JP3725037B2 - 汚水処理設備の運転制御システムおよび方法ならびにプログラム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ばっき攪拌槽内に微生物を浮遊状態に保ち、ばっきと攪拌を間欠的に繰り返すことにより汚水を処理する間欠ばっき式汚水処理設備の運転制御を行なう汚水処理設備の運転制御システムおよび方法ならびにプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、一般家庭雑排水の処理方法としては、接触ばっき法,活性汚泥併用生物膜法,回分式活性汚泥法,間欠ばっき法,膜分離活性汚泥法,オキシデーションディッチ法等の各種の方法が用いられている。これらの排水処理方法は、処理能力や設備コスト,運転コスト等の特性がさまざまであり、用途や目的に合わせて使い分けが行なわれている。
【0003】
近年では、農村地域を有する各自治体等において、農業集落の生活排水を適切に処理するための排水処理施設の設置が精力的に行なわれている。農業集落は、集落が低密度で散在していることから、数百人程度からせいぜい数千人程度の生活排水を処理できる小規模設備を多数分散させて設置する必要がある。このような小規模な人口を対象として比較的安価に効率よく排水を処理できる設備として、間欠ばっき法による設備が注目を集めている。
【0004】
上記間欠ばっき法による汚水処理では、おおむねつぎのようにして汚水処理が行なわれる。すなわち、まず、流量調整を行ってある程度一定量の汚水をばっき攪拌槽に流入させる。ついで、ばっき攪拌槽において流入させた汚水のばっきと攪拌を繰り返し、嫌気性・好気性の微生物で繰り返し有機物を消化させる。そして、汚泥を沈殿させて上澄み液を塩素消毒して放流することが行なわれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記間欠ばっき法による汚水処理では、正常な運転を行なううえで、ばっきと攪拌の時間調整やばっき攪拌槽中の溶存酸素量の制御が重要である。しかしながら、従来の汚水処理設備では、ばっきと攪拌の時間調整や溶存酸素量等の制御は、人手で調節しているのが実情であり、最低でも週に1回程度作業員の巡回が必要であった。しかも、その調節作業は、現場で設備の運転状況を見ながら経験則に基づいて行なわれており、作業員の経験等によって結果にばらつきがあり、必ずしも適切な調整が行なわれない。また、特に農業集落等では、平日と土日休日との間で汚水の排出量が大きく異なる傾向があり、従来のような週1回の巡回で確認された運転状況に基づいて調節を行なったとしても、全く適切な運転制御にはならないという問題がある。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、自動的に最適な運転条件に制御することができる汚水処理設備の運転制御システムおよび方法ならびにプログラムの提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の汚水処理設備の運転制御システムは、ばっき攪拌槽内に微生物を浮遊状態に保ち、ばっきと攪拌を間欠的に繰り返すことにより汚水を処理する間欠ばっき式汚水処理設備の運転制御を行なうシステムであって、ばっき攪拌槽におけるばっき時間と攪拌時間の設定に係る運転パターンを複数記憶するパターン記憶手段と、月,日,曜日,祝休日,季節等の暦データを出力するカレンダータイマと、上記パターン記憶手段に記憶された運転パターンのうち上記カレンダータイマが出力した暦データに応じた適当な運転パターンを読み出すパターン選択手段と、上記パターン選択手段で読み出された運転パターンにしたがってばっき攪拌槽の間欠運転を制御する運転制御手段とを備えたことを要旨とする。
【0009】
すなわち、本発明の汚水処理設備の運転制御システムは、ばっき攪拌槽におけるばっき時間と攪拌時間の設定に係る運転パターンを複数記憶するパターン記憶手段と、月,日,曜日,祝休日,季節等の暦データを出力するカレンダータイマと、上記パターン記憶手段に記憶された運転パターンのうち上記カレンダータイマが出力した暦データに応じた適当な運転パターンを読み出すパターン選択手段と、上記パターン選択手段で読み出された運転パターンにしたがってばっき攪拌槽の間欠運転を制御する運転制御手段とを備えている。このように、曜日等に応じた運転パターンを選択してその運転パターンにしたがってばっき攪拌槽の間欠運転を制御しうるため、例えば農村集落のように曜日によって汚水の流出量が異なる地域であっても、自動的に最適な運転条件に制御することができる。また、季節等に応じた運転パターンを選択してその運転パターンにしたがってばっき攪拌槽の間欠運転を制御しうるため、自動的に最適な運転条件に制御することができる。また、従来のような作業員による定期的な巡回が不要で無人運転が可能となり、運転コストが大幅に低下する。
【0012】
本発明の汚水処理設備の運転制御システムにおいて、ばっき攪拌槽の水温を測定する水温測定手段を備え、上記パターン選択手段が、パターン記憶手段に記憶された運転パターンのうち上記水温測定手段で測定された水温に応じた適当な運転パターンを優先させて読み出すようになっている場合には、測定した水温に応じた運転パターンを選択してその運転パターンにしたがってばっき攪拌槽の間欠運転を制御しうるため、自動的に最適な運転条件に制御することができる。
【0013】
本発明の汚水処理設備の運転制御システムにおいて、ばっき攪拌槽で処理した処理水から汚泥を除去する汚泥除去手段と、ばっき攪拌槽内の浮遊物濃度を測定する浮遊物濃度測定手段と、上記浮遊物濃度測定手段で測定された浮遊物濃度に応じた汚泥の除去量を決定する除去量決定手段と、上記除去量決定手段で決定された汚泥の除去量にしたがって上記汚泥除去手段による汚泥の除去量を制御する除去量制御手段とを備えている場合には、従来、経験に頼って行なっていた汚泥の除去量の制御を自動的に行なえるようになり、無人で常に最適の運転条件に制御することができる。
【0014】
本発明の汚水処理設備の運転制御システムにおいて、ばっき攪拌槽内の溶存酸素を測定する溶存酸素測定手段と、上記溶存酸素測定手段で測定された溶存酸素量に応じたばっき風量を決定する風量決定手段と、上記風量決定手段で決定されたばっき風量にしたがってばっき風量を制御する風量制御手段とを備えている場合には、従来、経験に頼って行なっていたばっき風量の制御を自動的に行なって溶存酸素量を最適に維持できるようになり、無人で常に最適の運転条件に制御することができる。
【0015】
本発明の汚水処理設備の運転制御システムにおいて、上記風量決定手段で決定されたばっき風量値を記憶する風量値記憶手段を備え、溶存酸素測定手段による溶存酸素の測定が不能になった場合、上記風量記憶手段に記憶されたばっき風量値に従ってばっき風量を制御するようになっている場合には、何らかの事故で溶存酸素の測定が不能になった場合であっても、風量記憶手段に記憶されたばっき風量値に従ってばっき風量を制御するため、無人で常に最適の運転条件に制御することができる。
【0016】
また、本発明の汚水処理設備の運転制御方法は、ばっき攪拌槽内に微生物を浮遊状態に保ち、ばっきと攪拌を間欠的に繰り返すことにより汚水を処理する間欠ばっき式汚水処理設備の運転制御を行なう方法であって、ばっき攪拌槽におけるばっき時間と攪拌時間の設定に係る運転パターンを複数記憶するステップと、上記記憶された運転パターンのうちカレンダータイマが出力する月,日,曜日,祝休日,季節等の暦データに応じた適当な運転パターンを読み出すステップと、上記読み出された運転パターンにしたがってばっき攪拌槽の間欠運転を制御するステップとを備えたことを要旨とする。
【0017】
すなわち、本発明の汚水処理設備の運転制御方法は、ばっき攪拌槽におけるばっき時間と攪拌時間の設定に係る運転パターンを複数記憶するステップと、上記記憶された運転パターンのうちカレンダータイマが出力する月,日,曜日,祝休日,季節等の暦データに応じた適当な運転パターンを読み出すステップと、上記読み出された運転パターンにしたがってばっき攪拌槽の間欠運転を制御するステップとを備えている。このように、曜日等に応じた運転パターンを選択してその運転パターンにしたがってばっき攪拌槽の間欠運転を制御しうるため、例えば農村集落のように曜日によって汚水の流出量が異なる地域であっても、自動的に最適な運転条件に制御することができる。また、季節等に応じた運転パターンを選択してその運転パターンにしたがってばっき攪拌槽の間欠運転を制御しうるため、自動的に最適な運転条件に制御することができる。また、従来のような作業員による定期的な巡回が不要で無人運転が可能となり、運転コストが大幅に低下する。
【0018】
また、本発明の汚水処理設備の運転制御プログラムは、ばっき攪拌槽内に微生物を浮遊状態に保ち、ばっきと攪拌を間欠的に繰り返すことにより汚水を処理する間欠ばっき式汚水処理設備の運転制御を行なうプログラムであって、ばっき攪拌槽におけるばっき時間と攪拌時間の設定に係る運転パターンを複数記憶する手順と、上記記憶された運転パターンのうちカレンダータイマが出力する月,日,曜日,祝休日,季節等の暦データに応じた適当な運転パターンを読み出す手順と、上記読み出された運転パターンにしたがってばっき攪拌槽の間欠運転を制御する手順とをコンピュータ装置に実行させることを要旨とする。
【0019】
すなわち、本発明の汚水処理設備の運転制御プログラムは、ばっき攪拌槽におけるばっき時間と攪拌時間の設定に係る運転パターンを複数記憶する手順と、上記記憶された運転パターンのうちカレンダータイマが出力する月,日,曜日,祝休日,季節等の暦データに応じた適当な運転パターンを読み出す手順と、上記読み出された運転パターンにしたがってばっき攪拌槽の間欠運転を制御する手順とをコンピュータ装置に実行させている。このように、曜日等に応じた運転パターンを選択してその運転パターンにしたがってばっき攪拌槽の間欠運転を制御しうるため、例えば農村集落のように曜日によって汚水の流出量が異なる地域であっても、自動的に最適な運転条件に制御することができる。また、季節等に応じた運転パターンを選択してその運転パターンにしたがってばっき攪拌槽の間欠運転を制御しうるため、自動的に最適な運転条件に制御することができる。また、従来のような作業員による定期的な巡回が不要で無人運転が可能となり、運転コストが大幅に低下する。
【0020】
なお、本発明において「コンピュータ装置」とは、いわゆる一般のコンピュータ装置だけでなく、プログラマブルコントローラや専用回路基板等も含む趣旨である。
【0021】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明の実施の形態を詳しく説明する。
【0022】
図1および図2は、本発明が適用される間欠ばっき式の汚水処理設備を示す図である。
【0023】
この汚水処理設備は、流入された汚水を通過させて汚泥をある程度細かくする荒目スクリーン33と、この荒目スクリーン33を通過した汚水を一時貯留してばっきすることにより砂を沈めるばっき沈砂槽30と、砂が沈められた汚水中の汚泥を破砕する破砕機34と、汚泥が破壊された汚水を貯留する原水ポンプ槽31とを備えている。
【0024】
また、上記汚水処理設備は、上記原水ポンプ槽31から原水ポンプ32で汲み上げられた原水を一時的に貯留して流量を調整する流量調整槽35を備えている。上記流量調整槽35には、槽内の原水を攪拌する攪拌ポンプ36と、流量を調整しながら原水を後の処理工程に送り出す流量調整ポンプ37とが設けられている。
【0025】
また、上記汚水処理設備は、上記流量調整槽35から送り出された原水を通過させて汚泥を細かくする細目スクリーン38と、この細目スクリーン38を通過した汚水を計量して一定量を後の処理工程に送る汚水計量槽39とを備えている。
【0026】
また、上記汚水処理設備は、上記汚水計量槽39で計量された汚水が貯留され、微生物を浮遊状態に保ちながらばっきと攪拌を間欠的に繰り返すことにより汚水を処理するばっき攪拌槽40を備えている。上記ばっき攪拌槽40にはばっき攪拌装置41が設けられ、所定風量でのばっきと攪拌とを間欠的に繰り返し、嫌気性・好気性の微生物で繰り返し有機物を消化させるようになっている。
【0027】
また、上記汚水処理設備は、上記ばっき攪拌槽40で処理された処理水を一時的に貯留して汚泥を沈殿させる沈殿槽43を備えている。この沈殿槽43には、所定時間ごとに沈殿した汚泥を引抜いて除去する汚泥引抜ポンプ44が設けられている。上記汚泥引抜ポンプ44で引抜かれた汚泥は、汚泥計量槽42で計量されて一部は返送汚泥としてばっき攪拌槽40に返送され、残部は後述する汚泥濃縮槽48に送られる。
【0028】
また、上記汚水処理設備は、上記沈殿槽43で汚泥を沈殿させた上澄み液を貯留する散水ポンプ槽45を備えている。この散水ポンプ槽45には、上記上澄み液をばっき攪拌槽40に散水するための散水ポンプ47が設けられている。さらに、上記汚水処理設備は、上記上澄み液を塩素消毒して放流する消毒槽46を備えている。
【0029】
また、上記汚水処理設備は、上記沈殿槽43から引抜かれた汚泥を濃縮する汚泥濃縮槽48を備えている。上記汚泥濃縮槽48において脱離した液体分は、流量調整槽35に戻されるようになっている。この汚泥濃縮槽48には、汚泥引抜ポンプ50が設けられ、濃縮された汚泥を汚泥貯留槽49に送り出すようになっている。上記汚泥貯留槽49に貯留された汚泥は、バキュームカー等で搬出される。
【0030】
図3は、上記のような汚水処理設備に適用される本発明の運転制御システムを示すブロック図である。
【0031】
このシステムは、ばっき攪拌槽40におけるばっき時間と攪拌時間の設定に係る運転パターンを複数記憶するパターン記憶手段13と、月,日,曜日,祝休日,季節等の暦データを出力するカレンダータイマ12とを備えている。
【0032】
また、このシステムは、上記パターン記憶手段13に記憶された運転パターンのうち上記カレンダータイマ12が出力する曜日等の暦データに応じた適当な運転パターンを読み出すパターン選択手段11と、上記パターン選択手段11で読み出された運転パターンにしたがってばっき攪拌槽40におけるばっき攪拌装置41の間欠運転を制御するばっき攪拌制御手段10とを備えている。
【0033】
また、このシステムは、ばっき攪拌槽40の水温を測定する水温測定器20を備えている。そして、上記パターン選択手段11は、パターン記憶手段13に記憶された運転パターンのうち上記水温測定器20で測定された水温に応じた適当な運転パターンを優先させて読み出すようになっている。
【0034】
ここで、上記パターン記憶手段13に記憶される運転パターンの一例を図4および図5に示す。この例では、ばっき攪拌装置41の運転パターンとして、パターンA,パターンB,パターンCの3種類が準備されている。
【0035】
上記パターンAは、40分の攪拌と20分のばっきを繰り返し、ばっき攪拌槽40中の溶存酸素(DO)の値がおよそ1.0〜3.0mg/lとなるよう設定されている。上記パターンBは、30分の攪拌と30分のばっきを繰り返し、ばっき攪拌槽40中の溶存酸素(DO)の値がおよそ1.0〜2.0mg/lとなるよう設定されている。上記パターンCは、25分の攪拌と35分のばっきを繰り返し、ばっき攪拌槽40中の溶存酸素(DO)の値がおよそ1.0〜1.5mg/lとなるよう設定されている。
【0036】
そして、図4に示すように、カレンダータイマ12が出力する曜日ごとに運転パターンを選択し、選択したパターンにしたがってばっき攪拌制御手段10でばっき攪拌装置41を制御するようになっている。この例では、月曜日〜金曜日までの平日はパターンAを選択して制御を行い、土曜日はパターンBを、日曜日はパターンCをそれぞれ選択して制御を行うようになっている。
【0037】
また、図5に示すように、水温測定器20で測定されたばっき攪拌槽40内の水温によって運転パターンを選択し、選択したパターンにしたがってばっき攪拌制御手段10でばっき攪拌装置41を制御するようになっている。この例では、水温22℃以上ではパターンAを選択して制御を行い、15℃〜22℃ではパターンBを、15℃以下ではパターンCをそれぞれ選択して制御を行うようになっている。
【0038】
そして、曜日によって選択されるパターンと、水温によって選択されるパターンとが異なる場合には、水温によって選択されるパターンを優先して選択し、それにしたがって制御を行なうようになっている。
【0039】
また、上記システムは(図3に戻る)、ばっき攪拌槽40内の溶存酸素を測定する溶存酸素測定器18と、ばっき攪拌槽40内の溶存酸素量の目標値を記憶する目標酸素量記憶部21とを備えている。この目標酸素量記憶部21に記憶される目標値は、データ入力部(図示せず)から入力したり変更したりできるようになっている。
【0040】
また、上記システムは、上記溶存酸素測定器18で測定された溶存酸素量と目標酸素量記憶部21に記憶される目標値とから、測定値に応じたばっき風量を演算する風量演算手段14を備えている。そして、上記風量演算手段14で演算されたばっき風量にしたがって、ばっき攪拌制御手段10(風量制御手段としても機能する)によりばっき風量を制御するようになっている。
【0041】
また、上記システムは、上記風量演算手段14で演算されたばっき風量の曜日ごとの平均値を算出する平均値算出手段23と、上記平均値算出手段23で算出された曜日ごとのばっき風量値を記憶する風量値記憶手段15とを備えている。そして、溶存酸素測定器18等に何らかのトラブルが発生して溶存酸素の測定が不能になった場合、上記風量記憶手段15にバックアップされたばっき風量値を読み出して、ばっき攪拌制御手段10により曜日ごとのばっき風量を制御するようになっている。
【0042】
ここで、上記平均値算出手段23による平均値の算出手法の一例を、図6に示す。この例では、まず、曜日(この例では木曜日である例を示している)の開始時点である午前零時からばっき風量のデータを5分間隔で採取し、1時間経過ごとに上記1時間内に採取された5分間隔のデータの平均値を算出する。
【0043】
そして24時間経過後、上記のようにして算出された1時間ごとの平均値Av1,Av2,…Av24から、さらに平均値を算出する。このようにして算出された平均値をその曜日の平均値(この例では木曜日の平均値Av(Thu)である)として風量記憶手段15に記憶させる。同様にして他の曜日の平均値も算出して曜日ごとの平均値を風量記憶手段15に記憶させることが行なわれる。
【0044】
また、上記システムは(図3に戻る)、ばっき攪拌槽40で処理した処理水から汚泥を除去する汚泥除去手段と、ばっき攪拌槽40内の浮遊物濃度を測定する浮遊物濃度測定器19と、ばっき攪拌槽40内の浮遊物濃度の目標値を記憶する目標濃度記憶部22とを備えている。この目標濃度記憶部22に記憶される目標値は、データ入力部(図示せず)から入力したり変更したりできるようになっている。
【0045】
また、上記システムは、上記浮遊物濃度測定器19で測定された浮遊物濃度と目標濃度記憶部22に記憶された目標値とから、測定値に応じた汚泥引抜ポンプ44(汚泥除去手段)による沈殿槽43内の汚泥の引抜時間(すなわち汚泥の除去量である)を算出する引抜時間演算手段(除去量決定手段)16を備えている。
【0046】
そして、上記引抜時間演算手段16で演算された引抜時間にしたがって上記汚泥引抜ポンプ44による汚泥の引抜時間を制御する引抜時間制御手段(除去量制御手段)17を備えている。
【0047】
つぎに、上記汚水処理設備の運転制御システムの動作の一例について、図7〜図9に示すフローチャート図をもとに説明する。なお、図において「S」は、ステップを意味する。
【0048】
まず、曜日と水温から運転パターンを選択して制御を行なう動作について説明する。
【0049】
図7に示すように、まず、カレンダータイマ12から現在何曜日であるかを読出す(S110)。ついで、水温測定器20によりばっき攪拌槽40内の水温を測定する(S120)。つぎに、カレンダータイマ12から出力された曜日と、水温測定器20で測定された水温とから、パターン選択手段11により最適な運転パターンを選択する(S130)。
【0050】
そして、パターン選択手段11で選択された運転パターンにしたがって、ばっき攪拌制御手段10によりばっき攪拌装置41の制御を行い、ばっきと攪拌の間欠運転の制御を行なう(S140)。ついで、停止する場合は終了し、停止しない場合は、ステップ110に戻って上記動作が繰り返される(S150)。
【0051】
このようにすることにより、曜日に応じた運転パターンを選択してその運転パターンにしたがってばっき攪拌槽40の間欠運転を制御するため、例えば農村集落のように曜日によって汚水の流出量が異なる地域であっても、自動的に最適な運転条件に制御することができる。また、従来のような作業員による定期的な巡回が不要で無人運転が可能となり、運転コストが大幅に低下する。さらに、測定した水温に応じた運転パターンを選択してその運転パターンにしたがってばっき攪拌槽40の間欠運転を制御するため、自動的に最適な運転条件に制御することができる。
【0052】
つぎに、溶存酸素量からばっき風量を演算して制御を行なう動作について説明する。
【0053】
図8に示すように、まず、溶存酸素量の目標値を設定する(S210)。ついで、溶存酸素測定器18でばっき攪拌槽40内の溶存酸素量を測定し(S220)、風量演算手段14により最適なばっき風量を演算する(S230)。そして、風量演算手段14で演算されたばっき風量にしたがってばっき攪拌制御手段10によりばっき攪拌装置41を制御する(S240)。
【0054】
ついで、ステップ250において、5分経過していなければステップ220に戻って上記動作を繰り返し、5分経過しているとその時点のばっき風量を5分間隔のデータとして採取して風量記憶手段15に記憶する(S260)。つぎに、ステップ270において、1時間経過していなければステップ220に戻って上記動作を繰り返し、1時間経過していると、ステップ260で記憶された5分間隔のばっき風量データの平均値を算出して1時間ごとのデータとして風量記憶手段15に記憶する(S280)。
【0055】
ついで、ステップ290において、24時間経過していなければステップ220に戻って上記動作を繰り返し、24時間経過していると、ステップ280で記憶された1時間ごとの平均値からさらに平均値を算出してその曜日のデータとして風量記憶手段15に記憶する(S300)。
【0056】
そして、ステップ310において、溶存酸素測定器18にトラブルが生じないで溶存酸素の測定が正常に行なわれている場合は、ステップ220に戻って上記動作が繰り返され、曜日ごとのデータが風量記憶手段15に記憶され蓄積される。
【0057】
一方、ステップ310において、溶存酸素測定器18にトラブル等が起こり、正常な測定ができなくなった場合は、カレンダータイマ12から出力されたその時点の曜日の風量の平均値を風量記憶手段15から読出し(S320)、読み出した平均値にしたがって風量の制御を行なう(S330)。ついで、停止する場合は終了し、停止しない場合は、ステップ330に戻って上記動作が繰り返される(S340)。
【0058】
このようにすることにより、従来、経験に頼って行なっていたばっき風量の制御を自動的に行なって溶存酸素量を最適に維持できるようになり、無人で常に最適の運転条件に制御することができる。また、何らかの事故で溶存酸素の測定が不能になった場合であっても、風量記憶手段15に記憶されたばっき風量値に従ってばっき風量を制御するため、無人で常に最適の運転条件に制御することができる。
【0059】
つぎに、浮遊物濃度から汚泥の引抜時間を演算して制御を行なう動作について説明する。
【0060】
図9に示すように、まず、浮遊物濃度の目標値を設定する(S410)。ついで、浮遊物濃度測定器19でばっき攪拌槽40内の浮遊物濃度を測定し(S420)、引抜タイミングであるかどうかの判断を行なう(S450)。
【0061】
ステップ450において、引抜タイミングが到来していなければ、ステップ420に戻って上記動作を繰り返し、引抜タイミングが到来していれば、引抜時間演算手段16により最適な引抜時間を演算する(S460)。そして、引抜時間演算手段16で演算された引抜時間にしたがって引抜時間制御手段17により汚泥引抜ポンプ44の引抜時間を制御する(S470)。ついで、停止する場合は終了し、停止しない場合は、ステップ420に戻って上記動作が繰り返される(S480)。
【0062】
このようにすることにより、従来、経験に頼って行なっていた汚泥の除去量の制御を自動的に行なえるようになり、無人で常に最適の運転条件に制御することができる。
【0063】
上記のような汚水処理設備の運転制御方法は、コンピュータ装置において実行される運転制御プログラムにより実現され、この運転制御プログラムは、記録媒体に記録されて提供されたり、電気通信回線を通じて提供される。
【0064】
以上のように、汚水処理設備の運転制御システムによれば、曜日に応じた運転パターンを選択してその運転パターンにしたがってばっき攪拌槽の間欠運転を制御するため、例えば農村集落のように曜日によって汚水の流出量が異なる地域であっても、自動的に最適な運転条件に制御することができる。また、季節によってばっき攪拌槽内の運転条件を変化させる場合も、季節に応じた運転パターンを選択してその運転パターンにしたがってばっき攪拌槽の間欠運転を制御するため、自動的に最適な運転条件に制御することができる。また、従来のような作業員による定期的な巡回が不要で無人運転が可能となり、運転コストが大幅に低下する。
【0065】
なお、上記実施の形態では、カレンダータイマ12から出力される曜日によって設定された運転パターンを選択して制御するようにしたが、これに限定するものではなく、曜日以外に祝日や年末年始の休み等に応じた運転パターンを選択して制御するようにすることもできる。また、カレンダータイマ12から出力される月,日,季節等に応じた運転パターンを選択して制御するようにすることもできる。
【0066】
また、上記実施の形態では、ばっき風量や汚泥の引抜時間を、測定値から演算により算出するようにしたが、これに限定するものではなく、あらかじめ換算テーブルを準備しておき、測定値をテーブルによって換算してばっき風量や汚泥の引抜時間を決定したり選択するようにもできる。
【0067】
さらに、上記実施の形態では、汚泥の引抜量を汚泥引抜ポンプによる引抜時間で制御するようにしたが、これに限定するものではなく、汚泥の引抜量を直接制御するようにしてもよい。これらの場合でも、同様の作用効果を奏する。
【0068】
【発明の効果】
以上のように、本発明の汚水処理設備の運転制御システムによれば、曜日等に応じた運転パターンを選択してその運転パターンにしたがってばっき攪拌槽の間欠運転を制御しうるため、例えば農村集落のように曜日によって汚水の流出量が異なる地域であっても、自動的に最適な運転条件に制御することができる。また、季節等に応じた運転パターンを選択してその運転パターンにしたがってばっき攪拌槽の間欠運転を制御しうるため、自動的に最適な運転条件に制御することができる。また、従来のような作業員による定期的な巡回が不要で無人運転が可能となり、運転コストが大幅に低下する。
【0070】
また、本発明の汚水処理設備の運転制御方法によれば、曜日等に応じた運転パターンを選択してその運転パターンにしたがってばっき攪拌槽の間欠運転を制御しうるため、例えば農村集落のように曜日によって汚水の流出量が異なる地域であっても、自動的に最適な運転条件に制御することができる。また、季節等に応じた運転パターンを選択してその運転パターンにしたがってばっき攪拌槽の間欠運転を制御しうるため、自動的に最適な運転条件に制御することができる。また、従来のような作業員による定期的な巡回が不要で無人運転が可能となり、運転コストが大幅に低下する。
【0071】
また、本発明の汚水処理設備の運転制御プログラムによれば、曜日等に応じた運転パターンを選択してその運転パターンにしたがってばっき攪拌槽の間欠運転を制御しうるため、例えば農村集落のように曜日によって汚水の流出量が異なる地域であっても、自動的に最適な運転条件に制御することができる。また、季節等に応じた運転パターンを選択してその運転パターンにしたがってばっき攪拌槽の間欠運転を制御しうるため、自動的に最適な運転条件に制御することができる。また、従来のような作業員による定期的な巡回が不要で無人運転が可能となり、運転コストが大幅に低下する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の運転制御システムが適用される汚水処理設備の一例を示す構成説明図である。
【図2】上記汚水処理設備の工程を示すフローチャートである。
【図3】本発明の運転制御システムの一実施の形態を示すブロック図である。
【図4】運転パターンの一例を示す図である。
【図5】運転パターンの一例を示す図である。
【図6】ばっき風量の算出手法を説明する図である。
【図7】本発明の運転制御方法の一実施の形態を示すフローチャートである。
【図8】本発明の運転制御方法の一実施の形態を示すフローチャートである。
【図9】本発明の運転制御方法の一実施の形態を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 ばっき攪拌制御手段
11 パターン選択手段
12 カレンダータイマ
13 パターン記憶手段
40 ばっき攪拌槽

Claims (7)

  1. ばっき攪拌槽内に微生物を浮遊状態に保ち、ばっきと攪拌を間欠的に繰り返すことにより汚水を処理する間欠ばっき式汚水処理設備の運転制御を行なうシステムであって、ばっき攪拌槽におけるばっき時間と攪拌時間の設定に係る運転パターンを複数記憶するパターン記憶手段と、月,日,曜日,祝休日,季節等の暦データを出力するカレンダータイマと、上記パターン記憶手段に記憶された運転パターンのうち上記カレンダータイマが出力した暦データに応じた適当な運転パターンを読み出すパターン選択手段と、上記パターン選択手段で読み出された運転パターンにしたがってばっき攪拌槽の間欠運転を制御する運転制御手段とを備えたことを特徴とする汚水処理設備の運転制御システム。
  2. ばっき攪拌槽の水温を測定する水温測定手段を備え、上記パターン選択手段が、パターン記憶手段に記憶された運転パターンのうち上記水温測定手段で測定された水温に応じた適当な運転パターンを優先させて読み出すようになっている請求項1記載の汚水処理設備の運転制御システム。
  3. ばっき攪拌槽で処理した処理水から汚泥を除去する汚泥除去手段と、ばっき攪拌槽内の浮遊物濃度を測定する浮遊物濃度測定手段と、上記浮遊物濃度測定手段で測定された浮遊物濃度に応じた汚泥の除去量を決定する除去量決定手段と、上記除去量決定手段で決定された汚泥の除去量にしたがって上記汚泥除去手段による汚泥の除去量を制御する除去量制御手段とを備えている請求項1または2記載の汚水処理設備の運転制御システム。
  4. ばっき攪拌槽内の溶存酸素を測定する溶存酸素測定手段と、上記溶存酸素測定手段で測定された溶存酸素量に応じたばっき風量を決定する風量決定手段と、上記風量決定手段で決定されたばっき風量にしたがってばっき風量を制御する風量制御手段とを備えている請求項1〜のいずれか一項に記載の汚水処理設備の運転制御システム。
  5. 上記風量決定手段で決定されたばっき風量値を記憶する風量値記憶手段を備え、溶存酸素測定手段による溶存酸素の測定が不能になった場合、上記風量記憶手段に記憶されたばっき風量値に従ってばっき風量を制御するようになっている請求項記載の汚水処理設備の運転制御システム。
  6. ばっき攪拌槽内に微生物を浮遊状態に保ち、ばっきと攪拌を間欠的に繰り返すことにより汚水を処理する間欠ばっき式汚水処理設備の運転制御を行なう方法であって、ばっき攪拌槽におけるばっき時間と攪拌時間の設定に係る運転パターンを複数記憶するステップと、上記記憶された運転パターンのうちカレンダータイマが出力する月,日,曜日,祝休日,季節等の暦データに応じた適当な運転パターンを読み出すステップと、上記読み出された運転パターンにしたがってばっき攪拌槽の間欠運転を制御するステップとを備えたことを特徴とする汚水処理設備の運転制御方法。
  7. ばっき攪拌槽内に微生物を浮遊状態に保ち、ばっきと攪拌を間欠的に繰り返すことにより汚水を処理する間欠ばっき式汚水処理設備の運転制御を行なうプログラムであって、ばっき攪拌槽におけるばっき時間と攪拌時間の設定に係る運転パターンを複数記憶する手順と、上記記憶された運転パターンのうちカレンダータイマが出力する月,日,曜日,祝休日,季節等の暦データに応じた適当な運転パターンを読み出す手順と、上記読み出された運転パターンにしたがってばっき攪拌槽の間欠運転を制御する手順とをコンピュータ装置に実行させることを特徴とする汚水処理設備の運転制御プログラム。
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