JP3718017B2 - 押し込み強制濾過構造を有する採便容器 - Google Patents

押し込み強制濾過構造を有する採便容器 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、採便スチックで採取した糞便を回収、運搬、検査するため保存し、便内潜血検出等に使用するようにした採便容器に関し、特には、上向きに開口した試験管のような容器に収納した便懸濁濾液を、上方からノズルで吸引して検査機に取り込み、便の潜血判定をする一般汎用の自動分析機等に使用するもので、試験管を使うことなく直接に使用して便利な押し込み強制濾過構造を有する採便容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の採便容器は色々と提案されているが、従来の採便容器は、例えば、特公平7ー50106号公報に記載のように、円筒状の容器本体に糞便を懸濁させる便懸濁溶液を収容した便懸濁液室を設け、その一端部側から採便スチックを有するキャップを密封状態で装着し、採便スチックの先端に付着した糞便を懸濁し、その他端部側に内部にフィルタを備えた適下部を有するキャップを密封状態で装着し、キャップに孔を開けて、柔軟なプラスチック等からなる便懸濁液室を外側から押圧して、その押圧力により室内の懸濁液をフィルタを通して適下部から外部に適下するものであり、特開平8ー54390号公報に記載のように、円筒状の第1容器に糞便を懸濁させる便懸濁溶液を収容した便懸濁液室を設け、その便懸濁液室の一端部側にはフィルムで封鎖された連通孔が設けてあると共に、便懸濁液室の他端部側には採便スチックを有するキャップが密封状態で装着され、採便スチックの先端に付着した糞便を第1容器内で懸濁することができる一方、第1容器の前記一端部側には内部にフィルタと検出反応素子を備えた第2容器が着脱自在に設けてあり、第1容器のフィルムを有する連通孔に相対した第2容器の連通孔には該フィルムを破断する突起部が設けてあって、第1容器と第2容器との密着嵌合時に、フィルムが破断して相互に連通する前記連通孔を通して、上方に位置する第1容器の懸濁液が重力の作用により下方に位置する第2容器内に流出するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前述の如く、従来の採便容器では、上部位置の便懸濁液室から下部位置のフィルタ部を通して便懸濁液を便懸濁液室の外側から加える押圧力又は重力に従って上から下に注出するものであるから、上向きに開口した試験管のような容器に収納した便懸濁濾液を、上方からノズルで一定量吸引して検査機に取り込み、光学的な吸光度から濁度を数値的に判定して定量的に便の潜血判定をするような一般汎用の自動分析機に使用するためには、採便容器から上向きに開口した試験管のような容器に便懸濁濾液を適下して収容する作業工程を追加して行わなければならないこととなり、手間暇が掛かり、その間の状況を考慮すると非能率的で到底採用することができない。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、採便スチックにより採取した糞便を懸濁させる便懸濁溶液を収容した便懸濁液室に、該便懸濁液室内に没入するフィルタ部と液溜部を有する濾液受容体を押し込み自在に装着し、濾液受容体の押し込み操作に伴なって便懸濁液室に没入するフィルタ部と液溜部により便懸濁液室からフィルタ部を通して便懸濁濾液を液溜部に溜める押し込み強制濾過構造を有する採便容器を提供するものである。
この本発明に係る採便容器によれば、便懸濁溶液を収容した便懸濁液室に装着した濾液受容体を押し込み操作すると、便懸濁液室内に没入したフィルタ部及び液溜部によって排除された便懸濁溶液はその押し込み圧によって重力に逆らって強制的にフィルタ部を通して液溜部に流入し、上向きに開口したような液溜部にも濾液が溜められることとなり、この便懸濁濾液を、上方からノズルで一定量吸引して容易に自動分析機に取り込むことができる。
【0005】
また、本発明は、採便スチックにより採取した糞便を懸濁させる便懸濁溶液を収容した便懸濁液室に、該便懸濁液室内に没入するフィルタ部と液溜部を有する濾液受容体を押し込み自在に装着する一方、前記便懸濁液室と濾液受容体との境界において、便懸濁液室に切破用被膜部を設けると共に、濾液受容体に押し込みと同時に前記切破用被膜部を破る切り刃部を設けてなる押し込み強制濾過構造を有する採便容器を提供するものであり、これによって、押し込み前には、便懸濁室を切破用被膜部により確実に封鎖しておくことができ、濾液受容体を便懸濁液室内に押し込むときに同時に切り刃部で切破用被膜部を破り、フィルタ部と液溜部を便懸濁液室に円滑に没入させることができる。
【0006】
また、本発明は、上記の採便容器において、便懸濁液室の内周と濾液受容体のフィルタ部及び液溜部の外周とが相互に押し込み自在に液密に嵌着する液密押し込み構造を有することを特徴とする押し込み強制濾過構造を有する採便容器を提供するものであり、これによって便懸濁液室に濾液受容体のフィルタ部及び液溜部を液密に便懸濁液が押し込み嵌合部から外部に漏出しないように押し込むことができると共に、押し込みに伴って便懸濁液を強制的にフィルタ部で濾過して液溜部に溜めることができ、液溜部に溜まった便懸濁濾液は重力によって逆流することがない。
また、本発明は、上記の採便容器において、濾液受容体の便懸濁液室内に没入するフィルタ部と液溜部の上部に、押し込み操作部を兼ねた液溜拡張部を設けたことを特徴とする押し込み強制濾過構造を有する採便容器を提供するものであり、これによって、液溜拡張部を押し込み操作部として押し込み操作に使用することができると共に、衝撃や振動等により液溜部から便懸濁濾液が外部に漏出する畏れがなくなる。
【0007】
また、本発明は、上記の採便容器において、便懸濁液室の外周に係止段筒部とそれに連続して押し込み案内筒部を設ける一方、濾液受容体に、前記係止段筒部の外周に弾性的に嵌着し押し込み操作に伴って外方に拡張する弾性変形を伴って前記係止段筒部を離脱しそれに連続する前記押し込み案内筒部に嵌合する押し込み規制枠部を設けたことを特徴とする押し込み強制濾過構造を有する採便容器を提供するものであり、これによって、濾液受容体を便懸濁液室の外周に設けた係止段筒部とそれに連続する押し込み案内筒部によって、押し込み自在に案内することができる。また、これによって、前記便懸濁液室と濾液受容体とが離れた位置で相互の位置を保たれるから、前述の如く、その境界において、便懸濁液室の上端部に切破用被膜部を設けることができ、濾液受容体に切り刃部を設けることができ、切り刃部を前記切破用被膜部の近傍に位置せしめて押し込みと同時にこれを破ることができる。
【0008】
また、係止段筒部に嵌合した位置で濾液受容体に設けた押し込み規制枠部の外周に安全係止環体を装着する構成にすることができ、このことによって、押し込み規制枠部が弾性変形して外方に拡張するのを阻止し、本発明採便容器を押し込み前の状態で製造、包装、運搬、市販するとき等に、濾液受容体の押し込み規制枠部が係止段筒部から離脱し、便懸濁液室から外れたり、押し込まれたりするのを防止することができると共に、検査時に安全係止環体を取り外して濾液受容体を円滑に容易に押し込み操作することができる押し込み強制濾過構造を有する採便容器を提供することができる。
【0009】
また、本発明は、上記の採便容器において、便懸濁液室が円筒状をなし、その一端に設けた濾液受容体がほぼ連続した形状を有する円筒状をなし、その他端に設けた採便スチックが同様にほぼ連続した形状を有する円筒状をなし、全体として試験管形状をなすことを特徴とする押し込み強制濾過構造を有する採便容器として構成することにより、上向きに開口した試験管のような容器に収納した便懸濁濾液を、開口部上方からノズルで一定量吸引して検査機に取り込み、光学的な吸光度から濁度を数値的に判定して定量的に便の潜血判定をするような最も一般的な自動分析機に使用するのに適した採便容器を提供することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下図示する実施例により、本発明に係る押し込み強制濾過構造を有する採便容器を詳細に説明すると、10は、採便スチック20により採取した糞便を懸濁させる便懸濁溶液Aを収容した便懸濁液室1を具備する採便容器本体で、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン等のプラスチック一体成形品からなる。便懸濁液室1内に便懸濁溶液Aを採取した糞便とを懸濁するため、ある程度の空間を設けることは勿論可能である。採便容器本体10には、前記便懸濁液室1内に没入するフィルタ部31と液溜部32を有する濾液受容体30を押し込み自在に装着してあり、便懸濁液室1内に没入する濾液受容体30のフィルタ部31と液溜部32の構成容積部分によって排除された便懸濁液がフィルタ部31を通して液溜部32に強制的に押し出されて便懸濁濾液Bを液溜部32に溜めることができる押し込み強制濾過構造を具備している。
なお、濾液受容体30の液溜部32は、その構成部分の全てが便懸濁液室1内に没入するのではなく、図2に記載のように、液溜部32の下部32aが没入するのであって、フィルタ部31を通して液溜部32に強制的に押し出された便懸濁濾液Bは液溜部32の下部32a及び上部32bと、場合によっては、その上方延設部である液溜拡張部33に溜めるられるのである。従って、本発明において、便懸濁液室1内に没入する液溜部32を有する濾液受容体30とある記載は、便懸濁液室1内にその一部が没入する液溜部32を有する濾液受容体30と解すべきである。
【0011】
便懸濁液室1内に没入する濾液受容体30の没入するフィルタ部31及び液溜部32の容積は、便懸濁液室1の容積のほぼ1/5〜4/5、好ましくは、1/3〜2/3に構成してあり、図示の実施例では、図2に示すように、ほぼ1/2の容積を占めるように構成してある。濾液受容体30に没入するフィルタ部31及び液溜部32の外周と便懸濁液室1の内周とは相互に押し込み自在に液密に嵌着する液密押し込み構造を有し、実施例では、便懸濁液室1の上部に内段部3を介して内径を拡張して設けた嵌合内筒部4に、濾液受容体30に没入するフィルタ部31及び液溜部32の外周筒部35が液密に嵌合している。
従って、特許請求の範囲の請求項1に記載の構成のように、後述する便懸濁液室1と濾液受容体30との境界において、便懸濁液室1に切破用被膜部2が存在せず、濾液受容体30に切り刃部34が存在しない構成の場合には、便懸濁液室1の嵌合内筒部4の上部に濾液受容体30の外周筒部35の下部が浅く嵌合した状態で、便懸濁溶液Aがフィルタ部34の直下に位置しており、押し込み操作にともなって、便懸濁液室1内に濾液受容体30のフィルタ部31と液溜部32が没入する構成とし、没入と同時にその構成容積部分によって排除された便懸濁液がフィルタ部31を通して液溜部32に強制的に押し出されて便懸濁濾液Bを液溜部32又はそれに連なる液溜拡張部33に溜める構成とすることができる。
この場合、押し込み前の便懸濁溶液Aの液溜部32への漏出防止に関しては、フィルタ部31のフィルタの濾材を密にしたりフィルタ部31の流通孔37を細くする等の対策の他、液溜部32にキャップやキャップに代わるシールを施して気密を維持する等の対策を立てることができると共に、フィルタ部31を収容する内筒部36に押し込みに伴って押し込み圧で破れるような薄い弱い被膜を施す等の対策が可能である。
【0012】
図示の実施例の場合、前記便懸濁液室1と濾液受容体30との境界において、便懸濁液室1には切破用被膜部2を設けてあると共に、濾液受容体30には押し込みと同時に前記切破用被膜部2を破る切り刃部34を設けてある。切破用被膜部2としては、ガスバリヤ性及び液密性の有る合成樹脂製のシールフィルムを用いることができるが、実施例の場合、強度、気密性、液密性及び切破性の点で優れたアルミシールから構成してあり、その外周部を便懸濁液室1の筒頂部の肩凹段部5に接着剤、熱溶着、一体成形手段等により強固に取り付けてある。
押し込み時において、切破用被膜部2は中央部を切り刃部34により破断されるが、周辺部は便懸濁液室1の筒頂部の肩凹段部5に強固に取り付けられた状態で、その破断片が便懸濁液内に散乱することなく、気密・液密パッキングのように便懸濁液室1の嵌合内筒部4と濾液受容体30の外周筒部35の間を密封し、その気密性及び液密性を維持することとなる。
【0013】
フィルタ部31と切り刃部34とは、同じ内径の内筒部36を具備し、その内筒部36は更に内径を段状に狭めて設けた連通孔37を介してその上部の液溜部32に連通しており、フィルタ部31は内筒部36の内奥に前記連通孔37に面して設けてある一方、切り刃部34は内筒部36の先端を逆V字状に切り欠いて円弧状に向かい合う鋭利な刃先を形成している。前記連通孔37には十文字状等の支持枠を設けても良い。なお、内筒部36の先端に設けた切り刃部34の刃先の形状は、切破用被膜部2が切り裂かれるだけで固定周辺部から切り取られないように、切破用被膜部2の素材、強度等の条件によって、鋸の刃のようなギザギザ型、円筒端部から針状の鋭端を延設した型、円筒端部から軸心に向かって枝を延ばし錐状に先を尖らせた型等の適宜の構成を採用することができる。
切り刃部34を構成する内筒部36は外径が小さく構成してあり、前記外周筒部35には濾液受容体30の押し込み終端位置において便懸濁液室1の内段部3に液密に当接する密封段部38を介して連結してある。
フィルタ部31は内奥側に濾過孔の密な密フィルタ31a、切り刃部34側に目の粗い粗フィルタ31bを設けてあり、目詰まりを起こさないで濾過できるように構成してある。フィルタ31a、31bとしては、スポンジ、合成樹脂製濾材等の多孔性物質や、グラスウール、濾紙、脱脂綿等の繊維性物質等の適宜な濾材が採用できる。
また、濾液受容体30の便懸濁液室1内に没入する液溜部32の上部に設けた液溜拡張部33は、押し込み操作部を兼ねて設けてあり、液溜拡張部33の筒頂部の縁辺部には、筒頂部を覆って押し込み操作するときに、フィルタ部31を通過する濾液に押し戻す方向の気圧が加わらないように空気抜き部として空気抜き用の切欠39が設けてある。なお、液溜拡張部33には押し込み操作前に取り外すことができるキャップ又はキャップに代わる密封シール等を設けることができる。
【0014】
また、上記の採便容器本体10において、便懸濁液室1の外周には、係止段筒部6とそれに連続して押し込み案内筒部7を設ける一方、濾液受容体30には、前記係止段筒部6の外周に弾性的に嵌着し押し込み操作に伴って外方に拡張する弾性変形を伴って前記係止段筒部6を離脱しそれに連続する前記押し込み案内筒部7に嵌合する押し込み規制枠部13を設けてある。実施例の場合、便懸濁液室1の外周に設けた係止段筒部6は、便懸濁液室1の上部に内段部3を介して内径を拡張して設けた嵌合内筒部4の外周に位置して段部12の上方に設けてあると共に、押し込み案内筒部7は段部12を境にその下方の便懸濁液室1の外周に位置して同軸状に設けてある。係止段筒部6は第1、第2の凹段部8、9とその中間の中間凹部11とからなり、これに対して濾液受容体30の前記外周筒部35及び内筒部36の外方に沿った下方に、押し込み規制枠部13の第1、第2の2段の嵌合突起14、15が嵌合するように形成してあり、係止段筒部6の第1第2の凹段部8、9に、押し込み規制枠部13の第1第2の嵌合突起14、15が嵌合した位置で、図1に示すように、便懸濁液室1に設けた切破用被膜部2の上方に濾液受容体30に設けた切り刃部34が位置するように構成してある。
【0015】
そして、図2に示すように、濾液受容体30の押し込みに伴って、押し込み規制枠部13の第1第2の嵌合突起が係止段筒部6の第1第2の凹段部8、9を離脱して押し込み案内筒部7に沿って下降すると同時に、切り刃部34が切破用被膜部2を切り破り、前記外周筒部35の密封段部38が内段部3に液密に当接する濾液受容体30の押し込み終端位置において、押し込み規制枠部13の下端部が押し込み案内筒部7の終端段部16に当接するように構成してある。前記係止段筒部6の第1第2の凹段部8、9及び中間凹部11は、押し込み方向に比較的なだらかに、引き抜き方向に比較的急勾配に構成してあり、押し込み操作に比較して引き抜き操作が困難なように構成してあり、採便操作時に誤って採便器本体10から濾液受容体30を容易に引き抜くことができないように構成してある。
【0016】
更に、係止段筒部6の第1第2の凹段部8、9に、押し込み規制枠部13の第1第2の嵌合突起14、15が嵌合した位置で、図8に示すように、押し込み規制枠部42の外周に離脱自在に安全係止環体40を装着した構成にすることができ、押し込み規制枠部13が弾性変形して外方に拡張するのを阻止し、本発明採便容器を押し込み前の状態で製造、包装、運搬、市販するとき等に、濾液受容体30の押し込み規制枠部13が係止段筒部6から離脱し、便懸濁液室1から外れたり、押し込まれたりするのを防止することができると共に、検査時に安全係止環体40を取り外して濾液受容体30を円滑に容易に押し込み操作することができる押し込み強制濾過構造を有する採便容器を提供することができる。
【0017】
実施例の場合、前記押し込み規制枠部13は、濾液受容体30の液溜部32の上部32bの下端部から、図4又は図6に記載のように、便懸濁溶液室1に没入するフィルタ部31及び液溜部32の外周筒部35の外方に同心的に位置して設けた押し込み案内外筒部17の下部に、切欠溝18によって筒状部から両側を分離し前記嵌合突起14、15が外方に弾性変形可能に区画した円弧状枠体で構成してある。また、前記押し込み案内外筒部17には、係止段筒部6が押し込み自在に嵌合し、図2に示すように、押し込み終端位置において、押し込み案内外筒部17の内奥部19に係止段筒部6の上端部が当接するように構成してある。
【0018】
また、実施例の場合、係止段筒部6は、第1、第2の凹段部8、9とその中間の中間凹部11の凹部以外の部分は押し込み案内外筒部17に嵌合する筒状部をなし、凹段部8、9は、図6に示すように、押し込み規制枠部13の横幅方向に円弧状をなす第1第2の嵌合突起14、15が嵌合して、押し込み方向には嵌合突起14、15を圧し広げる方向の力が働く比較的なだらかな傾斜面を有するものであるが、回転方向には嵌合突起14、15の横方向端部と急斜面で当接する回転阻止面を具備し、採便容器本体10に対して濾液受容体30が回転するのを強力に阻止するように構成してある。即ち、採便容器本体10と濾液受容体30は図1又は図8に示す押し込み前の嵌合状態では、回転力に対して一体に回転するように構成してある。46は濾液受容体30の液溜拡張部33の筒部外壁に縦方向に所定間隔で設けた保持用突起である。
【0019】
次に、上記本発明に係る採便容器において、前記濾液受容体30を設けた一端に便懸濁溶液室1を有する採便容器本体10の他端部には、採便スチック20が設けてある。採便スチック20は、図1、図2又は図7に示すように、先端部に採便部21を有するスチック部22と、採便容器本体10にねじ込み固定するネジ部23と、密封用のパッキングを施すことが可能な凹部24を有する嵌着部25と、取手部26とからなる。ネジ部23と、凹部24を有する嵌着部25と、取手部26の中心部には取手部側から空洞部27が設けてある。28は取手部26の周囲に設けた滑り止め凹凸状の滑り止め部である。採便部21を有するスチック部22の先端部は、採便容器本体10の採便スチック取付筒部41の区画壁部42に設けた便掻き取り孔43を貫通して便懸濁溶液室1内に突出して収容され、採便部21の所定の、例えば2mg、容量を有する凹溝内に採便された糞便を所定の、例えば2ml、容量の便懸濁溶液Aに溶解し、所定濃度の便懸濁液を得ることができるように構成してある。区画壁部42の外側は便掻き取り孔43によって掻き取られた余分な糞便の便収容空間部44を構成している。前記採便スチック20のスチック部22とネジ部23の間の中間段部29は、前記便収容空間部44の開口端部に嵌合しており、この中間段部29を密封用のパッキングで構成することもできる。45は前記ネジ部23が螺合する着脱ネジ部である。
【0020】
また、上記の実施例の採便容器本体10において、便懸濁液室1、採便スチック取付筒部41及び濾液受容体30が円筒状をなすと共に、採便スチック20の取手部26がほぼ半球状の低部形状をなし、全体として試験管形状を構成している。そして、個々の部品は透明、半透明、不透明な合成樹脂の一体成形で加工し、採便容器本体10の便懸濁液室1に便懸濁液Aを充填し、採便スチック20、濾液受容体30を装着して組み立てることによって、図1に記載のような製品を完成することができる。
そして、図8に記載のように、濾液受容体30の押し込み規制枠部13の周囲に安全係止環体40を装着し、採便容器本体10の採便スチック取付筒部41の周囲に使用者記録欄を設けた記録ラベル47を貼着したものが使用者に提供される。使用者は、図8のように、採便スチック20側を上方にして採便スチック取付筒部41から採便スチック20を、着脱ネジ部45に対してネジ部23を緩める方向に回転して取り外し、採便し、再度ねじ込んで装着して検査に回すことができる。そのとき、採便スチック20のネジ部23を採便スチック取付筒部41の着脱ネジ部45にねじ込んでいくと、採便部21を有するスチック部22の先端部は、採便スチック取付筒部41の区画壁部42に設けた便掻き取り孔43を貫通して便懸濁溶液室1内に突出して収容され、採便部21の凹溝内に残された所定の容量の糞便が所定の容量の便懸濁溶液Aに溶解し、便懸濁液室1内に便懸濁液を得ることができる。なお、押し込み前において、採便容器本体10の係止段筒部6の第1、第2の凹段部8、9と、濾液受容体30の押し込み規制枠部13の第1第2の嵌合突起14、15とが回転不能に一体に嵌合することにより、濾液受容体30の保持用突起46部分を持って採便スチック20を採便容器本体10に、着脱自在にねじ込み固定することができる。
【0021】
次いで、検査場において、図1のように、濾液受容体30の押し込み規制枠部13の周囲から安全係止環体40を離脱し、試験管立てのような支持枠等に、採便容器本体10を濾液受容体30を上向きに立てた状態で、濾液受容体30を押し込み操作すると、図2に示すように、濾液受容体30の押し込みに伴って、押し込み規制枠部13の第1第2の嵌合突起14、15が係止段筒部6の第1第2の凹段部8、9を離脱して押し込み案内筒部7に沿って下降すると同時に、切り刃部34が切破用被膜部2を切り破り、便懸濁液室1内に濾液受容体30のフィルタ部31と液溜部32が没入すると、その構成容積部分によって排除された便懸濁液がフィルタ部31を通して液溜部32に強制的に押し出されて便懸濁濾液Bを液溜部32又はそれに連なる液溜拡張部33に溜めることができるのである。そして、上向きに開口した液溜部32から便懸濁濾液Bを、開口上方からノズルで一定量吸引して容易に自動分析機に取り込むことができる。
【0022】
【効果】
以上の通り、本発明に係る採便容器によれば、採便スチックにより採取した糞便を懸濁させる便懸濁溶液を収容した便懸濁液室に、該便懸濁液室内に没入するフィルタ部と液溜部を有する濾液受容体を押し込み自在に装着し、濾液受容体の押し込み操作に伴なって便懸濁液室に没入するフィルタ部と液溜部により便懸濁液室からフィルタ部を通して便懸濁濾液を液溜部に溜める押し込み強制濾過構造を有することにより、濾液受容体を押し込み操作すると、便懸濁液室内に没入したフィルタ部及び液溜部によって排除された便懸濁溶液はその押し込み圧によって重力に逆らって強制的にフィルタ部を通して液溜部に流入し、上向きに開口した液溜部にも濾液が溜められることとなり、この便懸濁濾液を、開口上方からノズルで一定量吸引して分析する一般汎用の自動分析機に直接に容易に取り込むことができる効果がある。
【0023】
また、本発明は、採便スチックにより採取した糞便を懸濁させる便懸濁溶液を収容した便懸濁液室に、該便懸濁液室内に没入するフィルタ部と液溜部を有する濾液受容体を押し込み自在に装着する一方、前記便懸濁液室と濾液受容体との境界において、便懸濁液室に切破用被膜部を設けると共に、濾液受容体に押し込みと同時に前記切破用被膜部を切り破る切り刃部を設けてなる押し込み強制濾過構造を有することにより、押し込み前には、便懸濁室を切破用被膜部により安全に封鎖しておくことができると共に、濾液受容体を便懸濁液室内に押し込むときに切り刃部で切破用被膜部を破り、フィルタ部と液溜部を円滑に没入させ、便懸濁溶液を重力に逆らって強制的にフィルタ部を通して上方の液溜部に流入させることができる効果がある。
【0024】
また、本発明は、上記の採便容器において、便懸濁液室の内周と濾液受容体のフィルタ部及び液溜部の外周とが相互に押し込み自在に液密に嵌着する液密押し込み構造を有することを特徴とする押し込み強制濾過構造を有するから、これによって便懸濁液室に濾液受容体のフィルタ部及び液溜部を液密に濾液が押し込み嵌合部から外部に漏出しないように押し込むことができると共に、押し込みに伴って便懸濁液を確実にフィルタ部で濾過して液溜部に溜めることができ、且つ重力によって下方に逆流しないで保持することができる効果がある。
また、本発明は、上記の採便容器において、濾液受容体の便懸濁液室内に没入するフィルタ部と液溜部の上部に押し込み操作部を兼ねた液溜拡張部を設けたことを特徴とする押し込み強制濾過構造を有することにより、液溜拡張部を押し込み操作部として押し込み操作を行うことができると共に、衝撃や振動等により液溜部から便懸濁濾液が外部に漏出する畏れがなくなる効果がある。
【0025】
また、本発明は、上記の採便容器において、便懸濁液室の外周に係止段筒部とそれに連続して押し込み案内筒部を設ける一方、濾液受容体に、前記係止段筒部の外周に弾性的に嵌着し押し込み操作に伴って外方に拡張する弾性変形を伴って前記係止段筒部を離脱しそれに連続する前記押し込み案内筒部に嵌合する押し込み規制枠部を設けたことを特徴とする押し込み強制濾過構造を有するから、濾液受容体を便懸濁液室の外周に設けた係止段筒部とそれに連続する押し込み案内筒部によって、押し込み自在に案内することができると共に、前記便懸濁液室と濾液受容体との境界において、便懸濁液室の上端部に切破用被膜部を設けることができ、濾液受容体に設けた切り刃部を前記切破用被膜部の近傍に位置せしめて、押し込みと同時に破ることができる押し込みストロークの短い簡素な構成の採便容器を提供することができる効果がある。
【0026】
また、本発明の採便容器は、係止段筒部に嵌合した位置で濾液受容体に設けた押し込み規制枠部の外周に安全係止環体を装着する構成にすることにより、押し込み規制枠部が弾性変形して外方に拡張するのを阻止し、本発明採便容器を押し込み前の状態で製造、包装、運搬、市販するとき等に、濾液受容体の押し込み規制枠部が係止段筒部から離脱して、便懸濁液室から外れたり、押し込まれたりするのを防止することができると共に、検査時に安全係止環体を取り外して濾液受容体を円滑に容易に押し込み操作することができる押し込み強制濾過構造を有する採便容器を提供することができる効果がある。
また、本発明は、上記の採便容器において、便懸濁液室が円筒状をなし、その一端に設けた濾液受容体がほぼ連続した円筒状をなし、その他端に設けた採便スチックが同様にほぼ連続した円筒状をなし、全体として試験管形状をなすことを特徴とする押し込み強制濾過構造を有することにより、上向きに開口した濾液受容体に収納した便懸濁濾液を、上方からノズルで一定量吸引して検査機に取り込み、光学的な吸光度から濁度を数値的に判定して定量的に便の潜血判定をするような一般的な自動分析機に使用するのに適した採便容器を提供することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る採便容器の一実施例の組立状態を縦断して示す概略断面図。
【図2】 その一使用態様を示す概略断面図。
【図3】 その要部の採便容器本体を分割して示す断面図。
【図4】 その要部の濾液受容体を分割して示す断面図。
【図5】 その濾液受容体の平面図。
【図6】 その濾液受容体の低面図。
【図7】 図1の実施例の要部の採便スチックを示す正面図。
【図8】 図1の実施例の一使用態様を示す使用態様説明図。
【符号の説明】
1・・・便懸濁液室
2・・・切破用被膜部
3・・・内段部
4・・・嵌合内筒部
5・・・肩凹段部
6・・・係止段筒部
7・・・押し込み案内筒部
8、9・・・凹段部
10・・・採便容器本体
11・・・中間凹部
12・・・段部
13・・・押し込み規制枠部
14、15・・・嵌合突起
16・・・終端段部
17・・・押し込み案内外筒部
18・・・切欠溝
19・・・内奥部
20・・・採便スチック
21・・・採便部
22・・・スチック部
23・・・ネジ部
24・・・凹部
25・・・嵌着部
26・・・取手部
27・・・空洞部
28・・・滑り止め部
29・・・中間段部
30・・・濾液受容体
31・・・フィルタ部
31a・・・密フィルタ
31b・・・粗フィルタ
32・・・液溜部
32a・・・液溜部の下部
32b・・・液溜部の上部
33・・・液溜拡張部
34・・・切り刃部
35・・・外周筒部
36・・・内筒部
37・・・連通孔
38・・・密封段部
39・・・空気抜き用の切欠
40・・・安全係止環体
41・・・採便スチック取付筒部
42・・・区画壁部
43・・・便掻き取り孔
44・・・便収容空間部
45・・・着脱ネジ部
46・・・保持用突起
47・・・記録ラベル

Claims (7)

  1. 採便スチックにより採取した糞便を懸濁させる便懸濁溶液を収容した便懸濁液室に、該便懸濁液室内に没入するフィルタ部と液溜部を有する濾液受容体を押し込み自在に装着し、濾液受容体の押し込み操作に伴なって便懸濁液室に没入するフィルタ部と液溜部により便懸濁液室からフィルタ部を通して便懸濁濾液を液溜部に溜める押し込み強制濾過構造を有する採便容器。
  2. 請求項1に記載の押し込み強制濾過構造を有する採便容器において、便懸濁液室と濾液受容体との境界において、便懸濁液室に切破用被膜部を設けると共に、濾液受容体に押し込みと同時に前記切破用被膜部を破る切り刃部を設けてなる押し込み強制濾過構造を有する採便容器。
  3. 請求項1又は2に記載の採便容器において、便懸濁液室の内周と濾液受容体のフィルタ部及び液溜部の外周とが相互に押し込み自在に液密に嵌着する液密押し込み構造を有することを特徴とする押し込み強制濾過構造を有する採便容器。
  4. 請求項1、2又は3に記載の採便容器において、濾液受容体の便懸濁液室内に没入するフィルタ部と液溜部の上部に押し込み操作部を兼ねた液溜拡張部を設けたことを特徴とする押し込み強制濾過構造を有する採便容器。
  5. 請求項1、2、3又は4に記載の採便容器において、便懸濁液室の外周に係止段筒部とそれに連続して押し込み案内筒部を設ける一方、濾液受容体に、前記係止段筒部の外周に弾性的に嵌着し押し込み操作に伴って弾性変形を伴って前記係止段筒部を離脱しそれに連続する前記押し込み案内筒部に嵌合する押し込み規制枠部を設けたことを特徴とする押し込み強制濾過構造を有する採便容器。
  6. 請求項5に記載の採便容器において、濾液受容体に、前記係止段筒部の外周に弾性的に嵌着し押し込み操作に伴って外方に拡張する弾性変形を伴って前記係止段筒部を離脱しそれに連続する前記押し込み案内筒部に嵌合する押し込み規制枠部を設け、前記係止段筒部に嵌合した位置で押し込み規制枠部の外周に離脱自在に安全係止環体を装着したことを特徴とする押し込み強制濾過構造を有する採便容器。
  7. 請求項1、2、3、4、5又は6に記載の採便容器において、便懸濁液室を有する採便容器本体がほぼ円筒状をなし、その一端に設けた濾液受容体がほぼ連続した形状を有する円筒状をなし、その他端に設けた採便スチックが同様にほぼ連続した形状を有する円筒状をなし、全体として試験管形状をなすことを特徴とする押し込み強制濾過構造を有する採便容器。
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