH. If it is determined that the specific area is outside the valid period, the process proceeds to F4E6H to determine whether or not there is a prize. Judgment is made. If it is determined that there is a winning, the process proceeds to F4EDH. If it is determined that there is no winning, the process proceeds to F4EAH, and processing for setting a count shift warning flag is performed. In other words, the fact that the winning of the hitting ball to the variable winning ball apparatus 4 is not detected at all even though the effective time has expired means that the detection switch for detecting the winning ball is shifted to an undetectable state. For example, the count shift warning flag is set.
[0112]
Next, the process proceeds to F4EDH, where it is determined whether or not the specific prize ball detection switch 8 which is a switch for the specific prize area (V pocket) is turned on. If not, the process proceeds to F4FDH and after the big prize opening is opened. Processing for setting process data is performed, and the process data at the end of the jackpot is executed. On the other hand, when the specific winning ball detection switch 8 is ON, the process proceeds to F4F1H, the process control flag is updated, and control to shift to the pre-opening process for the big winning opening is performed. In this state, repeated continuation control for controlling the state is executed. Next, the process proceeds to F4F8H, and a process of adding and updating the number of times of winning the special winning opening is performed.
[0113]
In F502H, it is determined whether or not the calculation is being performed. If the calculation is being performed, the subroutine program is terminated as it is. If the calculation is not being performed, the process proceeds to F504H to determine whether or not the time is when the probability is not changed. Judgment is made. If the probability is changing, the process proceeds to F508H. After the process of subtracting “1” from the number of probability changes, the process proceeds to F509H. On the other hand, if the probability fluctuation is not the case, the process proceeds directly to F509H, where it is determined whether or not the probability fluctuation count has become 0. If the probability fluctuation count is 0, the process proceeds to F513H to clear the jackpot limit count. Is made. On the other hand, if the probability variation number is not 0, the process proceeds to F50DH, and it is determined whether or not the big hit limit number is less than the maximum value. If it is less than the maximum value, the process proceeds to F516H. Advances to F513H, and a process of clearing the big hit limit number is performed. As a result of the above, every time the number of occurrences of jackpot at the time of probability fluctuation reaches a predetermined number of probability fluctuations, or every time the number of jackpot hits reaches a predetermined maximum value, the number of jackpot hits is cleared. .
[0114]
Next, the process proceeds to F516H, where the process for setting the normal process data is performed, and the process for clearing the process control flag is performed by F51CH. With the above processing, the specific winning area valid time and the number of winnings are determined in order to determine the process process of the post-opening of the special winning opening, and the count switch shift warning flag is displayed at the end of the valid time and when the winning number is 0. Is set and the special winning ball detection switch is not activated, the process data at the end of the big hit is executed, the process data at the normal time is executed at the end of the calculation, and the big hit limit number is 9 or more. To clear. Further, when it is determined that the specific winning ball detection switch has been operated, the opening number counter is incremented by “1” in order to execute the repeated continuation control, and the process control flag is updated before the special winning opening is opened. Make the process executed. Since the display control code is also changed as the process is changed, the transfer counter is cleared and preparation for starting transfer from the top data (header code) is made.
[0115]
FIG. 42 is a flowchart showing a subroutine program of process data / timer processing shown in F241H, F366H, F395H, F3C0H, F3F3H, F426H, F46BH, F2A2H, F4D2H, F4FDH, and F516H. This subroutine program updates the process data timer and data. By F522H, a process for setting process data is performed in order to execute the process data. Next, the process proceeds to F524H, where it is determined whether or not the process timer has been set. If the process timer has not been set, the process proceeds to F543H to calculate and set the process timer. On the other hand, if the process timer is set, the process proceeds to F528H, the process timer is updated by subtracting “1”, and it is determined by F52BH whether or not the process timer has expired. If not completed, the process proceeds to F566H, and the subsequent display control code setting process is executed. On the other hand, if the process timer has expired, the process proceeds to F52DH, and the subsequent process code determination process is executed.
[0116]
The process code determination process first updates the process data pointer by “5” by F52DH, and determines whether or not the process data code has ended by F534H. If the process code has ended, the process proceeds to F543H. A process for calculating a timer is performed, and the process proceeds to F547H, where it is determined whether or not the code is a reach 4 hour jump code. This determination is made in order to switch the address between hitting and losing, and when it is a jump code, the process proceeds to F54BH, where it is determined whether it is other than jump execution or not. Advances to F556H, but if a jump is being executed, advances to F54FH, where a process for setting a jump destination address is performed, and the process returns to F543H. If a state other than jump execution is entered during the loop around F543H to F54FH, the process proceeds to F556H, a timer is set when not jumped, and a state other than the reach 4 jump code is entered. Proceeding to F559H, it is determined whether it is other than a timer reference code. If it is a timer reference code, the process proceeds to F55DH, and processing for referring to the reach timer is performed. By F564H, the referred reach timer is set as a process timer. If it is not a timer reference code, the process proceeds directly to F564H, and F543H Processing for setting the process timer calculated by the above is performed.
[0117]
On the other hand, in the display control code setting process executed when it is determined by F52BH that the process timer has not expired, it is first determined by F566H whether or not the previous display command holding flag is on. At the time of the fever check and at the end of the fever, a display hold command is used to hold the final display image of all process data, and the previous display command hold flag is turned on. If it is turned on, the process proceeds to F574H, the in-computation flag is set, and the subroutine program ends. If it is not turned on, the process proceeds to F56EH, and the process for setting the display command is performed. Proceed to F574H.
[0118]
FIG. 43A is a flowchart showing a subroutine program of the process data set process shown in F522H of FIG. This subroutine program checks the match of process data and sets lamp output data. First, it is determined by F576H whether or not the process is currently being executed. This is performed by determining the match between the process data top address and the pointer. If they do not match, the process proceeds to F57AH to perform a new process address set process. This is a process of setting the process data top address. Then, the process proceeds to F57EH, a process for calculating a process timer is performed, and the process proceeds to F580H, where it is determined whether the command is other than an external reference command. In the case of the external reference timer, the process proceeds to F584H, the external reference timer is calculated, and the calculated external reference timer is set as a process timer by F58BH. On the other hand, if the command is not an external reference command, the process directly proceeds to F58BH, a process for setting the process timer calculated by F57EH is performed, and the process proceeds to F58DH.
[0119]
On the other hand, if it is determined by F576H that the process data top address matches the pointer, the process proceeds directly to F58DH to perform processing for calculating the ramp data address. Then, the process proceeds to F596H, where it is determined whether or not the designated lamp data is currently being executed. If it is determined that the specified lamp data is currently being executed, the process proceeds directly to F5A4H, where the music performance flag is set. On the other hand, if it is determined that the designated lamp data is not currently being executed, the process proceeds to F59CH to set a new lamp data address, and the process proceeds to F5A0H to set a new lamp timer. That is, the address of the ramp data corresponding to the ramp code defined in the execution process data is calculated, the timer is set, and finally the designated sound flag is set.
[0120]
FIG. 43B is a flowchart showing a subroutine program of the normal symbol process shown in F5C4H of FIG. This subroutine program is for determining a normal symbol process symbol and branching and executing each module for each game execution. F5C4H performs processing for clearing the output of the normal symbol electric accessory solenoid, that is, the solenoid 29 of the start winning opening, and F5C7H determines whether or not an error is occurring. Whether or not this error is occurring is determined based on whether or not a warning flag is set. If the warning flag is set, the subroutine program ends. In other words, during the warning, the electric output solenoid, that is, the solenoid 29 of the start winning prize opening is turned off, so that the solenoid output data is turned off before the warning determination process. If there is no error, the process proceeds to F5CBH, and processing for executing each process routine is performed based on the normal symbol process data. This F5CBH processing is executed by looking up the operation processing pointer table. This operation processing pointer table is arranged so that the execution processing pointer corresponding to the process flag corresponds to the process flag. For example, when the process flag is PFNRM, the normal symbol normal processing, and when PFRUN, the normal symbol changes. At the time of processing, PFCHK, it is processing at the time of normal symbol fever check.
[0121]
FIG. 44 is a flowchart showing a subroutine program of normal symbol normal time processing shown in F5DDH of FIG. This subroutine program is for performing update processing by determining the number of normal symbol winning memorized numbers and performing bank shift processing by performing normal symbol random value hit determination processing. First, it is determined by F5DDH whether or not there is a starting symbol winning memory, and if not, the subroutine program is terminated as it is, but if there is a normal symbol winning memory, the process proceeds to F5E1H, and the normal symbol check value at normal time, normal symbol fluctuation Processing for extracting each data of time is performed. By this F5E1H processing, the normal symbol check value is “13” and the normal symbol variation time (normal time) is “25 seconds”. Next, the process proceeds to F5E6H, and it is determined whether or not the time is when the probability is changed. If the probability is changed, the process proceeds to F5EAH, and it is determined whether or not the special symbol process is after the big winning opening is opened. . If the special symbol process is not after the probability variation or when the special symbol process is after the big prize opening is opened, the process proceeds to F5F5H, and the processing for setting the normal symbol variation time is performed. As a result, the normal symbol variation time extracted by the F5EAH is set.
[0122]
On the other hand, when the probability is changing and the special symbol process is not after the big winning opening, the process proceeds to F5F0H, and the data of the normal symbol check value and the normal symbol variation time at the time of probability variation are extracted. In this case, the normal symbol check value is “4 to 13”, and the normal symbol variation time (at the time of probability variation) is “5.1 seconds”. However, during the big hit operation, it is an exception control. Then, the normal symbol variation time extracted by F5F0H is set by F5F5H.
Next, the process proceeds to F5F7H, and the normal symbol winning memory counter is updated by subtracting "1", and the process proceeds to F5FAH, where a process of designating a stop symbol per normal symbol is performed. Next, the process proceeds to F5FCH, where it is determined whether or not the bank set value is a hit. This determination is made based on the extracted value of WC RND2. If it is determined that the game is successful, the process proceeds directly to F607H, where the normal symbol stop symbol set processing is performed. In this case, the stop symbol per normal symbol designated by the F5FAH is set. On the other hand, if F5FCH is determined to be off, the process proceeds to F600H, where a normal symbol off symbol stop symbol is designated, and as a result, the designated off symbol stop symbol is set by F607H.
[0123]
Next, proceeding to F609H, the normal symbol process flag is incremented by "1" and updated, and the subroutine program subjected to the normal symbol bank shift processing is terminated by F60CH.
FIG. 45 is a flowchart showing a subroutine program of the normal symbol variation process shown in F617H of FIG. This subroutine program updates the normal symbol variation timer and performs normal symbol variation processing. The update process of the normal symbol variation timer is performed by F617H, and it is determined whether or not the calculation is being performed by F61DH. If the calculation is being performed, the process proceeds to F625H. If the calculation is not being performed, the process proceeds to F61FH, and the normal symbol display counter is updated. Then, the process proceeds to F625H, where the normal symbol process timer is processed, and it is determined by F628H whether or not the calculation is being performed. If the calculation is being performed, the subroutine program is terminated, but the calculation is no longer being performed. In this case, the process proceeds to F62AH, and processing for setting a normal symbol stop symbol is performed. Then, the process proceeds to F62EH, where a process for calculating the normal symbol stop time is performed, and whether or not the symbol is other than the winning symbol is determined by F631H. If the symbol is not a winning symbol, the process proceeds to F645H to set a process timer.
[0124]
On the other hand, if it is a winning symbol, the process proceeds to F635H, and processing for calculating the normal symbol normal opening time is performed. Then, it is determined by F648H whether or not the probability change is in progress. If the probability change is not in progress, the process proceeds to F645H. If the probability change is in progress, the process proceeds to F63CH. A determination is made whether or not there is. In the subsequent cases, the process proceeds to F645H. In the other cases, the process proceeds to F642H, and processing for calculating the normal symbol probability fluctuation release time is performed, and the process proceeds to F645H.
[0125]
After the process timer is set by F645H, the process proceeds to F647H, where the counter for counting the number of winning balls won in the electric winning prize counter, that is, the start winning slot 3 is cleared, and the normal symbol process control flag is set to “1” by F64AH. The process of adding and updating is performed.
That is, if it is determined that the winning symbol is not a winning symbol by F631H, a process timer is set, the number of electrified winnings is cleared, and the normal symbol process control flag is updated. Then, the control is performed to calculate the electric component opening time, set the process timer, clear the electric component winning prize number, and update the normal symbol process control flag.
[0126]
FIG. 46A is a flowchart showing a subroutine program of processing at the time of normal symbol stop (at the time of fever check) shown in F64EH of FIG. The process of clearing the output of the electric accessory solenoid is performed by F64EH, and it is determined by F651H whether or not the stop symbol of the normal symbol is other than the hit. If it is not the hit, the process proceeds to F660H. In this case, the process proceeds to F657H, and processing is performed for setting the output of the electric accessory solenoid, that is, the solenoid 29 of the start winning opening. Next, the process proceeds to F65AH, and it is determined whether or not the number of winnings for the electric accessory has reached or exceeded the maximum value. If it has exceeded the maximum value, the process proceeds to F665H, but if it is less than the maximum value, the process proceeds to F660H. Normal symbol process timer processing is performed, and it is determined by F663H whether or not the calculation is being performed. If the calculation is being performed, the subroutine program is terminated, but the process proceeds to F665H when the calculation is not being performed. Then, the normal symbol process control flag and the electric accessory data are cleared.
[0127]
In other words, the normal symbol per determination is performed, and in the case of winning, the solenoid data for the electric accessory is set, the electric accessory winning number determination is performed, and when it is less than the maximum value, the normal symbol process timer processing is executed. When the calculation is no longer being performed, a process for turning off the electric accessory solenoid is performed. This process is a process of clearing the normal symbol process control flag and clearing the electric accessory solenoid output data. When the number of winnings for the electric accessory is greater than or equal to the maximum value, processing for turning off the electric accessory solenoid is performed.
[0128]
FIG. 46B is a flowchart showing a subroutine program of the normal symbol process timer process shown in F660H of FIG. It is determined whether or not the normal symbol process timer has become 0 by F66CH. If it is 0, the subroutine program is terminated as it is, but if it is not 0, the process proceeds to F670H and the normal symbol process is completed. A process of subtracting and updating the timer by “1” is performed.
FIG. 47 is a flowchart showing a subroutine program of the probability setting process shown in EE06H of FIG. By F67EH, the switch determination process for the setting key 2 is performed. The setting key 2 is a key switch for selecting and setting the occurrence probability of jackpot to one of setting 1, setting 2 and setting 3, as described with reference to FIG. F684H determines whether or not the probability setting switch is on the left. If the probability setting switch is operated on the left, the process jumps to the flowchart shown in FIG. On the other hand, if the probability setting switch is not operated to the left, the process proceeds to F686H, and the setting key 1 switch determination process is performed. Then, it is determined by F68CH whether or not the probability setting switch is operated to the right. If it is operated to the right, the process jumps to the flowchart shown in FIG. On the other hand, when it is not operated to the right, that is, when it is the center position, processing for clearing the set number of steps is performed. This is a process of clearing the probability setting rewriting step counter and clearing the probability setting display data. Next, the process proceeds to F693H, where it is determined whether or not the probability is being set. If not, the subroutine program is terminated, but if not, the process proceeds to F697H and the probability setting is being displayed. A determination is made whether or not. If the probability setting display is in progress, the process proceeds to F69BH, the probability setting display timer is updated by subtracting "1", and it is determined whether or not the probability setting display timer has ended by F69EH. Jumps to the flowchart shown in FIG. On the other hand, if it is determined that the probability setting display timer has expired, the process proceeds to F6A0H. If it is determined that the probability setting is not being displayed, the process proceeds to F6A0H.
[0129]
In F6A0H, processing for clearing the probability setting flag is performed, serial RAM reading processing is executed in F6A3H, and random maximum value setting processing is performed in F6A6H. This is a probability / probability setting display setting process. Next, the process proceeds to F6A8H and enters an interrupt wait state.
With the above processing, the state of the probability setting switch state is confirmed. When the probability setting switch is operated to the left side, the probability setting process is executed. When the probability setting switch is operated to the right side, When the probability setting process is executed and the probability setting switch is operated in the center, the probability setting process use data is cleared, the process is returned when the probability is not being set, and when the probability is being set, The probability setting display timer is updated. When the probability setting ends, a probability setting end process is executed. When the probability setting is in progress, a control is executed to execute the probability display data setting process.
[0130]
FIG. 48 is a subroutine program that is executed when YES is determined in F684H, and performs processing for setting probability display data. Whether or not the probability is being set is determined by F6AAH. If the probability is being set, the process proceeds to F6AEH to determine whether or not the probability is being changed. If the probability is not being set or if the probability is being changed, the process jumps to the flowchart shown in FIG. On the other hand, when the probability is being set and the probability is not being changed, the process proceeds to F6B2H, the process of updating the probability setting rewrite step counter by “1” is performed, and the process of setting the probability setting display timer is performed by F6B5H. • Jump to the program that executes the probability display setting process.
[0131]
That is, the probability setting flag is determined. In the normal state, the probability display data set process is performed. The probability setting rewriting step counter is determined. When the probability is being set, the probability display data set process is executed. Then, the probability setting rewriting step counter is updated, and the probability setting display timer is set.
FIG. 49 is a subroutine program executed when YES is determined in F68CH, that is, in the probability change mode. It is determined by F6BCH whether or not the probability is being set. If not, the subroutine program is terminated, but if the probability is being set, the process proceeds to F6C0H and is the probability setting not being displayed? A determination is made whether or not. If it is not during the probability setting display, the process jumps to a subroutine program for the probability / probability setting display setting process. On the other hand, when the probability setting display is in progress, the process proceeds to F6C4H, the probability setting display timer is set, and it is determined by F6C9H whether the probability is being changed. If the probability is being changed, the program jumps to the probability change processing step 2 program shown in FIG.
[0132]
On the other hand, if the probability is not being changed, the process proceeds to F6CDH, the set value update process is performed, the serial ROM writing preparation process is performed by F6D3H, and the probability change second set process is performed by F6D8H. Jump to the display data set program shown in.
By executing this subroutine program, the probability setting flag is determined, and in the normal case, the process returns, the probability setting display timer is determined, and the display ends (when the power is turned on, the right of the switch). In the case of, probability / probability setting display setting processing is performed, the probability setting display timer is set, and the probability setting rewriting step counter is determined. In cases other than step 1, probability changing processing (step 2) is performed. ) Will be executed. Then, update processing at probability setting is performed, serial EEPROM erase processing is performed, and step counter updating processing is performed.
[0133]
FIG. 50 is a subroutine program that is executed when a YES determination is made by F6C9H. By F6DDH, it is determined whether or not it is other than the second probability change. Otherwise, the program jumps to the program shown in FIG. On the other hand, in the case of the second probability change, the process proceeds to F6E0H, serial ROM address writing processing is performed, serial ROM setting value writing processing is performed by F6E5H, and probability changing third setting processing is performed by F6EAH. Jump to the display data set processing program shown in 51 (b).
[0134]
By executing this subroutine program, the determination process of the probability setting rewrite step counter is performed, and in cases other than step 2, the process shifts to the probability changing process (step 3), the serial EEPROM rewrite request process is performed, and the serial EEPROM is performed. The writing process is performed, and the probability setting rewriting step counter is updated.
FIG. 51A shows a program that is executed when YES is determined by F6DDH. It is determined by F6EFH whether or not the probability change is other than the third time, and if it is not the third time, the program jumps to the display data set processing program shown in FIG. On the other hand, when the probability change is the third time, the process proceeds to F6F2H, where it is determined whether or not serial ROM writing is in progress. If writing is in progress, the program jumps to the program shown in FIG. When serial ROM writing is not in progress, the process proceeds to F6F9H, serial ROM writing end processing is performed, random maximum value setting processing is performed by F6FEH, and probability setting fourth set processing is performed by F700H. FIG. Jump to the program shown in.
[0135]
By executing this program, the probability setting rewriting step counter is subtracted (−1) to make a determination. In cases other than step 3, display data set processing is executed and serial EEPROM operation determination is performed. When data is being written, display data set processing is executed and serial ROM disable designation is performed. Then, probability / probability setting display setting processing is performed, and probability setting rewriting step counter updating processing is performed.
FIG. 51B is a subroutine program for display data set processing. In order to output the probability setting display data by F703H, the probability setting display data is set.
[0136]
FIG. 52A is a flowchart showing a subroutine program of the random maximum value setting process shown in F6FEH and the like in FIG. This subroutine program performs probability / probability setting display / setting processing. The set value data address is calculated by F708H. This is a process of calculating the address of the probability setting data table corresponding to the value of the probability setting value flag. Then, processing for extracting setting-corresponding display data, that is, probability setting display data is performed by F711H, and processing for calculating a setting-corresponding random maximum value is performed by F715H.
[0137]
FIG. 52B shows a subroutine program of serial ROM write clock processing executed in the subroutine programs of F6D3H, F6E0H, and F6F9H. Processing for writing data by operating the SK of the serial EEPROM is performed by F71AH.
FIG. 53 is a flowchart showing a subroutine program of serial ROM preparation processing indicated by F6D3H, F6E0H, and F6F9H. By F725H, the write data is saved, that is, the input data is set and temporarily saved. Next, the process proceeds to F729H, the chip select signal is turned on, and clock output processing is performed by F732H. Next, the process proceeds to F734H, a process for setting the transfer number is performed, a process for outputting data is performed by F736H, a clock output process is performed by F73EH, and a process for subtracting and updating the transfer number by "1" is performed by F740H. F741H determines whether transfer is in progress. If transfer is in progress, the process returns to F736H again. The processes from F736H to F741H are repeatedly executed, and when the transfer number becomes 0 and the transfer is not being performed, the process proceeds to F743H to determine whether or not the serial ROM transfer is not being prepared. If the serial ROM transfer is not being prepared, the subroutine program is terminated. If the serial ROM transfer is being prepared, the process proceeds to F749H, where a process for outputting a chip select signal is performed. Each clock output process is performed. Then, the process proceeds to F758H, where the chip select signal is cleared and the subroutine program ends.
[0138]
By executing this subroutine program, input data setting processing (temporary storage) is performed, and chip select signal ON (start kit set) data serial ROM data writing processing is performed. Then, a processing counter is set, and data output processing is performed while the processing counter is not zero. Then, the command is stabilized, and in cases other than reading / writing, operation preparation processing is performed.
FIG. 54A is a flowchart showing a subroutine program of the serial ROM reading process shown in F6A3H of FIG. Serial ROM read preparation processing is performed by F760H, and chip select signal output processing is performed by F765H. Next, the process proceeds to F76EH, where the read preparation work set and the input data number set are processed. Then, the process proceeds to F775H, the clock output process is performed, the input data set process is performed by F777H, the process of subtracting and updating the number of input data by “1” is performed by F782H, and whether or not the input data is terminated by F785H. Judgment is made. If not completed, the process returns to F775H again. The processes from F775H to F785H are repeatedly executed, and when the number of input data becomes 0, the process proceeds to F787H, where the process of inverting the input data is performed, and whether or not the input data is within the set value range is determined by F788H. Judgment is made. If it is within the range, the process proceeds directly to F78DH, but if it is out of the range, the process proceeds to F78CH, the input data is cleared, and the process proceeds to F78DH.
[0139]
In F78DH, a process for setting a probability set value flag is performed. In F78FH, a process for clearing the chip select signal is performed, and the subroutine program is terminated.
By executing this subroutine program, the serial EEPROM command / address is set, the chip select signal is turned on (start kit (DI) = 1), and if the process counter is other than 0, the data reading process is repeated. The probability setting value flag is set. Then, processing for setting the chip select signal OFF (start kit (DI) = 0) is performed.
[0140]
FIG. 54B is a flowchart showing a subroutine program for serial ROM setting value writing processing shown in F6E5H of FIG. By F799H, the read data is temporarily stored and the transfer number is set. Next, a process of outputting a chip select signal is performed by F79DH. Then, the process proceeds to F7A6H, a clock output process is performed, a process of subtracting and updating the transfer number by “1” is performed by F7A9H, and it is determined by F7AAH whether or not it is other than the transfer end. If the transfer is not completed, the process returns to F7A6H again, and the processes of F7A6H through F7AAH are repeatedly executed. When the number of transfers becomes 0 with the repeated execution, the process proceeds to F7ACH, where the process of setting the number of transfers is performed, and the process of outputting the chip select signal is performed by F7AEH.
[0141]
Next, the process proceeds to F7B4H, where data output processing is performed, clock output processing is performed using F7BCH, processing for subtracting and updating the number of transfers by “1” is performed using F7BFH, and whether or not the transfer is other than completed is determined using F7C0H. Is made. If the transfer is not completed, the process returns to F7B4H again, and the processes of F7B4H through F7C0H are repeatedly executed. With this repeated execution, when the number of transfers becomes 0, the process proceeds to F7C2H, where the chip select signal is turned off and then the chip select signal is output.
[0142]
Execution of this subroutine program sets read data, that is, write data (data comparison), sets a processing counter, and sets dummy data (0) in the serial EEPROM while the processing counter is other than zero. Processing is performed. Then, a processing counter is set, and while the processing counter is other than 0, processing for setting write data in the serial EEPROM is performed.
FIG. 55 is a flowchart showing a subroutine program for the hitting ball signal processing shown in EE09H of FIG. F7D1H performs processing to clear the hitting ball signal counter, and F7D5H determines whether or not the hitting ball signal is off. If it is determined to be off, the process proceeds directly to F7E5H. If it is determined that the hitting ball signal is on, the process proceeds to F7DCH to determine whether the hitting ball signal counter is equal to or greater than the maximum value. Is made. If the value is equal to or greater than the maximum value, the process proceeds directly to F7E5H. If the value is less than the maximum value, the process proceeds to F7E2H, and a process of adding and updating the winning ball signal counter is performed, and the process proceeds to F7E5H.
[0143]
In F7E5H, a process for setting a winning ball signal counter is performed, and a process for setting an initial value “0” in the winning ball number signal output data is performed. Next, the process proceeds to F7E7H, where it is determined whether or not the winning ball signal counter is “0”. If it is determined that it is “0”, the process proceeds to F7FAH, where a process of outputting the number of winning balls is performed. . In this case, a signal with 0 prize balls is output. On the other hand, if the hitting ball signal counter is not 0, the process proceeds to F7EBH, and it is determined whether or not the hitting ball signal counter is “1”. If it is “1”, the subroutine program is terminated as it is. If it is not "1", the process proceeds to F7EFH, and a process for designating the number of winning balls (5) is performed. Next, the process proceeds to F7F1H, where it is determined whether or not the number of prize balls is in a state of none, and when the number of prize balls is in a state of none, the prize ball number output state by F7FAH is maintained. On the other hand, if it is determined that the number of prize balls is not none, the process proceeds to F7F5H, where a process for designating the number of prize balls (15) is performed. move on.
[0144]
By executing this subroutine program, the hitting ball switch counter is cleared, the hitting ball signal input determination process is performed, and the hitting ball signal counter is updated. An initial value (0) is set in the winning ball number signal output data. When the hitting ball signal counter is 0, a winning ball number 0 signal is output, and when the winning ball signal counter is 1, The number of winning balls is selected and output, and the determination of the winning ball number storage counter is performed. If the determination result is 0, the number of winning balls is set to 5; When the hitting ball signal counter is 2 or more, the process of setting is performed, and the output signal is controlled to be maintained.
[0145]
Next, the operation of the control circuit shown in FIG. 3 will be described based on the flowcharts shown in FIG.
FIG. 56A is a flowchart showing the start operation when the power is turned on. At 0000H, the interrupt disabled state process is performed, the process proceeds to 0001H, the interrupt mode is set to “1”, and the process jumps to the cold start shown in FIG. FIGS. 56B to 56G are for jumping to the restart shown in FIG. 63A in the case of a program error.
[0146]
FIG. 57 (a) is for jumping to the interrupt shown in FIG. 61 (a).
FIG. 57B is a flowchart showing non-maskable interrupt interruption. As described above, if the display control command data (CD0 to CD7) and the interrupt signal (INT) are output from the basic circuit 30 to the system controller 51, the NMI allocation shown in FIG. Control. First, a process for saving a register is performed by 0066H. This register includes an AF register, a DC register as a register pair, a DE register, and an HL register, and the process of saving the contents of these registers and the contents of IX and IY to the stack designated by the stack pointer is performed by 0066H. Then, the process proceeds to 006DH, and it is determined whether or not the execution address is correct by using the stacked program counter. If the execution address becomes incorrect as in the case of a program runaway, the program address shown in FIG. Jump to the start subroutine program, initialize and initialize it.
[0147]
On the other hand, if the execution address is correct, the process proceeds to 007EH, and processing for receiving command data (CD0 to CD7) transmitted from the basic circuit 30 is performed. Next, it is determined by 0095H whether or not the command data for 8 bytes has been received. As described above, the command data is composed of 8 bytes of comH, com0 to com5, and comC, and it is determined by 0095H whether or not command data for 8 bytes has been received. If 8 bytes have not been received, the process proceeds to 00DEH, and register restoration processing is performed. When the command data for 8 bytes is received, the process proceeds to 00B1H, and it is determined whether or not the checksum data of comC that is the last command data is correct. As described above, the comC checksum command data transmitted from the basic circuit 30 is the lower 7 bits of the sum of the data of comH to com5 transmitted by the basic circuit 30 and receives the command data. The system controller 51 calculates the sum of the received data of comH to com5 and performs processing for calculating the lower 7 bits of the sum. Then, the calculated lower 7-bit data is compared with the checksum data transmitted from the basic circuit 30, and whether or not they match is determined by this 00B1H. If they do not match, the process proceeds to 00DEH, and a register restoration process is performed. This register restoration process restores the contents of the stack designated by the stack pointer to each register, that is, the HL register, the DE register, the BC register, and the AF register. The POP instruction is the reverse of the PUSH instruction processing by the 0066H. It is processing of. Thereafter, the process returns from the NMI, and the control that was being executed before the NMI is executed is continued.
[0148]
On the other hand, if it is determined that the checksums match by 00B1H and are correct, the process proceeds to 00B4H, the received 8-byte command data is transferred to the command buffer, and the process proceeds to 00C4H. As described above, when the checksum data does not match as a result of the checksum determination, the command data received in 00B4H is not transferred to the buffer, and the received command data is discarded. It becomes.
In 00C4H, it is determined whether or not the received 8-byte command data is an error command. As described with reference to FIG. 8, in the com0 which is the main status, when 70h data is transmitted, it is command data indicating an error, and when 75h command data is transmitted, the data is temporarily stopped. If it is a command and such command data is sent, YES is determined by 00C4H, and the process jumps to the error command subroutine program shown in FIG.
[0149]
On the other hand, if the transmitted command data is not error command data, the process proceeds to 00CFH, and the transmitted 8-byte command data is new command data different from the previously transmitted 8-byte command data. A determination is made whether or not there is. If it is not new command data, the process proceeds to 00DEH. If it is new command data, the process jumps to a hot start subroutine program shown in FIG.
[0150]
FIG. 58A is a flowchart showing a subroutine program that is executed when it is determined by 00C4H that it is an error command. First, it is determined by 00E5H whether or not the main status com0 is 70h in the transmitted 8-byte command data. In the case of 70h, the subroutine program of the command 70h shown in FIG. Jump to. On the other hand, when the com0 that is the main status of the transmitted 8-byte command data is 75h, YES is determined by 00EAH, and the process jumps to the subroutine program of the command 75h shown in FIG.
[0151]
As described above, “70h” is set to com0 by the EF0FH in FIG. 16A of the flowchart showing the control operation of the basic circuit 30, and the set com0 is output by the EEA2H in FIG. 15A. It is transmitted to the system controller 51. Then, YES is determined by 00E5H. On the other hand, when the gaming machine is movable, “75h” is not transmitted from the basic circuit 30 as com0. It is necessary to temporarily stop the display state of the variable display device 1 at the manufacturing stage of the gaming machine. In such a case, “75h” is input to the system controller 51 as com0. Then, as will be described later, the system controller 51 performs control to temporarily stop the display state of the variable display device 1.
[0152]
On the other hand, if the main status com0 transmitted from the basic circuit 30 is neither “70h” nor “75h”, the process proceeds to 012DH shown in FIG. In 012DH, processing for clearing the error processing flag to “0” is performed. If it is determined by 00C4H in FIG. 57 (b) that the command is an error command, an operation for setting an error processing flag is performed at that stage. However, if it is determined by 00E5H, 00EAH that the command is not an error command, it is necessary to clear the already set error processing flag to zero. Therefore, the error processing flag is cleared to zero by 012DH. Next, the process proceeds to 0132H, and a register restoration process is performed. This process is a process according to a so-called POP instruction in which the contents of the stack designated by the stack pointer are restored to the HL register, DE register, BC register, and AF register.
[0153]
Next, proceeding to 0136H, it is determined whether or not interrupts are permitted. If the interrupt is not permitted, the process proceeds to 013AH to perform an interrupt disabled state. If the interrupt is permitted, the process proceeds to 013EH to perform an interrupt permitted state. Thereafter, the process returns from the NMI, and the control that was being executed before the NMI is executed is continued.
59 (a) and 59 (b) show the return process after the control of cmd70h and cmd75h, and therefore the control of cmd70h and cmd75h will be described first.
[0154]
FIG. 60A is a flowchart showing a subroutine program of com70h. With 0141H, processing for changing the stack pointer is performed. As a result, the stack pointer is changed to that at the time of failure display. Next, based on 0148H, it is determined whether or not the save flag is “1”. If the save flag has not yet been set, a determination of NO is made and the process proceeds to 014EH where the save flag is set to “1” and the slot display position is saved. This is a process of transferring data for specifying the display position area of the symbol as identification information displayed by the variable display device 1 at the stage when 70h is transmitted as cmd0 to the save storage area and storing it. is there. In the present embodiment, the design as identification information displayed from the variable display device 2 specifies a plurality of types of decorative cards as an example of decorative design identification information for decoration, and types of the plurality of types of design identification information. For example, it includes January, February, March,...
[0155]
Next, the process proceeds to 0169H, where the process of loading the data of slot 2 into the DE register is performed, and then the process proceeds to 016CH, where the process of clearing the slot data is performed. The slot 2 stores an address of display data of the flower card, which is the design identification information, and stores an address of message display data when an error occurs as necessary. Next, proceeding to 017BH, the bank value for identification information displayed by the variable display device is set, the bank value for the character image displayed by the variable display device is set, and the control value for screen control of the variable display device is set. Further, the slot 2 display value is set and the slot 2 display value is transferred.
[0156]
Next, in 018DH, processing for setting an error screen at the time of occurrence of an abnormality is performed, and screen drawing processing for displaying the error screen is performed in 0193H. Next, the process proceeds to 0196H, in which the display data of the error message “Please call the staff” is set, and the screen drawing process for displaying the set error message on the variable display device is performed by 019CH. . Then, the process proceeds to the error wait subroutine program shown in FIG.
[0157]
This error wait subroutine program is an operation of making a no operation state (NOP), that is, a state in which the CPU does not operate by 01CCH and waiting in the no operation state. Then, if a non-maskable interrupt (see FIG. 57B) or a maskable interrupt (see FIG. 61A) occurs, the system exits this no-operation state.
FIG. 60B is a subroutine program executed when YES is determined by 00F7H, and processing for changing to a stack pointer for temporary stop is performed by 01A2H, and then, FIG. Jump to the indicated error weight.
[0158]
FIG. 60 (c) shows an example in which the interrupt shown in FIG. 61 (a) is executed and the error flag is not set and the command data is not sent for a predetermined period or more, or during the round display described later. Is executed, and no control operation is performed until command data is sent. The interrupt return subroutine program shown in FIG. 60 (d) is executed when the interrupt of FIG. 61 (a) is executed and then returns from the interrupt, and the contents of the stack designated by the stack pointer are set to HL by 025BH. Processing in accordance with a so-called POP instruction for returning to the register is performed, and then the process jumps to 0251H in FIG. Then, 0251H performs processing according to the POP instruction that restores the contents of the stack designated by the stack pointer to the IY register, IX register, HL register, DE register, BC register, and AF register. The process of 025BH shown in (d) is performed. The process of 025BH and 0251H is repeatedly executed. In this state, when the non-maskable interrupt shown in FIG. 57B occurs, the processing after 0066H is executed, and when the maskable interrupt shown in FIG. 61A occurs, the processing after 01D0H is executed. Will be executed.
[0159]
FIG. 60E shows an error-waiting subroutine program, which is controlled to be in a no-operation state by 01CCH, and does not perform any control operation until the above-described NMI or interrupt shown in FIG. 61A occurs.
If com70h or com75h is transmitted and the command display data other than com70h and com75h is transmitted after the error display state or the temporary stop state described above is entered, the error return subroutine program of FIG. 58 (b) is executed. Is done. In the case of return from the error screen based on com 70h, the process proceeds to FIG. 59A, where the stack pointer recovery process is performed by 01B2H, the process proceeds to 00FEH in FIG. 59C, and is performed based on 014EH. The saved slot display position is restored to the original position. Then, after 0128H clears the save flag to 0, the process proceeds to 012DH.
[0160]
On the other hand, in the case of the return from the operation suspension based on com 75h, the process proceeds to FIG. 59B, the stack pointer return process is performed by 01BFH, and the process proceeds to 012DH.
FIG. 61A shows a subroutine program executed when the maskable interrupt shown in FIG. 57A occurs, and is executed once every 4 msec, for example. By 01D0H, processing according to a so-called PUSH instruction for saving the contents of each of the AF register, BC register, DE register, HL register, IX register, and IY register to the stack designated by the stack pointer is performed. Next, the process proceeds to 01D8H, where it is determined whether error processing is being performed. This is determined by whether or not an error flag that is set when it is determined by 00C4H that there is an error command is set. If it is set, the process proceeds to 0251H, and the process of 0251H and 025BH is repeatedly executed.
[0161]
On the other hand, if the error flag is not set, the process proceeds to 01E3H, where a process for setting the processing address of the currently performed display control operation is performed, and a process for jumping to the set process routine is performed by 01E6H.
As a result, when the non-maskable interrupt shown in FIG. 57 (b) is generated and the command data transmitted is determined not to be a new command by 00CFH, the interrupt routine shown in FIG. 61 (a) is executed. If the error processing is not in progress, the display control operation of the variable display device that has been performed so far is continued. On the other hand, when the error flag associated with the occurrence of an abnormality is set, the processing of 0251H and 025BH is performed while maintaining the state where the message display “Call a clerk” is displayed by the variable display device by the 0196H and 019CH. Will be executed repeatedly. When a non-maskable interrupt occurs and a correct command other than the error command is transmitted, NO is determined by 00C4H, the error flag is cleared by 034EH, and as a result, NO is determined by 01D8H. Processing for jumping to the processing routine corresponding to the variable display control operation before the occurrence of an abnormality before is set is performed. The same control operation is performed also in the case of the occurrence of a temporary stop abnormality described above.
[0162]
After jumping to the processing routine corresponding to the variable display control operation being executed by 01E6H and completing the control of the processing routine, the subroutine program shown in FIG. 61 (b) is executed. This subroutine program executes reel pitching control, flower card rotation control, jackpot display control operation, and display control operation of the number of winning prizes of the variable winning ball apparatus. As will be described later, a flower card displayed as a design symbol displayed by the variable display device 1 is caused by a reach or the like. A drop display that falls downward, a rotation display in which each flower card rotates around the vertical axis, and the like are performed. First, at 01E7H, it is determined whether the pitch flag for the left reel is set. If not, the process proceeds to 01EFH, where it is determined whether the pitch flag for the right reel is set. If not set, the process proceeds to 01F4H to determine whether or not the middle reel pitch flag is set. If not set, the process proceeds to 01F9H and whether or not the flower card drop flag is set. If it is not set, the process proceeds to 0200H in FIG. Then, the above-described process for controlling the scroll display of the encoded identification information is performed.
[0163]
Next, the process proceeds to 0203H, where it is determined whether the rotation flag for the left flower card is set. If it is not set, the process proceeds to 020BH, where it is determined whether the rotation flag for the right flower card is set. If it is not set, the process proceeds to 0210H to determine whether or not the rotation flag of the middle card is set. If it is not set, the process proceeds to 021EH and the rotation flag is cleared to zero.
When the pitch flag of the left reel is set, the process proceeds to 01ECH, and display control is performed to reciprocate the left flower card in the vertical direction by performing the pitching process of the left reel. When the pitch flag of the right reel is set, the right reel is pitch-displayed by 01F1H. Similarly, when the middle reel pitch flag is set, the middle reel pitch display processing is performed by 01F6H. Further, when the flower card drop flag is set, a process for controlling the drop display of the medium flower card is performed by 01FDH.
[0164]
Next, when the left flower tag rotation flag is set, control is performed to rotate and display the left flower card around the vertical axis by 0208H, and when the right flower card rotation flag is set, 020DH is used to Control is performed to rotate and display the flower card, and if the rotation flag of the flower card is set, control to rotate and display the flower card is performed by 0212H.
Next, in 022AH of FIG. 62 (b), it is determined whether or not the Fever flag that is set by the occurrence of the specific gaming state (big hit state) is set. If it is not set, the process proceeds to 0231H. If it is set, the process proceeds to 022EH and the variable display device 1 displays a big hit. Next, in 0231H, it is determined whether or not the ball count flag is set. If it is set, the ball count processing is executed. In 0248H, it is determined whether or not the processing flag is set. If it is set, the operation counter is incremented by “1” and the process proceeds to 0251H. On the other hand, if the processing flag is not set, the processing address is set to no operation, and the processing moves to FIG. Further, after the processing of 0251H is executed, the routine proceeds to the interrupt return of FIG.
[0165]
FIG. 63A shows a restart subroutine program executed when NO is determined by 006DH when the system controller 51 runs away. A process of initializing the stack pointer is performed by 025EH, and a process of initializing display data of the liquid crystal display device by performing a lookup of the LCDC initialization data table is performed by 0261H. Next, the process proceeds to 0270H, the process of initializing the RAM 55 is performed, the process of initializing the output port is performed by 027DH, the process of setting the color palette data is performed by 029AH, and the initialization of the slot 2 data is performed by 02A5H. Processing is done. Next, the process proceeds to 02ABH, data on the occurrence of an abnormality is set, a screen drawing process for displaying the occurrence of the abnormality on the variable display device is performed on 02B1H, and a message display of “LCD system error” is displayed on the variable display device using 02B4H. The data for display is set by the above, and screen drawing processing for displaying the error message by the variable display device 1 is performed by 02BAH. Then, the process jumps to 0347H command wait processing.
[0166]
FIG. 63B is a cold start subroutine program executed when the power-on start of FIG. 56A is performed. By 02DDH, the LCDC initialization data table is looked up, and processing for initializing data for liquid crystal display device display is performed. Next, the process of initializing the data stored in the RAM 55 is performed by 02ECH, and the process of initializing the data stored in the video RAM 56 by 02ECH. Next, the process proceeds to 02ECH, where the slot display position is initialized and the scroll amount of the identification information is initialized. Next, proceeding to 02F9H, processing for setting color palette data is performed, and processing for setting the initial symbol number, that is, the symbol number of the identification information first displayed by the variable display device 1 when the power is turned on, is performed by 0304H. Next, the processing proceeds to 0342H, where processing for setting the stack pointer is performed, and processing proceeds to 0347H, where command wait processing is performed. This command wait process is a process in which the CPU of the system controller 51 is not operated by performing the process of the no operation state (NOP) after making the interrupt permitted state and waiting in that state.
[0167]
FIG. 64 is a flowchart showing a hot start subroutine program executed when a new command is transmitted in FIG. The process of setting the stack pointer is performed by 034BH, and the process of clearing the error flag to zero and clearing the save flag (backup flag) is performed by 034EH. Next, the process proceeds to 037AH, and it is determined whether or not the com0 that is the command data of the main status that has been transmitted is “2dh”. When com0 is “2dh”, as shown in FIG. 7, it is the main status of the jackpot operation, and in this case, the process proceeds directly to 037AH, but in other cases, command save processing is performed by 0381H. Made.
[0168]
Next, in 037AH, processing is performed to determine whether com0 of the transmitted command data is 0xH, 1xH, 2xH, 3xH, 4xH, 6xH, or any other. And it jumps to the command processing subroutine program corresponding to each determined result. The data of com0 and the jump destination are stored in the form of a table in the command table, and the jump destination is determined by looking up the command table. If com0 is 0xH, the program jumps to a subroutine program that does not display a screen. If it is 1xH, the program jumps to a subroutine program that displays a demo screen. If it is 2xH, the program jumps to a subroutine program that displays a game screen. If it is 3xH, it jumps to the subroutine program for displaying the fever interval screen. If it is 4xH, it jumps to the subroutine program for fever round display. If it is 6xH, it jumps to the subroutine program for the fever end screen. In the case of data, the program jumps to a command error subroutine program.
[0169]
FIG. 65A is a subroutine program executed when com0 is 0xH. After the operation counter is cleared to 0 by 03FDH, it is determined whether or not com0 is “00H”. In the case of “00H”, the process jumps to the subroutine program shown in FIG. On the other hand, if it is not “00H”, the process jumps to a command error subroutine program. The operation count is a timer that counts up in accordance with a clock signal from the oscillation circuit 63, and is for causing the movable display control to proceed according to time.
[0170]
In FIG. 65 (c), the screen display is turned off by 03F3H, the display state of the variable display device 1 is erased and erased, and the process jumps to the command weight of 0347H in FIG. 63 (b).
If com0 is “1xH”, the subroutine program of FIG. 65B is executed, and it is determined whether or not com0 is “10H” by 03FDH. If com0 is “10H”, FIG. Jump to the subroutine program shown in (d), and jump to the subroutine program of the command error if it is other than “10H”.
[0171]
In FIG. 65D, the processing flag is set by 0436H, and the processing address of the demonstration screen display processing (rtn 10h) is set. Then, the command wait jump of 0347H is performed. If the interrupt subroutine program shown in FIG. 61 (a) is executed in this state, the processing address is checked by 01E3H, and the processing jumps to the processing address of the demonstration screen display processing set by 0436H described above. As a result, the subroutine program for the demonstration screen display process is executed and the variable display device 1 displays the demonstration screen.
[0172]
When com0 is “2 × H”, the subroutine program shown in FIG. 66A is executed. In 0444H, the operation counter is cleared to zero, the value of com0 is determined, the processing routine table is looked up, and the process jumps to the subroutine program corresponding to the value. If the value of com0 is “20H”, the program jumps to a subroutine program for pre-symbol change preparation. If “21H”, the program jumps to the all symbol variation subroutine program. Jump to stop subroutine program, jump to right symbol stop subroutine program if "23H", jump to middle symbol stop subroutine program if "24H", normal reach (2) if "25H" Jumps to a subroutine program of lap), jumps to a subroutine program of normal reach (3 laps) in the case of “26H”, jumps to a subroutine program of tornado reach in the case of “27H”, and “28H” Jumps to the subroutine program of Reaching Three Three Seven Times, "29H" In the case of "2aH", jump to the twin reach subroutine program, in the case of "2bH", jump to the subroutine program of the shortened total symbol variation, and "2cH" In this case, the program jumps to a subroutine program for stopping all shortened symbols. In the case of “2dH”, the program jumps to a subroutine program for a big hit operation. In other cases, the program jumps to a subroutine program for a command error.
[0173]
FIG. 67A shows a subroutine program for pre-symbol change preparation that is executed when “20H” is determined as a result of the determination of 0444H. With 047DH, the processing flag is set, the processing address is set to rtn 20h before the symbol change, and the process jumps to the command wait of 0347H.
FIG. 67 (b) is a subroutine program for all symbol fluctuations that is executed when the result of the determination of 0444H is “21H”. With 048BH, a command is saved in the command saving area. A process of acquiring and evacuating, acquiring and evacuating the middle symbol number, and acquiring and evacuating the right and left symbol numbers is performed. Next, the process proceeds to 04ADH, where all symbols change, that is, the process of setting the process address of rtn 21h is performed and the process jumps to a command wait of 0347H.
[0174]
FIG. 67 (c) is a subroutine program for the left symbol stop process which is executed when the result of the determination of 0444H is “22H”. First, whether or not the command order is correct is determined by 04B6H. The com0 which is the main status of the command data changes according to the progress of the gaming state of the gaming machine whose progress is controlled by the game control operation by the basic circuit 30, and the pattern of the change is in a predetermined order. It is decided in advance. Then, it is determined by 04B6H according to the command order determination data whether or not the predetermined order is obtained. When the com0 is “2xH”, the variable display operation is first performed before symbol variation preparatory processing, then all symbol variation processing is performed, then left symbol stop processing is performed, and reach is established at that stage. If not, a medium symbol stop process is performed. If the symbol is an off symbol, the display operation is sequentially repeated again from the symbol change preparatory processing based on the start winning of the hit ball. On the other hand, when reach is established at the stage where the right symbol stop process is performed, either normal reach (2 laps) or normal reach (3 laps) is displayed according to the type of reach. After that, the middle symbol is stopped, and when it is out of the state, the process shifts again to the pre-symbol change preparatory processing, but in the case of winning, the big hit operation processing is executed. In addition, when the short mode is in the probability variation state, the pre-variation preparatory processing is performed, and then the shortened all symbol variation processing is performed, and in the case of reach display, tornado reach, 33-7 beat reach, game Either reach or twin reach is displayed, and then a shortened all symbols stop process is performed.
[0175]
The command order determination data is set to 00000010b (b represents a binary number) by 0AC2H in FIG. 78 at the stage of the symbol change preparatory process. Then, the logical product of 00000010b is calculated for the command order determination data by 04B6H. If the command order is correct, a logical product of 00000010b and 00000010b results in the operation result being 00000010b. In that case, a determination of YES is made by 04B6H, and a process of rotating the command order determination data to the left is performed by 04BEH. As a result, the command order determination data that was 00000010b becomes 00000100b. Next, 04C7H sets the left symbol stop control address, that is, rtn 22h as the processing address, and jumps to the command wait of 0347H. On the other hand, when the command data transmission order is not correct, if the logical product of 00000010b is calculated for the command sequential data, the answer is 00000000b. In this case, NO is determined by 04B6H, and the process jumps to the command error subroutine program.
[0176]
FIG. 67D is a subroutine program for the right symbol stop process which is executed when “23H” is determined by 0444H. First, it is determined by 04D0H whether or not the command order is correct. This determination is made by calculating a logical product of 00000100b with respect to the command order determination data, and determining whether or not the calculation result is 000000000000b, and jumps to a command error in the case of 00000000b. If the command data transmission order is correct, the logical product of 00000100b and 00000100b is obtained, so that the operation result is 00000100b. In this case, a determination of YES is made by 04D0H, and a process of rotating the command order determination data to the left is performed by 04D8H. As a result, the command order determination data becomes 00001000b. Next, the process proceeds to 04E1H, where the address for the right symbol stop process, that is, rtn 23h is set as the process address, and the process jumps to a command wait of 0347H.
[0177]
FIG. 68 (a) is a subroutine program for the medium symbol stopping process that is executed when it is determined as “24H” by 0444H. 04EAH determines whether the command order is correct. This determination is made based on whether or not the logical product of 00001000b is calculated for the command order determination data and the calculation result is 00000000b. When 00000000b is reached, the program jumps to a command error subroutine program. If the order of the transmitted command data is correct, since the command order determination data is 00001000b at the 04EAH stage, the logical product of 00001000b and 00001000b is calculated, and the calculation result should be 00001000b. It is. In this case, YES is determined by 04EAH, and processing for rotating the command order determination data to the left is performed by 04F2H. As a result, the command order determination data is 00010000b. Next, the process proceeds to 04EBH, where the middle symbol stop processing address, that is, rtn 24h is set as the processing address, and jumps to a command wait of 0347H.
[0178]
FIG. 68B is a flowchart showing a subroutine program for normal reach (two laps) that is executed when “25H” is determined by 0444H. In step 0504H, a process for calculating the logical product of 00001000b is performed on the command order determination data. If the calculation result is 00000000b, the process jumps to a command error subroutine program. On the other hand, FIG. 68 (b) is executed after the right symbol stop process is performed. If command data is transmitted in the correct order, the command order determination data is 00001000b. Should be. In that case, the logical product of 00001000b and 00001000b is calculated by 0504H, and the calculation result should be 00001000b. In that case, YES is determined by 0504H, and the command order determination data is rotated to the left by 050CH. As a result, the command order determination data is 00010000b. Next, proceeding to 0515H, the address at which the normal reach (two rounds) control is executed, that is, rtn 25h is set as the processing address, and the process jumps to the command wait of 0347H.
[0179]
FIG. 69A is a flowchart showing a normal reach (3 laps) subroutine program executed when “26H” is determined by 0444H. With 051EH, a process for calculating the logical product of 00001000b is performed on the command order determination data. If the result of the calculation is 00000000b, the process jumps to a command error subroutine program. On the other hand, FIG. 69 (a) is executed after the right symbol stop process is performed. If command data is transmitted in the correct order, the command order determination data is 00001000b. It should be. In this case, the logical product of 00001000b and 00001000b is calculated, and the calculation result is 00001000b. In that case, the process of rotating the command order determination data to the left is performed by 052BH. As a result, the command order determination data is 00010000. Next, YES is determined by 051EH, and the process proceeds to 052FH. The address at which the normal reach (3 rounds) process is executed, that is, rtn 26h is set as the process address, and the process jumps to the command wait of 0347H.
[0180]
FIG. 69B is a flowchart showing a tornado reach subroutine program that is executed when it is determined as “27H” by 0444H. In 0538H, a process for calculating a logical product of 00000010b is performed on the command order determination data, and when the result of the calculation becomes 00000000b, the process jumps to a command error subroutine program. On the other hand, the tornado reach subroutine program, as described above, executes the pre-symbol fluctuation preparatory process, executes the shortened all-symbol fluctuation process, and then executes it, and sends the command data in the correct order. If so, the command order determination data should be 00000010b. In this case, the logical product of 00000010b and 00000010b is calculated, and the calculation result is 00000010b. In this case, YES is determined by 0538H, and the process proceeds to 0540H, where 00010000b is set in the command order determination data, and then the process proceeds to 054AH, where the address for executing the tornado reach, that is, rtn 27h is set as the process address. , Jump to the command wait of 0347H.
[0181]
FIG. 69 (c) is a flowchart showing a subroutine of the 33-7 beat reach executed when “28H” is determined by 0444H. In 0553H, a process for calculating the logical product of 00000010b is performed on the command order determination data. If the calculation result is 00000000b, the process jumps to the command error subroutine program. On the other hand, as described above, this subroutine program of 33,7 beats is executed after the pre-symbol change preparatory process is executed and the shortened all-symbol change process is executed. If it has been transmitted, the command order determination data should be 00000010b. In this case, the logical product of 00000010b and 00000010b is calculated, and the calculation result is 00000010b. In this case, YES is determined by 0553H, the process proceeds to 055BH, and processing for setting command order determination data to 00010000b is performed. Thereafter, the process proceeds to 0565H, where an address for executing the 33-7 beat reach process, that is, rtn 28h is set as a process address, and the process jumps to a command wait of 0347H.
[0182]
FIG. 69 (d) is a flowchart showing a game reach subroutine program to be executed when it is determined as "29H" by 0444H. With 056EH, a process for calculating the logical product of 00001000b is performed on the command order determination data. If the calculation result is 00000000b, the process jumps to a command error subroutine program. On the other hand, this game reach subroutine program is executed after the right symbol stop process is executed. If the command data is transmitted in the correct order, the command order determination data should be 00001000b. It is. In this case, the logical product of 00001000b and 00001000b is calculated, and the calculation result is 00001000b. In that case, a YES determination is made by 056EH, the process proceeds to 0576H, a process for rotating the command order determination data to the left is performed, and as a result, the command order determination data becomes 00010000b. Next, proceed to 057FH, the address for executing the match reach control, that is, rtn 29h is set as the processing address, and jump to the command wait of 0347H.
[0183]
FIG. 70A is a flowchart showing a twin reach subroutine program that is executed when “2aH” is determined by 0444H. In 0588H, a process for calculating a logical product of 00001000b is performed on the command order determination data. If the result of the calculation is 00000000b, the process jumps to a command error subroutine program. On the other hand, this twin reach subroutine program is executed after the right symbol stop process is executed. If the command data is transmitted in the correct order, the command order determination data is 00001000b. It should be. In this case, the logical product of 00001000b and 00001000b is calculated, and the calculation result is 00001000b. In that case, a YES determination is made at 0588H, the process proceeds to 0590H, and a process for rotating the command order determination data to the left is performed. As a result, the command order determination data becomes 00010000b. Next, the process proceeds to 0599H, where an address for performing twin reach control, that is, rtn 2ah is set as a processing address, and the process jumps to a command wait of 0347H.
[0184]
FIG. 70B is a flowchart showing a subroutine program of the shortened all symbol variation process that is executed when “2bH” is determined by 0444H. The process of saving the command buffer to the command saving area is performed by 05A2H, and the process of acquiring and saving each of the left symbol number, the middle symbol number, and the right symbol number is performed. Next, proceeding to 05C4H, FIG. 70 (c) is a flowchart showing a program for processing a command error. Control of setting the interrupt return processing to the processing address is performed by 03B5, the process proceeds to 03BC, the processing of clearing the command order determination data is performed, and the process jumps to the command weight of 0347H.
[0185]
A processing flag is set, an address for performing the shortened all symbol variation control, that is, rtn 2bh is set as a processing address, and the process jumps to a command wait of 0347H.
FIG. 71 (a) is a flowchart showing a subroutine program of a shortened all symbols stop process which is executed when it is determined as “2cH” by 0444H. With 05CDH, a process for calculating a logical product of 00000010b with respect to the command order determination data is performed. If the calculation result is 00000000b, the process jumps to a command error subroutine program. On the other hand, this shortened all symbol stop control subroutine program is executed after the shortened all symbol variation process is performed after the symbol variation preparatory processing, and the command data is transmitted in the correct order The command order determination data should be 00000010b. As a result, the logical product of 00000010b and 00000010b is calculated, and the result of the calculation is 00000010b. In that case, a determination of YES is made by 05CDH, and the process proceeds to 05D5H to perform a process of setting 00010000b to the command order determination data. Thereafter, the process proceeds to 05DFH, where an address for executing the shortened all symbol stop control, that is, rtn 2ch is set as a process address, and the process jumps to a command weight of 0347H.
[0186]
FIG. 71 (b) is a flowchart showing a subroutine program for jackpot operation that is executed when it is determined as “2dH” by 0444H. 05E8H determines whether the fever command is correct. This determination is made based on the operation result obtained by calculating the logical product of 1000010000b with respect to the command order determination data. If the calculation result is 00000000b, the program jumps to a command error subroutine program. On the other hand, the big hit operation subroutine program is executed after the medium symbol stop process is performed or after the shortened all symbol stop process is performed, and when the command data is transmitted in the correct order, The command order determination data should be 00010000b. In this case, the logical product of 00010000b and 00010000b is calculated, and the calculation result is 00010000b. In this case, YES is determined by 05E8H, the process proceeds to 05F0, and processing for rotating the command order determination data to the left is performed. As a result, the command order determination data becomes 00100000b.
[0187]
Next, the routine proceeds to 062AH, where the processing for setting the hitting operation control address, that is, rtn 2dh is set as the processing address, and the process jumps to the 0347H command wait.
FIG. 71 (c) is a subroutine program executed when cm0 is determined to be “3 × H” by 037AH, and the rewriting flag and the ball count flag are cleared to 0 by 063EH. 00000000b is set in the command order determination data, and further, an address for display control of the fever interval screen, that is, rtn 3xh is set as a processing address, and the process jumps to a command weight of 0347H.
[0188]
FIG. 71 (d) is a subroutine program executed when it is determined as “4xH” by 037AH. By 0654H, the rewrite flag is cleared to 0, 00000000b is set in the command order determination data, and the number of balls The count flag is set, the address for executing the fever round display control, that is, rtn 4xh is set as the processing address, and the process jumps to the command weight of 0347H.
FIG. 71 (e) is a subroutine program that is executed when “6xH” is determined by 037AH. By 0668H, the rewrite flag and the ball count flag are cleared to 0, and the command order determination data becomes 00000000b. Further, rtn6xh, which is an address for performing fever end screen display control, is set as a processing address, and jumps to a command weight of 0347H.
[0189]
FIG. 72 (a) is a flowchart showing a subroutine program for displaying a demo screen stored in the processing address set by 0436H. Based on 0671H, the count value of the operation counter is determined, the processing routine jump table is looked up based on the count value, and stored in the jump destination address stored in the processing routine jump table. Control jumps to the subroutine program of the demonstration screen display. This jump destination branches into 33 as shown in FIGS. 72 (a) and 72 (b). If the operation counter described above is other than 0, 179, 180... 1200 as shown in FIGS. 72 (a) and 72 (b), the program jumps to the program shown in FIG. Then, it is determined whether or not the operation counter is less than 610 by 0868H, and if it is less, the process proceeds to 0877H, the demo screen 0 operation table is looked up, the demo screen image is read, and the operation screen is read by 087CH. Processing for drawing the read demo screen image is performed. Next, proceeding to 0882H, the demo screen 1 operation table is looked up, the demo screen 1 image data stored in the operation table is read, and the read data is subjected to operation drawing processing by 0887H. . The demo screen 0 operation table and the demo screen 1 operation table mainly store background image data when the variable display device 1 displays a demo.
[0190]
Next, proceeding to 088DH, the demo slot position operation table is looked up, the demo slot operation image data stored therein is read out, and the read image data is processed as an operation drawing by 0892H. This demo / slot position operation table mainly stores image data of a character such as a person when the variable display device 1 performs a demo display.
If it is determined by 0868H that the operation counter is 610 or more, the process proceeds to 0898H, the demonstration screen 0 operation table 2 is looked up, and the image display data at the time of reach stored therein is read, and by 089DH Then, a process of drawing the read image data is performed. Next, the process proceeds to 08A3H, where the demo screen 1 operation table 2 is looked up, the background image data stored therein is read, and the read background image data is subjected to the operation drawing process by 08A8H.
[0191]
FIG. 74A shows a subroutine program that is executed when the operation counter is determined to be “0” by 0671H. Then, the processing from 0719H to 076FH shown in FIG. 74A is executed, and then the process proceeds to 0868H in FIG.
FIG. 74B is a subroutine that is executed when it is determined by 0671H that the count value of the operation counter is any one of 180, 187, 570, 613, 780, 823, 990, and 1033. After executing the process, the process proceeds to 0868H.
[0192]
FIG. 74 (c) is a subroutine program executed when the count value of the operation counter is determined to be 181 by 0671H. After executing the process of 07E3H, the process proceeds to 0868H.
FIG. 74 (d) is a subroutine program that is executed when it is determined by 0671H that the count value of the operation counter is any one of 182, 400, 610, 820, 1030, and 1079, and the processing of 0802H is executed. Then go to 0868H.
[0193]
FIG. 74 (e) is a subroutine program that is executed when it is determined by 0671H that the count value of the operation counter is any one of 250, 401, 460, 821, and 880, and after the processing of 0813H is executed. Proceed to 0868H.
FIG. 74 (f) is a subroutine program that is executed when it is determined by 0671H that the count value of the operation counter is any of 611 and 665. After executing the process of 0824H, the process proceeds to 0868H.
[0194]
FIG. 74 (g) is a subroutine program executed when the count value of the operation counter is determined to be 1029 by 0671H. After executing the process of 0835H, the process proceeds to 0868H.
FIG. 74 (h) is a subroutine program executed when the count value of the operation counter is determined to be 1078 by 0671H. After executing the processing of 0843H and 0846H, the process proceeds to 0868H.
FIG. 74 (i) is a subroutine program that is executed when the count value of the operation counter is determined to be 1080 by 0671H. After executing the process of 0856H, the process proceeds to 0868H.
[0195]
FIG. 74 (j) is a subroutine program executed when the count value of the operation counter is determined to be 1200 by 0671H. After executing the process of 085EH, the process proceeds to 0868H.
FIG. 75A is a flowchart showing a subroutine program stored at the processing address set by 047DH in FIG. The count value of the operation counter is determined by 08ACH, and jumps to each subroutine program according to the count value of the operation counter.
[0196]
FIG. 75 (b) is a subroutine program that is executed when the count value of the operation counter is other than the values shown in FIG. 75 (a). After the process of setting the screen rewrite flag by 0A19H is performed, Return.
FIG. 75 (c) is a subroutine program executed when the count value of the operation counter is determined to be 0 by 08ACH. Processing for setting palette data in the palette area is performed by 08F0H, and by 08FBH, The data bank is set to “1”, the screen 1 data is saved by 0910H, and the slot 2 data is saved by 0919H to clear the slot. Next, the process proceeds to 0935H, the process of setting 12H to the character bank is performed, the process proceeds to 093CH, and it is determined whether or not the rewrite flag is set. If it is not set, the subroutine shown in FIG. Proceed to the program. On the other hand, if it is set, the process proceeds to 0942H, BASE0 is loaded into the HL register, SCRN0 is loaded into the DT register, and drawing processing is performed by 0948H.
[0197]
Thereafter, the process proceeds to 094BH shown in FIG. 67A, NORMAL0 is loaded into the HL register, SCRN0 is loaded into the DE register, and drawing processing is performed by 0951H.
FIG. 76B is a subroutine program that is executed after the processing of 0951H is executed or when NO is determined by 093CH. The processing of clearing the A register is performed by 0954H, and the left reel scroll amount “0” is set for the left reel display amount, the reach flag is cleared to 0, the rewrite flag is set, and 00000001b is set in the command order determination data. Next, proceeding to 0973H, the left reel indicator is set in the DE register, the previous left symbol number is acquired, and the left flower card display position is set in the DE register. Further, similarly, the same processing as that of the left reel is performed for the right reel and the middle reel. Next, the process proceeds to 09DAH, where the flower card erasing position is set, and the process proceeds to 0A19H.
[0198]
FIG. 76 (c) is executed when it is determined by 08ACH that the count value of the operation counter is 24 or more and less than 47, the flower card erasure process is performed by 09F8H, and the process proceeds to 0A19H.
FIG. 76D is executed when it is determined that the count value of the operation counter is 24 by 08ACH, and the flower card erase position is set by 09ECH, and the process proceeds to 09F8H.
FIG. 76 (e) is executed when the count value of the operation counter is determined to be 48 by 08ACH. After loading slot 1 data into the DE register by 09FEH, the process of clearing the slot by 0A01H is performed. Done, go to 0A19H. The slot 1 stores an address of flower card display data which is design identification information.
[0199]
FIG. 76 (f) is executed when it is determined by 08ACH that the count value of the operation counter is 190, and processing for setting “48” to the operation counter is performed by 0A12H, and the process proceeds to 0A19H.
FIG. 77 (a) is a flowchart showing a subroutine program for all symbol variation processing stored at the processing address set by 04ATH in FIG. 67 (b). When the count value of the operation counter is determined by 0A1FH and the count value is 1 or more and less than 120, the subroutine program shown in FIG. 77 (b) is executed.
[0200]
The left reel scroll amount and the left flower bill rotation amount are set to “12” by 0B8DH in FIG. 77 (b). Then, the process proceeds to 0B96H, the left reel is scrolled, and the flower card rotation flag is set. Next, the process proceeds to 0BA1H, the scroll amount of the right encoded identification information and the rotation amount of the right flower card are set to “12”, the process proceeds to 0BAAH, the right reel scroll process is performed, and the flower card rotation flag is set. Next, the process proceeds to 0BB5H, where the scroll amount of the middle-coded identification information (medium reel) and the rotation amount of the middle flower card are set to “12”, and the process proceeds to 0BBE, where the middle reel scroll process is performed and the flower card rotation flag is set. .
[0201]
Next, the process proceeds to 0BCCH, the start operation table is loaded into the HL register, and the moving image drawing process is performed.
FIG. 78 (a) is executed when it is determined by 0A1FH that the count of the operation counter is 0. By 0A53H, the screen 1 data is loaded into the DE register, and the process of clearing the screen is performed by 0A56H. 0A59H loads slot 0 data into the DE register, 0A5CH clears slot data, 0A5FH loads slot 1 data into the DE register, and 0A62H loads slot data. Processing to clear is performed. Note that the slot 0 stores an address of display data of the encoding identification information.
[0202]
Next, proceed to 0A65H, set 1 to the data bank and set 2 to the character bank, proceed to 0A97H, determine whether the screen rewrite flag is set, and if it is set, Proceeding to 0A9DH, BASE0 is loaded into the HL register, SCRN0 is loaded into the DE register, and drawing processing is performed by 0AA3H.
FIG. 78 (b) is executed when it is determined that the screen rewrite flag is not set by 0A97H or after the processing of 0AA3H is executed, the A register is cleared by 0AB4H, and the symbol display control is performed. Next, the process proceeds to 0AC2H, and processing for setting command order determination data to 00000010 is performed.
[0203]
FIG. 78 (c) is executed after the process of 0AC2H, the left flower card scroll amount is set to “2” by 0B75H, the right flower card scroll amount is set to “2” by 0B7DH, and the middle flower card is set by 0B85H. A process of setting the scroll amount to “2” is performed, and the process proceeds to 0B8DH.
FIG. 79 (a) is a flowchart showing a subroutine for stopping the left symbol stored at the processing address set by 04C7H in FIG. 67 (c). If the count value of the operation counter is determined by 0BD5H and the count value of the operation counter is other than the numerical values in FIG. 79A, the subroutine program shown in FIG. 79B is executed.
[0204]
In 0C74H of FIG. 79 (b), the scroll amount of the right reel, that is, the scroll amount of the right encoded identification information, and the rotation amount of the right flower card are both set to “12”. Next, the process proceeds to 0C7DH and right reel scroll processing is performed. Next, proceeding to 0C88H, both the middle reel scroll amount and the middle flower card rotation amount are set to “12”, and the middle reel scroll processing is performed by 0C91H. Next, proceeding to 0C9FH, the stop motion data of the left symbol is set, and the left symbol stop image data is subjected to the moving picture drawing process by 0CA4H.
[0205]
FIG. 79C is executed when the count value of the operation counter is determined to be 0 by 0BD5H, the A register is cleared by 0C0DH, and display control is performed for one symbol before the left symbol.
FIG. 79 (d) is executed after the D process of 0C0DH is performed, the left reel scroll amount and the left flower card rotation amount are both set to “8” by 0C3EH, and the left reel scroll process is performed by 0C47H. The rotation flag is set and the process proceeds to 0C74H.
[0206]
FIG. 79 (e) is executed when it is determined by 0BD5H that the count value of the operation counter is 3 or more and less than 35, both the left reel scroll amount and the left flower bill rotation amount are set to “1”, and 0C5EH Thus, the left reel scroll process is performed, and the process proceeds to 0C74H.
FIG. 79 (f) is executed when the count value of the operation counter is determined to be 36 by 0BD5H. When the reel pitch flag is not yet set by 0C6CH, the reel pitch flag is set. The process to be performed is advanced to 0C74H.
[0207]
FIG. 80A is a flowchart showing the right symbol stop subroutine program stored at the processing address set by 04E1H in FIG. 67D. The count value of the operation counter is determined by 0CA8H. If the determination value is other than the number shown in FIG. 80 (a), the process proceeds to FIG. 80 (b).
In 0D5CH of FIG. 80 (b), both the middle reel scroll amount and the middle flower bill rotation amount are set to “12”, the process proceeds to 0D65H, the middle reel is scroll-displayed, and the flower bill rotation flag is set. Is done. Next, the process proceeds to 0D70H, where it is determined whether the left stop symbol number and the right stop symbol number match to determine whether the condition for displaying the reach is satisfied. Reads out the right symbol stop operation data stored in the right symbol stop operation table 1, and uses 0D81H to process the right symbol stop operation data in a moving picture to stop display the right symbol in accordance with the read data.
[0208]
On the other hand, if the reach condition is not satisfied, the process proceeds to 0D89H, the process of reading the stored data in the right symbol stop operation table 2 is performed, and the process proceeds to 0D8EH to stop and display the right symbol according to the read data. The right symbol stop operation data is processed for animation drawing. Since the right symbol stop operation table 1 stores more stop motion data than the right symbol stop operation table 2, the right symbol is better when the reach condition is satisfied. Many moving images are displayed by the variable display device 1 until the stop.
[0209]
FIG. 80C is executed when the count value of the operation counter is determined to be 0 by 0CA8H, and the right reel scroll amount, the right reel display amount, and the right flower bill rotation amount are cleared to 0 by 0CE4H. Control is performed to set and display the symbol number one symbol before the right scheduled stop symbol.
FIG. 81 (a) is executed after the processing of FIG. 80 (c) is performed, and the right reel scroll amount and the right flower bill rotation amount are both set to “8” by 0D15H, and the process proceeds to 0D1EH. Processing for scroll display is performed, and the process proceeds to 0D5CH in FIG.
[0210]
FIG. 81B is executed when it is determined by 0CA8H that the count value of the operation counter is 3 or more and less than 35, and both the right reel scroll amount and the right flower bill rotation amount are set to “1” in 0D2CH. Set, proceed to 0D35H, process to scroll display right reel, proceed to 0D5CH.
FIG. 81C is executed when the count value of the operation counter is determined to be 36 by 0CA8H, and the process of setting the pitch flag of the right reel is performed by 0D43H, and the process proceeds to 0DCH.
[0211]
FIG. 81D is executed when the count value of the operation counter is determined to be 37 or more and less than 45 by CA8H, and it is determined by 0D4EH whether or not the reach display condition is satisfied. If not, the process proceeds to 0D5CH. If established, the process proceeds to 0D57H. After the process of setting the reach flag is performed, the process proceeds to 0D5CH.
FIG. 82 (a) is a subroutine program for medium symbol stop processing stored at the processing address set by 04EBH in FIG. 68 (a). When the count value of the operation counter is determined by 0D92H, and the count value is other than the numerical order shown in FIG. 82A, the process proceeds to 0E47H in FIG. 82B, and “12H” is set in the character bank. Processing is performed.
[0212]
FIG. 82C is executed when the count value of the operation counter is determined to be 0 by 0D92H, and it is determined by 0DCAH whether or not the reach display condition is satisfied. If it is established, the process proceeds to 0DD0H, the process for the display color at the time of normal reach is performed, the process proceeds to 0DD3H, the process of setting the COM0 command data to the fever command is performed, and then the process proceeds to 0DD9H. On the other hand, if the reach condition is not satisfied, the process proceeds directly to 0DD9H, and the middle reel scroll amount, middle reel display amount, and middle flower card rotation amount are cleared to zero, and the symbol data one symbol before the middle scheduled stop symbol is displayed. The process for setting and displaying is performed, and the process proceeds to 0E0EH.
[0213]
In 0E0EH in FIG. 82 (d), the middle reel scroll amount and the middle flower card rotation amount are set to “8”, and the process of scroll-displaying the middle reel is performed by 0E17H and proceeds to 0E47H.
FIG. 82 (e) is executed when it is determined by 0D92H that the count value of the operation counter is 4 or more and less than 35. Then, the process proceeds to 0E2EH, a process for scrolling the middle reel is performed, and the process proceeds to 0E47H.
[0214]
FIG. 82 (f) is executed when it is determined by 0D92H that the count value of the operation counter is 36, and after 0E3CH, the process of setting the pitch flag of the middle reel is performed, and then the process proceeds to 0E47H.
FIG. 83A is a flowchart showing a normal reach (two rounds) subroutine program stored in the processing address set by 0515H in FIG. 68B. The count value of the operation counter is checked by 0E4FH, and when the count value of the counter is other than the number shown in FIG. 83A, the program jumps to the program shown in FIG.
[0215]
In 0F88H in FIG. 83 (b), the process of setting “12h” in the character bank is performed, the reach operation table is looked up, the reach operation data stored in the reach operation table is read, and the process proceeds to 0F97H. The read reach operation data is subjected to an operation drawing process to control the variable display device 1 to display reach operation.
FIG. 83C is executed when the count value of the operation counter is determined to be 0 by 0E4FH, and it is determined whether or not the reach flag is set by 0E97H. Proceeds to 0E9DH, performs normal reach color processing, proceeds to 0EA0H, and sets the com0 command data to the fever command, clears the middle reel scroll amount, middle reel display amount, and middle flower bill rotation amount to zero. Then, “January” is displayed as a middle symbol.
[0216]
FIG. 84 (a) is executed when it is determined by 0E4FH that the count value of the operation counter is 1 or more and less than 255, and by 0ED5H, the number of deceleration symbols is taken based on the command data of com4, and the middle symbol is It is determined whether or not the symbol is the number of symbols before the deceleration symbol. If it is, the process proceeds to 0F06H, “256” is set in the operation counter, and the process proceeds to 0F0DH. On the other hand, if it is not before the number of deceleration symbols, the process proceeds to 0EEFH, the process of setting the middle reel scroll amount and the middle flower card rotation amount to “4”, the process proceeds to 0EF8H, and the process of scrolling the middle reel is displayed. Is made and proceed to 0F88H.
[0217]
84B is executed after the processing of 0F06H or when it is determined by 0E4FH that the count value of the operation counter is 255 or more and less than 1999, and the command data of com4 is fetched by 0F0DH and fetched. A deceleration symbol is determined based on the deceleration symbol number data, and it is determined whether or not the middle symbol is the deceleration symbol. If not, the process proceeds to 0F20H, the middle reel scroll amount and the middle flower card rotation amount are set to “4”, the process proceeds to 0F29H, and the process of scroll-displaying the middle reel is performed, and the process proceeds to 0F88H. On the other hand, if it is determined by 0F0D1 that the symbol is a deceleration symbol, the operation counter is set to “2000” at 0F37H, and the program proceeds to the program of FIG.
[0218]
FIG. 85A is executed after the processing of 0F37H or when the operation counter is determined to be greater than or equal to 1999 and less than 4999 by 0E4FH, and it is determined by 0F3EH whether or not a stop symbol has been reached. If the middle symbol is not yet a stop symbol, the process proceeds to 0F47H, the middle reel scroll amount and the middle flower card rotation amount are set to "1", and the process of scrolling the middle reel is performed by 0F50H. Proceed to 0F88H. On the other hand, if it is determined that the stop symbol has been reached due to 0F3EH, the process proceeds to 0F5EH, a process of setting “5000” in the operation counter is performed, and the process proceeds to 0F65H.
[0219]
FIG. 85 (b) is executed after the processing of 0F5EH is completed or when the count value of the operation counter is determined to be 4999 or more and less than 5031 by 0E4FH, and the middle reel scroll amount and the middle flower card rotation amount are obtained by 0F65H. And “1” is set to 0, and the control to scroll the middle reel is performed by 0F6EH, and the process proceeds to 0F88H.
FIG. 85C is executed when it is determined by 0E4FH that the count value of the operation counter is 5032. Processing for setting the pitching flag of the middle reel is performed by 0F7CH, and the process proceeds to 0F88H.
[0220]
FIG. 86A is a normal reach (3 rounds) subroutine program stored in the processing address set by 052FH in FIG. 69A. The count value of the operation counter is checked by 0F9BH. If the count value is other than the number shown in FIG. 86 (a), the program jumps to the program shown in FIG. 86 (b).
In 10D4H of FIG. 86 (b), the process of setting “12h” in the character bank is performed, the process proceeds to 10DEH, the reach operation table is looked up, and the reach operation data stored in the reach operation table is read. Is made. Next, the process proceeds to 10E3H, and control is performed to display the reach operation display according to the reach operation data on the variable display device 1 by moving the read reach operation data.
[0221]
FIG. 86C is executed when the count value of the operation counter is determined to be 0 by 0F9BH, and it is determined by 0FE3H whether or not the reach flag is set, and the reach flag is set. If YES, the process proceeds to 0FE9H, where the normal reach color process is performed, and the process proceeds to 0FECH, where the com0 command data is set to the Fever command. Next, the process proceeds to 0FF2H, and the process for clearing the middle reel scroll amount, the middle reel display amount, and the middle flower card rotation amount to 0 and displaying “January” on the variable display device 1 as the middle symbol is performed, and the process proceeds to 1021H. . On the other hand, if it is determined by 0FE3H that the reach flag is not set, the process proceeds directly to 0FF2H.
[0222]
87A is executed after the processing of 0FF2H is executed or when the count value of the operation counter is determined to be 1 or more and less than 383 by 0F9BH, and the command data of com4 is taken in by 1021H. Based on the deceleration symbol number data of the command data, it is determined whether or not the middle symbol is ahead by the number of deceleration symbols. If not, the process of setting “4” to the middle reel scroll amount and the middle flower card rotation amount is performed by 103BH, and the process proceeds to 1044H, the process of scrolling the middle reel is performed, and the process proceeds to 10D4H.
[0223]
On the other hand, if it is determined by 1021H that the speed is equal to the number of deceleration symbols, the process proceeds to 1052H, a process of setting “384” in the operation counter is performed, and the process proceeds to 1059H.
FIG. 87 (b) is executed after the processing of 1052H is executed or when the count value of the operation counter is determined to be 383 or more and less than 1999 by 1F9BH, and the command data of com4 is acquired by 1059H. The deceleration symbol is determined based on the received deceleration symbol number data, and it is determined whether or not the middle symbol is the deceleration symbol. If not, the process proceeds to 106CH to set “4” to the middle reel scroll amount and the middle flower card rotation amount, and proceeds to 1075H. After the process to scroll the middle reel is performed, the process proceeds to 10D4H. move on.
[0224]
On the other hand, if it is determined by 1059H that the deceleration symbol has been reached, the process proceeds to 1083H, and after the operation counter is set to "2000", the process proceeds to 108AH.
88A is executed after the processing of 1083H is executed or when the count value of the operation counter is determined to be 1999 or more and less than 4999 by 0F9BH, and whether the middle symbol becomes a stop symbol by 108AH. A determination is made whether or not. If not, the process proceeds to 1093H, where “1” is set in the middle reel scroll amount and the middle flower card rotation amount. Then, the process proceeds to 109CH, and control is performed to scroll the middle reel to 10D4H. move on.
[0225]
On the other hand, if it is determined that 108AH has become a stop symbol, the process proceeds to 10AAH, and after setting “5000” in the operation counter, the process proceeds to 10B1H.
FIG. 88 (b) is executed after the processing of 10AAH is completed, or when the count value of the operation counter is determined to be 4999 or more and less than 5031 by 0F9BH, and the amount of middle reel scroll and the amount of rotation of the middle card are determined by 10B1H. Then, the process of setting “1” is performed, and after 10 BAH is controlled to scroll display the middle reel, the process proceeds to 10D4H.
[0226]
FIG. 88 (c) is executed when the count value of the operation counter is determined to be 5032 by 0F9BH, and after 10C8H has been processed to set the pitch flag of the middle reel, the process proceeds to 10D4H.
FIGS. 89 and 90 are flowcharts showing the tornado reach subroutine program stored at the processing address set by 054AH in FIG. 69 (b). The count value of the operation counter is checked from 10E7H. Then, according to the count value, it branches according to the respective numerical values shown in FIGS. 89 (a) to 89 (c) and FIGS. 90 (a) to 90 (e) and jumps to the branch destination.
[0227]
FIG. 91 is executed when the count value of the operation counter is otherwise, and it is determined by 1B72H whether the count value of the operation counter is less than 210 or not. If it is 210 or more, the process proceeds to 1B8BH, and it is determined whether or not the count value of the operation counter is less than 360. If it is 360 or more, the process proceeds to 1BA4H and whether the count value of the operation counter is less than 530. It is determined whether or not, and if it is 530 or more, the process proceeds to 1BC0H. In 1BC0H, the tornado reach operation table 4 is looked up and the tornado reach operation data stored in the tornado reach operation table 4 is read out. Next, proceeding to 1BC5H, control is performed so that the variable display device 1 displays the tornado reach operation according to the tornado reach operation data by performing the operation drawing process according to the read tornado reach operation data.
[0228]
When the count value of the operation counter is less than 210, the process proceeds to 1B81H, the tornado reach operation table 1 is looked up, and the tornado reach operation data stored in the tornado reach operation table 1 is read. Next, proceeding to 1B86H, control is performed to display the tornado reach operation according to the tornado reach operation data by the drawing operation of the read tornado reach operation data by the variable display device 1.
Next, the process proceeds to 1BCAA, and it is determined whether or not the count value of the operation counter exceeds 15. If it exceeds, the process proceeds to 1BD6H, “2” is set in the data bank, the process proceeds to 1BDDH, and rewriting is performed. Processing to clear the flag to 0 is performed.
[0229]
When the count value of the operation counter is less than 360, the process proceeds to 1B9AH, the tornado reach operation table 2 is looked up, and the tornado reach operation data stored in the tornado reach operation table 2 is read. Next, proceeding to 1B9FH, control is performed to display the tornado reach operation according to the tornado reach operation data on the variable display device 1 by performing an operation drawing process on the read tornado reach operation data.
If the count value of the operation counter is less than 530, the process proceeds to 1BB3H, the tornado reach operation table 3 is looked up, and the tornado reach operation data stored in the tornado reach operation table 3 is read. Next, proceeding to 1BB8H, control is performed to display the tornado reach operation according to the tornado reach operation data by the operation drawing process on the read tornado reach operation data.
[0230]
FIG. 92A is executed when the count value of the operation counter is determined to be 0 by 10E7H, and tornado reach color processing is performed by 12AFH, and processing for setting the flash flag is performed. Next, proceeding to 12B7H, the process of setting the com9 command data to the fever command is performed, and the process of setting “12H” to the character bank is performed by 12C8H. Next, the process proceeds to 12CFH, the left reel scroll amount, the left reel display amount, and the left flower card rotation amount are cleared to 0, and a process for displaying the front of one of the reach symbols is performed, and the procedure proceeds to 1374H.
[0231]
FIG. 92B is executed when it is determined by 10E7H that the count value of the operation counter is not less than 695 and less than 699, and the pitching flag of the left and right reels is set by 19A4H, and the process proceeds to 19ACH.
FIG. 92C is executed when it is determined by 10E7H that the count value of the operation counter is 773, and by 1B66H, the process of setting the pitch flag of the middle reel is performed, and the process proceeds to 1B72H.
FIG. 92 (d) is executed after the processing of 14E3H, which will be described later, is executed. By 164DH, the scroll amount of the middle flower card is determined based on the flower card rising counter, the stored data of the flower card rising data table, and the flower card rising flag. Is calculated and set, and the process proceeds to 1B72H.
[0232]
FIG. 93 (a) shows that the count value of the operation counter is 1 to less than 4, 142 to 146, 173 to 176, 218 to 222, 249 to 252, 249 to 252, 294 to 298, 325 to 328, with 10E7H. It is executed when it is determined that the value is 370 or more and less than 374, 401 or more and less than 404, 446 or more and less than 450, or 477 or more and less than 480, and 13B3H sets “4” for the middle reel scroll amount and the middle flower card rotation amount , 13BCH is used to control scroll display of the middle reel. Next, the process proceeds to 13C7H, where “4” is set in the right reel scroll amount and the right flower card rotation amount, and the process proceeds to 13D0H, where control is performed to scroll the right reel. Next, the process proceeds to 13D8H, where “4” is set for the left reel scroll amount and the left flower card rotation amount, and the process proceeds to 13E4H, where control is performed to scroll the left reel. Next, the process proceeds to 13E7H, where a processing for setting a flower card rotation flag for rotating the left, right, and middle flower cards is performed, and the process proceeds to 1B72H.
[0233]
FIG. 93 (b) shows that the count value of the operation counter is 10 or more and less than 7, 139 or more, less than 142, 176 or more, less than 179, 215 or more, less than 218, 252 or more, less than 255, 291 or more, less than 294, 328 or more, less than 331. Executed when it is determined that it is 367 or more and less than 370, 404 or more and less than 407, or 443 or more and less than 446, 13F2H sets “2” for the middle reel scroll amount and the middle flower card rotation amount, and 13FBH Control is performed to scroll the reels. Next, proceeding to 1406H, a process of setting "2" to the right reel scroll amount and the right flower card rotation amount is performed, and control to scroll the right reel is performed by 140FH. Next, the process proceeds to 141AH, where “2” is set for the left reel scroll amount and the left flower card rotation amount, and the process proceeds to 1423H, where control is performed to scroll the left reel. Next, proceeding to 1426H, the flower card rotation flag relating to the left, right, and middle flower cards is set, and the process proceeds to 1B72H.
[0234]
FIG. 94A shows that the count value of the operation counter is 7 or more and less than 137, or 137 or more and less than 139, or 179 or more and less than 181, or 181 or more and less than 213, or 213 or more and less than 215, or 255 or more and less than 257, or 257 or more and less than 289. 289 or more, less than 291, 331 or more, less than 333, 333 or more, less than 365, 365 or more, less than 367, or 407 or more, less than 409, 409 or more, less than 441, or 441 or more, less than 443. By 1431H, a process of setting “1” to the middle reel scroll amount and the middle flower card rotation amount is performed, and the process proceeds to 143AH to control to scroll the middle reel. Next, proceeding to 1445H, a process of setting “1” to the right reel scroll amount and the right flower card rotation amount is performed, and the process proceeds to 144EH, where control is performed to scroll the right reel. Next, the process proceeds to 1459H, where “1” is set for the left reel scroll amount and the left flower card rotation amount, and the process proceeds to 1462H, where control is performed to scroll the left reel. Next, the process proceeds to 1465H, and the flower card rotation flag for the left, right, and center is set, and the process proceeds to 1B72H.
[0235]
FIG. 94B is executed when the count value of the operation counter is determined to be 147, 172, 223, 248, 299, 324, 375, 400, 451, or 476 by 10E7H. By 1374H, “8” is set to the middle reel scroll amount and the middle flower card rotation amount, and the process proceeds to 137DH to control to scroll the middle reel. Proceeding to 1388H, "8" is set in the right reel scroll amount and the right flower bill rotation amount, and proceeding to 1391H, control is performed to scroll the right reel. Next, proceeding to 139CH, “8” is set in the left reel scroll amount and the left flower bill rotation amount, and the process proceeds to 13A5H, where control is performed to scroll the left reel. Next, the process proceeds to 13A8H, and the flower card rotation flag relating to the left, right, and middle flower cards is set, and the process proceeds to 1B72H.
[0236]
FIG. 95 (a) shows that the count value of the operation counter is 148 or more and less than 149, or 169 or more and less than 171 or 224 or more and less than 225, 245 or more and less than 247, 300 or more and less than 301, 321 or more and less than 323, or 376 or more and less than 377 by 10E7H. It is executed when it is determined that the value is 397 or more and less than 399, 452 or more and less than 453, or 473 or more and less than 475. Then, similarly to the above, the control process for the middle reel is performed, and the process proceeds to 1B72H.
FIG. 95 (b) shows that the count value of the operation counter is 149 or more, less than 169, 163 or more, less than 169, 225 or more, less than 231, 239 or more, less than 245, 301 or more, less than 307, 315 or more, less than 321, or 377 or more, less than 383 by 10E7H. It is executed when it is determined that 391 or more and less than 397, 453 or more and less than 459, or 467 or more and less than 473. Then, after the control as described above is performed for the middle reel, the process proceeds to 164DH.
[0237]
96A shows that the count value of the operation counter is 155 or more and less than 157, 161 or more but less than 163, 231 or more but less than 233, 237 or more but less than 239, 307 or more but less than 239, 313 or more but less than 315, or 383 or more but less than 385 by 10E7H. It is executed when it is determined that the value is 389 or more and less than 391, 459 or more and less than 461, or 465 or more and less than 467. Then, the above-described process is performed on the middle reel, and then the process proceeds to 164DH.
FIG. 96B is executed when it is determined by 10E7H that the count value of the operation counter is 157 or more and less than 161, 233 or more and less than 237, 309 or more and less than 313, 385 or more and less than 389, or 461 or more and less than 465. . Then, after the above-described control process is performed for the middle reel, the process proceeds to 164DH.
[0238]
FIG. 97A is executed when it is determined by 10E7H that the count value of the operation counter is 526 or more and less than 527. Then, after the above-described control process is performed for the middle reel, the process proceeds to 1B72H.
FIG. 97B is executed when it is determined by 10E7H that the count value of the operation counter is 522 or more and less than 526. Then, after the control as described above is performed for the middle reel, the process proceeds to 1B72H.
FIG. 98A is executed when it is determined by 10E7H that the count value of the operation counter is 519 or more and less than 522, and after the control operation as described above is performed for the middle reel, the process proceeds to 1B72H.
[0239]
FIG. 98B is executed when it is determined by 10E7H that the count value of the operation counter is 483 or more and less than 485, 485 or more and less than 517, or 517 or more and less than 519. Then, after the control as described above is performed for the middle reel, the process proceeds to 1B72H.
FIG. 99A is executed when it is determined by 10E7H that the count value of the operation counter is not less than 527 and less than 529. Then, after the control as described above is performed for the middle reel, the process proceeds to 1B72H.
[0240]
FIG. 99B is executed when it is determined by 10E7H that the count value of the operation counter is not less than 529 and less than 535, and after the control process as described above is performed for the middle reel, the process proceeds to 1B72H.
FIG. 100A is executed when it is determined by 10E7H that the count value of the operation counter is not less than 535 and less than 537. Then, after the control operation as described above is performed for the middle reel, the process proceeds to 1B72H.
FIG. 100B is executed when it is determined by 10E7H that the count value of the operation counter is 634 or more and less than 688. Then, after the control as described above is performed for the middle reel, the process proceeds to 1B72H.
[0241]
FIG. 101A is executed when it is determined by 10E7H that the count value of the operation counter is 692 or more and less than 695. Then, after the control operation as described above is performed for the middle reel, the process proceeds to 1B72H.
FIG. 101B is executed when it is determined by 10E7H that the count value of the operation counter is 699 or more and less than 702. Then, by 19ACH, “4” is set in the middle reel scroll amount and the middle flower card rotation amount, and the process proceeds to 19B8H. After the flower card rotation flag is set for the middle flower card, the process proceeds to 1B72H.
[0242]
FIG. 101C is executed when it is determined by 10E7H that the count value of the operation counter is 702 or more and less than 708. Then, 19C3H sets “2” to the middle reel scroll amount and the middle flower card rotation amount, and proceeds to 19CCH. After the flower card rotation flag for the middle flower card is set, the process proceeds to 1B72H.
FIG. 101D is executed when it is determined by 10E7H that the count value of the operation counter is 708 or more and less than 772. Then, 19DAH sets “1” to the middle reel scroll amount and the middle flower card rotation amount, and the process proceeds to 19E3H. After the flower card rotation flag for the middle flower card is set, the process proceeds to 1B72H.
[0243]
FIG. 102A is executed when it is determined by 10E7H that the count value of the operation counter is 692 or more and less than 695. Then, after the same control operation as described above is performed for the middle reel, the process proceeds to 1B72H.
FIG. 102B is executed when it is determined by 10E7H that the count value of the operation counter is not less than 691 and less than 692. Then, after the same control operation as described above is performed for the middle reel, the process proceeds to 1B72H.
FIG. 103A is executed when the count value of the operation counter is determined to be 690 by 10E7H. Then, after the same control operation as described above is performed for the middle reel, the process proceeds to 1B72H.
[0244]
FIG. 103 (b) is executed when the count value of the operation counter is determined to be 689 by 10E7H, and 1A6FH clears the intermediate reel scroll amount, the intermediate reel display amount, and the intermediate flower bill rotation amount to 0, After the control to display 6 symbols before the scheduled stop symbol for is performed, the process proceeds to 1AA4H.
FIG. 104A is executed when it is determined by 10E7H that the count value of the operation counter is not less than 549 and less than 634. Then, after the same control operation as described above is performed for the middle reel, the process proceeds to 1B72H.
[0245]
FIG. 104B is executed when it is determined by 10E7H that the count value of the operation counter is not less than 537 and less than 549. Then, after the same control operation as described above is performed for the middle reel, the process proceeds to 1B72H.
FIGS. 105 and 106 are flowcharts showing the subroutine program of the 33-7 beat reach operation stored in the processing address set by 0565H in FIG. 69 (c). The count value of the operation counter is checked by 1BE3H, the control branches according to the numerical values as shown in FIGS. 105 and 106, and jumps to the corresponding subroutine program according to the count value of the operation counter.
[0246]
FIG. 107 (a) shows that the count value of the operation counter by 1BE3H is 723 or more and less than 739, 743 or more and less than 759, or 763 or more and less than 779, or 783 or more and less than 799, 803 or more and less than 819, 823 or more and less than 839, or 843 or more and less than 859. It is executed in the case of 5003 or more and less than 5018, 5020 or more and less than 9999, 10003 or more and less than 1049, or other values other than the numerical values shown.
Then, 1EF1H determines whether or not the count value of the operation counter is less than 540. When the count value of the operation counter is less than 540, the process proceeds to 1F00H, where the control is performed to look up the 33-7 time reach operation table 1 and read the 33 7 time reach operation data stored therein. . Next, the process proceeds to 1F05H, and the control for causing the variable display device 1 to display the 33-7 time reach operation according to the 33-7 time reach operation data by performing the operation drawing process on the read 33-7 time reach operation data. Made.
[0247]
If it is determined by 1EF1H that the count value of the operation counter is 540 or more, the process proceeds to 1F0AH, and the 33-7 beat reach operation table 2 is looked up and stored therein. Is read out. Next, the process proceeds to 1F12H, and the read-out 33-7 beat reach operation data is subjected to an operation drawing process to display the 33-7 beat reach operation according to the 33-7 beat reach operation data on the variable display device 1. Control is made.
Next, the process proceeds to 1F15H, where the left planned stop symbol and the middle planned stop symbol are compared to determine whether or not the symbols are the same slotted symbol, thereby determining whether or not a big hit occurs. If it is determined that a big hit will occur, the process proceeds to 1F21H, and an action per 33 times beat reach is performed. This is a control for looking up the 33-7 beat reach jackpot action table and reading out the 33-7 beat reach jackpot action data stored therein. Next, the process proceeds to 1F26H, and the read operation data is processed on the read 33-7 beat reach hit data, and the 33-7 beat reach hit data according to the 33 beat reach hit data is displayed on the variable display device 1. Control is made.
[0248]
On the other hand, when it is determined that a big hit is not generated by 1F15H, the process proceeds to 1F2EH, the 33-7 beat reach out of action table is looked up and the 33 7 beat reach out of action data stored therein is read. Is made. Next, the process proceeds to 1F33H, and the read out operation data of the 33-7 beat reach out-of-motion data is subjected to an operation drawing process, and the 33-7 beat reach out-of-motion operation according to the 33-7 beat reach out-of-motion data is displayed on the variable display device 1. Control to make it happen.
FIG. 107B is executed when the count value of the operation counter is determined to be 0 by 1BE3H. Then, the twin reach color processing is performed by 1D33H, and the process proceeds to 1D36H to load BASE0 into the HL register. Next, the process proceeds to 1D3CH, and a drawing process is performed based on the loaded BASE0. Next, the process proceeds to 1D3FH, and processing for setting com0 command data to a fever command is performed. Next, the process proceeds to 1D45H, where “2H” is set in the data bank and “13H” is set in the character bank. Next, the process proceeds to 1D53H, a process of clearing the rewrite flag to 0 is performed, and the process proceeds to 1D58H.
[0249]
FIG. 108A shows that the count value of the operation counter is 1 or more and less than 239, 243 or more and 259, 263 or more and less than 279, 238 or more and less than 299, 323 or more and less than 339, 343 or more and less than 359, 363 or more and less than 379, or 403. Or less than 419 or 423 or more and less than 439 or 443 or more and less than 459 or 463 or more and less than 479 or 483 or more and less than 499 or 503 or more but less than 519 or 523 or more but less than 539 or 563 or more but less than 579 or 583 or more but less than 599 or 603 or more but less than 619 or 619 It is executed when it is determined that the value is less than 639, less than 643, less than 659, or more than 663, less than 679, or more than 683, less than 699, or more than 699, less than 719.
[0250]
Then, 1D5DH determines whether or not the left symbol is changing based on the value of the flower card control flag. If it is determined that the left symbol is not changing, the process proceeds to 1D78H. In 1D78H, it is determined whether or not the right symbol has changed based on the value of the flower card control flag. If it is determined that the symbol has not changed, the process proceeds to 1D93H shown in FIG. 108 (b). In 1D93H, it is determined whether or not the middle symbol has changed based on the value of the flower card control flag. If it is determined that the symbol has not changed, the process proceeds to 1EF1H.
[0251]
On the other hand, if it is determined by 1D5DH that the left symbol is fluctuating, the process proceeds to 1D64H, and a process of setting “12” to the left reel scroll amount and the left flower bill rotation amount is performed. Next, the process proceeds to 1D6DH, where the process of scrolling the left reel is performed, and the process proceeds to 1D70H, where the flower card rotation flag is set for the left flower card.
If it is determined by 1D78H that the right symbol is fluctuating, the process proceeds to 1D7FH, where “12” is set to the right reel scroll amount and the right flower card rotation amount. Next, the process proceeds to 1D88H, where control for scrolling the right reel is performed, and the process proceeds to 1D8BH, where a processing for setting a flower card rotation flag for the right flower card is performed.
[0252]
If it is determined by 1D93H that the middle symbol is fluctuating, the process proceeds to 1D9BH, and the process of setting “12” to the middle reel scroll amount and the middle flower card rotation amount is performed, and the process proceeds to 1DA4H, and the middle reel is The scroll display is controlled. Next, proceeding to 1DA7H, the processing for setting the flower card rotation flag for the middle flower card is performed.
FIG. 109A is executed when it is determined by 1BE3H that the count value of the operation counter is 240 or 560. Then, 1DB2H performs processing to set the flower card control flag for the left flower card, and proceeds to 1DBAH, sets 0 for the left reel scroll amount, the left reel display amount, and the left flower card rotation amount, and sets the reach symbol for the left symbol. After the control for displaying the front of 2 symbols is performed, the process proceeds to 1 DABH.
[0253]
FIG. 109B shows that after the processing of 1DBAH or by 1BE3H, the count value of the operation counter is 241 or more, less than 243, 259 or more, less than 263, 279 or more, less than 283, 561 or more, less than 563, 579 or more, less than 583, or 599 or more, but less than 603. It is executed when it is determined that. 1DEBH sets “8” for the left scroll amount and the left flower card rotation amount, and 1DF7H sets the left flower card rotation flag for the left flower card, and proceeds to 1D5DH.
[0254]
FIG. 109C is executed after the processing of 1D53H is performed or when it is determined by 1BE3H that the count value of the operation counter is 299 or more and less than 319, 379 or more and less than 399, or 539 or more and less than 559. Then, by 1D58H, a process of clearing the flower card control flag to 0 is performed, and the process proceeds to 1D5DH. FIG. 109D is executed when the count value of the operation counter is determined to be 340 or 640 by 1BE3H. Then, the processing for setting the flower card control flag for the right flower card is performed by 1E02H, and the process proceeds to 1E0AH, the right reel scroll amount, the right reel display amount, and the right flower card rotation amount are set to 0, and the reach symbol 2 for the right symbol is set. After the control to display the front of the symbol is performed, the process proceeds to 1E3BH.
[0255]
FIG. 109 (e) shows that after the processing of 1E0AH is executed or the count value of the operation counter is 321 or more, less than 323, 339 or more, less than 343, 359 or more, less than 363, 641 or more, less than 643, or 659 or more, less than 663 or 679 by 1BE3H. This is executed when it is determined that the value is less than 683. Then, 1E3BH sets “8” for the right reel scroll amount and the right flower card rotation amount. Next, the process proceeds to 1E47H, and processing for setting the flower card rotation flag for the right flower card is performed, and the process proceeds to 1D5DH.
[0256]
110A is executed when it is determined by 1BE3H that the count value of the operation counter is 400 or 720. FIG. Then, 1E52H sets the flower card control flag for the medium flower card. Next, the process proceeds to 1E5AH, in which control is performed to set the middle reel scroll amount, the middle reel display amount, and the middle flower card rotation amount to 0, and after the control for displaying six symbols in front of the reach symbol with respect to the middle symbol, the process proceeds to 1E95H.
110B shows that after the processing of 1E5AH is executed or the count value of the operation counter is 401 or more and less than 403, or 419 or more and less than 423, or 439 or more and less than 443, or 459 or more and less than 463, or 479 or more and less than 483, or 499 by 1BE3H. This is executed when it is determined that the value is less than 503 or less than 519 or less than 523. Then, 1E95H sets “8” for the middle reel scroll amount and the middle flower card rotation amount, and proceeds to 1EA1H, sets the flower card rotation flag for the middle flower card, and proceeds to 1D5DH.
[0257]
FIG. 110 (c) shows that after the processing of 1EB5H or 1EC7H, which will be described later, is executed, or the count value of the operation counter is 721 or more, less than 723, 739 or more, less than 743, 559 or more, less than 763, 779 or more, less than 783, or 779 or more. It is executed when it is determined that it is less than 783, 799 or more, less than 803, 4999 or more, less than 5003, or 9999 or more, less than 10003. Then, “8” is set in the middle reel scroll amount and the middle flower card rotation amount by 1 ECEH. Then, the process proceeds to 1EDAH, the flower card rotation flag for the middle flower card is set, and the process proceeds to 1EF1H.
[0258]
FIG. 111A is executed when it is determined by 1BE3H that the count value of the operation counter is 819 or more and less than 823. Then, by 1EACH, it is determined whether or not the current middle symbol number matches the middle scheduled stop symbol number. If it is determined that it does not match the scheduled stop symbol number, the progression to 1 ECEH has been matched. Then, the process proceeds to 1EB5H, and after the process of setting the operation counter to “5000” is performed, the process proceeds to 1ECEH.
FIG. 111B is executed when it is determined by 1BE3H that the count value of the operation counter is 839 or more and less than 843. Then, 1EBEH compares the currently displayed middle symbol number with the middle symbol scheduled stop number to determine whether or not they match, and if it is not the scheduled stop symbol, the process proceeds to 1 ECEH, but the scheduled stop The process proceeds to 1EC7H when it matches the symbol, and the operation counter is set to “10000” and then proceeds to 1ECEH.
[0259]
FIG. 111C is executed when it is determined by 1BE3H that the count value of the operation counter is 859 or more and less than 863, and after 1EE4H is set to “5000” in the operation counter, the process proceeds to 1EF1H. .
FIG. 111D is executed when it is determined by 1BE3H that the count value of the operation counter is 863 or more and less than 4999 or 5019, and by 1EEDH, the processing flag is cleared to 0 and the process proceeds to 1EF1H.
FIG. 112 and FIG. 113 are the game reach subroutine programs stored in the processing address set by 057FH in FIG. 69 (d). The count value of the operation counter is checked by 1F37H, and control branches depending on where the count value corresponds to the numerical value shown in the figure, and jumps to a predetermined subroutine program.
[0260]
FIG. 114A is executed when the count value of the operation counter is 394 or more and less than 419, 537 or more and less than 562, or other values other than the values shown in FIGS. 112 and 113 due to 1F37H. Then, it is determined by 21D5H whether or not the count value of the operation counter is 50. If it is not 50, the process proceeds directly to 21F2H. If 50, the process proceeds to 21E1H, and “2H” is set in the data bank. After the process of setting “13H” in the character bank is performed, the process proceeds to 21F2H. In 21F2H, control is performed to look up the game reach operation table and read out the game reach operation data stored therein. Next, the process proceeds to 21F7H, and control is performed so that the variable display device 1 displays the game reach operation according to the game reach operation data by performing the operation drawing process on the read game reach operation data.
[0261]
FIG. 114B is executed when the count value of the operation counter is determined to be 0 by 1F37H. Then, display data “CHALCE0” is set by 202BH, and control for rendering the set display data to be displayed by the variable display device 1 is performed by 2031H. Next, the process proceeds to 2034H, where the game reach color processing is performed, and the process proceeds to 2037H, where the command data of com0 is set to the fever command. Next, the process proceeds to 203DH, a process for clearing the rewrite flag to 0 is performed, and the process proceeds to 2042H.
[0262]
FIG. 114C is executed after the processing of 203DH is completed or when the count value of the operation counter is determined to be 1 or more and less than 119 by 1F37H. Then, in 2042H, the process of setting the middle reel scroll amount and the middle flower card rotation amount to “12” is performed, and the process proceeds to 204BH to perform control for scroll display of the middle reel, and the process proceeds to 204EH. Processing to set the rotation flag is performed, and the process proceeds to 21D5H.
FIG. 115 (a) is executed when the count value of the operation counter is determined to be 120 by 1F37H, and after 2059H has been controlled to display the back side design d on the variable display device, it is 21C1H. move on.
[0263]
FIG. 115 (b) shows that after the processing of 2059H is executed or after the processing of 2068H, 2077H, 2086H, 209AH, 20B2H, and 20C1H described later is executed, or the count value of the operation counter is 121 or more and less than 127 by 1F37H. 129 or more, less than 135, or 137 or more, less than 143, or 145 or more, less than 171 or 173 or more, less than 352, or 354 or more, less than 360, or 362 or more, less than 368, or 370 or more, less than 376, or 378 or more, less than 384, or 436 or more, less than 495, or 497 or more, less than 503 or 505 or more, less than 511, 513 or more, less than 519, 521 or more, less than 527, 578 or more, less than 758, or 760 or more, less than 766, or 768 or more, less than 774, or 776 or more, less than 782. It is executed when it is determined that 784 or more is less than 790. Then, 21C1H proceeds to 21D5H after the process of setting the middle reel scroll amount to “14”.
[0264]
FIG. 115 (c) is executed when it is determined that the count value of the operation counter is 128 by 1F37H, and 21C1H after the control for displaying the flower card back symbol e on the variable display device 1 is performed by 2068H. Proceed to
FIG. 115 (d) is executed when it is determined that the count value of the operation counter is 136 by 1F37H, and after 2077H has been controlled to display the back side design f on the variable display device 1 to 21C1H. move on.
FIG. 115 (e) is executed when it is determined by 1F37H that the count value of the operation counter is 144, 353, 496, or 759, and 2086H is used to display the back face pattern face on the variable display device 1. Proceed to 21C1H after control.
[0265]
FIG. 115 (f) is executed when it is determined by 1F37H that the count value of the operation counter is 172, and after 209AH has been processed to erase the back card design, the process proceeds to 21C1H.
FIG. 115 (g) is executed when it is determined by 1F37H that the count value of the operation counter is 361, 504 or 767, and control for displaying the flower card back symbol a on the variable display device 1 by 20B2H. Once done, proceed to 21C1H.
[0266]
FIG. 115 (h) is executed when it is determined by 1F37H that the count value of the operation counter is 369, 512, or 775, and control for causing the variable display device 1 to display the flower card back symbol b is performed by 20C1H. Once done, proceed to 21C1H.
FIG. 116A is executed when it is determined that the count value of the operation counter is 377, 520, or 783 by 1F37H, and control for displaying the flower card back symbol c on the variable display device 1 is performed by 20D0H. Once done, proceed to 21C1H.
[0267]
FIG. 116 (b) is executed when the count value of the operation counter is determined to be 385 by 1F37H, and the intermediate reel scroll amount, the intermediate reel display amount, and the middle flower card rotation amount are set to 0 by 20DFH. Then, after the control for displaying the two symbols before the reach symbol is performed for the middle symbol, the process proceeds to 216DH.
FIG. 116C is executed after the processing of 20DF is performed or when it is determined by 1F37H that the count value of the operation counter is 386 or more and less than 392, 529 or more and less than 535, or 792 or more and less than 798. Then, by 216DH, a process is performed in which “4” is set as the middle reel scroll amount and “2” is set as 0 as the middle flower card rotation amount. Next, the process proceeds to 2177H, where the control for scrolling the middle reel is performed, and after 217AH, the processing for setting the flower card rotation flag for the middle card is performed, the process proceeds to 21D5H.
[0268]
FIG. 116D is executed when the count value of the operation counter is determined to be 393, 536, or 799 by 1F37H, and 21D5H after the processing of setting the pitch flag for the medium symbol is performed by 21C9H. Proceed to
FIG. 116 (e) is executed when it is determined by 1F37H that the count value of the operation counter is 419 or more and less than 435 or 562 or more and less than 578, and 21B9H is used to set the scroll card scroll amount to “6”. To 21C1H.
[0269]
FIG. 116 (f) is executed when it is determined by 1F37H that the count value of the operation counter is 528 or 792, and by 2185H, the middle reel scroll amount, the middle reel display amount, and the middle flower card rotation amount are set to 0. The control is performed to display the medium scheduled stop symbol on the variable display device 1, and the process proceeds to 216DH.
FIG. 117 is a flowchart showing the twin reach subroutine stored in the processing address set in 0599H of FIG. The count value of the operation counter is checked by 21FBH, the processing routine jump table is looked up based on the count value, and the jump destination routine is determined depending on where the count value belongs in the numerical value shown in FIG. Control jumps to the jump destination routine.
[0270]
FIG. 118A is executed when the count value of the operation counter does not belong to any of the numerical values shown in FIG. 117 due to 21FBH. Then, 23CEH performs a process of looking up the twin reach operation table and reading the twin reach operation data stored in the twin reach operation table. Next, the process proceeds to 23D6H, and control is performed to display the twin reach operation according to the twin reach operation data on the variable display device 1 by performing an operation drawing process on the read twin reach operation data. Next, the process proceeds to 23D9H, where the left scheduled stop symbol and the middle scheduled stop symbol are compared to determine whether or not they match, and if it is determined that they match and the jackpot is reached, the control returns. On the other hand, if it is determined that the game does not match and the jackpot is not won, the process proceeds to 23E5H, where the twin reach out-of-motion operation table is looked up, and the twin out of reach operation data stored therein is read out. Next, the process proceeds to 23EAH, and control is performed to display the twin reach out-of-motion operation according to the twin reach out-of-motion data on the variable display device 1 by performing an operation drawing process on the read out twin reach out-of-motion data. As a result, when a big hit occurs, a twin reach operation display is made according to the twin reach operation data stored in the twin reach operation table, and when a big hit does not occur, it is stored in the twin reach out operation table. The twin reach display is performed according to the twin reach out-of-motion data.
[0271]
FIG. 118B is executed when it is determined by 21FBH that the count value of the operation counter is zero. Then, the twin reach color processing is performed by 2283H, the process proceeds to 2286H, data for displaying “BASE0” is set, and the set “BASE0” is rendered and displayed on the variable display device 1 by 228CH. Control to make it happen. Next, the process proceeds to 228FH, where the com0 command data is set to the fever command. Next, in 2295H, “2H” is set in the data bank, and “13H” is set in the character bank. Next, the process proceeds to 22A3H, a process of clearing the rewrite flag to 0 is performed, and the process proceeds to 22A8H.
[0272]
FIG. 119 (a) is executed after the process of 22A3H is executed or when the count value of the operation counter is determined to be 1 or more and less than 119 by 21FBH. Then, 22A8H sets “12” to the middle reel scroll amount and the middle flower card rotation amount, 22B1H controls to scroll the middle reel, 22B4H sets the flower card rotation flag for the middle flower card, and 23CEH. move on.
FIG. 119 (b) is executed when it is determined by 21FBH that the count value of the operation counter is 120, and by 22BFH, the middle reel scroll amount, the middle reel display amount, and the middle flower card rotation amount are set to “0”. It is set, control to display the reach symbol is made, and the process proceeds to 22F8H.
[0273]
FIG. 119 (c) is executed after the 22BFH process is executed or when it is determined by 21FBH that the count value of the operation counter is 121 or more and less than 127. Then, 22F8H performs a process of setting “4” to the middle reel scroll amount and the middle flower card rotation amount, and 2301H controls to scroll the middle reel, and the process proceeds to 2304H to set the flower card rotation flag for the middle flower card. To 23CEH.
FIG. 119 (d) is executed when the count value of the operation counter is determined to be 128 by 21FBH. Then, by 22BFH, “00186h” is added to the left flower card display position stored in the slot 2 to shift the display position, and the middle flower card display position data stored in the slot 1 is further changed to “ “00018h” is added and the display position is shifted to proceed to 2323H. At 2323H, control is performed to shift the display position by adding “00198h” to the middle flower card display position data stored in the slot 2, and the right flower card display position data stored in the slot 2 is added. On the other hand, control is performed to add “001aah” to shift the display position. Next, the process proceeds to 2337H, slot display is performed based on the slot display position data table 1, and the process proceeds to 2342H, where a process for setting the slot start address to the slot position is performed, and the process proceeds to 234CH. By this program, display control is performed so that the flower cards turn one after another and fall downward.
[0274]
FIG. 119 (e) shows a case where the count value of the operation counter is determined to be 145 or more and less than 177, 277 or more and less than 405, 505 or more and less than 633, or 761 or more and less than 889 after the processing of 2342H is executed or by 21FBH. To be executed. Then, the process of setting “1” to the middle reel scroll amount is performed by 234CH, and the control of scrolling the middle reel is performed by 234EH. The process proceeds to 2353H, and the process of setting the middle flower card drop flag to “3” is performed. Then proceed to 23CEH.
[0275]
FIG. 120A is executed when it is determined by 21FBH that the count value of the operation counter is 177 or more and less than 197, 405 or more and less than 425, or 667 or more and less than 681. A process for setting the middle reel scroll amount to “8” is performed by 2373H, and a control for scroll-displaying the middle reel is performed by 2375H. The process proceeds to 2378H, and a process for setting the middle flower card drop flag to “24” is performed. Proceed to 23CEH.
FIG. 120B is executed when it is determined by 21FBH that the count value of the operation counter is 197 or more and less than 229, 425 or more and less than 457, or 681 or more and less than 713. 2366H is used to set the middle reel scroll amount to “4”, and 2368H is used to control the middle reel to be scroll-displayed, and the process proceeds to 236BH, where the middle flower card drop flag is set to “12”. Proceed to 23CEH.
[0276]
FIG. 120C is executed when it is determined by 21FBH that the count value of the operation counter is 229 or more and less than 277, 457 or more and less than 505, or 713 or more and less than 761. 2359H is used to set the middle reel scroll amount to “2”, 235BH is used to control the middle reel to be scroll-displayed, and 235EH is used to set the middle flower card drop flag to “6” and 23CEH. Proceed to
FIG. 120D is executed when it is determined by 21FBH that the count value of the operation counter is 633 or more and less than 665. The process of setting “14” to the middle reel scroll amount is performed by 2380H, the control of scrolling the middle reel is performed by 2382H, the process of setting the middle card card drop flag to “42” is performed by 2385H, and the process proceeds to 23CEH.
[0277]
121A is executed when it is determined by 21FBH that the count value of the operation counter is 666, and by 238DH, the intermediate reel scroll amount and the intermediate reel display amount are set to 0, and the command data of com2 Control is performed to display 14 symbols ahead of the scheduled stop symbol based on the captured middle symbol scheduled stop number. Then go to 2373H.
FIG. 121B is executed when it is determined by 21FBH that the count value of the operation counter is 889. 23B8H determines whether the left scheduled stop symbol and the middle scheduled stop symbol match, and if it is determined that they match and wins a big hit, the process proceeds to 23C3H, and the processing flag is cleared to 0 and then 23C6H move on. On the other hand, if it is determined that no big hit will be made, the process proceeds directly to 23C6H.
[0278]
FIG. 121C is executed when it is determined by 21FBH that the count value of the operation counter is 945. After the processing flag is cleared to 0 by 23B2H, the process proceeds to 2373H.
FIG. 121D is executed when NO is determined by 23B8H or after the processing of 23C3H is executed. Then, after 23C5H has performed the process of setting the pitch flag for the middle symbol, the process proceeds to 23CEH.
FIG. 122A is a flowchart showing a subroutine program for shortened total symbol variation stored in the processing address set by 05C4H in FIG. The count value of the operation counter is checked by 23EEH, and the processing routine jump table is looked up based on the count value, and the processing jumps to the processing routine corresponding to the count value.
[0279]
FIG. 122B is executed when it is determined by 23EEH that the count value of the operation counter is 176 or more. The process of setting “12” to the left reel scroll amount and the left flower card rotation amount is performed by 255CH, and the scroll control of the left reel is performed by 2565H. Next, the process proceeds to 2570H, where “12” is set for the right reel scroll amount and the right flower card rotation amount, and the control for scrolling the right reel is performed by 2579H. Next, proceeding to 2584H, a process of setting "12" to the middle reel scroll amount and the middle flower card rotation amount is performed, and control to scroll the middle reel is performed by 258DH.
[0280]
Next, proceeding to 259BH, a process of looking up the start operation table and reading the start operation data stored therein is performed. Next, the process proceeds to 25A0H, and control is performed to display the start operation according to the start operation data on the variable display device 1 by performing a moving image drawing process on the read start operation data.
FIG. 123A is executed when it is determined by 23EEH that the count value of the operation counter is zero. 2322H loads screen 1 data into the DE register, 2425H performs screen clear processing, and 2428H loads slot 0 data storing the coded identification information symbol data into the DE register. 242BH Thus, the slot clear process is performed. Next, the process proceeds to 232EH, where the process of loading the slot 1 data storing the address of the flower card image data into the DE register is performed, and the slot clear process is performed by 2431H. Next, the processing proceeds to 2434H, where “1” is set in the data bank and “2” is set in the character bank. Next, the process proceeds to 2466H, where it is determined whether or not the screen rewrite flag is set. If it is not set, the process proceeds to 2438H, but if it is set, the process proceeds to 246CH to display “BASE0”. Then, the process proceeds to 2472H. After the control for rendering the set data and displaying it on the variable display device 1, the process proceeds to 2483H.
[0281]
FIG. 123B is executed when NO is determined by 2466H, or after the processing of 2472H is executed or when the count value of the operation counter is 120 by 21FBH. By 2438H, the symbol is variably displayed and the process proceeds to 2544H.
FIG. 123C is executed after the processing of 2483H is executed or when the count value of the operation counter is determined to be 1 or more and less than 120 by 21FBH. Processing to set “2” to the left flower card scroll amount is performed by 2544H, processing to set “2” to the right flower card scroll amount is performed by 254CH, and processing to set “2” to the middle flower card scroll amount by 2554H. To go to 255CH.
[0282]
FIG. 124 (a) is a flow chart showing a subroutine for stopping all symbols in a shortened form stored in the processing address set by 05DFH in FIG. 71 (a). The count value of the operation counter is checked by 25A4H, the processing routine jump table is looked up based on the count value, and the processing jumps to the processing routine corresponding to the count value.
FIG. 124 (b) is executed when it is determined by 25A4H that the count value of the operation counter is 37 or more, and the control returns.
[0283]
FIG. 124C is executed when it is determined by 25A4H that the count value of the operation counter is 0 or more. The left planned stop symbol number and the right planned stop symbol number are compared by 25DCH to determine whether or not they match. If both reach and the reach condition is satisfied, the process proceeds to 25E5H, but reach is established. If it is determined that there is no, proceed to 25F8H.
In 25E5H, a normal reach color process is performed, and the process proceeds to 25E8H, where the command data of com0 is set as a fever command. In 25F8H, the left reel scroll amount, the left reel display amount, and the left flower bill rotation amount are set to 0, the left scheduled stop symbol number is called, and the symbol one symbol before the left scheduled stop symbol is displayed. Control is made. Next, proceeding to 2624H, the process of setting the right reel scroll amount, the right reel display amount, and the right flower bill rotation amount to 0 is performed, the right scheduled stop symbol number is called, and the symbol one symbol before the right scheduled stop symbol is called. Display control is performed. Next, proceeding to 2655H, the process of setting the middle reel scroll amount, the middle reel display amount and the middle flower bill rotation amount to 0 is performed, the middle scheduled stop symbol number is called, and the symbol one symbol before the middle scheduled stop symbol is called. Display control is performed and the process proceeds to 268AH.
[0284]
FIG. 125A is executed after the processing of 2655H is executed. A process of setting “8” to the left reel scroll amount and the left flower card rotation amount is performed by 268AH, and a control for scrolling the left reel is performed by 2693H. Next, proceeding to 2696H, a process of setting “8” to the right reel scroll amount and the right flower card rotation amount is performed, and control to scroll the right reel by 269FH is performed. Next, the process proceeds to 26A2H, where “8” is set in the middle reel scroll amount and the middle flower card rotation amount, and the control to scroll the middle reel is performed by 26ABH, and the process proceeds to 26F4H.
[0285]
FIG. 125B is executed when it is determined by 26A4H that the count value of the operation counter is 3 or more and less than 35. 26B9H sets “1” to the left reel scroll amount and the left flower card rotation amount, and 26C2H controls to scroll the left reel. Next, proceeding to 26C5H, a process of setting "1" to the right reel scroll amount and the right flower card rotation amount is performed, and the control to display the right reel in a scroll manner is performed by 26CEH. Next, the process proceeds to 26D1H, where “1” is set to the middle reel scroll amount and the middle flower card rotation amount. After 26DAH is controlled to scroll the middle reel, the process proceeds to 26F4H.
[0286]
FIG. 125C is executed when it is determined by 25A4H that the count value of the operation counter is 36, and after 26E8H has been processed to set the reel pitch flag for the left, right, and middle reels, 26F4H Proceed to
FIG. 126 (a) is a flow chart showing a big hit operation subroutine program stored at the processing address set by 062AH in FIG. 71 (b). The count value of the operation counter is checked by 26F5H, the processing routine jump table is looked up based on the count value, and control is performed to jump to the processing routine corresponding to the count value.
[0287]
FIG. 126B is executed when the count value of the operation counter is determined to be 0 by 26F5H. A process of loading data of the screen 1 into the DE register is performed by 2725H, and a screen clear process is performed by 272BH. Next, the process proceeds to 2736H, a process for clearing the screen rewrite flag to 0 is performed, and a process for setting the fever flag is performed by 273BH, and the process proceeds to 2743H.
FIG. 126C is executed after the process of 273BH is executed or when the count value of the operation counter is determined to be 1 or more and less than 65535 by 26F5H. The program shown in FIG. 126 (c) is control for checking the data of the fever command and jumping to a predetermined routine according to the value. Jump to 2766H if the value of the Fever command is 24h, 25h or 26h. When the value of the fever command is 27h, the process jumps to 2781H. If the value of the fever command is 28h, jump to 279CH. When the value of the fever command is 29h, jump to 27ACH. Jump to 27C7H if the value of the Fever command is 2ah. When the value of the fever command is 2ch, the process proceeds to 2743H. If the value of the fever command is other than 24h to 2ch, jump to 27EBH.
[0288]
FIG. 127 (a) is executed when NO is determined by 275FH, and the control returns.
In 2766H of FIG. 127 (b), a process of setting “1H” in the data bank and “12H” in the character bank is performed, and the process proceeds to 2774H, where the hit operation 0 table is looked up and stored therein. A process of reading the hit operation data (normal reach hit operation data) is performed. Next, the process proceeds to 277CH, where the read operation data for the read operation is subjected to an operation drawing process, and control for displaying the contact operation in accordance with the contact operation data on the variable display device 1 is performed, and the operation proceeds to 27EBH.
[0289]
In 2781H of FIG. 127 (c), processing is performed in which “2H” is set in the data bank and “12H” is set in the character bank. Next, the routine proceeds to 278FH, where a process of looking up the hitting action 1 table and reading the hitting action 1 data (tornado reach hitting action data) stored therein is performed. Next, the process proceeds to 2797H, where control is performed to display the hit operation according to the hit action 1 data on the variable display device 1 by performing the operation drawing process on the read hit action 1 data, and the process advances to 27EBH.
[0290]
In 279CH of FIG. 128 (a), a process of setting “2H” in the data bank and setting “13H” in the character bank is performed, and the process proceeds to 27EBH.
In 27HH of FIG. 128 (b), processing is performed in which “2H” is set in the data bank and “13H” is set in the character bank. Next, the routine proceeds to 27BAH, where a process of looking up the hitting action 1 table and reading out the hitting action 1 data (the winning action hitting action data) stored therein is performed. Next, the process proceeds to 27C2H, where control is performed to display the hit operation according to the hit operation 1 data on the variable display device 1 by performing an operation drawing process on the read hit operation 1 data, and the process advances to 27EBH.
[0291]
In 27C7H of FIG. 128 (c), a process of setting “2H” in the data bank and setting “13H” in the character bank is performed. Next, the routine proceeds to 27E0H, where a process of looking up the hitting action 1 table and reading the hitting action 1 data (big hitting action data of the twin reach) stored therein is performed. Next, the process proceeds to 27E8H, and after the control is performed to display the hit operation according to the hit action 1 data on the variable display device 1 by performing the operation drawing process on the read hit action 1 data, the process advances to 27EBH.
[0292]
FIG. 129 (a) is a flowchart showing a subroutine program for displaying the fever interval screen stored in the processing address set by 063EH in FIG. 71 (c). The processing address is set in the interrupt return processing by 27ECH. Next, the process proceeds to 27F2H, where a process for loading slot 0 storing the encoded identification information into the DE register is performed, and a slot clear process is performed by 27F5H. Next, the process proceeds to 27F8H, where processing for displaying the left reel is performed, processing for displaying the right reel is performed using 281BH, and processing for displaying the middle reel is performed using 2382H. Next, the process proceeds to 2850H, where “1H” is set in the data bank and “1H” is set in the character bank. Next, proceeding to 2875H, the display data of “BASE1A” is set, and the set display data is subjected to screen drawing processing (color change and data change) by 287BH, and displayed on the variable display device 1 Control is made.
[0293]
Next, the process proceeds to 2883H, where data for displaying “BASE1B” is set, and the process proceeds to 2889H in FIG. 129 (b), where the set data is subjected to screen drawing processing (color change and data change). Control for displaying on the variable display device 1 is performed.
Next, the process proceeds to 288CH, where processing for setting “INTERVAL” display data is performed, and control for rendering the set data to be displayed on the variable display device 1 is performed by 2892H. Next, the process proceeds to 2895H, and control is performed so that the command data of com0 is fetched and the round display is displayed on the variable display device 1 according to the round display (interval) of the command data.
[0294]
Next, the process proceeds to 28ACH, where control is performed to look up the processing routine jump table based on 3xh data of the command data of com0 and jump to the corresponding processing routine.
FIG. 131A shows a program that is executed when the command data is a one-round interval display. A process for displaying the colors of the intervals 1 to 4 is performed by 28DEH.
Similarly, FIG. 131 (b) is executed when the command data is a two-round interval display, and a process for performing color display in intervals 1 to 4 is performed. Similarly, FIG. 131C is executed in the case of 3-round interval display, and FIG. 131D is executed in the case of 4-round interval display.
[0295]
FIG. 131 (e) is executed in the case of interval display of 5 rounds, and color display processing of intervals 5 to 8 is performed by 28EEH. Similarly, FIG. 131 (f) is executed in the case of 6 round interval display, FIG. 131 (g) is executed in the case of 7 round interval display, and FIG. 131 (h) is executed in the case of 8 round interval display. .
FIG. 132A is executed in the case of 9-round interval display, and a process of performing color display of intervals 9 to 12 is performed by 28FEH. Similarly, FIG. 132B is executed in the case of 10 round interval display, FIG. 132C is executed in the case of 11 round interval display, and FIG. 132D is executed in the case of 12 round interval display.
[0296]
FIG. 132 (e) is executed in the case of 13-round interval display, and a process of performing color display of intervals 13 to 16 by 290EH is performed. Similarly, FIG. 132 (f) is executed when a 14-round interval is displayed, FIG. 132 (g) is executed when a 15-round interval is displayed, and FIG. 132 (h) is executed when a 16-round interval is displayed. .
FIG. 133 (a) is a flow chart showing a subroutine program for fever round display stored at the processing address set by 0654H in FIG. 71 (d). 291EH sets the no operation to the processing address, proceeds to 2924H, loads the data of slot 0 storing the encoded identification information into the DE register, proceeds to 2927H, and performs the slot clear processing The
[0297]
Next, the process proceeds to 292AH, the process of displaying the left reel is performed, the process proceeds to 294DH, the process of displaying the right reel is performed, the process proceeds to 2964H, and the control of displaying the middle reel is performed. Next, the process proceeds to 298BH, where “1H” is set in the data bank and “1H” is set in the character bank.
Next, the process proceeds to 29B0H, data for displaying “BASE1A” is set, and the set data is subjected to screen drawing processing (color change and data change) by 29B6H. Next, the process proceeds to 29BEH, data for displaying “BASE1B” is set, the process proceeds to 29C4H in FIG. 133B, and the set data is controlled to be subjected to screen drawing processing (color change and data change). .
[0298]
Next, the process proceeds to 29C7H, where control is performed so that the command data of com0 is taken in, the processing routine jump table is looked up based on the round display data of 4xh, and jumps to the corresponding processing routine.
FIG. 135 (a) is executed when the command data is a round display of one round. 29F9H performs processing for displaying colors in rounds 1 to 4, and proceeds to 29FCH to set data for displaying round characters, and to 2H3H to set data for displaying “FVRGALO 0”. . Then, the process proceeds to 2H9H, and control is performed to display the set data on the variable display device 1 by performing screen drawing processing (color change and data change).
[0299]
Next, the process proceeds to 2HCH, where data for displaying “FVRGALO 1” is set, and the process proceeds to 2A22H, where control is performed to perform screen drawing processing (color change and data change) on the set data. Control for displaying on the screen is performed. Next, the process proceeds to 2A25H, data for displaying “FVRGALO 2” is set, and the process proceeds to 2A2BH, where the set data is subjected to screen drawing processing (color change and data change), and the variable display device 1 is controlled. Control for displaying is performed.
[0300]
FIG. 135 (b) is executed when the command data is displayed with 2 rounds, FIG. 136 (a) is executed when the command data is displayed with 3 rounds, and FIG. 136 (b) is executed with 4 rounds of command data. 137 (a) is executed when the command data is displayed in 5 rounds, FIG. 137 (b) is executed when the command data is displayed in 6 rounds, and FIG. 138 (a) is executed when the command data is displayed. 138 (b) is executed when the command data is displayed in 8 rounds, FIG. 139 (a) is executed when the command data is displayed in 9 rounds, and FIG. b) is executed when the command data is displayed in 10 rounds, and FIG. 120A is executed when the command data is displayed in 11 rounds. b) is executed when the command data is displayed in 12 rounds, FIG. 141 (a) is executed when the command data is displayed in 13 rounds, and FIG. 141 (b) is executed when the command data is displayed in 14 rounds. 142A is executed when the command data is displayed in 15 rounds, and FIG. 142B is executed when the command data is displayed in 16 rounds. Then, the same control as described with reference to FIG.
[0301]
FIG. 143 (a) is a flowchart showing a subroutine program for displaying the fever end screen stored in the processing address set by 0668H in FIG. 71 (e). By 2D81H, the interrupt return processing is set to the processing address. Next, the process proceeds to 2D87H, the process of loading the slot 0 data storing the encoded identification information into the DE register is performed, the process proceeds to 2D8AH, the slot clear process is performed, the process proceeds to 2D8DH, and the left reel display control is performed. Proceeding to 2DB0H, right reel display control is performed, and proceeding to 2DC7H, middle reel display control is performed.
[0302]
Proceeding to 2DE5H, a process of setting “1H” in the data bank and the character bank is performed, and proceeding to 2E0AH, data for displaying “BASE1A” is set. Then, the process proceeds to 2E10H, and control is performed to perform screen drawing processing (color change and data change) of the set data and display it on the variable display device 1. Next, the process proceeds to 2E18H, where data for displaying “BASE1B” is set, and the process proceeds to 2E1EH in FIG. 143 (b), where control is performed to perform screen drawing processing (color change and data change) of the set data. Thus, control for displaying on the variable display device 1 is performed.
[0303]
Next, proceeding to 2E21H, data for displaying "FVR END" is set, and control for performing screen drawing processing (color change and data change) of the set data is performed by 2E27H, and the variable display device 1 is displayed. Control for displaying on the screen is performed.
FIG. 144 (a) is a flowchart showing a program for scroll display control of symbols. The left reel scroll amount is acquired by 2E2BH, and the scrolling of the left reel is performed according to the acquired left reel scroll amount by 2E31H. Further, the right reel scroll amount is acquired by 2E38H, and the right reel scroll designation according to the acquired right reel scroll amount is performed by 2E3EH. Also, the middle reel scroll amount is acquired by 2E45H, the middle reel scroll designation is performed according to the acquired middle reel scroll amount, and the process proceeds to 2E52H in FIG. 144 (b).
[0304]
In 2E52H, the left flower card scroll amount is acquired, and in 2E58H, the left flower card scroll designation is performed according to the acquired scroll amount. Next, the process proceeds to 2E5FH, and the right flower card scroll amount is acquired. According to 2E65H, the right flower card scroll designation is performed according to the acquired scroll amount. 2E6CH is used to acquire the scroll amount of the middle flower card, and 2E72H is used to designate the scroll of the medium flower card according to the acquired scroll amount.
FIG. 145 and FIG. 146 are flowcharts showing a program for performing a display in which a flower card rotates and rotates around a virtual vertical axis. Control of acquiring the address of the rotating symbol table 1 is performed by 2E7AH of FIG. 145 (a), and the process proceeds to 2EA6H to determine whether or not the rotating symbol counter is less than 8. If it is less than 8, the process proceeds to 2EC5H, and control is performed to display the left flower card rotation symbol based on the data stored in the rotation symbol table 1 of the address acquired by 2E7AH. On the other hand, if the rotation symbol counter is 8 or more, the process proceeds to 2EAAH, and the process of acquiring the address of the rotation symbol table 1 of the symbol to be displayed next is performed, and the rotation symbol stored at the acquired address by 2EC5H. Based on the stored data in Table 1, the left flower card rotation symbol display process is performed.
[0305]
FIG. 145 (b) is a rotation processing program for the right flower card, and the same control as in FIG. 145 (a) is performed.
FIG. 146 (a) is a flowchart of a program for performing the rotation process for the middle card, and the same control as in FIG.
FIG. 146 (b) is a flowchart showing the program for the reverse rotation processing of the Nakahanafuda. The processing for obtaining the address of the rotating symbol table 2 is performed by 2FA3H, and whether or not the rotating symbol counter is negative by 2FD1H. Judgment is made. If it is not negative, control goes to 2FF4H, and control is performed to display the middle symbol on the rotation symbol table 2 based on the data stored in the rotation symbol table 2 at the address acquired by 2FA3H. On the other hand, if the rotation symbol counter is negative, the process proceeds to 2FD5H, where the processing for obtaining the address of the rotation symbol table 2 of the previous display symbol is performed, and the stored data of the rotation symbol table 2 stored at that address Based on the above, the symbol display rotating symbol display of the symbol displayed previously is performed by 2FF4H.
[0306]
FIG. 147 (a) is a flowchart showing a program for the middle flower card dropping process. In 3012H, a process for calculating the scroll amount of the card is performed. In 3025H, it is determined whether or not the next symbol must be displayed. If not, the process proceeds to 3060H. If it is, the process proceeds to 3029H, and a process for calculating the display position of the next card is performed. Then, the process proceeds to 303CH, where control for displaying the next card is performed, and processing for setting the slot display position to the initial value is performed by 3045H.
[0307]
Next, the process proceeds to 3060H, where it is determined whether or not the slot display amount is 0. If it is 0, the control returns, but if it is not 0, the process proceeds to 3064H to change the slot display position. The
FIG. 147 (b) is a flowchart showing a subroutine program for left reel scroll processing defined by 2565H, for example. In 3076H, a process of calculating the scroll amount is performed, and in 3084H, it is determined whether or not the next symbol must be displayed. If it is not, the control returns as it is, but if it is, the process proceeds to 3088H to calculate the position for displaying the next symbol, and the reel display process is performed by 30A4H.
[0308]
FIG. 148 (a) is a flowchart showing a subroutine program of the right reel scroll process defined by 1D88H, for example. Then, the same control as in FIG. 147 (b) is performed.
FIG. 148 (b) is a flowchart showing a subroutine program of the middle reel scroll process defined by, for example, 1DA4H. Then, the same control as in FIG. 147 (b) is performed.
FIG. 149 (a) is a flowchart showing a program for the scroll card scroll process. The processing for calculating the scroll amount is performed by 3110H, and it is determined by 311EH whether or not the next symbol must be displayed. If not, the control returns. At this stage, the process proceeds to 3112H, where a process for calculating the next symbol display position is performed, and a flower card display process is performed by 3138H.
[0309]
FIG. 149 (b) is a flowchart showing a left reel pitching process program. 313CH performs processing to look up the pitch data table and acquire pitch amount data, and 3148H performs processing to calculate the left reel scroll amount. Then, the left pitch counter is incremented by “1” and updated by 314FH, and whether or not the left pitch counter is less than 8 is determined by 3153H. If it is determined that the number is less than 8, the control returns. If it is determined that the number is 8 or more, the process proceeds to 3157H to clear the left pitch flag. Processing to clear the shake counter to 0 is performed.
[0310]
FIG. 150A is a flowchart showing a right reel pitching processing program, and the same control as in FIG. 149B is performed.
FIG. 150B is a flowchart showing a medium reel pitching processing program, and the same control as in FIG. 149B is performed.
FIG. 151 (a) is a subroutine program for normal reach color processing defined by 0DD0H, for example. With 31F4H, the process of setting the normal reach color 1 data on the palette is performed.
[0311]
FIG. 151 (b) is a game reach color subroutine program defined by 2034H, and processing for setting game reach color 1 data in the palette is performed by 3221H.
FIG. 151 (c) is a flowchart showing a twin / 33/7 beat reach subroutine program defined by 2283H, for example, and a process for setting twin reach color 1 data in the palette by 324EH.
FIG. 151 (d) is a flowchart showing a tornado reach color subroutine program defined by, for example, 12AFH. Processing of setting tornado reach color 1 data on the palette is performed by 327BH.
[0312]
FIG. 151 (e) is a flowchart showing a subroutine program for color processing at intervals 1 to 4 defined by 28DEH, for example, and processing for setting the interval 1 to 4 color data to the palette is performed at 32A8H.
FIG. 151 (f) is a flowchart showing a subroutine program for color processing at intervals 5 to 8 defined by 28EEH, for example, and processing for setting interval 5 to 8 color data on a palette is performed at 32BAH.
FIG. 151 (g) is a flowchart showing a subroutine program for color processing at intervals 9 to 12 defined by 28FEH, for example, and processing for setting the interval 9 to 12 color data on the palette is performed by 32CCH.
[0313]
FIG. 151 (h) is a flowchart showing a subroutine program for color processing at intervals 13 to 16 defined by, for example, 290EH, and processing for setting the interval 13 to 16 color data on the palette is performed at 32 DEH.
FIG. 152A is a flowchart showing a color processing program for rounds 1 to 4, and processing for setting round 1 to 4 color data in the palette is performed by 32F0H.
[0314]
FIG. 152 (b) is a flowchart showing a program for performing color processing in rounds 5 to 8, and processing for setting round 5 to 8 color data in the palette is performed by 3329H.
FIG. 152 (c) performs color processing for rounds 9-12, and processing for setting round 9-12 color data to the palette is performed by 3362H.
FIG. 152 (d) performs round 13 to 16 color processing, and processing for setting the round 13 to 16 color data in the palette is performed by 339BH.
[0315]
FIG. 152 (e) performs a jackpot display process. The jackpot table is looked up by 33D4H, the data stored therein is read, and the read data is subjected to an operation drawing process by 33DCH.
FIG. 153 (a) is a flowchart showing a subroutine program of the ball number display process defined by 0235H. 33E0H compares the data bank value, 33E4H sets “1H” to the data bank, 33EBH calls the ball number / V winning command based on the command data of com5, and 33F8H counts the numeric data Is set, and 33FFH performs control for displaying the set count data on the variable display device 1 by screen drawing processing. Then, the process proceeds to 3403H to perform processing for restoring the data bank value.
[0316]
FIG. 153 (b) is for performing the flower card clear process. The process of acquiring the clear slot position address 1 is performed by 3409H, the slot non-display process is performed by 340EH, and the process of updating the clear slot position address 1 to the next address is performed by 340FH. Next, the process proceeds to 3414H, where a process of acquiring the clear slot position address 2 is performed, a slot non-display process is performed by 3417H, and a process of updating the clear slot position address 2 to the next address is performed by 3418H.
[0317]
FIG. 154 performs screen clear processing and slot clear processing. After the process for setting the screen size is performed by 3421H, the process proceeds to 3426H. On the other hand, after the processing for setting the slot size is performed by 3423H, the process proceeds to 3426H. In 3426H, processing for clearing the VRAM 56 is performed. Next, the process proceeds to 342BH, a process of subtracting “1” from the set size is performed, the process proceeds to 342BH, and it is determined whether or not the size has become “0”. move on. Then, the control returns when the process of 3246H to 342BH is repeatedly executed and becomes zero.
[0318]
FIG. 155 is a flowchart showing a subroutine program of motion drawing processing defined by, for example, 23EAH. Processing to clear the operation drawing search flag to 0 is performed by 342EH, and the process proceeds to 3438H. The value of the operation counter is compared with the value of the table count value. If equal, the process proceeds to 344CH. If the table count value is larger, the process proceeds to 345CH.
In 344CH, a process for acquiring a drawing data table address is performed, the process proceeds to 3450H, a drawing process is performed, and a process for setting an operation drawing search flag is performed in 3453H. Next, the process proceeds to 3466H, and a process of adding and updating “4” to the table pointer is performed.
[0319]
Next, the process proceeds to 3468H, where the process of subtracting and updating the table size by “1” is performed. The process proceeds to 3468H, where it is determined whether or not the table size has become 0. If not, the process returns to 3438H to control again. Repeat. Control returns when the table size reaches zero.
On the other hand, at 3462H, the process proceeds to 3468H after the process of setting “1” to the table size is performed. In 345CH, it is determined whether or not the action drawing search flag is 0. If it is not 0, the process proceeds to 3462H, but if it is 0, the process proceeds to 3466H.
[0320]
FIG. 156 (a) is a flowchart showing a subroutine program of the screen drawing process defined by 3450H, for example. It is determined by 346BH whether or not the data to be rendered has been completed. If it is determined that the data has been completed, the control advances to FIG. 156 (b) and returns. If it is determined that the data has not been completed, the process proceeds to 3470H, where the drawing start offset value is acquired, the offset value is added to the current drawing position and updated, and the number of drawing bytes is acquired. Made. Next, the process proceeds to 347EH, where drawing data is acquired, the data is written into the VRAM, each pointer is updated by adding “1”, and the number of drawing bytes is updated by “1”. Next, the process proceeds to 347EH, and it is determined whether or not the number of drawn bytes has become 0. If not, the process returns to 347EH, and the control is repeated to execute 346BH when the number of drawn bytes becomes 0. move on.
[0321]
FIG. 156 (c) is a flowchart showing a subroutine program of screen drawing processing (color change and data change) defined by, for example, 2A2BH. A process for acquiring a drawing color is performed by 3383H, and the process proceeds to 3487H to determine whether or not the data to be drawn has been completed. If it is determined that the process has been completed, the process proceeds to FIG. Return. On the other hand, if it is determined that the data has not ended, the process proceeds to 348CH, where the drawing start offset value is acquired, the obtained offset value is added to the current drawing position and updated, and the number of drawing bytes is set. Processing to obtain is performed. Next, the process proceeds to 3494H, where control for obtaining drawing data is performed, and the process proceeds to 349CH, where the drawing data is converted, and the process of changing the drawing color is performed by 34A8H. Next, the process proceeds to 34ADH, where data is written into the VRAM, the next line address is calculated using 34B1H, the process proceeds to 34C2H, the process of writing into the VRAM is performed, and the process proceeds to 34C6H.
[0322]
In 34C6H, a process of adding and updating “1” to each pointer is performed, and the process proceeds to 34CCH, and a process of subtracting and updating the number of bytes by “1” is performed. Then, it is determined whether or not the number of bytes has become 0 by 34CCH. If it is not 0, the process proceeds to 3494H, and the control is repeatedly executed. When it becomes 0, the process proceeds to 3487H. FIG. 157 (a) is a flowchart showing a subroutine program for reel display processing defined by, for example, 30A4H. The CRT reel color changing process is performed by 34DAH. In the case of this CRT, the reel color is thereby changed and displayed. Next, the process proceeds to 34 DDH, and a process of acquiring the symbol data address and acquiring the scroll amount is performed. Next, the process proceeds to 34EBH, where the slot 0 address, which is the data of the coding identification information, is compared with the slot 1 address, which is the address of the flower tag information, to determine whether to perform scroll display or slot 0 display. Made by 34EFH. If NO is determined in both steps, the process proceeds to 34F3H, a process of setting “2” is performed as the number of repetitions, and a process of setting 8 characters per line is performed by 34F6H. The reel display is controlled by 34F9H based on the set data.
[0323]
Next, the process proceeds to 34FDH, and the magnitude relation between the next line address and the address of slot 2 is compared. If it is determined that slot 2 is larger, the process proceeds to 3509H, but slot 2 is determined to be smaller. If YES in step 3501, the flow advances to 3501H, and the next line address-slot size is calculated. After the processing for setting the value as the display address is performed, the flow advances to 3509H.
In 3509H, a process of subtracting and updating the current number of repetitions by “1” is performed, and the process proceeds to 3509H to determine whether or not the number of repetitions has become 0. If not, the process returns to 34F6H and again. When the control is repeatedly executed and the number of repetitions becomes zero, the control returns.
[0324]
If YES is determined by 34EBH, the process proceeds to 3527H, 2 lines and 8 characters are set, and control is returned after reel display control is performed by 352AH based on the set data.
If YES is determined by 34EFH, the process proceeds to 350 DH, the number of repetitions is set to “2”, the process proceeds to 3510 H, 8 characters are set for one line, and 3513 H is set based on the set data. Reel display control is performed. Next, the process proceeds to 3517H, where the size relationship between the next line address and the address of slot 1 is compared. If it is determined that slot 1 is larger, the process proceeds directly to 3523H, but slot 1 is determined to be smaller. If YES, the flow advances to 351BH, the next line address-slot size is calculated, and the value is set as the display address. Then, the flow advances to 3523H.
[0325]
In 3523H, a process of subtracting and updating the current number of repetitions by “1” is performed, and it is determined whether or not the number of repetitions has become zero. If it is not 0, the process returns to 3510H, the control is repeatedly executed, and the control is returned when the number of repetitions becomes 0.
FIG. 158 (a) is a flowchart showing a subroutine program of the flower card display process defined by 3138H, for example. The symbol data address is acquired by 352EH, and it is determined by 353CH, 3540H, 3544H whether scroll display, slot 0 display, or slot 1 display. If NO is determined in all the steps, the process proceeds to 3548H, a process of setting “6” as the number of repetitions is performed, and the process proceeds to 354BH, where a process of setting 1 character per line is performed. Then, a flower card display process is performed by 354EH. Next, the process proceeds to 3552H, the magnitude relation between the next line address and the slot position is compared, and if it is determined that the slot position is larger, the process proceeds to 355EH. On the other hand, if it is determined that the slot position is smaller, the process proceeds to 3556H, (next line address) − (slot size) is calculated, and after the process of setting the calculated value as the display address is performed, the process proceeds to 355EH. move on.
[0326]
355EH in FIG. 159 (c) updates the current number of repetitions by subtracting “1” and determines whether or not the number of repetitions has become 0. If not, it returns to 354BH and repeats control again. Execute, and control returns when it reaches zero.
If YES is determined by 353CH, the process proceeds to 3596H in FIG. 159 (b). Then, 6 characters and 8 characters are set, and the display of the flower card (screen) is performed by 3955H, and the control returns.
If YES is determined in 3540H, the flow proceeds to 3562H in FIG. 158 (b). Then, a process of setting “6” as the number of repetitions is performed, the process proceeds to 3565H, one character of 8 characters is set, the process proceeds to 3568H, and a flower card display process is performed. Next, go to 356CH, compare the magnitude relationship between the next line address and the address of slot 1, and if it is judged that slot 1 is larger, proceed directly to 3578H, but decide that slot 1 is smaller. If YES, the flow advances to 3570H, (next line address) − (slot size) is calculated, and after the process of setting the calculated value to the display address is performed, the flow advances to 3578H. In 3578H, the current number of repetitions is updated by subtracting “1”, and it is determined whether or not the number of repetitions has become 0. If not, the process returns to 3565H and the control is repeatedly executed. Control returns when the number reaches zero.
[0327]
If YES is determined in 3544H, the process proceeds to 357CH in FIG. 159 (a), and a process of setting “6” as the number of repetitions is performed. Next, proceeding to 357FH, one line and eight characters are set, and proceeding to 3582H, the flower card display control is performed. Next, the flow advances to 3586H, the magnitude relationship between the next line address and the address of slot 2 is compared. If it is determined that slot 2 is larger, the flow proceeds directly to 3592H, but it is determined that slot 2 is smaller. If YES in step 358A, the flow advances to 358AH, (next line address) − (slot size) is calculated, and after the processing for setting the calculated value to the display address is performed, the flow advances to 3592H.
[0328]
In 3592H, a process of subtracting and updating the current number of repetitions by “1” is performed, and it is determined whether or not the number of repetitions has become zero. Then, when the value is not 0, the process returns to 357FH again and the repetitive control is executed, and when it becomes 0, the control returns.
FIG. 160 (a) is a flowchart showing a subroutine program for reel display processing (designated line number processing) defined by 34F9H, for example. By 359DH, the data bank value is compared and a process of setting “1” in the data bank is performed. Next, the process proceeds to 35AAH, where the process of acquiring the card color is performed, the process proceeds to 35B0H, the process of acquiring the lower byte of the drawing character is performed, the process proceeds to 35B1H, and the process of writing the data into the VRAM is performed. Next, the process proceeds to 35B9H, where the process of obtaining the drawing character upper byte data is performed, and the process proceeds to 35BAH, where it is determined whether or not the card color is standard. If it is determined that it is standard, the process proceeds directly to 35C1H. If it is determined that it is not standard, the process proceeds to 25BCH, and after processing for changing the card color is performed, the process proceeds to 35C1H. In 35C1H, a process of writing data into the VRAM is performed, and the process proceeds to 35C2H. A process of adding and updating each pointer is performed, and the process proceeds to 35C4H.
[0329]
In 35C4H in FIG. 160 (b), the current number of characters is decremented and updated by “1”, and it is determined whether or not the number of characters has become zero. Repeat the return control again. Then, when it becomes 0, the process proceeds to 35C7H, where the process of setting the next line address as the standard address is performed, and the process of subtracting and updating the current line number by “1” is performed by 35CFH, and the line number becomes 0. A determination is made whether or not. If it is determined that the value is not 0, the process returns to 35B0H and the control is repeatedly executed. When the value reaches 0, the process proceeds to 35D1H, the data bank is restored, and the control returns.
[0330]
FIG. 161 (a) is a flowchart showing a subroutine program of card display processing (data conversion) defined by, for example, 352AH. By 35 DAH, the data bank value is compared and a process of setting “1” to the data bank is performed. Next, proceeding to 35E7H, a process of acquiring the card color is performed, and a process of acquiring the drawing data is performed by 35EFH. Then, the process proceeds to 35F4H, where data is converted, and 35FAH is used to write data to the VRAM.
[0331]
Next, the process proceeds to 35FEH, where it is determined whether or not the card color is standard. If it is determined that the card color is standard, the process proceeds directly to 360EH, but if it is determined that the card color is not standard, the process proceeds to 3602H. Proceed to 360EH after changing color. In 360EH, a process of writing data to the VRAM is performed, and the process proceeds to 3612H. A process of calculating the next line address is performed, and the process proceeds to 362DH.
In 362DH of FIG. 161 (b), a process of subtracting and updating the current number of characters by “1” is performed, and it is determined whether or not the number of characters has become zero. If it is determined that the value is not 0, the process returns to 35EFH again and the control is repeatedly executed. When the number of characters becomes 0, the process proceeds to 3630H, where (display address) + (line size) is calculated, and the calculated value is set to the display address. Next, proceeding to 3638H, a process of subtracting and updating the current line number by “1” is performed, and it is determined whether or not the line number has become zero. If it is determined that the value is not 0, the control is returned to 35EFH again, and the control is repeatedly executed. When the number of lines becomes 0, the process proceeds to 363AH, a process for restoring the data bank is performed, and the control returns.
[0332]
FIG. 162 (a) is a flowchart showing a subroutine program for CR machine card color change processing defined by 34DAH. With 3643H, processing according to a so-called PUSH instruction for saving data in the AV register to an address designated by the stack pointer is performed, and processing for comparing reel colors is performed. Next, the process proceeds to 364DH, and it is determined whether or not the encoded identification information corresponds to January, March, or August. If applicable, the process proceeds directly to 3668H. If not, the process proceeds to 365AH. Then, the command data of com4 is read, and it is determined whether or not the CR machine mode is based on the data. If it is not in the CR machine mode, the control is returned as it is, but if it is in the CR machine mode, the process proceeds to 3662H, and it is determined whether or not the encoded identification information is in December. The control returns as it is, but in the case of December, the process proceeds to 3668H, and the reel color is set to red. As a result, in the case of a normal gaming machine that is not a CR machine, the coding identification information for January, March, and August is red, and in the case of a CR machine, it is also red in December. Next, proceeding to 366FH, a process of changing the return destination address to the CR machine card color restoration process is performed.
[0333]
FIG. 162 (b) shows a CR machine card color restoration processing program, and processing for restoring the reel color is performed by 368BH.
FIG. 162 (c) is a flowchart showing a reel display address calculation processing program. The process of calculating the next reel display position is performed by 3690H, the process of dividing into 16 is performed by 3692H, and the multiplication process is controlled by 3698H.
FIG. 162 (d) shows a flower card display address calculation process. The process is divided into 16 parts by 369 DH to be 1/16, and the multiplication process is performed by 36A3H.
[0334]
FIG. 163 (a) is a flowchart showing the program of the symbol check process 1, and it is determined by 36AAH whether or not the symbol number is less than 13, and when it is not less than 13, “13” is subtracted from the symbol number. Processing for updating is performed, and the process returns to 36AAH again. This is repeatedly executed, and when the symbol number becomes less than 13, the process proceeds to 36B2H and the symbol conversion 1 is performed.
FIG. 163 (b) performs symbol check processing, and the same control as in FIG. 163 (a) is performed.
[0335]
FIG. 163 (c) performs symbol check processing 3, and the same control as in FIG. 163 (a) is performed.
[0336]
FIG. 163 (d) is a subroutine program of 1/16 processing defined by 3692H or 369DH, and processing of shifting the contents of the A register by 4 bits to the right is performed by 3729H.
FIG. 163 (e) is a flowchart showing a subroutine program for multiplication processing defined by 3698H and 36A3H, and processing for performing multiplication processing is performed by 3732H.
Next, another example of control by the system controller 51 will be described. Whether or not the command order is correct is determined by the 04B6H, 04D0H, 04EAH, 0504H, 051EH, 0553H, 0538H, 056EH, 0588H, and 05CDH, and the control performed based on the determination result is shown in FIG. To do. First, in step S (hereinafter simply referred to as S) 1, whether or not the command order is the same as described above is determined based on the command order determination data. If it is determined that the command order is correct, the process proceeds to S2, and the same processing as described above is performed. Set address to rtn 2xh and jump to command wait. Note that x = 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, a, c, or d.
[0337]
On the other hand, if it is determined in S1 that the command order is not correct, the process proceeds to S3, the command order error counter is updated by adding “1”, and the process proceeds to S4. If it is determined that the above has not been reached, the process jumps to the command error. On the other hand, if it is determined that the command order error counter has reached 20 or more, the process proceeds to S5, the order error flag is set, the process proceeds to S6, an “order error message” is set, a screen drawing process is performed, and the order is determined. Control for displaying the abnormal message by the variable display device 1 is performed. Then, the program jumps to the error weight program.
[0338]
Further, the non-maskable interrupt interrupt routine shown in FIG. 57B is changed to that shown in FIG. First, register comparison processing is performed in S10, and it is determined in S11 whether or not the order error flag is “0”. If YES in step S11, the flow advances to 006D1 in FIG. On the other hand, if it is determined that the order error flag is set and not “0”, the process jumps to the order error message step of S6 in FIG.
Also, the cold start program of FIG. 63 (b) is changed to that of FIG. After the process of 02ECH in FIG. 63 (b) is performed, the process proceeds to S16, the order error flag is cleared, the process proceeds to S17, the process of clearing the command order error counter is performed, and then the process of 02ECH in FIG. 63 (b) is performed. Proceed to processing.
[0339]
According to this structure, it is determined whether or not the command order is appropriate based on the command order determination data, and it is determined that the command order is inappropriate 20 times or more after the gaming machine is turned on. Thus, the order error message is displayed on the variable display device 1. In this state, even if a non-maskable interrupt signal is input from the basic circuit 30 and new command data is sent, the display of the order error message will not disappear unless the power is turned on again.
Next, features and modifications of the embodiment described above are listed below.
[0340]
(1) The variable display device 1 shown in FIG. 1 is not limited to the one using a liquid crystal display device, and may be an electric variable display device using, for example, a CRT, a light emitting diode, or electroluminescence, A so-called rotary drum type variable display device may be used. Further, the first state of the variable winning ball apparatus 4 may be a state in which the opening / closing plate 9 repeats opening and closing continuously, and the second state of the variable winning ball apparatus 4 is that a hitting ball can be won. It may be difficult to win.
(2) In FIG. 2 and FIG. 3, the ROM provided in the basic circuit 30 constitutes a program storage means for storing a control program. The CPU provided in the basic circuit 30 constitutes control center means that operates in accordance with the program stored in the program storage means and controls the gaming state of the gaming machine. The RAM provided in the basic circuit 30 constitutes control data storage means for storing control data associated with control by the control central means.
[0341]
The program ROM 54 constitutes display control program storage means for storing a program for performing display control of the variable display device. The character ROM 57 constitutes image display data storage means for storing image display data to be displayed on the variable display device. The CPU 53 and the system controller 51 operate according to the program stored in the variable display program storage means, and display an image on the variable display device based on the image display data stored in the image display data storage means. The image display control means is configured.
[0342]
(3) When the display result of the variable display device is in a predetermined specific display mode, the game control means controls the gaming state to a specific gaming state advantageous for the player. The WC RND1 shown in FIG. 4 constitutes random number generating means for generating a random number for randomly determining whether or not to generate the specific gaming state. WC RNDL, WC RNDC, and WC RNDR constitute display random number generation means for generating random numbers for randomly determining the display result of the variable display device. The WC RND ACT constitutes reach determination random number generation means for generating a random number for randomly determining whether or not to display the reach state by the variable display device. WC RND SLW Deceleration when a reach state is displayed on the variable display device, when the variable display speed of the variable display state displayed by the variable display device is reduced and displayed, and then the display result is derived and displayed. A deceleration operation amount determination random number generating means for generating a random number for randomly determining the variable display operation amount is configured.
[0343]
The random number generation means configured by the WC RND1 is configured to be able to change the limit of the numerical range of the generated random numbers. Then, in the operation of the operating means provided at the place where the player cannot operate and the staff of the game hall can operate, the limit of the numerical range in which the random number can be generated can be changed and set.
(4) The variable display device according to the state of occurrence of display conditions in which control is performed to derive and display the display result of the variable display device by the subroutine program of the symbol average rotation time calculation process shown in FIG. The variable display control period change control means is configured to change and control the variable display control period. The variable display control period change control means performs control to shorten the variable display control period when the frequency of establishment of the display condition increases.
[0344]
The sound generation control means for performing control to generate a predetermined sound according to the gaming state of the gaming machine is configured by the sound processing subroutine program shown in FIG. The sound generation control means stores sound data for generating a plurality of types of sounds in advance, and selects corresponding sound data from the plurality of types of sound data in accordance with the gaming state of the gaming machine. It has a function of generating sound according to the selected sound data.
The game control means for controlling the gaming state of the gaming machine shown in FIG. 2 has a function of controlling to a special gaming state in which the specific gaming state is likely to occur when a predetermined gaming state is reached. More specifically, the game control means has a function of setting the game state to a specific game state when the display result of the variable display device is in a predetermined specific display mode. The game control is performed when a plurality of types of specific display modes are defined and the display result of the variable display device is a predetermined special display mode among the plurality of types of specific display modes. The means controls the special gaming state. 33. F2C3H to F2D2H in FIG. 33 constitute restriction control means for performing control for restricting the occurrence of the special game state according to the occurrence state of the special game state. The restriction control means has a function of restricting the occurrence of the special gaming state when the predetermined number of occurrences of the specific gaming state has reached the number of occurrences of the special gaming state.
[0345]
A plurality of types of reach flag tables calculated by F31AH in FIG. 33 are prepared, and the difference between the display mode that is determined in advance as the display result of the variable display device and the specific display mode is determined. Which reach flag table is selected from the plurality of types of reach flag tables is determined according to the degree. The reach flag table constitutes a plurality of reach type specifying data storage means for storing data specifying a plurality of types of reach states displayed by the variable display device in the form of a table. A plurality of types of the plurality of reach type specifying data storage means are provided, and each of the storage means is configured to store a lot of specific data specifying a certain type of reach state so that the stored contents are biased. . In each of the plurality of reach type specifying data storage means, the reach types specified from the bias type specifying data stored in a biased manner are different from each other.
[0346]
The plurality of types of the plurality of types depending on how far the identification information that is determined in advance as the display result of the variable display device by the F309H and F31AH is different from the specific display mode. A selection deciding means for deciding which of the plurality of reach type specific data storage means is selected from the specific data storage means is configured. Reach type random selection means for randomly selecting a reach type specifying data from a plurality of reach type specifying data stored in the plurality of reach type specifying data storage means selected and determined by the selection determining means by F322H Is configured.
[0347]
F329H to F344H determine whether or not the game state is the special game state. If the game state is the specific game state, the reach type selected by the reach type random selection means is changed to another reach type. Type change means is configured.
The reach time calculation processing subroutine program shown in FIG. 38 constitutes variable display period calculation means for calculating the variable display period according to the random number generated by the variable display control period determination random number generation means configured from the WC RND SLW. ing.
[0348]
When EF0FH in FIG. 16 (a) causes an abnormality in the gaming machine, a command signal for displaying the fact on the variable display device is output to the variable display control means comprising the control circuit shown in FIG. Abnormal display command signal output means is configured.
006DH in FIG. 57 constitutes runaway determination means for determining whether or not the variable display control processor included in the variable display control means is running away. Initialization for initializing the control data and returning from the runaway state to the normal control state when it is determined by the restart subroutine program shown in FIG. Means is configured.
[0349]
The abnormal display command detection means for detecting that the abnormal display command output means has output the abnormal display command is constituted by 00C4H in FIG. The abnormal display control means for displaying the fact that an abnormality has occurred in the variable display device when the abnormal display command detection means detects the output of the abnormal display command is configured by the program of the command 70h in FIG. ing. The abnormal display command detection means detects the abnormal display command by means of the error weight program of FIG. 60A and the error weight program of FIG. A variable display control interrupting unit is configured to interrupt the variable display control by the variable display control unit when an output is detected. When the error display command detection means no longer detects the output of the error display command by the 00CFH, 00D5H, 034EH, 01D8H, 01E3H, 01E6H, the process is executed until the error display command detection means detects the error display command. The variable display control start means is configured to continue the variable display control from the state of the variable display control that has been performed.
[0350]
The control circuit shown in FIG. 2 constitutes game control means for controlling the gaming state of the gaming machine and outputting a command signal for display control of the variable display device. The control circuit shown in FIG. 3 constitutes variable display control means for receiving the command signal from the game control means and controlling the variable display device.
04B6H, 04BEH, 04EAH, 04F2H, 04D0H, 04D8H, 0504H, 050CH, 051EH, 0526H, 0553H, 055BH, 0588H, 0590H, 0538H, 0540H, 056EH, 0576H, 05CDH, 05D5H, 05E0H, 05E0H, 05 Command signal determining means is provided in the variable display control means for determining whether or not the change of the command signal is an appropriate change pattern.
[0351]
As described above, the game control means outputs a command signal made up of a plurality of block data arranged in a predetermined order, and the command signal discrimination means is a plurality of block data of the received command signal. It is determined whether or not an appropriate change pattern is obtained by comparing certain block data with corresponding block data among a plurality of block data of the command signal sent last time.
When the above-mentioned command signal discriminating means is determined to be inappropriate by the above-mentioned 04BBH, 04EFH, 04D5H, 0509H, 0523H, 053DH, 0558H, 0573H, 058DH, 05D2H, 05EDH, 03B5H to 03BFH, 0347H, An improper command signal discarding unit configured to discard the command signal determined to be inappropriate and wait for reception of the next command signal is configured.
[0352]
An error state switching control means for switching to a predetermined error state when the determination means determines that the command signal is abnormal more than a predetermined number of times by S1 to S8, 01CCH, S11, S12, S16, S17. It is configured.
[0353]
[Specific examples of means for solving the problems]
The control circuit shown in FIG. 2 constitutes game control means for controlling the gaming state of the gaming machine and outputting a command signal for display control of the variable display device.
The control circuit shown in FIG. 3 constitutes variable display control means for controlling the variable display device in response to a command signal from the game means. A CPU or CPU 53 provided in the system controller 51 is operated by a control program to constitute a processor for variably controlling the variable display device. The command signal discriminating means for discriminating the suitability of the command signal output from the game control means is constituted by 00C4H in FIG. The processing address indicated by the 047DH, 04C7H, 04EBH, 04ADH, 04E1H, 0515H, 052FH, 054AH, 0565H, 057FH, 0599H, 05C4H, 05DFH, 062AH, 063EH, 0654H, 0668H, and the command signal 014EH During the abnormal state from the time when the command signal is determined to be incorrect until the time when the command signal returns to a normal command signal, Display state specifying data storage means for storing display state specifying data capable of specifying the display state is configured. By the 034EH, 01D8H, 01E3H, and 01E6H, the variable display state is continuously changed from the variable display state specified by the display state specifying data stored in the display state specifying data storage means when the command signal returns to a normal command signal. The variable display continuation control means is configured to start the control and continue the variable display control after the improper determination time by the command signal determination means.
[0354]
The 027DH to 02BAH constitutes an abnormal condition notifying means for notifying that an abnormal condition has occurred during the abnormal condition period. The processor included in the variable display control means enters a no-operation state during the abnormal state period (01CCH).
The game control means includes an abnormal signal output means (EF0FH in FIG. 16A) that outputs an abnormal signal indicating that an abnormal state has occurred. And the said command signal discrimination means discriminate | determines that it is improper when the said abnormal signal is input.
[0355]
According to the switch processing subroutine program shown in FIG. 19 (a), a game disabling means for controlling so that a normal game is not continued when an abnormality occurs in the gaming machine is configured.
[0356]
[Effects of specific examples of means for solving the problems]
  According to claim 1, even if the normal control of the game by the game control unit is stopped during the abnormal state period in which the game control unit is in an abnormal state, the game control unit returns to normal and the command signal is After returning to the normal command signal, after the normal display is restored, the variable display control is continued from the variable display state at the time when the abnormality occurs in the game control means, and the subsequent variable display control is continued. It is possible to prevent as much as possible that the progress state of the game control and the progress state of the variable display device are not shifted in timing. In addition, if an abnormal state occurs in the gaming machine, the game control meansWhen an abnormality occursSince the command signal is output, the command signal discrimination meansCommand when an error occursEasy to receive signalAbnormalCan be determined,Whether it is abnormalThe determination can be made reliably and easily.
  With respect to claim 2, in addition to the effect of claim 1, in addition, since the fact that an abnormal state has occurred is notified to the gaming machine during the abnormal state period, the player can recognize that an abnormality has occurred and A staff member can find the notification and respond quickly.
  According to the third aspect of the present invention, in addition to the effect of the second aspect, the variable display control by the variable display control means is interrupted during the abnormal state period, and an abnormal state occurs during the interruption of the variable display control. The effect is displayed on the variable display device.
  With respect to claim 4, in addition to the effect related to any one of claims 1 to 3, since the processor is maintained in a no-operation state during the abnormal state period and the progress of the variable display control is stopped, The progress of the variable display control is stopped in accordance with the stop of the normal game control due to the abnormality of the control means, and the game control is started and the variable display is started at the same time when the normal return is made next time. It becomes possible.
  According to claim 5, in addition to the effect of any one of claims 1 to 4, the command signal is restored to the command signal before the occurrence of the abnormal state by performing automatic recovery by the automatic recovery means.
[0357]
With respect to claim 2, in addition to the effect of claim 1, since the fact that an abnormal state has occurred during the abnormal state period is notified, the player can recognize that an abnormality has occurred and Find alerts and respond quickly.
With respect to claim 3, in addition to the effect of claim 1, since the processor is maintained in a no-operation state during the abnormal state period and maintained in a state in which the progress of the variable display control is stopped, normality due to abnormality of the game control means The progress of the variable display control is also stopped in accordance with the stop of the progress of the game control, and the game control can be started and the variable display can be started at the same timing when the game returns to the normal state.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view showing a gaming board surface of a pachinko gaming machine as an example of a gaming machine.
FIG. 2 is a block diagram showing a control circuit used in a pachinko gaming machine.
FIG. 3 is a block diagram showing a control circuit used in a pachinko gaming machine.
FIG. 4 is an explanatory diagram for explaining a display operation of a normal symbol variable display device.
FIG. 5 is an explanatory diagram for explaining various random counters and control using the random counters.
FIG. 6 is a timing chart showing command data transmission operation;
FIG. 7 is an explanatory diagram for explaining the contents of command data.
FIG. 8 is an explanatory diagram for explaining the contents of command data.
FIG. 9 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 2;
10 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG.
FIG. 11 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 2;
12 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG.
13 is a flowchart showing the operation of the control circuit shown in FIG.
14 is a flowchart showing the operation of the control circuit shown in FIG. 2;
15 is a flowchart showing the operation of the control circuit shown in FIG.
16 is a flowchart showing the operation of the control circuit shown in FIG.
FIG. 17 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 2;
18 is a flowchart showing the operation of the control circuit shown in FIG.
FIG. 19 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 2;
20 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 2;
FIG. 21 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 2;
22 is a flowchart showing the operation of the control circuit shown in FIG.
FIG. 23 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 2;
24 is a flowchart showing the operation of the control circuit shown in FIG.
25 is a flowchart showing the operation of the control circuit shown in FIG.
26 is a flowchart showing the operation of the control circuit shown in FIG.
27 is a flowchart showing the operation of the control circuit shown in FIG.
FIG. 28 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 2;
FIG. 29 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 2;
30 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 2;
FIG. 31 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 2;
32 is a flowchart showing the operation of the control circuit shown in FIG.
FIG. 33 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 2;
34 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG.
FIG. 35 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 2;
FIG. 36 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 2;
FIG. 37 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 2;
38 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG.
FIG. 39 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 2;
40 is a flowchart showing the operation of the control circuit shown in FIG.
41 is a flowchart showing the operation of the control circuit shown in FIG.
42 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG.
43 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG.
44 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 2. FIG.
45 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG.
46 is a flowchart showing the operation of the control circuit shown in FIG.
47 is a flowchart showing the operation of the control circuit shown in FIG. 2;
48 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG.
49 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG.
50 is a flowchart showing the operation of the control circuit shown in FIG.
51 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 2;
52 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG.
FIG. 53 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 2;
54 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 2;
FIG. 55 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 2;
FIG. 56 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
FIG. 57 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
58 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3. FIG.
FIG. 59 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
60 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
61 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
62 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
63 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
64 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
65 is a flowchart showing the operation of the control circuit shown in FIG.
66 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
67 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
FIG. 68 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
FIG. 69 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
70 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
71 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3. FIG.
72 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
FIG. 73 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
74 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
75 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
FIG. 76 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
77 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
78 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
79 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
80 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG.
81 is a flowchart showing the operation of the control circuit shown in FIG. 3. FIG.
82 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3. FIG.
FIG. 83 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
84 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3. FIG.
85 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3. FIG.
FIG. 86 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
87 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3. FIG.
88 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
89 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
90 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
FIG. 91 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
92 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
93 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
94 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3. FIG.
95 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
96 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG.
FIG. 97 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
98 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
99 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
100 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
101 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
102 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
103 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
104 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
105 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
FIG. 106 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
107 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
108 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
109 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
110 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
111 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
112 is a flowchart showing the operation of the control circuit shown in FIG. 3;
FIG. 113 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
114 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG.
115 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
116 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
117 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
118 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
119 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
120 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
121 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
122 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
123 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3. FIG.
124 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
125 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
126 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3. FIG.
127 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
128 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
FIG. 129 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
130 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3. FIG.
131 is a flowchart showing the operation of the control circuit shown in FIG. 3;
132 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3. FIG.
133 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
FIG. 134 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
135 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
136 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
137 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3. FIG.
138 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3. FIG.
FIG. 139 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
140 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3. FIG.
FIG. 141 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
142 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3. FIG.
FIG. 143 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
144 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
145 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
146 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3. FIG.
147 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
148 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
FIG. 149 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
150 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3. FIG.
151 is a flowchart showing the operation of the control circuit shown in FIG. 3;
152 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3. FIG.
FIG. 153 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
FIG. 154 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
FIG. 155 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
FIG. 156 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
FIG. 157 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
158 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
FIG. 159 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
FIG. 160 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
161 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
FIG. 162 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
FIG. 163 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
164 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
165 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
166 is a flowchart showing an operation of the control circuit shown in FIG. 3;
[Explanation of symbols]
23 is a game board, 24 is a game area, 1 is a variable display device, 4 is a variable winning ball device, 30 is a basic circuit, 51 is a system controller, 53 is a CPU, 54 is a program ROM, 55 is a work RAM, and 56 is a video. A RAM 57 is a character ROM.

Claims (5)

表示状態が変化可能な可変表示装置を有し、該可変表示装置の表示結果が予め定められた特定の表示態様になったときに遊技者にとって有利な遊技状態になる遊技機であって、
前記遊技機の遊技状態を制御するとともに前記可変表示装置を表示制御するための指令信号を出力する遊技制御手段と、
該遊技制御手段からの指令信号を受けて前記可変表示装置を制御する可変表示制御手段とを含み、
前記遊技制御手段は、
前記指令信号の指令内容を切換えて出力する切換えタイミングを計時するための第１の計時手段と、
前記第１の計時手段が計時する時間をセットする手段であって、前記表示制御手段が前記指令信号により指令された指令内容の表示制御を実行する時間である所定時間を当該指令信号を出力するときにセットする第１の計時時間セット手段と、
前記指令信号を出力した後前記第１の計時時間セット手段によりセットされた前記所定時間を前記第１の計時手段が計時し、当該所定時間が経過したときに前記切換えタイミングであると判定する切換えタイミング判定手段と、
該切換えタイミング判定手段によって切換えタイミングであると判定されたときに前記指令信号を次の指令内容を指令する指令信号に切換えて出力する出力手段と、
前記切換えタイミング判定手段によって切換えタイミングであると判定されたか否かにかかわらず遊技機に異常状態が発生したときに異常発生時の指令信号を出力する異常信号出力手段と、
遊技機に異常状態が発生したときに前記第１の計時手段による計時を停止させる第１の計時停止制御手段と、
遊技機が前記異常状態から正常な状態に復帰したときに前記第１の計時手段による計時を再開させる計時再開手段とを含み、
前記出力手段は、前記可変表示装置の表示結果を導出表示させるタイミングを特定可能な停止信号を出力し、
前記可変表示制御手段は、
前記遊技制御手段からの指令信号が前記異常発生時の指令信号か否かを判別する指令信号判別手段と、
前記指令信号判別手段により前記異常発生時の指令信号でない旨の判別が行なわれた前記指令信号により指令された指令内容に応じた前記所定時間内で前記指令内容の表示制御を進行させるための可変表示時間を計時する第２の計時手段と、
前記可変表示装置が可変表示中に前記指令信号判別手段が前記異常発生時の指令信号である旨の判別を行なったときから前記異常発生時の指令信号でない旨の判別が行なわれるまでの異常状態期間中、前記指令信号判別手段が前記異常発生時の指令信号である旨の判別を行なった時点で前記可変表示装置が表示していた表示状態を特定する表示状態特定データを格納可能な表示状態特定データ格納手段と、
前記可変表示装置が可変表示中に前記指令信号判別手段が前記異常発生時の指令信号である旨の判別を行なったときに、前記第２の計時手段による計時を停止させる第２の計時停止制御手段と、
前記指令信号判別手段が前記異常発生時の指令信号でない旨の判別を行った段階で前記表示状態特定データ格納手段に格納されている表示状態特定データに対応する可変表示状態から引続き可変表示制御を開始するとともに、前記第２の計時手段による計時を再開させて、前記指令信号判別手段により前記異常発生時の指令信号である旨の判別が行なわれた時点以降の可変表示制御を続行する可変表示続行制御手段と、
前記第２の計時手段が計時した可変表示時間に応じて前記可変表示装置の表示結果を導出表示させる制御を行なう表示結果導出制御手段とを含むことを特徴とする、遊技機。A gaming machine having a variable display device capable of changing a display state, and having a gaming state advantageous to a player when a display result of the variable display device is in a predetermined specific display mode,
A game control means for controlling a gaming state of the gaming machine and outputting a command signal for controlling the display of the variable display device;
Variable display control means for controlling the variable display device in response to a command signal from the game control means,
The game control means includes
First timing means for timing the switching timing for switching and outputting the command content of the command signal;
A means for setting a time measured by the first time measuring means, wherein the display control means outputs the command signal for a predetermined time which is a time for executing the display control of the command content commanded by the command signal; First timekeeping time setting means for setting sometimes;
Switching that the first time measuring means measures the predetermined time set by the first time measuring time setting means after outputting the command signal and determines that it is the switching timing when the predetermined time has elapsed. Timing determination means;
Output means for switching and outputting the command signal to a command signal for commanding the next command content when it is determined by the switching timing determination means that the timing is switching;
An abnormal signal output means for outputting a command signal at the time of occurrence of an abnormality when an abnormal state occurs in the gaming machine regardless of whether or not the switching timing is determined by the switching timing determination means;
First timing stop control means for stopping timing by the first timing means when an abnormal state occurs in the gaming machine;
Timing restarting means for restarting timing by the first timing means when the gaming machine returns from the abnormal state to a normal state ,
The output means outputs a stop signal that can specify the timing for deriving and displaying the display result of the variable display device,
The variable display control means includes
Command signal discriminating means for discriminating whether or not the command signal from the game control means is a command signal at the time of occurrence of the abnormality ;
A variable for advancing display control of the command content within the predetermined time corresponding to the command content commanded by the command signal that has been determined by the command signal discrimination means that the command signal is not when the abnormality occurred A second timing means for timing the display time;
Abnormal state from when the command signal discriminating means determines that the command signal is when the abnormality occurs while the variable display device is performing variable display to when it is determined that the command signal is not when the abnormality occurs Display state capable of storing display state specifying data for specifying the display state displayed by the variable display device when the command signal determining means determines that the command signal is the command signal at the time of occurrence of the abnormality during the period Specific data storage means;
Second timing stop control for stopping the timing by the second timing unit when the command signal determining unit determines that the command signal is when the abnormality occurs while the variable display device is performing variable display. Means,
The variable display control is continued from the variable display state corresponding to the display state specifying data stored in the display state specifying data storage means when the command signal determining means determines that it is not a command signal at the time of occurrence of the abnormality. as well as the start, by resuming counting by said second counting means, to continue the variable display control after the time the determination to the effect that command signal by Ri during the abnormality occurs in the command signal determining means is performed Variable display continuation control means ,
A game machine comprising: display result derivation control means for performing control for deriving and displaying the display result of the variable display device according to the variable display time counted by the second time measuring means . 前記異常状態期間中に遊技機に異常状態が発生した旨を報知する異常状態報知手段をさらに含むことを特徴とする、請求項１記載の遊技機。2. The gaming machine according to claim 1, further comprising an abnormal state notifying means for notifying that an abnormal state has occurred in the gaming machine during the abnormal state period. 前記異常状態期間中に前記可変表示制御手段による可変表示制御を中断させる可変表示制御中断手段をさらに含み、Variable display control interruption means for interrupting variable display control by the variable display control means during the abnormal state period,
前記異常状態報知手段は、前記可変表示制御中断手段による可変表示制御の中断中に異常状態が発生した旨を前記可変表示装置により表示させることを特徴とする、請求項２記載の遊技機。The gaming machine according to claim 2, wherein the abnormal state notifying unit displays on the variable display device that an abnormal state has occurred while the variable display control is interrupted by the variable display control interrupting unit. 前記可変表示制御手段は、制御用プログラムに従って動作し前記可変表示装置を可変表示制御するためのプロセッサを有し、
該プロセッサは、前記異常状態期間中ノーオペレーション状態となり、前記可変表示装置の可変表示制御の進行を停止した状態に維持することを特徴とする、請求項１〜請求項３のいずれかに記載の遊技機。The variable display control means includes a processor that operates according to a control program and controls the variable display device.
The processor according to any one of claims 1 to 3, wherein the processor is in a no-operation state during the abnormal state period and maintains a state in which the progress of the variable display control of the variable display device is stopped. Gaming machine. 前記遊技制御手段は、The game control means includes
前記異常状態から自動的に復旧させる自動復旧手段と、Automatic recovery means for automatically recovering from the abnormal state;
該自動復旧手段による自動復旧が行なわれることにより前記指令信号を前記異常状態の発生前の指令信号に復帰させる指令信号復帰手段とを含むことを特徴とする、請求項１〜請求項４のいずれかに記載の遊技機。5. A command signal return means for returning the command signal to a command signal before the occurrence of the abnormal state by performing automatic recovery by the automatic recovery means. The gaming machine described in Crab.
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