JP3741060B2 - 移動可能な無線基地局を含む移動通信ネットワークシステム及び基地局制御局 - Google Patents
移動可能な無線基地局を含む移動通信ネットワークシステム及び基地局制御局 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3741060B2 JP3741060B2 JP2002049474A JP2002049474A JP3741060B2 JP 3741060 B2 JP3741060 B2 JP 3741060B2 JP 2002049474 A JP2002049474 A JP 2002049474A JP 2002049474 A JP2002049474 A JP 2002049474A JP 3741060 B2 JP3741060 B2 JP 3741060B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base station
- radio base
- communication channel
- mobile
- communication
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動可能な無線基地局を含む移動通信ネットワークシステム及び基地局制御局に関する。
【0002】
移動無線基地局を含む移動通信ネットワークシステムとしては、例えば、旅客機や船舶などの運行中における「移動する特定空間」を提供するものがある。この「移動する特定空間」としては、運行中に無線基地局との距離が携帯電話等の移動通信サービスを利用できないほど離れてしまう場合と、地上に設置した無線基地局を通じて移動通信サービスを享受できる場合とがある。後者の場合としては、例えば、船舶の接岸時や旅客機の離着陸時である。この「移動する特定空間」に安定して移動通信サービスを提供するためには、無線基地局を旅客機や船舶などの内部に設置することが有効である。しかし、この場合、既設の無線基地局との通信チャネル(特徴的には無線周波数)の相互干渉について十分検討しておく必要がある。本発明は、こうした移動媒体中に設置した無線基地局と既設の無線基地局間の通信チャネル干渉を回避し、移動媒体内部およびその近傍の移動局に対して移動通信サービスを提供することに注目している。
【0003】
【従来の技術】
図1は、従来の移動通信システムの構成図である。従来、無線基地局は、図1に示すように、固定設置して利用するのが主な形態であった。
【0004】
図1によれば、無線基地局1が管轄する無線制御ゾーン1’には、移動局4が存在する。移動局4は、通信チャネルF1を用いて無線基地局1と通信している。また、無線基地局2が管轄する無線制御ゾーン2’には、移動局5が存在する。移動局5は、通信チャネルF2を用いて無線基地局2と通信している。更に、無線基地局1と隣接しない遠方に設置された無線基地局3は、無線基地局1と同一の通信チャネルF1が割り当てられているが、電波の干渉を受けることはない。無線基地局3が管轄する無線制御ゾーン3’には、移動局6が存在する。該移動局6は、その通信チャネルF1を用いて無線基地局3と通信している。
【0005】
図1に示すように、従来の移動通信システムでは、無線基地局同士が隣接して配置される場合、それぞれのゾーンが管轄する無線制御ゾーンに対して、異なる通信チャネルを割り当てることにより通信チャネル干渉を回避する。また、同一の通信チャネルを異なる無線基地局に割り当てる場合、双方の無線基地局がやり取りする電波が相互に干渉し合わないように、間隔を離して配置することにより、通信チャネル干渉を回避する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の移動通信システムでは、無線基地局は、陸上の地理的に固定された位置に設置される。そのため、旅客機や船舶等の移動媒体のユーザは、こうした固定無線基地局から遠ざかると、移動局と固定無線基地局間での送受信が不可能となるという問題があった。こうした固定無線基地局から離れた地理的領域で移動通信サービスを提供する場合には、移動体衛星通信が用いられることが多い。
【0007】
通常、移動体衛星通信システムによれば、移動局が専用端末であるため、携帯電話端末と比較して高価であり、更に大型であり携帯性に優れない、という欠点があった。従って、ユーザからは、市販の携帯電話機による通信を強く要望されていた。
【0008】
市販の携帯電話機を利用するには、移動媒体に基地局(以下「移動無線基地局」という)を設置して、移動無線基地局と地上ネットワークとを接続すれば、旅客機や船舶等の移動媒体内でも、携帯電話の利用を実現することは可能である。
【0009】
しかしながら、移動媒体に設置した無線基地局が管轄する無線制御ゾーン自体が移動するため、同一チャネルを使用する移動無線基地局の無線制御ゾーンと、固定無線基地局の無線制御ゾーンとが重複し、同一チャネルによる干渉が発生する場合がある。このため、移動媒体に無線基地局を設置するには、通信チャネルの特別な制御が必要であった。
【0010】
特開平11−234736「移動通信システム、移動基地局、及びその制御方法」は、移動無線基地局に割り当てる通信チャネルを、移動無線基地局が存在している固定無線基地局から一部の通信チャネル獲得して利用するものである。この発明によれば、移動無線基地局が、固定無線基地局の管轄する無線制御ゾーン間を移動する際に、移動先の固定無線基地局における通信トラフィック量の増加に対し、移動無線基地局が、固定無線基地局の通信チャネルから獲得できる通信チャネル数が減少する。そのため、移動無線基地局配下で通信する移動局は、固定無線制御ゾーンをまたいで通信を継続できないという問題点があった。
【0011】
そこで、本発明の目的は、前述の問題点を踏まえ、移動先にある固定無線基地局又は移動無線基地局が使用中の通信チャネルとは異なる通信チャネルに、移動無線基地局の通信チャネルを切り替えることにより、通信チャネル干渉を回避して、移動体通信サービスの利用を可能とする移動通信システムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明が対象とする移動通信ネットワークシステムは、通信トラヒックを交換するコアネットワークと、該コアネットワークに接続され且つ位置が固定された固定無線基地局と、コアネットワークに無線で接続され且つ位置が移動可能な移動無線基地局とを有する。
【0013】
本発明の移動通信ネットワークシステムによれば、コアネットワークに接続された基地局制御局を更に有し、基地局制御局は、
無線基地局毎にその位置情報を蓄積し、移動無線基地局が他の無線基地局の近傍に位置するか否かを判定する位置特定手段と、
無線基地局毎に割当又は非割当の通信チャネルの識別情報を蓄積し、移動無線基地局の通信チャネルと、近傍に位置する他の無線基地局の通信チャネルとが一致するか否かを判定し、移動無線基地局について、非割当の通信チャネルの中から他の無線基地局の通信チャネルと一致しない通信チャネルを選択する通信チャネル管理手段と、
通信チャネル管理手段によって選択された通信チャネルの識別情報を、移動無線基地局へ送信する通信チャネル割当手段を含む基地局制御局と、を有することを特徴とする。
【0014】
本発明の他の実施形態によれば、基地局制御局について、
通信チャネル管理手段は、固定無線基地局について、非割当の通信チャネルの中から移動無線基地局の通信チャネルと一致しない通信チャネルを選択し、
通信チャネル割当手段は、通信チャネル管理手段によって選択された通信チャネルの識別情報を、固定無線基地局へ送信することも好ましい。
【0015】
本発明の他の実施形態によれば、基地局制御局の通信チャネル割当手段は、固定無線基地局の通信チャネル群と移動無線基地局の通信チャネル群とを一時に再配置することも好ましい。
【0016】
また、本発明が対象とする基地局制御局は、通信トラヒックを交換するコアネットワークと、該コアネットワークに接続され且つ位置が固定された固定無線基地局と、コアネットワークに無線で接続され且つ位置が移動可能な移動無線基地局とを有する移動通信ネットワークシステムにおける、コアネットワークに接続された基地局制御局である。
【0017】
本発明の基地局制御局によれば、
無線基地局毎にその位置情報を蓄積し、移動無線基地局が他の無線基地局の近傍に位置するか否かを判定する位置特定手段と、
無線基地局毎に割当又は非割当の通信チャネルの識別情報を蓄積し、移動無線基地局の通信チャネルと、近傍に位置する他の無線基地局の通信チャネルとが一致するか否かを判定し、移動無線基地局について、非割当の通信チャネルの中から他の無線基地局の通信チャネルと一致しない通信チャネルを選択する通信チャネル管理手段と、
通信チャネル管理手段によって選択された通信チャネルの識別情報を、移動無線基地局へ送信する通信チャネル割当手段と
を有することを特徴とする。
【0018】
本発明の他の実施形態によれば、通信チャネル管理手段は、固定無線基地局について、非割当の通信チャネルの中から移動無線基地局の通信チャネルと一致しない通信チャネルを選択し、
通信チャネル割当手段は、通信チャネル管理手段によって選択された通信チャネルの識別情報を、固定無線基地局へ送信する
ことも好ましい。
【0019】
本発明の他の実施形態によれば、通信チャネル割当手段は、固定無線基地局の通信チャネル群と移動無線基地局の通信チャネル群とを一時に再配置することも好ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】
図2は、本発明による移動通信システムの構成図である。図2によれば、移動無線基地局7が、船である移動媒体に設置されている。移動無線基地局7は、コアネットワーク11と無線で接続され、基地局制御局8と通信する。また、移動無線基地局7が管轄する無線制御ゾーン7’には、移動局10が存在する。図2によれば、移動無線基地局7は、通信チャネルF3を用いて移動局10と通信している。
【0021】
例えば、前述した図2について、新たに移動局13の通信要求が発生したとする。このとき、移動無線基地局7は、基地局制御局8に対して、新たな通信チャネルの割当要求をする。これに対し、基地局制御局8は、割り当てられていない使用可能な通信チャネルF5を、移動無線基地局7に割り当てる。これにより、移動無線基地局7は、通信チャネルF5を用いて移動局13と通信することが可能となる。また、移動無線基地局が管轄する無線制御ゾーンに、M(>N)台の移動局が存在するとする。N台の移動局は、無線制御ゾーンに割り当てられるN回線の通信チャネルを用いて通信している。このとき、他の移動局から通信要求が発生した際に、通信チャネルが存在しない場合、移動無線基地局7は、新たに使用可能な通信チャネルを割り当てるために、基地局制御局8へ通信チャネル割当要求を送信する。
【0022】
図3は、移動無線基地局7と固定無線基地局9との無線制御ゾーンの干渉を示す説明図である。
【0023】
図3によれば、移動無線基地局7が、固定無線基地局9が管轄する無線制御ゾーン9’に向かって遠方から進行している。固定無線基地局9が管轄する無線制御ゾーン9’には移動局12が存在し、該移動局12は、通信チャネルF3を用いて固定無線基地局9と通信している。また、移動無線基地局7が管轄する移動する無線制御ゾーン7’には移動局10が存在し、該移動局10も、同一の通信チャネルF3を用いて移動無線基地局7と通信している。従って、移動無線基地局7の無線制御ゾーン7’と固定無線基地局9の無線制御ゾーン9’とが同一の通信チャネルF3を用いているので、干渉が生じることとなる。
【0024】
図4は、本発明による移動無線基地局7と基地局制御局8との間での通信チャネル割当の変更を示す説明図である。
【0025】
基地局制御局8は、移動無線基地局7の位置情報を常時収集しており、当該移動無線基地局7の位置に隣接する無線基地局があるか否かを判定する。もし、隣接する無線基地局として固定無線基地局9が存在すると判定されたとき、移動無線基地局7と固定無線基地局9とが使用している通信チャネルが重複しないことを判定する。もし、両者が通信チャネルF3を用いている場合、移動無線基地局7が使用している通信チャネルを、固定無線基地局9が使用していない他の通信チャネルF4に変更することを判定する。基地局制御局8は、その通信チャネル情報を移動無線基地局7へ送信する。
【0026】
図5は、本発明による基地局制御局8の機能構成図である。
【0027】
図5によれば、基地局制御局8は、通信チャネル管理部81と、通信チャネル割当部82と、位置特定部83とを有する。
【0028】
位置特定部83は、隣接基地局判定部831と、位置データベース832とを有する。位置特定部83は、コアネットワーク11を介して移動無線基地局7から位置情報を受信し、その位置情報を位置データベース832に登録する。更に、隣接基地局判定部831は、位置データベース832を用いて、その位置情報に近傍となる隣接基地局があるか否かを判定する。
【0029】
通信チャネル管理部81は、通信チャネル判定部811と、通信チャネルデータベース812とを有する。通信チャネル判定部811は、位置特定部83から隣接基地局が存在するとの通知を受けたとき、通信チャネルデータベース812を用いて、隣接基地局の通信チャネルと当該移動無線基地局の通信チャネルとが重複するか否かを判定する。通信チャネルデータベース812は、無線基地局毎に、現在利用されている通信チャネルの識別情報を蓄積したものである。
【0030】
通信チャネル割当部82は、通信チャネル判定部811から通信チャネルが重複するとの通知を受けたとき、通信チャネルを変更するべき情報を、コアネットワーク11を介して移動無線基地局7へ送信する。それに伴って、変更された通信チャネルの識別情報を、通信チャネル管理部81の通信チャネルデータベース812に記録する。
【0031】
図6は、本発明によるフローチャートである。
【0032】
移動無線基地局7は、常時、通信エリア内に存在する移動局11との間の通信品質を測定している。移動無線基地局7の通信チャネルと、他の固定無線基地局又は移動無線基地局の通信チャネルとが干渉すると、その通信品質は劣化することになる。また、移動無線基地局7は、現在位置をも測定する。移動無線基地局7は、通信品質情報及び現在位置情報と、当該移動無線基地局の識別情報とを、コアネットワークを介して基地局制御局8へ送信する。
【0033】
基地局制御局8は、移動無線基地局7から通信品質情報及び現在位置情報を受信する。基地局制御局8の位置特定部83は、位置データベース832の現在位置情報を更新し、当該移動無線基地局7に隣接する固定又は移動無線基地局があるか否かを判定する。もし、隣接する固定又は移動無線基地局が存在しなければ、通信チャネルを変更しない。一方、隣接する固定又は移動無線基地局が存在するならば、その旨を通信チャネル管理部81へ通知する。
【0034】
通信チャネル管理部81は、位置特定部83において隣接する無線基地局が存在すると判定された際に、当該移動無線基地局7と隣接する無線基地局との通信チャネルが一致するか否かを判定する。もし、一致する通信チャネルが存在しなければ、通信チャネルを変更しない。一方、一致する通信チャネルが存在するならば、その旨を通信チャネル割当部82へ通知する。
【0035】
通信チャネル割当部82は、通信チャネル管理部81において一致する通信チャネルが存在すると判定された際に、未だ割り当てられていない通信チャネル群情報の中から、一致しない通信チャネルを選択する。選択された通信チャネルは、通信チャネル管理部81に記憶され、その通信チャネル情報が移動無線基地局7へ送信される。
【0036】
移動無線基地局7は、基地局制御局8から通信チャネル情報を受信した際、当該通信チャネルへの切り替えを行う。これにより、移動無線基地局7の通信チャネルと隣接する他の無線基地局の通信チャネルとが干渉することを回避することができる。
【0037】
尚、図6では、移動無線基地局7の通信チャネルを変更する場合について説明したが、隣接する他の無線基地局の通信チャネルを変更するものであってもよい。もちろん、この他の無線基地局が固定無線基地局であってもよい。
【0038】
従って、移動通信ネットワークシステム内に存在する全て固定及び移動無線基地局について、通信チャネルを一時に再配置することもできる。これにより、システム全体の通信チャネルの使用効率を高めることが可能となる。
【0039】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明の移動通信ネットワークシステム及び基地局制御局によれば、移動無線基地局の通信チャネルと、該移動無線基地局の移動先にある固定又は移動無線基地局の通信チャネルとが互いに異なるように、当該移動無線基地局の通信チャネルを切り替えることにより、通信チャネル干渉を回避することができる。
【0040】
無線基地局と移動局間が遠方になるために市販の携帯電話等のサービスを利用できなかった旅客機や船舶等のユーザにとっては、市販の携帯電話機による通信が可能となり利便性が向上するという利点がある。一方、事業者にとっては、ユーザが定常的に存在する地域に経済的にエリア拡大できるという利点がある。
【0041】
さらに、従来、船舶や旅客機には公衆電話機が設置されていたが、ユーザがこの公衆電話機を使用するには設置場所までの移動が伴う必要があったが、これら市販の携帯電話機は小型化が実現したことにより、現在では日常携行品になっていて、ユーザは座席に居ながらにして市販の携帯電話機で通信できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の移動通信システムの構成図である。
【図2】本発明による移動通信システムの構成図である。
【図3】本発明による移動無線基地局と固定無線基地局とのゾーン干渉を示す説明図である。
【図4】本発明による移動無線基地局と基地局制御局との間での通信チャネル割り当て方法の説明図である。
【図5】本発明による基地局制御局の機能構成図である。
【図6】本発明によるフローチャートである。
【符号の説明】
1、2、3、9 固定無線基地局
1’、2’、3’ 無線制御ゾーン
4、5、6、10、12、13 移動局
7 移動無線基地局
8 基地局制御局
81 通信チャネル管理部
811 通信チャネル判定部
812 通信チャネルデータベース
82 通信チャネル割当部
83 位置特定部
831 隣接基地局判定部
832 位置データベース
11 コアネットワーク
Claims (6)
- 通信トラヒックを交換するコアネットワークと、該コアネットワークに接続され且つ位置が固定された固定無線基地局と、前記コアネットワークに無線で接続され且つ位置が移動可能な移動無線基地局とを有する移動通信ネットワークシステムにおいて、
前記コアネットワークに接続された基地局制御局を更に有し、
前記基地局制御局は、
前記無線基地局毎にその位置情報を蓄積し、前記移動無線基地局が他の無線基地局の近傍に位置するか否かを判定する位置特定手段と、
前記無線基地局毎に割当又は非割当の通信チャネルの識別情報を蓄積し、前記移動無線基地局の通信チャネルと、近傍に位置する前記他の無線基地局の通信チャネルとが一致するか否かを判定し、前記移動無線基地局について、非割当の通信チャネルの中から前記他の無線基地局の通信チャネルと一致しない通信チャネルを選択する通信チャネル管理手段と、
前記通信チャネル管理手段によって選択された通信チャネルの識別情報を、前記移動無線基地局へ送信する通信チャネル割当手段と
を有することを特徴とする移動可能な無線基地局を含む移動通信ネットワークシステム。 - 前記基地局制御局について、
前記通信チャネル管理手段は、前記固定無線基地局について、非割当の通信チャネルの中から前記移動無線基地局の通信チャネルと一致しない通信チャネルを選択し、
前記通信チャネル割当手段は、前記通信チャネル管理手段によって選択された通信チャネルの識別情報を、前記固定無線基地局へ送信する
ことを特徴とする請求項1に記載の移動通信ネットワークシステム。 - 前記基地局制御局の通信チャネル割当手段は、前記固定無線基地局の通信チャネル群と前記移動無線基地局の通信チャネル群とを一時に再配置することを特徴とする請求項2に記載の移動通信ネットワークシステム。
- 通信トラヒックを交換するコアネットワークと、該コアネットワークに接続され且つ位置が固定された固定無線基地局と、前記コアネットワークに無線で接続され且つ位置が移動可能な移動無線基地局とを有する移動通信ネットワークシステムにおける、前記コアネットワークに接続された基地局制御局において、
前記無線基地局毎にその位置情報を蓄積し、前記移動無線基地局が他の無線基地局の近傍に位置するか否かを判定する位置特定手段と、
前記無線基地局毎に割当又は非割当の通信チャネルの識別情報を蓄積し、前記移動無線基地局の通信チャネルと、近傍に位置する前記他の無線基地局の通信チャネルとが一致するか否かを判定し、前記移動無線基地局について、非割当の通信チャネルの中から前記他の無線基地局の通信チャネルと一致しない通信チャネルを選択する通信チャネル管理手段と、
前記通信チャネル管理手段によって選択された通信チャネルの識別情報を、前記移動無線基地局へ送信する通信チャネル割当手段と
を有することを特徴とする基地局制御局。 - 前記通信チャネル管理手段は、前記固定無線基地局について、非割当の通信チャネルの中から前記移動無線基地局の通信チャネルと一致しない通信チャネルを選択し、
前記通信チャネル割当手段は、前記通信チャネル管理手段によって選択された通信チャネルの識別情報を、前記固定無線基地局へ送信する
ことを特徴とする請求項4に記載の基地局制御局。 - 前記通信チャネル割当手段は、前記固定無線基地局の通信チャネル群と前記移動無線基地局の通信チャネル群とを一時に再配置することを特徴とする請求項5に記載の基地局制御局。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002049474A JP3741060B2 (ja) | 2002-02-26 | 2002-02-26 | 移動可能な無線基地局を含む移動通信ネットワークシステム及び基地局制御局 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002049474A JP3741060B2 (ja) | 2002-02-26 | 2002-02-26 | 移動可能な無線基地局を含む移動通信ネットワークシステム及び基地局制御局 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003250177A JP2003250177A (ja) | 2003-09-05 |
JP3741060B2 true JP3741060B2 (ja) | 2006-02-01 |
Family
ID=28661978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002049474A Expired - Fee Related JP3741060B2 (ja) | 2002-02-26 | 2002-02-26 | 移動可能な無線基地局を含む移動通信ネットワークシステム及び基地局制御局 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3741060B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103297759A (zh) * | 2013-05-31 | 2013-09-11 | 成都锐奕信息技术有限公司 | 高精度无线监控系统 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2410651B (en) * | 2004-01-27 | 2008-01-30 | Vodafone Ltd | Controlling telecommunication system parameters |
JP4569330B2 (ja) * | 2005-03-15 | 2010-10-27 | 日本電気株式会社 | 携帯電話ネットワークへの超小型無線基地局の接続システム、方法、プログラム及び超小型無線基地局 |
JP5321319B2 (ja) * | 2009-07-27 | 2013-10-23 | 富士通株式会社 | 無線通信システムにおける無線通信方法、基地局装置、端末装置、及び無線通信システム |
JP6500415B2 (ja) * | 2014-12-09 | 2019-04-17 | 三菱電機株式会社 | 無線通信システム、チャネル選択装置、基地局及びチャネル選択方法 |
JP6397990B2 (ja) * | 2015-06-09 | 2018-09-26 | 株式会社東芝 | 移動モバイルワイヤレス車両ネットワーク・インフラストラクチャ・システムおよび方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07245777A (ja) * | 1994-03-04 | 1995-09-19 | Fujitsu Ltd | 無線通信システム |
JP3366810B2 (ja) * | 1996-08-21 | 2003-01-14 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | 移動通信システム |
JP4566443B2 (ja) * | 2001-04-24 | 2010-10-20 | パナソニック株式会社 | 無線通信システム |
-
2002
- 2002-02-26 JP JP2002049474A patent/JP3741060B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103297759A (zh) * | 2013-05-31 | 2013-09-11 | 成都锐奕信息技术有限公司 | 高精度无线监控系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003250177A (ja) | 2003-09-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6125278A (en) | Method for optimizing resource allocation based on subscriber transmission history | |
US5697059A (en) | System for dynamically allocating channels among base stations in a wireless communication system | |
Young | Advanced mobile phone service: Introduction, background, and objectives | |
EP2268073B1 (en) | System and method for creating a wireless picocell | |
JP2643689B2 (ja) | マイクロセルラーシステムにおけるチャネル割り当て方法 | |
US5214789A (en) | Radio channel allocation based on location of mobile users | |
KR20140007335A (ko) | 공존시스템에서의 정보 획득 방법 및 이를 이용한 장치 | |
US9794940B2 (en) | Overlay of bearers in a radio communication system | |
KR20130023210A (ko) | 서로 다른 종류의 액세스 포인트들이 공존할 수 있도록 정보를 제공하는 방법 | |
JP2014507861A (ja) | ネットワーク又はデバイスをサービスする管理装置及びそのリソース管理方法 | |
CN107211286B (zh) | 用于配置单频网络的方法和设备 | |
JP3741060B2 (ja) | 移動可能な無線基地局を含む移動通信ネットワークシステム及び基地局制御局 | |
JP3028940B2 (ja) | 通信チャネル割り当て方式 | |
EP0667091B1 (en) | A method for selecting a channel in a mobile radio system and a base station in a mobile radio system | |
JP2789987B2 (ja) | マイクロセル移動通信方式 | |
JP3866497B2 (ja) | 移動通信における制御チャネル割当方法およびシステム | |
Nakayama et al. | Adaptive c-ran architecture for smart city with crowdsourced radio units mounted on parked vehicles | |
CN107810651B (zh) | 激活游牧节点的方法以及相应的游牧节点和系统 | |
JPH01309528A (ja) | 移動通信システム | |
KR20140059526A (ko) | 위성을 이용하여 지상 네트워크에 스펙트럼의 할당을 제어하는 방법 및 장치 | |
JPH03222596A (ja) | 移動通信システムにおける無線基地局 | |
KR100888160B1 (ko) | 통신 네트워크 및 방법 | |
JPH0583188A (ja) | 無線チヤネル割当て方式 | |
JPH01309526A (ja) | 移動通信システム | |
KR20140074077A (ko) | 해상 통신 시스템에서의 무선 채널 할당 장치 및 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051006 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20051018 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20051031 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 3741060 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091118 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101118 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101118 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111118 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111118 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121118 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121118 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131118 Year of fee payment: 8 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |