JP3742564B2 - ポップアップ機構及びそれを備えたpcカード - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、ポップアップ機構及びそれを備えたPCカードに係り、特に、本体内に設けられた収納部に収納されたポップアップユニットが弾性により外部に展伸し、その展伸位置で掛止されるようにされたポップアップ機構及びそれを備えたPCカードに関する。
【0002】
【従来の技術】
ノート型パソコンに外部周辺機器を接続する場合には、図14に図示すように、ノート型パソコン60に備えられたPCカードスロット62にPCカード50を装着し、PCカード50を介して外部周辺機器(図示せず)を接続することが行なわれていた。そして、近年では、このようなノート型パソコンに無線LAN用のPCカードを付けて無線LANで使用することもなされている。
【0003】
従来の無線LAN用のPCカード50は、図13に示すように、PCカード50内部にある基板を保護すると共に当該基板に搭載されている半導体チップ等を外部電磁波から遮蔽するため表裏面の大部分を金属製シールドカバー52によって覆われて形成されており、電波を送受信するアンテナユニット54のアンテナは、金属製シールドカバーによって覆われた部位にあると電波を送受信できないことから、アンテナユニット54は薄板状のPCカード本体56の端から側方に突出して設けられていた。そのため、アンテナユニット54が常にPCカードスロット62から突出した状態となるのでノート型パソコンを移動する際にアンテナユニット54をぶつけたり上からの外力が加わったりして損傷するおそれがあった。また、アンテナユニット54が常に突出した状態となるので見栄えもよくない。
【0004】
そこで、図10(a)及び図10(b)に示すような、PCカード本体62とアンテナユニット63とを別体として製造し、アンテナユニット63をPCカード本体62のアンテナユニット収納部65に収納可能としたPCカード61が考案されている。このPCカード61は、PCカード本体62に設けられた収納部65に収納されるアンテナユニット63が、図11に示されたコイルバネ64の弾性により外部に展伸して所定の展伸位置に掛止されると共に、アンテナユニット63を押し込むことによりアンテナユニット63が後退して収納部65に収納された状態で掛止されるようなっている。
【0005】
すなわち、図12に示すように、従来の機構は、PCカード本体62から展伸するアンテナユニット63側の側面にハートカム67を形成し、PCカード本体62側にクランク形状をした揺動シャフト68の端部を固定すると共に、反対側の端部がハートカム67に係合するようにして構成されている。そして、端部をPCカード本体62側に固定された板バネ69により揺動シャフト68の先端がハートカム67から離脱するのが防止されている。これにより、アンテナユニット63は、PCカード本体62に対する展伸位置で、アンテナユニット63がPCカード本体62の電波シールド製材料の外部に展伸して電波を送受信することができるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
かかる従来の機構においてアンテナユニット63の展伸長さをより長く展伸させようとすると、ハートカム67の長溝部分をより長く形成する必要となる。
しかし、長溝部分を長く形成するとアンテナユニット63が展伸した状態のときにアンテナユニット63の側面に形成されたハートカム67部分もPCカード本体62内部から外部へ突出してしまうという問題が生じる。機構の一部が外部に出現してしまうと機構の損壊や誤動作を起こす可能性がある。また、使用者が誤った使い方をすることにより事故が発生するおそれもある。さらに外部に機構が出現するのは見た目にも良くない。
【0007】
そこで、本発明は、外部にその機構を出現させることなく、従来のPCカードよりもポップアップユニットが長く展伸し得るポップアップ機構及びそれを備えたPCカードを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために請求項1に記載の発明は、フレームにより形成された本体内に設けられた収納部に収納されるポップアップユニットが弾性により外部に展伸して所定の展伸位置に掛止されると共に、ポップアップユニットを押し込むことにより該ポップアップユニットが後退して収納部に収納された状態で掛止されるようにされたポップアップ機構において、フレームの内側面にポップアップユニットの展伸・後退方向に沿ってハートカムを形成すると共に、ポップアップユニットの展伸・後退に伴ってハートカムの溝内を無限循環移動するロックピンを備えたロック板を該ポップアップユニットの側面に形成されたロック板収容部内に揺動可能に取着したことを特徴とする。
フレーム側にハートカムを形成すると共に、相対的に移動する移動体であるポップアップユニット側にハートカムの溝内を無限循環移動するロックピンを備えたロック板を設ける。
【0010】
上記課題を解決するために請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のポップアップ機構において、ロックピンはロック板の中心から偏心した位置に形成されていることを特徴とする。ハートカムがなるべく少ない振れ角で揺動するようにする。
【0011】
上記課題を解決するために請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のポップアップ機構において、コイルバネは、ポップアップユニットの展伸・後退方向に沿ってフレームに取着された補助ピンに装着されると共に、前記ポップアップユニットに形成された断面略C字形状をした案内溝内に離脱しないように挿入され、補助ピンは、ポップアップユニットが展伸位置に掛止されたときにその先端部がポップアップユニットに形成された案内溝内に至る長さを有して形成されていることを特徴とする。
【0012】
上記課題を解決するために請求項4に記載の発明は、表裏面の大部分を電波シールド製材料によって覆われたフレームにより形成された薄板状のカード本体に設けられた収納部に収納されるポップアップユニットが弾性により外部に展伸して所定の展伸位置に掛止されると共に、ポップアップニットを押し込むことにより該ポップアップユニットが後退して収納部に収納された状態で掛止されるようにされたポップアップ機構を備えたPCカードにおいて、請求項1から3のいずれか1項に記載のポップアップ機構を有して構成されたことを特徴とする。
【0013】
尚、本発明は、請求の範囲に記載の発明の精神を逸脱することなく種々の修正・変更が可能である。本発明は、そのような修正・変更を含むものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るポップアップ機構についてその一実施形態である該機構が備えられたPCカードを用いて図面を参照しつつ更に詳しく説明する。
図1は、本発明に係るポップアップ機構を備えたPCカードの一実施形態の斜視図、図2はポップアップユニットが展伸位置にある使用時の断面図、図3はポップアップユニットが収納位置にある非使用時の断面図である。
【0015】
本発明に係るポップアップ機構を備えたPCカード1は、図1に示すように、概略的に、PCカード本体2とポップアップユニット3とを含んで構成されている。PCカード本体2とポップアップユニット3は、それぞれ別部品として製造され、PCカード本体2の長手方向の外側に展伸した状態と内側に収納された状態の2つに位置をとることができるように取り付けられている。すなわち、図2に示されているように、使用時にはポップアップユニット3がPCカード本体2の金属製シールド材の外部に展伸して掛止されるようになっており、他方、図3に図に示されているように、非使用時にはポップアップユニット3全体が実質的にPCカード本体2内に収納されて掛止されるようになっている。図3の状態からポップアップユニット3をPCカード本体2の奥の方向に押し下げると、本発明に係る機構によってポップアップユニット3は、コイルバネ26の力で押し出され、図2に図に示された状態で停止する。
【0016】
PCカード本体2は、図2及び図3に示されているように、概略的に、金属製の上側カバー(図示されていない)及び下側カバー2aと、そして、その間にサンドイッチ状に挟まれて配置されるフレーム20とを含んで構成され、このフレーム20によってPCカード本体2内にポップアップユニット3を収納するためのポップアップユニット収納部22が形成される。
【0017】
フレーム20は、プラスチック製で略H字状に一体成型により形成され、その内側にコンピュータとの間で情報の交換を行なう基板24とポップアップユニット3を展伸させるコイルバネ26が取着される。
一方、ポップアップユニット3は、図4(a)に示すように、プラスチック製の上蓋(図示されていない)と、下蓋34により形成され、それらの間には、例えば、無線LAN用のアンテナユニットや指紋確認センサ等所定の機能を搭載した基板32がサンドイッチ状に挟まれて配置される。
【0018】
フレーム20は、図5に示すように、PCカード1の幅とほぼ等しい間隔に隔てて配置された一対のサイドフレーム部20a、20bと、それらを強固に連結するブリッジ部20cとを含んで形成されている。一対のサイドフレーム部20a、20b及び基板24によって囲まれる部分はポップアップユニット収納部22とされ、この部分にポップアップユニット3が収納される。これにより、PCカード本体2全体の薄形化が図られる。
【0019】
一方側のサイドフレーム部20aの内側面には、図8に示すように、ポップアップユニット3の展伸・後退方向に沿ってハートカム10が形成されている。
反対側のサイドフレーム部20bの内側面には、ポップアップユニット3が展伸・後退方向に沿ってスライドするのを案内する案内板21aが長手方向に沿って形成されている。ところで、後述するポップアップユニット3の下蓋34には、この案内板21aを抱えるようにしてスライド可能に保持する保持部35が設けられており、これによってポップアップユニット3が展伸・後退するのを正確に案内すると共に展伸・後退する際のポップアップユニット3のガタつきを防止する。
【0020】
ハートカム10は、サイドフレーム部20aの内側面に長手方向に沿って形成された長溝10aと、長溝10aの端部側(ポップアップユニット3の展伸側)に形成されたハート状の掛止部10bとにより構成され、この中を後述するロック板16に突設されたロックピン16aが無限循環移動するようになっている。
【0021】
下蓋34は、プラスチックにより一体成型されて形成され、この蓋34には、図4(a)に示すように、その側面にロック板16を収容するロック板収容部36と、その反対側に、上述したように、サイドフレーム部20bに形成された案内板21aを抱えるようにしてスライド可能に保持する保持部35が設けられている。
図7に示すのはロック板収容部36の平面拡大図であり、この図7に詳細に示されているように、ロック板収容部36には、ロック板16を収容するための空間部36cを有すると共に、ロック板16を揺動可能に取着するための突起部36aと、ロック板16がハートカム10から離脱するのを防止するための外れ止めである支持部36bを有して形成されている。
【0022】
突起部36aは、ロック板16に穿設された孔16bを揺動可能に受け入れるため円柱状に突設された形状をなしている。
支持部36bは、ロック板収容部36に片持梁状に形成され、ロック板16の背後に位置して適度な弾性によりロック板16がハートカム10から離脱しないように支持する。従来は、板バネ69により揺動シャフト68の先端がハートカム67から離脱するのを防止するようになっていたが下蓋34と一体成型により形成することができるので部品点数の減少を図ることができると共に、組み立て工程の一工程を減らすことが可能となる。
尚、ポップアップユニット3がポップアップユニット収納部22に収納された状態にあっては、コイルバネ26は縮まった状態となりその直径が僅かに太くなる。このとき、コイルバネ26の側面が支持部36bに適度な弾性を持って接触することによりロック板16の離脱を効果的に防止する。
【0023】
ロック板16は、図6に示すように、断面が略ナス形をなし、先端が窄まった側にロックピン16aが突出するように形成され、反対側の拡開した側には突起部36aに揺動可能に取着するための孔16bが穿設されている。ロックピン16aはやや偏心した位置に設けられており、これは、ハートカム10の掛止部10bでなるべく少ない振れ角で揺動するようにするためである。
【0024】
下蓋34には、ロック板収容部36からさらに伸びるように脚部38が形成され、この脚部38にコイルバネ26を収容するための断面略C字形状をした案内溝38aが設けられている。案内溝38aの断面が略C字形状とされているのは、その内部に収容される円筒状に形成されたコイルバネ26の脱落を防止するためである。従って、案内溝38aの直径はコイルバネ26の直径よりも僅かに大きく形成されると共に、案内溝38aの開口した部分の長さはコイルバネ26の直径よりも僅かに狭く形成されている。
【0025】
ところで、フレーム20のうちポップアップユニット3取着側とは反対側に位置するサイドフレーム部20aの端部近傍には、そこから内側へ突出するように取付部20dが形成され、この取付部20dに棒状の補助ピン29が取着される。そして、この補助ピン29にコイルバネ26が装着される。
補助ピン29の先端は、ポップアップユニット3が展伸した状態のときにポップアップユニット3の脚部38に形成された断面略C字形状をした案内溝38a内に至る長さを有している。この構成により、補助ピン29に装着されたコイルバネ26は下蓋34に形成された脚部38の案内溝38aに案内され、伸縮に際してコイルバネ26が変形したり離脱するのを防止する。尚、この補助ピン29はフレーム20と共に一体成型により形成することもできるし、補助ピン29を別部材とし、フレーム20にスナップインさせることにより取着することもできる。
【0026】
次に、上述したポップアップ機構の動作について図9を用いて説明する。図9は、ハートカム10とロック板16の関係を模式的に現した斜視図である。まず、ポップアップユニット3が展伸した使用時の状態においては、ポップアップユニット3はコイルバネ26の弾性力によってPCカード本体2から図9に示されたX方向に押し出された状態となっている(図2に示された状態)。このとき、ロック板16のロックピン16aは、ハートカム10の長溝10aの後端部(図9におけるA点)に当接した状態となっており、これによりポップアップユニット3はPCカード本体2から展伸した状態で掛止される。
【0027】
そして、ポップアップユニット3をポップアップユニット収納部22内に収納するために内側(Y方向)へ押し込むと、ロックピン16aが長溝10a内をY方向に移動すると共に、コイルバネ26が圧縮され次第に縮んでくる。さらにポップアップユニット3が押し込まれるとロックピン16aは掛止部10bの第一斜面部10cをスライドするように案内され、その動きに伴ってロック板16は突起部36aを中心として揺動する。
【0028】
そして、ロックピン16aは、第一斜面部10cに隣接する平坦部を通過した後、B点に当接し、ポップアップユニット3をそれ以上押し込むことができなくなる。この状態でポップアップユニット3を押し込む力を緩めると、ポップアップユニット3はコイルバネ26の弾性力によって再びX方向へ移動しようとするが、ロックピン16aは第一斜面部10cに隣接する平坦部方向への移動が阻止される形状を有しているのでロック板16が先程とは反対方向に揺動しつつV溝10dに案内されることとなる。この時、ポップアップユニット3を押し込む力をさらに緩めるとロックピン16aがV溝10dに掛止されるので、ポップアップユニット3はもはやX方向に展伸することなく掛止され、すなわち図3に示す状態となり、ポップアップユニット3はポップアップユニット収納部22に収納された状態となる。
【0029】
ポップアップユニット3がポップアップユニット収納部22に収納された状態で(図3に示す状態)、再びポップアップユニット3を押し込むと、ロックピン16aがB点方向への移動は阻止される形状を有しているので今度は第二斜面部10eに案内されてC点に当接し、ポップアップユニット3をそれ以上押し込むことができなくなる。この状態でポップアップユニット3を押し込む力を緩めると、ロックピン16aは第三斜面部10fをスライドするようにして再び長溝10aに戻り、コイルバネ26の弾性力によりA点に当接し、最初の状態(図2に示す状態)に戻る。以後、このロックピン16aは上述した無限循環移動を順次繰り返す。
【0030】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明に係るポップアップ機構及びそれを備えたPCカードによれば、従来の構造と異なり、フレーム側にハートカムを形成すると共に、相対的に移動する移動体であるポップアップユニット側にハートカムの溝内を無限循環移動するロックピンを備えたロック板を設けることとしたので、外部に機構を出現させることなく、従来のPCカードよりもポップアップユニットが長く展伸させることができる効果がある。
また、ロック板収容部には、ロック板の背後に位置するように片持梁状に外れ止めを形成したのでロックピンがハートカムの溝から離脱するのを防止でき、さらに、下蓋と一体成型により形成すれば部品点数の減少を図ると共に、組み立て工程の一工程を減らすことが可能となるという効果がある。
【0031】
また、ポップアップユニットは、コイルバネの弾性により外部に展伸するようにされ、該コイルバネは、ポップアップユニットの展伸・後退方向に沿ってフレームに取着された補助ピンに装着されると共に、前記ポップアップユニットに形成された断面略C字形状をした案内溝内に離脱しないように挿入され、補助ピンは、ポップアップユニットが展伸位置に掛止されたときにその先端部がポップアップユニットに形成された案内溝内に至る長さを有して形成することとしたのでコイルバネの変形及び脱落を防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るポップアップ機構を備えたPCカードの一実施形態の斜視図である。
【図2】ポップアップユニットが展伸位置にある使用時の断面図である。
【図3】ポップアップユニットが収納位置にある非使用時の断面図である。
【図4】(a)は下蓋の平面図、(b)その正面図である。
【図5】フレームの平面図である。
【図6】(a)はロック板の平面図、(b)はその側面図である。
【図7】ロック板収容部の平面拡大図である。
【図8】サイドフレーム部に形成されたハートカムの側面図である。
【図9】ハートカムとロック板の関係を模式的に現した斜視図である。
【図10】いずれも従来のPCカードの斜視図であり(a)はポップアップ部を展伸させた状態、(b)はポップアップ部を収納した状態を示す。
【図11】従来のPCカードの内部平面図である。
【図12】従来のポップアップ機構を模式的に示す斜視図である。
【図13】従来のアンテナユニット内蔵のPCカードの斜視図である。
【図14】ノート型パソコンにPCカードを挿入して使用する状態を説明するための斜視図である。
【符号の説明】
1 PCカード
2 PCカード本体
2a 下側カバー
3 ポップアップユニット
10 ハートカム
10a 長溝
10b 掛止部
10c 第一斜面部
10d V溝
10e 第二斜面部
10f 第三斜面部
16 ロック板
16a ロックピン
16b 孔
20a サイドフレーム部
20b サイドフレーム部
20cブリッジ部
21a 案内板
22 ポップアップユニット収納部
24 基板
26 コイルバネ
29 補助ピン
32 基板
35 保持部
36 ロック板収容部
36a 突起部
36b 支持部
36c 空間部
38 脚部
38a 案内溝
Claims (4)
- フレームにより形成された本体内に設けられた収納部に収納されるポップアップユニットがコイルバネの弾性により外部に展伸して所定の展伸位置に掛止されると共に、前記ポップアップユニットを押し込むことにより該ポップアップユニットが後退して前記収納部に収納された状態で掛止されるようにされたポップアップ機構において、
前記フレームの内側面に前記ポップアップユニットの展伸・後退方向に沿ってハートカムを形成すると共に、前記ポップアップユニットの展伸・後退に伴って前記ハートカムの溝内を無限循環移動するロックピンを備えたロック板を該ポップアップユニットの側面に形成されたロック板収容部内に揺動可能に取着し、前記ロック板収容部には、前記ロック板の背後に位置するように片持梁状に外れ止めが形成され、これにより前記ロックピンが前記ハートカムの溝から外れることを防止すると共に、前記ポップアップユニットが前記収納部に収納された状態にあっては、前記コイルバネが縮んでその直径が僅かに太くなった当該コイルバネの側面が前記外れ止めに適度な弾性を持って接触することにより前記ロック板の離脱をさらに効果的に防止するように構成されたことを特徴とするポップアップ機構。 - 請求項1に記載のポップアップ機構において、
前記ロックピンはロック板の中心から偏心した位置に形成されていることを特徴とするポップアップ機構。 - 請求項1又は2に記載のポップアップ機構において、
前記コイルバネは、前記ポップアップユニットの展伸・後退方向に沿って前記フレームに取着された補助ピンに装着されると共に、前記ポップアップユニットに形成された断面略C字形状をした案内溝内に離脱しないように挿入され、前記補助ピンは、前記ポップアップユニットが展伸位置に掛止されたときにその先端部が前記ポップアップユニットに形成された前記案内溝内に至る長さを有して形成されていることを特徴とするポップアップ機構。 - 表裏面の大部分を電波シールド製材料によって覆われたフレームにより形成された薄板状のカード本体に設けられた収納部に収納されるポップアップユニットが弾性により外部に展伸して所定の展伸位置に掛止されると共に、前記ポップアップニットを押し込むことにより該ポップアップユニットが後退して前記収納部に収納された状態で掛止されるようにされたポップアップ機構を備えたPCカードにおいて、
請求項1から3のいずれか1項に記載のポップアップ機構を有して構成されたことを特徴とするポップアップ機構を備えたPCカード。
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