JP2000187474A - 表示装置管理システムおよびそのプログラム記録媒体 - Google Patents

表示装置管理システムおよびそのプログラム記録媒体

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JP2000187474A
JP2000187474A JP37618998A JP37618998A JP2000187474A JP 2000187474 A JP2000187474 A JP 2000187474A JP 37618998 A JP37618998 A JP 37618998A JP 37618998 A JP37618998 A JP 37618998A JP 2000187474 A JP2000187474 A JP 2000187474A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレビ受像機やインターネット端末等を複数
の場所にそれぞれ設置しておく必要はなく、必要とする
場所に表示装置をそれぞれ設置しておくだけで、利用者
がどの場所に移動したとしても、それまで見ていた情報
を移動先でも見ることができる。 【解決手段】 各部屋に分散して配置されているディス
プレイ装置DPのうち、ホーム監視装置5は利用者が居
る部屋のディスプレイ装置DPを特定する。CPU1は
出力チャネル切換部6を制御し、特定されたディスプレ
イ装置DPを出力先として指定すると共に、指定したデ
ィスプレイ装置DPに対して家電製品からの表示情報を
配信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の場所に分
散して配置された表示装置を管理する表示装置管理シス
テムおよびそのプログラム記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、一般家庭において、テレビ受像機
やビデオデッキ、インターネット端末等の家電製品は、
その低価格化、小型化あるいはパーソナル化に伴って1
家庭で複数台ずつ設置されるまで普及し始めているが、
テレビ受像機やビデオデッキ、インターネット端末の設
置場所は、アンテナ端子や電話回線が装備されている部
屋に限られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、ユーザが
利用したい家電製品はそれが設置されている部屋でしか
利用することができなかった。また、必要とする部屋に
テレビ受像機等を1台ずつ設置することは、コスト高と
なると共に、利用者が部屋を移動する毎に、移動先でテ
レビ受像機等を立ち上げてそれまで見ていた番組に切り
換えたり、ビデオカセットを移動先の部屋まで持ち運ん
で再生する必要がある等、利便性の点においても難点が
あった。この発明の課題は、テレビ受像機やインターネ
ット端末等を複数の場所にそれぞれ設置しておく必要は
なく、必要とする場所に表示装置をそれぞれ設置してお
くだけで、利用者がどの場所に移動したとしても、それ
まで見ていた情報を移動先でも見ることができるように
することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。請求項1記載の発明は、複数の場所に分散し
て配置された各表示装置のうち、利用者が居る場所の表
示装置を特定する特定手段と、この特定手段によって特
定された表示装置を出力先として指定する出力チャンネ
ル切換手段と、この出力チャンネル切換手段によって出
力先として切り換え指定された表示装置に表示情報を配
信する配信手段とを具備するものである。なお、この発
明は次のようなものであってもよい。 (1)、前記特定手段は、表示装置毎に設置された人体
感知センサの出力を監視し、各センサ出力に基づいて利
用者が居る場所の表示装置を特定する。 (2)、前記特定手段は、利用者が居る場所の表示装置
を特定すると共に、どの利用者がその場所に居るかを特
定し、前記配信手段は、前記出力チャンネル切換手段に
よって出力先として指定された表示装置に、前記特定さ
れた利用者に対応して予め指定されている利用者対応の
表示情報を配信する。この場合、前記特定手段は、利用
者によって発音された入力音声を解析することによって
利用者を特定するようにしてもよい。 (3)、前記表示情報は、所定の情報受信装置によって
受信された情報であり、前記配信手段は、前記出力チャ
ンネル切換手段によって出力先として指定された表示装
置に、前記情報受信装置によって受信された表示情報を
配信する。この場合、前記配信手段は、複数種の情報受
信装置のうち、予め指定された情報受信装置を選択する
と共に、選択された情報受信装置によって受信された情
報を表示情報として配信するようにしてもよい。更に、
前記特定手段は、利用者が居る場所を特定すると共に、
どの利用者がその場所に居るかを特定し、前記配信手段
は複数種の情報受信装置のうち前記特定された利用者に
対応して予め指定されている利用者対応の情報受信装置
を選択するようにしてもよい。
【0005】請求項1記載の発明においては、複数の場
所に分散配置された各表示装置のうち、利用者が居る場
所の表示装置を特定し、その表示装置を出力先として指
定するために出力チャンネルの切り換えを行う。そし
て、出力先として指定された表示装置に表示情報を配信
することにより、利用者が他の場所に移動した場合で
も、それに追随して移動先の表示装置を指定して表示情
報を切り換え表示させる。したがって、テレビ受像機や
インターネット端末等を複数の場所にそれぞれ設置して
おく必要はなく、必要とする場所に表示装置をそれぞれ
設置しておくだけで、利用者がどの場所に移動したとし
ても、それまで見ていた情報を移動先でも見ることがで
きる。
【0006】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、この発明
の第1実施形態を図1〜図3を参照して説明する。この
実施形態は一般家庭内に構築される表示装置管理システ
ムに適用したものであり、テレビ受像機やインターネッ
ト端末等の各種家電製品を各部屋毎に分散配置せず、そ
れを集中管理室に集めて配置しておき、この集中管理室
から各部屋のディスプレイ装置、スピーカに映像データ
やオーディオデータを配信するようにしたものである。
図1(A)は家屋内の間取り図、(B)は部屋イメージ
を示し、各部屋(1)、(2)、(3)の壁面には、フ
ラットディスプレイ装置DPが1台ずつ設置されてい
る。また、集中管理室(4)には、テレビ受像機、ビデ
オデッキ、インターネット端末等の各種家電製品EHが
集中設置されていると共に、各種家電製品EHからの映
像データをディスプレイ装置DPへ配信する情報配信装
置ALが設置されている。ここで、各部屋に分散設置さ
れた各ディスプレイ装置DPは、壁掛け用の大型フラッ
トパネル型のカラー液晶ディスプレイ、プラズマディス
プレイ、ELディスプレイ装置である。このディスプレ
イ装置DPにはスピーカSP、マイクロホンMCが付属
されており、図1(B)に示すようにディスプレイ装置
DPに並べてスピーカSP、マイクロホンMCはその部
屋の壁面に配置されている。ここで、スピーカSPは情
報配信装置ALから映像データと共に配信されて来るオ
ーディオデータを音響変換して出力するものであり、マ
イクロホンMCは利用者によって発音された入力音声を
取り込むもので、マイクロホンMCから入力された利用
者の音声信号は、情報配信装置ALに取り込まれてその
解析が行われ、その結果、情報配信装置ALは利用者を
特定したり、入力音声の内容に応じたコマンドを生成
し、このコマンドに応じた制御を行う。また、ディスプ
レイ装置DPが設置されている上方所定位置には、人体
感知センサHSが設置されている。この人体感知センサ
HSはディスプレイ装置DPの近傍に利用者が居るか否
かを常時監視するために設置されたもので、人体が発す
る熱の分布状態を検出する。この人体感知センサHSの
検出信号は情報配信装置ALに取り込まれ、情報配信装
置ALは各人体感知センサHSからの検出信号に基づい
て利用者が居る部屋のディスプレイ装置DPを特定す
る。なお、各部屋(1)〜(3)に配置されたディスプ
レイ装置DP、スピーカSP、マイクロホンMC、人体
感知センサHSは、集中管理室(4)の情報配信装置A
Lに接続されているが、例えば、家屋の新築時、改築時
に先行配線された配線網を介してそれらの接続が行われ
る。
【0007】図2はこの表示装置管理システムの全体構
成を示したブロック図である。情報配信装置ALはCP
U1を中核とするもので、このCPU1は各種プログラ
ムにしたがってこの情報配信装置ALの全体動作を制御
する。記憶装置2はオペレーティングシステムや各種ア
プリケーションプログラム、データベース、文字フォン
トデータ等が予め格納されている記憶媒体3やその駆動
系を有している。この記憶媒体3は固定的に設けたも
の、もしくは着脱自在に装着可能なものであり、フロッ
ピーディスク、ハードディスク、光ディスク、RAMカ
ード等の磁気的・光学的記憶媒体、半導体メモリによっ
て構成されている。CPU1は通信回線等を介して他の
機器側から送信されて来たプログラム、データを受信し
て記憶媒体3に格納したり、他の機器側に設けられてい
る記憶媒体に格納されているプログラム、データを通信
回線等を介して使用することもできる。また、CPU1
には入力チャネル切換部4、ホーム監視装置5、出力チ
ャネル切換部6がバスラインを介して接続されており、
入出力プログラムにしたがってCPU1はそれらの動作
を制御する。
【0007】入力チャネル切換部4は集中管理室(4)
に設置されている各種の家電製品EHのうちそのいずれ
かを入力元として切換指定するもので、CPU1はその
切り換えを制御することにより入力チャネル切換部4を
介して入力された家電製品EHからの映像データ、オー
ディオデータを取り込む。ここで、家電製品EHとして
メインテレビ受像機11、ビデオデッキ12、ビデオオ
ンデマンド端末(CATV)13、インターネット端末
14がそれぞれ1台ずつ設置されており、入力チャネル
切換部4によってそれらは選択的に指定される。CPU
1は入力チャネル切換部4を介して取り込んだ映像デー
タ、オーディオデータをどの部屋のディスプレイ装置D
P、スピーカSPへ配信するかを決定する。すなわち、
各部屋(1)〜(3)に分散配置されている各ディスプ
レイ装置DP、スピーカSPのうち、利用者が居る場所
のディスプレイ装置DP、スピーカSPを特定し、特定
されたディスプレイ装置DP、スピーカSPを出力先と
して指定するために出力チャネルの切り換えを行い、出
力先として切り換え指定されたディスプレイ装置DP、
スピーカSPへ映像データ、オーディオデータを配信す
る。ここで、ホーム監視装置5は各部屋〜(3)に配置
されている人体感知センサHSからの検出信号に基づい
て利用者が居る部屋を常時監視するもので、CPU1は
ホーム監視装置5からの監視結果を取り込んで利用者の
居る部屋のディスプレイ装置DP、スピーカSPを特定
し、出力チャネル切換部6を制御する。その際、CPU
1はホーム監視装置5からの監視結果に基づいて利用者
が居る部屋(センサ位置)を判断し、このセンサ位置に
基づいて変換テーブル7を参照し、その部屋に設置され
ているディスプレイ装置DPを指定するためのディスプ
レイ番号を取得し、このディスプレイ番号に基づいて出
力チャネル切換部6を制御する。
【0008】変換テーブル7は各部屋(1)〜(3)毎
に設置されている人体感知センサHSを指定するための
センサ番号とディスプレイ装置DPを指定するためのデ
ィスプレイ番号とを対応付けた対応表であり、その内容
はシステム構築時、あるいは変更時に設定される。出力
チャネル切換部6には各ディスプレイ装置DP、スピー
カSPが配線網(電源ライン、映像ライン、オーディオ
ライン)を介して接続されており、出力チャネル切換部
6はCPU1の制御によって出力チャネルの切り換えを
行う。なお、出力チャネル切換部6は、セレクタチャネ
ル、マッチプレクサチャネルの何れであってもよいが、
利用者が居る部屋のディスプレイ装置DP、スピーカS
Pを出力先として指定する。また各部屋(1)〜(3)
に設置されているマイクロホンMCからの入力音声は、
音声入力装置8を介してCPU1に取り込まれる。音声
入力装置8は入力音声をアナログ/デジタル変換するも
ので、CPU1は音声入力装置8からデジタル音声デー
タを取り込み、この入力音声と予め利用者毎に登録され
ている登録音声との特徴比較を行うことによって利用者
は誰かを特定したり、入力音声を解析してその入力音声
の内容に応じた指示コマンドを生成する。例えば、CP
U1は利用者からの音声入力指示によりテレビ電源ON
/OFF指令、テレビチャンネル切換指令、メールオー
プン指令等の指示コマンドを生成し、この指示コマンド
に応じた処理を行い、入力チャネル切換部4を介して各
種家電製品EHを制御する。
【0009】次に、この表示装置管理システムの動作を
図3に示すフローチャートにしたがって説明する。ここ
で、このフローチャートに記述されている各機能を実現
するためのプログラムは、読み取り可能なプログラムコ
ードの形態で記憶装置2内に格納されており、CPU1
はこのプログラムコードにしたがった動作を逐次実行す
る。なお、このことは後述する他の実施形態においても
同様である。図3は情報配信装置ALの動作を示したフ
ローチャートで、先ず、CPU1はホーム監視装置5を
介して各人体感知センサHSからの検出信号を取り込
み、それに基づいて利用者が居る部屋のセンサ位置を取
得すると共に(ステップA1)、このセンサ位置に基づ
いて変換テーブル7を参照して利用者が居る部屋のディ
スプレイ装置DPを特定する(ステップA2)。なお、
この第1実施形態においては、家屋内に利用者が1人居
る場合を想定している。次に、特定されたディスプレイ
装置DP側の予備電源はONさせる(ステップA3)。
この場合、出力チャネル切換部6を制御し、その電源ラ
インの出力チャネルの切り換えが行われる。なお、予備
電源とは、その部屋のディスプレイ装置DPに対しては
映像データを受付可能とし、マイクロホンMCに対して
は音声入力を受付可能とする待機状態を示している。こ
の待機状態において、特定ディスプレイ装置DP側から
利用者による音声指示が有ったかを調べるが(ステップ
A4)、予備電源ON直後は音声指示は無いので、ステ
ップA5に進み、利用者が居る部屋のセンサ位置を取得
する。そして、今回取得したセンサ位置は、前回取得し
たセンサ位置と同じか、つまり利用者は部屋を移動して
いないかを調べ(ステップA6)、移動していなけれ
ば、ステップA4に戻り、その利用者からの音声指示を
待つ。なお、この音声指示待ち状態において、利用者が
その部屋を出て次の部屋に移動した場合には、ステップ
A6でセンサ位置の不一致が検出されるため、ステップ
A2で特定したディスプレイ装置DP側へ対し、その電
源ラインを遮断して電源をOFFする(ステップA
7)。
【0010】一方、音声指示待ち状態において、利用者
から音声入力が有った場合には、ステップA4からステ
ップA8に進み、入力音声の内容を解析し、この場合、
元の部屋のディスプレイ装置DP側の予備電源が切られ
る。そして、今回取得したセンサ位置(移動先の部屋)
に対応するディスプレイ装置DPを特定するためにステ
ップA2に戻り、移動先側においてその予備電源をON
する。これによって利用者が部屋を移動する毎に、それ
に追随して元の部屋の予備電源をOFFすると共に、移
動先の部屋の予備電源をONする。テレビ電源ON指令
かを調べる。この場合、テレビ電源ON指令でなけれ
ば、ビデオデッキ、インターネット端末等の電源ON指
令かを調べる。なお、図3のフローチャートは、テレビ
電源のONが音声指示された場合の配信処理を例示し、
その他の家電製品EHに対する電源ON指令に基づいて
配信処理は、基本的に同様であるため、それを図示省略
している。いま、テレビ電源のONが音声指示された場
合、CPU1は各種家電製品EHのうちメインTV受像
機11の電源をONする(ステップA9)。そして、利
用者が居る特定ディスプレイ装置DP側を出力先として
指定するためにCPU1は出力チャネル切換部6を制御
し、TV映像出力信号、音声出力信号の出力チャネルを
特定ディスプレイ装置DP側に設定する(ステップA
6)。これによって利用者が居る特定ディスプレイ装置
DP側ではテレビ放映が行われる。この状態において、
センサ位置を取得し(ステップA11)、前回取得した
センサ位置と今回取得したセンサ位置とに基づいて利用
者が他の部屋に移動したかを監視し(ステップA1
2)、移動していなければその利用者から音声指示が有
るかを調べる(ステップA13)。ここで、音声指示が
無ければステップA11に戻るが、音声指示が有れば、
その指示内容を解析し、テレビOFFの指示ではなく、
その他の音声指示であれば、ステップA15に進み、そ
の指示内容にしたがってメインTV受像機11を制御
し、チャンネル切換えや音量調整等を行ってステップA
11に戻るが、テレビOFFの指示であれば、ステップ
A16に進み、メインTV受像機11の電源をOFFさ
せてステップA4に戻る。一方、テレビ放映されている
部屋から他の部屋へその利用者が移動した場合には、ス
テップA12でそのことが検出されてステップA17に
進み、現在特定されているディスプレイ装置DP、つま
り利用者が移動する前の部屋のディスプレイ装置DPに
対する予備電源をOFFする。そして、今回取得したセ
ンサ位置(移動先)のディスプレイ装置DPを特定し
(ステップA18)、この特定ディスプレイ装置DPの
予備電源をONさせる(ステップA19)。そして、ス
テップA10に戻り、テレビ映像出力信号、音声出力信
号の出力チャネルを今回特定したディスプレイ装置DP
に設定する。この結果、利用者が部屋を移動した場合で
もその移動に合わせて移動先のディスプレイ装置DPに
対して元の部屋で見ていたテレビ放送を表示させること
ができる。
【0011】以上のようにこの第1実施形態において
は、複数の部屋に分散配置された各ディスプレイ装置D
Pのうち、利用者が居る部屋のディスプレイ装置DPを
特定し、そのディスプレイ装置DPを出力先として指定
するためにCPU1は出力チャネル切換部6を制御し、
出力チャネルの切り換えを行う。そして、出力先として
指定されたディスプレイ装置DPに表示情報を配信する
ことにより、利用者が他の部屋に移動した場合でも、そ
れに追随して移動先のディスプレイ装置DPを指定して
表示情報を切り換え表示させることができるので、テレ
ビ受像機やインターネット端末等を複数の場所にそれぞ
れ設置しておく必要はなく、必要とする場所に表示装置
をそれぞれ設置しておくだけで、利用者がどの場所に移
動したとしても、それまで見ていた情報を移動先でも見
ることができる。この場合、ホーム監視装置5はディス
プレイ装置DP毎に設置された人体感知センチHSの出
力を監視し、各人体感知センチHSの出力に基づいて利
用者が居る部屋のディスプレイ装置DPを特定すること
ができる。また、各ディスプレイ装置DP毎にマイクロ
ホンMCが設置されており、利用者からの音声指示にし
たがってCPU1はその指示にしたがって家電製品EH
を制御し、その表示情報を配信することができる。ま
た、メインTV受像機11、ビデオデッキ12、ビデオ
オンデマンド端末13、インターネット端末14の各種
家電製品EHのうち、利用者の音声指示によって任意に
選択された家電製品EHの表示情報を配信することがで
きる。更に、利用者が居る部屋だけそのディスプレイ装
置DPの予備電源をONし、利用者が部屋を移動したら
元の部屋のディスプレイ装置DPの予備電源を切り、移
動先の部屋のディスプレイ装置DPの予備電源をONす
るようにしたから、節電効果も有する。
【0012】(第2実施形態)以下、図4を参照してこ
の発明の第2実施形態を説明する。なお、上述した第1
実施形態は家屋内に利用者が1人居る場合を想定した
が、この第2実施形態は利用者が複数人居る場合を想定
している。そして、ホーム監視装置5によって利用者が
どの部屋に居るかを監視すると共に、利用者から音声指
示があった際に、その音声の特徴を解析することによっ
てその利用者は誰かを特定するようにしている。先ず、
ステップB1ではセンサ報知有りか、つまり、ホーム監
視装置5は各人体感知センサHSの出力に基づいていず
れかの部屋に1人でも利用者が居るかを監視しており、
1人でも居なければ各種の家電製品EHやディスプレイ
装置DPは、全て電源OFF状態となっているが、1人
でも居れば全ての部屋の予備電源をONさせる(ステッ
プB2)。この場合においても予備電源とは、ディスプ
レイ装置DP、マイクロホンMCを受付可能とする待機
状態を示している。この状態において、いずれかのディ
スプレイ装置DP側から音声指示が有るかを調べ(ステ
ップB3)、音声指示が有るまで待機する。すなわち、
利用者がいずれかの部屋に1人でも居れば、ステップB
6でそのことが検出されてステップB3に戻る待機状態
となる。ここで、利用者が居ない場合には各部屋のディ
スプレイ装置DP側の予備電源をOFFし(ステップB
7)、またタイマ予約等を除き、電源ONの家電製品E
Hが有れば(ステップB8)、その家電製品EHの電源
をOFFする(ステップB9)。そして、初期状態(ス
テップB1)に戻る。
【0013】一方、利用者からの音声指示待ち状態にお
いて、音声指示が有れば、その利用者が居る部屋のディ
スプレイ装置DPを特定すると共に(ステップB4)、
指示ユーザが誰れかを判別して利用者を特定する(ステ
ップB5)。この場合、音声認識によりその利用者の音
声特徴を解析することによってユーザの特定を行う。そ
して、音声指示された内容を判別し(ステップB1
0)、それがメインTV受像機11に関連するものであ
れば(ステップB11)、ステップB5で特定したユー
ザ対応のテレビチューナ電源がONされているかを調べ
る(ステップB12。この第2実施形態においては、チ
ューナとユーザとの対応関係を任意に設定可能なもの
で、図1に示すチューナ別設定データUPTは、どのユ
ーザを対応するチューナに割り当てるかを示すデータで
ある。いま、特定ユーザ対応のチューナがOFFされて
いればそれをONさせたのち(ステップB13)、特定
ユーザが予め指定しておいたテレビチャンネルを選択し
(ステップB14)、ユーザ対応のテレビチューナ出力
信号の出力チャネルを、特定されたディスプレイ装置D
Pに設定する(ステップB15)。次に、ステップB1
6に進み、音声指示された内容がメイン電源ONであれ
ば、メインTV受像機11のメイン電源をONさせる
(ステップB18)。これによって特定ユーザは予め指
定しておいた局のテレビ放送を見ることができる。ま
た、指示内容がその他のテレビ制御であれば、その指示
にしたがってチャンネル切換、音量調整等が行われる
(ステップB17)。他方、音声指示内容がメール関連
であれば(ステップB19)、特定ユーザ対応のメール
ボックスMBX(図1参照)はオープン済みかを調べ
(ステップB20)、オープン済みでなければ、インタ
ーネット端末14を立ち上げると共に(ステップB2
1)、特定ユーザ対応のメールボックスMBXをオープ
ンしたのち(ステップB22)、メール端末出力信号を
特定されたディスプレイ装置DPに設定する(ステップ
B23)。次に、ステップB24に進み、指示内容にし
たがったメール処理を行う。例えば、特定メールオープ
ン、メール作成、返信、メール音声読み上げ等を行う。
【0014】以上のようにこの第2実施形態において
は、上述した第1実施形態と同様の効果を有する他、ユ
ーザが居る部屋を特定すると共に、そのユーザからの音
声指示により指示ユーザは誰かを特定し、特定されたユ
ーザ対応の表示情報をそのユーザが居る部屋のディスプ
レイ装置DPに配信するようにしたから、そのユーザが
必要とする情報をどの部屋に居ても見ることができる。
【0015】なお、上述した各実施形態は、各部屋に人
体感知センサHSを配置したが、ユーザ毎に小型発信機
を携帯させ、その発信機からユーザ識別コードを発信出
力させるようにしてもよい。また、一般家庭に限らず、
会社等にも適用できる他、屋外システムであってもよ
い。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、テレビ受像機やイン
ターネット端末等を複数の場所にそれぞれ設置しておく
必要はなく、必要とする場所に表示装置をそれぞれ設置
しておくだけで、利用者がどの場所に移動したとして
も、それまで見ていた情報を移動先でも見ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの表示装置管理システムが構築され
る家屋内の間取り図、(B)は部屋イメージを示した
図。
【図2】この表示装置管理システムの全体構成を示した
ブロック図。
【図3】表示装置管理システムの動作を示したフローチ
ャート。
【図4】第2実施形態における表示装置管理システムの
動作を示したフローチャート。
【符号の説明】
1 CPU 2 記憶装置 3 記憶媒体 4 入力チャネル切換部 5 ホーム監視装置 6 出力チャネル切換部 7 変換テーブル 11 メインTV受像機 12 ビデオデッキ 13 ビデオオンデマンド端末 14 インターネット端末 DP ディスプレイ装置 EH 家電製品 AL 情報配信装置 MC マイクロホン HS 人体感知センチ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の場所に分散して配置された各表示装
    置のうち、利用者が居る場所の表示装置を特定する特定
    手段と、 この特定手段によって特定された表示装置を出力先とし
    て指定する出力チャンネル切換手段と、 この出力チャンネル切換手段によって出力先として切り
    換え指定された表示装置に表示情報を配信する配信手段
    とを具備し、 利用者が他の場所に移動した場合にそれに追随して移動
    先の表示装置を指定して表示情報を切り換え表示させる
    ようにしたことを特徴とする表示装置管理システム。
  2. 【請求項2】前記特定手段は、表示装置毎に設置された
    人体感知センサの出力を監視し、各センサ出力に基づい
    て利用者が居る場所の表示装置を特定するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の表示装置管理システム。
  3. 【請求項3】前記特定手段は、利用者が居る場所の表示
    装置を特定すると共に、どの利用者がその場所に居るか
    を特定し、 前記配信手段は、前記出力チャンネル切換手段によって
    出力先として指定された表示装置に、前記特定された利
    用者に対応して予め指定されている利用者対応の表示情
    報を配信するようにしたことを特徴とする請求項1記載
    の表示装置管理システム。
  4. 【請求項4】前記特定手段は、利用者によって発音され
    た入力音声を解析することによって利用者を特定するよ
    うにしたことを特徴とする請求項3記載の表示装置管理
    システム。
  5. 【請求項5】前記表示情報は、所定の情報受信装置によ
    って受信された情報であり、前記配信手段は、前記出力
    チャンネル切換手段によって出力先として指定された表
    示装置に、前記情報受信装置によって受信された表示情
    報を配信するようにしたことを特徴とする請求項1記載
    の表示装置管理システム。
  6. 【請求項6】前記配信手段は、複数種の情報受信装置の
    うち、予め指定された情報受信装置を選択すると共に、
    選択された情報受信装置によって受信された情報を表示
    情報として配信するようにしたことを特徴とする請求項
    5記載の表示装置管理システム。
  7. 【請求項7】前記特定手段は、利用者が居る場所を特定
    すると共に、どの利用者がその場所に居るかを特定し、 前記配信手段は複数種の情報受信装置のうち前記特定さ
    れた利用者に対応して予め指定されている利用者対応の
    情報受信装置を選択するようにしたことを特徴とする請
    求項6記載の表示装置管理システム。
  8. 【請求項8】コンピュータによって読み取られるプログ
    ラムコードを有する記録媒体であって、 複数の場所に分散して配置された各表示装置のうち、利
    用者が居る場所を特定する機能と、 特定された表示装置を出力先として指定する出力チャン
    ネル切換機能と、 出力先として切り換え指定された表示装置に表示情報を
    配信することにより、利用者が他の場所に移動した場合
    には、それに追随して移動先の表示装置に表示情報を切
    り換え表示させる機能を実現するためのプログラムコー
    ドを有する記録媒体。
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