JP3734051B2 - ネットワーク管理システム - Google Patents
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- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L41/00—Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
- H04L41/02—Standardisation; Integration
- H04L41/0213—Standardised network management protocols, e.g. simple network management protocol [SNMP]
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の電子計算機及びネットワーク機器が接続されているコンピュータネットワークに関し、特に、ネットワークを円滑に運用管理するためのネットワーク管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のネットワーク管理システムでは、ネットワークを円滑に運用管理するために、SNMP(Simple Network Management Protocol)を用いたネットワーク上のネットワーク機器の情報(MIB:Management Information Base)収集や、収集したMIB情報のグラフ表示、ログファイル保存、統計処理及びレポート作成などの手段がこれまで実現されている。
【0003】
また、ネットワーク効率の向上を目的に、ネットワークトラフィックのモニタリング用装置が各社から出されている。
【0004】
さらに、ネットワークの運用管理を目的としたシステムには、
(1)特開昭63−99654号公報の「ローカルネットワークアナライザ」
(2)特開平02−98249号公報の「ネットワークトポグラフィーの制御方法及び装置」
(3)特開平04−154332号公報の「LAN構成支援システム」
(4)特開平05−68038号公報の「LAN統計データ収集システム及び方法」
(5)特開平05−22313号公報の「ローカルネットワークの端末監視方式」などがある。
【0005】
前記(1)のローカルネットワークアナライザは、ローカルエリアネットワークの負荷率、パケット間隔やパケット長とパケット数との関係を解析し、使用効率を容易に把握可能にするものである。
【0006】
前記(2)のネットワークトポグラフィーの制御方法及び装置は、隣接するワークステーション間で接続情報を交換し、接続有効リストを用いてネットワークトポロジーに関する接続の有効性/無効性を識別するものである。
【0007】
前記(3)のLAN構成支援システムは、LAN構成図をグラフィックディスプレイ上に描かせ、接続予定機器を仮想的に追加し、仮想動作データに基づいたLANの動作状況を表示するものである。
【0008】
前記(4)のLAN統計データ収集システム及び方法は、LAN上を走行するパケットを入力し、LANの負荷率、パケット数とパケット間隔及びパケット長の関係を解析し、LANの回線使用率や負荷状態をリアルタイム表示するものである。
【0009】
前記(5)のローカルネットワークの端末監視方式は、一定時間毎に端末の状態確認を行い、端末の状態(停止/起動/稼働)の判別を行うものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の技術では、以下に挙げるような問題がある。
【0011】
SNMPを用いたMIB情報の収集や解析行うシステムでは、個々のネットワーク機器独自の情報は得ることができるが、他のネットワーク機器との関係に関する情報はMIB情報には格納されていないため、ネットワーク機器間の静的な依存関係や依存の方向性、さらに、依存の度合や頻度設定などを把握できない。
【0012】
前記従来の技術で述べた、ネットワークトラフィックのモニタリング用装置や(1)のローカルネットワークアナライザ及び(4)のLAN統計データ収集システムでは、ネットワーク上を流れるパケットと呼ばれる情報単位毎に、発信元、送信先、プロトコルなどを取り出すことができるが、ある一定時間内のモニタリングを統計情報として表示しても、ネットワーク機器間のある時点での動的な依存状況や依存の方向性、さらに、依存の度合や頻度などを把握できないという問題点があった。
【0013】
さらに、前記従来技術で述べた従来のネットワーク管理システムやネットワークトラフィックのモニタリング用装置で行う統計情報の分析は、管理対象であるネットワーク内に限られているため、ある時点で管理対象であるネットワーク内の被管理機器がサーバとして、管理対象外の他のグローバルなネットワークに接続しているマシンからの通信サービスに対する要求に応答しているかどうかを把握することができないという問題点があった。
【0014】
前記従来の技術で述べた(2)のネットワークトポグラフィーの制御方法及び装置は、他の機器との接続情報からネットワークトポロジーの接続有効性を識別できる。しかし、接続有効性の識別だけでは、管理対象であるネットワークのクリティカルポイントの把握や、トラフィックの傾向予測が行えないという問題点があった。
【0015】
前記従来の技術で述べた(3)のLAN構成支援システムは、接続予定機器導入後のLANの動作状況予測が行える。しかし、実際に運用中のLANでの動作状況を把握したり、負荷分散の必要性を判断するための情報を得ることができないという問題点があった。
【0016】
前記従来の技術で述べた(5)のローカルネットワークの端末監視方式は、一定時間毎の端末の状態判別が行える。しかし、管理対象であるネットワーク全体の稼働状況や負荷の集中傾向を把握したり、ネットワークの負荷分散やトラフィックの均一化を図る対策を講じるための指標を示すことができないという問題点があった。
【0017】
さらに、前記従来技術では、赤外線や電波を用いたワイヤレス通信を行う機器間の静的な依存関係や依存の方向性、依存の度合いや頻度設定などの表示手段が提供されておらず、視覚的な把握が行えないという問題点があった。
【0018】
また、ワイヤレス通信を行うネットワーク機器間のある時点での動的な依存状況屋方向性、依存の度合いについても、同様に表示手段が提供されておらず、視覚的な把握を行えないという問題点があった。
【0019】
本発明の第1の目的は、複数の電子計算機及びネットワーク機器が接続されているコンピュータネットワークにおいて、特に、ネットワーク機器間の静的な依存関係や依存の方向性、さらに、依存の度合や頻度設定を視覚的に把握することができるネットワーク管理システムを提供することである。
【0020】
本発明の第2の目的は、管理対象であるネットワークのクリティカルポイントの把握や、トラフィックの傾向予測を行うことができるネットワーク管理システムを提供することである。
【0021】
本発明の第3の目的は、ネットワーク機器間のある時点での動的な依存関係や依存の方向性、さらに、依存の度合や頻度を視覚的に把握することができるネットワーク管理システムを提供することである。
【0022】
本発明の第4の目的は、管理対象であるネットワーク全体の稼働状況や負荷の集中傾向を把握でき、ネットワークの負荷分散やトラフィックの均一化を図る対策を講じるための指標を示すことができるネットワーク管理システムを提供することである。
【0023】
本発明の第5の目的は、ケーブル配線によるネットワーク接続を行わず、赤外線や電波を用いたワイヤレス通信方式により接続されたネットワークも管理可能な、前記第1から第4までの目的で述べた機能を有するネットワーク管理システムを提供することである。
【0024】
本発明の第6の目的は、管理対象外のネットワークと管理対象であるネットワーク内の被管理機器での、ある時点での動的な依存状況を把握することができるネットワーク管理システムを提供することである。
【0025】
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろう。
【0026】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
【0027】
1.電子計算機を含む複数のネットワーク機器が接続されているネットワークを管理運用するネットワーク管理システムであって、前記ネットワーク機器の物理的配置に関する情報を格納した第1データベースと、前記ネットワーク機器の論理的かつ静的な接続関係に関する情報を格納した第2データベースと、ネットワークに関する各種情報及びネットワーク構成図を表示する表示装置と、前記第1及び前記第2データベースに格納された情報に基づき、前記ネットワーク機器の物理的配置と前記ネットワーク機器の論理的かつ静的な接続関係とを前記ネットワーク構成図と共に、前記表示装置に表示させる処理手段とを備える。
【0028】
また、前記第1の処理に、前記表示装置に表示された前記ネットワーク構成図上の全てのネットワーク機器論理的かつ静的な接続関係に関する情報を統合し、そのネットワーク上でのネットワーク機器間相互の依存関係と、各ネットワーク機器のネットワークに対する重要度を前記表示装置に表示させる手段を備える。
【0029】
2.前記ネットワーク機器の物理的配置に関する情報を格納した第1データベースと、前記ネットワーク機器の論理的かつ動的な接続状況に関する情報を格納した第3データベースと、ネットワークに関する各種情報及びネットワーク構成図を表示する表示装置と、前記第1及び前記第3データベースに格納された情報に基づき、前記ネットワーク機器の物理的配置と前記ネットワーク機器の論理的かつ動的な接続状況とを前記ネットワーク構成図と共に、前記表示装置に表示させる処理手段とを備える。
【0030】
また、前記第2の処理に、前記表示装置に表示された前記ネットワーク構成図上の全てのネットワーク機器論理的かつ動的な接続状況に関する情報を統合し、そのネットワーク上でのネットワーク機器間相互の依存状況と、各ネットワーク機器のネットワークに対する重要度を前記表示装置に表示させる手段を備える。
【0031】
前述の手段によれば、ネットワークを円滑に運用管理するために、ネットワーク上のネットワーク機器の論理的かつ静的な接続関係に関する情報を、ネットワーク構成図上に表示するので、ネットワーク機器間の静的な依存関係や依存の方向性、さらに、依存の度合や頻度設定を視覚的に把握することができる。
【0032】
また、前述の手段によれば、ネットワーク上のネットワーク機器の論理的かつ静的な接続関係に関する情報を統合し、各ネットワーク機器のネットワークに対する重要度を、ネットワーク構成図上に表示するので、管理対象であるネットワークのクリティカルポイントの把握や、トラフィックの傾向予測を行うことができる。
【0033】
また、前述の手段によれば、ネットワーク上のネットワーク機器の論理的かつ動的な接続状況に関する情報を、ネットワーク構成図上に表示するので、ネットワーク機器間のある時点での動的な依存関係や依存の方向性、さらに、依存の度合や頻度を視覚的に把握することができる。
【0034】
さらに、前述の手段によれば、ネットワーク上のネットワーク機器の論理的かつ動的な接続状況に関する情報を統合し、各ネットワーク機器のネットワークに対するその時点での重要度や、ネットワーク機器間相互の依存状況を、ネットワーク構成図上に表示するので、管理対象であるネットワーク全体の稼働状況や負荷の集中傾向を把握でき、さらに、ネットワークの負荷分散やトラフィックの均一化を図る対策を講じるための指標を示すことができる。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面を参照して具体的に説明する。
【0036】
図1は本発明の一実施例にかかるネットワーク管理システムのハードウエア構成を示す図である。
【0037】
本実施形態のネットワーク管理システムは、図1に示すように、ネットワーク管理システムが管理するネットワーク機器がケーブル類で接続されたネットワーク100と、ネットワーク管理システムとネットワーク100間の通信を制御する通信制御装置101と、データ処理、システム制御及び予めプログラムされた各種処理を行う中央処理装置102と、キーボード、マウス、プリンタなどの入力装置103と、ディスプレイ、プリンタなどの出力装置104と、光磁気ディスク、メタルテープ、ハードディスクなどの補助記憶装置105とからなる。
【0038】
このネットワーク100では、接続されているネットワーク機器間で通信が行われている。
【0039】
また、ここでのネットワーク管理システムが管理対象とするネットワーク機器を被管理機器と呼ぶ。被管理機器には以下のものがある。
【0040】
(1)ワークステーションやパーソナルコンピュータやホストコンピュータやファイルサーバなどの電子計算機。
【0041】
(2)X端末やキャタクタ端末やグラフィック端末などの端末類。
【0042】
(3)ルータやリピータやターミナルサーバやトランシーバやブリッジやハブやプロトコルコンバータやモデムなどのネットワーク接続用機器類。
【0043】
(4)プリンタやワードプロセッサやファクシミリやスキャナなどの周辺機器類。
【0044】
(5)イーサネットケーブルや電話線や電源ケーブルなどのケーブル類。
【0045】
(6)空調設備やフロアレイアウトや建屋地図などの設備機器類。
【0046】
さらに、本実施形態のネットワーク管理システムは、被管理機器に関するソフトウェア環境やマシン環境、システム構成、ネットワーク構成などを管理属性として扱う。
【0047】
以下に、本実施形態で扱う用語、ネットワーク構成について説明する。
【0048】
ネットワーク構成とは、電子計算機、端末、ネットワーク機器、周辺機器、ケーブル類がどのように接続しているかを示すものである。
【0049】
実際の接続の位置関係や距離などを含む接続状況を示すものを物理的ネットワーク構成、サブネットやセグメントといった論理的な単位での接続状況を示すものを論理的ネットワーク構成と呼ぶ。
【0050】
この論理的なネットワーク構成の具体例を図2に示す。
【0051】
図2において、200は通信網、201は電子計算機、202はネットワーク機器、203は端末をそれぞれ示す。
【0052】
次に、本実施形態で用いるネットワーク構成図面について説明する。
【0053】
ネットワーク構成図面とは、上述した物理的ネットワーク構成と前記論理的ネットワーク構成を統括した図面であり、ある縮尺の地図、建屋図面、フロア図面上に、ネットワーク管理システムが管理する被管理機器を配置させ、同時にケーブル類の敷設状況や電源配置や電話配置なども含め、ネットワークの物理的な接続状況を実際の距離及び面積と合わせて表現したものである。
【0054】
このネットワーク構成図面は、図示したい位置、範囲、被管理機器、目的などに応じ、図1に示した補助記憶装置105内にあるデータベースに格納された物理的ネットワーク構成、論理的ネットワーク構成、ネットワーク配線、フロア図面、地図、ネットワークトラフィックの統計情報、ネットワーク回線使用率等の中から、必要な情報を検索した上で、求められる情報を統合し、図1に示した104出力装置に表示される図面である。
【0055】
本実施形態で用いるネットワーク構成図面の具体例を図3に示す。
【0056】
図3において、300は通信網、301はネットワーク機器、302は電子計算機、303は端末をそれぞれ示す。
【0057】
また、本実施形態のネットワーク管理システムは、上述の管理属性に関する情報を格納したデータベースと共に、以下に述べるデータベースをさらに有している。
【0058】
図4は、被管理機器の各情報を格納した被管理機器データベース40の構成を示したものである。
【0059】
この被管理機器データベース40は、被管理機器ID400と、接続情報401と、分類402と、遠隔操作403と、マシン名404の情報を格納している。
【0060】
被管理機器ID400は、被管理機器を一意に決めることのできる番号であり、この被管理機器ID400はネットワーク管理システムが表示するネットワーク構成図面の被管理機器図形データに割り当てられている。従って、被管理機器ID400を用いて、ネットワーク構成上の被管理機器図形データを検索し、ネットワーク構成図面上の位置を知ることができる。
【0061】
接続情報401は、物理的に直接接続している被管理機器の被管理機器IDである。
【0062】
分類402は、電子計算機、端末、ネットワーク機器、周辺機器、ケーブル類を識別するものである。
【0063】
遠隔操作403は、遠隔操作の可能な被管理機器であるか判別する項目である。
【0064】
マシン名404は、被管理機器のネットワーク上の名前である。
【0065】
ここでの遠隔操作とは、ネットワークに接続されている他の電子計算機から送られてきた命令を実行し、その結果を送り返す機能を意味する。
【0066】
本実施形態のネットワーク管理システムは、この遠隔操作機能を利用し、ネットワークに接続されている遠隔操作可能な電子計算機及び端末から情報を収集することができる。
【0067】
図4に示す遠隔操作403には、被管理機器別に利用可能な遠隔操作の種類が格納され、遠隔操作が利用できない被管理機器の場合は、不可となる。
【0068】
図5は、ネットワーク上の被管理機器間で行われている通信の情報単位であるパケット(通信データを一定の長さに区切ったもの)の構成を示したものである。
【0069】
パケットは、送受信するために必要な制御情報を格納しているヘッダ部50と、実際に送受信したい情報を格納したデータ部51との2つの部分に分かれる。
【0070】
ヘッダ部50には、各種の制御情報が格納されているが、実施例におけるヘッダ情報は、図5に示したように、受信先の被管理機器ID500、送信元の被管理機器ID501、データサイズ(バイト数)502、通信プロトコル503などから構成される。
【0071】
図6は、被管理機器がネットワーク環境で使用するサービス名の一覧が登録されているサービス名データベース60の構造を示したもので、このサービス名データベース60に格納している情報は、ネットワーク管理者であるネットワーク管理システムの使用者により予め登録されている。
【0072】
図6に示すサービス名データベース60は、図4の402と同様に、電子計算機、端末、ネットワーク機器、周辺機器、ケーブル類を識別する分類600と、分類600に対応する被管理機器が、ネットワーク環境で使用するネットワークサービスの名前であるサービス名601と、サービス名601を分類600に対応する被管理機器で使用する際に用いるソフトウェア上の規約(通信プロトコル)、又は、被管理機器上でサービスを使用するために常時起動されているプロセス(=デーモン)であるprtcl,daemon 602と、そのprtcl,daemon 602が、サービスを供給する側(S:サーバ)として稼働するのか、サービスを要求する側(C:クライアント)として稼働するのか、を識別するための情報である区分603と、prtcl,daemon 602を被管理機器用にコンフィグレーションするためのファイル名であるconfig 604の情報を格納している。
【0073】
なお、prtcl,daemon 602に格納される通信プロトコルは、図5のヘッダ部50に格納される通信プロトコル503と同一の情報である。
【0074】
また、区分603においてサーバとクライアントのいずれにも区分できないものに関しては、データベース60上で「−:該当せず」と表現する。
【0075】
上述したconfig 604に格納されるコンフィグレーション用ファイルには、サーバ側であれば、サービス頻度やアクセス権などに関する設定情報が記述され、クライアント側であれば、そのサービスのサーバとなる機器の被管理機器IDやアクセス頻度などの設定情報が記述される。
【0076】
そして、図6に示す610から613は、サービスの具体例を示してある。
【0077】
ネットワーク情報サービス(NIS)610は、ネットワークに接続されているマシン名やユーザのアカウント名などの情報をネットワーク内で共有化し、一元管理を行うものである。なお、情報提供する側をサーバと呼び、情報要求する側をクライアントと呼ぶ。
【0078】
例えば、クライアントが一元管理されているネットワークに関する情報を必要とした時、サーバに対して通信プロトコルに従って要求を出し、情報を受け取る。
【0079】
ルーティング611は、ネットワーク上を流れるパケットの経路制御を行うものである。他のネットワークとの境界となる、即ち、2つ以上のネットワークに接続している電子計算機やネットワーク接続用機器で起動され、図5で示したヘッダ部50を構成している受信先の被管理機器ID500に応じて、どのネットワークにパケットを送出するかを決める。
【0080】
ネットワークファイルシステム(NFS)612は、ネットワークに接続している電子計算機が各々保有しているハードディスクを、ネットワーク内の電子計算機間で共有するものである。
【0081】
ハードディスクはファイルシステム単位に共有の有無を設定可能であり、ネットワーク情報サービス610と同様にファイルシステムを提供する側をサーバ、ファイルシステムを要求する側をクライアントと呼ぶ。
【0082】
クライアントがサーバである他の電子計算機が保有しているファイルシステムに対するアクセスを行いたい場合、通信プロトコルに従って要求を出す。
【0083】
ここで、サーバ側でクライアント側に対する共有許可を設定していれば、サーバである他電子計算機のファイルシステムに対するアクセスが可能になる。
【0084】
ネットワーク管理(SNMP)613は、ネットワークに接続している電子計算機及びネットワーク接続用機器が内部で保有している機器独自のネットワーク管理用の情報に対するアクセスを行うものである。
【0085】
情報をアクセスする側、即ち、ネットワーク管理を行う機器をマネージャと呼び、情報を保有している機器をエージェントと呼ぶ。
【0086】
マネージャは管理目的に合わせ、また、必要に応じて、エージェントが保有している情報を、通信プロトコルに従って取り出すことができる。
【0087】
図7は、被管理機器が保有している機器起動時に実行される起動ファイル名の一覧が登録されているデータベース70の構成を示したものである。
【0088】
データベース70は、図7に示すように、図4の被管理機器ID400と同様、被管理機器を一意に決めることのできる番号である被管理機器ID700と、被管理機器ID700の機器を起動する際に実行されるファイル名である起動ファイル名701の情報を格納している。
【0089】
このデータベース70に格納している情報は、ネットワーク管理者であるネットワーク管理システムの使用者により、予め登録することもできるし、また、ネットワーク管理システムで被管理機器IDを用いて起動ファイル名を被管理機器に対して問合せ、情報収集を行い生成することもできる。
【0090】
図8は、図7で示したある被管理機器ID700の機器が保有している、ある起動ファイル名701の起動ファイルの例として、起動ファイル80の記述内容を示したものである。
【0091】
この起動ファイル80に記述されている機器の起動情報は、機器自体に予め登録されている。また、ネットワーク管理者であるネットワーク管理システムの使用者により登録又は変更されている場合もある。
【0092】
図8において、800は図6のネットワーク情報サービス(NIS)610の設定例であり、801は図6のルーティング611の設定例であり、802は図6のネットワークファイルシステム(NFS)612の設定例であり、803は図6のネットワーク管理(SNMP)613の設定例である。
【0093】
図8に示したように、各被管理機器の起動ファイルには、各種のネットワークサービス用の起動情報が設定されて、また、ネットワークサービスに関する被管理機器用のコンフィグレーション内容は、図6のconfig 604の格納しているファイルに格納されいる。
【0094】
よって、図7に示したデータベース70に格納している各被管理機器の起動時に実行されるファイル名と、それぞれの起動ファイル内で記述されている各種のネットワークサービスの起動情報と、各ネットワークサービスに関するコンフィグレーション用ファイルに記述される設定情報からある被管理機器の起動時に他の被管理機器と、どのように関係するかが認識できる。
【0095】
こうした被管理機器間の関係を、本実施形態では静的接続関係と呼ぶ。
【0096】
しかし、これらの起動ファイルに設定されている起動情報、即ち、静的接続関係は、各被管理機器の起動後に、コマンド入力により動的に変更される場合もある。
【0097】
つまり、起動時の静的接続関係が恒久的に継続するとは限らず、ネットワーク上に接続している被管理機器間の関係は、時間と共に変化している可能性がある。
【0098】
したがって、運用中のネットワークの状態を管理するためには、ある時点での被管理機器間の関係を調査する必要があり、本実施形態では、こうしたある時点での被管理機器間の関係を動的接続状況と呼び、静的接続関係と区別して扱う。
【0099】
この動的接続状況の調査は、後述する図9に示すプロセステーブル90及び、図10に示すトラフィックデータ99を用いて行う。
【0100】
図9は、被管理機器自体が内部で保有している現在実行中のプロセスに関する情報を格納したプロセステーブル90の構成を示したものである。
【0101】
図9に示すプロセステーブル90において、プロセスID900は被管理機器で実行中のプロセスを一意に決めることのできる番号であり、ユーザ名901はプロセスを起動したユーザ名であり、CPU時間902はそのプロセスが使用したCPU時間であり、プロセス状態903はそのプロセスの現在の処理状態であり、コマンド904は実行中のコマンドをそれぞれ表す。
【0102】
また、図9に示す910から913は、図8で示した起動ファイルで記述している起動情報により起動された各コマンドのプロセス状態を表している。
【0103】
図9に示すプロセステーブル90において、910は図8のネットワーク情報サービス(NIS)800のプロセス状態例、911は図8のルーティング801のプロセス状態例、912は図8のネットワークファイルシステム(NFS)802のプロセス状態例、913は図8のネットワーク管理(SNMP)803のプロセス状態例をそれぞれ表す。
【0104】
本実施形態のネットワーク管理システムは、図1に示した中央処理装置102が予め有しているデータ処理機能、システム制御機能を利用して、図4に示した被管理機器データベース40内で遠隔操作403が可能となっている被管理機器から、後述する図11に示すネットワーク通信部1014を介して、被管理機器が保有しているプロセステーブル90を収集することができる。
【0105】
図10は、ネットワーク上を流れている、図5に示したパケットのヘッダ部50を本実施形態のネットワーク管理システムが収集し、トラフィック情報として格納しているトラフィックデータベース99の構成を示したものである。
【0106】
図10に示すトラフィックデータベース99において、1000はパケットの受信先の被管理機器ID、1001は送信元の被管理機器ID、1002はパケット長(バイト数)、1003は通信プロトコル、1004はパケット収集時刻をそれぞれ表す。
【0107】
図11は、本実施形態のネットワーク管理システムのシステム構成を示したものであり、図11に示す1010が図1に示した中央処理装置102上で稼働するネットワーク管理を行う処理部である。
【0108】
処理部1010は、ユーザインタフェース部1011と、ネットワーク管理機能処理部1012と、情報アクセス部1013と、ネットワーク通信部1014とからなる。
【0109】
図11に示すユーザインタフェース部1011は、ネットワーク管理システムにおいて、図1に示した入力装置103からの情報や、出力装置104への情報を制御する。
【0110】
ネットワーク管理機能処理部1012は、ユーザインタフェース部1011、情報アクセス部1013、ネットワーク通信部1014と情報をやり取りし、ネットワーク機器間の静的または動的な依存関係や依存の方向性、依存の度合や頻度設定を視覚的に示す処理を行う。
【0111】
情報アクセス部1013は、図1に示す補助記憶装置104に格納されている物理的ネットワーク構成、論理的ネットワーク構成、ネットワーク配線、フロア図面、地図、ネットワークトラフィックの統計情報、ネットワークの回線使用率や、図4に示す被管理機器データベース40、図6に示すサービス名データベース60、図7に示す起動ファイル名データベース70、図9に示すプロセステーブル90、図10に示すトラフィックデータベース99に対してアクセスを行う。
【0112】
ネットワーク通信部1014は、図1に示す通信制御装置101を介して、ネットワーク100との通信を行う。
【0113】
次に、被管理機器である電子計算機が、何のサービスを他の被管理機器に対して要求しているか、即ち、あるサービスのクライアントである被管理機器を指定し、そのサービスに関するサーバとの静的接続関係を検出し、検出した結果を図3に示したネットワーク構成図面上へ表示する処理を、図4の被管理機器データベース40、図6のサービス名データベース60、図7の起動ファイル名データベース70を用いて、図12のフローチャートに沿って説明する。
【0114】
本実施形態におけるネットワーク構成図面上へ表示する処理は、図12に示すように、ネットワーク管理システムのユーザにより、静的接続関係を検出し表示するネットワークが、入力装置を用いて指定され(ステップ1100)、ネットワーク管理システムは指定されたネットワークのネットワーク構成図を出力装置に表示する(ステップ1101)。
【0115】
ネットワーク管理システムのユーザにより、ネットワーク構成図上で、静的接続関係を検出し表示する被管理機器(クライアント)が、入力装置を用いて指定され(ステップ1102)、ネットワーク管理システムは指定された被管理機器に関する情報を図4の被管理機器データベース40から検索し(ステップ1103)、検索するサービス名指定の有無をネットワーク管理システムのユーザに問い合わせる(ステップ1104)。
【0116】
ステップ1104でユーザがサービス名を指定するとした場合はステップ1105へ、指定しないとした場合は全サービスを検索するものとして、ステップ1106へ進む。
【0117】
ステップ1105では、ネットワーク管理システムのユーザにより、検索するサービス名が指定される。
【0118】
ステップ1106では、ステップ1103で検索した被管理機器に関する情報の中の分類情報を用いて、図6のサービス名データベース60から、被管理機器がクライアントとしてネットワーク環境で使用するサービス名及びコンフィグレーションファイル名を検索する。尚、サービス名データベース60で区分が定義されていないものに関しては、クライアントとして扱う。
【0119】
その後、ステップ1103で検索した被管理機器に関する情報の中から被管理機器IDを用いて、図7の起動ファイル名データベース70から、被管理機器が起動時に使用する起動ファイルを検索する(ステップ1107)。
【0120】
ステップ1105でユーザにより指定されたサービス名か、又は、ステップ1106で検索した被管理機器がネットワーク環境で使用するサービス名かのいずれかと、ステップ1107で検索した被管理機器が起動時に使用する起動ファイル名、さらに、被管理機器のコンフィグレーションファイル名を用いて、被管理機器の起動ファイル及びコンフィグレーションファイルから、クライアントとして設定しているサービスの種類と、サーバとなる機器の被管理機器IDやマシン名、さらに、サービスの種類に応じてアクセス頻度などを検索する(ステップ1108)。
【0121】
ステップ1108で検索したサーバとなる機器の被管理機器IDやマシン名を用いて、図4の被管理機器データベース40からサーバとなる機器の情報と、対応するネットワーク構成図面上の図形を検索する(ステップ1109)。
【0122】
ステップ1109で検索したサーバの被管理機器データベースに格納されている接続情報と、ステップ1102で指定されたクライアントである被管理機器の接続情報を用いて、両被管理機器間の物理的な接続ルート(機器とケーブル間の接続)を構成している被管理機器及びその被管理機器に関する情報を図4の被管理機器データベース40から検索する(ステップ1110)。
【0123】
ステップ1108で検索したサービスの種類やアクセス頻度、ステップ1109で検索したサーバの図形、ステップ1110で検索した物理的な接続ルートを構成している被管理機器に関する情報を用いて、ステップ1101で表示したネットワーク構成図上に、ステップ1102で指定された被管理機器の静的接続関係を認識可能な形式で表示する(ステップ1111)。
【0124】
この表示の際に、ネットワーク管理システムは、予め保持している図13に示す表示用データベース1120を参照し、表示するサービスの表示色、ラインフォント、表示オーダーなどを決定する。
【0125】
図13に示す表示用データベース1120において、1121が図6のサービス名データベース60に格納されているサービス名601と同様のサービス名、1122がそのサービスの表示色、1123がそのサービスのラインフォント、1124がサービスのアクセス頻度、1125がサービスのアクセス頻度1124に対応する表示オーダを表す。表示オーダ1125は、サーバとなっている被管理機器の表示を行う際にも使用する。
【0126】
ステップ1105で、サービス名が指定されなかった場合のステップ1111の表示形式の例を図14に示す。
【0127】
図14に示す1130は通信網、1131はネットワーク機器、1132は電子計算機、1133は端末、1134がステップ1102で指定されたクライアントである被管理機器である。
【0128】
ここでは、ステップ1106のサービス名の検索で、サービスA、サービスB、サービスCが検出された場合の表示例を示す。
【0129】
図14において、1135がステップ1109で検索したサービスAのサーバである被管理機器、1136がステップ1110で検索したサービスAの両被管理機器間の物理的接続ルートを構成する被管理機器である。
【0130】
また、1137がステップ1109で検索したサービスBのサーバである被管理機器、1138がステップ1110で検索したサービスBの両被管理機器間の物理的接続ルートである。
【0131】
さらに、1139がステップ1109で検索したサービスCのサーバである被管理機器、1140がステップ1110で検索したサービスCの両被管理機器間の物理的接続ルートである。
【0132】
そして、次に、ステップ1105でサービス名を指定した場合のステップ1111の表示形式の例を図15に示す。図15において、1200は通信網、1201はネットワーク機器、1202は電子計算機、1203は端末である。1204がステップ1102で指定されたあるサービスのクライアントである被管理機器、1205がステップ1109で検索したサービスのサーバである被管理機器、1206がステップ1110で検索した両被管理機器間の物理的接続ルートを構成する被管理機器である。
【0133】
さらに、ネットワーク管理システムは、図15のように表示されたクライントである被管理機器1204、サーバである被管理機器1205のいずれかを、ユーザから入力装置を用いて指定されると、その被管理機器に関する静的接続関係の詳細情報を表示する。
【0134】
指定された被管理機器がクライアントである場合は、図4の被管理機器ID400、分類402、マシン名404、さらに、図6のサービス名601、クライアント側のprtcl,daemon602と、図12のフローチャートのステップ1108で検索したサーバとなる機器の被管理機器IDやマシン名やアクセス頻度を詳細情報として表示する。
【0135】
指定された被管理機器がサーバである場合は、図4の被管理機器ID400、分類402、マシン名404、さらに、図6のサービス名601、サーバ側のprtcl,daemon602と、図12のフローチャートのステップ1108で検索したアクセス頻度を詳細情報として表示する。
【0136】
尚、静的接続関係の表示は、図14や図15に示す形式だけではなく、図13に示した表示用データベース1120の表示色1122、ラインフォント1123、頻度1124、表示オーダ1125などをユーザが任意に変更することで表示形式を変更することができる。
【0137】
図13を例にすると、サービスAのアクセス頻度に応じた表示オーダを変更し、より太いラインで表示することができる。
【0138】
次に、被管理機器である電子計算機が、何のサービスを他の被管理機器に対して供給しているか、即ち、あるサービスのサーバである被管理機器を指定し、そのサービスに関するクライアントとの静的接続関係を検出し、検出した結果を図3に示したネットワーク構成図面上へ表示する処理を、図4の被管理機器データベース40、図6のサービス名データベース60、図7の起動ファイル名データベース70、図16の静的クライアントリストを用いて、図17のフローチャートに沿って説明する。
【0139】
図16は、ネットワーク環境で使用されるサービスに関して、あるサーバに提供するサービスとそのサービスのクライアントを列挙したリストの構成を示したものである。本実施形態ではこのリストを静的クライアントリストと呼ぶ。
【0140】
図16に示す静的クライアントリスト130は、図17に示す本実施形態のフローチャートに記述した処理手続きの中で、ネットワーク管理システムがファイルとして生成する。
【0141】
図16に示す1300から1301までは、サーバ側の情報であり、1302から1305まではクライアント側の情報である。
【0142】
図16において、1300はサーバが提供しているサービス名、1301はサービス名1300に対応するサーバ側で起動しているプロトコル又はデーモン、1302はサービス名1300に対応するクライアント側で起動しているプロトコル又はデーモン、1303はクライアント側で設定されているサービス用のコンフィグレーションファイル名、1304はクライアントとなっている被管理機器のID、1305はクライアント1304側で、コンフィグレーションファイル1303の中で記述しているサービスに対するアクセス頻度などの設定内容をそれぞれ示す。
【0143】
その静的接続関係をネットワーク構成図面上へ表示する処理は、図17に示すように、まず、ネットワーク管理システムのユーザにより、静的接続関係を検出し表示するネットワークが、入力装置を用いて指定される(ステップ1400)。
【0144】
ネットワーク管理システムは指定されたネットワークのネットワーク構成図を出力装置に表示する(ステップ1401)。
【0145】
ネットワーク管理システムのユーザにより、ネットワーク構成図上で、静的接続関係を検出し表示する被管理機器(サーバ)が入力装置を用いて指定される(ステップ1402)。
【0146】
ネットワーク管理システムは、指定された被管理機器に関する情報を図4の被管理機器データベース40から検索する(ステップ1403)。
【0147】
検索するサービス名指定の有無をネットワーク管理システムのユーザに問い合わせる(ステップ1404)。
【0148】
ステップ1404でユーザがサービス名を指定するとした場合はステップ1405へ、指定しないとした場合は全サービスを検索するものとして、ステップ1406へ進む。
【0149】
ステップ1405では、ネットワーク管理システムのユーザにより、検索するサービス名が指定される。
【0150】
ステップ1406では、ステップ1403で検索した被管理機器に関する情報の中の分類情報を用いて、図6のサービス名データベース60から、被管理機器がサーバとしてネットワーク環境で使用するサービス名を全て検索する。
【0151】
ステップ1403で検索した被管理機器に関する情報の中から被管理機器IDを用いて、図7の起動ファイル名データベース70から、被管理機器が起動時に使用する起動ファイルを検索する(ステップ1407)。
【0152】
ステップ1405でユーザにより指定されたサービス名か、又は、ステップ1406で検索した被管理機器がネットワーク環境で使用するサービス名かのいずれかと、ステップ1407で検索した被管理機器が起動時に使用する起動ファイル名を用いて、被管理機器の起動ファイル及びサービスのコンフィグレーションファイルから、サーバとして設定しているサービスの種類、さらに、サービスの種類に応じてサービス頻度などを検索し、図16の静的クライアントリスト130のサーバ情報部分に検索結果を書き込む(ステップ1408)。
【0153】
ここで、ステップ1405でユーザが単一のサービス名を指定した場合は、図16の静的クライアントリスト130のサービス名1300と prtcl,daemon 1301は、一項目だけになる。
【0154】
その後、ステップ1408で検索した被管理機器でサーバとして設定されているサービスのサービス名を用いて、図6のサービス名データベース60から、対応するクライアント側のサービス名とコンフィグレーションファイル名を検索する(ステップ1409)。
【0155】
ステップ1402で指定された被管理機器(サーバ)以外の全ての被管理機器を対象にして、図4に示した被管理機器データベース40を参照しながら、図7に示した起動ファイル名データベース70から起動ファイル名を検索する(ステップ1410)。
【0156】
ステップ1409で検索したクライアント側のサービス名とコンフィグレーションファイル名と、ステップ1410で検索した起動ファイル名を用いて、各起動ファイル及びコンフィグレーションファイル内で、ステップ1402で指定された被管理機器をサーバとして設定しているサービスを検索し、その結果を図16に示した静的クライアントリストのクライアント情報部分に書き込む(ステップ1411)。
【0157】
そして、被管理機器データベース40に格納されている各被管理機器の接続情報を用いて、ステップ1402で指定されたサーバと、ステップ1411で静的クライアントリストに書き込んだ、あるサービスのクライアント間の物理的な接続ルート(機器とケーブル間の接続)を構成している被管理機器及びその被管理機器に関する情報を図4の被管理機器データベース40から検索する(ステップ1412)。
【0158】
ステップ1411で作成した静的クライアントリストと、ステップ1412で検索した物理的な接続ルートを構成している被管理機器に関する情報を用いて、ステップ1401で表示したネットワーク構成図上に、ステップ1402で指定されたサーバである被管理機器の静的接続関係を認識可能な形式で表示する(ステップ1413)。
【0159】
ステップ1404でサービス名を指定した場合のステップ1411の表示形式の例を図18に示す。
【0160】
図18に示す1500は通信網、1501はネットワーク機器、1502は電子計算機、1503は端末、1504はステップ1402で指定されたサービスのサーバである被管理機器、1505はステップ1411で検索したサービスのクライアントである被管理機器、1506はステップ1412で検索した両被管理機器間の物理的接続ルートを構成する被管理機器である。
【0161】
さらに、ネットワーク管理システムは、図18のように表示されたサーバである被管理機器1504、クライントである被管理機器1505のいずれかを、ユーザから入力装置を用いて指定されると、その被管理機器に関する静的接続関係の詳細情報を表示する。
【0162】
指定された被管理機器がサーバである場合は、図17のフローチャートのステップ1411で作成した静的クライアントリスト(図16の130)を詳細情報として表示する。
【0163】
指定された被管理機器がクライアントである場合は、図17のフローチャートのステップ1411で作成した静的クライアントリスト(図16の130)の中から、指定されたクライアント機器の被管理機器IDに合致するものを抽出した結果を詳細情報として表示する。
【0164】
尚、静的接続関係の表示は、図18に示す形式だけではなく、図13に示した表示用データベース1120の表示色1122、ラインフォント1123、頻度1124、表示オーダ1125などをユーザが任意に変更することで表示形式を変更することができる。
【0165】
アクセスするクライアント数が多い場合は、サーバである被管理機器1504の表示形式を大きくしたり、物理的接続ルートを構成する被管理機器1506の表示形式を太くすることが可能である。また、複数のサービスに関する静的接続関係の表示を行った場合は、表示色をサービスの種類に対応して変更することも可能である。
【0166】
次に、ネットワーク管理者が管理する、あるネットワーク全体の静的接続関係を検出し、検出した結果を図3に示したネットワーク構成図面上へ表示する処理を、図4の被管理機器データベース40、図6のサービス名データベース60、図7の起動ファイル名データベース70、図16の静的クライアントリスト130を用いて、図19のフローチャートに沿って説明する。
【0167】
その静的接続関係をネットワーク構成図上への表示する処理は、図19に示すように、まず、ネットワーク管理システムのユーザにより、静的接続関係を検出し表示するネットワークが、入力装置を用いて指定される(ステップ1600)。
【0168】
ネットワーク管理システムは、指定されたネットワークのネットワーク構成図を出力装置に表示する(ステップ1601)。
【0169】
その後、検索するサービス名指定の有無をネットワーク管理システムのユーザに問い合わせる(ステップ1602)。
【0170】
ステップ1602でユーザがサービス名を指定するとした場合はステップ1603へ、指定しないとした場合は全サービスを検索するものとして、ステップ1604へ進む。
【0171】
ステップ1603では、ネットワーク管理システムのユーザにより、検索するサービス名が指定される。
【0172】
ステップ1604では、図4の被管理機器データベース40に格納されている全被管理機器分の空の静的クライアントリストを作成する。
【0173】
その後、図4の被管理機器データベース40を先頭から検索し、最後の被管理機器になるまで、ステップ1606へ進む(ステップ1605)。
【0174】
ステップ1605で検索した被管理機器をクライアントとして捉え、図12のクライアントを指定してサーバを検出する静的接続関係表示処理のフローチャートの中の、ステップ1107からステップ1109までと同様の処理を行い、その被管理機器がクライアントとなっているサービスとそのサービスのサーバを検索し、サーバとなっている被管理機器の静的クライアントリストのクライアント情報部分に検索した結果を書き込む。
【0175】
さらに、ステップ1605で検索した被管理機器をサーバとして捉え、図17のサーバを指定してクライアントを検出する静的接続関係表示処理のフローチャートの中の、ステップ1407からステップ1411までと同様の処理を行い、その被管理機器がサーバになっているサービスとそのサービスのクライアントを検索し、その被管理機器の静的クライアントリストのサーバ情報部分に、検索した結果を書き込む(ステップ1606)。
【0176】
ステップ1606が終了すると、ネットワーク管理システムは検索対象を被管理機器データベース40の次の項目に移動させ、被管理機器データベースの最後まで、ステップ1605とステップ1606を繰り返す。
【0177】
ステップ1605で、被管理機器データベース40の最後まで来ると、ステップ1607へ進む。
【0178】
そして、図4の被管理機器データベース40の先頭の被管理機器から最後の被管理機器まで、ステップ1606で検索結果を追加した各被管理機器の静的クライアントリストに対し、ステップ1608の処理を行う(ステップ1407)。
【0179】
ステップ1606で検索結果を追加した各被管理機器の静的クライアントリストを検索し空でないものに対して、リストの一項目ずつに関して図17のサーバを指定してクライアントを検出する処理のフローチャートの中の、ステップ1412と同様に、サーバとなっている被管理機器とクライアントとなっている被管理機器間の物理的接続ルートを検索する(ステップ1408)。
【0180】
ステップ1608が終了すると、ネットワーク管理システムは検索対象を被管理機器データベース40の次の項目に移動させ、被管理機器データベースの最後まで、ステップ1607とステップ1608を繰り返す。ステップ1607で、被管理機器データベース40の最後まで、即ち、最後の静的クライアントリストの処理が終了すると、ステップ1609へ進む。
【0181】
ステップ1606で検索した各被管理機器の静的クライアントリストと、ステップ1608で検索したサーバとクライアント間の物理的接続ルートを用いて、ステップ1601で表示したネットワーク構成図上に、ネットワーク全体の静的接続関係を認識可能な形式で表示する(ステップ1609)。
【0182】
ステップ1602でサービス名を指定した場合の、ステップ1609の表示形式の例を図20に示す。
【0183】
図20に示す1700は通信網、1701はネットワーク機器、1702は電子計算機、1703は端末、1704がステップ1602で指定されたサービスのクライアントである被管理機器、1705がそのサービスのサーバである被管理機器、1706がステップ1608で検索した両被管理機器間の物理的接続ルートを構成する被管理機器である。
【0184】
さらに、ネットワーク管理システムは、図20のように表示されたクライアントである被管理機器1704、サーバである被管理機器1705のいずれかをユーザから入力装置を用いて指定されると、ネットワーク全体に対するその被管理機器の静的接続関係に関する詳細情報を表示する。
【0185】
指定された被管理機器がクライアントである場合は、図19に示すフローチャートのステップ1606で作成した全ての被管理機器に関する静的クライアントリスト(図16の130)の中から、指定されたクライアント機器の被管理機器IDに合致するものを抽出した結果を詳細情報として表示する。
【0186】
指定された被管理機器がサーバである場合は、図19に示したフローチャートのステップ1606で作成した全ての被管理機器に関する静的クライアントリスト(図16の130)の中から、被管理機器IDを用いて該当するリストを検出し、詳細情報として表示する。
【0187】
尚、ネットワーク全体の静的接続関係の表示は、図20に示す形式だけではなく、図13に示した表示用データベース1120の表示色1122、ラインフォント1123、頻度1124、表示オーダ1125などをユーザが任意に変更することで表示形式を変更することができる。
【0188】
アクセスするクライアント数が多い場合は、サーバである被管理機器1705の表示形式を大きくしたり、物理的接続ルートを構成する被管理機器1706の表示形式を太くすることが可能である。また、複数のサービスに関する静的接続関係の表示を行った場合は、表示色をサービスの種類に対応して変更することも可能である。
【0189】
したがって、説明してきたように、ネットワークを円滑に運用管理するために、ネットワーク上のネットワーク機器の論理的かつ静的な接続関係に関する情報を、ネットワーク構成図上に表示するので、ネットワーク機器間の静的な依存関係や依存の方向性、さらに、依存の度合や頻度設定を視覚的に把握することができる。
【0190】
また、前述の手段によれば、ネットワーク上のネットワーク機器の論理的かつ静的な接続関係に関する情報を統合し、各ネットワーク機器のネットワークに対する重要度を、ネットワーク構成図上に表示するので、管理対象であるネットワークのクリティカルポイントの把握や、トラフィックの傾向予測を行うことができる。
【0191】
次に、被管理機器である電子計算機が、ある時点で何のサービスを他の被管理機器に対して要求しているか、即ち、あるサービスのクライアントである被管理機器を指定し、そのサービスに関するサーバとの動的接続状況を検出し、検出した結果を図3に示したネットワーク構成図面上へ表示する処理を、図4の被管理機器データベース40、図6のサービス名データベース60、図9のプロセステーブル90、図10のトラフィックデータベース99を用いて、図21のフローチャートに沿って説明する。
【0192】
その動的接続状況をネットワーク構成図面上へ表示する処理は、図21に示すように、まず、ネットワーク管理システムのユーザにより、動的接続状況を検出し表示するネットワークが、入力装置を用いて指定される(ステップ1800)。
【0193】
ネットワーク管理システムは、指定されたネットワークのネットワーク構成図を出力装置に表示する(ステップ1801)。
【0194】
ネットワーク管理システムのユーザにより、ネットワーク構成図上で、動的接続状況を検出し表示する被管理機器(クライアント)が、入力装置を用いて指定される(ステップ1802)。
【0195】
その後、ネットワーク管理システムは、指定された被管理機器に関する情報を図4の被管理機器データベース40から検索する(ステップ1803)。
【0196】
検索するサービス名指定の有無をネットワーク管理システムのユーザに問い合わせる(ステップ1804)。
【0197】
ステップ1804において、ユーザがサービス名を指定するとした場合は、ステップ1805へ、指定しないとした場合は全サービスを検索するものとして、ステップ1806へ進む。
【0198】
ステップ1805では、ネットワーク管理システムのユーザにより、検索するサービス名が指定される。
【0199】
ステップ1806では、ステップ1803で検索した被管理機器に関する情報の中の分類情報を用いて、図6のサービス名データベース60から、被管理機器がクライアントとしてネットワーク環境で使用するサービス名及びコンフィグレーションファイル名を検索する。尚、サービス名データベース60で区分が定義されていないものに関しては、クライアントとして扱う。
【0200】
ステップ1803で検索した被管理機器に関する情報の中から被管理機器IDを用いて、そのクライアントとなる被管理機器が内部で保有している、図9に示したプロセステーブル90から、ステップ1805で指定されたサービス名のプロセス、又は、ステップ1806で検索したサービス名のプロセスを検索する(ステップ1807)。
【0201】
ステップ1807で被管理機器で実行中のサービスをプロセステーブルから検索した結果を用いて、サービス名データベース60からコンフィグレーションファイルを検索し、そのサービスのサーバとなる機器の被管理機器IDやマシン名、さらに、サービスの種類に応じてアクセス頻度などを検索する(ステップ1808)。
【0202】
ステップ1808で検索したサーバとなる機器の被管理機器IDやマシン名を用いて、図4の被管理機器データベース40からサーバとなる機器の情報と、対応するネットワーク構成図面上の図形を検索する(ステップ1809)。
【0203】
ステップ1809で検索したサーバの被管理機器データベースに格納されている接続情報と、ステップ1802で指定されたクライアントである被管理機器の接続情報を用いて、両被管理機器間の物理的な接続ルート(機器とケーブル間の接続)を構成している被管理機器及びその被管理機器に関する情報を図4の被管理機器データベース40から検索する(ステップ1810)。
【0204】
ステップ1810で検索した物理的な接続ルート上のネットワークを流れているパケットのヘッダ部を、予め定められた一定時間収集し、トラフィックデータを格納した図10のトラフィックデータベース99から検索する(ステップ1811)。
【0205】
ステップ1808で検索したサービスの種類やアクセス頻度、ステップ1809で検索したサーバの図形、ステップ1810で検索した物理的な接続ルートを構成している被管理機器に関する情報、ステップ1811で検索したトラフィックデータを用いて、ステップ1801で表示したネットワーク構成図上に、ステップ1802で指定された被管理機器の動的接続状況を認識可能な形式で表示する(ステップ1812)。
【0206】
ステップ1806でサービス名を指定した場合のステップ1812の表示形式の例を図22に示す。
【0207】
図22に示す1900は通信網、1901はネットワーク機器、1902は電子計算機、1903は端末、1904がステップ1802で指定されたあるサービスのクライアントである被管理機器、1905がステップ1809で検索したサービスのサーバである被管理機器、1906がステップ1810で検索した両被管理機器間の物理的接続ルートを構成する被管理機器である。
【0208】
尚、動的接続状況の表示は、図22に示す形式だけではなく、図13に示した表示用データベース1120の表示色1122、ラインフォント1123、頻度1124、表示オーダ1125などをユーザが任意に変更することで表示形式を変更することができる。
【0209】
アクセスするクライアント数が多い場合は、サーバである被管理機器1905の表示形式を大きくしたり、物理的接続ルートを構成する被管理機器1906の表示形式を太くすることが可能である。
【0210】
また、複数のサービスに関する動的接続状況の表示を行った場合は、表示色をサービスの種類に対応して変更することも可能である。
【0211】
また、図9のプロセステーブル90の情報を用いて、ユーザ名によるフィルタリングを行い、あるユーザが実行中のプロセスを抽出することにより、ネットワーク上で誰がどのようにネットワークのサービスをクライアントとして利用しているかを表示することも可能である。
【0212】
さらに、ネットワーク管理システムは、図22のように表示されたクライアントである被管理機器1904、サーバである被管理機器1905、物理的接続ルートを構成する被管理機器1906のいずれかを、ユーザから入力装置を用いて指定されると、その被管理機器の動的接続状況に関する詳細情報を表示する。
【0213】
指定された被管理機器がクライアントである場合は、図4の被管理機器ID400、分類402、マシン名404、さらに、図6のサービス名601、クライアント側のprtcl,daemon602と、図21に示したフローチャートのステップ1807検索したプロセステーブルの検索結果、図21に示したフローチャートのステップ1808で検索したサーバとなる機器の被管理機器IDやマシン名、さらに、サービスの種類に応じたアクセス頻度を詳細情報として表示する。
【0214】
指定された被管理機器がサーバである場合は、図4の被管理機器ID400、分類402、マシン名404、さらに、図6のサービス名601、サーバ側のprtcl,daemon602と、図21に示したフローチャートのステップ1809で検索したサーバ機器情報を詳細情報として表示する。
【0215】
指定された被管理機器が物理的接続ルートである場合は、図4の被管理機器ID400、分類402、マシン名404、さらに、図6のサービス名601と、図21に示したフローチャートのステップ1811で図10のトラフィックデータベース99から検索したトラフィックデータを詳細情報として表示する。
【0216】
次に、被管理機器である電子計算機が、ある時点で何のサービスを他の被管理機器に対して供給しているか、即ち、あるサービスのサーバである被管理機器を指定し、そのサービスに関するクライアントとの動的接続状況を検出し、検出した結果を図3に示したネットワーク構成図面上へ表示する処理を、図4の被管理機器データベース40、図6のサービス名データベース60、図9のプロセステーブル90、図10のトラフィックデータベース100、図23の動的クライアントリストを用いて、図24のフローチャートに沿って説明する。
【0217】
図23は、ある時点でネットワーク環境で使用されているサービスに関して、あるサーバに対するサービスとクライアントを列挙したリストの構成を示したものである。本実施形態ではこのリストを動的クライアントリストと呼ぶ。
【0218】
図23に示す動的クライアントリスト200は、図24に示す本実施形態のフローチャートに記述した処理手続きの中で、ネットワーク管理システムが生成する一時ファイルであり、処理が終了した時点で消去する。
【0219】
図23に示す2000から2002までは、サーバ側の情報であり、2003から2007まではクライアント側の情報である。
【0220】
図23において、2000はサーバが提供しているサービス名、2001はサービス名2000に対応するサーバ側で起動しているプロトコル又はデーモン、2002はそのサービスのプロセスID、2003はサービス名2000に対応するクライアント側で起動しているプロトコル又はデーモン、2004はクライアント側のサービスのプロセスID、2005はクライアント側で設定されているサービス用のコンフィグレーションファイル名、2006はクライアントとなっている被管理機器のID、2007はクライアント2005側で、コンフィグレーションファイル2003の中で記述しているサービスに対するアクセス頻度などの設定内容をそれぞれ示す。
【0221】
その動的接続状況をネットワーク構成図面上へ表示する処理は、図24に示すように、まず、ネットワーク管理システムのユーザにより、動的接続状況を検出し表示するネットワークが、入力装置を用いて指定される(2100)。
【0222】
ネットワーク管理システムは、指定されたネットワークのネットワーク構成図を出力装置に表示する(ステップ2101)。
【0223】
ネットワーク管理システムのユーザにより、ネットワーク構成図上で、動的接続状況を検出し表示する被管理機器(サーバ)が入力装置を用いて指定される(ステップ2102)。
【0224】
その後、ネットワーク管理システムは指定された被管理機器に関する情報を図4の被管理機器データベース40から検索する(ステップ2103)。
【0225】
検索するサービス名指定の有無をネットワーク管理システムのユーザに問い合わせる(ステップ2104)。
【0226】
ステップ2104でユーザがサービス名を指定するとした場合はステップ2105へ、指定しないとした場合は全サービスを検索するものとして、ステップ2106へ進む。
【0227】
ステップ2105では、ネットワーク管理システムのユーザにより、検索するサービス名が指定される。
【0228】
ステップ2106では、ステップ2103で検索した被管理機器に関する情報の中の分類情報を用いて、図6のサービス名データベース60から、被管理機器がサーバとしてネットワーク環境で使用するサービス名を検索する。
【0229】
ステップ2103で検索した被管理機器に関する情報の中から被管理機器IDを用いて、被管理機器の図9に示したプロセステーブル90から、ステップ2105でユーザに指定されたサービス名か、又は、ステップ2106で検索した、被管理機器がサーバとしてネットワーク環境で使用しているサービス名のいずれかを検索し、図23に示した動的クライアントリスト200のサーバ情報部分に検索結果を書き込む(ステップ2107)。
【0230】
ここで、ステップ2105でユーザが単一のサービス名を指定した場合は、図23の動的クライアントリスト200のサービス名2000と prtcl,daemon 2001は、一項目だけになる。
【0231】
ステップ2107で検索した、その時点でサーバである被管理機器上で実行しているサービス名を用いて、図6のサービス名データベース60及びサービスのコンフィグレーションファイルから、サーバとして設定しているサービスの種類、さらに、サービスの種類に応じてサービス頻度、対応するクライアント側のサービス名とコンフィグレーションファイル名などを検索する(ステップ2108)。
【0232】
ステップ2102で指定された被管理機器(サーバ)以外の全ての被管理機器を対象にして、図4に示した被管理機器データベースを参照しながら、ステップ2108で検索したクライアント側のサービス名とコンフィグレーションファイル名などを用いて、被管理機器(サーバ)以外の全ての被管理機器のプロセステーブルから、その時点で実行中のサービスのプロセスを検索し、図23の動的クライアントリスト200のクライアント情報部分に検索結果を書き込む(ステップ2109)。
【0233】
そして、被管理機器データベースに格納されている各被管理機器の接続情報を用いて、ステップ2102で指定されたサーバと、ステップ2109で動的クライアントリストに埋め込んだ、あるサービスのクライアント間の物理的な接続ルート(機器とケーブル間の接続)を構成している被管理機器及びその被管理機器に関する情報を図4の被管理機器データベース40から検索する(ステップ2110)。
【0234】
ステップ2110で検索した物理的な接続ルート上のネットワークを流れているパケットのヘッダ部を、予め定められた一定時間収集したトラフィックデータを格納した図10のトラフィックデータベース99から検索する(ステップ2111)。
【0235】
ステップ2109で作成した動的クライアントリストと、ステップ2110で検索した物理的な接続ルートを構成している被管理機器に関する情報と、ステップ2111でトラフィックデータベースから検索したトラフィックデータを用いて、ステップ2101で表示したネットワーク構成図上に、ステップ2102で指定されたサーバである被管理機器の動的接続状況を認識可能な形式で表示する(ステップ2112)。
【0236】
ステップ2104でサービス名を指定した場合の、ステップ2111の表示形式の例を図25に示す。
【0237】
図25に示す2200は通信網、2201はネットワーク機器、2202は電子計算機、2203は端末、2204がステップ2102で指定されたサービスのサーバである被管理機器、2205がステップ2108で検索したサービスのクライアントである被管理機器、2206がステップ2110で検索した両被管理機器間の物理的接続ルートを構成する被管理機器である。
【0238】
尚、動的接続状況の表示は、図25に示す形式だけではなく、図13に示した表示用データベース1120の表示色1122、ラインフォント1123、頻度1124、表示オーダ1125などをユーザが任意に変更することで表示形式を変更することができる。
【0239】
アクセスするクライアント数が多い場合は、サーバである被管理機器2204の表示形式を大きくしたり、物理的接続ルートを構成する被管理機器2206の表示形式を太くすることが可能である。
【0240】
また、複数のサービスに関する動的接続状況の表示を行った場合は、表示色をサービスの種類に対応して変更することも可能である。
【0241】
また、図9のプロセステーブル90の情報を用いて、ユーザ名によるフィルタリングを行い、あるユーザが実行中のプロセスを抽出することにより、ステップ2102で指定されたサーバである被管理機器が、ネットワーク上の誰に対してネットワークのサービスを供給しているかを表示することも可能である。
【0242】
さらに、ネットワーク管理システムは、図25のように表示されたサーバである被管理機器2204、クライアントである被管理機器2205、物理的接続ルートを構成する被管理機器2206のいずれかを、ユーザから入力装置を用いて指定されると、その被管理機器の動的接続状況に関する詳細情報を表示する。
【0243】
指定された被管理機器がサーバである場合は、図24のフローチャートのステップ2109で作成した動的クライアントリスト(図23の200)を詳細情報として表示する。
【0244】
指定された被管理機器がクライアントである場合は、図24のフローチャートのステップ2109で作成した動的クライアントリスト(図23の200)の中から、指定されたクライアント機器の被管理機器IDに合致するものを抽出した結果を詳細情報として表示する。
【0245】
指定された被管理機器が物理的接続ルートである場合は、図24のフローチャートのステップ2111でトラフィックデータベース99から検索したトラフィックデータを詳細情報として表示する。
【0246】
ここから、ネットワーク管理者が管理するあるネットワーク全体の動的接続状況を検出し、検出した結果を図3に示したネットワーク構成図面上へ表示する処理を、図4の被管理機器データベース40、図6のサービス名データベース60、図9のプロセステーブル90、図10のトラフィックデータベース100、図23の動的クライアントリストを用いて、図26のフローチャートに沿って説明する。
【0247】
その動的接続状況をネットワーク構成図面上へ表示する処理は、図26に示すように、まず、ネットワーク管理システムのユーザにより、動的接続状況を検出し表示するネットワークが、入力装置を用いて指定される(ステップ2300)。
【0248】
ネットワーク管理システムは指定されたネットワークのネットワーク構成図を出力装置に表示する(ステップ2301)。
【0249】
検索するサービス名指定の有無をネットワーク管理システムのユーザに問い合わせる(ステップ2302)。
【0250】
ステップ2302でユーザがサービス名を指定するとした場合はステップ2303へ、指定しないとした場合は全サービスを検索するものとして、ステップ2304へ進む。
【0251】
ネットワーク管理システムのユーザにより、検索するサービス名が指定される(ステップ2303)。
【0252】
図4の被管理機器データベース40に格納されている全被管理機器分の空の動的クライアントリストを作成する(ステップ2304)。
【0253】
図4の被管理機器データベース40を先頭から検索し、最後の被管理機器になるまで、ステップ2306へ進む(ステップ2305)。
【0254】
ステップ2305で検索した被管理機器をクライアントとして捉え、図21のクライアントを指定してサーバを検出する動的接続状況表示処理のフローチャートの中の、ステップ1807からステップ1809までと同様の処理を行い、その被管理機器がクライアントとなっているサービスとそのサービスのサーバを検索し、サーバとなっている被管理機器の動的クライアントリストのクライアント情報部分に検索した結果を書き込む。
【0255】
さらに、ステップ2305で検索した被管理機器をサーバとして捉え、図24のサーバを指定してクライアントを検出する動的接続状況表示処理のフローチャートの中の、ステップ2107からステップ2109までと同様の処理を行い、その被管理機器がサーバになっているサービスとそのサービスのクライアントを検索し、その被管理機器の動的クライアントリストのサーバ情報部分に、検索結果を書き込む(ステップ2306)。
【0256】
ステップ2306が終了すると、ネットワーク管理システムは検索対象を被管理機器データベース40の次の項目に移動させ、被管理機器データベースの最後まで、ステップ2305とステップ2306を繰り返す。
【0257】
ステップ2305で、被管理機器データベース40の最後まで来ると、ステップ2307へ進む。
【0258】
そして、図4の被管理機器データベース40の先頭の被管理機器から最後の被管理機器まで、ステップ2306で検索結果を書き込んだ各被管理機器の動的クライアントリストに対し、ステップ2308の処理を行う(ステップ2307)。
【0259】
ステップ2306で検索結果を書き込んだ各被管理機器の動的クライアントリストを検索し、空でないものに対してリストの一項目ずつに関して、図24のサーバを指定してクライアントを検出する処理のフローチャートのステップ2110と同様に、サーバとなっている被管理機器とクライアントとなっている被管理機器間の物理的接続ルートを検索する(ステップ2308)。
【0260】
ステップ2308が終了すると、ネットワーク管理システムは検索対象を被管理機器データベース40の次の項目に移動させ、被管理機器データベースの最後まで、ステップ2307とステップ2308を繰り返す。
【0261】
ステップ2307で、被管理機器データベース40の最後まで、即ち、最後の動的クライアントリストの処理が終了すると、ステップ2309へ進む。
【0262】
ステップ2308で検索した物理的接続ルート上のネットワークを流れているパケットのヘッダ部を、予め定められた一定時間収集したトラフィックデータを格納した図10のトラフィックデータベース99から検索する(ステップ2309)。
【0263】
ステップ2306で作成した動的クライアントリストと、ステップ2308で検索した物理的な接続ルートを構成している被管理機器に関する情報と、ステップ2309でトラフィックデータベース99から検索したトラフィックデータを用いて、ステップ2301で表示したネットワーク構成図上に、ネットワーク全体の動的接続状況を認識可能な形式で表示する(ステップ2310)。
【0264】
ステップ2302でサービス名を指定した場合の、ステップ2309の表示形式の例を図27に示す。図27に示す2400は通信網、2401はネットワーク機器、2402は電子計算機、2403は端末である。2404がステップ2302で指定されたサービスのクライアントである被管理機器、2405がステップ2306で検索したサービスのサーバである被管理機器、2406がステップ2308で検索した両被管理機器間の物理的接続ルートを構成する被管理機器である。
【0265】
尚、動的接続状況の表示は、図27に示す形式だけではなく、図13に示した表示用データベース1120の表示色1122、ラインフォント1123、頻度1124、表示オーダ1125などをユーザが任意に変更することで表示形式を変更することができる。
【0266】
アクセスするクライアント数が多い場合は、サーバである被管理機器2405の表示形式を大きくしたり、物理的接続ルートを構成する被管理機器2406の表示形式を太くすることが可能である。また、複数のサービスに関する動的接続状況の表示を行った場合は、表示色をサービスの種類に対応して変更することも可能である。
【0267】
また、図9のプロセステーブル90の情報を用いて、ユーザ名によるフィルタリングを行い、あるユーザが実行中のプロセスを抽出することにより、誰がネットワーク全体からどんなサービスをクライアントとして利用しているかを表示することも可能である。
【0268】
さらに、ネットワーク管理システムは、図27のように表示されたサーバである被管理機器2405、クライアントである被管理機器2404、物理的接続ルートを構成する被管理機器2406のいずれかを、ユーザから入力装置を用いて指定されると、その被管理機器の動的接続状況に関する詳細情報を表示する。
【0269】
指定された被管理機器がサーバである場合は、図26のフローチャートのステップ2306で作成した動的クライアントリスト(図23の200)を詳細情報として表示する。
【0270】
指定された被管理機器がクライアントである場合は、図26のフローチャートのステップ2306で作成した動的クライアントリスト(図23の200)の中から、指定されたクライアント機器の被管理機器IDに合致するものを抽出した結果を詳細情報として表示する。
【0271】
指定された被管理機器が物理的接続ルートである場合は、図26のフローチャートのステップ2309でトラフィックデータベース99から検索したトラフィックデータを詳細情報として表示する。
【0272】
図28はケーブル配線によるネットワーク接続をおこわなず、ワイヤレス通信可能なネットワーク機器の情報を格納する第4のデータベース280の構成を示したものである。ここでワイヤレス通信とは、赤外線、マイクロ波、電磁波等の電波や光を媒体とした無線による通信を意味する。これに対し、これまで述べてきたような、機器にケーブルを接続し、配線したケーブルを媒体として通信を行うネットワークは、有線による通信である。
【0273】
図28に示す2800の被管理機器IDは図4の被管理機器データベース40と同様にワイヤレス通信可能な被管理機器を一意に決めることのできる番号である。この被管理機器ID2800は、ネットワーク管理システムが表示するネットワーク構成図面の被管理機器図形データに割り当てられている。2801のワイヤレス通信種別は、ワイヤレス通信可能な被管理機器のワイヤレス通信方式を識別するものである。
【0274】
2802の通信可能機器IDは、2801の通信方式により、相互の通信可能な被管理機器IDである。2803の遠隔操作は、遠隔操作の可能な被管理機器であるか判別する項目である。2804のマシン名は、被管理機器のネットワーク上の名前である。
【0275】
次に図4の被管理機器データベース40と、図7の起動ファイル名データベース70と、図28のワイヤレス通信機器データベース280を用いて、ケーブル配線によるネットワーク機器の論理的かつ静的な接続関係を表示させる処理について図29のフローチャートを用いて説明する。
【0276】
図29に示すように、ステップ2900において、ネットワーク管理システムのユーザにより、静的接続関係を検出し、表示するネットワークと、ワイヤレス通信種別が入力装置を用いて指定される。
【0277】
ステップ2901において、ネットワーク管理システムは指定されたネットワークのネットワーク構成図を出力装置に表示する。
【0278】
ステップ2902において、ネットワーク管理システムのユーザにより、ネット構成図上で、静的接続関係を検出し、表示するワイヤレス通信可能な被管理機器(クライアント)が、入力装置を用いて指定される。
【0279】
ステップ2903において、ネットワーク管理システムは指定された被管理機器に関する情報を図4の被管理機器データベース40から検索する。
【0280】
さらに図28のワイヤレス通信機器データベース280を用いて指定された被管理機器のワイヤレス通信種別、通信可能機器IDなどを検索する。
【0281】
ステップ2904において、ステップ2903で検索した被管理機器に関する情報の中から被管理機器IDを用いて、図7の起動ファイル名データベース70から、被管理機器が起動時に使用する起動ファイルを検索する。
【0282】
ステップ2905において、ステップ2902でユーザにより指定された被管理機器がネットワーク環境で使用するサービス名とそのサービスを提供しているサーバを、ステップ2904で検索した被管理機器が起動時に使用する起動ファイル名、さらに被管理機器のコンフィグレーションファイル名を用いて、被管理機器の起動ファイル及びコンフィグレーションファイルから、クライアントとして設定しているサービスの種類と、サーバとなる機器の被管理機器IDやマシン名、さらにサービスの種類に応じてアクセス頻度などを検索する。
【0283】
ステップ2906において、ステップ2905で検索したサーバとなる機器の被管理機器IDやマシン名を用いて、図4の被管理機器データベース40からサーバとなる機器の情報と、対応するネットワーク構成図面上の図形を検索する。
【0284】
ステップ2907において、ステップ2902で検索した被管理機器とワイヤレス通信可能機器IDと、サーバの被管理機器データベースに格納されている接続情報と、ステップ2902で指定されたクライアントである被管理機器の接続情報を用いて、両被管理機器間のワイヤレス通信ルートを構成している被管理機器及びその被管理機器に関する情報を図4の被管理機器データベース40から検索する。
【0285】
ステップ2908において、ステップ2905で検索したサービスの種類やアクセス頻度、ステップ2906で検索したサーバの図形、ステップ2907で検索したワイヤレス通信ルートを構成している被管理機器に関する情報を用いて、ステップ2901で表示したネットワーク構成図上にステップ2902で指定された被管理機器の静的接続関係を認識可能な形式で表示する。
【0286】
ステップ2908のワイヤレス接続機器の静的接続関係の表示例を図30に示す。図30の3000は通信網、3001はネットワーク機器、3002は電子計算機、3003は端末である。3004がステップ2902で指定された被管理機器、3005が3004とワイヤレス通信可能な被管理機器、3006がステップ2907で検索した両被管理機器間のワイヤレス通信ルートである。
【0287】
さらに、ネットワーク管理システムは、図30のように表示されたクライアントである被管理機器3004を、ユーザから入力装置を用いて指定されると、ネットワーク全体に対する、その被管理機器の静的接続関係に関する詳細情報を表示する。
【0288】
詳細情報の表示例を図36に示す。ユーザから入力装置を用いて指定されたある被管理機器が、ネットワーク内の他の被管理機器とどのような静的接続関係を有しているかが、この詳細情報により把握できる。
【0289】
図36において、3600から3602まではサーバ情報、3603から3606まではクライアント情報である。
【0290】
3600はあるサービスのサーバの被管理機器IDである。ユーザが指定した被管理機器が他の機器に対して何らかのサービスを提供しているサーバの場合は、この項目が「ー」で表示される。3601はサーバが提供しているサービスのサービス名であり、3602はサービス名3601で用いるプロトコル又はデーモンを示す。
【0291】
3603はあるサービスのクライアントの被管理機器ID、3604はクライアント側でサービスを受けるために使用するプロトコル又は、デーモン、3605はクライアント側でサービスを受けるための設定を行っているコンフィグ用ファイルのファイル名、3606はコンフィグ用のファイル内でのそのサービスに関するアクセス頻度などの設定内容である。ユーザが指定した被管理機器がクライアントの場合、クライアント情報の被管理機器IDは、3600と同様に「ー」で表示される。
【0292】
尚、ネットワーク全体の静的接続関係の表示は、図30に示す形式だけではなく、表示色、ラインフォント、表示幅などをユーザが任意に変更することができる。アクセスするクライアント数が多い場合は、サーバである被管理機器3005を大きくしたり、ワイヤレス通信ルート3006を太くすることが可能である。また、複数のサービスに関する静的接続関係の表示を行った場合は、表示色をサービスの種類に対応して変更することも可能である。
【0293】
次に、図4の被管理機器データベース40、図6のサービス名データベース60、図9のプロセステーブル90、図10のトラフィックデータベース100、図28のワイヤレス通信機器データベース280を用いて、ケーブル配線によるネットワーク接続を行わず、ワイヤレスで他のネットワーク機器と通信可能なネットワーク機器の論理的かつ動的な接続状況を検出し、検出した結果を図3に示したネットワーク構成図面上に表示する処理について、図31のフローチャートを用いて説明する。
【0294】
図31に示すように、ステップ3100において、ネットワーク管理システムのユーザにより、動的接続関係を検出し、表示するネットワークと、ワイヤレス通信種別が入力装置を用いて指定される。
【0295】
ステップ3101において、ネットワーク管理システムは指定されたネットワークのネットワーク構成図を出力装置に表示する。
【0296】
ステップ3102において、ネットワーク管理システムのユーザにより、ネット構成図上で、動的接続関係を検出し、表示するワイヤレス通信可能な被管理機器(クライアント)が、入力装置を用いて指定される。
【0297】
ステップ3103において、ネットワーク管理システムは指定された被管理機器に関する情報を図4の被管理機器データベース40から検索する。
【0298】
さらに図28のワイヤレス通信機器データベース280を用いて指定された被管理機器のワイヤレス通信種別、通信可能機器IDなどを検索する。
【0299】
ステップ3104において、ステップ3103で検索した被管理機器に関する情報の中から被管理機器IDを用いて、図6のサービス名データベース60から、被管理機器がクライアントとしてネットワーク環境で使用するサービス名及びコンフィグレーションファイル名を検索する。尚、サービス名データベース60で区分が定義されていないものに関してはクライアントとして扱う。
【0300】
ステップ3105において、ステップ3103で検索した被管理機器が被管理機器に関する情報の中から被管理機器IDを用いて、そのクライアントとなる被管理機器が内部で保有している図9に示したプロセステーブル90から、ステップ3105で指定されたサービス名のプロセス、又はステップ3106で検索したサービス名のプロセスを検索する。
【0301】
ステップ3106において、ステップ3105で被管理機器で実行中のサービスをプロセステーブルから検索した結果を用いて、サービス名データベース60からコンフィグレーションファイルを検索し、そのサービスのサーバとなる機器の被管理機器IDやマシン名、さらにサービスの種類に応じてアクセス頻度などを検索する。
【0302】
ステップ3107において、ステップ3106で検索したサーバとなる機器の被管理機器IDやマシン名を用いて、図4の被管理機器データベース40からサーバとなる機器の情報と、対応するネットワーク構成図面上の図形を検索する。
【0303】
ステップ3108において、ステップ3107で検索したサーバの被管理機器データベースに格納されている接続情報と、ステップ3102で指定されたクライアントである被管理機器の接続情報と、図28のワイヤレス通信機器データベース280から、両被管理機器間のワイヤレス通信ルートに関する情報を検索する。
【0304】
ステップ3109において、ステップ3108で検索した物理的な接続ルート上のネットワークを流れているパケットのヘッダ部を、予め定められた一定時間収集し、トラフィックデータとして図10のトラフィックデータベース100に格納する。
【0305】
ステップ3110において、ステップ3109で検索したサービスの種類やアクセス頻度、ステップ3107で検索したサーバの図形、ステップ3108で検索した物理的接続ルートを構成している被管理機器に関する情報、ステップ3109で収集したトラフィックデータを用いて、ステップ3101で表示したネットワーク構成図上にステップ3102で指定された被管理機器の静的接続関係を認識可能な形式で表示する。
【0306】
図31のワイヤレス通信機器の動的接続状況の表示フローチャートにおける、ステップ3110での表示形式の例を図32に示す。図32の3200は通信網、3201はネットワーク機器、3202は電子計算機、3203は端末である。3204はステップ3102で指定されたあるサービスのクライアントである被管理機器、3205はステップ3107で検索したサービスのサーバである被管理機器、3206はステップ3108で検索した両被管理機器間のワイヤレス通信ルートである。
【0307】
尚、ネットワーク全体の動的接続関係の表示は、図32に示す形式だけではなく、表示色、ラインフォント、表示幅などをユーザが任意に変更することができる。アクセスするクライアント数が多い場合は、サーバである被管理機器3205を大きくしたり、ワイヤレス通信ルート3206を太くすることが可能である。また、複数のサービスに関する動的接続関係の表示を行った場合は、表示色をサービスの種類に対応して変更することも可能である。
【0308】
また、図9のプロセステーブル90の情報を用いて、ユーザ名によるフィルタリングを行い、あるユーザが実行中のプロセスを抽出することにより、ネットワーク上で誰がどのようにネットワークのサービスをクライアントとして、利用しているかを表示することもできる。
【0309】
さらにネットワーク管理システムは図32のように表示されたクライアントである被管理機器3204、サーバである被管理機器3205のいずれかを、ユーザから入力装置を用いて指定されると、その被管理機器の動的接続状況に関する詳細情報を表示する。
【0310】
指定された被管理機器がクライアントである場合は、図4の被管理機器ID400、分類402、マシン名404、さらに図6のサービス名601、クライアント側のprtcl,daemon602と、図31のフローチャートのステップ3105で検索したプロセステーブルの検索結果、図31のフローチャートのステップ3106で検索したサーバとなる機器の被管理機器IDやマシン名、さらにサービスの種類に応じたアクセス頻度を詳細情報として表示する。
【0311】
指定された被管理機器がサーバである場合は、図4の被管理機器ID400、分類402、マシン名404、さらに図6のサービス名601、サーバ側のprtcl,daemon602と、図31のフローチャートのステップ3107で検索したサーバ機器情報を詳細情報として表示する。
【0312】
指定された被管理機器が物理的接続ルートである場合は、図4の被管理機器ID400、分類402、マシン名404、さらに図6のサービス名601、サーバ側のprtcl,daemon602と、図31のフローチャートのステップ3107で検索したサーバ機器情報を詳細情報として表示する。
【0313】
図33はグローバルなネットワークの論理的かつ動的な接続状況に関する情報と、グローバルなネットワークからアクセスされるネットワーク機器の情報を格納する第5のデータベースに当たるグローバルネットワーク被管理機器データベース330の構成を示したものである。
【0314】
ここで、グローバルなネットワークの論理的かつ、動的な接続状況とは、ネットワーク管理システムの管理対象であるネットワーク内の被管理機器がサーバとして、グローバルなネットワークに接続している他のネットワーク内のマシンからの通信サービスに対するクライアントとしての要求に応答している状況を言う。
【0315】
図33の被管理機器ID3300は、図4の被管理機器データベース40と同様に、ネットワーク管理システムの管理対象である被管理機器を一意に決めることのできる番号である。この被管理機器ID3300は、ネットワーク管理システムが表示するネットワーク構成図面の被管理機器図形データに割り当てられている。
【0316】
3301の接続媒体は、被管理機器IDを有する被管理機器とグローバルネットワーク間の物理的な接続を行う接続媒体種別を識別するものである。
【0317】
3302の接続方式は、3301の接続媒体を用いて、被管理機器とグローバルネットワーク間で通信を行う場合に、どのような手順で通信を開始するかを示す接続方式である。
【0318】
3303は、3301の接続媒体を用いて、3302の接続方式により、3300の被管理機器がグローバルなネットワークを介して、どのような通信サービスを提供するかを示すサービス名である。
【0319】
3304のクライアントIDは、被管理機器ID3300を有する被管理機器が提供している通信サービス3303を受け取るために、グローバルなネットワークを介して、接続を行っているクライアントを示す番号である。
【0320】
このクライアントID3304は、グローバルなネットワーク内で通信を行う機器を一意に決めることのできる番号である。グローバルなネットワークの一つであるインターネットでは、この機器を一意に決めることのできる番号として、IPアドレスと呼ばれる4バイトの整数を用いている。3305の接続開始時刻は、3300の被管理機器が3304のクライアントとの、3303の接続内容の通信をいつ開始したかを示す年月日時刻である。
【0321】
図33のグローバルネットワーク被管理機器データベース330において、被管理機器ID3300、接続媒体3301、接続方式3302、サービス名3303は予め、ネットワーク管理者によって設定されており、クライアントID3304と接続開始時刻3305は、グローバルなネットワークの論理的かつ動的な接続状況を調査する時点で、以下の図34のフローチャートに示す処理の中で情報を検出し、埋め込まれる。
【0322】
ここから図4の被管理機器データベース40、図6のサービス名データベース60、図9のプロセステーブル90、図10のトラフィックデータベース100、図33のグローバルなネットワークの論理的かつ、動的な接続状況に関する情報を格納するグローバルネットワーク被管理機器データベース330を用いて、被管理機器のグローバルなネットワークに対する論理的かつ動的な接続状況を検出し、前記ネットワーク構成図と共に、前記表示装置に表示する処理について、図34のフローチャートを用いて説明する。
【0323】
図34のステップ3400において、ネットワーク管理システムのユーザにより、動的接続状況を検出し表示するネットワークとグローバルなネットワークの接続方式が、入力装置を用いて指定される。
【0324】
ステップ3401において、ネットワーク管理システムは指定されたネットワークのネットワーク構成図を出力装置に表示する。
【0325】
ステップ3402において、ネットワーク管理システムのユーザにより、ネットワーク構成図上で、動的接続状況を検出し表示するグローバルなネットワークを介した通信サービスを提供している被管理機器(サーバ)が、入力装置を用いて指定される。
【0326】
ステップ3403において、ネットワーク管理システムはステップ3402で指定された被管理機器に関する情報を図4の被管理機器データベース40から検索する。
【0327】
ステップ3404において、ステップ3403で検索した被管理機器に関する情報の中の分類情報を用いて、図6のサービス名データベース60から、被管理機器がサーバとしてネットワーク環境で使用するサービス名及びコンフィグレーションファイル名を検索する。
【0328】
ステップ3405において、ステップ3403で検索した被管理機器に関する情報の中から被管理機器IDを用いて、ステップ3404で検索したサービス名のプロセスを図9に示したプロセステーブル90から検索する。
【0329】
ステップ3406において、ステップ3405で検索した被管理機器で実行中のサービスをプロセステーブルから検索した結果を用いて、サービス名データベース60からコンフィグレーションファイルを検索し、被管理機器で提供しているサービスのサービス情報と、対応するネットワーク構成図面上の図形を検索する。
【0330】
ステップ3407において、ステップ3402で指定された被管理機器がどのような接続媒体と接続方式でグローバルなネットワークと接続可能かを図33のグローバルネットワーク被管理機器データベース330から検索する。
【0331】
ステップ3408において、ステップ3407で検索した接続媒体及び接続方式によって接続しているグローバルなネットワーク上を流れているパケットのヘッダ部を、予め定められた一定時間収集し、トラフィックデータとして、図10のトラフィックデータベース100に格納する。
【0332】
ステップ3409において、ステップ3408で収集し、トラフィックデータベース100に格納したトラフィックデータを図33のグローバルネットワーク被管理機器データベース330のサービス名3303別に抽出し、クライアントID3304と接続開始時刻3305を埋め込む。グローバルネットワーク被管理機器データベース330にクライアントID3304と、接続開始時刻を埋め込んだものをここではグローバル接続テーブルと呼ぶ。
【0333】
ステップ3410において、ステップ3404で検索したサービス名と、ステップ3406で検索したサーバの図形と、ステップ3409で生成したグローバル接続テーブルとを用いて、ステップ3401で表示したネットワーク構成図上にステップ3402で指定された被管理機器のグローバルなネットワークとの動的接続状況を認識可能な形式で表示する。
【0334】
図34のグローバルなネットワークとの動的接続状況を表示する処理のフローチャートにおける、ステップ3410での表示形式の例を図35に示す。
【0335】
図35の3500は通信網、3501はネットワーク機器、3502は電子計算機、3503は端末である。3504はステップ3402で指定されたグローバルなネットワークに対してサービスを提供しているサーバである被管理機器、3505がステップ3407で生成したグローバル接続テーブルに埋め込んだ、クライアントIDを有する機器の仮想機器図形、3506がステップ3407で検索した両被管理機器間の接続媒体である。
【0336】
グローバルなネットワークとの動的接続状況を表示するには、ネットワーク管理システムの管理対象外の、外部ネットワークに接続しているクライアント機器の存在をネットワーク構成図面上で表現する必要がある。図35の3505では、3502の電子計算機や3503の端末と類似の図形によって、クライアントIDを有する機器を表現しているが、ネットワーク管理システムの管理対象となっている他の被管理機器と明確に区別するために、特定の仮想、機器用の図形を設定し、それを用いて表示をおこなうこともできる。
【0337】
尚、ネットワーク全体の動的接続関係の表示は、図35に示す形式だけではなく、表示色、ラインフォント、表示幅などをユーザが任意に変更することができる。アクセスするクライアント数が多い場合は、サーバである被管理機器3504を大きくしたり、ワイヤレス通信ルート3506を太くすることが可能である。また、複数のサービスに関する静的接続関係の表示を行った場合は、表示色をサービスの種類に対応して変更することも可能である。
【0338】
更に、ネットワーク管理システムは図35のように表示されたサーバである被管理機器3504を、ユーザからの入力装置を用いて指定されると、その被管理機器の動的接続状況に関する詳細情報を表示する。
【0339】
その場合、図4の被管理機器データベース40の被管理機器ID400、分類402、マシン名404と、図34のフローチャートのステップ3406で検索したサーバ機器情報、サービス情報と、図34のフローチャートのステップ3409で生成したグローバル接続テーブル(図33の第5のデータベース)330の接続媒体3301、接続方式3302、サーバ機器情報、サービス名3303、クライアントID3304、接続開始時刻3305を詳細情報として表示する。
【0340】
したがって、説明してきたように、ネットワーク上のネットワーク機器の論理的かつ動的な接続状況に関する情報を、ネットワーク構成図上に表示するので、ネットワーク機器間のある時点での動的な依存関係や依存の方向性、さらに、依存の度合や頻度を視覚的に把握することができる。
【0341】
さらに、前述の手段によれば、ネットワーク上のネットワーク機器の論理的かつ動的な接続状況に関する情報を統合し、各ネットワーク機器のネットワークに対するその時点での重要度や、ネットワーク機器間相互の依存状況を、ネットワーク構成図上に表示するので、管理対象であるネットワーク全体の稼働状況や負荷の集中傾向を把握でき、さらに、ネットワークの負荷分散やトラフィックの均一化を図る対策を講じるための指標を示すことができる。
【0342】
以上、本発明者によってなされた発明を、前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論である。
【0343】
【発明の効果】
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
【0344】
(1)ネットワーク上のネットワーク機器の論理的かつ静的な接続関係に関する情報を、ネットワーク構成図上に表示するので、ネットワーク機器間の静的な依存関係や依存の方向性、さらに、依存の度合や頻度設定を視覚的に把握することができる。
【0345】
(2)また、ネットワーク上のネットワーク機器の論理的かつ静的な接続関係に関する情報を統合し、各ネットワーク機器のネットワークに対する重要度を、ネットワーク構成図上に表示するので、管理対象であるネットワークのクリティカルポイントの把握や、トラフィックの傾向予測を行うことができる。
【0346】
(3)さらに、ネットワーク上のネットワーク機器の論理的かつ動的な接続状況に関する情報を、ネットワーク構成図上に表示するので、ネットワーク機器間のある時点での動的な依存関係や依存の方向性、さらに、依存の度合や頻度を視覚的に把握することができる。
【0347】
(4)さらに、ネットワーク上のネットワーク機器の論理的かつ動的な接続状況に関する情報を統合し、各ネットワーク機器のネットワークに対するその時点での重要度や、ネットワーク機器間相互の依存状況を、ネットワーク構成図上に表示することで、管理対象であるネットワーク全体の稼働状況や負荷の集中傾向を把握でき、さらに、ネットワークの負荷分散やトラフィックの均一化を図る対策を講じるための指標を示すことができる。
【0348】
(5)さらに、赤外線や電波を用いたワイヤレス通信を行う機器間の静的な依存関係、ある時点での動的な依存状況をネットワーク構成図面上に表示するので、依存の方向性や度合いを視覚的に把握でき、ワイヤレス通信方式のネットワークもケーブル配線によるネットワークと同様に管理することができる。
【0349】
(6)さらにある時点で管理対象であるネットワーク内の被管理機器がサーバとして、管理対象外の他のグローバルなネットワークに接続しているマシンからの通信サービスに対する要求に応答している華道かをネットワーク構成図面上に表示するので、管理対象外のネットワークと管理対象であるネットワーク内の被管理機器間での、ある時点での動的な依存状況を把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるネットワーク管理システムのハードウエア構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態の論理的ネットワークの構成を説明するための図である。
【図3】本実施形態の表示装置上へのネットワーク構成図面の表示例を示す図である。
【図4】本実施形態の被管理機器ID、接続情報、分類、遠隔操作、マシン名の対応を表す被管理機器の情報を格納したデータベースの構成を示す図である。
【図5】本実施形態のパケットのヘッダ部の構造を説明するための図である。
【図6】本実施形態のネットワーク環境で使用するサービス名が登録されているデータベースの構成を示す図である。
【図7】本実施形態の被管理機器の起動時に実行される起動ファイル名を格納した起動ファイル名データベースの構成を示す図である。
【図8】本実施形態の被管理機器の起動ファイルの記述内容の例を示す図である。
【図9】本実施形態の被管理機器で実行中のプロセスの状態に関する情報を格納したプロセステーブルの構成を示す図である。
【図10】本実施形態のネットワーク上を流れているパケットのヘッダ部の情報をトラフィックデータとして収集したトラフィックデータベースの構成を示す図である。
【図11】本発明の一実施例にかかるネットワーク管理システムのシステム構成を示すブロック図である。
【図12】本実施形態のクライアントである被管理機器を指定し、サーバとの静的接続関係を検出し、その結果を表示する処理手順を示すフローチャートである。
【図13】本実施形態のネットワーク構成図の表示用データベースの構成を示す図である。
【図14】本実施形態のクライアントである被管理機器を指定し、サービス名を指定しなかった場合のサーバとの静的接続関係を検出した結果の表示例を示した図である。
【図15】本実施形態のクライアントである被管理機器を指定し、サーバとの静的接続関係を検出した結果の表示例を示した図である。
【図16】本実施形態の静的クライアントリストの構成を示す図である。
【図17】本実施形態のサーバである被管理機器を指定し、クライアントとの静的接続関係を検出し、その結果を表示する処理手順を示すフローチャートである。
【図18】本実施形態のサーバである被管理機器を指定し、クライアントとの静的接続関係を検出した結果の表示例を示した図である。
【図19】本実施形態のネットワーク全体のサーバとクライアント間の静的接続関係を検出し、その結果を表示する処理手順を示すフローチャートである。
【図20】本実施形態のネットワーク全体のサーバとクライアント間の静的接続関係を検出した結果の表示例を示した図である。
【図21】本実施形態のクライアントである被管理機器を指定し、サーバとの動的接続状況を検出し、その結果を表示する処理手順を示すフローチャートである。
【図22】本実施形態のサーバである被管理機器を指定し、クライアントとの動的接続状況を検出した結果を表示例を示した図である。
【図23】本実施形態の動的クライアントリストの構成を示す図である。
【図24】本実施形態のサーバである被管理機器を指定し、クライアントとの動的接続状況を検出し、その結果を表示する処理手順を示すフローチャートである。
【図25】本実施形態のサーバである被管理機器を指定し、クライアントとの動的接続状況を検出した結果の表示例を示した図である。
【図26】本実施形態のネットワーク全体のサーバとクライアント間の動的接続状況を検出し、その結果を表示する処理手順を示すフローチャートである。
【図27】本実施形態のネットワーク全体のサーバとクライアント間の動的接続状況を検出した結果の表示例を示した図である。
【図28】本実施形態のワイヤレス通信機器データベースのデータ例を示す図である。
【図29】本実施形態のワイヤレス接続機器の静的接続状況を示すフローチャートである。
【図30】本実施形態のワイヤレス接続機器の静的接続状況を表示する図である。
【図31】本実施形態のワイヤレス接続機器の動的接続状況を示すフローチャートである。
【図32】本実施形態のワイヤレス接続機器の動的接続状況を表示する図である。
【図33】本実施形態のグローバルネットワーク状況データベースのデータ例を示す図である。
【図34】本実施形態のグローバルネットワークの動的接続状況を示すフローチャートである。
【図35】本実施形態のグローバルネットワークの動的接続状況を表示する図である。
【図36】本実施形態の被管理機器の静的接続関係に関する詳細情報の表示例を示した図である。
【符号の説明】
100…ネットワーク、101…通信制御装置、102…中央処理装置、103…入力装置、104…出力装置、105…補助記憶装置、200…通信網、201…電子計算機、202…ネットワーク機器、203…端末、300…通信網、301…ネットワーク機器、302…電子計算機、303…端末、1011…ユーザインタフェース、1012…ネットワーク管理機能処理部、1013…情報アクセス部、1014…ネットワーク通信部。
Claims (2)
- 電子計算機を含む複数のネットワーク機器が接続されているネットワークを管理運用するネットワーク管理システムであって、
前記ネットワーク機器の物理的接続関係情報及び分類情報を格納した第1データベースと、
前記ネットワーク機器の起動時に実行される起動情報を記述した起動ファイルのファイル名を格納した第2のデータベースと、
前記ネットワーク機器の前記分類情報毎に、対応するネットワーク機器がネットワーク環境で使用するサービス名と、前記サービス名に応じて、ネットワーク機器がネットワークサービスを提供するサーバ側として稼動するのかネットワークサービスを要求するクライアント側として稼動するかを識別する識別情報と、前記サービス名および前記識別情報に対応したサービス頻度およびアクセス頻度に関する設定情報が記述されたサーバ側用およびクライアント側用コンフィグレーション用ファイルのファイル名が格納された第3のデータベースと、
(a)指定されたネットワーク機器に関する前記物理的接続関係情報及び分類情報を前記第1のデータベースから検索し、
(b)前記指定されたネットワーク機器に関する起動ファイル名を前記第2のデータベースから検索し、
(c)検索された前記分類情報を用いて、前記指定されたネットワーク機器がネットワーク環境で使用するサービス名及びこれに対応するサーバ側用又はクライアント側用のコンフィグレーション用ファイル名を前記第3のデータベースから検索し、
(d)前記(c)で検索したコンフィグレーション用ファイル名が前記識別情報によりクライアント側用と判断される場合には、
(d1)前記(c)で検索された起動ファイル名、サービス名及びコンフィグレーション用ファイル名に基づき、起動ファイル及びコンフィグレーション用ファイルから、
前記指定されたネットワーク機器が起動時に実行するクライアントとして設定しているサービス名と、前記指定されたネットワーク機器がクライアントとして設定しているサービスにおいてサーバとなる他のネットワーク機器と、前記指定されたネットワーク機器がクライアントとして設定しているサービス名に応じたアクセス頻度とを検索するとともに、
(d2)前記他のネットワーク機器に関する物理的接続関係情報を前記第1のデータベースから検索し、
(e)前記(c)で検索したコンフィグレーション用ファイル名が前記識別情報によりサーバ側用と判断される場合には、
(e1)前記(c)で検索された起動ファイル名、サービス名及びコンフィグレーション用ファイル名に基づき、起動ファイル及びコンフィグレーション用ファイルから、
前記指定されたネットワーク機器が起動時に実行するサーバとして設定しているサービス名と、前記サーバとして設定しているサービス名に応じたサービス頻度とを検索し、
(e2)前記検索されたサーバとして設定しているサービス名を用いて、クライアント側サービス名及びクライアント側用コンフィグレーション用ファイル名を前記第3のデータベースから検索し、
(e3)前記指定されたネットワーク機器以外の全ネットワーク機器に関する起動ファイル名を前記第2のデータベースから検索し、
(e4)前記検索された前記指定されたネットワーク機器以外の全ネットワーク機器に関する起動ファイル名、クライアント側サービス名及びクライアント側用コンフィグレーション用ファイル名に基づき、起動ファイル及びコンフィグレーション用ファイルから、 各ネットワーク機器が起動時に実行する前記指定されたネットワーク機器をサーバとして設定しているサービス名を検索することにより、前記指定されたネットワーク機器をサーバとして設定しているサービスにおいてクライアントとなる他のネットワーク機器とを検索するとともに、
(e5)前記他のネットワーク機器に関する物理的接続関係情報を前記第1のデータベースから検索し、
(f)前記指定されたネットワーク機器と他のネットワーク機器間の物理的接続ルートを構成するネットワーク機器、並びに前記指定されたネットワーク機器及び他のネットワーク機器についての、設定しているサービス名、サーバ側かクライアント側か、サービス頻度又はアクセス頻度から成る情報を表示装置画面に表示されたネットワーク構成図上に表示させる処理手段とを備えることを特徴とするネットワーク管理システム。 - ネットワークの物理的接続ルートを流れているパケットのヘッダ部を所定時間収集して得られるネットワーク機器間のトラフィックデータを格納した第4のデータベースをさらに備え、前記処理手段は、接続関係にあるネットワーク機器間のトラフィックデータを前記第4のデータベースから検索し、表示装置画面に表示させることを特徴とする請求項1に記載のネットワーク管理システム。
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