JP3738184B2 - ワイヤレス通信システムにおいて全形式のメッセージに対して同じプロトコルを使用してメッセージを配送する方法 - Google Patents
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Description
【技術分野】
本発明は、テキスト、映像、スピーチ、ビデオ映像又は他のデータ或いはその組合せのような種々の形式のメッセージを、同じ送信メカニズムを使用して送信者から受信者へ送信できるようにするワイヤレステレコミュニケーションシステムにおけるメッセージサービスに係り、より詳細には、移動通信システムにおけるメッセージサービスに係る。
【0002】
【背景技術】
人々が固定ターミナルから自由に離れても、それらに困難なく届くようにする必要性が生じて以来、移動通信システムが開発された。移動ステーションを通して提供されるサービスは、移動通信システムと共に改良されてきた。第3世代の移動通信システムとして知られているもの、例えば、ユニバーサル移動テレコミュニケーションシステム(UMTS)及びIMT−2000(国際移動テレコミュニケーション2000)、そして現在の移動通信システム、例えば、ETSI(ヨーロピアン・テレコミュニケーションズ・スタンダーズ・インスティテュート)のGSMフェーズ2+において現在標準化されつつある汎用パケット無線サービス(GPRS)を含むパンヨーロピアン移動通信システムGSM(移動通信用のグローバルシステム)に対して種々の新たな形式のサービスが現在形成されつつある。
【0003】
GPRSサービスは、移動データターミナルと外部データネットワークとの間にパケットデータ送信を与えるのに使用される。というのは、GSMネットワークがアクセスネットワークとして機能するからである。GPRSサービスに対して設定される条件の1つは、インターネット又はX.25ネットワークのような種々の外部データネットワークと一緒に動作しなければならないことである。それ故、GPRSサービス及びGSMネットワークは、GSMネットワークを通して接続することを望むデータネットワークの形式に関わりなく、全てのユーザにサービスすることができねばならない。これは、GSMネットワーク及びGPRSサービスが、異なるネットワークアドレス方法及びデータパケットフォーマットをサポートしそして処理しなければならないことを意味する。データパケット処理は、パケット無線ネットワークにおけるパケットのルート指定も含む。更に、ユーザは、そのホームGPRSネットワークから訪問先GPRSネットワークへローミングできねばならず、そのオペレータバックボーンネットワークは、ホームネットワーク(例えば、X.25)とは異なるプロトコル(例えば、CLNP)をサポートしてもよい。
【0004】
既知のメッセージサービスは、ショートメッセージサービス及び音声メールサービスを含む。テキストメッセージは、ショートメッセージとして送信することができる。音声メールサービスは、一般に、音声メッセージを送信する応答サービスである。しかしながら、これらサービスはいずれも映像又はビデオ像を送信することができず、マルチメディアを含むメッセージの送信であると言えないという欠点がある。別の問題として、テキストメッセージは、音声メッセージとは異なるサービスセンターへ送信される。更に別の問題として、少なくとも音声メッセージのサイズ又は時間巾に限度がある。
【0005】
【発明の開示】
本発明の目的は、上記問題を解決する方法及びその方法を実施する装置を提供することである。本発明の目的は、独立請求項に記載した方法、システム、サービスセンター及び移動ステーションにより達成される。本発明の好ましい実施形態は、従属請求項に記載する。
本発明は、メッセージサービスの送信を1つの論理的サービスセンターに集中し、メッセージの内容又はサイズに関わりなくサービスセンターを通して送信者から受信者へメッセージを送信できるようにするという考え方をベースとする。メッセージは、テキスト、映像、スピーチ、ビデオ像、他のデータ又はその組合せを含む。このようなメッセージは、以下、マルチメディアメッセージと称する。ここで、マルチメディアメッセージという用語は、メッセージの内容形式を指し、メッセージの内容を多数のやり方で表示できることを意味する。これら内容は、テキストのみを含んでもよいし、スピーチのみを含んでもよいし、テキスト及び映像を含んでもよいし、ビデオ像及びスピーチを含んでもよいし、スピーチ及びテキストを含むビデオ像であってもよい。
【0006】
本発明は、1つのサービスセンターを経て異なる形式のメッセージを受信者へ配送できるという効果を発揮する。本発明の別の効果は、映像、ビデオ像及びマルチメディアを含むメッセージを移動ステーションへ送信できることである。本発明の更に別の効果は、マルチメディアメッセージのサイズを何ら制限する必要がないことである。
本発明の好ましい実施形態では、ある条件を満足するメッセージのみがターミナル即ち受信者に直接送信される。この実施形態は、受信者がマルチメディアメッセージをいつ受信したいのか受信者が判断できるという効果を発揮する。これは、大きなマルチメディアメッセージに関するときに特に有用な特性である。
【0007】
本発明の別の好ましい実施形態では、移動ステーションのユーザが直接配送の条件を更新することができる。又、この実施形態は、どんな種類のメッセージを直接配送として受信したいか受信者が判断できるという効果も発揮する。
本発明の更に別の好ましい実施形態では、ターミナルの特性が直接配送条件に使用される。この実施形態は、ターミナルを使用中でオープンできない受信者にはこのようなメッセージが配送されないという効果を発揮する。
本発明の別の好ましい実施形態では、マルチメディアメッセージサービスセンターが、メッセージ内容を、ターミナルによりサポートされるモードに切り換える。又、この実施形態は、例えば、受信者のターミナルがどんな種類の映像コードをサポートするか知る必要がないという効果を発揮する。更に、受信者は、自分のターミナルがサポートするメッセージを受信する。
【0008】
本発明の更に別の好ましい実施形態では、マルチメディアメッセージサービスセンターは、メッセージの内容をパックする。この実施形態は、転送されるべきデータの量を最小にして、ネットワークリソースを節約できるという効果を有する。
本発明の更に別の好ましい実施形態では、マルチメディアメッセージサービスセンターは、ある条件に基づいてメッセージの配送ルートを選択する。又、この実施形態は、内容を考慮した考えられる最良のルートを使用することによりメッセージが転送されるという効果を発揮する。
【0009】
【発明を実施するための最良の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。
以下、本発明の好ましい実施形態は、GPRSパケット無線ネットワークを参照して説明するが、本発明は、このような特定のパケット無線システムに限定されるものではない。本発明は、少なくとも2つの異なるメッセージ形式をサポートするあらゆるワイヤレスデータ送信ネットワークに適用することができる。特に、本発明は、例えば、ビデオ像の送信をサポートする第3世代の移動通信システムUMTS及びIMT−2000として知られているものに適用することができる。パケット無線ネットワークは、マルチメディアメッセージサービスセンターとサービス受信者との間に物理的な接続しか与えず、その厳密な機能及び構造は、本発明にとって重要ではないことに注意されたい。一般的には移動通信システム、より詳細にはGPRSサービスに関する定義は、急速に改善している。ネットワーク要素への異なる機能の配置は変化し得るものであり、そのため、全てのワード及び表現は、本発明を何ら限定するものではないので、広く解釈しなければならない。
【0010】
図1は、GSMシステムにおいて実施されたGPRSパケット無線サービスを示すもので、GSMネットワークは、回路交換データ送信を提供し、一方、GPRSサービスは、パケット交換データ送信を提供する。図1は、本発明に対する最も重要な要素及び機能を示している。
GSMネットワークの基本的構造は、2つの部分、即ちベースステーションサブシステム(BSS)及びネットワークサブシステム(NSS)を備えている。ベースステーションサブシステムBSS及び移動ステーションMSは、無線接続1を経て通信する。ネットワークサブシステムは、少なくとも1つの移動交換センターMSCと、少なくとも1つのビジター位置レジスタVLRと、ホーム位置レジスタHLRとを備えている。移動交換センターの機能は、少なくとも1つの移動ステーションMSを含むコールを交換することである。幾つかの移動交換センターMSCは、公衆交換電話ネットワーク5(PSTN)のような他のテレコミュニケーションネットワークに接続され、これらネットワークには、そこへの及びそこからのコールを交換するための送信機能が含まれる。ビジター位置レジスタVLRは、一般に、移動交換センターMSCに接続されるが、多数のセンターにサービスすることもできる。移動ステーションMSがGSMネットワークにおいてアクティブである(ネットワークに登録されそしてコールを開始又は受信できる)ときには、ホーム位置レジスタHLRにおける移動ステーションMSに関するほとんどの加入者データが、移動ステーションMSが位置するエリアにおける移動交換センターMSCのビジター位置レジスタVLRへロード(コピー)される。GSMシステムの詳細な説明については、ETSI/GSM推奨勧告、及び文献「移動通信用のGSMシステム」、M.モーリ及びM.ポーテット、パライゼウ、フランス、1992年、ISBN:2−9507190−07−7を参照されたい。
【0011】
図1において、GSMネットワークに接続されたGPRSサービスは、1つのサービスGPRSサポートノードSGSN及び1つのGPRSゲートウェイサポートノードGGSNを有する1つのGPRSネットワークを備えている。これらの異なるサポートノードSGSN及びGGSNは、オペレータ内バックボーンネットワーク2(GPRSバックボーン)により相互接続される。GPRSネットワークは、いかなる数のサポートノード及びゲートウェイサポートノードを含んでもよいことを理解されたい。
【0012】
サービスGPRSサポートノードSGSNは、移動ステーションMSにサービスするノードである。各サポートノードSGSNは、セルラーパケット無線ネットワークにおいて1つ以上のセルのエリアでパケットデータサービスを管理する。このため、各サポートノードSGSNは、GSM移動通信システムの特定のローカル部分に接続される。この接続は、通常、ベースステーションサブシステムBSSへなされ、そして一般的には、BSSのベースステーションコントローラへなされる。あるセルの移動ステーションMSは、無線インターフェイス1を経てベースステーションと通信し、そして更に、ベースステーションコントローラを経て、セルが属するサービスエリアのサポートノードSGSNと通信する。原理的に、サポートノードSGSNと移動ステーションMSとの間の移動通信ネットワークは、両者の間にパケットのみを送信する。このため、移動通信ネットワークは、移動ステーションMSとサービスサポートノードSGSNとの間にパケット交換型データパケットの送信を与える。
【0013】
GPRSゲートウェイサポートノードGGSNは、オペレータのGPRSネットワークをオペレータの他のGPRSサービス、及びIPネットワーク(インターネット、イントラネット)やX.25ネットワークのようなデータネットワーク5に接続する。GGSNは、GPRS加入者又はSGSNアドレスのルート情報を含む。SGSN及びGGSN機能は、同じ物理的ノードに接続することができる。
【0014】
GSNネットワークのホーム位置レジスタHLRは、GPRS加入者データ、移動ステーション加入者の電話番号MSISDN(移動加入者国際ISDN番号)、及び加入者の国際移動加入者認識IMSIを上記データに結び付けるルート情報を含む。GPRS加入者データは、PDPコンテクスト及びデフォールトGGSN並びにそのアドレス、例えば、IPアドレスを含む。更に、本発明のホーム位置レジスタHLRは、各加入者のアドレスリストをそのレジスタに維持することができ、このアドレスリストは、マルチメディアメッセージが移動ステーションへの配送を待機しているマルチメディアメッセージサービスセンターのアドレスを含む。このリストは、ショートメッセージサービスセンターSMSCのアドレスリストと同様に維持される。更に、HLRは、加入者がネットワークに登録するときにショートメッセージサービスセンターと同様にマルチメディアメッセージサービスセンターMMSCに通告することができる。ここで、HLRは、マルチメディアメッセージサービスセンターMMSCを単に新たなネットワーク要素と「みなし」、そして現在ルートを使用することにより本発明に必要な機能を実行することができる。付加的なメモリしか必要とされない。ローミングする移動ステーションMSのホーム位置レジスタHLRは、サービスSGSN以外の移動通信ネットワークに配置することができる。
【0015】
オペレータ装置SGSN及びGGSNを相互接続するオペレータ内バックボーンネットワーク2は、例えば、IPネットワークのようなローカルネットワークによって実施することができる。又、例えば、全ての特徴を1つのコンピュータで実施することによりオペレータ内ネットワークを伴わずにオペレータGPRSネットワークを実施できることにも注意されたい。
オペレータ間GPRSバックボーンネットワーク3は、異なるオペレータのゲートウェイサポートノードGGSNがそれを通して互いに通信できるところのデータネットワークである。
【0016】
ここで、移動ステーションMSとは、一般的に、移動ステーション加入者及び実際のターミナルより成るエンティティを指す。ターミナルは、移動状の接続を確立するために例えばノキア社で製造されたカード電話が接続されるマルチメディアコンピュータのような、移動通信システム又は多数のターミナルの組合せにおいて通信できるいかなるターミナルでもよい。加入者は、ターミナルに取り外し可能に接続された加入者識別モジュールSIMから識別される。識別モジュールは取り外し可能であるために、加入者はターミナルを取り替えることができ、各目的に最も適したターミナルを使用することができる。本発明の移動ステーションは、図8を参照して以下に詳細に説明する。
【0017】
ショートメッセージサービスの場合、システムは、ショートメッセージサービスセンターSMSC及びショートメッセージサービスゲートウェイSMSGWを備えている。ショートメッセージサービスゲートウェイSMSGWは、移動ステーションとの間でショートメッセージをやり取りする。
本発明のシステムは、マルチメディアメッセージサービスMMSのためのマルチメディアメッセージサービスセンターMMSCを備えている。このマルチメディアメッセージサービスセンターMMSCは、必ずしも1つのエンティティではなく、異なるユニットに分散された機能で構成することもできる。しかしながら、以下、マルチメディアメッセージサービスセンターMMSCは、明瞭化のために、1つのエンティティとして取り扱う。MMSCは、マルティメディアメッセージを転送し、そして配送されなかったマルチメディアメッセージを記憶し、再送信する。マルチメディアメッセージサービスセンターMMSCは、任意のネットワークを経て移動ステーションへ配送されるべきマルチメディアメッセージを受信できるのが好ましい。オペレータは、もし希望すれば、このような配送ネットワークをあるネットワーク形式のみに限定することができ、例えば、公衆及び専用IPネットワークに限定することができる。マルチメディアメッセージサービスセンターの動作、構造及びインターフェイスは、図7を参照して以下に説明する。図1は、本発明の第1の好ましい実施形態を示し、ここでは、マルチメディアメッセージサービスセンターMMSCがオペレータ内バックボーンネットワーク2に直結され、この場合は、GPRSゲートウェイサポートノードとしても機能する。この第1の好ましい実施形態において、マルチメディアメッセージサービスセンターは、ホーム位置レジスタHLR、ショートメッセージサービスセンターSMSC、データネットワーク4及び公衆交換電話ネットワーク5と通信する。これらの接続は、直接シグナリング接続であるか、又は内部ネットワークを経て実施されるシグナリング接続である。
【0018】
移動通信ネットワークにおいて、ホーム及びビジター位置レジスタは、コール又はショートメッセージをルート指定するのと実質的に同様にマルチメディアメッセージをルート指定するように使用される。第1の好ましい実施形態では、マルチメディアメッセージのルートは、一般的に、次の通りである。即ち、マルチメディアメッセージサービスセンターMMSC−オペレータ内バックボーンネットワーク2−サービスサポートノードSGSN−ベースステーションサブシステムBSS−移動ステーションMS。このとき、GPRSエアインターフェイスは、無線インターフェイスとして使用される。又、第3世代のシステムで定義されたW−CDMAのようなエアインターフェイスも、無線インターフェイスとして使用することができる。この実施形態の効果は、マルチメディアメッセージを迅速に配送することである。別の効果は、この解決策が回路交換ネットワーク部分に負荷を与えないことである。
【0019】
又、第1の好ましい実施形態による解決策は、回路交換を用いて移動ステーションへマルチメディアメッセージをロードするのをサポートすることもでき、この場合に、配送ルートは、例えば、次の通りである。マルチメディアメッセージサービスセンターMMSC−公衆交換電話ネットワーク5−移動サービスセンターMSC/VLR−ベースステーションサブシステムBSS−移動ステーションMS。このとき、GSMエアインターフェイス、又はEDGEのような第3世代システムで定義されたエアインターフェイスが無線インターフェイスとして使用される。
【0020】
第2の好ましい実施形態(図示せず)では、マルチメディアメッセージサービスセンターがショートメッセージサービスゲートウェイSMSGWに接続される。マルチメディアメッセージサービスセンターは、データネットワーク4と通信し、そしておそらくは、公衆交換電話ネットワーク5とも通信する。第2の好ましい実施形態では、マルチメディアメッセージルートは、一般的に、次のようになる。マルチメディアメッセージサービスセンターMMSC−ショートメッセージサービスゲートウェイSMSGW−サービスサポートノードSGSN−ベースステーションサブシステムBSS−移動ステーションMS。この解決策に伴う効果は、メッセージ送信がショートメッセージの現在の連結を利用できそしてシステムに対して大幅な変更を必要としないことである。この解決策の別の効果は、GPRS接続が得られない場合に、移動交換センターMSCを通して通常のショートメッセージとしてマルチメディアメッセージを配送できることである。しかしながら、メッセージの送信は、GPRS接続を使用したときより著しく低速である。この第2の好ましい実施形態に基づく解決策では、マルチメディアメッセージサービスセンターMMSCは、ショートメッセージサービスセンターSMSCに一体化することができる。
【0021】
第3の好ましい実施形態(図示せず)では、マルチメディアメッセージサービスセンターMMSCが、オペレータ内バックボーンネットワーク2又はオペレータ間バックボーンネットワーク3を経てゲートウェイサポートノードGGSNに接続される。マルチメディアメッセージサービスセンターは、データネットワーク4及びおそらくは公衆交換電話ネットワーク5と通信する。この第3の好ましい実施形態では、マルチメディアメッセージのルートは、一般的に、次の通りである。マルチメディアメッセージサービスセンターMMSC−GPRSゲートウェイサポートノードGGSN−サービスサポートノードSGSN−ベースステーションサブシステムBSS−移動ステーションMS。この解決策は、マルチメディアメッセージを迅速に配送することができ、回路交換ネットワークに負荷がかからず、マルチメディアメッセージを固定のIPアドレスにも配送することができ、そしてマルチメディアメッセージサービスセンターが必ずしもSS7プロトコルスタックを必要としないことである。更に、ネットワークは、新たなインターフェイスを必要としない。
【0022】
マルチメディアメッセージエンティティMMEは、メッセージを送信及び/又は受信できるようにするいかなる手段でもよい。最も簡単なMMEは、例えば、スピーチ又はテキストのみを送信できるものであり、一方、複雑なMMEは、テキスト及びスピーチを含むビデオ像を送信することができる。MMEは、移動ステーション、マルチメディアメッセージサービスセンターに直結されたエンティティ、又はデータネットワーク4を経てマルチメディアメッセージを送信するアプリケーションである。送信側マルチメディアメッセージエンティティ及びそのユーザは、送信者がメッセージの送信に対して支払をする実施形態では勘定処理に必要とされる正確さで識別できねばならない。
【0023】
移動ステーションMSがGPRSネットワークにアタッチし、即ちGPRSアタッチ手順に関連するときには、SGSNは、例えば、移動ステーションMSの移動度及び安全性に関連した情報より成る移動度管理コンテクスト(MMコンテクスト)を形成する。対応的に、PDPアクチベート手順に関連して、SGSNは、GPRS加入者が使用するGGSNと共にGPRSネットワーク内でルート指定の目的で使用されるPDPコンテクストを形成する。マルチメディアメッセージサービスセンターMMSCは、第1及び第2の好ましい実施形態では、マルチメディアメッセージのためのゲートウェイサポートノードGGSNとして動作するので、マルチメディアメッセージサービスコンテクスト(MMSコンテクスト)と称するコンテクストを移動ステーションとマルチメディアメッセージサービスセンターとの間で対応的にアクチベートすることができる。上記コンテクストがアクチベートされたときには、移動ステーションは、マルチメディアメッセージを受信及び送信することができる。MMSコンテクストをアクチベートする別のやり方は、MMSCが、コンテクストを個別にアクチベートせずに、マルチメディアメッセージを送信することである。次いで、MMSCは、ホーム位置レジスタHLRからの命令をルート指定するように要求し、そしてそれを受け取ると、特定メッセージ(MMSデータグラム)をSGSNに送信し、SGSNは、MSISDN番号又はIMSIに基づいてエリア内のユーザを見出し、そして無線インターフェイスを経て移動ステーションMSに上記メッセージを送信する。移動ステーションMSは、応答メッセージ(MMSデータグラム確認)を送信することによりメッセージを確認する。この別の解決策は、たとえ特定のコンテクストがアクチベートされなくても、MMSC、SGSN及びMSがマルチメディアメッセージを受信する準備が常にできていることを必要とする。更に、新たなデータグラム(シグナリングメッセージに類似したメッセージ)は、GTP(GPRSトンネリングプロトコル)及びSNDCP(サブネットワーク収斂プロトコル)プロトコルへと定義されねばならない。更に、マルチメディアメッセージに関連していることを受信者に通知するNSAPI値を、マルチメディアメッセージの送信に対して割り当てねばならない。GTPプロトコルに使用されるトンネル識別子は、マルチメディアメッセージに割り当てられたNSAPI値及びユーザIMSIで構成することができる。この情報に基づいて、SGSNは、マルチメディアメッセージに関するものであることを知り、そしてユーザのMSISDN番号を知らなくてもユーザを見出す。MSは、それがマルチメディアメッセージの送信を望むときに、アップリンク方向の対応メッセージを使用する。MMSCは、APNを使用するか又は他の何らかの方法で識別することができる。
【0024】
マルチメディアメッセージコンテクストアクチベーションは、例えば、図2に示すシグナリングを用いて実行され、この場合に、移動ステーションMSは、PDPコンテクストアクチベート要求(ActivatePDPContexstRequest)をメッセージ2−1においてサービスサポートノードSGSNへ送信する。メッセージは、少なくとも、マルチメディアメッセージサービスセンターを識別できるようにするアクセスポイント名APNと、マルチメディアコンテクストをアクチベートする要望の指示とを含む。又、アドレスを指示するためのAPN以外の手段も、マルチメディアメッセージサービスセンターアドレスとして使用することができる。重要なことは、マルチメディアメッセージサービスセンターが何らかの方法で識別されることである。更に、メッセージ2−1は、移動ステーションがマルチメディアメッセージにどれほど多くのメモリを使用できるか、移動ステーションがどんな種類のデータ(テキスト、映像、スピーチ)をサポートするか、及びそのプレゼンテーションフォーマットに関する情報を含む。更に、メッセージは、幾つかの条件パラメータに対する値を含むことができる。いつでも送信できる個別のメッセージを、条件パラメータの調整に使用することができる。条件パラメータは、図7を参照して以下に詳細に説明する。メッセージを受信した後に、サービスサポートノードSGSN及び移動ステーションMSは、公知技術に基づく認証シグナリングをメッセージ2−2(セキュリティ機能)において実行する。認証が実行されるときには、サービスサポートノードSGSNは、PDPコンテクスト形成要求(CreatePDPContexstRequest)をメッセージ2−3においてマルチメディアメッセージサービスセンターMMSCに送信し、このサービスセンターは、それに応答して、PDPコンテクスト形成応答(CreatePDPContexstResponse)をメッセージ2−4においてサービスサポートノードへ送信する。サービスサポートノードSGSNは、PDPコンテクストアクチベート受け入れ(ActivatePDPContexstAccept)をメッセージ2−5において送信することにより移動ステーションMSへ受け入れを送信する。その後、マルチメディアメッセージサービスセンターMMSCへのコンテクストが移動ステーションからアクチベートされ、そして移動ステーションは、マルチメディアメッセージサービスセンターを経てマルチメディアメッセージを送信及び受信することができる。
【0025】
図2に示すマルチメディアサービスコンテクストアクチベーションは、常に、移動ステーションがGPRSネットワークにアタッチするときに生じ、従って、図2のシグナリングは、ネットワークアタッチシグナリングの一部分である。或いは又、ユーザは、希望するときにマルチメディアサービスコンテクストをアクチベートしてもよいし、又はGPRSネットワークから受信されたアクチベーション要求の結果としてアクチベーションが生じてもよい(GPRSネットワーク要求のPDPコンテクストアクチベーション)。アクチベーション要求は、MMSコンテクストをアクチベートしていない移動ステーションにメッセージを配送しなければならないことが観察される場合に、例えば、マルチメディアメッセージサービスセンターによって発生することができる。移動ステーションがネットワークにアタッチするときにそれがMMSコンテクストを常にアクチベートする場合には、マルチメディアメッセージサービスセンターMMSCに、移動ステーションがネットワークに存在することに関する情報が再び自動的に通知され、ショートメッセージサービスに関連して実施されたものと同様の個別の「アラームシステム」は、必ずしも必要とされない。
【0026】
マルチメディアメッセージが回路交換ルートに沿って又は従来のGSMネットワークを経て転送される実施形態では、MMSコンテクストは、必ずしもアクチベートされなくてもよい。
本発明の第3の好ましい実施形態では、MMSコンテクストがGGSNノードを経て形成され、ここでは、PDPコンテクストを公知技術に基づいてアクチベートしなければならない。従って、MMSコンテクストは、アクチベートされなくてもよい。
【0027】
図3は、第1の好ましい実施形態においてマルチメディアメッセージを転送するのに必要なプロトコルに基づくシグナリングを示す。マルチメディアメッセージサービスセンターと移動ステーションとの間にマルチメディアメッセージを転送するための特定のプロトコルが必要とされる。このプロトコルは、実際の送信プロトコルの上に横たわる。例えば、移動ステーションMSでは、プロトコルがSNDCPプロトコルの上に横たわり、そしてマルチメディアメッセージサービスセンターMMSCでは、GTPプロトコルの上に横たわる。図3に示す例では、受信側移動ステーションにおいてMMSコンテクストがアクチベートされると仮定する。MMSコンテクストがアクチベートされるので、マルチメディアメッセージサービスセンターMMSCは、最新のルート情報を含む。というのは、SGSNが、MMSCに、「他」のゲートウェイサポートノードGGSNとして、PDPコンテクスト更新要求(UpdatePDPcontextRequest)を送信することによりユーザの移動について通知するからである。又、直接配送条件を満足しそしてマルチメディアメッセージが配送されると仮定する。これらの条件は、図7を参照して詳細に述べる。
【0028】
図3を参照すれば、マルチメディアメッセージがマルチメディアメッセージサービスセンターMMSCに到達している。メッセージの送信者は、好ましくは、MSISDN電話番号を使用してメッセージを直接送信している。メッセージが別の移動ステーションから送信された場合には、受信者のアドレスは、MSISDN電話番号だけである。メッセージが、例えば、インターネット又はイントラネットのアプリケーションによって送信された場合には、受信者のアドレスは、例えば、MSISDN@operator.country、又はfirst name.last name@operator.countryと書くことができる。しかしながら、後者の例のアドレスを使用すると、マルチメディアメッセージサービスセンターがドメインネームサーバへの接続を有することを必要とする。又、受信者は、個別の合意された別の方法で指示されてもよい。マルチメディアメッセージサービスセンターMMSCは、アドレスに対応する移動ステーションの位置を確立すると、サービスサポートノードSGSNを経て移動ステーションMSへメッセージの内容を送信し、或いはメッセージが長くてセグメントに分割しなければならない場合には、その第1セグメントをメッセージ3−1マルチメディアメッセージ配送(MMSDeliver)において送信する。メッセージは、第1の好ましい実施形態では、MMSCとSGSNとの間ではGTPプロトコル、そしてSGSNとMSとの間ではSNDCPプロトコルを用いて転送されるのが好ましい。メッセージ3−1マルチメディアメッセージ配送は、好ましくは、次の要素、即ち応答経路が存在することを示すパラメータ、メッセージ基準、セグメント番号、最後のセグメントであるかどうか、メッセージ送信者のアドレス、ユーザデータ又はメッセージの実際の内容をいかにコード化するかを示すパラメータ、そしてサービスセンターがメッセージ及びユーザデータを受信したときの時刻を指示するサービスセンターのタイムスタンプを含む。又、メッセージ3−1は、実際のマルチメディアメッセージのサイズを含んでもよい(特に多数のセグメントに分割される場合)。MSは、例えば、メッセージに使用できるメモリが充分あるかどうか判断するときにこの情報を使用することができる。これは、個別のコンテクストが形成されないか、又はメッセージがユーザに自動的に送信される実施形態において特に有用である。更に、メッセージは、どんなユーザデータであるかを指示するパラメータを含んでもよい。上記パラメータにより、移動ステーションは、それがメッセージにおいてテキストを受信したか、ビデオ像を受信したか、通常の映像を受信したか、スピーチを受信したか又はその組合せを受信したかを識別する。又、使用するコードからユーザデータ形式を決定することもできる。応答経路は、マルチメディアメッセージに関連して使用される応答ルーチンを含む。この応答経路により、加入者によって送られる応答は、ターミナルにデフォールト値として記憶したマルチメディアメッセージサービスセンターではなく、メッセージが加入者に最初に配送されたところのマルチメディアメッセージサービスセンターを経て、そのメッセージを送信した移動ステーションへとルート指定される。上記ルーチンは、加入者が、マルチメディアエンティティのネットワークアドレス、又はメッセージを最初に送信したマルチメディアメッセージサービスセンターを知る必要なく、マルチメディアメッセージに応答できるようにする。この応答は同じ形式のものでなくてもよい。というのは、映像メッセージに対する応答としてテキストメッセージを送信できるからである。
【0029】
移動ステーションは、メッセージ3−1を受信すると、好ましくはその受信したメッセージのセグメント番号及び基準を含むメッセージ3−2(MMSDeliverAck)において確認を送信する。メッセージ3−2は、サービスサポートノードとマルチメディアメッセージサービスセンターとの間のGRPプロトコルを使用しそしてSNDCPプロトコルを使用して移動ステーションからサービスサポートノードSGSNへ送信される。メッセージ対3−1及び3−2は、メッセージの最後のセグメントが配送されるまで送信される。1つの確認メッセージ3−2は、1つ以上のメッセージ3−1を確認するのに使用することができる。ネットワークに最も負荷を掛けない実施形態では、移動ステーションが、同じマルチメディアメッセージに属する全てのセグメントを受信するまで待機し、そして単一の確認で全メッセージを確認する。全メッセージが確認されると、マルチメディアメッセージサービスセンターは、例えば、メッセージの送信に関する勘定記録を形成し、そしてメッセージ送信者からのメッセージの配送を確認することができる。
【0030】
移動ステーションは、マルチメディアメッセージを受信すると、それをメモリに記憶し、そして受信したマルチメディアメッセージについて移動ステーションのユーザに通知するか、又は所定のアプリケーションをトリガーする。同時に、移動ステーションは、メッセージの形式及びサイズを指示するのが好ましい。マルチメディアメッセージが多数のセグメントにおいて送信される場合には、移動ステーションは、最後のセグメントの記号を識別し、そしてメッセージを構成することができる。ユーザは、自分に適するときにメッセージを「読み取る」。又、移動ステーションは、マルチメディアメッセージ又はそのメッセージを、その後の手段に付随する外部ターミナルに配送することもできる。
【0031】
又、メッセージ3−2は、例えば移動ステーションが使用可能なメモリを充分に有していない場合には、否定応答(MMSDeliverNack)となる。或いは又、移動ステーションが明確な否定確認メッセージを送信することもできる。
マルチメディアメッセージが通常のショートメッセージサービスを経て配送される第2の好ましい実施形態では、メッセージが、LLCプロトコルを用いて無線インターフェイスを経てショートメッセージのシグナリングメッセージとして配送される。
【0032】
個別のコンテクストが全くアクチベートされないか、又は移動ステーションに到達し得るときにMMSコンテクストが常にアクチベートされない実施形態においては、MMSCは、図3のメッセージ3−1及び3−2をどこに送信すべきかを知るために、当該ホーム位置レジスタHLRからルート情報を検索しなければならない。更に、移動ステーションに到達し得るときにMMSコンテクストが常にアクチベートされない実施形態では、マルチメディアメッセージサービスセンターは、例えば、コンテクストアクチベーション要求(ネットワーク要求されたコンテクストアクチベーション)を、ルート命令の受信後に移動ステーションへ送信することができる。コンテクストアクチベーション要求の受信後に、移動ステーションは、図2に示すようにMMSコンテクストをアクチベートする。或いは又、ショートメッセージを移動ステーションに送信して、マルチメディアメッセージの受信について通知することができる。次いで、ユーザは、メッセージをいつ受信してMMSコンテクストアクチベーションを開始するのか判断する。
【0033】
例えば、無線チャンネル環境が悪いか又は移動ステーションがネットワークからログアウトしたために、マルチメディアメッセージを移動ステーションに配送できない場合には、プロセスがショートメッセージサービスとして処理される。しかしながら、マルチメディアメッセージサービスセンターは欠陥について通知され、そしてメッセージは、再送信のために記憶される。「アラームシステム」が実施形態に必要とされる場合には、ホーム位置レジスタHLRは、待機しているマルチメディアメッセージについて通知される。HLRは、マルチメディアメッセージサービスセンターにおいてこの加入者に対してマルチメディアメッセージが待機していることを通知するレジスタに必要なデータを更新する。移動ステーションが次にGPRSアタッチを行うときには、ホーム位置レジスタHLRは、マルチメディアメッセージサービスセンターにそれを通知し、該サービスセンターは、次いで、メッセージの有効期間がまだ有効であると仮定すれば、図3について述べたようにメッセージを配送する。マルチメディアメッセージサービスセンターMMSCは、古いメッセージをそのメモリから削除する。
【0034】
図4は、直接配送条件の1つが満足されるときに第1の好ましい実施形態においてマルチメディアメッセージを転送するのに必要なプロトコルに基づくシグナリングを示す。これら条件については、図7を参照して詳細に説明する。それ故、マルチメディアメッセージは、移動ステーションに直接配送されず、待機しているマルチメディアメッセージについて通知するショートメッセージを移動ステーションに送信できるのが好ましい。図4の例では、MMSコンテクストがアクチベートされたと仮定する。又、マルチメディアメッセージを配送することができそしてマルチメディアメッセージの有効期間が依然有効であるとも仮定する。
【0035】
図4を参照すれば、マルチメディアメッセージは、マルチメディアメッセージサービスセンターMMSCに到達しており、そしてマルチメディアメッセージの受信者に、マルチメディアメッセージの受信について通知しなければならず、これは、自動的に転送することができない。第1の好ましい実施形態では、マルチメディアメッセージサービスセンターは、ショートメッセージを発生して移動ステーションMSへ送信するためのコマンドをメッセージ4−1配送(Deliver)においてショートメッセージサービスセンターSMSCに与える。このメッセージは、受信者の電話番号MSISDN、マルチメディアメッセージサービスセンターMMSCのアドレスAPN、マルチメディアメッセージ識別子、及び好ましくは、マルチメディアメッセージのサイズを含む。このメッセージは、マルチメディアメッセージの内容形式の指示のような他のデータも含んでもよい。より多くの情報をマルチメディアメッセージからショートメッセージへ追加できるほど、受信者は、いつメッセージを受信したいかをより良好に結論付けることができる。しかしながら、メッセージ4−1のデータは、ショートメッセージサービスセンターが、ショートメッセージを誰に送信するかそしてどのマルチメディアメッセージサービスセンターからコマンドを受信したか分かるようにすることが重要である。ショートメッセージサービスセンターSMSCは、メッセージ4−1を受信すると、マルチメディアメッセージサービスセンターが送信者アドレスとして指示されそしてマルチメディアメッセージ識別子がメッセージ識別子として指示されるショートメッセージを発生する。或いは又、MMSCがショートメッセージを発生することもでき、この場合、それはメッセージ4−1に含まれる。ショートメッセージがショートメッセージサービスセンターSMSCにあるときには、SMSCは、受信者のアドレスを調査し、そしてルートアドレス(SendRoutingInfoForSMS)を加入者のMSISDN電話番号に基づきメッセージ4−2において当該ホーム位置レジスタから要求する。ホーム位置レジスタは、ショートメッセージのための通常のルート命令をメッセージ4−3(SendRoutingInfoForSMSAck)においてショートメッセージサービスセンターへ送信し、このメッセージは、移動ステーションにサービスするサポートノードSGSNのアドレス、又は移動ステーションにサービスする移動交換センターMSCのアドレス、或いはその両方を含む。ショートメッセージサービスセンターSMSCは、公知技術に基づき、移動交換センターMSC又はサービスサポートノードSGSNを通してメッセージ4−4(SM delivery)において移動ステーションへショートメッセージを配送する。
【0036】
移動ステーションのユーザが自分に対して送られたマルチメディアメッセージを移動ステーションにロードするように決定すると、マルチメディアメッセージをロードするためのコマンドを移動ステーションへ発行する。移動ステーションは、移動ステーションにサービスするサポートノードSGSNを経て、マルチメディアメッセージサービスセンターのアドレスへ、マルチメディアメッセージについて通知するショートメッセージにおいて、メッセージ4−5のマルチメディアサービス要求(MMSRequest)を送信し、この場合、ショートメッセージにおけるマルチメディアメッセージ識別子がパラメータとなる。第1の好ましい実施形態では、メッセージは、MSとSGSNとの間ではSNDCPプロトコルを使用しそしてSGSNとMMSCとの間ではGTPプロトコルを使用して転送されるのが好ましい。マルチメディアメッセージサービスセンターMMSCは、それがメッセージ4−5を受信したときは、移動ステーションのルート情報を既に知っている。というのは、サービスサポートノードSGSNからメッセージを受信しているからである。ここで、マルチメディアメッセージサービスセンターは、メッセージ4−5における識別子に基づきマルチメディアメッセージをそのメモリから検索する。マルチメディアメッセージサービスセンターMMSCは、メッセージを見つけると、サービスサポートノードSGSNを経て移動ステーションMSへメッセージの内容を送信するか、又はメッセージが非常に長くてセグメントに分割しなければならない場合には、メッセージ4−6マルチメディアメッセージ配送(MMSDeliver)においてその第1セグメントを送信する。メッセージ4−6は、図3に示すメッセージ3−1に対応する。移動ステーションは、メッセージ4−6を受信すると、メッセージ4−7において確認(MMSDeliverAck)を送信する。メッセージ4−7は、図3に示すメッセージ3−2に対応する。実際のメッセージの送信及び確認の送信は、マルチメディアメッセージが移動ステーションに直接送信されたかどうか又はマルチメディアメッセージについて通知するショートメッセージが送信されたかどうかに関わりなく同様である。セグメントに分割されたマルチメディアメッセージは、図3において説明したメッセージ対4−6及び4−7を用いて配送される。メッセージが配送されると、移動ステーションは、図3に示すように受信メッセージについてユーザに通知する。
【0037】
マルチメディアメッセージが到着したときにショートメッセージがユーザに送信されない(例えば、オペレータがその特徴をサポートせず、ユーザがショートメッセージの送信を希望しないか、又は第1のマルチメディアメッセージ待機についてしかショートメッセージの送信を希望しない)場合には、マルチメディアメッセージサービスセンターMMSCに待機しているマルチメディアメッセージの属性を問合わせるための特定の動作(MMC状態要求)がユーザに与えられる。待機しているマルチメディアメッセージ及びその識別子についてユーザに通知されるときには(MMS状態応答)、ユーザは、マルチメディアメッセージサービスセンターからユーザが希望するメッセージのみを検索する。
【0038】
マルチメディアメッセージの存在時間又は有効時間がもはや有効でない場合には、マルチメディアメッセージサービスセンターは、メッセージをもはや配送できないことを移動ステーションに通知するのが好ましい。
移動ステーションに到達できたときにMMSコンテクストが常にアクチベートされない実施形態では、移動ステーションは、例えば、図2に示すように、マルチメディアメッセージをロードするユーザのコマンドに対する応答としてMMSコンテクストアクチベーションをトリガーするよう構成することができる。又、マルチメディアメッセージサービスセンターは、MMSコンテクストアクチベーション要求の受信後に移動ステーションへマルチメディアサービス要求を送信することができ、そしてその受信後に、移動ステーションが図2に示すようにMMSコンテクストをアクチベートする。
【0039】
本発明のある好ましい実施形態では、マルチメディアメッセージ受信者の識別子もメッセージ4−1にアタッチされる。受信者識別子を有する者は、メッセージの正しい受信者である。受信者識別子は、暗号識別子、例えば、エレメントがマルチメディアメッセージの送信者(例えば、MSISDN)、受信者(例えばMSISDN)、内容及び連続番号を含むようなハッシュであるのが好ましい。又、エレメントは、メッセージ4−1の内容及びMMSC特有の機密値も含むのが好ましい。しかしながら、形成される受信者識別子は、同じエレメント値を用いて値が計算されるときに同じままである値を含むことができる。あるエレメントの値が変化する場合には、ハッシュが「不意に」変化し、新たなハッシュを古いハッシュから計算できないようになる。この受信者識別子は、メッセージ4−4において移動ステーションユーザへ送信され、このユーザは、メッセージ4−5における受信者識別子を使用して、受信されるべきマルチメディアメッセージ及び正しい受信者を識別する。これらの実施形態では、他の認証が必要とされない。
【0040】
図5は、移動ステーションがマルチメディアメッセージを送信したいときに、第1の好ましい実施形態においてマルチメディアメッセージを転送するのに必要なプロトコルに基づくシグナリングを示す。移動ステーションは、もし必要であれば、メッセージが大きくて1つのメッセージとして無線インターフェイスを経て転送できない場合に、メッセージをセグメントに分割することができる。移動ステーションは、サービスサポートノードSGSNを経てマルチメディアメッセージサービスセンターMMSCにメッセージの内容を送信するか、又はメッセージが長くてセグメントに分割しなければならない場合には、その第1セグメントをメッセージ5−1マルチメディアメッセージ配送(MMS Submit)において送信する。メッセージは、移動ステーションMSとサービスサポートノードSGSNとの間ではSNDCPプロトコルを使用して、そしてSGSNとマルチメディアメッセージサービスセンターMMSCとの間ではGTPプロトコルを使用して転送されるのが好ましい。メッセージ5−1マルチメディアメッセージ配送は、好ましくは、次の部分を含む。応答経路が要求されたことを指示するパラメータ、メッセージ基準、セグメント番号、最後のセグメントであるかどうか、メッセージの行先アドレス、ユーザデータ又はメッセージの実際の内容をいかにコード化するかを指示するパラメータ、メッセージが受信者へもはや配送されないときを指示するメッセージの有効期間、及びユーザデータ。更に、メッセージ5−1は、どんなユーザデータであるかを指示するパラメータを含んでもよい。上記パラメータにより、マルチメディアメッセージサービスセンターは、それがテキストを受信したか、ビデオ像を受信したか、通常の映像を受信したか、スピーチを受信したか又はその組合せを受信したかを識別し、そして対応的にそれを受信者に通知する。コード情報から、マルチメディアメッセージサービスセンターは、同じ情報を結論付けてもよい。マルチメディアメッセージが別の移動ステーションユーザに対して意図される場合には、受信者のMSISDN電話番号が行先アドレスとして使用されるのが好ましい。インターネット技術又はfirst name.last name@x.y.zの形態に基づくIPアドレスは、他の受信者の行先アドレスとして使用することもできる。しかしながら、後者の形態の使用は、マルチメディアメッセージサービスセンターがドメインネームサーバと通信して論理名をIPアドレスに変更できることを必要とする。
【0041】
マルチメディアメッセージサービスセンターMMSCは、メッセージ5−1を受信すると、好ましくはその受信したメッセージのセグメント番号及び基準を含むメッセージ5−2において確認(MMS Submit Ack)を送信する。メッセージ5−2は、マルチメディアメッセージサービスセンターとサービスサポートノードとの間ではGTPプロトコルを用いて送信され、そしてサービスサポートノードSGSNから移動ステーションMSへSNDCPプロトコルを用いて送信される。メッセージ対5−1及び5−2は、メッセージの最後のセグメントが送信されるまで送信される。或いは又、これらメッセージ対は、図3に示す確認メカニズムに置き換えられてもよい。その後、マルチメディアメッセージサービスセンターは、例えば、図3又は4に示すように、受信者へメッセージを送信することができる。又、メッセージ5−2は、否定確認(MMS Submit Nack)であってもよい。
【0042】
図2、3、4及び5に示されたシグナリングメッセージは、一例として示されたものに過ぎず、同じ情報を送信するために多数の別々のメッセージを含んでもよい。又、これらメッセージは、他の情報を含んでもよく、そして自由に組み合わせてもよい。又、メッセージ名を変更することもできる。オペレータ及びシステムに基づき、異なる機能が分散された他のネットワーク要素がデータ送信及びシグナリングに関与することもできる。メッセージが、例えば、別のルートを経て移動ステーションMSに配送される場合には、図示された全てのネットワーク要素がシグナリングに関与する必要はない。
【0043】
第3の好ましい実施形態では、図3、4及び5に示されたシグナリングは、SGSNが好ましくはGTPプロトコルを用いてゲートウェイサポートノードGGSNへメッセージを送信し、次いで、GGSNが好ましくはIPプロトコルを用いてマルチメディアメッセージサービスセンターMMSCへメッセージを送信するように実行される。第3の好ましい実施形態では、ショートメッセージサービスゲートウェイSMSGWは使用されず、ショートメッセージに代わって、マルチメディアメッセージサービスセンターMMSCは、小さな情報メッセージをマルチメディアメッセージ又はデータメッセージとして受信者へ送信する。或いは又、MMSCは、マルチメディアメッセージについて他の何らかのやり方で通知するコマンドをGPRSゲートウェイサポートノードGGSNへ発行することができる。
【0044】
図6は、MMSコンテクストがアクチベートされると仮定した場合の第1の好ましい実施形態におけるマルチメディアメッセージサービスセンターのオペレーションを示す。又、変化する条件及びオペレータによりセットされる条件は、マルチメディアメッセージサービスセンターに対して決定されることも仮定する。ここで、条件とは、マルチメディアメッセージが満足し、従って、それを受信者へ直接送信することのできる条件を指す。このような条件は、例えば、メッセージサイズ、メッセージ内容の形式、受信者の移動ステーションのユーザインターフェイス、移動ステーションによりサポートされるコード、及び移動ステーションのユーザインターフェイスによりサポートされる内容形式を含み、本発明は、条件の数を限定するものではない。これらの条件は図7にも示されている。又、メッセージの第1セグメントを配送できる場合には、メッセージ全体を配送できるものと仮定する。
【0045】
図6は、ステップ600においてマルチメディアメッセージサービスセンターが移動ステーションMSへ送信されるべきマルチメディアメッセージを受信した状態からスタートする。ステップ601では、受信者のMSISDN電話番号がメッセージから区別され、そして電話番号に関連した条件及びオペレータにより決定された一般的な条件がステップ602においてサーチされる。ステップ603では、条件に基づく値、例えば、メッセージサイズ及び形式がメッセージから区別される。ステップ604では、オペレータにより決定されそして電話番号に関連したこれらの値及び条件を満足するかどうかがチェックされる。これらの条件を満足すると、マルチメディアメッセージを移動ステーションに直接送信することができ、それ故、メッセージがステップ605においてルート指定される。ルート指定は、図3において詳細に説明した。次いで、ステップ607では、メッセージが大きくてセグメントに分割しなければならないかどうか、即ちメッセージを分割しなければならないかどうかチェックされる。この分割は、GPRSネットワークのSNDCP及びGTPプロトコルが1500バイトを越えるメッセージを転送できないために実行されねばならない。メッセージを分割しなければならない場合には、ステップ608においてセグメント化される。このセグメント化において、メッセージはセグメントに分割され、それらセグメントは番号付けされそして最後のセグメントがマークされる。メッセージが分割されると、第1セグメントがステップ609において送信され、そして確認がステップ610において受け取られる。又、メッセージがセグメント化されるにつれて、メッセージを徐々に送信することもできる。ステップ611において、確認が肯定であり、即ちセグメントが配送された場合には、次のセグメントがステップ612において送信され、その肯定確認がステップ613において受け取られる。次いで、ステップ614では、いずれかのセグメントが残っているかどうかチェックされる。セグメントが見つかった場合には、プロセスがステップ612へ進み、次のセグメントを送信する。ステップ612、613及び614で形成されたループは、全てのセグメントが送信されるまで繰り返される。次いで、プロセスはステップ615へ進み、そこで、メッセージが送信されそして確認がおそらくメッセージの送信者に送られることが注目される。更に、勘定記録が形成されるか、又は必要なデータが勘定センターに送信される。この解決策は、契約に基づき、送信者又は受信者或いはその両方に勘定請求できるという効果を与える。これにより、公知音声メッセージの問題を解消することができる。問題は、メッセージを送信するときの送信者と、メッセージを受信するときの受信者の両当事者が常に支払をしなければならないことである。
【0046】
ステップ611において、受信確認が肯定でないと分かった場合に、プロセスはステップ616へ進み、そこで、移動ステーションがメッセージの有効期間中にネットワークにアタッチする場合に、メッセージが再送信のためにメモリに記憶される。又、ステップ616におけるメッセージの処理は、否定応答で指示される理由に基づいてもよい。例えば、メッセージが送信されたときにメッセージの受信をユーザが望まないか又はできない場合には、メッセージがメモリに記憶される。ユーザがメッセージの受信を望まないか又はできない理由としては、例えば、メモリが充分でない、メッセージの形式、メッセージの送信時間が長い、又は送信者の識別データであることが考えられる。このような状態は、例えば、MMSCで決定された条件が不充分であるか、又は使用する実施形態においてメッセージが常に自動的に送信されるからである。又、ユーザは、将来メッセージの受信を希望しないことを指示することもでき、この場合、メッセージは、もしそれが記憶されていれば、メモリから削除される。
【0047】
ステップ607において、メッセージを分割する必要がないことが分かると、最後のセグメントがステップ617においてメッセージセグメントとして指示され、その後、メッセージがステップ618において送信されそしてステップ619において確認される。ステップ620において、確認が肯定であり、即ちセグメントが配送されたことが観察されると、プロセスはステップ615へ進み、そこで、メッセージが送信されそして確認がおそらくメッセージの送信者に送信されることが注目される。ステップ620において受信確認が肯定でないことが観察されると、プロセスはステップ616へ進み、メッセージは、上述したように処理される。
【0048】
ステップ604において1つの条件を満足しないことが観察された場合には、メッセージを移動ステーションに直接送信することができない。むしろ、マルチメディアメッセージについて移動ステーションに通知するショートメッセージがステップ621においてショートメッセージサービスセンターSMSCを通して送信される。ステップ622では、マルチメディアメッセージがメモリに記憶され、配送を待機する。ステップ623では、メッセージ要求が移動ステーションから受け取られ、そして要求されたメッセージがステップ624においてメモリから検索される。次いで、プロセスはステップ607へ進み、メッセージを分割しなければならないかどうかチェックし、その後、プロセスは、上述したように進む。
【0049】
メモリに記憶されたマルチメディアメッセージは、その有効期間がもはや有効でないか又はマルチメディアメッセージが受信者に首尾良く送信された場合にはメモリから削除される。マルチメディアメッセージの有効期間が経過したときにステップ623において要求が受け取られた場合には、メッセージを当然メモリにおいて見つけることができず、移動ステーションには、メッセージの有効期間がもはや有効でないためにメッセージを配送できないことが通知されるのが好ましい。
【0050】
メッセージの第1セグメントを配送できるが、別のセグメントを配送できない場合には、メッセージ全体が再送信のためにメモリに記憶される。
図6について上述したステップは、絶対的な時間順序で示されておらず、上記ステップの一部分を同時に又はずれた順序で実行することもできる。ステップとステップとの間に別のオペレーションを実行することもできる。幾つかのステップを省略することができ、例えば、メッセージの確認は、セグメントが送信された後にのみチェックされてもよい。省略できるステップは、例えば、全てのメッセージが同じ条件を含むときに条件がサーチされるステップ602である。
【0051】
本発明の好ましい実施形態では、マルチメディアメッセージサービスセンターは、マルチメディアメッセージのコードを、受信側移動ステーションがサポートするコードに変更するか、又はその他送信又はプレゼンテーションにより適した形態に変更することができる。例えば、mpegコードによってコード化されたメッセージは、マルチメディアメッセージサービスセンターにおいて解除して、jpegコードにより記録することができる。これらの手段は、ステップ607におけるチェックの前に実行されるのが好ましい。本発明の別の好ましい実施形態では、マルチメディアメッセージサービスセンターは、メッセージがまだパックされない場合に、特定の限界サイズを越えるメッセージをパックすることができる。この手段は、ステップ607におけるチェックの前に実行されるのが好ましい。
【0052】
本発明は、マルチメディアメッセージのサイズの限定を必要としない。しかしながら、時々、オペレータ又は受信者は、メッセージのサイズを限定したいことがある。従って、図6のフローチャートにおいて、例えば、ステップ602の後に、マルチメディアメッセージが長過ぎるかどうかチェックされる。もしそうでなければ、プロセスは、図示されたように進む。もしそうであれば、マルチメディアメッセージは、受信者に配送されない。次いで、送信者には、サイズが大きいためにメッセージを配送できない旨通知することができる。
【0053】
受信者識別子の値は、ステップ621の前に計算することができ、そしてハッシュのような個別の受信者識別子を使用する実施形態において移動ステーションへ送信することができる。マルチメディアメッセージに加えて、これら実施形態では、ステップ622において識別子を記憶することができる。次いで、ステップ623において、受信したメッセージは、受信者識別子として個別の値を含み、これに基づいて、正しいマルチメディアメッセージがステップ624において検索される。
【0054】
図2ないし6では、マルチメディアメッセージが常にパケットデータとして送信されると仮定した。ある実施形態では、回路交換データとして移動交換センターMSCを経て送信することもできる。現在、この解決策は、ユーザがデータコールに対して個別のMSISDN電話番号を有することを必要とするが、現在知られているものによれば、この状態は、データを送信するための個別の電話番号がもはや必要とされないように変化するであろう。マルチメディアメッセージをいつ回路交換で送信すべきか及びいつデータ交換モードにあるかは、オペレータによりセットされた条件、又はユーザにより変更し得る条件に基づいて判断することができる。更に、ある実施形態では、パケットデータとしての送信が首尾良くいかなかった場合に、パケットデータとして送信されるよう意図されたマルチメディアメッセージを回路交換データとして転送するよう試みることができる。又、ある実施形態では、送信モードを選択することもできる。例えば、テキストを含む小さなマルチメディアメッセージをパケット交換メッセージとして受信者へ送信することができる一方、ビデオ像及びスピーチを含む大きなマルチメディアメッセージを回路交換モードで送信することができる。又、マルチメディアメッセージは、連結された短いメッセージとして送信することもできる。
【0055】
図7は、マルチメディアメッセージサービスセンター及び本発明に関するその重要なオペレーションを示す。図7は、本発明のマルチメディアメッセージサービスセンターMMSCを示すブロック図である。このマルチメディアメッセージサービスセンターMMSCは、移動通信システムの移動ステーションからショートメッセージを受信したりそこへ送信したりするためのインターフェイス部分L1を備えている。実施形態に基づき、このインターフェイス部分L1は、オペレータ内バックボーンネットワーク及びサービスサポートノードを経てメッセージを送信すると共に、ショートメッセージサービスセンター又はバックボーンネットワーク及びゲートウェイサポートノードを経てメッセージを送信する。マルチメディアメッセージサービスセンターMMSCは、ショートメッセージサービスセンターを他のネットワーク、例えば、インターネット、別のデータネットワーク及び/又は公衆交換電話ネットワークに接続するためのインターフェイス部分L2(1つしか図示されていない)を含む。これらのインターフェイス部分は、マルチメディアメッセージを送信及び受信できるようにする。これらに加えて、ショートメッセージサービスセンターは、例えば、図6に示すように転送されるべくマルチメディアメッセージサービスセンターMMSCにより受信されたマルチメディアメッセージを転送するアプリケーション部分APを含む。
【0056】
アプリケーション部分APは、図2、3及び4に示されたシグナリングメッセージを識別し、そしてメッセージをいかに送信及び受信すべきか知っている。インターフェイス部分は、低レベルプロトコルの解釈に関与する。更に、アプリケーション部分APは、配送することのできないマルチメディアメッセージをそのメモリMに記憶し、そしてマルチメディアメッセージが首尾良く配送されたとき又は移動ステーションがマルチメディアメッセージの配送を要求するときにそれをメモリから検索する。アプリケーション部分は、移動ステーションに送信されるマルチメディアメッセージ又はマルチメディアメッセージのセグメントが、図3及び4で決定された部分を少なくとも含むということに関与する。アプリケーション部分は、メッセージをセグメント化し、即ち図6に示すようにセグメントに分割することができ、マルチメディアメッセージのサイズが、ネットワーク及びエアインターフェイスに送信されるメッセージの許容最大サイズを越えないようにする。対応的に、アプリケーション部分は、受信したセグメントから、更なる配送のために全マルチメディアメッセージをコンポーズすることができる。アプリケーション部分APは、メッセージの受信者が同じ移動通信システムの別の移動ステーションにある場合には、受信したセグメントの全マルチメディアメッセージをコンポーズしないように構成することができる。しかしながら、このような実施形態では、アプリケーション部分APは、メッセージのサイズをセグメントで計算することができる。又、アプリケーション部分APは、例えば、メッセージに対して割り当てられたメモリエリアを空きエリアとして指示することにより、有効期間が終了するマルチメディアメッセージがメモリから削除されることにも関与する。削除されたメッセージは、新たなメッセージがその上に書きこまれるまでメモリに保持することができる。アプリケーション部分は、削除されたメッセージの内容をもはや見出すことができない。アプリケーション部分は、有効期間を欠いたメッセージにそれを追加するように構成することができる。又、アプリケーション部分APは、MMSコンテクストがアクチベートされたかどうかチェックし、そして移動ステーションMSへMMSコンテクストアクチベーション要求を発生するように構成することもできる。
【0057】
アプリケーション部分APは、全てのマルチメディアメッセージ配送に関する永久的な条件を含んでいて、通知しなければならないメッセージから送信されるべきメッセージをアプリケーション部分が直接フィルタできるようにする。これらの永久的な条件は、メモリMに配置することができる。又、アプリケーション部分APは、メモリMから、マルチメディアメッセージ配送に関する加入者特有の条件及びおそらくそこに配置された永久的な条件を検索するように構成することもできる。又、アプリケーション部分APは、加入者特有の条件がもしホーム位置レジスタに維持されていれば、ホーム位置レジスタからそれらに関して問合せするように構成することもできる。又、アプリケーション部分APは、マルチメディアメッセージから条件に関する値を区別し、そしてそれら条件を満足するかどうかチェックするように構成することもできる。それら条件を満足する場合には、アプリケーション部分は、マルチメディアメッセージを移動ステーションに直接送信するように構成される。永久的な条件とは、オペレータによって設定される条件であって全てのメッセージに対して同一の条件を指す。加入者特有の条件とは、各加入者ごとに設定される条件であってターミナル、加入者又はオペレータが限定値を与えることができる条件を指す。加入者特有の条件をサポートする実施形態の場合には、アプリケーション部分APは、条件を更新するように構成される。永久的な条件は、ネットワークマネージメントシステムを経て更新されるのが好ましい。
【0058】
マルチメディアメッセージのサイズ及び形式は、例えば、永久的な条件として使用することができる。例えば、マルチメディアメッセージのサイズが、条件として決定されたサイズを越える場合には、そのマルチメディアメッセージは直接配送されない。マルチメディアメッセージのサイズが、例えば、条件として決定されたものより小さいが、その内容が、条件として決定されたものと同じでない場合にも、そのマルチメディアメッセージは直接配送されない。
【0059】
加入者特有の条件は、ターミナルによりサポートされるコード化モード、ターミナルによりサポートされる内容形式、ターミナルにおいて使用可能なメモリの量、マルチメディアメッセージの優先順位等である。MMSコンテクストアクチベーションでは、ターミナルは、コード化モード及び使用可能なメモリの量を指示することができ、この場合に、アプリケーション部分APは、これらの値を、それに対応する条件の値に対応するよう更新する。加入者は、例えば、WWWインターフェイス又はシグナリングメッセージを使用することにより、直接送信されるべきマルチメディアメッセージのサイズのような特定の条件を更新することができる。次いで、オペレータは、ある加入者に対する条件を決定し、それに基づいて、優先順位が最も高いテキストメッセージがサイズに関わりなく直接送信されねばならない。アプリケーション部分は、最後の条件をチェックすると、相反する条件を「スキップ」する。従って、これら条件は、異なるレベルのものでよい。条件を設定するときには、AND、OR、XOR、NOTのような論理演算も使用することができる。本発明は、これらの条件や、それらをいかに形成し又は適用するかを何ら限定するものではなく、オペレータによって自由にプランニングすることができる。
【0060】
マルチメディアメッセージに対して別の配送ルートを選択することのできる実施形態では、アプリケーション部分APは、所与のルート条件に基づいて配送ルートを選択し、そしてその配送ルートに対してルート指定命令を要求するように構成される。ルート条件は、例えば、次のもの、即ちショートメッセージとして連結されたサイズXより小さいテキストメッセージ、ビデオ像を含みそして回路交換モードにおいてサイズYを越えるメッセージ、パケット交換モードにおける他のものを含む。
ハッシュのような個別の受信者識別子を使用する実施形態では、アプリケーション部分APは、受信者識別子を別のやり方で計算し又は割り当て、そしてマルチメディアメッセージについて知らせるメッセージをそれに追加するように構成される。これらの実施形態では、アプリケーション部分は、受信者識別子に基づいてメモリからマルチメディアメッセージを検索するように構成される。
【0061】
又、マルチメディアメッセージサービスセンターは、例えば、アプリケーション部分により与えられた命令に基づいてショートメッセージを発生するためのメッセージ発生部分GPを含むこともできる。実施形態に基づき、この発生部分GPは、ショートメッセージを発生するコマンドをショートメッセージサービスセンターに送信することもできる。ショートメッセージが使用されない実施形態では、この発生部分は、配送要求を待機しているマルチメディアメッセージについて通知する小さなマルチメディアメッセージ又はデータメッセージを発生することができる。
【0062】
又、マルチメディアメッセージサービスセンターは、マルチメディアメッセージの内容が既にパックされたかどうかチェックするパッケージング部分PPを含むこともできる。内容がパックされていない場合には、パッケージング部分PPは、パッケージングを遂行する。従って、転送されるべきデータ量が減少されるので、データは、より効率的に転送される。パッケージング部分は、例えば、アプリケーション部分を介して、パックされたメッセージを移動ステーションへ送信できるかどうかチェックするのが好ましい。又、パッケージング部分PPは、パックされたメッセージを移動ステーションへ送信できない場合には、受信したマルチメディアメッセージのパック内容をアンパックすることもできる。
【0063】
又、マルチメディアメッセージサービスセンターは、コード変換部分CCPを含むこともできる。この変換部分は、メッセージコードを解除し、そしてアプリケーション部分により与えられた命令に基づいてメッセージをコード化する。例えば、テキストがASCII8コードでコード化されるが、移動ステーションがASCII7コードしかサポートしない場合には、変換部分がASCII8コードをASCII7コードに変換する。従って、メッセージは、その内容が不変に保たれ且つメッセージがまだ読み取られるようにして、移動ステーションへ配送することができる。
【0064】
マルチメディアメッセージサービスセンターのインターフェイス部分L1、L2に配置されたインターフェイスは、第1の好ましい実施形態においてデータネットワークに必要とされるアプリケーションインターフェイス、例えば、インターネット又はイントラネットワーク用のIPインターフェイス、例えば、移動ステーションMSに対し図3、4及び5に示されたプロトコルを用いて実施されたインターフェイス、ホーム位置レジスタHLR用のMAP/SS7インターフェイス、サービスサポートノードSGSN用のGTP/IPインターフェイス、及び例えば、ショートメッセージサービスセンター用のCIMDインターフェイスである。更に、好ましくは送信メッセージの送信者に勘定請求するために勘定ゲートウェイセンター用としてインターフェイスが必要とされる。又、考えられるインターフェイスは、ドメインネームサーバ用のインターフェイス及び公衆交換電話ネットワーク用のインターフェイスも含む。後者は、マルチメディアメッセージが回路交換データとしてロードされる場合に必要とされる。本発明の第2の好ましい実施形態ではサービスサポートノード用のインターフェイスは必要とされない。というのは、マルチメディアメッセージがショートメッセージサービスゲートウェイSMSGWを経て送信されるからである。しかしながら、ショートメッセージサービスゲートウェイSMSGWについては、X.25インターフェイスが少なくとも現在は必要とされる。本発明の第3の好ましい実施形態では、ホーム位置レジスタについてもサービスサポートノードSSGNについてもインターフェイスは必ずしも必要でない。ゲートウェイサポートノードGGSBは、インターフェイス、好ましくは、IPインターフェイスを必要とする。
【0065】
必要とされるインターフェイスは、上記とは異なるものでもよく、オペレーションに関与するネットワーク要素によりサポートされるプロトコルに依存する。
図3、4、5、6及び7は、ある条件を満足したときに、マルチメディアメッセージが受信者へ直接送信されることを示すが、条件を満足したことにより間接的な送信を生じさせても同じ結果が得られることが当業者に明らかであろう。
図8は、本発明に係る移動ステーションの本質的な部分及びその機能を示す。GSMシステム、ひいては、GPRSネットワークでは、移動ステーションMSは、実際のターミナルと、それに取り外し可能に取り付けられた加入者認識モジュールSIMとで構成される。この加入者認識モジュールは、移動ステーションに配置されるスマートカードで、これは、例えば、加入者を識別するのに関連したデータ、例えば、移動ステーション加入者を識別する国際移動加入者認識IMSI番号と、移動ステーションにより受信されたショートメッセージを記憶するためのある量のメモリとを備えている。実際のターミナルは、アンテナを含むトランシーバTx/Rxと、ユーザインターフェイスUIと、コントローラCPと、本発明の移動ステーションにマルチメディアメッセージを記憶するためにある量が割り当てられるメモリM1とを含む。
【0066】
ユーザインターフェイスUIは、一般に、キーボードと、ディスプレイと、スピーカと、マイクロホンとを含み、これらは図8には示されていない。ユーザインターフェイスUIにより、ユーザは、マルチメディアメッセージをコンポーズ、送信、読み取り、探索及び/又は聴取、削除そして変更し、そして希望するときにコントローラCPに他の命令を与えることができる。1つの命令は、移動ステーションを通して、図4に示すようにマルチメディアメッセージの配送を要求するコマンドである。ユーザインターフェイスは、マルチメディアメッセージコードの解除に関与するのが好ましい。ユーザは、ユーザインターフェイスを通して、図7に詳細に示した加入者特有の条件に値を与えることができる。
【0067】
コントローラCPは、ユーザインターフェイスから、例えば、図4及び52ついて述べたマルチメディアメッセージに関連したインパルスを得る。コントローラCPは、加入者に対してユーザインターフェイスUIを経て移動ステーションに到達したマルチメディアメッセージについて、例えば、音声信号及びディスプレイに現れるメッセージ又は記号で移動ステーションMSのユーザに通知するのが好ましい。コントローラは、上記指示に、メッセージのサイズ及び形式についての情報を含ませることができる。又、コントローラCPは、移動ステーション及び/又は移動通信システムのオペレーションに関連した音声信号、テキスト命令又は命令信号を、ユーザインターフェイスを経て移動ステーションのユーザに与えることもできる。又、コントローラは、マルチメディアメッセージ及びそれに関連したパラメータについて外部ターミナルに通知することもできるし、或いはマルチメディアメッセージを別の外部ターミナルに転送することもできる。
【0068】
コントローラは、マルチメディアメッセージ、ショートメッセージ及びシグナリング/制御メッセージを、トランシーバTx/Rxを経て受信及び送信する。コントローラは、図2、3、4及び5に示されたメッセージを送信及び受信し、必要なパラメータ及びデータを追加し、そしてそのパラメータ及びデータを上述したように解釈するように構成される。コントローラが何を行うかは、実施形態に依存する。例えば、コントローラCPは、GPRSネットワークに登録するときに、又は単にネットワーク又はユーザから受け取ったインパルスに対する応答として、常にMMSコンテクストをアクチベートするように構成され得る。マルチメディアメッセージがトランシーバTx/Rxに到着すると、コントローラは、メッセージを受信する前に、マルチメディアメッセージに割り当てられたメモリがまだ使用可能であることをチェックすることができる。又、コントローラは、メッセージの形式及びそこに使用されるコードをチェックし、ユーザインターフェイスを経てユーザへマルチメディアメッセージを送信するよう確保することができる。これは、コントローラが、ユーザに送信できないメッセージをメモリに無益に記憶しないという効果を有する。ユーザは、有効期間がまだ有効である場合には、ターミナルを変更した後にメッセージを受信することができる。マルチメディアメッセージを受信した後に、本発明による移動ステーションのコントローラは、メッセージをターミナルメモリM1に記憶するのが好ましい。マルチメディアメッセージが多数のセグメントで送信される場合には、コントローラは、セグメントを1つのメッセージにコンポーズした後にそのメッセージを記憶する。ある実施形態では、コントローラCPは、ターミナルがユーザに送信できないマルチメディアメッセージを識別ユニットのメモリに記憶するよう構成することができる。又、コントローラは、ユーザに、マルチメディアメッセージをどこに記憶したいか尋ねるように構成することもできる。
【0069】
コントローラは、マルチメディアメッセージについて通知するショートメッセージを他のショートメッセージから区別し、そしてユーザインターフェイスを経てのユーザへのデータの指示をコンポーズするように構成することができる。他の何らかの方法を使用して、マルチメディアメッセージについて通知する場合には、コントローラは、使用する指示の方法に基づいてユーザにデータを送信するように構成される。
マルチメディアメッセージが移動ステーションから送信されるときには、コントローラCPは、必要に応じてメッセージをセグメント化し、そして図5において詳細に述べた必要なパラメータをメッセージにアタッチする。
【0070】
コントローラは、条件、例えば、ユーザインターフェイスによりサポートされるコードに関する情報、データ形式、及び使用可能なメモリを、MMSコンテクストのアクチベーションメッセージに追加するように構成することができる。コントローラは、マルチメディアメッセージの最後のセグメントの受信後にコントローラが送信する確認メッセージに対して使用可能なメモリに関する情報も送信するように構成することができる。
しかしながら、移動ステーションにとって重要なことは、それがマルチメディアメッセージを識別でき、そしてそのメッセージを解釈して、正しい手段の使用によりユーザへ送信できることである。
【0071】
上記説明では、マルチメディアメッセージが移動ステーションにより常に受信されると仮定した。しかし、これは、常にそうでなくてもよい。例えば、訪問先のネットワークエリアでは、ローカルインターネットオペレータにより固定ネットワークを経て大きなマルチメディアメッセージを検索するのがより効果的である。このような固定ネットワークの使用は、例えば、ハッシュのような個別の受信者識別子を用いる実施形態を使用して実現されるのが好ましい。
添付図面及びそれを参照した上記説明は、単に本発明を例示するものに過ぎないことを理解されたい。上述した実施形態は、組み合わせることができ、そしてそのオペレーションは、互いに結び付けることができる。請求の範囲に記載した本発明の範囲及び精神から逸脱せずに、種々の変更及び修正が当業者に明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の好ましい実施形態のテレコミュニケーションシステムを示す図である。
【図2】 MMS内容アクチベーションに関連したシグナリングを示す図である。
【図3】 第1の好ましい実施形態においてマルチメディアメッセージの転送に必要なプロトコルに基づくシグナリングを示す図である。
【図4】 第1の好ましい実施形態においてマルチメディアメッセージの転送に必要なプロトコルに基づくシグナリングを示す図である。
【図5】 第1の好ましい実施形態においてマルチメディアメッセージの転送に必要なプロトコルに基づくシグナリングを示す図である。
【図6】 第1の好ましい実施形態においてマルチメディアメッセージサービスセンターがいかに動作するかを示すフローチャートである。
【図7】 本発明のマルチメディアメッセージサービスセンターを示す図である。
【図8】 本発明の移動ステーションを示す図である。
Claims (10)
- ワイヤレスデータ送信を使用するテレコミュニケーションシステムのワイヤレスデータ送信を使用するターミナルと第2の当事者との間でマルチメディアメッセージを配送する方法であって、該方法は、
同じメッセージサービスセンターを通して少なくとも2つの異なる内容形式のマルチメディアメッセージを配送するものであり、上記内容形式は、テキスト、スピーチ、映像、ビデオ像又はその組合せを含むことができるメッセージ内容のプレゼンテーションを指示する、上記方法において、
上記ターミナルと上記メッセージサービスセンターとの間で上記マルチメディアメッセージの内容形式に関わりなく上記マルチメディアメッセージに対して同じ配送プロトコルを使用することにより、上記ターミナルと上記メッセージサービスセンターとの間で上記マルチメディアメッセージを配送し、
上記メッセージサービスセンターで少なくとも1つの第1条件を決定するものであって、該少なくとも1つの第1条件は、直接送信されるべきマルチメディアメッセージの内容形式、直接送信されるべきマルチメディアメッセージの最大サイズの少なくとも1つを決定するものであり、
上記ターミナルへ配送されるべき上記マルチメディアメッセージから、それが上記第1条件を満足するかどうかチェックし、
上記第1条件を満足する場合に上記マルチメディアメッセージを上記ターミナルに直接配送し、そして
上記第1条件を満足しない場合には上記マルチメディアメッセージについて上記ターミナルに通知すると共に、上記マルチメディアメッセージに関するメッセージ要求に対する応答として上記マルチメディアメッセージを配送することを特徴とする方法。 - 上記ターミナルのユーザからの上記第1条件に関連した値をメッセージサービスセンターにおいて受信し、そして
受信した値で上記値を更新する請求項1に記載の方法。 - 上記第1条件に関連した値としてターミナル特性を上記メッセージサービスセンターにおいて受信し、そして
受信した値で上記値を更新する請求項1又は2に記載の方法。 - 上記ターミナルに送信されるべきマルチメディアメッセージについての情報を提供するためマルチメディアメッセージに受信者識別子を追加し、この識別子は、受信されるべき上記マルチメディアメッセージの受信者の識別を可能にするものであり、そして
上記メッセージ要求が上記マルチメディアメッセージに関連した上記受信者識別子を含む場合にのみ上記マルチメディアメッセージを配送する請求項1乃至3のいずれかに記載の方法。 - 少なくとも2つの異なる配送ルートを使用して上記メッセージサービスセンターから上記ターミナルへマルチメディアメッセージを配送し、
上記メッセージサービスセンターに対する少なくとも第2の条件を決定し、そして
この第2の条件に基づいて上記マルチメディアメッセージの配送ルートを選択する請求項1乃至4のいずれかに記載の方法。 - 少なくとも第1内容形式及び第2内容形式のマルチメディアメッセージを受信することができる少なくとも1つのターミナルであって、上記内容形式は、上記メッセージ内容のプレゼンテーションを指示する、上記少なくとも1つのターミナルと、
少なくとも上記第1内容形式及び上記第2内容形式のマルチメディアメッセージを上記少なくとも1つのターミナルと第2の当事者との間に送信するためのメッセージサービスセンター(MMSC)と、
を備えたワイヤレステレコミュニケーションシステムにおいて、
上記メッセージサービスセンターは、上記ターミナルと上記メッセージサービスセンターとの間で上記マルチメディアメッセージの内容形式に関わりなく第1配送プロトコルを使用することにより上記マルチメディアメッセージを上記ターミナルに第1配送によるメッセージとして配送するよう構成されており、
上記メッセージサービスセンター(MMSC)は、上記マルチメディアメッセージをターミナル(MS)に配送する前に、上記マルチメディアメッセージが少なくとも1つの所定の第1条件を満足するかどうかチェックし、そしてそのチェックの結果に応答して、上記マルチメディアメッセージを上記ターミナルに直接配送するか、又は上記マルチメディアメッセージについて上記ターミナルに通知しそして上記マルチメディアメッセージに関するメッセージ要求に応答して上記マルチメディアメッセージを配送するように構成されており、上記少なくとも1つの第1条件は、直接送信されるべきマルチメディアメッセージの内容形式、直接送信されるべきマルチメディアメッセージの最大サイズの少なくとも1つを決定するものであり、そして
上記ターミナル(MS)は、上記マルチメディアメッセージに関する上記情報を受信し、その情報について上記ターミナルのユーザに通知し、そして上記マルチメディアメッセージに関するメッセージ要求を、ユーザから受信した命令に応答して上記メッセージサービスセンター(MMSC)へ送信するように構成されていることを特徴とするシステム。 - 上記ターミナル(MS)は、それがサポートするメッセージ内容コードについて上記メッセージサービスセンター(MMSC)に通知するように構成され、そして
上記メッセージサービスセンター(MMSC)は、上記ターミナル(MS)へ配送されるべきマルチメディアメッセージのコードをチェックし、それを、上記ターミナルによりサポートされるコードと比較し、そして上記ターミナルがそのメッセージコードをサポートしない場合に、そのメッセージコードを、上記ターミナルによりサポートされるコードに変更する請求項6に記載のシステム。 - ワイヤレステレコミュニケーションシステムに接続可能なメッセージサービスセンター(MMSC)であって、該メッセージサービスセンターは、少なくとも2つの異なる内容形式のマルチメディアメッセージを受信しそしてそれらマルチメディアメッセージをテレコミュニケーションシステムのターミナルへ転送するためのインターフェイス手段(L1,L2)を備え、上記内容形式は、上記メッセージ内容のプレゼンテーションを指示する、上記メッセージサービスセンターにおいて、
上記メッセージサービスセンターは、上記マルチメディアメッセージが少なくとも1つの所定の条件を満足するかどうかをチェックすることによって上記マルチメディアメッセージの配送の仕方を選択するアプリケーション手段(AP)を備え、上記少なくとも1つの所定の条件は、上記ターミナルへ直接送信されるべきマルチメディアメッセージの内容形式、上記ターミナルへ直接送信されるべきマルチメディアメッセージの最大サイズの少なくとも1つを決定するものであり、上記アプリケーション手段は、上記チェックの結果に応答して、上記マルチメディアメッセージを上記ターミナルに直接配送するか、又は上記マルチメディアメッセージについて上記ターミナルに通知しそして上記マルチメディアメッセージに関するメッセージ要求に対する応答として上記マルチメディアメッセージを上記ターミナルへ配送するように構成されており、該アプリケーション手段は、上記内容形式に関わりなく同じ配送プロトコルを使用して上記マルチメディアメッセージを配送し、上記ターミナルと上記メッセージサービスセンターとの間で上記マルチメディアメッセージの内容形式に関わりなく同じプロトコルを使用して、上記ターミナルから少なくとも2つの異なる内容形式のマルチメディアメッセージを受け取るように構成されていることを特徴とするメッセージサービスセンター。 - 上記アプリケーション手段(AP)は、1つ又は複数の所定の条件に基づいて少なくとも2つの異なる配送ルートから各マルチメディアメッセージに対する配送ルートを選択するように構成されている請求項8に記載のメッセージサービスセンター(MMSC)。
- マルチメディアメッセージを受信するための移動ステーションであって、ユーザインターフェイス(UI)を備え、これを通して移動ステーションのユーザが少なくとも第1内容形式及び第2内容形式のマルチメディアメッセージを受信できる上記移動ステーションであって、上記内容形式は、上記メッセージ内容のプレゼンテーションを指示するものである、上記移動ステーションにおいて、
上記移動ステーションは、上記マルチメディアメッセージの内容形式に関わりなくメッセージサービスセンターと移動ステーションとの間で同じ配送プロトコルを使用して少なくとも上記第1内容形式及び上記第2内容形式のマルチメディアメッセージを同じメッセージサービスセンターを経て受信するためのコントローラ(CP)を備えており、
上記コントローラ(CP)は、配送のためのマルチメディアメッセージ待機に関する指示を受信し、上記ユーザインターフェイスを経て上記ユーザにその指示を送信し、そして上記ユーザインターフェイスを経て受信したユーザコマンドに応答して上記マルチメディアメッセージの配送要求を送信し、上記配送要求に対する応答として上記マルチメディアメッセージを受信し、上記ユーザインタフェースを通じて受信したユーザコマンドに応答して少なくとも1つの条件を送信するものであり、上記少なくとも1つの条件は、マルチメディアメッセージの受信に関連し、また、上記移動ステーションへ直接送信されるべきマルチメディアメッセージの内容形式と上記移動ステーションへ直接送信されるべきマルチメディアメッセージの最大サイズとのうちの少なくとも1つを決定するよう構成されていることを特徴とする移動ステーション。
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