JP3732166B2 - 自転車用ハブ - Google Patents

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    • Y10S384/90Cooling or heating
    • Y10S384/906Antirotation key

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自転車用ハブ、特に、車輪を自転車のフレームに対して回転自在に装着させるための自転車用ハブに関する。
【0002】
【従来の技術】
自転車の車輪には、車輪を自転車のフレームに対して回転自在に装着させるためのハブが車輪の中心に設けられている。従来のハブは、フレームに回転不能に装着されるハブ軸と、ハブ軸の外周側に配置されるハブシェルと、ハブ軸とハブシェルとの間に配置された左右1対の軸受とを備えている。
【0003】
ハブ軸の両端部には外周に雄ねじ部が形成されている。ハブシェルの外周には、車輪のリムと連結するためのスポークが係止される左右1対のハブフランジが形成されている。軸受は、ハブシェルの内部に一体又は別体で設けられた玉受けと、ハブ軸の雄ねじ部に螺合する雌ねじ部を有しハブ軸にねじ込まれる玉押しと、玉受けと玉押しとの間に装着された複数のボールとを有している。ボールは、周方向に間隔を隔てて配置するための保持器に装着されており、保持器に装着された状態で玉押しと玉受けとの間に配置される。玉押しはその軸方向外方に装着されたロックナットにより回り止めされている。
【0004】
このような構造の従来のハブの組み立て作業は以下のようにして行う。
【0005】
まず、ハブ軸にハブシェルを装着し玉受けが別体の場合にはハブシェルに玉受けを装着する。そして、保持器に装着されたボールを玉受けに装着しグリースを塗布する。ボールを装着すると、ハブ軸の左右から玉押しをねじ込んでハブシェルをハブ軸に回転自在にセットする。このとき、ハブシェルの軸方向位置を調整するとともに玉押しの押圧具合を調整する、いわゆる玉当たりの調整を行う。最後にロックナットで玉押しの回り止めを行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の構成では、ハブ軸の両端から玉押しを装着して玉当たりの調整を行わなければならないので、玉当たり調整が煩わしい作業になる。しかも、ねじ込んだ玉押しの回り止めのためにロックナットが必要になるため、回り止めのための作業も煩わしい。
【0007】
本発明の課題は、玉当たりの調整作業及び玉押しの回り止め作業を容易に行えるようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
発明1に係る自転車用ハブは、車輪を自転車のフレームに対して回転自在に装着させるためのハブであって、ハブ軸と、ハブシェルと、1対の軸受と、回り止め部材とを備えている。ハブ軸は、フレームに回転不能に装着され、雄ねじ部と、雄ねじ部の軸方向外方に隣接して形成された第1係止部とを一端側に有している。ハブシェルは、左右1対の第1及び第2ハブフランジを有し、ハブ軸の外周側に配置される。1対の軸受は、ハブシェルとハブ軸との間に配置され、ハブシェルに設けられた左右1対の第1及び第2玉受けと、ハブ軸の雄ねじ部に螺合する雌ねじ部及び回り止めのための第2係止部を有する第1玉押しと、ハブ軸の他端側にハブ軸に対して回転不能に設けられた筒状の第2玉押しと、両玉押しと両玉受けとの間に両者にそれぞれ接触して転動するボールとを有している。回り止め部材は、ハブ軸の第1係止部に1又は複数の回転位相のいずれかで回転不能に係合する第1係合部と、第1玉押しの第2係止部に複数又は1の回転位相のいずれかで回転不能に係合する第2係合部とを内周側に有し、第1玉押しをハブ軸に対して回り止めする部材である。ハブ軸の他端側には、第2玉押しが圧入固定される圧入部と、圧入部の軸方向外方に隣接して位置決めのための突起部とが形成されており、第2玉押しは突起部に位置決めされた状態で圧入部に圧入固定されている。また、回り止め部材は、第1内周面と第1内周面より小径の第2内周面とを有する筒状部材であり、ハブ軸の第1係止部は、ハブ軸の一端側外周面に互いに平行に配置された面取り部を有し、第1玉押しの第2係止部は、外周面に周方向に形成された多数の凹凸からなる第2セレーション部を有し、回り止め部材の第1係合部は、第2内周面に互いに平行に形成された長円形のスリットを有し、回り止め部材の第2係合部は、第2セレーション部に係合するように第1内周面に形成された第 1 セレーション部を有する。
【0009】
この自転車用ハブを組み立てる際には、まず、第2玉押しが別体の場合にはハブ軸の他端側に配置された圧入部に第2玉押しを圧入固定する。また、玉受けが別体の場合にはハブシェルに玉受けを装着する。この状態で第2玉押しにボールを装着し、ハブシェルをハブ軸の一端側からハブ軸の外周側に装着する。この作業は、たとえば一端側に上にしてハブ軸を立てれば行いやすい。ハブシェルを装着したら、ボールを第1玉受けに装着し、第1玉押しをハブ軸に螺合させて玉当たりの調整作業を行う。玉当たりの調整作業が完了したら、回り止め部材の第1係合部をハブ軸の第1係止部に合わせた状態で第2係合部が第2係止部に合うように第1玉押しの回転位相の調整又は回り止め部材の第2係合部を回り止め部材の第2係止部に合わせた状態で第1係合部が第1係止部に合うようにハブ軸の回転位相の調整を行い、回り止め部材をハブ軸及び第2玉押しに対して回転不能に装着する。これにより、第1玉押しがハブ軸に対して回り止めされる。
【0010】
ここでは、第1玉押しを回すだけで玉当たりの調整作業を行えるので、玉当たり調整作業が容易になる。また、回転位相を合わせて回り止め部材を装着するだけで第1玉押しの回り止めを行えるので、回り止め作業も容易に行える。また、第2玉押しが別部材になるので、ハブ軸との材質を変更することが軽量化を図りつつ強度を高く維持できる。
【0011】
また、回り止め部材のスリットをハブ軸の面取り部に合わせて回り止め部材を装着した後、第1セレーション部に第2セレーション部が合うように第1玉押しを回して回り止め部材を第1玉押しに装着すると、第1玉押しが回り止めされる。ここでは、多数の凹凸を有するセレーション部により回り止めしているので2つのセレーション部が噛み合う回転位相が多くなり、軸回転に影響を与えない範囲で回り止め部材を第1玉押しに装着できる。
【0012】
発明2に係る自転車用ハブは、車輪を自転車のフレームに対して回転自在に装着させるためのハブであって、ハブ軸と、ハブシェルと、1対の軸受と、回り止め部材とを備えている。ハブ軸は、フレームに回転不能に装着され、雄ねじ部と、雄ねじ部の軸方向外方に隣接して形成された第1係止部とを一端側に有している。ハブシェルは、左右1対の第1及び第2ハブフランジを有し、ハブ軸の外周側に配置される。1対の軸受は、ハブシェルとハブ軸との間に配置され、ハブシェルに設けられた左右1対の第1及び第2玉受けと、ハブ軸の雄ねじ部に螺合する雌ねじ部及び回り止めのための第2係止部を有する第1玉押しと、ハブ軸の他端側にハブ軸に対して回転不能に設けられた第2玉押しと、両玉押しと両玉受けとの間に両者にそれぞれ接触して転動するボールとを有している。回り止め部材は、ハブ軸の第1係止部に1又は複数の回転位相のいずれかで回転不能に係合する第1係合部と、第1玉押しの第2係止部に複数又は1の回転位相のいずれかで回転不能に係合する第2係合部とを内周側に有し、第1玉押しをハブ軸に対して回り止めする部材である。ハブ軸は、少なくとも第1端側が中空であり、第1及び第2玉押しが設けられる第1軸部と、回り止め部材を抜け止めするための鍔部を有し、第1軸部の一端側内周面に螺合する第2軸部とを有する。
【0013】
この自転車用ハブを組み立てる際には、まず、第2玉押しが別体の場合にはハブ軸の他端側に配置された圧入部に第2玉押しを圧入固定する。また、玉受けが別体の場合にはハブシェルに玉受けを装着する。この状態で第2玉押しにボールを装着し、ハブシェルをハブ軸の一端側からハブ軸の外周側に装着する。この作業は、たとえば一端側に上にしてハブ軸を立てれば行いやすい。ハブシェルを装着したら、ボールを第1玉受けに装着し、第1玉押しをハブ軸に螺合させて玉当たりの調整作業を行う。玉当たりの調整作業が完了したら、回り止め部材の第1係合部をハブ軸の第1係止部に合わせた状態で第2係合部が第2係止部に合うように第1玉押しの回転位相の調整又は回り止め部材の第2係合部を回り止め部材の第2係止部に合わせた状態で第1係合部が第1係止部に合うようにハブ軸の回転位相の調整を行い、回り止め部材をハブ軸及び第2玉押しに対して回転不能に装着する。これにより、第1玉押しがハブ軸に対して回り止めされる。
【0014】
ここでは、第1玉押しを回すだけで玉当たりの調整作業を行えるので、玉当たり調整作業が容易になる。また、回転位相を合わせて回り止め部材を装着するだけで第1玉押しの回り止めを行えるので、回り止め作業も容易に行える。また、第2軸部により回り止め部材を抜け止めできるので、回り止め部材に抜け止めのための構造を設ける必要がなくなる。
【0015】
発明3に係る自転車用ハブは、車輪を自転車のフレームに対して回転自在に装着させるためのハブであって、ハブ軸と、ハブシェルと、1対の軸受と、回り止め部材とを備えている。ハブ軸は、フレームに回転不能に装着され、雄ねじ部と、雄ねじ部の軸方向外方に隣接して形成された第1係止部とを一端側に有している。ハブシェルは、左右1対の第1及び第2ハブフランジを有し、ハブ軸の外周側に配置される。1対の軸受は、ハブシェルとハブ軸との間に配置され、ハブシェルに設けられた左右1対の第1及び第2玉受けと、ハブ軸の雄ねじ部に螺合する雌ねじ部及び回り止めのための第2係止部を有する第1玉押しと、ハブ軸の他端側にハブ軸に対して回転不能に設けられた第2玉押しと、両玉押しと両玉受けとの間に両者にそれぞれ接触して転動するボールとを有している。回り止め部材は、ハブ軸の第1係止部に1又は複数の回転位相のいずれかで回転不能に係合する第1係合部と、第1玉押しの第2係止部に複数又は1の回転位相のいずれかで回転不能に係合する第2係合部とを内周側に有し、第1玉押しをハブ軸に対して回り止めする部材である。第1玉押しの内周面は、前記ハブ軸の雄ねじ部の軸方向内方に隣接する部分に内周面が圧入される。
【0016】
この自転車用ハブを組み立てる際には、まず、第2玉押しが別体の場合にはハブ軸の他端側に配置された圧入部に第2玉押しを圧入固定する。また、玉受けが別体の場合にはハブシェルに玉受けを装着する。この状態で第2玉押しにボールを装着し、ハブシェルをハブ軸の一端側からハブ軸の外周側に装着する。この作業は、たとえば一端側に上にしてハブ軸を立てれば行いやすい。ハブシェルを装着したら、ボールを第1玉受けに装着し、第1玉押しをハブ軸に螺合させて玉当たりの調整作業を行う。玉当たりの調整作業が完了したら、回り止め部材の第1係合部をハブ軸の第1係止部に合わせた状態で第2係合部が第2係止部に合うように第1玉押しの回転位相の調整又は回り止め部材の第2係合部を回り止め部材の第2係止部に合わせた状態で第1係合部が第1係止部に合うようにハブ軸の回転位相の調整を行い、回り止め部材をハブ軸及び第2玉押しに対して回転不能に装着する。これにより、第1玉押しがハブ軸に対して回り止めされる。
【0017】
ここでは、第1玉押しを回すだけで玉当たりの調整作業を行えるので、玉当たり調整作業が容易になる。また、回転位相を合わせて回り止め部材を装着するだけで第1玉押しの回り止めを行えるので、回り止め作業も容易に行える。また、第1玉押しが圧入されるので、第1玉押しがさらに回りにくくなる。
【0018】
発明4に係る自転車用ハブは、発明1又は3に記載のハブにおいて、ハブ軸は、少なくとも第1端側が中空であり、第1及び第2玉押しが設けられる第1軸部と、回り止め部材を抜け止めするための鍔部を有し、第1軸部の一端側内周面に螺合する第2軸部とを有する。この場合には、第2軸部により回り止め部材を抜け止めできるので、回り止め部材に抜け止めのための構造を設ける必要がなくなる。
【0019】
発明5に係る自転車用ハブは、発明1又は2に記載のハブにおいて、第1玉押しの内周面は、ハブ軸の雄ねじ部の軸方向内方に隣接する部分に内周面が圧入される。この場合には、第1玉押しが圧入されるので、第1玉押しがさらに回りにくくなる。
【0020】
発明6に係る自転車用ハブは、発明2又は3のいずれかに記載のハブにおいて、第2玉押しは、ハブ軸に圧入固定された別部材である。この場合には、第2玉押しが別部材になるので、ハブ軸との材質を変更することが軽量化を図りつつ強度を高く維持できる。
【0021】
発明7に係る自転車用ハブは、発明1から6のいずれかに記載のハブにおいて、ハブ軸は、フレームに対して容易に着脱可能なクイックレリーズ機構が内部を貫通する中空軸である。この場合には、クイックレリーズ機構を有するハブの玉当たり調整作業及び回り止め調整作業が容易になる。
【0022】
発明に係る自転車用ハブは、発明1からのいずれかに記載のハブにおいて、ハブ軸はアルミニウム合金製であり、第1玉押しは鉄系合金製である。この場合には、摩耗しやすい玉押しにのみ鉄系合金を採用して軽量化を図りつつ耐摩耗性を維持できる。
【0023】
発明に係る自転車用ハブは、発明1からのいずれかに記載のハブにおいて、ハブ軸は自転車のフロントフォークに装着される。この場合には、空転するために特に軽さが求められる前輪用のハブの玉当たりの調整作業及び回り止め作業が容易になる。
【0024】
【発明の実施の形態】
図1において、本発明の一実施形態を採用した自転車101は、フロントフォーク98を含むフレーム102と、フロントフォーク98に固定されたハンドル104と、チェーンやペダルやディレーラ等から成る駆動部105と、フレーム102の前後に装着され、スポーク99を有する前輪及び後輪106,107とを備えている。
【0025】
図2において、フロントハブ1は、ハブ軸10の両端部が左右両方のフロントフォーク98にカムレバー51及びナット52を有する公知のクイックレリーズ機構50により固定され、両ハブフランジ11a,11bにスポーク99が固定されている。
【0026】
フロントハブ1は、フロントフォーク98に固定されるハブ軸10と、ハブ軸10の外周側に配置されるハブシェル11と、ハブ軸10とハブシェル11との間に配置された第1及び第2軸受13,14と、第1軸受13の第1玉押し32をハブ軸10に対して回り止めする回り止め部材15とを備えている。
【0027】
ハブ軸10は、たとえば強度が高いA7075アルミニウム合金製であり、その両端がクイックレリーズ機構50によってフロントフォーク98の先端部に固定される。ハブ軸10は、内部をクイックレリーズ機構50が貫通しており、中空の第1軸部16と、第1軸部16に螺合する中空の第2軸部17とを有している。
【0028】
第1軸部16は、ハブ軸10の大部分を構成する軸であり、両端部に両軸受13,14が装着されるとともに、一端(図2左端)に第2軸部17が螺合している。第1軸部16の一端側外周面には第1軸受13の第1玉押し32が螺合する雄ねじ部16aが形成され、一端内周面には、第2軸部17が螺合する雌ねじ部16bが形成されている。また、一端外周面には、回り止め部材15が回転不能に係止される互いに平行に配置された面取り部で構成された第1係止部16gが形成されている。
【0029】
第1軸部16の他端側には、第2軸受14の第2玉押し35が圧入固定される圧入部16cと、圧入部16cに軸方向外方に隣接して位置決めのための突起部16dとが形成されている。また、他端(図3右端)にはフロントフォーク98が固定される小径のフォーク固定部16eが形成されている。フォーク固定部16eとの段差部分の端面には、フロントフォーク98との回り止めのためのローレット部16fが放射状の凹凸で形成されている。
【0030】
第2軸部17は、第1軸部16より小径の筒状部材であり、図2右端外周面には第1軸部16の雌ねじ部16bに螺合する雄ねじ部17aが形成されている。また、左端には、フロントフォーク98が固定される小径のフォーク固定部17bが形成されている。フォーク固定部17bとの段差部分の端面には、フロントフォーク98との回り止めのためのローレット部17cが放射状の凹凸で形成されている。雄ねじ部17aとフォーク固定部17bとの間には大径の鍔部17dが形成されている。鍔部17dは、回り止め部材15を抜け止めするために設けられている。第2軸部17の一端側内周面には、工具で回転させるための6つの角を有する工具係止部17eが形成されている。
【0031】
ハブシェル11は、たとえばA6151等の比較的強度が高く軽量なアルミニウム合金製であり、中央部分が絞られた左右対称の筒状の部材である。バブシェル大径部分の外周面には、円板状の第1及び第2ハブフランジ11a,11bが形成されている。第1及び第2ハブフランジ11a,11bには、周方向に間隔を隔ててたとえば16個のスポーク係止孔11c,11dがそれぞれ等間隔で形成されている。スポーク係止孔11cとスポーク係止孔11dとは、ピッチが半ピッチ分ずれて形成されている。ハブシェル11の両端には、ハブ軸10との隙間をカバーするためのたとえば合成樹脂製のカバー部材20a,20bが着脱可能に装着されている。
【0032】
第1軸受13は、図3及び図4に示すように、ハブシェル11に設けられた第1玉受け31と、ハブ軸10に螺合する第1玉押し32と、第1玉押し32と第1玉受け31との間に両者にそれぞれ接触して転動するボール33とを有している。
【0033】
第1玉受け31は、たとえば軸受鋼等の鉄系合金製の内鍔付きの筒状部材であり、ハブシェル11の大径部分の内周面に圧入固定されている。第1玉受け31の内周面には、ボール33が接触する湾曲した転動面31aが形成されている。
【0034】
第1玉押し32は、たとえば軸受鋼等の鉄系合金製の筒状部材である。第1玉押し32は、ハブ軸10の第1軸部16の外周面に形成された雄ねじ部16aに螺合する雌ねじ部32aと、回り止め部材15に係合して回り止めする第2係止部32bと、第1軸部16の雄ねじ部16aの軸方向内方に圧入される圧入固定部32cとを有している。第1玉押し32の外周面には、ボール33が接触する湾曲した転動面32dが形成されている。第2係止部32bは、第1玉押し32の外周面に周方向に並べて形成された多数の凹凸からなるセレーション部で構成されている。
【0035】
ボール33は、周方向に間隔を隔ててたとえば8個が等間隔に配置されている。ボール33は、図示しない保持器により転動自在に間隔を隔てて保持されている。ボール33の周囲にはグリースが充填されている。
【0036】
第2軸受14は、図2に示すように、ハブシェル11に設けられた第2玉受け34と、ハブ軸10に固定された第2玉押し35と、第2玉押し35と第2玉受け34との間に両者にそれぞれ接触して転動するボール36とを有している。第2玉受け34は、第1玉受け31と同様な形状及び材質の部材である。第2玉押し35はハブ軸10の第1軸部16の圧入部16cに圧入固定されている。第2玉押し35の外周面には、ボール33が接触する湾曲した転動面35aが形成されている。第2玉押し35は、突起部16dにより位置決めされている。
【0037】
回り止め部材15は、たとえばA6151等の比較的強度が高く軽量なアルミニウム合金製の部材である。回り止め部材15は、図3及び図4に示すように、第1内周面15aと第1内周面15aより小径の第2内周面15bとを有する筒状部材であり、第2内周面15bには、第1係合部15cが形成され、第1内周面15aには第2係合部15dが形成されている。第1係合部15cは、ハブ軸10の第1軸部16の第1係止部16gに回転不能に係止されるものであり、第2内周面15bに互いに平行に形成された長円形のスリットで構成されている。第2係合部15dは、第2係止部32bのセレーション部に係合するように第1内周面15aに周方向に並べて形成された多数の凹凸を有するセレーション部で構成されている。この回り止め部材15は、ハブ軸10と第1玉押し32とに回転不能に係止されるので、第1玉押し32をハブ軸10に対して回り止めできる。
【0038】
つぎに上記のように構成されたフロントハブ1の組立手順について説明する。フロントハブ1を組み立てる際には、まず、第2玉押し35をハブ軸10の他端側に圧入固定する。また、両玉受け31,34をハブシェル11の両端から圧入固定する。この状態で第2玉押し35にボール36を装着し、ハブシェル11をハブ軸10の第1軸部16の一端側から外周側に装着する。この作業は、たとえば一端側に上にして第1軸部16を立てれば行いやすい。
【0039】
ハブシェル11を装着したら、ボール33を第1玉受け31に装着し、第1玉押し32をハブ軸10の第1軸部16の雄ねじ部16aに螺合させて玉当たりの調整作業を行う。玉当たりの調整作業が完了したら、回り止め部材15の第1係合部15cをハブ軸10の第1軸部16の第1係止部16gに合わせた状態で第2係合部15dが第2係止部32bに合うように第1玉押し32の回転位相の調整を行う。このとき、第2係止部32b及び第2係合部15dが多数の凹凸からなるセレーションで構成されているので、2つのセレーション部が噛み合う回転位相が多くなり軸回転に影響を与えない範囲で回り止め部材15を第1玉押し32に装着できる。これにより、回り止め部材15がハブ軸10の第1軸部16及び第1玉押し32に対して回転不能に装着され、第1玉押し32がハブ軸10に対して回り止めされる。
【0040】
これらの作業が終了すると、ハブシェル11の両端にカバー部材20a,20bを装着するとともに、第1軸部16に第2軸部17を装着して回り止め部材15の抜け止めを行う。最後にハブ軸10の内周面の貫通孔にクイックレリーズ機構50を貫通させてセットする。これによりフロントハブが完成する。
【0041】
ここでは、2つの玉押しではなく第1玉押し32を回すだけで玉当たりの調整作業を行えるので、玉当たり調整作業が容易になる。また、回転位相を合わせて回り止め部材15を装着するだけで第1玉押し32の回り止めを行えるので、回り止め作業も容易に行える。
【0042】
〔他の実施形態〕
(a)前記実施形態では、回り止め部材15と第1玉押し32との間の内外周面で係合させていたが、図5に示すように、端面同士で係合させてもよい。図5において、第1玉押し132は、回り止め部材115に対向する端面には、放射状に形成されたローレット部で構成された第2係止部132bが形成されている。回り止め部材115は筒状の部材であり、一端面にはスリットで構成された第1係合部(図示せず)が形成され、第1玉押し132に対向する他端面には放射状に形成されたローレット部で構成された第2係合部115dが形成されている。このような回り止め構造でも前記実施形態と同様な効果が得られる。
【0043】
(b)前記実施形態では、第1係止部と第2係合部とは回転位相の2箇所で係合し、第2係止部と第2係合部とが回転位相の多数箇所で係合しているが、逆でもよい。すなわち、ハブ軸と回り止め部材とが回転位相の多数箇所で係合し、回り止め部材と第1玉押しとが回転位相の2箇所で係合するようにしてもよい。
【0044】
(c)前記実施形態ではフロントハブに本発明を適用したが、リアハブに本発明を適用してもよい。また、ハブの形態は前記実施形態に限定されず、特にハブシェルの形態は一体型ではなく複数の部材から構成される分割型のものなど、どのような形状でもよい。さらに、ハブ内にブレーキ調整機構や発電機構を装着してもよい。
【0045】
【発明の効果】
本発明によれば、第1玉押しを回すだけで玉当たりの調整作業を行えるので、玉当たり調整作業が容易になる。また、回転位相を合わせて回り止め部材を装着するだけで第1玉押しの回り止めを行えるので、回り止め作業も容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態が採用された自転車の側面図。
【図2】 本発明の一実施形態によるフロントハブの半截断面図。
【図3】 その右側部分の断面部分図。
【図4】 軸受の一部を示す分解斜視図。
【図5】 他の実施形態の図3に相当する図。
【符号の説明】
1 フロントハブ
10 ハブ軸
11 ハブシェル
11a,11b ハブフランジ
13,14 第1及び第2軸受
15 回り止め部材
15a 第1内周面
15b 第2内周面
15c 第1係合部
15d 第2係合部
16 第1軸部
16a 雄ねじ部
16b 雌ねじ部
16g 第1係止部
17 第2軸部
17d 鍔部
31,34 第1及び第2玉受け
32,35 第1及び第2玉押し
32a 雌ねじ部
32b 第2係止部
50 クイックレリーズ機構
98 フロントフォーク
101 自転車
102 フレーム
106 前輪

Claims (9)

  1. 車輪を自転車のフレームに対して回転自在に装着させるための自転車用ハブであって、
    前記フレームに回転不能に装着され、雄ねじ部と、前記雄ねじ部の軸方向外方に隣接して形成された第1係止部とを一端側に有するハブ軸と、
    左右1対の第1及び第2ハブフランジを有し、前記ハブ軸の外周側に配置されるハブシェルと、
    前記ハブシェルと前記ハブ軸との間に配置され、前記ハブシェルに設けられた左右1対の第1及び第2玉受けと、前記ハブ軸の雄ねじ部に螺合する雌ねじ部及び回り止めのための第2係止部を有する第1玉押しと、前記ハブ軸の他端側に前記ハブ軸に対して回転不能に設けられた筒状の第2玉押しと、前記両玉押しと両玉受けとの間に両者にそれぞれ接触して転動するボールとを有する1対の軸受と、
    前記ハブ軸の第1係止部に1又は複数の回転位相のいずれかで回転不能に係合する第1係合部と、前記第1玉押しの前記第2係止部に複数又は1の回転位相のいずれかで回転不能に係合する第2係合部とを内周側に有し、前記第1玉押しを前記ハブ軸に対して回り止めする回り止め部材とを備え、
    前記ハブ軸の他端側には、前記第2玉押しが圧入固定される圧入部と、前記圧入部の軸方向外方に隣接して位置決めのための突起部とが形成されており、
    前記第2玉押しは前記突起部に位置決めされた状態で前記圧入部に圧入固定されており
    前記回り止め部材は、第1内周面と前記第1内周面より小径の第2内周面とを有する筒状部材であり、
    前記ハブ軸の第1係止部は、前記ハブ軸の一端側外周面に互いに平行に配置された面取り部を有し、
    前記第1玉押しの第2係止部は、外周面に周方向に形成された多数の凹凸からなる第2セレーション部を有し、
    前記回り止め部材の第1係合部は、前記第2内周面に互いに平行に形成された長円形のスリットを有し、
    前記回り止め部材の第2係合部は、前記第2セレーション部に係合するように前記第1内周面に形成された第 1 セレーション部を有する、自転車用ハブ。
  2. 車輪を自転車のフレームに対して回転自在に装着させるための自転車用ハブであって、
    前記フレームに回転不能に装着され、雄ねじ部と、前記雄ねじ部の軸方向外方に隣接して形成された第1係止部とを一端側に有するハブ軸と、
    左右1対の第1及び第2ハブフランジを有し、前記ハブ軸の外周側に配置されるハブシェルと、
    前記ハブシェルと前記ハブ軸との間に配置され、前記ハブシェルに設けられた左右1対の第1及び第2玉受けと、前記ハブ軸の雄ねじ部に螺合する雌ねじ部及び回り止めのための第2係止部を有する第1玉押しと、前記ハブ軸の他端側に前記ハブ軸に対して回転不能に設けられた第2玉押しと、前記両玉押しと両玉受けとの間に両者にそれぞれ接触して転動するボールとを有する1対の軸受と、
    前記ハブ軸の第1係止部に1又は複数の回転位相のいずれかで回転不能に係合する第1係合部と、前記第1玉押しの前記第2係止部に複数又は1の回転位相のいずれかで回転不能に係合する第2係合部とを内周側に有し、前記第1玉押しを前記ハブ軸に対して回り止めする回り止め部材とを備え、
    前記ハブ軸は、少なくとも前記第1端側が中空であり、前記第1及び第2玉押しが設けられる第1軸部と、前記回り止め部材を抜け止めするための鍔部を有し、前記第1軸部の前記一端側内周面に螺合する第2軸部とを有する、自転車用ハブ。
  3. 車輪を自転車のフレームに対して回転自在に装着させるための自転車用ハブであって、
    前記フレームに回転不能に装着され、雄ねじ部と、前記雄ねじ部の軸方向外方に隣接して形成された第1係止部とを一端側に有するハブ軸と、
    左右1対の第1及び第2ハブフランジを有し、前記ハブ軸の外周側に配置されるハブシェルと、
    前記ハブシェルと前記ハブ軸との間に配置され、前記ハブシェルに設けられた左右1対の第1及び第2玉受けと、前記ハブ軸の雄ねじ部に螺合する雌ねじ部及び回り止めのための第2係止部を有する第1玉押しと、前記ハブ軸の他端側に前記ハブ軸に対して回転不能に設けられた第2玉押しと、前記両玉押しと両玉受けとの間に両者にそれぞれ接触して転動するボールとを有する1対の軸受と、
    前記ハブ軸の第1係止部に1又は複数の回転位相のいずれかで回転不能に係合する第1係合部と、前記第1玉押しの前記第2係止部に複数又は1の回転位相のいずれかで回転不能に係合する第2係合部とを内周側に有し、前記第1玉押しを前記ハブ軸に対して回り止めする回り止め部材とを備え、
    前記第1玉押しの内周面は、前記ハブ軸の雄ねじ部の軸方向内方に隣接する部分に内周面が圧入される、自転車用ハブ。
  4. 前記ハブ軸は、
    少なくとも前記第1端側が中空であり、前記第1及び第2玉押しが設けられる第1軸部と、
    前記回り止め部材を抜け止めするための鍔部を有し、前記第1軸部の前記一端側内周面に螺合する第2軸部とを有する、請求項1又は3に記載の自転車用ハブ。
  5. 前記第1玉押しの内周面は、前記ハブ軸の雄ねじ部の軸方向内方に隣接する部分に内周面が圧入される、請求項1又は2に記載の自転車用ハブ。
  6. 前記第2玉押しは、ハブ軸に圧入固定された別部材である、請求項2又は3に記載の自転車用ハブ。
  7. 前記ハブ軸は、前記フレームに対して容易に着脱可能なクイックレリーズ機構が内部を貫通する中空軸である、請求項1から6のいずれかに記載の自転車用ハブ。
  8. 前記ハブ軸はアルミニウム合金製であり、
    前記第1玉押しは鉄系合金製である、請求項1からのいずれかに記載の自転車用ハブ。
  9. 前記ハブ軸は自転車のフロントフォークに装着される、請求項1からのいずれかに記載の自転車用ハブ。
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