JP3713885B2 - Thresher - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、脱穀機に関し、農業機械の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、コンバインに搭載されている脱穀機は、扱室や処理室内を移動する穀粒の流量や排塵物の流量を検出し、その検出情報に基づいてマイクロコンピュ−タを利用したコントロ−ラからの制御信号により、エンジンの回転制御、車速制御、チャフシ−ブ(選別間隔)の開度調節制御、唐箕出力(選別風量)の増減制御等を単独で、或いは、併用して行う構成をとっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の脱穀機は、センサの検出情報に基づいて、各種の脱穀・選別制御が行われ、処理中の穀粒流量に応じてチャフシ−ブの選別間隔を自動的に選択(拡・狭調節)したり、唐箕の選別風量を自動的に選択(増・減調節)して効果的な選別を行う構成になっている。そして、脱穀機は、選別室の上方において、二番処理室を扱室の側部に配置して平面視で一側に片寄った位置に設けねばならない宿命的構成から、排塵物が揺動選別棚の一側に片寄って落下する傾向があり穀粒流量が増加するにつれてその傾向が強くなる構造上の問題点がある。
【0004】
このように、従来の脱穀機は、二番処理室から選別室に排塵される排塵物が揺動選別棚の一側に片寄って落下すると均一な揺動選別作用が期待できず、結局のところ、全体として適確な選別作用ができないばかりでなく、折角装備されている各種の脱穀・選別制御も、その機能を充分に発揮できない課題となっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した課題を解決するために、次の如き技術手段を講ずるものである。すなわち、選別室1の上方であって扱胴12を軸架した扱室13の一側に二番処理胴2を軸架した二番処理室3が配置され、該二番処理室3に、処理中の穀粒流量が検出できる穀粒流量検出手段S1が備えられ、該穀粒流量検出手段S 1 は二番処理室3の排塵口20の上側位置であって二番処理胴2の終端部に設けられた拡散翼21によって周囲に拡散される穀粒量を検出する構成とし、前記二番処理胴2は、制御調節用のアクチュエ−タM1に接続されている変速装置4に連結して設けられ、該アクチュエ−タM1は、前記穀粒流量検出手段S1の検出情報に基づいて制御信号を出力する制御手段5に接続して設けられ、該制御手段5は、前記穀粒流量検出手段S1から基準値を越えた穀粒流量の検出情報が入力されたとき、前記アクチュエ−タM1に対して増速側への制御信号が出力される構成にすると共に、排塵制御モーターM2に対して制御信号を出力して、前記二番処理室3側壁の内側面に設けている複数の排塵調節板32を被処理物の送りを良くする方向に傾斜させる構成とし、さらに、排塵処理胴25を軸架した排塵処理室18の始端部に開口している取入口22を前記扱室13の終端部に連通させる構成とし、前記排塵処理胴25と扱胴12との回転比を同一に保つ構成とし、排塵処理胴25は扱胴12の外径よりも小径に構成すると共に、排塵処理胴25の周速度は扱胴12の周速度よりも大きくなるように構成し、二番処理胴2の周速度は、扱胴12及び排塵処理胴25の周速度よりも小さくなるように構成したことを特徴とする脱穀機としている。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
まず、その構成について述べる。
コンバインは、クロ−ラからなる走行装置6を有する走行車体7上に脱穀機8を搭載し、その前側には刈取装置9や穀稈搬送装置10からなる刈取前処理装置11を設けて刈取脱穀作業ができる構成としている。
【0007】
そして、脱穀機8は、扱胴12を内装軸架した扱室13を上側に位置し、その下側には揺動可能に架設した揺動選別棚14と、更に、その下方には選別方向の上手側から順に、唐箕15と、一番移送螺旋16と、二番移送螺旋17とを配置して軸架した選別室1を設けて構成している。そして、脱穀機8は、扱室13の背後に沿わせて二番処理室3と排塵処理室18とを設けている。そして、二番処理室3は、前記二番移送螺旋17で収集して二番揚穀装置19によって揚穀された二番物を二番処理する二番処理胴2を軸架して構成している。更に、二番処理室3は、供給された二番物を扱室13の移送方向とは逆に前方向へ移送しながら再処理して漏下できるものを順次漏下し、排塵物を終端部に開口した排塵口20から選別室1の揺動選別棚14の始端部上方に放出・落下する構成としている。
【0008】
そして、二番処理胴2は、変速装置4に連結して設け、増減速されて回転処理速度を変速できる構成としている。
そして、穀粒流量検出手段S1(以下「穀粒センサ−S1」とよぶ)は、上述した排塵口20の上側位置に設け、前述の二番処理胴2の終端部に設けた拡散翼21によって周囲に拡散される穀粒量を検出して後述する制御手段5に入力する構成としている。
【0009】
つぎに、排塵処理室18は、始端部に開口した取入口22を前記扱室13の終端部に連通し、中間部分には処理物の漏下枠23を張設して設け、終端部の排塵口24を選別室1に開口して構成している。25は排塵処理胴を示す。
そして、フィ−ドチエン26は、前記扱室13に沿わせて開口させている扱口27に設け、前記穀稈搬送装置10の終端部から受け継いだ穀稈の株元を挾持して搬送する構成としている。
【0010】
つぎに、前述した揺動選別棚14は、選別方向上手側から移送棚28、チャフシ−ブ29、ストロ−ラック30の順に配置して一体的に枠組みし、揺動自由に支架して設け、前記唐箕15によって起風される選別風との共同作用により選別室1に漏下してきた被選別物の選別作用を行うように構成している。
31は吸引排塵装置を示す。
【0011】
そして、二番処理室3は、実施例の構成の場合、図2及び図3に示すように、側壁の内側面に複数の排塵調節板32を配列し、下部を枢着して上部を回動自由に設け、室内に持ち回られている処理中の二番物を排塵口20の方向へ移送案内したり、逆に、移送作用にブレ−キをかけたりして排塵調節が出来る構成としている。すなわち、排塵調節板32は、図3に示すように、後述する制御手段5から出力される信号に基づいて駆動制御される排塵制御モ−タ−M2に作動杆34を介して連結して設け、二番物の移送方向に対して傾斜角度を変更調節できる構成としている。
【0012】
そして、実施例の二番処理胴2と排塵処理胴25とは、図6に示すように、同一軸線上に軸架して設け、二番処理胴2は、プ−リ35を伝動可能に連結し、排塵処理胴25は、プ−リ36から伝動軸37を介して連結して設け、両処理胴2、25がそれぞれ独立し駆動される構成としている。そして、排塵処理胴25は、図6に示すように、ベルト38とプ−リ39とによって扱胴12と伝動可能に連結して設け、扱胴12と回転比を同一に保つ構成としている。なお、排塵処理胴25は、この実施例の場合、扱胴12の外径より小径であり、その扱胴12より周速度が大となる関係に構成している。前述した二番処理胴2は、扱胴12及び排塵処理胴25の周速度より小を保つ構成としている。
【0013】
そして、排塵処理胴25と二番処理胴2とは、図6及び図7に示す実施例の場合、それぞれ別々に構成して組立工程で一体構成に出来る構造とし、分解組立てをやさしくしてメンテナンスの容易化を図っている。更に、両処理胴2、25は、図6、図8に示すそれぞれの実施例のように、入力を一方側(前側又は後側)に統一することも出来、又、前後両側から入力プ−リ40、41を軸着して設け、別々に入力する構成(図7参照)にすることも可能である。そして、伝動機構は、ギヤ42、43を軸着した構成(図8参照)にすればコンパクトになりメンテナンスをよりやり易くすることが出来る。
【0014】
つぎに、マイクロコンピュ−タを利用した制御手段5(以下「コントロ−ラ5」とよぶ)を説明する。
コントロ−ラ5は、図1に示すように、入力側に自動スイッチ44と、穀粒センサS1とを接続し、出力側にアクチュエ−タM1(以下「変速制御モ−タ−M1」云う)と排塵制御モ−タ−M2とをそれぞれ接続して構成している。そして、コントロ−ラ5は、自動スイッチ44をON操作すると実行状態となり、予め設定した制御モ−ド及び入力して記憶させているデ−タ−(基準値)と穀粒センサS1から入力される検出情報とを比較演算しながら出力する操作信号により変速制御モ−タ−M1を変速制御し、排塵制御モ−タ−M2を作動制御する構成としている。そして、本発明の場合、変速制御モ−タ−M1は、穀粒センサS1から入力される検出情報が基準値を越えた穀粒流量に達すると、コントロ−ラ5から増速側への制御信号が出力される構成とされている。
【0015】
なお、実際のコンバインは、上記センサの他に、穀稈センサ、車速センサ、エンジン回転センサ、油圧変速装置の変速位置を検出するポテンショメ−タ−からなるセンサ、唐箕回転センサ、チャフ開度センサ等を接続し、各種の制御装置を装備しているが、実施例においては本発明の説明に必要な構成のみを記載し、他は省略している。
【0016】
つぎに、その作用について説明する。
まず、エンジンを始動して機体の回転各部を駆動しながら作業の準備をするが、そのとき、自動スイッチ44をON操作し、コントロ−ラ5を実行状態に立ち上げて準備を完了する。
そして、走行装置6を駆動しながらコンバインを前進すると、圃場の穀稈は、走行車体7の前進にともなって、前部の刈取前処理装置11の刈取装置9によって刈取られ、穀稈搬送装置10の作用によって上方に搬送され、フィ−ドチエン26に受け継がれて脱穀機8に供給される。そして、穀稈は、株元をフィ−ドチエン26に挾持されて搬送されながら穂先部分が扱口27から扱室13に挿入された状態で供給され、回転している扱胴12により脱穀作用を受ける。このようにして、脱粒処理されている脱穀物は、回転している扱胴12によって扱室13内を持ち回られて、更に、脱粒処理作用を受けながら選別網から漏下して選別室1の揺動選別棚14に達し揺動選別作用を受ける。
【0017】
そして、被選別物は、移送棚28上を棚先方向に移送されてチャフシ−ブ29に達し、穀粒等が漏下して長藁等と選別分離される。このとき、唐箕15は、伝動されて回転しながら選別風を起風して選別室1内に吹き込み、上述の被選別物に対して風選作用を行う。そして、排塵物は、吸引排塵装置31に達するものと揺動選別棚14の棚先ストロ−ラック30に達するものとに分かれてそれぞれ機外に排塵される。
【0018】
このようにして、被選別物は、揺動選別作用と選別風による風選作用との共同作用を受けながら選別されて、一番物(精粒)、二番物、排塵物とに選別分離され、一番物は一番移送螺旋16に落下して収集されて機外に収穫され、二番物は二番移送螺旋17に集められて端部から二番揚穀装置19によって揚穀されて二番処理室3に還元されて二番処理作用を受け、排塵物は、吸引排塵装置31によって排塵され、ストロ−ラック30に達した藁屑が棚先から機外に排塵される。
【0019】
一方、選別室1に漏下せず扱室13に残留して回転している扱胴12により持ち回られている未処理物は、扱室13の終端部分から取入口22を通過して排塵処理室18に送り込まれる。このとき、排塵物は、実施例にあっては排塵処理胴25と扱胴とが連動する構成(図6参照)にあるから、扱室13から排塵処理室18への受け継ぎがきわめて円滑にできる。このようにして、排塵処理室18に送り込まれた排塵物は、排塵処理胴25によって処理作用を受けながら送られ、途中で漏下できるものが漏下枠23から順次選別室1に漏下され、排塵口24に達した排塵物が選別室1に落下されることになる。
【0020】
さて、以上のような脱穀・選別作業中において、コントロ−ラ5は、二番処理室3に装備している穀粒センサ−S1から入力される検出情報に基づいて二番処理制御を行っている。
すなわち、コントロ−ラ5は、穀粒センサ−S1から入力される検出情報を、予め、マイクロコンピュ−タ−に記憶させている基準値と比較演算しながら変速制御モ−タ−M1に制御信号を出力して変速制御を行っている。そして、コントロ−ラ5は、二番処理室3内に二番揚穀装置19から供給される二番物の量が増加して、拡散翼21によって跳ね上げられる穀粒流量が増えて穀粒センサ−S1から入力された検出情報による数値が基準値を越えてくると、変速制御モ−タ−M1に増速の制御信号を出力する。したがって、変速装置4は、変速制御モ−タ−M1から増速側に変速操作されて二番処理胴2を増速回転側に変速する。
【0021】
このようにして、二番処理胴2は、増速されると処理能力が増大するから、二番処理室3内を持ち回られている二番物に作用して効率的に処理し、特に、枝梗付着粒を適確に脱粒しながら再処理を行う。そして、拡散翼21は、二番処理胴2の終端部分、排塵口20の上側において、高速回転しながら排塵物を広範囲に拡散して選別室1に放出する。したがって、排塵物は、揺動選別棚14の移送棚28上面に片寄ることなく均等に拡散されて落下し、事後の選別作用が効果的に行われることになる。
【0022】
また、排塵調節板32は、上述のとおり穀粒流量が増えて穀粒センサ−S1から入力された検出情報による数値が基準値を越えてくると、コントロ−ラ5から出力される信号により排塵制御モ−タ−M2を介して排塵制御が行われる。すなわち、排塵調節板32は、排塵制御モ−タ−M2から作動杆34を介して傾斜方向(角度)が自動調節され排塵移送を助長する側に傾斜して排塵物の送りを良くすることになる。また、排塵調節板32は、穀粒流量が基準値に比較して少量になると排塵の移送にブレ−キをかける傾斜方向(角度)に制御される。このように、排塵調節板32は、二番処理室3内の二番物の量に応じて排塵調節を自動的に行い効果的な二番処理作用ができる。
【0023】
以上のとおり、二番処理室3は、室内の穀粒流量に応じ二番処理胴の回転を制御して実状にあわせた二番処理作用を行うものでありながら、多量のときには選別室1に落下する排塵物を広い範囲に拡散して揺動選別板14上の片寄りをなく適確な選別を行うことが出来るものである。
なお、二番処理胴2と排塵処理胴25は、実施例(図6乃至図8参照)に示すように構成することにより、伝動機構の簡略化が図れて低コストとなり、着脱が容易となってメンテナンスの向上が出来る実用的な効果を奏することができる。
【0024】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明は、選別室1の上方であって扱胴12を軸架した扱室13の一側に二番処理胴2を軸架した二番処理室3が配置され、該二番処理室3に、処理中の穀粒流量が検出できる穀粒流量検出手段S1が備えられ、該穀粒流量検出手段S 1 は二番処理室3の排塵口20の上側位置であって二番処理胴2の終端部に設けられた拡散翼21によって周囲に拡散される穀粒量を検出する構成とし、前記二番処理胴2は、制御調節用のアクチュエ−タM1に接続されている変速装置4に連結して設けられ、該アクチュエ−タM1は、前記穀粒流量検出手段S1の検出情報に基づいて制御信号を出力する制御手段5に接続して設けられ、該制御手段5は、前記穀粒流量検出手段S1から基準値を越えた穀粒流量の検出情報が入力されたとき、前記アクチュエ−タM1に対して増速側への制御信号が出力される構成にすると共に、排塵制御モーターM2に対して制御信号を出力して、前記二番処理室3側壁の内側面に設けている複数の排塵調節板32を被処理物の送りを良くする方向に傾斜させる構成とし、さらに、排塵処理胴25を軸架した排塵処理室18の始端部に開口している取入口22を前記扱室13の終端部に連通させる構成とし、前記排塵処理胴25と扱胴12との回転比を同一に保つ構成とし、排塵処理胴25は扱胴12の外径よりも小径に構成すると共に、排塵処理胴25の周速度は扱胴12の周速度よりも大きくなるように構成し、二番処理胴2の周速度は、扱胴12及び排塵処理胴25の周速度よりも小さくなるように構成したものであるから、二番処理室は、穀粒流量の増加にともなって二番処理胴の回転速度が増速されて処理能力が大となり、多量の二番物を適確に脱粒処理できるものでありながら、増速に伴って排塵物を広範囲に拡散しながら選別室の揺動選別棚上に均平に落下供給して適確な揺動選別作用を行うことが出来る効果を有するものである。また、二番物の量に応じて適切な脱穀選別が実行できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であって、制御構成のブロック図である。
【図2】 本発明の一実施例であって、一部を破断した側断面図である。
【図3】 本発明の一実施例であって、正断面図である。
【図4】 本発明の一実施例であって、正断面図である。
【図5】 本発明の一実施例であって、平面図である。
【図6】 本発明の一実施例であって、一部破断した平面図である。
【図7】 本発明の一実施例であって、切断平面図である。
【図8】 本発明の一実施例であって、切断平面図である。
【図9】 本発明の一実施例であって、正断面図である。
【図10】 本発明の一実施例であって、側面図である。
【符号の説明】
1 選別室 2 二番処理胴 3 二番処理室
4 変速装置 5 制御手段 12 扱胴
13 扱室 18 排塵処理室 20 排塵口
21 拡散翼 22 取入口 25 排塵処理胴
32 排塵調節板
M1 アクチュエ−タ M2 排塵制御モーター S1 穀粒流量検出手段。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a threshing machine, belonging to the technical field of agricultural machinery.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a threshing machine mounted on a combiner detects a flow rate of grains moving in a handling room or a processing chamber or a flow rate of dust, and a controller using a microcomputer based on the detection information. A configuration that performs engine rotation control, vehicle speed control, opening control of chaff sheave (selection interval), control of increase / decrease of Karatsu output (selection air volume), etc., alone or in combination with control signals from I'm taking it.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional threshing machine described above, various threshing / sorting controls are performed based on the detection information of the sensor, and the chaff sieve sorting interval is automatically selected (expanded / narrowed) according to the grain flow rate during processing. Adjustment) and automatic selection (increase / decrease adjustment) of the selection air volume of tang. In the threshing machine, the dust-removing material swings from the fateful configuration that must be provided at the side of the handling chamber at the upper side of the sorting chamber and located one side away from the plan view. There is a structural problem that tends to fall to one side of the sorting shelf and the tendency becomes stronger as the grain flow rate increases.
[0004]
In this way, the conventional threshing machine cannot expect a uniform oscillating sorting action when the dust discharged from the second processing chamber to the sorting chamber is shifted to one side of the oscillating sorting shelf and eventually falls. However, as a whole, not only an accurate sorting action cannot be performed, but also various threshing / sorting controls equipped with corners have been problems that cannot fully exhibit their functions.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The present invention takes the following technical means in order to solve the above-described problems. That is, a
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be specifically described below with reference to the drawings.
First, the configuration will be described.
In the combine, a
[0007]
The
[0008]
The
The grain flow rate detection means S1 (hereinafter referred to as “grain sensor-S1”) is provided at the upper position of the
[0009]
Next, the dust
And the
[0010]
Next, the above-described swing sorting shelf 14 is arranged in the order of the
[0011]
In the case of the configuration of the second embodiment, as shown in FIGS. 2 and 3, the
[0012]
As shown in FIG. 6, the
[0013]
In the case of the embodiment shown in FIGS. 6 and 7, the dust
[0014]
Next, the control means 5 using a microcomputer (hereinafter referred to as “
As shown in FIG. 1, the
[0015]
In addition to the above sensors, the actual combine includes a grain sensor, a vehicle speed sensor, an engine rotation sensor, a sensor comprising a potentiometer for detecting the shift position of the hydraulic transmission, a red rotation sensor, and a chaff opening sensor. Etc. and various control devices are provided, but in the embodiment, only the configuration necessary for the explanation of the present invention is described, and the others are omitted.
[0016]
Next, the operation will be described.
First, the engine is started to prepare for work while driving the rotating parts of the machine body. At that time, the automatic switch 44 is turned on, and the
Then, when the combine is advanced while driving the traveling device 6, the rice straw in the field is harvested by the harvesting device 9 of the front cutting pretreatment device 11 in accordance with the advancement of the traveling vehicle body 7. Is transported upward by the action of the above, passed to the
[0017]
Then, the object to be sorted is transferred on the
[0018]
In this way, the objects to be sorted are sorted while receiving the cooperative action of the rocking sorting action and the wind sorting action by the sorting wind, and sorted into the first thing (fine grain), the second thing, and the dust. The first thing falls on the first transfer spiral 16 and is collected and harvested outside the machine, and the second thing is collected in the
[0019]
On the other hand, the unprocessed material carried around by the rotating
[0020]
Now, during the threshing / sorting operation as described above, the
That is, the
[0021]
In this way, since the processing capacity of the
[0022]
Further, as described above, the dust
[0023]
As described above, the
The
[0024]
【The invention's effect】
As described above, in the present invention, the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram of a control configuration according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side sectional view showing an embodiment of the present invention, partly broken.
FIG. 3 is a front sectional view showing an embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a front sectional view showing an embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a plan view showing an embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a plan view, partly broken, of an embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a sectional plan view showing an embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a plan view showing an embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a front sectional view showing an embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a side view of an embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
21
32 Dust control plate M1 Actuator M2 Dust control motor S1 Grain flow rate detection means.
Claims (1)
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