JP3750316B2 - 反射型画像表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、マトリクス状に配置された画素を駆動した表示を行う反射型画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
マトリクス状に画素が配置された画像表示装置として代表的なものに液晶表示装置がある。図5は、そのうちの反射型TFT(Thin Film Transistor)液晶表示装置の概略回路図である。この液晶表示装置では、マトリクス状に配置される各画素2に各々駆動用のトランジスタTrが設けられている。
【0003】
各トランジスタTrは、水平シフトレジスタ41と垂直シフトレジスタ42とから送られる信号によって駆動され、各画素2に対応する画像信号を液晶LCに与えている。
【0004】
このような水平シフトレジスタ41、垂直シフトレジスタ42およびH(水平)スイッチ43などの駆動回路はマトリクス状の画素2の周辺に形成されている。図6は反射型TFT液晶表示装置の概略側面図、図7は反射型TFT液晶表示装置の概略平面図である。
【0005】
すなわち、液晶駆動のための水平シフトレジスタ41や垂直シフトレジスタ42は、反射膜の形成された反射板3における表示エリアの周辺に形成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このように水平シフトレジスタや垂直シフトレジスタから成る駆動回路が表示エリアの周辺に設けられていることで、反射板の面積が決まっている場合にはその駆動回路の分だけ表示エリアの面積が小さくなってしまうという問題が生じる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明はこのような課題を解決するために成されたものである。すなわち、本発明の反射型画像表示装置は、マトリクス状に画素が配置される表示部と、表示部をその表面に配置するとともに、反射膜を有する基台と、基台の裏面に反射膜と導通しないよう配置され表示部を駆動する信号を生成する駆動回路とを備えている。
【0008】
このような本発明では、表面に表示部が形成される基台の裏面に駆動回路が設けられていることから、表示部が形成される基台の表面に駆動回路を設ける必要がなくなり、基台の表面の大部分を表示部として使用することができるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の画像表示装置における実施の形態を図に基づいて説明する。なお、本実施形態では、画像表示装置として反射型の液晶表示装置を例とした説明を行う。
【0010】
図1は第1実施形態における液晶表示装置を説明する概略側面図、図2は第1実施形態における液晶表示装置を説明する概略平面図である。
【0011】
すなわち、この液晶表示装置1は、マトリクス状に配置される画素2と、表面側に画素2を配置する基台となる反射板3と、反射板3の裏面側に形成された駆動回路4と、反射板3を貫通し、縦横の信号線と駆動回路4とを各々導通状態にするスルーホール5とを備えている。
【0012】
画素2としては、2枚のガラス基板で構成される所定のギャップに液晶が挟み込まれたもので、各画素2に対応して液晶駆動用のTFT等の素子が設けられている。
【0013】
反射板3は、例えばガラス基板の表面に反射膜が蒸着されたもので、画素2側から入射した光を反射して、各画素2による表示情報を参照できるようにしている。
【0014】
駆動回路4は、主として表示エリア10における図中縦方向に沿った各配線へ信号を与える水平シフトレジスタ41と、表示エリア10における図中横方向に沿った各配線へ信号を与える垂直シフトレジスタ42とから構成されている。
【0015】
この水平シフトレジスタ41と垂直シフトレジスタ42とが反射板3の裏面側に形成されていることで、反射板3における表面側の大部分を表示エリア10として使用することができるようになっている。
【0016】
また、水平シフトレジスタ41および垂直シフトレジスタ42の各出力と、反射板3の表面側に設けられる図中縦横の各配線とは、反射板3を貫通する複数のスルーホール5によって各々導通状態となっている。
【0017】
スルーホール5は、図中縦横の各配線に対応して形成され、例えば表示エリア10の内側に縦一列、横一列設けられている。なお、スルーホール5は表示エリア10の外側に設けられていてもよい。
【0018】
また、各スルーホール5は反射板3に形成された反射膜(図示せず)とは電気的に導通しないようになっている。すなわち、反射板3に反射膜を形成した後、スルーホール5が配置される部分だけスルーホール5よりわずかに大きく反射膜を除去することで、各スルーホール5と反射膜とを導通させずに済むようになる。
【0019】
このような各スルーホール5によって、反射板3の裏面側に形成された水平シフトレジスタ41および垂直シフトレジスタ42から出力される各信号は、スルーホール5を介して反射板3の表面側にある図中縦横に沿った配線へ信号が与えられるようになり、反射板3の裏面側から表示エリア10の各画素2を駆動できるようになる。
【0020】
つまり、反射板3の表面には水平シフトレジスタ41および垂直シフトレジスタ42から成る駆動回路4が存在しないことになり、反射板3の表面側に設けられる表示エリア10を大きくすることができる。
【0021】
次に、第2実施形態の説明を行う。図3は第2実施形態における液晶表示装置を説明する概略側面図、図4は第2実施形態における液晶表示装置を説明する概略平面図である。
【0022】
すなわち、第2実施形態における液晶表示装置1は、マトリクス状に配置される画素2と、表面側に画素2を配置する反射板3と、反射板3の裏面側に形成された駆動回路4とを備える点で第1実施形態と同様であるが、反射板3の縁に沿って形成され、縦横の信号線と駆動回路4とを各々導通状態にする引回し配線6を備えている点で相違する。
【0023】
画素2としては、2枚のガラス基板で構成される所定のギャップに液晶が挟み込まれたもので、各画素2に対応して液晶駆動用のTFT等の素子が設けられている。
【0024】
反射板3は、例えばガラス基板の表面に反射膜が蒸着されたもので、画素2側から入射した光を反射して、各画素2による表示情報を参照できるようにしている。
【0025】
駆動回路4としては、主として表示エリア10における図中縦方向に沿った各配線へ信号を与える水平シフトレジスタ41と、表示エリア10における図中横方向に沿った各配線へ信号を与える垂直シフトレジスタ42とから構成されている。
【0026】
また、水平シフトレジスタ41および垂直シフトレジスタ42の各出力と、反射板3の表面側に設けられる図中縦横の各配線とを導通する引回し配線6は、例えば透明電極(ITO)によって形成されている。
【0027】
引回し配線6は、図中縦横の各配線に対応して形成され、例えば表示エリア10の図中左側縁と図中下側縁とに設けられている。
【0028】
このような各引回し配線6によって、反射板3の裏面側に形成された水平シフトレジスタ41および垂直シフトレジスタ42から出力される各信号は、引回し配線6を介して反射板3の表面側にある図中縦横に沿った配線へ信号が与えられるようになり、反射板3の裏面側から表示エリア10の各画素2を駆動できるようになる。
【0029】
つまり、第1実施形態と同様、反射板3の表面には水平シフトレジスタ41および垂直シフトレジスタ42から成る駆動回路4が存在しないことになり、反射板3の表面側になる表示エリア10を大きくすることができる。
【0030】
なお、第1実施形態および第2実施形態とも、反射板3の裏面側の駆動回路4と表面側の縦横配線とを導通させるスルーホール5および引回し配線6の配置位置は上記説明したものに限定されることはない。
【0031】
また、いずれの実施形態でも、反射板3の裏面側に駆動回路4を形成するようにしたが、水平シフトレジスタ41や垂直シフトレジスタ42の別途パッケージ化されたICで構成し、このICを反射板3の裏面側に実装するようにしてもよい。
【0032】
さらに、上記実施形態では、いずれも反射型の液晶表示装置1を例として説明したが、これ以外にも自己発光型表示装置、例えばプラズマ表示装置やLED表示装置であっても適用することが可能である。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の画像表示装置によれば次のような効果がある。すなわち、表面に表示部が形成される基台の裏面に駆動回路を設けていることから、基台の表面には駆動回路が存在しないことになり、基台の表面の大部分を表示部として使用することが可能となる。これにより、基台の面積に対する表示部の面積率を大きくとることができ、所定の大きさに対して表示部を効率良くレイアウトすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態を説明する概略側面図である。
【図2】第1実施形態を説明する概略平面図である。
【図3】第2実施形態を説明する概略側面図である。
【図4】第2実施形態を説明する概略平面図である。
【図5】反射型TFT液晶表示装置の概略回路図である。
【図6】従来の反射型TFT液晶表示装置の概略側面図である。
【図7】従来の反射型TFT液晶表示装置の概略平面図である。
【符号の説明】
1…液晶表示装置、2…画素、3…反射板、4…駆動回路、5…スルーホール、6…引回し配線、10…表示エリア、41…水平シフトレジスタ、42…垂直シフトレジスタ
Claims (2)
- マトリクス状に画素が配置される表示部と、
前記表示部をその表面に配置するとともに、反射膜を有する基台と、
前記基台の裏面に配置され、前記表示部を駆動する信号を生成する駆動回路と、
前記基台を貫通する状態で前記反射膜と導通しないよう形成され、前記駆動回路から前記表示部へ前記信号を導通するスルーホールと
を備えていることを特徴とする反射型画像表示装置。 - 前記反射膜における前記スルーホールが配置される部分は、前記スルーホールよりわずかに大きく除去されている
ことを特徴とする請求項1記載の反射型画像表示装置。
Priority Applications (1)
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JP30000297A JP3750316B2 (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 反射型画像表示装置 |
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JP30000297A JP3750316B2 (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 反射型画像表示装置 |
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JPH11133878A JPH11133878A (ja) | 1999-05-21 |
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Family Applications (1)
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JP30000297A Expired - Fee Related JP3750316B2 (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 反射型画像表示装置 |
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1997
- 1997-10-31 JP JP30000297A patent/JP3750316B2/ja not_active Expired - Fee Related
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