JP3713489B2 - 無線端末、待ち受け制御方法、及び待ち受け制御プログラム - Google Patents

無線端末、待ち受け制御方法、及び待ち受け制御プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線端末、待ち受け制御方法及び待ち受け制御プログラムにに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
無線LANに代表される近距離無線を行う無線端末においては、接続中のアクセスポイントと通信品質が劣化した場合に、通信品質を良好に保つことが可能なアクセスポイントを探索する探索処理を行う。通信品質を良好に保てる新たなアクセスポイントが探索された場合に、無線端末は、そのアクセスポイントに接続を切り替える処理を行う(例えば、特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−26931号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
無線端末に備えられる近距離無線を実現する為の無線通信手段は、上記の探索処理が行われる時間において、その動作のために電力を消費する。従来の無線端末は、探索処理の頻度を消費電力の観点から制御しておらず、探索処理が頻繁に行われることによって電力が消費され、無線端末の動作を長い時間維持することができないという問題点を有していた。
【0005】
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、アクセスポイントの探索処理のために無線通信手段の動作に消費される電力を所定量以下に制御しつつ、探索処理を実現可能な無線端末を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の無線端末は、アクセスポイントの探索処理を指示する旨の探索指示情報を生成する探索指示情報生成手段と、所定時間に対応付けられたトークンを所定数蓄積する容量を有するバッファからなるトークンバケツに、上記トークンを一定時間毎に所定数補充するトークン処理手段と、上記探索指示情報生成手段によって上記探索指示情報が生成され、上記探索処理を行う所定の探索時間に対応する数の上記トークンが上記トークンバケツに存在する場合に、当該数の上記トークンを上記トークンバケツから取り出すと共に、上記探索指示情報を出力する探索指示情報出力制御手段と、上記探索指示情報出力制御手段によって出力される上記探索指示情報に基づいて、上記探索処理を行う無線通信手段とを備えることを特徴としている。
【0007】
また、上記課題を解決するため、本発明の待ち受け制御方法は、無線端末における待ち受け制御方法であって、探索指示情報生成手段が、アクセスポイントの探索処理を指示する旨の探索指示情報を生成する探索指示情報生成ステップと、トークン処理手段が、所定時間に対応付けられたトークンを所定数蓄積する容量を有するバッファからなるトークンバケツに、上記トークンを一定時間毎に所定数補充するトークン処理ステップと、探索指示情報出力制御手段が、上記探索指示情報生成手段によって上記探索指示情報が生成され、上記探索処理を行う所定の探索時間に対応する数の上記トークンが上記トークンバケツに存在する場合に、当該数の上記トークンを上記トークンバケツから取り出すと共に、上記探索指示情報を出力する探索指示情報出力制御ステップと、無線通信手段が、上記探索指示情報出力制御手段によって出力される上記探索指示情報に基づいて、上記探索処理を行う無線通信ステップとを備えることを特徴としている。
【0008】
これらの発明によれば、トークン処理手段は、所定時間に対応付けられたトークンを所定数蓄積可能なトークンバケツに、一定時間毎に所定数のトークンを蓄積する処理を行う。探索要求情報出力制御手段は、探索指示情報生成手段によって探索指示情報が生成され、アクセスポイントの探索処理に要する時間に相当する数のトークンがトークンバケツに存在する場合に、その数のトークンをトークバケツから取り出して、上記の探索指示情報を無線通信手段に出力する。このように無線通信手段への探索指示情報の出力が管理される結果、無線通信手段がアクセスポイントの探索処理のために動作している時間の平均は、トークンバケツに一定時間ごとに補充されるトークンの数に相当する時間に保たれる。したがって、無線端末はアクセスポイントの探索処理のために無線通信手段の動作に消費される電力を所定量以下に制御しつつ、探索処理を実行することができる。
【0009】
また、本発明の無線端末においては、上記探索指示情報出力制御手段は、上記探索処理を行う所定の探索時間に対応する数の上記トークンが上記トークンバケツに無い場合に、上記探索指示情報を廃棄することを特徴としても良く、上記トークン処理手段によって当該数の上記トークンが上記トークンバケツに補充されるまで、上記探索指示情報の出力を保留することを特徴としても良い。
【0010】
また、本発明の待ち受け制御方法においては、上記探索指示情報出力制御ステップにおいて、上記探索指示情報出力制御手段は、上記探索処理を行う所定の探索時間に対応する数の上記トークンが上記トークンバケツに無い場合に、上記探索指示情報を廃棄することを特徴としても良く、上記トークン処理手段によって当該数の上記トークンが上記トークンバケツに補充されるまで、上記探索指示情報の出力を保留することを特徴としても良い。
【0011】
また、本発明の無線端末においては、アクセスポイントとの通信品質を監視すると共に、当該通信品質に基づいて上記探索処理を要求する旨の探索要求情報を生成する探索要求情報生成手段を更に備え、上記探索指示情報生成手段は、上記探索要求情報生成手段によって生成される探索要求情報と、上記通信品質とに基づいて、上記探索処理を行う頻度を設定すると共に、当該頻度に応じた時間間隔ごとに上記探索指示情報を生成することを特徴としても良い。
【0012】
また、本発明の待ち受け制御方法においては、探索要求情報生成手段が、アクセスポイントとの通信品質を監視すると共に、当該通信品質に基づいて上記探索処理を要求する旨の探索要求情報を生成する探索要求情報生成ステップを更に備え、上記探索指示情報生成手段は、上記探索要求情報生成手段によって生成される探索要求情報と、上記通信品質とに基づいて、上記探索処理を行う頻度を設定すると共に、当該頻度に応じた時間間隔ごとに上記探索指示情報を生成することを特徴としても良い。
【0013】
これらの発明によれば、アクセスポイントとの通信品質に応じた時間間隔で探索指示情報が生成されるので、無線端末は更に、通信品質に応じてアクセスポイントの探索処理の頻度を制御することができる。
【0014】
また、上記課題を解決するため、本発明の待ち受け制御プログラムは、無線端末を、アクセスポイントの探索処理を指示する旨の探索指示情報を生成する探索指示情報生成手段と、所定時間に対応付けられたトークンを所定数蓄積する容量を有するバッファからなるトークンバケツに、上記トークンを一定時間毎に所定数補充するトークン処理手段と、上記探索指示情報生成手段によって上記探索指示情報が生成され、上記探索処理を行う所定の探索時間に対応する数の上記トークンが上記トークンバケツに存在する場合に、当該数の上記トークンを上記トークンバケツから取り出すと共に、上記探索指示情報を出力する探索指示情報出力制御手段と、上記探索指示情報出力制御手段によって出力される上記探索指示情報に基づいて、上記探索処理を行う無線通信手段と、として機能させることを特徴としている。
【0015】
この発明による待ち受け制御プログラムによれば、無線端末を上述した探索指示情報生成手段と、トークン処理手段と、探索指示情報出力制御手段と、無線通信手段と、として機能させることができる。したがって、この待ち受け制御プログラムによって動作する無線端末は、アクセスポイントの探索処理のために無線通信手段の動作に消費される電力を所定量以下に制御しつつ、探索処理を実行することができる。
【0016】
また、本発明の待ち受け制御プログラムにおいては、上記探索指示情報出力制御手段は、上記探索処理を行う所定の探索時間に対応する数の上記トークンが上記トークンバケツに無い場合に、上記探索指示情報を廃棄することを特徴としても良く、上記トークン処理手段によって当該数の上記トークンが上記トークンバケツに補充されるまで、上記探索指示情報の出力を保留することを特徴としても良い。
【0017】
また、本発明の待ち受け制御プログラムは、無線端末を、アクセスポイントとの通信品質を監視すると共に、当該通信品質に基づいて上記探索処理を要求する旨の探索要求情報を生成する探索要求情報生成手段として更に機能させ、上記探索指示情報生成手段は、上記探索要求情報生成手段によって生成される探索要求情報と、上記通信品質とに基づいて、上記探索処理を行う頻度を設定すると共に、当該頻度に応じた時間間隔ごとに上記探索指示情報を生成することを特徴としても良い。
【0018】
この発明による待ち受け制御プログラムは、無線端末を探索要求情報生成手段として更に機能させ、上記の探索指示情報生成手段はアクセスポイントとの通信品質に応じた時間間隔で探索指示情報を生成するので、無線端末は更に通信品質に応じてアクセスポイントの探索処理の頻度を制御することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態にかかる無線端末10について添付の図面を参照して説明する。図1は、無線端末10が利用される通信システム1を示すブロック図である。図1に示すように、通信システム1においては、複数のアクセスポイント2が、地理的に分散されて配置されている。各々のアクセスポイント2は、無線通信可能な通信エリア4を形成している。アクセスポイント2は、自己が形成する通信エリア4に位置する無線端末10との通信を確立することによって、無線端末10からの通信を中継する。
【0020】
次に、無線端末10について詳細に説明する。無線端末10は、無線LANに例示される近距離無線による通信を行う。無線端末10は、物理的には、CPU(中央処理装置)、メモリといった記憶装置、キーボートやプッシュボタンといった入力装置、ディスプレイといった表示装置、アンテナ等を備えて構成される。無線端末10としては、携帯電話といった移動通信端末、PDA(Personal Digital Assistants)といった携帯情報端末など近距離無線による情報通信可能な機器が広く適用可能である。
【0021】
次に、無線端末10の機能的な構成について説明する。図2は、無線端末10の機能的な構成を示すブロック図である。無線端末10は、機能的には、探索要求情報生成部(探索要求情報生成手段)12と、探索指示情報生成部(探索指示情報生成手段)14と、トークン処理部(トークン処理手段)16と、探索指示情報出力制御部(探索指示情報出力制御手段)18と、無線通信部(無線通信手段)20とを備えて構成される。
【0022】
探索要求情報生成部12は、アクセスポイント2との通信品質を監視する。この通信品質とは、例えばアクセスポイント2から送信される電波の受信レベルが利用できる。探索要求情報生成部12は、この通信品質が劣化した場合に、良好な品質で通信を実現可能なアクセスポイント2を探索する探索処理を要求する旨の探索要求情報を生成する。探索要求情報生成部12は、この探索要求情報を探索指示情報生成部14に出力する。
【0023】
探索指示情報生成部14は、探索要求情報生成部12から出力される探索要求情報を受け取る。探索指示情報生成部14は、この探索要求情報を受け取ると、探索要求情報生成部12によって取得されている上記の通信品質に応じて、探索処理の頻度を設定する。探索処理の頻度は、通信品質の良否によって設定することができる。通信品質が悪い場合は、探索処理を行う時間間隔を短くし、通信品質が比較的良好な場合には、探索処理の時間間隔を長くすることができる。探索指示情報生成部14は、設定した探索処理の頻度、すなわち時間間隔で、探索指示情報を生成して探索処理を指示する旨の探索指示情報を探索指示情報出力制御部18に出力する。
【0024】
次に、図3を参照してトークン処理部16について説明する。図3は、トークン処理部16による処理の概念を示す図である。トークン処理部16は、所定の時間に対応付けられたトークンを所定数蓄積可能な容量のバッファからなるトークンバケツ30に、トークン32を一定時間毎に所定数補充する処理を行う。トークン処理部16は、トークンを補充することによってトークンバケツ30の蓄積容量を超える場合には、蓄積容量を超えるトークンを破棄する。
【0025】
図1に戻り、探索指示情報出力制御部18は、探索指示情報生成部14によって出力される探索指示情報を受け取り、無線通信部20にその探索指示情報を出力するか否かを制御する。図3に示す参照符号38の制御部は、探索指示情報出力制御部18に対応するものである。図3に示すように、探索指示情報出力制御部18は、探索指示情報生成部14によって出力される探索指示情報を入力36として受け取り、探索処理1回当たりに要する時間に相当するトークンの数を導出する。探索指示情報出力制御部18は、トークンバケツ30に導出した数以上のトークンが蓄積されている場合には、その数のトークン40を取り出して、上記の探索指示情報を出力42として、無線通信部20に出力する。一方、トークンバケツ30に、導出された上記の数のトークンが残っていない場合に、探索指示情報出力制御部18は、上記の探索指示情報を廃棄する。なお、探索指示情報出力制御部18は、上記のように導出された数のトークンがトークンバケツ30に残っていない場合には、トークンバケツ30にその数のトークンが補充されるまで待って、探索指示情報を無線通信部20に出力しても良い。
【0026】
ここで、上述した探索処理に要する時間は、無線端末10が採用する探索処理に応じて決定される。無線端末10が採用する探索処理は、無線端末10がアクセスポイント2から送信されるビーコン信号を受信することによってアクセスポイント2を探索するパッシブスキャニングであっても良く、無線端末10からポーリングリクエストを送出することによってアクセスポイント2から送信されるポーリングレスポンスに基づいてアクセスポイントを探索するアクティブスキャニングであっても良い。
【0027】
無線通信部20は、アクセスポイント2との通信を行う。無線通信部20は、探索指示情報出力制御部18によって探索指示情報が出力された場合に、上述の探索処理を行う。無線通信部20によって探索処理が行われると、無線端末10は良好な通信を維持できるアクセスポイント2に接続を切り替えるハンドオーバ処理を行う。
【0028】
以下、本実施形態にかかる1の動作について説明し、併せて本発明の実施形態にかかる待ち受け制御方法について説明する。図4は、実施形態にかかる待ち受け制御方法のフローチャートである。この待ち受け制御方法では、トークン処理部16が、所定数のトークン32をトークンバケツ30に蓄積する処理を並列して行っているものとする。
【0029】
この処理状態において、まず、探索要求情報生成部12が、アクセスポイント2と無線端末10との通信品質を監視し、通信品質が劣化している場合に、探索要求情報を生成する(ステップS1)。探索要求情報生成部12によって探索要求情報が生成されると、探索指示情報生成部14は、上記の通信品質に応じて、探索処理を行う頻度を設定する(ステップS2)。探索指示情報生成部14は、上記の頻度に応じた時間間隔で上述の探索指示情報を生成し、この探索指示情報を探索指示情報出力制御部18に出力する(ステップS3)。探索指示情報出力制御部18は、探索指示情報生成部14によって探索指示情報が出力されると、探索処理に要する時間をトークンの数に変換し(ステップS4)、トークンバケツ30にその数のトークンが蓄積されているか否かを判断する(ステップS5)。探索指示情報出力制御部18は、トークンバケツ30に上記の数のトークンが蓄積されていない場合には、探索指示情報を廃棄する(ステップS6)。なお、上述したように、探索指示情報出力制御部18は、探索指示情報を廃棄せずに、トークンバケツ30に上記の数のトークンが補充されるまで待って、探索指示情報を無線通信部20に出力しても良い。
【0030】
一方、探索指示情報出力制御部18は、トークンバケツ30に上記の数のトークンが蓄積されている場合には、トークンバケツ30からその数のトークンを取り出し(ステップS7)、探索指示情報を無線通信部20に出力する(ステップS8)。無線通信部20は、探索指示情報出力制御部18から探索指示情報が出力されると、探索処理を行う(ステップS9)。
【0031】
次に、無線端末10に上述した待ち受け制御を実現させる待ち受け制御プログラム100について説明する。図5は、待ち受け制御プログラム100のモジュール構成を示す図である。待ち受け制御プログラム100は、処理を統括するメインモジュール101と、探索要求情報生成モジュール102と、探索指示情報生成モジュール104と、トークン処理モジュール106と、探索指示情報出力制御モジュール108と、無線通信モジュール110とを備えて構成される。待ち受け制御プログラム100では、探索要求情報生成モジュール102が上記の探索要求情報生成部12の機能を、探索指示情報生成モジュール104が上記の探索指示情報生成部14の機能を、トークン処理モジュール106が上記のトークン処理部16の機能を、探索指示情報出力制御モジュール108が探索指示情報出力制御部18の機能を、無線通信モジュール110が上記の無線通信部20の機能を、それぞれ無線端末10に実現させる。
【0032】
以下、本実施形態にかかる無線端末10の作用及び効果を説明する。無線端末10においては、所定時間に対応付けられたトークンを所定数蓄積可能なトークンバケツ30に、一定時間毎に所定数のトークンを蓄積する処理がトークン処理部16によって行われる。探索指示情報出力制御部18は、探索処理に要する時間に相当する数のトークンがトークンバケツ30に存在する場合には、上記の探索指示情報を無線通信部20に出力する。一方、探索処理に要する時間に相当する数のトークンがトークンバケツ30に存在しない場合には、探索指示情報出力制御部18は、上記の探索指示情報を廃棄する。なお、上述したように、探索指示情報出力制御部18は探索指示情報を廃棄せず、トークンバケツ30に必要な数のトークンが補充されるまで待って、無線通信部20に探索指示情報を出力しても良い。このように無線通信部20への探索指示情報の出力が管理される結果、アクセスポイントの探索処理のために無線通信部20が動作している時間の平均は、トークンバケツ30に一定時間ごとに補充されるトークンの数に相当する時間に保たれる。したがって、無線端末10は、アクセスポイントの探索処理のために無線通信部20の動作に消費される電力を所定量以下に制御しつつ、探索処理を実行することができる。
【0033】
また、探索指示情報生成部14が、探索要求情報生成部12によって監視されるアクセスポイント2との通信品質に応じて探索指示情報を生成する時間間隔を制御するので、無線端末10は更に、アクセスポイント2との通信品質に応じてアクセスポイントの探索処理の頻度を制御することができる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、無線端末は、アクセスポイントの探索処理のために無線通信手段の動作に消費される電力を所定量以下に制御しつつ、探索処理を実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、実施形態にかかる無線端末が利用される通信システムを示すブロック図である。
【図2】図2は、実施形態にかかる無線端末の機能的な構成を示すブロック図である。
【図3】図3は、トークン処理の概念を説明する図である。
【図4】図4は、実施形態にかかる待ち受け制御方法のフローチャートである。
【図5】図5は、実施形態にかかる待ち受け制御プログラムのモジュール構成を示す図である。
【符号の説明】
10…無線端末、12…探索要求情報生成部、14…探索指示情報生成部、16…トークン処理部、18…探索指示情報出力制御部、20…無線通信部、30…トークンバケツ

Claims (12)

  1. アクセスポイントの探索処理を指示する旨の探索指示情報を生成する探索指示情報生成手段と、
    所定時間に対応付けられたトークンを所定数蓄積する容量を有するバッファからなるトークンバケツに、前記トークンを一定時間毎に所定数補充するトークン処理手段と、
    前記探索指示情報生成手段によって前記探索指示情報が生成され、前記探索処理を行う所定の探索時間に対応する数の前記トークンが前記トークンバケツに存在する場合に、当該数の前記トークンを前記トークンバケツから取り出すと共に、前記探索指示情報を出力する探索指示情報出力制御手段と、
    前記探索指示情報出力制御手段によって出力される前記探索指示情報に基づいて、前記探索処理を行う無線通信手段と
    を備える無線端末。
  2. 前記探索指示情報出力制御手段は、前記探索処理を行う所定の探索時間に対応する数の前記トークンが前記トークンバケツに無い場合に、前記探索指示情報を廃棄することを特徴とする請求項1に記載の無線端末。
  3. 前記探索指示情報出力制御手段は、前記探索処理を行う所定の探索時間に対応する数の前記トークンが前記トークンバケツに無い場合に、前記トークン処理手段によって当該数の前記トークンが前記トークンバケツに補充されるまで、前記探索指示情報の出力を保留することを特徴とする請求項1に記載の無線端末。
  4. アクセスポイントとの通信品質を監視すると共に、当該通信品質に基づいて前記探索処理を要求する旨の探索要求情報を生成する探索要求情報生成手段を更に備え、
    前記探索指示情報生成手段は、前記探索要求情報生成手段によって生成される探索要求情報と、前記通信品質とに基づいて、前記探索処理を行う頻度を設定すると共に、当該頻度に応じた時間間隔ごとに前記探索指示情報を生成する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の無線端末。
  5. 無線端末における待ち受け制御方法であって、
    探索指示情報生成手段が、アクセスポイントの探索処理を指示する旨の探索指示情報を生成する探索指示情報生成ステップと、
    トークン処理手段が、所定時間に対応付けられたトークンを所定数蓄積する容量を有するバッファからなるトークンバケツに、前記トークンを一定時間毎に所定数補充するトークン処理ステップと、
    探索指示情報出力制御手段が、前記探索指示情報生成手段によって前記探索指示情報が生成され、前記探索処理を行う所定の探索時間に対応する数の前記トークンが前記トークンバケツに存在する場合に、当該数の前記トークンを前記トークンバケツから取り出すと共に、前記探索指示情報を出力する探索指示情報出力制御ステップと、
    無線通信手段が、前記探索指示情報出力制御手段によって出力される前記探索指示情報に基づいて、前記探索処理を行う無線通信ステップと
    を備えることを特徴とする待ち受け制御方法。
  6. 前記探索指示情報出力制御ステップにおいて、前記探索指示情報出力制御手段は、前記探索処理を行う所定の探索時間に対応する数の前記トークンが前記トークンバケツに無い場合に、前記探索指示情報を廃棄することを特徴とする請求項5に記載の待ち受け制御方法。
  7. 前記探索指示情報出力制御手段は、前記探索処理を行う所定の探索時間に対応する数の前記トークンが前記トークンバケツに無い場合に、前記トークン処理手段によって当該数の前記トークンが前記トークンバケツに補充されるまで、前記探索指示情報の出力を保留することを特徴とする請求項5に記載の待ち受け制御方法。
  8. 探索要求情報生成手段が、アクセスポイントとの通信品質を監視すると共に、当該通信品質に基づいて前記探索処理を要求する旨の探索要求情報を生成する探索要求情報生成ステップを更に備え、
    前記探索指示情報生成手段は、前記探索要求情報生成手段によって生成される探索要求情報と、前記通信品質とに基づいて、前記探索処理を行う頻度を設定すると共に、当該頻度に応じた時間間隔ごとに前記探索指示情報を生成する
    ことを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の待ち受け制御方法。
  9. 無線端末を、
    アクセスポイントの探索処理を指示する旨の探索指示情報を生成する探索指示情報生成手段と、
    所定時間に対応付けられたトークンを所定数蓄積する容量を有するバッファからなるトークンバケツに、前記トークンを一定時間毎に所定数補充するトークン処理手段と、
    前記探索指示情報生成手段によって前記探索指示情報が生成され、前記探索処理を行う所定の探索時間に対応する数の前記トークンが前記トークンバケツに存在する場合に、当該数の前記トークンを前記トークンバケツから取り出すと共に、前記探索指示情報を出力する探索指示情報出力制御手段と、
    前記探索指示情報出力制御手段によって出力される前記探索指示情報に基づいて、前記探索処理を行う無線通信手段と、
    として機能させる待ち受け制御プログラム。
  10. 前記探索指示情報出力制御手段は、前記探索処理を行う所定の探索時間に対応する数の前記トークンが前記トークンバケツに無い場合に、前記探索指示情報を廃棄することを特徴とする請求項9に記載の待ち受け制御プログラム。
  11. 前記探索指示情報出力制御手段は、前記探索処理を行う所定の探索時間に対応する数の前記トークンが前記トークンバケツに無い場合に、前記トークン処理手段によって当該数の前記トークンが前記トークンバケツに補充されるまで、前記探索指示情報の出力を保留することを特徴とする請求項9に記載の待ち受け制御プログラム。
  12. 無線端末を、
    アクセスポイントとの通信品質を監視すると共に、当該通信品質に基づいて前記探索処理を要求する旨の探索要求情報を生成する探索要求情報生成手段として更に機能させ、
    前記探索指示情報生成手段は、前記探索要求情報生成手段によって生成される探索要求情報と、前記通信品質とに基づいて、前記探索処理を行う頻度を設定すると共に、当該頻度に応じた時間間隔ごとに前記探索指示情報を生成する
    ことを特徴とする請求項9〜11のいずれか1項に記載の待ち受け制御プログラム。
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