JP3714680B2 - デジタル画像ワーピングシステム - Google Patents
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Description
発明の分野
この発明は、概括的に、デジタル信号処理に関し、さらに詳細には、ピクセルおよび/またはラインおよび/またはフレームの入力ストリームから、ワーピングされたピクセルおよび/またはラインおよび/またはフレームの出力ストリームをそれぞれ発生するための画像ワーピングシステムに関するものである。
発明の背景
デジタル画像ワーピングは、規則正しく間隔をあけたソース画像を、該ソース画像とは異なる間隔を有するターゲット画像を生成するために、動的にリサンプリングする信号処理である。多くの現代の映画は、例えば、遠近法、奇妙な形状をした画像境界およびテクスチャマッピングのような特殊効果を生成するためにデジタルワーピングを使用している。従来技術のリアルタイム画像ワーピングシステムは、リアルタイムで膨大な数の計算を実施しなければならないために、非常に複雑かつ高価である。従来のシステムは、ワーピングされた画像の空間周波数をナイキストリミットまで動的に帯域制限(bandlimit)せず、望ましくないエーリアシング歪みを生じていた。公知の従来のデジタル画像ワーピングシステムの例は、以下の刊行物および特許において説明されている。
I. Wolberg, George,"Separable Image Warping: Implications and Techniques", Ph. D. Thesis, Dept. of Computer Science, Columbia University, NY, 1990, および"Digital Image Warping", IEEE Computer Society Press, Los Alamitos, CA, 1990;
II.米国特許第5355328号明細書(アルベイタ(Arbeitar)他)
発明の概要
この発明によれば、固有のナイキスト帯域制限で、水平方向および垂直方向の両方に、リアルタイムで動的な拡大および縮小を実施し、かつ、外部ライン記憶装置または他のメモリを必要としない画像ワーピングシステムが提供される。また、この発明は、レジスタの代わりに外部フレーム記憶装置を用いることにより、複数画像を時間的にワーピング(例えば、速い動作と遅い動作との間の動的な変更)することができる。したがって、この発明のシステムは、公知の従来技術に対してかなり進歩したものである。この発明により、ワーピングした画像を生成するために、3つの異なる処理が連続して実施される。第1の処理は、所望のターゲットピクセル(またはラインまたはフレーム)間隔を、適当なFIRフィルタに写像する。ここで、FIRフィルタの大きさは、所望のターゲットピクセル(またはラインまたはフレーム)間隔の大きさに基づいて選択される。フィルタが一旦選択されると、第2の処理が、入力ソースピクセル(またはラインまたはフレーム)に基づいて、適当な数のアップサンプルされたピクセル(またはラインまたはフレーム)を生成する。最後の処理は、第1の処理による正確なフィルタ係数と、第2の処理による補間されたピクセル(またはラインまたはフレーム)とを乗じ、その結果、正確にナイキスト帯域制限されたターゲットピクセル(またはラインまたはフレーム)を得る。
このように、この発明の一側面によれば、出力ピクセルおよび/またはラインおよび/またはフレーム間の所望の間隔を定める、ユーザにより定義されるターゲット増分にしたがって、ワーピングされたピクセルおよび/またはラインおよび/またはフレームの出力ストリームを生成するために、ピクセルおよび/またはラインおよび/またはフレームのいずれか1つの入力ストリームをデジタル式にワーピングする装置および方法が提供される。デジタル式にワーピングされたピクセルおよび/またはラインの場合には、得られる画像は、空間的にワーピングされたものと考えられる。デジタル式にワーピングされたフレームの場合には、得られる一組のフレームは時間的にワーピングされたものと考えられる。
この発明の第1の実施形態においては、システムは、ターゲット増分を特定のフィルタサイズに写像するためのフィルタ参照テーブルと、一対の比較器への入力として前記フィルタ参照テーブルから出力された3つの連続したフィルタサイズを補給する一対のレジスタとを具備している。前記比較器のうちの第1のものは、フィルタ参照テーブルおよび両レジスタにより出力される3つの値から最も大きなフィルタサイズを決定するものである一方、第2の比較器は、フィルタ参照テーブルおよび第1のレジスタから出力される最も大きなフィルタサイズを決定するものである。第1の比較器の出力は、フィルタサイズをフィルタ係数に写像し、その後、アップサンプル増分を発生するために、ターゲット増分をこの量だけ右にシフトするアップサンプル増分発生器により受け取られる。このアップサンプル増分は、それに応じて、平均的に間隔をあけた適当な数のアップサンプルピクセル値を発生する補間器による受け取られる。第2の比較器からの出力は、左右半分の核フィルタ発生器にそれぞれ接続されたさらに2つのレジスタを有するパイプライン内に格納される。この左右半分の核フィルタ発生器は、補間器からのアップサンプルされたピクセルを受け取り、ワーピングされた出力ピクセルを生成するために、受け取ったピクセルにそれぞれの半分の核係数を乗じる。
この発明の第2の実施形態においては、システムは、ターゲット増分を特定のフィルタサイズに写像するためのフィルタ参照テーブルと、左右半分の核フィルタ発生器への入力として、フィルタ参照テーブルからのフィルタサイズを保持する単一のレジスタとを具備している。フィルタ参照テーブルの出力は、フィルタサイズをフィルタ係数に写像し、その後、アップサンプル増分を発生するために、ターゲット増分を、この量だけ右にシフトするアップサンプル増分発生器により受け取られる。アップサンプル増分は、それに応じて、平均的に間隔をあけた適当な数のアップサンプルピクセル値を発生する補間器により受け取られる。左右半分のフィルタ核発生器は、補間器からのアップサンプルされたピクセルを受け取って、ワーピングされた出力ピクセルを生成するために、受け取ったピクセルにそれぞれの半分の核係数を乗じる。
各実施形態は、レジスタをライン記憶装置およびフレーム記憶装置にそれぞれ置き換えることにより、ラインおよび/またはフレームをデジタル式にワーピングするように拡張することができる。これらの大きな記憶装置ユニットは、以下に詳しく説明される実施形態におけるレジスタの機能と同等の機能を奏する。
この発明のワーピング技術は、全てがジェネシスマイクロチップ社(Genesis Microchip Inc.)に譲渡され、その内容が参照によりこの明細書に組み込まれている出願係属中の米国特許出願第08/126388号、第08/125530号、第08/172065号、第08/124201号に説明されている画像フィルタリングおよび画像拡張装置および方法を用いることにより実施できる。
さらに、この発明に係るデジタル画像ワーピングシステムは、ソース画像を、任意の、きまったターゲット画像サイズにリサイジングする方法に関する、上述した米国特許第5355328号明細書に記載された技術に基づいている。この従来技術のシステムによれば、各ターゲットピクセルおよび/またはラインおよび/またはフレームは、ソースピクセルおよび/またはラインおよび/またはフレームに対して同じ量でリサイズされる。この発明によれば、各ターゲットピクセルおよび/またはラインおよび/またはフレームは、ソースピクセルおよび/またはラインおよび/またはフレームに対して任意に、個別にサイジングされる。さらに詳細には、この発明によれば、ソースピクセルおよび/またはラインおよび/またはフレームは、ターゲットピクセルおよび/またはラインおよび/またはフレームのリサイズファクタの変更に基づいて、動的にアップサンプルされる。ソースピクセルおよび/またはラインおよび/またはフレームは常に最も近い1オクターブにアップサンプルされ、その後、ナイキスト帯域制限されたターゲットピクセルおよび/またはラインおよび/またはフレームを生成するためにきまった大きさのFIRフィルタによりデシメート(decimate)される。フィルタサイズは、各ターゲットピクセルおよび/またはラインおよび/またはフレームごとに、ユーザにより指定されたような空間的な位置決めまたは時間的な位置決めに基づいて動的に決定される。この発明によれば、きまった大きさのFIRフィルタを使用することによって、従来のビデオワーピングシステムと比較して大幅なシリコンコストの削減を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
好ましい実施形態は、以下の図面を参照しながら以下に詳細に説明される。
図1は、複数のソースピクセルから提供される複数のターゲットピクセルを示しており、ここでは、ターゲットピクセルは、ユーザの決定したターゲット増分にしたがって間隔をあけている。
図2は、この発明に係るデジタル画像ワーピングシステムの機能的な構成要素を示すブロックダイアグラムである。
図3は、ユーザの決定したターゲット増分を動的に変更するためのソースおよびターゲットピクセルの相対的な空間的位置決めと、代表的な例にしたがって、図2のシステムを用いてターゲットピクセルを発生するための適当なFIRフィルタの選択とを示している。
図4は、この発明の好適な実施形態に係るデジタル画像ワーピングシステムの機能的な構成要素を示すブロックダイアグラムである。
図5は、ユーザの決定したターゲット増分を動的に変更するためのソースおよびターゲットピクセルの相対的な空間的位置決めと、図4の好適な実施形態を用いてターゲットピクセルを発生するための適当なFIRフィルタの選択とを示している。
好ましい実施形態の詳細な説明
以下の説明において、好ましい実施形態および他の実施形態は、ピクセルおよび/またはラインのワーピングに等しく適用される。同様の発明の原理は、図2および図4において、各レジスタをフレーム記憶装置に置き換えることにより、フレームを時間的にワーピングする場合に用いることができる。さらに、この発明はビデオ画像のワーピングに限定されるものではない。例えば、1次元ワーピングの場合には、この発明の原理は、ビデオサンプルよりむしろ音に(例えば、デジタルオーディオテープドライブのジターを補正するために)適用され得る。
上述したように、画像のデジタルワーピングは、ソースピクセル間隔に対するターゲットピクセル間隔により明記される。各ターゲットピクセル間の水平方向の間隔および各ターゲットライン間の垂直方向の間隔は、ユーザにより指定されなければならない。同様に、画像の連続するフレーム間の時間的な間隔(すなわち時間)は、ユーザにより指定されなければならない。この詳細な情報は、非常に複雑なワーピングを生成するために使用され得る非常に詳細な制御レベルを提供する。ユーザが決定するターゲット間隔の発生は、当業者に公知であり、この発明の部分を構成するものではない。この発明のシステムは、ソースピクセル(および/またはラインおよび/またはフレーム)のストリームおよびユーザの指定した間隔を決定する所望のターゲット増分(TarInc)を入力として受け取る。
図1は、ユーザの定めたターゲット増分(TarInc)に基づくソースピクセルからのターゲットピクセルの発生を示している。簡単のために、この開示の残りの部分は、ソースピクセルからのターゲットピクセルの発生に言及する。全く同一の方法論および回路が、ピクセルをビデオラインに代えることにより垂直な処理に、そして、ピクセルをビデオフレームに代えることにより時間的な処理に適用できることは理解されるであろう。
図1に見られるように、ワーピングされた画像の最初および最後のターゲットピクセルは、最初および最後のソースピクセルと空間的に整列されている。しかしながら、中間のターゲットピクセルの間隔は、ターゲット増分(TarInc)によって決定されている。特に、図1に示された例では、最初の(すなわち、一番左の)中間ターゲットピクセルは、最初のターゲットピクセルから、ソースピクセル間の間隔の1.5倍に等しい間隔をあけており、2番目の中間ターゲットピクセルは、第1の中間ターゲットピクセルから、ソースピクセル間の間隔の0.75倍に等しい間隔をあけている。一方、最後のターゲットピクセルは、第2の中間ターゲットピクセルから、ソースピクセル間の間隔の0.75倍に等しい間隔をあけて離れており、総間隔は3.0(すなわち、最初と最後のソースピクセル間の間隔)である。
ここで、図2を見ると、動的に変化するターゲット増分にしたがって、ソースピクセルのストリームからワーピングされた出力ピクセルのストリームを発生させるための、この発明の第1の実施形態に係る機能的なブロックダイアグラムが示されている。
第1に、ターゲット増分(TarInc)は、以下の表Aに示されたマッピングに基づいたフィルタ係数値により表されるような特定のFIRフィルタサイズに、フィルタ参照テーブル21を介して写像される。FIR係数は、読み出し専用テーブル(すなわちROM)に格納されるか、または、ユーザにより提供され得る。係数のプログラミングにより、FIRフィルタを調整する柔軟性がユーザに与えられる。フィルタサイズは、TarIncに基づいてフィルタ参照テーブルをインデクシングすることにより選択される。表Aが単に1つの実施例を示しているだけであることに注意することは重要である。この表は、全てのサイズのTarIncをサポートしかつ全てのフィルタサイズおよびフィルタ係数を発生するように拡張され得る。
TarIncが、一旦写像されると、ターゲットピクセルの両側の最も大きなフィルタが、そのピクセルのフィルタとして選択される。図3はこのステップを示している。図3の第5の線(TarInc→フィルタマッピング)は、上記表Aの写像に基づいて、第4の線(ターゲット増分)からのTarInc値を種々のFIRフィルタに写像したものを示している。このことは、ターゲットピクセルの両側に表されているフィルタサイズのうちの最も大きなフィルタサイズ(すなわちタップ数)をターゲットピクセル内に配置し、それがそのピクセルのために選択されたフィルタであることを示すことにより、図3に概略的に表されている。図3において、第3の線(ターゲット)は、9タップフィルタにより発生される第1のターゲットピクセル、9タップフィルタにより発生される第2のターゲットピクセル、3タップフィルタにより発生される第3のターゲットピクセル等を示している。
上述したように、TarIncは、マッピング表Aに従うFIRフィルタサイズに、フィルタ参照テーブル21を介して写像され、その出力(すなわち、フィルタ係数値)は、それぞれ連続してAおよびBレジスタ22,23に、連続するクロックサイクルにおいて格納され、それによってパイプラインを形成する。比較器24は、ターゲットピクセルの両側の隣接する2つのフィルタのうちのいずれがより大きいかを決定し、このフィルタの表示(すなわち、関連するフィルタ係数)を比較器24の出力側に接続された左レジスタ25に格納する。左核のMAC26(すなわち、乗算器アキュムレータ(Multiplier ACcumulator))は、左レジスタ25内に格納されているフィルタ係数値を読み込み、指定されたフィルタ核の左半分を用いてターゲットピクセル値の半分を発生する。次のクロックサイクルにおいては、右核のMAC27が、右レジスタ28に格納されているフィルタ核の右半分および中央タップを用いてターゲットピクセル値の残りを発生し、その結果の値を、左核のMAC26から受け取った出力値と合計し、ワーピングされた出力ピクセルを得る。
比較器24、左右レジスタ25,28、および左右核のMAC26,27に関連して上述したように、動的フィルタリングが実施される前に、アップサンプルされたピクセルの正確な数が発生されなければならない。再度、図2を参照すると、アップサンプルされたピクセルの数は、AおよびBレジスタ22,23の前後に格納された最も大きなフィルタサイズにより決定される。
比較器29は、最も大きなフィルタサイズ(すなわち、フィルタ参照テーブル21からの最も大きなフィルタ係数出力)を決定し、その値をアップサンプル増分発生器30に転送する。アップサンプル増分発生器は、TarInc値を受け取って、アップサンプル増分値を生成するために、受け取ったTarInc値を受け取ったフィルタ係数に等しい所定のビット数だけ右にシフトする。図3に示す例では、第1のターゲット増分は2.25であり、“4で割る”操作(すなわち、TarIncを2ビット右にシフトすることにより、アップサンプル増分値0.5625を得る)に対応するフィルタ係数2を得る。そのアップサンプル増分値(すなわち、右にシフトしたTarInc値)は、要求されたサイズのFIRフィルタ(例えば、TarInc=2.25に対して9タップフィルタ)への適用のためのアップサンプルされたピクセルの正確な等しい間隔を表している。
補間器31は、アップサンプル増分値を読み込み、ソースピクセルからアップサンプルされたピクセルを、連続したベース上に、アップサンプル増分値により決定される間隔で、内部インクリメンタまたはカウンタ値がTarIncに達するまで補間する。上述されかつ図3に示された例においては、9タップFIRフィルタへの適用のために、ソースピクセル間隔に対して0.5625の間隔で、4つのアップサンプルされたピクセルが発生される。補間器31は、周知の線形補間器、本出願人の係属中の特許出願第08/172065号に開示されたような二次補間器、または任意の他の好適な設計の補間器として装備されてもよい。
補間器31により発生されるアップサンプルされたピクセルは、正確な係数が正確なアップサンプルされたピクセルに乗算されることを保証する制御ロジックを有する左右核のMAC26,27に転送される。このように、図3において、線2(アップサンプル)は、ターゲットピクセルを発生するように装備された異なるサイズのFIRフィルタに対して要求される可能な限り多くの数のアップサンプルピクセルを表している。図3の線2と線3との間に示されたFIRフィルタの動作は、正確な係数を正確なアップサンプルされたピクセルに乗じる左右核のMAC26,27により実施される。左右核のMAC26,27の内部制御ロジックは、アップサンプルされたピクセルの所定のものが、係数とアップサンプルされたピクセルとを正確に整合するためにスキップされることを保証している。例えば、第1の中間ターゲットピクセルを発生するために用いられる9タップFIRフィルタが、線2からアップサンプルされた全てのピクセルを用いるのに対して、隣接する3タップフィルタは、第5,9,第11の発生されたアップサンプルされたピクセルのみを用い、第6,第7,第8,第10のアップサンプルされたピクセル、その他をスキップしている。
左右核のMAC26,27の制御ロジックは、本件出願人の出願係属中の米国特許出願第08/126388号に説明されているように、システムの始動時に、第1のターゲットピクセルについての右半分の核値を2倍にすることにより、第1のターゲットピクセルをも発生する。最後のターゲットピクセルは、左核値を2倍することにより発生される。この倍加は、全てのFIR係数が単一のゲインを維持することを保証するために要求される。
ここで、図4を見ると、ターゲット増分の動的な変化に従って、ソースピクセルのストリームから、ワーピングされた出力ピクセルのストリームを発生させるための好ましい実施形態に係る機能的なブロックダイアグラムが示されている。
最初に、ターゲット増分(TarInc)は、フィルタ参照テーブル41を介して、特定のFIRフィルタサイズに、上記表Aに示されたマッピングに基づくフィルタ係数値により表されるように写像される。FIR係数は、読み出し専用テーブル(すなわちROM)に格納され、または、ユーザにより提供され得る。フィルタサイズは、TarIncに基づいて係数テーブルをインデクシングすることにより選択される。表Aが、単に1つの実施例を示しているに過ぎないことに注意することは重要である。この表は、全てのサイズのTarIncをサポートし、全フィルタサイズおよびフィルタ係数を発生するように拡張され得る。
TarIncが一旦写像されると、フィルタサイズはレジスタ42内に保持されて、左右核の乗算器アキュムレータ44,45に供給される。図5は、このステップを示している。図5の第5の線(TarInc→フィルタマッピング)は、上記表Aのマッピングに基づいて第4の線(ターゲット増分)からのTarInc値を種々のFIRフィルタに写像したものを示している。これは、非対称フィルタの各半分の核のサイズをターゲットピクセルの各側に配置し、該ピクセルに対して各半分の核を示すことにより、図5に概略的に表されている。図5において、第3の線(ターゲット)は、9タップフィルタにより発生される第1のターゲットピクセル、9タップフィルタの半分および3タップフィルタの半分からなる非対称フィルタにより発生される第2のターゲットピクセル、3タップフィルタにより発生される第3のターゲットピクセルおよび3タップフィルタの半分および5タップフィルタの半分からなる非対称フィルタにより発生される第4のターゲットピクセルを示している。
上述したように、TarIncは、フィルタ参照テーブル41を介して、マッピング表Aに従ってFIRフィルタサイズに写像され、その出力(すなわち、フィルタ係数値)は、連続してレジスタ42内に格納される。左核のMAC44(すなわち、乗算器アキュムレータ)は、レジスタ42内に格納されたフィルタ係数値を読み取り、半分のターゲットピクセル値と、指定されたフィルタ核の左半分および左側半分の核のためのセンタータップを用いたセンタータップ積値への第1のコントリビューション(contribution)とを発生する。同じクロックサイクルにおいて、右核のMAC45は、他の半分のターゲットピクセル値と、右半分のフィルタ核および右側半分の核のためのセンタータップを用いたセンタータップ積値への第2のコントリビューションとを発生する。右核のMAC45は、その後、センタータップ乗算積への第1および第2のコントリビューションを合計し、その合計した値を、平均センタータップ乗算積を得るために2で割り、最後にその平均センタータップ乗算積と、左核のMAC44から受け取ったターゲットピクセル値の左半分およびターゲットピクセル値の右半分とを合計し、最終的なワーピングされた出力ピクセルを得る。
センタータップ乗算積への第1および第2のコントリビューションを合計し、その合計値を2で割ることに代えて、各半分の核ごとのセンタータップ係数は、単に、左右核のMAC44,45の関連する係数ROMに格納される前に、または、この発明がソフトウェア内に装備された適当なコードを介して、二等分されてもよい。
アップサンプル増分発生器46は、TarInc値を受け取り、かつ、アップサンプル増分値を生成するために、受け取ったフィルタ係数に等しい所定のビット数だけ右にシフトする。図5の例では、第1のターゲット増分は2.25であり、“4で割る”操作(すなわち、TarIncを右に2ビットシフトすることによりアップサンプル増分0.5625が得られる。)に相当するフィルタ係数、2が得られる。アップサンプル増分値(すなわち、右にシフトされたTarInc値)は、要求された大きさのFIRフィルタ(例えば、TarInc=2.25に対して9タップフィルタ)への適用のためのアップサンプルされたピクセルの正確な等しい間隔を表している。
補間器47は、アップサンプル増分値を読み込み、ソースピクセルからのアップサンプルピクセルを連続するベース上に、アップサンプル増分値により決定された間隔で、内部インクリメンタまたはカウンタ値がTarIncに達するまで補間する。上述されかつ図5に示された例では、9タップFIRフィルタへの適用のために、ソースピクセル間隔に対して0.5625の間隔を有する4つのアップサンプルピクセルが発生される。補間器47は、周知の線形補間器、本件出願人の係属中の米国特許出願第08/172065号に開示されたような二次補間器、または、任意の他の好適に設計された補間器として装備されてもよい。
補間器47により発生されたアップサンプルされたピクセルは、正確なアップサンプルされたピクセルに正確な係数が乗じられることを保証するための制御ロジックを有する左右核のMAC44,45に転送される。図5の線2と線3との間におけるFIRフィルタの図示された動作は、正確な係数を正確なアップサンプルされたピクセル値に乗じる左右半分の核のMAC44,45により実行される。
左右核のMAC44,45の制御ロジックは、出願第08/126388号に開示された方法で、最初のターゲットピクセルについての右半分の核値を2倍することによりシステムの始動時の第1のターゲットピクセルをも発生する。最後のターゲットピクセルは、左核値を2倍することにより発生される。この倍加は、全てのFIRフィルタが単一のゲインを維持することを保証するために要求される。
この発明の他の実施形態および変更は可能である。例えば、さらに他の実施形態により、この発明は、C言語を用いたソフトウェアで実施される。この他のソフトウェア実施形態は、この明細書の付録Aに十分に開示されている。好ましい実施形態にしたがって実施されるワーピングは、固有ナイキスト帯域制限を提供することとして説明されているけれども、ナイキスト帯域制限なしに(例えば、ソフトフォーカスワーピング)、この発明の原理を用いて特殊効果ワーピングが実施されてもよい。言い換えると、プレフィルタリングおよび補間ステップは、ナイキスト帯域制限なしに実施され得る。全てのそのような他の実施形態および変更は、添付された請求の範囲に記載された発明の範囲内に配されるものである。
この発明は、概括的に、デジタル信号処理に関し、さらに詳細には、ピクセルおよび/またはラインおよび/またはフレームの入力ストリームから、ワーピングされたピクセルおよび/またはラインおよび/またはフレームの出力ストリームをそれぞれ発生するための画像ワーピングシステムに関するものである。
発明の背景
デジタル画像ワーピングは、規則正しく間隔をあけたソース画像を、該ソース画像とは異なる間隔を有するターゲット画像を生成するために、動的にリサンプリングする信号処理である。多くの現代の映画は、例えば、遠近法、奇妙な形状をした画像境界およびテクスチャマッピングのような特殊効果を生成するためにデジタルワーピングを使用している。従来技術のリアルタイム画像ワーピングシステムは、リアルタイムで膨大な数の計算を実施しなければならないために、非常に複雑かつ高価である。従来のシステムは、ワーピングされた画像の空間周波数をナイキストリミットまで動的に帯域制限(bandlimit)せず、望ましくないエーリアシング歪みを生じていた。公知の従来のデジタル画像ワーピングシステムの例は、以下の刊行物および特許において説明されている。
I. Wolberg, George,"Separable Image Warping: Implications and Techniques", Ph. D. Thesis, Dept. of Computer Science, Columbia University, NY, 1990, および"Digital Image Warping", IEEE Computer Society Press, Los Alamitos, CA, 1990;
II.米国特許第5355328号明細書(アルベイタ(Arbeitar)他)
発明の概要
この発明によれば、固有のナイキスト帯域制限で、水平方向および垂直方向の両方に、リアルタイムで動的な拡大および縮小を実施し、かつ、外部ライン記憶装置または他のメモリを必要としない画像ワーピングシステムが提供される。また、この発明は、レジスタの代わりに外部フレーム記憶装置を用いることにより、複数画像を時間的にワーピング(例えば、速い動作と遅い動作との間の動的な変更)することができる。したがって、この発明のシステムは、公知の従来技術に対してかなり進歩したものである。この発明により、ワーピングした画像を生成するために、3つの異なる処理が連続して実施される。第1の処理は、所望のターゲットピクセル(またはラインまたはフレーム)間隔を、適当なFIRフィルタに写像する。ここで、FIRフィルタの大きさは、所望のターゲットピクセル(またはラインまたはフレーム)間隔の大きさに基づいて選択される。フィルタが一旦選択されると、第2の処理が、入力ソースピクセル(またはラインまたはフレーム)に基づいて、適当な数のアップサンプルされたピクセル(またはラインまたはフレーム)を生成する。最後の処理は、第1の処理による正確なフィルタ係数と、第2の処理による補間されたピクセル(またはラインまたはフレーム)とを乗じ、その結果、正確にナイキスト帯域制限されたターゲットピクセル(またはラインまたはフレーム)を得る。
このように、この発明の一側面によれば、出力ピクセルおよび/またはラインおよび/またはフレーム間の所望の間隔を定める、ユーザにより定義されるターゲット増分にしたがって、ワーピングされたピクセルおよび/またはラインおよび/またはフレームの出力ストリームを生成するために、ピクセルおよび/またはラインおよび/またはフレームのいずれか1つの入力ストリームをデジタル式にワーピングする装置および方法が提供される。デジタル式にワーピングされたピクセルおよび/またはラインの場合には、得られる画像は、空間的にワーピングされたものと考えられる。デジタル式にワーピングされたフレームの場合には、得られる一組のフレームは時間的にワーピングされたものと考えられる。
この発明の第1の実施形態においては、システムは、ターゲット増分を特定のフィルタサイズに写像するためのフィルタ参照テーブルと、一対の比較器への入力として前記フィルタ参照テーブルから出力された3つの連続したフィルタサイズを補給する一対のレジスタとを具備している。前記比較器のうちの第1のものは、フィルタ参照テーブルおよび両レジスタにより出力される3つの値から最も大きなフィルタサイズを決定するものである一方、第2の比較器は、フィルタ参照テーブルおよび第1のレジスタから出力される最も大きなフィルタサイズを決定するものである。第1の比較器の出力は、フィルタサイズをフィルタ係数に写像し、その後、アップサンプル増分を発生するために、ターゲット増分をこの量だけ右にシフトするアップサンプル増分発生器により受け取られる。このアップサンプル増分は、それに応じて、平均的に間隔をあけた適当な数のアップサンプルピクセル値を発生する補間器による受け取られる。第2の比較器からの出力は、左右半分の核フィルタ発生器にそれぞれ接続されたさらに2つのレジスタを有するパイプライン内に格納される。この左右半分の核フィルタ発生器は、補間器からのアップサンプルされたピクセルを受け取り、ワーピングされた出力ピクセルを生成するために、受け取ったピクセルにそれぞれの半分の核係数を乗じる。
この発明の第2の実施形態においては、システムは、ターゲット増分を特定のフィルタサイズに写像するためのフィルタ参照テーブルと、左右半分の核フィルタ発生器への入力として、フィルタ参照テーブルからのフィルタサイズを保持する単一のレジスタとを具備している。フィルタ参照テーブルの出力は、フィルタサイズをフィルタ係数に写像し、その後、アップサンプル増分を発生するために、ターゲット増分を、この量だけ右にシフトするアップサンプル増分発生器により受け取られる。アップサンプル増分は、それに応じて、平均的に間隔をあけた適当な数のアップサンプルピクセル値を発生する補間器により受け取られる。左右半分のフィルタ核発生器は、補間器からのアップサンプルされたピクセルを受け取って、ワーピングされた出力ピクセルを生成するために、受け取ったピクセルにそれぞれの半分の核係数を乗じる。
各実施形態は、レジスタをライン記憶装置およびフレーム記憶装置にそれぞれ置き換えることにより、ラインおよび/またはフレームをデジタル式にワーピングするように拡張することができる。これらの大きな記憶装置ユニットは、以下に詳しく説明される実施形態におけるレジスタの機能と同等の機能を奏する。
この発明のワーピング技術は、全てがジェネシスマイクロチップ社(Genesis Microchip Inc.)に譲渡され、その内容が参照によりこの明細書に組み込まれている出願係属中の米国特許出願第08/126388号、第08/125530号、第08/172065号、第08/124201号に説明されている画像フィルタリングおよび画像拡張装置および方法を用いることにより実施できる。
さらに、この発明に係るデジタル画像ワーピングシステムは、ソース画像を、任意の、きまったターゲット画像サイズにリサイジングする方法に関する、上述した米国特許第5355328号明細書に記載された技術に基づいている。この従来技術のシステムによれば、各ターゲットピクセルおよび/またはラインおよび/またはフレームは、ソースピクセルおよび/またはラインおよび/またはフレームに対して同じ量でリサイズされる。この発明によれば、各ターゲットピクセルおよび/またはラインおよび/またはフレームは、ソースピクセルおよび/またはラインおよび/またはフレームに対して任意に、個別にサイジングされる。さらに詳細には、この発明によれば、ソースピクセルおよび/またはラインおよび/またはフレームは、ターゲットピクセルおよび/またはラインおよび/またはフレームのリサイズファクタの変更に基づいて、動的にアップサンプルされる。ソースピクセルおよび/またはラインおよび/またはフレームは常に最も近い1オクターブにアップサンプルされ、その後、ナイキスト帯域制限されたターゲットピクセルおよび/またはラインおよび/またはフレームを生成するためにきまった大きさのFIRフィルタによりデシメート(decimate)される。フィルタサイズは、各ターゲットピクセルおよび/またはラインおよび/またはフレームごとに、ユーザにより指定されたような空間的な位置決めまたは時間的な位置決めに基づいて動的に決定される。この発明によれば、きまった大きさのFIRフィルタを使用することによって、従来のビデオワーピングシステムと比較して大幅なシリコンコストの削減を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
好ましい実施形態は、以下の図面を参照しながら以下に詳細に説明される。
図1は、複数のソースピクセルから提供される複数のターゲットピクセルを示しており、ここでは、ターゲットピクセルは、ユーザの決定したターゲット増分にしたがって間隔をあけている。
図2は、この発明に係るデジタル画像ワーピングシステムの機能的な構成要素を示すブロックダイアグラムである。
図3は、ユーザの決定したターゲット増分を動的に変更するためのソースおよびターゲットピクセルの相対的な空間的位置決めと、代表的な例にしたがって、図2のシステムを用いてターゲットピクセルを発生するための適当なFIRフィルタの選択とを示している。
図4は、この発明の好適な実施形態に係るデジタル画像ワーピングシステムの機能的な構成要素を示すブロックダイアグラムである。
図5は、ユーザの決定したターゲット増分を動的に変更するためのソースおよびターゲットピクセルの相対的な空間的位置決めと、図4の好適な実施形態を用いてターゲットピクセルを発生するための適当なFIRフィルタの選択とを示している。
好ましい実施形態の詳細な説明
以下の説明において、好ましい実施形態および他の実施形態は、ピクセルおよび/またはラインのワーピングに等しく適用される。同様の発明の原理は、図2および図4において、各レジスタをフレーム記憶装置に置き換えることにより、フレームを時間的にワーピングする場合に用いることができる。さらに、この発明はビデオ画像のワーピングに限定されるものではない。例えば、1次元ワーピングの場合には、この発明の原理は、ビデオサンプルよりむしろ音に(例えば、デジタルオーディオテープドライブのジターを補正するために)適用され得る。
上述したように、画像のデジタルワーピングは、ソースピクセル間隔に対するターゲットピクセル間隔により明記される。各ターゲットピクセル間の水平方向の間隔および各ターゲットライン間の垂直方向の間隔は、ユーザにより指定されなければならない。同様に、画像の連続するフレーム間の時間的な間隔(すなわち時間)は、ユーザにより指定されなければならない。この詳細な情報は、非常に複雑なワーピングを生成するために使用され得る非常に詳細な制御レベルを提供する。ユーザが決定するターゲット間隔の発生は、当業者に公知であり、この発明の部分を構成するものではない。この発明のシステムは、ソースピクセル(および/またはラインおよび/またはフレーム)のストリームおよびユーザの指定した間隔を決定する所望のターゲット増分(TarInc)を入力として受け取る。
図1は、ユーザの定めたターゲット増分(TarInc)に基づくソースピクセルからのターゲットピクセルの発生を示している。簡単のために、この開示の残りの部分は、ソースピクセルからのターゲットピクセルの発生に言及する。全く同一の方法論および回路が、ピクセルをビデオラインに代えることにより垂直な処理に、そして、ピクセルをビデオフレームに代えることにより時間的な処理に適用できることは理解されるであろう。
図1に見られるように、ワーピングされた画像の最初および最後のターゲットピクセルは、最初および最後のソースピクセルと空間的に整列されている。しかしながら、中間のターゲットピクセルの間隔は、ターゲット増分(TarInc)によって決定されている。特に、図1に示された例では、最初の(すなわち、一番左の)中間ターゲットピクセルは、最初のターゲットピクセルから、ソースピクセル間の間隔の1.5倍に等しい間隔をあけており、2番目の中間ターゲットピクセルは、第1の中間ターゲットピクセルから、ソースピクセル間の間隔の0.75倍に等しい間隔をあけている。一方、最後のターゲットピクセルは、第2の中間ターゲットピクセルから、ソースピクセル間の間隔の0.75倍に等しい間隔をあけて離れており、総間隔は3.0(すなわち、最初と最後のソースピクセル間の間隔)である。
ここで、図2を見ると、動的に変化するターゲット増分にしたがって、ソースピクセルのストリームからワーピングされた出力ピクセルのストリームを発生させるための、この発明の第1の実施形態に係る機能的なブロックダイアグラムが示されている。
第1に、ターゲット増分(TarInc)は、以下の表Aに示されたマッピングに基づいたフィルタ係数値により表されるような特定のFIRフィルタサイズに、フィルタ参照テーブル21を介して写像される。FIR係数は、読み出し専用テーブル(すなわちROM)に格納されるか、または、ユーザにより提供され得る。係数のプログラミングにより、FIRフィルタを調整する柔軟性がユーザに与えられる。フィルタサイズは、TarIncに基づいてフィルタ参照テーブルをインデクシングすることにより選択される。表Aが単に1つの実施例を示しているだけであることに注意することは重要である。この表は、全てのサイズのTarIncをサポートしかつ全てのフィルタサイズおよびフィルタ係数を発生するように拡張され得る。
TarIncが、一旦写像されると、ターゲットピクセルの両側の最も大きなフィルタが、そのピクセルのフィルタとして選択される。図3はこのステップを示している。図3の第5の線(TarInc→フィルタマッピング)は、上記表Aの写像に基づいて、第4の線(ターゲット増分)からのTarInc値を種々のFIRフィルタに写像したものを示している。このことは、ターゲットピクセルの両側に表されているフィルタサイズのうちの最も大きなフィルタサイズ(すなわちタップ数)をターゲットピクセル内に配置し、それがそのピクセルのために選択されたフィルタであることを示すことにより、図3に概略的に表されている。図3において、第3の線(ターゲット)は、9タップフィルタにより発生される第1のターゲットピクセル、9タップフィルタにより発生される第2のターゲットピクセル、3タップフィルタにより発生される第3のターゲットピクセル等を示している。
上述したように、TarIncは、マッピング表Aに従うFIRフィルタサイズに、フィルタ参照テーブル21を介して写像され、その出力(すなわち、フィルタ係数値)は、それぞれ連続してAおよびBレジスタ22,23に、連続するクロックサイクルにおいて格納され、それによってパイプラインを形成する。比較器24は、ターゲットピクセルの両側の隣接する2つのフィルタのうちのいずれがより大きいかを決定し、このフィルタの表示(すなわち、関連するフィルタ係数)を比較器24の出力側に接続された左レジスタ25に格納する。左核のMAC26(すなわち、乗算器アキュムレータ(Multiplier ACcumulator))は、左レジスタ25内に格納されているフィルタ係数値を読み込み、指定されたフィルタ核の左半分を用いてターゲットピクセル値の半分を発生する。次のクロックサイクルにおいては、右核のMAC27が、右レジスタ28に格納されているフィルタ核の右半分および中央タップを用いてターゲットピクセル値の残りを発生し、その結果の値を、左核のMAC26から受け取った出力値と合計し、ワーピングされた出力ピクセルを得る。
比較器24、左右レジスタ25,28、および左右核のMAC26,27に関連して上述したように、動的フィルタリングが実施される前に、アップサンプルされたピクセルの正確な数が発生されなければならない。再度、図2を参照すると、アップサンプルされたピクセルの数は、AおよびBレジスタ22,23の前後に格納された最も大きなフィルタサイズにより決定される。
比較器29は、最も大きなフィルタサイズ(すなわち、フィルタ参照テーブル21からの最も大きなフィルタ係数出力)を決定し、その値をアップサンプル増分発生器30に転送する。アップサンプル増分発生器は、TarInc値を受け取って、アップサンプル増分値を生成するために、受け取ったTarInc値を受け取ったフィルタ係数に等しい所定のビット数だけ右にシフトする。図3に示す例では、第1のターゲット増分は2.25であり、“4で割る”操作(すなわち、TarIncを2ビット右にシフトすることにより、アップサンプル増分値0.5625を得る)に対応するフィルタ係数2を得る。そのアップサンプル増分値(すなわち、右にシフトしたTarInc値)は、要求されたサイズのFIRフィルタ(例えば、TarInc=2.25に対して9タップフィルタ)への適用のためのアップサンプルされたピクセルの正確な等しい間隔を表している。
補間器31は、アップサンプル増分値を読み込み、ソースピクセルからアップサンプルされたピクセルを、連続したベース上に、アップサンプル増分値により決定される間隔で、内部インクリメンタまたはカウンタ値がTarIncに達するまで補間する。上述されかつ図3に示された例においては、9タップFIRフィルタへの適用のために、ソースピクセル間隔に対して0.5625の間隔で、4つのアップサンプルされたピクセルが発生される。補間器31は、周知の線形補間器、本出願人の係属中の特許出願第08/172065号に開示されたような二次補間器、または任意の他の好適な設計の補間器として装備されてもよい。
補間器31により発生されるアップサンプルされたピクセルは、正確な係数が正確なアップサンプルされたピクセルに乗算されることを保証する制御ロジックを有する左右核のMAC26,27に転送される。このように、図3において、線2(アップサンプル)は、ターゲットピクセルを発生するように装備された異なるサイズのFIRフィルタに対して要求される可能な限り多くの数のアップサンプルピクセルを表している。図3の線2と線3との間に示されたFIRフィルタの動作は、正確な係数を正確なアップサンプルされたピクセルに乗じる左右核のMAC26,27により実施される。左右核のMAC26,27の内部制御ロジックは、アップサンプルされたピクセルの所定のものが、係数とアップサンプルされたピクセルとを正確に整合するためにスキップされることを保証している。例えば、第1の中間ターゲットピクセルを発生するために用いられる9タップFIRフィルタが、線2からアップサンプルされた全てのピクセルを用いるのに対して、隣接する3タップフィルタは、第5,9,第11の発生されたアップサンプルされたピクセルのみを用い、第6,第7,第8,第10のアップサンプルされたピクセル、その他をスキップしている。
左右核のMAC26,27の制御ロジックは、本件出願人の出願係属中の米国特許出願第08/126388号に説明されているように、システムの始動時に、第1のターゲットピクセルについての右半分の核値を2倍にすることにより、第1のターゲットピクセルをも発生する。最後のターゲットピクセルは、左核値を2倍することにより発生される。この倍加は、全てのFIR係数が単一のゲインを維持することを保証するために要求される。
ここで、図4を見ると、ターゲット増分の動的な変化に従って、ソースピクセルのストリームから、ワーピングされた出力ピクセルのストリームを発生させるための好ましい実施形態に係る機能的なブロックダイアグラムが示されている。
最初に、ターゲット増分(TarInc)は、フィルタ参照テーブル41を介して、特定のFIRフィルタサイズに、上記表Aに示されたマッピングに基づくフィルタ係数値により表されるように写像される。FIR係数は、読み出し専用テーブル(すなわちROM)に格納され、または、ユーザにより提供され得る。フィルタサイズは、TarIncに基づいて係数テーブルをインデクシングすることにより選択される。表Aが、単に1つの実施例を示しているに過ぎないことに注意することは重要である。この表は、全てのサイズのTarIncをサポートし、全フィルタサイズおよびフィルタ係数を発生するように拡張され得る。
TarIncが一旦写像されると、フィルタサイズはレジスタ42内に保持されて、左右核の乗算器アキュムレータ44,45に供給される。図5は、このステップを示している。図5の第5の線(TarInc→フィルタマッピング)は、上記表Aのマッピングに基づいて第4の線(ターゲット増分)からのTarInc値を種々のFIRフィルタに写像したものを示している。これは、非対称フィルタの各半分の核のサイズをターゲットピクセルの各側に配置し、該ピクセルに対して各半分の核を示すことにより、図5に概略的に表されている。図5において、第3の線(ターゲット)は、9タップフィルタにより発生される第1のターゲットピクセル、9タップフィルタの半分および3タップフィルタの半分からなる非対称フィルタにより発生される第2のターゲットピクセル、3タップフィルタにより発生される第3のターゲットピクセルおよび3タップフィルタの半分および5タップフィルタの半分からなる非対称フィルタにより発生される第4のターゲットピクセルを示している。
上述したように、TarIncは、フィルタ参照テーブル41を介して、マッピング表Aに従ってFIRフィルタサイズに写像され、その出力(すなわち、フィルタ係数値)は、連続してレジスタ42内に格納される。左核のMAC44(すなわち、乗算器アキュムレータ)は、レジスタ42内に格納されたフィルタ係数値を読み取り、半分のターゲットピクセル値と、指定されたフィルタ核の左半分および左側半分の核のためのセンタータップを用いたセンタータップ積値への第1のコントリビューション(contribution)とを発生する。同じクロックサイクルにおいて、右核のMAC45は、他の半分のターゲットピクセル値と、右半分のフィルタ核および右側半分の核のためのセンタータップを用いたセンタータップ積値への第2のコントリビューションとを発生する。右核のMAC45は、その後、センタータップ乗算積への第1および第2のコントリビューションを合計し、その合計した値を、平均センタータップ乗算積を得るために2で割り、最後にその平均センタータップ乗算積と、左核のMAC44から受け取ったターゲットピクセル値の左半分およびターゲットピクセル値の右半分とを合計し、最終的なワーピングされた出力ピクセルを得る。
センタータップ乗算積への第1および第2のコントリビューションを合計し、その合計値を2で割ることに代えて、各半分の核ごとのセンタータップ係数は、単に、左右核のMAC44,45の関連する係数ROMに格納される前に、または、この発明がソフトウェア内に装備された適当なコードを介して、二等分されてもよい。
アップサンプル増分発生器46は、TarInc値を受け取り、かつ、アップサンプル増分値を生成するために、受け取ったフィルタ係数に等しい所定のビット数だけ右にシフトする。図5の例では、第1のターゲット増分は2.25であり、“4で割る”操作(すなわち、TarIncを右に2ビットシフトすることによりアップサンプル増分0.5625が得られる。)に相当するフィルタ係数、2が得られる。アップサンプル増分値(すなわち、右にシフトされたTarInc値)は、要求された大きさのFIRフィルタ(例えば、TarInc=2.25に対して9タップフィルタ)への適用のためのアップサンプルされたピクセルの正確な等しい間隔を表している。
補間器47は、アップサンプル増分値を読み込み、ソースピクセルからのアップサンプルピクセルを連続するベース上に、アップサンプル増分値により決定された間隔で、内部インクリメンタまたはカウンタ値がTarIncに達するまで補間する。上述されかつ図5に示された例では、9タップFIRフィルタへの適用のために、ソースピクセル間隔に対して0.5625の間隔を有する4つのアップサンプルピクセルが発生される。補間器47は、周知の線形補間器、本件出願人の係属中の米国特許出願第08/172065号に開示されたような二次補間器、または、任意の他の好適に設計された補間器として装備されてもよい。
補間器47により発生されたアップサンプルされたピクセルは、正確なアップサンプルされたピクセルに正確な係数が乗じられることを保証するための制御ロジックを有する左右核のMAC44,45に転送される。図5の線2と線3との間におけるFIRフィルタの図示された動作は、正確な係数を正確なアップサンプルされたピクセル値に乗じる左右半分の核のMAC44,45により実行される。
左右核のMAC44,45の制御ロジックは、出願第08/126388号に開示された方法で、最初のターゲットピクセルについての右半分の核値を2倍することによりシステムの始動時の第1のターゲットピクセルをも発生する。最後のターゲットピクセルは、左核値を2倍することにより発生される。この倍加は、全てのFIRフィルタが単一のゲインを維持することを保証するために要求される。
この発明の他の実施形態および変更は可能である。例えば、さらに他の実施形態により、この発明は、C言語を用いたソフトウェアで実施される。この他のソフトウェア実施形態は、この明細書の付録Aに十分に開示されている。好ましい実施形態にしたがって実施されるワーピングは、固有ナイキスト帯域制限を提供することとして説明されているけれども、ナイキスト帯域制限なしに(例えば、ソフトフォーカスワーピング)、この発明の原理を用いて特殊効果ワーピングが実施されてもよい。言い換えると、プレフィルタリングおよび補間ステップは、ナイキスト帯域制限なしに実施され得る。全てのそのような他の実施形態および変更は、添付された請求の範囲に記載された発明の範囲内に配されるものである。
Claims (23)
- ターゲットサンプルの出力シーケンスを生成するために、ソースサンプルの入力シーケンスを受け取ってワーピングするサンプルシーケンスワーピングシステムであって、
a) 前記ターゲットサンプルのそれぞれの間の所望のターゲット間隔を表す連続したターゲット増分を受け取り、それに応じて、前記所望のターゲット間隔を有する前記各ターゲットサンプルを発生するために、十分なフィルタ係数を有する各FIRフィルタを表す連続するフィルタ係数値を発生する第1の手段と、
b) 前記連続するフィルタ係数値を受け取り、それに応じて、前記各ターゲットサンプルを発生するために、前記各FIRフィルタの所定の左右半分の核を選択する第2の手段と、
c) 前記連続するターゲット増分および前記連続するフィルタ係数値を受け取り、それに応じて、前記ソースサンプルの入力シーケンスから所定数のアップサンプルされた中間サンプルを発生する第3の手段と、
d) 前記ターゲットサンプルの出力シーケンスを発生するために、前記アップサンプルされた中間サンプルを、前記各FIRフィルタの前記所定の左右半分の核に供給する第4の手段とを具備することを特徴とするサンプルシーケンスワーピングシステム。 - 前記第1の手段が、前記各ターゲット増分を、前記各フィルタ係数値および前記FIRフィルタのサイズと関連づけるためのフィルタ参照テーブルを具備することを特徴とする請求項1記載のサンプルシーケンスワーピングシステム。
- 前記ターゲット増分が0と1の間にあるときに、前記フィルタ参照テーブルが、フィルタ係数値、0を発生することを特徴とする請求項2記載のサンプルシーケンスワーピングシステム。
- 前記ターゲット増分が1と2の間にあるときに、前記フィルタ参照テーブルが、フィルタ係数値、1を発生することを特徴とする請求項2記載のサンプルシーケンスワーピングシステム。
- 前記ターゲット増分が2と4の間にあるときに、前記フィルタ参照テーブルが、フィルタ係数値、2を発生することを特徴とする請求項2記載のサンプルシーケンスワーピングシステム。
- 前記ターゲット増分が4と8の間にあるときに、前記フィルタ参照テーブルが、フィルタ係数値、2を発生することを特徴とする請求項2記載のサンプルシーケンスワーピングシステム。
- 前記ターゲット増分が8と16の間にあるときに、前記フィルタ参照テーブルが、フィルタ係数値、4を発生することを特徴とする請求項2記載のサンプルシーケンスワーピングシステム。
- 前記ターゲット増分が16と32の間にあるときに、前記フィルタ参照テーブルが、フィルタ係数値、5を発生することを特徴とする請求項2記載のサンプルシーケンスワーピングシステム。
- 前記第2の手段が、前記各ターゲットサンプルの両側の前記各FIRフィルタの最も大きなものの前記所定の左右半分の核を選択する手段をさらに具備することを特徴とする請求項1記載のサンプルシーケンスワーピングシステム。
- 前記第2の手段が、前記各ターゲットサンプルの両側の前記各FIRフィルタからの前記所定の左右半分の核を選択する手段をさらに具備することを特徴とする請求項1記載のサンプルシーケンスワーピングシステム。
- 前記所定の左右半分の核を選択する手段が、さらに、
i) 前記連続するフィルタ係数値を受け取り、該連続するフィルタ係数値を一サンプル周期だけ遅延させるために、前記第1の手段に接続された第1のレジスタ手段と、
ii) 前記第1の手段および前記第1のレジスタ手段から出力される2つの連続するフィルタ係数値の最も大きいものを選択し、それに応じて、前記2つの連続するフィルタ係数値の連続する最も大きいものを出力するために、前記第1の手段および前記第1のレジスタ手段に接続された第1の比較器手段とを具備することを特徴とする請求項9記載のサンプルシーケンスワーピングシステム。 - 前記第3の手段が、さらに、
iii) 前記連続するフィルタ係数値を受け取り、該連続するフィルタ係数値を一サンプル周期だけ遅延させるために、前記第1のレジスタ手段に接続された第2のレジスタ手段と、
iv) 前記第1の手段、前記第1のレジスタ手段および前記第2のレジスタ手段のそれぞれから出力された3つの連続したフィルタ係数値のうちの最も大きいものを選択し、それに応じて、前記3つの連続したフィルタ係数値の連続した最も大きなものを出力するために、前記第1の手段、前記第1のレジスタ手段および前記第2のレジスタ手段に接続された第2の比較器手段と、
v) 前記連続したターゲット増分および前記3つの前記連続したフィルタ係数値の前記連続した最も大きなものを受け取り、それに応じて、連続したアップサンプル増分値を形成するために、前記連続したターゲット増分をそれぞれ、前記3つの前記フィルタ係数値の前記連続した最も大きなものだけ右にシフトするためのアップサンプル増分発生器と、
vi) 前記連続したバイナリ形式のターゲット増分、前記連続したアップサンプル増分値および前記ソースサンプルの入力シーケンスを受け取り、それに応じて、前記アップサンプル増分値のそれぞれのものだけ間隔をあけて離れた、前記アップサンプル増分値のそれぞれのもので除算した前記ターゲット増分のそれぞれのものに等しい前記所定数のアップサンプルされた中間サンプルを生成するために、前記ソースサンプルの前記入力シーケンスを補間する補間器手段とを具備することを特徴とする請求項11記載のサンプルシーケンスワーピングシステム。 - 前記第4の手段が、さらに、
vii) 前記2つの連続したフィルタ係数値のうちの前記連続した最も大きなものを受け取って、一のサンプル周期だけ遅延させるための前記第2の比較器手段に接続された第3のレジスタ手段と、
viii) 前記2つの連続したフィルタ係数値のうちの前記連続した最も大きなものを受け取って、他のサンプル周期だけ遅延させるための前記第3のレジスタ手段に接続された第4のレジスタ手段と、
ix) 第1の複数の前記アップサンプルされた中間サンプルを受け取り、該中間サンプルに、一のサンプル周期だけ遅延された前記2つの連続したフィルタ係数値のうちの前記連続した最も大きなものにより同定された前記フィルタ係数の連続したものを乗じ、それに応じて、第1の複数の中間積値を発生し、該第1の複数の中間積値を合計し、それに応じて、一連の累積された中間積値を発生するために、前記第3のレジスタ手段および前記補間器手段に接続された第1の半分のデジタルフィルタ核乗算器アキュムレータ手段と、
x) 第2の複数の前記連続したアップサンプルされた中間サンプルを受け取り、該中間サンプルに、他のサンプル周期だけ遅延された前記2つの連続したフィルタ係数値の前記連続した最も大きなものにより同定された前記フィルタ係数の連続したものを乗じ、それに応じて、第2の複数の中間積値を発生し、これら第2の中間積値を合計し、それに応じて、他の一連の累積された中間積値を発生し、ターゲットサンプルの前記出力シーケンスを発生するために、前記一連の累積された中間積値と前記他の一連の累積された中間積値とを合計すべく、前記第1の半分のデジタルフィルタ核乗算器アキュムレータ手段、前記第4のレジスタ手段および前記補間器手段に接続された第2の半分のデジタルフィルタ核乗算器アキュムレータ手段とを具備することを特徴とする請求項12記載のサンプルシーケンスワーピングシステム。 - 前記第3の手段が、さらに、
i) 前記連続したターゲット増分と、前記連続したフィルタ係数値とを受け取り、それに応じて、連続したアップサンプル増分値を形成するために、前記連続したターゲット増分を、それぞれ、前記連続したフィルタ係数値だけ右にシフトするためのアップサンプル増分発生器と、
ii) 前記連続したターゲット増分、前記連続したアップサンプル増分値および前記ソースサンプルの入力シーケンスを受け取り、それに応じて、前記アップサンプル増分値のそれぞれのもので除算した前記ターゲット増分のそれぞれのものに等しい前記所定数の、前記アップサンプル増分値のそれぞれのものだけ間隔をあけたアップサンプルされた中間サンプルを生成するために、前記ソースサンプルの入力シーケンスを補間する補間器手段とを具備することを特徴とする請求項10記載のサンプルシーケンスワーピングシステム。 - 前記第4の手段が、さらに、
iii) 前記連続したフィルタ係数値を受け取り、これを一のサンプル周期だけ遅延させるために、前記第1の手段に接続されたレジスタ手段と、
iv) 第1の複数の前記アップサンプルされた中間サンプルを受け取り、これに、一のサンプル周期だけ遅延された前記連続したフィルタ係数値により同定された前記フィルタ係数の連続したものを乗じ、それに応じて第1の複数の中間積値を発生し、これら第1の複数の中間積値を合計し、それに応じて、一連の累積した中間積値を発生するために、前記レジスタ手段および前記補間器手段に接続された第1の半分のデジタルフィルタ核乗算器アキュムレータ手段と、
v) 第2の複数の前記連続したアップサンプルされた中間サンプルを受け取り、これに、前記一のサンプル周期だけ遅延された前記連続したフィルタ係数値により同定された前記フィルタ係数の連続したものを乗じ、それに応じて、第2の複数の中間積値を発生し、これら第2の複数の中間積値を合計し、それに応じて、他の一連の累積した中間積値を発生し、前記ターゲットサンプルの出力シーケンスを発生するために、前記一連の累積した中間積値と前記他の一連の累積した中間積値とを合計すべく、前記第1の半分のデジタルフィルタ核乗算器アキュムレータ手段、前記レジスタ手段および前記補間器手段に接続された第2の半分のデジタルフィルタ核乗算器アキュムレータ手段とを具備することを特徴とする請求項14記載のサンプルシーケンスワーピングシステム。 - ターゲットサンプルの出力シーケンスを生成するために、ソースサンプルの入力シーケンスを受け取ってワーピングするサンプルシーケンスワーピング方法であって、
a) 前記ターゲットサンプルのそれぞれのものの間の所望のターゲット間隔を表す連続したターゲット増分を受け取り、それに応じて、前記所望のターゲット間隔を有する前記ターゲットサンプルのそれぞれのものを発生するために十分なフィルタ係数を有する各FIRフィルタを表す連続したフィルタ係数値を発生するステップと、
b) 前記連続したフィルタ係数値を受け取り、それに応じて、前記ターゲットサンプルの前記それぞれのものを発生するために前記各FIRフィルタの所定の左右半分の核を選択するステップと、
c) 前記連続したターゲット増分および前記連続したフィルタ係数値を受け取り、それに応じて、前記ソースサンプルの入力シーケンスから所定数のアップサンプルされた中間サンプルを発生するステップと、
d) 前記ターゲットサンプルの出力シーケンスを発生するために、前記アップサンプルされた中間サンプルを、前記核FIRフィルタの前記所定の左右半分の核に適用するステップとを具備することを特徴とするサンプルシーケンスワーピング方法。 - 前記ターゲットサンプルのそれぞれのものを発生するために、前記連続したフィルタ係数値を受け取り、それに応じて、前記各FIRフィルタの所定の左右半分の核を選択するステップが、さらに、前記各ターゲットサンプルの両側の、前記各FIRフィルタの最も大きなものの所定の左右半分の核を選択するステップを具備することを特徴とする請求項16記載のサンプルシーケンスワーピング方法。
- 前記ターゲットサンプルのそれぞれのものを発生するために、前記連続したフィルタ係数値を受け取り、それに応じて、前記各FIRフィルタの所定の左右半分の核を選択するステップが、さらに、前記各ターゲットサンプルの両側の、前記FIRフィルタのそれぞれのものから前記所定の左右半分の核を選択するステップを具備することを特徴とする請求項16記載のサンプルシーケンスワーピング方法。
- 前記所定の左右半分の核を選択するステップが、さらに、
i) 前記連続したフィルタ係数値を受け取り、一のサンプル周期だけ遅延させるステップと、
ii) 2つの連続したフィルタ係数値の最も大きなものを選択し、それに応じて、前記2つの連続したフィルタ係数値のうちの連続した最も大きなものを出力するステップとを具備することを特徴とする請求項17記載のサンプルシーケンスワーピング方法。 - 前記連続したターゲット増分と前記連続したフィルタ係数値とを受け取り、それに応じて、前記ソースサンプルの入力シーケンスから所定数のアップサンプルされた中間サンプルを発生するステップが、さらに、
iii) 前記連続したフィルタ係数値を受け取り、他のサンプル周期だけ遅延させるステップと、
iv) 3つの連続したフィルタ係数値の最も大きなものを選択し、それに応じて、3つの前記連続したフィルタ係数値の連続した最も大きなものを出力するステップと、
v) 前記連続したターゲット増分と、前記3つの前記連続したフィルタ係数値のうちの前記連続した最も大きなものを受け取り、それに応じて、連続したアップサンプルされた増分値を形成するために、前記連続したターゲット増分を前記3つのフィルタ係数値の前記連続した最も大きなものだけ右にシフトするステップと、
vi) 前記連続したバイナリ形式のターゲット増分、前記連続したアップサンプルされた増分値および前記ソースサンプルの入力シーケンスを受け取り、それに応じて、前記アップサンプルされた増分値のそれぞれのものだけ間隔をあけて離れた、前記アップサンプルされた増分値のそれぞれのものにより除算される前記ターゲット増分のそれぞれのものに等しい前記所定数の、アップサンプルされた中間サンプルを生成するために、前記ソースサンプルの入力シーケンスを補間するステップとを具備することを特徴とする請求項19記載のサンプルシーケンスワーピング方法。 - 前記ターゲットサンプルの出力シーケンスを発生するために、前記アップサンプルされた中間サンプルを、前記各FIRフィルタの前記所定の左右半分の核に適用するステップが、さらに、
vii) 2つの前記連続したフィルタ係数値のうちの前記連続した最も大きなものを受け取り、これを一のサンプル周期だけ遅延させるステップと、
viii) 2つの前記連続したフィルタ係数値のうちの前記連続した最も大きなものを受け取り、これを他のサンプル周期だけ遅延させるステップと、
ix) 第一の複数の前記アップサンプルされた中間サンプルを受け取り、これに、一のサンプル周期だけ遅延された2つの前記連続したフィルタ係数値の前記連続した最も大きなものにより同定される前記フィルタ係数の連続したものを乗じ、それに応じて、第1の複数の中間積値を発生し、該第1の複数の中間積値を合計し、それに応じて一連の累積された中間積値を発生するステップと、
x) 第2の複数の前記連続したアップサンプルされた中間サンプルを受け取り、これに、他のサンプル周期だけ遅延された前記2つの連続したフィルタ係数値の前記連続した最も大きなもので同定された前記フィルタ係数の連続したものを乗じ、それに応じて、第2の複数の中間積値を発生し、該第2の中間積値を合計し、これに応じて、他の一連の累積した中間積値を発生し、ターゲットサンプルの前記出力シーケンスを発生するために、前記一連の累積した中間積値と前記他の一連の累積した中間積値を合計するステップとを具備することを特徴とする請求項20記載のサンプルシーケンスワーピング方法。 - 前記連続したターゲット増分と前記連続したフィルタ係数値とを受け取り、それに応じて、前記ソースサンプルの入力シーケンスから、所定数のアップサンプルされた中間サンプルを発生するステップが、さらに、
i) 前記連続したターゲット増分と前記連続したフィルタ係数値とを受け取り、それに応じて、連続したアップサンプル増分値を形成するために、前記連続したターゲット増分をそれぞれ前記連続したフィルタ係数値だけ右にシフトするステップと、
ii) 前記連続したターゲット増分、前記連続したアップサンプル増分値および前記ソースサンプルの入力シーケンスを受け取り、それに応じて、前記アップサンプルされた増分値のそれぞれのものだけ間隔をあけて離れた、前記アップサンプル増分値のそれぞれのもので除算された前記ターゲット増分のそれぞれのものに等しい所定数の、アップサンプルされた中間サンプルを生成するために、前記ソースサンプルの入力シーケンスを補間するステップとを具備することを特徴とする請求項18記載のサンプルシーケンスワーピング方法。 - 前記ターゲットサンプルの出力シーケンスを発生するために、前記アップサンプルされた中間サンプルを、前記各FIRフィルタの前記所定の左右半分の核に適用するステップが、さらに、
iii) 前記連続したフィルタ係数値を受け取り、これを一のサンプル周期だけ遅延させるステップと、
iv) 第1の複数の前記アップサンプルされた中間サンプルを受け取り、これに、一のサンプル周期だけ遅延された前記連続したフィルタ係数値により同定される前記フィルタ係数の連続したもの乗じ、これに応じて、第1の複数の中間積値を発生し、該第1の複数の中間積値を合計し、それに応じて、一連の累積した中間積値を発生するステップと、
v) 第2の複数の前記連続したアップサンプルされた中間サンプルを受け取り、これに、前記一のサンプル周期だけ遅延された前記連続したフィルタ係数値により同定される前記フィルタ係数の連続したものを乗じ、これに応じて、第2の複数の中間積値を発生し、該第2の複数の中間積値を合計し、それに応じて、他の一連の累積した中間積値を発生し、前記ターゲットサンプルの出力シーケンスを発生するために、前記一連の累積した中間積値と前記他の一連の累積した中間積値とを合計するステップとを具備することを特徴とする請求項22記載のサンプルシーケンスワーピング方法。
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