JP3749006B2 - 釣り針 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はゴムや合成樹脂製の擬餌を取り付けて用いる釣り針に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6は従来のジグヘッドと呼ばれる釣り針(B)を示した図であり、図中、(11)は軸、(12)は腰曲がり、(13)は針先、(14)はアゴ(戻り部)である。(15)は、擬餌(8)が釣り針から抜け落ちるのを防止するための抜け止めであり、その屈曲部分に球形の重錘部(16)が抜け止め(15)と一体的に形成されている。(17)は、釣り糸を取り付けるリング部であり、図6に示すように抜け止め(15)には基部に行くほど径が大きくなる円錐台状部(15a)が1段又は複数段に形成されている。
【0003】
この釣り針(B)は、ミミズや小魚等の形に似せたワームと呼ばれる擬餌(8)の中に軸(11)を抜け止め(15)迄差し込み且つ針先(13)が擬餌(8)から突出するように取り付けて使用される。前記擬餌(8)はゴムや弾性を有した合成樹脂よりできている。
【0004】
前記抜け止め(15)は、魚釣りの最中での水流の抵抗や魚の食いつきにより擬餌(8)が釣り針(B)から抜ける方向に引っ張られても、擬餌(8)に引っ掛かって擬餌(8)が釣り針(B)から抜け落ちないように保持する役割を有している。そのために、図7に示すように基部ほど径が大きくなる円錐台状部(15a)を有する鉛製のもの等が一般的である。
なお、前記抜け止め(15)は重錘部(16)と共に鉛などの金属を軸(11)の廻りに鋳込む事により軸(11)に取り付つけられている。
【0005】
このような、重錘部(16)のみならず、抜け止め(15)まで鉛で作られている釣り針(B)を使用して擬餌(8)を装着して釣りを行うと、水中を釣り針(B)が落下している時は図1のように重錘部(16)を下にして沈降していくが、水底(19)に到達するとたとえ擬餌(8)が水より軽い場合でも、釣り針(B)が寝てしまうため擬餌(8)も図7のように寝てしまう。
【0006】
この状態で釣竿(図示せず)を操作して擬餌(8)付きの釣り針(B)を移動させると擬餌(8)が水底(19)を這っていくような動作となるために魚の注意を引きにくく、擬餌(8)の効果が低下して高い釣果を望む事ができないという問題点や、釣り針(B)が水底(19)を這っていくために針先(13)が水底(19)の異物に引っ掛かって根掛りを生じやすいという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、▲1▼魚の注意を引きやすくて高い釣果が期待出来、▲2▼どのような使い方をしても根掛りの生じにくい釣り針の開発にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1の釣り針(A)は、『擬餌(8)を取り付けて用いる釣り針(A)であって、軸(11)に擬餌(8)の抜け止め(5)を有しており、該抜け止め(5)は水より比重の軽い素材で構成されている』ことを特徴とするものであり、その材質の一例は請求項2に示すように、『水より比重の軽い発泡体である』ことを特徴とする。
【0009】
これによれば、擬餌(8)を装着して水中に釣り針(A)を投入すると、従来例で説明したと同じように重錘部(6)を下にして沈降していく。水底(19)に到達すると抜け止め(5)が浮きの役目を果たし、釣り針(A)は図2のように重錘部(6)を下にして針先(3)側が上になるように斜めに或いは垂直に立つ。このように立っている釣り針(A)に装着された擬餌(8)も尾の方を上にして立つようになり、よく目立つようになる。その結果、水底(19)を移動している魚の目に止まりやすくなって食いがよくなり、釣果の向上が期待出来る。
【0010】
また、前述のように針先(3)側が上になるため、その状態で釣り針(A)を水底(19)に沿って移動させても水底(19)の異物に針先(3)が引っ掛かりにくくなり、根掛りが少なくなる。
『水より比重の軽い発泡体』としては、例えば発泡ウレタン樹脂、発泡コンクリートなどが挙げられる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を好適な実施例を用いて説明する。
[実施例1]
図3、4は本実施例の釣り針(A)を示した図である。(1)は軸、(2)は腰曲がり、(3)は針先、(4)はアゴ(戻り部)であり、(7)はリング部で、軸(1)の屈曲部分に形成され、釣り糸と接続するための部分である。又、(6)は屈曲部分に設けられた重錘部である。図3〜5は、重錘部(6)の形状が相違するだけである。
【0012】
軸(1)には、前記重錘部(6)の近傍にて抜け止め(5)が取り付けられている。釣り針の軸(1)への抜け止め(5)の取付は、半球状のパーツを軸(1)を挟んで接着したりインサート成形することにより取り付けられている。前者の場合、軸(1)を挟みやすいように半球状のパーツの軸(1)と当接する部分には溝(図示せず)が設けられている。
【0013】
本実施例では抜け止め(5)は、発泡ウレタン樹脂が好ましい。又、この抜け止め(5)は1つでもよいし、2つ以上並設してもよい。
また、抜け止め(5)を樹脂で形成した場合、金属と違う柔軟性があり、装着する場合や装着した擬餌(8)に魚が食いついて引っ張ったとしても抜け止め(5)の角部分が装着した場合に食い込み擬餌(8)を痛めにくくなる。
【0014】
本実施例では抜け止め(5)の形状を、▲1▼図3の実線に示すように針先(3)側に行くほど径が小さくなるような円錐或いは円錐台状とした場合や、▲2▼図4で示したように針先側にアールが形成される半球状の抜け止め(5)とした場合、▲3▼図5のように球状とした場合、▲4▼図示しないが、他の形状、例えばラグビーボールのような楕円体状や、卵型又は瓢箪型等の形状としても良い。
いずれの場合も針先(3)側ほど径が小さくなるようなテーパー又はアールが形成されることになるので、擬餌(8)は取り付けやすく、外れにくい。
【0015】
また、抜け止め(5)と軸(1)との固着を完全に行わせるため、軸(1)の抜け止め(5)の取付部分の表面に凹凸(1a)を設けて摩擦を大きくしてもよい。
【0016】
しかして、釣り針(A)の針先(3)を、例えば合成樹脂又はゴム製の擬餌(8)に差し込んで抜け止め(5)部分まで擬餌(8)内に入り込むように押し込む。抜け止め(5)は発泡体で形成されている事と、針先(3)側が細いテーパ状の円錐台、或いは針先(3)側がアールの半円状、又は球その他前述のような形状であるので、擬餌(8)に大きな傷をつけることなく簡単に挿入され、一旦、擬餌(8)が装着されると角部分が食い込んで抜けにくい。そして、図3〜5に示すように針先(3)を擬餌(8)から突き出すようにする。
【0017】
このように擬餌(8)を釣り針(A)に装着した後、擬餌(8)を装着して水中に釣り針(A)を投入すると、重錘部(6)を下にして沈降していき、水底(9)に到達すると抜け止め(5)が浮きの役目を果たし、釣り針(A)は図2のように重錘部(6)を下にして針先(3)側が上になるように斜めに或いは垂直に立つ。
このように立っている釣り針(A)に装着された擬餌(8)も尾の方を上にして立つようになり、よく目立つようになる。その結果、水底(9)を移動している魚の目に泊まりやすくなって食いがよくなり、釣果の向上が期待出来る。
【0018】
また、前述のように針先(3)側が上になるため、針先(3)が水底(9)から離れるので、その状態で釣り針(A)を水底(9)に沿って移動させても水底(9)の異物に針先(3)が引っ掛かりにくくなり、根掛りが少なくなる。
【0019】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明により擬餌の抜け止めが浮きの役目を果たすため、針先が水底から持ち上がった状態となり、それに連れて擬餌も尾を上にして立った状態となるので、魚の注目を引き易くなって食いが向上し、釣果の向上が期待出来るという利点があり、且つ針先が水底から持ち上がった状態となっているために根掛りを防止する事も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】擬餌を取り付けた本発明の釣り針が水中を沈んでいく状態の正面図。
【図2】擬餌を取り付けた本発明の釣り針が水底に達して立った状態の正面図。
【図3】本発明の実施例1の釣り針を示した正面図。
【図4】本発明の実施例2の釣り針を示した正面図。
【図5】本発明の実施例3の釣り針を示した正面図。
【図6】従来例の正面図。
【符号の説明】
(A) 釣り針
(1) 軸
(2) 腰曲がり
(3) 針先
(4) アゴ(戻り部)
(5) 抜け止め
(6) 重錘部
(7) リング部
(8) 擬餌(ワーム)

Claims (2)

  1. 擬餌を取り付けて用いる釣り針であって、軸に擬餌の抜け止めを有しており、該抜け止めは水より比重の軽い浮き部材で構成されていることを特徴とする釣り針。
  2. 抜け止めが水より比重の軽い発泡体であることを特徴とする請求項1記載の釣り針。
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