JP4107027B2 - コンテンツ配信システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビデオデータ(動画データ)を含むコンテンツデータを配信するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
パーソナルコンピュータやモバイル端末などの閲覧クライアントに対して種々なコンテンツを配信するサービスが、特定領域或いは広域のサービスとして広く実施されている。
このようなコンテンツ配信を行うシステムには種々な態様があるが、ネットワーク通信技術の発達により、ビデオデータを含むコンテンツデータも配信されている。
【0003】
コンテンツ配信システムの概要は、配信サーバに種々なコンテンツデータを登録しておき、閲覧クライアントが配信サーバにアクセスして所望のコンテンツを選択して要求すると、これに応えて、配信サーバが該当するコンテンツデータを閲覧クライアントに提供すると言うものである。
【0004】
ここで、ビデオデータを配信するシステムでは、コンテンツの選択の容易化やビデオ中の所望のシーンからの視聴を容易化するために、ビデオデータに加えて、ビデオ中の幾つかのシーンを抜き出した画像データ(静止画データ)を付随させるものもあり、閲覧クライアントを利用してコンテンツを視聴するユーザの便利を図っている。
このような配信サーバに登録される各コンテンツデータは、上記の画像データの他に、コンテンツのタイトル、コンテンツを選択するためのキーワード、コンテンツを選択するための分類情報、コンテンツの作者情報などを含むコンテンツレコード(メタデータ)がビデオデータに対応付けて含まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ビデオデータを含むコンテンツデータは配信サーバのメモリに格納して登録されるが、静止画からなるコンテンツデータを配信するシステムに較べて各コンテンツデータが大きくなるので、種々多数のコンテンツデータの配信を行う時には単一のサーバメモリでは十分に対応することができないという問題があった。更に、コンテンツデータの追加などシステムの拡張を図ることも単一のサーバ構成では限界があるなど、配信サーバに大きな負荷がかかってしまうと言う問題があった。
【0006】
また、配信サーバへのコンテンツデータの配置登録は、オペレータが操作するパーソナルコンピュータなどの登録クライアントを配信サーバに接続して行う。この配置登録を行うには、ビデオデータなどを配信に適合したデータ形式(ストリームデータなど)に変換する処理、変換したビデオデータなどを登録クライアントに取り込む処理、配信サーバの登録する配置先を設定する処理などの種々な処理を行うが、これらの処理を登録クライアントと配信サーバとを接続した状態で行うと、登録配置のために要する接続時間が長くかかり、作業が非効率的であるばかりか、閲覧クライアントへの配信サービスにも支障をきたしてしまうと言う問題があった。
【0007】
更にまた、登録する或いは登録したコンテンツデータは、バックアップをとって置くことが必要であるが、ビデオソースのデータをバックアップする場合には、他のシステムへも配置登録しようとするときにはデータ形式の変換などの処理を再度行わなければならず、データ管理の仕方としては非効率的になってしまうという問題があった。
【0008】
本発明は上記従来の事情に鑑みなされたもので、配信サーバの構成に柔軟性をもたせることを目的としている。
また、本発明は、コンテンツデータの配置登録作業を効率化することを目的としている。
また、本発明は、コンテンツデータの管理を容易化することを目的としている。
なお、本発明の更なる目的は以下の説明において明らかなところである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、コンテンツ配信システム、コンテンツ配信方法、コンテンツ登録方法、コンテンツデータ管理方法、これらをコンピュータによって実現するためのプログラムなどの種々な態様で捉えられる。
なお、本明細書では、配信サーバとはコンテンツデータの配信処理に係るサーバ機能の総称であり、例えば、コンテンツデータを格納管理するサーバ、コンテンツレコードを格納管理するサーバ、閲覧クライアントとの通信処理を行うサーバといったように配信に係る諸機能を分散させた場合には、これら機能サーバが纏まって配信サーバが構成される。
【0010】
少なくともビデオデータを含むコンテンツデータを配信する本発明のコンテンツ配信システムでは、配信するためのコンテンツデータを格納する記憶領域を複数の配置先セットの集合として設けており、コンテンツデータは指定された配置先セットに登録される。この登録配置は登録クライアントなどの登録手段によって行われ、各コンテンツデータを特定する情報と、各コンテンツデータを配置した配置先セットを特定する情報と、各コンテンツデータのファイルパス(フォルダパス)と、各コンテンツデータのURLとを含むレコードを参照して行われる。
【0011】
配置先セットは、それぞれ別個なメモリやデータサーバとして物理的に区切った構成としても、或いは、単一又は複数のメモリやデータサーバを横断的に論理的に区切った構成としてもよく、このような配置先セット構成とし、これら配置先セットに対してコンテンツデータを配置登録するようにしたので、配置セットの追加などの構成変更が容易に行え、延いては、ビデオデータと言った大きなデータを登録するシステムに構成の柔軟性を与えることができる。
【0012】
そして、本発明のコンテンツ配信システムでは、配置先セットに登録されたコンテンツデータを保持するサーバとネットワークを介して接続される登録クライアントに、登録するコンテンツデータのビデオデータ及び静止画データなどの付随するデータを予めアーカイブファイルに纏めるアーカイブ化機能と、アーカイブファイル内のデータを前記レコードを参照して配置先セットに登録する登録機能とを設けてもよい。更には、コンテンツデータを保持するサーバに、配置先セットに登録されたコンテンツデータのビデオデータ及び付随するデータを前記レコードを参照して取得してアーカイブファイルに纏め、登録クライアントに出力するアーカイブ化機能を設けてもよい。
【0013】
これによって、登録クライアントを配信サーバに接続して行う配置登録作業の多くの部分を、オフラインで行って短い接続時間の内に配置処理を完了することができる。更に、作成したアーカイブファイルは、登録データのバックアップとして利用することができ、また、他のシステムへの配置登録にも再利用することができる。
なお、上記のシステムには、ネットワークを介して接続される閲覧クライアントからの要求に応じて、前記レコードを参照して所定のコンテンツデータを配信する配信手段を備えてもよく、これによって、該当する配置先セットから要求されたコンテンツデータを配信することができる。
【0014】
上記のシステムは、それぞれの機能を専用装置として構成してもよいが、本発明に係るプログラムをコンピュータによって実行することにより構成することができる。
また、本発明に係る方法は、例えば上記のシステムによって実施され、配信するためのコンテンツデータを格納する記憶領域として複数設けられた配置先セットに対して上記のようなレコードを参照してコンテンツデータを登録する方法、この登録に際してコンテンツデータをアーカイブ化する方法、登録されたコンテンツデータを上記のようなレコードを参照して取得してアーカイブ化する方法、登録されたコンテンツデータを上記のようなレコードを参照して配信する方法である。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明を実施例に基づいて具体的に説明する。
図1に示すように、本例のコンテンツ配信システムは、インターネットNを介して接続される配信サーバ1、閲覧クライアント2、登録クライアント3を備えて構成される。これら配信サーバ1及び登録クライアント3はそれぞれコンピュータハードウエアにより本発明に係るプログラムを実行することにより所定の処理を行うように構成されており、閲覧クライアント2はコンテンツ閲覧をするためのブラウザ機能を有したパーソナルコンピュータにより構成されている。
【0016】
ここで、閲覧クライアント2はコンテンツを閲覧するユーザが使用する端末であるので多数接続されるが、配信サーバ1や登録クライント3は集中管理を行うために1台としてもよい。なお、後述するように配置先セットの集合でコンテンツデータの記憶領域を構成するので、配信サーバ1は複数のサーバ装置で機能やデータを分担する構成とするのが好ましい。
【0017】
配信サーバ1は、ビデオデータと、当該ビデオデータに対応付けたスライド画像データ、資料画像データ、検索用の音声インデックスデータ、コンテンツタイトルなどのコンテンツレコード(メタデータ)を各コンテンツ毎のデータとして記憶保持しており、閲覧クライアント2からの要求に応じて該当するコンテンツデータを配信提供する。
【0018】
図2(a)にはビデオデータ5とシーン画像データ6との対応付け関係を示し、図2(b)にはビデオデータ5と資料画像データ7との対応付け関係を示してある。
なお、これらスライド画像データ5と資料画像データ7とはいずれか一方だけをビデオデータ5に付随させるようにしてもよく、本明細書の説明では、特に指摘する場合を除いて、スライド画像データ5と資料画像データ7との両方又はいずれか一方を画像データと記述することもある。
【0019】
ビデオデータ5は配信用のストリーム形式に変換された動画像データであり、スライド画像データ6(A〜K)は配置登録前の前処理によってビデオデータ5中から自動処理又はオペレータ操作によって抽出された静止画像データである。これらスライド画像データはビデオ中の或る時間幅を持った場面を代表的に表すシーンの画像であり、ビデオデータ5の該当する場面に対応付けられている。
なお、スライド画像データは、主に閲覧ユーザが所望のコンテンツを探したり又はコンテンツビデオ中の所望の場面を探したりする検索用として用いられる。
【0020】
資料画像データ7(a〜n)は配置登録前の前処理によってオペレータがビデオを見ながら設定操作してビデオデータ5に対応付けた静止画像データであり、例えばプレゼンテーションや講義などを写したビデオデータ5に対して、当該プレゼンテーションにおいて使用された資料を写した画像データである。資料画像データ7は資料が用いられたビデオ中の或る時間幅を持った場面に対応付けられ、閲覧ユーザに対してビデオ画像に同期して該当する資料画像を提供するものである。
【0021】
上記のコンテンツデータはブラウザを使用する閲覧クライアント2からの要求に応答して配信クライアント1が配信処理を行い、要求元の閲覧クライアント2に提供されてその表示装置に画面表示される。
【0022】
図3には、配信サーバ1に所定のURLでアクセスした閲覧クライアント2にデフォルト画面として表示されるコンテンツ一覧を示してある。このコンテンツ一覧画面は検索インタフェース10と、コンテンツ毎の複数のコンテンツインタフェース20とを含んでおり、閲覧ユーザがキー入力やポインティング入力で検索インタフェース10に指示を入力することによって登録されているコンテンツの内から所望のコンテンツを検索することができ、また、閲覧ユーザがポインティング入力でコンテンツインタフェース20に指示を入力することによって当該コンテンツデータの内容を画面に表示して閲覧することができる。
【0023】
検索インタフェース10は各コンテンツデータに対応付けて配信サーバ1に登録されたメタデータや音声インデックスデータを利用して検索を行うものであり、カテゴリ(分類)を選択入力するためのドロップダウンウインドウ部11、所望のコンテンツデータを検索するためのキーワード入力部12、これらの入力に基づいて配信サーバ1に検索処理及び検索結果の提供を要求するため指示を入力する検索ボタン13、更には、音声インデックスデータを利用して所望のコンテンツデータを検索するためのキーワード入力部14、その入力に基づいて配信サーバ1に検索処理及び検索結果の提供を要求するため指示を入力する検索ボタン15が設けられている。
【0024】
なお、コンテンツデータに対応付けて配信サーバ1に登録されている音声インデックスデータは当該コンテンツ中に含まれる音声波形データであり、配信サーバ1がキーワード入力部14から入力されたキーワードを音声波形データに変換して、これら波形データを照合することにより入力キーワードを含むコンテンツを検索する。
【0025】
コンテンツインタフェース20は、前記メタデータの基づいたコンテンツ番号21、コンテンツのタイトル22、コンテンツの作者23、コンテンツの著作者24、コンテンツの分類25を表示し、また、コンテンツビデオのタイムスケール26、当該コンテンツビデオのスライド画像27を表示する。なお、タイムスケール26のプラグ26aをユーザ操作で移動させることにより、これに連動して、スライド画像27として表示されるスライド画像データ(A〜K)6は変更される。
【0026】
また、コンテンツインタフェース20には開始ボタン28と詳細ボタン29とが設けられており、開始ボタン28をユーザがポインティング指示することによって当該コンテンツビデオデータを配信サーバ1から取得して閲覧クライアント2の画面に再生表示させることができ、また、詳細ボタン29ユーザがポインティング指示することによって後術するように当該コンテンツのスライド画像や資料画像のデータを配信サーバ1から取得して閲覧クライアント2の画面に一覧表示させることができる。
なお、表示されているスライド画像27をユーザがポインティング指示することによってコンテンツビデオを該当する場面から再生表示させることもできる。
【0027】
ここで、資料画面データが対応付け格納されているコンテンツについては当該資料画像データに基づくキーワード検索が可能であり、この検索結果としてのコンテンツインタフェース20は図4に示すような態様となる。
図3のものとほぼ同様であるが、資料画像中に含まれている文字記述と入力キーワードとの照合により、該当する資料画像30の一覧も表示され、表示されている資料画像30をユーザがポインティング指示することによってコンテンツビデオを該当する場面から再生表示させることができる。
【0028】
上記のユーザ指示によって配信サーバ1にアクセスして所望のコンテンツデータが閲覧クライアント2へ配信されるが、この配信されたコンテンツデータは閲覧クライアント2で図5に示すようなコンテンツ閲覧画面として表示される。このコンテンツ閲覧画面は、画像を表示するビデオ画面33及び再生や停止などの操作ボタンが配置されたビデオ操作部34を有したビデオプレイヤ部35と、コマ送り操作ボタンが配置された操作部36を有した画像表示部37、コンテンツデータに関するプログラム記述などを表示するノート表示画面部38を含んでいる。
したがって、閲覧ユーザがポインティング入力で操作することにより、ビデオ画面33にビデオ画像を再生させ、画像表示部37にスライド画像や資料画像を表示させることができる。
【0029】
上記詳細ボタン29の押下によって配信サーバ1にアクセスして所望のコンテンツの画像データが閲覧クライアント2へ配信されるが、この配信された画像データは閲覧クライアント2で図6又は図7に示すような詳細表示画面として表示される。
図6はスライド画像データ6の一覧表示を行った状態を示しており、レコードデータ表示部40には当該コンテンツのメタデータの諸項目が表示され、スライド画像表示部41には当該コンテンツに対応付けられた全てのスライド画像6が時系列に表示される。
【0030】
ここで、各スライド画像6は該当する場面の時間長さに応じて大きくなるようにスライド画像表示部41に表示される。例えば、図2(a)に示すように、他に較べて場面の長さが短いCやDのスライド画像6はスライド画像表示部41において他のスライド画像より小さいサイズで表示される。このようなサイズ変換は、例えば、各スライド画像に場面長さに応じた情報を付加しておき、詳細表示の要求に応じて配信サーバ1において行うことができる。
なお、このような画像サイズに差を持たせて表示する態様は、場面の内容の変化の大きさに応じたり、作者の意図に応じたりと言ったように、場面の重要度に応じてサイズを設定するようにしてもよい。
【0031】
図7は資料画像データ7の一覧表示を行った状態を示しており、レコードデータ表示部42には当該コンテンツのメタデータの諸項目が表示され、資料画像表示部43には当該コンテンツに対応付けられた全ての資料画像7が時系列に表示されるとともに、各資料画像7から抽出された内容の記述文字列7aが画像表示される。この文字列7aは資料画像データ6から必要に応じて文字認識処理などで抽出され、上記のように資料画像をキーワード検索する際に照合される。
【0032】
次に、コンテンツデータの配置登録について説明する。
図8に示すように、配置サーバ1には配置登録した各コンテンツのレコードを記憶管理するデータベース50と、各コンテンツデータの実体を格納する複数の配置先セット51が設けられている。
データベース50は各コンテンツデータのメタデータ、配置先ファイルパス、配置先URLなどを含むコンテンツ用レコード52と共に当該コンテンツデータが配置登録されている配置先セットを特定する番号53を記憶管理しており、当該データベース50を参照することにより、配信可能に各コンテンツデータを配置登録し、また、閲覧クライアント2から要求された該当するコンテンツデータを配信することができる。
【0033】
配置先セット51はそれぞれが1又は複数のコンテンツデータを格納する記憶領域であり、これら配置先セット51の集合として配置サーバ1のコンテンツデータ記憶領域が構成されている。
図示の例では、各配置先セット51には、ビデオデータを格納するビデオデータフォルダ54、画像データを格納するための画像データフォルダ55、音声インデックスデータを格納するための音声インデックスフォルダ56が設けられており、同じコンテンツのデータは同じ配置先セット51となるように、これらフォルダ54〜56内に各コンテンツの対応するデータが登録格納される。
【0034】
ここで、配置先セット51は物理的又は論理的な記憶領域であり、各配置先セット51を異なるデータサーバ装置に設けたり、又は、単一又は複数のデータサーバ装置を論理的に横断した形で配置先セットを形成したりすることができる。例えば、図9に示すように、コンテンツレコードを管理するデータベース50をデータベースサーバ50とし、各配置先セット51をそれぞれデータサーバ装置58に形成し、これらサーバ装置によって配信サーバ1を構成することもできる。
【0035】
このような構成とすると、データサーバ装置58を追加するとともにコンテンツレコード52を追加するだけで、コンテンツデータの記憶領域を増設することができ、システム構成を柔軟なものとすることができる。なお、論理的な構成としても、各配置先セットの容量などを容易に変更することができ、同様にシステム構成を柔軟なものとすることができる。
ビデオデータの配信を行うシステムでは、データが大きいことからシステム構成を変更する必要性が頻繁に生ずるばかりではなく、コンテンツデータへのアクセス負荷を分散するためにも各コンテンツの配置先を分散させる必要性が生ずる。
【0036】
各配置先セット51へのコンテンツデータの配置登録は、オペレータ操作に従って登録クライアント3が有するコンテンツ作成ツール60によって行われる。コンテンツ作成ツール60は、MPEGなどの形式のビデオデータを配信用のストリーム形式のビデオデータに変換する処理、変換したビデオデータを登録する処理、ビデオデータにスライド画像データを対応付けて登録する処理、ビデオデータに資料画像データを対応付けて登録する処理、ビデオデータに音声インデックスデータを対応付けて登録する処理などを行う。
【0037】
なお、詳細は後述するが、コンテンツデータ(ビデオデータ、画像データ、音声インデックスデータ)の配置登録処理は、登録クライアント3と配信サーバ1との接続を行い、データベース50にアクセスして取得するセットレコード62を参照して該当するフォルダパスを特定し、当該フォルダに格納させることにより行われる。
また、配置先セット51に登録されたコンテンツデータの配信は、閲覧クライアント2からの要求に応じてデータベース50を参照することにより行われる。
【0038】
ここで、本例では、上記の配置登録処理を行うに先立って、図10に示すように、登録するコンテンツデータを登録クライアント3に備えられたアーカイブ作成ツール64によりアーカイブファイル65に纏め、登録クライアント3に備えられたアーカイブ登録ツール66によってアーカイブファイル65を用いて上記と同様な配置登録処理を行う。なお、アーカイブ登録ツール66は上記のコンテンツ作成ツール60と同様な機能を有しており、同様にセットレコード62を参照して該当するフォルダパスを特定し、当該フォルダにコンテンツデータを送信して格納させることにより行われる。
【0039】
アーカイブファイル65にはコンテンツデータを構成するストリーム形式のビデオデータ67、スライド画像又は資料画像の画像データ68、音声インデックスデータ69、メタデータを更新するアプレット用データ70が含まれており、アーカイブ登録ツール66が、ビデオデータ67、画像データ68、音声インデックスデータ69それぞれを配信サーバ1に送信して該当する配置先セット51の該当するメディアの配置フォルダに格納させ、アプレット用データ70を配信サーバ1に送信して該当するコンテンツレコード52及び配置先番号53を更新させる。
【0040】
ビデオデータ67、画像データ68、音声インデックスデータ69はアーカイブ作成ツール64によりアーカイブファイル65に取り込むことで行われるが、ビデオデータの指定やメタデータ70の設定は図12及び図13に示す入力インタフェースをアーカイブ作成ツール64が登録クライアント3の画面に表示して、オペレータからの入力に基づいて行われる。
【0041】
図12に示すインタフェース画面には、入力するビデオデータのファイルを指定する入力部80、そのビデオファイル名を設定する入力部81、ビデオプレイヤ35に対応したビデオデータの形式を指定する入力部82、作成したアーカイブファイル保持用の出力先を設定する入力部83が設けられている。したがって、オペレータからの入力に基づいて、コンテンツビデオデータがビデオプレイヤ35に対応したストリームデータに変換されて、アーカイブファイルとして登録或いはバックアップ用として保持される。
【0042】
図13に示すインタフェース画面には、コンテンツビデオのタイトルを設定する入力部84、作者を設定する入力部85、分類を設定する入力部86、著作者を設定する入力部87、説明を設定する入力部88、キーワードを設定する入力部89が設けられている。したがって、オペレータからの入力に基づいて、メタデータが設定されて作成されたアーカイブファイル65に格納される。
【0043】
このように複数種類のデータ67〜70を含むコンテンツデータをアーカイブファイル65にしておくことにより、登録クライアント3を配信サーバ1に接続して行う登録配置処理の時間を短縮化することができ、また、このアーカイブファイル65を同一のコンテンツを登録する他のシステムへの再利用やバックアップデータとしての利用に供することができる。
【0044】
また、本例では、図11に示すように、配信サーバ1に配置登録されたコンテンツデータを、配置サーバ1に備えられたアーカイブ作成ツール72によりアーカイブファイル73に纏め、これを登録クライアント3に出力することも行われる。すなわち、登録クライアント3からの要求に応じて、アーカイブ作成ツール72が、該当するコンテンツのビデオデータ74、画像データ75、音声インデックスデータ76、メタデータアプレット用データ77を配置先セット51のフォルダから取り出してアーカイブファイル73に纏め、当該アーカイブファイル73を登録クライアント3に送信して提供する。
【0045】
このように既に登録したコンテンツデータをアーカイブファイル73として出力することにより、上記のようにアーカイブ化して登録する処理に整合させて、既登録コンテンツデータの更新処理を円滑に行うことができ、また、既登録コンテンツデータのバックアップデータを管理し易いアーカイブファイルとして作成することができる。
【0046】
ここで、上記のアーカイブ登録ツール66によるアーカイブファイル65を用いた配置先セット51への登録配置処理を詳しく説明する。
配置先セット及びフォルダの設定は図14及び図15に示す入力インタフェースをアーカイブ登録ツール66が登録クライアント3の画面に表示して、オペレータからの入力に基づいて行われる。
【0047】
図14に示すインタフェース画面には、1又は複数のアーカイブファイル65を設定する入力部90、これらアーカイブファイルのコンテンツデータを配置する配置先セットを指定する入力部91、登録クライアント3を配置サーバ1に接続して登録配置処理を開始させる開始ボタン92が設けられている。したがって、オペレータからの入力に基づいて、指定されたアーカイブファイルのコンテンツデータが指定された配置先セット51のフォルダに登録される。
【0048】
各配置先セット51のフォルダには、登録クライアント3によって入力操作される図15に示すインタフェースによって、プロパティ設定が成され、オペレータ操作に基づいて、上記の登録配置処理によってコンテンツデータを格納したファイルのパスやURLが設定される。すなわち、このインタフェースには、複数のデータサーバ形式で構成した場合にはこれらサーバを指定する入力部93、フォルダの公開URLを設定する入力部94、フォルダのパスを設定する入力部95、そのパス名を設定する入力部96が設けられている。
なお、これらの設定情報はデータベース50に記録されて、コンテンツデータの登録配置処理や配信処理で参照される。
【0049】
次に、図16を参照して、アーカイブファイルを用いた登録配置処理の手順を説明する。
登録するコンテンツデータを含んだアーカイブファイル65を登録クライアント3に入力し(▲1▼)、登録クライアント3を配信サーバ1に接続することにより、処理が開始される。
そして、登録クライアント3はデータベース50からセットレコード62を参照して、アーカイブファイルのコンテンツデータの配置先セット番号、各メディアデータのファイルパス、各メディアデータのURLを設定し(▲2▼)、コンテンツデータを配信サーバ1に送信して登録する(▲3▼)。
また、この際に、上記のようにオペレータが入力したメタデータもコンテンツレコード52に設定され、コンテンツレコード52とセットレコード62とが配置先セット番号で対応付けられる。
【0050】
このようにして登録配置されたコンテンツデータは、閲覧クライアント2からの要求に応じてデータベース50を参照することにより配信サーバ1から提供される。
すなわち、閲覧クライアント2が配信サーバ1に対してコンテンツを指定する情報を含む要求を送信すると、配信サーバ1はコンテンツレコード52を参照して当該コンテンツデータを配置した配置先セット番号を割り出し、当該配置先セット番号からセットレコード62を参照して該当するビデオデータやその画像データのURLを割り出して、閲覧クライアント2へ提供する。閲覧クライアント2では配信サーバ1から提供されたURLに基づいてコンテンツデータファイルにアクセスし、該当するビデオデータや画像データを取得して画面に表示出力する。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、配置先セットの集合により配信サーバのコンテンツデータ記憶領域を構成するようにしたため、配信サーバの負荷を分散させることができ、また、システム構成に柔軟性をもたせることができる。
また、本発明によると、コンテンツデータをアーカイブ化するようにしたため、コンテンツデータの配置登録作業を効率化することができ、また、コンテンツデータの再利用や管理を容易化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るシステム構成図である。
【図2】 本発明の一実施例に係るビデオデータと画像データとの関係を説明する図である。
【図3】 本発明の一実施例に係る閲覧クライアントの画面表示を示す図である。
【図4】 本発明の一実施例に係る閲覧クライアントの画面表示を示す図である。
【図5】 本発明の一実施例に係る閲覧クライアントの画面表示を示す図である。
【図6】 本発明の一実施例に係る閲覧クライアントの画面表示を示す図である。
【図7】 本発明の一実施例に係る閲覧クライアントの画面表示を示す図である。
【図8】 本発明の一実施例に係る配置先セットを説明する図である。
【図9】 本発明に係る配信サーバ構成の一例を示す図である。
【図10】 本発明の一実施例に係るアーカイブファイルの登録処理を説明する図である。
【図11】 本発明の一実施例に係るコンテンツデータのアーカイブ化処理を説明する図である。
【図12】 本発明の一実施例に係る登録クライアントの画面表示を示す図である。
【図13】 本発明の一実施例に係る登録クライアントの画面表示を示す図である。
【図14】 本発明の一実施例に係る登録クライアントの画面表示を示す図である。
【図15】 本発明の一実施例に係る登録クライアントの画面表示を示す図である。
【図16】 本発明の一実施例に係るコンテンツデータの配置登録処理の手順を説明する図である。
【符号の説明】
1:配信サーバ、 2:閲覧クライアント、
3:登録クライアント、 5,67,74:ビデオデータ、
6,7,68,75:画像データ、 50:データベース、
51:配置先セット、 52:コンテンツレコード、
53:配置先番号、 54:ビデオデータフォルダ、
55:画像データフォルダ、 56:音声インデックスデータフォルダ、
60:コンテンツ作成ツール、 62:配置先セットレコード、
64:アーカイブ作成ツール、 65,73:アーカイブファイル、
66:アーカイブ登録ツール、 70:メタデータ、
72:アーカイブ作成ツール、

Claims (3)

  1. 登録クライアントが配信サーバにビデオデータ及び当該ビデオデータに付随された付随データとを含むコンテンツデータを配置登録し、配信サーバが閲覧クライアントに対して登録されたコンテンツデータを配信するコンテンツ配信システムにおいて、
    配信サーバは、その記憶領域にビデオデータを格納するフォルダ及び付随するデータを格納するフォルダを対応付けて複数設けた配置先セットと、前記各配置先セットを特定する情報及び前記各フォルダへのフォルダパスを含むセットレコードを管理するレコード管理手段と、を有し、
    登録クライアントは、前記配信サーバからセットレコードを取得し、当該セットレコードを参照して同じ配置先セットの各フォルダに対して同じコンテンツデータに含まれるビデオデータと付随するデータをそれぞれ登録する登録手段を有する、ことを特徴とするコンテンツ配信システム。
  2. 請求項1に記載のコンテンツ配信システムにおいて、
    前記登録クライアントは、登録するコンテンツデータのビデオデータ及び付随するデータを予めアーカイブファイルに纏めるとともに当該アーカイブファイルに対してオペレータからの入力に応じて配置先セットを特定する情報及びフォルダパスを設定するアーカイブ化手段を、更に有し、
    前記登録手段は、アーカイブファイルに対して設定された配置先セットを特定する情報及びフォルダパスの配置先セットの各フォルダに対して当該アーカイブファイルに纏められたビデオデータと付随するデータをそれぞれ登録するするとともに、当該アーカイブファイルに対して設定された配置先セットを特定する情報及びフォルダパスで前記セットレコードを更新することを特徴とするコンテンツ配信システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のコンテンツ配信システムにおいて、
    前記配信サーバは、登録クライアントからの要求に応じて、該当する配置先セットの各フォルダに登録されているビデオデータ及び付随するデータをアーカイブファイルに纏めて、当該登録クライアントに出力するアーカイブ化手段を有することを特徴とするコンテンツ配信システム。
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