JP3724003B2 - 半田ボール搭載装置およびその半田ボール供給装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、半田ボールでバンプを形成する為の半田ボール搭載装置およびその半田ボール供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の半田ボール搭載装置として、例えば図5に示すものが知られている。同図に示すように、この半田ボール搭載装置101は、半田ボールBを整列供給する整列ユニット102と、整列ユニット102から整列供給された半田ボールBをパッケージPに装着(搭載)する装着ユニット103とで構成されている。装着ユニット103は、基台上に進退自在に設けたスライドベース111と、スライドベース111上に固定した反転機構112と、スライドベース111上に昇降自在に設けられたパッケージ載置台113とを備えている。反転機構112は、支持台114と、支持台114に回動自在に取り付けられた反転アーム115と、反転アーム115の先端に固定された整列テーブル116とで構成されており、整列テーブル116には、パッケージPの半田ボール実装パターン(一般的にはマトリクス状)に合致する吸着孔116aが多数形成されている。整列ユニット102から供給された半田ボールBは、多数の吸着孔116aに漏れなく吸着され、反転アーム115の回動により、パッケージ載置台113にセットされたパッケージPまで反転移送され、吸着を解いてその基板面に装着される。
【0003】
一方、整列ユニット102は、半田ボールBを保留する保留容器121と、保留容器121内の半田ボールBを上記の整列テーブル116に搬送すると共に余剰の半田ボールBを整列テーブル116から回収するための各種の搬送装置127,128,129と、保留容器121から供給された半田ボールBを整列テーブル116上に整列させる整列ヘッド122とを備えている。保留容器121は、下部に半田ボールBを保留するストック部123が、中間部に定量カップ124を備えた供給部125が、そして上部に整列ヘッド122から回収した余剰の半田ボールBとストック部123から供給した半田ボールBとを舞上げながら定量カップ124に送る回収部126が、それぞれ設けられている。
【0004】
ストック部123の半田ボールBは、外部から吹き込まれたエアーにより舞上げられ、この状態で内部搬送装置127により、ストック部123から回収部126に送られる。回収部126では、ストック部123から送り込まれた半田ボールBと回収された半田ボールBとが、吹き上げられるようにして合流し、更に落下して、供給部125の定量カップ124に送られる。定量カップ124に集積した半田ボールBは、外部から吹き込まれたエアーにより舞上げられ、この状態で外部搬送装置128により、整列ヘッド122にエアー搬送される。整列ヘッド122には、整列テーブル116に密着して整列室122aが設けられており、半田ボールBは、整列室122aに吹き込んだエアーにより攪拌されながら、整列テーブル116の各吸着孔116aにエアー吸着される。整列検査により、半田ボールBが全ての吸着孔116aに吸着されたことが確認されると、再度、余剰の半田ボールBが吹き上げられ、今度は回収搬送装置129により、保留容器121の回収部126にエアー搬送される。
【0005】
一方、半田ボールBは、搬送に基づく摩擦により帯電し(静電気)、保留容器121の内壁や各種の搬送用ホースの内面に付着してしまい、これが搬送における大きな障害となる。そこで、上記の整列ユニット102では、保留容器121を金属容器で構成すると共に、半田ボールBの搬送に伴い、半田ボールBを吹き上げるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の半田ボール搭載装置では、半田ボールBを整列テーブル116に供給すると共に、余剰の半田ボールBを回収するために、整列ユニット102が極めて複雑な構成になっており、コストアップになる問題があった。また、整列ユニット102の供給・回収系が閉回路構成となっているため、装置の運転中に半田ボールBを補充することができない不具合があった。さらに、半田ボールBは搬送中に帯電し易いため、保留容器121を金属容器で構成しても、静電気対策が十分ではなかった。
【0007】
本発明は、装置運転中の半田ボールの補充を可能にすると共に、単純な構造で、半田ボールを確実に整列させかつパッケージに確実に装着することができる半田ボール搭載装置およびその半田ボール供給装置を提供することをその目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成すべく請求項1の本発明は、略水平に配設され、上側から供給された端子用の半田ボールを吸着によりアレイ状に整列させる整列テーブルと、整列テーブルを反転させ、整列テーブル上に吸着した半田ボールをプリント基板に装着する反転機構と、整列テーブルの上側に配設され、貯留している半田ボールを落下により整列テーブルに供給する供給容器と、整列テーブルの下側に配設され、整列テーブルから溢れ落ちた余剰の半田ボールを受ける回収容器と、半田ボールを回収容器から供給容器に搬送する搬送手段とを備えたことを特徴とする。
また、供給容器は密封容器であり、搬送手段は、真空吸引装置と、一端が真空吸引装置に接続され他端が供給容器に接続された真空用ホースと、一端が回収容器に接続され他端が供給容器内に差し込まれた搬送用ホースとを有することを特徴とする。
【0009】
請求項1において、供給容器から整列テーブルへの半田ボールの落下が、自由落下であることが好ましい。
【0011】
請求項1において、真空用ホースの他端は供給容器の上端部に接続され、搬送用ホースの一端は回収容器の底部に接続されていることが、好ましい。
【0012】
請求項1において、回収容器および供給容器を含んで回収容器から供給容器に至る半田ボールの搬送経路に、静電気を除電する静電気除去手段を、更に備えることが好ましい。
【0013】
請求項4において、静電気除去手段は、半田ボールの搬送経路を構成する回収容器、搬送用ホースおよび供給容器のうちの少なくとも搬送用ホースに内在させたアース線であることが、好ましい。
【0014】
請求項1において、少なくとも供給容器の一部が、貯留している半田ボールを外部から視認可能な透明な材料で構成されていることが、好ましい。
【0015】
請求項1において、供給容器は、その下部がロート状に形成されると共にその下端部に半田ボールを払い出す開閉ゲートを有しており、開閉ゲートの開放動作に先立ち、かつこれに続く閉塞動作に先立ち、真空吸引装置を駆動させる制御手段を更に備えることが、好ましい。
【0016】
請求項1ないし7のいずれか1項において、整列テーブルを傾動させる傾動機構を、更に備えることが好ましい。
【0017】
請求項1ないし8のいずれか1項において、吸着されていない余剰の半田ボールを整列テーブル上から吹き落とす吹落し手段を、更に備えることが好ましい。
【0018】
請求項1ないし9のいずれか1項において、回収容器の縁部が、整列テーブルの上方まで立ち上がっていることが、好ましい。
【0019】
また、請求項11の発明は、貯留している半田ボールを落下により所定量、整列テーブル上に供給する半田ボール搭載装置の半田ボール供給装置において、半田ボールを貯留すると共に、下部がロート状に形成された供給容器と、供給容器の上部に連結され、供給容器内のエアーを吸引して半田ボールの自由落下を阻止可能な真空吸引手段と、真空吸引手段の駆動をON−OFFする制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0020】
請求項11において、真空吸引手段が、供給容器の上部のうちの上端部に連結されていることが、好ましい。
【0021】
【作用】
請求項1の半田ボール搭載装置によれば、供給容器に貯留されている半田ボールは、適宜、整列テーブルに供給され、整列テーブルでアレイ状に整列される。その際、余剰の半田ボールは、整列テーブルから溢れ落ちて回収容器に受けられ、搬送手段により回収容器から供給容器に搬送(回収)される。一方、半田ボールを整列状態で吸着した整列テーブルは、反転機構により反転され、これにより、半田ボールはプリント基板に整列した状態で装着される。この場合、半田ボールは、供給容器から整列テーブルに上側から落下により供給されると共に、その際の余剰の半田ボールは、整列テーブルの下側で回収容器に受けられるため、供給および回収系を単純な構造にすることができる。また、この供給・回収系は、大気に開放された開放回路構造になっているため、単に回収容器に半田ボールを投入するだけで、装置全体の運転を停止することなく、半田ボールを補充することができる。
【0022】
請求項2の半田ボール搭載装置によれば、供給容器から整列テーブルへの半田ボールの落下が、自由落下であることにより、強制落下のものに比してより一層、構造を単純化することができる。
【0023】
請求項3の半田ボール搭載装置によれば、搬送手段を、真空吸引装置と、一端が真空吸引装置に接続され他端が供給容器に接続された真空用ホースと、一端が回収容器に接続され他端が供給容器内に差し込まれた搬送用ホースとで構成することにより、真空用ホースを介して、真空吸引装置により供給容器内のエアーを抜くことで、搬送用ホースを介して半田ボールを、詰まりを生ずることなく、回収容器から供給容器に搬送することができる。また、回収容器の上部は開放されているため、ここから半田ボールを投入すれば、供給容器に半田ボールを簡単に補充することができる。
【0024】
請求項4の半田ボール搭載装置によれば、真空用ホースの他端が供給容器の上端部に接続され、搬送用ホースの一端が回収容器の底部に接続されていることにより、供給容器内の半田ボールを、真空用ホースが吸い上げてしまうのを有効に防止することができると共に、回収容器の半田ボールを、搬送用ホースにより効率よく吸い上げる(搬送する)ことができる。
【0025】
請求項5および6の半田ボール搭載装置によれば、回収容器および供給容器を含んで回収容器から供給容器に至る半田ボールの搬送経路に、静電気を除電する静電気除去手段を備えることにより、帯電した半田ボールを除電することができ、搬送経路内における半田ボールの詰まり、搬送不良、供給不良等を、簡単に解消することができる。
【0026】
請求項7の半田ボール搭載装置によれば、静電気除去手段を、半田ボールの搬送経路を構成する回収容器、搬送用ホースおよび供給容器のうちの少なくとも搬送用ホースに内在させたアース線で構成することにより、最も帯電し易い搬送用ホース内での半田ボールの除電が可能となり、半田ボールの除電を効率よくかつ確実に行うことができる。しかも、この静電気除去手段を極めて簡単な構造で達成することができる。また、アース線の先端を供給容器内の半田ボールにたらし込むようにすれば、あえて供給容器を金属容器にする必要がなくなる。
【0027】
請求項8の半田ボール搭載装置によれば、少なくとも供給容器の一部が、貯留している半田ボールを外部から視認可能な透明な材料で構成されていることにより、供給容器内の半田ボールの残量が目視でき、半田ボールを安定して補充することができる。このことは、装置の運転中に半田ボールを補充することができることと相俟って、極めて有効に機能する。
【0028】
請求項9の半田ボール搭載装置によれば、供給容器の開閉ゲートの開弁動作に先立ち、かつ続く閉弁動作に先立ち、真空吸引装置を駆動させる制御手段を備えることにより、開閉ゲートの開放動作および閉塞動作の際に、供給容器内の半田ボールを、重力に抗してわずかに浮かせることができ、開閉ゲートに半田ボールが噛む等の、開閉ゲートと半田ボールとの干渉を防止することができる。これにより、開閉ゲートの開閉動作に支障生ずることなく、かつ変形した不良な半田ボールが整列テーブルに供給されるなどの不具合が解消される。また、開閉ゲートが開放しても半田ボールが落下しないようにすれば、真空吸引装置のON−OFFにより、半田ボールの払出しを制御することができ、真空吸引装置を主ゲートとして機能させることができる。すなわち、定常時において、開閉ゲートを閉塞しておいて真空吸引装置のONすれば、請求項2に如く半田ボールの回収および補充が可能になり、開閉ゲートの開閉に連動して真空吸引装置のON−OFFすれば、堰板の無い半田ボール供給用の開閉ゲートを構成することができる。なお、この場合の開閉ゲートは開閉弁および開閉コック等を含むものである。
【0029】
請求項10の半田ボール搭載装置によれば、整列テーブルを傾動させる傾動機構を備えることにより、整列テーブルに供給された半田ボールのうち、整列テーブルに吸着された半田ボール以外の余剰の半田ボールのみを回収容器に簡単に落下させることができる。
【0030】
請求項11の半田ボール搭載装置によれば、吸着されていない余剰の半田ボールを整列テーブル上から吹き落とす吹落し手段を備えることにより、整列テーブル上の余剰の半田ボールを回収容器に簡単に落下させることができる。また、上記傾動機構を併用すれば、整列テーブル上の余剰の半田ボールのみを回収容器に確実に落下させることができる。
【0031】
請求項12の半田ボール搭載装置によれば、回収容器の縁部が、整列テーブルの上方まで立ち上がっていることにより、自由落下による供給の際に、整列テーブル上でバウンドした半田ボールが回収容器の外に落下することがなく、かつ上記の吹落としの際にも、半田ボールが回収容器の外に落下することがなく、半田ボールを漏れなく回収することができる。
【0032】
請求項13の半田ボール供給装置によれば、制御手段により真空吸引手段の駆動をONして供給容器内のエアーを吸引すると、半田ボールは重力に抗してその落下を阻止される。一方、この状態から真空吸引手段の駆動をOFFすると、半田ボールはその重みで供給容器から整列テーブル上に落下する。すなわち、真空吸引手段のON−OFFが、半田ボールの供給を制御するゲート、弁、コック等として機能する。これにより、堰板の無いゲート(弁座の無い弁、コック)を構成することができ、半田ボールを円滑に供給することができると共に、半田ボールの損傷を防止することができる。
【0033】
請求項14の半田ボール供給装置によれば、真空吸引手段が、供給容器の上部のうちの上端部に連結されていることにより、真空吸引手段の吸引力が強くても、真空吸引手段が、供給容器内の半田ボールを吸い上げてしまうのを有効に防止することができる。
【0034】
【実施例】
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施例に係る半田ボール搭載装置について説明する。なお、理解を容易にするため、本装置により半田ボールが搭載されるパッケージ(デバイス)の好適な一例を、先に説明することとする。図3はこのパッケージの断面図であり、図4はその裏面図である。両図に示すように、このパッケージPは、表面実装形のBGAパッケージであり、プリント基板Paの表面には、ICチップPbがモールド樹脂Pcにより封止されている。プリント基板Paの裏面には、端子を構成する多数の半田バンプPdがマトリクス状に実装されたおり、この半田バンプPdは、プリント基板Paの各ランドに塗布したフラックスに半田ボールBを搭載し、これをリフローすることにより構成される。
【0035】
半田バンプPdをアレイ状に実装する実装パターンは、上記のマトリクス(格子)タイプおよびステッガ(千鳥)タイプがあり、いずれも多端子・広ピッチが可能であり、いわゆる近年の多ピン化において、QFP(Quad Flat Package)に比して優れたものとなっている。また、半田バンプPdの実装領域は、図4のようにプリント基板Paの全域に配列するものと、プリント基板Paの周縁部に配列するものとがあり、後者は、特にキャビティダウンタイプのパッケージに採用されている。なお、本説明ではプラスチックBGAを一例としたが、他のパッケージ構造を採るBGA、例えばセラミックBGAやTABフィルムをベースとしたBGA等、多種にわたるものがあることは、いうまでもない。
【0036】
実施例の半田ボール搭載装置は、上記の半田バンプPdを構成する半田ボールBを、フラックスが塗布されたプリント基板(実際にはこの時点でデバイスとして作り込まれている)Paに装着(搭載)するものであり、所定のピン数(端子数)の半田ボールBを、予めアレイ状(マトリクス状)に整列させておいて、これを一括してプリント基板Paに装着するものである。図1は実施例の半田ボール搭載装置の全体構成を表した側面図であり、図2はその要部の拡大図である。
【0037】
両図に示すように、この半田ボール搭載装置1は、半田ボールBを整列供給する整列ユニット2と、整列ユニット2から整列供給された半田ボールBをパッケージPのプリント基板Paに装着する装着ユニット3と、これら整列ユニット2および装着ユニット3に適宜接続された真空吸引ユニット(真空吸引装置)4と、装着ユニット3に接続された圧縮空気供給ユニット(圧縮空気供給装置)5と、これら真空吸引ユニット4および圧縮空気供給ユニット5を制御するコントローラ(制御手段)6とを備え、これに、画像認識用のカメラユニット7、フラックス供給用のシリンジ8、フラックスのスキージとワーク送りとを兼ねるワーク送りシリンダ9およびワーク移送用の吸着シリンダ10を搭載して、構成されている。
【0038】
そして、整列ユニット2、カメラユニット7、シリンジ8、ワーク送りシリンダ9および吸着シリンダ10は、直行型の3軸ロボット11の支持プレート12に横並びに取り付けられており、この3軸ロボット11により、X軸方向(図示の紙面に対し前後)、Y軸方向(図示の左右)およびZ軸方向(図示の上下)に移動可能に構成されている。なお、コントローラ(制御手段)6による真空吸引ユニット4および圧縮空気供給ユニット5の制御は、具体的には、真空吸引ユニット4および圧縮空気供給ユニット5と各装置とを接続するホースに設けた、電磁弁13のON−OFFにより行われる。
【0039】
実施例では、ICチップPb実装済みの数個(3〜4個)のパッケージPがキャリア(図示省略)に搭載され、このキャリアがマガジン(図示省略)に収容されて半田ボール搭載装置1に供給される。半田ボール搭載装置1では、3軸ロボット11により移動する吸着シリンダ10が、このパッケージPを搭載したキャリアを、マガジンから装着ユニット3に移送する。ここで、図外のマスクがキャリア上にセットされ、これにシリンジ8からフラックスが供給される。次いで、3軸ロボット11により、ワーク送りシリンダ9がスキージ動作を行い、マスクを介してキャリアに搭載した全てのパッケージPに、同時にフラックスが塗布される。
【0040】
フラックスの塗布が完了すると、ワーク送りシリンダ9が、キャリアを介して最初のパッケージPを適切な位置に位置決めする。次に、整列ユニット2の供給容器41から装着ユニット3の整列テーブル25に半田ボールBが供給される。整列テーブル25上における半田ボールBの整列が、カメラユニット7により画像認識されると、整列テーブル25が反転して、半田ボールBをパッケージPに装着する。パッケージPに装着した半田ボールBは、再度カメラユニット7により画像認識され、ここで最初のパッケージPに対する半田ボールBの搭載が完了する。次に、ワーク送りシリンダ9が、キャリアを介して次のパッケージPを適切な位置に移動させ、上記と全く同様の動作が行われる。このようにして、キャリアに搭載した全てのパッケージPについて半田ボールBが搭載されると、吸着シリンダ10が作動して、キャリアをリフロー側の搬送装置に移送する。
【0041】
次に、本実施例の要部について詳細に説明する。
【0042】
装着ユニット3は、基台14上に固定された反転機構21と、基台14上に反転機構21に並べて配設したワーク載置台22とで構成されている。また反転機構21は、支持台23と、支持台23に回動自在に取り付けられた反転アーム24と、反転アーム24の先端に着脱自在に取り付けた整列テーブル25とで構成されている。ワーク載置台22の上部には、パッケージPを搭載したキャリアを吸着する(セットする)ワークテーブル28が設けられており、ワークテーブル28は、反転アーム24により反転した、整列テーブル25が臨む位置に配設されている。ワークテーブル28にはガイド溝が形成され、キャリアおよびパッケージPの送りを案内できるようになっている。
【0043】
整列テーブル25には、半田ボール装着パターンに合致する(図4参照)アレイ状の吸着孔26が多数形成されており、整列テーブル25の下側には、真空吸引ユニット4に連なる吸引口27が臨んでいる。供給容器41からばらまくように落下した半田ボールBが、各吸着孔26に吸着されることにより、アレイ状に整列される。整列テーブル25の上面は、供給された半田ボールBが転がって吸着孔26に吸着され易いように、また余剰の半田ボールBを落下させる場合、例えば整列テーブル25を回収容器42内部に傾斜させる場合、半田ボールBが落下し易いように、平坦に形成されている。
【0044】
反転アーム24は、装着ユニット3の内部装置(傾動機構)により、供給容器41に水平に臨む基準位置と、上側に角度180度回動してワークテーブル28に水平に臨む装着位置と、基準位置からわずかに下方に回動する傾動位置との間で、回動される。反転アーム24の中間位置には、障壁板29が立設されており、整列テーブル25上に落下した半田ボールBが、バウンドして支持台23側に落ちるのを防止している。また、障壁板29の前面には、圧縮空気供給ユニット(吹落し手段)5に連なる吹出口(吹落し手段)30が形成されており、整列テーブル25上の余剰の半田ボールBは、反転アーム24の傾動位置への回動と、この吹出口30からのエアーにより、吹き飛ばされるようにして、整列テーブル25から確実に吹き落とされる。
【0045】
一方、整列ユニット2は、半田ボールBを貯留すると共にこの半田ボールBを装着ユニット3の整列テーブル25に供給する供給容器41と、余剰の半田ボールBを整列テーブル25の下側で受ける回収容器42と、半田ボールBを回収容器42から供給容器41に搬送する搬送手段43とで、構成されている。また搬送手段43は、上記の真空吸引ユニット4と、一端を真空吸引ユニット4に接続され他端を供給容器41に接続した真空用ホース44と、一端を回収容器42に接続し他端を供給容器41内に差し込んだ搬送用ホース45とで構成されている。なお、真空用ホース44の供給容器41への接続位置と、搬送用ホース45の回収容器42への接続位置とは、それぞれ上端部および底部が好適であるが、これに限定されるものではない。すなわち、真空用ホース44にあっては、供給容器41内の半田ボールBを吸い込むことがなく、また搬送用ホース45にあっては、回収容器42内の半田ボールBを適切に吸い込むことができれば、それぞれの接続位置を問うものではない。そして、供給容器41、回収容器42および搬送用ホース45は、3軸ロボット11の支持プレート12に取り付けられ、X・Y・Z方向に移動可能に構成されている。
【0046】
供給容器41は、下半部をロート状に形成したガラス製の容器本体51と、容器本体51の上端部を封止するキャップ52と、容器本体51の下部に接続した供給ノズル53と、供給ノズル53の途中に介在させたコック(開閉ゲート)54と、コック54を開閉するエアーシリンダ55とで構成されている。キャップ52には、上記の真空用ホース44の他端が貫通するように接続され、また上記の搬送用ホース45の他端が貫通するように、かつ深く差し込まれるように接続されている。これにより、コック54が閉塞状態において、真空吸引ユニット4が駆動し容器本体51内のエアーが吸引されると、搬送用ホース45を介して、回収容器42から容器本体51にエアーが勢い良くながれ、回収容器42内の半田ボールBが容器本体51内に搬送される。
【0047】
エアーシリンダ55は、真空吸引ユニット4に接続され、真空吸引ユニット4を駆動源として往復動される。このエアーシリンダ55とコック54のハンドル54aとは、リンク56を介して連結されており、コック54は、エアーシリンダ55の往復動により開閉される。この場合、コック54の開弁により、容器本体51の半田ボールBが整列テーブル25に供給(落とし込み)されるが、実際には、上記のコントローラ6により、コック54の開閉と容器本体51内のエアーの吸引・吸引停止とが連動して、半田ボールBが供給される。具体的には、エアーの吸引が開始され(真空吸引ユニット4の駆動がON)た後コック54が開弁され、続いてエアーの吸引が停止して(真空吸引ユニット4の駆動がOFF)半田ボールBが払い出されて行く。所定量の半田ボールBが払い出されると、再度、エアーの吸引が開され、続いてコック54が閉弁され、さらにエアーの吸引が停止する。
【0048】
すなわち、エアーの吸引が開始しコック54を開弁してゆくと、供給ノズル53の先端からエアーが流入し、半田ボールBが重力に抗して浮いた状態になる。コック54が全開した後エアーの吸引を停止すると、半田ボールBはその重さで供給ノズル53から払い出されてゆく。そして、再度、エアーの吸引を開始すると、半田ボールBは供給ノズル53から流入するエアーに吹き上げられ、その落下を阻止される。このように、コック54の開閉動作の際に、半田ボールBがコック54の弁座から浮いた状態になるため、弁座に半田ボールBが噛むのを防止することができる。したがって、コック54の開閉不良を防止することができると共に、半田ボールBの特に機械的損傷を防止することができ、装置の故障や半田ボールBの実装不良を確実に防止することができる。
【0049】
回収容器42は、上部が開放した、いわゆるホッパー形状のものであり、ステンレスやアルミニウム等の金属で構成されている。回収容器42の底部は深溝となっており、深溝の部位には上記の搬送用ホース45が接続されている。回収容器42の上縁部は、整列テーブル25より高い位置に配設されており、供給容器41から落下して整列テーブル25でバウンドした半田ボールBが、回収容器42の外に飛び出すのを防止している。また、図示では省略されているが、回収容器42の上端開放部分には、供給ノズル53や整列テーブル25に干渉しないように、網が張られており、余剰の半田ボールBを漏れなく回収容器42に捕捉できるようになっている。なお、供給容器41への半田ボールBの補充は、搬送手段43を作動させておいて、この回収容器42から補充する。
【0050】
一方、搬送用ホース45には、静電気除去手段を構成するアース線(金属線)46が内在されており、アース線46の一端は回収容器42に接続され、他端は搬送用ホース45から垂らされ、供給容器41内の半田ボールB内に埋没している。この場合、搬送用ホース45を柔軟性のある樹脂(例えばシリコンホース)で構成し、アース線46は、銅の裸線で構成することが好ましいが、搬送用ホース45は、柔軟性を有する限り導電性部材・非導電性部材を問うものではなく、また、アース線46も、導電性を有する限りその材質や断面形状等を問うものではない。例えば、搬送用ホース45の内面の一部または全部に導電性部材を内貼りしてもよいし、これとアース線46を併用してもよい。
【0051】
なお、本実施例では、搬送用ホース45に1本のアース線46を挿通した構成を採るが、この場合、半田ボールBを真空搬送することを考慮すると、以下の諸条件を満たすことが好ましい。▲1▼ホースの内径が、半田ボール径+アース線径を越えていること。▲2▼ホースの内径が、半田ボールの径の1.5倍〜2.0倍程度であること。▲3▼ホースの内径が、半田ボール径+アース線径+0.3mm程度であること。これを具体的数値で示すと、半田ボールBの径が0.5〜1.0mmである場合に、搬送用ホース45の内径が1.5〜2.0mm程度、そしてアース線径が0.2mm程度となる。
【0052】
このような構成を採ることにより、半田ボールBを円滑に搬送することができると共に、半田ボールBが帯電しても、回収容器42、支持プレート12、3軸ロボット11、基台14の順でアースされ、半田ボールBが静電気により、搬送用ホース45の内面や、供給容器41および回収容器42の内壁に付着するのを防止することができる。これにより、半田ボールBの詰まりや、供給不良などが有効に防止され、半田ボールBの自由落下による供給に支障を生ずることがない。また、供給容器41自体も、内部視認できるガラス容器(プラスチックでも可)などで構成でき、金属容器にする必要がない。
【0053】
ここで、図1を参照して、半田ボールBの装着動作を簡単に説明する。回動アーム24を基準位置に回動させ、パッケージPのフラックス塗布が完了した状態から、整列テーブル25のエアー吸引を開始すると共に、搬送手段43を作動(供給容器41のエアー吸引)させる。次に、エアーシリンダ55によりコック54を開放すると共に、搬送手段43を停止させ、半田ボールBを整列テーブル25上に落下させる。その際、3軸ロボット11により供給容器41を前後左右に微小移動させ、半田ボールBを整列テーブル25上にまんべんなく落下させる(ばらまくようにする)。次に、搬送手段43を再度作動させた後、コック54を閉塞する。
【0054】
ここで、整列テーブル25を傾動位置に回動させ、更に障壁板29の吹出口30からエアーを吹いて、整列テーブル25上の余剰の半田ボールBを回収容器42に落とし込む。次に、基準位置に戻った整列テーブル25に、カメラユニット7が臨み、半田ボールBが整列しているか否かが確認される。一方、これと相前後して搬送手段43が作動し、回収容器42に回収された半田ボールBが、搬送用ホース45を介して供給容器41に搬送される。半田ボールBの整列が確認されると、3軸ロボット11により、供給容器41やカメラユニット7が、反転アーム24の位置から逃げ、反転アーム24が装着位置に回動する。ここで、整列テーブル25の吸引を停止することにより、半田ボールBがフラックスに付着するようにして、パッケージPに装着される。そして、これらの動作の繰り返しの中で、供給容器41内の半田ボールBが少なくなってきたら、回収容器42に半田ボールBを補充する。
【0055】
以上のように本実施例によれば、半田ボールBを自由落下により供給容器41から整列テーブル25に供給するようにしているので、整列ユニット2を極めて単純な構造にすることができる。また、半田ボールBの補充も、回収容器42に半田ボールBを投入するだけでよく、装置の運転を停止させることなく、簡単に補充を行うことができる。さらに、簡単な構造で帯電した半田ボールBを除電することができる。しかも、半田ボールBの搬送手段43と、供給容器41の実質的な供給ゲートとを兼ねることができ、半田ボールBの損傷を防止できると共に、この点でも装置構成を単純化することができる。したがって、故障の少なく、かつ歩留まりの良好な装置を、低コストで構成することができる。
【0056】
なお、本実施例では、供給容器としてガラス容器を用いているが、内部が視認できかつ半田ボールを落下させることができる限り、その材質および構造を問うものではない。また、本装置は、BGAの他、フリップチップなどの半田バンプ形成の際にも適用できることは、いうまでもない。
【0057】
【発明の効果】
以上のように本発明の半田ボール搭載装置によれば、半田ボールを自由落下により整列テーブルに供給するようにしているので、装置を極めて単純化することができると共に、運転中に半田ボールを補充することができ、取扱いが良好になると共に、コストを低減することができる。また供給容器内の半田ボールを視認できるので、この点でも取扱いが良好になる。さらに、静電気除去手段により、半田ボールの搬送を円滑にすることができ、装置の信頼性を向上させることができる。
【0058】
また、本発明の半田ボール供給装置によれば、半田ボールを損傷するすることなく、半田ボールを整列テーブルに円滑に供給することができるので、半田ボールを確実に整列させかつパッケージに確実に装着することができると共に、パッケージの歩留まりを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る半田ボール搭載装置の全体構成を表した側面図である。
【図2】実施例に係る半田ボール搭載装置の供給容器廻りの拡大側面図である。
【図3】BGAパッケージを備えた半導体デバイスの断面図である。
【図4】BGAパッケージを備えた半導体デバイスの裏面図である。
【図5】従来の半田ボール搭載装置の全体構成を表した側面図である。
【符号の説明】
1 半田ボール搭載装置
2 整列ユニット
3 装着ユニット
4 真空吸引ユニット
5 圧縮空気供給ユニット
6 コントローラ
21 反転機構
24 反転アーム
25 整列テーブル
30 吹出口
41 供給容器
42 回収容器
43 搬送手段
44 真空用ホース
45 搬送用ホース
46 アース線
54 コック
B 半田ボール
P パッケージ
Claims (12)
- 略水平に配設され、上側から供給された端子用の半田ボールを吸着によりアレイ状に整列させる整列テーブルと、
当該整列テーブルを反転させ、当該整列テーブル上に吸着した前記半田ボールをプリント基板に装着する反転機構と、
前記整列テーブルの上側に配設され、貯留している前記半田ボールを落下により当該整列テーブルに供給する密封された供給容器と、
前記整列テーブルの下側に配設され、前記整列テーブルから溢れ落ちた余剰の前記半田ボールを受ける回収容器と、
前記半田ボールを搬送するための真空吸引装置と、一端が真空吸引装置に接続され他端が前記供給容器に接続された真空用ホースと、一端が前記回収容器に接続され他端が前記供給容器内に差し込まれた搬送用ホースとを有し、前記半田ボールを前記回収容器から前記供給容器に搬送する搬送手段とを備えたことを特徴とする半田ボール搭載装置。 - 前記供給容器から前記整列テーブルへの前記半田ボールの落下が、自由落下であることを特徴とする請求項1に記載の半田ボール搭載装置。
- 前記真空用ホースの他端は前記供給容器の上端部に接続され、前記搬送用ホースの一端は前記回収容器の底部に接続されていることを特徴と
する請求項1に記載の半田ボール搭載装置。 - 前記回収容器および前記供給容器を含んで当該回収容器から当該供給容器に至る前記半田ボールの搬送経路に、静電気を除電する静電気除去手段を、更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の半田ボール搭載装置。
- 前記静電気除去手段は、前記半田ボールの搬送経路を構成する当該回収容器、当該搬送用ホースおよび当該供給容器のうちの少なくとも前記搬送用ホースに内在させたアース線であることを特徴とする請求項4に記載の半田ボール搭載装置。
- 少なくとも前記供給容器の一部が、貯留している前記半田ボールを外部から視認可能な透明な材料で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の半田ボール搭載装置。
- 前記供給容器は、その下部がロート状に形成されると共にその下端部に前記半田ボールを払い出す開閉ゲートを有しており、
当該開閉ゲートの開放動作に先立ち、かつこれに続く閉塞動作に先立ち、前記真空吸引装置を駆動させる制御手段を、更に備えることを特徴とする請求項1に記載の半田ボール搭載装置。 - 前記整列テーブルを傾動させる傾動機構を、更に備えたことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の半田ボール搭載装置。
- 吸着されていない余剰の前記半田ボールを当該整列テーブル上から吹き落とす吹落し手段を、更に備えたことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の半田ボール搭載装置。
- 前記回収容器の縁部が、前記整列テーブルの上方まで立ち上がっていることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の半田ボール搭載装置。
- 貯留している半田ボールを落下により所定量、整列テーブル上に供給する半田ボール搭載装置の半田ボール供給装置において、
前記半田ボールを貯留すると共に、下部がロート状に形成された供給容器と、
当該供給容器の上部に連結され、当該供給容器内のエアーを吸引して前記半田ボールの落下を阻止可能な真空吸引手段と、
当該真空吸引手段の駆動をON−OFFする制御手段とを備えたことを特徴とする半田ボール搭載装置の半田ボール供給装置。 - 前記真空吸引手段が、前記供給容器の上部のうちの上端部に連結されていることを特徴とする請求項11に記載の半田ボール搭載装置の半田ボール供給装置。
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