JP3751711B2 - 小型アクチュエータ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は小型アクチュエータに係り、例えば自動車用ミラーの角度調整を行う小型アクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】
モータを備えた小型アクチュエータにおいて、例えば図18で示すように、ハウジング101を構成する一方に開口部を有する第1のケース102にモータ104を配設し、第2のケース103で蓋をして形成された構成の小型アクチュエータ100が知られている。この小型アクチュエータ100において、それぞれのケース102,103に開口部側に向けて突出する一対の壁部102a,102a及び103a,103aが形成され、第1のケース102と第2のケース103とを組み付けることにより、前記壁部102a,102a及び103a,103aは一定の距離を保って対向させ、壁部102a,102a及び103a,103aによってモータ104を保持している。
【0003】
そして、前記ハウジング101の壁部102a,102a及び103a,103aがモータ104と接する箇所に、0リング状の防振ゴム105を取り付けて、モータ104の振動が直接ハウジング101に伝達しておこる騒音を防止した構成が知られている。このときのモータ104の組付けは、上記防振ゴム105を壁部102a,102a及び103a,103aの規定の場所に両面テープ等で貼り付けてから、モータ104をハウジング101挿入し組み立てる構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし上記従来のアクチュエータ100においては、モータ104を第1のケース102に挿入するときに、防振ゴム105がずれるという問題があった。さらに、モータ104への防振ゴム105の取り付けに手間がかかり製造原価が高くなるという不都合がある。また、モータ104をケース内へ挿入する際に、モータ104の位置がずれることがあり、このモータ104のずれにより、モータ104に取着されたギヤ106の噛み合いが悪くなって騒音が発生してしまうという問題があった。
【0005】
本発明の目的は、モータの振動が、モータを配設するケースに直接伝達して発生する騒音を防止する小型アクチュエータを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る小型アクチュエータは、ハウジングを構成する一組のケースの一方にモータを配設し、他方のケースで蓋をしてなる小型アクチュエータにおいて、前記モータは両端に軸方向に突出する突出部を有し、前記それぞれのケースには前記モータを保持するモータ保持部として凹部を有する一対の壁部がケース開口部側に向けて突出して形成されており、前記一対の壁部の凹部には防振材が二色成形により前記壁部と一体に形成されており、前記モータは前記突出部が両ケースの組み付け方向から前記防振材によって挟まれて同組み付け方向から前記凹部に押圧された状態で 前記ケースに固定されていることを特徴とする。
【0007】
本発明の請求項2に係る小型アクチュエータは、請求項1に記載の小型アクチュエータにおいて、前記防振材は前記モータ側へ突出して前記モータに接する突部を有していることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明に係る小型アクチュエータSは、ハウジング10を構成する一組のケースの一方にモータ20を配設し、他方のケースで蓋をしてなる小型アクチュエータである。この小型アクチュエータSにおいて、それぞれのケース11,12にはモータ20を保持するモータ保持部として凹部16を有する一対の壁部15がケース開口部側に向けて突出して形成されている。そして一対の壁部15の凹部16には防振材17が二色成形により壁部15と一体に形成されている。
【0009】
このように本発明の小型アクチュエータSには、ハウジング10のモータ保持部としての壁部15において、防振材17が二色成形により一体に形成されているので、モータ20の振動が直接ハウジング10に伝わることなく、振動による騒音の発生を防止することができる。
【0010】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本発明を限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
【0011】
図1乃至図11は本発明の具体的な実施例を示すものであり、図1は小型アクチュエータの断面説明図、図2はモータとハウジングとの組付けを示す斜視図、図3は図2における要部拡大図、図4は図2のB−B線断面におけるハウジングの成形方法を示す説明図、図5は図2のB−B線断面における防振材の成形方法を示す説明図、図6及び図7は図5における防振材を成形するための金型の要部拡大図、図8及び図9は図2のA−A線断面における防振材の成形方法を示す説明図、図10及び図11は図8及び図9における防振材を成形するための金型の要部拡大図である。
【0012】
本例の小型アクチュエータSは、第1のケース11と第2のケース12とからなるハウジング10と、減速装置13と、出力軸14と、モータ20と、から構成されており、前記第1のケース11に、減速装置13と出力軸14及びモータ20等を順次積層して、第2のケース12で蓋をすることによって、組み付けるものである。
【0013】
本例のモータ20は通常の小型モータであり、両端部に突出部23を有している。そしてモータ出力軸21側には、ウオームギア22が取着されており、このウオームギア22と、ウオームギア22と噛合するウオームホイールギア13aとから減速装置13が構成されている。そしてこのウオームホイールギア13aに小型アクチュエータSの出力軸14が一体に形成され、モータ20の出力が出力軸14に伝達されるように構成されている。
【0014】
本例のハウジング10は、第1のケース11と第2のケース12とから構成されており、第1のケース11は、図2で示されるように、開口部11aを有する収容箱体であり、第1のケース11内部は、一対の壁部15によって、モータ20の収容側D1と、減速装置13及び出力軸14の収容側D2とに分割されている。
【0015】
本例の第2のケースは、図1で示されるように、前記第1のケースの蓋体であり、第1のケースと同様に、一対の壁部15によって、モータ20の収容側と、減速装置13及び出力軸14の収容側とに分かれている。
【0016】
また図2に示すように、第1のケース11の開口部11aには、第2のケース12との係合端部において段差11bが形成されている。本例では、第1のケース11における段差11bは内面側が低く形成されている。一方、第2のケース12においても、開口部の係合端部には段差が形成され、この段差は内面側が高く形成されて、第1のケース11の係合端部と、第2のケース12の係合端部とが互いに係合するように構成されている。なお、第1のケース11と、第2のケース12の係合端部は上記形状に限らず係合可能な形状に形成されれば良い。
【0017】
第1のケース11におけるモータ20の収容側D1は前記一対の壁部15によって囲まれている。この壁部15はモータ20を保持する保持部であり、略中間位置にそれぞれ凹部16が形成されている。この凹部16はモータ20を第1のケース11に配設するときに位置決めするために用いられるものであり、またモータ20の突出部23と係合してモータ20を保持する構成となっている。
【0018】
そして、前記凹部16には、図3で示すように防振材17としてゴム硬度50〜80度のエラストマーが略一定の厚みで配設されている。このとき使用されるエラストマーとしては、熱可塑性のエラストマーとして、スチレン系,オレフィン系,エステル系,ウレタン系の樹脂が挙げられる。
【0019】
スチレン系の樹脂としては、KRATON,CARIFLEX TR(SHELL CHENICAL社製),SOLPRENE(PHILLIPS PETROLEUM社製),EUROPRENE SOLT(ANIC社製),タフブレン(旭化成社製),ソルブレン−T(日本エラストマー社製),KRATON G(SHELLCHEMICAL社製)等が挙げられる。
【0020】
またオレフィン系の樹脂としては、住友TPE(住友化学工業社製),ミラストマー(三井石油化学工業社製),JSR−サーモラン(日本台成ゴム社製),油化−サーモラン(三菱油化社製)等が挙げられる。
【0021】
エステル系の樹脂としては、HYTREL(E.I.Du PONT DE NEMOURS社製),ARNITEL(AKZO CHEMIE社製),ペルプレン(東洋紡績社製)等が挙げられる。
【0022】
ウレタン系の樹脂としては、ペレセン(化成アップジョン社製),エラストラン(日本エラストラン社製),パラプレン(日本ウレタン工業社製),バンデックス(大日本インキ化学工業社製),タケラック(武田薬品工業社製),アイアンラバー(日本オイルシール工業社製),イーグフレラン(北辰化学社製),ハイプレン(三井日曹ウレタン社製)等が挙げられる。
【0023】
上記防振材17は、壁部15と二色成形により一体に形成されるものである。次に本例における壁部15を有するハウジング10のケースと防振材17との成形方法を図4乃至図11によって説明する。
【0024】
前記壁部15を有するハウジング10の第1のケース11及び第2のケース12は対向する1組の金型によって成形される。図4は第1のケース11の成形を示す説明図である。図4に示すように、第1のケース11を成形するための、第1の金型31と第2の金型32とは、対向して位置しており、第1の金型31には図示しないエラストマーの供給装置と連通する通路31aが形成されている。この第1の金型31と第2の金型32により凹状のキャビティが形成されている。また第1の金型31と第2の金型32との間にはキャビティと、図示しない溶融樹脂の供給装置と、に連通する通路36が形成され、この通路36の端部には溶融樹脂が射出されるゲート37が形成されている。
【0025】
また上記第1の金型及び第2の金型の一方は固定されており、他方は図示しない油圧装置に取り付けられ、第1の金型と第2の金型とが加圧可能に構成されている。
【0026】
そして上記通路36を通してゲート37から基材としての溶融樹脂を射出し、キャビティに溶融樹脂を供給する。この溶融樹脂を加圧冷却してハウジング10を構成する第1のケース11が形成される。
【0027】
また第2のケース12についても上記第1のケース11を成形する方法と同様に、対向する2つの金型により型締めして形成される。ただし、第2のケース12を成形するために用いられる金型は、第1のケース11を成形するための金型と開口部の係合端部において形状を異にしており、第2のケース12と前記第1のケース11とが開口部の係合端部において係合可能に成形されるような構成となっている。
【0028】
このときハウジング10を構成する第1のケース11及び第2のケース12の基材として用いられる樹脂は、例えば、ポリプロピレン,ポリエチレン,ポリスチレン、さらにはアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂(ABS樹脂),ポリカーボネイト(PC)等の非結晶性樹脂を用いると良い。なお、エラストマーと同一系の樹脂から基材を形成すると、リサイクル処理に好適である。
【0029】
上記のように形成された第1のケース11の壁部15に、二色成形により防振材17を一体に形成する方法について図5乃至図11において説明する。図5で示すように上記のように形成された第1のケースのそれぞれの壁部15上には第1の金型31において可動可能な第3の金型33が位置している。第3の金型33は、図8及び図9に示すように外側金型33aと内側金型33bとからなる二重構造であり外側金型33aと内側金型33bとは可動可能に構成されている。また内側金型33bには、エラストマーの供給装置及び前記金型31における通路31aと連通する通路33cが形成され、この通路33c端部にはエラストマーが射出されるゲート33dが形成されている。
【0030】
防振材17は図5に示すように第1のケース11が形成された後、第3の金型33を上方に移動させ、第3の金型を移動させることにより形成された空間へ防振材17の材料であるエラストマーを供給し、型締めすることにより形成される。図6及び図7は図5における第3の金型33の端部拡大図である。
【0031】
さらに本例の防振材17は壁部15の凹部16に凹状に成形されるものである。図8乃至図11は防振材17を凹状に成形する成形方法について説明したものである。図8に示すように第3の金型33の周囲において、先ず第1のケース11の壁部15が形成される。次に図9に示すように、第3の金型33の外側金型33aをXの幅で上方へ移動させる。一方で内側金型33bを前記外側金型33aの移動の幅Xよりも小さい幅Yで上方へ移動させる。このようにして壁部15において凹状の空間が形成される。
【0032】
上記第3の金型33の動作を図10及び図11においてさらに詳細に示す。図10及び図11に示すように、第3の金型33の外側金型33aを上方へ移動させ、さらに内側金型33bを上方に移動させることにより、第3の金型に形成された通路33cが第1の金型31に形成された通路31aと連通する。これらの通路31a及び33cを通して、図示しない供給装置からエラストマーを供給し、エラストマーはゲート33dから上記凹状の空間へ射出される。図11における矢印はエラストマーの移動方向を示している。そして型締めすることにより、壁部15において凹状に防振材17が形成される。なお、防振材17は第2のケース12においても同様に形成される。
【0033】
次に小型アクチュエータSの組立て方法について説明する。先ず第1のケース11のモータ収容側D1にモータ20を配設し、モータ20の各突出部23を壁部15の防振材17を配設したそれぞれの凹部16と係合させて保持する。そして第1のケース11に第2のケース12で蓋をして組み付けることにより、モータ20の突出部23が、第1のケース11及び第2のケースにおけるそれぞれの壁部15の凹部16に押圧されて固定される。このとき凹部16には防振材17が配設されているので、モータ20が振動しても、モータ20の振動がハウジング10に直接伝わることなく、振動による騒音の発生を防止することができる。
【0034】
図12乃至図14は本発明の他の実施例を示す説明図である。各実施例において前記実施例と同一部材等には同一符号を付してその説明を省略する。
【0035】
図12乃至図14に示す実施例では、ハウジング10を構成する第1のケース及び第2のケースにおける壁部15に配設された防振材17について、モータ20側へ向けて突出する突部17aを形成し、矢印E方向における防振をする構成となっている。
【0036】
次に上記突部17aを有する防振材17の成形方法を図13及び図14によって説明する。本例において使用する金型は防振材17の突部17aを形成するために、前記実施例に可動可能な第4の金型34を加えた構成となっている。
【0037】
図13に示すように本例における第4の金型34は第3の金型33に隣接しており、ハウジング10の壁部15上において所定距離離間して配設されている。そしてハウジングのケースが形成された後に、図14に示すように第3の金型33及び第4の金型34を上方へ移動することにより形成される空間へ防振材17の材料であるエラストマーを供給して型締めすることにより、壁部15上に突部17aを有する防振材17を配設させることができる。
【0038】
このように防振材17に突部17aを設けることにより、モータ20が図12の矢印E方向に振動したとき、この突部17aによりモータ20がハウジング10の壁部15と接触することなく、モータ20の振動が直接ハウジング10に伝わることなく、振動による騒音の発生を防止することができる。
【0039】
図15乃至図17は参考例を示す説明図である。図15に示すように第1のケース11のモータ20が配設されている底面部11cには、モータ20の回転に伴う矢印F方向への移動を防ぐための、回転廻り止め部18が形成されている。本例はこの回転廻り止め部18をエラストマーによって形成するものであり、回転廻り止め部18は、第1のケース11と二色成形により一体に形成される。
【0040】
図15における回転廻り止め部18の成形方法を図16及び図17によって説明する。本例においては、可動可能な第5の金型35を使用する構成となっている。
【0041】
図16に示すように本例の第5金型35は、ハウジング10の壁部15間に配設されている。そして第1のケース11を形成した後に、図15に示すように第5の金型35を上方へ移動することにより形成される空間へ回転廻り止め部18の材料であるエラストマーを供給して型締めすることにより、壁部15間に回転廻り止め部18を配設することができる。なおこの回転廻り止め部18は第2のケース12に形成しても良い。
【0042】
上記記載した実施例では二色成形により、ハウジング10の壁部15に防振材17を配設して防振する構成及び第1のケース11或いは第2のケース12に回転廻り止め部18を形成してモータ20の回転による振動を防止する構成をそれぞれ示した。なお、上記実施例を組み合わせることにより、さらに効果的に小型アクチュエータSにおけるモータ20の防振ができることは勿論である。そして上記実施例を組み合わせるときにおいても、モータ保持部としての壁部及びケース底部に同時に防振材及び回転廻り止め部を配設することができ、工数を増加させることなく高い防振効果を得ることができる。
【0043】
また上記実施例では、小型アクチュエータのハウジング及び防振材を一個単位で形成する例を示したが、複数個の金型を用いて、ハウジング及び防振材を同時に複数単位で形成する構成としても良い。また、第1の金型と第2の金型とを上下に配設した例を示したが、これに限らず左右に配設しても良い。
【0044】
【発明の効果】
以上のように、本発明の小型アクチュエータは、ハウジングを構成する第1のケースと、この第1のケースにモータが配設されて第2のケースで蓋をすることにより構成されており、モータを保持する保持部としての壁部凹部にエラストマーからなる防振材を配設する構成であるため、モータからの振動が直接ハウジングに伝わるのを防ぎ、振動により発生する騒音を防ぐことができる。
【0045】
そして本発明によれば、従来用いられていたような防振ゴムをハウジングに組み付ける作業が省け、製造原価を減少させることができる。またモータ組立時の防振ゴムのずれ等がなくなり、モータを常に確実な位置に配設することができるため、高い防振効果を得ることができる。さらにモータ保持部や、モータ回転止め部等、同時に複数の部位に防振材を配設することができるため、部品点数及び組立工数の低減をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る小型アクチュエータの断面説明図である。
【図2】本発明に係る小型アクチュエータにおけるモータとハウジングとの組付けを示す斜視図である。
【図3】図2における要部拡大図である。
【図4】図2のB−B線断面におけるハウジングの成形方法を示す説明図である。
【図5】図2のB−B線断面における防振材の成形方法を示す説明図である。
【図6】図5における防振材を成形するための金型の要部拡大図である。
【図7】図5における防振材を成形するための金型の要部拡大図である。
【図8】図2のA−A線断面における防振材の成形方法を示す説明図である。
【図9】図2のA−A線断面における防振材の成形方法を示す説明図である。
【図10】図8及び図9における防振材を形成するための金型の要部拡大図である。
【図11】図8及び図9における防振材を形成するための金型の要部拡大図である。
【図12】本発明の他の実施例を示す説明図である。
【図13】本発明の他の実施例を示す説明図である。
【図14】本発明の他の実施例を示す説明図である。
【図15】参考例を示す説明図である。
【図16】参考例を示す説明図である。
【図17】参考例を示す説明図である。
【図18】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 ハウジング
11 第1のケース
12 第2のケース
13 減速装置
14 出力軸
15 壁部
16 凹部
17 防振材
18 回転廻り止め部
20 モータ
21 モータ出力軸
22 ウオームギア
23 突出部
31 第1の金型
32 第2の金型
33 第3の金型
34 第4の金型
35 第5の金型
36 通路
37 ゲート
S 小型アクチュエータ
Claims (2)
- ハウジングを構成する一組のケースの一方にモータを配設し、他方のケースで蓋をしてなる小型アクチュエータにおいて、前記モータは両端に軸方向に突出する突出部を有し、前記それぞれのケースには前記モータを保持するモータ保持部として凹部を有する一対の壁部がケース開口部側に向けて突出して形成されており、前記一対の壁部の凹部には防振材が二色成形により前記壁部と一体に形成されており、前記モータは前記突出部が両ケースの組み付け方向から前記防振材によって挟まれて同組み付け方向から前記凹部に押圧された状態で前記ケースに固定されていることを特徴とする小型アクチュエータ。
- 請求項1に記載の小型アクチュエータにおいて、前記防振材は前記モータ側へ突出して前記モータに接する突部を有していることを特徴とする小型アクチュエータ。
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