JP3731535B2 - 線路結合構造、ミキサ、および送受信装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ミリ波帯などの信号を伝搬する誘電体線路とサスペンデッドラインとの線路結合構造、その構造を備えたミキサ、およびそのミキサを備えた送受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
非放射性誘電体線路(以下「NRDガイド」という。)におけるダイオードマウント構造と、それを用いたミキサとして、黒木,米山:「ビームリードダイオードを用いた非放射性誘電体線路回路素子」電子情報通信学会論文誌 C-I,Vol J73-C-I No.2 pp71-76 1989年 2月が開示されている。
【0003】
このミキサは、NRDガイドでカプラを構成するとともに、ダイオードをマウントした回路基板を誘電体ストリップに垂直に挟み込んで、ダイオードとNRDガイドとを結合させることによって構成したものである。
【0004】
ところが、上記文献に示されている構造では、ダイオードをマウントした回路基板を誘電体ストリップの長手方向に垂直な方向に配置するものであるため、回路基板を装置内に固定しにくく、傾きやすいため実装性に欠ける。整合をとるためにNRDガイド中に高誘電率薄板を挿入したり空隙を設けるなど、設計および製作が容易ではない。NRDガイドのカプラは電力分配比が等しくなる周波数からずれる程、その電力分配比のバランスが崩れやすい。といった種々の問題があった。
【0005】
そこで、本願出願人は特開平10−75109号にて誘電体線路とサスペンデッドラインとの線路結合構造を備えたミキサを開示した。その一例を図6に示す。この図6は、誘電体線路装置の、上部の導電体板を取り除いた状態での平面図である。この図6には表れていない、平行な2つの導電体平面をなす導電体板の間に回路基板4および誘電体ストリップを配置している。図中の3bは回路基板4の上部の誘電体ストリップである。回路基板4の下部には誘電体ストリップ3bに対向するもう一方の誘電体ストリップを配置している。回路基板4には、6a,6b,7a,7bで示す、それぞれ略λ/4のオープンスタブを有する導電体パターン5を形成している。また、この導電体パターン5には、直列にビームリード形状のダイオード8をマウントしている。誘電体ストリップ3bは、導電体パターン5に対して直角方向に、その端部から所定距離の位置で交差するように配置している。これにより、導電体パターン5と上下の導電体板によるサスペンデッドラインと、誘電体ストリップ(3b)と上下の導電体板によるNRDガイドとの線路結合構造を構成している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前述の誘電体線路装置は、その構造上、誘電体線路を伝搬するLSMモードとサスペンデッドラインを伝搬するTEMモードの磁界方向が同一なため、両線は容易に強く結合する。このため、ミキサを構成した場合の変換損失を従来に比べて低減できる。全体の構造を簡素化したことにより容易に製造することができる。といった種々の効果を奏する。
【0007】
ところが、本願発明の発明者らの実験および考察により、誘電体線路とサスペンデッドラインとの線路結合部において伝送損失をさらに低減可能であることを見出した。
【0008】
この発明の目的は、誘電体線路とサスペンデッドラインとの間の伝送損失を低減した線路結合構造、その構造を備えたミキサ、およびそのミキサを備えた送受信装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明の線路結合構造は、略平行な2つの導電体平面の間に誘電体ストリップとともに回路基板を配して、導電体平面と誘電体ストリップとで誘電体線路を構成し、導電体平面と回路基板上の導電体パターンとでサスペンデッドラインを構成するとともに、誘電体ストリップに対して交差する向きに導電体パターンを配置し、
導電体パターンの、誘電体ストリップに交差する位置に、誘電体ストリップの延びる方向に突出する凸状導電体パターンを設けた構造とする。
【0010】
この構造により、誘電体線路とサスペンデッドラインとの結合量を大きくすることができ、線路変換損失が小さくなり、誘電体線路とサスペンデッドライン間の伝送損失が低減される。
【0011】
また、この発明は、前記凸状導電体パターンの先端を、前記誘電体線路を伝搬する信号の電界成分が最大になる箇所付近に配置する。例えばNRDガイドでLSMモードを利用する場合、誘電体ストリップの先端より誘電体ストリップ側に若干戻った部位で電界成分が最大となる。この電界最大点付近に凸状導電体パターンの先端を配置することにより、両線路の結合を最大にする。この構造により誘電体線路とサスペンデッドラインとの結合量を効率良く増大させる。
【0012】
この発明のミキサは、前記線路結合構造において、サスペンデッドラインにRF信号、Lo信号、またはRF信号とLo信号との混合信号が伝搬するように、誘電体ストリップと導電体パターンを配置し、導電体パターンにダイオードをマウントし、導電体パターンによりIF信号を取り出すように構成する。この構造により、変換効率の高いミキサを得る。
【0013】
この発明の送受信装置は、前記ミキサを、受信信号から中間周波信号への変換部に用いる。これにより、中間周波信号のSN比を高め、微弱な受信信号であっても検出可能な中間周波信号が得られるようにし、出力電力当たりの利用可能距離を長くする。
【0014】
【発明の実施の形態】
この発明の第1の実施形態に係る、バランス形ミキサの構成を図1〜図5を参照して次に説明する。
図1はバランス形ミキサの構造を示す図であり、(A)は上部の導電体板を持ち上げた状態における斜視図、(B)はその断面図である。図1において、1,2は平行な2つの導電体平面を成す導電体板であり、この2つの導電体板1,2の間に、回路基板4を挟み込むように、その回路基板とともに誘電体ストリップ31a,31b,32a,32bを配置している。導電体板1,2の内面には、それぞれ溝を形成していて、それらの溝に第1の誘電体ストリップ31a,31bおよび第2の誘電体ストリップ32a,32bを嵌め込んでいる。また、回路基板4は、図外の周辺部の支持部で支持した状態で、上下の導電体板1,2の中央位置に導電体板1,2に対し平行に配置している。さらに、導電体板1,2は図外の周辺部で両者を組み合わせていて、誘電体線路部分においては、図に示すように平行な2つの導電体平面を構成している。
【0015】
図1における誘電体ストリップ31a,31b,32a,32bは、樹脂やセラミックスなどの誘電体材料で構成していて、その長手方向に直角な横断面を略矩形状に形成している。誘電体ストリップ31a,31b,32a,32b部分は、遮断状態を解消して、電磁波信号をこれら誘電体ストリップに沿って伝搬させる伝搬域を構成している。一方、誘電体ストリップ31a,31b,32a,32bの無い部分は、伝送すべき高周波信号の自由空間波長をλ0としたとき、導電体板1,2の間隔をλ0/2未満としていて、伝搬域の信号を遮断する遮断域を構成している。しかも、伝搬域においてLSM01モードの遮断周波数がLSE01モードの遮断周波数より低くなり、且つ遮断域においてLSM01モードおよびLSE01モードの電磁波を遮断するように、図1の(B)に示した遮断域と伝搬域の導電体板1,2の間隔h1,h2、回路基板4の厚さt、誘電体ストリップ31a,31bおよび回路基板4の誘電率をそれぞれ定めている。これにより、第1の誘電体ストリップ31a,31bと上下の導電体板1,2とによって、LSM01モードの単一モード伝送が可能な第1のNRDガイドを構成している。同様に、第2の誘電体ストリップ32a,32bと上下の導電体板1,2とによって、LSM01モードの単一モード伝送が可能な第2のNRDガイドを構成している。
【0016】
図1において回路基板4の上面には誘電体ストリップ31a,31bに対して垂直に交差する向きに第1の導電体パターン51を設けていて、この第1の導電体パターン51と上下の導電体板1,2とによって第1のサスペンデッドラインを構成している。第1の導電体パターン51には、第1の誘電体ストリップ部分を挟む位置に第1・第2のフィルタ回路6,7を構成して、この第1・第2のフィルタ回路間のサスペンデッドラインを第1の共振回路としている。この第1の共振回路内にショットキーバリアダイオードである2つのビームリード型ダイオード81,82が直列に接続されるようにマウントしている。また、第1・第2のフィルタ回路6,7の中央から第1の誘電体ストリップ31a,31bの長手方向に第2の導電体パターン52を引き出していて、この第2の導電体パターン52と上下の導電体板1,2とによって第2のサスペンデッドラインを構成している。第2の導電体パターンの途中には第3のフィルタ回路9を設けて、第2の導電体パターン52を伝搬する信号がフィルタ回路9より外側に出ない構成にし、この第2の導電体パターン52に、第2の誘電体ストリップ32a,32bおよび上下の導電体板1,2からなる第2のNRDガイドを磁界結合させている。
【0017】
図2はバランス形ミキサの、上部の導電体板を取り除いた状態での平面図である。6a,6b,7a,7b,9a,9bはそれぞれ略λ/4のオープンスタブであり、6a−6bの間隔、7a−7bの間隔、および9a−9bの間隔もそれぞれ略λ/4としている。このようにλ/4のオープンスタブをλ/4の間隔を隔てて設けたことにより、波長λの周波数信号を阻止する帯域阻止フィルタ(BEF)として作用する。なお、これらλ/4長は、いずれも線路の実効誘電率を考慮したものである。
【0018】
第1・第2のフィルタ回路6,7の中央から第1・第2のフィルタ回路までの間隔L11,L12の電気長をそれぞれ、第1のNRDガイドを伝搬するミリ波の周波数f1における略1/2波長の整数倍としている。このことにより、この部分(フィルタ回路6−7間のサスペンデッドライン)が、両端ショートの共振回路として作用する。また、第1・第2のフィルタ回路6,7の中央からオープンスタブ9aまでの間隔L2の電気長を、第2の誘電体ストリップ32a,32bによる第2のNRDガイドを伝搬するミリ波の周波数f2における略1/2波長の整数倍となる関係としている。通常f1とf2は近接しており、上記L11,L12の電気長は、略1/2波長であるから、第1・第2のフィルタ回路の中央は等価的にショートである。従って、この部分(フィルタ回路6−7の中央位置とフィルタ9間のサスペンデッドライン)も両端ショートの共振回路として作用する。
【0019】
第1・第2のフィルタ回路6,7による第1の共振回路内には、導電体パターン51に対して直列に2つのビームリード型ダイオード81,82をマウントしている。第1の誘電体ストリップ31a,31bおよび上下の導電体板からなる第1のNRDガイドを伝搬するLSM01モードの信号は、第1の共振回路を構成するサスペンデッドラインのTEMモードと容易に結合する。また、所望の周波数(例えばf1)にて第1のNRDガイド端からの反射損失が最小になるように、またはミキサの変換損失が最小になるように、両線路間の位置関係、ダイオード91,82の位置、フィルタ回路6,7の位置などを選定している。
【0020】
一方、第2の導電体パターン52は、第2の誘電体ストリップ32a,32bと上下の導電体板からなる第2のNRDガイドと磁界結合するため、この第2のNRDガイドから第1のRF信号(例えば受信信号RX)または第2のRF信号(例えばローカル信号Lo)が入力されることにより、その信号がサスペンデッドラインのモードに変換されて、2つのダイオード81,82に対して逆相で加わることになる。
【0021】
第1の導電体パターン51には、Lb,Rb,Vbで示すバイアス電圧供給回路を接続するとともに、この導電体パターン51の端部をコンデンサCgで交流的に接地している。上記Lbはバイアス電源供給回路に対するIF信号の漏れを阻止する。抵抗Rbは、変換損失が小さくなるように、ダイオードに対するバイアス電流を設定する。
【0022】
この構造により、第2のNRDガイドから入射された第1または第2のRF信号は180°の位相差をもって2つのダイオード81,82に印加され、第1のNRDガイドから入射された第2または第1のRF信号との差の周波数成分は互いに逆相となる。ここで、2つのダイオードの向きがIF端から見て互いに逆向きとなっているので、上記差の周波数成分は同相で合成されて、コンデンサCiを介してIF信号として取り出すことができる。
【0023】
図2において、11は第1の導電体パターン51の、誘電体ストリップ31a,31bに交差する位置に、該誘電体ストリップ31a,31bの延びる方向にxだけ突出する凸状導電体パターンである。また、10は第2の導電体パターン52の、誘電体ストリップ32a,32bに交差する位置に、該誘電体ストリップ32a,32bの延びる方向にxだけ突出する凸状導電体パターンである。
【0024】
このようなNRDガイドの主要伝搬モードの電界成分の高い位置に凸状導電体パターンを設けることによって、サスペンデッドラインと誘電体線路との結合量が増大するものと考えられる。
【0025】
次に、図2に示した第2の導電体パターン52と、誘電体ストリップ32a,32bを含むNRDガイドとの線路変換部の特性を求めるための寸法例を図3に示す。また、その構造による線路変換部の透過減衰量の特性を図4に示す。
図3に示すように、比誘電率εr=2.04の誘電体ストリップ32a,32bを用い、この誘電体ストリップの先端を開放し、この誘電体ストリップと上下の導電体板によるNRDガイドの遮断域の幅方向の空間を定める。同様に、サスペンデッドラインの幅方向の広がりを定める。
【0026】
図4は、図3に示す凸状導電体パターンの突出量xを変化させ、LSM01モードにおけるNRDガイド端(ポート#1)と、TEMモードにおけるサスペンデッドライン端(ポート#2)間での透過減衰量(SパラメータS21)をFEM計算した結果である。
【0027】
このように、凸状導電体パターンの突出両xを0から増していくと、結合度が増し、線路変換損失が少なくなる。また、xがある値で結合度が最大となる。
【0028】
このように、NRDガイドを先端開放にした場合、その先端から若干線路内部に入った位置に電界最大の点が存在する。一方、サスペンデッドラインの開放端は電圧分布の電圧が最大となる。したがって、NRDガイドの電界最大点付近にサスペンデッドラインの開放端がある場合に最も強い結合が得られる。
【0029】
上記の例は、3端子構造について示したが、図2の第1の導電体パターン51と、誘電体ストリップ31a,31bを含むNRDガイドとの、4端子構造の線路変換部の特性についても、同様に作用し、同様の効果を奏する。
【0030】
このように、凸状導電体パターンを設けることにより、NRDガイドとサスペンデッドライン間の線路変換損失が低減できる。そのため、バランス型ミキサにした場合、ミキサ変換損失の低減化および広帯域化が図れる。
【0031】
なお、以上に示した例は、バランス形ミキサについてであったが、同様にしてシングル形ミキサを構成することができる。すなわち、図1及び図2において、第2の導電体パターン52および第2の誘電体ストリップ32a,32b、ダイオード82を設けずに(ダイオード82部のパターンギャップを無くし)、第1の誘電体ストリップ31a,31bによるNRDガイドから第1のRF信号と第2のRF信号との混合信号を入力し、導電体パターン51からIF信号を出力する構成とすればよい。
【0032】
次に、送受信装置の実施形態としてミリ波レーダモジュールの構成例を図5に示す。
図5はミリ波レーダモジュールのブロック図である。図5において、VCOは、ガンダイオードとバラクタダイオード等を用いた電圧制御発振器、ISOはアイソレータであり、反射信号がVCOに戻るのを抑制する。CPLはカプラであり、送信信号の一部をローカル信号Loとして取り出すNRDガイドからなる方向性結合器である。CIRはサーキュレータであり、送信信号をスキャンユニットへ与え、また受信信号をミキサMIX側へ伝送する。ミキサMIXは、図1および図2に示したミキサであり、受信信号RXと上記ローカル信号Loとを混合して中間周波信号IFを出力する。
【0033】
このミリ波レーダモジュールと共に、上記変調信号を与え、上記IF信号から物標の相対距離および相対速度を求める制御部を設けることによってミリ波レーダ装置を構成する。
【0034】
【発明の効果】
この発明によれば、導電体パターンの、誘電体ストリップに交差する位置に、誘電体ストリップの延びる方向に突出する凸状導電体パターンを設けたことにより、誘電体線路とサスペンデッドラインとの結合量を大きくすることができ、線路変換損失が小さくなり、誘電体線路とサスペンデッドライン間の伝送損失が低減される。
【0035】
また、この発明によれば、凸状導電体パターンの先端を、前記誘電体線路を伝搬する信号の電界成分が最大になる箇所付近に配置することにより、誘電体線路とサスペンデッドラインとの結合を最大にすることができる。
【0036】
また、この発明によれば、変換効率の高いミキサが得られる。
また、この発明によれば、中間周波信号のSN比が高まり、微弱な受信信号であっても検出可能な中間周波信号が得られ、出力電力当たりの送受信利用可能距離が長くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るバランス型ミキサの構造を示す分解斜視図および断面図
【図2】同バランス型ミキサの上部の導電体板を取り除いた状態での上面図
【図3】同バランス型ミキサに構成した線路変換部の寸法例を示す図
【図4】同線路変換部における透過減衰量の周波数特性を示す図
【図5】実施形態に係るミリ波レーダモジュールの構成を示すブロック図
【図6】従来の誘電体線路とサスペンデッドラインとの線路変換構造を備えた誘電体線路装置の構成を示す図
【符号の説明】
1,2−導電体板
4−回路基板
5−導電体パターン
6−第1のフィルタ回路
7−第2のフィルタ回路
9−第3のフィルタ回路
6a,6b,7a,7b,9a,9b−オープンスタブ
10,11−凸状導電体パターン
31a,31b−第1の誘電体ストリップ
32a,32b−第2の誘電体ストリップ
51−第1の導電体パターン
52−第2の導電体パターン
8,81,82−ビームリードダイオード(ショットキーバリアダイオード)
Claims (4)
- 略平行な2つの導電体平面の間に誘電体ストリップとともに回路基板を配して、前記導電体平面と前記誘電体ストリップとで誘電体線路を構成し、前記導電体平面と前記回路基板上の導電体パターンとでサスペンデッドラインを構成するとともに、前記誘電体ストリップに対して交差する向きに前記導電体パターンを配置した線路結合構造において、
前記導電体パターンの、前記誘電体ストリップに交差する位置に、該誘電体ストリップの延びる方向に突出する凸状導電体パターンを設けたことを特徴とする、誘電体線路とサスペンデッドラインとの線路結合構造。 - 前記凸状導電体パターンの先端を、前記誘電体線路を伝搬する信号の電界成分が最大になる箇所付近に配置した、請求項1に記載の線路結合構造。
- 請求項1または2に記載の線路結合構造において、
前記サスペンデッドラインに第1のRF信号、第2のRF信号、または第1のRF信号と第2のRF信号との混合信号が伝搬するように、前記誘電体ストリップと前記導電体パターンを配置し、前記導電体パターンにダイオードをマウントし、前記導電体パターンによりIF信号を取り出すようにしたミキサ。 - 請求項3に記載のミキサを、受信信号から中間周波信号への変換部に用いた送受信装置。
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