JP3746599B2 - コネクタ用積層フラットケーブルの端末接続部 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数枚の積層したフラットケーブルの端末部の導体に接続端子を固着したコネクタ用積層フラットケーブルの端末接続部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、嵩張りが少ないことなどから、各種の電気機器の配線にフラットケーブルが多く使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
また、この種の積層フラットケーブルの端末接続部には、接続端子を高密度に配列する要求が多くなっているが、接続端子間の絶縁性を良好に維持することが困難であるという問題点がある。
【0004】
本発明の目的は、上述した問題点を解消し、接続端子を高密度に配列した場合でも、接続端子同士の間の絶縁性を良好に維持し得るコネクタ用積層フラットケーブルの端末接続部を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明に係るコネクタ用積層フラットケーブルの端末接続部は、複数枚のフラットケーブルの端末部の導体にピン状の接続端子を該接続端子の軸方向が前記導体に略直交するように固着し、これらのフラットケーブルを積層したコネクタ用積層フラットケーブルの端末接続部であって、前記各フラットケーブルの端末部に前記接続端子を個々に挿通する絶縁プレートを取り付け、前記複数の端末部を順次にずらすと共に前記絶縁プレート同士を位置決めして前記端末部を階段状に配列し、これらの端末部上に前記接続端子を挿通すると共に前記階段状形状を覆う硬質絶縁カバーを被着したことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は実施例の斜視図、図2は分解斜視図であり、積層フラットケーブル1は例えば4枚のフラットケーブル2〜5から成っている。各フラットケーブル2〜5は、複数本の箔状導体2a〜5aの両面が絶縁シート2b〜5bによりそれぞれ保護され、可撓性が与えられている。そして、各フラットケーブル2〜5の前端の導体2a〜5aの露出部には、それぞれ複数個ずつのピン状の接続端子6が、これらの軸方向が導体2a〜5aの面と略直交するように溶着されている。そして、これらのフラットケーブル2〜5を積層すると、接続端子6同士は略等間隔の千鳥状に配列されている。
【0007】
各フラットケーブル2〜5の端末部の下面は、縁縁性のプレート7〜10によりそれぞれ保護されている。これらのプレート7〜10は上方のプレートが少しずつ後方に退くように積層され、積層されたプレート7〜10の先端は階段状とされ、後端は垂直壁状とされている。プレート7〜10にはフラットケーブル2〜5の導体2a〜5aの露出部と、絶縁シート2b〜5bの一部とを収容するケーブル収容溝7a〜10aがそれぞれ形成されている。最下位のプレート7の上面両側には例えば2本のピン部7bが形成され、上位のプレート8〜10にはピン部7bを挿通するピン挿通孔8b〜10bが形成されている。
【0008】
フラットケーブル2〜5の端末部の上面は、絶縁性のカバー11により保護されている。カバー11の前部はフラットケーブル2〜5の露出した導体2a〜5aの上面にそれぞれ当接する導体当接部11a〜11dを有する階段状とされ、カバー11の後部はプレート7〜10の後縁部に合致している。導体当接部11a〜11dには接続端子6を露出させる多数の端子露出孔11eが形成されると共に、カバー11の下面には最下位のプレート7のピン部7bを嵌合保持する図示しないピン孔が形成されている。そして、プレート7〜10のうちの例えば中間のプレート9の両側面には、後述するハウジングに錠止するロック用突起9cが形成されている。
【0009】
このような積層フラットケーブル1の端末部1aを形成する際には、先ずフラットケーブル2〜5の導体2a〜5aの露出部の所定位置に接続端子6を軸方向が導体2a〜5aに略直交するようにそれぞれ溶着する。次に、フラットケーブル2の端末部を最下位のプレート7の収容溝7a内に配置する。更に、次位のプレート8をフラットケーブル2の上面にピン7bとピン挿通孔8bを介して積層し、その後にフラットケーブル3の端末部を収容溝8a内に配置する。同様に、プレート9を積層した後にフラットケーブル4の端末部を収容溝9a内に収容し、プレート10を積層した後にフラットケーブル5の端末部を収容溝10a内に収容する。
【0010】
カバー11の端子露出孔11eに全ての接続端子6を嵌合するようにして、カバー11を最上位のフラットケーブル5の端末部に被せ、カバー11の上面を押圧する。最下位のプレート7のピン部7bがカバー11のピン孔に嵌合し、カバー11がプレート7に固定される。また、接続端子6が端末露出孔11eに嵌合することにより、フラットケーブル2〜5がプレート7〜10から抜け出すことが防止される。
【0011】
このように、実施例では接続端子6を千鳥状の略等間隔に配列し、フラットケーブル2〜5の端末部の下面を絶縁プレート7〜10で保護すると共に、フラットケーブル2〜5の端末部の上面を絶縁カバー11で保護したので、多数の接続端子6を高密度に配列した場合でも、接続端子6同士の間の電気絶縁性を良好に維持できる。
【0012】
なお、実施例ではフラットケーブル1の端末部1aを階段状としたが、端末部1aの先端側の接続端子6の高さを大きくすることにより、端末部1aの上面を平坦状とすることもできる。
【0013】
このように形成された積層フラットケーブル1の端末部1aは、例えば図3に示すようにコネクタの受けハウジング21の筒状の本体22の内部に収容されて使用される。受けハウジング21は外側の中継ハウジング23の筒状の本体24内に移動自在に保持され、受けハウジング21には図示しない挿込ハウジングが挿し込まれるようになっている。受けハウジング21の本体22の中央には相手側の挿込ハウジングを導く筒部25が立設され、この筒部25の周囲には隔壁26が放射状に設けられている。そして、本体22、24には積層フラットケーブル1の端末部1aを隔壁26の間に挿通させる図示しないケーブル挿通窓がそれぞれ形成されている。
【0014】
本実施例では、円筒状の受けハウジング21に4個の積層フラットケーブル1が同一平面上に対向して配置され得る形状とされている。このため、例えばフラットケーブル2〜5の幅は上位の方が広くされ、プレート7〜10とカバー11の先端の形状も先端の方が狭くされているが、本発明はこの実施例に何ら拘束されるものではなく、特許請求の範囲の範疇内において、変形例が可能であることは云うまでもない。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係るコネクタ用積層フラットケーブルの端末接続部では、各層のフラットケーブルの端末部に絶縁プレートを取り付けると共に、これらの端末部をずらしながら階段状に配列し、これらの端末部上に硬質絶縁カバーを被着したので、多数の接続端子を高密度で配列した場合でも接続端子間が広くなり、接続端子同士の電気絶縁性を良好に維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の斜視図である。
【図2】分解斜視図である。
【図3】コネクタハウジングに収容した状態の平面図である。
【符号の説明】
1 積層フラットケーブル
1a 端末部
2〜5 フラットケーブル
6 接続端子
7〜10 プレート
11 カバー
Claims (3)
- 複数枚のフラットケーブルの端末部の導体にピン状の接続端子を該接続端子の軸方向が前記導体に略直交するように固着し、これらのフラットケーブルを積層したコネクタ用積層フラットケーブルの端末接続部であって、前記各フラットケーブルの端末部に前記接続端子を個々に挿通する絶縁プレートを取り付け、前記複数の端末部を順次にずらすと共に前記絶縁プレート同士を位置決めして前記端末部を階段状に配列し、これらの端末部上に前記接続端子を挿通すると共に前記階段状形状を覆う硬質絶縁カバーを被着したことを特徴とするコネクタ用積層フラットケーブルの端末接続部。
- 前記接続端子は全体として千鳥状に配置した請求項1に記載のコネクタ用積層フラットケーブルの端末接続部。
- 前記絶縁プレート同士の位置決めは、最下層の前記フラットケーブルの前記絶縁プレートに設けたピンを、上層の前記絶縁プレートに設けた孔部に挿通することにより行う請求項1に記載のコネクタ用積層フラットケーブルの端末接続部。
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