JP3714899B2 - ファイル管理方法及びコンテンツ記録/再生装置 - Google Patents

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JP3714899B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体に蓄積するコンテンツファイルのファイル管理方法と、その方法を実施するコンテンツ記録/再生装置と、このファイル管理方法をロードするために、そのプログラムを記録した記録媒体に関し、特に、コンテンツファイル間のリンクの維持を可能にするものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、通信や放送を利用したデジタルコンテンツ配信サービスへの要望が高まりつつある。
【0003】
例えば、毎朝、新聞記事を携帯電話にダウンロードして、この携帯電話に接続した記録媒体に記録し、好きな時間にテレビなど他の機器にその記録媒体を接続して記事を読むといった新聞記事配信サービスが考えられている。また、小説を1章ごとに分割し、この章の単位で課金/ダウンロードを行うといった電子ブックサービスも考えられている。
【0004】
新聞記事配信サービスの具体例としては、新聞記事をHTML形式ファイルで記述し、1日分のHTMLファイル及びこのHTMLファイルに付随する画像ファイルやオーディオファイルを一つのパッケージとして配信する方法が考えられる。このように、関連するコンテンツを一つのパッケージとして配信するサービスでは、一般的に、配信されたコンテンツがパッケージ単位にディレクトリが作成されて記憶媒体に記録される。
【0005】
このとき、配信されるパッケージでは、付随する画像ファイルやオーディオファイルがHTMLファイルにリンクされている。また、あるHTMLファイルが、他のHTMLファイルとリンクしている場合も考えられる。また、リンクは一般的に同一パッケージ内で閉じて実現されるが、他のパッケージに属するHTMLファイルや画像/オーディオファイルなどへリンクする場合もある。具体例としては、ある新聞記事が、関連記事として前日配信した記事をリンクしている場合などが考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、コンテンツの配信を受ける機器では、単純な処理で効率的にコンテンツの記録、再生を行うことができるように、コンテンツのファイルに独自のファイル名を振る場合があるため、受信機器に記録されるコンテンツのファイルシステム上のディレクトリ名やファイル名が、該コンテンツにリンクしている他のコンテンツ内に記述された参照名と必ずしも一致しない。その結果、リンク先を特定することができないケースが発生するという問題点を有している。
【0007】
また、リンク先を特定できるように記録されたケースであっても、その後ユーザによってファイルシステム上のディレクトリ名やファイル名が変更されてしまった場合には、リンク先を維持することができなくなる。
【0008】
また、リンク先を特定できるように記録されたケースであっても、Web閲覧のようなインタラクティブなサービスとは異なり、記録媒体上でローカルに参照を行うようなダウンロードサービスにおいては、リンク先のファイルが記録媒体上に必ずしも存在するとは限らない。
【0009】
従来において、上述したリンク先の特定や維持を考慮したデジタルコンテンツ配信システムは存在していない。
【0010】
本発明の目的は、配信されたコンテンツが元のコンテンツファイル名と異なる名前で記録される場合でも、コンテンツ間のリンクを維持することができるファイル管理方法を提供し、また、その方法を実施するコンテンツ記録/再生装置、及び、このファイル管理方法によりコンテンツのファイルが記録された記録媒体を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、パッケージ毎にディレクトリを作成し、ディレクトリ名とパッケージ識別子との対応関係を管理し、パッケージに含まれるコンテンツのファイル名と当該コンテンツが他からリンクされる場合の参照名との対応関係を管理し、他のパッケージのパッケージ識別子と当該他のパッケージに含まれるコンテンツを表わす参照名との対応関係を管理することにより、上記目的を達成するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得る。
【0013】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるコンテンツ記録/再生装置の構成を示すブロック図である。この装置は、入力装置110と、記録媒体120と、コンテンツ記録装置130と、コンテンツ再生装置140と、表示装置150とから主に構成されている。入力装置110は、ユーザによるコンテンツ記録要求をコンテンツ記録装置130に入力し、ユーザによるコンテンツ再生要求をコンテンツ再生装置140に入力する。コンテンツ記録装置130は、記録媒体120にパッケージ単位のコンテンツとファイル管理情報とを記録する。コンテンツ再生装置140は、記録媒体120に記録されたコンテンツを再生して表示装置150に表示する。
【0014】
また、コンテンツ記録装置130は、パッケージ管理情報記録部131と、コンテンツファイル記録部132と、リンク解決情報記録部133とを備えている。パッケージ管理情報記録部131は、記録媒体120に記録されたパッケージを管理するためのパッケージ管理情報を作成して記録媒体120に記録する。コンテンツファイル記録部132は、パッケージに含まれるコンテンツファイル群の各コンテンツファイルを記録媒体120に記録するとともに、それらコンテンツファイル群を管理するコンテンツファイル群管理情報を作成して記録媒体120に記録する。リンク解決情報記録部133は、パッケージを跨ぐコンテンツファイル間のリンクを実現するためのリンク解決情報を作成して記録媒体120に記録する。
【0015】
コンテンツ再生装置140は、コンテンツファイル取得部141と、リンク解決部142とを備えている。コンテンツファイル取得部141は、入力装置110からのコンテンツ再生指示を受けて、指定されたファイルを記録媒体120から取得する。リンク解決部142は、コンテンツファイル中にリンク指定があった場合に、記録媒体120中に記録されたリンク解決情報を基にリンク先コンテンツファイルを特定する処理を行う。
【0016】
なお、コンテンツ記録装置130及びコンテンツ再生装置140の各部の機能は、コンテンツ記録装置130またはコンテンツ再生装置140に内蔵されたコンピュータがプログラムに規定された処理を行うことにより実現される。
【0017】
次に、本実施の形態におけるコンテンツ記録/再生装置で行われるコンテンツ記録処理及びコンテンツ再生処理について、具体例を用いて説明する。
【0018】
<コンテンツ記録処理>
まず、入力装置110を通じて、ユーザからコンテンツ記録の指示を受ける。この時、図2に示すような新聞記事パッケージの記録指示があった場合を考える。
【0019】
図2の新聞記事パッケージは、HTMLファイル201、202と、画像ファイル203とからなる11月14日分のものである。HTMLファイル201は「001114index.htm」というファイル名を持ち、「image1.jpg」というファイル名の画像ファイル203が埋め込まれている。HTMLファイル202は「001114page2.htm」というファイル名を持ち、HTMLファイル201と同じく、画像ファイル203が埋め込まれている。また、HTMLファイル201は、HTMLファイル202へのハイパーリンクを有する。
【0020】
図3は、記録媒体120におけるディレクトリ及びファイル構成の一例を示す図であり、図2に示すパッケージがコンテンツ記録装置130によって記録される際のものである。パッケージ管理ファイル301と同じ階層に「PKG00001」というディレクトリ302が作成され、このディレクトリ302の下に、コンテンツファイル群管理ファイル303と、図2に示すパッケージに含まれるファイルとが作成される。図2に示すパッケージに含まれていたHTMLファイル201、202及び画像ファイル203は、それぞれ「00001.htm」「00002.htm」「00003.jpg」というファイル名で記録されたものとする。
【0021】
コンテンツ記録装置130は、入力装置110よりコンテンツ記録の指示を受けると、まずパッケージ管理情報記録部131によってパッケージ管理ファイル301を作成または更新する。
【0022】
図4は、パッケージ管理ファイル301の一例を示す図であり、図2に示すパッケージが記録媒体120に記録された段階のものである。パッケージ管理ファイル301は、パッケージディレクトリ名に対応するパッケージディレクトリ番号と、該ディレクトリを一意に識別するためのパッケージ識別子との対応を管理する。
【0023】
本実施の形態では、図3に示すように、パッケージディレクトリ番号に対応するパッケージディレクトリのディレクトリ名を「PKGxxxxx(xxxxx=パッケージディレクトリ番号)」とする命名規則のもとで説明する。
【0024】
なお、パッケージディレクトリ番号からパッケージディレクトリのディレクトリ名が一意に導き出せる命名規則であれば、どのようなものでも構わない。
【0025】
また、図4ではパッケージ識別子として「ARTICLE001114」という文字列を用いているが、このパッケージ識別子は、記録媒体120中に存在するパッケージディレクトリを一意に識別できるものであれば、どのような文字列でも、数字でも、記号でも構わない。
【0026】
次に、コンテンツファイル記録部132によって、コンテンツファイルの記録及びコンテンツファイル群管理ファイルの作成を行う。
【0027】
図5は、コンテンツファイル群管理ファイル303の一例を示す図であり、図2に示すパッケージが記録媒体120に記録された段階のものである。コンテンツファイル群管理ファイルは、記録媒体120に記録される際のファイル名に対応するコンテンツ番号と、該コンテンツが他のコンテンツからリンクされる場合の参照名との対応を管理するもので、パッケージディレクトリ毎に1つ作成される。前記コンテンツ番号は、パッケージ単位で番号付けされるものとする。
【0028】
本実施の形態では、図3に示すように、コンテンツ番号に対応するコンテンツファイル名を「xxxxx.EXT(xxxxx=コンテンツ番号、EXT=元のファイル名の拡張子)」とする命名規則のもとで説明する。
【0029】
なお、コンテンツ番号から記録媒体120上のコンテンツファイル名が一意に導き出せる命名規則であれば、どのようなものでも構わない。
【0030】
なお、図2に示すパッケージでは他のパッケージに含まれるコンテンツへのリンクが存在しないため、リンク解決情報記録部133は処理を何も行わない。
【0031】
更に、記録媒体120が図3に示す状態の時に、図6の新聞記事パッケージ610の記録指示が新たに発生した場合を考える。
【0032】
図6は、HTMLファイル611と画像ファイル612とからなる11月15日分の新聞記事パッケージ610を示す図である。HTMLファイル611は「001115page1.htm」というファイル名を持ち、「logo1.jpg」というファイル名の画像ファイル612が埋め込まれている。また、HTMLファイル611は、図2に示す11月14日分の新聞記事パッケージに含まれる「001114index.htm」という参照名のHTMLファイル202へのハイパーリンクを有している。
【0033】
図7は、記録媒体120におけるディレクトリ及びファイル構成の一例を示す図であり、図6の新聞記事パッケージ610がコンテンツ記録装置130によって追加される際のものである。パッケージ管理ファイル301と同じ階層に「PKG00002」というディレクトリ701が作成され、このディレクトリ701の下に、コンテンツファイル群管理ファイル702と図6に示すパッケージに含まれるファイルとが作成される。図6に示すパッケージに含まれていたHTMLファイル611と612とは、それぞれ「00001.htm」「00002.jpg」というファイル名で記録されたものとする。
【0034】
図8は、パッケージ管理ファイル301の一例を示す図であり、図6の新聞記事パッケージ610が記録媒体120に新たに追加された段階のものである。図4と比較して、新たに11月15日分の新聞記事パッケージに関する情報が追加されている。
【0035】
図9は、コンテンツファイル群管理ファイル702の一例を示す図であり、図6の新聞記事パッケージ610が記録媒体120に新たに追加された段階のものである。コンテンツファイル群管理ファイルの構成については、図5と同様であるため説明を省略する。
【0036】
図6に示したように、11月15日分パッケージのHTMLファイル611には、他のパッケージに含まれるコンテンツへのリンクが存在するため、リンク解決情報記録部133にて図7に示すリンク解決ファイル703を作成する。
【0037】
図10は、リンク解決ファイル703の一例を示す図である。リンク解決ファイルは、他のパッケージに含まれるコンテンツへのリンクを表わす参照名と、前記リンク先コンテンツが存在するパッケージのパッケージ識別子との対応を管理するものであり、パッケージを跨ぐリンクが含まれるコンテンツが存在するパッケージディレクトリ毎に1つ作成される。
【0038】
<コンテンツ再生処理>
入力装置110を通じ、図7に示すHTMLファイル201の再生要求があった場合を考える。
【0039】
まず、コンテンツファイル取得部141が、記録媒体120からHTMLファイル201を取得する。
【0040】
ここで、HTMLファイル201には、画像ファイル「image1.jpg」が埋め込まれているので、リンク解決部142が、この画像の参照を解決する。
【0041】
図11は、リンク解決部142における処理フローを示す図である。以下、画像ファイル「image1.jpg」の参照解決処理について図11に沿って説明する。
【0042】
ステップ1101:まず、HTMLファイル201から参照名「image1.jpg」を取得する。
【0043】
ステップ1102:リンク元であるHTMLファイルが属するパッケージディレクトリに、リンク解決ファイルが存在するか否かを調べる。ここでの例では図7から分かるように、HTMLファイル201の属するパッケージディレクトリ302にはリンク解決ファイルが存在しないので、ステップ1108へ進む。
【0044】
ステップ1108:HTMLファイルが属するパッケージディレクトリのコンテンツファイル群管理ファイルを見て、ステップ1101で取得した参照名を探し、この参照名に対応するコンテンツ番号を取得する。ここでの例では、図5より、参照名「image1.jpg」に対応するコンテンツ番号として「00003」を取得する。
【0045】
ステップ1109:ステップ1108で取得したコンテンツ番号に対応するコンテンツファイルを、参照先ファイルとして特定する。ここでの例では、図7から分かるように、「00003.jpg」の画像ファイル203が特定され、画像の参照が解決される。
【0046】
リンク解決部142は、こうして特定された参照先ファイル名で、コンテンツファイル取得部141にコンテンツファイル取得要求を行い、コンテンツファイル取得部141が記録媒体120から参照先ファイル「00003.jpg」を取得すると、この画像をHTMLファイル201に埋め込んで表示装置150に出力する。
【0047】
以上が、HTMLファイル201の再生処理である。
【0048】
次に、表示中のHTMLファイル611から他のパッケージに含まれるコンテンツへのリンクをユーザが辿った場合のリンク解決処理について説明する。
【0049】
ステップ1101:まず、HTMLファイル611から参照名「001114page2.htm」を取得する。
【0050】
ステップ1102:リンク元であるHTMLファイル611が属するパッケージディレクトリ701に、リンク解決ファイルが存在するか否かを調べる。この場合、図7から分かるようにパッケージディレクトリ701にはリンク解決ファイル703が存在するので、ステップ1103へ進む。
【0051】
ステップ1103:リンク解決ファイル703を見てステップ1101で取得した参照名のエントリがあるか否か調べる。図10から分かるように、リンク解決ファイル703には参照名「001114page2.htm」のエントリが存在するので、ステップ1104を経由してステップ1105へ進む。なお、リンク解決ファイル703にエントリが存在しない場合にはステップ1104を経由してステップ1108へ進む。
【0052】
ステップ1105:参照名「001114page2.htm」に対応するパッケージ識別子「ARTICLE001114」を取得し、ステップ1106へ進む。
【0053】
ステップ1106:パッケージ管理ファイル301から、前記取得済みパッケージ識別子「ARTICLE001114」に対応するパッケージ番号「00001」が分かり、参照先ファイルの存在するパッケージがパッケージディレクトリ302(PKG00001)であることが判明する。
【0054】
ステップ1107:次に、パッケージディレクトリ302のコンテンツファイル群管理ファイル301を見て、ステップ1101で取得した参照名を探し、この参照名に対応するコンテンツ番号を取得する。ここでの例では、図5より、参照名「001114page2.htm」に対応するコンテンツ番号として「00002」を取得する。
【0055】
ステップ1109:ステップ1107で取得したコンテンツ番号に対応するコンテンツファイルである「00002.htm」202が特定され、他のパッケージに含まれるコンテンツへのリンクが解決される。
【0056】
以上のように、本実施の形態では、パッケージディレクトリ名に対応するパッケージディレクトリ番号と該ディレクトリを一意に識別するためのパッケージ識別子との対応を管理するパッケージ管理ファイル、及び、記録媒体120に記録される際のファイル名に一意に対応するコンテンツ番号と該コンテンツが他のコンテンツからリンクされる場合の参照名との対応を管理するコンテンツファイル群管理ファイルを作成する。そして、これらの管理ファイルを利用することにより、コンテンツが記録媒体120に記録される際のディレクトリ名やファイル名が該コンテンツとリンクしている他のコンテンツ内に記述された参照名と異なる場合であってもリンク先を特定することができる。
【0057】
更に、他のパッケージに含まれるコンテンツへのリンクを表わす参照名と、前記リンク先コンテンツが存在するパッケージのパッケージ識別子との対応を管理するリンク解決ファイルを、パッケージを跨ぐリンクが含まれるコンテンツが存在するパッケージディレクトリ毎に作成する。そして、このリンク解決ファイルを利用することにより、他のパッケージに属するコンテンツへのリンクを辿ることができる。
【0058】
また、本実施の形態によれば、記録媒体に記録されるファイルのファイル名を任意に設定することができるので、ファイル名の文字数に制限がある場合に対して有効な解決手段となる。
【0059】
なお、本実施の形態では、リンク解決ファイルの構成を、参照名とパッケージ識別子との単純な対応表であるものとして説明したが、リンク解決の際に参照名を高速に探索するために、ハッシュ法やB-treeなどの手法を導入しても構わない。
【0060】
また、本実施の形態ではコンテンツファイルの例としてHTMLファイルと画像ファイルを挙げて説明したが、コンテンツファイルは、その他どのような形式のファイルであっても構わない。
【0061】
(実施の形態2)
実施の形態2では、ディレクトリ名やファイル名がユーザによって変更された場合でもリンク先の維持を可能にするファイル管理方法について説明する。
【0062】
本実施の形態におけるコンテンツ記録/再生装置の構成は、実施の形態1の図1に示したものと同一である。ただし、本実施の形態は、実施の形態1と比較して、パッケージ管理情報記録部131で作成するパッケージ管理ファイルの構成要素と、コンテンツファイル記録部132で作成するコンテンツファイル群管理ファイルの構成要素とが異なる。
【0063】
以下、本実施の形態のコンテンツ記録処理及びコンテンツ再生処理について、具体的に説明する。
【0064】
図2及び図6に示すパッケージがコンテンツ記録装置130によって記録される際の記録媒体120におけるディレクトリ及びファイル構成は図7と同一である。ただし、パッケージ管理ファイル301並びにコンテンツ群管理ファイル303及び702の内容は異なるので、それぞれ符号をパッケージ管理ファイル1201、コンテンツ群管理ファイル1301及び1401として、以下の説明を行う。
【0065】
図12は、パッケージ管理情報記録部131によって作成されたパッケージ管理ファイル1201の一例を示す図である。このパッケージ管理ファイル1201は、実施の形態1の図8と比較して、パッケージディレクトリ番号ではなく、記録媒体120上でのパッケージディレクトリ名とパッケージ識別子との対応を管理している点で異なる。
【0066】
図13は、コンテンツファイル群管理ファイル1301の一例を示す図である。実施の形態1の図5と異なるのは、コンテンツ番号ではなく、記録媒体120上でのコンテンツファイル名と参照名との対応を管理している点である。
【0067】
同じく図14は、このときのコンテンツファイル群管理ファイル1401の一例を示す図である。
【0068】
なお、本実施の形態では、実施の形態1と異なり、パッケージディレクトリ名及び記憶媒体120上でのコンテンツファイル名は、特に命名規則を定めず、任意の名を付与することが可能であるものとする。
【0069】
本実施の形態でのコンテンツ再生処理におけるコンテンツファイル取得部141の動作は、実施の形態1と同様である。
【0070】
本実施の形態でのコンテンツ再生処理におけるリンク解決部142の処理は、以下の三点を除いて、実施の形態1と同様である。
【0071】
a)ステップ1106において、パッケージディレクトリを特定する際に、パッケージ識別子に対応するパッケージ番号から命名規則により特定するのではなく、直接パッケージ識別子に対応するパッケージディレクトリ名を取得する。
【0072】
b)ステップ1107において、コンテンツファイル番号を取得するのではなく、直接コンテンツファイル名を取得する。
【0073】
c)ステップ1108において、コンテンツファイル番号を取得するのではなく、直接コンテンツファイル名を取得する。
【0074】
これにより、実施の形態1と同様のリンク解決効果が得られる。
【0075】
ここで、図15に示すように、パッケージディレクトリ302のディレクトリ名が、何らかの操作によって「PKG00001」から「11月14日記事」に変更される場合を考える。この時ファイルシステム上でディレクトリ名が変更される処理に伴って、パッケージ管理情報記録部131がパッケージ管理ファイルを図16に示すように、該当パッケージディレクトリ名部分を書き換える。これにより、記録媒体120に一度記録された後で、ディレクトリ名の変更が発生した場合でも、リンク先を維持することができる。
【0076】
同様に、パッケージディレクトリではなく記録媒体120上のコンテンツファイル名が変更された場合でも、コンテンツファイル記録部132がコンテンツファイル群管理ファイルの該当コンテンツファイル名部分を変更することによって、リンク先を維持することができる。
【0077】
以上のように、本実施の形態では、パッケージディレクトリ名またはコンテンツファイル名が何らかの操作によって変更された場合には、対応するパッケージ管理ファイルの該当パッケージディレクトリ名部分、またはコンテンツファイル群管理ファイルの該当コンテンツファイル名を変更することにより、常にリンク先を維持することができる。
【0078】
(実施の形態3)
実施の形態3では、リンク先のファイルを含む他パッケージが記録媒体上に存在しない場合に、配信予約を行う方法について説明する。
【0079】
図17は、本発明の実施の形態3におけるコンテンツ記録/再生装置の構成を示すブロック図である。なお、図17のコンテンツ記録/再生装置において、図1と共通する構成部分には図1と同一符号を付して説明を省略する。図17のコンテンツ記録/再生装置は、図1と比較して、コンテンツ再生装置140に、配信予約リストファイルを作成する配信予約リストファイル記録部143を追加した構成をとる。
【0080】
図17のコンテンツ記録/再生装置にサービスを提供する配信サーバは、配信するパッケージの各々に対してパッケージ識別子を割り当て、配信パッケージデータとパッケージ識別子との対応を管理する。
【0081】
図18は、配信サーバが配信パッケージとパッケージ識別子との対応を管理するために保持するパッケージ識別子管理テーブルの一例を示す図である。このパッケージ識別子管理テーブルには、パッケージ識別子と、そのパッケージ識別子を割り当てた配信パッケージデータへのポインタが記述されている。
【0082】
また、配信サーバは、パッケージのファイルに、他のパッケージに含まれるコンテンツへのリンクが存在する場合、そのコンテンツへのリンクを表す参照名と、リンク先コンテンツが存在するパッケージのパッケージ識別子とを対応付けたリンク解決ファイルを、パッケージ識別子管理テーブルを参照して作成し、パッケージデータに含めて配信する。
【0083】
図19は、配信サーバが図6に示すパッケージ610を配信するときの配信パッケージデータを示している。配信パッケージデータには、コンテンツに関する書誌事項や管理情報、属性情報などのメタデータを記録した配信時メタデータファイルと、リンク解決ファイルと、「001115page1.htm」及び「logo1.jpg」のファイル名を持つコンテンツファイルとが含まれ、配信時メタデータファイルには、パッケージ識別子の情報が記録される。リンク解決ファイルは、図10と同じ内容を持つ。
【0084】
この配信パッケージデータが入力すると、コンテンツ記録装置130のパッケージ管理情報記録部131は、配信サーバが割り当てたパッケージ識別子を用いてパッケージ管理ファイルを作成する。また、リンク解決情報記録部133は、配信パッケージデータにリンク解決ファイルが含まれているとき、そのリンク解決ファイルを記録媒体120に格納する。コンテンツファイル記録部132の動作は、実施の形態1と同じである。
【0085】
いま、図6に示すパッケージのみがコンテンツ記録装置130によって記録媒体120に記録されている場合を考える。図20は、このときの記録媒体120におけるディレクトリ及びファイル構成を示す図である。図20は、図7と比較して、ディレクトリ302、コンテンツファイル群管理ファイル303、HTMLファイル201、202及び画像ファイル203がなく、パッケージ管理ファイル2001の内容がパッケージ管理ファイル301と異なる。なお、ディレクトリ701の下のコンテンツファイル群管理ファイル702及びリンク解決ファイル703は、それぞれ実施の形態1における図9及び図10と同様である。
【0086】
図21は、パッケージ管理ファイル2001の一例を示す図である。パッケージ管理ファイル2001は、パッケージディレクトリ名に対応するパッケージディレクトリ番号と、該ディレクトリを一意に識別するためのパッケージ識別子との対応を管理する。
【0087】
以下、記録媒体120がこのような状態の時に、表示中のHTMLファイル611から他のパッケージに含まれるコンテンツへのリンクをユーザが辿った場合のリンク解決処理について説明する。
【0088】
図22は、実施の形態3におけるリンク解決部142における処理フローを示す図である。なお、図22において、図11と共通するステップには図11と同一符号を付す。また、図22でステップ1106、ステップ1107、ステップ1108、ステップ1109へ進む場合は図11と処理が共通するので説明を省略する。
【0089】
ステップ1101:まず、HTMLファイル611から参照名「001114page2.htm」を取得する。
【0090】
ステップ1102:リンク元であるHTMLファイル611が属するパッケージディレクトリ701に、リンク解決ファイルが存在するか否かを調べる。この場合、図20から分かるようにパッケージディレクトリ701にはリンク解決ファイル703が存在するので、ステップ1103へ進む。なお、リンク解決ファイル703が存在しない場合にはステップ1108へ進む。
【0091】
ステップ1103:リンク解決ファイル703を見て、ステップ1101で取得した参照名のエントリがあるか否か調べる。図10から分かるように、リンク解決ファイル703には参照名「001114page2.htm」のエントリが存在するので、ステップ1104を経由してステップ1105へ進む。なお、リンク解決ファイル703にエントリが存在しない場合にはステップ1104を経由してステップ1108へ進む。
【0092】
ステップ1105:参照名「001114page2.htm」に対応するパッケージ識別子「ARTICLE001114」を取得し、ステップ2201へ進む。
【0093】
ステップ2201:パッケージ管理ファイル2001に、前記取得済みパッケージ識別子「ARTICLE001114」のエントリがあるか否かを調べる。この場合、図21から分かるようにエントリが存在しないのでステップ2202へ進む。なお、取得済みパッケージ識別子のエントリがある場合にはステップ1106へ進む。
【0094】
ステップ2202:配信予約リストファイル記録部143の処理を実行する。図23は、実施の形態3における配信予約リストファイル記録部143における処理フローを示す図である。
【0095】
ステップ2301:まず、次回配信時に配信サーバと接続を確立した際に、参照先ファイルを含むパッケージを配信希望とするか否かをユーザに確認する。希望しない場合は、何もせずに終了する。希望する場合はステップ2302へ進む。
【0096】
ステップ2302:前記取得済みパッケージ識別子「ARTICLE001114」を、配信予約リストファイルにエントリする。図24は、この時の記録媒体120におけるディレクトリ及びファイル構成の一例を示し、図20に対して配信予約リストファイル2401が追加される。図25は、配信予約リストファイル2401の一例を示す図である。ステップ2302において、配信予約リストファイルが記録媒体120上に存在しない場合は新たに作成する。
【0097】
その後、配信のためにコンテンツ記録装置と配信サーバとの接続が確立した際に、このように記録媒体120上に配信予約リストファイル2401が存在している場合には、配信予約リストファイル2401にエントリされているパッケージ識別子が配信サーバに送信される。配信サーバは、パッケージ識別子管理テーブルにより、前記パッケージ識別子に対応するパッケージを求め、当該パッケージのダウンロード処理を行う。
【0098】
配信予約リストファイル記録部143は、配信予約リストファイル2401に記録したパッケージ識別子と同一のパッケージ識別子を有するパッケージが配信サーバから配信されると、そのパッケージのダウンロードが終了した時点で、配信予約リストファイルを消去する。
【0099】
以上のように、本実施の形態では、配信予約リストファイル記録部143を備え、記録媒体120上に存在しないパッケージのパッケージ識別子をエントリした配信予約リストファイルを作成することにより、配信サーバとの次回接続確立時に、必要なパッケージをユーザに特別な操作を強いることなく自動でダウンロードすることができる。
【0100】
なお、本実施の形態では配信予約リストファイルを記録媒体120上に格納しておく方法で説明したが、記録媒体120上ではなく、コンテンツ記録装置130及びコンテンツ再生装置140を備えたコンテンツ記録/再生装置上の記憶領域に格納しておく方法でも構わない。
【0101】
また、本実施の形態では配信予約リストファイルにエントリされているパッケージのダウンロードが終了した時点で、配信予約リストファイルを消去するものとして説明したが、配信予約リストファイルは消去せずにファイルの中身をリセットする方法をとっても構わない。
【0102】
なお、上記各実施の形態では、リンク解決ファイルをコンテンツ記録装置130のリンク解決情報記録部133で作成する場合について説明したが、本発明はこれに限られず、コンテンツの配信側でリンク解決ファイルを併せて作成し、コンテンツに添付して配信するようにしても良い。
【0103】
また、コンテンツ記録装置130によってコンテンツ及びファイル管理情報が記録された記録媒体120を、他のコンテンツ再生装置に装着して、記録されたコンテンツの再生、表示を行うこともできる。
【0104】
また、本発明のファイル管理方法における手順を記録媒体に記録し、この記録媒体をコンテンツ記録再生装置に装着して、本発明のファイル管理方法の手順をコンテンツ記録再生装置にロードすることができる。
【0105】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、コンテンツを記録媒体に記録するときのディレクトリ名やファイル名が、該コンテンツをリンクしている他のコンテンツ内に記述された参照名と異なる場合でも、リンク先を特定することができる。また、リンク先のコンテンツが他のパッケージに属する場合でも、リンク先のコンテンツを特定することができる。
【0106】
また、コンテンツファイルが記録媒体に記録された後、そのファイルのファイル名やディレクトリ名がユーザによって書き換えられた場合でも、常にリンク先を維持することができる。
【0107】
また、このファイル管理方法を実施する本発明のコンテンツ記録/再生装置は、ファイル管理を効率化するため、配信されたコンテンツに独自のファイル名を自動付与したり、ユーザがファイル名やディレクトリ名を書き換えたりした場合でも、コンテンツのリンク先を維持することができ、配信されたコンテンツの編集意図に沿った表示を行うことができる。
【0108】
また、参照先ファイルを含むパッケージが記録媒体上に存在しない場合に、配信サーバとの次回接続確立時に、必要なパッケージをユーザに特別な操作を強いることなく自動でダウンロードすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるコンテンツ記録/再生装置の構成を示すブロック図、
【図2】本発明の実施の形態1における新聞記事パッケージの一例を示す図、
【図3】本発明の実施の形態1における記録媒体上のディレクトリ及びファイル構成の一例を示す図、
【図4】本発明の実施の形態1におけるパッケージ管理ファイルの一例を示す図、
【図5】本発明の実施の形態1におけるコンテンツファイル群管理ファイルの一例を示す図、
【図6】本発明の実施の形態1における新聞記事パッケージの一例を示す図、
【図7】本発明の実施の形態1における記録媒体におけるディレクトリ及びファイル構成の一例を示す図、
【図8】本発明の実施の形態1におけるパッケージ管理ファイルの一例を示す図、
【図9】本発明の実施の形態1におけるコンテンツファイル群管理ファイルの一例を示す図、
【図10】本発明の実施の形態1におけるリンク解決ファイルの一例を示す図、
【図11】本発明の実施の形態1におけるリンク解決部の処理フローを示す図、
【図12】本発明の実施の形態2におけるパッケージ管理情報記録部により作成されたパッケージ管理ファイルの一例を示す図、
【図13】本発明の実施の形態2におけるコンテンツファイル群管理ファイルの一例を示す図、
【図14】本発明の実施の形態2におけるコンテンツファイル群管理ファイルの一例を示す図、
【図15】本発明の実施の形態2において、ディレクトリ及びファイル構成のディレクトリ名が変更される場合を示す図、
【図16】本発明の実施の形態2においてパッケージ管理ファイルの書き換えを示す図、
【図17】本発明の実施の形態3におけるコンテンツ記録/再生装置の構成を示すブロック図、
【図18】本発明の実施の形態3における配信サーバが管理するパッケージ識別子管理テーブルの一例を示す図、
【図19】本発明の実施の形態3における配信サーバから配信される配信パッケージデータの一例を示す図、
【図20】本発明の実施の形態3における記録媒体上のディレクトリ及びファイル構成の一例を示す図、
【図21】本発明の実施の形態3におけるパッケージ管理ファイルの一例を示す図、
【図22】本発明の実施の形態3におけるリンク解決部の処理フローを示す図、
【図23】本発明の実施の形態3における配信予約リストファイル記録部の処理フローを示す図、
【図24】本発明の実施の形態3における記録媒体上のディレクトリ及びファイル構成の一例を示す図、
【図25】本発明の実施の形態3における配信予約リストファイルの一例を示す図である。
【符号の説明】
110 入力装置
120 記録媒体
130 コンテンツ記録装置
131 パッケージ管理情報記録部
132 コンテンツファイル記録部
133 リンク解決情報記録部
140 コンテンツ再生装置
141 コンテンツファイル取得部
142 リンク解決部
143 配信予約リストファイル記録部
150 表示装置

Claims (14)

  1. パッケージで配信されたコンテンツファイルを配信元でのコンテンツファイル名と異なる名前で記録媒体に記録して管理するコンテンツ記録/再生装置のファイル管理方法であって、
    前記コンテンツ記録/再生装置は、パッケージごとにディレクトリを作成して、前記ディレクトリのもとに当該パッケージに含まれるコンテンツファイルを前記記録媒体に記録し、且つ、
    前記ディレクトリのディレクトリ名と前記パッケージに付したパッケージ識別子との対応関係を記述したパッケージ管理ファイルと、
    前記ディレクトリ毎に、前記記録媒体に記録した前記コンテンツファイルのファイル名と当該コンテンツファイルが他のコンテンツファイルからリンクされる場合の参照名との対応関係を記述したコンテンツファイル群管理ファイルと
    前記パッケージに、他のパッケージに含まれるコンテンツファイルに対してリンクするコンテンツファイルが存在する場合に、前記他のパッケージに含まれるコンテンツファイルが他のコンテンツファイルからリンクされる場合の参照名と前記他のパッケージのパッケージ識別子との対応関係を前記ディレクトリ毎に記述したリンク解決ファイルと
    を作成して前記記録媒体に記録し、
    コンテンツファイルを再生するとき、前記コンテンツファイルから当該コンテンツファイルに対してリンクする他のコンテンツファイルの参照名を取得し、前記参照名が前記コンテンツファイル群管理ファイルに存在する場合は、当該参照名に対応するファイル名を前記コンテンツファイル群管理ファイルから取得して、当該ファイル名のコンテンツファイルを参照先ファイルとして特定し、前記参照名が前記リンク解決ファイルに存在する場合は、前記リンク解決ファイルから当該参照名に対応するパッケージ識別子を取得し、前記パッケージ管理ファイルから当該パッケージ識別子に対応するディレクトリを特定し、当該ディレクトリの前記コンテンツファイル群管理ファイルから当該参照名に対応するファイル名を取得して、当該ファイル名のコンテンツファイルを参照先ファイルとして特定するファイル管理方法。
  2. 請求項1に記載のファイル管理方法であって、前記コンテンツ記録/再生装置は、前記ディレクトリ名が変更された場合に、前記パッケージ管理ファイルに記述された前記ディレクトリ名を前記ディレクトリ名の変更に合わせて変更し、前記ファイル名が変更された場合に、前記コンテンツファイル群管理ファイルに記述された前記ファイル名を前記ファイル名の変更に合わせて変更するファイル管理方法。
  3. 請求項に記載のファイル管理方法であって、前記コンテンツ記録/再生装置は、前記リンク解決ファイルに記述されたパッケージ識別子のパッケージが前記記録媒体上に存在しない場合に、前記パッケージ識別子をエントリした配信予約リストファイルを作成し、配信元と接続が確立した際に、前記配信予約リストファイルにエントリした前記パッケージ識別子を前記配信元へ送信するファイル管理方法。
  4. 請求項に記載のファイル管理方法であって、前記配信予約リストを前記記録媒体上に作成するファイル管理方法。
  5. 請求項に記載のファイル管理方法であって、前記配信予約リストを当該コンテンツ記録/再生装置のメモリ領域上に作成するファイル管理方法。
  6. パッケージで配信されたコンテンツファイルを配信元でのコンテンツファイル名と異なる名前で記録媒体に記録して管理されているコンテンツファイルを再生するコンテンツ再生装置のコンテンツ再生方法であって、
    前記コンテンツ再生装置は、
    パッケージごとにディレクトリが作成されて、前記ディレクトリのもとに当該パッケージに含まれるコンテンツファイルが前記記録媒体に記録され、且つ、
    前記ディレクトリのディレクトリ名と前記パッケージに付したパッケージ識別子との対応関係を記述したパッケージ管理ファイルと、
    前記ディレクトリ毎に、前記記録媒体に記録した前記コンテンツファイルのファイル名と当該コンテンツファイルが他のコンテンツファイルからリンクされる場合の参照名との対応関係を記述したコンテンツファイル群管理ファイルと、
    前記パッケージに、他のパッケージに含まれるコンテンツファイルに対してリンクするコンテンツファイルが存在する場合に、前記他のパッケージに含まれるコンテンツファイルが他のコンテンツファイルからリンクされる場合の参照名と前記他のパッケージのパッケージ識別子との対応関係を前記ディレクトリ毎に記述したリンク解決ファイルと
    が記録された前記記録媒体から、再生対象のコンテンツファイルを取り出し、
    前記コンテンツファイルが属するディレクトリに前記リンク解決ファイルが存在するか否かを判定し、前記リンク解決ファイルが存在しない場合に、
    前記コンテンツファイルから当該コンテンツファイルに対してリンクする他のコンテンツファイルの参照名を取得し、当該参照名に対応するファイル名を前記ディレクトリの前記コンテンツファイル群管理ファイルから取得して、当該ファイル名のコンテンツファイルを参照先ファイルとして特定して前記再生対象のコンテンツファイルの再生を行うコンテンツ再生方法。
  7. 請求項に記載のコンテンツ再生方法であって、再生対象のコンテンツファイルが属するディレクトリに前記リンク解決ファイルが存在する場合に、前記コンテンツファイルから当該コンテンツファイルに対してリンクする他のコンテンツファイルの参照名を取得し、前記リンク解決ファイルから当該参照名に対応するパッケージ識別子を取得し、前記パッケージ管理ファイルから当該パッケージ識別子に対応するディレクトリを特定し、当該ディレクトリの前記コンテンツファイル群管理ファイルから当該参照名に対応するファイル名を取得して、当該ファイル名のコンテンツファイルを参照先ファイルとして特定して前記再生対象のコンテンツファイルの再生を行うコンテンツ再生方法。
  8. パッケージで配信されたコンテンツファイルを配信元でのコンテンツファイル名と異なる名前で記録媒体に記録するコンテンツ記録装置であって、
    パッケージごとにディレクトリを作成し、前記ディレクトリのディレクトリ名と前記パッケージに付したパッケージ識別子との対応関係を記述したパッケージ管理ファイルを作成して前記記録媒体に記録するパッケージ管理情報記録手段と、
    前記パッケージに含まれるコンテンツファイルのファイル名と当該コンテンツファイルが他のコンテンツファイルからリンクされる場合の参照名との対応関係を記述したコンテンツファイル群管理ファイルを前記ディレクトリ毎に作成し、前記コンテンツファイルとともに前記記録媒体に記録するコンテンツファイル記録手段と、
    自己の所属するパッケージ以外の他のパッケージに含まれるコンテンツファイルに対してリンクするコンテンツファイルが存在する場合に、前記他のパッケージに含まれるコンテンツファイルが他のコンテンツファイルからリンクされる場合の参照名と前記他のパッケージのパッケージ識別子との対応関係を記述したリンク解決ファイルを前記ディレクトリ毎に作成して前記記録媒体に記録するリンク解決情報記録手段と
    を備え、前記記録媒体に、請求項に記載のファイル管理方法で用いるファイルを記録するコンテンツ記録装置。
  9. 請求項に記載のコンテンツ再生方法を実施するコンテンツ再生装置であって、
    前記記録媒体からコンテンツファイルを取り出すコンテンツファイル取得手段と、
    前記コンテンツファイルが属するディレクトリに前記リンク解決ファイルが存在するか否かを判定し、前記リンク解決ファイルが存在しない場合に、前記コンテンツファイルから当該コンテンツファイルに対してリンクする他のコンテンツファイルの参照名を取得し、当該参照名に対応するファイル名を前記ディレクトリの前記コンテンツファイル群管理ファイルから取得して、当該ファイル名のコンテンツファイルを参照先ファイルとして特定するリンク解決手段と
    を備えるコンテンツ再生装置。
  10. 請求項に記載のコンテンツ再生方法を実施するコンテンツ再生装置であって、
    前記記録媒体からコンテンツファイルを取り出すコンテンツファイル取得手段と、
    前記コンテンツファイルが属するディレクトリに前記リンク解決ファイルが存在するか否かを判定し、前記リンク解決ファイルが存在する場合に、前記コンテンツファイルから当該コンテンツファイルに対してリンクする他のコンテンツファイルの参照名を取得し、前記リンク解決ファイルから当該参照名に対応するパッケージ識別子を取得し、前記パッケージ管理ファイルから当該パッケージ識別子に対応するディレクトリを特定し、当該ディレクトリの前記コンテンツファイル群管理ファイルから当該参照名に対応するファイル名を取得して、当該ファイル名のコンテンツファイルを参照先ファイルとして特定するリンク解決手段と
    を備えるコンテンツ再生装置。
  11. 請求項10に記載のコンテンツ再生装置であって、さらに、前記リンク解決ファイルに記述されたパッケージ識別子のパッケージが前記記録媒体上に存在しない場合に、前記パッケージ識別子をエントリした配信予約リストファイルを作成し、配信元と接続が確立した際に、前記配信予約リストファイルにエントリした前記パッケージ識別子を前記配信元へ送信する配信予約リストファイル記録手段を備えるコンテンツ再生装置。
  12. 請求項に記載のコンテンツ記録装置のコンピュータにおける動作を規定するプログラムであって、コンピュータを、
    パッケージごとにディレクトリを作成し、前記ディレクトリのディレクトリ名と前記パッケージに付したパッケージ識別子との対応関係を記述したパッケージ管理ファイルを作成して記録媒体に記録するパッケージ管理情報記録手段と、
    前記パッケージに含まれるコンテンツファイルのファイル名と当該コンテンツファイルが他のコンテンツファイルからリンクされる場合の参照名との対応関係を記述したコンテンツファイル群管理ファイルを前記ディレクトリ毎に作成し、前記コンテンツファイルとともに前記記録媒体に記録するコンテンツファイル記録手段と、
    自己の所属するパッケージ以外の他のパッケージに含まれるコンテンツファイルに対してリンクするコンテンツファイルが存在する場合に、前記他のパッケージに含まれるコンテンツファイルが他のコンテンツファイルからリンクされる場合の参照名と前記他のパッケージのパッケージ識別子との対応関係を記述したリンク解決ファイルを前記ディレクトリ毎に作成して前記記録媒体に記録するリンク解決情報記録手段と
    して機能させるコンテンツ記録プログラム。
  13. 請求項に記載のコンテンツ再生装置のコンピュータにおける動作を規定するプログラムであって、コンピュータを、
    記録媒体からコンテンツファイルを取り出すコンテンツファイル取得手段と、
    前記コンテンツファイルが属するディレクトリに前記リンク解決ファイルが存在するか否かを判定し、前記リンク解決ファイルが存在しない場合に、前記コンテンツファイルから当該コンテンツファイルに対してリンクする他のコンテンツファイルの参照名を取得し、当該参照名に対応するファイル名を前記ディレクトリの前記コンテンツファイル群管理ファイルから取得して、当該ファイル名のコンテンツファイルを参照先ファイルとして特定するリンク解決手段と
    して機能させるコンテンツ再生プログラム。
  14. 請求項10に記載のコンテンツ再生装置のコンピュータにおける動作を規定するプログラムであって、コンピュータを、
    記録媒体からコンテンツファイルを取り出すコンテンツファイル取得手段と、
    前記コンテンツファイルが属するディレクトリに前記リンク解決ファイルが存在するか否かを判定し、前記リンク解決ファイルが存在する場合に、前記コンテンツファイルから当該コンテンツファイルに対してリンクする他のコンテンツファイルの参照名を取得し、前記リンク解決ファイルから当該参照名に対応するパッケージ識別子を取得し、前記パッケージ管理ファイルから当該パッケージ識別子に対応するディレクトリを特定し、当該ディレクトリの前記コンテンツファイル群管理ファイルから当該参照名に対応するファイル名を取得して、当該ファイル名のコンテンツファイルを参照先ファイルとして特定するリンク解決手段として機能させるコンテンツ再生プログラム。
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