JP3723563B2 - 半導体撮像素子 - Google Patents

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Description

この発明は半導体撮像素子に関し、特に、行列状に配置された複数の画素回路を備えた半導体撮像素子に関する。
CCDやCMOSイメージセンサなどの半導体撮像素子(固体撮像素子、半導体イメージセンサとも呼ばれる)は、ビデオカメラやデジタルカメラをはじめとして、いまや携帯電話などにも搭載されるようになり、私たちの日常生活に広く普及している。近年の半導体撮像素子の性能向上は目覚しく、広ダイナミックレンジ手法により撮像可能照度帯域が6桁以上にわたるものも開発されている。
図14は、そのような半導体撮像素子の画素回路の構成を示す回路図である。図14において、この画素回路は、フォトダイオード30、ログトランジスタ31、リセットトランジスタ32および読出トランジスタ33を備える。トランジスタ3〜33の各々は、NチャネルMOSトランジスタで構成される。フォトダイオード30のアノードは接地電位GNDのラインに接続され、そのカソードはノードN30に接続される。ログトランジスタ31のゲートおよびドレインは電源電位VDDのラインに接続され、そのソースはノードN30に接続される。リセットトランジスタ32のドレインはリセット電位VRHを受け、そのゲートはリセット信号RSTを受け、そのソースはノードN30に接続される。読出トランジスタ33のゲートはノードN30に接続される。
リセット信号RSTがパルス的に活性化レベルの「H」レベルにされると、リセットトランジスタ33が導通し、ノード30がリセット電位VRHにリセットされる。フォトダイオード30に光が入射されると、入射光強度に応じた値の電流IPがノードN30からフォトダイオード30を介して接地電位GNDのラインに流出する。一方、電源電位VDDのラインからログトランジスタ31を介してノードN30に、ログトランジスタ31のVDS−IDS特性に応じた値の電流が流れる。ログトランジスタ31の電流IDSは電圧VDSが高い領域で対数的な応答を示すので、入射光強度が強い場合でも読出トランジスタ33の電流は飽和し難い。したがって、この画素回路によれば広い範囲の入射光強度を検出することができる。
半導体撮像素子では、このような画素回路が行列状に多数配置されている。各画素回路の入射光強度を読出トランジスタ33を用いて検出することにより、被写体の画像を撮像することができる(たとえば特許文献1参照)。
米国特許第6323479号
しかし、このような半導体撮像素子では、全ての画素回路のフレームレートは同じ値に設定されるので、あるフレームレート(たとえば30フレーム/秒)では被写体の低照度領域および高照度領域の両方で良好な画像が得られても、フレームレートを上げた場合は撮像限界照度が高くなり、低照度領域の画像が黒くつぶれてしまう。つまり、広ダイナミックレンジの半導体撮像素子を用いて撮像可能照度帯域幅を確保できても、撮像限界照度を確保することはできない。これは、高速度カメラなどの特定のアプリケーションだけで生じる問題でなく、近年の画素数増大の傾向に伴い、全ての半導体撮像素子のアプリケーションにおいて生じる問題である。
それゆえに、この発明の主たる目的は、撮像限界照度が低い半導体撮像素子を提供することである。
この発明に係る半導体撮像素子は、行列状に配置され、各々が入射光強度に応じた電位を出力する複数の画素回路を備えた半導体撮像素子において、各画素回路は、そのカソードが電源電位のラインに接続され、そのアノードが出力ノードに接続され、入射光強度に応じた値の電流を流すフォトダイオードと、そのドレインが出力ノードに接続され、そのゲートおよびソースが基準電位のラインに接続された第1のP型トランジスタと、出力ノードの電位が電源電位と基準電位の間の予め定められたしきい値電位よりも高い場合は、所定周期で入力されるリセット信号に応答して出力ノードをしきい値電位と基準電位の間の予め定められたリセット電位にリセットし、出力ノードの電位がしきい値電位よりも低い場合は、リセット信号が入力されても出力ノードをリセット電位にリセットしないリセット回路を含み、各画素回路の出力ノードがリセット電位にリセットされる時間間隔は、その画素回路の入射光強度に応じて独立して変化し、その画素回路の入射光強度が弱いほど長くなることを特徴としている。
また、この発明に係る他の半導体撮像素子は、行列状に配置され、各々が入射光強度に応じた電位を出力する複数の画素回路を備えた半導体撮像素子において、各画素回路は、そのカソードが出力ノードに接続され、そのアノードが基準電位のラインに接続され、入射光強度に応じた値の電流を流すフォトダイオードと、そのゲートおよびソースが電源電位のラインに接続され、そのドレインが出力ノードに接続された第1のN型トランジスタと、出力ノードの電位が電源電位と基準電位の間の予め定められたしきい値電位よりも低い場合は、所定周期で入力されるリセット信号に応答して出力ノードを電源電位としきい値電位との間の予め定められたリセット電位にリセットし、出力ノードの電位がしきい値電位よりも高い場合は、リセット信号が入力されても出力ノードをリセット電位にリセットしないリセット回路を含み、各画素回路の出力ノードがリセット電位にリセットされる時間間隔は、その画素回路の入射光強度に応じて独立して変化し、その画素回路の入射光強度が弱いほど長くなることを特徴としている。
また、この発明に係るさらに他の半導体撮像素子は、行列状に配置され、各々が入射光強度に応じた電位を出力する複数の画素回路を備えた半導体撮像素子において、各画素回路は、そのカソードが電源電位のラインに接続され、そのアノードが出力ノードに接続され、入射光強度に応じた値の電流を流すフォトダイオードと、そのドレインが出力ノードに接続され、そのゲートおよびソースが基準電位のラインに接続された第1のP型トランジスタと、制御電位が電源電位と基準電位の間の予め定められたしきい値電位よりも高い場合は、所定周期で入力されるリセット信号に応答して出力ノードをしきい値電位と基準電位の間の予め定められたリセット電位にリセットし、制御電位がしきい値電位よりも低い場合は、リセット信号が入力されても出力ノードをリセット電位にリセットしないリセット回路を含み、各画素回路の出力ノードがリセット電位にリセットされる時間間隔は、その画素回路の制御電位を調整することにより制御可能になっていることを特徴としている。
また、この発明に係るさらに他の半導体撮像素子は、行列状に配置され、各々が入射光強度に応じた電位を出力する複数の画素回路を備えた半導体撮像素子において、各画素回路は、そのカソードが出力ノードに接続され、そのアノードが基準電位のラインに接続され、入射光強度に応じた値の電流を流すフォトダイオードと、そのゲートおよびソースが電源電位のラインに接続され、そのドレインが出力ノードに接続された第1のN型トランジスタと、制御電位が電源電位と基準電位の間の予め定められたしきい値電位よりも低い場合は、所定周期で入力されるリセット信号に応答して出力ノードを電源電位としきい値電位との間の予め定められたリセット電位にリセットし、制御電位がしきい値電位よりも高い場合は、リセット信号が入力されても出力ノードをリセット電位にリセットしないリセット回路を含み、各画素回路の出力ノードがリセット電位にリセットされる時間間隔は、その画素回路の制御電位を調整することにより制御可能になっていることを特徴としている。
この発明に係る半導体撮像素子では、各画素回路の出力ノードがリセット電位にリセットされる時間間隔は、その画素回路の入射光強度に応じて独立して変化し、その画素回路の入射光強度が弱いほど長くなる。したがって、画素回路の入射光強度が低い場合はその画素回路出力ノードがリセット電位にリセットされる時間間隔が長くなるので、低照度の場合でも十分な光量を確保することができ、撮像限界照度を下げることができる。
また、この発明に係る他の半導体撮像素子では、各画素回路の出力ノードがリセット電位にリセットされる時間間隔は、その画素回路の制御電位を調整することにより制御可能になっている。したがって、画素回路の入射光強度が低い場合は、制御電位を調整して各画素回路の出力ノードがリセット電位にリセットされる時間間隔を長くすることにより、低照度の場合でも十分な光量を確保することができ、撮像限界照度を下げることができる。
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1による半導体撮像素子の構成を示すブロック図である。図1において、この半導体撮像素子は、複数行複数列に配置された複数の画素回路1を含む画素アレイ2と、読出回路3と、リセット信号発生回路4とを備える。画素アレイ2には、外部から電源電位VDD、接地電位GNDおよびリセット電位VRLが与えられる。リセット電位VRLは、半導体撮像素子の内部で生成してもよい。
画素回路1は、光電変換を行って入射光強度に応じた電位VPを出力する。読出回路3は、各画素回路1の出力電位VPを読出す。リセット信号発生回路4は、リセット信号RSTを生成して各画素回路1に与える。リセット信号RSTは、外部から導入してもよい。
図2は、画素回路1の構成を示す回路図である。図2において、画素回路1は、フォトダイオード10、ログトランジスタ11、リセットトランジスタ12および読出トランジスタ13を備える。フォトダイオード10のカソードは電源電位VDDのラインに接続され、そのアノードはノードN10に接続される。フォトダイオード10は、入射光強度に比例した値の電流を流す。
ログトランジスタ11は、PチャネルMOSトランジスタで構成され、そのソースはノードN10に接続され、そのゲートおよびドレインは接地電位GNDのラインに接続される。図3は、ログトランジスタ11のVDS−IDS特性を示す図である。VDSを0Vから徐々に上昇させて行くと、ログトランジスタ11はまず弱反転領域動作を行い、次いでログトランジスタ11は強反転領域動作を行い、VDSが1.0Vを超えるとログトランジスタ11は対数領域動作を行なう。
VDSが0〜1.0の範囲ではIDSはVDSに応じて指数関数的に増加するが、VDSが1.0Vを超えるとログトランジスタ11のN層およびP層の抵抗値が無視できなくなり、IDSの傾きが小さくなる。この現象は、ダイオードのニー特性と呼ばれている。このように、VDSが高くなるとIDSの傾きが小さくなるので、10桁以上の光強度分布に対して読出トランジスタ13の飽和を抑制することができる。
リセットトランジスタ12は、制御ゲートの電位に応じて利得係数βが変化するNチャネルMOSトランジスタ(N型利得可変トランジスタ)で構成されている。リセットトランジスタ12のソースはリセット電位VRLを受け、その通常ゲートはリセット信号RSTを受け、その制御ゲートおよびドレインはノードN10に接続される。リセット電位VRLは、接地電位GNDに近い正電位である。リセット信号RSTは、所定の周期でパルス的に「H」レベルになる信号である。
リセットトランジスタ12の利得係数βは、ノードN10の電位VPが低下すると小さくなり、ノードN10の電位VPが上昇すると大きくなる。したがって、ノードN10の電位VPが低い場合はリセット信号が「H」レベルにされてもノードN10の電位VPはリセット電位VRLにリセットされず、ノードN10の電位VPが高い場合はリセット信号が「H」レベルにされるとノードN10の電位VPはリセット電位VRLにリセットされる。
ここで、リセットトランジスタ12を構成するN型利得可変トランジスタについて説明する。図4(a)はN型利得可変トランジスタのレイアウトを示す図、図4(b)は図4(a)のIVB−IVB線断面図である。図4(a)(b)において、このN型利得可変トランジスタでは、P型シリコン基板PBの表面に絶縁膜を介して帯状の通常ゲートGRが形成され、さらに通常ゲートGRを覆うように絶縁層を介して制御ゲートCGが形成されている。制御ゲートCGは通常ゲートGRに対して斜めに配置される。その長辺中央部が通常ゲートGRと直交する長方形の領域にN型不純物が注入され、ゲートGR,CGの一方側にソースSRが形成され、ゲートGR,CGの他方側にドレインDRが形成される。通常ゲートGR,制御ゲートCG、ソースSRおよびドレインDRの各々は、コンタクトホールCHを介して他のノードに接続される。N型利得可変トランジスタは、通常ゲートGRのゲート長Lrおよびゲート幅Wrと、通常ゲートGRと制御ゲートCGの角度θとをパラメータとして有する。
図5(a)(b)は、N型利得可変トランジスタのβ変調の原理を示す図である。制御ゲートCGの下のチャネルのコンダクタンスが通常ゲートGRと同等かそれ以下になるように制御ゲートCGの電位を設定した場合は、図5(a)の斜線を施した部分が実効的なゲート領域となる。すなわち、実効的なゲート長Lは通常ゲートGRのゲート長Lrよりも長くなり、実効的なゲート幅Wは通常ゲートGRのゲート幅Wrよりも狭くなるので、利得係数β=W/Lは低下する。
一方、制御ゲートCGの下のチャネルのコンダクタンスが通常ゲートGRよりも十分に大きくなるように制御ゲートCGの電位を設定した場合は、図5(b)の斜線を施した部分が実効的なゲート領域となる。すなわち、実効的なゲート長Lおよびゲート幅Wは通常ゲートGRのゲート長Lrおよびゲート幅Wrと同等になり、利得係数βは上昇する。したがって、N型利得可変トランジスタの利得係数βは、制御ゲートCGの電位に応じて変化する。利得係数βの変調特性は、上記パラメータWr,Lr,θによって設定することができる。
なお、図4(a)(b)では、通常ゲートGRを覆うように制御ゲートCGを斜めに設けたが、制御ゲートCGのうちの通常ゲートGRの上方の部分を除去しても良いし、斜めに設けた通常ゲートGRを覆うようにして帯状の制御ゲートCGを設けても良いし、くの字型の通常ゲートGRを覆うようにして帯状の制御ゲートCGを設けても良い(WO02/059979A1号公報参照)。また、通常ゲートGRを覆うようにして幅広のI字型の制御ゲートCGを設けても良い(特願2003−174703号参照)。
図6は、ログトランジスタ11およびリセットトランジスタ12のVDS−IDS特性を示す図である。図6において、曲線Aはログトランジスタ11のVDS−IDS特性を示し、曲線BはノードN10の電位VPが十分に高く、かつリセット信号RSTが活性化レベルの「H」レベルに固定されている場合のリセットトランジスタ12のVDS−IDS特性を示し、曲線CはノードN10の電位VPが十分に低く、かつリセット信号RSTが活性化レベルの「H」レベルに固定されている場合のリセットトランジスタ12のVDS−IDS特性を示している。ノードN10の電位VPがリセット電位VRLよりも高い範囲では、曲線Bは曲線Aよりも上に有り、曲線Cは曲線Aよりも下にある。
このことは、ノードN10の電位VPが十分に高い場合はリセット信号RSTが活性化レベルの「H」レベルにされたときにノードN10の電位VPがリセット電位VRLにリセットされ、ノードN10の電位VPが十分に低い場合はリセット信号RSTが活性化レベルの「H」レベルにされたときでもノードN10の電位VPがリセット電位VRLにリセットされないことを示している。
読出トランジスタ13は、NチャネルMOSトランジスタで構成され、そのゲートはノードN10に接続される。読出トランジスタ23は、PチャネルMOSトランジスタで構成しても良い。読出トランジスタ13は、図示しない配線およびスイッチを介して読出回路3に結合される。図7は、選択された画素回路1の読出トランジスタ13が読出回路3と結合された状態を示す回路図である。図7において、読出回路3は、電源電位VDDのラインと接地電位GNDのラインとの間に直列接続された定電流源14およびNチャネルMOSトランジスタ15を含む。
選択された画素回路1の読出トランジスタ13のドレインは接地電位GNDのラインに接続され、そのソースは定電流源14とNチャネルMOSトランジスタ15の間のノードN14に接続される。NチャネルMOSトランジスタ15のゲートは一定のバイアス電位VBを受ける。NチャネルMOSトランジスタ15は、抵抗素子を構成する。ノードN10の電位VPに応じて読出トランジスタ13の抵抗値が変化し、ノードN14の電位VOが変化する。この電位VOを検出することによって画素回路1の入射光強度を検出することができる。なお、図7ではVPを増幅して読出す方法を示したが、ソースフォロワ方式でVPを読み出しても良いし、他のどのような方法で読出してもよい。
図8は、図1〜図7で説明した画素回路1の動作を示すタイムチャートである。図8では、高照度の場合すなわち画素回路1の入射光強度が高い場合におけるノードN10の電位VPの時間変化(一点鎖線)と、低照度の場合すなわち画素回路1の入射光強度が低い場合におけるノードN10の電位VPの時間変化(実線)とが示されている。リセット信号RSTは、一定の周期(図8では時刻t0,t1,t2)でパルス的に活性化レベルの「H」レベルになる。初期状態ではノードN10の電位VPはリセット電位VRLにリセットされているものとする。
また、VPが所定のしきい値電位VP0よりも高い場合は、リセットトランジスタ12の電流駆動能力がログトランジスタ11の電流駆動能力よりも大きくなり、リセットトランジスタ12が導通するとVPがリセット電位VRLにリセットされる。VPがしきい値電位VP0よりも低い場合は、リセットトランジスタ12の電流駆動能力がログトランジスタ11の電流駆動能力よりも小さくなり、リセットトランジスタ12が導通してもVPはリセット電位VRLにリセットされない。ここで、しきい値電位VP0は、リセット電位VRLと電源電位VDDの間の所定の電位に設定されている。
高照度の場合は、フォトダイオード10に比較的大きな値の電流IPが流れ、ノードN10の電位VPが急速に上昇する。VPがログトランジスタ11の対数動作領域に入ると、VPの傾きが小さくなる。VPの読出は、時刻t1の直前に行なわれる。時刻t1では、VPはしきい値電位VP0よりも高くなり、リセットトランジスタ12の利得係数βが高くなっているので、リセット信号RSTがパルス的に「H」レベルになると、リセットトランジスタ12が高い電流駆動能力で導通し、VPはリセット電位VRLにリセットされる。時刻t1〜t2では、照度が変わらない場合は、時刻t0〜t1と同じ動作が行なわれる。
低照度の場合は、フォトダイオード10に比較的小さな値の電流IPが流れ、ノードN10の電位VPは徐々に上昇する。VPはログトランジスタ11の対数動作領域に入らないので、VPの傾きは一定である。VPの読出は、時刻t1の直前に行なわれる。時刻t1では、VPはしきい値電位VP0よりも低く、リセットトランジスタ12の利得係数βが低いので、時刻t1においてリセット信号RSTがパルス的に「H」レベルになってリセットトランジスタ12が導通しても、VPはリセット電位VRLにリセットされず、ノードN10の電位VPはさらに上昇する。VPの読出は、時刻t2の直前に再度行なわれる。時刻t2では、VPはしきい値電位VP0よりも高くなり、リセットトランジスタ12の利得係数βが高くなっているので、リセット信号RSTがパルス的に「H」レベルになると、リセットトランジスタ12が高い電流駆動能力で導通し、VPはリセット電位VRLにリセットされる。これは、画素回路1のリセット周期を長くし、フレームレートを下げたことを意味する。
この実施の形態1では、画素回路1の入射光強度が低い場合はその画素回路1のフレームレートを下げるので、低照度領域においても十分な光量を得ることができ、撮像限界照度を下げることができる。
図9は、この実施の形態1の変更例を示す図である。図9において、この画素回路は、図2の画素回路1にログトランジスタ16を追加したものである。ログトランジスタ16は、PチャネルMOSトランジスタで構成され、そのソースはログトランジスタ11のゲートおよびドレインに接続され、そのゲートおよびドレインは接地電位GNDのラインに接続される。ログトランジスタ16は、ログトランジスタ11と同じVDS−IDS特性を有する。したがって、光入射によって生じるノードN10の電位VPの上昇速度を画素回路1の2倍にすることができる。よって、ログトランジスタ16の分だけレイアウト面積が大きくなるが、画素回路1よりも実質的に感度が高くなり、より低照度での撮像が可能になる。なお、この変更例ではノードN10と接地電位GNDのラインとの間に2つのログトランジスタ11,16を直列接続したが、3つ以上のログトランジスタを直列接続しても良い。
[実施の形態2]
図10は、この発明の実施の形態2による半導体撮像素子の画素回路の構成を示す回路図である。図10において、この画素回路は、フォトダイオード20、ログトランジスタ21、リセットトランジスタ22および読出トランジスタ23を備える。フォトダイオード20のカソードはノードN20に接続され、そのアノードは接地電位GNDのラインに接続される。フォトダイオード20は、入射光強度に比例した値の電流を流す。
ログトランジスタ21は、NチャネルMOSトランジスタで構成され、そのソースはノードN20に接続され、そのゲートおよびドレインは電源電位VDDのラインに接続される。ログトランジスタ21のVDS−IDS特性は、図3で示したログトランジスタ11のVDS−IDS特性と同じであり、弱反転領域と強反転領域と対数領域とを有する。
リセットトランジスタ22は、制御ゲートの電位に応じて利得係数βが変化するPチャネルMOSトランジスタ(P型利得可変トランジスタ)で構成されている。リセットトランジスタ22のソースはリセット電位VRHを受け、その通常ゲートはリセット信号/RSTを受け、その制御ゲートおよびドレインはノードN20に接続される。リセット電位VRHは、電源電位VDDよりも低く、かつ電源電位VDDに近い正電位である。リセット信号/RSTは、所定の周期でパルス的に「L」レベルになる信号である。
リセットトランジスタ22の利得係数βは、ノードN20の電位VPが低下すると大きくなり、ノードN20の電位VPが上昇すると小さくなる。したがって、ノードN20の電位VPがしきい値電位VP0よりも高い場合はリセット信号が「L」レベルにされてもノードN20の電位VPはリセット電位VRHにリセットされず、ノードN20の電位VPがしきい値電位VP0よりも低い場合はリセット信号が「L」レベルにされるとノードN20の電位VPはリセット電位VRHにリセットされる。ここで、しきい値電位VP0は、接地電位GNDとリセット電位VRHの間の所定の電位に設定されている。
読出トランジスタ23は、NチャネルMOSトランジスタで構成され、そのゲートはノードN20に接続される。なお、読出トランジスタ23は、PチャネルMOSトランジスタで構成しても良い。他の構成および動作は、実施の形態1と同じであるので、その説明は繰り返さない。
この実施の形態2では、実施の形態1と同じ効果が得られる。また、実施の形態1では、フォトダイオードをN型ウェル中に形成する必要があるため、P型基板−N型ウェル間に拡がる空乏層に起因して、P型基板−N型ウェル間の空乏層とN型ウェル−P型不純物領域間の空乏層との間にパンチスルーが生じる。しかし、この実施の形態2では、フォトダイオードをN型ウェル中に形成するので、上記パンチスルーが生じることはない。この結果、製造プロセスにおけるフォトダイオード形成条件を緩和することができるので制御性が向上し、安定した製品供給が可能になる。
図11は、この実施の形態2の変更例を示す図である。図11において、この画素回路は、図10の画素回路にログトランジスタ24を追加したものである。ログトランジスタ24は、NチャネルMOSトランジスタで構成され、そのソースはログトランジスタ21のゲートおよびドレインに接続され、そのゲートおよびドレインは電源電位VDDのラインに接続される。ログトランジスタ24は、ログトランジスタ21と同じVDS−IDS特性を有する。したがって、光入射によって生じるノードN20の電位VPの下降速度を図10の画素回路の2倍にすることができる。よって、ログトランジスタ24の分だけレイアウト面積が大きくなるが、図10の画素回路よりも実質的に感度が高くなり、より低照度での撮像が可能になる。なお、この変更例では電源電位VDDのラインとノードN20との間に2つのログトランジスタ24,21を直列接続したが、3つ以上のログトランジスタを直列接続しても良い。
[実施の形態3]
図12は、この発明の実施の形態3による半導体撮像素子の画素回路の構成を示す回路図である。図12において、この画素回路は、図2の画素回路1のリセットトランジスタ12の制御ゲートに制御電位VCLを与えたものである。制御電位VCLを調整することにより、画素回路のフレームレートを任意に調整することができる。
制御電位VCLとしては、たとえば全画素回路のノードN10の電位VPの平均値を使用する。照度が非常に低く、VPの平均値が非常に低い場合、規定のリセットサイクルでは十分なVPを得ることができないが、この半導体撮像素子ではVPが読出可能なレベルに上昇するまでリセットをキャンセルするので、低照度領域においても十分な光量を得ることができ、撮像限界照度を下げることができる。
なお、この実施の形態3では、ノードN10と接地電位GNDのラインとの間に1つのログトランジスタ11を接続したが、複数のログトランジスタを直列接続しても良い。
図13は、この実施の形態3の変更例を示す回路図である。図13において、この画素回路は、図10の画素回路のリセットトランジスタ22の制御ゲートに制御電位VCHを与えたものである。制御電位VCHを調整することにより、画素回路のフレームレートを任意に調整することができる。この変更例でも、実施の形態3と同じ効果が得られる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施の形態1による半導体撮像素子の構成を示すブロック図である。 図1に示した画素回路の構成を示す回路図である。 図2に示したログトランジスタのVDS−IDS特性を示す図である。 図2に示したリセットトランジスタを構成するN型利得可変トランジスタの構成を示す図である。 図4に示したN型利得可変トランジスタの動作を示す図である。 図4に示したN型利得可変トランジスタの動作を示す他の図である。 図1に示した読出回路の要部を示す図である。 図1〜図7に示した画素回路の動作を示す図である。 実施の形態1の変更例を示す図である。 この発明の実施の形態2による半導体撮像素子の画素回路の構成を示す回路図である。 実施の形態2の変更例を示す図である。 この発明の実施の形態3による半導体撮像素子の画素回路の構成を示す回路図である。 実施の形態3の変更例を示す図である。 従来の半導体撮像素子の画素回路の構成を示す回路図である。
符号の説明
1 画素回路、2 画素アレイ、3 読出回路、4 リセット信号発生回路、10,20,30 フォトダイオード、11,16,21,24,31 ログトランジスタ、12,22,32 リセットトランジスタ、13,23,33 読出トランジスタ、14 定電流源、15 NチャネルMOSトランジスタ、GR 通常ゲート、CG 制御ゲート、SR ソース、DR ドレイン、CH コンタクトホール、PB P型シリコン基板。

Claims (12)

  1. 行列状に配置され、各々が入射光強度に応じた電位を出力する複数の画素回路を備えた半導体撮像素子において、
    各画素回路は、
    そのカソードが電源電位のラインに接続され、そのアノードが出力ノードに接続され、入射光強度に応じた値の電流を流すフォトダイオード、
    そのドレインが前記出力ノードに接続され、そのゲートおよびソースが基準電位のラインに接続された第1のP型トランジスタ、および
    前記出力ノードの電位が前記電源電位と前記基準電位の間の予め定められたしきい値電位よりも高い場合は、所定周期で入力されるリセット信号に応答して前記出力ノードを前記しきい値電位と前記基準電位の間の予め定められたリセット電位にリセットし、前記出力ノードの電位が前記しきい値電位よりも低い場合は、前記リセット信号が入力されても前記出力ノードを前記リセット電位にリセットしないリセット回路を含み、
    各画素回路の前記出力ノードが前記リセット電位にリセットされる時間間隔は、その画素回路の入射光強度に応じて独立して変化し、その画素回路の入射光強度が弱いほど長くなることを特徴とする、半導体撮像素子。
  2. 前記リセット回路は、その通常ゲートが前記リセット信号を受け、そのソースが前記リセット電位を受け、その制御ノードおよびドレインが前記出力ノードに接続され、前記制御ノードの電位上昇に応じてその利得係数が増大するN型利得係数可変トランジスタを含む、請求項に記載の半導体撮像素子。
  3. 各画素回路は、さらに、前記出力ノードと前記基準電位のラインとの間に前記第1のP型トランジスタと直列接続され、そのゲートとドレインが接続された少なくとも1つの第2のP型トランジスタを含む、請求項または請求項に記載の半導体撮像素子。
  4. 行列状に配置され、各々が入射光強度に応じた電位を出力する複数の画素回路を備えた半導体撮像素子において、
    各画素回路は、
    そのカソードが出力ノードに接続され、そのアノードが基準電位のラインに接続され、入射光強度に応じた値の電流を流すフォトダイオード、
    そのゲートおよびソースが電源電位のラインに接続され、そのドレインが前記出力ノードに接続された第1のN型トランジスタ、および
    前記出力ノードの電位が前記電源電位と前記基準電位の間の予め定められたしきい値電位よりも低い場合は、所定周期で入力されるリセット信号に応答して前記出力ノードを前記電源電位と前記しきい値電位との間の予め定められたリセット電位にリセットし、前記出力ノードの電位が前記しきい値電位よりも高い場合は、前記リセット信号が入力されても前記出力ノードを前記リセット電位にリセットしないリセット回路を含み、
    各画素回路の前記出力ノードが前記リセット電位にリセットされる時間間隔は、その画素回路の入射光強度に応じて独立して変化し、その画素回路の入射光強度が弱いほど長くなることを特徴とする、半導体撮像素子。
  5. 前記リセット回路は、その通常ゲートが前記リセット信号を受け、そのソースが前記リセット電位を受け、その制御ノードおよびドレインが前記出力ノードに接続され、前記制御ノードの電位低下に応じてその利得係数が増大するP型利得係数可変トランジスタを含む、請求項に記載の半導体撮像素子。
  6. 各画素回路は、さらに、前記電源電位のラインと前記出力ノードとの間に前記第1のN型トランジスタと直列接続され、そのゲートとドレインが接続された少なくとも1つの第2のN型トランジスタを含む、請求項または請求項に記載の半導体撮像素子。
  7. 行列状に配置され、各々が入射光強度に応じた電位を出力する複数の画素回路を備えた半導体撮像素子において、
    各画素回路は、
    そのカソードが電源電位のラインに接続され、そのアノードが出力ノードに接続され、入射光強度に応じた値の電流を流すフォトダイオード、
    そのドレインが前記出力ノードに接続され、そのゲートおよびソースが基準電位のラインに接続された第1のP型トランジスタ、および
    制御電位が前記電源電位と前記基準電位の間の予め定められたしきい値電位よりも高い場合は、所定周期で入力されるリセット信号に応答して前記出力ノードを前記しきい値電位と前記基準電位の間の予め定められたリセット電位にリセットし、前記制御電位が前記しきい値電位よりも低い場合は、前記リセット信号が入力されても前記出力ノードを前記リセット電位にリセットしないリセット回路を含み、
    各画素回路の前記出力ノードが前記リセット電位にリセットされる時間間隔は、その画素回路の前記制御電位を調整することにより制御可能になっていることを特徴とする、半導体撮像素子。
  8. 前記リセット回路は、その通常ゲートが前記リセット信号を受け、その制御ゲートが前記制御電位を受け、そのソースが前記リセット電位を受け、そのドレインが前記出力ノードに接続され、前記制御ノードの電位上昇に応じてその利得係数が増大するN型利得係数可変トランジスタを含む、請求項に記載の半導体撮像素子。
  9. 各画素回路は、さらに、前記出力ノードと前記基準電位のラインとの間に前記第1のP型トランジスタと直列接続され、そのゲートとドレインが接続された少なくとも1つの第2のP型トランジスタを含む、請求項または請求項に記載の半導体撮像素子。
  10. 行列状に配置され、各々が入射光強度に応じた電位を出力する複数の画素回路を備えた半導体撮像素子において、
    各画素回路は、
    そのカソードが出力ノードに接続され、そのアノードが基準電位のラインに接続され、入射光強度に応じた値の電流を流すフォトダイオード、
    そのゲートおよびソースが電源電位のラインに接続され、そのドレインが前記出力ノードに接続された第1のN型トランジスタ、および
    制御電位が前記電源電位と前記基準電位の間の予め定められたしきい値電位よりも低い場合は、所定周期で入力されるリセット信号に応答して前記出力ノードを前記電源電位と前記しきい値電位との間の予め定められたリセット電位にリセットし、前記制御電位が前記しきい値電位よりも高い場合は、前記リセット信号が入力されても前記出力ノードを前記リセット電位にリセットしないリセット回路を含み、
    各画素回路の前記出力ノードが前記リセット電位にリセットされる時間間隔は、その画素回路の前記制御電位を調整することにより制御可能になっていることを特徴とする、半導体撮像素子。
  11. 前記リセット回路は、その通常ゲートが前記リセット信号を受け、その制御ノードが前記制御電位を受け、そのソースが前記リセット電位を受け、そのドレインが前記出力ノードに接続され、前記制御ノードの電位低下に応じてその利得係数が増大するP型利得係数可変トランジスタを含む、請求項1に記載の半導体撮像素子。
  12. 各画素回路は、さらに、前記電源電位のラインと前記出力ノードとの間に前記第1のN型トランジスタと直列接続され、そのゲートとドレインが接続された少なくとも1つの第2のN型トランジスタを含む、請求項1または請求項1に記載の半導体撮像素子。
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