JP3725061B2 - テーブル席用可動式間仕切り装置とテーブル席用可動式間仕切り装置の使用方法 - Google Patents
テーブル席用可動式間仕切り装置とテーブル席用可動式間仕切り装置の使用方法 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、テーブル席用可動式間仕切り装置とテーブル席用可動式間仕切り装置の使用方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図23を参照して、従来提供されているテーブル席11は、下記のような構成となっている。
4人用のスペースを設けたテーブル席の場合で説明する。
平面方形に構成されたテーブル席用スペースの中央を縦間仕切り11Aにより2等分した左方、右方のスペースを作り、これらに左方前方のテーブルセット11B、左方中央のテーブルセット11C、左方後方のテーブルセット11Dと、右方前方のテーブルセット11E、右方中央のテーブルセット11F、右方後方のテーブルセット11Gが配設されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたものにあっては、下記のような問題点を有していた。
1.店舗のスペースが狭い場合、8名席を作ることが困難であった。
2.間仕切りは、人手で持ち上げて移動するため使いづらかった。
3.来客数の変動に対応できない場合がある。
4.来客数にすぐに対応できない場合、待機してもらわなければならず、時間と空間を余計に使う。
【0004】
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、上述の問題を解決できるものを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は下記のようになるものである。
【0006】
請求項1記載の発明は、テーブル席部2と間仕切り装置3から構成され、
テーブル席部2は、テーブル用スペース群4とテーブルセット群5から構成され、
テーブル用スペース群4は、所定幅と長さをもって形成された間仕切り装置用スペース4Aを中心に、左前方のスペース部4Bと、左中央のスペース部4Cと、左後方のスペース部4Dと、右前方のスペース部4Eと、右中央のスペース部4Fと、右後方のスペース部4Gから構成され、
テーブルセット群5は、各スペース部4B、4C、4D、4E、4F、4G内にそれぞれ設けられた左前方のテーブルセット5A、左中央のテーブルセット5B、左後方のテーブルセット5C、右前方のテーブルセット5D、右中央のテーブルセット5E、右後方のテーブルセット5Fから構成され、
左前方のテーブルセット5Aは、中央に設けられたテーブル5A1と、このテーブルを中心に設けられた前方の椅子5A2と後方の椅子5A3から構成され、左中央のテーブルセット5Bは、中央に設けられたテーブル5B1と、このテーブルを中心に設けられた前方の椅子5B2と後方の椅子5B3から構成され、左後方のテーブルセット5Cは、中央に設けられたテーブル5C1と、このテーブルを中心に設けられた前方の椅子5C2と後方の椅子5C3から構成され、右前方のテーブルセット5Dは、中央に設けられたテーブル5D1と、このテーブルを中心に設けられた前方の椅子5D2と後方の椅子5D3から構成され、右中央のテーブルセット5Eは、中央に設けられたテーブル5E1と、このテーブルを中心に設けられた前方の椅子5E2と後方の椅子5E3から構成され、右後方のテーブルセット5Fは、中央に設けられたテーブル5F1と、このテーブルを中心に設けられた前方の椅子5F2と後方の椅子5F3から構成され、上記椅子のうち、左前方のテーブルセット5Aの後方の椅子5A3と、右前方のテーブルセット5Dの後方の椅子5D3は、ベンチ型椅子に構成され、両者間には座面間のふさぎ部5Gが着脱自在に取付けられ、左後方のテーブルセット5Cの前方の椅子5C2と、右後方のテーブルセット5Fの前方の椅子5F2は、ベンチ型椅子に構成され、両者間には座面間のふさぎ部5Gが着脱自在に取付けられ、
【0007】
間仕切り装置3は、間仕切り装置用スペース4Aの上面に前後方向をもって敷設されたVレール部6と、Vレール部の上面に前後方向をもって配設された中央間仕切り7と、前方間仕切り8と、後方間仕切り9と、中央、前方、後方の連結固定板部10、10、10から構成され、
Vレール部6は、前後方向の中央Vレール6Aと、中央Vレールの左方に平行に設けられた左方Vレール6Bと、中央Vレールの右方に平行に設けられた右方Vレール6Cから構成され、
中央間仕切り7と前方間仕切り8と後方間仕切り9は、側面前後に長い方形の仕切り板7A、8A、9Aと、仕切り板の下面に前後位置をもって設けられたV型戸車7B、8B、9Bと、仕切り板にテーブルセット群5におけるテーブル5A1、5B1、5C1、5D1、5E1、5F1の支持高さに対応する位置をもって開設された側面前後に長い係止用窓7C、8C、9Cと、これら係止用窓の下辺に突設された係止用突条7C1、8C1、9C1と、仕切り板7A、8A、9Aの左右面に係止用窓の下辺レベルをもって前後方向に添着された帯状のアクリル板7D、8D、9Dから構成され、
中央間仕切り7は中央Vレール6Aの上面に、また、前方間仕切り8は右方Vレール6Cの上面に、さらに後方間仕切り9は左方Vレール6Bの上面にそれぞれ移動自在に載置され、
【0008】
連結固定板部10は、固定板本体10Aと、左方テーブル側係止部10Bと、右方テーブル側係止部10Cから構成され、
固定板本体10Aは、平面前後に長い方形の基板10A1と、係止溝群10A2と、左方係止用段部10A3と、右方係止用段部10A4から構成され、係止溝群10A2は、基板の下面に前後方向をもって刻設された中央溝M1と、左方溝M2と、右方溝M3から構成され、これらの各溝は、中央間仕切り7の係止用突条7C1、後方間仕切り9の係止用突条9C1、前方間仕切り8の係止用突条8C1のいずれかに上方から着脱自在に嵌合するよう構成され、左方テーブル側係止部10Bは、テーブルセット群5におけるテーブル5B1、5A1、5C1の右方辺の上面に、固定板本体10Aの左方係止用段部10A3が係止するよう形成された段部として構成され、右方テーブル側係止部10Cは、テーブルセット群5におけるテーブル5E1、5D1、5F1の左方辺の下面に、固定板本体10Aの右方係止用段部10A4が係止するよう形成された段部として構成され、
上記左前方のテーブルセット5Aの後方の椅子5A3と、右前方のテーブルセット5Dの後方の椅子5D3の間に座面間のふさぎ部5Gが設けられ、上記左後方のテーブルセット5Cの前方の椅子5C2と、右後方のテーブルセット5Fの前方の椅子5F2間に座面間のふさぎ部5Gが設けられ、
座面間のふさぎ部5Gは、ふさぎ板5G1と、左方椅子側係止部5G2と、右方椅子側係止部5G3から構成され、ふさぎ板5G1は、平面前後に長い方形の基板5G11と、左方係止用段部5G12と、右方係止用段部5G13から構成され、左方椅子側係止部5G2は、テーブルセット群5における後方の椅子5A3と前方の椅子5C2における右方辺の上面に、ふさぎ板5G1の左方係止用段部5G12が係止するよう形成された段部として構成され、右方椅子側係止部5G3は、テーブルセット群5における後方の椅子5D3と前方の椅子5F2における左方辺の上面に、ふさぎ板5G1の右方係止用段部5G13が係止するよう形成された段部として構成されていることを特徴とする。
【0009】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明を用いて下記の各工程から構成されていることを特徴とする。
第1工程
左中央のテーブルセット5Bと右中央のテーブルセット5Eとの間に、中央間仕切り7と、前方間仕切り8と、後方間仕切り9を重ねた状態で収納する。
第2工程
重ねた状態の中央間仕切り7と前方間仕切り8と後方間仕切り9における係止用窓7C、8C、9Cに、連結固定板部10における固定板本体10Aを挿入し、これら間仕切りを固定し、左前方のテーブルセット5Aにおける後方の椅子5A3と右前方のテーブルセット5Dにおける後方の椅子5D3の間に、座面間のふさぎ部5Gにおけるふさぎ板5G1を嵌込み固定し、左後方のテーブルセット5Cにおける前方の椅子5C2と右後方のテーブルセット5Fにおける前方の椅子5F2の間に、座面間のふさぎ部5Gにおけるふさぎ板5G1を嵌込み固定する。
【0010】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明を用いて下記の各工程から構成されていることを特徴とする。
第1工程
左中央のテーブルセット5Bと右中央のテーブルセット5Eとの間に、中央間仕切り7を位置せしめ、左前方のテーブルセット5Aと右前方のテーブルセット5Dとの間に、前方間仕切り8を位置せしめ、左後方のテーブルセット5Cと右後方のテーブルセット5Fとの間に、後方間仕切り9を位置せしめる。
第2工程
それぞれの係止用窓7C、8C、9Cに各連結固定板部10における固定板本体10Aを挿入し、各間仕切りを固定する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。
1は第1発明のテーブル席用可動式間仕切り装置である。
テーブル席部2と間仕切り装置3から構成されている。
なお、テーブルセットには、1人と1人が向かい合う場合、2人と2人が向かい合う場合、3人と3人が向かい合う場合、4人と4人が向かい合う場合など多種類のものがあるが、以下は2人と2人が向かい合う場合(4名用テーブルセット)を例にして説明する。
【0012】
テーブル席部2は、テーブル用スペース群4とテーブルセット群5から構成されている。
A.テーブル用スペース群4は、所定幅と長さをもって形成された間仕切り装置用スペース4Aを中心に、左前方のスペース部4Bと、左中央のスペース部4Cと、左後方のスペース部4Dと、右前方のスペース部4Eと、右中央のスペース部4Fと、右後方のスペース部4Gから構成されている。
【0013】
B.テーブルセット群5は、各スペース部4B、4C、4D、4E、4F、4G内にそれぞれ設けられた左前方のテーブルセット5A、左中央のテーブルセット5B、左後方のテーブルセット5C、右前方のテーブルセット5D、右中央のテーブルセット5E、右後方のテーブルセット5Fから構成されている。
a.左前方のテーブルセット5Aは、中央に設けられたテーブル5A1と、このテーブルを中心に設けられた前方の椅子5A2と後方の椅子5A3から構成されている。
b.左中央のテーブルセット5Bは、中央に設けられたテーブル5B1と、このテーブルを中心に設けられた前方の椅子5B2と後方の椅子5B3から構成されている。
c.左後方のテーブルセット5Cは、中央に設けられたテーブル5C1と、このテーブルを中心に設けられた前方の椅子5C2と後方の椅子5C3から構成されている。
d.右前方のテーブルセット5Dは、中央に設けられたテーブル5D1と、このテーブルを中心に設けられた前方の椅子5D2と後方の椅子5D3から構成されている。
e.右中央のテーブルセット5Eは、中央に設けられたテーブル5E1と、このテーブルを中心に設けられた前方の椅子5E2と後方の椅子5E3から構成されている。
【0014】
f.右後方のテーブルセット5Fは、中央に設けられたテーブル5F1と、このテーブルを中心に設けられた前方の椅子5F2と後方の椅子5F3から構成されている。
g.上記椅子のうち、左前方のテーブルセット5Aの後方の椅子5A3と、右前方のテーブルセット5Dの後方の椅子5D3は、ベンチ型椅子に構成され、両者間には座面間のふさぎ部5Gが着脱自在に取付けられている。
左後方のテーブルセット5Cの前方の椅子5C2と、右後方のテーブルセット5Fの前方の椅子5F2は、ベンチ型椅子に構成され、両者間には座面間のふさぎ部5Gが着脱自在に取付けられている。
【0015】
間仕切り装置3は、間仕切り装置用スペース4Aの上面に前後方向をもって敷設されたVレール部6と、Vレール部の上面に前後方向をもって配設された中央間仕切り7と、前方間仕切り8と、後方間仕切り9と、中央、前方、後方の連結固定板部10、10、10から構成されている。
A.Vレール部6は、前後方向の中央Vレール6Aと、中央Vレールの左方に平行に設けられた左方Vレール6Bと、中央Vレールの右方に平行に設けられた右方Vレール6Cから構成されている。
【0016】
B.中央間仕切り7と前方間仕切り8と後方間仕切り9は、側面前後に長い方形の仕切り板7A、8A、9Aと、仕切り板の下面に前後位置をもって設けられたV型戸車7B、8B、9Bと、仕切り板にテーブルセット群5におけるテーブル5A1、5B1、5C1、5D1、5E1、5F1の支持高さに対応する位置をもって開設された側面前後に長い係止用窓7C、8C、9Cと、これら係止用窓の下辺に突設された係止用突条7C1、8C1、9C1と、仕切り板7A、8A、9Aの左右面に係止用窓の下辺レベルをもって前後方向に添着された帯状のアクリル板7D、8D、9Dから構成されている。
このアクリル板7D、8D、9Dは、隣接する仕切り板同士の接触による摩耗を防ぐためのものである。
なお、7E、8E、9Eは、仕切り板7A、8A、9Aの上辺中央に取付けられたガラス面である。
7F、8F、9Fは、仕切り板7A、8A、9Aの左右面における下辺に前後方向をもって添着された帯状のアクリル板である。
このアクリル板7F、8F、9Fは、V型戸車の状態を透視するためのものである。
【0017】
C.中央間仕切り7は中央Vレール6Aの上面に、また、前方間仕切り8は右方Vレール6Cの上面に、さらに後方間仕切り9は左方Vレール6Bの上面にそれぞれ移動自在に載置されている。
【0018】
D.連結固定板部10は、固定板本体10Aと、左方テーブル側係止部10Bと、右方テーブル側係止部10Cから構成されている。(図9〜図17参照)
a.固定板本体10Aは、平面前後に長い方形の基板10A1と、係止溝群10A2と、左方係止用段部10A3と、右方係止用段部10A4から構成されている。
係止溝群10A2は、基板の下面に前後方向をもって刻設された中央溝M1と、左方溝M2と、右方溝M3から構成され、これらの各溝は、中央間仕切り7の係止用突条7C1、後方間仕切り9の係止用突条9C1、前方間仕切り8の係止用突条8C1のいずれかに上方から着脱自在に嵌合するよう構成されている。
b.左方テーブル側係止部10Bは、テーブルセット群5におけるテーブル5B1、5A1、5C1の右方辺の上面に、固定板本体10Aの左方係止用段部10A3が係止するよう形成された段部として構成されている。
なお、固定板本体10Aとテーブル5B1、5A1、5C1との間にはロック金物Rが設けられている。
c.右方テーブル側係止部10Cは、テーブルセット群5におけるテーブル5E1、5D1、5F1の左方辺の下面に、固定板本体10Aの右方係止用段部10A4が係止するよう形成された段部として構成されている。
なお、固定板本体10Aとテーブル5E1、5D1、5F1との間にはロック金物Rが設けられている。
【0019】
上述した左前方のテーブルセット5Aの後方の椅子5A3と、右前方のテーブルセット5Dの後方の椅子5D3の間に設けられた座面間のふさぎ部5Gと、上述した左後方のテーブルセット5Cの前方の椅子5C2と、右後方のテーブルセット5Fの前方の椅子5F2間に設けられた座面間のふさぎ部5Gについて説明する。
【0020】
E.座面間のふさぎ部5Gは、ふさぎ板5G1と、左方椅子側係止部5G2と、右方椅子側係止部5G3から構成されている。(図20〜図22参照)
a.ふさぎ板5G1は、平面前後に長い方形の基板5G11と、左方係止用段部5G12と、右方係止用段部5G13から構成されている。
b.左方椅子側係止部5G2は、テーブルセット群5における後方の椅子5A3と前方の椅子5C2における右方辺の上面に、ふさぎ板5G1の左方係止用段部5G12が係止するよう形成された段部として構成されている。
c.右方椅子側係止部5G3は、テーブルセット群5における後方の椅子5D3と前方の椅子5F2における左方辺の上面に、ふさぎ板5G1の右方係止用段部5G13が係止するよう形成された段部として構成されている。
【0021】
第2発明は、第1発明のテーブル席用可動式間仕切り装置1を用いて下記の各工程から構成されているテーブル席用可動式間仕切り装置の使用方法である。
図1を参照する。
第1工程
左中央のテーブルセット5Bと右中央のテーブルセット5Eとの間に、中央間仕切り7と、前方間仕切り8と、後方間仕切り9を重ねた状態で収納する。
第2工程
重ねた状態の中央間仕切り7と前方間仕切り8と後方間仕切り9における係止用窓7C、8C、9Cに、連結固定板部10における固定板本体10Aを挿入し、これら間仕切りを固定し、左前方のテーブルセット5Aにおける後方の椅子5A3と右前方のテーブルセット5Dにおける後方の椅子5D3の間に、座面間のふさぎ部5Gにおけるふさぎ板5G1を嵌込み固定し、左後方のテーブルセット5Cにおける前方の椅子5C2と右後方のテーブルセット5Fにおける前方の椅子5F2の間に、座面間のふさぎ部5Gにおけるふさぎ板5G1を嵌込み固定する。
【0022】
第3発明は、第1発明のテーブル席用可動式間仕切り装置1を用いて下記の各工程から構成されているテーブル席用可動式間仕切り装置の使用方法である。
図5を参照する。
第1工程
左中央のテーブルセット5Bと右中央のテーブルセット5Eとの間に、中央間仕切り7を位置せしめ、左前方のテーブルセット5Aと右前方のテーブルセット5Dとの間に、前方間仕切り8を位置せしめ、左後方のテーブルセット5Cと右後方のテーブルセット5Fとの間に、後方間仕切り9を位置せしめる。
第2工程
それぞれの係止用窓7C、8C、9Cに、各連結固定板部10における固定板本体10Aを挿入し、各間仕切りを固定する。
【0023】
【発明の効果】
本発明は、上述の通り構成されているので次に記載する効果を奏する。
1.来客数に対応した席を容易に作ることができる。
すなわち、左前方のテーブルセットと右前方のテーブルセットの間の前方間仕切り8と、左後方のテーブルセットと右後方のテーブルセットの間の後方間仕切り9が可動式であるため8名の来客の時、間仕切りを移動してすぐに8名席を用意できる。
2.4名ずつでテーブルセットを使うこともでき、顧客を待たせないですむ。
3.顧客の前で間仕切りを収縮あるいは伸張することで、客の数に対応する席数を用意することができる。
この結果、案内がすぐにできるので、顧客の待機時間が少ない。
4.待機時間が少ないので待合スペース自体もそれほどの空間を必要とせず、その分、他の空間として活用できる。
5.仕組みが単純なので壊れにくく、メンテナンスも行いやすい。
すなわち、間仕切り装置3は、比較的簡単な構造の間仕切り装置用スペース4Aの上面に前後方向をもって敷設されたVレール部6と、Vレール部の上面に前後方向をもって配設された中央間仕切り7と、前方間仕切り8と、後方間仕切り9と、中央、前方、後方の連結固定板部10から構成されているから、簡単かつ確実な操作により中央間仕切り7、前方間仕切り8、後方間仕切り9の収縮あるいは伸張状態を形成することができる。
【0024】
6.図4のように、中央間仕切り7に前方間仕切り8、後方間仕切り9を収縮した場合、これら間仕切りは一括して連結固定板部10で確実に固定されることになると共に、座面間のふさぎ部5Gによって該当する椅子間の隙間をふさぐことができる。
この結果、左前方のテーブルセット5Aと右前方のテーブルセット5Dを一体化し、また左後方のテーブルセット5Cと右後方のテーブルセット5Fを一体化することができる。
7.図5、6のように、中央間仕切り7の前後方向に前方間仕切り8、後方間仕切り9を伸張した場合、これら間仕切りは個々に連結固定板部10で固定されることになる。
この結果、左前方のテーブルセット5A、左中央のテーブルセット5B、左後方のテーブルセット5C、右前方のテーブルセット5D、右中央のテーブルセット5E、右後方のテーブルセット5Fを独立した状態で使用することができる。
勿論、前方間仕切り8と後方間仕切り9のうち、所望する一方のみを収縮あるいは伸張することができるのは当然である。
8.このほか、安価に製造できる、部品点数が少ないので組立が容易である、経済的である、などの効果をも有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】間仕切り装置を収縮した状態の全体の配列を説明する略図的平面図である。
【図2】テーブル席部の状態を説明する略図的平面図である。
【図3】テーブルセット群の状態を説明する略図的平面図である。
【図4】同上の斜視図である。
【図5】間仕切り装置を伸張した状態の全体の配列を説明する略図的平面図である。
【図6】同上の斜視図である。
【図7】中央間仕切り、前方間仕切り、後方間仕切りの斜視図である。
【図8】中央間仕切り、前方間仕切り、後方間仕切りを反転させ1部を省略した要部拡大斜視図である。
【図9】A−A線における要部拡大端面図である。
【図10】B−B線における要部拡大端面図である。
【図11】C−C線における要部拡大端面図である。
【図12】D−D線における要部拡大端面図である。
【図13】連結固定板部の使用状態を説明する要部拡大断面図である。
【図14】同上の分解斜視図である。
【図15】連結固定板部の斜視図である。
【図16】連結固定板部を反転させた状態の斜視図である。
【図17】連結固定板部の使用方法を説明する要部拡大断面図である。
【図18】座面間のふさぎ部の作用を説明する1部を省略した縦断面図である。
【図19】椅子と座面間のふさぎ部の関係を示す分解斜視図である。
【図20】座面間のふさぎ部の使用状態を示す分解縦断面図である。
【図21】ふさぎ板と左方椅子側係止部と右方椅子側係止部の関係を説明する縦断面図である。
【図22】ふさぎ板の下方から見た斜視図である。
【図23】従来の一例を説明する略図的平面図である。
【符号の説明】
1 第1発明のテーブル席用可動式間仕切り装置
2 テーブル席部
3 間仕切り装置
4 テーブル用スペース群
5 テーブルセット群
6 Vレール部
7 中央間仕切り
8 前方間仕切り
9 後方間仕切り
Claims (3)
- テーブル席部(2)と間仕切り装置(3)から構成され、
テーブル席部(2)は、テーブル用スペース群(4)とテーブルセット群(5)から構成され、
テーブル用スペース群(4)は、所定幅と長さをもって形成された間仕切り装置用スペース(4A)を中心に、左前方のスペース部(4B)と、左中央のスペース部(4C)と、左後方のスペース部(4D)と、右前方のスペース部(4E)と、右中央のスペース部(4F)と、右後方のスペース部(4G)から構成され、
テーブルセット群(5)は、各スペース部(4B、4C、4D、4E、4F、4G)内にそれぞれ設けられた左前方のテーブルセット(5A)、左中央のテーブルセット(5B)、左後方のテーブルセット(5C)、右前方のテーブルセット(5D)、右中央のテーブルセット(5E)、右後方のテーブルセット(5F)から構成され、
左前方のテーブルセット(5A)は、中央に設けられたテーブル(5A1)と、このテーブルを中心に設けられた前方の椅子(5A2)と後方の椅子(5A3)から構成され、左中央のテーブルセット(5B)は、中央に設けられたテーブル(5B1)と、このテーブルを中心に設けられた前方の椅子(5B2)と後方の椅子(5B3)から構成され、左後方のテーブルセット(5C)は、中央に設けられたテーブル(5C1)と、このテーブルを中心に設けられた前方の椅子(5C2)と後方の椅子(5C3)から構成され、右前方のテーブルセット(5D)は、中央に設けられたテーブル(5D1)と、このテーブルを中心に設けられた前方の椅子(5D2)と後方の椅子(5D3)から構成され、右中央のテーブルセット(5E)は、中央に設けられたテーブル(5E1)と、このテーブルを中心に設けられた前方の椅子(5E2)と後方の椅子(5E3)から構成され、右後方のテーブルセット(5F)は、中央に設けられたテーブル(5F1)と、このテーブルを中心に設けられた前方の椅子(5F2)と後方の椅子(5F3)から構成され、上記椅子のうち、左前方のテーブルセット(5A)の後方の椅子(5A3)と、右前方のテーブルセット(5D)の後方の椅子(5D3)は、ベンチ型椅子に構成され、両者間には座面間のふさぎ部(5G)が着脱自在に取付けられ、左後方のテーブルセット(5C)の前方の椅子(5C2)と、右後方のテーブルセット(5F)の前方の椅子(5F2)は、ベンチ型椅子に構成され、両者間には座面間のふさぎ部(5G)が着脱自在に取付けられ、
間仕切り装置(3)は、間仕切り装置用スペース(4A)の上面に前後方向をもって敷設されたVレール部(6)と、Vレール部の上面に前後方向をもって配設された中央間仕切り(7)と、前方間仕切り(8)と、後方間仕切り(9)と、中央、前方、後方の連結固定板部(10、10、10)から構成され、
Vレール部(6)は、前後方向の中央Vレール(6A)と、中央Vレールの左方に平行に設けられた左方Vレール(6B)と、中央Vレールの右方に平行に設けられた右方Vレール(6C)から構成され、
中央間仕切り(7)と前方間仕切り(8)と後方間仕切り(9)は、側面前後に長い方形の仕切り板(7A、8A、9A)と、仕切り板の下面に前後位置をもって設けられたV型戸車(7B、8B、9B)と、仕切り板にテーブルセット群(5)におけるテーブル(5A1、5B1、5C1、5D1、5E1、5F1)の支持高さに対応する位置をもって開設された側面前後に長い係止用窓(7C、8C、9C)と、これら係止用窓の下辺に突設された係止用突条(7C1、8C1、9C1)と、仕切り板(7A、8A、9A)の左右面に係止用窓の下辺レベルをもって前後方向に添着された帯状のアクリル板(7D、8D、9D)から構成され、
中央間仕切り(7)は中央Vレール(6A)の上面に、また、前方間仕切り(8)は右方Vレール(6C)の上面に、さらに後方間仕切り(9)は左方Vレール(6B)の上面にそれぞれ移動自在に載置され、
連結固定板部(10)は、固定板本体(10A)と、左方テーブル側係止部(10B)と、右方テーブル側係止部(10C)から構成され、固定板本体(10A)は、平面前後に長い方形の基板(10A1)と、係止溝群(10A2)と、左方係止用段部(10A3 )と、右方係止用段部(10A4)から構成され、係止溝群(10A2)は、基板の下面に前後方向をもって刻設された中央溝(M1)と、左方溝(M2)と、右方溝(M3)から構成され、これらの各溝は、中央間仕切り(7)の係止用突条(7C1)、後方間仕切り(9)の係止用突条(9C1)、前方間仕切り(8)の係止用突条(8C1)のいずれかに上方から着脱自在に嵌合するよう構成され、左方テーブル側係止部(10B)は、テーブルセット群(5)におけるテーブル(5B1、5A1、5C1)の右方辺の上面に、固定板本体(10A)の左方係止用段部(10A3)が係止するよう形成された段部として構成され、右方テーブル側係止部(10C)は、テーブルセット群(5)におけるテーブル(5E1、5D1、5F1)の左方辺の下面に、固定板本体(10A)の右方係止用段部(10A4)が係止するよう形成された段部として構成され、
上記左前方のテーブルセット(5A)の後方の椅子(5A3)と、右前方のテーブルセット(5D)の後方の椅子(5D3)の間に座面間のふさぎ部(5G)が設けられ、上記左後方のテーブルセット(5C)の前方の椅子(5C2)と、右後方のテーブルセット(5F)の前方の椅子(5F2)間に座面間のふさぎ部(5G)が設けられ、
座面間のふさぎ部(5G)は、ふさぎ板(5G1)と、左方椅子側係止部(5G2)と、右方椅子側係止部(5G3)から構成され、ふさぎ板(5G1)は、平面前後に長い方形の基板(5G11)と、左方係止用段部(5G12)と、右方係止用段部(5G13)から構成され、左方椅子側係止部(5G2)は、テーブルセット群(5)における後方の椅子(5A3)と前方の椅子(5C2)における右方辺の上面に、ふさぎ板(5G1)の左方係止用段部(5G12)が係止するよう形成された段部として構成され、右方椅子側係止部(5G3)は、テーブルセット群(5)における後方の椅子(5D3)と前方の椅子(5F2)における左方辺の上面に、ふさぎ板(5G1)の右方係止用段部(5G13)が係止するよう形成された段部として構成されていることを特徴とするテーブル席用可動式間仕切り装置。 - 請求項1記載のテーブル席用可動式間仕切り装置(1)を用いて下記の各工程から構成されていることを特徴とするテーブル席用可動式間仕切り装置の使用方法。
第1工程
左中央のテーブルセット(5B)と右中央のテーブルセット(5E)との間に、中央間仕切り(7)と、前方間仕切り(8)と、後方間仕切り(9)を重ねた状態で収納する。
第2工程
重ねた状態の中央間仕切り(7)と前方間仕切り(8)と後方間仕切り(9)における係止用窓(7C、8C、9C)に、連結固定板部(10)における固定板本体(10A)を挿入し、これら間仕切りを固定し、左前方のテーブルセット(5A)における後方の椅子(5A3)と右前方のテーブルセット(5D)における後方の椅子(5D3)の間に、座面間のふさぎ部(5G)におけるふさぎ板(5G1)を嵌込み固定し、左後方のテーブルセット(5C)における前方の椅子(5C2)と右後方のテーブルセット(5F)における前方の椅子(5F2)の間に、座面間のふさぎ部(5G)におけるふさぎ板(5G1)を嵌込み固定する。 - 請求項1記載のテーブル席用可動式間仕切り装置(1)を用いて下記の各工程から構成されていることを特徴とするテーブル席用可動式間仕切り装置の使用方法。
第1工程
左中央のテーブルセット(5B)と右中央のテーブルセット(5E)との間に、中央間仕切り(7)を位置せしめ、左前方のテーブルセット(5A)と右前方のテーブルセット(5D)との間に、前方間仕切り(8)を位置せしめ、左後方のテーブルセット(5C)と右後方のテーブルセット(5F)との間に、後方間仕切り(9)を位置せしめる。
第2工程
それぞれの係止用窓(7C、8C、9C)に各連結固定板部(10)における固定板本体(10A)を挿入し、各間仕切りを固定する。
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JP2001318956A JP3725061B2 (ja) | 2001-10-17 | 2001-10-17 | テーブル席用可動式間仕切り装置とテーブル席用可動式間仕切り装置の使用方法 |
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