JP3748979B2 - 電子内視鏡装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は電子内視鏡装置、更に詳しくは電子内視鏡と信号処理装置の接続コネクタ部分に特徴のある電子内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電子内視鏡装置101は、図10に示すように、体腔内に挿入し体腔内の被写体を撮像する電子内視鏡102と、この電子内視鏡102に照明光を供給する光源部103と電子内視鏡102からの撮像信号を信号処理するプロセッサ部104及び電子内視鏡102に送気/送水を行うポンプ105からなる一体型となった本体装置107とを備えて構成される。
【0003】
電子内視鏡102は、先端が湾曲可能な細長で軟性な挿入部108と、挿入部108の基端部に連設され電子内視鏡102を保持すると共に各種操作を行う操作部109と、この操作部109より延出したユニバーサルコード110とから構成され、電子内視鏡102は、ユニバーサルコード110により本体装置107と着脱自在に接続されている。
【0004】
本体装置107内部の光源部103では、キセノン、ハロゲン、メタルハライドなどより成るランプ111からの照明光が、集光レンズ112を介して電子内視鏡102内に配設される光ファイバーの束から成るLG(ライトガイド)用ファイバー束113を経由して電子内視鏡102の先端内に設けられているLGレンズ114より出射され、図示しない被写体を照明するようになっている。ここで、光源部103では、被写体の明るさを調節するために、ランプ111への供給電圧や電流を制御するか、または図示しない絞り手段をランプ111とLG用ファイバー束113との間に介することもある。
【0005】
電子内視鏡102のの挿入部108の先端部内には、イメージセンサとして例えばCCD115が設けられており、CCD115は図示しない被写体の像を対物レンズ116を介して撮像し、被写体像の光情報を電気信号(撮像信号)に変換するようになっている。
【0006】
本体装置107内部のプロセッサ部104には、CCD115を駆動するCCD駆動回路117が設けられていて、CCD駆動回路117によりCCD115を駆動すると共に、プロセッサ部104では、CCD115からの撮像信号がプリアンプ118にて増幅され、次に映像信号処理回路119にて映像信号の形態に処理され、映像出力が図示しないモニタ表示装置に入力され、観察画像として表示されるようになっている。
【0007】
ここで、CCD駆動回路117からのCCD115の駆動信号及びCCD115からの撮像信号は挿入部108及びユニバーサルコード110を内挿する信号ケーブル120により、CCD115とプロセッサ部104との間を伝送するようになっている。
【0008】
また、医療用の電子内視鏡102では、胃や腸内部に空気を注入(送気)したり、前記対物レンズ101上の付着粘液を除去するために水を内視鏡先端部に具備した送気/送水ノズル121より噴出(送水)するために、送気送水用の管路122を有し、送気/送水を本体装置107にて前記ポンプ105によって制御している。
【0009】
これら電子内視鏡装置101の必要構成要件のため、電子内視鏡102と本体装置107とを接続するユニバーサルコード110のコネクタ部123においては、信号ケーブル120の複数本の信号接点、LG用ファイバー束113、送気送水用管路122など複数なる接点を有することになる。
【0010】
つまり従来例では、図11に示すように、例えば本体装置107に接続する電子内視鏡102のコネクタ部123においては、信号ケーブル120の複数本の信号接点128、LGファイバー束113、送気送水用管路122など複数なる接点を有するため、一度電子内視鏡を接続すると、電子内視鏡は本体装置に物理的に固定される。
【0011】
従来の別の電子内視鏡装置131の構成では、図12に示すように、光源部103及びポンプ105よりなる光源装置132とプロセッサ部104を構成するプロセッサ装置133とが別体となっている。なお、この光源装置132では、集光レンズ112からの出射光を制御するための絞り134と絞り制御回路135とを具備している。
【0012】
一方、この電子内視鏡装置131では、光源装置132とプロセッサ装置133が別体のため、光源装置132と電子内視鏡102のLG用ファイバー束113及び送気送水管路122との接続はユニバーサルコード110のコネクタ部123により行われ、プロセッサ装置30へはCCD駆動信号及びCCD出力信号(撮像信号)を接続する必要があるため電子内視鏡102の信号ケーブル120との接続はユニバーサルコード110のコネクタ部123より延出した別の接続ケーブル136のコネクタ部137にて行なう。なお、この接続ケーブル136は電子内視鏡102に対して一体型でも良いが、着脱可能な接続式の方が、電子内視鏡102の洗浄、消毒などの取り扱い上でも使い勝手が良い。
【0013】
ところで、医用内視鏡の場合、内視鏡挿入部が被写体すなわち胃内部や腸内部に挿入され、術者は操作部を持ちながら、挿入部先端のアングル(湾曲角度)を変えたり送気送水などの各種の操作を行うが、その際、挿入部を軸方向に回転(時に1回転以上も)させたり、挿入を少し戻したりということを繰り返す手技が行われる。特に腸内部への内視鏡挿入に於いては、非常に長く曲がりくねった腸内に、挿入部を最大1.3mも挿入させていく訳であり、上記挿入部の回転や、挿入を少し戻すことは、必須の施術である。
【0014】
ところが、前述のように、従来の電子内視鏡装置では、電子内視鏡は一度本体装置側と接続してしまうとコネクタで物理的に固定されてしまうため、上記回転手技を行おうとした場合、電子内視鏡の操作部と接続した本体装置間のケーブル部分では捻れが発生するが、電子内視鏡に捻れを吸収、あるいは自由に軸方向回転できるような機能がないため、術者にとって施術に困難を招いていた。また、術者によっては、この捻れを解消するために、一旦電子内視鏡を本体装置から抜去して、捻れを戻してから再び本体装置に接続するといった苦労及び煩雑な作業が強いられ、このことは緊急医療の際には、特に重要な課題となっていた。
【0015】
そこで、この電子内視鏡の捻れについて、例えば特開平3−139323号公報においては、「内視鏡の操作部にユニバーサルケーブルが接続(着脱不可)され、中心軸を中心に360゜未満の回転が可能なコネクタ接続部構造。(コネクタ内部の信号ケーブルの引きちぎれ防止の為にストッパーを有し、360゜未満)」が開示されている。
【0016】
一方、従来の別の課題として、電気信号のコネクタ接点の導電安定性が挙げられる。すなわち、医用電子内視鏡においては、滅菌消毒を各症例毎など頻繁に行うが、その際、電子内視鏡は本体装置からはずす必要があり、つまりコネクタ部の接点の着脱が頻繁に行われる。また、滅菌消毒などの環境下に置かれるために、電気接点が腐食、酸化され易い。それら要因による電気接点の劣化が考えられ、接触不良の場合には安定した観察画像を損なうなどの影響があるため、電気信号の接点の導電安定性もまた重要な課題となっていた。
【0017】
そこで、この電気信号のコネクタ接点の導電安定性について、例えば特開平4−146715号公報においては、電気信号接点の代わりに磁気結合によって信号伝送する案を開示している。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特開平3−139323号公報の場合、回転が許容されるのが360゜未満であり、自由な回転を提供するものでないので、前記術者の使い勝手を考慮すると十分ではない。さらに前述のように、医用内視鏡では洗浄や消毒を行う為、この様に内視鏡操作部が回転機構を有する事は、すなわち水密性が犠牲になっている訳であり、雑菌や水分が内部に侵入したりする可能性があるため、この面からも妥当ではない。
【0019】
さらには、この先行例では、回転機構部分における電気信号の伝達は、摺動接点、つまり金属接点が擦れていくことにより、信号の導通をさせながら回転を許容するものであり、その摺動時においては、チャタリングといって接点が接触したり離れたりを細かく繰り返すことになるので、回路機能として誤動作を招いたり、また、映像信号にもノイズを誘発するので観察画像にもノイズが発生し、安定した機器性能を損なうことになるといった問題もある。
【0020】
また、他の先行例としての例えば特開平8−76025号公報においては、「内視鏡の操作部とコネクタ部との間のケーブル部を、その途中に中継機能を持たせ、所定角度(360゜以内)だけ回転可能とした」ものを開示しているが、やはりこれも前記特開平3−139323号公報と同様、術者の使い勝手を考慮すると十分ではない。
【0021】
また、上記特開平4−146715号公報では、信号伝送方式としては接点レス構造であり、導電安定性については向上が唱われているが、同公報明細書内での実施例からも示されている通り、電子内視鏡の信号構成を考慮すると、信号伝送のための磁気結合対が複数個必要となる。また、前述のように、信号接点の他にLGのための接点も必要となるため、電気信号としての接点レスにはなっても、電子内視鏡を接続した状態では、やはり電子内視鏡と本体装置が物理的に固定されてしまうため、前記自由なる回転をもたらすものではない。
【0022】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、電子内視鏡の信号処理装置に対する自由で無制限な回転を提供し、拘束のない自由な施術を可能にすると共に、特に自由に回転させた時においても、安定した画質および機器性能を得ることのできる電子内視鏡装置を提供することを目的としている。
【0023】
【課題を解決するための手段】
本発明の電子内視鏡装置は、細長な挿入部内に挿通された照明光を伝送する照明光伝送手段と、前記挿入部の先端部内に設けられた前記照明光にて照明された被写体を撮像して当該被写体画像を画像信号に変換する撮像手段とを具備してなる電子内視鏡と、前記電子内視鏡からの出力信号を受けて表示手段に対して前記被写体の画像が表示可能な映像信号を出力する信号処理装置とを備えた電子内視鏡装置において、前記電子内視鏡は、前記撮像手段からの画像信号を画像光信号に変換して伝送する画像光信号伝送手段を備え、前記電子内視鏡と前記信号処理装置とは、前記照明光および前記画像光信号が伝送可能となるように接続コネクタにより接続され、前記接続コネクタは、前記電子内視鏡と前記信号処理装置との接合面において、前記照明光伝送手段と前記画像光信号伝送手段とを前記接合面の中心軸を中心として同心円状に円形に形成し、前記電子内視鏡と前記信号処理装置とを前記中心軸を中心に回動自在に接続したことを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について述べる。
【0026】
図1ないし図7は本発明の第1の実施の形態に係わり、図1は電子内視鏡装置の構成を示す構成図、図2は図1の接続部の断面構成を示す断面図、図3は図1の接続部で接続される電子内視鏡のユニバーサルコードの先端のコネクタプラグ部の構成を示す構成図、図4は図3のコネクタプラグ部と本体装置のコネクタソケット部との接続状態での断面を示す断面図、図5は図1の電子内視鏡への本体装置からの電源供給手段の一例を示す図、図6は図1の電子内視鏡への本体装置からの電源供給手段の第1の変形例を示す図、図7は図1の電子内視鏡への本体装置からの電源供給手段の第2の変形例を示す図である。
【0027】
図1に示すように、本実施の形態の電子内視鏡装置1は、体腔内の被写体を撮像する電子内視鏡2と、電子内視鏡2に照明光を供給する光源部3と電子内視鏡2からの後述する画像信号を信号処理するプロセッサ部4及び電子内視鏡2に送気/吸気を行うポンプ5が一体構造となっている本体装置6とを備えて構成され、電子内視鏡2と本体装置6とが接続部7において着脱可能に接続されるようになっている。
【0028】
つまり、接続部7においては、図2に示すように、ポンプ5に接続され送気/吸気を行う送気用管路8aを中心に、光源部3からの照明光を伝送するLG(ライトガイド)用ファイバー束9a、次に後述する画像光信号を伝送する画像光信号伝送用ファイバー束10aが各々同心円状に円形に構成されている。
【0029】
そして、送気用管路8a、LG用ファイバー束9a及び画像光信号伝送用ファイバー束10aは、接続部7において、同じく電子内視鏡2に挿通され各々同心円状に円形に構成された送気用管路8b、LG用ファイバー束9b及び画像光信号伝送用ファイバー束10bに、着脱可能であると同時に無制限に回転可能に接続されている。
【0030】
図3に示すように、電子内視鏡2のユニバーサルコード11は、コネクタグリップ部12に接合され、コネクタグリップ部12はコネクタプラグ部13と接合される。術者がコネクタグリップ部12を本体装置6に対し着脱を行う際には、コネクタグリップ部12を掴んで行う。ここで、コネクタプラグ部13は、接続部7において本体装置6のコネクタソケット部(図示せず)に挿入、接続される部分である。さらにコネクタプラグ部13には、ボールプランジャ受けV字溝14、15を有し、コネクタプラグ部13を本体装置6のコネクタソケット部(図示せず)に接続した時に、クリック感を伴う固定を行う。また、コネクタプラグ部13は、円筒状であり、本体装置6に接続された状態でもプラグ軸を中心に自由な回転を提供するものである。
【0031】
詳細には、図4に示すように、コネクタプラグ部13を本体装置6のコネクタソケット部21に接続した状態においては、コネクタソケット部21には、ボールベアリング22が計4個設けられ、ボールベアリング22はボールホルダ23を介して圧縮バネ24によって圧力をかけられた状態でコネクタソケット部21の円筒状管面より突出している。
【0032】
そして、コネクタプラグ部13は、コネクタソケット部21の正規の位置まで挿入されると、ボールプランジャ受けV字溝14、15の位置にボールベアリング22が当たり、クリック感と共に固定される。また、プラグ軸方向の回転に関しては、360度以上の自由な回転が可能である。
【0033】
コネクタソケット部21の送気用管路8aは、テーパ状になっており、コネクタプラグ部13の送気用管路8bと接続された時に送気用空気が伝達され、かつ前記空気が漏洩しないようになっている。
【0034】
なお、前記送気用管路8a、8bは、各々金属材質でも良いが、上記空気の漏洩させない伝達を達成し、かつ上記コネクタ接合部分の自由な回転をなめらかに可能せしめるために、コネクタ接触部分をテフロンなどの潤滑樹脂にてコーティングしても良い。
【0035】
また、LG用ファイバー束9a、9b、そして画像光信号伝送用ファイバー束10a、10bとがそれぞれ対向し、前記プラグ軸方向の自由な回転を可能としながら、光信号として伝達が達成される。
【0036】
図1に示すように、LG用ファイバー束9aは、本体装置6で光源部3のランプ31からの照明光を入射するため入射面32の断面が円形となっていて、また、LG用ファイバー束9bは電子内視鏡2の先端部内でLGレンズ33を介して被写体に照明光を出射するために出射面34の断面も円形となっている。また、画像光信号伝送用ファイバー束10a、10bもLG用ファイバー束9a、9bと同様に、電子内視鏡2の先端部内での画像光信号伝送用ファイバー束10bの入射面35の断面及び本体装置6での画像光信号伝送用ファイバー束10aの出射面36の断面が円形となっている。
【0037】
本体装置6内部において、ポンプ5からの送気を送気用管路8aに送り、前記接続部7を介して前記電子内視鏡2内の送気用管路8bを経由して電子内視鏡2の先端部より送気または吸気を行う。また、本体装置6内部において、ランプ31からの照明光をLG用ファイバー束9aの入射面32に入射し、前記接続部7を介して前記電子内視鏡2内のLG用ファイバー束9bの出射面34を経由して電子内視鏡2の先端部のLGレンズ33から照明光として出射し、図示しない被写体を照明する。
【0038】
電子内視鏡2の先端部には、IGレンズ(イメージレンズ)41が具備されており、内蔵されたイメージセンサとしての例えばCCD42に被写体像を結像する。
【0039】
本実施の形態では、電子内視鏡2側にCCD42を駆動するCCD駆動回路43と、同期信号を発生するSSG(同期信号発生器)44と、CCD42からの映像信号を相関2重サンプルするCDS(相関2重サンプル回路)45と、このCDS45の出力信号を光信号に変換し画像光信号として画像光信号伝送用ファイバー束10bの入射面35に供給するフォトダイオード46とを具備している。
【0040】
そして、SSG44は、TV映像信号としての水平同期信号及び垂直同期信号などの基本同期信号を発生し、CCD駆動回路43にてCCD42に必要な駆動信号を発生し、CCD42を駆動する。CCD42からの映像信号はCDS45に入力され、CDS45はさらにSSG44からのサンプリングパルスを受け、前記映像信号を相関2重サンプリングし、不要なキャリア成分を除去した映像信号を得る。
【0041】
CDS45の出力信号は、前記フォトダイオード46に入力され、光信号に変換される。変換された光信号は画像光信号として電子内視鏡2内の画像伝送用ファイバー束10bの入射面35に入射され、上記本体装置6との接続部7を介して、さらに本体装置部6の画像伝送用ファイバー束10aを経由して画像光信号伝送用ファイバー束10aの出射面36より出射される。
【0042】
本体装置6において、画像光信号伝送用ファイバー束10aの出射面36より出射された画像光信号は、フォトトランジスタ51に入射され、再び電気信号である映像信号に変換される。そして、前記フォトトランジスタ51からの映像信号は、サンプル回路52に入力され、さらに映像信号処理回路53にて階調(ガンマ)変換、輪郭強調などの信号処理が施され、図示しない映像表示装置に映像信号を出力する。ここで、本体装置6のSSG54は、前記フォトトランジスタ51からの映像信号を受け、映像同期信号を抽出して、本体装置6の内部の前記サンプル回路52や前記映像信号処理回路53に基準同期信号としての各種同期パルスを供給するものである。
【0043】
ところで、前記電子内視鏡2内には、前述の通りCCD42に関わるCCD駆動回路43、CDS45およびSSG44などの回路を具備するため、前記各回路に対して電源を供給する必要がある。そこで、本実施の形態では、図5に示すように、前記本体装置6内に具備される電源回路61の電源出力の一部が交流変換された交流電源として、前記接続部7近傍に具備されたトランス62に供給される。
【0044】
一方、前記電子内視鏡2側の前記接続部7近傍にもトランス63が具備され、前記トランス62、63との間で電磁結合により、前記トランス63には交流の起電力が発生する。前記起電力は前記電子内視鏡2内に具備された整流回路64に入力され直流に変換し、前記電子内視鏡2内部の前記各回路に供給される。
【0045】
トランス62、63は、図示の通りループコイル状に形成され、前記送気用管路8a、8bを中心とするLG用ファイバー束9a、9b、画像伝送用ファイバー束10a、10bのさらに外周に(図3参照)、各々同心円状に対向して配置され、コネクタプラグ部13の軸方向の自由な回転を可能としながら、磁気信号として伝達が達成される。トランス62から発生する磁束は、トランス63のループを貫通するため、トランス63の出力端子には前記磁束に対応した交流の起電力を得る。
【0046】
このように本実施の形態では、接続部7でLG用ファイバー束9a、9b、そして画像光信号伝送用ファイバー束10a、10bとがそれぞれ対向し、コネクタプラグ部13のプラグ軸中心に対して自由な回転を可能としているので、電子内視鏡2の本体装置6に対する捻れや回転の規制の拘束のない施術ができる。また、この施術時、特に上記自由に回転させた時においても、画像光信号伝送用ファイバー束10a、10bによる電気的信号接点を排除したコネクタ接続部分での安定した信号伝送が行われるため、観察画像にノイズが発生しない安定した画質および機器性能が可能となる。
【0047】
さらには、電子内視鏡2上で、少なくともユニバーサルコード11には、CCD駆動信号やCCD出力信号などの高周波信号を扱う電気信号ケーブルが内蔵されないので、EMC不要幅射ノイズを低減するという点で非常に効果的である。また、内視鏡部と本体装置部とを接続する電気信号の接点が存在しない事から、同様にEMCのノイズ低減に対し、非常に効果的である。
【0048】
なお、電子内視鏡2内に具備した各回路への電源供給の方法として、電子内視鏡2と本体装置6との接続部に設けたトランス62、63による電磁結合によって本体装置側6から供給しているが、図6に示すように第1の変形例として、電子内視鏡2内に電源としての電池65を具備してもよく、電子内視鏡2内の電池65によって、電子内視鏡2内のCCD42、CCD駆動回路43、SSG44、CDS45およびフォトダイオード46の各回路への電源供給を行うように構成してもよい。
【0049】
また、電子内視鏡2内に具備した各電気回路への電源供給の別の方法として、上記第1の変形例では、電子内視鏡2内に電源としての電池65を具備するものであったが、第2の変形例として、光結合によって本体装置6から電源を供給するようにしてもよい。つまり、図7に示すように、本体装置6内に発光源66を具備させ、発光源66からの光は、信号伝送用ファイバー束67a、67bを経由して電子内視鏡2内の光電池68に入射する。光電池68は、光電変換によって前記入射光を起電力に変換し、電子内視鏡2内のCCD42、CCD駆動回路43、SSG44、CDS45およびフォトダイオード46の各回路への電源の供給を行うように構成してもよい。なお、発光源66はランプ31を兼用しても良い。また、接続部7で信号伝送用ファイバー束67aは、送気用管路8aを中心に、各々同心円状に円形に構成されたLG用ファイバー束9a、画像光信号伝送用ファイバー束10aの最外周に形成され、信号伝送用ファイバー束67bも同様に送気用管路8bを中心に、各々同心円状に円形に構成されたLG用ファイバー束9b、画像光信号伝送用ファイバー束10bの最外周に形成されている。
【0050】
図8及び図9は本発明の第2の実施の形態に係わり、図8は電子内視鏡装置の構成を示す構成図、図9は図8の接続部の断面構成を示す断面図である。
【0051】
第2の実施の形態は、第1の実施の形態とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0052】
第1の実施の形態においては、電子内視鏡2の先端部に具備したSSG44から発生する映像同期信号が、CCD42の駆動、CDS45やサンプル回路52でのサンプリング、および映像信号処理回路53での同期信号の基準として用いられているが、第2の実施の形態においては、前記同期信号を発生させるSSG44aは、図8に示すように、本体装置6内に具備されている。
【0053】
そして、このSSG44aからの各同期信号は、フォトダイオード71に入力され光変調信号として同期信号伝送用ファイバー束72a、72bを経由して電子内視鏡2内のフォトトランジスタ73に入力され、前記光変調信号を信号分離回路74で前記各同期信号に変換し、電子内視鏡2内のCCD駆動回路43の駆動およびCDS45のサンプリングの基準同期信号として用いる。
【0054】
同期信号伝送用ファイバー束72aは、図9に示すように、送気用管路8aを中心に、各々同心円状に円形に構成されたLG用ファイバー束9a、画像光信号伝送用ファイバー束10aの最外周に形成され、同期信号伝送用ファイバー束72bも同様に送気用管路8bを中心に、各々同心円状に円形に構成されたLG用ファイバー束9b、画像光信号伝送用ファイバー束10bの最外周に形成されている。
【0055】
なお、前記各同期信号が複数本数ある場合には、前記同期信号伝送用ファイバー束およびフォトダイオード、フォトトランジスタは、通常は複数系統必要となるが、図8の例では、本体装置6内のSSG44aにおいて発生される前記複数の各同期信号は、同SSG44a内にて、1つの複合信号として重畳され、フォトダイオード71に入力され、一つの光変調信号として信号伝送用ファイバー束72b、72aを介して内視鏡1内のフォトトランジスタ73に入力され、電気信号に変換される。前記変換された1つの同期信号は、次に信号分離回路74に入力され、元の複数本の各基準同期信号に再び変換される。前記信号分離回路74からの各同期信号は、1つはCCD駆動のためのCCD駆動回路43の基準同期信号として、もう1つはCCD42からの出力信号を相関2重サンプルする為のCDS45の基準同期信号として各々入力される。
【0056】
そして、第1の実施の形態と同様に、CDS45にてCCD出力信号から不要なキャリア成分が除去された画像信号は、フォトダイオード46に入力され、光変調信号として画像伝送用ファイバー束10a、10bを介して本体装置6内のフォトトランジスタ51に入力され、再び電気画像信号に変換される。前記画像信号は、サンプル回路52に入力され、さらに映像信号処理回路53にて階調(ガンマ)変換、輪郭強調などの信号処理を行い、図示しない映像表示装置に映像信号を出力する。
【0057】
このように、本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様な効果を得ることができる。
【0058】
なお、第2の実施の形態においても、電子内視鏡2内に具備した各回路への電源供給の方法として、図6及び図7に示したように、電池65や光電池68を設けて供給するようにしてもよい。
【0059】
[付記]
(付記項1) 細長な挿入部内に挿通された照明光を伝送する照明光伝送手段と、前記挿入部の先端部内に設けられた前記照明光にて照明された被写体を撮像して電気信号に変換する撮像手段とを具備してなる電子内視鏡と、
前記電子内視鏡からの出力信号を受けて表示手段に対して前記被写体の画像が表示可能な映像信号を出力する信号処理装置と
を備えた電子内視鏡装置において、
前記電子内視鏡は、前記撮像手段からの前記電気信号に基づくデータ信号を伝送するデータ伝送手段を備え、
前記電子内視鏡と前記信号処理装置とが接続コネクタにより接続され、
前記接続コネクタは、前記電子内視鏡と前記信号処理装置との接合面において、前記照明光伝送手段と前記データ伝送手段とを前記接合面の中心軸を中心として同心円状に円形に形成し、前記電子内視鏡と前記信号処理装置とを前記中心軸を中心に回動自在に接続した
ことを特徴とする電子内視鏡装置。
【0060】
(付記項2) 前記電子内視鏡は、前記撮像手段の電気信号を光信号に変換する光信号変換手段を有し、
前記照明光伝送手段は、前記照明光を伝送する照明光伝送用ファイバ束であり、
前記データ伝送手段は、前記光信号を伝送する光信号伝送用ファイバ束であって、
前記接続コネクタは、前記照明光伝送用ファイバ束と前記光信号伝送用ファイバ束とを前記接合面の中心軸を中心として同心円状に円形に形成している
ことを特徴とする付記項1に記載の電子内視鏡装置。
【0061】
(付記項3) 前記信号処理装置は、前記撮像手段への駆動信号を発生する駆動信号発生手段と、前記駆動信号を光駆動信号に変換する光駆動信号発生手段を具備し、
前記電子内視鏡は、前記光駆動信号を伝送する光駆動信号伝送用ファイバ束と、前記光駆動信号伝送用ファイバ束により伝送された前記光駆動信号を電気信号に変換し前記撮像手段を駆動する変換手段とを備え、
前記接続コネクタは、前記照明光伝送用ファイバ束と前記光信号伝送用ファイバ束及び前記光駆動信号伝送用ファイバ束とを前記接合面の中心軸を中心として同心円状に円形に形成している
ことを特徴とする付記項2に記載の電子内視鏡装置。
【0062】
(付記項4) 前記電子内視鏡は、前記挿入部の先端部に開口し送気送水する送気送水管路を有し、
前記接続コネクタは、前記照明光伝送用ファイバ束と前記光信号伝送用ファイバ束及び前記送気送水管路とを前記接合面の中心軸を中心として同心円状に円形に形成している
ことを特徴とする付記項2に記載の電子内視鏡装置。
(付記項5) 前記電子内視鏡は、前記挿入部の先端部に開口し送気送水する送気送水管路を有し、
前記接続コネクタは、前記照明光伝送用ファイバ束と前記光信号伝送用ファイバ束と前記光駆動信号伝送用ファイバ束及び前記送気送水管路とを前記接合面の中心軸を中心として同心円状に円形に形成している
ことを特徴とする付記項3に記載の電子内視鏡装置。
(付記項6) 前記電子内視鏡は、電池を具備する
ことを特徴とする付記項1、2、3、4または5のいずれか1つに記載の電子内視鏡装置。
(付記項7) 前記信号処理装置は、電力供給用の光を供給する光供給手段を有し、
前記電子内視鏡は、前記光供給手段からの光を伝送する光伝送用ファイバ束と、前記光伝送用ファイバ束により伝送された前記光供給手段からの光を電力に変換する光電池とを備え、
前記接続コネクタは、前記照明光伝送用ファイバ束と前記光信号伝送用ファイバ束及び前記光伝送用ファイバ束とを前記接合面の中心軸を中心として同心円状に円形に形成している
ことを特徴とする付記項2、3、4または5のいずれか1つに記載の電子内視鏡装置。
(付記項8) 前記電子内視鏡は、整流回路よりなる電源手段と、前記信号処理装置から前記整流回路に電力を供給するトランス対による電磁結合手段とを有し、
前記接続コネクタは、前記照明光伝送用ファイバ束と前記光信号伝送用ファイバ束及び前記電磁結合手段とを前記接合面の中心軸を中心として同心円状に円形に形成している
ことを特徴とする付記項2、3、4または5のいずれか1つに記載の電子内視鏡装置。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の電子内視鏡装置によれば、接続コネクタが電子内視鏡と信号処理装置との接合面において、照明光伝送手段とデータ伝送手段とを接合面の中心軸を中心として同心円状に円形に形成し、電子内視鏡と信号処理装置とを前記中心軸を中心に回動自在に接続するので、電子内視鏡の信号処理装置に対する自由で無制限な回転を提供し、拘束のない自由な施術を可能にすると共に、特に自由に回転させた時においても、安定した画質および機器性能を得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る電子内視鏡装置の構成を示す構成図
【図2】図1の接続部の断面構成を示す断面図
【図3】図1の接続部で接続される電子内視鏡のユニバーサルコードの先端のコネクタプラグ部の構成を示す構成図
【図4】図3のコネクタプラグ部と本体装置のコネクタソケット部との接続状態での断面を示す断面図
【図5】図1の電子内視鏡への本体装置からの電源供給手段の一例を示す図
【図6】図1の電子内視鏡への本体装置からの電源供給手段の第1の変形例を示す図
【図7】図1の電子内視鏡への本体装置からの電源供給手段の第2の変形例を示す図
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る電子内視鏡装置の構成を示す構成図
【図9】図8の接続部の断面構成を示す断面図
【図10】第1の従来例の電子内視鏡装置の構成を示す構成図
【図11】図10の本体装置に接続する電子内視鏡のコネクタ部の構成を示す構成図
【図12】第2の従来例の電子内視鏡装置の構成を示す構成図
【符号の説明】
1…電子内視鏡装置
2…電子内視鏡
3…光源部
4…プロセッサ部
5…ポンプ
6…本体装置
7…接続部
8a、8b…送気用管路
9a、9b…LG用ファイバー束
10a、10b…画像光信号伝送用ファイバー束
11…ユニバーサルコード
12…コネクタグリップ部
13…コネクタプラグ部
14、15…ボールプランジャ受けV字溝
21…コネクタソケット部
22…ボールベアリング
23…ボールホルダ
24…圧縮バネ
31…ランプ
32、35…入射面
33…LGレンズ
34、36…出射面
41…IGレンズ
42…CCD
43…CCD駆動回路
44、54…SSG
45…CDS
46…フォトダイオード
51…フォトトランジスタ
52…サンプル回路
53…映像信号処理回路
61…電源回路
62、63…トランス
64…整流回路
Claims (2)
- 細長な挿入部内に挿通された照明光を伝送する照明光伝送手段と、前記挿入部の先端部内に設けられた前記照明光にて照明された被写体を撮像して当該被写体画像を画像信号に変換する撮像手段とを具備してなる電子内視鏡と、
前記電子内視鏡からの出力信号を受けて表示手段に対して前記被写体の画像が表示可能な映像信号を出力する信号処理装置と、
を備えた電子内視鏡装置において、
前記電子内視鏡は、前記撮像手段からの画像信号を画像光信号に変換して伝送する画像光信号伝送手段を備え、
前記電子内視鏡と前記信号処理装置とは、前記照明光および前記画像光信号が伝送可能となるように接続コネクタにより接続され、
前記接続コネクタは、前記電子内視鏡と前記信号処理装置との接合面において、前記照明光伝送手段と前記画像光信号伝送手段とを前記接合面の中心軸を中心として同心円状に円形に形成し、前記電子内視鏡と前記信号処理装置とを前記中心軸を中心に回動自在に接続した
ことを特徴とする電子内視鏡装置。 - 前記接続コネクタは、前記電子内視鏡と前記信号処理装置とが接続される際、当該電子内視鏡と信号処理装置との互いの接合面が所定の距離を保つように保持されることを特徴とする請求項1に記載の電子内視鏡装置。
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