JP3728661B2 - 建物付属構造物の外周養生装置及び外周養生方法 - Google Patents

建物付属構造物の外周養生装置及び外周養生方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物付属構造物の外周養生装置及び外周養生方法に関し、特に、本体建造物の建方進捗に制限を加えることなく、建物付属構造物への溶射、塗装作業時における風養生と塗料の飛散養生を容易に実施できる建物付属構造物の外周養生装置及び外周養生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、超高層の建造物においては、建造物本体の構造体としてその一部を構成する鉄骨柱等の建物付属構造物を建物の外周部に一体的に配置する建造物が数多く構築されている。
【0003】
図20は、このような建造物の一例であり、建造物40は建造物本体41の四隅に構造体として建造物本体41の一部を構成する鉄骨造組柱42を付属的に構築している。
【0004】
鉄骨造組柱42は、図21に正面図(a)と正面図(a)における矢視(C)−(C)の側面図(b)を示し、図22に図21の正面図(a)における矢視(A)−(A)の断面図(a)及び矢視(B)−(B)の断面図(b)として示すように構築されている。
【0005】
即ち、鉄骨造組柱42は、三本の柱43、44、45とその間に所定の上下間隔で配置されている円柱梁46、47、48及び柱43、44の間に渡されるアンボンドブレース49から構築されており、建造物本体41のコア部50とコア部50の外周を構成する本体鉄骨51とに所定の間隔毎に結合されている。
【0006】
鉄骨造組柱42の施工は、通常通りの工法で行われているので、柱43、44、45、円柱梁46、47、48及びアンボンドブレース49の溶接には、ユニット足場52を製作しながら使用しており、柱44、45の内柱側では形状が複雑であることから、通常に用いられている鋼製足場(3S)53を使用している。
【0007】
これらの作業は、▲1▼足場防護工先行設置、▲2▼柱建方、▲3▼アンボンドブレース建方、▲4▼円柱梁取り付け、▲5▼形状調整と本締、▲6▼溶接、▲7▼亜鉛溶射、▲8▼塗装、▲9▼足場防護工撤去の順序で行われている。
【0008】
しかして、鉄骨造組柱は、建造物本体の一部を構成していることから、上記の作業手順には、以下の施工条件が付加されることになる。
【0009】
▲1▼ 建造物本体の建方進捗に合わせて建方を行うことが必須になる。
▲2▼ 外部に剥き出しのために美観的にも鉄骨の腐食処置が必要であることから、現場での溶接ヶ所に対する溶射作業が必須になる。
▲3▼ 現場での最終補修塗装のために全面塗装が必要であり、溶射、塗装作業時における風養生と塗料の飛散養生が必要になる。
【0010】
従って、鉄骨柱等の建物付属構造物を建物の外周部に一体的に配置する建造物においては、上記の作業手順とそれに付随する必要条件から、従来のように、地上からの総足場での対応と建造物本体の建方進捗に合わせての足場の上方盛り替えとを行うためには、次ぎのような問題点が発生する。
【0011】
イ) 高層の建造物では、地上からの総足場では対処できない。
ロ) 足場材の量が多大になり、組払し手間が増大する。
ハ) 足場が残っていると、建造物本体の外壁取り付けができない。
ニ) 反復される鋼製足場の組払しは、手間と安全面においてコスト高になる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、建物付属構造物を建物の外周部に一体的に配置する建造物における以上の問題点に鑑みてその解決のために提案するものであり、本体建造物の建方進捗に制限を加えずに一体の盛り替えが可能で建物付属構造物への溶射、塗装作業時における風養生と塗料の飛散養生を容易に実施できる建物付属構造物の外周養生装置及び外周養生方法を提供している。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明である建物付属構造物の外周養生装置は、先行建方した前記本体建造物のコア部に装着され、水平断面において第1の柱と第2の柱とに亘って配置され、上下方向に建方された建物付属構造物の上方の先端から延長して形成される第1外周養生ユニットと、前記本体建造物のコア部と先行建方したコア部に隣接して前記コア部とは別に構成される本体鉄骨とに装着され、水平断面において前記第1の柱と第3の柱とに亘って配置され、上下方向に建方された建物付属構造物の外周を取り囲む第2外周養生ユニット及び前記本体鉄骨に装着され、水平断面において前記第2の柱と前記第3の柱とに亘って配置され、上下方向に建方された建物付属構造物の外周を取り囲む第3外周養生ユニットから構成されており、本体建造物の建方進捗に制限を加えることなく、一体の盛り替えを可能にして建物付属構造物への溶射、塗装作業時における風養生と塗料の飛散養生を容易に実施している。
【0014】
請求項2に記載の発明である建物付属構造物の外周養生装置は、請求項1に記載の建物付属構造物の外周養生装置において、各外周養生ユニットに、複数段のマルチトラスを装備することを特徴としており、上記機能に加えて、任意の作業エリアを形成する足場の配置を容易にしている。
【0015】
請求項3に記載の発明である建物付属構造物の外周養生装置は、請求項1又は2に記載の建物付属構造物の外周養生装置において、各外周養生ユニットに、外周を取り囲む建物付属構造物の上端の下方に作業エリアを形成するための作業床を配置することを特徴としており、上記機能に加えて、建方、溶接作業エリアや溶射作業エリアと塗装作業エリアの形成を容易にしている。
【0016】
請求項4に記載の発明である建物付属構造物の外周養生装置は、請求項1乃至3のいずれかに記載の建物付属構造物の外周養生装置において、各外周養生ユニットを、作業床の上部に建物付属構造物の建方と溶接作業エリアを形成し、作業床の下部に建物付属構造物の塗装作業エリアを形成することを特徴としており、上記機能に加えて、溶射、塗装作業時における風養生と塗料の飛散養生の実施を容易にしている。
【0017】
請求項5に記載の発明である建物付属構造物の外周養生装置は、請求項1乃至4のいずれかに記載の建物付属構造物の外周養生装置において、第2、3の各外周養生ユニットに、作業床の上部に溶射作業エリアを形成することを特徴としており、上記機能に加えて、現場での溶接ヶ所に対する溶射作業の実施を可能にしている。
【0018】
請求項6に記載の発明である建物付属構造物の外周養生方法は、先行建方した本体建造物のコア部に第1外周養生ユニットを装着し、前記本体建造物のコア部と、先行建方したコア部に隣接して前記コア部とは別に構成される本体鉄骨とに第2外周養生ユニットを装着すると共に、前記コア部外周を構成する本体鉄骨に第3外周養生ユニットを装着することで上記請求項1乃至5のいずれかに記載の建物付属構造物の外周養生装置を装備して、外周養生装置の作業床が形成された中間部と最下部に水平養生シートを布設し、しかる後に、本体鉄骨とこれに追随する建物付属構造物とを建方しながら外周養生装置を盛り替えており、本体建造物の建方進捗に制限を加えることなく、建物付属構造物への溶射、塗装作業時における風養生と塗料の飛散養生を容易にして建物付属構造物を削減されたコストで施工可能にしている。
【0019】
請求項7に記載の発明である建物付属構造物の外周養生方法は、請求項6に記載の建物付属構造物の外周養生方法において、外周養生装置が装備された後に、建物付属構造物先端の直近マルチトラスに建物付属構造物の建方用足場を配置すると共に作業床が形成された中間部の下方に形成された複数のマルチトラスに塗装用足場を配置して、建物付属構造物の建方と柱脚部の溶接を施工すると同時に建方した建物付属構造物に塗装することを特徴としており、上記機能に加えて、建方、溶接作業や溶射作業と塗装作業を容易に実施している。
【0020】
請求項8に記載の発明である建物付属構造物の外周養生方法は、請求項7に記載の建物付属構造物の外周養生方法において、建物付属構造物の建方後に、建方された建物付属構造物の頂部に溶接専用コラムステージを装備すると共に作業床への溶射用足場と溶接された柱脚部に対する火花養生シートとを配置して、しかる後に、建物付属構造物の頂部を溶接しながら火花養生シートを施した範囲の建物付属構造物を溶射することを特徴としており、上記機能に加えて、建物付属構造物の頂部の溶接作業を容易にすると共に柱脚部への溶射作業における風養生を容易に実施している。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明による建物付属構造物の外周養生装置は、基本的に、先行建方した前記本体建造物のコア部に装着され、水平断面において第1の柱と第2の柱とに亘って配置され、上下方向に建方された建物付属構造物の上方の先端から延長して形成される第1外周養生ユニットと、前記本体建造物のコア部と先行建方したコア部に隣接して前記コア部とは別に構成される本体鉄骨とに装着され、水平断面において前記第1の柱と第3の柱とに亘って配置され、上下方向に建方された建物付属構造物の外周を取り囲む第2外周養生ユニット及び前記本体鉄骨に装着され、水平断面において前記第2の柱と前記第3の柱とに亘って配置され、上下方向に建方された建物付属構造物の外周を取り囲む第3外周養生ユニットから構成されており、これによって、外周養生装置の一体的な盛り替えを可能にして本体建造物の建方進捗に制限を加えないと共に、建物付属構造物に対する溶射、塗装作業時における風養生と塗料の飛散養生の実施を容易にしている。
以下に、本発明の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0022】
図1〜3は、建物付属構造物として鉄骨造組柱を構築した場合における外周養生装置の実施の形態であって、外周養生装置を建造物本体のコア部とコア部の外周を構成する本体鉄骨とに装着している状態を示しており、図1は、外周養生装置の正面図、図2は、平面図であり、図3は、コア部の外周を構成する本体鉄骨側から見た側面図である。
【0023】
図示のように、外周養生装置1は、建方後の鉄骨造組柱5の外周を取り囲むように配置された第1〜3外周養生ユニット2、3、4から構成されている。
【0024】
本実施の形態における第1外周養生ユニット2は、4階迄建方された鉄骨造組柱5から6階迄の上方に亘って建方される、柱のみを部分的に例示している鉄骨造組柱5’に対応できる高さを以て構成され、鉄骨造組柱5の裏面に沿って配置されて建方された建造物本体のコア部6に結合して装着されている。
【0025】
一方、第2外周養生ユニット3は、4階迄建方された鉄骨造組柱5の高さで鉄骨造組柱5の外周を取り囲んだ状態で配置されており、建方された建造物本体のコア部6とコア部6の外周を構成する本体鉄骨7とに結合して装着されている。
【0026】
第3外周養生ユニット4は、同様に、4階迄建方された鉄骨造組柱5の高さで鉄骨造組柱5の側面に沿って配置されており、建方された建造物本体の外周を構成している本体鉄骨7に結合して装着されている。
【0027】
第1〜3の各外周養生ユニット2、3、4は、複数段のマルチトラスを装備している。
【0028】
本実施の形態では、第1外周養生ユニット2は、18段の比較的狭い幅のマルチトラス8を有しており、第2外周養生ユニット3は、12段の広い幅のマルチトラス9を装備して、第3外周養生ユニット4は、第1外周養生ユニット2のマルチトラス8と同様のマルチトラス10を第2外周養生ユニット3と同様に12段装備している。
【0029】
第1〜3外周養生ユニット2、3、4から構成されている外周養生装置1は、4階迄建方された鉄骨造組柱5の先端から下方の3階の高さに位置するマルチトラスに作業床11を構成しており、作業床11と最下段のマルチトラスには水平養生シート12、12を布設することで、それぞれの作業エリアに対応させて、墜落、飛来落下の防止とサンダー屑もしくは塗料の飛散防止に対処している。
【0030】
そして、第1〜3外周養生ユニット2、3、4の外周は、メッシュシート13を布設することによって養生されており、第1外周養生ユニット2における作業床11の上部を、継続して建方する鉄骨造組柱5’の建方と溶接作業エリア14に構成すると共に、第1〜3外周養生ユニット2、3、4おける作業床11の下部を、塗装作業エリア15として構成している。
【0031】
又、第2、3外周養生ユニット3、4における作業床11の上部は、第1外周養生ユニット2と共に鉄骨造組柱5’の建方と溶接作業エリア14として構成すると同時に、溶射作業エリア16を構成しており、鉄骨造組柱5’における建方時の柱脚部やアンボンドブレース等における溶接及び溶接後における塗装作業前の溶射作業に対して充分な養生を施している。
【0032】
図4は、鉄骨造組柱に適用する外周養生装置の足場ユニットであり、第2足場ユニットを省略した正面図(a)と第1足場ユニットを主に示した側面図(b)である。
【0033】
建方された鉄骨造組柱5の裏面には、建方された建造物本体のコア部6に装着された第1足場ユニット2−1が配置されている。
【0034】
第1足場ユニット2−1は、6階迄建方された鉄骨造組柱5から9階迄の上方に亘って建方される鉄骨造組柱5’に対応できるように、3階の上方から9階迄に到る高さの後述するマルチトラス8を2段おきに接合する水平荷重受垂直ビーム2−2と、水平荷重受垂直ビームを支持する構造物体のコア部6のスラブ鉄骨梁に接合された水平荷重受ビーム2−3とから構成されており、最上部の支持用水平ビーム2−4によって建方された建造物本体のコア部6のスラブ鉄骨梁に鉛直荷重を支持する形で装着されている。
【0035】
第3足場ユニット4−1は、3階の上方から建方された鉄骨造組柱5の先端に到る6階迄の高さに、第1足場ユニット2−1と同様の各ビームによって構成されており、中間部に配置の水平荷重受ビーム4−3と上端に配置する支持用水平ビーム4−4によってコア部6の外周を構成する本体鉄骨7に装着されている。
【0036】
第1足場ユニット2−1と第3足場ユニット4−1とには、それぞれに18段と12段の比較的狭い幅のマルチトラス8、10が装備されている。
【0037】
第1足場ユニット2−1には、建造物本体側への飛来落下を防止するために7段分の垂直ネット部分17を布設して、建方と溶接作業エリア14に対処すると共に、11段分のメッシュシート13を布設することで、溶射作業エリア16と塗装作業エリア15に対処しており、第3足場ユニット4−1にも、同様に11段分のメッシュシート13を布設することで、溶射作業エリア16と塗装作業エリア15に対処している。
【0038】
図示のように、建方された鉄骨造組柱5の先端に反復して鉄骨造組柱5’を建方する場合には、柱18に次いでアンボンドブレース19を建方してから梁20を取り付けることになるが、この際には、通常の施工法に従って任意のマルチトラス8にアンボンドブレース用の跳ね出しステージを設置したり、柱18や梁20に対して適当な足場21〜24を配置している。
【0039】
図5は、図4において第1足場ユニットの先端から(5)−(5)矢視した平面図であり、各足場の配置状態を平面図(a)及び各矢視の側面図(b)〜(e)で示している。
【0040】
図5(a)は、各足場の配置状態を示す平面図であって、各足場の配置状態を示している。
【0041】
第1足場ユニット2−1は、建方された建造物本体のコア部6に装着されて、反復して鉄骨造組柱5’を建方するために配置されており、第1足場ユニット2−1の存在の下に、建方された鉄骨造組柱5の上に建方された、柱18、図示しないアンボンドブレース19及び梁20を建方するために、足場21〜25を柱18及び梁20に配置している。
【0042】
足場21〜25は、コラムステージ等の通常のものであって図5(b)〜(e)にその側面図を示している。図5(b)には、図5(a)における(A)−(A)矢視での足場25を示しており、図5(c)では、図5(a)における(B)−(B)矢視での足場21を示し、図5(d)には、図5(a)における(C)−(C)矢視の足場22を示して、図5(e)には、図5(a)における(D)−(D)矢視の第1足場ユニット2−1と梁20に対する足場24とその間に渡された足場板を示している。
【0043】
これらの足場を用いた鉄骨造組柱5’の建方は、通常の施工法であり、本発明による外周養生装置を用いながら、鉄骨造組柱5’における形状の調整、本締め及び溶接と行われる一連の施工を容易にして、建造物本体側への飛来落下を防止しながら安全な実施を可能にしている。
【0044】
図6は、図4において(6)−(6)矢視した平面図であり、第1〜3足場ユニットの配置状態を示している。
【0045】
図示のように、第1足場ユニット2−1は、支持用水平ビーム2−4によって建方された建造物本体のコア部6のスラブ鉄骨梁に装着されており、第3足場ユニット4−1は、支持用水平ビーム4−4によって建方された建造物本体のコア部6の外周を構成する本体鉄骨7に結合されている。
【0046】
又、第2足場ユニット3−1は、3階の上方から鉄骨造組柱5の先端に及ぶ6階迄の高さのマルチトラス8を2段おきにつなぎ材3−5で接合する水平荷重受垂直ビーム3−2と、上端部に配置する支持用水平ビーム3−4と、図示されていないが中間部に配置される水平荷重受ビーム3−3とから構成されている。
【0047】
本実施の形態における第2足場ユニット3−1は、建方された鉄骨造組柱5を取り囲んでおり、上端に配置される支持用水平ビーム3−4と中間部に配置され第3足場ユニット4−1の水平荷重受ビーム4−3に相当する足場ユニットガイド用水平ビーム3−3とによって、その一端を建方された建造物本体のコア部6に結合すると共に、同様の構成によって他端を建造物本体のコア部6の外周に構成された本体鉄骨7に結合されている。
【0048】
尚、足場ユニットガイド用水平ビーム3−3は図示されていないが、水平荷重受垂直ビーム3−2を包み込むような構造にして支持をしており、これによって、外周養生装置を盛り替えする毎に、水平荷重受垂直ビーム3−23に対する位置が異なっても支障がないように構成されている。
【0049】
図7は、鉄骨造組柱に適用する外周養生装置の足場状態を示しており、第2足場ユニットを省略した正面図(a)と第3足場ユニット側から示した側面図(b)である。
【0050】
新規に建方される鉄骨造組柱5’に対して、上図4、5で説明したように各足場21〜25が設置されると共に、足場22には梁用跳ね出しステージ26が配置され、アンボンドブレース用跳ね出しステージ27が適宜に配置されている。
【0051】
第1〜3足場ユニットで取り囲まれた空間には、図示のように連層足場ユニット28、29が配置されており、各マルチトラスに渡してはりわく30、31が取り付けられて、その下面には飛来落下養生32が施されている。
【0052】
そして、図8は、図7において第1〜3足場ユニットで取り囲まれた空間の上端から(8)−(8)矢視した平面図である。
【0053】
図示のように、本実施の形態では、連層足場ユニット28、29とはりわく30、31に渡して、足場板33〜38が必要に応じて適宜に配置されており、風養生によって柱脚部の溶接作業や溶接後の溶射作業を容易にしている。
【0054】
図9は、図7において第1〜3足場ユニットで取り囲まれた空間の6階から(9)−(9)矢視した平面図である。
【0055】
図示のように、本実施の形態では、連層足場ユニット28、29とはりわく30とが渡されており、風養生と塗料の飛散養生とによって塗装作業を容易にしている。
【0056】
本発明による建物付属構造物の外周養生装置は、以上のように構成されているので、本体建造物の建方進捗に制限を加えることなく、一体の盛り替えを可能にして、建物付属構造物への溶射、塗装作業時における風養生と塗料の飛散養生を容易に実施している。
【0057】
次に、本発明による建物付属構造物の外周養生方法について説明する。
本発明による建物付属構造物の外周養生方法は、基本的に、先行建方した本体鉄骨のコア部に第1外周養生ユニットを装着し、同様に本体鉄骨のコア部と先行建方したコア部外周を構成する本体鉄骨とに第2外周養生ユニットを装着すると共に、コア部外周を構成する本体鉄骨に第3外周養生ユニットを装着することで上記外周養生装置を装備して、外周養生装置の作業床が形成された中間部と最下部に水平養生シートを布設し、しかる後に、本体鉄骨とこれに追随する建物付属構造物とを建方しながら外周養生装置を盛り替えている。
以下に、本発明の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0058】
図10〜19は、建方された鉄骨造組柱の上に新規の鉄骨造組柱を繰り返して構築する各工程を示しており、建方された鉄骨造組柱には、上述した本発明による外周養生装置を装備している。
【0059】
鉄骨造組柱5に装備された外周養生装置1の第1外周養生ユニット2には、建造物本体側への飛来落下を防止するために新規の鉄骨造組柱に対応できる垂直ネット部分17を布設しており、新規の鉄骨造組柱に対する建方と溶接作業に対処している。
【0060】
第1外周養生ユニット2の垂直ネット部分の下部と第2外周養生ユニット3及び第3外周養生ユニット4には、メッシュシート13を布設することで、溶射作業と塗装作業に対処している。
【0061】
図10の工程では、鉄骨造組柱5に外周養生装置1を装備する状態を示している。外周養生装置1は、先行建方した本体鉄骨のコア部とコア部の外周に構成された本体鉄骨に結合されており、メッシュシート13で囲まれた作業エリアでは塗装作業が行われている状況もあり得る。
【0062】
又、この間に一節上の本体鉄骨が建方されており、新規の鉄骨造組柱5’が建方された後に、一節上の本体鉄骨に外周養生装置1を一体的に盛り返えるのを可能にしている。
【0063】
図11、12の工程では、新規の鉄骨造組柱における一方の柱を建方する状態を示している。
【0064】
図11の工程では、鉄骨造組柱5の上に足場25を取り付けた柱18−1を結合しており、図12の工程では、鉄骨造組柱5の上に足場21を取り付けた柱18−2を結合している。
【0065】
次いで、梁20−1が、足場25と足場21とによって図13の工程に示すように柱18/−1と柱18−2との間に建方される。又、アンボンドブレース19が、足場21において柱18−1に結合されて、図14のように形成される。図15、16の工程では、新規の鉄骨造組柱における他方の柱を建方する状態を示している。
【0066】
他方の柱は、図15の工程に示す足場23を取り付けた柱18−3の建方と、図16の工程に示す柱18−3の上に建方される、足場24を取り付けた柱18−4の建方とによって構成されている。
【0067】
尚、柱18−4は、図示のように次工程における梁の建方及びさらに上方に構築される新規の鉄骨造組柱におけるアンボンドブレースを建方し易い形状に構成されている。
【0068】
次いで行われる図17、18の工程は、新規の鉄骨造組柱における他の梁を建方する状態を示している。
【0069】
図17の工程では、先行建方した本体鉄骨のコア部に近い側の梁20−2を柱18−1と柱18−4との間に建方しており、図18の工程では、外方の梁20−3を柱18−2と柱18−4との間に建方している。
【0070】
以上の各工程が完了した後に行われる図19の工程は、鉄骨の歪直しと溶接による接合作業の工程である。
【0071】
これによって、新規の鉄骨造組柱5’の全ての建方が完了することから、外周養生装置1は、先行建方した本体鉄骨から解放されて一節上のすでに先行して建方されている本体鉄骨に向かって盛り替えされることになるが、この盛り替えは外周養生装置1にセルフクライミング機能を予め具備させておくことでも良いし、鉄骨建方用のタワークレーンで行っても良いものである。
【0072】
以上のように、本発明による建物付属構造物の外周養生方法は構成されていることから、本体建造物の建方進捗に制限を加えることなく、建物付属構造物への溶射、塗装作業時における風養生と塗料の飛散養生を容易にして建物付属構造物を削減されたコストで施工可能にしている。
【0073】
以上、本発明を実施の形態に基づいて詳細に説明してきたが、本発明による建物付属構造物の外周養生装置及び外周養生方法は、上記実施の形態に何ら限定されるものでなく、建物付属構造物の具体的な形態や建方手段及び外周養生装置の他の形態等において、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは当然のことである。
【0074】
【発明の効果】
請求項1に記載の建物付属構造物の外周養生装置は、先行建方した前記本体建造物のコア部に装着され、水平断面において第1の柱と第2の柱とに亘って配置され、上下方向に建方された建物付属構造物の上方の先端から延長して形成される第1外周養生ユニットと、前記本体建造物のコア部と先行建方したコア部に隣接して前記コア部とは別に構成される本体鉄骨とに装着され、水平断面において前記第1の柱と第3の柱とに亘って配置され、上下方向に建方された建物付属構造物の外周を取り囲む第2外周養生ユニット及び前記本体鉄骨に装着され、水平断面において前記第2の柱と前記第3の柱とに亘って配置され、上下方向に建方された建物付属構造物の外周を取り囲む第3外周養生ユニットから構成されているので、以下の効果を発揮している。
【0075】
▲1▼ メッシュで覆われた作業空間を確保することができるので、溶射、塗装作業に風養生ができると共に、塗料の飛散を防止できる。
▲2▼ 本体鉄骨の進捗と共に盛り替えができるので、本体建造物の外壁取り付けが可能になる。
▲3▼ 建物付属構造物の内部足場は、外周養生装置を足掛かりにした在来工法で対応できる。
▲4▼ 外周養生装置は構造的に充分な耐力を発揮するので、本体建造物の高層化に対応できる。
【0076】
請求項2に記載の建物付属構造物の外周養生装置は、請求項1に記載の建物付属構造物の外周養生装置において、各外周養生ユニットに、複数段のマルチトラスを装備することを特徴としているので、上記効果に加えて、任意の作業エリアを形成する足場の配置を容易に実施できる効果を発揮している。
【0077】
請求項3に記載の建物付属構造物の外周養生装置は、請求項1又は2に記載の建物付属構造物の外周養生装置において、各外周養生ユニットに、外周を取り囲む建物付属構造物の上端の下方に作業エリアを形成するための作業床を配置することを特徴としているので、上記効果に加えて、建方、溶接作業エリアや溶射作業エリアと塗装作業エリアの形成を容易に実施できる効果を発揮している。
【0078】
請求項4に記載の発明である建物付属構造物の外周養生装置は、請求項1乃至3のいずれかに記載の建物付属構造物の外周養生装置において、各外周養生ユニットを、作業床の上部に建物付属構造物の建方と溶接作業エリアを形成し、作業床の下部に建物付属構造物の塗装作業エリアを形成することを特徴としているので、上記効果に加えて、溶射、塗装作業時における風養生と塗料の飛散養生の実施を容易に実施できる効果を発揮している。
【0079】
請求項5に記載の建物付属構造物の外周養生装置は、請求項1乃至4のいずれかに記載の建物付属構造物の外周養生装置において、第2、3の各外周養生ユニットに、作業床の上部に溶射作業エリアを形成することを特徴としているので、上記効果に加えて、現場での溶接ヶ所に対する溶射作業の実施を可能にする効果を発揮している。
【0080】
請求項6に記載の建物付属構造物の外周養生方法は、先行建方した本体建造物のコア部に第1外周養生ユニットを装着し、前記本体建造物のコア部と、先行建方したコア部に隣接して前記コア部とは別に構成される本体鉄骨とに第2外周養生ユニットを装着すると共に、前記コア部外周を構成する本体鉄骨に第3外周養生ユニットを装着することで上記請求項1乃至5のいずれかに記載の建物付属構造物の外周養生装置を装備して、外周養生装置の作業床が形成された中間部と最下部に水平養生シートを布設し、しかる後に、本体鉄骨とこれに追随する建物付属構造物とを建方しながら外周養生装置を盛り替えているので、以下の効果を発揮している。
【0081】
▲1▼ 本体建造物の建方進捗に制限を加えることがない。
▲2▼ 建物付属構造物への溶射、塗装作業時において風養生と塗料の飛散養生を容易にしている。
▲3▼ 建物付属構造物を削減された低コストで施工可能にしている。
【0082】
請求項7に記載の建物付属構造物の外周養生方法は、請求項6に記載の建物付属構造物の外周養生方法において、外周養生装置が装備された後に、建物付属構造物先端の直近マルチトラスに建物付属構造物の建方用足場を配置すると共に作業床が形成された中間部の下方に形成された複数のマルチトラスに塗装用足場を配置して、建物付属構造物の建方と柱脚部の溶接を施工すると同時に建方した建物付属構造物に塗装することを特徴としているので、上記効果に加えて、建方、溶接作業や溶射作業と塗装作業を容易に実施する効果を発揮している。
【0083】
請求項8に記載の建物付属構造物の外周養生方法は、請求項7に記載の建物付属構造物の外周養生方法において、建物付属構造物の建方後に、建方された建物付属構造物の頂部に溶接専用コラムステージを装備すると共に作業床への溶射用足場と溶接された柱脚部に対する火花養生シートとを配置して、しかる後に、建物付属構造物の頂部を溶接しながら火花養生シートを施した範囲の建物付属構造物を溶射することを特徴としているので、上記効果に加えて、建物付属構造物の頂部の溶接作業を容易にすると共に柱脚部への溶射作業における風養生を容易に実施できる効果を発揮している。
【図面の簡単な説明】
【 図1】本発明による建物付属構造物の外周養生装置における実施形態の正面図
【 図2】本発明による建物付属構造物の外周養生装置における実施形態の平面図
【 図3】本発明による建物付属構造物の外周養生装置における実施形態の側面図
【 図4】本発明による建物付属構造物の外周養生装置における足場ユニットの正面図(a)と側面図(b)
【 図5】第1足場ユニットの図4を(5)−(5)矢視した足場ユニットの平面図(a)と側面図(b)〜(e)
【 図6】図4の足場ユニットを(6)−(6)矢視した第1〜3足場ユニットの平面図
【 図7】外周養生装置の足場状態であり、第2足場ユニットを省略した正面図(a)と第3足場ユニットからの側面図(b)
【 図8】図7を(8)−(8)矢視した第1〜3足場ユニットの平面図
【 図9】図7を(9)−(9)矢視した第1〜3足場ユニットの平面図
【 図10】本発明による建物付属構造物の外周養生方法における外周養生装置の装備工程図
【 図11】本発明による建物付属構造物の外周養生方法における柱建方工程図
【 図12】本発明による建物付属構造物の外周養生方法における他の柱建方工程図
【 図13】本発明による建物付属構造物の外周養生方法における梁の建方工程図
【 図14】本発明による建物付属構造物の外周養生方法におけるアンボンドブレースの建方工程図
【 図15】本発明による建物付属構造物の外周養生方法における他方の柱建方工程図
【 図16】本発明による建物付属構造物の外周養生方法における他方柱の次工程図
【 図17】本発明による建物付属構造物の外周養生方法における他の梁の建方工程図
【 図18】本発明による建物付属構造物の外周養生方法における残りの梁の建方工程図
【 図19】本発明による建物付属構造物における最終の歪直しと溶接工程図
【 図20】従来における鉄骨造組柱を備えた建造物の正面図(a)と平面図(b)
【 図21】従来建造物の鉄骨造組柱における外周養生装置の正面図(a)と正面図(a)を(C)−(C)矢視した側面図(b)
【 図22】従来の鉄骨造組柱を示す図21における(A)−(A)矢視した平面図(a)と(B)−(B)矢視した平面図(b)
【符号の説明】
1 外周養生装置、 2、3、4 第1〜3外周養生ユニット、
2−1、3−1、4−1 第1〜3足場ユニット、
2−2、3−2、4−2 水平荷重受垂直ビーム、
2−3、3−3、4−3 水平荷重受ビーム、
2−4、3−4、4−4 支持用水平ビーム、
3−6 足場ユニットガイド用水平ビーム、 5、5’ 鉄骨造組柱、
6 コア部、 7 本体鉄骨、 8、9、10 マルチトラス、
11 作業床、 12 水平養生シート、 13 メッシュシート、
14 建方と溶接作業エリア、 15 塗装作業エリア、
16 溶射作業エリア、 17 垂直ネット部分、 18 柱、
18−1、18−2、18−3 柱、 19 アンボンドブレース、
20 梁、 20−1、20−2、20−3 梁、 21〜25 足場、
26 梁用跳ね出しステージ、 28、29 連層足場ユニット、
27 アンボンドブレース用跳ね出しステージ、 30、31 はりわく、
32 飛来落下養生、 33〜38 足場板、 40 建造物、
41 建造物本体、 42 鉄骨造組柱、 43〜45 柱、
46〜48 円柱梁、 49 アンボンドブレース、 50 コア部、
51 本体鉄骨、 52 ユニット足場、 53 鋼製足場(3S)、

Claims (8)

  1. 本体建造物とは別の三本の柱を備えて成り、水平断面において三本の前記柱が三角形の頂点を成し、前記本体建造物に結合される建物付属構造物を用いた建物付属構造物の外周養生装置であって、
    先行建方した前記本体建造物のコア部に装着され、水平断面において第1の柱と第2の柱とに亘って配置され、上下方向に建方された建物付属構造物の上方の先端から延長して形成される第1外周養生ユニット、
    前記本体建造物のコア部と先行建方したコア部に隣接して前記コア部とは別に構成される本体鉄骨とに装着され、水平断面において前記第1の柱と第3の柱とに亘って配置され、上下方向に建方された建物付属構造物の外周を取り囲む第2外周養生ユニット
    及び前記本体鉄骨に装着され、水平断面において前記第2の柱と前記第3の柱とに亘って配置され、上下方向に建方された建物付属構造物の外周を取り囲む第3外周養生ユニット
    から構成される建物付属構造物の外周養生装置。
  2. 各外周養生ユニットが、複数段のマルチトラスを装備していることを特徴とする請求項1に記載の建物付属構造物の外周養生装置。
  3. 各外周養生ユニットが、外周を取り囲む建物付属構造物の上端の下方に作業エリアを形成する作業床を配置することを特徴とする請求項1又は2に記載の建物付属構造物の外周養生装置。
  4. 各外周養生ユニットが、該作業床の上部に建物付属構造物の建方と溶接作業エリアを形成し、該作業床の下部に建物付属構造物の塗装作業エリアを形成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の建物付属構造物の外周養生装置。
  5. 第2、3の各外周養生ユニットが、該作業床の上部に溶射作業エリアを形成することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の建物付属構造物の外周養生装置。
  6. 先行建方した本体建造物のコア部に第1外周養生ユニットを装着し、前記本体建造物のコア部と、先行建方したコア部に隣接して前記コア部とは別に構成される本体鉄骨とに第2外周養生ユニットを装着すると共に、前記本体鉄骨に第3外周養生ユニットを装着することで上記請求項1乃至5のいずれかに記載の建物付属構造物の外周養生装置を装備して、該外周養生装置の作業床が形成された中間部と最下部に水平養生シートを布設し、しかる後に、本体鉄骨とこれに追随する建物付属構造物とを建方しながら該外周養生装置を盛り替える建物付属構造物の外周養生方法。
  7. 該外周養生装置が装備された後に、建物付属構造物先端の直近マルチトラスに建物付属構造物の建方用足場を配置すると共に作業床が形成された中間部の下方に形成された複数のマルチトラスに塗装用足場を配置して、建物付属構造物の建方と柱脚部の溶接を施工すると同時に建方した建物付属構造物に塗装することを特徴とする請求項6に記載の建物付属構造物の外周養生方法。
  8. 建物付属構造物の建方後に、建方された建物付属構造物の頂部に溶接専用コラムステージを装備すると共に作業床への溶射用足場と溶接された柱脚部に対する火花養生シートとを配置して、しかる後に、建物付属構造物の頂部を溶接しながら火花養生シートを施した範囲の建物付属構造物を溶射することを特徴とする請求項7に記載の建物付属構造物の外周養生方法。
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