JP3732572B2 - ビデオカメラ付き記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビデオカメラ付きVTR等のビデオカメラ付き記録装置に係り、特に、電子ビューファインダーまたは再生用モニターとして機能する液晶ディスプレイをもつ記録部と、ビデオカメラ部とを分離可能とし、記録部とビデオカメラ部とを一体化した状態、あるいは記録部とビデオカメラ部とを分離した状態の何れにおいても、ビデオカメラ部で撮影した画像を記録部に内蔵した記録媒体へ記録可能としたビデオカメラ付き記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
家庭用の映像記録装置としては、磁気テープを記録媒体としたカメラ一体型VTRが一般的である。このカメラ一体型VTRにおいて、従来の片目による覗き込みタイプの小型の電子ビューファインダーや光学ビューファインダーに代えて、比較的大きな液晶ディスプレイを具備した大型液晶ディスプレイ付きカメラ一体型VTRが、近年普及しつつある。上記の比較的大きな液晶ディスプレイは、撮影時には電子ビューファインダーとして用いることができ、再生時にはモニターとして用いることができるので、撮影した映像を簡単に鑑賞することができ、家庭用ユースとして重宝されている。なお、この種の大型液晶ディスプレイ付きカメラ一体型VTRが開示された公知例としては、例えば、特開平6−98210号公報が挙げられる。
【0003】
ところで、上記したように従来の大型液晶ディスプレイ付きカメラ一体型VTRは、液晶ディスプレイ付きのVTR部とレンズを有するビデオカメラ部(以下、カメラ部と称す)とが、分離不能に一体化されていたため、撮影時には重量の嵩むVTRデッキメカニズムを内蔵したVTR部を、カメラ部と共に保持しなければならなかった。このため、例えば、前方に人垣がありその向こうの被写体を撮影したい場合には、脚立や踏み台等を用意しなければ撮影が困難であったり、あるいは、威かすと逃げる小動物等をカメラを接近させて撮影することが困難であったりした。あるいはまた、地面に近い被写体を低い位置から撮影したい場合等には、撮影者が屈み込んだ状態でさらに首をねじ曲げて撮影を行ったり、腹這いになって撮影を行ったりするので、無理な撮影姿勢を強いられて身体に負担がかかったり、衣服が汚れたりした。つまり、従来のカメラ一体型VTRは、VTR部とカメラ部とが切り離せないが故に、撮影の汎用性に自ずと限界があるものであった。
【0004】
そこで本願出願人は、上記した従来のカメラ一体型VTRに較べて、撮影の汎用性を大幅に高め得るように、液晶ディスプレイをもつ記録部(VTR部)とカメラ部とを分離可能とし、記録部とカメラ部とを分離した状態においても、記録部の液晶ディスプレイを電子ビューファインダーとして用いた撮影が可能なビデオカメラ付き記録装置を、特願平7−117292号において提案した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記の先願によるビデオカメラ付き記録装置では、上記したように、記録部(VTR部)とカメラ部とを一体化した状態、あるいは記録部とカメラ部とを分離した状態の何れにおいても、記録部の液晶ディスプレイを電子ビューファインダーとして用いた撮影が可能となっている。したがって、記録部とビデオカメラ部とを分離した撮影状態では、例えば、人垣の向こうの被写体を撮影する場合には、脚立や踏み台等を用意しなくても、カメラ部のみを頭上にかざすだけで、容易に所望の被写体を撮影することができる。また、威かすと逃げる小動物等を撮影する場合には、撮影者は物陰に隠れて、カメラ部のみを小動物等の出没場所に設置することで、小動物等の撮影チャンスを大幅に増大させることができる。あるいはまた、地面に近い被写体を低い位置から撮影する場合には、撮影者が屈み込んでカメラ部のみを地面に近い位置に保持することによって、無理な撮影姿勢をとらなくても、あるいは衣服を汚すことなく、容易に所望の被写体を撮影することができる。
【0006】
かように、前記先願によるビデオカメラ付き記録装置においては、撮影の汎用性が大幅に高められる。しかし、さらなる使い勝手の向上を図ることが、ユーザにとってより利便性が高まることは言うまでもなく、この点での改良の余地があるものであった。
【0007】
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、電子ビューファインダーまたは再生用モニターとして機能する液晶ディスプレイをもつ記録部と、カメラ部とを分離可能とし、記録部とカメラ部とを一体化した状態、あるいは記録部とカメラ部とを分離した状態の何れにおいても、カメラ部で撮影した画像を記録部に内蔵した記録媒体へ記録可能としたビデオカメラ付き記録装置において、記録部とカメラ部とを分離した際の使い勝手をより一層向上させたビデオカメラ付き記録装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のビデオカメラ付き記録装置は、前記目的を達成するため、撮像素子と内蔵する記録媒体に前記撮像素子で撮影された映像信号を記録する第1の記録部とを備えたビデオカメラ部と、電子ビューファインダーまたは再生用モニターとして機能する液晶ディスプレイと前記ビデオカメラ部で撮影された映像信号を内蔵する記録媒体に記録する第2の記録部とを備えた記録装置本体と、前記ビデオカメラ部と前記記録装置本体とを電気的に接続する脱着可能な接続コードと、前記ビデオカメラ部に設けられ、前記ビデオカメラ部で撮影された映像信号の出力を前記第1の記録部または前記第2の記録部に切り替える映像信号出力切り替え用のスイッチとを備え、前記ビデオカメラ部および前記記録装置本体にはそれぞれ撮影操作を行うための撮影操作用ボタンが設けられ、前記ビデオカメラ部は、前記記録装置本体と前記接続コードにより接続された状態において、前記ビデオカメラ部の前記撮影操作用ボタンと前記記録装置本体の撮影操作用ボタンとが同時に操作された場合に、予め設定された優先順序に従って、前記ビデオカメラ部側の操作あるいは前記記録装置本体側の操作の何れかを優先させる優先順序判別手段を備えるようにする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。なお、以下に示す本発明の各実施形態においては、記録部としてVTR部をもつ、ビデオカメラ付きVTRを例にとっているが、本発明における記録部としては、磁気テープ以外にも磁気ディスク,光磁気ディスク,光ディスク,大容量カード型半導体メモリー等を記録媒体として、これらを着脱自在に内蔵する記録部であればよく、本発明で言うビデオカメラ付き記録装置とは、ビデオカメラ付きVTRに限定されるものではない。
【0021】
図1〜図4は本発明の第1実施形態に係り、図1はVTR部とカメラ部とを一体化した状態でのビデオカメラ付きVTRの斜視図、図2はVTR部とカメラ部とを分離した状態でのビデオカメラ付きVTRの斜視図、図3はカメラ部の斜視図、図4はVTR部とカメラ部の通話制御系回路を示すブロック図である。なお、本発明の各実施形態では、VTR部の正面とは液晶ディスプレイを設けた面を指し、カメラ部の正面とはレンズを設けた面を指す。
【0022】
図1および図2において、1はVTR部、2はカメラ部(ビデオカメラ部)、3は接続コードである。VTR部1とカメラ部2とは接続コード3によって接続され、この接続コード3によって、VTR部1とカメラ部2との間の信号の授受と、VTR部1に内蔵したバッテリーからのカメラ部2への電源供給とが行われる。接続コード3は用途に応じて長さの異なるものがいくつか用意され、図1,図2では最も短い接続コード3が示されているが、5m以上の接続コード3を用いることも可能となっている。
【0023】
VTR部1とカメラ部2は、図1に示すように、両者1,2を一体化して使用することも、図2に示すように、両者1,2を分離して使用することも可能であるようになっており、両者1,2を一体化して使用する際には、VTR部1に設けられた装着台座部4(図2)に、カメラ部2が取り付けられるようになっている。なお、装着台座部4は、折り畳み可能でかつ回転可能なようになっており、この装着台座部4に対してカメラ部2は、図1に示す位置(カメラ部2のレンズが撮影者と反対側の被写体に向いた対物撮影位置)と、図示していないがカメラ部2のレンズが撮影者方向を向いた位置(対面撮影位置)とを、選択的にとり得るように、どちら向きにも取り付けられるようになっている。
【0024】
VTR部1には、マイクおよびスピーカ以外は図示していないが、TVチューナ,チューナ受信信号処理回路,記録/再生系映像信号処理回路,記録/再生系音声信号処理回路,VTRメカニズム,メカニズム駆動制御系回路,OSD(オンスクリーンディスプレイ)用画像信号処理回路,液晶駆動回路,マイク5,スピーカ6,VTR部1およびカメラ部2の統括制御を司るマイコン,バッテリー等々が内蔵されており、各種の制御・演算機能はマイコンによって実現されるようになっている。
【0025】
また、本第1実施形態においては、VTR部1には、さらにVTR部1の上面側に配設された上記マイク5とスピーカ6を利用して、カメラ部2と交信通話を行うための通話制御系回路が内蔵されている。この通話制御系回路については、図4を用いて後述する。
【0026】
カメラ部2には、その一部しか図示していないが、ズームレンズを含む撮影レンズ7(図2),ズーム用モータ,絞り,CCD(固体撮像素子),これらの駆動制御系回路,映像信号処理回路,マイク8(図2),音声信号処理回路,カメラ部2の統括制御を司るマイコン等々が内蔵されている。
【0027】
また、本第1実施形態においては、カメラ部2には、さらにスピーカ9が内蔵されていると共に、上記マイク8とスピーカ9を利用して、VTR部1と交信通話を行うための通話制御系回路が内蔵されている。この通話制御系回路については、図4を用いて後述する。図3に示すように、マイク8は被写体側の音声を拾いやすいようにカメラ部2の正面側に配設され、スピーカ9はカメラ部2の側面側に配設されている。なお、マイク8あるいはスピーカ9は、カメラ部2の上面側に配設してもよい。
【0028】
図1に示すように、VTR部1の正面の上側には液晶ディスプレイ10の表示面が配設されており、この液晶ディスプレイ10は、撮影時には電子ビューファインダーとして機能し、再生時にはモニターとして機能する。また、VTR部1の右側面の下側には、着脱可能なハンドグリップベルト11が取り付けられており、VTR部1を右手でホールドする際の補助とされる。また、図2に示すように、VTR部1の左側面には伸縮自在な受信アンテナ12が配設されており、TV受信時には伸ばした状態にされる。
【0029】
また、図1に示すように、VTR部1の正面と右側面には、操作ボタンや操作ダイヤルが配設されており、これらの動作制御用の操作手段13群によって、VTR部1とカメラ部2のもつ動作機能を総べて制御できるようになっている。すなわち、操作手段13群によって、撮影,再生,TV受信,外部機器との通信等の動作制御や、後記するVTR部1とカメラ部2との間の交信通話のオン/オフの切り替え等々を行えるようになっている。
【0030】
次に、VTR部1とカメラ部2の通話制御系回路について、図4を用いて説明する。図4において、5および6はVTR部1の前記したマイクおよびスピーカであり、8および9はカメラ部2の前記したマイクおよびスピーカである。また、21はVTR部1とカメラ部2との間の交信通話のオン/オフ切り替え用のスイッチ、22はアンプ回路、23は変復調回路、24は混合回路、25は記録音声モード切り替え用のスイッチ、26は前記接続コード3中の音声信号伝送線、27は変復調回路、28はアンプ回路である。
【0031】
VTR部1とカメラ部2との間で交信通話を行わせるためには、まず、前記操作手段13群中の適宜手段を操作することによって、切り替え制御信号S1をスイッチ21に入力し、スイッチ21をオン状態におく。この状態で、VTR部1のマイク5から入力された音声信号は、スイッチ21を経由して、アンプ回路22で増幅や雑音除去等の処理を施された後、変復調回路23に入力されて変調される。この変調された音声信号は、音声信号伝送線26を介してカメラ部2の変復調回路27に入力されて、復調される。復調された音声信号は、アンプ回路28で適宜に増幅された後、カメラ部2のスピーカ9から出力される。また、カメラ部2のマイク8から入力された音声信号は、アンプ回路28で増幅や雑音除去等の処理を施された後、変復調回路27に入力されて変調される。この変調された音声信号は、音声信号伝送線26を介してVTR部1の変復調回路23に入力されて、復調される。復調された音声信号は、アンプ回路22で適宜に増幅された後、スイッチ21を通ってVTR部1のスピーカ6から出力される。すなわち、かような構成・動作で、VTR部1とカメラ部2との間で双方向の通話が行われる。
【0032】
ここで、本第1実施形態においては、記録音声モードとして、▲1▼VTR部1のマイク5から入力された音声信号のみを記録するモードと、▲2▼カメラ部2のマイク8から入力された音声信号のみを記録するモードと、▲3▼VTR部1のマイク5およびカメラ部2のマイク8から入力された音声信号を記録するモードという、3つのモードをもっている。そして、この3つのモードの選択は、操作手段13群中の適宜手段を操作することによって、切り替え制御信号S2をスイッチ25に入力し、スイッチ25を切り替えることによって行われる。上記▲1▼のモードが選択されると、VTR部1のマイク5から入力された音声信号が音声信号記録系へ出力され、上記▲2▼のモードが選択されると、カメラ部2のマイク8から入力された音声信号が音声信号記録系へ出力され、上記▲3▼のモードが選択されると、VTR部1のマイク5から入力された音声信号とカメラ部2のマイク8から入力された音声信号とが、混合回路24で混合された後、音声信号記録系へ出力される。
【0033】
上述したように、本第1実施形態では、VTR部1とカメラ部2とにそれぞれマイクとスピーカとを具備し、VTR部1とカメラ部2との間で双方向の通話を行える、謂わばトランシーバの機能を具備している。したがって、VTR部1とカメラ部2とを分離して、かつ、両者1,2を長尺の接続コード3を用いて接続した状態で、VTR部1を操作する人間(以下、これを第1撮影者と称す)と、カメラ部2を保持して撮影レンズ7を被写体に向ける人間(以下、これを第2撮影者と称す)とがいる場合には、第1撮影者と第2撮影者とが離れていても、両者間で容易に通話を行うことができる。このため、例えば、第1撮影者から第2撮影者に対して、「もっと前進して下さい。」,「カメラを右に向けて下さい。」などといった指示を的確に伝えることや、会話を楽しむことが可能となって、大いに利便性が向上する。また、第1撮影者のみがいて、カメラ部2は適宜の場所されている場合においては、第1撮影者と被写体となる人物との通話ができるので、第1撮影者から被写体となる人物に直接指示を与えたり、会話を楽しむことができ、この点でも大いに利便性が向上する。
【0034】
さらに、本第1実施形態では、上記したように第1撮影者と第2撮影者とがいる場合において、前記▲3▼の記録音声モードを選択すると、第1撮影者の音声と第2撮影者の音声を、ナレーションとして記録することが可能となり、大いに利便性が向上する。また、前記▲1▼〜▲3▼の記録音声モードを、撮影(録画)中に適宜に切り換えることにより、録音したい音声のみ選択的に記録することが可能となって、この点でも大いに利便性が向上する。
【0035】
次に、本発明の第2実施形態を、図5および図6を用いて説明する。図5は本発明の第2実施形態に係るビデオカメラ付きVTRのカメラ部2を正面側から見た概略構成を示す斜視説明図、図6は本第2実施形態によるカメラ部2内の要部回路構成を示すブロック図である。なお、本第2実施形態においては、VTR部1が前記した通話制御系回路をもたない点を除いて、VTR部1の構成は先の第1実施形態と全く同様である(これは、以下の各実施形態においても同様である)。
【0036】
本第2実施形態においては、図5に示すように、カメラ部2内に、短時間記録用のサブバッテリー31と半導体メモリー32とを内蔵している。また、VTR部1側に設けられた記録スタート/ストップボタンの他に、カメラ部2側にも記録スタート/ストップボタン33を設けてある。
【0037】
また、図6に示すように、カメラ部2内には、VTR部1内の前記したバッテリーからの電源とサブバッテリー31からの電源とを、撮影系回路(前記のCCD,駆動制御系回路,ズーム用モータ,映像信号処理回路,カメラ部2の統括制御を司るマイコン等)35に切り替えて供給するための電源切り替え用のスイッチ34と、撮影系回路35から出力される映像信号を、VTR部1または半導体メモリー32に切り替えて出力するための映像信号出力切り替え用のスイッチ36とが設けられている。
【0038】
通常、スイッチ34はVTR部1のバッテリー側へ、スイッチ36はVTR部1への出力側にそれぞれ切り替えられた位置をとっており、カメラ部2の撮影系回路35にはVTR部1のバッテリーから電源が供給され、また、撮影系回路35から出力される画像信号は、VTR部1の映像信号記録系へ出力されるようになっている。このとき、撮影系回路35は、VTR部1の記録スタート/ストップボタンからの指令に基づく、記録スタート/ストップ制御信号S4によって制御されるようになっている。
【0039】
一方、VTR部1のバッテリーの残量が少なくなったとき、あるいは、VTR部1とカメラ部2とを接続する接続コード3を外したときには、この旨を検知したカメラ部2内のマイコンからの切り替え制御信号S3によって、スイッチ34はサブバッテリー31側へ、スイッチ36は半導体メモリー32への出力側にそれぞれ切り替えられ、カメラ部2の撮影系回路35にはサブバッテリー31から電源が供給され、また、撮影系回路35から出力される画像信号は、半導体メモリー32へ出力されるようになる。このとき、撮影系回路35は、カメラ部2の記録スタート/ストップボタン33からの指令に基づく、記録スタート/ストップ制御信号S5によって制御されるようになっている。
【0040】
かような構成をとる本第2実施形態においては、VTR部1のバッテリーの残量が尽きたとき、あるいは、接続コード3の長さが足りないときに、カメラ部2を、VTR部1と電気的接続を絶った完全な独立状態において、カメラ部2自身に内蔵したサブバッテリー31を電源として、カメラ部2の半導体メモリー32に映像信号を記録することができる。半導体メモリー32に記憶される映像信号はごく短時間分の動画像や、あるいは静止画像であるが、VTR部1のバッテリーの残量が尽きたとき、あるいは、接続コード3の長さが足りないときに、撮影チャンスを逃がすことなく、狙った被写体を撮影できるので、大いに利便性が向上する。なお、半導体メモリー32に記憶された映像データは、後の適当なタイミングでVTR部1側へと転送されて、VTR部1内の記録媒体(ここでは、磁気テープに)に記憶できるようになっていることは、言うまでもない。
【0041】
次に、本発明の第3実施形態を、図7および図8を用いて説明する。図7は本発明の第3実施形態に係るビデオカメラ付きVTRのカメラ部2を背面側から見た斜視説明図、図8は本第3実施形態によるカメラ部2内の要部回路構成を示すブロック図である。
【0042】
本第3実施形態においては、図7に示すように、VTR部1側に設けられた記録スタート/ストップボタンおよびズーム調整ボタンの他に、カメラ部2側にも、記録スタート/ストップボタン33およびズーム調整ボタン41を設けてあり、カメラ部2側においても、記録スタート/ストップの操作とズーム調整とを可能にしてある。なお、本第3実施形態では、カメラ部2には前記第2実施形態のサブバッテリー31や半導体メモリー32は内蔵されていない。
【0043】
また、図8に示すように、カメラ部2内には、命令優先順序判別回路42を設けて、VTR部1側での操作とカメラ部2側での操作とが同時に行われたときに、何れを優先するかを判別するようになっている。命令優先順序判別回路42において、VTR部1側の操作とカメラ部2側の操作の何れを優先させるかは、任意であって、予め書き替えに設定される。いま例えば、カメラ部2側での操作を優先させるように設定されていると、VTR部1の記録スタート/ストップボタンからの指令に基づく記録スタート/ストップ制御信号S4と、カメラ部2の記録スタート/ストップボタン33からの指令に基づく記録スタート/ストップ制御信号S5とが同時に到来すると、命令優先順序判別回路42は、記録スタート/ストップ制御信号S5を撮影系回路35に出力し、また、VTR部1のズーム調整ボタンからの指令に基づくズーム制御信号S7と、カメラ部2のズーム調整ボタン41からの指令に基づくズーム制御信号S6とが同時に到来すると、命令優先順序判別回路42は、ズーム制御信号S6を撮影系回路35に出力する。
【0044】
かような構成をとる本第3実施形態では、VTR部1からでもカメラ部2からでも撮影操作を行うことが可能であるので、先に述べたように第1撮影者と第2撮影者とがいる使用形態において、第1撮影者と第2撮影者の何れもが撮影操作を行えて、大いに利便性が向上する。
【0045】
なお、本第3実施形態においては、カメラ部2に記録スタート/ストップボタン33とズーム調整ボタン41を設けているが、カメラ部2に設けるのは、記録スタート/ストップボタン33またはズーム調整ボタン41の何れか一方であってもよい。
【0046】
なおまた、本第3実施形態や前記第2実施形態のように、カメラ部2側でも撮影操作を行えるようにした場合には、後記する第4,第5,第6実施形態のように、カメラ部2側にも何らかのファインダー手段を設けることが望ましい。
【0047】
次に、本発明の第4実施形態を図9を用いて説明する。図9は本発明の第4実施形態に係るビデオカメラ付きVTRのカメラ部2を正面側から見た斜視説明図である。
【0048】
本第4実施形態においては、図9に示すように、VTR部1に設けられた電子ビューファインダーとして機能する前記液晶ディスプレイ10の他に、カメラ部2側にも、被写対象に対して画角のみの確認が行える簡易ファインダー51を設けてある。この簡易ファインダー51は、保持台51aと、保持台51a上に立てられた矩形の枠部材51bと、枠部材51bに嵌められた透明部材51cとを具備しており、簡易ファインダー51は、カメラ部2のズーム動作(ズーム用モータの回転動作)と連動して、カメラ部2の上面に設けられた案内部材52に沿って前後動するようになっている。また、図9では簡略化してあるが、簡易ファインダー51は未使用時には折り畳めるように構成されている。
【0049】
かような構成をとる本第4実施形態では、カメラ部2側においても画角の確認が行えるので、先に述べたように第1撮影者と第2撮影者とがいる使用形態において、第2撮影者側でも画角の確認が行えるので、大いに利便性が向上する。また、撮影者が1人の場合でも、VTR部1の液晶ディスプレイ10を用いなくても、カメラ部2のみで画角の確認が行えるので、この点でも利便性が向上し、さらにこの場合は、VTR部1の大型の液晶ディスプレイ10を電源オフ状態におけるので、消費電力を低減できる。
【0050】
次に、本発明の第5実施形態を図10を用いて説明する。図10は本発明の第5実施形態に係るビデオカメラ付きVTRのカメラ部2を背面側から見た斜視説明図である。
【0051】
本第5実施形態においては、図10に示すように、VTR部1に設けられた電子ビューファインダーとして機能する前記液晶ディスプレイ10の他に、カメラ部2側にも、片目による覗き込みタイプの光学ビューファインダー53が設けてある。この光学ビューファインダー53の画角は、カメラ部2のズーム動作連動して自動調整されるようになっている。
【0052】
かような構成をとる本第5実施形態では、前記第4実施形態と同様に、カメラ部2側においても画角の確認が行えるので、先に述べたように第1撮影者と第2撮影者とがいる使用形態において、第2撮影者側でも画角の確認が行えるので、大いに利便性が向上する。また、撮影者が1人の場合でも、VTR部1の液晶ディスプレイ10を用いなくても、カメラ部2のみで画角の確認が行えるので、この点でも利便性が向上し、さらにこの場合は、VTR部1の大型の液晶ディスプレイ10を電源オフ状態におけるので、消費電力を低減できる。
【0053】
次に、本発明の第6実施形態を図11を用いて説明する。図11は本発明の第6実施形態に係るビデオカメラ付きVTRのカメラ部2を背面側から見た斜視説明図である。
【0054】
本第6実施形態においては、図11に示すように、VTR部1に設けられた電子ビューファインダーとして機能する前記液晶ディスプレイ10の他に、カメラ部2側にも、小型液晶ディスプレイを用いた片目による覗き込みタイプの電子ビューファインダー54が設けてある。この電子ビューファインダー54には、VTR部1からの画像信号の供給によって、VTR部1の液晶ディスプレイ10と同様の被写体の映像が表示可能なようにしてある。したがって、カメラ部2の電子ビューファインダー54によっても、画角や合焦状態が確認できるようになっている。
【0055】
かような構成をとる本第6実施形態では、カメラ部2側においても画角や合焦状態の確認が行えるので、先に述べたように第1撮影者と第2撮影者とがいる使用形態において、第2撮影者側でも画角や合焦状態の確認が行えるので、大いに利便性が向上する。また、撮影者が1人の場合でも、VTR部1の液晶ディスプレイ10を用いなくても、カメラ部2のみで画角や合焦状態の確認が行えるので、この点でも利便性が向上し、さらにこの場合は、VTR部1の大型の液晶ディスプレイ10を電源オフ状態におけるので、消費電力を低減できる。
【0056】
さらにまた、本第6実施形態においてはカメラ部2に電子ビューファインダー54を設けているので、VTR1部側でOSD機能によって生成した文字や記号等を、カメラ部2の電子ビューファインダー54に表示させることができる。したがって、第1撮影者と第2撮影者とがいる使用形態においては、第1撮影者から第2撮影者に対して、文字等によって、「もっと前進。」などといった指示を的確に伝えることが可能となって、大いに利便性が向上する。そしてこの場合には、前記第1実施形態と異なって、第1撮影者による指示を音声出力ないし録音しないという利点もある。また、カメラ部2の電子ビューファインダー54によって、VTR1部側のバッテリー残量の確認等を行えるという利点もある。
【0057】
次に、本発明の第7実施形態を図12を用いて説明する。図12は本発明の第7実施形態に係るビデオカメラ付きVTRのカメラ部2を正面側から見た斜視説明図である。
【0058】
本第7実施形態においては、図12に示すように、VTR部1に設けられた録画動作状態の有無を表示するタリー(tally )ランプの他に、カメラ部2側にも、その上面に録画動作状態の有無を表示するタリーランプ61を設けてある。
【0059】
かような構成をとる本第7実施形態では、カメラ部2側においても録画動作状態であるか否かの確認が行えるので、前記第2撮影者や被写体となる人物からも録画動作状態の有無の確認が行えて、大いに利便性が向上する。
【0060】
次に、本発明の第8実施形態を図13を用いて説明する。図13は本発明の第8実施形態に係るビデオカメラ付きVTRのカメラ部2を正面側から見た斜視説明図である。
【0061】
本第8実施形態においては、図13に示すように、VTR部1に設けられた録画動作状態の有無を表示するタリーランプの他に、カメラ部2側にも、その正面と背面とに、録画動作状態の有無を表示するタリーランプ61を設けてある(図13では、カメラ部2の背面側のタリーランプ61は図示していない)。
【0062】
かような構成をとる本第8実施形態では、前記第7実施形態と同様に、カメラ部2側においても録画動作状態であるか否かの確認が行えるので、前記第2撮影者や被写体となる人物からも録画動作状態の有無の確認が行えて、大いに利便性が向上する。
【0063】
次に、本発明の第9実施形態を、図14〜図16を用いて説明する。図14〜図16は本発明の第9実施形態に係り、図14はビデオカメラ付きVTRのカメラ部2を左手でホールドした状態の説明図、図15はカメラ部2用のハンドグリップベルトの斜視図、図16はVTR部1を右手で、カメラ部2を左手でそれぞれホールドした状態の説明図である。
【0064】
本第9実施形態は、VTR部1側に着脱自在に取り付けられる前記ハンドグリップベルト11の他に、カメラ部2にも着脱自在なハンドグリップベルト71を取り付けたものである。カメラ部2用のハンドグリップベルト71は、図15に示すように、ベルト部71aと、ベルト部71aに取り付けられた甲当て部71bとからなり、ベルト部71aの両端を、カメラ部2のベルト取り付け部(図示せず)に嵌め込むようになっている。
【0065】
かような構成をとる本第9実施形態では、カメラ部2にもハンドグリップベルト71を設けているので、図14および図16に示すように、カメラ部2のホールド性が向上して手振れが少なくなり、カメラ部2を分離させた際の撮影操作性が向上して、利便性が高まる。
【0066】
次に、本発明の第10実施形態を、図17〜図19を用いて説明する。図17〜図19は本発明の第10実施形態に係り、図17はビデオカメラ付きVTRのカメラ部2をスタンド脚を用いて自立させた状態の斜視図、図18は同じくカメラ部2をスタンド脚を用いて自立させた状態の側面図、図19はスタンド脚を折り畳んだ状態のカメラ部2の底面図である。
【0067】
本第10実施形態は、カメラ部2の底面側に、カメラ部2と一体の折り畳み可能なスタンド脚手段81を設けたものである。ここでは、スタンド脚手段81を3本の脚81a,81b,81cで構成しており、図19に示すように、脚81aと脚81bとは、カメラ部2の底面の正面寄り側において、軸支部82a,82bを回動中心として所定量回動可能なように保持されており、脚81cは、カメラ部2の底面の背面側寄りにおいて、軸支部82c回動中心として所定量回動可能なように保持されている。各脚81a,81b,81cは、未使用時には図19に示すように、カメラ部2の底面に接するように折り畳まれ、スタンド脚手段81によってカメラ部2を自立させる時には、図17および図18に示すように、各脚81a,81b,81cを引き出し・回動させて、用いるようになっている。なお、各脚81a,81b,81cの先端には、ゴム等の滑り止め部材を被せることが望ましい。
【0068】
かような構成をとる本第10実施形態では、カメラ部2と一体の折り畳み可能なスタンド脚手段81を設けているので、別部材の三脚等を用意しなくても、カメラ部2をスタンド脚手段81を用いて確実に自立させることができ、大いに利便性が向上する。また、スタンド脚手段81は、未使用時にはカメラ部2の底面に接するように折り畳まれるので、かさばることもない。
【0069】
次に、本発明の第11実施形態を、図20および図21を用いて説明する。図20は本発明の第11実施形態に係るビデオカメラ付きVTRのカメラ部2を背面側から見た斜視説明図、図21は図20のカメラ部の要部断面図である。
【0070】
本第11実施形態は、カメラ部2に、前記した接続コード3を巻き取るためのコードリール機構を設けたものである。すなわち、図21に示すように、カメラ部2の背面側には回転可能なようにコードリール91が内蔵されており、このコードリール91と一体の操作蓋92が、カメラ部2の背面の外筐体の一部を構成している。前記接続コード3の一端は、コードリール91に結合されており、接続コード3はカメラ部2の背面に穿設した小穴93を通して、カメラ部2の外部に導出されている。そして、操作蓋92の操作用凹み92aを用いて、操作蓋92を所定方向に回転操作することによって、接続コード3はコードリール91に巻き取られ、また、接続コード3を引っ張ることによって、接続コード3はコードリール91から引き出される。
【0071】
かような構成をとる本第11実施形態では、カメラ部2に接続コード3を巻き取るためのコードリール機構を設けているので、接続コード3を必要な長さだけ引き出して用いることができ、接続コード3がからまることが少なくなって、大いに利便性が向上する。また、長さの異なる接続コードを複数用意する必要もない。
【0072】
最後に、本発明の第12実施形態を、図22〜図24を用いて説明する。図224〜図24は本発明の第12実施形態に係り、図22はビデオカメラ付きVTRのカメラ部2を正面側から見た斜視説明図、図23はカメラ部2を首からぶら下げている状態を示す説明図、図24はカメラ部2を懸下して撮影を行っている状態を示す説明図である。
【0073】
本第12実施形態は、図22に示すように、カメラ部2の上面に、カメラ部2用のアタッチメント等を取り付けるためのユニファイネジ部101を設けたものである。このユニファイネジ部101に、つり下げ用バンド102を取り付ければ、図23に示すように、カメラ部22を首からぶら下げて携行できる。また、ユニファイネジ部101に、懸下用バー103を取り付ければ、図24に示すように、地面に近い被写体を、撮影者(ここでは、前記した第撮影者2)が屈み込むことなく、楽な姿勢で撮影することができる。
【0074】
かような構成をとる本第12実施形態では、カメラ部2の上面に設けたユニファイネジ部101に、各種のアタッチメントを容易に取り付けることができるため、携帯時や撮影時の形態に汎用性が高まり、利便性が向上する。
【0075】
以上、本発明を図示した各実施形態によって説明したが、当業者には本発明の精神を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であることは言うまでもなく、また、各実施形態を適宜に組み合わせて実施可能であることも言うまでもない。
【0076】
【発明の効果】
本発明によれば、記録部とビデオカメラ部とを分離した状態、及び連結した状態での使い勝手をより一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るビデオカメラ付きVTRにおける、VTR部とカメラ部とを一体化した状態での斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るビデオカメラ付きVTRにおける、VTR部とカメラ部とを分離した状態での斜視図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係るビデオカメラ付きVTRのカメラ部を正面側から見た斜視説明図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係るビデオカメラ付きVTRにおける、VTR部とカメラ部の通話制御系回路を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係るビデオカメラ付きVTRのカメラ部内の概略構成を示す正面側から見た斜視説明図である。
【図6】本発明の第2実施形態によるカメラ部2内の要部回路構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の第3実施形態に係るビデオカメラ付きVTRのカメラ部を背面側から見た斜視説明図である。
【図8】本発明の第3実施形態によるカメラ部2内の要部回路構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の第4実施形態に係るビデオカメラ付きVTRのカメラ部を正面側から見た斜視説明図である。
【図10】本発明の第5実施形態に係るビデオカメラ付きVTRのカメラ部を背面側から見た斜視説明図である。
【図11】本発明の第6実施形態に係るビデオカメラ付きVTRのカメラ部を背面側から見た斜視説明図である。
【図12】本発明の第7実施形態に係るビデオカメラ付きVTRのカメラ部を正面側から見た斜視説明図である。
【図13】本発明の第8実施形態に係るビデオカメラ付きVTRのカメラ部を正面側から見た斜視説明図である。
【図14】本発明の第9実施形態に係るビデオカメラ付きVTRのカメラ部を左手でホールドした状態の説明図である。
【図15】本発明の第9実施形態に係るビデオカメラ付きVTRのカメラ部用のハンドグリップベルトの斜視図である。
【図16】本発明の第9実施形態に係るビデオカメラ付きVTRにおいて、VTR部1を右手で、カメラ部2を左手でそれぞれホールドした状態の説明図である。
【図17】本発明の第10実施形態に係るビデオカメラ付きVTRのカメラ部をスタンド脚を用いて自立させた状態の斜視図である。
【図18】本発明の第10実施形態に係るビデオカメラ付きVTRのカメラ部をスタンド脚を用いて自立させた状態の側面図である。
【図19】本発明の第10実施形態に係るビデオカメラ付きVTRのカメラ部の、スタンド脚を折り畳んだ状態の底面図である。
【図20】本発明の第11実施形態に係るビデオカメラ付きVTRのカメラ部を背面側から見た斜視説明図である。
【図21】本発明の第11実施形態に係るビデオカメラ付きVTRのカメラ部の要部断面図である。
【図22】本発明の第12実施形態に係るビデオカメラ付きVTRのカメラ部を正面側から見た斜視説明図である。
【図23】本発明の第12実施形態に係るビデオカメラ付きVTRのカメラ部を、首からぶら下げている状態を示す説明図である。
【図24】本発明の第12実施形態に係るビデオカメラ付きVTRのカメラ部を、懸下して撮影を行っている状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 VTR部
2 カメラ部(ビデオカメラ部)
3 接続コード
4 装着台座部
5 マイク
6 スピーカ
7 撮影レンズ
8 マイク
9 スピーカ
10 液晶ディスプレイ
31 サブバッテリー
32 半導体メモリー
33 記録スタート/ストップボタン
41 ズーム調整ボタン
51 簡易ファインダー
53 光学ビューファインダー
54 電子ビューファインダー
61 タリーランプ
71 ハンドグリップベルト
81 スタンド脚手段
91 コードリール
92 操作蓋
101 ユニファイネジ部

Claims (8)

  1. 撮像素子と、内蔵する記録媒体に前記撮像素子で撮影された映像信号を記録する第1の記録部とを備えたビデオカメラ部と、
    電子ビューファインダーまたは再生用モニターとして機能する液晶ディスプレイと、前記ビデオカメラ部で撮影された映像信号を内蔵する記録媒体に記録する第2の記録部とを備えた記録装置本体と、
    前記ビデオカメラ部と前記記録装置本体とを電気的に接続する脱着可能な接続コードと、
    前記ビデオカメラ部に設けられ、前記ビデオカメラ部で撮影された映像信号の出力を前記第1の記録部または前記第2の記録部に切り替える映像信号出力切り替え用のスイッチとを備えたビデオカメラ付き記録装置であって、
    前記ビデオカメラ部および前記記録装置本体にはそれぞれ撮影操作を行うための撮影操作用ボタンが設けられ、
    前記ビデオカメラ部は、前記記録装置本体と前記接続コードにより接続された状態において、前記ビデオカメラ部の前記撮影操作用ボタンと前記記録装置本体の撮影操作用ボタンとが同時に操作された場合に、予め設定された優先順序に従って、前記ビデオカメラ部側の操作あるいは前記記録装置本体側の操作の何れかを優先させる優先順序判別手段を備えたことを特徴とするビデオカメラ付き記録装置。
  2. 請求項1に記載のビデオカメラ付き記録装置において、
    前記記録装置本体は主バッテリーを備え、前記ビデオカメラ部はサブバッテリーを備え、
    前記ビデオカメラ部は、前記ビデオカメラ部と前記記録装置本体とが前記接続コードにより接続された状態では、前記ビデオカメラ部の電源として前記主バッテリーを選択し、前記接続コードによる接続を外した状態では、前記ビデオカメラ部の電源として前記サブバッテリーを選択する電源切り替え手段を備えたことを特徴とするビデオカメラ付き記録装置。
  3. 請求項2に記載のビデオカメラ付き記録装置において、
    前記映像信号出力切り替え用のスイッチは、前記ビデオカメラ部と前記記録装置本体とが前記接続コードにより接続された状態では、前記ビデオカメラ部で撮影された映像信号を前記第2の記録部に出力し、前記接続コードによる接続を外した状態では、前記ビデオカメラ部で撮影された映像信号を前記第1の記録部に出力することを特徴とするビデオカメラ付き記録装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載のビデオカメラ付き記録装置において、
    前記ビデオカメラ部と前記記録装置本体は、それぞれマイクとスピーカと音声信号通信手段を備えたことを特徴とするビデオカメラ付き記録装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載のビデオカメラ付き記録装置において、
    前記第1の記録部に記録した映像データを前記第2の記録部に転送する転送手段を備えたことを特徴とするビデオカメラ付き記録装置。
  6. 請求項1乃至5の何れか1項に記載のビデオカメラ付き記録装置において、
    前記ビデオカメラ部に、被写対象に対する画角のみの確認が行える簡易ファインダーを設けたことを特徴とするビデオカメラ付き記録装置。
  7. 請求項1乃至5の何れか1項に記載のビデオカメラ付き記録装置において、
    前記ビデオカメラ部に、光学ビューファインダーを設けたことを特徴とするビデオカメラ付き記録装置。
  8. 請求項1乃至7の何れか1項に記載のビデオカメラ付き記録装置において、
    前記ビデオカメラ部と前記記録装置本体とを、一体化可能でかつ分離可能な連結部を設けたことを特徴とするビデオカメラ付き記録装置。
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