JP3724234B2 - 情報配信装置および記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数の表示装置と通信接続され、各表示装置に対する出力情報の配信を制御する情報配信装置、およびその記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、一般家庭において、テレビ受像機やビデオデッキ、インターネット端末等の家電製品は、その低価格化、小型化あるいはパーソナル化に伴って1家庭で複数台ずつ設置されるまで普及し始めているが、テレビ受像機やビデオデッキ、インターネット端末の設置場所は、アンテナ端子や電話回線が装備されている部屋に限られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、ユーザが利用したい家電製品はそれが設置されている部屋でしか利用することができなかった。また、必要とする部屋にテレビ受像機等を1台ずつ設置することは、コスト高となると共に、利用者が部屋を移動する毎に、移動先でテレビ受像機等を立ち上げてそれまで見ていた番組に切り換えたり、ビデオカセットを移動先の部屋まで持ち運んで再生する必要がある等、利便性の点においても難点があった。
この発明の課題は、テレビ受像機やインターネット端末等を複数の場所にそれぞれ設置しておく必要はなく、必要とする場所に表示装置をそれぞれ設置しておくだけで、利用者がどの場所に移動したとしても、それまで見ていた情報を移動先でも見ることができるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、複数の表示装置と通信接続され、各表示装置に対する出力情報の配信を制御する情報配信装置であって、複数の利用者の各々に対応する情報を出力する情報出力手段と、上記複数の利用者の内の何れかの利用者からの指示があった際に、その指示した利用者を特定すると共に、その指示した利用者の位置近傍の表示装置を特定する特定手段と、上記情報出力手段から上記特定された利用者に対応する出力情報を選択し、その選択された出力情報を上記特定された表示装置に対して配信する情報配信手段と、を具備したことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、この発明の第1実施形態を図1〜図3を参照して説明する。この実施形態は一般家庭内に構築される表示装置管理システムに適用したものであり、テレビ受像機やインターネット端末等の各種家電製品を各部屋毎に分散配置せず、それを集中管理室に集めて配置しておき、この集中管理室から各部屋のディスプレイ装置、スピーカに映像データやオーディオデータを配信するようにしたものである。図1(A)は家屋内の間取り図、(B)は部屋イメージを示し、各部屋(1)、(2)、(3)の壁面には、フラットディスプレイ装置DPが1台ずつ設置されている。また、集中管理室(4)には、テレビ受像機、ビデオデッキ、インターネット端末等の各種家電製品EHが集中設置されていると共に、各種家電製品EHからの映像データをディスプレイ装置DPへ配信する情報配信装置ALが設置されている。ここで、各部屋に分散設置された各ディスプレイ装置DPは、壁掛け用の大型フラットパネル型のカラー液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、ELディスプレイ装置である。このディスプレイ装置DPにはスピーカSP、マイクロホンMCが付属されており、図1(B)に示すようにディスプレイ装置DPに並べてスピーカSP、マイクロホンMCはその部屋の壁面に配置されている。ここで、スピーカSPは情報配信装置ALから映像データと共に配信されて来るオーディオデータを音響変換して出力するものであり、マイクロホンMCは利用者によって発音された入力音声を取り込むもので、マイクロホンMCから入力された利用者の音声信号は、情報配信装置ALに取り込まれてその解析が行われ、その結果、情報配信装置ALは利用者を特定したり、入力音声の内容に応じたコマンドを生成し、このコマンドに応じた制御を行う。また、ディスプレイ装置DPが設置されている上方所定位置には、人体感知センサHSが設置されている。この人体感知センサHSはディスプレイ装置DPの近傍に利用者が居るか否かを常時監視するために設置されたもので、人体が発する熱の分布状態を検出する。この人体感知センサHSの検出信号は情報配信装置ALに取り込まれ、情報配信装置ALは各人体感知センサHSからの検出信号に基づいて利用者が居る部屋のディスプレイ装置DPを特定する。なお、各部屋(1)〜(3)に配置されたディスプレイ装置DP、スピーカSP、マイクロホンMC、人体感知センサHSは、集中管理室(4)の情報配信装置ALに接続されているが、例えば、家屋の新築時、改築時に先行配線された配線網を介してそれらの接続が行われる。
【0007】
図2はこの表示装置管理システムの全体構成を示したブロック図である。情報配信装置ALはCPU1を中核とするもので、このCPU1は各種プログラムにしたがってこの情報配信装置ALの全体動作を制御する。記憶装置2はオペレーティングシステムや各種アプリケーションプログラム、データベース、文字フォントデータ等が予め格納されている記憶媒体3やその駆動系を有している。この記憶媒体3は固定的に設けたもの、もしくは着脱自在に装着可能なものであり、フロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、RAMカード等の磁気的・光学的記憶媒体、半導体メモリによって構成されている。CPU1は通信回線等を介して他の機器側から送信されて来たプログラム、データを受信して記憶媒体3に格納したり、他の機器側に設けられている記憶媒体に格納されているプログラム、データを通信回線等を介して使用することもできる。また、CPU1には入力チャネル切換部4、ホーム監視装置5、出力チャネル切換部6がバスラインを介して接続されており、入出力プログラムにしたがってCPU1はそれらの動作を制御する。
【0007】
入力チャネル切換部4は集中管理室(4)に設置されている各種の家電製品EHのうちそのいずれかを入力元として切換指定するもので、CPU1はその切り換えを制御することにより入力チャネル切換部4を介して入力された家電製品EHからの映像データ、オーディオデータを取り込む。ここで、家電製品EHとしてメインテレビ受像機11、ビデオデッキ12、ビデオオンデマンド端末(CATV)13、インターネット端末14がそれぞれ1台ずつ設置されており、入力チャネル切換部4によってそれらは選択的に指定される。CPU1は入力チャネル切換部4を介して取り込んだ映像データ、オーディオデータをどの部屋のディスプレイ装置DP、スピーカSPへ配信するかを決定する。すなわち、各部屋(1)〜(3)に分散配置されている各ディスプレイ装置DP、スピーカSPのうち、利用者が居る場所のディスプレイ装置DP、スピーカSPを特定し、特定されたディスプレイ装置DP、スピーカSPを出力先として指定するために出力チャネルの切り換えを行い、出力先として切り換え指定されたディスプレイ装置DP、スピーカSPへ映像データ、オーディオデータを配信する。ここで、ホーム監視装置5は各部屋〜(3)に配置されている人体感知センサHSからの検出信号に基づいて利用者が居る部屋を常時監視するもので、CPU1はホーム監視装置5からの監視結果を取り込んで利用者の居る部屋のディスプレイ装置DP、スピーカSPを特定し、出力チャネル切換部6を制御する。その際、CPU1はホーム監視装置5からの監視結果に基づいて利用者が居る部屋(センサ位置)を判断し、このセンサ位置に基づいて変換テーブル7を参照し、その部屋に設置されているディスプレイ装置DPを指定するためのディスプレイ番号を取得し、このディスプレイ番号に基づいて出力チャネル切換部6を制御する。
【0008】
変換テーブル7は各部屋(1)〜(3)毎に設置されている人体感知センサHSを指定するためのセンサ番号とディスプレイ装置DPを指定するためのディスプレイ番号とを対応付けた対応表であり、その内容はシステム構築時、あるいは変更時に設定される。出力チャネル切換部6には各ディスプレイ装置DP、スピーカSPが配線網(電源ライン、映像ライン、オーディオライン)を介して接続されており、出力チャネル切換部6はCPU1の制御によって出力チャネルの切り換えを行う。なお、出力チャネル切換部6は、セレクタチャネル、マッチプレクサチャネルの何れであってもよいが、利用者が居る部屋のディスプレイ装置DP、スピーカSPを出力先として指定する。また各部屋(1)〜(3)に設置されているマイクロホンMCからの入力音声は、音声入力装置8を介してCPU1に取り込まれる。音声入力装置8は入力音声をアナログ/デジタル変換するもので、CPU1は音声入力装置8からデジタル音声データを取り込み、この入力音声と予め利用者毎に登録されている登録音声との特徴比較を行うことによって利用者は誰かを特定したり、入力音声を解析してその入力音声の内容に応じた指示コマンドを生成する。例えば、CPU1は利用者からの音声入力指示によりテレビ電源ON/OFF指令、テレビチャンネル切換指令、メールオープン指令等の指示コマンドを生成し、この指示コマンドに応じた処理を行い、入力チャネル切換部4を介して各種家電製品EHを制御する。
【0009】
次に、この表示装置管理システムの動作を図3に示すフローチャートにしたがって説明する。ここで、このフローチャートに記述されている各機能を実現するためのプログラムは、読み取り可能なプログラムコードの形態で記憶装置2内に格納されており、CPU1はこのプログラムコードにしたがった動作を逐次実行する。なお、このことは後述する他の実施形態においても同様である。
図3は情報配信装置ALの動作を示したフローチャートで、先ず、CPU1はホーム監視装置5を介して各人体感知センサHSからの検出信号を取り込み、それに基づいて利用者が居る部屋のセンサ位置を取得すると共に(ステップA1)、このセンサ位置に基づいて変換テーブル7を参照して利用者が居る部屋のディスプレイ装置DPを特定する(ステップA2)。なお、この第1実施形態においては、家屋内に利用者が1人居る場合を想定している。
次に、特定されたディスプレイ装置DP側の予備電源はONさせる(ステップA3)。この場合、出力チャネル切換部6を制御し、その電源ラインの出力チャネルの切り換えが行われる。なお、予備電源とは、その部屋のディスプレイ装置DPに対しては映像データを受付可能とし、マイクロホンMCに対しては音声入力を受付可能とする待機状態を示している。この待機状態において、特定ディスプレイ装置DP側から利用者による音声指示が有ったかを調べるが(ステップA4)、予備電源ON直後は音声指示は無いので、ステップA5に進み、利用者が居る部屋のセンサ位置を取得する。そして、今回取得したセンサ位置は、前回取得したセンサ位置と同じか、つまり利用者は部屋を移動していないかを調べ(ステップA6)、移動していなければ、ステップA4に戻り、その利用者からの音声指示を待つ。なお、この音声指示待ち状態において、利用者がその部屋を出て次の部屋に移動した場合には、ステップA6でセンサ位置の不一致が検出されるため、ステップA2で特定したディスプレイ装置DP側へ対し、その電源ラインを遮断して電源をOFFする(ステップA7)。
【0010】
一方、音声指示待ち状態において、利用者から音声入力が有った場合には、ステップA4からステップA8に進み、入力音声の内容を解析し、この場合、元の部屋のディスプレイ装置DP側の予備電源が切られる。そして、今回取得したセンサ位置(移動先の部屋)に対応するディスプレイ装置DPを特定するためにステップA2に戻り、移動先側においてその予備電源をONする。これによって利用者が部屋を移動する毎に、それに追随して元の部屋の予備電源をOFFすると共に、移動先の部屋の予備電源をONする。テレビ電源ON指令かを調べる。この場合、テレビ電源ON指令でなければ、ビデオデッキ、インターネット端末等の電源ON指令かを調べる。なお、図3のフローチャートは、テレビ電源のONが音声指示された場合の配信処理を例示し、その他の家電製品EHに対する電源ON指令に基づいて配信処理は、基本的に同様であるため、それを図示省略している。いま、テレビ電源のONが音声指示された場合、CPU1は各種家電製品EHのうちメインTV受像機11の電源をONする(ステップA9)。そして、利用者が居る特定ディスプレイ装置DP側を出力先として指定するためにCPU1は出力チャネル切換部6を制御し、TV映像出力信号、音声出力信号の出力チャネルを特定ディスプレイ装置DP側に設定する(ステップA6)。これによって利用者が居る特定ディスプレイ装置DP側ではテレビ放映が行われる。この状態において、センサ位置を取得し(ステップA11)、前回取得したセンサ位置と今回取得したセンサ位置とに基づいて利用者が他の部屋に移動したかを監視し(ステップA12)、移動していなければその利用者から音声指示が有るかを調べる(ステップA13)。ここで、音声指示が無ければステップA11に戻るが、音声指示が有れば、その指示内容を解析し、テレビOFFの指示ではなく、その他の音声指示であれば、ステップA15に進み、その指示内容にしたがってメインTV受像機11を制御し、チャンネル切換えや音量調整等を行ってステップA11に戻るが、テレビOFFの指示であれば、ステップA16に進み、メインTV受像機11の電源をOFFさせてステップA4に戻る。一方、テレビ放映されている部屋から他の部屋へその利用者が移動した場合には、ステップA12でそのことが検出されてステップA17に進み、現在特定されているディスプレイ装置DP、つまり利用者が移動する前の部屋のディスプレイ装置DPに対する予備電源をOFFする。そして、今回取得したセンサ位置(移動先)のディスプレイ装置DPを特定し(ステップA18)、この特定ディスプレイ装置DPの予備電源をONさせる(ステップA19)。そして、ステップA10に戻り、テレビ映像出力信号、音声出力信号の出力チャネルを今回特定したディスプレイ装置DPに設定する。この結果、利用者が部屋を移動した場合でもその移動に合わせて移動先のディスプレイ装置DPに対して元の部屋で見ていたテレビ放送を表示させることができる。
【0011】
以上のようにこの第1実施形態においては、複数の部屋に分散配置された各ディスプレイ装置DPのうち、利用者が居る部屋のディスプレイ装置DPを特定し、そのディスプレイ装置DPを出力先として指定するためにCPU1は出力チャネル切換部6を制御し、出力チャネルの切り換えを行う。そして、出力先として指定されたディスプレイ装置DPに表示情報を配信することにより、利用者が他の部屋に移動した場合でも、それに追随して移動先のディスプレイ装置DPを指定して表示情報を切り換え表示させることができるので、テレビ受像機やインターネット端末等を複数の場所にそれぞれ設置しておく必要はなく、必要とする場所に表示装置をそれぞれ設置しておくだけで、利用者がどの場所に移動したとしても、それまで見ていた情報を移動先でも見ることができる。この場合、ホーム監視装置5はディスプレイ装置DP毎に設置された人体感知センチHSの出力を監視し、各人体感知センチHSの出力に基づいて利用者が居る部屋のディスプレイ装置DPを特定することができる。また、各ディスプレイ装置DP毎にマイクロホンMCが設置されており、利用者からの音声指示にしたがってCPU1はその指示にしたがって家電製品EHを制御し、その表示情報を配信することができる。また、メインTV受像機11、ビデオデッキ12、ビデオオンデマンド端末13、インターネット端末14の各種家電製品EHのうち、利用者の音声指示によって任意に選択された家電製品EHの表示情報を配信することができる。更に、利用者が居る部屋だけそのディスプレイ装置DPの予備電源をONし、利用者が部屋を移動したら元の部屋のディスプレイ装置DPの予備電源を切り、移動先の部屋のディスプレイ装置DPの予備電源をONするようにしたから、節電効果も有する。
【0012】
(第2実施形態)
以下、図4を参照してこの発明の第2実施形態を説明する。なお、上述した第1実施形態は家屋内に利用者が1人居る場合を想定したが、この第2実施形態は利用者が複数人居る場合を想定している。そして、ホーム監視装置5によって利用者がどの部屋に居るかを監視すると共に、利用者から音声指示があった際に、その音声の特徴を解析することによってその利用者は誰かを特定するようにしている。
先ず、ステップB1ではセンサ報知有りか、つまり、ホーム監視装置5は各人体感知センサHSの出力に基づいていずれかの部屋に1人でも利用者が居るかを監視しており、1人でも居なければ各種の家電製品EHやディスプレイ装置DPは、全て電源OFF状態となっているが、1人でも居れば全ての部屋の予備電源をONさせる(ステップB2)。この場合においても予備電源とは、ディスプレイ装置DP、マイクロホンMCを受付可能とする待機状態を示している。この状態において、いずれかのディスプレイ装置DP側から音声指示が有るかを調べ(ステップB3)、音声指示が有るまで待機する。すなわち、利用者がいずれかの部屋に1人でも居れば、ステップB6でそのことが検出されてステップB3に戻る待機状態となる。ここで、利用者が居ない場合には各部屋のディスプレイ装置DP側の予備電源をOFFし(ステップB7)、またタイマ予約等を除き、電源ONの家電製品EHが有れば(ステップB8)、その家電製品EHの電源をOFFする(ステップB9)。そして、初期状態(ステップB1)に戻る。
【0013】
一方、利用者からの音声指示待ち状態において、音声指示が有れば、その利用者が居る部屋のディスプレイ装置DPを特定すると共に(ステップB4)、指示ユーザが誰れかを判別して利用者を特定する(ステップB5)。この場合、音声認識によりその利用者の音声特徴を解析することによってユーザの特定を行う。そして、音声指示された内容を判別し(ステップB10)、それがメインTV受像機11に関連するものであれば(ステップB11)、ステップB5で特定したユーザ対応のテレビチューナ電源がONされているかを調べる(ステップB12。この第2実施形態においては、チューナとユーザとの対応関係を任意に設定可能なもので、図1に示すチューナ別設定データUPTは、どのユーザを対応するチューナに割り当てるかを示すデータである。いま、特定ユーザ対応のチューナがOFFされていればそれをONさせたのち(ステップB13)、特定ユーザが予め指定しておいたテレビチャンネルを選択し(ステップB14)、ユーザ対応のテレビチューナ出力信号の出力チャネルを、特定されたディスプレイ装置DPに設定する(ステップB15)。次に、ステップB16に進み、音声指示された内容がメイン電源ONであれば、メインTV受像機11のメイン電源をONさせる(ステップB18)。これによって特定ユーザは予め指定しておいた局のテレビ放送を見ることができる。また、指示内容がその他のテレビ制御であれば、その指示にしたがってチャンネル切換、音量調整等が行われる(ステップB17)。他方、音声指示内容がメール関連であれば(ステップB19)、特定ユーザ対応のメールボックスMBX(図1参照)はオープン済みかを調べ(ステップB20)、オープン済みでなければ、インターネット端末14を立ち上げると共に(ステップB21)、特定ユーザ対応のメールボックスMBXをオープンしたのち(ステップB22)、メール端末出力信号を特定されたディスプレイ装置DPに設定する(ステップB23)。次に、ステップB24に進み、指示内容にしたがったメール処理を行う。例えば、特定メールオープン、メール作成、返信、メール音声読み上げ等を行う。
【0014】
以上のようにこの第2実施形態においては、上述した第1実施形態と同様の効果を有する他、ユーザが居る部屋を特定すると共に、そのユーザからの音声指示により指示ユーザは誰かを特定し、特定されたユーザ対応の表示情報をそのユーザが居る部屋のディスプレイ装置DPに配信するようにしたから、そのユーザが必要とする情報をどの部屋に居ても見ることができる。
【0015】
なお、上述した各実施形態は、各部屋に人体感知センサHSを配置したが、ユーザ毎に小型発信機を携帯させ、その発信機からユーザ識別コードを発信出力させるようにしてもよい。また、一般家庭に限らず、会社等にも適用できる他、屋外システムであってもよい。
【0016】
【発明の効果】
本発明によれば、複数の利用者の内で何れかの利用者からの指示に基づいて、その指示した利用者を特定すると共に、その利用者位置近傍の表示装置を特定し、その特定された利用者に対応する出力情報を自動選択して上記特定された表示装置に対して配信するようにしたので、利用者からの指示があった際は、その利用者に対応して自動選択される出力情報を、その利用者の居る位置近傍の表示装置に対して直ちに自動配信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの表示装置管理システムが構築される家屋内の間取り図、(B)は部屋イメージを示した図。
【図2】この表示装置管理システムの全体構成を示したブロック図。
【図3】表示装置管理システムの動作を示したフローチャート。
【図4】第2実施形態における表示装置管理システムの動作を示したフローチャート。
【符号の説明】
1 CPU
2 記憶装置
3 記憶媒体
4 入力チャネル切換部
5 ホーム監視装置
6 出力チャネル切換部
7 変換テーブル
11 メインTV受像機
12 ビデオデッキ
13 ビデオオンデマンド端末
14 インターネット端末
DP ディスプレイ装置
EH 家電製品
AL 情報配信装置
MC マイクロホン
HS 人体感知センチ
Claims (2)
- 複数の表示装置と通信接続され、各表示装置に対する出力情報の配信を制御する情報配信装置であって、
複数の利用者の各々に対応する情報を出力する情報出力手段と、
上記複数の利用者の内の何れかの利用者からの指示があった際に、その指示した利用者を特定すると共に、その指示した利用者の位置近傍の表示装置を特定する特定手段と、
上記情報出力手段から上記特定された利用者に対応する出力情報を選択し、その選択された出力情報を上記特定された表示装置に対して配信する情報配信手段と、
を具備したことを特徴とする情報配信装置。 - コンピュータに、
複数の利用者の各々に対応する情報を出力する情報出力機能と、
上記複数の利用者の内の何れかの利用者からの指示があった際に、その指示した利用者を特定すると共に、その指示した利用者の位置近傍の表示装置を特定する特定機能と、
上記情報出力機能から上記特定された利用者に対応する出力情報を選択し、その選択された出力情報を上記特定された表示装置に対して配信する情報配信機能と、
を実現させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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