JP3720025B2 - How to build a large box culvert - Google Patents
How to build a large box culvert Download PDFInfo
- Publication number
- JP3720025B2 JP3720025B2 JP2003009657A JP2003009657A JP3720025B2 JP 3720025 B2 JP3720025 B2 JP 3720025B2 JP 2003009657 A JP2003009657 A JP 2003009657A JP 2003009657 A JP2003009657 A JP 2003009657A JP 3720025 B2 JP3720025 B2 JP 3720025B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side wall
- top plate
- plate member
- concrete
- wall members
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Sewage (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、大型暗渠を簡易に組立て可能な大型ボックスカルバートの構築方法に関する。特に、プレキャストコンクリート製の新規な構造の側壁部材と頂版部材とにより構築する大型ボックスカルバートの構築方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から大型暗渠の構築は現場において鉄筋コンクリートの打ち込みによって構築していた。そのため現場での型枠組みなどの作業が煩雑であり、施工性に問題があった。これを解決するために本出願人は小型化した積みブロックを積み上げて組み立て構築する簡易な方法を多数提案した(特許文献1)。
その他、また、底壁を形成する脚部に間隔を開けて内壁と外壁とを植立した側壁部材を左右対に所定の幅でプレキャスコンクリートによって型造り、コンクリート打ち込み現場において前記側壁部材の内壁と外壁との間にコンクリートを打設して、この左右側壁部材の内壁上端間に頂版部材を張架して枠体を構築するものが知られている。(特許文献2)。更に、頂壁部と両側壁部、底壁部に分割して、両側壁部及び頂壁部をプレキャスとコンクリートにより型造り、現場に搬送して組立て、鉄筋を敷きつめて底壁部にコンクリートを流し込む構築方法も提案されている(特許文献3)。
【0003】
特許文献1 特開平11−229412号公報
特許文献2 特許第3180316号公報
特許文献3 特開2001−303654号公報
【0004】
特許文献1の方法は、余り大きくないボックスカルバーとでは問題がないが、大型になると、ブロック内に挿通する鉄筋の位置合わせや、サイズ調整に問題があり、特に治水工事に際してのブロック間の完全防水処理に多大な費用がかかっていた。また、特許文献2は、側壁部材の高さが異なる内壁と外壁との間に空間を設け、この内壁の上端間に頂版部材を載置して固定部材で固定して張設し、この内壁と外壁との間にコンクリートを充填するもので、プレキャストコンクリートを軽量に形成することを目的としているが、側壁部材の内壁と外壁間の中空部分が搬送中に破損するおそれがあり、運搬上に問題があった。更に、特許文献3は平らな表面を備えた頂壁部との両側壁部とからなり、両側壁部の上端に載置する頂壁部との結合部分を山形に形成し、凸型インサート継手によって結合するものであるが、この部分に樹脂接着剤、モルタルによって結合するもので、強度の弱いものである。
これら特許文献2、特許文献3の場合は、施工現場における設計条件の違い(土被りが1m,2m,3m)により、プレキャスト製品製造工場において大きさの異なる側壁部材、頂版部材を型造り、準備する必要があり。コスト高となっていた。また、土被りの差異により土圧が大きく異なるため厚みの異なる側壁部材、頂版部材を使用する必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような従来の大型ボックスカルバートの構築方法の施工の煩雑さや精度の欠点について改善するととも水中においても耐久性の良いものを提供する。
本発明の課題は、現場における施工の短縮化と強度の優れた暗渠を提供することである。
本発明の課題は、構築後の完全防水処理を必要としない、構築後の製品精度の誤差の少ない大型ボックスカルバートの構築方法を提供することである。
その他の本発明の課題は、品質管理の行き届いた工場で制作し、施工現場に簡易に運搬可能とし、現場において容易に組立て一体化ができ、規格化された側壁部材、頂版部材を使用し、施工現場において補強リブの大きさを変更することで多種類の大きさの構築が可能な大型ボックスカルバートの構築方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の前記課題は以下の構成によって達成できる。
コ字状に脚部を張出した一対の断面凹形の側壁部材と断面凹形の頂版部材とをプレキャストコンクリート製とし、これら一対の側壁部材の脚部のコ字状に張出部を内側にして所定間隔で基礎底盤上に対向して配置し、この両側に植立した側壁部材が緊張継手を介して隣接されて多数配列して壁部を形成し、この側壁部材の上端間に凹部を外側にして前記頂版部材を載置して張架し、この側壁部材と頂版部材との連結部分をガイドピンで位置決めするとともに緊張継手で連結し、頂版部材と側壁部材とにより大型ボックス枠を形成し、この側壁部材間の基礎底盤表面に所定の幅で鉄筋を組立て張り巡らし、所定の厚さのコンクリートを打設した大型ボックスカルバートの構築方法の構成である。
【0007】
また、本発明の課題は、コ字状に脚部を張出した一対の断面凹形の側壁部材と断面凹形の頂版部材との凹形の両側肉厚の畝部内にPC鋼棒を内蔵させてプレキャストコンクリート製とし、これら一対の側壁部材の脚部のコ字状の張出部を内側にして所定間隔で基礎底盤上に対向して配置し、この両側に植立した側壁部材が緊張継手を介して隣接されて多数配列して壁部を形成し、この側壁部材の上端間に凹部を外側にして前記頂版部材を載置して張架し、この側壁部材と頂版部材との連結部分をガイドピンで位置決めするとともに緊張継手で連結し、前記畝部内にPC鋼棒を備えた頂版部材と側壁部材とにより大型ボックス枠を形成し、この側壁部材間の基礎底盤表面に所定の幅で鉄筋を組立て張り巡らし、所定の厚さのコンクリートを打設した大型ボックスカルバートの構築方法によって達成できる。
【0008】
本発明の課題は、前記側壁部材と前記頂版部材とにより大型ボックスを形成し、前記側壁部材間の基礎底盤表面に鉄筋を張り巡らすとともに前記側壁部材と前記頂版部材の凹部内に鉄筋を編込み埋設し、この側壁部材の凹部を外板で隠蔽し、前記頂版部材の両端部を開口するとともに中央部分を一定間隔で複数の開口部を設けて外板で固着し、この頂版部材の開口部分よりコンクリートを打設するとともに前記側壁部材間の基礎底盤表面の鉄筋部分にも所定の厚さのコンクリートを打設してなる大型ボックスカルバートの構築方法によって達成できる。
【0009】
更に、本発明の課題は、前記側壁部材と前記頂版部材との長さや幅を変更することなく、構築した後、これら凹部内に組み込む鉄筋の長さ、補強リブの外板の長さや幅を変更することにより、数種類の土被りの長さに対応できる構成、及び前記側壁部材の下端の中央凹部が両側畝部より短く形成し、これによってできる空間部の脚部に敷設する鉄筋を組み込み、前記側壁部材等の凹部内の鉄筋とを連結し、この鉄筋の組み込み内にコンクリートを打設して補強リブや基礎底壁を形成する構成によって達成できる。
【0010】
本発明の大型ボックスカルバートの構築方法は、プレキャストコンクリート製の側壁部材と頂版部材とを所定の厚さの断面凹形に形成してあるから、工場から施工現場への運搬搬送に際して支障なく搬送することができる。また、工場においてプレキャストするので、緊張継手などの埋設位置の精度管理が十分にできる。
【0011】
また、本発明の大型ボックスカルバートの構築方法は、底壁の基礎底壁用鉄筋を脚部間の空間部に編み込み敷設してあるので側壁部材の強度に優れる。しかも頂版部材と側壁部材との凹部内に鉄筋を編み込み埋設してコンクリートを打設するから、側壁部材の強度が補強され、生コンクリート投入受枠や外板により内部への水分などの侵入を防止することができる。
その上、この側壁部材、頂版部材の長さ、幅を変更することなく、規格化された大きさのものを使用して、施工現場において土被りが1m,2m,3mの差異があっても外板、生コンクリート受板等の補強リブの長さ、幅を変更することにより対応することができ、プレキャスト製品の型枠などを多数準備する必要が無く、コスト低減を図ることができる。
【0012】
更に、コンクリートを打設した基礎底版上に側壁部材を植設してあるから底版の平面性が保持され、強度のある大型ボックスカルバートを構築でき、頂版部材の凹部両端部分の側壁部材との連結部分において傾斜面を形成して、側壁部材の凹部に連結してあるから、凹部内に組み込む鉄筋の結合が強固になる。しかも、側壁部材の脚部間に基礎底壁用鉄筋が組み立てられ、側壁部材と頂版部材との凹部内を鉄筋が周回して形成されてコンクリート打設しているので、全体を構築した時の強度に優れる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明に係る大型ボックスカルバートの構築方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図3は本発明大型ボックスカルバートの構築方法の作業工程を示す概略説明図である。図4〜図6は本発明大型ボックスカルバートの構築方法の他の実施形態の作業工程を説明する概略説明図である。図7、図8は冬場に降雪量の多い地区におけるスノーシェルターの実施形態を示す説明図である。図9は本発明に使用する側壁部材及び頂版部材内にPC棒を挿通した場合の実施形態を示す説明図である。
【0014】
この発明の大型ボックスカルバートの構築方法について、図面に示す実施の形態に基づいて説明する。
施工現場において断面凹形の側壁部材3の脚部3cを位置決めするレベル調整用の埋込レール2を布設した現場打底版1を形成する。左右の側壁部材3の脚部3cを対向させ、この脚部3cの低面を位置合せして現場打底版1の埋め込みレール2,2,2,2上に植立する。この現場打底版1は平面性が保持されている地盤などの場合は必要性がないが、通常は、地盤の表面が凹凸になっているので、現場打底版1を施工してから側壁部材3を構築する。
この側壁部材3、3・・の側面に突出して側壁緊張継手7を複数、例えば上端部分と下端部分に埋設してあり、この側壁緊張継手7を嵌合して側壁部材3を複数配列して密接して側壁を形成する。
【0015】
この左右の側壁部材3、3の上面に、断面凹形の頂版部材5の凹部5aを上にして載置して架設し、側壁部材3の端面に突出したガイドピン4,4に頂版部材5の端面を嵌合し、頂版部材5の畝部5bと側壁部材3の畝部3bとを緊張継手6及び頂版部材5の畝部5b同士を頂壁緊張継手7aにて連結して組立構築する。この側壁部材3の脚部3cで囲まれた現場打底版1上に基礎底版用鉄筋9を編みこみ張り巡らせてコンクリートを打設して現場打基礎底壁10を形成する(図3参照)。
【0016】
図4に示す他の実施形態を説明する。
図1の側壁部材3と頂版部材5との枠体の組立て工程を同じくして構築した後、側壁部材3の凹部3a,頂版部材5の凹部5a内に組立て鉄筋8を編み込み組み立てる。特に、頂版部材5の両端部の傾斜面には斜めに鉄筋を配線して組み立ててある。同様にして脚部3cに囲まれた部分に基礎底版用鉄筋9を組立て、側壁部材3の畝部3b,3bの間、すなわち,凹部3aが生コンクリート投入受枠11によって被覆され、外板が形成される。この生コンクリート投入枠11は補強用のリブとして利用すると耐久強度が増加する。
他方、頂版部材5の凹部5a内に配設した組立て鉄筋8を被覆する間板12を所定間隔で配置して開口部を設けて固着する。このように形成した枠体の頂版部材5の開口部分からコンクリートを流し込んで打設する。また、基礎底版用鉄筋9にもコンクリートを打設して構築する。
【0017】
このようにして構築した本発明の大型ボックスカルバートは、一定の大きさの規格化された側壁部材3、頂版部材5を組み立てて全体を構築することができ、基礎打底版1の大きさ、土被りの長さによって補強用のリブである生コンクリート投入受枠11、間板12の長さなどのサイズを変えるのみで肉厚の異なる数種類の大きさの大型ボックスカルバートを構築することができる。
【0018】
図7はスノーシェルター用として、頂版部材を傾斜して構築したボックスカルバートの実施形態を示す斜視図で、片側の側壁部材3の延長部分に生コンクリート投入受枠11を介在して頂版部材5を架設し、この側壁部材3は適当の間隔で採光窓13を設けてある。ある。また、図8はスノーシェルターの頂版部材5をアーチ状に形成した実施形態を示す概略説明図である。
【0019】
本発明の大型ボックスカルバートの構築方法に使用する側壁部材3や頂版部材5について凹部の肉厚の畝部内にPC鋼棒を挿通して緊張してプレキャストしたものを図9に示す。側壁部材3と頂版部材5とをPC鋼棒14を挿通して緊張する。このように形成して側壁部材3の凹部3a内に鉄筋を埋設しなくても、強度に優れたボックスカルバートを構築することができる。
【0020】
【発明の効果】
本発明の大型ボックスカルバートの構築方法は、工場にての厳重な品質管理のもとに製造したプレキャストコンクリート製の断面凹形の側壁部材と頂版部材を使用するから、簡易に施工現場に運搬することができ、施工現場において簡易に組立て短時間に施工構築が出来る。施工現場における組立作業の省力化が可能である。
【0021】
また、組立て鉄筋による編み込みが簡易であるばかりでなく、側壁部材や頂版部材の凹部内に鉄筋の組立て後に生コンクリート投入受枠を嵌合して形成し、生コンクリートの打設が簡易にできる。このようにして構築したボックスカルバートは強靭でありたい急性に優れ、境界面の露出もないので防水処理が必要ない。
しかも、規格化された側壁部材や頂版部材を使用して種々の大きさ、肉厚の異なる大型ボックスカルバートを廉価に構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明大型ボックスカルバートの構築方法の基礎打底版上に側壁部材や頂版部材を組み立てる作業工程を示す概略説明図である。
【図2】本発明の側壁部材と頂版部材とを組み立てた状態を説明する説明図である。
【図3】本発明大型ボックスカルバートの構築方法によって構築された状態を示す説明図である。
【図4】本発明大型ボックスカルバートの構築方法の他の実施形態で、組み立てた側壁部材、頂版部材5の凹部内に組立て鉄筋を組み込んだ状態を示す概略説明図である。
【図5】図4に示される枠体に組立鉄筋を編み込んで補強リブの生コンクリート投入受枠及び外板を施工した状態を示す説明図である。
【図6】図4に示す大型ボックスカルバートの完成図の概略説明図である。
【図7】本発明の大型ボックスカルバートの冬場に降雪量の多い地区におけるスノーシェルターの実施形態を示す概略斜視図である。
【図8】頂版部材をアーチ状に構築した大型ボックスカルバートの実施形態を示す概略斜視図である。
【図9】本発明に使用する側壁部材及び頂版部材内にPC棒を挿通した場合の実施形態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 基礎打底版
2 埋込レール
3 側壁部材
4 ガイドピン
5 頂版部材
6 緊張継手
7 側壁緊張継手
8 組立て鉄筋
9 基礎底壁鉄筋
10 現場打基礎底壁
11 生コンクリート投入受枠
12 間板
13 採光窓
14 PC鋼棒[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a construction method of a large box culvert capable of easily assembling a large culvert. In particular, the present invention relates to a construction method of a large box culvert constructed by a side wall member and a top plate member having a novel structure made of precast concrete.
[0002]
[Prior art]
Traditionally, large culverts have been built on site by reinforced concrete. Therefore, the work such as the formwork at the site is complicated, and there is a problem in workability. In order to solve this problem, the present applicant has proposed a number of simple methods for assembling and constructing stacked blocks having a reduced size (Patent Document 1).
In addition, a side wall member in which the inner wall and the outer wall are planted with a space formed between the legs forming the bottom wall is formed by precast concrete with a predetermined width in the left and right pairs, and the inner wall of the side wall member is It is known that concrete is placed between an outer wall and a top plate member is stretched between inner wall upper ends of the left and right side wall members to construct a frame. (Patent Document 2). Furthermore, it is divided into a top wall part, both side wall parts, and a bottom wall part, and both side wall parts and the top wall part are molded with precast and concrete, transported to the site and assembled, and concrete is applied to the bottom wall part by placing reinforcing bars. A construction method for casting is also proposed (Patent Document 3).
[0003]
Patent Document 1 Japanese Patent Laid-Open No. 11-229212 Patent Document 2 Japanese Patent No. 3180316
The method of Patent Document 1 has no problem with a box culver that is not too large. However, when the size is large, there is a problem in the alignment and size adjustment of the reinforcing bars inserted into the block. The waterproofing process was very expensive. In addition, Patent Document 2 provides a space between the inner wall and the outer wall having different heights of the side wall member, and places the top plate member between the upper ends of the inner wall, and fixes and stretches the fixed plate member. Concrete is filled between the inner wall and the outer wall, and the purpose is to make the precast concrete lightweight. However, the hollow part between the inner wall and the outer wall of the side wall member may be damaged during transportation. There was a problem. Further,
In the case of these
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention provides an improvement in the complexity of construction and the drawbacks of accuracy of the conventional large box culvert construction method as well as a good durability even in water.
An object of the present invention is to provide a culvert with a shortened construction and excellent strength in the field.
An object of the present invention is to provide a method for constructing a large box culvert that does not require complete waterproofing after construction and has little error in product accuracy after construction.
Another problem of the present invention is that it is manufactured in a factory with good quality control, can be easily transported to the construction site, can be easily assembled and integrated at the site, and uses standardized side wall members and top plate members. Another object of the present invention is to provide a construction method for a large box culvert that can be constructed in various sizes by changing the size of the reinforcing rib at the construction site.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The said subject of this invention can be achieved by the following structures.
A pair of concave cross-sectional side wall members and U-shaped top plate members, each having a U-shaped protruding leg, are made of precast concrete. A plurality of side wall members planted on both sides are arranged adjacent to each other via tension joints to form a wall portion, and a recess is formed between the upper ends of the side wall members. The top plate member is placed and stretched on the outside, and the connecting portion between the side wall member and the top plate member is positioned by a guide pin and connected by a tension joint, and the top plate member and the side wall member are large-sized. This is a construction method of a large box culvert in which a box frame is formed, a reinforcing bar is assembled and stretched with a predetermined width on the surface of the foundation bottom between the side wall members, and concrete having a predetermined thickness is placed.
[0007]
Another object of the present invention is to incorporate a PC steel rod into a concave flange on both sides of a concave shape of a pair of concave side wall members having a U-shaped leg projecting and a top plate member having a concave cross section. It is made of precast concrete, and the U-shaped overhangs of the legs of the pair of side wall members are placed inside to face each other on the foundation bottom at a predetermined interval. A wall portion is formed by arranging a plurality of adjacent ones via joints, and the top plate member is placed and stretched with the concave portion outside between the upper ends of the side wall members. The connecting part is positioned with a guide pin and connected with a tension joint, and a large box frame is formed by a top plate member and a side wall member provided with a PC steel rod in the collar part, and on the surface of the foundation bottom plate between the side wall members. Assemble and reinforce reinforcing bars with a predetermined width, and cast concrete with a predetermined thickness Can be achieved by a method for constructing a large box culvert was.
[0008]
An object of the present invention is to form a large box by the side wall member and the top plate member, and to reinforce a reinforcing bar on the surface of the base bottom plate between the side wall members, and to place a reinforcing bar in the concave portion of the side wall member and the top plate member. Weaving and embedding, concealing the concave portion of this side wall member with an outer plate, opening both ends of the top plate member and providing a plurality of openings at a constant interval at the central portion, and fixing with the outer plate. This can be achieved by a method for constructing a large box culvert in which concrete is cast from the opening of the member and concrete having a predetermined thickness is also cast on the reinforcing bar portion of the surface of the foundation bottom between the side wall members.
[0009]
Furthermore, the problem of the present invention is that the length of the reinforcing bars incorporated in the recesses after the construction without changing the length and width of the side wall member and the top plate member, and the length and width of the outer plate of the reinforcing rib The structure that can accommodate several types of soil covering lengths, and the central recess at the lower end of the side wall member is formed shorter than the side flanges, thereby incorporating the reinforcing bars to be laid on the legs of the space part This can be achieved by connecting the reinforcing bars in the recesses such as the side wall members and forming the reinforcing ribs and the foundation bottom wall by placing concrete in the reinforcing bars.
[0010]
In the construction method of the large box culvert of the present invention, the side wall member and the top plate member made of precast concrete are formed in a concave section with a predetermined thickness, so that they can be transported without trouble when transporting from the factory to the construction site. can do. Moreover, since it is precast in the factory, the accuracy control of the buried position of the tension joint and the like can be sufficiently performed.
[0011]
Moreover, the construction method of the large box culvert of the present invention is excellent in the strength of the side wall member because the reinforcement for the base bottom wall of the bottom wall is knitted and laid in the space between the legs. Moreover, because the concrete is cast by embedding reinforcing bars in the recesses between the top plate member and the side wall member, the strength of the side wall member is reinforced, and the intrusion of moisture and the like into the interior is prevented by the ready-mixed concrete receiving frame and the outer plate. can do.
In addition, there is a difference of 1m, 2m, and 3m on the construction site using a standardized size without changing the length and width of the side wall member and top plate member. This can be dealt with by changing the length and width of the reinforcing ribs such as the outer plate and the ready-mixed concrete receiving plate, so that it is not necessary to prepare a large number of precast product formwork and the cost can be reduced.
[0012]
Furthermore, since the side wall member is planted on the foundation bottom plate on which concrete is cast, the flatness of the bottom plate can be maintained, and a large box culvert with strength can be constructed. Since the inclined surface is formed in the connecting portion and connected to the concave portion of the side wall member, the reinforcing bars to be incorporated in the concave portion are strongly bonded. In addition, the foundation bottom wall rebar is assembled between the leg portions of the side wall member, and the reinforcing bar circulates in the recesses between the side wall member and the top plate member, and the concrete is placed. Excellent strength.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of a construction method for a large box culvert according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
1 to 3 are schematic explanatory views showing the work process of the construction method of the large box culvert of the present invention. FIG. 4 to FIG. 6 are schematic explanatory views for explaining the work process of another embodiment of the construction method of the large box culvert of the present invention. 7 and 8 are explanatory views showing an embodiment of the snow shelter in an area where the amount of snowfall is large in winter. FIG. 9 is an explanatory view showing an embodiment when a PC bar is inserted into the side wall member and the top plate member used in the present invention.
[0014]
A construction method of a large box culvert according to the present invention will be described based on an embodiment shown in the drawings.
An in-situ bottom plate 1 in which a level adjusting embedded rail 2 for positioning the leg 3c of the
A plurality of side wall tension joints 7 projecting from the side surfaces of the
[0015]
On the upper surfaces of the left and right
[0016]
Another embodiment shown in FIG. 4 will be described.
After the frame body assembly process of the
On the other hand, an
[0017]
The large box culvert of the present invention constructed in this way can be constructed by assembling the standardized
[0018]
FIG. 7 is a perspective view showing an embodiment of a box culvert constructed by inclining a top plate member for a snow shelter, and the
[0019]
FIG. 9 shows the
[0020]
【The invention's effect】
The large box culvert construction method of the present invention uses precast concrete side wall members and top plate members made of precast concrete manufactured under strict quality control in the factory, so it is easily transported to the construction site. It can be easily assembled at a construction site and can be constructed in a short time. Labor saving of assembly work at the construction site is possible.
[0021]
Moreover, not only the braiding by the assembled reinforcing bars is simple, but also the ready-mixed concrete receiving receiving frame is fitted into the recesses of the side wall member and the top plate member after the reinforcing bars are assembled, so that the ready-mixed concrete can be easily placed. The box culvert constructed in this way is acutely desired to be strong, and there is no exposure of the boundary surface, so waterproofing is not necessary.
In addition, large-sized box culverts having various sizes and thicknesses can be constructed at low cost by using standardized side wall members and top plate members.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic explanatory view showing an operation process for assembling a side wall member and a top plate member on a basic bottom plate of a large box culvert construction method of the present invention.
FIG. 2 is an explanatory view illustrating a state in which the side wall member and the top plate member of the present invention are assembled.
FIG. 3 is an explanatory view showing a state constructed by the construction method of a large box culvert of the present invention.
FIG. 4 is a schematic explanatory view showing a state in which an assembled reinforcing bar is incorporated in a recessed portion of the assembled side wall member and
FIG. 5 is an explanatory view showing a state in which an assembling reinforcing bar is knitted into the frame shown in FIG.
6 is a schematic explanatory diagram of a completed drawing of the large box culvert shown in FIG. 4. FIG.
FIG. 7 is a schematic perspective view showing an embodiment of a snow shelter in an area with a large amount of snowfall in winter in the large box culvert of the present invention.
FIG. 8 is a schematic perspective view showing an embodiment of a large box culvert in which a top plate member is constructed in an arch shape.
FIG. 9 is an explanatory view showing an embodiment when a PC bar is inserted into a side wall member and a top plate member used in the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Foundation bottom plate 2 Embedded
Claims (5)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003009657A JP3720025B2 (en) | 2003-01-17 | 2003-01-17 | How to build a large box culvert |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003009657A JP3720025B2 (en) | 2003-01-17 | 2003-01-17 | How to build a large box culvert |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004218372A JP2004218372A (en) | 2004-08-05 |
JP3720025B2 true JP3720025B2 (en) | 2005-11-24 |
Family
ID=32899090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003009657A Expired - Fee Related JP3720025B2 (en) | 2003-01-17 | 2003-01-17 | How to build a large box culvert |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3720025B2 (en) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4547717B2 (en) * | 2004-11-17 | 2010-09-22 | 日本サミコン株式会社 | Concrete structures |
JP4616125B2 (en) * | 2005-08-23 | 2011-01-19 | ランデス株式会社 | Precast beam for tunnel construction and tunnel construction method |
JP6116086B2 (en) * | 2012-08-31 | 2017-04-19 | 岩佐 隆 | Portal culvert structure |
-
2003
- 2003-01-17 JP JP2003009657A patent/JP3720025B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004218372A (en) | 2004-08-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100549649B1 (en) | Precast Tall Pier for Bridge | |
KR100696441B1 (en) | Precast Prestressed reinforced concrete bottom plate, bridge having the same, and construction method for the bridge | |
KR102208793B1 (en) | Under ground structure using column wall and construction method thereof | |
KR102236828B1 (en) | Construction method of prefabricated wall using prefabricated wall module | |
KR101890860B1 (en) | Double PC wall assembly and construction method of composite wall structure using the same | |
KR101479613B1 (en) | Precast composite deck for forming deck joint using connection beam of box-type, and connecting method for the same | |
KR100818733B1 (en) | Concrete device for covering opened road | |
KR101482522B1 (en) | Nodular Box Girder, and Nodular Box Girder Bridge and Constructing Method thereof | |
KR20080004835U (en) | A Precast Concrete Culvert | |
JP2004232328A (en) | Structure of half precast type arch culvert and its construction method | |
JP4108219B2 (en) | How to build a culvert | |
JP3720025B2 (en) | How to build a large box culvert | |
KR100544368B1 (en) | Precast transfer girder and method for constructing a structure by using of it | |
KR101476411B1 (en) | Precast concrete frame for buildings using precast concrete beam continued by post tensioning | |
KR102187086B1 (en) | Prefabricated wall module | |
JP4657993B2 (en) | Beam-column joint structure and construction method thereof | |
JP3098560U (en) | Precast culvert block | |
KR200387408Y1 (en) | Knockdown basic-block | |
KR200398769Y1 (en) | prefabricated arched tunnel with cross section of T-type | |
KR101442021B1 (en) | Precast modulor making method for hollow slab, hollow precast modulor therewith, bridge construction method | |
KR101733928B1 (en) | panel type retaining wall with a continuous beam structure | |
KR101482523B1 (en) | Nodular Box Girder, and Nodular Box Girder Bridge and Constructing Method thereof | |
JP3836920B2 (en) | Construction method of pier overhang | |
JP3095417U (en) | Large assembled culvert constructed of precast concrete and cast-in-place concrete | |
KR20060011254A (en) | The method of making the temporary retaining wall block using a temporary retaining wall block type and this |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050819 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050830 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050906 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3720025 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080916 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110916 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140916 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140916 Year of fee payment: 9 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140916 Year of fee payment: 9 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140916 Year of fee payment: 9 |
|
R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140916 Year of fee payment: 9 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |