JP3731138B2 - マスク - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、人間の口に装着するマスクに関し、特に軟質プラスチック製ドーム状マスク枠を有するマスクに関する。
【0002】
【従来の技術】
矩形状のガーゼ綿布の両端を折り畳んでそれぞれにゴム紐を設けた一般的なマスクに、軟質プラスチック製のドーム状マスク枠を設けたマスクとして、特開平9−84890号公報に開示されたものが知られている。このマスクは、フィルタを2つのドーム間に挟み、これを伸縮性カバーに装着し、さらにこのカバーをファスナーによりマスク外皮に装着したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のマスクは、ドーム状マスク枠をマスク外皮に装着するために、ファスナーや伸縮性カバーが必要とされるので、コスト面でも、また製造作業性の面でも改善が求められていた。
【0004】
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、簡易かつ廉価な手段でドーム状マスク枠を装着できるマスクを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明によれば、マスク外皮と、前記マスク外皮の内側に装着されマスク枠収納部が形成されたマスク内皮と、ドーム状に形成され前記マスク内皮のドーム収納部に着脱可能に収納されるドーム状マスク枠とを有するマスクであって、
前記ドーム状マスク枠の天井部に形成された第1の係止部と、前記マスク内皮の中央部に形成された第2の係止部とが、前記ドーム状マスク枠を前記マスク内皮のマスク枠収納部に収納したときに当該マスク内皮を前記ドーム状マスク枠の天井部へ引き寄せるように着脱可能に係止することを特徴とするマスクが提供される。
【0006】
前記第1の係止部は、前記ドーム状マスク枠に形成された通気用格子窓部であり、前記第2の係止部は、前記マスク内皮の内面に装着された可撓性を有する舌片であることがより好ましい。
【0007】
【作用及び効果】
本発明のマスクでは、ドーム状マスク枠に形成された通気用格子窓部を利用して、この第1の係止部に、マスク内皮に装着された第2の係止部を係止するだけで、マスク内皮がドーム状マスク枠の天井部側へ引き寄せられ、その結果、人間の鼻の穴及び口の前面に空間が形成されることになる。
【0008】
この空間の存在により、たとえば吐息がマスク内皮に結露することが防止されることになる。こうしたマスクは、ファスナーや伸縮性カバーを必要とせず、内皮に舌片などの第2の係止部を設けるだけで構成できるので、コスト的にも有利なマスクを提供することができる。さらに、第1の係止部と第2の係止部との係止は離脱ができるので、ドーム状マスク枠を取り外してマスク外皮及びマスク内皮を洗濯することもできる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係るマスク外皮及びマスク内皮の実施形態を示す斜視図、図2は本発明に係るドーム状マスク枠の実施形態を示す斜視図、図3は図2のIII-III線に沿う断面図、図4は図1に示すマスク外皮及びマスク内皮を製作する手順を説明するための分解斜視図、図5は図2に示すドーム状マスク枠と図1に示すマスク内皮の舌片とを係止する手順を説明するための斜視図、図6は図2に示すドーム状マスクと図1に示すマスク内皮とが係止した状態を示す断面図、図7は本発明のマスクを装着した状態を示す断面図である。
【0010】
本実施形態のマスクは、図1に示すように人間の口に装着したときに外側に位置することとなるマスク外皮1を有する。このマスク外皮1は、人間の口を覆うのに適切な大きさとなるようにガーゼなどの綿布を折り畳んで矩形状とされ、その両端をそれぞれ折り返して袋状に縫製することで、耳に引っかけるためのゴム紐4が装着される。具体的には、図4に示されるようにまず1枚のガーゼ1aの長辺をそれぞれ折り返すことで2重のガーゼ1bを形成し、さらにこのガーゼ1bを2つ折りすることで4重に重なったマスク外皮1が用いられている。この4重のマスクガーゼ1に対し、図6に示すようにその両端にゴム紐4をそれぞれ載置し、その両端1cを折り返して、後述するマスク内皮の両端とともに縫製することでゴム紐4が袋部内へ挿通されるとともに、マスク内皮2の両端がマスク外皮1に装着される。
【0011】
本実施形態のマスクは、図1に示すように人間の口に装着したときに内側、すなわち人間の口側に位置することとなるマスク内皮2を有する。このマスク内皮2も、人間の口を覆うのに適切な大きさとなるようにガーゼなどの綿布を折り畳んで矩形状とされている。本例では、図1に示すようにマスク外皮1に比べてやや小さめに形成されている。このマスク内皮2の中央部には、可撓性を有するプラスチック製舌片21が熱融着により固定されている。本例の舌片21は円形の薄板状とされ、後述するドーム状マスク枠3の格子状窓31の開口幅D(図8参照)よりやや大きい直径Rとされている。
【0012】
マスク内皮2は、図5に示すように1枚のガーゼ2aの長辺をそれぞれ折り畳むことで形成されるが、折り畳まれたガーゼの各端縁2bを寸法Lだけ離して折り畳まれている。これにより、このマスク内皮2をマスク外皮1に縫製して組み付けると、折り畳まれた部分がドーム状マスク枠3を収納するマスク枠収納部22となり、寸法Lだけ離れた部分が、マスク枠収納部22へマスク枠3を収納する際の開口部となる。つまり、マスク枠収納部22はマスク枠の上下部分を包み込むことで当該マスク枠3をマスク外皮1とマスク内皮2との間に挟持する。
【0013】
本実施形態のマスクは、図2に示すドーム状マスク枠3を有する。このマスク枠3は、軟質プラスチックにより形成され、図3に断面で示すようにマスクを人間の口に装着したときに、マスク枠3が鼻から顎にかけて装着され、かつ鼻の孔及び口の前面に空間が形成されるようにドーム状に形成されている。またマスク枠3は、その周囲が口の周囲にほぼ当接するので、通気性を確保するために天井部32に格子状の窓部31が形成されている。なお、図2において符号33はマスク枠3をマスク内皮2に収納する際に当該マスク枠3の天地を識別するための矢印である。
【0014】
本実施形態のマスクは、マスク外皮1を図4に示すように形成し、マスク内皮2を図5に示すように形成し、さらにこのマスク外皮1に対して、マスク内皮2とゴム紐4とを図6に示すように組み付けて縫製する。これにより、図1に示すようなマスクが得られる。同図に示すマスクは、マスク外皮1とマスク内皮2との間にマスク枠3を挿入できる隙間が形成されているので、この隙間からマスク枠3を挿入して、当該マスク枠3の上下をマスク内皮2の折り返しで形成されたマスク枠収納部22へ入れ込む。
【0015】
マスク枠3をマスク内皮2のマスク枠収納部22へ収納したら、図7に示すようにマスク内皮2の内面に熱融着された可撓性を有する舌片21を、マスク枠3の通気用格子状窓部31に指で押し込む。舌片21の直径Rは格子状窓部31の幅Dよりも大きいが、可撓性を有するので容易に押し込むことができる一方、押し込んだのちは、舌片21の周囲が格子状窓部の上下の格子に引っかかることになる。これにより、図9に示すようにマスク内皮2の中央部はマスク枠3方向へ引っ張られ、ここにマスク枠3のドーム形状にほぼ等しい大きな空間Sが形成されることになる。
【0016】
この空間の存在により、たとえば寒い日に吐息がマスク内皮2に結露するのが防止できる。また本実施形態のマスクは、ファスナーや伸縮性カバーを必要とせず、マスク内皮2に舌片21を設けるだけで構成できるので、コスト的にも有利なマスクを提供することができる。
【0017】
さらに、舌片21と格子窓部31との係止は離脱ができるので、ドーム状マスク枠3を取り外してマスク外皮1及びマスク内皮2を洗濯することもできる。
【0018】
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマスク外皮及びマスク内皮の実施形態を示す斜視図である。
【図2】本発明に係るドーム状マスク枠の実施形態を示す斜視図である。
【図3】図2のIII-III線に沿う断面図である。
【図4】図1に示すマスク外皮を製作する手順を説明するための分解斜視図である。
【図5】図1に示すマスク内皮を製作する手順を説明するための分解斜視図である。
【図6】図1に示すマスク外皮及びマスク内皮を製作する手順を説明するための分解斜視図である。
【図7】図2に示すドーム状マスク枠と図1に示すマスク内皮の舌片とを係止する手順を説明するための斜視図である。
【図8】図2に示すドーム状マスクと図1に示すマスク内皮とが係止した状態を示す断面図である。
【図9】本発明のマスクを装着した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1…マスク外皮
2…マスク内皮
21…舌片(第2の係止部)
3…ドーム状マスク枠
31…格子窓部(第1の係止部)

Claims (2)

  1. マスク外皮と、
    前記マスク外皮の内側に装着され、マスク枠収納部が形成されたマスク内皮と、
    ドーム状に形成され、前記マスク内皮のマスク枠収納部に着脱可能に収納されるドーム状マスク枠とを有するマスクであって、
    前記ドーム状マスク枠の天井部に形成された通気用の格子窓部と、前記マスク内皮の中央部の内面に装着された可撓性を有する舌片とを有し、
    前記ドーム状マスク枠を前記マスク内皮のマスク枠収納部に収納して、前記舌片を前記格子窓部に挿入することを特徴とするマスク。
  2. 前記舌片と前記格子窓部との係止は離脱可能であることを特徴とする請求項1記載のマスク
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