JP3739667B2 - Saddle faucet and its drilling method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、上中下水道配管或はガス配管に適用する樹脂製本管に、不断水・不断ガスの状態で分岐管を接続するためのサドル分水栓及びサドル分水栓の穿孔方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、水道用本管やガス本管を分岐する場合は、水道用本管等にサドル分水栓を固定し、この分水栓に分岐管を接続して分岐し、更には、本管の穿孔穴とサドル取付面との間に、ガスケットを装着して分水栓と穿孔穴との密封性を図るようにしている。この本管が鋳鉄管や鋼管等のように金属製配管であれば、上記のガスケットによってサドル取付面の密封性は保持される。ところが、本管がポリエチレン、ポリプロピレン等のような樹脂管の場合は、サドルをボルト・ナットで締付けた状態で長期間使用すると、樹脂管の残留応力等により、配管がクリープ変形してガスケットのシール性能が低下したり、または、地震等によりサドルに大きな外力を受けた場合、樹脂管に対してずれが生じるため、水等の流体がこの部分からリークする事態が起きる。そこで、これらの欠点を解決するため、従来より、特開平10−196871号、特開平11−2380号公報等に記載された対応策が提案されている。
【0003】
このうち、特開平10−196871号公報は、樹脂管にガスケットを介してサドル分水栓を取付け、更に、樹脂管の取付位置に穿孔具により分岐孔を形成し、その後、この分岐孔にインサートコアをねじ込むようにしている。また、特開平11−2380号公報は、樹脂管にサドル分岐栓を取付け、次いで、樹脂管への穿孔と同時に、樹脂管とサドルとのずれを防止するスリーブを分岐孔に挿入する分岐工法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前者の公報は、第一段階で樹脂管に分岐孔を穿孔するため穿孔具による穿孔作業を必要とし、次いで、第二段階として、この分岐孔にコア装着具によりインサートコアを装着する作業を必要としていた。そのため、樹脂管に分岐管を接合して分岐する作業が煩雑となり、作業効率の点で良好といえるものではなかった。
【0005】
後者の公報は、樹脂管を穿孔する穿孔刃には、分岐孔の穿孔に伴ってくり抜かれた樹脂管の切片を保持するための縮径部があり、この縮径部の存在により、穿孔具の刃先により形成される分岐孔の内径は、穿孔刃の先端に沿って小径とした先端を持つスリーブの外径よりも、その肉厚分以上に小さくなるので、スリーブと分岐孔の周面との接触圧が高まり、分岐孔からスリーブが抜け出るのを防止するようにしている。
【0006】
そのため、後者の穿孔方法は、穿孔後における樹脂管の復元力により、スリーブが内側に押されて穿孔刃に密着してしまい、穿孔刃のみを引き上げることが困難であった。また、スリーブの先端が小径であり、しかもスリーブが樹脂管と係止する部分がないことから、穿孔刃にスリーブが密着している場合や、サドルがずれた場合等には、分岐孔からスリーブが抜けてしまうおそれがあった。更には、スリーブの外周が分岐孔の内周に接触した状態で穿孔され、しかも穿孔が進めば進むほど、上述の接触部が増えるので、穿孔トルクが増加して、一層穿孔が困難になる問題も有していた。特に、穿孔後に、穿孔刃の内周を穿孔刃内の切片が樹脂の持つ復元力により広げることになり、一方、追従して分岐孔に圧入されたスリーブは、樹脂管の復元力によりスリーブを内周方向へ狭めようとする。この時、スリーブの内周より穿孔刃の外周が大きくなり、そのため、穿孔刃のみを引き上げるのが極めて困難となっていた。
【0007】
本発明は、従来の課題点に鑑みて開発したものであり、その目的とするところは、樹脂本管に取付けたサドル分水栓に穿孔作業とこの分水孔にコアを装着する装着作業を同時にかつ円滑に遂行できるようにして作業能率の向上を図ることはもとより、分水栓と分水孔との高精度な密封性を図ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1に係る発明は、樹脂本管に固定し、分水孔穿孔用の穿孔刃を有するサドル分水栓において、前記穿孔刃の穿孔と同時に分水孔に装着する筒状コアを穿孔刃の外周位置に設け、この筒状コアの筒状部分は、分水孔の内周方向への圧力に対応して変形しない程度の肉厚状である厚肉部とし、更に、筒状コアの下端には、穿孔する際に、分水孔の内周を拡径する係止部を設け、この係止部は、分水孔内周を拡径しながら穿孔刃とともに挿入するテーパ部と、分水孔の内側開口縁に係合する段部面より成るサドル分水栓である。
【0009】
請求項2に係る発明は、樹脂本管に穿孔刃による分水孔の穿孔と同時に、前記分水孔に筒状コアを装着するようにしたサドル分水栓の穿孔方法において、穿孔刃の穿孔に伴って筒状コアの下端に形成した係止部により分水孔を拡径しながら筒状コアを挿入し、この係止部は、分水孔内周を拡径しながら穿孔刃とともに挿入するテーパ部と、分水孔の内側開口縁に係合する段部面よりなり、この係止部を分水孔の内周縁部に係合し或は、その内方側まで挿入して筒状コアを装着するようにしたサドル分水栓の穿孔方法である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明におけるサドル分水栓及びその穿孔方法について、好ましい実施形態を図面に従って説明する。図1〜図3は、樹脂本管の穿孔と筒状コアの装着を同時に行う工程をそれぞれ示した縦断面図である。
【0011】
図中1は、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等の軟質の樹脂本管であり、例えば、水道水等を給水する本管であって、この樹脂本管1の外周面には、本管1の流体通路を分岐するためのサドル分水栓2を固定している。この分水栓2は、樹脂本管1の外周面をバンドとサドル3で囲んで、図示しないボルト・ナットで締付け固定し、サドル3に形成した取付突部4の内周面に樹脂本管1に穿孔する分水孔6を密封シールする環状のガスケット5を装着し、更に、取付突部4のめねじ部4aに、T字形状の分水栓本体7のおねじ部7aを螺合して固着することによりサドル3に分水栓本体7を固定している。
【0012】
分水栓本体7の分岐部8に継手9を介して分岐管10を接続し、一方、分水栓本体7の上端には、シール材11aを介して挿入孔11bを有するナット11を螺着している。また、分水栓本体7の下部穴の内周にリング状の顎部12を設け、分水栓本体7の縦管内周面にめねじ部7bを形成している。
【0013】
13は、金属、硬質樹脂、セラミック製等の硬質材料から成る筒状コアであり、本例においては、ステンレス製であって、例えば、樹脂本管1の肉厚が11mmの場合における筒状コア13の肉厚は0.5mmである。即ち、筒状コア13の筒状部分は厚肉部13aとしており、この厚肉部13aは、穿孔時に、コア13の先端が縮径されるのを防ぎ、穿孔後は、樹脂本管1との密着圧力により、コア13全体が縮径されるのを防ぐことが可能な程度の肉厚とする。よって、この厚肉部13aは、穿孔時にコア先端が縮径されるのを防ぎ、穿孔後は、樹脂本管1との密着圧力により、筒状コア13の全体が縮径されるのを防ぐ機能を有する。
【0014】
また、筒状コア13の上端には、分水栓本体7に設けた顎部12に係合する環状の鍔部14を形成し、筒状コア13の下端には、段部面15とテーパ面16を有する係止部17を設けている。本例における段部面15の突出寸法t2は、1mmである。この係止部17のテーパ面16により、穿孔時に、分水孔6の内周を円滑に拡径しながら筒状コア13を挿入し、次いで、係止部17を分水孔6の内周縁部の内方側まで挿入して筒状コア13を分水孔6に装着するようにしている。筒状コア13の下端内径はストレート形状であり、係止部17のテーパ面17のテーパ角度は、小さいと穿孔時の抵抗が大きくなり、大きいと係止部17が大きくなってしまうため、そのテーパ角度は60°〜70°が好ましい。また、テーパ面16の先端16aは、穿孔刃18の外周にコアが嵌合装着された際、穿孔刃18の刃部18aの延長線上に位置するように、構成されている。更に、テーパ面16の先端16aは、尖らせずに平面を形成するようにして先端16aに剛性をもたせることにより、樹脂本管1の穿孔の際、コアが穿孔刃側に寄ってしまうのを防止している。
【0015】
18は、円筒状の金属製穿孔刃であり、この穿孔刃18の上部には、拡径した拡径部19の外周におねじ部19aを形成すると共に、拡径部19の下端外周面19bで、前記の筒状コア13の鍔部14上面を押圧しながら筒状コア13を樹脂本管1に圧入するようにしている。更に、拡径部19の中央上端に穿孔操作具を取付けて回転駆動させる回転棒20を係合固定する角形部19cを設けている。また、穿孔刃18の内周側には、樹脂本管1の穿孔切片1aを保持するための保持部21を設けている。
【0016】
また、穿孔刃18の外周には、筒状コア13をOリング22を介して軸方向に対して仮固定し、コア13の係止部17の下端より刃部18aを突出するように、穿孔刃18の外周に筒状コア13を嵌合状態に装着している。筒状コア13は、穿孔刃18の拡径部19に設けられている下端外周面19bが筒状コア13の鍔部14を押圧しながら、分水孔6内に挿入される。
【0017】
次に、上記実施形態の作用を説明する。樹脂本管1にサドル分水栓を固定し、次いで、穿孔開始時の状態まで、手動又は自動で回転棒20を回転操作して穿孔刃18を螺子込みながら筒状コア13を下降させて図1に示す状態にする。このとき、回転棒20の操作トルク値は、図12のAの値になる。
【0018】
次に、図4に示すように、コア挿入開始時において、樹脂本管1には、刃部18aの中心径φdの口径で、分水孔6の穿孔が行われる。穿孔刃18の挿入につれ、分水孔6は、刃部18aの厚さの半分だけ(図4R>4におけるt寸法分)更に押し広げられる。なお、穿孔刃18の刃部18aが樹脂本管1の上面に入り込む際の、本実施例における回転棒20の操作トルク値は、図1212において、Bの値(約19.6N・m)になる。
【0019】
次に、図5に示すように、コア挿入の始めの時において、筒状コア13が穿孔刃18に続いて分水孔6の口径(φd+2t)を更に広げながら進む。すなわち、樹脂本管1の分水孔6は、同図のT寸法(刃部18aの刃中心から筒状コア13の外周までの距離t1+段部面15の突出分t2)の厚さ分、押し広げられる。この時の回転棒20の操作トルク値は、図12において、Cの値(約35N・m)になる。次いで、図6に示すように、穿孔の途中においては、筒状コア13の係止部17によって、樹脂本管1が段部面15の突出分t2だけ押し広げられていることにより、筒状コア13と樹脂本管1との接触面積が少なくなるので、回転棒20の操作トルクは降下し、図12において、Dの値(約24.5N・m)になる。なお、穿孔が進むにつれ、段部面15の突出分t2だけ押し広げられていた樹脂本管1が押し戻されてくるが、筒状コア13の外周と樹脂本管1とが直ちに接触をするわけではないので、回転棒20の操作トルクアップにはならない。
【0020】
次に、図7に示すように、コア挿入終了時において、筒状コア13の係止部17の段部面15が分水孔6の内周側開口縁に係合される。係止部17と樹脂本管1との接触抵抗がなくなるので、この時の回転棒20の操作トルク値は更に減少し、図12において、Eの値(約19.6N・m)になる。なお、コア13の寸法設定により、この状態、すなわち筒状コア13の係止部17の段部面15が分水孔6の内側開口縁に係合した状態において、筒状コア13の鍔部14と分水栓本体に設けた顎部12も係合する場合と、図2に示すように、筒状コア13の鍔部14と分水栓本体に設けた顎部12が係合するまで筒状コア13の挿入を続けると、係止部17が分水孔6の内側開口縁を離れて内方側まで挿入される場合とがある。これらは、実施において任意である。図2に示す状態まで更に筒状コアを挿入する場合は、筒状コア13の外周面と樹脂本管1との接触面積が増えるため、回転棒20の操作トルクは上昇し、図12において、Fの値(約39N・m)になる。
【0021】上記のように、穿孔中において、穿孔刃18が回転しながら、筒状コアを下方に押し込むが、このとき、筒状コア13の係止部17により、分水孔6が拡径されるので、筒状コア13と分水孔6の接触圧力が小さくなり、しかも、図12に示すように、穿孔トルクも小さくて済む。なお、コアに係止部がない場合は、図12R>2における二点鎖のようなトルク値となるのに対し、本発明による構造は、C−D−Eの実線に示すようにトルク値が低くなる。この筒状コア13の係止部17は、穿孔作業終了後の穿孔刃の引抜きの際や、サドル分水栓に不用意に外力が加わっても、筒状コア13が分水孔6から抜け出るのを防止する機能を兼用している。
【0022】
また、穿孔後において、筒状コア13の外周と分水孔6の内周が密着するが、筒状コア13は厚肉部13aを有しているので、変形するおそれがなく、穿孔刃18の引き上げが容易となる。更に、サドル分水栓の通水時においては、回転棒20を取り除いて、穿孔刃18が分水栓本体7の内部上方に位置させておく。一方、分水栓を再閉止する場合は、穿孔刃18の上部に取付けた回転棒20を回転操作して、穿孔刃18を図2の状態に下降させることにより分水栓の通水を再度閉止することができる。
【0023】
【発明の効果】
以上のことから明らかなように、本発明によると、筒状コアを肉厚に形成しているので、樹脂本管の分水孔との密着圧により筒状コアが変形して縮径されることがないため、穿孔終了後において、筒状コアから穿孔刃を円滑に引き上げることができる。
【0024】
また、分水孔の穿孔の際、筒状コアの下端に形成された係止部により分水孔の内径が拡径され、筒状コアの外周と分水孔との接触面積が減るので、軽い穿孔トルクで穿孔作業を行うことができる。更には、穿孔刃の引き上げ時において、筒状コアの係止部が、分水孔の内周縁部に係合されるので、穿孔刃の引き上げに伴って筒状コアが抜け出るおそれはない。また、サドル分水栓に不用意に外力が加わっても、筒状コア外周と分水孔内周が密着しているので、サドル分水栓と樹脂本管との位置関係が変化することなく、サドル分水栓と分水孔との密封性を確実に保持させることができる。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における樹脂管用サドル分水栓の穿孔開始前の状態を示す一部切欠き縦断面図である。
【図2】図1の状態における穿孔とコアの装着時或は再閉止時を示す縦断面図である。
【図3】図2の状態において、穿孔刃を上方へ引き上げた状態を示す縦断面図である。
【図4】コアの挿入開始時の状態を示す部分拡大断面図である。
【図5】コアの挿入始めの状態を示す部分拡大断面図である。
【図6】コアの挿入途中の状態を示す部分拡大断面図である。
【図7】コアの挿入終了時の状態を示す部分拡大断面図である。
【図8】穿孔刃の平面図である。
【図9】穿孔刃の正面図である。
【図10】コアの平面図である。
【図11】コアの正面図である。
【図12】穿孔と挿入のトルク値を示したグラフである。
【符号の説明】
1 樹脂本管
2 サドル分水栓
6 分水孔
7 分水栓本体
13 筒状コア
13a 厚肉部
15 段部面
16 テーパ面
17 係止部
18 穿孔刃
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a saddle water faucet for connecting a branch pipe to a resin main pipe applied to upper, middle and sewer pipes or gas pipes in a state of indefinite water and indefinite gas, and a method for perforating the saddle water faucet.
[0002]
[Prior art]
Normally, when branching a water main or gas main, a saddle water faucet is fixed to the water main, etc., and a branch pipe is connected to the water faucet for branching. A gasket is mounted between the perforated hole and the saddle mounting surface so as to achieve a sealing property between the water faucet and the perforated hole. If the main pipe is a metal pipe such as a cast iron pipe or a steel pipe, the sealing performance of the saddle mounting surface is maintained by the gasket. However, when the main pipe is a resin pipe such as polyethylene, polypropylene, etc., if the saddle is tightened with bolts and nuts for a long time, the pipe will creep due to the residual stress of the resin pipe, etc. When the performance deteriorates or the saddle receives a large external force due to an earthquake or the like, the resin pipe is displaced, so that a fluid such as water leaks from this portion. In order to solve these disadvantages, countermeasures described in JP-A-10-196871, JP-A-11-2380 and the like have been proposed.
[0003]
Of these, Japanese Patent Laid-Open No. 10-196871 discloses that a saddle water faucet is attached to a resin pipe via a gasket, and further, a branch hole is formed by a punching tool at a position where the resin pipe is attached, and then inserted into the branch hole. The core is screwed in. Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-2380 is a branching method in which a saddle branch plug is attached to a resin pipe, and then a sleeve for preventing the resin pipe and the saddle from being displaced at the same time as drilling into the resin pipe is inserted into the branch hole. is there.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, the former publication requires a drilling operation with a drilling tool in order to drill a branch hole in the resin pipe in the first stage, and then, as a second stage, a process of mounting an insert core in the branch hole with a core mounting tool. Needed. For this reason, the work of joining the branch pipe to the resin pipe and branching it becomes complicated, which is not good in terms of work efficiency.
[0005]
According to the latter publication, a drilling blade for drilling a resin tube has a reduced diameter portion for holding a section of the resin tube that has been hollowed out along with the drilling of the branch hole. The inner diameter of the branch hole formed by the blade tip is smaller than the outer diameter of the sleeve having a small diameter along the tip of the drilling blade. The contact pressure is increased to prevent the sleeve from coming out of the branch hole.
[0006]
Therefore, in the latter drilling method, due to the restoring force of the resin tube after drilling, the sleeve is pushed inward and is in close contact with the drilling blade, and it is difficult to pull up only the drilling blade. Also, since the tip of the sleeve has a small diameter and there is no portion where the sleeve engages with the resin tube, when the sleeve is in close contact with the drilling blade or when the saddle is displaced, the sleeve extends from the branch hole. Could fall out. Furthermore, the hole is drilled in a state where the outer periphery of the sleeve is in contact with the inner periphery of the branch hole, and as the drilling progresses, the contact portion increases, so that the drilling torque increases and the drilling becomes more difficult. Also had. In particular, after drilling, the inner periphery of the drilling blade is expanded by the restoring force of the resin in the section of the drilling blade. Try to narrow toward the inner circumference. At this time, the outer periphery of the drilling blade is larger than the inner periphery of the sleeve, so that it is extremely difficult to pull up only the drilling blade.
[0007]
The present invention has been developed in view of the conventional problems, and the object of the present invention is to perform a drilling operation on a saddle water faucet attached to a resin main pipe and a mounting operation of mounting a core on the water distribution hole. In addition to improving work efficiency by enabling simultaneous and smooth execution, the aim is to achieve highly accurate sealing between the water faucet and the water distribution hole.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the invention according to
[0009]
According to a second aspect of the present invention, there is provided a method for drilling a saddle water faucet in which a cylindrical core is attached to the water splitting hole simultaneously with the drilling of a water splitting hole by a drilling blade in a resin main pipe. Along with this, the cylindrical core is inserted while expanding the water splitting hole by the locking part formed at the lower end of the cylindrical core, and this locking part is inserted together with the drilling blade while expanding the inner diameter of the water splitting hole. A tapered portion and a stepped surface that engages with the inner opening edge of the water diverting hole. The engaging portion engages with the inner peripheral edge of the water diverting hole, or is inserted to the inner side of the cylindrical portion. Is a method of drilling a saddle water faucet with a cylindrical core.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a preferred embodiment of a saddle water faucet and a drilling method thereof according to the present invention will be described with reference to the drawings. 1 to 3 are longitudinal sectional views respectively showing processes for simultaneously drilling a resin main pipe and mounting a cylindrical core.
[0011]
In the figure,
[0012]
A
[0013]
[0014]
Further, an
[0015]
[0016]
Further, on the outer periphery of the
[0017]
Next, the operation of the above embodiment will be described. The saddle water faucet is fixed to the resin
[0018]
Next, as shown in FIG. 4, at the start of core insertion,
[0019]
Next, as shown in FIG. 5, at the beginning of core insertion, the
[0020]
Next, as shown in FIG. 7, at the end of core insertion, the stepped
As described above, during drilling, the cylindrical core is pushed downward while the
[0022]
Further, after drilling, the outer periphery of the
[0023]
【The invention's effect】
As is clear from the above, according to the present invention, since the cylindrical core is formed thick, the cylindrical core is deformed and reduced in diameter by the contact pressure with the water diversion hole of the resin main pipe. Therefore, the drilling blade can be smoothly pulled up from the cylindrical core after completion of drilling.
[0024]
In addition, when the water split hole is drilled, the inner diameter of the water split hole is increased by the locking portion formed at the lower end of the cylindrical core, and the contact area between the outer periphery of the cylindrical core and the water split hole is reduced. Drilling can be performed with light drilling torque. Furthermore, when the drilling blade is pulled up, the locking portion of the cylindrical core is engaged with the inner peripheral edge of the water diversion hole, so that there is no possibility that the cylindrical core will come out when the drilling blade is pulled up. Even if an external force is applied to the saddle water faucet carelessly, the outer periphery of the cylindrical core and the inner periphery of the water distribution hole are in close contact with each other, so that the positional relationship between the saddle water faucet and the resin main pipe does not change. Further, it is possible to reliably maintain the sealing performance between the saddle water faucet and the water distribution hole.
[0025]
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partially cutaway longitudinal sectional view showing a state before starting drilling of a saddle water faucet for a resin pipe according to the present invention.
2 is a longitudinal sectional view showing a state in which the perforation and core are mounted or reclosed in the state shown in FIG. 1;
3 is a longitudinal sectional view showing a state in which the drilling blade is pulled upward in the state of FIG. 2;
FIG. 4 is a partially enlarged cross-sectional view showing a state at the start of core insertion.
FIG. 5 is a partially enlarged cross-sectional view showing a state where a core is first inserted.
FIG. 6 is a partially enlarged sectional view showing a state in the middle of core insertion.
FIG. 7 is a partially enlarged cross-sectional view showing a state at the end of core insertion.
FIG. 8 is a plan view of a drilling blade.
FIG. 9 is a front view of a drilling blade.
FIG. 10 is a plan view of a core.
FIG. 11 is a front view of a core.
FIG. 12 is a graph showing torque values for drilling and insertion.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
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