JP3739513B2 - Walking type agricultural machine - Google Patents

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JP3739513B2
JP3739513B2 JP03084897A JP3084897A JP3739513B2 JP 3739513 B2 JP3739513 B2 JP 3739513B2 JP 03084897 A JP03084897 A JP 03084897A JP 3084897 A JP3084897 A JP 3084897A JP 3739513 B2 JP3739513 B2 JP 3739513B2
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勇 河本
将憲 中野
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、歩行型農作業機に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、歩行型農作業機の一形態として、左右一対の走行車輪を中心にして、機体の前部側にロータリ装置を設けると共に、機体の後部側に各種副作業装置を着脱自在に取付け可能としたものがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記した歩行型農作業機では、各種副作業装置を取付けた状態で、機体を旋回又は移動させる際に、機体より後上方へ伸延させて形成したハンドルを下げ操作して、ロータリ装置を走行車輪を支点として上昇させる必要性があるが、この際、各種副作業装置が接地して、機体を旋回又は移動させることができないという不具合があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明では、左右一対の走行車輪を中心にして、機体の前部側にロータリ装置を設けると共に、機体の後部側に各種副作業装置を着脱自在に取付け可能とした歩行型農作業機であって、機体の後部に昇降機構を設け、同昇降機構に各種副作業装置を昇降自在かつ着脱自在に取付け、同各種副作業装置に吊下げ支持具の下部を連結し、同吊下げ支持具の上部に形成した係止部を、機体より後上方へ伸延させて形成したハンドルに係止して、各種副作業装置を上昇跳上げ状態にて吊下げ支持可能とした歩行型農作業機において、吊下げ支持具は、各種副作業装置に連結するための左右一対の連結部と、両連結部より上方へ立上げて形成した把持部と、同把持部より突出させて形成した係止部とを具備すると共に、上記連結部と把持部との間に、左右一対の連結部の間隔を調節するための拡縮調節部を介設したことを特徴とする歩行型農作業機を提供するものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について説明する。
【０００７】
すなわち、本発明に係る歩行型農作業機は、基本的構造として、機体にエンジンを設け、同エンジンにミッションケースを連動連結し、同ミッションケースに左右一対の車軸を軸支持部材を介して回動自在に支持させ、両車軸の外側端部にそれぞれ走行車輪を取付け、両走行車輪の直前方にロータリ装置を配設し、同ロータリ装置の直前方に前側昇降車輪を設ける一方、ロータリ装置の直後方に各種副作業装置を着脱自在に取付け、各種副作業装置の上方には機体より後上方へ延設したハンドルを配置している。
【０００８】
このように、走行車輪の前方にロータリ装置を配設することにより、ハンドルを操作しながら機体の後方を歩行しているオペレータの安全性を確保している。
【０００９】
そして、かかる歩行型農作業機は、特徴的構造として、以下の構造を有している。
【００１０】
（１） 機体の後部に昇降機構を設け、同昇降機構に各種副作業装置を昇降自在かつ着脱自在に取付け、同各種副作業装置に吊下げ支持具の下部を連結し、同吊下げ支持具の上部に形成した係止部を、機体より後上方へ伸延させて形成したハンドルに係止して、各種副作業装置を上昇跳上げ状態にて吊下げ支持可能としている。
【００１１】
このようにして、機体を旋回又は移動させる際には、各種作業装置をハンドルに吊下げ支持具を介して上昇跳上げ状態に吊下げ支持することにより、ハンドルを下げ操作して、走行車輪を中心にロータリ装置を上昇させた場合にも、各種副作業装置を接地させることなく、楽に機体を旋回又は移動させることができる。
【００１２】
この際、各種副作業装置の荷重は、ハンドルに一部負担させることになるために、ハンドルの下げ操作が楽に行なえて、機体の旋回・移動操作をスムーズに行なうことができる。
【００１３】
（２） 吊下げ支持具は、各種副作業装置に連結するための左右一対の連結部と、両連結部より上方へ立上げて形成した把持部と、同把持部より突出させて形成した係止部とを具備している。
【００１４】
このようにして、各種副作業装置をハンドルに吊下げ支持具を介して吊下げ支持する際には、オペレータは、一方の手でハンドルを把持した状態で、他方の手で吊下げ支持具の把持部を把持すると共に上方へ引上げて、ハンドルに係止部を係止することにより、簡単に各種副作業装置を吊下げ状態にすることができる。
【００１５】
また、各種副作業装置の吊下げ状態を解除する際には、上記とは反対の手順を遡ることにより、簡単に各種副作業装置の吊下げ状態を解除することができる。
【００１６】
（３） 吊下げ支持具の連結部と把持部との間に、左右一対の連結部の間隔を調節するための拡縮調節部を介設している。
【００１７】
このようにして、各種副作業装置の作業部が、複数条の畝間隔に適応させて左右幅調節が可能となっている場合にも、吊下げ支持具の拡縮調節部により左右一対の連結部の間隔を拡縮調節することにより、各種副作業装置をバランス良く吊下げ支持することができる。
【００１８】
従って、機体の旋回・移動操作を円滑かつ確実に行なうことができる。
【００１９】
（４） ハンドルは、機体より後上方へ向けて伸延する左右一対のハンドル本体と、両ハンドル本体の後端間に介設した把持部形成体とにより、ループ状に形成し、把持部形成体に、前後方向に対して傾斜状の傾斜把持部を設けている。
【００２０】
このようにして、オペレータは、必要に応じて傾斜把持部を楽に把持してハンドル操作を行なうことができ、この際、傾斜把持部は前後方向に対して傾斜していて、オペレータは不自然に手首を返すような握りをしなくても、自然に、かつ、しっかりと傾斜把持部を把持することができて、把持しているオペレータの手の疲労も軽減することができるようになっている。
【００２１】
従って、ハンドル操作が確実に行なえて、作業能率を向上させることができる。
【００２２】
（５） 把持部形成体の左右側端部に、それぞれ傾斜把持部を設けている。
【００２３】
このようにして、オペレータは、機体の左右いずれの側に立っていても、傾斜把持部を楽に把持して、ハンドル操作を確実に行なうことができる。
【００２４】
しかも、把持部形成体は、左右側端部の傾斜把持部と、その間の把持部をそれぞれ直状に形成することができるために、同把持部形成体を全体的に丸みを帯びた円弧形状に形成する場合に比べて、加工が容易で、安価に製造することができる。
【００２５】
（６） 左右側傾斜把持部の間に水平把持部を形成している。
【００２６】
このようにして、把持部形成体を、それぞれ直状の左右側端部傾斜把持部と、その間に形成した直状の水平把持部とにより形成することができるために、同把持部形成体を全体的に丸みを帯びた円弧形状に形成する場合に比べて、加工が容易で、安価に製造することができる。
【００２７】
（７） ハンドルの近傍に、前側昇降車輪を昇降調節するための昇降調節レバーを配設すると共に、同昇降調節レバーと前側昇降車輪との間に昇降調節連動機構を介設して、昇降調節レバーにより前側昇降車輪の機体に対する支持高さを調節可能としている。
【００２８】
このようにして、オペレータはハンドル操作位置にて昇降調節レバーを楽に操作することができて、前側昇降車輪の操作性を向上させることができる。
【００２９】
（８） 昇降調節連動機構は、前後方向に伸延する連結ロッドの前端を前側昇降車輪に連結すると共に、後端を昇降調節レバーに連結し、連結ロッドに係止片を設ける一方、同連結ロッドの近傍に複数の昇降位置決め用溝部を設けて、いずれか一つの昇降位置決め用溝部に係止片を昇降調節レバーにより選択的に係止可能としている。
【００３０】
このようにして、昇降調節レバーを操作して係止片を所望の昇降位置決め用溝部に係止することにより、前側昇降車輪を円滑かつ確実に昇降位置調節することができる。
【００３１】
（９） ミッションケース内において、左右一対の車軸の内側端部に差動装置を連動連設し、同ミッションケースの内面に、差動装置を支持するための支持部を突設している。
【００３２】
このようにして、車軸に負荷が作用した場合には、同車軸を軸支持部材と差動装置を介した支持部とにより支持することができて、車軸の傾斜を防止することができ、その結果、軸支持部材の破損を防止することができて、同軸支持部材のメンテナンス等を行なう頻度を削減することができる。
【００３３】
（１０） 支持部に、差動装置の左右方向への横ずれを規制するための横ずれ規制部を設けている。
【００３４】
このようにして、同横ずれ規制部により差動装置の左右方向への横ずれを確実に規制することができて、同差動装置の差動機能を良好に確保するこができる。
【００３５】
【実施例】
以下に、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
【００３６】
図１及び図２に示すＡは、本発明に係る歩行型農作業機であり、同歩行型農作業機Ａは、主作業装置としてのロータリ装置２を具備する農作業機本体１の後方に、各種副作業装置としての播種装置３を昇降機構４を介して昇降自在かつ着脱自在に連結しており、同播種装置３は、図３にも示すように、農作業機本体１に設けたハンドル30に吊下げ支持具５を介して上昇跳上げ位置にて吊下げ支持可能としている。
【００３７】
農作業機本体１は、図１及び図２に示すように、機体10上にエンジン11を搭載すると共に、同機体10の下部に駆動ケース12を連設しており、駆動ケース12は、後下方へ向けて伸延するミッションケース13と、同ミッションケース13の上部より前下方へ向けて伸延するロータリケース14とを一体的に形成し、ミッションケース13の下部に左右一対の車軸15,15 を介して左右一対の走行車輪16,16 を取付ける一方、ロータリケース14の下部にロータリ軸17を左右方向に貫通させて設け、同ロータリ軸17に複数のロータリ爪18を取付けてロータリ装置２を形成している。19は燃料タンクである。
【００３８】
そして、エンジン11にミッションケース13を伝動ケース６を介して連動連結している。
【００３９】
機体10は、図３及び図４に示すように、エンジン11を支持するエンジンフレーム20と、ロータリフレーム21とから形成しており、同ロータリフレーム21は、略半円板状の左右一対の板体21a,21a を、ロータリケース14を左右側方より挾持するように対向させて配置し、両板体21a,21a の上端縁上に上方へ凸状に弯曲する半円弧状のロータリカバー22を張設し、同ロータリカバー22の左右側端縁にそれぞれサイドカバー23,23 を垂設している。
【００４０】
そして、ロータリカバー22の略中央部には、図２、図４及び図５に示すように、ドレン案内溝24を形成しており、同ドレン案内溝24は、ロータリカバー22の前端から略中央部まで前後方向に伸延する左右一対の縦リブ24a,24a と、両縦リブ24a,24a の後端を接続する横リブ24b とから形成している。28は取っ手であり、同取っ手28を把持することにより、ロータリ装置２を楽に持上げてメンテナンス等を行なうことができる。
【００４１】
このようにして、エンジン11の前側下部に形成したドレン排出部25（図１参照）より排出されるドレンを、ドレン案内溝24に案内させて、同ドレン案内溝24の前端より流下させてドレン容器等に、確実に受けることができるようにしている。
【００４２】
また、ロータリケース14には、図１及び図３に示すように、抵抗棒26を取付ブラケット27を介して取付けており、同抵抗棒26は、ロータリ軸17の直後方に位置するロータリケース14の下面位置より後下方へ向けて突出させ、同抵抗棒26の先端26a をロータリ爪18の先端回動軌跡の近傍に位置させている。
【００４３】
しかも、抵抗棒26は、図６に示すように、断面Ｖ字状に形成して、頂部26b を前方に位置させている。26c は補強板である。
【００４４】
このようにして、抵抗棒26によるロータリケース14の直下方に形成される残耕を処理すると共に、本機のダッシングを防止している。
【００４５】
この際、抵抗棒26は、ロータリケース14より後下方へ向けて突出させると共に、頂部26b を前方へ向けているために、同抵抗棒26により掻き分けられる耕耘土は後方へスムーズに流れて、効率良く残耕処理がなされる。
【００４６】
また、農作業機本体１には、図１及び図２に示すように、ハンドル30を設けており、同ハンドル30は、ミッションケース13の左右側壁上部より後上方へ向けて伸延させた左右一対のハンドル基部体31,31 と、各ハンドル基部体31,31 の後端部に前端部を接続して後上方へ伸延させた左右一対のハンドル本体32,32 と、両ハンドル本体32,32 の後端間に横架状に一体成形した把持部形成体33とからループ状に形成している。
【００４７】
ハンドル基部体31は、図７及び図８に示すように、パイプ状に形成すると共に、前端部31a を挾圧して、外側方が開口する断面コ字状に形成し、同前端部31a にボルト挿通孔31b,31b を形成している。
【００４８】
このようにし、ハンドル基部体31の剛性を高くして、ハンドル30の取付け強度を高くすると共に、振動を防止している。
【００４９】
しかも、前端部31a は、コ字状幅を六角ナットの対向する二面の幅と合わせることにより、六角ナットの回り止め機能をもたせることもできる。
【００５０】
そして、ハンドル基部体31,31 は、図３及び図４に示すように、ミッションケース13の左右側壁上部に突設した取付ボス部13a,13a と、後述する変速ガイド体34の左右側壁部34a,34a 間に、上記取付ボス部13a,13a を中心とする同心円上に貫通させて横架した二本の取付パイプ35,35'の内のいずれか一方の左右側端部に取付ボルト36,36 により取付けている。
【００５１】
このようにして、ハンドル基部体31,31 は、取付パイプ35の左右側端部に取付けた場合には、把持部形成体33の地上高を高く設定することができると共に、取付パイプ35' の左右側端部に取付けた場合には、把持部形成体33の地上高を低く設定することができ、適宜二段階の上下位置調節が行なえるようにしている。
【００５２】
また、図７に示すように、ハンドル基部体31の内径は、ハンドル本体32の外径よりも大きく形成して、同ハンドル基部体31の後端部31c にハンドル本体32の前端部32a を挿入して接続している。
【００５３】
このようにして、ハンドル30の剛性を高めると共に、振動の発生を防止している。
【００５４】
把持部形成体33には、図９及び図１０に示すように、ハンドル本体32,32 の後端より内側後方へ向けて伸延し、かつ、前後方向に対して傾斜状の傾斜把持部33a,33a を形成すると共に、両傾斜把持部33a,33a の内側端間に前後方向に対して略直交する水平把持部33b を形成している。
【００５５】
このようにして、オペレータは、本機の左右いずれの側に立っていても、いずれか一方の傾斜把持部33a,33a を楽に把持してハンドル操作を確実に行なうことができ、この際、傾斜把持部33a は前後方向に対して傾斜していて、オペレータは不自然に手首を返すような握りをしなくても、自然に、かつ、しっかりと傾斜把持部33a を把持することができて、把持しているオペレータの手の疲労も軽減することができる。
【００５６】
従って、ハンドル操作を確実に行うことができて、作業能率を向上させることができる。
【００５７】
しかも、把持部形成体33は、左右側端部の傾斜把持部33a,33a と、その間の水平把持部33b をそれぞれ直状に形成することができるために、同把持部形成体33を全体的に丸みを帯びた円弧形状に形成する場合に比べて、加工が容易で、安価に製造することができる。
【００５８】
また、上記のように構成したハンドル30のハンドル本体32,32 間には、図９及び図１０に示すように、クラッチレバー40を、枢支片41,41 を介して起倒自在に横架し、同クラッチレバー40と前記伝動ケース20内に設けたクラッチ機構（図示せず）との間に、クラッチ操作ワイヤ42を介設すると共に、クラッチレバー40を起立する方向（図１０において反時計方向）に回動付勢して、同クラッチレバー40が起立状態にてクラッチ機構を動力切断状態にすると共に、同クラッチレバー40が倒伏状態にてクラッチ機構を動力接続状態にするようにしている。
【００５９】
そして、クラッチレバー40は、図９に示すように、左右側取付基部40a,40a と、各取付基部40a,40a より内方へ傾斜状に伸延させて、倒伏状態にて把持部形成体33の左右側傾斜把持部33a,33a と上下に重合すべく形成した傾斜操作部40b,40b と、両傾斜操作部40b,40b 間にあって前方へ凸状に屈曲させて形成した水平な中央操作部40c と、同中央操作部40c と左右側傾斜操作部40b,40b との間に形成される左右側接続部40d,40d とから形成しており、左右側接続部40d,40d は、平面視にて八字状となるように傾斜させて形成している。
【００６０】
このようにして、左右側取付基部40a,40a と左右側傾斜操作部40b,40b と左右側接続部40d,40d とにより、後方へ凸状の左右側把持空間S1,S1 を形成すると共に、左右側接続部40d,40d と中央操作部40c とにより前方へ凸状の中央把持空間S2を形成し、しかも、これら把持空間S1,S1,S2は、八字状に配置した左右側接続部40d,40d により可及的に広い空間を確保することができて、各操作部40b,40b,40c を把持し易いようにしている。
【００６１】
この際、クラッチレバー40を倒伏させた場合には、左右側傾斜操作部40b,40b が、ハンドル30の左右側傾斜把持部33a,33a と上下に重合して、各操作部40b,40b と各把持部33a,33a とを一緒に把持することが楽に行なえて、クラッチ機構を動力接続状態に保持したまま、歩行作業を行なうことができる。
【００６２】
そして、クラッチレバー40を離せば、同クラッチレバー40は回動付勢力により起立状態に復元して、クラッチ機構を動力切断状態に保持する。
【００６３】
また、一方の手でハンドル30を把持すると共に、他方の手でクラッチレバー40の中央操作部40c を把持して、同中央操作部40c をわずかに倒伏作動させることにより、クラッチ機構を半クラッチ状態に操作することもでき、この際、中央操作部40c は左右側傾斜操作部40b,40b よりも前方へ配置して、中央把持空間S2を大きく確保しているために、同中央操作部40c を把持している一方の手に、ハンドル30を把持している他方の手を近接させても、両方の手が相互に接触することがなく、確実に半クラッチとクラッチ入りの繰返し操作を行なうことができて、クラッチ操作性を向上させることができる。
【００６４】
なお、半クラッチとクラッチ入りの繰返し操作は、機体の移動時、作業開始初期時、及び旋回時に適宜行なうことができる。
【００６５】
ここで、従来のクラッチレバー40は、倒伏状態にてハンドル30の把持部形成体33に上下に重合するように形成されているために、半クラッチとクラッチ入りの繰返し操作を行なう際に、クラッチレバー40と把持部形成体33とをそれぞれ把持している手が相互に当って操作しずらいという不具合があったが、上記のように構成することにより、かかる不具合を解消することができる。
【００６６】
また、ミッションケース13の上部には、図３及び図４に示すように、変速ガイド体34を取付けており、同変速ガイド体34は、左右側壁部34a,34a と、両左右側壁部34a,34a の上端間に横架した天井壁部34b と、左右側壁部34a,34a の後端間に横架した後壁部34c とから形成し、同天井壁部34b には、図１１に示すように、変速ガイド溝34d を形成している。
【００６７】
そして、左右側壁部34a,34a は、図３に示すように、ミッションケース13の左右側壁の上縁部に下側縁部をそれぞれ二本の取付ボルト45,45 により取付け、左右側壁部34a,34a の上部を、前記したようにミッションケース13に基端を固定した左右側ハンドル基部体31,31 に、取付パイプ35を介して取付ボルト36により取付けている。
【００６８】
このようにして、変速ガイド体34の左右側壁部34a,34a は、それぞれミッションケース13の左右側壁と左右側ハンドル基部体31とに取付ボルト45,45,36を介して三点支持されて、堅固に取付けられている。
【００６９】
また、変速ガイド溝34d 中には、図１１に示すように、基端を後述するミッションケース13内の第１・第２シフタ軸97,99 に連動連結した変速レバー47の下部を挿通して、同変速レバー47を変速ガイド溝34d に沿わせて変速操作可能としている。F1は前進低速位置、F2は前進高速位置、Ｒは後進位置、Ｐはロータリ作業位置、Ｎは中立位置である。
【００７０】
農作業機本体１には、図１〜図４に示すように、前側昇降車輪50を取付けており同前側昇降車輪50は、車輪支持アーム51の先端に取付け、同車輪支持アーム51の基端に取付けたボス部51a を、ロータリフレーム21を形成する左右一対の板体21a,21a の中央部に枢軸52を介して上下回動自在に枢支し、同ボス部51a より上方へ回動アーム53を立上げる一方、ハンドル30の近傍に昇降調節レバー54を配設すると共に、同昇降調節レバー54と上記回動アーム53との間に昇降調節連動機構55を介設している。
【００７１】
そして、昇降調節連動機構55は、前後方向に伸延する連結ロッド56の前端を回動アーム53の上端に連結ピン57を介して連結し、同連結ロッド56の後部56a を変速ガイド体34内に配置すると共に、左側方へ屈曲させて、変速ガイド体34の左側壁部34a の中央部に形成した挿通孔58を通して外方へ突出させ、同突出端に昇降調節レバー54の基端を一体的に連結しており、挿通孔58の下側縁部には、昇降位置決め体59を取付け、同昇降位置決め体59には複数の昇降位置決め用溝部59a,59b,59c を形成して、いずれか一つの昇降位置決め用溝部59a,59b,59c に連結ロッド56の後部56a,に連設した係止片56b を係止可能としている。
【００７２】
このようにして、昇降調節レバー54を操作して係止片60を昇降位置決め用溝部59a,59b,59c のいずれかに係止させることにより、連結ロッド56→回動アーム53→車輪支持アーム51を介して前側昇降車輪50の機体10に対する支持高さを円滑かつ確実に調節することができる。
【００７３】
この際、昇降調節レバー54は、ハンドル30の近傍に配置しているために、ハンドル30を一方の手で把持したまま、他方の手で楽に操作することができ、前側昇降車輪50の操作性を向上させることができる。
【００７４】
播種装置３は、図１及び図２に示すように、支持機枠60の中央部に播種ホッパー61と播種繰出し部62とシュート63を設け、同シュート63の下端に作溝器64を取付け、同作溝器64の直後方位置に支持機枠60より培土板65を垂下させて配置し、また、支持機枠60の前端部には作業機側ヒッチ66を設け、また、支持機枠60より後下方へ伸延した左右一対のローラ支持アーム60a,60a 間には鎮圧ローラ67をローラ支軸68を介して回転自在に取付けている。
【００７５】
しかも、ローラ支軸68の左側端は、播種繰出し部62と伝動機構69を介して連動連結して、圃場を牽引されながら回転する鎮圧ローラ67の回転力を、伝動機構69を介して播種繰出し部62に伝達して、同播種繰出し部62を駆動させることができるようにしている。
【００７６】
このようにして、播種ホッパー61内の種子は、播種繰出し部62によりシュート63へ繰出して、同シュート63より作溝器64により作溝された溝中へ落下させ、培土板65により培土して、鎮圧ローラ67により鎮圧するようにしている。
【００７７】
昇降機構４は、図１、図２及び図１２に示すように、リンク支持体70と、同リンク支持体70に基端を枢支した左右一対の上側リンク71,71 及び下側リンク72と、これらリンク71,71,72の先端に取付けた本体側ヒッチ73とから構成している。
【００７８】
リンク支持体70は、図１２に示すように、変速ガイド体34の後壁部34c に取付けた支持体前壁70a と、同前壁70a の左右側端縁よりそれぞれ後方へ突出させて形成した支持体左右側壁70b,70b とから平面視コ字状に形成し、両支持体左右側壁70b,70b の後端面に昇降案内面70c,70c を形成すると共に、各昇降案内面70c,70c の上下部に、それぞれ上昇規制用凹部70d,70d と下降規制用凹部70e,70e を形成している。
【００７９】
そして、支持体左側壁70b の上部には、上昇位置保持用フック74を取付け、同上昇位置保持用フック74をコイルスプリング75により係止方向と係止解除方向にそれぞれ支点越えして回動付勢している。74a はフック枢支ピン、75a,75b はスプリング係止片である。
【００８０】
また、支持体左右側壁70b,70b の中途部には、それぞれピン挿通用長孔76,76 を形成し、両長孔76,76 中にスプリング連結ピン77を摺動自在に挿通し、同スプリング連結ピン77と後述する本体側ヒッチ73の上端部に突設したスプリング連結片78との間にコイルスプリング79を介設している。
【００８１】
左右一対の上側リンク71,71 は、支持体左右側壁70b,70b の後部に基端を内側方より枢支ピン71a,71a を介して枢支し、各上側リンク71,71 の中途部より外側方へそれぞれ突設した摺動ピン71b,71b を上記昇降案内面70c,70c に摺接させ、各上側リンク71,71 の先端を本体側ヒッチ73の左右側壁73b,73b の上部に連結ピン71c,71c を介して連結している。
【００８２】
下側リンク72は、基端を支持体左右側壁70b,70b の下部間に横架した連結支軸80の中途部にボス部72a を介して枢支・連結し、先端を本体側ヒッチ73の左右側壁73b,73b の下部間に横架した連結支軸81の中途部にボス部72b を介して枢支・連結している。
【００８３】
本体側ヒッチ73は、図１２〜図１４に示すように、前壁73a と、同前壁73a の左右側端縁よりそれぞれ後方へ突出させて形成した左右側壁73b,73b とから平面視コ字状に形成し、前壁73a の上端中央部にスプリング連結片78を突設し、また、左右側壁73b,73b の後側上部には係止ピン85を横架し、また、左右側壁73b,73b の後端下部にはそれぞれ連結ピン係合用凹部73c,73c を形成し、また、前記連結支軸81の左右側端部に左右一対の連結用フック82,82 の中途部を枢支すると共に、両連結用フック82,82 の下端間を連結体83により連結し、右側の連結用フック82の上端には係止用突片82a を外側方へ突設し、同係止用突片82a に係止用凹部82b を形成し、上記連結体83と左側壁73b に形成したスプリング係止片73d とには、連結支軸81に巻回したトルクスプリング84の端部84a,84b をそれぞれ係止して、上記連結ピン係合用凹部73c,73c 間に係合される作業機側ヒッチ66に設けた連結ピン66c を、連結用フック82により係止して連結するようにしている。
【００８４】
また、左右側壁73b,73b の下部には、連結解除レバー支軸86を横架し、同連結解除レバー支軸86の右側端に連結解除レバー87の下端を取付け、同連結解除レバー87の中途部に係止ピン87a を内方へ突設して、同係止ピン87a の先端部を前記係止用突片82a の係止用凹部82b に係止させることにより、連結用フック82,82 をトルクスプリング84の回動付勢に抗して連結解除位置に保持させることができるようにしている。89は、連結解除レバー87の後方回動を規制する規制ピンである。
【００８５】
しかも、連結解除レバー支軸86の中途部には、復帰用突片88を後方へ向けて突設している。
【００８６】
作業機側ヒッチ66は、図１２〜図１４に示すように、本体側ヒッチ73の左・右側壁73b,73b 間に嵌入可能な板体66a と、同板体66a の上端縁に形成した係止用フック66b と、同板体66a の前面下部に軸線を左右方向に向けて取付けた連結ピン66c と、板体66a の前面下部に突設した作用片66d と、板体66a の後面に軸線を上下方向に向けて取付けた連結用筒体66e とから形成している。66f は連結孔である。
【００８７】
そして、係止用フック66b を、本体側ヒッチ73の係止ピン85に係止すると共に、連結ピン66c を本体側ヒッチ73の連結ピン係合用凹部73c,73c に係合させるようにしている。
【００８８】
ここで、本体側ヒッチ73の連結用フック82,82 の後端には、連結ピン案内用傾斜面82c,82c を形成しており、同連結ピン案内用傾斜面82c,82c に連結ピン66c を押圧させながら、作業機側ヒッチ66を係止ピン85を中心に下方へ回動させると、連結用フック82,82 はトルクスプリング84の回動付勢力に抗して連結解除方向に回動され、連結ピン66c が連結ピン係合用凹部73c,73c に係合すると、連結用フック82,82 がトルクスプリング84の回動付勢力により連結側へ回動し、その結果、連結ピン66c が連結状態となるようにしている。
【００８９】
また、連結を解除する際には、連結解除レバー87を、図１３において時計方向へ回動操作して、係止ピン87a の先端部を係止用突片82a の係止用凹部82b に係止させることにより、連結用フック82,82 をトルクスプリング84の回動付勢力に抗して連結解除位置に保持させることができる。
【００９０】
かかる状態にて、作業機側ヒッチ66を本体側ヒッチ73より取外すと、板体66a の前側下部に突設した作用片66d が復帰用突片88に当って、同復帰用突片88を図１３において反時計方向に回動させ、同復帰用突片88に連結解除レバー支軸86を介して連設している連結解除レバー87を、反時計方向に回動させて、係止ピン87a の先端部を係止用凹部82b より係止解除する。
【００９１】
その結果、連結用フック82,82 は、トルクスプリング84の回動付勢力により、自動的に元の連結姿勢に回動復帰する。
【００９２】
このように、本実施例に係る本体側ヒッチ73では、同本体側ヒッチ73を連結時に操作する必要がないために、一人の作業者が各種副作業機を両手で持って連結作業を行なうことができ、連結作業性及び安全性を良好に確保することができる。
【００９３】
吊下げ支持具５は、図１，図２及び図１５に示すように、上下方向に伸延する左右一対の支持具本体5a,5a の各下端に、播種装置３に連結するための左右一対の連結部5b,5b を設け、両支持具本体5a,5a の上部間に左右方向に伸延する把持部5cを横架し、両支持具本体5a,5a の上端間の間隔を縮幅させると共に、上端同士を連結し、かつ、上端をフック状に屈曲させて係止部5dを形成している。5eは連結片である。
【００９４】
そして、連結部5b,5b は、ローラ支持アーム60a,60a に連結ブラケット60b,60b を介して連結ピン5f,5f により着脱自在に連結している。
【００９５】
このようにして、本機を旋回又は移動させる際には、播種装置３をハンドル30に吊下げ支持具５を介して上昇跳上げ状態に吊下げ支持することにより、ハンドル30を下げ操作して、走行車輪16,16 を中心にロータリ装置２を上昇させた場合にも、播種装置３を接地させることなく、楽に本機を旋回又は移動させることができる。
【００９６】
この際、播種装置３の荷重を、ハンドル30に一部負担させることになるために、ハンドル30の下げ操作が楽に行なえて、本機の旋回・移動操作をスムーズに行なうことができる。
【００９７】
そして、播種装置３をハンドル30に吊下げ支持具５を介して吊下げ支持する際には、オペレータは、一方の手でハンドル30を把持した状態で、他方の手で吊下げ支持具５の把持部5cを下方より把持すると共に上方へ引上げて、ハンドル30の水平把持部33b に係止部5dを係止することにより、播種装置３を簡単かつ確実に吊下げ状態にすることができる。
【００９８】
また、播種装置３の吊下げ状態を解除する際には、上記とは反対の手順を遡ることにより、播種装置３の吊下げ状態を簡単に解除することができる。
【００９９】
そして、吊下げ支持具５は、不使用時には、図１に一点鎖線で示すように、前方へ傾倒させて、播種装置３に安定状態にて支持させておくことができる。
【０１００】
また、駆動ケース12を形成するミッションケース13及びロータリケース14は、図１６及び図１７に示すように、ミッションケース13にベアリングやオイルシール等の軸支持部材13b,13b を介して回動自在に支持させた左右一対の車軸15,15 と、両車軸15,15 の内側端部間に介設した差動装置90と、同差動装置90にスプロケット91,92 及びチェーン93を介して連動し、かつ、ギア94をもつ走行側中間軸95と、変速レバー47の操作に連動して軸方向に変位し、かつ、この軸方向変位に追従して軸方向に変位する動力伝達ギア96をもつ第１シフタ軸97と、変速レバー47の操作に連動して軸方向に変位するシフトフォーク98をもつ第２シフタ軸99と、シフトフォーク98で軸方向に変位するギア100 をスプライン部101 を介して支持するエンジン11からの入力軸102 と、走行側動力を伝達する固定ギア103,104 及びロータリ側動力を伝達する空転ギア105 をもつ中間軸106 と、ギア107 をもつロータリ側中間軸108 と、これにスプロケット109,110 及びチェーン111 を介して連動するロータリ軸17を具備している。
【０１０１】
そして、図１２に示すように、変速レバー47は、前記変速ガイド体34の変速ガイド溝34d に沿ってシフト操作可能としている。
【０１０２】
第１シフト軸97が中立位置Ｎの位置にあるとき、第２シフタ軸99を、中立位置Ｎ、ロータリ軸17を回さないロータリ切の前進低速位置F1、ロータリ軸17を回すロータリ作業位置Ｐの各位置に選択的に移動させるようにしている。
【０１０３】
また、第２シフタ軸99が中立位置Ｎの位置にあるとき、第１シフタ軸97を、中立位置Ｎ、ロータリ軸17を回さないロータリ切の後進位置Ｒ、ロータリ軸17を回さない前進高速位置F2の各位置に選択的に移動させるようにしている。
【０１０４】
各シフタ軸97,99 には、図１６及び図１７に示すように、各シフト段に対応する位置決め溝97a,99a を設けており、図示しないコイルスプリングで付設するボール112,113 をそれぞれ係合させるようにしている。114,115 はそれぞれ規制ボールである。
【０１０５】
第１シフタ軸97に支持する動力伝達ギア96は、第１シフタ軸97の軸方向変位に追従して軸方向に変位し、変位位置に応じて出力側に取出す動力の伝達経路を変更する動力伝達ギアを構成するものである。
【０１０６】
差動装置90は、図１７に示すように、左右一対の車軸15,15 の内側端部とスプロケット91との間に、スプロケット91と一体化した円柱状の一次側伝達部材120 と、この左右の端面に臨む円板形の左右一対の二次側伝達部材121,121 と、これら一次側伝達部材120 と二次側伝達部材121,121 との間に設けられる移動体122,122 と、左右に対向する移動体122,122 間に介在させたコイルスプリング123 とを備えている。
【０１０７】
この移動体122 は、一次側伝達部材120 と二次側伝達部材121 との間を互いに係合させる係合位置と、この係合を解除させる解除位置とに移動可能とした鋼球製のボールからなり、二次側伝達部材121 に作用する負荷が所定以上になったときに、この移動体122 は係合位置から係合解除位置に待避して、動力の伝達が断たれるようにしている。
【０１０８】
このようにして、本機の直進走行時には、一次側伝達部材120 と左右の二次側伝達部材121,121 とが移動体122,122 により係合され、その直進性が保たれる。
【０１０９】
一方、本機を旋回させる場合には、荷重が作用する側の走行車輪16に、回転を拘束しようとする大きな荷重負荷が作用するから、この大きな負荷が作用する側の二次側伝達部材121 と一次側伝達部材120 との間でひねりが生じ、移動体122 が離脱して、一次側伝達部材120 と二次側伝達部材121 との係合が外れて、その大きな荷重負荷が作用した方の車軸15への動力伝達が断たれて、円滑な旋回が行なえる。
【０１１０】
また、差動装置90にはロック機構125 を設けており、同ロック機構125 は、前記各移動体122 が係合位置に位置されて、一次及び二次側伝達部材120,121,121 が互いに係合されたとき、その係合状態を保持して左右車軸15,15 の相対回転を規制する規制手段126 と、この規制手段126 を操作する操作手段127 とを備えている。
【０１１１】
このようにして、操作手段127 を操作して、規制手段126 により左右側車軸15,15 の相対回転を規制することにより、たとえ左右側車軸15,15 にかかるトルク差が変動した場合でも、オペレータが意図しない一次及び二次側伝達部材120,121,121 間のロック及びロック解除が頻繁に行われることがなくなって、本機の安定した直進走行性を確保でき、しかも、本機の畝越えも確実に行なうことができる。
【０１１２】
上記のような構成において、ミッションケース13の下部内面には、差動装置90の下側周面を支持するための左右一対の支持部13c,13c を突設している。
【０１１３】
このようにして、車軸15,15 に負荷が作用した場合には、同車軸15,15 を軸支持部材13b,13b と差動装置90を介した支持部13c,13c とにより支持することができて、車軸15,15 の傾斜を防止することができ、その結果、ベアリングやオイルシール等の軸支持部材13b,13b の破損を防止することができて、同軸支持部材13b,13b のメンテナンス等を行なう頻度を削減することができる。
【０１１４】
また、支持部13c,13c には、それぞれ差動装置90の左右方向への横ずれを規制するための横ずれ規制部13d,13d を突設している。
【０１１５】
このようにして、横ずれ規制部13d,13d により差動装置90の左右方向への横ずれを確実に規制することができて、同差動装置90の差動機構を良好に確保することができるようにしている。
【０１１６】
図１８〜図２０は、第２実施例としての昇降調節連動機構55を示しており、同昇降調節連動機構55は、上下方向に伸延させて形成した係止体130 の下端を、車輪支持アーム51の基部に左右一対の連結ブラケット131,131 を介して連結部材としての連結ピン132 により連結し、同係止体130 の後端縁に上下伸延方向に間隔を開けて複数の係止用凹部133 を形成して、いずれか一つの係止用凹部133 を、ロータリフレーム21を形成する左右一対の板体21a,21a 間に横架した係止部材としての係止ピン134 に係止可能とし、同係止体130 の上端部は、ロータリカバー22の中央部に開口した係止体突出口135 より上方へ突出させ、同係止体130 の上端に操作用把持体136 を設けている。
【０１１７】
そして、連結ピン132 は、左右一対の連結ブラケット131,131 にそれぞれ形成したピン挿通孔138,138 中に、軸線を左右方向に向けて挿通し、同連結ピン132 の頭部132aと先端部132bとをそれぞれ左右一対の板体21a,21a の内面に当接させて、前側昇降車輪50の昇降調節時には、連結ピン132 が、左右一対の板体21a,21a 間を摺動移動するようにしている。
【０１１８】
このように、連結ピン132 をロータリフレーム21の左右側板体21a,21a 間にコンパクトに収容することにより、組立・構造簡易にして、連結ピン132 の外れを確実に防止することができる。
【０１１９】
また、連結ピン132 の周面にはトルクスプリング137 を巻回して、同トルクスプリング137 の一端137aを係止体130 に係止する一方、他端137bを車輪支持アーム51に係止して、同トルクスプリング137 により係止体130 を、図１８において、時計方向に回動付勢して、係止用凹部133 を係止ピン134 に係止状態に保持することができるようにしている。
【０１２０】
従って、前側昇降車輪50の昇降調節作業を行なう際には、操作用把持体136 を把持して、係止体130 を、トルクスプリング137 の回動付勢力に抗して回動操作することにより、係止用凹部133 を係止ピン134 より係止解除し、続いて、同係止体130 を上下方向にスライド位置調節した後、適合する係止用凹部133 を係止ピン134 に対面させると、トルクスプリング137 の回動付勢力により簡単かつ確実に係止用凹部133 が係止ピン134 に係止されるために、かかる昇降調節作業を片手で楽に行なうことができる。
【０１２１】
図２１〜図２３は、第２実施例としての吊下げ支持具５を示しており、同吊下げ支持具５は、左右一対の連結部5b,5b と、両連結部5b,5b の間隔を調節するための拡縮調節部5g,5g と、両拡縮調節部5g,5g より上方へ立上げて形成した支持具本体5aと、同支持具本体5aの上端にＴ字状に交差させて設けた把持部5cと、同把持部5cの両端にそれぞれ設けたフック状の係止部5d,5d とから形成している。
【０１２２】
そして、連結部5bは、上下方向伸延片5jと左右方向伸延片5kとから逆Ｌ字状に形成している。
【０１２３】
また、拡縮調節部5gは、連結部5bの左右方向伸延片5kを挿通する筒状体5mと、同筒状体5mに取付けて左右方向伸延片5kを締付け固定する締付け固定ネジ5nとを具備している。
【０１２４】
しかも、左右側の拡縮調節部5g,5g の筒状体5m,5m は、内側端部同士を前後重合状態に連設して、支持具本体5aの下端に取付けている。
【０１２５】
このようにして、締付け固定ネジ5nを操作して、各連結部5b,5b の左右方向伸延片5k,5k を適宜位置調節することにより、上下方向伸延片5j,5j の左右間隔を任意に調節することができる。
【０１２６】
ここで、図２１〜図２３に示すように、作業機側ヒッチ66には左右方向に伸延する取付フレーム140 を連結しており、同取付フレーム140 に左右一対の播種装置３，３を条間隔に応じて取付け位置調節自在に取付けている。
【０１２７】
そして、上記した吊下げ支持具５は、上記した播種装置３，３のように、左右方向の間隔が任意に調節される各種副作業装置でも、拡縮調節部5g,5g により左右一対の連結部5b,5b の間隔を拡縮調節することにより、バランス良く吊下げ支持することができるようにしている。
【０１２８】
従って、この場合にも、本機の旋回・移動操作を円滑かつ確実に行なうことができる。
【０１２９】
図２４は、第２実施例としての本体側ヒッチ73を示しており、同本体側ヒッチ73は、基本的構造を前記した第１実施例としての本体側ヒッチ73と同様に構成しているが、左側の連結用フック82の前側上部に突設した上側スプリング係止ピン145 と、本体側ヒッチ73の左側壁73b の下端後側部に突設した下側スプリング係止ピン146 との間に、コイルスプリング147 を介設している。
【０１３０】
しかも、コイルスプリング147 は、連結用フック82の連結支軸81を支点越えして、連結用フック82を連結姿勢と連結解除姿勢とにそれぞれ姿勢保持することができるようにしている。148 はストッパーピンである。
【０１３１】
従って、各種副作業装置を連結する際には、あらかじめ連結用フック82を連結解除姿勢に保持させておき、連結後に、連結用フック82を連結姿勢に保持させることができて、連結作業は、両手で各種副作業装置をかかえて行なうことができるために、連結作業性と安全性とを良好に確保することができる。
【０１３２】
また、各種副作業装置の連結解除作業も、上記とは反対の手順で行なうことができ、両手で各種副作業装置をかかえて行なうことができる。
【０１３３】
図２５及び図２６は、第３実施例としての本体側ヒッチ73を示しており、同本体側ヒッチ73は、左右側壁73b,73b の上端に上方へ開口する上側係止用凹部150 を形成すると共に、左右側壁73b,73b の後端下部に後方へ開口する下側係止用凹部151 を形成して、左右側壁73b,73b にそれぞれ連結用フック82,82 を枢支ピン160,160 を介して取付けている。
【０１３４】
また、上記した本体側ヒッチ73に連結する作業機側ヒッチ66は、図２５及び図２６に示すように、上下方向に伸延する支柱152 の上端部と中途部に、それぞれ左右方向に伸延する係止用ロッド153,154 をそれぞれ交差状に貫通させて取付け、各係止用ロッド153,154 の左右側端部に鍔状の側壁受体155,155,156,156 を取付け、支柱152 の下部に各種副作業装置連結枠体157 を取付けている。
【０１３５】
このようにして、あらかじめ左右側の連結用フック82,82 を回動させて連結解除姿勢にしておくことにより、上・下側係止用凹部150,151 を開放状態にして、まず、上側係止用凹部150 に作業機側ヒッチ66の上側係止用ロッド153 を横架状に係止させ、同上側係止用ロッド153 を回動支軸にして、作業機側ヒッチ66を前方へ回動させることにより、下側係止用凹部151 に下側係止用ロッド154 を楽に係止させることができ、続いて、連結用フック82を回動させて下側係止用ロッド154 の左側端部に係止して、同連結用フック82を連結姿勢にすることにより、簡単に連結作業を行なうことができる。
【０１３６】
この際、各種副作業機を両手でかかえて連結作業を行なうことができるために、連結作業性と安全性とを良好に確保することができる。
【０１３７】
また、各種副作業装置の連結解除作業も、上記とは反対の手順を遡ることにより、簡単に行なうことができる。
【０１３８】
図２７及び図２８は、第２実施例としての昇降機構４を示しており、同昇降機構４は、前記した第１実施例としての昇降機構４と基本的構成を同じくしているが、本体側ヒッチ73と作業機側ヒッチ66とを一体的に構成している点において異なる。
【０１３９】
すなわち、昇降機構４は、本体側ヒッチ73の後部に連結用筒体66e を取付けて構成している。73e は連結孔、77' はスプリング連結ピン、165 は固定ボルトである。
【０１４０】
このようにして、昇降機構４と各種作業装置との連結が容易に行なえるようにしている。
【０１４１】
【効果】
本発明によれば、次のような効果が得られる。
【０１４２】
本発明では、吊下げ支持具は、各種副作業装置に連結するための左右一対の連結部と、両連結部より上方へ立上げて形成した把持部と、同把持部より突出させて形成した係止部とを具備しているために、各種副作業装置をハンドルに吊下げ支持具を介して吊下げ支持する際には、オペレータは、一方の手でハンドルを把持した状態で、他方の手で吊下げ支持具の把持部を把持すると共に上方へ引上げて、ハンドルに係止部を係止することにより、簡単に各種副作業装置を吊下げ状態にすることができる。
【０１４３】
また、各種副作業装置の吊下げ状態を解除する際には、上記とは反対の手順を遡ることにより、簡単に各種副作業装置の吊下げ状態を解除することができる。
【０１４４】
しかも、本発明では、吊下げ支持具の連結部と把持部との間に、左右一対の連結部の間隔を調節するための拡縮調節部を介設しているために、各種副作業装置の作業部が、複数条の畝間隔に適応させて左右幅調節が可能となっている場合にも、吊下げ支持具の拡縮調節部により左右一対の連結部の間隔を拡縮調節することにより、各種副作業装置をバランス良く吊下げ支持することができる。
【０１４５】
従って、機体の旋回・移動操作を円滑かつ確実に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る歩行型農作業機の側面図。
【図２】同歩行型農作業機の平面図。
【図３】農作業機本体の側面説明図。
【図４】同農作業機本体の平面説明図。
【図５】ロータリカバーの一部断面図。
【図６】図３のI-I 線断面図。
【図７】ハンドル基部体の断面平面図。
【図８】同ハンドル基部体の端面正面図。
【図９】把持部形成体の平面説明図。
【図１０】同把持部形成体の側面説明図。
【図１１】変速ガイド溝の平面説明図。
【図１２】昇降機構の左側面説明図。
【図１３】本体側ヒッチの右側面説明図。
【図１４】同本体側ヒッチの背面図。
【図１５】吊下げ支持具の背面図。
【図１６】駆動ケースの側面説明図。
【図１７】同駆動ケースの断面説明図。
【図１８】第２実施例としての昇降調節連動機構の側面説明図。
【図１９】同昇降調節連動機構の平面図。
【図２０】連結ピンの取付説明図。
【図２１】第２実施例としての吊下げ支持具を具備する歩行型農作業機の側面図。
【図２２】同歩行型農作業機の平面図。
【図２３】同吊下げ支持具の背面図。
【図２４】第２実施例としての本体側ヒッチの側面図。
【図２５】第３実施例としての本体側ヒッチの側面図。
【図２６】図２５のII-II 線断面図。
【図２７】第２実施例としての昇降機構の側面図。
【図２８】同昇降機構の平面図。
【符号の説明】
Ａ 歩行型農作業機
１ 農作業機本体
２ ロータリ装置
３ 播種装置
４ 昇降機構
５ 吊下げ支持具[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a walking agricultural machine.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a form of walking type farm work machine, a rotary device is provided on the front side of the aircraft centering on a pair of left and right traveling wheels, and various sub work devices can be detachably attached to the rear side of the aircraft. There is something.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described walking type agricultural work machine, when the machine body is turned or moved with the various sub work apparatuses attached, the handle formed by extending the machine rearward and upward is lowered to run the rotary apparatus. There is a need to raise the wheel as a fulcrum, but at this time, there is a problem that various sub-working devices are grounded and the body cannot be turned or moved.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
Therefore, in the present invention, with a walking type agricultural work machine in which a rotary device is provided on the front side of the aircraft centering on a pair of left and right traveling wheels, and various auxiliary work devices can be detachably attached to the rear side of the aircraft. There is an elevating mechanism at the rear of the fuselage, Vice The work device can be moved up and down and detachable, the lower part of the suspension support is connected to the various sub work devices, and the locking part formed on the upper part of the suspension support is extended rearward and upward from the machine body. In a walk-type farm work machine that is locked to the formed handle and can suspend and support various sub work devices in the lifted state , The suspension support includes a pair of left and right connecting parts for connecting to various sub work devices, a grip part formed by raising upward from both connection parts, and a locking part formed by projecting from the grip part. Equipped with And above It is an object of the present invention to provide a walking type agricultural working machine characterized in that an expansion / contraction adjustment unit for adjusting a distance between a pair of left and right connection units is interposed between a connection unit and a gripping unit.
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below.
[0007]
That is, the walk-type farm work machine according to the present invention has, as a basic structure, an engine provided in the machine body, a transmission case coupled to the engine, and a pair of left and right axles rotated to the transmission case via a shaft support member. Supporting freely, attaching traveling wheels to the outer ends of both axles, arranging a rotary device just before both traveling wheels, and providing a front lifting wheel just before the rotary device, immediately after the rotary device Various sub-working devices are detachably attached to the side, and a handle is provided above the various sub-working devices so as to extend rearward and upward from the machine body.
[0008]
Thus, by arranging the rotary device in front of the traveling wheel, the safety of the operator walking behind the airframe while operating the handle is ensured.
[0009]
And this walk type farm work machine has the following structures as a characteristic structure.
[0010]
(1) A lifting mechanism is provided at the rear of the machine body. Vice The work device can be moved up and down and detachable, the lower part of the suspension support is connected to the various sub work devices, and the locking part formed on the upper part of the suspension support is extended rearward and upward from the machine body. By engaging with the formed handle, it is possible to suspend and support various sub work devices in the lifted-up state.
[0011]
In this way, when turning or moving the machine body, the various working devices are suspended and supported by the handle in a lifted state via the suspension support tool, thereby lowering the handle and moving the traveling wheel. Even when the rotary device is raised at the center, the airframe can be easily turned or moved without grounding the various sub-work devices.
[0012]
At this time, since the loads of the various sub-work devices are partially borne by the handle, the handle can be easily lowered and the aircraft can be smoothly turned and moved.
[0013]
(2) The suspension support includes a pair of left and right connecting parts for connecting to various sub work devices, a gripping part formed by raising upward from both connecting parts, and a hook formed by projecting from the gripping part. And a stop portion.
[0014]
In this way, when the various sub-work devices are suspended and supported on the handle via the suspension support, the operator holds the handle with one hand and the suspension support with the other hand. By holding the gripping portion and pulling it upward, the locking portion is locked to the handle, whereby the various sub work devices can be easily suspended.
[0015]
Further, when releasing the suspended state of the various sub work devices, the suspended state of the various sub work devices can be easily released by going back to the procedure opposite to the above.
[0016]
(3) An expansion / contraction adjustment unit for adjusting the distance between the pair of left and right connection portions is interposed between the connection portion and the grip portion of the suspension support tool.
[0017]
In this way, even when the working parts of the various sub-working devices can be adjusted to the left and right widths by adapting to a plurality of ridge intervals, the pair of right and left connecting parts is provided by the expansion / contraction adjusting part of the suspension support. By adjusting the distance between the two sub-working devices, it is possible to suspend and support various sub-working devices in a balanced manner.
[0018]
Accordingly, the turning and moving operation of the airframe can be performed smoothly and reliably.
[0019]
(4) The handle is formed in a loop shape by a pair of left and right handle bodies extending toward the rear and upward from the machine body, and a grip portion forming body interposed between the rear ends of both handle bodies. In addition, an inclined gripping portion inclined with respect to the front-rear direction is provided.
[0020]
In this way, the operator can easily grip the inclined gripping portion and perform the handle operation as necessary. At this time, the inclined gripping portion is inclined with respect to the front-rear direction, and the operator is unnatural. Even if you do not grip the wrist to return it, you can grip the inclined gripping part naturally and firmly, and reduce the fatigue of the hand of the gripping operator. .
[0021]
Therefore, the steering operation can be performed reliably, and the work efficiency can be improved.
[0022]
(5) Inclined gripping portions are respectively provided at the left and right end portions of the gripping portion forming body.
[0023]
In this way, the operator can easily grip the tilt gripping part and reliably perform the handle operation regardless of whether the operator stands on the left or right side of the machine body.
[0024]
Moreover, since the gripping part forming body can form the inclined gripping part at the left and right side end parts and the gripping part therebetween in a straight shape, the gripping part forming body is generally rounded in an arc shape. Compared with the case where it forms, it is easy to process and can be manufactured at low cost.
[0025]
(6) A horizontal gripping portion is formed between the left and right inclined gripping portions.
[0026]
In this way, since the grip portion forming body can be formed by the straight left and right side end inclined grip portions and the straight horizontal grip portion formed therebetween, the grip portion forming body is Compared with the case of forming a rounded arc shape as a whole, it is easy to process and can be manufactured at low cost.
[0027]
(7) In the vicinity of the handle, an elevating adjustment lever for adjusting elevating the front elevating wheel is disposed, and an elevating adjustment interlocking mechanism is interposed between the elevating adjustment lever and the front elevating wheel to adjust the elevating movement. The lever can be used to adjust the support height of the front lifting wheel relative to the fuselage.
[0028]
In this way, the operator can easily operate the lifting adjustment lever at the handle operating position, and the operability of the front lifting wheel can be improved.
[0029]
(8) The lifting adjustment interlocking mechanism connects the front end of the connecting rod extending in the front-rear direction to the front lifting wheel, connects the rear end to the lifting control lever, and provides the locking piece on the connecting rod. A plurality of elevating positioning groove portions are provided in the vicinity of each other, and a locking piece can be selectively locked to any one elevating positioning groove portion by an elevating adjustment lever.
[0030]
In this way, by operating the elevating adjustment lever to engage the locking piece with the desired elevating positioning groove, the elevating position of the front elevating wheel can be adjusted smoothly and reliably.
[0031]
(9) In the transmission case, a differential gear is linked to the inner ends of the pair of left and right axles, and a support portion for supporting the differential gear is provided on the inner surface of the mission case.
[0032]
In this way, when a load is applied to the axle, the axle can be supported by the shaft support member and the support portion via the differential, and the axle can be prevented from tilting. As a result, the shaft support member can be prevented from being damaged, and the frequency of performing maintenance and the like on the coaxial support member can be reduced.
[0033]
(10) The support portion is provided with a lateral displacement regulating portion for regulating lateral displacement of the differential device in the left-right direction.
[0034]
In this way, the lateral displacement of the differential device in the left-right direction can be reliably regulated by the lateral displacement regulating portion, and the differential function of the differential device can be ensured satisfactorily.
[0035]
【Example】
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0036]
1 and FIG. 2 is a walking type agricultural working machine according to the present invention, and the walking type agricultural working machine A is provided with various subordinates behind the agricultural machine main body 1 having a rotary device 2 as a main working device. A seeding device 3 as a working device is connected to a lifting and lowering mechanism via a lifting mechanism 4 so that the seeding device 3 can be moved up and down, and the seeding device 3 is suspended from a handle 30 provided on the agricultural machine main body 1 as shown in FIG. It can be suspended and supported at the lifted position via the lowering support 5.
[0037]
As shown in FIGS. 1 and 2, the agricultural machine body 1 has an engine 11 mounted on a machine body 10 and a drive case 12 connected to the lower part of the machine body 10. A transmission case 13 extending toward the front and a rotary case 14 extending from the upper part of the transmission case 13 toward the front and lower are integrally formed, and a pair of left and right axles 15 and 15 are provided at the lower part of the transmission case 13. A pair of left and right traveling wheels 16 and 16 are attached, and a rotary shaft 17 is provided in the lower portion of the rotary case 14 so as to penetrate in the left-right direction. A plurality of rotary claws 18 are attached to the rotary shaft 17 to form the rotary device 2. ing. 19 is a fuel tank.
[0038]
The transmission case 6 is linked to the engine 11 via the transmission case 6.
[0039]
As shown in FIGS. 3 and 4, the airframe 10 is formed of an engine frame 20 that supports the engine 11 and a rotary frame 21. The rotary frame 21 is a pair of left and right plates that are substantially semicircular. The body 21a, 21a is arranged so as to face the rotary case 14 from the left and right sides, and a semicircular arc-shaped rotary cover 22 that curves upwardly on the upper end edge of both plates 21a, 21a. The side covers 23 and 23 are suspended from the left and right edges of the rotary cover 22, respectively.
[0040]
As shown in FIGS. 2, 4, and 5, a drain guide groove 24 is formed in a substantially central portion of the rotary cover 22, and the drain guide groove 24 is substantially centered from the front end of the rotary cover 22. And a pair of left and right vertical ribs 24a, 24a extending in the front-rear direction and a horizontal rib 24b connecting the rear ends of the vertical ribs 24a, 24a. Reference numeral 28 denotes a handle. By gripping the handle 28, the rotary device 2 can be easily lifted and maintenance can be performed.
[0041]
In this manner, the drain discharged from the drain discharge portion 25 (see FIG. 1) formed in the lower front side of the engine 11 is guided to the drain guide groove 24 and is allowed to flow down from the front end of the drain guide groove 24. The container can be received securely.
[0042]
Further, as shown in FIGS. 1 and 3, a resistance rod 26 is attached to the rotary case 14 via a mounting bracket 27, and the resistance rod 26 is located immediately after the rotary shaft 17. The tip 26a of the resistance bar 26 is positioned in the vicinity of the tip rotation trajectory of the rotary claw 18.
[0043]
In addition, as shown in FIG. 6, the resistance rod 26 is formed in a V-shaped cross section, and the top portion 26b is positioned forward. 26c is a reinforcing plate.
[0044]
In this way, the residual tillage formed immediately below the rotary case 14 by the resistance rod 26 is processed, and dashing of the machine is prevented.
[0045]
At this time, since the resistance bar 26 protrudes rearward and downward from the rotary case 14 and the top portion 26b is directed forward, the cultivated soil scraped by the resistance bar 26 smoothly flows rearward, thereby improving efficiency. The remaining tillage treatment is done well.
[0046]
Further, as shown in FIGS. 1 and 2, the agricultural machine main body 1 is provided with a handle 30, and the handle 30 is extended from the upper left and right side walls of the mission case 13 toward the rear upper side. Handle base bodies 31, 31 and a pair of left and right handle bodies 32, 32 that are connected to the rear ends of the handle base bodies 31, 31 and extended rearward and upward. It is formed in a loop shape from a grip part forming body 33 integrally formed in a horizontal manner between the ends.
[0047]
As shown in FIGS. 7 and 8, the handle base body 31 is formed in a pipe shape, and the front end portion 31a is crushed to form a U-shaped cross section that opens outward, and a bolt is attached to the front end portion 31a. Insertion holes 31b and 31b are formed.
[0048]
In this way, the rigidity of the handle base 31 is increased, the mounting strength of the handle 30 is increased, and vibration is prevented.
[0049]
Moreover, the front end portion 31a can have a function of preventing the rotation of the hex nut by matching the U-shaped width with the width of the two opposing surfaces of the hex nut.
[0050]
As shown in FIGS. 3 and 4, the handle base bodies 31, 31 are provided with mounting boss portions 13 a, 13 a projecting from upper left and right side walls of the transmission case 13 and left and right side wall portions 34 a of the transmission guide body 34 described later. , 34a between the mounting bolts 36, 35a and 35a at either one of the left and right ends of the two mounting pipes 35, 35 ', which extend horizontally through a concentric circle centered on the mounting boss 13a, 13a. It is attached by 36.
[0051]
In this way, when the handle base bodies 31, 31 are attached to the left and right ends of the attachment pipe 35, the ground clearance of the gripping portion forming body 33 can be set high, and the attachment pipe 35 ' When attached to the left and right end, the ground height of the gripping part forming body 33 can be set low, and the vertical position can be adjusted appropriately in two stages.
[0052]
Further, as shown in FIG. 7, the inner diameter of the handle base 31 is formed larger than the outer diameter of the handle main body 32, and the front end 32a of the handle main body 32 is inserted into the rear end 31c of the handle base 31. Connected.
[0053]
In this way, the rigidity of the handle 30 is increased and the occurrence of vibration is prevented.
[0054]
As shown in FIGS. 9 and 10, the gripping portion forming body 33 extends from the rear ends of the handle bodies 32, 32 toward the inner rear side, and is inclined with respect to the front-rear direction. 33a is formed, and a horizontal gripping portion 33b substantially orthogonal to the front-rear direction is formed between the inner ends of the inclined gripping portions 33a and 33a.
[0055]
In this way, the operator can easily grip the one of the inclined gripping portions 33a and 33a and perform the handle operation reliably while standing on either the left or right side of the machine. The gripping portion 33a is inclined with respect to the front-rear direction, and the operator can grip the inclined gripping portion 33a naturally and firmly without gripping the wrist unnaturally. Fatigue of the hand of the operator who is gripping can also be reduced.
[0056]
Therefore, the steering wheel operation can be performed reliably, and the work efficiency can be improved.
[0057]
In addition, since the gripping part forming body 33 can form the inclined gripping parts 33a, 33a at the left and right end parts and the horizontal gripping part 33b between them in a straight shape, the gripping part forming body 33 is formed as a whole. Compared to the case of forming a rounded arc shape, it is easy to process and can be manufactured at low cost.
[0058]
Further, as shown in FIGS. 9 and 10, a clutch lever 40 is horizontally mounted between the handle bodies 32, 32 of the handle 30 configured as described above via a pivot piece 41, 41. A clutch operating wire 42 is interposed between the clutch lever 40 and a clutch mechanism (not shown) provided in the transmission case 20, and the clutch lever 40 is raised (counterclockwise in FIG. 10). The clutch lever 40 is in a power disconnected state when the clutch lever 40 is in a standing state, and the clutch mechanism is in a power connected state when the clutch lever 40 is in a lying state. .
[0059]
Then, as shown in FIG. 9, the clutch lever 40 is extended to the left and right side mounting bases 40a, 40a and the mounting bases 40a, 40a so as to incline inwardly. Inclined operating portions 40b, 40b formed to overlap with the left and right inclined gripping portions 33a, 33a, and a horizontal central operating portion 40c formed between the inclined operating portions 40b, 40b and bent in a convex shape forward. The left and right side connection portions 40d and 40d are formed between the central operation portion 40c and the left and right side tilt operation portions 40b and 40b. It is formed so as to be inclined.
[0060]
In this way, the left and right side mounting bases 40a, 40a, the left and right side tilt operation parts 40b, 40b, and the left and right side connection parts 40d, 40d form the left and right gripping spaces S1, S1 that are convex backward, and The side connection portions 40d and 40d and the central operation portion 40c form a central gripping space S2 that is convex forward, and these gripping spaces S1, S1, and S2 are left and right side connection portions 40d and 40d arranged in an eight-letter shape. As a result, a space as large as possible can be secured, and the respective operating portions 40b, 40b, 40c can be easily grasped.
[0061]
At this time, when the clutch lever 40 is laid down, the left and right side tilt operation parts 40b and 40b overlap vertically with the left and right side tilt gripping parts 33a and 33a of the handle 30, and each operation part 40b and 40b and each The grip portions 33a and 33a can be easily gripped together, and the walking operation can be performed while the clutch mechanism is kept in the power connection state.
[0062]
When the clutch lever 40 is released, the clutch lever 40 is restored to the standing state by the rotational biasing force, and the clutch mechanism is held in the power disconnected state.
[0063]
In addition, while holding the handle 30 with one hand and holding the central operating portion 40c of the clutch lever 40 with the other hand, the central operating portion 40c is slightly tilted to operate the clutch mechanism in a half-clutch state. In this case, since the central operation unit 40c is arranged in front of the left and right side tilt operation units 40b and 40b to secure a large central gripping space S2, the central operation unit 40c Even if the other hand holding the handle 30 is brought close to the one hand holding, both hands do not come into contact with each other, and the half-clutch and clutch-containing repeated operations are surely performed. And the clutch operability can be improved.
[0064]
It should be noted that the repetitive operation with the half-clutch and the clutch can be appropriately performed when the body is moved, at the beginning of work, and when turning.
[0065]
Here, since the conventional clutch lever 40 is formed so as to overlap vertically with the gripping portion forming body 33 of the handle 30 in the lying state, the clutch clutch 40 is used when the half-clutch and the clutch-containing repeated operation are performed. There has been a problem that the hands holding the lever 40 and the gripping part forming body 33 are in contact with each other and are difficult to operate. However, such a problem can be solved by configuring as described above.
[0066]
Further, as shown in FIGS. 3 and 4, a transmission guide body 34 is attached to the upper portion of the transmission case 13, and the transmission guide body 34 includes left and right side wall portions 34a and 34a and both left and right side wall portions 34a and 34a. As shown in FIG. 11, the ceiling wall portion 34b is installed between the upper end of the upper portion 34a and the rear wall portion 34c is installed between the rear ends of the left and right side wall portions 34a and 34a. In addition, a shift guide groove 34d is formed.
[0067]
As shown in FIG. 3, the left and right side wall portions 34a, 34a are attached to the upper edge portions of the left and right side walls of the mission case 13 by two mounting bolts 45, 45, respectively. The upper part of 34a is attached to the left and right handle base bodies 31 and 31 whose base ends are fixed to the transmission case 13 with the attachment bolts 36 via the attachment pipes 35 as described above.
[0068]
In this way, the left and right side wall portions 34a, 34a of the transmission guide body 34 are supported at three points via the mounting bolts 45, 45, 36 on the left and right side walls of the transmission case 13 and the left and right side handle base bodies 31, respectively. It is firmly installed.
[0069]
Further, as shown in FIG. 11, a lower part of a shift lever 47 whose base end is interlocked and connected to first and second shifter shafts 97 and 99 in a transmission case 13 described later is inserted into the shift guide groove 34d. The speed change lever 47 can be shifted along the speed change guide groove 34d. F1 is a forward low speed position, F2 is a forward high speed position, R is a reverse drive position, P is a rotary work position, and N is a neutral position.
[0070]
As shown in FIGS. 1 to 4, a front lifting wheel 50 is attached to the agricultural machine body 1. The front lifting wheel 50 is attached to the tip of a wheel support arm 51, and is connected to the base end of the wheel support arm 51. The attached boss 51a is pivotally supported at the center of a pair of left and right plates 21a, 21a forming the rotary frame 21 via a pivot 52 so that the boss 51a can be pivoted upward and downward from the boss 51a. In the meantime, a lift adjustment lever 54 is disposed in the vicinity of the handle 30, and a lift adjustment interlocking mechanism 55 is interposed between the lift adjustment lever 54 and the rotating arm 53.
[0071]
Then, the lifting adjustment interlocking mechanism 55 connects the front end of the connecting rod 56 extending in the front-rear direction to the upper end of the rotating arm 53 via a connecting pin 57, and the rear portion 56a of the connecting rod 56 in the speed change guide body 34. And is bent to the left and protrudes outward through an insertion hole 58 formed in the central portion of the left wall 34a of the speed change guide body 34, and the base end of the lifting adjustment lever 54 is integrated with the protruding end. A lift positioning body 59 is attached to the lower edge of the insertion hole 58, and a plurality of lift positioning grooves 59a, 59b, 59c are formed on the lift positioning body 59, A locking piece 56b connected to the rear portion 56a of the connecting rod 56 can be locked to the two lifting positioning grooves 59a, 59b, 59c.
[0072]
In this way, by operating the lifting adjustment lever 54 to lock the locking piece 60 in any of the lifting positioning grooves 59a, 59b, 59c, the connecting rod 56 → the turning arm 53 → the wheel support arm 51 Thus, the support height of the front elevating wheel 50 with respect to the airframe 10 can be adjusted smoothly and reliably.
[0073]
At this time, since the lifting adjustment lever 54 is disposed in the vicinity of the handle 30, it can be operated easily with the other hand while holding the handle 30 with one hand, and the operability of the front lifting wheel 50 is improved. Can be improved.
[0074]
As shown in FIGS. 1 and 2, the seeding device 3 is provided with a seeding hopper 61, a seeding feeding part 62 and a chute 63 at the center of the support machine frame 60, and a groover 64 is attached to the lower end of the chute 63. A culture plate 65 is suspended from the support machine frame 60 at a position immediately after the groover 64, and a work machine side hitch 66 is provided at the front end of the support machine frame 60. A pressure-reducing roller 67 is rotatably attached via a roller support shaft 68 between a pair of left and right roller support arms 60a and 60a extending further rearward and downward.
[0075]
In addition, the left end of the roller support shaft 68 is interlocked and connected via the seeding feeding part 62 and the transmission mechanism 69, so that the rotational force of the pressure reducing roller 67 that rotates while pulling the field is transmitted via the transmission mechanism 69. This is transmitted to the part 62 so that the seeding and feeding part 62 can be driven.
[0076]
In this way, the seeds in the sowing hopper 61 are fed to the chute 63 by the sowing feeding unit 62, dropped into the groove formed by the grooving device 64 from the chute 63, and cultivated by the cultivating plate 65. The pressure is reduced by the pressure roller 67.
[0077]
As shown in FIGS. 1, 2, and 12, the elevating mechanism 4 includes a link support 70, a pair of left and right upper links 71, 71 and a lower link 72 that pivotally support the base end of the link support 70. The main body side hitch 73 is attached to the tips of the links 71, 71, 72.
[0078]
As shown in FIG. 12, the link support body 70 is formed by projecting backward from the support body front wall 70a attached to the rear wall portion 34c of the speed change guide body 34 and the left and right side edges of the front wall 70a. The left and right side walls 70b, 70b of the support are formed in a U-shape in plan view, and lift guide surfaces 70c, 70c are formed on the rear end surfaces of both support left and right side walls 70b, 70b. In the respective portions, ascending restriction recesses 70d and 70d and descending restriction recesses 70e and 70e are formed.
[0079]
A raised position holding hook 74 is attached to the upper part of the left side wall 70b of the support body, and the raised position holding hook 74 is pivoted by a coil spring 75 so that the fulcrum is moved in the locking direction and the locking release direction. It is fast. 74a is a hook pivot pin, and 75a and 75b are spring locking pieces.
[0080]
Further, long holes 76 and 76 for pin insertion are formed in the middle portions of the left and right side walls 70b and 70b of the support body, and spring connecting pins 77 are slidably inserted into the long holes 76 and 76, respectively. A coil spring 79 is interposed between the connecting pin 77 and a spring connecting piece 78 projecting from the upper end of a main body side hitch 73 described later.
[0081]
The pair of left and right upper links 71, 71 are pivotally supported at the rear of the left and right side walls 70b, 70b of the support body from the inside via the pivot pins 71a, 71a, and outside the middle of each upper link 71, 71. The sliding pins 71b, 71b respectively projecting in the direction are brought into sliding contact with the elevating guide surfaces 70c, 70c, and the tips of the upper links 71, 71 are connected to the upper portions of the left and right side walls 73b, 73b of the body side hitch 73. , 71c.
[0082]
The lower link 72 is pivotally connected and connected via a boss portion 72a to a middle portion of a connecting shaft 80 whose base end is horizontally mounted between the lower portions of the left and right side walls 70b and 70b of the support body, and a tip end of the main body side hitch 73. It is pivotally connected and connected via a boss portion 72b to a midway portion of a connecting support shaft 81 that is installed between the lower portions of the left and right side walls 73b and 73b.
[0083]
As shown in FIGS. 12 to 14, the main body side hitch 73 is formed from a front wall 73a and left and right side walls 73b and 73b formed to protrude rearward from the left and right side edges of the front wall 73a. A spring connecting piece 78 projects from the center of the upper end of the front wall 73a, and a locking pin 85 is horizontally mounted on the upper rear side of the left and right side walls 73b, 73b. Recesses 73c and 73c for connecting pin engagement are formed in the lower part of the rear end of 73b, respectively, and the middle portions of the pair of left and right connecting hooks 82 and 82 are pivotally supported at the left and right ends of the connecting support shaft 81. The lower ends of both connecting hooks 82, 82 are connected by a connecting body 83, and a locking projection piece 82a is projected outwardly from the upper end of the right connection hook 82. A locking recess 82b is formed on the connecting body 83 and the spring locking piece 73d formed on the left side wall 73b, and an end 84a of the torque spring 84 wound around the connecting support shaft 81 is provided. , 84b are respectively locked, and the connecting pin 66c provided in the work machine side hitch 66 engaged between the connecting pin engaging recesses 73c, 73c is locked by the connecting hook 82 to be connected. ing.
[0084]
In addition, a connection release lever support shaft 86 is horizontally mounted at the lower part of the left and right side walls 73b and 73b, and the lower end of the connection release lever 87 is attached to the right end of the connection release lever support shaft 86, so A locking pin 87a protrudes inwardly at the portion, and the front end of the locking pin 87a is locked to the locking recess 82b of the locking protrusion 82a, thereby connecting hooks 82, 82. Can be held at the disengagement position against the biasing force of the torque spring 84. Reference numeral 89 denotes a restriction pin that restricts the backward rotation of the connection release lever 87.
[0085]
In addition, a return protrusion 88 is provided in the middle of the connection release lever support shaft 86 so as to protrude rearward.
[0086]
As shown in FIGS. 12 to 14, the work machine side hitch 66 includes a plate body 66 a that can be fitted between the left and right side walls 73 b and 73 b of the main body side hitch 73, and a hook formed on the upper edge of the plate body 66 a. A locking hook 66b, a connecting pin 66c attached to the lower front surface of the plate body 66a with its axis directed in the left-right direction, an action piece 66d projecting from the lower front surface of the plate body 66a, and an axis line on the rear surface of the plate body 66a And a connecting cylinder 66e attached in the vertical direction. 66f is a connecting hole.
[0087]
The locking hook 66b is locked to the locking pin 85 of the main body side hitch 73, and the connecting pin 66c is engaged with the connecting pin engaging recesses 73c and 73c of the main body side hitch 73.
[0088]
Here, connecting pin guiding inclined surfaces 82c and 82c are formed at the rear ends of the connecting hooks 82 and 82 of the main body side hitch 73, and the connecting pin 66c is attached to the connecting pin guiding inclined surfaces 82c and 82c. When the work machine side hitch 66 is rotated downward about the locking pin 85 while being pressed, the coupling hooks 82 and 82 are rotated in the coupling release direction against the rotational biasing force of the torque spring 84. When the connecting pin 66c is engaged with the connecting pin engaging recesses 73c and 73c, the connecting hooks 82 and 82 are rotated to the connecting side by the rotational biasing force of the torque spring 84, and as a result, the connecting pin 66c is connected. It is trying to become.
[0089]
Further, when releasing the connection, the connection release lever 87 is rotated clockwise in FIG. 13 so that the tip of the locking pin 87a is engaged with the locking recess 82b of the locking protrusion 82a. By stopping, the coupling hooks 82 and 82 can be held at the coupling release position against the rotational biasing force of the torque spring 84.
[0090]
In this state, when the work implement side hitch 66 is removed from the main body side hitch 73, the action piece 66d protruding from the lower front side of the plate body 66a hits the return protrusion 88, and the return protrusion 88 is shown in FIG. 13 is rotated counterclockwise, and the connection release lever 87 connected to the return projection 88 via the connection release lever support shaft 86 is rotated counterclockwise to obtain the locking pin 87a. The tip of the lock is released from the locking recess 82b.
[0091]
As a result, the connecting hooks 82 and 82 are automatically returned to the original connecting posture by the turning biasing force of the torque spring 84.
[0092]
As described above, in the main body side hitch 73 according to the present embodiment, it is not necessary to operate the main body side hitch 73 at the time of connection, so one worker can perform the connecting work by holding various sub work machines with both hands. It is possible to ensure good connection workability and safety.
[0093]
As shown in FIGS. 1, 2 and 15, the suspension support 5 is connected to the seeding device 3 at the lower ends of a pair of left and right support body 5 a, 5 a extending in the vertical direction. A connecting portion 5b, 5b is provided, a gripping portion 5c extending in the left-right direction is horizontally placed between the upper portions of both support body 5a, 5a, and the interval between the upper ends of both support body 5a, 5a is reduced. The upper ends are connected to each other, and the upper end is bent into a hook shape to form the locking portion 5d. 5e is a connecting piece.
[0094]
The connecting portions 5b and 5b are detachably connected to the roller support arms 60a and 60a by connecting pins 5f and 5f via the connecting brackets 60b and 60b.
[0095]
In this way, when the machine is turned or moved, the handle 30 is lowered by supporting the seeding device 3 in the lifted-up state via the suspension support 5 on the handle 30. Even when the rotary device 2 is raised around the traveling wheels 16 and 16, the machine can be turned or moved easily without grounding the seeding device 3.
[0096]
At this time, since the handle 30 is partially loaded with the load of the seeding device 3, the handle 30 can be easily lowered, and the turning / moving operation of the machine can be performed smoothly.
[0097]
Then, when the seeding device 3 is suspended and supported on the handle 30 via the suspension support 5, the operator holds the handle 30 with one hand, while the other hand holds the suspension support 5. By grasping the gripping part 5c from below and pulling it upward, the seeding device 3 can be easily and reliably suspended by engaging the locking part 5d with the horizontal gripping part 33b of the handle 30.
[0098]
Moreover, when canceling | hanging the suspended state of the sowing apparatus 3, the suspended state of the sowing apparatus 3 can be cancelled | released easily by going back to the procedure contrary to the above.
[0099]
And, when not in use, the suspension support 5 can be tilted forward and supported by the seeding device 3 in a stable state, as shown by a one-dot chain line in FIG.
[0100]
Further, as shown in FIGS. 16 and 17, the transmission case 13 and the rotary case 14 forming the drive case 12 are rotatable to the transmission case 13 via shaft support members 13b and 13b such as bearings and oil seals. A pair of left and right axles 15 and 15 supported, a differential device 90 interposed between the inner ends of both axles 15 and 15, and the differential device 90 are linked via sprockets 91 and 92 and a chain 93. And a traveling intermediate shaft 95 having a gear 94, a power transmission gear 96 that is displaced in the axial direction in conjunction with the operation of the shift lever 47, and that is displaced in the axial direction following the axial displacement. A first shifter shaft 97, a second shifter shaft 99 having a shift fork 98 that is displaced in the axial direction in conjunction with the operation of the shift lever 47, and a gear 100 that is displaced in the axial direction by the shift fork 98 are connected via a spline portion 101. The input shaft 102 from the engine 11 that supports the An intermediate shaft 106 having a stationary gear 103, 104 for transmitting the power and an idling gear 105 for transmitting the rotary side power, a rotary side intermediate shaft 108 having a gear 107, and a rotary shaft 17 linked to the rotary shaft 17 via a sprocket 109, 110 and a chain 111. It has.
[0101]
As shown in FIG. 12, the shift lever 47 can be shifted along the shift guide groove 34 d of the shift guide body 34.
[0102]
When the first shift shaft 97 is in the neutral position N, the second shifter shaft 99 is moved to the neutral position N, the rotary low-speed forward position F1 that does not rotate the rotary shaft 17, and the rotary work position P that rotates the rotary shaft 17. It is made to selectively move to each position.
[0103]
Further, when the second shifter shaft 99 is at the neutral position N, the first shifter shaft 97 is moved to the neutral position N, the reverse position R of the rotary not rotating the rotary shaft 17, and the forward movement not rotating the rotary shaft 17. The high-speed position F2 is selectively moved to each position.
[0104]
As shown in FIGS. 16 and 17, the shifter shafts 97 and 99 are provided with positioning grooves 97a and 99a corresponding to the respective shift stages so that balls 112 and 113 attached by coil springs (not shown) are respectively engaged. I have to. 114 and 115 are regulation balls, respectively.
[0105]
The power transmission gear 96 supported by the first shifter shaft 97 is displaced in the axial direction following the axial displacement of the first shifter shaft 97, and changes the transmission path of the power taken out to the output side according to the displacement position. It constitutes a transmission gear.
[0106]
As shown in FIG. 17, the differential device 90 includes a cylindrical primary transmission member 120 integrated with the sprocket 91 between the inner ends of the pair of left and right axles 15 and 15 and the sprocket 91. A pair of disc-shaped left and right secondary transmission members 121, 121 facing the end surfaces of the two, a movable body 122, 122 provided between the primary transmission member 120 and the secondary transmission member 121, 121, and a movable body 122, 122 facing left and right. And a coil spring 123 interposed therebetween.
[0107]
The moving body 122 is a steel ball ball that is movable between an engagement position where the primary transmission member 120 and the secondary transmission member 121 are engaged with each other and a release position where the engagement is released. When the load acting on the secondary transmission member 121 exceeds a predetermined value, the moving body 122 is retracted from the engagement position to the engagement release position so that the transmission of power is cut off. Yes.
[0108]
In this manner, when the machine is traveling straight ahead, the primary transmission member 120 and the left and right secondary transmission members 121, 121 are engaged by the moving bodies 122, 122, and the straight travel performance is maintained.
[0109]
On the other hand, when the machine is turned, a large load load that restricts rotation acts on the traveling wheel 16 on the side on which the load acts, and therefore the secondary transmission member 121 on the side on which the large load acts. Twisted between the primary transmission member 120 and the primary transmission member 120, the moving body 122 is detached, the primary transmission member 120 and the secondary transmission member 121 are disengaged, and the large load is applied. The transmission of power to the axle 15 is cut off and smooth turning is possible.
[0110]
Further, the differential device 90 is provided with a lock mechanism 125. The lock mechanism 125 is configured such that the movable bodies 122 are positioned at the engagement positions, and the primary and secondary transmission members 120, 121, 121 are engaged with each other. At this time, there are provided restricting means 126 for maintaining the engaged state and restricting relative rotation of the left and right axles 15 and 15, and an operating means 127 for operating the restricting means 126.
[0111]
In this way, by operating the operating means 127 and restricting the relative rotation of the left and right axles 15 and 15 by the restricting means 126, even if the torque difference applied to the left and right axles 15 and 15 fluctuates, the operator The primary and secondary transmission members 120, 121, 121 between the primary and secondary transmission members 120, 121, 121 are not frequently locked and unlocked, ensuring stable straight-running performance of the machine, and ensuring that the machine is crossed. be able to.
[0112]
In the above-described configuration, a pair of left and right support portions 13c and 13c for projecting the lower peripheral surface of the differential device 90 are provided on the lower inner surface of the mission case 13 so as to project.
[0113]
In this way, when a load acts on the axles 15 and 15, the axles 15 and 15 can be supported by the shaft support members 13b and 13b and the support portions 13c and 13c via the differential 90. As a result, the axles 15 and 15 can be prevented from being tilted. As a result, the shaft support members 13b and 13b such as bearings and oil seals can be prevented from being damaged, and the coaxial support members 13b and 13b can be maintained. The frequency of performing can be reduced.
[0114]
The support portions 13c and 13c are respectively provided with lateral shift restricting portions 13d and 13d for restricting the lateral shift of the differential device 90 in the left-right direction.
[0115]
In this way, the lateral displacement of the differential device 90 in the left-right direction can be reliably regulated by the lateral displacement restricting portions 13d and 13d, and the differential mechanism of the differential device 90 can be ensured satisfactorily. I have to.
[0116]
18 to 20 show a lifting adjustment interlocking mechanism 55 as a second embodiment. The lifting adjustment interlocking mechanism 55 has a lower end of a locking body 130 formed by extending in the vertical direction, and a wheel support arm. A pair of left and right connection brackets 131 and 131 are connected to the base of 51 by a connection pin 132 as a connection member, and a plurality of locking recesses 133 are formed at the rear end edge of the locking body 130 at intervals in the vertical extension direction. Thus, any one of the locking recesses 133 can be locked to a locking pin 134 as a locking member that is horizontally mounted between the pair of left and right plates 21a, 21a forming the rotary frame 21. The upper end portion of the locking body 130 protrudes upward from a locking body protrusion 135 opened at the center of the rotary cover 22, and an operation gripping body 136 is provided at the upper end of the locking body 130.
[0117]
The connecting pin 132 is inserted into the pin insertion holes 138, 138 formed in the pair of left and right connecting brackets 131, 131, respectively, with the axis line extending in the left-right direction, and the head 132a and the tip 132b of the connecting pin 132 are respectively left and right. The contact pins 132 are brought into contact with the inner surfaces of the pair of plate bodies 21a, 21a so that the connecting pin 132 is slidably moved between the pair of left and right plate bodies 21a, 21a when the elevation of the front lifting wheel 50 is adjusted.
[0118]
In this way, by accommodating the connecting pin 132 in a compact manner between the left and right side plates 21a, 21a of the rotary frame 21, the assembly and structure can be simplified, and the connecting pin 132 can be reliably prevented from coming off.
[0119]
A torque spring 137 is wound around the peripheral surface of the connecting pin 132, and one end 137a of the torque spring 137 is locked to the locking body 130, while the other end 137b is locked to the wheel support arm 51, In FIG. 18, the torque spring 137 biases the locking body 130 clockwise in FIG. 18, so that the locking recess 133 can be held in the locking state by the locking pin 134.
[0120]
Therefore, when performing the lifting adjustment work of the front lifting wheel 50, the operating gripper 136 is gripped, and the locking member 130 is rotated against the rotational biasing force of the torque spring 137. Then, the locking recess 133 is released from the locking pin 134, and then the locking body 130 is adjusted to slide up and down, and then the matching locking recess 133 faces the locking pin 134. Since the locking recess 133 is locked to the locking pin 134 easily and reliably by the rotational biasing force of the torque spring 137, the lifting adjustment work can be easily performed with one hand.
[0121]
21 to 23 show a suspension support 5 as a second embodiment. The suspension support 5 has a pair of left and right connecting portions 5b, 5b and a distance between both the connecting portions 5b, 5b. Enlargement / reduction adjustment parts 5g, 5g for adjustment, support tool body 5a formed by raising above both expansion / contraction adjustment parts 5g, 5g, and the upper end of the support tool body 5a are provided to intersect in a T-shape. The grip portion 5c and hook-shaped locking portions 5d and 5d provided at both ends of the grip portion 5c are formed.
[0122]
And the connection part 5b is formed in the reverse L shape from the up-down direction extension piece 5j and the left-right direction extension piece 5k.
[0123]
The expansion / contraction adjusting portion 5g includes a cylindrical body 5m that is inserted through the laterally extending piece 5k of the connecting portion 5b, and a tightening fixing screw 5n that is attached to the cylindrical body 5m and fastens and fixes the laterally extending piece 5k. is doing.
[0124]
In addition, the cylindrical bodies 5m, 5m of the expansion / contraction adjusting portions 5g, 5g on the left and right sides are attached to the lower end of the support body 5a with the inner end portions connected in a longitudinally overlapped state.
[0125]
In this way, by operating the tightening fixing screw 5n and adjusting the positions of the left and right extension pieces 5k and 5k of the respective connecting portions 5b and 5b as appropriate, the left and right intervals of the vertical extension pieces 5j and 5j are arbitrarily adjusted. can do.
[0126]
Here, as shown in FIGS. 21 to 23, a work frame side hitch 66 is connected to a mounting frame 140 extending in the left-right direction, and a pair of right and left seeding devices 3, 3 are connected to the mounting frame 140. The mounting position can be adjusted according to the conditions.
[0127]
And the above-described suspension support 5 is a pair of right and left connecting parts by means of expansion / contraction adjustment parts 5g and 5g even in various sub-working apparatuses in which the distance in the left-right direction is arbitrarily adjusted, such as the above-mentioned seeding devices 3 and 3. By adjusting the distance between 5b and 5b, the suspension can be supported with good balance.
[0128]
Therefore, also in this case, the turning / moving operation of the machine can be performed smoothly and reliably.
[0129]
FIG. 24 shows a main body side hitch 73 as the second embodiment, and the main body side hitch 73 has the same basic structure as the main body side hitch 73 as the first embodiment described above. Between the upper spring locking pin 145 protruding from the front upper part of the left connecting hook 82 and the lower spring locking pin 146 protruding from the lower rear end of the left side wall 73b of the main body side hitch 73. A coil spring 147 is interposed.
[0130]
In addition, the coil spring 147 allows the connection hook 82 to be held in the connection posture and the connection release posture by exceeding the connection support shaft 81 of the connection hook 82. 148 is a stopper pin.
[0131]
Therefore, when connecting the various sub work devices, it is possible to hold the connection hook 82 in the connection release posture in advance, and to hold the connection hook 82 in the connection posture after the connection. Since various sub-working devices can be held with both hands, it is possible to ensure good connection workability and safety.
[0132]
In addition, the disconnection work of the various sub work devices can be performed in the reverse procedure to the above, and the various sub work devices can be held with both hands.
[0133]
25 and 26 show a main body side hitch 73 as a third embodiment. The main body side hitch 73 forms an upper locking recess 150 that opens upward at the upper ends of the left and right side walls 73b and 73b. In addition, a lower locking recess 151 that opens rearward is formed at the lower rear end of the left and right side walls 73b and 73b, and connecting hooks 82 and 82 are attached to the left and right side walls 73b and 73b via pivot pins 160 and 160, respectively. ing.
[0134]
Further, as shown in FIG. 25 and FIG. 26, the work implement side hitch 66 connected to the main body side hitch 73 is a member extending in the left-right direction at the upper end portion and the middle portion of the support column 152 extending in the vertical direction. Stop rods 153 and 154 are installed so as to cross each other, hook-like side wall receivers 155, 155, 156, and 156 are attached to the left and right ends of the locking rods 153 and 154, and various sub work device connecting frames 157 are attached to the bottom of the support column 152. It is installed.
[0135]
In this way, the upper and lower locking recesses 150 and 151 are opened by rotating the left and right connection hooks 82 and 82 in advance to the connection release posture. The upper locking rod 153 of the work implement side hitch 66 is horizontally locked in the recess 150, and the work implement side hitch 66 is rotated forward using the upper locking rod 153 as a pivot. Thus, the lower locking rod 154 can be easily locked in the lower locking recess 151, and the connecting hook 82 is then rotated to turn the left end of the lower locking rod 154. The connection hook 82 can be easily connected by engaging the connection hook 82 in the connection posture.
[0136]
At this time, since various sub work machines can be held with both hands to perform the connection work, the connection workability and safety can be ensured satisfactorily.
[0137]
Further, the disconnection work of the various sub work devices can be easily performed by going back to the procedure opposite to the above.
[0138]
27 and 28 show a lifting mechanism 4 as a second embodiment. The lifting mechanism 4 has the same basic configuration as the lifting mechanism 4 as the first embodiment, but the main body The difference is that the side hitch 73 and the work implement side hitch 66 are integrally formed.
[0139]
That is, the elevating mechanism 4 is configured by attaching the connecting cylinder 66e to the rear part of the main body side hitch 73. 73e is a connecting hole, 77 'is a spring connecting pin, and 165 is a fixing bolt.
[0140]
In this way, the elevating mechanism 4 and various working devices can be easily connected.
[0141]
【effect】
According to the present invention, the following effects can be obtained.
[0142]
In the present invention, the suspension support is formed by a pair of left and right connecting parts for connecting to various sub-working devices, a gripping part formed by rising upward from both connecting parts, and protruding from the gripping part. Therefore, when the various sub-working devices are suspended and supported on the handle via the suspension support, the operator holds the handle with one hand, By holding the gripping part of the suspension support by hand and pulling it upward, the locking part is locked to the handle, so that the various sub work devices can be easily put into a suspended state.
[0143]
Further, when releasing the suspended state of the various sub work devices, the suspended state of the various sub work devices can be easily released by going back to the procedure opposite to the above.
[0144]
Moreover, in the present invention, since the expansion / contraction adjustment part for adjusting the distance between the pair of left and right connection parts is interposed between the connection part and the grip part of the suspension support tool, Even when the working part can be adjusted to the left and right width by adapting it to multiple ridge intervals, various adjustments can be made by adjusting the distance between the pair of left and right connecting parts by means of the expansion / contraction adjustment part of the hanging support. The sub work apparatus can be suspended and supported in a well-balanced manner.
[0145]
Accordingly, the turning and moving operation of the airframe can be performed smoothly and reliably.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a walking agricultural machine according to the present invention.
FIG. 2 is a plan view of the walking agricultural machine.
FIG. 3 is an explanatory side view of the agricultural machine main body.
FIG. 4 is an explanatory plan view of the agricultural machine main body.
FIG. 5 is a partial cross-sectional view of a rotary cover.
6 is a cross-sectional view taken along line II in FIG.
FIG. 7 is a cross-sectional plan view of the handle base body.
FIG. 8 is an end front view of the handle base body.
FIG. 9 is an explanatory plan view of a gripping part forming body.
FIG. 10 is an explanatory side view of the grip portion forming body.
FIG. 11 is an explanatory plan view of a transmission guide groove.
FIG. 12 is a left side explanatory view of the lifting mechanism.
FIG. 13 is an explanatory diagram on the right side of the main body side hitch.
FIG. 14 is a rear view of the main body side hitch.
FIG. 15 is a rear view of a hanging support.
FIG. 16 is an explanatory side view of a drive case.
FIG. 17 is a sectional explanatory view of the drive case.
FIG. 18 is an explanatory side view of a lift adjustment interlocking mechanism as a second embodiment.
FIG. 19 is a plan view of the elevation adjustment interlocking mechanism.
FIG. 20 is an explanatory diagram of attachment of a connecting pin.
FIG. 21 is a side view of a walking type farm working machine provided with a hanging support as a second embodiment.
FIG. 22 is a plan view of the walking agricultural machine.
FIG. 23 is a rear view of the suspension support.
FIG. 24 is a side view of a main body side hitch as a second embodiment.
FIG. 25 is a side view of a main body side hitch as a third embodiment.
26 is a cross-sectional view taken along the line II-II in FIG.
FIG. 27 is a side view of a lifting mechanism as a second embodiment.
FIG. 28 is a plan view of the lifting mechanism.
[Explanation of symbols]
A walking type farm working machine
1 Agricultural machine body
2 Rotary device
3 Seeding equipment
4 Lifting mechanism
5 Hanging support

Claims (1)

左右一対の走行車輪を中心にして、機体の前部側にロータリ装置を設けると共に、機体の後部側に各種副作業装置を着脱自在に取付け可能とした歩行型農作業機であって、
機体の後部に昇降機構を設け、同昇降機構に各種副作業装置を昇降自在かつ着脱自在に取付け、同各種副作業装置に吊下げ支持具の下部を連結し、同吊下げ支持具の上部に形成した係止部を、機体より後上方へ伸延させて形成したハンドルに係止して、各種副作業装置を上昇跳上げ状態にて吊下げ支持可能とした歩行型農作業機において、
吊下げ支持具は、各種副作業装置に連結するための左右一対の連結部と、両連結部より上方へ立上げて形成した把持部と、同把持部より突出させて形成した係止部とを具備すると共に、
上記連結部と把持部との間に、左右一対の連結部の間隔を調節するための拡縮調節部を介設したことを特徴とする歩行型農作業機。Centering on a pair of left and right traveling wheels, while providing a rotary device on the front side of the aircraft, it is a walking type agricultural work machine capable of detachably attaching various sub work devices on the rear side of the aircraft,
An elevating mechanism is provided at the rear of the machine body, and various sub work devices are attached to the elevating mechanism in a freely detachable and detachable manner, and a lower part of a suspension support is connected to the various sub work devices, and an upper part of the suspension support is provided. In the walking type agricultural work machine that can be supported by hanging the formed sub-working device in the lifted up state by locking the formed locking part to the handle formed by extending rearward and upward from the machine body ,
The suspension support includes a pair of left and right connecting parts for connecting to various sub work devices, a gripping part formed by rising upward from both connecting parts, and a locking part formed by projecting from the gripping part. together comprising a,
Between the gripping portion the connecting portion, walk-agricultural machine, characterized in that interposed a scaling adjustment unit for adjusting the distance between the right and left pair of coupling portions.
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