JP3728742B2 - Fuel cell equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、溶融炭酸塩型燃料電池に係わり、更に詳しくは、燃料電池の入口温度を調節できる燃料電池設備に関する。
【0002】
【従来の技術】
天然ガス等を燃料とする溶融炭酸塩型燃料電池を用いた発電設備(以下、単に燃料電池設備という)では、図3に示すように天然ガス等の燃料ガス1を水素を含むアノードガス2に改質する改質器10と、アノードガス2と酸素を含むカソードガス3とから発電する燃料電池11とを備えており、改質器10で作られたアノードガス2は燃料電池11のアノード側Aに供給され、燃料電池内でその大部分(例えば80%)を消費した後、アノード排ガス4として下流設備(例えば改質器の燃焼室等)に供給される。一方、改質器10では、燃料ガスの燃焼により改質管10aを加熱して改質管を通る燃料ガス1を改質し、改質管10aによる吸熱で温度が下がった燃焼排ガス5は外部から供給される空気6と混合されてカソードガス3となり、燃料電池11のカソード側Cに供給される。更に、燃料電池11内でその一部が反応したカソードガス(カソード排ガス7)は高温ブロア12によりその一部が燃料電池11の上流側に循環され、残りが下流設備(例えばタービン圧縮機等)に供給される。なお、この図において12aはガスヒータである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来の燃料電池設備では、燃料電池11のアノード側Aには改質器10で生成された改質ガスがそのままアノードガス2として導入され、燃料電池11のカソード側Cには、改質器10の燃焼排ガス5に電池反応の酸化剤としての空気6を混合したものが、高温ブロア12で循環される高温のカソード排ガスと混合して温度調節を行い、カソード側Cに送られている。
【0004】
しかし、上述した従来の燃料電池設備では、カソード側の入口温度tc は、高温ブロア12によるカソードガスの循環量により容易に調節できるが、アノード側の入口温度ta の調節が困難である問題点があった。以下、これを詳述する。
【0005】
図4は、従来の燃料電池設備における各部の温度分布例であり、(A)は高負荷時(約100%負荷)、(B)は低負荷時(約30%負荷)、(C)は出力回路の切断状態(Open Circuit Voltage:OCV)を示している。
図4(A)に示すように、100%負荷に近い高負荷時には、アノードガス2の改質器出口温度は、約630℃であり、これが放熱により約610℃になって燃料電池11に流入する。一方、カソード側の改質器出口温度は、約524℃であり、空気6と混合し、高温(約630℃)のカソード排ガスと混合して約580℃で燃料電池11に流入する。従って、高負荷時(A)には、カソード側の入口温度を、カソードガス循環量で調節するだけで、両ガスの入口温度を適正範囲(例えば約580〜600℃)に調節することができる。
【0006】
一方、低負荷時(B)には、アノードガス3の改質器出口温度が低下し(例えば約584℃)、そのまま燃料電池11に供給すると、アノード入口温度は更に低下してしまう。しかし、アノード入口温度が例えば約550℃以下になるとアノード側で炭素析出を起こし、発電に重大な支障を来すおそれがある。そのため、従来の燃料電池設備では、図4(B)に示すように、改質器10と燃料電池11の間のアノードガスラインに電気ヒータ13と配管ヒータ14を設置し、これによりアノードガス2の電池入口温度が適正範囲(例えば約580〜600℃)になるように温度調節を行っている。しかし、このため、電気ヒータ13と配管ヒータ14が必要になるばかりか、カソード側のみならずアノード側も別個に温度制御する必要がある問題点があった。
【0007】
更に、図4(C)に示すように、OCV時には、カソード側で必要な二酸化炭素量を確保するために、改質器燃焼側での空燃比を増加しなければならない(例えば低負荷の約1.7倍)。このため、改質ガス量に対して、燃焼排ガス量が過剰になり、アノードガスの改質器出口温度が高くなってしまい(例えは約641℃)、カソード側との温度差が大きくなり、電池に悪影響を及ぼすおそれがある。
【0008】
本発明は上述した問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、高負荷時のみならず、低負荷時及びOCV時にも、燃料電池のアノードガス及びカソードガスの入口温度を適正範囲(例えば約580〜600℃)に制御できる燃料電池設備を提供することにある。また、本発明の別の目的は、電気ヒータや配管ヒータ等の加熱装置を附加することなく、かつアノード側とカソード側で別々に温度制御することなく、燃料電池のアノードガス及びカソードガスの入口温度を適正範囲に制御できる燃料電池設備を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本願発明の発明者は、アノードガスに比べてカソードガスの流量が非常に多い(例えば約70倍)ため、アノードガスとカソードガスを熱交換させることによりアノードガスを常にカソードガスの温度に近ずけられることに着眼した。本発明はかかる新規の知見に基づくものである。
【0010】
すなわち、本発明によれば、燃料ガスを水素を含むアノードガスに改質する改質器と、アノードガスと酸素を含むカソードガスとから発電する燃料電池と、燃料電池を通過したカソードガスを燃料電池の上流側に循環させるカソード循環ラインとを備えた溶融炭酸塩型燃料電池設備において、更に、燃料電池の上流側にアノードガスとカソードガスとを熱交換させる熱交換器を備え、カソード循環ガス量の調節により、燃料電池入口のカソードガス温度を調節し、更に、前記熱交換器におけるカソードガスとアノードガスとの熱交換を介して、燃料電池入口のアノードガス温度を間接的に調節する、ことを特徴とする溶融炭酸塩型燃料電池設備が提供される。
【0011】
上記本発明の構成によれば、カソード循環ガス量により、燃料電池入口のカソードガス温度を適正範囲(例えば約580〜600℃)に調節するだけで、電気ヒータや配管ヒータ等の加熱装置を附加することなく、かつアノード側とカソード側で別々に温度制御することなく、高負荷時のみならず、低負荷時及びOCV時にも、燃料電池のアノードガス及びカソードガスの入口温度を適正範囲(例えば約580〜600℃)に制御することができる。
【0012】
すなわち、100%負荷に近い高負荷時には、図4(A)に示したように、カソード側の入口温度を、カソードガス循環量で調節するだけで、両ガスの入口温度を適正範囲(例えば約580〜600℃)に調節することができる。この場合、アノード入口温度は、カソードガスにより冷却されて適正温度になるが、カソードガスよりはわずかに高めになる。
【0013】
次に、低負荷時には、図4(B)に示したように、改質器出口温度が約580℃程度まで下がり、従来のように、電気ヒータや配管ヒータがないので、熱交換器入口温度は更に低くなる。しかし、カソードガス入口温度が適正範囲(例えば約580〜600℃)されており、しかもカソードガス量はアノードガス量の約70倍の流量を有しているので、熱交換器内の熱交換により、アノードガス温度はカソードガス温度にほぼ等しい温度まで加熱される。従って、カソード側の入口温度を、適正範囲内で高め(例えば約590〜600℃)に調節するだけで、両ガスの入口温度を適正範囲(例えば約580〜600℃)に調節することができる。
【0014】
更に、OCV時には、図4(C)に示したように、改質器出口温度が約640℃程度まで上がり、熱交換器入口温度も600℃以上になるが、低負荷時とは逆に、大量のカソードガスとの熱交換により、アノードガス温度はカソードガス温度にほぼ等しい温度まで冷却される。従って、この場合にも、カソード側の入口温度を、適正範囲内で低め(例えば約580〜590℃)に調節するだけで、両ガスの入口温度を適正範囲(例えば約580〜600℃)に調節することができる。
【0015】
本発明の好ましい実施形態によれば、前記熱交換器は、隔壁式平行流熱交換器であり、燃料電池の上流側直近に配置され、同一の格納容器内に格納される。この構成により、格納容器内で同圧に差圧制御されている容器圧力、アノードガス圧力、カソードガス圧力と同一の圧力に、熱交換器内の圧力を何らの制御装置をも追加することなく制御でき、熱交換器内のアノードガスとカソードガスの差圧が抑えられ、ガス漏れ等に対する安全性を高めることができる。
【0016】
更に、前記熱交換器は、燃料電池と一体に形成されたガスヘッダである、ことが好ましい。この構成により、熱交換器を燃料電池に組み込むことができ、装置のコンパクト化とコストダウンを図ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態を図面を参照して説明する。なお、各図において、共通する部分には同一の符号を付して使用する。
図1は、本発明による燃料電池設備の構成図である。この図において、本発明の燃料電池設備20は、燃料ガス1を水素を含むアノードガス2に改質する改質器10と、アノードガス2と酸素を含むカソードガス3とから発電する燃料電池11と、燃料電池11を通過したカソードガスを燃料電池11の上流側に循環させるカソード循環ライン15とを備えている。また、カソード循環ライン15には、高温ブロア12とガスヒータ12aが設置されている。かかる構成は、図3に示した従来の燃料電池設備と同様である。
【0018】
本発明の燃料電池設備20は、更に、燃料電池11の上流側にアノードガス2とカソードガス3とを熱交換させる熱交換器22を備える。この熱交換器22は、隔壁式平行流熱交換器(例えばプレートフィン熱交換器)であり、燃料電池11の上流側直近に配置され、かつ同一の格納容器11a内に格納されている。
この構成により、格納容器11a内で同圧に差圧制御されている容器圧力、アノードガス圧力、カソードガス圧力と同一の圧力に、熱交換器22内の圧力を何らの制御装置をも追加することなく制御でき、熱交換器22内のアノードガス2とカソードガス3の差圧が抑えられ、ガス漏れ等に対する安全性を高めることができる。
【0019】
なお、熱交換器22を、燃料電池11と一体に形成されたガスヘッダとし、ガスヘッダと熱交換器の機能を併用するようにしてもよい。この構成により、熱交換器を燃料電池に組み込むことができ、装置のコンパクト化とコストダウンを図ることができる。
【0020】
上述した本発明の燃料電池設備20は、次のように運転する。まず、高温ブロア12の回転数制御により、カソード循環ライン15を通るカソード循環ガス量を変化させ、これにより、燃料電池11の入口のカソードガス温度tc を調節する。この制御方法は、従来の燃料電池設備と同様であるが、温度制御範囲は後述するようにわずかに厳しく行う必要がある。なお、本発明の燃料電池設備では、アノードガス温度は直接制御せず、後述するように、カソードガスとアノードガスとの熱交換により、燃料電池入口のアノードガス温度を間接的に調節する。
【0021】
従って、本発明の燃料電池設備では、高負荷時のみならず、低負荷時及びOCV時にも、電気ヒータや配管ヒータ等の加熱装置を附加することなく、かつアノード側とカソード側で別々に温度制御することなく、燃料電池のアノードガス及びカソードガスの入口温度を適正範囲(例えば約580〜600℃)に制御することができる。
【0022】
図2は、本発明による燃料電池設備における各部の温度を示す図4と同様の図である。この図において、(A)は高負荷時(約100%負荷)、(B)は低負荷時(約30%負荷)、(C)は出力回路の切断状態(OCV) を示している。
【0023】
100%負荷に近い高負荷時には、図4(A)に示すように、カソード側の入口温度を、カソードガス循環量で調節するだけで、両ガスの入口温度を適正範囲(例えば約580〜610℃)に調節することができる。この場合、アノード入口温度は、カソードガスにより冷却されて適正温度になるが、カソードガスよりはわずかに高めになる。
【0024】
次に、低負荷時には、図4(B)に示すように、改質器出口温度が約580℃程度まで下がり、従来のように、電気ヒータや配管ヒータがないので、熱交換器入口温度は更に低くなるが、カソードガス入口温度が適正範囲(例えば約580〜600℃)されており、しかもカソードガス量はアノードガス量の約70倍の流量を有しているので、熱交換器内の熱交換により、アノードガス温度はカソードガス温度にほぼ等しい温度まで加熱される。従って、カソード側の入口温度を、適正範囲内で高め(例えば約590〜600℃)に調節するだけで、両ガスの入口温度を適正範囲(例えば約580〜600℃)に調節することができる。
【0025】
更に、OCV時には、図4(C)に示すように、改質器出口温度が約641℃程度まで上がり、熱交換器入口温度も600℃以上になるが、低負荷時とは逆に、大量のカソードガスとの熱交換により、アノードガス温度はカソードガス温度にほぼ等しい温度まで冷却される。従って、この場合にも、カソード側の入口温度を、適正範囲内で低め(例えば約580〜590℃)に調節するだけで、両ガスの入口温度を適正範囲(例えば約580〜600℃)に調節することができる。
【0026】
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは勿論である。
【0027】
【発明の効果】
上述したように、本発明の燃料電池設備は、高負荷時のみならず、低負荷時及びOCV時にも、電気ヒータや配管ヒータ等の加熱装置を附加することなく、かつアノード側とカソード側で別々に温度制御することなく、燃料電池のアノードガス及びカソードガスの入口温度を適正範囲(例えば約580〜600℃)に制御することができる、等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による燃料電池設備の構成図である。
【図2】本発明による燃料電池設備における各部の温度を示す図である。
【図3】従来の燃料電池設備の構成図である。
【図4】従来の燃料電池設備における各部の温度を示す図である。
【符号の説明】
1 燃料ガス
2 アノードガス
3 カソードガス
4 アノード排ガス
5 燃焼排ガス
6 空気
7 カソード排ガス
10 改質器
10a 改質管
11 燃料電池
11a 格納容器
12 高温ブロア
12a ガスヒータ
13 電気ヒータ
14 配管ヒータ
15 カソード循環ライン
20 燃料電池設備
22 熱交換器[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a molten carbonate fuel cell, and more particularly to a fuel cell facility capable of adjusting the inlet temperature of the fuel cell.
[0002]
[Prior art]
In a power generation facility using a molten carbonate fuel cell that uses natural gas or the like as a fuel (hereinafter simply referred to as a fuel cell facility), as shown in FIG. 3, the
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, in the conventional fuel cell equipment, the reformed gas generated by the
[0004]
However, in the conventional fuel cell equipment described above, the cathode side inlet temperature tc can be easily adjusted by the amount of cathode gas circulated by the high-
[0005]
FIG. 4 is an example of the temperature distribution of each part in a conventional fuel cell facility. (A) is at high load (about 100% load), (B) is at low load (about 30% load), and (C) is The disconnection state (Open Circuit Voltage: OCV) of the output circuit is shown.
As shown in FIG. 4A, when the load is close to 100% load, the reformer outlet temperature of the
[0006]
On the other hand, at the time of low load (B), the reformer outlet temperature of the
[0007]
Further, as shown in FIG. 4C, at the time of OCV, the air-fuel ratio on the reformer combustion side must be increased in order to ensure the required amount of carbon dioxide on the cathode side (for example, about a low load of about 1.7 times). For this reason, the amount of combustion exhaust gas becomes excessive with respect to the reformed gas amount, the reformer outlet temperature of the anode gas becomes high (for example, about 641 ° C.), and the temperature difference from the cathode side becomes large, The battery may be adversely affected.
[0008]
The present invention has been developed to solve the above-described problems. That is, an object of the present invention is to provide a fuel cell that can control the inlet temperature of the anode gas and cathode gas of the fuel cell to an appropriate range (for example, about 580 to 600 ° C.) not only at high load but also at low load and OCV. To provide facilities. Another object of the present invention is to add the anode gas and the cathode gas of the fuel cell without adding a heating device such as an electric heater or a pipe heater, and without separately controlling the temperature on the anode side and the cathode side. The object is to provide a fuel cell facility capable of controlling the temperature within an appropriate range.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
Since the inventor of the present invention has a much higher flow rate of the cathode gas than the anode gas (for example, about 70 times), the anode gas is not always close to the temperature of the cathode gas by heat exchange between the anode gas and the cathode gas. I focused on being able to get lost. The present invention is based on such novel findings.
[0010]
That is, according to the present invention, a reformer that reforms a fuel gas into an anode gas containing hydrogen, a fuel cell that generates electricity from the anode gas and a cathode gas containing oxygen, and the cathode gas that has passed through the fuel cell as fuel. In a molten carbonate fuel cell facility equipped with a cathode circulation line that circulates upstream of the battery, a heat exchanger for exchanging heat between the anode gas and the cathode gas is further provided upstream of the fuel cell, and the cathode circulation gas by adjusting the amount, adjusting the cathode gas temperature of the fuel cell inlet, further through the heat exchange with the cathode gas and the anode gas in the heat exchanger, indirectly regulating the anode gas temperature of the fuel cell inlet, A molten carbonate fuel cell facility is provided.
[0011]
According to the configuration of the present invention, a heating device such as an electric heater or a piping heater can be added only by adjusting the cathode gas temperature at the fuel cell inlet to an appropriate range (for example, about 580 to 600 ° C.) according to the amount of cathode circulation gas. Without controlling the temperature separately on the anode side and the cathode side, the inlet temperature of the anode gas and the cathode gas of the fuel cell is set within an appropriate range (for example, not only at high load but also at low load and OCV) (for example, About 580 to 600 ° C.).
[0012]
That is, at a high load close to 100% load, as shown in FIG. 4 (A), the inlet temperature on both sides of the gas can be adjusted within an appropriate range (for example, about 580 to 600 ° C.). In this case, the anode inlet temperature is cooled by the cathode gas to an appropriate temperature, but slightly higher than the cathode gas.
[0013]
Next, at the time of low load, as shown in FIG. 4B, the reformer outlet temperature decreases to about 580 ° C., and there is no electric heater or piping heater as in the prior art. Is even lower. However, the cathode gas inlet temperature is within an appropriate range (for example, about 580 to 600 ° C.), and the cathode gas amount has a flow rate about 70 times the anode gas amount. The anode gas temperature is heated to a temperature approximately equal to the cathode gas temperature. Therefore, it is possible to adjust the inlet temperatures of both gases to an appropriate range (for example, about 580 to 600 ° C.) only by adjusting the cathode side inlet temperature within a proper range (for example, about 590 to 600 ° C.). .
[0014]
Furthermore, at the time of OCV, as shown in FIG. 4C, the reformer outlet temperature rises to about 640 ° C., and the heat exchanger inlet temperature becomes 600 ° C. or more. Due to heat exchange with a large amount of cathode gas, the anode gas temperature is cooled to a temperature approximately equal to the cathode gas temperature. Therefore, also in this case, the inlet temperature on both sides of the gas is set to an appropriate range (for example, about 580 to 600 ° C.) only by adjusting the cathode side inlet temperature to a lower value (for example, about 580 to 590 ° C.). Can be adjusted.
[0015]
According to a preferred embodiment of the present invention, the heat exchanger is a partition-type parallel flow heat exchanger, and is disposed in the immediate vicinity of the upstream side of the fuel cell and stored in the same storage container. With this configuration, the pressure in the heat exchanger is added to the same pressure as the vessel pressure, the anode gas pressure, and the cathode gas pressure that are controlled to the same pressure in the containment vessel without adding any control device. It can be controlled, the differential pressure between the anode gas and the cathode gas in the heat exchanger can be suppressed, and safety against gas leakage and the like can be improved.
[0016]
Furthermore, it is preferable that the heat exchanger is a gas header formed integrally with the fuel cell. With this configuration, the heat exchanger can be incorporated into the fuel cell, and the apparatus can be made compact and the cost can be reduced.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In each drawing, common parts are denoted by the same reference numerals.
FIG. 1 is a configuration diagram of a fuel cell facility according to the present invention. In this figure, a
[0018]
The
With this configuration, any control device is added to the pressure in the
[0019]
The
[0020]
The
[0021]
Therefore, in the fuel cell facility of the present invention, not only at high load, but also at low load and OCV, the heater side such as an electric heater and a pipe heater is not added, and the temperature is separately provided on the anode side and the cathode side. Without control, the inlet temperature of the anode gas and the cathode gas of the fuel cell can be controlled within an appropriate range (for example, about 580 to 600 ° C.).
[0022]
FIG. 2 is a view similar to FIG. 4 showing the temperature of each part in the fuel cell facility according to the present invention. In this figure, (A) shows a high load (about 100% load), (B) shows a low load (about 30% load), and (C) shows a disconnected state (OCV) of the output circuit.
[0023]
At a high load close to 100% load, as shown in FIG. 4A, the inlet temperature of both cathodes is adjusted to an appropriate range (for example, about 580 to 610) just by adjusting the cathode side inlet temperature with the cathode gas circulation rate. ° C). In this case, the anode inlet temperature is cooled by the cathode gas to an appropriate temperature, but slightly higher than the cathode gas.
[0024]
Next, at the time of low load, as shown in FIG. 4B, the reformer outlet temperature decreases to about 580 ° C., and there is no electric heater or piping heater as in the prior art. Although the temperature is further lowered, the cathode gas inlet temperature is within an appropriate range (for example, about 580 to 600 ° C.), and the cathode gas amount has a flow rate of about 70 times the anode gas amount. By heat exchange, the anode gas temperature is heated to a temperature approximately equal to the cathode gas temperature. Therefore, it is possible to adjust the inlet temperatures of both gases to an appropriate range (for example, about 580 to 600 ° C.) only by adjusting the cathode side inlet temperature within a proper range (for example, about 590 to 600 ° C.). .
[0025]
Further, at the OCV, as shown in FIG. 4C, the reformer outlet temperature rises to about 641 ° C. and the heat exchanger inlet temperature becomes 600 ° C. or more. The anode gas temperature is cooled to a temperature substantially equal to the cathode gas temperature by heat exchange with the cathode gas. Therefore, also in this case, the inlet temperature on both sides of the gas is set to an appropriate range (for example, about 580 to 600 ° C.) only by adjusting the cathode side inlet temperature to a lower value (for example, about 580 to 590 ° C.). Can be adjusted.
[0026]
In addition, this invention is not limited to embodiment mentioned above, Of course, it can change variously in the range which does not deviate from the summary of this invention.
[0027]
【The invention's effect】
As described above, the fuel cell facility of the present invention is not only at high load, but also at low load and OCV, without adding a heating device such as an electric heater or a pipe heater, and at the anode side and the cathode side. There is an excellent effect that the inlet temperature of the anode gas and the cathode gas of the fuel cell can be controlled within an appropriate range (for example, about 580 to 600 ° C.) without separately controlling the temperature.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram of a fuel cell facility according to the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing the temperature of each part in the fuel cell facility according to the present invention.
FIG. 3 is a configuration diagram of a conventional fuel cell facility.
FIG. 4 is a diagram showing the temperature of each part in a conventional fuel cell facility.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
更に、燃料電池の上流側にアノードガスとカソードガスとを熱交換させる熱交換器を備え、
カソード循環ガス量の調節により、燃料電池入口のカソードガス温度を調節し、更に、前記熱交換器におけるカソードガスとアノードガスとの熱交換を介して、燃料電池入口のアノードガス温度を間接的に調節する、ことを特徴とする溶融炭酸塩型燃料電池設備。A reformer that reforms the fuel gas into an anode gas containing hydrogen, a fuel cell that generates power from the anode gas and a cathode gas containing oxygen, and a cathode that circulates the cathode gas that has passed through the fuel cell upstream of the fuel cell In molten carbonate fuel cell equipment equipped with a circulation line,
Furthermore, a heat exchanger for exchanging heat between the anode gas and the cathode gas is provided upstream of the fuel cell,
By adjusting the cathode circulating gas amount, adjusting the cathode gas temperature of the fuel cell inlet, further through the heat exchange with the cathode gas and the anode gas in the heat exchanger, the anode gas temperature of the fuel cell inlet indirectly A molten carbonate fuel cell facility characterized by adjusting.
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