JP3741234B2 - パイプに取付ける頭部金具構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はパイプに取付ける頭部金具構造、詳しくはパイプを用いて足場を組み立てるときや、囲いを設けるとき等に上記パイプの先端に取付けて使用するパイプに取付ける頭部金具構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ビルの建設現場等においてパイプを用いて足場を組み立てたり、囲いを設けたりするときに、組み立てられた足場や囲いに安定が得られるようにするために、上記パイプの先端を土中に埋設することが行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
然し乍ら、このような場合、パイプの先端を一度に土中に差し込むという作業は大変に困難である。そのため、パイプの先端を土中に埋設するときには、パイプの先端を土中に差し込むという同じ作業を繰り返して何回か行なうことで、上記パイプによって土中に穴を掘り下げていき、該穴が一定の深さに達したところでパイプの先端を上記穴の中に配置し、土を被せて埋設するようなやり方をしているために、この作業が大変に面倒であるのと同時に、時間と労力を費やすという問題点があった。
【0004】
本発明は上記問題点を解消し、特に建設現場等においてパイプを用いて足場を組み立てたり、囲いを設けたりするときに、上記パイプの先端を短時間のうちに簡単に土中に埋設して足場や囲い等の建築物を作ることができるパイプに取付ける頭部金具構造を提案することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための手段として、本発明に係るパイプに取付ける頭部金具構造は、建設現場等において足場を組み立てるときや、囲いを設けるとき等に使用されるパイプの先端に取り付けられる頭部金具であって、円錐状又は多角錐形状に形成され、その基端から先端が内側に折り曲げられて上記パイプの内面に摺り合いながら係合し合う3個の係合片を等間隔に突出形成するとともに、その中の1つの係合片に弾性を有しパイプの内径よりも稍長めの舌片の一端を固定し、この舌片の他端を他の2つの係合片の間から突出させ、上記他端をパイプの内面に当接させることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面によって本発明の実施の形態の一例について説明する。
【0007】
図1において、符号1は建設現場等において足場を組み立てるときや、囲いを設けるとき等に使用される金属製のパイプ2の先端に取付けられる頭部金具を示し、上記頭部金具1は中空で円錐形状を有するとともに、その基端には等間隔を以って三つの金属製の係合片3が垂設されている。
【0008】
なお、頭部金具1は円錐形状に限るものではなく、例えば六角錐、八角錐等の多角錐形状を有するものであってもよい。また、頭部金具1と係合片3は金属に限らず強化プラスチックスであってもよい。
【0009】
次に、各係合片3は長手方向の両側が内側に位置するように稍湾曲状を有するとともに、先端は内側に折り曲がっている。また、上記各係合片3はパイプ2の先端に頭部金具1を取付けたときに、その表面3aが上記パイプ2の内面2aと節度を以って摺り合い乍ら係合し合うように形成されている。
【0010】
一つの係合片3の内側の中央より稍上部には、該係合片3と直交するように金属製の舌片4が設けられるとともに、該舌片4はその一側4aがL字状に折曲され、且つ一つの上記係合片3の裏面にビス5を介して固定されている。また、他側4bは心持ち下方に折曲がって形成されているとともに、該他側4bの先端はパイプ2の内面2aに略即するように弯曲形成されている。そして、上記舌片4は上記パイプ2の内径より稍長めに形成されるとともに、弾性を有している。
【0011】
なお、舌片4は金属製に限るものではなく、例えば強化プラスチックス等で形成されたものであってもよい。また、係合片3と一体に形成されたものであってもよい。
【0012】
パイプ2に取付ける頭部金具1は上述のように構成されているので、その使用にあたっては、図2aに示すようにパイプ2の先端に頭部金具1を嵌合することで、同図bに示すようにパイプ2の先端に頭部金具1を取付けることができる。
この場合、舌片4はパイプ2の内径より稍長めに形成されているので、該パイプ2の内面に当接しその先端が図2aの状態に比して同図bのほうが下方に位置されている。そして、上記舌片4は弾性によって復帰方向の力が働いているため、上記先端がパイプ2の内面に常に当接している状態が維持されるのと同時に、上記パイプ2の内径より稍長めに形成してあるために、パイプ2の先端に取付けた頭部金具1が抜脱しようとするときに引っ掛かってその脱落を防ぐことができる。
【0013】
また、パイプ2から頭部金具1を取り外すときは、該頭部金具1を回しながら引っ張ることによって、簡単にその目的を達成することができる。
【0014】
このようにして先端に頭部金具1を取付けたパイプ2を用いることによって土中6に簡単に上記パイプ2を立設することができるので、これによって、図3に示すように建設現場等において、上記パイプ2によって網部材7を支持して囲い8を設けることができる。
【0015】
上述のようにパイプに取付ける頭部金具構造によれば、パイプ2の先端に頭部金具1を嵌合することによって、該頭部金具1を上記パイプ2に簡単に取付けることができる。そして、パイプ2に取付けられた頭部金具1はその基端に垂設された係合片3の一つに設けた舌片4が弾性によって復帰方向の力が働いているため、上記舌片4の先端がパイプ2の内面に常に当接している状態が維持されているため、これによって、上記パイプ2に取付けられた頭部金具1のその状態を保持することができる。
【0016】
また、舌片4はパイプ2の内径より稍長めに形成してあるために、頭部金具1に抜脱作用が働いたときに上記舌片4の先端がパイプ2の内径に強く引っ掛かってストッパ−の役目を果たすため、これによって、上記頭部金具1がパイプ2から妄りに抜脱するのを防止することができる。
【0017】
さらに、パイプ2の先端に取付けられた頭部金具1は円錐形状を有しているので、上記パイプ2を土中6に簡単に突き立てることができ、これによって、該パイプ2に網部材7を適宜手段によって支持させることで短期間の内に囲い8を設けることができる。
【0018】
【発明の効果】
前記構成のように、本発明に係るパイプに取付ける頭部金具構造によれば、
パイプ先端に頭部金具を嵌合することによって該パイプに簡単に頭部金具を取付けることができる。
【0019】
また、パイプに取付けられた頭部金具はその基端に垂設された係合片の一つに設けた舌片が弾性によって復帰方向の力が働いているため、上記舌片の先端がパイプの内面に常に当接している状態が維持され、上記パイプに取付けられた頭部金具のその状態を保持することができる。
【0020】
さらに、舌片はパイプの内径より稍長めに形成されているため、頭部金具に抜脱作用が働いたときに上記舌片の先端がパイプの内径に強く当たって摩擦係数が大きくなってストッパ−の役目を果たし、上記頭部金具がパイプから妄りに抜脱するのを防止することができる。
【0021】
さらにまた、パイプの先端に取付けられた頭部金具は円錐、または多角錐形状を有しているので、土中に簡単に突き立てることができるので、上記パイプを建設現場等において足場を組み立てる時や、囲いを設ける時等に使用される支柱として用いることで、その目的を短期間の内に達成することができるのに加え、建造物の安定が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパイプに取付ける頭部金具構造の斜視図
【図2】aはパイプに頭部金具を取付ける前の状態を示す一部破断した正面図、bはパイプに頭部金具を取付けた後の状態を示す一部破断した正面図
【図3】上記頭部金具を先端に取付けたパイプを用いて囲いを設けた使用状態を示す説明図
【符号の説明】
1 頭部金具
2 パイプ
3 係合片
4 舌片

Claims (1)

  1. 建設現場等において足場を組み立てるときや、囲いを設けるとき等に使用されるパイプの先端に取り付けられる頭部金具であって、円錐状又は多角錐形状に形成され、その基端から先端が内側に折り曲げられて上記パイプの内面に摺り合いながら係合し合う3個の係合片を等間隔に突出形成するとともに、その中の1つの係合片に弾性を有しパイプの内径よりも稍長めの舌片の一端を固定し、この舌片の他端を他の2つの係合片の間から突出させ、上記他端をパイプの内面に当接させることを特徴とするパイプに取付ける頭部金具構造。
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