JP3729853B2 - 自己適用身体面形状を有する使い捨て吸収材製品 - Google Patents
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Description
本発明は、着用者の特に液体排泄物の領域に向かって製品の身体に面する面を上昇させる気泡形成部を有する使い捨て吸収材製品に関する。特に本発明は、吸収コアとトップシートとを婦人のユーザの会陰領域に向かって持ち上げるためにバックシートと吸収コアとの間に気泡形成部を有する生理用ナプキン、生理用失禁インサート及びパンティライナとを有する失禁インサートに関する。気泡形成部は、吸収材製品の心地よい適合を維持するために外圧に対して変形するように気体が充填される。
発明の背景
このような吸収材製品の着用者の液体排出領域の周りで身体表面に密接して接触する吸収材製品の基本的な問題は、前述した種々の構成によって解決される。しかしながら、この観点において示した設計及び特徴は、異なる着用者の広範に変化する表面形状に関して心地よく有利であるように改良することができる。いまのところ、着用者に向かって身体に面する面を上昇する特徴を有する広範に利用可能な製品はない。
特許第WO−9207535号は、弾性的な長手方向間隔構造の形のトップシート持ち上げ装置を示す。この間隔構造は、着用者のももからの側方の圧力によって作動する。特許第WO−9014063は、吸収コアから離れたトップシートに空隙を有するホース状の吸収本体を示し、それによって吸収材製品に追加的な吸収性能の空隙空間を生じる。米国特許第4,846,842号は、製品を上昇した形状で折り曲げ及び拘束することによって解剖学的に適合するラビアパッドを示している。これらの3つの従来技術の参考例は、所望の形状の機能を提供するために気体を密封した気泡形成部について何も開示されていない。
イギリス特許第1,426,467号は、重量を支持するベッドパッドの吸収パッド構造を示す。イギリス特許第1,575,363号は、特定の弾性のバックシートを有するように設計された吸収パッド構造を示している。また米国特許第4,723,953号は、良好な弾性を示す特に柔らかいベッドパッドを示す。これらの3つの明細書は、吸収材製品の全体に対して弾性を提供するために液体不透過性バックシートの気泡パックタイプを示している。トップシートの特定の領域は、これらの明細書によれば、人間の身体の部分と整合して上昇しない。
米国特許第3,881,491号及び米国特許第3,921,232号は、弾性を提供すると共に身体の排泄物を獲得する際に特別の利点を発揮する形状に吸収材製品の表面を形成するように構成された起動可能な気泡形成部に関する。双方の明細書は、吸収材製品の身体に面する表面内にポケットを提供することによって便を分離することを示している。これらの構成は、起動液体、通常尿を必要とするという欠点を有する。この構成において、生じるガス量の不確実性は、設計及び機能面での問題を生じる。
よって、本発明の目的は、特に、液体排出の領域における個々の形状に製品の身体に面する面を居心地よく変形するように気泡形成部を備えた使い捨て吸収材製品に提供することである。
発明の簡単な説明
本発明によれば、気泡形成部を身体の排泄領域に隣接するように配置することによって液体を吸収する使い捨て吸収材製品を提供する。この使い捨て吸収材製品は、繊維またはフィルム状の構造の液体透過性基板によって通常提供される身体に面する面と、通常、液体不透過性基板によって提供された下着に面する面と、身体に面する面と下着に面する面との間に配置された吸収材コアとを有する。吸収材製品は、長手方向及び横方向の軸線を有し、着用者の液体排出領域に向かって身体に面する表面を持ち上げるために変形する気泡形成部、好ましくは空気包囲体を有することを特徴とする。
気泡形成部の形状及び寸法は、円形から矩形及び楕円形状またはその組み合わせまでかなり変化する。また、気泡形成部は、通常、側方の軸線に関して吸収材製品で非対称的な向きを有する。
気泡形成部は、吸収コアを上昇させながら、吸収コアへの液体通路を妨害することなく身体に面する面を上昇させ、身体に面する面の形状に追随させるように吸収コアと下着に面する面との間に配置されることが好ましい。気泡形成部は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、またはこれらの材料のアルミニウム混合物または積層を含む。
図面の説明
第1図は、吸収コアの下のバックシートに一体的に形成された空気包囲体を有する本発明による生理用ナプキンの好ましい実施例の分解図である。
発明の詳細な説明
使い捨て吸収材製品は、生理用ナプキンまたは生理用ナプキンを参照して以下に説明する。しかしながら、子供のおむつ、大人の失禁用インサート、またはパンティライナに本発明の特徴部分を使用することができる。本発明による生理用ナプキンの好ましい実施例を第1図の拡大図に示す。液体透過性トップシート(2)が、液体不透過性バックシート(3)に重複する吸収コア(4)に重複している。無限ライン(8)に沿ってエアバブルの表面を形成する材料をバックシート(3)に結合することによって空気包囲体(6)が形成される。無限ライン(8)は、空気包囲体(6)の表面形成材料の周囲に接近しているが必ずしも周囲(9)とは一致しない。
気泡形成部
気泡形成部は、所望のガスを充填するが好ましくは空気である。この気泡形成部は、吸収材製品の製造からその廃棄まで期待された製品の寿命にわたって内側の空気の量を保持することができる材料から形成する。
気泡形成部に使用する材料は、気泡形成部の変形が可能なように柔らかく柔軟でなければならない。通常の材料は、不透過性のバックシートに使用できるもの並びにポリエチレンテレフタレート及びアルミニウムまたはこれらの材料の混合物及び積層体である。
したがって、気泡形成部は、空気包囲体(6)とこの空気包囲体(6)の内部空間に充填されるガスや空気のような気体から構成される。
気泡形成部は、第1図に示すようなバックシートとは別な材料またはバックシートと一体的な部分として形成することができる。バックシートとは別な材料で形成する場合、製造、搬送中、収納中及びその吸収材製品の使用中に露出できないように製品に関して気泡形成部を動かさなくすることが望ましい。これは通常の方法で達成することができるが、典型的には接着材による。もし気泡形成部がバックシートの一体的な部分として形成することができる場合には、バックシートは、気泡形成部を満たすガスに対して不透過性でなければならない。
気泡形成部は、トップシート(2)と吸収コア(4)との間に配置することができるが、液体透過性トップシートから吸収コアへの液体の通過を妨害する。従って、気泡形成部は吸収コア(4)とバックシート(3)との間に配置されることが好ましい。
気泡形成部は、通常、横方向の軸線(11)に沿うよりも長手方向の軸線(10)に沿って長い。また、気泡形成部は、長手方向の軸線に対して対称であるが、横方向の軸線(11)に対して非対称である。気泡形成部の作用は、組み合わせにおいて所望の形状を提供する多数の小さい気泡形成部によって提供される。特に身体に面する表面を上昇させる量及び気泡形成部の間の身体に面する面と折曲線の勾配を可能にする2つまたは3つの気泡形成部を1つの気泡形成部の代わりに使用することができる。もし、気泡形成部が第1図で一体的に示すようなバックシートと一体的に形成される場合には、ライン8に沿った結合はガス不透過性であることが必要である。この結合は、溶着、超音波結合または接着剤取付のような方法によって達成される。
気泡形成部は、可撓性で容易に変形可能な外面を提供するために、通常、最大充填容量の下になるように満たされる。この変形能力は、気泡形成部及び重複した吸収コア及びトップシートの表面形状を本発明による吸収材製品の個々の着用者の形状に適合する所望の例外的な能力を提供する。気泡形成部の最大容量の90%以下、好ましくは、80%以下に気体を充填することによって、このような製品の着用中に共通の温度変化の下にあっても、気泡形成部は製品を着用者の形状に適合するように変形し始める。
他の例として、少なくともその身体に面する側で気泡形成部の表面を形成する材料は、所望の柔軟性を備えた気泡形成部を提供するように弾性を有する。この場合の気泡形成部の容量は、伸長しない気泡形成部の容量の100%または150%を越えることができる。
トップシート
トップシート(2)は、柔軟で柔らかい感じで、着用者の皮膚に刺激のないものである。またトップシートは、1方向または2方向に伸長することができる弾性的な特徴を有する。さらにトップシートは、その厚さを容易に通過させることができるように液体(例えば、おりもの及び/または尿)を通過させる液体透過性である。適当なトップシートは、織物及び不織材料、孔開き熱可塑性フィルムのようなポリマー材料、孔開きプラスチックフィルム及びヒドロフォーム熱可塑性フィルム、多孔性発泡体、レチキュレートフォーム、レチキュレート熱可塑性フィルム及び熱可塑性スクライムのような広範な材料から製造することができる。適当な織物及び不織材料は、天然繊維(例えば、木または木綿繊維)、合成繊維(例えば、ポリエステル、ポリエチレンまたはポリエチレン繊維のようなポリマー繊維)または天然及び合成繊維の組み合わせから製造される。
本発明の使用における好ましいトップシートは、嵩高の不織トップシート及び孔開きフィルムトップシートから選択される。孔開きフィルムは、トップシートに特に好ましい。なぜならば、身体の排泄物に対して透過性を有し、非吸収性であり、液体が着用者の皮膚を通過することができ、それを再び濡らす傾向を低減する。よって、身体に接触している成形フィルムの表面が乾燥したままであり、それによって、身体の汚れを低減し、着用者に対してさらに快適な感じを作り出すことができる。適当に形成されたフィルムは、米国特許第3,929,135号、米国特許第4,342,314号、米国特許第4,463,045号及び米国特許第5,006,394号に示されている。特に好ましい微小孔が形成されたフィルムのトップシートは、米国特許第4,609,518号及び米国特許第4,629,643号に示されている。本発明の好ましいトップシートは、1つまたはそれ以上の上述した特許に示されている成形フィルムであり、“DRI−WEAVE”としてオハイオ州シンシナチのプロクター&ギャンブル社によって生理用ナプキンについて使用される。
液体通過路の一様な配分のないがトップシートの一部のみが液体通過経路を有するトップシートは、本発明によて考慮される。典型的には、このようなトップシートは、中央が透過性であり、トップシートの周囲が液体不透過性になるような向きを有する液体通路を有する。
成形フィルムトップシートの身体面は、身体面が親水性でない場合よりも迅速に液体がトップシートを通過する助けとなるように親水性である。好ましい実施例において、アジズ等によって1991年11月19日に出願された米国出願特許第07/794,745号に説明するような成形フィルムトップシートのポリマー材料に表面活性剤を組み込むことができる。別の例として、トップシートの身体面は、米国特許第4,950,254号に示すような表面活性剤でそれを処理することによって親水性とすることができる。
吸収コア
吸収コアが第1図に1つの部品(4)として示されている。それは次の部材を有する。すなわち、(a)追加的に2次流体分配層を有する1次液体分配層、(b)液体貯蔵層、(c)貯蔵室の下の追加的な繊維(“ダスティング”)層及び(d)他の追加的な部材である。
通常気泡形成部は、吸収コアとバックシートまたは吸収コアとトップシートとの間に配置される。しかしながら、吸収コアが2層以上で形成される場合、気泡形成部は吸収コアの層の間に配置される。また、気泡形成部は特定の層に設けられた空隙を有することによって吸収コアに到達することができる。通常、特別にではあるが、積層タイプの層状コアを使用する場合、吸収コアは気泡形成部がその変形を行うことができるようにすることができる。これは、少なくとも気泡形成部に隣接した領域において吸収コアを伸長可能にすることによって保証することができる。
a 一次/二次液体分配層
本発明による吸収コアの1つの追加的な部品は、一次液体分配層及び二次液体分配層である。通常、一次液体分配層は、トップシートの下に配置され、それと共に流体連通する。トップシートは貯蔵層に極端に分配するためにこの一次分配層に獲得した液体を移送する。一次分配層を通る液体の移送は、その厚さ方向においてだけでなく、吸収材製品の長さ方向及び幅方向に沿って生じる。通常、追加的であるが好ましい二次分配層は、一次分配層の下にあり、それと共に流体連通する。二次分配層の目的は、一次分配層からの液体を容易に獲得し、それを下の貯蔵層に迅速に移送することである。これは、下の貯蔵層の液体容量を活用する助けとなる。
b 液体貯蔵層
液体貯蔵層は、一次分配層または二次分配層の下に一次分配層または二次分配層に液体連通するように配置されている。液体貯蔵層は通常の吸収性材料またはこれら吸収性材料の組み合わせを有する。液体貯蔵層は、通常“ヒドロゲル”“超吸収材”“ヒドロコロイド”材料と称される吸収性ゲル材料を有する。
これらの吸収性ゲル材料は、大量の水状の身体からの液体を吸収することができ、さらに、適度の圧力の下で吸収された液体を保持することができる。これらの吸収性ゲル材料は、別の材料の形である。これらの吸収性ゲル材料は、適当な担体に一様にまたは非一様に分散される。
ここで使用する適当な吸収性ゲル材料は、ほぼ水溶性で、わずかに架橋結合され、一部が中性化されたポリマーゲル材料を有する。このようなポリマーゲル材料は、水に接触したときにヒドロゲルを形成する。このようなポリマー材料は、ポリマー化可能な、未飽和の、酸を含むモノマーから準備することができる。この発明に使用するポリマー吸収性ゲル材料を準備する際に使用する適当な未飽和の酸を含むモノマーは、RE32,649として再付与された米国特許第4,654,039号に列挙されたものを含む。好ましいモノマーは、アクリル酸、メタクリル酸及び2アクリルアミド−2−メチルプロパンサルフォニック酸を含む。アクリル酸自身は、ポリマーゲル材料の準備において特に好ましい。
適当な担体は、フラフの形のセルロース繊維のような吸収材コアに従来のように使用される材料を含む。硬化セルロース繊維のような変形されたセルロース繊維を使用することもできる。また合成繊維は、セルロースアセテート、ポリビニルフルオライド、ポリビニリデンクロライド、(オルロンのような)アクリル、ポリビニルアセテート、非水溶性のポリビニルアルコール、ポリエチレン、ポリプロピレン、(ナイロンのような)ポリアミド、ポリエステル、バイコンポーネント繊維、トリコンポーネント繊維、その混合物等から含まれる繊維を含む。好ましくは、繊維表面は親水性であるか、親水性に処理される。また貯蔵層は、パーライト、珪藻土、バーミキュライト等のようなリウエット問題を低下させるフィラー材料を含む。
もし担体に非一様に分散される場合には、貯蔵層は局所的に一様にする、すなわち、貯蔵層の寸法の範囲内で1つまたはそれ以上の方向に分配層を有するようにすることができる。非一様な分配層は、吸収性ゲル材料を部分的にまたは完全に包囲する担体層を言う。
c 追加の繊維(ダスティング)層
本発明による吸収コアにおいて含まれる追加的な部材は、通常貯蔵室に隣接してその下にある繊維層である。この下の繊維層は、通常“ダスティング”層と称される。なぜならば、それは、吸収コアの製造中、貯蔵層に吸収性ゲル材料を配置する基板を提供するからであり、吸収性ゲル材料が繊維、シートまたはストリップのようなマクロ構造である場合、繊維“ダスティング”層を含む必要はない。しかしながら、この“ダスティング”層は、パッドの長さに沿って液体の迅速な浸透のようないくつかの追加的な液体取り扱い性能を提供する。
d 他の追加的な部材
本発明による吸収コアは、吸収性ウエブに存在する他の追加的な部品を含む。例えば、補強スクライムを各層内に、または吸収コアの各層の間に配置することができる。このような補強スクライムは、吸収コアの各層の間に配置される場合、液体の移送に対して境界の障壁を形成しないような形状でなければならない。もし、通常、熱結合、補強スクライムの結果として構造的な完全性が生じる場合には、本発明による吸収材構造には補強スクライムは必要ではない。
本発明による吸収コアに含まれるか、または第1または第2の流体分配層の部分として設けられる他の部材は、臭い制御剤である。これらの部品は、任意の所望の形状で組み込むことができるが、別々の粒子として含むこともできる。
バックシート
バックシート(3)は、アンダーパンツ、パンツ、パジャマ及び下着のような吸収材製品に接触する製品を吸収コアに吸収され含まれる排泄物が濡らすことを防止する。バックシート(3)は、液体(メンス液及び/または尿)に対して液体不透過性であることが好ましく、薄いプラスチックフィルムから製造することが好ましいが、他の可撓性液体不透過性材料を使用することもできる。ここに使用するような用語の“可撓性”は、柔軟であり、人間の体の全体形状及び輪郭に容易に適合する。またバックシートは、1方向または2方向に伸長することができる弾性特性を有することができる。
バックシートは、織物または不織布、ポリエチレンまたはポリプロピレンの熱可塑性フィルムのようなポリマーフィルムまたはフィルムコート不織材料のような複合材料を有する。好ましくは、バックシートは、約0.012mm(0.5ミル)乃至約0.051mm(2.0ミル)の厚さを有するポリエチレンフィルムである。
例としてのポリエチレンフィルムは、オハイオ州シンシナチのクロペイ社によって、P18−0401の名称で、及びインジアナ州テレホーテのエチル社のビスクイーン部門によって商品名XP−39385によって製造される。バックシートは、さらに布状の外観を呈するようにするためにエンボス及び/またはマット仕上げすることが好ましい。さらに、バックシートは吸収材構造から蒸気が逃げることができ(すなわち、ブリーザブル)るが、排泄物がバックシートを通過することを防止する。もし、バックシートは本発明による気泡形成部の表面の部分を形成する場合には、それは、少なくとも気泡形成部の領域で不透過性でなければならない。
吸収材製品の追加的な部品
さらに本発明の吸収材製品は、特別な用途のために典型的な部品のすべてを有することができる。例えば、生理用品、パンティライナ、及び生理用ナプキンは、位置決めおよび汚れ保護を改良するためにウイングおよびパンティ固定接着材のような部品を有する。1つまたはいくつかの弾性ストランドによる脚部分の弾性化は、吸収材製品の技術分野に共通である。通常、吸収材製品において通常使用される部品は、気泡形成部が存在する限りにおいて、本発明による吸収材製品に含まれることができる。
Claims (9)
- 身体に面する面と、下着に面する面と、長手方向軸線と、横方向軸線と、前記身体に面する面と前記下着に面する面との間に配置された吸収材コアと、気泡形成部とを有し、
前記気泡形成部は、吸収材製品の長手方向軸線に対称で横方向軸線に非対称の形で、製造時に気体が充填され、
前記気泡形成部は、身体に面する面を排出領域において着用者の形状に適合させるために、身体に面する面を排出領域に向けて上昇させることを特徴とする身体排泄領域に隣接して着用する使い捨て吸収材製品。 - 前記気体は空気であることを特徴とする請求項1に記載の使い捨て吸収材製品。
- 前記気泡形成部は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、アルミニウム、またはこれらの混合物またはこれらの積層から選択されるフィルムを有することを特徴とする請求項1または2に記載の使い捨て吸収材製品。
- 前記気泡形成部は、前記横方向軸線方向より前記長手方向軸線方向に長いことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の使い捨て吸収材製品。
- 前記気泡形成部は、矩形、円形、楕円形またはその組み合わせから選択される形を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の使い捨て吸収材製品。
- 前記身体に面する面が、液体透過性シートにより形成され、前記下着に面する面が、液体不透過性シートにより形成されたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の使い捨て吸収材製品。
- 前記気泡形成部は、前記下着に面する面と前記吸収コアとの間に配置されたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の使い捨て吸収材製品。
- 前記下着に面する面は、前記気泡形成部の一部を形成する液体及びガス不透過性フィルムにより形成されたことを特徴とする請求項7に記載の使い捨て吸収材製品。
- 前記使い捨て吸収材製品は生理用ナプキンまたはパンティライナであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の使い捨て吸収材製品。
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