JP3741422B2 - 振動感知器並びにガス器具の地震感知安全装置 - Google Patents

振動感知器並びにガス器具の地震感知安全装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は地震発生時に振動を感知して信号を出力する振動感知器並びにこの感知器を用いて家庭に使用されているガスコンロ,給湯器,ガスストーブ,ガスボイラー等のガス器具の火を地震発生時に閉めるガス器具の振動感知安全装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
震災による火災の原因として電気とガスがあり、一般市民は普通ガスによる調理が主流である。食事時期に地震が発生すると、先ず火気を消すよう注意勧告がなされる。近年、ガス会社はその対策としてガスメータに振動を感知してガスの供給を停止するメータを各戸に取り付けている。
しかしこれだけで万全ではなく、依然としてガスを使用する本人が火を止める操作が肝要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
一般家庭において非常の場合皆が皆ガス栓を確実に止めることはとても難しことである。本発明はこのような問題を解決することを目的とし、市民が非常の場合ガス供給を止める操作を行わなくても安心して退避できるガス器具の地震感知安全装置を提供しようとするものである。
また、地震の振動を感知して外部に信号を出力できる振動感知器を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために請求項1の発明は、絶縁材でなる枠体と、該枠体の支持棚を貫通し振動を感知可能に吊り下げ支持又は倒立支持される振子軸と、該振子軸に滑動可能に挿嵌された振り子と、該振り子を前記振子軸端側に付勢する第1ばねと、前記振子軸端の反対端の鍔を前記枠体の支持棚の穴廻り側面の支点に圧接する前記第1ばねより強い第2ばねと、前記枠体に一端が固着され他端が前記振り子が地震の時に当接するV面を形成したL字形板ばねの接点板と、前記接点板の側壁表面に取着された第1可動接点と該第1可動接点に対向して常時接触するように前記枠体に固着された第1固定接点とで形成され地震の時前記振り子の当接による前記接点板の変位で開放するA接点と、前記接点板に前記第1可動接点の裏面に取着された第2可動接点と該第2可動接点に対向して常時接触しないように前記枠体に固着された第2固定接点とで形成され地震のとき前記接点板の変位で接続するB接点と、前記振子軸に対して前記接点板と反対側に前記枠体固着され前記振り子が軸方向移動時に当接して振り子軸を前記接点板側に強制的に変位させる変位加勢板とを含んでなるものである。
【0005】
この請求項1の発明によれば、水平方向360°の振動に対して振子軸が変位傾斜して、板ばねの接点板に振り子が当接して撓ませA接点を開放、B接点を接続し信号を出力することができる。また上下動に対しては振り子が振子軸上で移動し振子の下端テーパ角が変位加勢板に当接して、強制的に接点板側に変位させられるとともに振り子上端部のテーパ筒の傾斜面が接点板のV面に当接して接点板を変位させA接点を開、B接点を閉として信号を出力することができる。
【0006】
請求項2の発明は、前記振り子には振動時の慣性によって軸心を移動する遊環が設けられているのものである。
この請求項2の発明によれば、振り子に設けた遊環が振動時の慣性によって水平360°の変位を大きくし接点板に作用するので、小さい振動を感知しても確実に接点の開・閉が行われる。
【0007】
請求項3の発明は、前記A接点に替え又はA接点とともに前記枠体に前記振り子との対面位置にリードスイッチが設けられ、前記振り子の端面に永久磁石が取着されたものである。
この請求項3の発明によれば、リードスイッチを用いるので応答が早く確実性が高い。
【0009】
請求項の発明は、押し込んでガス供給路を開きこの押圧又は旋回させることでバーナに点火する点火操作ノブを有するガス器具において、常時ガス供給路を閉口する方向に付勢されガスの点火操作ノブの押圧によってガス供給路を開口するとともに電磁石の鉄心に圧接される弁棒を有する弁部材と、前記ガス器具のバーナによって加熱される位置に配置され加熱で熱起電流を発生する熱電対と、該熱電対と前記電磁石のコイルとの接続回路中に接点回路が介在された請求項1乃至3のいずれかに記載の振動感知器とを含んでなり、点火操作ノブを押圧して弁棒を電磁石に圧接するとともにガス供給路を開きノブの操作で着火したバーナの熱で発生する熱電対の熱起電流で電磁石に圧接された弁棒を吸着されている時に振動感知器の振動感知により熱電対回路を開いて弁棒の吸着を解いてガス供給路を閉じるようになしたものである。
【0010】
この請求項の発明によれば、ガス着火に先立ってノブを押し込んで弁部材の弁棒を押し込んで電磁石の鉄心に圧接することでガス供給路を開くとともに点火操作ノブの旋回操作で圧電素子に衝撃を与え、バーナを着火し、この点火によって熱電対が加熱される。そして発生した熱起電流が電磁石のコイルに流れ弁棒が吸着される。この状態で地震が発生し振動を感知してA接点が開き熱電対回路が開路さればねの力で弁棒の吸着が解除されて弁座に当接されてガス供給路が遮断され消火されるものである。このため消火の対応遅れによる火災の発生が防止される。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の振動感知器の一部断面とし例えばガスコンロ着火装置・熱電対との結線を示す図1をもとに説明する。
【0012】
ガスコンロのバーナ1へのガス供給路2には弁座2aが設けられている。この弁座2aに対向して電磁石ケース3がガス供給路2の取付窓に気密的に装着されている。電磁石ケース3の底中心には鉄心4が固着されコイル5が巻回されている。そして電磁石ケース3の鉄心対向壁を貫通して弁座2aに気密的に当接しうる弁頭6aを有する弁棒6が介挿されている。また弁頭6aと電磁石ケース3の端壁3aとの間にコイルばね7が弁棒6に巻回されていて、常時は弁頭6aが弁座2aに圧接されて弁座を塞ぎガスの供給路を遮断している。
【0013】
さらに、ガス供給路2には、弁座2aの中心に、弁頭6aに対して点火操作ノブ8の軸8aが摺動自在に嵌装されており、Oリング9によってガス漏れが防止されている。この点火操作ノブ8は、圧縮ばね10が介挿されていて常時は後退位置にあり、点火操作ノブ8を押し込み弁座2aを開くとともに弁棒6の弁棒端6bを鉄心4の端面に圧接したあと、操作ノブを旋回させることにより、バーナ1のガス口近くに設けた圧電素子の着火装置11を作動させることで火花を発生させバーナ1に点火するものである。なお、操作ノブの押圧によって弁棒を鉄心に圧接するとともに着火装置11を作動させることで点火できるようにしてもよい。
一方、バーナの火焔近くに熱電対12が配置されていて回路42によって電磁石のコイル5と接続されている。回路42には手動操作で回路42を開く非常スイッチ41が介挿されている。
【0014】
地震の振動を感知する振動感知器15について説明する。
絶縁材でなる枠体16は、振子支持棚16bで上室と下室の二室に分けられており、振子支持棚16bの下面には貫通穴16aの周りに支点となる環状突起17が形成されている。貫通穴16aには上室に突出したフランジ頭部18aを有する振子軸18が、揺動可能にゆるく挿通され、下室に突出した下端段部に鍔(座金)19がナット21で締着されている。鍔19と枠体16の底面との間に強い圧縮ばね22が介挿されていて、鍔19が環状突起17に圧接されている。このため上室に突出した振子軸18は直立状態を保つことができる。
【0015】
振子軸18の頭部側には振り子23が遊装されていて圧縮ばね22より弱い圧縮ばね24によりフランジ頭部18aに圧着するよう押し上げられている。そして上下方向の振動によって振り子23は振子軸18上の移動が可能である。この振り子23は上部の約1/3の幅が上開きのテーパ筒23aに形成され、下端は同方向の小テーパの面取り23bが形成されている。なお振子軸18,振り子23,鍔19,ナット21等は絶縁材で作られることが望ましい。
【0016】
上室には振子軸18と並んで導電材の燐青銅の逆L字形の板ばねでなる接点板26が、下端部において枠体16の側壁に固定されており、上端屈曲部26aの端は図2に示すようにV字形をして振り子23の胴部と隙間を有して対峙している。そして接点板26の中程には表面に可動接点27a,裏面に可動接点27bが取着されている。可動接点27aに対向して枠体16の側壁に取り付けられた固定接点28aとでA接点が形成される。また可動接点27bに対向して枠体16の側壁に取り付けられた固定接点28bとでB接点が形成される。
【0017】
また振子軸18に対して接点板26の反対側には振り子23の上下移動時に当接する変位加勢板29が、支持棚16b上に取着されている。この変位加勢板29は上端部の振子側に傾斜面29aが形成されており、上下振動で振り子23が軸方向に移動した時下端部の小テーパの面取り23bが、傾斜面29aに当接しそのときの衝撃で反対側に強制的に変位させられ、振り子23が接点板26に確実に接触撓ませて可動接点27aと固定接点28aのA接点が開かれる。振り子23の水平方向の変位に対しては、変位加勢板29は接触しないように上下方向に隙間が作られている。
【0018】
枠体16の天井内面には必要によりシールド板を介してリードスイッチ31が位置調整可能に取り付けられている。リードスイッチ31を設けるときは、図5に示すように振り子23の上端面には永久磁石30が埋設されるものである。そしてリードスイッチ31のリード線は振動感知器15のA接点の接続に替えて熱電対12の回路に接続される。
【0019】
次に、振り子23の他の実施形態を分解部で示す図3により説明する。振り子23は3点の部品33,34,35よりなり、圧縮ばね24により一体として常時は振子軸18のフランジ頭部18aに圧接されており、振子軸18に遊装されていて軸上を移動することができる。そして接点板26のV面に上下方向に作用して撓ませる外開きテーパ33aを形成したテーパ筒33、下端を小テーパの面取り34bとし上面にボス34aを突設したボス付円筒34、このボス34aの直径により少なくとも1mm程度の隙間を有して外挿され、ボス34aの高さより狭い幅を有してテーパ筒33とボス円筒34とが合体したときの隙間内にて水平方向の振動による慣性によって移動できるリング(遊環)35とよりなる。
【0020】
さらに、振り子23の他の実施形態の分解図を図4により説明する。
このものはボス付円筒34のボス34aを長くして先端部に雄ねじ34bを刻設し、テーパ筒33の中心にボス34aのねじ部34bが螺合され雌ねじ穴33bを刻設する。そして両者を螺合させて一体とし、ボス34a上でリング35が移動できるようになしたものである。
リードスイッチ31対応の永久磁石をテーパ筒33の端面に設けることもある。この形態の振り子を用いたときは、地震の水平振動時揺れの慣性によってリング35が大きく振れ接点板26の振動感知が一層確実となる。
なお、ガス器具の実施例としてガスコンロで説明したが、給湯器,ガスストーブ,ガスボイラー等に応用できることは勿論である。
【0022】
振動感知器15の取り付け形態について説明する。ガスコンロに対して通常は振子軸18を鉛直方向として取り付けるものであるが、上下方向取り付け空間が狭いときには、振動感知器15は横に寝かせて水平面に対しほぼ30°傾斜させて取り付けることができる。この場合、接点板26を上面とする。そして、ばね22の強さを増して振子軸18のだれを極力小さくすることが望ましい。振動感知器15はそれ自体単体で使用してもよく、A接点又はB接点をリレー回路,ランプ回路,タイマ回路,ブザー回路等に任意に接続して、警報装置としても利用できるものである。
【0023】
次に図1にもどつき本発明の作用を説明する。
ガスコンロの使用に際して、点火操作ノブ8を押し込み、弁棒6を電磁石の磁心4の頭部に当接させるとともに弁座2aより弁棒6の頭部6aを切り離して開口し、ガスをノズル1に送り出す。点火操作ノブ8を押し込むと同時に旋回させて圧電素子の着火装置11を作動させて火花を発生させ、ノズル1から噴出するガスに点火する。ガスの点火により熱電対12の端部が加熱され、熱電対素子(例えばアルメル,クロメル)の接合点の温度上昇により熱起電流が発生し、電流が回路42を経て電磁石のコイル5に流れて、磁心4に当接されている弁棒は、ばね7の力に抗して吸引され、当接が続行される。バーナ1は引き続き点火され調理が可能である。
【0024】
この状態で地震が発生したとする。その振動が水平方向であると、振り子23が水平に振られ、振子軸18が環状突起16aを支点として揺動傾斜する。この傾斜で振り子23が接点板26のV形26aのV面に当接して、接点板26を図1で左方に変位させる。このため可動接点27a,固定接点28a即ちA接点が離れて回路42が開かれる。この開路により熱電対12の熱起電流が遮断されて電磁石の吸引がなくなり、弁棒6はばね7の力により電磁石から離れ弁頭6aが弁座2aに圧接されて、回路が塞がれてガスの供給が遮断され消火される。
【0025】
地震が上下動である場合には振り子23がばね24の力に抗して振子軸18上を上下に移動する。振り子23の下向き移動で下端のテーパ面取り23bが、変位加勢板29の傾斜面29aに当接して、強制的に振子軸18とともに接点板26側に変位させられる。振り子23のテーパ面23aの下面はV形面に下向きに当接して接点板26を押し、反らせるように作用するとともに振り子23の胴部もV面に当接して確実に接点板26を撓ませ変位させる。同様にA接点が開き熱電対回路42が開路されるものである。
【0026】
振動感知器15が水平より30°傾斜して設置された場合も作動としては同じである。また、振り子23が振子軸18に固定されている場合は、振子軸方向の振動感知は安定性に少し劣る。振り子23に図4の分解型を用いた場合は、水平振動ではリング35が慣性によって軸直角方向に振り出され、振幅を増大して接点板26のV面への当接が強くなりA接点の開放がより早く確実となる。
【0027】
また、接点にリードスイッチを用いた図の場合は通常の場合、永久磁石30により接点が閉じており、水平振動で永久磁石30が変位してリードスイッチから遠ざかると接点が開かれ熱電対回路42が開路される。同様に振り子23が振子軸18上を移動する場合、上下動で振り子23,永久磁石30がリードスイッチから遠ざかることによりリードスイッチ31は開かれる。
【0029】
【発明の効果】
上述のように構成したので本発明は以下の効果を奏する。
請求項1の発明は、地震等の水平動、及び上下動に対して振り子が揺れることにより、地震を感知して振り子が接点板を確実に押圧作用させることができ、A接点,B接点により信号回路例えばブザー,リレー,電灯等の信号回路に接続して警報を送ることができる。
【0030】
請求項2の発明は、振子に設けた遊環によって水平振動の慣性力により振幅を増大することができ、接点板への作用をより確実なものとして微振動に対しても適格に回路の開又は閉路が行える。
【0031】
請求項3の発明は、リードスイッチを永久磁石で作用させるので接点の汚れがなく、より寿命が長く動作が確実なものとなる。
【0033】
請求項の発明は、ガス器具の着火装置と熱電対と電磁石と振動感知器と組み合わせたので地震による上下動、水平動の振動によりガス供給を確実に遮断してガスの火焔を消火するので火災に対して安全且つ確実に火災防止ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガスコンロの着火栓,電磁石,熱電対,振動感知器の一部を断面で示した接続図である。
【図2】図1のA−A矢線断面図である。
【図3】振り子の他の実施例を示す分解図である。
【図4】振り子をねじ結合で一体とできる他の実施例を示す分解図である。
【図5】リードスイッチと振り子を示す図である。
【符号の説明】
1 バーナ
2 ガス供給路
3 電磁石ケース
4 鉄心
5 コイル
6 弁棒
8 点火操作ノブ
11 着火装置
12 熱電対
15 振動感知器
18 振子軸
7,10,21,24 ばね
23 振り子
26 接点板
27a,27b 可動接点
28a,28b 固定接点
29 変位加勢板
31 リードスイッチ
35 遊環

Claims (4)

  1. 絶縁材でなる枠体と、該枠体の支持棚を貫通し振動を感知可能に吊り下げ支持又は倒立支持される振子軸と、該振子軸に滑動可能に挿嵌された振り子と、該振り子を前記振子軸端側に付勢する第1ばねと、前記振子軸端の反対端の鍔を前記枠体の支持棚の穴廻り側面の支点に圧接する前記第1ばねより強い第2ばねと、前記枠体に一端が固着され他端が前記振り子が地震の時に当接するV面を形成したL字形板ばねの接点板と、前記接点板の側壁表面に取着された第1可動接点と該第1可動接点に対向して常時接触するように前記枠体に固着された第1固定接点とで形成され地震の時前記振り子の当接による前記接点板の変位で開放するA接点と、前記接点板に前記第1可動接点の裏面に取着された第2可動接点と該第2可動接点に対向して常時接触しないように前記枠体に固着された第2固定接点とで形成され地震のとき前記接点板の変位で接続するB接点と、前記振子軸に対して前記接点板と反対側に前記枠体固着され前記振り子が軸方向移動時に当接して振り子軸を前記接点板側に強制的に変位させる変位加勢板とを含んでなることを特徴とする振動感知器。
  2. 前記振り子には振動時の慣性によって軸心を移動する遊環が設けられているのものである請求項1に記載の振動感知器。
  3. 前記A接点に替え又はA接点とともに前記枠体に前記振り子との対面位置にリードスイッチが設けられ、前記振り子の端面に永久磁石が取着されたものである請求項1又は2に記載の振動感知器。
  4. 押し込んでガス供給路を開きこの押圧又は旋回させることでバーナに点火する点火操作ノブを有するガス器具において、常時ガス供給路を閉口する方向に付勢されガスの点火操作ノブの押圧によってガス供給路を開口するとともに電磁石の鉄心に圧接される弁棒を有する弁部材と、前記ガス器具のバーナによって加熱される位置に配置され加熱で熱起電流を発生する熱電対と、該熱電対と前記電磁石のコイルとの接続回路中に接点回路が介在された請求項1乃至3のいずれかに記載の振動感知器とを含んでなり、点火操作ノブを押圧して弁棒を電磁石に圧接するとともにガス供給路を開きノブの操作で着火したバーナの熱で発生する熱電対の熱起電流で電磁石に圧接された弁棒が吸着されている時に振動感知器の振動感知により熱電対回路を開いて弁棒の吸着を解いてガス供給路を閉じるようになしたことを特徴とするガス器具の地震感知安全装置。
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