JP3737646B2 - 2次元図形配置装置および記録媒体 - Google Patents
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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、配電盤その他各種電子機器筐体に取り付けられる器具等の2次元図形の配置設計を支援する2次元図形配置装置および記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、配電盤を含めて各種の電子機器筐体には多数の器具(以下、用品と指称する)が取り付けられるが、操作性や人間工学上の見地から用品の配置およびその用品に関係する用品一覧表の設計等は非常に重要である。
【0003】
そこで、従来、配電盤などの筐体図形内に複数の用品などの2次元図形を配置設計する計算機設計支援分野では、その2次元用品図形の配置および用品一覧表の設計支援するために2次元図形配置装置が用いられている。
【0004】
図13はかかる2次元図形配置装置の構成を示す摸式図である。
【0005】
この2次元図形配置装置は、数値データや文字データなどを入力するキーボード装置51、図形データなどを入力するマウス装置52、これら両装置51,52の入力内容に基づいて、配電盤などに取り付ける用品図形や配置位置を設計するとともに、用品一覧表を作成する装置本体となる2次元図形処理装置53および設計結果である配置された用品図形や用品一覧表などを表示する表示装置54などによって構成されている。
【0006】
この2次元図形配置装置における具体的な設計手順は、図14に示すように予め操作者がキーボード装置51、マウス装置52を操作し、或いはOCR(光学式文字等読取装置)による図形イメージ読取りによって、配電盤の筐体図形データや用品図形データを作成記憶するステップST21と、同じく操作者が両装置51,52を用いて、必要な筐体図形データや用品図形データを選択的に取出して表示装置54に表示するステップST22と、2次元筐体図形内に複数の2次元用品図形を配置決定する図形配置ステップST23と、この用品図形の配置後に用品一覧表を作成する用品表作成ステップST24と、これら図形配置後の2次元用品図形および作成された用品一覧表などをプリンタ等(図示せず)から出力する図面出力ステップST25とからなっている。
【0007】
前記図形配置ステップST23は、具体的には、キーボード装置51およびマウス装置52からの入力内容に基づき、図15に示すように2次元筐体図形61内に複数の2次元用品図形,例えばA用品図形62、複数のB用品図形63,64の配置位置を決定し筐体内の各種の2次元用品図形を作成する作業である。
【0008】
前記用品表作成ステップST24は、同じく図15に示すように既に表示装置54に表示されるA用品の用品表65およびB用品の用品表66内にキーボード装置51やマウス装置52を用いて、以下のような作業を実施する。
【0009】
(1) 配置された各用品図形62〜64と用品一覧表65,66とを対応させるためのマーカA1,B1,B2を、用品図形上部に付し、さらに用品一覧表内のNOエリア部分にそれぞれ手入力する。
【0010】
(2) 引き続き、筐体図形61の原点67を基準として用品図形の中心座標値(X,Y)を表示させ、両装置51,52を用いてX寸法,Y寸法を各用品一覧表65,66に手入力する。
【0011】
(3) さらに、両装置51,52を用いて用品図形の情報(形式,穴明番号等)を用品一覧表65,66に手入力する。
【0012】
このようにしてマーカ表示および用品一覧表の作成が完了すると、2次元図形処理装置53は、図15に示す正面図,右側面図並びに用品一覧表からなる製図面68をプリンタ等に出力する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、以上のような2次元図形配置装置では、配電盤等の図面を作成するに際し、配置後の用品図形62〜64と用品一覧表65,66とを対応させるためのマーカA1,B1,B2、用品図形62〜64の座標値pt,pt1,pt2および用品図形の情報(形式,穴明番号等)をそれぞれ各用品表65,66に手入力する必要があることから、図形配置等の作業性が悪いこと、用品一覧表作成時に細心の注意を払わないと入力ミスが発生する問題がある。
【0014】
例えばマーカA1,B1,B2を作成する際、表示位置を指定して文字を入力するが、ユーザの要求する表現方法を満たすためには手間がかかり過ぎること、さらに用品一覧表65,66への転記に手間がかかり、また転記ミスが発生し易い。
【0015】
また、各用品図形の座標値pt,pt1,pt2および各用品図形の情報(形式,穴明番号等)についても、用品一覧表65,66への転記作業に時間がかかると同時に転記ミスが発生し易い問題がある。
【0016】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、作業時間の短縮および低コストで2次元用品図形の配置および用品一覧表を作成する2次元図形配置装置を提供することにある。
【0017】
また、本発明の他の目的は、2次元用品図形の配置および用品一覧表を作成するための作成処理用プログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、機器筐体図形内に1つ以上の用品図形を配置し、この配置された用品図形に基づいて用品一覧表を作成する2次元図形配置装置において、外部から入力される前記各機器筐体図形および各用品図形を格納するとともに、各用品図形に関連して入力される用品関連データから各用品図形ごとの用品表、用品図形と用品表との連携データを作成する属性データ作成装置と、所要とする前記機器筐体図形内に各用品図形を選択的に配置するとともに、これら用品図形を個別的または対象範囲の指定によって選択し、これら選択された用品図形に対応する前記連携データから前記用品表およびマーカ位置データを抽出し前記用品一覧表を作成する2次元図形処理装置とを設けたものである。
【0019】
本発明は、以上のような手段を講じたことにより、属性データ作成装置にて機器筐体図形および用品図形を格納する一方、各用品図形に関連して入力される用品関連データから適宜選択的に取り込んで各用品図形の用品表の他、用品表と用品図形との連携データを自動的に作成する。
【0020】
また、2次元図形処理装置は、特定の機器筐体図形を取出し、さらに必要な用品図形を選択的に取出して機器筐体図形内に配置した後、用品図形を個別的または外部から対象範囲を指定して選択すれば、用品図形に対応する前記連携データから前記用品表およびマーカ位置データを抽出し前記用品一覧表を自動的に作成する。
【0021】
前記属性データ作成装置としては、例えば各用品図形に関連して入力される前記用品表に反映させる属性パラメータを登録する用品図作成手段と、前記属性パラメータの中から各用品図形と各用品表とを連携させる連携パラメータを取り込んで登録する用品連携作成手段と、各用品図形に対するマーカ位置データを設定するマーカ位置付加手段と、前記属性パラメータおよびマーカ位置データを用いて各用品図形の用品表を作成する用品表作成手段とを設けることにより、用品図作成手段にて各用品図形に関連する属性パラメータを登録した後、用品連携作成手段は、属性パラメータの中から各用品図形と各用品表とを連携させる連携パラメータを各用品表ごとに取出して登録する。また、マーカ位置付加手段では、各用品図形に対するマーカ位置データを設定すし登録する。従って、以上のような登録後、用品表作成手段では、予め定める順序に従って前記登録データから必要なデータを抽出しつつ、各用品図形ごとに自動的に用品表を作成することができる。
【0022】
また、前記2次元図形処理装置は、機器筐体図形および用品図形の中から適宜選択される機器筐体図形内に各用品図形を配置する用品配置手段と、この配置された用品図形を個別的または外部から指定される対象範囲に基づいて前記用品図形の用品表候補を選択する抽出候補選択手段と、この抽出候補選択手段によって選択された用品表候補に対応する用品図形の連携パラメータから前記用品表を抽出して前記用品一覧表を作成し配置する用品表配置手段とを設けることにより、用品配置手段では、特定の機器筐体図形内に必要な用品図形を選択し配置した後、抽出候補選択手段は、外部から指定される対象範囲に基づき、その範囲内の用品図形の抽出候補を選択する。
【0023】
そこで、用品表配置手段は、抽出候補となった用品図形の連携パラメータから順次用品表を抽出し所要の位置に設定すれば、機器筐体図形内に2次元的に複数の用品図形が配置され、さらに各用品図形の用品一覧表を作成することができる
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0024】
図1は本発明に係る2次元図形配置装置の一実施の形態を示す構成図である。
【0025】
この装置は、数値データ,文字データなどを入力するキーボード装置1、図形データなどを入力するマウス装置2および数値,文字,図形等のイメージデータを読取って入力するOCR(光学式文字読取装置)3等のデータ入力手段、このデータ入力手段の指示による用品図形等作成時にデータ入力手段から各用品図形に関連して入力される用品関連データ(属性データやマーカ位置データ等)から各用品図形ごとの用品表、用品図形と用品表との連携データを作成する属性データ作成装置4、前記データ入力手段からの入力内容に基づいて、配電盤などに取り付ける用品図形やその用品図形の配置設計を行うとともに用品一覧表を作成する装置本体となる2次元図形処理装置5および設計結果である用品図形やその用品図形の配置位置および用品一覧表などを表示・出力する出力装置6などで構成されている。
【0026】
この属性データ作成装置4は、データ入力手段から入力される筐体図形データを取り込んで筐体図形データファイル7に格納する筐体図作成部11と、用品図形データ等の他、当該器具図形に用品一覧表に反映させるためのパラメータを付加し登録する用品図作成部12と、この用品図作成部12で登録された用品図形と連携するための用品種別パラメータを連携表に登録する用品連携作成部13と、用品図形にマーカ位置データを付加するためのマーカ位置付加部14と、用品表作成部15とからなっている。
【0027】
前記用品図作成部12は、データ入力手段から入力される例えば図2に示す用品図形16および当該用品図形16の座標位置の基準となる位置ptの他、用品図形16を用品表に反映させるための属性データ,つまり図3に示す用品種別パラメータ17a,用品形式パラメータ17b,用品穴明番号パラメータ17c,マーカ名パラメータ17dを入力し、用品図形データファイル8に登録する機能をもっている。
【0028】
前記用品連携作成部13は、用品図形と用品表とを連携させるために、用品種別パラメータ17aを図4に示すごとく用品図形データファイル8の用品種別表18に登録する。
【0029】
前記マーカ位置付加部14は、データ入力手段から用品図形の配置位置に対して所定の距離だけ離れた位置にマーカを付加するためのマーカ位置データを入力し、用品図形データファイル8に格納する機能をもっている。このマーカ位置データとは、マーカ表示位置を表わす座標点データであって、例えば図2に示すような用品図形16の配置位置の座標値をpt(X,Y)とした時、点ptよりY方向に+30の距離だけ離れた座標点pm(X,Y+30)を意味し、この座標点pmは用品図形データファイル8に登録する。
【0030】
前記用品表作成部15は、用品図作成部12によって登録された各パラメータ17b,17c,17dおよび器具図形16の座標値ptを、用品表図形データファイル9の図5に示す用品表19の該当欄であるマーカ名データ欄20a,用品形式データ欄20b,X座標値欄20c,Y座標値欄20dおよび用品穴明番号データ欄20eにそれぞれ登録し、また用品図形16の属性データの一部であるマーカ名パラメータを用品図形データファイル8上の器具図形上に登録する。
【0031】
前記2次元図形処理装置5は、CPUによって構成され、機能的には、データ入力手段からの選択指示に基づき、各ファイル7,8から筐体図形データおよび用品図形データを選択し出力装置6に表示する図形データ選択手段21、この出力装置6に表示された筐体図形内に必要な数の用品図形を配置する図形配置手段22、この図形配置手段22によって配置された用品図形の位置を計算するために筐体図形の原点を選択設定する原点指定手段23、対象とする用品図形の用品表を抽出するために個別的または対象範囲を指定する指定手段24、この指定手段24によって指定された用品図形の用品表候補を抽出する対象候補選択手段25、この候補選択手段35で抽出された各候補の用品図形から連携データに基づいて用品表を取出して配置し対象候補の用品図形の情報を作成すると同時に用品図形上および用品一覧表にマーカを作成することにより2次元図形データを作成する用品表配置手段26およびこの作成された2次元図形および用品一覧表である図面を出力する図面出力手段27等が設けられている。
【0032】
また、2次元図形処理装置5は、図6に示すプログラムを記録する記録媒体28が設けられ、かかるプログラムを読取って以上のような各手段を実行する構成となっている。
【0033】
次に、以上のような装置の動作および記録媒体に関する発明について図6を参照して説明する。
【0034】
先ず、属性データ作成装置4では、予めデータ入力手段によって作成された各種の機器筐体図形データが筐体図形データファイル7に、用品図形データ(図2)および用品関連データ(図3)、用品基準座標値pt,用品位置データpmが用品図形データファイル8に、用品表図形データを含む用品種別表(図4)および用品表(図5)が用品表図形データファイル9にそれぞれ格納されている。
【0035】
このような状態において、2次元図形処理装置5が動作を開始すると、操作者はデータ入力手段を操作し、筐体図形データファイル7から選択的に所要の筐体図形データを読み出し、また同様に用品図形データファイル8から選択的に用品図形データを読み出し、これら読み出した各図形を出力装置6に表示した後、図7に示すように各用品図形の配置位置を決定する(ST1〜ST3;用品配置機能)。図7において30は筐体図形、31はA用品図形、32,33はそれぞれB用品図形、34は筐体図形の原点、35は製図面である。
【0036】
なお、図8(a)はA用品図形の属性データ36であり、図8(b)はB用品図形32の属性データ37である。これらデータ36,37等は、各用品図形と共に表示してもよく、或いは表示無しとしてもよい。
【0037】
しかる後、各用品図形の用品一覧表を作成するか否かを判断する(ST4;作成判断機能)。ここで、データ入力手段から一覧表作成指示が入力されている場合、用品一覧表の作成であると判断し、用品図形の位置を計算するために筐体図形の原点を指定することにより、用品図形の用品表を作成する対象範囲を指定する(ST5,ST6;対象範囲指定機能)。筐体図形に配置された用品図形を個別的に選択指定してもよい。
【0038】
よって、以上のようにして用品図形に関する抽出候補,つまり用品表候補を選択し、図9に示すような選択された用品呼出しボタン38,39をもつ用品一覧表表示パネル40を表示する(ST7;抽出候補選択機能)。
【0039】
ここで、用品表一覧表表示パネル40の中の所要とする呼出しボタン例えば38を選択すると、当該用品図形と連携する図4に示す用品種別表18の用品種別パラメータから図10に示す用品表41を作成表示し、対象候補の用品図形の情報を入力作成すると同時に用品図形上および用品表にマーカを作成し、2次元図形データを作成する(ST8;用品表配置機能)。
【0040】
このようにして指定された1つの用品図形の用品表を作成した後、引き続き、抽出すべき用品表候補が有るか否かを判断し(ST9)、所要とする用品表候補があれば、ステップST7に戻り同様の処理を繰返し実行し、例えば図11に示すような用品表42を表示し、同様に対象候補の器具図形の情報を入力作成すると同時に用品図形上および用品表にマーカを作成する。
【0041】
さらに、用品表データ例えば用品図形の配置位置を変更する場合(ST10)、対象候補を選択し(ST11)、その用品表の座標値(X寸法,Y寸法)を修正すれば、この修正データに従って筐体図形上に配置された用品図形が移動し、当該用品図形の配置位置を変更できる。
【0042】
そして、ステップST4にて用品表を作成しないと判断されたとき、またステップST10にて用品表を作成完了したとき、図面を出力するか否かを判断し、図面出力すると判断されたとき、図面を出力すると共に表示装置上の各種データを適宜な記憶手段に記憶し保存する(ST12〜ST14;図面出力機能)。
【0043】
図12は本発明装置を適用した製図面を示す図である。
【0044】
すなわち、本装置においては、筐体図形30に用品図形31〜33を配置し、筐体図形30の原点34を設定した後、個別的に各用品図形31〜33を選択または対象範囲内にて各用品31〜33を選択することにより、画面上に用品表一覧表示パネル40(図9参照)を表示する。この表示パネル40には認識した用品図形の情報を作成する用品表の呼出しボタン例えば38,39が候補として表示され、その1つのボタン例えば38,39を順次指定することにより、用品表41,42を自動的に作成し、かつ、各用品表内の各欄に必要な情報が記入される。
【0045】
さらに、用品表の作成と同時に筐体図形内の用品図形上部に各用品図形のマーカ名パラメータが付される。
【0046】
従って、以上のような実施の形態によれば、用品図形の格納時に予め当該用品図形に関連する用品関連データ,例えば用品図形と用品表とに連携するデータや用品図形座標値などを設定しておくことにより、2次元図形処理装置5では、各用品図形に対応する用品関連データを用いて自動的に用品一覧表を作成できる。
【0047】
また、属性データ作成装置4は、各用品図形を格納する際、各用品図形が用品表に反映させるための各種パラメータや各用品図形のマーカ位置データなどを順次格納するだけで、これらデータを取り込んで各用品図形の用品表を自動的に作成でき、図面作成時の用品一覧表作成時に準備データを容易に作成できる。
【0048】
さらに、2次元図形処理装置5においては、筐体図形内に各用品図形を配置した後、これら各用品図形を個別選択または外部からの指定に基づく対象範囲内での各用品図形の選択によって、用品図形候補を選択し、これら用品図形の連携パラメータから必要な用品表を抽出し用品一覧表を作成するので、用品図形の選択によって自動的に用品一覧表を作成できる。
【0049】
その他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、2次元図形の作成時に簡単な操作で用品表作成およびマーカ作成作業を行うことができ、各種作成作業の手間を大幅に削減でき、人件費の低減化、低コスト化を実現できる2次元図形配置装置および記録媒体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る2次元図形配置装置記および録媒体を説明する構成図。
【図2】 マーカ位置データを説明する摸式図。
【図3】 用品図形の属性データ例を示す図。
【図4】 用品図形から用品表に連携させるための属性データを説明する図。
【図5】 用品表を説明するための摸式図。
【図6】 本発明に係る2次元図形配置装置の動作を説明するフローチャートおよび記録媒体に記録されるプログラムを説明する図。
【図7】 本発明装置によって実現される製図面を示す摸式図。
【図8】 図7に示す用品図形の属性データ例を示す図。
【図9】 用品表一覧表示パネルを示す模式図。
【図10】 用品表例を示す模式図。
【図11】 用品表例を示す模式図。
【図12】 本発明装置を適用して得られた製図面を示す模式図。
【図13】 従来の2次元図形配置装置を示す構成図。
【図14】 従来装置の動作手順を説明する図。
【図15】 従来装置における製図面を示す模式図。
【符号の説明】
1,2,3…データ入力手段
4…属性データ作成装置
5…2次元図形処理装置
6…出力装置
7…筐体図形データファイル
8…用品図形データファイル
9…用品表図形データファイル
28…記録媒体
【発明の属する技術分野】
本発明は、配電盤その他各種電子機器筐体に取り付けられる器具等の2次元図形の配置設計を支援する2次元図形配置装置および記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、配電盤を含めて各種の電子機器筐体には多数の器具(以下、用品と指称する)が取り付けられるが、操作性や人間工学上の見地から用品の配置およびその用品に関係する用品一覧表の設計等は非常に重要である。
【0003】
そこで、従来、配電盤などの筐体図形内に複数の用品などの2次元図形を配置設計する計算機設計支援分野では、その2次元用品図形の配置および用品一覧表の設計支援するために2次元図形配置装置が用いられている。
【0004】
図13はかかる2次元図形配置装置の構成を示す摸式図である。
【0005】
この2次元図形配置装置は、数値データや文字データなどを入力するキーボード装置51、図形データなどを入力するマウス装置52、これら両装置51,52の入力内容に基づいて、配電盤などに取り付ける用品図形や配置位置を設計するとともに、用品一覧表を作成する装置本体となる2次元図形処理装置53および設計結果である配置された用品図形や用品一覧表などを表示する表示装置54などによって構成されている。
【0006】
この2次元図形配置装置における具体的な設計手順は、図14に示すように予め操作者がキーボード装置51、マウス装置52を操作し、或いはOCR(光学式文字等読取装置)による図形イメージ読取りによって、配電盤の筐体図形データや用品図形データを作成記憶するステップST21と、同じく操作者が両装置51,52を用いて、必要な筐体図形データや用品図形データを選択的に取出して表示装置54に表示するステップST22と、2次元筐体図形内に複数の2次元用品図形を配置決定する図形配置ステップST23と、この用品図形の配置後に用品一覧表を作成する用品表作成ステップST24と、これら図形配置後の2次元用品図形および作成された用品一覧表などをプリンタ等(図示せず)から出力する図面出力ステップST25とからなっている。
【0007】
前記図形配置ステップST23は、具体的には、キーボード装置51およびマウス装置52からの入力内容に基づき、図15に示すように2次元筐体図形61内に複数の2次元用品図形,例えばA用品図形62、複数のB用品図形63,64の配置位置を決定し筐体内の各種の2次元用品図形を作成する作業である。
【0008】
前記用品表作成ステップST24は、同じく図15に示すように既に表示装置54に表示されるA用品の用品表65およびB用品の用品表66内にキーボード装置51やマウス装置52を用いて、以下のような作業を実施する。
【0009】
(1) 配置された各用品図形62〜64と用品一覧表65,66とを対応させるためのマーカA1,B1,B2を、用品図形上部に付し、さらに用品一覧表内のNOエリア部分にそれぞれ手入力する。
【0010】
(2) 引き続き、筐体図形61の原点67を基準として用品図形の中心座標値(X,Y)を表示させ、両装置51,52を用いてX寸法,Y寸法を各用品一覧表65,66に手入力する。
【0011】
(3) さらに、両装置51,52を用いて用品図形の情報(形式,穴明番号等)を用品一覧表65,66に手入力する。
【0012】
このようにしてマーカ表示および用品一覧表の作成が完了すると、2次元図形処理装置53は、図15に示す正面図,右側面図並びに用品一覧表からなる製図面68をプリンタ等に出力する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、以上のような2次元図形配置装置では、配電盤等の図面を作成するに際し、配置後の用品図形62〜64と用品一覧表65,66とを対応させるためのマーカA1,B1,B2、用品図形62〜64の座標値pt,pt1,pt2および用品図形の情報(形式,穴明番号等)をそれぞれ各用品表65,66に手入力する必要があることから、図形配置等の作業性が悪いこと、用品一覧表作成時に細心の注意を払わないと入力ミスが発生する問題がある。
【0014】
例えばマーカA1,B1,B2を作成する際、表示位置を指定して文字を入力するが、ユーザの要求する表現方法を満たすためには手間がかかり過ぎること、さらに用品一覧表65,66への転記に手間がかかり、また転記ミスが発生し易い。
【0015】
また、各用品図形の座標値pt,pt1,pt2および各用品図形の情報(形式,穴明番号等)についても、用品一覧表65,66への転記作業に時間がかかると同時に転記ミスが発生し易い問題がある。
【0016】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、作業時間の短縮および低コストで2次元用品図形の配置および用品一覧表を作成する2次元図形配置装置を提供することにある。
【0017】
また、本発明の他の目的は、2次元用品図形の配置および用品一覧表を作成するための作成処理用プログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、機器筐体図形内に1つ以上の用品図形を配置し、この配置された用品図形に基づいて用品一覧表を作成する2次元図形配置装置において、外部から入力される前記各機器筐体図形および各用品図形を格納するとともに、各用品図形に関連して入力される用品関連データから各用品図形ごとの用品表、用品図形と用品表との連携データを作成する属性データ作成装置と、所要とする前記機器筐体図形内に各用品図形を選択的に配置するとともに、これら用品図形を個別的または対象範囲の指定によって選択し、これら選択された用品図形に対応する前記連携データから前記用品表およびマーカ位置データを抽出し前記用品一覧表を作成する2次元図形処理装置とを設けたものである。
【0019】
本発明は、以上のような手段を講じたことにより、属性データ作成装置にて機器筐体図形および用品図形を格納する一方、各用品図形に関連して入力される用品関連データから適宜選択的に取り込んで各用品図形の用品表の他、用品表と用品図形との連携データを自動的に作成する。
【0020】
また、2次元図形処理装置は、特定の機器筐体図形を取出し、さらに必要な用品図形を選択的に取出して機器筐体図形内に配置した後、用品図形を個別的または外部から対象範囲を指定して選択すれば、用品図形に対応する前記連携データから前記用品表およびマーカ位置データを抽出し前記用品一覧表を自動的に作成する。
【0021】
前記属性データ作成装置としては、例えば各用品図形に関連して入力される前記用品表に反映させる属性パラメータを登録する用品図作成手段と、前記属性パラメータの中から各用品図形と各用品表とを連携させる連携パラメータを取り込んで登録する用品連携作成手段と、各用品図形に対するマーカ位置データを設定するマーカ位置付加手段と、前記属性パラメータおよびマーカ位置データを用いて各用品図形の用品表を作成する用品表作成手段とを設けることにより、用品図作成手段にて各用品図形に関連する属性パラメータを登録した後、用品連携作成手段は、属性パラメータの中から各用品図形と各用品表とを連携させる連携パラメータを各用品表ごとに取出して登録する。また、マーカ位置付加手段では、各用品図形に対するマーカ位置データを設定すし登録する。従って、以上のような登録後、用品表作成手段では、予め定める順序に従って前記登録データから必要なデータを抽出しつつ、各用品図形ごとに自動的に用品表を作成することができる。
【0022】
また、前記2次元図形処理装置は、機器筐体図形および用品図形の中から適宜選択される機器筐体図形内に各用品図形を配置する用品配置手段と、この配置された用品図形を個別的または外部から指定される対象範囲に基づいて前記用品図形の用品表候補を選択する抽出候補選択手段と、この抽出候補選択手段によって選択された用品表候補に対応する用品図形の連携パラメータから前記用品表を抽出して前記用品一覧表を作成し配置する用品表配置手段とを設けることにより、用品配置手段では、特定の機器筐体図形内に必要な用品図形を選択し配置した後、抽出候補選択手段は、外部から指定される対象範囲に基づき、その範囲内の用品図形の抽出候補を選択する。
【0023】
そこで、用品表配置手段は、抽出候補となった用品図形の連携パラメータから順次用品表を抽出し所要の位置に設定すれば、機器筐体図形内に2次元的に複数の用品図形が配置され、さらに各用品図形の用品一覧表を作成することができる
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0024】
図1は本発明に係る2次元図形配置装置の一実施の形態を示す構成図である。
【0025】
この装置は、数値データ,文字データなどを入力するキーボード装置1、図形データなどを入力するマウス装置2および数値,文字,図形等のイメージデータを読取って入力するOCR(光学式文字読取装置)3等のデータ入力手段、このデータ入力手段の指示による用品図形等作成時にデータ入力手段から各用品図形に関連して入力される用品関連データ(属性データやマーカ位置データ等)から各用品図形ごとの用品表、用品図形と用品表との連携データを作成する属性データ作成装置4、前記データ入力手段からの入力内容に基づいて、配電盤などに取り付ける用品図形やその用品図形の配置設計を行うとともに用品一覧表を作成する装置本体となる2次元図形処理装置5および設計結果である用品図形やその用品図形の配置位置および用品一覧表などを表示・出力する出力装置6などで構成されている。
【0026】
この属性データ作成装置4は、データ入力手段から入力される筐体図形データを取り込んで筐体図形データファイル7に格納する筐体図作成部11と、用品図形データ等の他、当該器具図形に用品一覧表に反映させるためのパラメータを付加し登録する用品図作成部12と、この用品図作成部12で登録された用品図形と連携するための用品種別パラメータを連携表に登録する用品連携作成部13と、用品図形にマーカ位置データを付加するためのマーカ位置付加部14と、用品表作成部15とからなっている。
【0027】
前記用品図作成部12は、データ入力手段から入力される例えば図2に示す用品図形16および当該用品図形16の座標位置の基準となる位置ptの他、用品図形16を用品表に反映させるための属性データ,つまり図3に示す用品種別パラメータ17a,用品形式パラメータ17b,用品穴明番号パラメータ17c,マーカ名パラメータ17dを入力し、用品図形データファイル8に登録する機能をもっている。
【0028】
前記用品連携作成部13は、用品図形と用品表とを連携させるために、用品種別パラメータ17aを図4に示すごとく用品図形データファイル8の用品種別表18に登録する。
【0029】
前記マーカ位置付加部14は、データ入力手段から用品図形の配置位置に対して所定の距離だけ離れた位置にマーカを付加するためのマーカ位置データを入力し、用品図形データファイル8に格納する機能をもっている。このマーカ位置データとは、マーカ表示位置を表わす座標点データであって、例えば図2に示すような用品図形16の配置位置の座標値をpt(X,Y)とした時、点ptよりY方向に+30の距離だけ離れた座標点pm(X,Y+30)を意味し、この座標点pmは用品図形データファイル8に登録する。
【0030】
前記用品表作成部15は、用品図作成部12によって登録された各パラメータ17b,17c,17dおよび器具図形16の座標値ptを、用品表図形データファイル9の図5に示す用品表19の該当欄であるマーカ名データ欄20a,用品形式データ欄20b,X座標値欄20c,Y座標値欄20dおよび用品穴明番号データ欄20eにそれぞれ登録し、また用品図形16の属性データの一部であるマーカ名パラメータを用品図形データファイル8上の器具図形上に登録する。
【0031】
前記2次元図形処理装置5は、CPUによって構成され、機能的には、データ入力手段からの選択指示に基づき、各ファイル7,8から筐体図形データおよび用品図形データを選択し出力装置6に表示する図形データ選択手段21、この出力装置6に表示された筐体図形内に必要な数の用品図形を配置する図形配置手段22、この図形配置手段22によって配置された用品図形の位置を計算するために筐体図形の原点を選択設定する原点指定手段23、対象とする用品図形の用品表を抽出するために個別的または対象範囲を指定する指定手段24、この指定手段24によって指定された用品図形の用品表候補を抽出する対象候補選択手段25、この候補選択手段35で抽出された各候補の用品図形から連携データに基づいて用品表を取出して配置し対象候補の用品図形の情報を作成すると同時に用品図形上および用品一覧表にマーカを作成することにより2次元図形データを作成する用品表配置手段26およびこの作成された2次元図形および用品一覧表である図面を出力する図面出力手段27等が設けられている。
【0032】
また、2次元図形処理装置5は、図6に示すプログラムを記録する記録媒体28が設けられ、かかるプログラムを読取って以上のような各手段を実行する構成となっている。
【0033】
次に、以上のような装置の動作および記録媒体に関する発明について図6を参照して説明する。
【0034】
先ず、属性データ作成装置4では、予めデータ入力手段によって作成された各種の機器筐体図形データが筐体図形データファイル7に、用品図形データ(図2)および用品関連データ(図3)、用品基準座標値pt,用品位置データpmが用品図形データファイル8に、用品表図形データを含む用品種別表(図4)および用品表(図5)が用品表図形データファイル9にそれぞれ格納されている。
【0035】
このような状態において、2次元図形処理装置5が動作を開始すると、操作者はデータ入力手段を操作し、筐体図形データファイル7から選択的に所要の筐体図形データを読み出し、また同様に用品図形データファイル8から選択的に用品図形データを読み出し、これら読み出した各図形を出力装置6に表示した後、図7に示すように各用品図形の配置位置を決定する(ST1〜ST3;用品配置機能)。図7において30は筐体図形、31はA用品図形、32,33はそれぞれB用品図形、34は筐体図形の原点、35は製図面である。
【0036】
なお、図8(a)はA用品図形の属性データ36であり、図8(b)はB用品図形32の属性データ37である。これらデータ36,37等は、各用品図形と共に表示してもよく、或いは表示無しとしてもよい。
【0037】
しかる後、各用品図形の用品一覧表を作成するか否かを判断する(ST4;作成判断機能)。ここで、データ入力手段から一覧表作成指示が入力されている場合、用品一覧表の作成であると判断し、用品図形の位置を計算するために筐体図形の原点を指定することにより、用品図形の用品表を作成する対象範囲を指定する(ST5,ST6;対象範囲指定機能)。筐体図形に配置された用品図形を個別的に選択指定してもよい。
【0038】
よって、以上のようにして用品図形に関する抽出候補,つまり用品表候補を選択し、図9に示すような選択された用品呼出しボタン38,39をもつ用品一覧表表示パネル40を表示する(ST7;抽出候補選択機能)。
【0039】
ここで、用品表一覧表表示パネル40の中の所要とする呼出しボタン例えば38を選択すると、当該用品図形と連携する図4に示す用品種別表18の用品種別パラメータから図10に示す用品表41を作成表示し、対象候補の用品図形の情報を入力作成すると同時に用品図形上および用品表にマーカを作成し、2次元図形データを作成する(ST8;用品表配置機能)。
【0040】
このようにして指定された1つの用品図形の用品表を作成した後、引き続き、抽出すべき用品表候補が有るか否かを判断し(ST9)、所要とする用品表候補があれば、ステップST7に戻り同様の処理を繰返し実行し、例えば図11に示すような用品表42を表示し、同様に対象候補の器具図形の情報を入力作成すると同時に用品図形上および用品表にマーカを作成する。
【0041】
さらに、用品表データ例えば用品図形の配置位置を変更する場合(ST10)、対象候補を選択し(ST11)、その用品表の座標値(X寸法,Y寸法)を修正すれば、この修正データに従って筐体図形上に配置された用品図形が移動し、当該用品図形の配置位置を変更できる。
【0042】
そして、ステップST4にて用品表を作成しないと判断されたとき、またステップST10にて用品表を作成完了したとき、図面を出力するか否かを判断し、図面出力すると判断されたとき、図面を出力すると共に表示装置上の各種データを適宜な記憶手段に記憶し保存する(ST12〜ST14;図面出力機能)。
【0043】
図12は本発明装置を適用した製図面を示す図である。
【0044】
すなわち、本装置においては、筐体図形30に用品図形31〜33を配置し、筐体図形30の原点34を設定した後、個別的に各用品図形31〜33を選択または対象範囲内にて各用品31〜33を選択することにより、画面上に用品表一覧表示パネル40(図9参照)を表示する。この表示パネル40には認識した用品図形の情報を作成する用品表の呼出しボタン例えば38,39が候補として表示され、その1つのボタン例えば38,39を順次指定することにより、用品表41,42を自動的に作成し、かつ、各用品表内の各欄に必要な情報が記入される。
【0045】
さらに、用品表の作成と同時に筐体図形内の用品図形上部に各用品図形のマーカ名パラメータが付される。
【0046】
従って、以上のような実施の形態によれば、用品図形の格納時に予め当該用品図形に関連する用品関連データ,例えば用品図形と用品表とに連携するデータや用品図形座標値などを設定しておくことにより、2次元図形処理装置5では、各用品図形に対応する用品関連データを用いて自動的に用品一覧表を作成できる。
【0047】
また、属性データ作成装置4は、各用品図形を格納する際、各用品図形が用品表に反映させるための各種パラメータや各用品図形のマーカ位置データなどを順次格納するだけで、これらデータを取り込んで各用品図形の用品表を自動的に作成でき、図面作成時の用品一覧表作成時に準備データを容易に作成できる。
【0048】
さらに、2次元図形処理装置5においては、筐体図形内に各用品図形を配置した後、これら各用品図形を個別選択または外部からの指定に基づく対象範囲内での各用品図形の選択によって、用品図形候補を選択し、これら用品図形の連携パラメータから必要な用品表を抽出し用品一覧表を作成するので、用品図形の選択によって自動的に用品一覧表を作成できる。
【0049】
その他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、2次元図形の作成時に簡単な操作で用品表作成およびマーカ作成作業を行うことができ、各種作成作業の手間を大幅に削減でき、人件費の低減化、低コスト化を実現できる2次元図形配置装置および記録媒体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る2次元図形配置装置記および録媒体を説明する構成図。
【図2】 マーカ位置データを説明する摸式図。
【図3】 用品図形の属性データ例を示す図。
【図4】 用品図形から用品表に連携させるための属性データを説明する図。
【図5】 用品表を説明するための摸式図。
【図6】 本発明に係る2次元図形配置装置の動作を説明するフローチャートおよび記録媒体に記録されるプログラムを説明する図。
【図7】 本発明装置によって実現される製図面を示す摸式図。
【図8】 図7に示す用品図形の属性データ例を示す図。
【図9】 用品表一覧表示パネルを示す模式図。
【図10】 用品表例を示す模式図。
【図11】 用品表例を示す模式図。
【図12】 本発明装置を適用して得られた製図面を示す模式図。
【図13】 従来の2次元図形配置装置を示す構成図。
【図14】 従来装置の動作手順を説明する図。
【図15】 従来装置における製図面を示す模式図。
【符号の説明】
1,2,3…データ入力手段
4…属性データ作成装置
5…2次元図形処理装置
6…出力装置
7…筐体図形データファイル
8…用品図形データファイル
9…用品表図形データファイル
28…記録媒体
Claims (4)
- 機器筐体図形内に1つ以上の用品図形を配置し、この配置された用品図形に基づいて用品一覧表を作成する2次元図形配置装置において、
外部から入力される前記各機器筐体図形および各用品図形を格納するとともに、各用品図形に関連して入力される属性パラメータ及びマーカ位置データ等の用品関連データから各用品図形ごとの用品表、前記用品図形と前記用品表との連携データを作成する属性データ作成装置と、
ある1つの前記機器筐体図形内に各用品図形を選択的に配置するとともに、これら用品図形を個別的または対象範囲の指定によって選択し、これら選択された用品図形に対応する前記連携データから前記用品表および前記マーカ位置データを抽出して前記用品一覧表を作成し配置する2次元図形処理装置とを備えたことを特徴とする2次元図形配置装置。 - 請求項1に記載の2次元図形配置装置において、
前記属性データ作成装置は、各用品図形に付随して入力される前記用品表に反映させる前記属性パラメータを登録する用品図作成手段と、前記属性パラメータの中から各用品図形と各用品表とを連携させる連携パラメータを取り込んで登録する用品連携作成手段と、各用品図形に対する前記マーカ位置データを設定するマーカ位置位置付加手段と、前記属性パラメータおよびマーカ位置データを用いて各用品図形の用品表を作成する用品表作成手段とを設けたことを特徴とする2次元図形配置装置。 - 請求項1に記載の2次元図形配置装置において、
前記2次元図形処理装置は、所要の機器筐体図形内に適宜選択される各用品図形を配置する用品配置手段と、この用品配置手段によって配置された用品図形を個別的または対象範囲指定に基づいて前記用品図形の用品表候補を抽出する抽出候補選択手段と、この抽出候補選択手段によって抽出候補となった用品表候補に関し、対応する用品図形の連携パラメータから前記用品表を抽出し前記用品一覧表を作成し配置する用品表配置手段とを設けたことを特徴とする2次元図形配置装置。 - 予め機器筐体図形、用品図形および各用品図形に関連して入力される用品関連データから作成される各用品表が格納され、特定の機器筐体図形内の用品図形配置および用品表一覧表を作成処理するプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータに、
所要とする前記機器筐体図形内に適宜選択される用品図形を配置する用品配置機能と、この用品配置機能によって各用品図形を配置した後に用品一覧表を作成するか否かを判断する判断機能と、この判断機能に基づいて用品一覧表を作成すると判断したとき、前記機器筐体図形内の用品図形を個別的または対象指定範囲内の用品図形の用品表候補を抽出する抽出候補選択機能と、抽出候補となった用品表に関し、対応する用品図形の用品関連データから各用品表を抽出して前記用品一覧表を作成し配置する用品表配置機能と、この用品表配置機能によって前記用品一覧表を作成した後、または前記判断機能に基づいて用品一覧表を作成しないと判断したとき、前記機器筐体図形内に配置される各用品図形または前記機器筐体図形内に配置される各用品図形および用品一覧表を含む図面を出力する図面出力機能とを実現させるためのプログラムを記録した前記コンピュータ読取り可能な記録媒体。
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