JP3735177B2 - 床土ふるい機の目詰まり防止装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、育苗用の床土を回転ふるいでふるい分けする床土ふるい機の目詰まり防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
床土ふるい機の目詰まり防止装置として、例えば、図6に要部の後方斜視図を示すように、フレーム52に前方から後方へわずか下向きに傾斜させ回動自在に支持した回転ふるい53の内面上半部に、ワイヤーブラシ54をほぼ水平に摺接させたものが知られている。回転ふるい53は、多数の丸穴を備えた薄鋼板を円筒に形成し、丸穴を通過したふるい下を床土として得るものである。ワイヤーブラシ54は、図中の矢印方向に回転する回転ふるい53の内周面に摺接しながら丸穴内の土壌を落とし、ふるいの目詰まりを防止する。
【0003】
56はワイヤーブラシ支持体であり、前記フレーム52の後部に水平に横架した横桁59の一端に立設した縦桁55に後端が固定され、前方に延長された前端部でワイヤーブラシ54の前端部を支持している。57は、原土(被ふるい土)を投入する前端開口部であり、58はふるい上を排出する後端開口部である。60,60は、横桁59に立設された軸受であり、上端部にそれぞれローラ61を軸支し、後端開口部58の後面にローラ61,61の前面が回動自在に当接し、回転ふるい53の後方移動を止めている。62はふるい上落下板であり、上端部を後端開口部58の下周縁部に近接させ、横桁59から斜め下向きに取り付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
育苗用の床土は、土壌含水比が約20〜25%のものが一般的である。上述したワイヤーブラシ54は、上述の含水比の場合は回転ふるい53の目詰まりを防止できるが、含水比が高くなると、ワイヤーブラシ54が摺接している以外の箇所では土壌が付着し目詰まり防止ができないという問題点があった。また、ワイヤーブラシ54と回転ふるい内周面との摺接は、摩擦によって回転ふるいの回転所要動力を大きくするという欠点もあった。
【0005】
本発明は、上述の従来技術における問題点や欠点を解消できる床土ふるい機の目詰まり防止装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明は目詰まり防止装置を次のように構成した。
【0007】
本発明における床土ふるい機は、前、後端部を開口し前方から後方へ斜め下向きにフレーム内に支持され、前端部外周に周設したローラチェーンにかみ合う原動鎖歯車で回転される回転ふるいを備えたものである。
【0008】
本発明は、前記回転ふるいの前端部から見て右側の中間部に沿ってこれと平行になるように腕板取付軸を前記フレームに回動自在に設け、前記腕板取付軸に複数の腕板を前方から後方へ適当な間隔をあけて基部を固着するとともに、上端にローラを回動自在に取り付けた加振ローラ体を備えたものにしている。
【0009】
そして、回転ふるいの表面を前記各加振ローラ体がたたくようにするために、加振ローラ体を設けた側において、回転ふるい前端部に周設したローラチェーンの上半部にかみ合せた鎖歯車の中心に前端部を固着し、回転ふるいの回転中心線と並行に最前方の腕板中間部に向け後方へ突設したクランク軸の後端部に転輪を取付け、最前方の腕板中間部から前方へ突設した腕板上昇片の前端部下面に、前記転輪の上面が、回転ふるいの回転にともなって当接及び離れるものにし、前記各加振ローラ体上端部のローラを回転ふるい表面に対し上昇および下降させ、下降時に回転ふるい表面をたたくものにしている。
【0010】
また、前記最前方の加振ローラ体の腕板の中間部から前記腕板取付軸の外側方にスプリング掛け腕を突設し、このスプリング掛け腕より上方の前記フレーム部位とスプリング掛け腕の外端部との間にコイルスプリングを張設し、各加振ローラ体上端部のローラの下周面を回転ふるいの表面に弾性的に当接させている。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明を実施する床土ふるい機は、フレーム内に設けた回転ふるいが前端部外周に周設したローラチェーンにかみ合う原動鎖歯車で回転されるものである。本発明は、前記フレームに腕板取付軸を回転ふるいと並行に対向させ、前記回転ふるいの前端部から見て右側中間部に沿って回動自在に設ける。そして、前記腕板取付軸に複数の腕板を前方から後方適当な間隔をあけて基部を固着し、回転ふるいの回転ふるい方向にならい上方へ併設し、各腕板の上端部にローラを回動自在に取付け加振ローラ体にする。
【0012】
最前方の腕板の中間部から前記腕板取付軸の外側方にスプリング掛け腕を突設し、このスプリング掛け腕の外端部とこの外端部より上方の前記フレーム部位との間にコイルスプリングを張設する。そして、前記コイルスプリングの張力により腕板取付軸を回転させ、各腕板上端部のローラ下周面を回転ふるいの表面に弾性的に当接させる。また、前記回転ふるい前端部外周のローラチェーンに鎖歯車をかみ合わせ、この鎖歯車の中心に前端部を固着したクランク軸を、回転ふるいの回転中心線と平行に最前方の腕板の中間部に向けて後方へ突設し、後端部に転輪を取付ける。
【0013】
また、前記最前方の加振ローラ体の腕板の中間部から腕板上昇片を前方へ突設し、回転ふるいの回転にともなって、前記腕板上昇片の下面に前記転輪の上面が当接および離れることにより、前記各加振ローラ体上端部のローラを回転ふるいの表面に対し上昇および下降させ、下降時にローラがコイルスプリングの弾力を受けて回転ふるいの表面を強くたたき、回転ふるいに振動を与えてふるいの目詰まりを防止するようにする。
【0014】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。図5は、本発明の目詰まり防止装置を備えた床土ふるい機の一例を示し、1は回転ふるいであり、多数の丸穴1aをあけた薄鋼板を外径約580mm、長さ890mmの円筒に形成し、前方から後方へわずか下向きに傾斜させ、フレーム2の内側中央部に回動自在に支持されている。フレーム2は、左右に併設する基板2e上に4本の支柱2a、2b、2cおよび2dを、平面視四角形の各頂点にそれぞれ立設した枠組になっている。回転ふるい1は、前端開口部3及び後端開口部4を備え、前端開口部3は外周が外方に凹溝が向く円形に形成し、後端開口部4は円形に巻いた平鋼板を後端部の外周に外嵌し固定している。丸穴1aは、回転ふるい1の前半部分が直径12mm、後半部分が直径10mmである。
【0015】
5はローラであり、正面視で前方の支柱2a、2bから回転ふるい1の前部下方の両側に突設され、前端開口部3の前記凹溝に回動自在に内嵌している。6もローラであり、後方支柱2c、2dから回転ふるい1の後部下方の両側に突設され、後端開口部4の両側後端部の外周を回動自在に支持している。7は横桁であり、図6と同様に、後端開口部4の中央部後方を水平に横断し後方支柱2c、2dの間に固設されている。横桁7には後端開口部4の左右後端面に対向させて軸受8をそれぞれ立設し、この軸受8の上端部に軸支したローラ9を後端開口部4の後端面に回動自在に当接させている。
【0016】
即ち、回転ふるい1は、前端開口部3及び後端開口部4の外周がそれぞれ左右のローラ5、5及びローラ6、6により回動自在に支持され、さらにローラ9、9が後端開口部4の左右両端面に回動自在に当接し、後方に移動しないようになっている。また、図示を省略したが、前端開口部3の上半部外周にローラを回動自在に当接し、回転ふるい1が上昇しないようになっている。
【0017】
10はローラチェーンであり、前端開口部3の直後方で回転ふるい1の外周に固定されている。11は、回転ふるい1の回転機構を設けるための台板であり、回転ふるい1の下底よりも低い位置において、右端面を右側の支柱2a、2cに固定し、回転ふるい1の前後方向と平行にフレーム2内に突設している。台板11上には右側方に入力軸13を突設した歯車箱12が固設され、歯車箱12には前方へ中間伝動軸14が突設され、この中間伝動軸14でチェーン伝動機構15が回転されるようになっている。
【0018】
16は、回転ふるい1を回転する原動鎖歯車であり、前記チェーン伝動機構15で回転されるように軸支され、前記ローラチェーン10の右側下周部にかみ合っている。そして、前記入力軸13を適当な動力源に接続して回転すると、原動鎖歯車16が回転して回転ふるい1が図中の矢印a方向に回転するようになっている。回転ふるい1の回転数は、入力軸13が300rpmのとき26.4rpmである。
【0019】
17は床土落下案内板であり、回転ふるい1を通過したふるい下(床土になる)を水平ベルトコンベヤ18上に落下させるように、回転ふるい1の下半部の両側にそれぞれ設けている。前記水平ベルトコンベヤ18は、回転ふるい1の下方で基板2eに固定されて前後に水平に設けられ、前端部に基部が枢着された揚上ベルトコンベヤ19が、斜め上向き前方へ突設されている。前記水平ベルトコンベヤ18、揚上ベルトコンベヤ19には、ゴム製コンベヤベルト21が一体に巻き掛けられ、押えローラ22、22でゴム製コンベヤベルト21が水平から斜め上方に変わる箇所で浮き上がりが防止されている
【0020】
また、前記歯車箱12にはベルトコンベヤ駆動鎖歯車23が設けられ、このベルトコンベヤ駆動鎖歯車23で回転されるチェーン伝動機構24によって、上面が前方搬送となるように前記ゴム製コンベヤベルト21を回転している。25は原土供給ホッパであり、上部が支柱2a、2bから前方に突設した桁27、27に固定され、下方へ急傾斜した流下とい26の開口下端部が前端開口部3に挿入されている。28はふるい上落下板であり、図6と同様に、後端開口部4の下周縁部に凹形板体の上端面を近接させ、横桁7に斜め下向き傾斜に取付けられている。
【0021】
前記歯車箱12の入力軸13を適当な動力源で回転させ、回転ふるい1及び水平ベルトコンベヤ18、揚上ベルトコンベヤ19を回転しておき、原土を適当な搬送手段によって上方から原土供給ホッパ25に供給すると、原土が回転ふるい1の後方への下向き傾斜によって後方へ送られながらふるわれる。そして、ふるい下が床土として水平ベルトコンベヤ28上に落下し、前方に搬送され揚上ベルトコンベヤ19の終端部から落下し、ふるい上は後端開口部4からふる上落下板28を介し回転ふるい1の後方に落下する。ふるい上は粗粒であり、育苗用には使用しない。
【0022】
次に、本発明の目詰まり防止装置について、図1及び図2も参照して説明する。図1は目詰まり防止装置要部の後方斜視図であり、図2は同じく要部の前方斜視図である。これらの図において、フレーム2の右前方の支柱2aと同じく後方の支柱2cの間に縦桁30を、回転ふるい1の上半部外方に回転ふるい1と適当な間隙をあけて水平に固設する。そして、前記縦桁30より上方の支柱2aの後面に軸受板29を回転ふるい1の上半部に対向させて突設し、縦桁30の後端部に軸受板31を立設し、腕板取付軸32を軸受板29と31とに両端部をそれぞれ回動自在に支持するとともに、回転ふるい1の回転中心線と並行かつ回転ふるい1の外周面と適当な間隙をあけて設ける。
【0023】
33,34は加振ローラ体であり、腕板35の上端部側面にローラ36を軸支37し、前記腕板取付軸32に適当な間隙をあけて腕板35の基部を固定し、前方から後方へ回転ふるい1の回転方向にならって上方へ併設している。加振ローラ体33は最前方のものであり、その後方に複数の加振ローラ体34が順次併設されている。ローラ36は、硬質ゴム製である。実施例は、腕板35を15cm間隔に配設し、ローラ36を一線上に併設しているが、腕板35の長さを個々に変え一線上に配設しなくてもよい。
【0024】
39はスプリング掛け腕であり、加振ローラ体33の腕板35の中間部から外側方へ突設され、突設端部に突片40を固設している。42は吊下げ棒であり、スプリング掛け腕39より上方で支柱2aに固定したブラケット43に下方から挿通し、上端部にナット44を螺着している。コイルスプリング41は両端のフック部がそれぞれ突片40と吊下げ棒42の下端部に掛け止めされ、スプリング掛け腕と吊下げ棒42との間に張設されている。コイルスプリング41はその弾力で前記腕板取付軸32を回転させ、加振ローラ体33、34の上端部に軸支37されたローラ36の下周面を、回転ふるい1の表面に弾性的に当接させている。スプリング掛け腕39は、加振ローラ体33の腕板35の基端部から外方へ突設してもよい。
【0025】
45はブラケットであり、前記フレーム2の縦桁30より上方の支柱2aの前面から回転ふるい1の上半部に向け、斜め上向きに回転ふるい1の表面に沿って突設している(図2参照)。46は、前記ブラケット45の前面に止め付け47、47されたブラケットであり、上端部に固設した軸受48に回転ふるい前端部に周設された前記ローラチェーン10にかみ合う鎖歯車49を回動自在に支持している。50はクランク軸であり、鎖歯車49の中心に前端部を固定し、回転ふるい1の回転ふるい中心線と平行に後方に突設し、後端部に転輪51を回動自在に取付けている。クランク軸50は回転ふるい1の1回転で4.5回転するように、ローラチェーン10と鎖歯車49との回転比を決めている。
【0026】
38はL形に形成された腕板上昇片であり、加振ローラ体33の腕板35の中間部上面にL形に折り曲げた下片の端面を固定し、L形折り曲げの直線部を回転ふるい1と平行に前方に突設するとともに、クランク軸50の回転時に腕板上昇片38の前端部下面に転輪51の上面が当接と離れを繰り返すように設けられている。
【0027】
次に、図3、図4によって本発明の作動を説明する。回転ふるい1の回転方向aによって図示しないローラチェーン10にかみ合っている鎖歯車49が回転し、クランク軸50がb矢印方向に回転する。図3の状態では、転輪51が腕板上昇片38の前端部下面に接触していないので、スプリング掛け腕39がコイルスプリング41で上方に引上げられ、腕板取付軸32を反時計周りに回転させ、加振ローラ体33上端部のローラ36が回転ふるい1の表面に弾接しながら軸支37周りに回転している。
【0028】
回転ふるい1の回転の進行にともない、図4のように、転輪51が腕板上昇片38の前端部下面に接触する。そうすると、クランク軸50のクランク量によって腕板上昇片38を上昇させ、コイルスプリング41を延ばし腕板取付軸32を時計方向に回転させる。腕板上昇片38の上昇は、加振ローラ体33のローラ36を回転ふるい1の表面からc(約65mm)だけ上昇させる。さらに回転ふるい1の回転が進み、転輪51が腕板上昇片38から外れると、コイルスプリング41がその復元力で縮み、腕板取付軸32を反時計方向に回転させ、ローラ36が回転ふるい1の表面に下降し、表面をたたくようになる。
【0029】
上述したように加振ローラ体33のローラ36が上下動すると、加振ローラ体34もその腕板35の基部が腕板取付軸32に固着されてているので、上端部のローラ36が上下動し、下降時に回転ふるい1の上半部表面をたたく。前述したように、クランク軸50は回転ふるい1の1回転で4.5回転するので、加振ローラ体33、34は回転ふるい1の1回転の間に、回転ふるい1を4.5回たたくのである。結局、5個のローラ36が同時に回転ふるい1の上半部をたたいて回転ふるい1に強い振動を与え、土壌含水比の高い原土でも目詰まりすることなく振り分けができたのである。
【0030】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下のような効果を奏する。
【0031】
回転ふるいを備える床土ふるい機において、回転ふるいを支持するフレームに、回転ふるいと平行に対向させ回転ふるいの前端部から見て右側中間部に沿って回動自在に腕板取付軸を設け、この腕板取付軸に前方から後方へ適当な間隔をあけて基部を固定し、回転ふるいの回転方向にならい複数の加振ローラ体を併設し、これら等の加振ローラ体上端部のローラを回転ふるいの回転を原動力にし、回転ふるいの表面をたたくものにしたので、回転ふるい全体に振動を与え、含水比の高い原土でもこれをふるい目内から落し、床土ふるい機の目詰まりを防止することができる。
【0032】
回転ふるいの片側上半部に回転ふるいと並行に対向させるとともに、前記フレームに回動自在に設けた腕板取付軸に、前方から後方へ複数の加振ローラ体を適当な間隔をあけて基部を固着し、回転ふるいの回転方向にならって上方へ併設し、上端部に回動自在に取付けたローラの下周面を回転ふるいの表面に弾性的に当接させたので、ローラが回転ふるいの表面によく順応して転動し、回転ふるいの回転動力をほとんど増加させないものにすることができる。
【0033】
回転ふるいの前端部外周に周設したローラチェーンの上半部にかみ合わせた鎖歯車の中心に前端部を固着し、回転ふるいの回転中心線と並行に後方へ突設したクランク軸の後端部に転輪を取付け、最前方の加振ローラ体の腕板の中間部上面から前方に腕板上昇片を突設し、回転ふるいの回転に伴って前記転輪の上面が腕板上昇片の下面に当接及び離れるものにしたことにより、各加振ローラ体上端部のローラを回転ふるいの表面に対し確実に上昇及び下降させることができる。
【0034】
最前方の加振ローラ体の腕板外側方にスプリング掛け腕を突設し、このスプリング掛け腕より上方の前記フレームの部位とスプリング掛け腕との間に張設したコイルスプリングによって、前記各加振ローラ体上端部のローラを回転ふるいの表面に弾性的に当接させたので、これ等加振ローラ体のローラの下降時にコイルスプリングの弾力によって回転ふるいの表面を強くたたくことができ、回転ふるいのふるい目に詰まる土壌を効果的に落し、床土ふるい機のふるい分け作用を能率化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の床土ふるい機の目詰まり防止装置の実施例を示す一部省略の要部後方斜視図である。
【図2】同じく前部の要部斜視図である。
【図3】本発明の作動を説明する図2A−A線の要部切断正面図である。
【図4】同じく加振ローラ体のロール上昇時の要部切断の正面図である
【図5】本発明を実施した床土ふるい機の全体斜視図である。
【図6】従来技術を示す要部の後方斜視図である。
【符号の説明】
1 回転ふるい
2 フレーム
3 前端開口部
4 後端開口部
10 ローラチェーン
32 腕板取付軸
33、34 加振ローラ体
35 腕板
36 ローラ
38 腕板上昇片
39 スプリング掛け腕
41 コイルスプリング
42 吊下げ棒
46 ブラケット
48 軸受
49 鎖歯車
50 クランク軸
51 転輪
Claims (2)
- 前、後端部を開口し前方から後方へ斜め下向きにフレーム内に支持され、前端部外周に周設したローラチェーンにかみ合う原動鎖歯車で回転される回転ふるいを備えた床土ふるい機において、前記回転ふるいの前端部より見て右側の中間部に沿ってこれと平行になるように腕板取付軸を前記フレームに回動自在に設け、前記腕板取付軸に複数の腕板を前方から後方へ適当な間隔をあけて基部を固着するとともに、上端部にローラを回動自在に取付けた加振ローラ体を備え、前記ローラチェーンの上半部にかみ合わせた鎖歯車の中心に前端部を固着し、回転ふるいの回転中心線と平行に最前方の前記腕板の中間部に向け後方へ突設したクランク軸の後端部に転輪を取付け、最前方の前記腕板の中間部から前方へ突設した腕板上昇片の前端部下面に、前記転輪の上面が回転ふるいの回転に伴い当接及び離れるものにし、前記各加振ローラ体上端部のローラを回転ふるい表面に対し上昇および下降させ、下降時に回転ふるいの表面をたたくものにした床土ふるい機の目詰まり防止装置。
- 前記最前方の加振ローラ体の腕板の中間部から前記腕板取付軸の外側方にスプリング掛け腕を突設し、このスプリング掛け腕より上方の前記フレーム部位とスプリング掛け腕との間にコイルスプリングを張設し、各加振ローラ体上端部のローラの下周面を回転ふるいの表面に弾性的に当接させている請求項1記載の床土ふるい機の目詰まり防止装置。
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