JP3736460B2 - ゲートウェイおよびこのゲートウェイを用いた分散システム - Google Patents
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Description
本発明は性質の異なる複数のネットワークを接続するゲートウェイおよびこのゲートウェイを用いた分散システムに関する。
背景技術
最近の自動車では、オーディオ機器,ナビゲーション装置,エンジン制御装置,ミッション等の駆動装置など様々な電子機器が搭載され、これらの電子機器はその性質に応じてネットワークに接続されている。情報系のネットワークには、オーディオ機器などのように外部からの入力(イベントの入力)によって動作するものが接続され、制御系のネットワークには、エンジン制御装置のように予め定められた周期で情報を出力するものが接続されている。
特開平11−8647号公報には、プロトコルが異なる複数のLANの間を接続するゲートウェイが記載されている。
しかしながら、上記従来技術では、いわゆる情報系のネットワークと制御系のネットワークのように性質の異なるネットワークを接続するゲートウェイについては開示されていない。より具体的には、イベントによって情報が伝達される情報系のネットワークと一定の周期で情報が伝達される制御系のネットワークとの間の情報の伝達については開示されていない。
発明の開示
本発明の目的は、情報系のネットワークと制御系のネットワークとを接続し、情報系のネットワークと制御系のネットワークとの間で情報交換を行うことができるゲートウェイおよびこのゲートウェイを用いた分散システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための特徴は次の通りである。これらの特徴は、それぞれ単独でも組合せても本発明の目的を達成することができる。
ゲートウェイは、周期的に送出されるメッセージの送受信及びイベント又は要求に応じて送出するメッセージの送受信を行う。
また、ゲートウェイは、一のネットワークから受信した周期メッセージの変化を検出した際に、他のネットワークにメッセージを送信する。
また、ゲートウェイは、一のネットワークから受信したメッセージを周期的に他のネットワークに送信する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のゲートウェイの構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例の周期メッセージ受信処理を示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施例の周期・イベントメッセージバッファの構成を示す図である。
【図4】本発明の一実施例のメッセージ値変化検出処理を示すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施例のイベントメッセージ送信処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施例の制御系ネットワークから情報系ネットワークへのメッセージ転送の動作例を示す図である。
【図7】本発明の一実施例のイベントメッセージ受信処理の流れを示すフローチャートである。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明の実施例を図を用いて詳細に説明する。
まず、本発明の第一の実施例について説明する。本発明は、イベントの発生により処理装置からネットワーク上にメッセージが出力されるイベントメッセージと、予め定められた一定の周期で処理装置からネットワーク上にメッセージが出力される周期メッセージとを対象にするものであり、イベントメッセージが出力される処理装置が接続されたネットワーク(以下、「情報系ネットワーク」と称す。)と周期メッセージが出力される処理装置が接続されたネットワーク(以下、「制御系ネットワーク」と称す。)との間で、メッセージの交換ができるようにするものである。
第1図は、本発明のゲートウェイの構成を示したものである。ゲートウェイ10は、制御系ネットワーク20と情報系ネットワーク30に接続されている。本実施例の制御系ネットワーク20及び情報系ネットワーク30にはCAN(Controller Area Network)を用いている。
ゲートウェイ10は、CPU100,メモリ200,バス300,制御系ネットワークコントローラ400,制御系ネットワークドライバ500,情報系ネットワークコントローラ600,情報系ネットワークドライバ700から構成されている。
CPU100,メモリ200,制御系ネットワークコントローラ400、情報系ネットワークコントローラ600は、信号線であるバス300に接続されている。CPU100はメモリ200に記憶されているプログラムを読み出して。制御系ネットワークコントローラ400,制御系ネットワークドライバ500,情報系ネットワークコントローラ600,情報系ネットワークドライバ700を制御して、制御系ネットワーク20と情報系ネットワーク30との間でメッセージの交換を行う。
制御系ネットワークコントローラ400は制御系ネットワークドライバ500と接続されており、制御系ネットワークドライバ500は制御系ネットワーク20に接続され、制御系ネットワーク20へのメッセージ伝送を行う。情報系ネットワークコントローラ600は情報系ネットワークドライバ700と接続されており、情報系ネットワークドライバ700は情報系ネットワーク30に接続され、情報系ネットワーク30へのメッセージ伝送を行う。
メモリ200にはOS(Operating System)210の他、制御系ネットワーク通信処理220,情報系ネットワーク通信処理230,周期メッセージ送信処理240,周期メッセージ受信処理250,イベントメッセージ受信処理260,イベントメッセージ送信処理270,メッセージ値変化検出処理280のアプリケーションプログラムが記憶されているとともに、イベント・周期メッセージバッファ201,周期・イベントメッセージバッファ202といったデータ記憶領域が存在する。
本実施例のOS210としては、OSEK/VDX発行、OSEK/VDX Operating System Version 2.0 revision 1 (1997)に記載のOSEK−OSを使用する。このようにOSを用いることで、アプリケーションプログラムをタスクとして、周期的に起動させたり、ネットワーク上のメッセージを受信したイベントで起動させたりすることができる。
また、制御系ネットワーク通信処理220としては、OSEK/VDX発行,OSEK/VDX Communication Version 2.1 revision 1 (1998)に記載のOSEK−COMを使用する。OSEK−COMはメッセージ送信処理とメッセージ受信処理を行う機能を有している。また、メッセージに付されたIDで受信するメッセージを特定する機能を有している。従って、制御系ネットワーク20上の周期メッセージの中から受信すべきメッセージを特定することができる。制御系ネットワーク20へメッセージを送信する場合には、周期メッセージの送信処理を行うアプリケーションプログラムからOSEK−COMのAPI ServiceのひとつであるSend Message()を呼び出すことで、制御系ネットワークコントローラ400を通してメッセージを制御系ネットワーク20上に送出することができる。また、制御系ネットワーク20からのメッセージの受信は、予め設定された受信すべきメッセージのIDを管理しており、同じIDが付されたメッセージを受信したときに制御系ネットワークコントローラ400は受信割込みを行う。制御系ネットワークコントローラ400からの受信割り込みにより制御系ネットワーク通信処理のメッセージ受信のための割り込み処理が起動され、制御系ネットワーク20上のメッセージを取り込むことができる。取り込んだメッセージは、OSEK−COMのAPI ServiceのひとつであるReceive Message()を呼び出すことで読み出すことができる。
本実施例では、情報系ネットワーク通信処理230も、OSEK−COMを使用する。従って、情報系ネットワーク30へのメッセージを送信する場合も同様に、イベントメッセージの送信処理を行うアプリケーションプログラムからOSEK−COMのAPI ServiceのひとつであるSend Message()を呼び出すことで実行され、情報系ネットワークコントローラ600を通してメッセージを情報系ネットワーク30上に送出することができる。また、情報系ネットワーク30からのメッセージの受信は、予め設定された受信すべきメッセージのIDを管理しており、同じIDが付されたメッセージを受信したときに情報系ネットワークコントローラ600は受信割込みを行う。情報系ネットワークコントローラ600からの受信割り込みにより情報系ネットワーク通信処理のメッセージ受信のための割り込み処理が起動され、情報系ネットワーク30上のメッセージを取り込むことができる。取り込んだメッセージは、OSEK−COMのAPI ServiceのひとつであるReceive Message()を呼び出すことで読み出すことができる。
次に、本実施例のゲートウェイ10の動作について説明する。まず、周期メッセージを扱う制御系ネットワーク20から、イベントメッセージを扱う情報系ネットワーク30へメッセージを転送する場合について説明する。
前述のように、制御系ネットワークコントローラ400は制御系ネットワーク上の複数の周期メッセージの中から、所定のIDが付されたメッセージを受信すると、割込みを行う。これを受けてOS210は、周期メッセージ受信処理250のプログラムを起動する。この周期メッセージ受信処理250のプログラムはひとつのタスクとして実行される。制御系ネットワーク20上では、メッセージは周期的に送出されるので、この処理(タスク)も周期的に起動される。
周期メッセージ受信処理250の処理である周期メッセージ受信処理2500の処理の流れを第2図を用いて説明する。周期メッセージ受信処理2500は、まず制御系ネットワーク20から取り込んだ受信メッセージを読み出す(処理2501)。これは、前述のように、制御系ネットワーク通信処理220のReceive Message()を呼び出すことで実行される。
次に、読み出したメッセージを周期・イベントメッセージバッファ202に記憶する(処理2502)。ここで、周期・イベントメッセージバッファ202の構造を第3図を用いて説明する。前述のようにメッセージにはID(識別子)がつけられている。周期・イベントメッセージバッファ202はメッセージID記憶領域20210,今回値(最新のメッセージの値)記憶領域20220,前回値(最新の1回前に受信したメッセージの値)記憶領域20230を有する。さらにそれらの領域は、ID毎に記憶する領域に分けられる。すなわち、ID記憶領域20210は、領域20211,領域20212,領域20213等から成る。今回値記憶領域20220は、それぞれのID毎に領域2021,領域20222,領域20223等から成る。前回値記憶領域20230も同様にID毎に、領域20231,領域20232,領域20233等から成る。例えば、ID2のメッセージは、そのIDの値(2)が領域20211に、今回値(20)が領域20221に、前回値(18)が領域20231に記憶される。
処理2502で、読み出したメッセージの値は、そのメッセージのIDに対応する今回値の記憶領域に記憶する。例えば、IDの値が2のメッセージの場合、読み出したメッセージの値は領域20221に記憶する。IDの値が6のメッセージの場合は、読み出したメッセージの値は領域20222に記憶する。
そして最後に、メッセージ値変化検出処理2800を起動する(処理2503)。起動する場合、受信したメッセージのメッセージIDを渡す。
次に、メッセージ値変換検出処理280の処理である、メッセージ値変化検出処理2800を第4図に用いて説明する。メッセージ値変化検出処理280は、前述のように、周期メッセージ受信処理から起動される。
メッセージ値変化検出処理2800は、起動されるとまず、周期・イベントメッセージバッファ202に格納されたメッセージを読み出して、受信したメッセージの今回値が前回値と異なっているかどうかを調べる(処理2801)。例えば第3図において、IDが2のメッセージであれば、今回値は20、前回値は18であり、異なる。IDが6のメッセージであれば、今回値は6400,前回値も6400で同じである。
前回値と今回値が異なる場合には、イベントメッセージ送信処理270を起動し(処理2802)、前回値と今回値が同一の場合はそのまま終了する。
次に、イベントメッセージ送信処理270のプログラムである、イベントメッセージ送信処理2700について第5図を用いて説明する。イベントメッセージ送信処理2700は、制御系ネットワークからのメッセージを取り込み、その値が前回値と異なる場合に起動される。
イベントメッセージ送信処理2700はまず、周期・イベントメッセージバッファ202から送信するメッセージの今回値を読み出す(処理2701)。例えば、第3図において、IDが2のメッセージを送信しようとする場合は、領域20221に記憶されている今回値の20を読み出す。
そして次に、情報系ネットワーク通信処理230を呼び出して、メッセージの送信を行う(処理2702)。これは、前述のように、Send Message()を呼び出すことによって実現できる。本実施例では、制御系ネットワークと情報系ネットワークで同じIDでメッセージを転送する。制御系と情報系で異なるIDを用いることもできるが、その場合は制御系で用いるIDと情報系で用いるIDとの対応を記憶しておく。
最後に、周期イベントメッセージバッファ202の今回値を前回値として記憶する(処理2703)。例えば第3図において、IDが2のメッセージの場合、領域20221に記憶されている値を、領域20231に記憶する。
以上が、周期メッセージを扱う制御系ネットワーク20から、イベントメッセージを扱う情報系ネットワーク30へのメッセージの転送の動作である。
制御系ネットワーク20から情報系ネットワーク30への転送の動作例を第6図を用いて説明する。第6図は第3図のIDが2のメッセージについて、制御系ネットワーク20からの周期メッセージの受信タイミング、情報系ネットワーク30へのイベントメッセージの送信タイミング、周期・イベントメッセージバッファのIDが2のメッセージの今回値の記憶領域20221の変化の様子を示したものである。図は上方から下方へ時間が流れるように示している。
周期メッセージは一定周期で、20251,20252,20253,20254,20255のように受信される。尚、ここでは周期メッセージ20251の受信以前にメッセージの今回値は15になっているものとしている。周期メッセージ20251の値は15,20252,20253,20254の値は18,20255の値は20である。周期メッセージ20252を受信したとき、今回値が15から18に変化し、このタイミングで、値が18のイベントメッセージ20261が送出される。また、周期メッセージ20255を受信したとき、今回値が18から20に変化し、このタイミングで値が20のイベントメッセージ20262が送出される。
以上のように、周期的に受信される制御系ネットワーク20のメッセージは、その値が前回受信した値と異なる場合のみ、情報系ネットワーク30に転送される。
次に、イベントメッセージを扱う情報系ネットワーク30から、周期メッセージを扱う制御系ネットワーク20へのメッセージの転送について説明する。本実施例では、制御系ネットワーク20のすべてのメッセージの送信周期が同一としている。
イベントメッセージ受信処理260は、ひとつのタスクとして実行される。このタスクは、OS210によって、情報系ネットワーク上のメッセージの受信イベントで起動される。情報系ネットワーク30上では、メッセージはイベントに応じて送出されるので、この処理(タスク)もそのイベントに応じて非周期的に起動される。
イベントメッセージ受信処理260の処理であるイベントメッセージ受信処理2600の流れを第7図を用いて説明する。イベントメッセージ受信処理2600は、まず情報系ネットワーク30から取り込まれた受信メッセージを読み出す(処理2601)。これは、前述のように、情報系ネットワーク通信処理230のReceive Message()を呼び出すことで実行される。
次に、読み出したメッセージをイベント・周期メッセージバッファ201に記憶する(処理2602)。ここで、イベント・周期メッセージバッファ201の構造を第8図を用いて説明する。イベント・周期メッセージバッファ201はメッセージID記憶領域20110,値記憶領域20120を有する。さらにそれらの領域は、ID毎に記憶する領域に分けられる。すなわち、ID記憶領域20110は、領域20111,領域20112,領域20213等から成る。値記憶領域20120は、領域20121,領域20122,領域20123等から成る。第8図で、例えば、IDの値が1のメッセージの場合、読み出したメッセージの値は領域20121に記憶する。IDの値が5のメッセージの場合は、読み出したメッセージの値は領域2022に記憶する。
次に、周期メッセージ送信処理240の処理である、周期メッセージ送信処理2400について、第9図を用いて説明する。周期メッセージ送信処理240は、制御系ネットワークのメッセージの送信周期にしたがって、OS210が周期的に起動をかける。前述のように、本発明の一実施例では、制御系ネットワーク20のすべてのメッセージの送信周期が同一とする。
周期メッセージ送信処理2400はまず、イベント・周期メッセージバッファ201から送信するメッセージの値を読み出す(処理2401)。尚、送信するメッセージは全てIDで管理している。例えば、第8図において、IDが1のメッセージが送信するメッセージとして登録されている場合には、領域20121に記憶されている今回値の100を読み出す。
そして次に、制御系ネットワーク通信処理220を呼び出して、メッセージの送信を行う(処理2402)。これは、前述のように、Send Message()を呼び出すことによって実現できる。本実施例では、前述のように、制御系と情報系で同じIDでメッセージを転送する。制御系と情報系で異なるIDを用いることもでき、その場合は制御系で用いるIDと情報系で用いるIDとの対応を記憶しておく。
上記処理2401と処理2402をすべてのメッセージについて終了するまで繰り返す(処理2403)。
以上が、イベントメッセージを扱う情報系ネットワーク30から、周期メッセージを扱う制御系ネットワーク20へのメッセージの転送の動作である。
情報系ネットワーク30から制御系ネットワーク20への転送の動作例を第10図を用いて説明する。第10図は第7図のIDが1のメッセージについて、情報系ネットワーク30からイベントメッセージの受信タイミング、制御系ネットワーク20への周期メッセージの送信タイミング、イベント・周期メッセージバッファのIDが1のメッセージの値の記憶領域20121の変化の様子を表わしている。図は上方から下方へ時間が流れるように描いてある。
イベントメッセージは、20161,20162,20163のように受信される。イベントメッセージ20161の値は80、20162の値は90、20163の値は100である。一方、周期メッセージは、一定周期で、20151,20152,20153,20154,20155のように送出される。周期メッセージの値は、送出する時点でのメッセージの値の記憶領域20121の値が用いられる。したがって、周期メッセージ20151,20152,20153の値は80、周期メッセージ20154,20155の値は100である。
なお、周期メッセージ20153を送出した後、イベントメッセージ20162の受信により値が90に変化するが、次の周期メッセージ送出前にイベントメッセージ20163の受信により値が100に変化するため、値が90のイベントメッセージは送出されない。
以上のようにイベントに応じて非周期的に受信される情報系ネットワークのメッセージは周期的に制御系ネットワークに転送される。
本実施例のゲートウェイを用いた自動車の分散システムの例を第11図に示す。この分散システムは、制御系ネットワーク20と情報系ネットワーク30の2本のネットワークを有し、それらを以上説明してきたゲートウェイ10で接続している。
制御系ネットワーク20には、ゲートウェイ10のほか、エンジンを制御するエンジン制御ユニット40と、先行車との車間距離を一定に保って走行する制御を行うACC(Adoptive Cruise Control)制御ユニット50が接続されている。エンジン制御ユニット,ACC制御ユニット,ゲートウェイ間は、周期メッセージにより情報をやりとりしている。
情報系ネットワーク30には、ゲートウェイ10のほか、進路誘導を行うナビゲーションシステム60と、インターネットと接続して情報を取り込むためのインターネット端末70が接続されている。ナビゲーションシステム,インターネット端末,ゲートウェイ間は、イベントメッセージにより情報をやりとりしている。
このようなシステム構成とすることで、ナビゲーションシステムとACCユニット間、あるいはナビゲーションシステムとエンジン制御ユニット間で情報をやりとりできる。たとえば、進路の制限速度情報をナビゲーションシステムからACCユニットに渡すことで、制限速度を超えない範囲で車間距離制御を行うという機能を実現することが可能になる。また、エンジン制御ユニットから回転数等のエンジンの状態情報をナビゲーションシステムに渡すことで、自動車の同乗者がナビゲーションシステムの画面でエンジンの状態を観察することができる。
以上、本発明の一実施例について詳細に説明した。
本発明の一実施例によれば、自動車内の情報系ネットワークと制御系ネットワークを有する分散システムにおいて、制御系ネットワークでは制御のための情報のやりとりに適した周期メッセージを、情報系ネットワークでは情報処理のための情報のやりとりに適したイベントメッセージを用いることができ、自動車内の制御系ネットワークと情報系ネットワークを効率よく接続できるという効果がある。
また、本発明の一実施例によれば、周期メッセージ受信処理は、制御系ネットワーク上のメッセージの受信イベントで起動した。これにより、周期メッセージの到着と同時にその受信処理を起動でき、また値が変化したときは、直ちにイベントメッセージを送出できる。これにより、制御系ネットワークから情報系ネットワークへのメッセージ転送にともなう時間遅れを最小にできるという効果がある。
また、本発明の一実施例によれば、制御系ネットワークと情報系ネットワークの両者にCANネットワークを用いた。このように両者に同一種類のネットワークとすることで、システム構成を単純にできるという効果がある。また、ハードウェイアとして、CPUとメモリおよび2つのCANコントローラを内蔵したマイクロコントローラを使用することができ、ゲートウェイをコンパクトに実装できるという効果もある。
本発明の一実施例の制御ネットワーク20はCANを用いたが、SAE/J1850やTTP(Time-Triggered Protocol)等のネットワークでもよい。また、本発明の一実施例では情報系ネットワークにもCANを用いたが、D2B Optical,IDB(ITS DATA Bus),VAN(Vehicle Area Network)等のネットワークを使用してもよい。制御系ネットワークと情報系ネットワークで異なるネットワークとすることができる。これらさまざまなネットワークを用いることで、より広範囲の自動車システムに対応できるという効果がある。また高速なネットワークを用いることで、システムの高性能化を実現できるという効果がある。
本発明の一実施例では、制御系ネットワーク通信処理220および情報系ネットワーク通信処理230に、OSEK−COMの仕様にしたがったネットワーク通信処理を使用した。しかし、IDBその他、他の仕様にしたがった制御系ネットワーク通信処理あるいは情報系ネットワーク通信処理とすることもできる。これにより、より広範囲の自動車システムに適用できるという効果がある。
本発明の一実施例では、制御ネットワークの送信周期はメッセージによらず一定としたが、メッセージ毎に周期を変えることもできる。この場合は、メモリ200内にIDと周期メッセージの送信タイミングとを対応付けて記憶しておく。OS210は、周期メッセージの送信タイミングに合わせて制御系ネットワーク通信処理220を起動するとともに、送信すべきメッセージのIDを渡す。制御系ネットワーク通信処理220は、OS210から渡されたIDに基づいてイベント・周期メッセージバッファからIDが一致するメッセージを読み出して、メッセージ送信処理を行う。これにより、メッセージ毎に最適な送信周期を設定することができ、ネットワークを効率的に使用できるという効果がある。
上記本発明の一実施例では、制御系ネットワークと情報系ネットワークの双方向のメッセージ転送を行った。しかし、制御系ネットワークから情報系ネットワークへの転送のみ、あるいは、情報系ネットワークから制御系ネットワークへの転送のみとしてもよい。これにより、情報のやりとりを制限し、セキュリティが向上するという効果がある。
上記本発明の一実施例では、周期メッセージ受信処理は、制御系ネットワーク上のメッセージの受信イベントで起動された。しかし、周期メッセージと同一の周期で起動してもよい。
ここで、周期メッセージ受信処理が周期メッセージと同一の周期で起動する場合について説明する。この場合には、メモリ200内に受信すべきメッセージIDと周期メッセージ受信処理の起動タイミングとを対応づけ、送信すべきメッセージIDと周期メッセージ送信処理の起動タイミングとを対応付けて記憶する。OS210は、周期メッセージ受信処理の起動タイミングと周期メッセージ送信処理の起動タイミングとを管理し、周期メッセージ受信処理250,周期メッセージ送信処理240を起動する。また、OS210は、周期メッセージ送信処理240を起動する際に、送信すべき周期メッセージIDを渡す。これを受けて、第9図に示した周期メッセージ送信処理を実行し、渡されたIDに相当するメッセージの送信を行う。また、OS210は、周期メッセージ受信処理250を起動する際に、受信すべき周期メッセージIDを渡す。これを受けて、第2図に示した周期メッセージ受信処理を実行し、渡されたIDに相当するメッセージの受信を行う。
また、周期メッセージ受信処理を周期メッセージ送信処理と同一のタスクで実行してもよい。これにより、タスク構成を単純にできるという効果がある。
上記本発明の一実施例では、OSを用い、OSの機能によりタスクを起動した。しかしOSを用いず、周期メッセージ受信処理を制御系ネットワークコントローラからの割り込みにより、イベントメッセージ受信処理を情報系ネットワークコントローラからの割り込みにより、周期メッセージ送信処理をタイマーからの割り込みにより起動し、実行することもできる。これによりOSを用いず、コストを低減できるという効果がある。
上記本発明の一実施例では、ひとつの制御系ネットワークとひとつの情報系ネットワークを接続した。そのため、ひとつの制御系ネットワークとひとつの情報系ネットワークのそれぞれに対応して、ネットワーク20,30,ネットワークコントローラ400,600,ネットワークドライバ50,700を設けた。しかし、複数の制御系ネットワーク、あるいは複数の情報系ネットワークを接続することもできる。そのためには、複数の制御系ネットワークに対応して、制御系ネットワークコントローラ,制御系ネットワークドライバ,制御系ネットワークをその数分設ける。そして、制御系ネットワーク通信処理220には、ネットワークIDによって、それら複数の制御系ネットワークに振り分けるという機能を設ける。また、複数の情報系ネットワークに対応して、情報系ネットワークコントローラ、情報系ネットワークドライバ,情報系ネットワークをその数分設けて、それら複数の情報系ネットワークに振り分けるという機能を設ける。これにより、大規模なシステムに対応できるという効果がある。
上記本発明の一実施例の制御系ネットワークでは周期メッセージのみを用いた。しかし、制御系ネットワークにイベントメッセージと周期メッセージを混在させることもできる。この場合、制御系ネットワークから情報系ネットワークに転送するときには、周期メッセージについては本発明の一実施例と同様にイベントメッセージに変換して転送し、イベントメッセージについてはそのまま転送する。また、情報系ネットワークから制御系ネットワークに転送する場合は、本発明の一実施例のように周期メッセージに変換する方法と、イベントメッセージのまま転送する方法がある。メッセージにより使い分けることも可能である。これにより、制御系でもイベントメッセージを使用でき、変化の少ない情報をやりとりする場合にはネットワークの負荷を低減できるという効果がある。
上記本発明の一実施例の情報系ネットワークでは、イベントメッセージのみを用いた。しかし、情報系ネットワークにイベントメッセージと両者を混在させることもできる。この場合、情報系ネットワークから制御系ネットワークに転送するときには、イベントメッセージについては本発明の一実施例と同様に周期メッセージに変換して転送し、周期メッセージについてはそのまま転送する。制御系ネットワークから情報系ネットワークに転送する場合は、本発明の一実施例のようにイベントメッセージに変換する方法と、周期メッセージのまま転送する方法がある。メッセージにより使い分けることも可能である。これにより、情報系でも周期メッセージを使用でき、画像や音声のようなマルチメディア情報についてリアルタイム性を向上できるという効果がある。
上記本発明の一実施例の分散システムでは、制御系ネットワークと情報系ネットワークを独立構成のゲートウェイで接続したが、ゲートウェイの機能を制御系システムの制御ユニット内に設けてもよい。この実施例を第12図に示す。本実施例では、制御系ネットワーク20と情報系ネットワーク30が存在する。制御系ネットワーク20には、エンジン制御ユニット40とACC制御ユニット50が接続されている。また、情報系ネットワーク30には、エンジン制御ユニット40とナビゲーションシステム60が接続されている。本実施例では、エンジン制御ユニット40内に、ゲートウェイ機能410を置き、エンジン制御ユニットにゲートウェイ機能を持たせている。ゲートウェイ機能410は、本発明の一実施例のゲートウェイと同様の方法で実現できる。これにより、独立したゲートウェイを用いずにすみ、コストを低減できるという効果がある。
上記本発明の一実施例では、ソフトウェイアによりゲートウェイの機能を実現したが、同じ機能をハードウェイアで実現してもよい。これにより、高速化できるという効果がある。
上記本発明の一実施例は、周期メッセージを伝達する制御系ネットワークと、イベントメッセージを伝達する情報系ネットワークを接続したが、周期メッセージを伝達するネットワークとイベントメッセージを伝達するネットワークであれば、制御系ネットワークと情報系ネットワークでなくてもよい。例えば、周期メッセージを用いるパワートレイン系制御ネットワークと、イベントメッセージを用いるボディ系制御ネットワークでもよい。また、自動車に限らなくてもよい。例えば、FA(Factory Automation),電力,鉄道,鉄鋼,その他多くのシステムにおいて、周期メッセージを扱うネットワークとイベントメッセージを扱うネットワークに適用できる。これにより、さまざまなネットワークを有する分散システムにおいて、効率よいゲートウェイを実現できるという効果がある。
産業上の利用可能性
産業機器,電力,鉄道,鉄鋼,自動車など複数種類のネットワークどうしが接続される分野において、適用することができる。
Claims (2)
- 自動車内に、周期的にメッセージの送信又は受信を行うエンジン制御装置又はACC制御ユニットが接続された第1のネットワークと、
イベント又は要求に応じてメッセージの送信又は受信を行うナビゲーションシステム又はインターネット端末が接続された第2のネットワークと、
前記第1,第2のネットワークに接続され、前記第1のネットワークから周期的に送られてくるメッセージを受信する周期メッセージ受信手段と、該周期メッセージによって受信されたメッセージを記憶する記憶手段と、前回受信されたメッセージに含まれるデータの値が今回受信されたメッセージに含まれるデータの値と異なっているかどうかを調べることにより該記憶手段に記憶されたメッセージに含まれるデータの値の変化を検出するメッセージ値変化検出手段と、該メッセージ値変化検出手段によりデータの値の変化が検出された時に前記記憶手段に記憶されたデータからメッセージを生成し、該生成されたメッセージを前記第2のネットワークへ送出するイベントメッセージ送信手段とを有するゲートウェイとを有する自動車内の分散システム。 - 自動車内に、予め定められた時間間隔で発生するメッセージが存在する第1のネットワークと、
イベント又は要求に応じて発生するメッセージが存在する第2のネットワークと、
前記第1,第2のネットワークに接続され、記憶部と処理部とを有するゲートウェイとを有する自動車内の分散システムであって、
前記ゲートウェイの前記処理部は、前記第1のネットワークから予め定められた時間間隔で発生するメッセージを前記記憶部に記憶し、前回受信されたメッセージに含まれるデータの値が今回受信されたメッセージに含まれるデータの値と異なっているかどうかを調べることによりデータの値の変化が検出された時に前記記憶部に記憶されたデータからメッセージを生成し、該生成されたメッセージを前記第2のネットワークへ送出する自動車内の分散システム。
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