JP3715699B2 - 真空弁付き汚水桝 - Google Patents
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Description
【0001】
本発明は、ブリーザー管を地上に開口するように配管する必要のない真空弁付き汚水桝に関するものである。
【0002】
【発明の属する技術分野】
真空式下水道施設は、家庭の便所、洗面所、流し台等から排出される汚水を真空弁付き汚水桝に一時的に蓄え、この真空弁付き汚水桝に流入した汚水を内部が負圧の真空汚水管を経て真空ポンプ場に集め、そこから排水処理場に送り込むものである。
【0003】
この際使用される真空弁付き汚水桝は、汚水の量が一定量(上位水準)以上になると真空弁を開けて、自動的に内部が負圧の真空汚水管に汚水を吸引・排出させ、一定量(下位水準)以下になると真空弁を閉め、再び真空弁付き汚水桝の中に汚水を集めるようになっている。
【0004】
このような従来の真空弁付き汚水桝は、図3に示すように、汚水桝本体Aの下部の汚水桝部a2 には家庭や施設から排出された汚水を流入するための流入管bと、その内部に自由に外気の引き込みができる吸気管hとが接続されるとともに、上部の真空弁室a1 内には真空汚水管cを開閉する真空弁dが配設されている。真空弁dには、その作動のために必要な大気圧を導入するブリーザー管fが接続され、その先端は地上に開口するように配管されている。そして、流入管bから流入する汚水が汚水桝部a2 の汚水桝g内に所定量溜ると、これを汚水量検知管eが検知して真空弁dが開となり、これによって内部を負圧とされた真空汚水管c内に汚水吸入管iより汚水が吸い込まれる。そして、真空汚水管cに吸い込まれた汚水は、真空ポンプ場の集水タンクに集められるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記の如き従来の真空弁付き汚水桝では、ブリーザー管fはその先端を異物を吸入しないように地上に開口させる必要があるので、その配管作業が煩雑であり、又、設置位置に困るだけでなく景観上も好ましくないという問題点がある。
【0006】
本発明は、上記の如き従来の問題点を解消し、ブリーザー管を地上に開口するように配管する必要がなく、設置作業が簡略化され、設置位置に困らず景観上の問題がなく、真空排水処理を行うことができる真空弁付き汚水桝を提供することを目的としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、汚水流入管と吸気管とが連結された汚水を一時溜める汚水桝部と、汚水桝部から汚水の量を検知する検知管と、汚水桝部から汚水を吸入する汚水吸入管と、この汚水吸入管と内部が負圧の真空汚水管との間に設けられた真空弁とを備え、この真空弁にその作動のために必要な大気圧を導入するブリーザー管が連結された真空弁付き汚水桝であって、ブリーザー管が汚水桝部の上部にその開口部が下方に向けて開口するように配設され、その開口部の面積がブリーザー管の太い部分の断面積よりも小さくされている真空弁付き汚水桝である。
【0008】
本発明において、真空弁付き汚水桝内の圧力変化の影響を少なくするために、ブリーザー管は汚水桝部の上部にその開口部が下方に向けて開口するように配設され、その開口部の面積がブリーザー管の太い部分の断面積よりも小さくされている。
【0009】
ブリーザー管の開口部の形状は円形で直径が10〜25mm程度が好ましく、太い部分の断面積は60〜100cm2 程度が好ましい。
ブリーザー管の体積、つまりブリーザー管の開口部から真空弁までの体積は、1000〜5000cm3 が好ましい。
【0010】
本発明において、ブリーザー管の材質としては、例えば、コンクリートや、ステンレス鋼、鉄等の金属や、セラミック等の無機物や、ガラス繊維強化ポリエステル樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン等の合成樹脂などが挙げられるが、特に、ポリ塩化ビニルが好ましい。
又、汚水桝部、汚水流入管、吸気管、汚水桝部、検知管、汚水吸入管、真空汚水管の材質としては、上記のブリーザー管と同様の材質がが適宜使用される。
【0011】
本発明において、吸気管は、地上に開口するように配管するよりは、むしろ、建物内に開放するように配管すると、設置位置や景観上の問題が発生しないので好ましい。この場合に、汚水流入管から分岐するようにしてもよい。
【0012】
本発明においては、吸気管は、真空弁の開弁時に、汚水の容積分とその容積の3倍位の空気を汚水流入管から吸い込み、家庭内のトラップを破壊し、悪臭が逆流するのを防止する役割を果たすとともに、ブリーザー管に大気圧を導入する役割を果たす。
【0013】
【作用】
本発明の真空弁付き汚水桝は、ブリーザー管が汚水桝部の上部にその開口部が下方に向けて開口するように配設されていることにより、ブリーザー管をその中に異物を吸入しないように地上に開口するように配管する必要がないので、その設置作業が簡略化され、設置位置に困らず景観上の問題なく設置することができ、ブリーザー管が、開口部の面積が太い部分の断面積よりも小さくされていることにより、汚水桝部内部における圧力変化の影響を少なくすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施例により図面を参照して説明する。
図1は、本発明の真空弁付き汚水桝の一例を示す断面図である。
この真空弁付き汚水桝は、汚水桝本体11を備えている。
汚水桝本体11は、中央部がやや膨らんだ形状をしていて、内部は仕切り板111によって上下に仕切られ、上部は真空弁12が設置されている真空弁室112とされ、下部には、汚水を一時溜める汚水桝部13とされ、汚水桝部13内には汚水桝131が設置されている。
【0015】
汚水桝部13には、汚水流入管14と吸気管15とが接続され、家庭の便所、洗面所、流し台等の汚水排出箇所から排出される汚水を汚水流入管14から自然流下して流れ込んでくるとともに、建物内に開放する吸気管15から空気を引き込めるようになっている。
【0016】
16は検知管であって、汚水桝部13の汚水桝131の中に垂下され、汚水が溜まるとこの検知管16内の圧力が上がり、この圧力の変化により汚水の高さを検知し、上位水準以上になると真空弁12を開け、下位水準以下になると真空弁12を閉じるようになっている。
【0017】
17は汚水吸入管であって、一方の端部が汚水桝131の下位水準近傍まで垂下され、他方の端部が真空弁12に接続されている。この真空吸入管17が接続されている真空弁12の先は内部が負圧の真空汚水管19に通じている。
従って、真空弁12を開けると、汚水吸入管17内は内部が負圧の真空汚水管19につながり、汚水吸入管17内が真空になり、汚水桝131から汚水を吸入するようになっている。
【0018】
18はブリーザー管であり、真空弁12の作動のために必要な大気圧を導入する配管であり、基端が真空弁12に連結され、汚水桝本体11内に上部の真空弁室112から仕切り板111を貫通し下部の汚水桝部13にその先端の開口部が開口するように設置されている。
【0019】
尚、特に図示しないが、停電時等、真空弁が作動しないときに、汚水桝内の汚水の水位が上がったときの対策として、ブリーザー管の開口部に蓋体が設けられ、その蓋体が汚水が上昇したときにフロートの作動により閉まるようにしておくと、汚水が入り込むことがないので好ましい。
【0020】
次に、図1に示す真空弁付き汚水桝の使用態様を、同じ図1を参照して説明する。
まず、家庭の便所、洗面所、流し台等の汚水排出箇所から排出される汚水が、汚水流入管13からその自然流下力により汚水桝131に流れ込んでくる。
【0021】
この汚水桝131の中に溜められる汚水の量が増えて上位水準以上になると、検知管16が検知して真空弁12が開く。
すると、汚水吸引管17内が内部が負圧の真空汚水管19とつながるから真空になり、汚水桝131の中の汚水を吸引し、自動的に汚水が真空汚水管19へと流れていく。このとき、吸引された汚水の体積分に対応する空気を吸気管15を通して汚水桝部13内に引き込んで、汚水の搬送を促進する。
【0022】
汚水桝131の中の汚水の量が少なくなり、汚水の水面が下位水準以下になると、汚水吸引管17の下端から汚水と空気とが同時に吸引される。このとき、汚水桝部13への空気の吸引は、自由に空気の引き込みができる吸気管15を通して行われる。
又、真空弁12の作動のために必要な大気圧の導入は、汚水桝部13に接続された吸気管15を通して、ブリザー管18により、汚水桝部13に開口する開口部から行われる。このとき、その開口部の面積がブリーザー管の太い部分の断面積よりも小さくされているので、汚水桝部13の内部の圧力変化の影響が少ない。
【0023】
【発明の効果】
本発明の真空弁付き汚水桝は、上記の如き構成とされていることにより、設置作業が簡略化され、設置位置に困らず景観上の問題なく設置することができ、汚水桝部内部への圧力変化の影響も少ない。
【0024】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の真空弁付き汚水桝の一例を示す一部断面図である。
【図2】図1に示す真空弁付き汚水桝における、ブリーザー管の近傍を示す拡大図である。
【図3】従来の真空弁付き汚水桝の例を示す断面図である。
【符号の説明】
11 汚水桝本体
12 真空弁
13 汚水桝部
14 汚水流入管
15 吸気管
16 検知管
17 汚水吸入管
18 ブリーザー管
19 真空汚水管
本発明は、ブリーザー管を地上に開口するように配管する必要のない真空弁付き汚水桝に関するものである。
【0002】
【発明の属する技術分野】
真空式下水道施設は、家庭の便所、洗面所、流し台等から排出される汚水を真空弁付き汚水桝に一時的に蓄え、この真空弁付き汚水桝に流入した汚水を内部が負圧の真空汚水管を経て真空ポンプ場に集め、そこから排水処理場に送り込むものである。
【0003】
この際使用される真空弁付き汚水桝は、汚水の量が一定量(上位水準)以上になると真空弁を開けて、自動的に内部が負圧の真空汚水管に汚水を吸引・排出させ、一定量(下位水準)以下になると真空弁を閉め、再び真空弁付き汚水桝の中に汚水を集めるようになっている。
【0004】
このような従来の真空弁付き汚水桝は、図3に示すように、汚水桝本体Aの下部の汚水桝部a2 には家庭や施設から排出された汚水を流入するための流入管bと、その内部に自由に外気の引き込みができる吸気管hとが接続されるとともに、上部の真空弁室a1 内には真空汚水管cを開閉する真空弁dが配設されている。真空弁dには、その作動のために必要な大気圧を導入するブリーザー管fが接続され、その先端は地上に開口するように配管されている。そして、流入管bから流入する汚水が汚水桝部a2 の汚水桝g内に所定量溜ると、これを汚水量検知管eが検知して真空弁dが開となり、これによって内部を負圧とされた真空汚水管c内に汚水吸入管iより汚水が吸い込まれる。そして、真空汚水管cに吸い込まれた汚水は、真空ポンプ場の集水タンクに集められるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記の如き従来の真空弁付き汚水桝では、ブリーザー管fはその先端を異物を吸入しないように地上に開口させる必要があるので、その配管作業が煩雑であり、又、設置位置に困るだけでなく景観上も好ましくないという問題点がある。
【0006】
本発明は、上記の如き従来の問題点を解消し、ブリーザー管を地上に開口するように配管する必要がなく、設置作業が簡略化され、設置位置に困らず景観上の問題がなく、真空排水処理を行うことができる真空弁付き汚水桝を提供することを目的としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、汚水流入管と吸気管とが連結された汚水を一時溜める汚水桝部と、汚水桝部から汚水の量を検知する検知管と、汚水桝部から汚水を吸入する汚水吸入管と、この汚水吸入管と内部が負圧の真空汚水管との間に設けられた真空弁とを備え、この真空弁にその作動のために必要な大気圧を導入するブリーザー管が連結された真空弁付き汚水桝であって、ブリーザー管が汚水桝部の上部にその開口部が下方に向けて開口するように配設され、その開口部の面積がブリーザー管の太い部分の断面積よりも小さくされている真空弁付き汚水桝である。
【0008】
本発明において、真空弁付き汚水桝内の圧力変化の影響を少なくするために、ブリーザー管は汚水桝部の上部にその開口部が下方に向けて開口するように配設され、その開口部の面積がブリーザー管の太い部分の断面積よりも小さくされている。
【0009】
ブリーザー管の開口部の形状は円形で直径が10〜25mm程度が好ましく、太い部分の断面積は60〜100cm2 程度が好ましい。
ブリーザー管の体積、つまりブリーザー管の開口部から真空弁までの体積は、1000〜5000cm3 が好ましい。
【0010】
本発明において、ブリーザー管の材質としては、例えば、コンクリートや、ステンレス鋼、鉄等の金属や、セラミック等の無機物や、ガラス繊維強化ポリエステル樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン等の合成樹脂などが挙げられるが、特に、ポリ塩化ビニルが好ましい。
又、汚水桝部、汚水流入管、吸気管、汚水桝部、検知管、汚水吸入管、真空汚水管の材質としては、上記のブリーザー管と同様の材質がが適宜使用される。
【0011】
本発明において、吸気管は、地上に開口するように配管するよりは、むしろ、建物内に開放するように配管すると、設置位置や景観上の問題が発生しないので好ましい。この場合に、汚水流入管から分岐するようにしてもよい。
【0012】
本発明においては、吸気管は、真空弁の開弁時に、汚水の容積分とその容積の3倍位の空気を汚水流入管から吸い込み、家庭内のトラップを破壊し、悪臭が逆流するのを防止する役割を果たすとともに、ブリーザー管に大気圧を導入する役割を果たす。
【0013】
【作用】
本発明の真空弁付き汚水桝は、ブリーザー管が汚水桝部の上部にその開口部が下方に向けて開口するように配設されていることにより、ブリーザー管をその中に異物を吸入しないように地上に開口するように配管する必要がないので、その設置作業が簡略化され、設置位置に困らず景観上の問題なく設置することができ、ブリーザー管が、開口部の面積が太い部分の断面積よりも小さくされていることにより、汚水桝部内部における圧力変化の影響を少なくすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施例により図面を参照して説明する。
図1は、本発明の真空弁付き汚水桝の一例を示す断面図である。
この真空弁付き汚水桝は、汚水桝本体11を備えている。
汚水桝本体11は、中央部がやや膨らんだ形状をしていて、内部は仕切り板111によって上下に仕切られ、上部は真空弁12が設置されている真空弁室112とされ、下部には、汚水を一時溜める汚水桝部13とされ、汚水桝部13内には汚水桝131が設置されている。
【0015】
汚水桝部13には、汚水流入管14と吸気管15とが接続され、家庭の便所、洗面所、流し台等の汚水排出箇所から排出される汚水を汚水流入管14から自然流下して流れ込んでくるとともに、建物内に開放する吸気管15から空気を引き込めるようになっている。
【0016】
16は検知管であって、汚水桝部13の汚水桝131の中に垂下され、汚水が溜まるとこの検知管16内の圧力が上がり、この圧力の変化により汚水の高さを検知し、上位水準以上になると真空弁12を開け、下位水準以下になると真空弁12を閉じるようになっている。
【0017】
17は汚水吸入管であって、一方の端部が汚水桝131の下位水準近傍まで垂下され、他方の端部が真空弁12に接続されている。この真空吸入管17が接続されている真空弁12の先は内部が負圧の真空汚水管19に通じている。
従って、真空弁12を開けると、汚水吸入管17内は内部が負圧の真空汚水管19につながり、汚水吸入管17内が真空になり、汚水桝131から汚水を吸入するようになっている。
【0018】
18はブリーザー管であり、真空弁12の作動のために必要な大気圧を導入する配管であり、基端が真空弁12に連結され、汚水桝本体11内に上部の真空弁室112から仕切り板111を貫通し下部の汚水桝部13にその先端の開口部が開口するように設置されている。
【0019】
尚、特に図示しないが、停電時等、真空弁が作動しないときに、汚水桝内の汚水の水位が上がったときの対策として、ブリーザー管の開口部に蓋体が設けられ、その蓋体が汚水が上昇したときにフロートの作動により閉まるようにしておくと、汚水が入り込むことがないので好ましい。
【0020】
次に、図1に示す真空弁付き汚水桝の使用態様を、同じ図1を参照して説明する。
まず、家庭の便所、洗面所、流し台等の汚水排出箇所から排出される汚水が、汚水流入管13からその自然流下力により汚水桝131に流れ込んでくる。
【0021】
この汚水桝131の中に溜められる汚水の量が増えて上位水準以上になると、検知管16が検知して真空弁12が開く。
すると、汚水吸引管17内が内部が負圧の真空汚水管19とつながるから真空になり、汚水桝131の中の汚水を吸引し、自動的に汚水が真空汚水管19へと流れていく。このとき、吸引された汚水の体積分に対応する空気を吸気管15を通して汚水桝部13内に引き込んで、汚水の搬送を促進する。
【0022】
汚水桝131の中の汚水の量が少なくなり、汚水の水面が下位水準以下になると、汚水吸引管17の下端から汚水と空気とが同時に吸引される。このとき、汚水桝部13への空気の吸引は、自由に空気の引き込みができる吸気管15を通して行われる。
又、真空弁12の作動のために必要な大気圧の導入は、汚水桝部13に接続された吸気管15を通して、ブリザー管18により、汚水桝部13に開口する開口部から行われる。このとき、その開口部の面積がブリーザー管の太い部分の断面積よりも小さくされているので、汚水桝部13の内部の圧力変化の影響が少ない。
【0023】
【発明の効果】
本発明の真空弁付き汚水桝は、上記の如き構成とされていることにより、設置作業が簡略化され、設置位置に困らず景観上の問題なく設置することができ、汚水桝部内部への圧力変化の影響も少ない。
【0024】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の真空弁付き汚水桝の一例を示す一部断面図である。
【図2】図1に示す真空弁付き汚水桝における、ブリーザー管の近傍を示す拡大図である。
【図3】従来の真空弁付き汚水桝の例を示す断面図である。
【符号の説明】
11 汚水桝本体
12 真空弁
13 汚水桝部
14 汚水流入管
15 吸気管
16 検知管
17 汚水吸入管
18 ブリーザー管
19 真空汚水管
Claims (1)
- 汚水流入管と吸気管とが連結された汚水を一時溜める汚水桝部と、汚水桝部から汚水の量を検知する検知管と、汚水桝部から汚水を吸入する汚水吸入管と、この汚水吸入管と内部が負圧の真空汚水管との間に設けられた真空弁とを備え、この真空弁にその作動のために必要な大気圧を導入するブリーザー管が連結された真空弁付き汚水桝であって、ブリーザー管が汚水桝部の上部にその開口部が下方に向けて開口するように配設され、その開口部の面積がブリーザー管の太い部分の断面積よりも小さくされていることを特徴とする真空弁付き汚水桝。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28030595A JP3715699B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 真空弁付き汚水桝 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28030595A JP3715699B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 真空弁付き汚水桝 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09125509A JPH09125509A (ja) | 1997-05-13 |
JP3715699B2 true JP3715699B2 (ja) | 2005-11-09 |
Family
ID=17623145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28030595A Expired - Fee Related JP3715699B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 真空弁付き汚水桝 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3715699B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB201309700D0 (en) * | 2013-05-30 | 2013-07-17 | Vistaplan Internat Ltd | A container and method of use thereof |
-
1995
- 1995-10-27 JP JP28030595A patent/JP3715699B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09125509A (ja) | 1997-05-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050427 |
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