JP3718089B2 - パイプ成形装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、金属パイプ等を所望形状に曲げ成形するのに好適なパイプ成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば図8に示す金属パイプPのように曲げ部P1 を有する金属パイプPを成形する場合、一般的にはパイプベンダと称される成形機が使われていた。パイプベンダは、固定型に支持されたパイプを移動型によって径方向に押付けながら、移動型をパイプの曲げ形状に沿って順次移動させることにより、曲げ部を成形する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
例えば図8に示すような複数の曲げ部P1 を有するパイプPを成形する場合、従来のパイプベンダは各々の曲げ部P1 を1か所ずつ順次成形する必要がある。このため曲げ成形に要する時間が長くかかり、しかも曲げ部P1 の形状に応じて移動型を複雑に動かす必要があるなど、従来のパイプベンダでは短時間に正確な形状に曲げることが困難であり、コスト高になるなどの問題があった。
【0004】
また従来のパイプベンダによってパイプを曲げた場合に、曲げの外側ではパイプの一部が延ばされるため肉厚が薄くなる傾向があり、肉厚減少を生じた箇所が強度的な弱点になることがある。そこで特許第2544001号公報に記載されているように、パイプを加圧しながら曲げる加工方法も提案されたが、この従来例はパイプの曲げ部の形状に応じて移動型の傾きを順次変化させながら相対移動させるため、移動型の駆動装置や制御部が複雑化するばかりか、複数箇所の曲げ部を同時に成形することができないという問題がある。
【0005】
また従来は曲げ成形後のパイプ長さを正確に規制することが困難なことから、曲げ成形後にパイプが所定長さとなるようにパイプの端部を整寸カットする必要があり、材料の無駄が多く、整寸カットのために工程が多くなるという問題もある。
【0006】
従ってこの発明の目的は、曲げ部に肉厚減少が生じることを回避でき、能率良くパイプを所定形状に成形することができるパイプ成形装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を果たすための本発明のパイプ成形装置は、固定側のフレームと、該固定側のフレームに対して軸を中心に基準位置と傾斜位置とにわたって傾動可能な可動フレームと、前記可動フレームに搭載されかつパイプの軸方向の一部を径方向に拘束するクランプ型と、前記パイプの両端に嵌合する一対の端末保持具と、前記端末保持具を前記パイプの軸方向に移動させることによって前記パイプを軸方向に圧縮する軸押し機構と、前記パイプの曲げ形状に応じた成形面を有しかつ前記パイプの軸方向中間部を拘束可能で前記クランプ型に対しパイプの径方向に相対移動可能な移動型と、前記軸押し機構によって前記パイプが軸方向に圧縮される過程で前記端末保持具の移動量に関連して前記移動型を前記相対移動させることにより前記パイプの曲げ部を成形する側面押し機構と、前記パイプの曲げ成形後に前記可動フレームを前記軸を中心に傾動させて前記クランプ型を傾けることで前記曲げ部の形状を正すスプリングバック補正用シリンダとを具備している。
本発明のパイプ成形装置は、軸押し機構によってパイプを軸方向に大きな荷重で圧縮しつつ、軸方向に移動する端末保持具の移動量に関連して側面押し機構を作動させ、移動型によってパイプの軸方向中間部をパイプの径方向に比較的小さな荷重で押すことにより、移動型とクランプ型の各成形面に応じた形状にパイプが曲げ成形される。
【0008】
本発明では、パイプを曲げる際に、その曲げ部にパイプの材料の一部が供給されつつ曲げが進行するため、パイプの曲げ部が薄肉になることが回避される。また、軸押し後の端末保持具間の距離を規制することにより、成形後のパイプの両端間の距離、すなわちパイプの全長が正確に規制されるため、成形後に行われるパイプ端部の整寸カットを省略することが可能となる。また、端末保持具の内面形状に応じてパイプ端部を所望のテーパ面あるいは面取り形状などに整形することも可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下にこの発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示したパイプ成形装置10は、図1において下側に位置する左右一対の固定側クランプ型11,12と、これら固定側クランプ型11,12の上方に対向して設けられた移動側クランプ型13,14と、固定側クランプ型11,12の間に配置された第1の移動型15と、第1の移動型15の上方に対向して設けられた第2の移動型16などを備えている。
【0010】
固定側クランプ型11,12と移動側クランプ型13,14との相互対向部には、パイプPの外径と曲げ形状に応じた成形面17が形成されている。第1の移動型15と第2の移動型16との相互対向部にも、パイプPの外径と曲げ形状に応じた成形面18が形成されている。固定側クランプ型11,12を支持する固定ベース19には、成形後のパイプPを押出すためのエジェクタ機構20が組込まれている。
【0011】
図5に示されるように第1の移動型15と第2の移動型16は共通の可動ベース30に設けられている。この可動ベース30は、固定フレーム31に設けたガイドレール32に沿って、図5中の矢印Aで示す方向に往復移動できるようになっている。固定フレーム31は、パイプPの扱いを容易にするために水平面FLに対して45°程度の傾斜角θをなして斜めに設置されている。
【0012】
前記可動ベース30は、この発明でいう側面押し機構の一例として機能する曲げシリンダ35によって、前記矢印A方向に往復移動させることができる。曲げシリンダ35は油圧シリンダ機構からなり、そのロッド36が縮み側に作動したときに可動ベース30と移動型15,16が図1および図2に示す上昇位置まで移動し、ロッド36が伸び側に作動したときに、可動ベース30と移動型15,16が図3および図4に示す下降位置まで移動するようにしている。
【0013】
図5に示されるように第2の移動型16は、可動ベース30に搭載された油圧シリンダ機構などからなるクランプシリンダ40によって、第1の移動型15に対して接離する方向に移動させることができる。すなわちクランプシリンダ40のロッド41が縮み側に作動したときに、第2の移動型16が図1および図4に示す型開き位置まで移動し、ロッド41が伸び側に作動したときに、第2の移動型16が図2および図3に示す型締め位置に移動するようになっている。図5は第2の移動型16が型締め位置まで移動した状態を示している。
【0014】
移動側クランプ型13,14は、互いに独立したクランプシリンダ42,43によって、図1および図4に示す型開き位置と、図2および図3に示す型締め位置に移動することができる。移動側クランプ型13,14が型締め位置まで移動したとき、固定側クランプ型11,12と移動側クランプ型13,14との間にパイプPが挟まれることにより、パイプPが径方向に拘束される。移動側クランプ型13,14が型開き位置まで移動したとき、固定側クランプ型11,12と移動側クランプ型13,14との間にパイプPを出し入れすることができる隙間Sが生じる。
【0015】
固定側クランプ型11,12と、移動側クランプ型13,14と、クランプシリンダ42,43は、いずれも可動フレーム50に搭載されている。図6に一方の固定側クランプ型11と移動側クランプ型13とシリンダ42を代表して示したように、移動側クランプ型13は可動フレーム50に設けたガイドレール51に沿って、前述の型開き位置と型締め位置とにわたって移動することができる。固定側のフレーム52は、前記固定フレーム31(図5に示す)と同様に、水平面FLに対して45°程度の傾斜角θをなして斜めに設置されている。またこの可動フレーム50は、固定側のフレーム52に対して軸53を中心に数度程度の角度範囲内で傾動可能としている。
【0016】
図1に示すように可動フレーム50は、スプリングバック補正用シリンダ60を介してベースフレーム61に連結されている。この可動フレーム50は、スプリングバック補正用シリンダ60によって、図3に実線で示す基準位置と、2点鎖線Cで示す傾斜位置(ストッパ62によって規制される位置)にわたって、前記軸53を中心に傾動させることができる。
【0017】
固定側クランプ型11,12の側方に、パイプPの両端部P2 を保持するための一対の端末保持具70,71と、端末保持具70,71をパイプPの軸方向に移動させるための軸押し機構として機能する軸押しシリンダ72,73が設けられている。端末保持具70,71には、パイプPの端部P2 を嵌合させることのできる大きさの穴75(図7に示す)が形成されている。穴75の一例は、図7に示すように開口側の内径D1がパイプPの外径に相当している。穴75の内面には、穴75の奥の端壁76に向かって内径がD1からD2に僅かに漸減するテーパ状の成形面77が形成されている。
【0018】
軸押しシリンダ72,73の一例は油圧シリンダを用いたものであり、端末保持具70,71をクランプ型11,12,13,14に向かって移動させることにより、パイプPを軸方向に所定量圧縮することができるようになっている。端末保持具70,71の軸方向の移動量は、図示しないストッパ手段によって規制される。
【0019】
固定側クランプ型11,12と端末保持具70,71との間に、型開き時にパイプPが落ちることを防ぐための支持部材80と、パイプPの両端面の位置(クランプする前の位置)を規制するための規制部材81が設けられている。規制部材81はアクチュエータ82によって、図1に示す前進位置と、図2に示す退避位置とにわたって移動させることができる。
【0020】
クランプシリンダ40,42,43と、曲げシリンダ35と、スプリングバック補正用シリンダ60と、軸押しシリンダ72,73等は、油圧制御回路やタイマ等を含む制御部90(図1に示す)により、以下に説明する各工程に応じて所定のタイミングで作動するようになっている。例えば軸押しシリンダ72,73によってパイプPが軸方向に圧縮され始めてから所定時間経過したのち(例えばタイマの作動に基き)、軸方向に圧縮する過程で圧縮と同時に曲げシリンダ35を作動させることにより、移動型15,16がパイプPの径方向に移動するように制御が行われる。
【0021】
なお、軸押し機構や側面押し機構は、前記油圧シリンダ35,72,73の代りにプレス設備を利用することもできる。例えばプレス設備の下型と上型の動きを利用して端末保持具70,71をパイプPの軸方向に駆動するとともに、下型と上型の動きをカム機構等の伝達機構を介して移動型15,16に伝えることにより、移動型15,16をパイプPの径方向に移動させるように構成する。その場合には、既存の工場内に設置されているプレス設備を利用することができるため、新たに油圧シリンダやそのための制御部を設ける場合に比較して設備費を低くおさえることが可能となる。
【0022】
次に、前記構成のパイプ成形装置10の作用について説明する。
図1に示されるように第1工程では、移動側クランプ型13,14と第2の移動型16が型開き位置にある。そしてパイプPが固定側クランプ型11,12と移動側クランプ型13,14との間にセットされる。このときパイプPは支持部材80と規制部材81によっておおむね所定位置に支持される。
【0023】
図2に示す第2工程において、移動側クランプ型13,14と第2の移動型16が、クランプシリンダ40,42,43によって型締め位置まで移動することにより、パイプPが径方向に拘束される。すなわちパイプPの両端部P2 寄りの部分がクランプ型11,12,13,14によって径方向に拘束され、パイプPの長手方向中間部が移動型15,16によって径方向に拘束される。但しこれらのクランプ型11,12,13,14は、下記第3工程において軸押しシリンダ72,73が作動する際にパイプPが軸方向に摺動することを許容する。
【0024】
図3に示す第3工程において、軸押しシリンダ72,73が駆動されることにより、端末保持具70,71の穴75にパイプPの端部P2 が嵌合し、さらに端末保持具70,71によってパイプPが軸方向に圧縮され始める。このとき軸押しシリンダ72,73が発生する荷重は、例えば数百kgfから数トンにおよぶ大荷重である。
【0025】
また、軸押しシリンダ72,73によるパイプPの圧縮量、すなわち端末保持具70,71の移動量と関連して、曲げシリンダ35が駆動されることにより、第1の移動型15と第2の移動型16がパイプPの径方向に移動する。曲げシリンダ35が発生する荷重は、軸押しシリンダ72,73の荷重よりも小さく、例えば数十kgf程度である。このように軸押しシリンダ72,73によってパイプPを軸方向に圧縮しつつ、移動型15,16によってパイプPを側面方向から押すため、パイプPの曲げ部P1 にパイプPを構成している材料の一部が供給されつつ、曲げ部P1 が成形されることになる。このため曲げ部P1 に肉厚減少を生じることが回避される。
【0026】
なお、曲げ成形後のパイプPは、曲げ部P1 においてある程度のスプリングバックを生じることがあるため、予想されるスプリングバック量に応じて、図3に2点鎖線Cで示すように補正用シリンダ60を駆動し、クランプ型11,12,13,14を傾けることで曲げ部P1 の形状を正確なものにすることが可能である。
【0027】
こうしてパイプPが曲げ成形されたのちに、図4に示す第4工程において、クランプシリンダ40,42,43が型開き位置まで移動するとともに、エジェクタ機構20が作動することによって、パイプPが型12〜16の外部に取出される。
【0028】
以上説明したパイプ成形装置10によれば、パイプPの曲げ部P1 に肉厚減少を生じさせることなく、複数箇所の曲げ部P1 をワンアクションで能率良く成形することができる。しかもこのパイプ成形装置10は、パイプPを曲げる際に端末保持具70,71がパイプPの軸方向のみに移動し、移動型15,16も一方向(パイプPの径方向)に移動するだけであるから、これらを駆動するシリンダ35,72,73を含む駆動系および制御系が比較的簡単なものですみ、これらのシリンダ35,72,73に代って前述のプレス設備を利用することも可能となる。
【0029】
また、端末保持具70,71にテーパ状の成形面77を設けた場合には、軸押しシリンダ72,73がパイプPを圧縮することに伴ない、成形面77によってパイプPの端部P2 にテーパ面P3 (図7に示す)を同時に形成することができる。テーパ面P3 が形成されたパイプPは、例えば曲げ成形後に行われる溶組作業等において、パイプPの端部P2 を溶接相手部材の孔に容易に挿入することができる。このように曲げ成形と同時にテーパ面P3 を形成すれば、従来のように曲げ成形後に機械加工等の別工程によってテーパ加工や面取り加工を行う必要がなくなる。
【0030】
なお、この発明を実施するに当たって、成形すべきパイプの態様や端末保持具の具体的形状をはじめとして、クランプ型、移動型、軸押し機構、側面押し機構など、この発明を構成する各要素を、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変形して実施できることは言うまでもない。
【0031】
【発明の効果】
請求項1に記載した発明によれば、パイプの曲げ部に肉厚減少を生じることなくパイプを所望形状に成形することができ、複数箇所の曲げ部も1度の工程で能率良く成形できる。本発明において移動型は一方向(パイプの径方向)に移動するのみであり、移動方向が単純であるから移動型を駆動するための機構や制御系が複雑にならず、必要に応じてプレス設備や油圧シリンダを利用することができる。また、曲げ成形後のパイプは、曲げ部においてある程度のスプリングバックを生じることがあるため、予想されるスプリングバック量に応じて補正用シリンダを駆動し、クランプ型を傾けることで曲げ部の形状を正確なものにすることが可能である。
【0032】
本発明のパイプ成形装置は、軸押し機構によってパイプを軸方向に圧縮しながらパイプを曲げるため、曲げ部に肉厚減少を生じることがなく、しかも曲げ成形後のパイプの両端間の距離を正確に規制することが可能となる。このため、従来曲げ成形後に必要としていたパイプ端部の整寸カットを省略することも可能となり、材料歩留まりが著しく改善される。さらに、必要があれば端末保持具の内面形状などに応じて、パイプ端部に例えばテーパ面などの端部加工を同時に行うことも可能である。
請求項2に記載した発明によれば、端末保持具にテーパ状の成形面を設けたことにより、軸押し機構がパイプを圧縮することに伴ない、成形面によってパイプの端部にテーパ面を同時に形成することができる。テーパ面が形成されたパイプは、例えば曲げ成形後に行われる溶組作業等において、パイプの端部を溶接相手部材の孔に容易に挿入することができる。このように曲げ成形と同時にテーパ面を形成すれば、従来のように曲げ成形後に機械加工等の別工程によってテーパ加工や面取り加工を行う必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示すパイプ成形装置が第1工程にあるときの正面図。
【図2】 本発明の一実施形態を示すパイプ成形装置が第2工程にあるときの正面図。
【図3】 本発明の一実施形態を示すパイプ成形装置が第3工程にあるときの正面図。
【図4】 本発明の一実施形態を示すパイプ成形装置が第4工程にあるときの正面図。
【図5】 図3中のF5−F5線に沿うパイプ成形装置の断面図。
【図6】 図3中のF6−F6線に沿うパイプ成形装置の断面図。
【図7】 図1に示されたパイプ成形装置に使われる端末保持具の断面図。
【図8】 曲げ部を有するパイプの一例を一部断面で示す正面図。
【符号の説明】
P…パイプ
10…パイプ成形装置
11,12,13,14…クランプ型
15,16…移動型
35…曲げシリンダ(側面押し機構)
70,71…端末保持具
72,73…軸押しシリンダ(軸押し機構)
Claims (2)
- 固定側のフレームと、
該固定側のフレームに対して軸を中心に基準位置と傾斜位置とにわたって傾動可能な可動フレームと、
前記可動フレームに搭載されかつパイプの軸方向の一部を径方向に拘束するクランプ型と、
前記パイプの両端に嵌合する一対の端末保持具と、
前記端末保持具を前記パイプの軸方向に移動させることによって前記パイプを軸方向に圧縮する軸押し機構と、
前記パイプの曲げ形状に応じた成形面を有しかつ前記パイプの軸方向中間部を拘束可能で前記クランプ型に対しパイプの径方向に相対移動可能な移動型と、
前記軸押し機構によって前記パイプが軸方向に圧縮される過程で前記端末保持具の移動量に関連して前記移動型を前記相対移動させることにより前記パイプの曲げ部を成形する側面押し機構と、
前記パイプの曲げ成形後に前記可動フレームを前記軸を中心に傾動させて前記クランプ型を傾けることで前記曲げ部の形状を正すスプリングバック補正用シリンダと、
を具備したことを特徴とするパイプ成形装置。 - 前記端末保持具は前記パイプの端部を嵌合させることのできる大きさの穴を有し、該穴の内面には穴の奥に向って内径が僅かに減少するテーパ状の成形面が形成され、前記軸押し機構が前記パイプを圧縮することに伴ない前記成形面によって前記パイプの端部にテーパ面が成形されるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のパイプ成形装置。
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