JP3712922B2 - データ処理システムにおいて独立したデータコピーを行う方法 - Google Patents

データ処理システムにおいて独立したデータコピーを行う方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、全体的にはデータ処理システムにおけるデータ記憶装置に関し、さらに詳細には、一方の記憶装置から他方の記憶装置へデータをコピーする方法に関する。
【0002】
【従来技術】
従来、1つの場所、一般には「ソース場所」から第2の場所つまり「宛先場所」へデータをコピーすることはよく知られている。ある状況では、コピーすることでデータの重複を引き起こすことがある。別の状況では、複数のコピーを提供することにより、同数の独立したアプリケーションやプロセスがコピーされたデータを独立に処理することができる。
【0003】
従来のある手法において、特にパーソナルコンピュータ使用時によく知られているように、コピーは、別の論理ボリューム間で、または同じ論理ボリュームの別のディレクトリー間でファイル単位で行われている。従来の装置は、コピーされるソースとファイルへのパス、および宛先場所へのパスを指定する「コピー」コマンドを使用している。その後、プロセッサはソースから宛先場所にデータをコピーする。コピー中には、アプリケーションはソース場所あるいは宛先場所のどちらにあるデータにもアクセスできない。
【0004】
大型で複雑なデータ記憶装置を含む別のシステムにおいて、アプリケーションは複数のホストプロセッサに作用することができる。そのような装置は多くの場合、他のホストアプリケーションと無関係にコピーを行う能力を備えている。すなわち、データがソースから宛先へコピーされている間に、他のプログラムやプロセスはソースおよび宛先ファイル場所以外の場所にあるデータに作用することができる。しかし、このようなシステムでは、コピーが完了するまでソースファイルおよび宛先ファイルへの如何なるアクセスも阻止されている。
【0005】
米国特許出願番号08/842,953は、ある論理ボリュームのデータが第2の論理ボリュームに変換でき、それにより論理ボリューム内の全てのファイルとレコードを含む論理ボリュームのコピーを提供するという、別の方法を開示している。この処理はプロセッサの処理とは無関係に行われるので、コピーコマンドがプロセッサに過度の負荷をかけることがなく、他のプロセッサがデータ記憶装置内の他のデータを処理する能力をそこなうことがない。しかし、コピー処理中には、前記米国特許出願番号第08/842,953において標準およびBCV論理ボリュームとし形成されているソースと宛先の論理ボリュームの両者は、如何なる他のプロセスもコピーにアクセスできないようにしている。
【0006】
そのようなシステムでは、データは物理または論理アドレスによって認識される。物理アドレスはデバイス番号、トラック番号およびレコード番号の認識を含んでいる。論理アドレスは、論理ボリューム、ファイルおよび、ある場合にはレコードに関連している。これらの要素の各々は、等級の違いを表す「細分度」を有している。物理デバイスの細分度については、もっとも粗いものからきめの細かいものまで、物理ディスク、トラック、セクターおよびレコードとして分類されており、論理デバイスでは、要素分類は論理デバイス、ファイルおよびレコードである。
【0007】
前記米国特許出願番号08/842,953において、コピーは論理ボリューム、つまりもっとも粗い細分度で行われる。ファイルのようによりきめの細かい細分度でデータの集合を変換することのみが要求される場合には、そのような論理ボリュームの変換は不要な遅延を招くことになる。したがって、必要なことは、コピー処理を開始するコピーコマンドの処理の際に最小の遅れでもって、更に、異なるアプリケーションにより処理するためのソースおよび宛先場所の両方の利用可能でもって、如何なるプロセッサ処理とも無関係にデータをソースから宛先へコピーする方法である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の目的は、データ記憶装置内でソースから宛先へデータをコピーする改良された方法を提供することである。
本発明の別の目的は、如何なるホストプロセスとも本質的に独立して、データをソース場所から宛先場所へコピーする改良された方法を提供することである。
さらに、本発明の別の目的は、ソース場所に作用するプロセスの相互作用と、宛先場所については処理の開始に対して、最小限の妨げでもってデータをソースから宛先へコピーする改良された方法を提供することである。
さらにまた、本発明の別の目的は、ファイルのようなデータのサブセットをソースから宛先装置へ、通常論理ボリュームによる変換のような、より粗い細分度のデータを変換するシステムにおいてデータを変換する方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明によるデータ処理システムは、ホストアプリケーションの処理中にコマンドを生成するホストデバイスを備えている。ホストアプリケーションは、データを所定のソース格納場所から所定の宛先格納場所へコピーする処理を開始するコマンドを生成することができる。この方法は最初は所定のソース格納場所のリストと、所定の宛先格納場所のリストとを生成することにより、処理環境を確立する。その後、コピーが行われたことを示すメッセージがホストアプリケーションに送られ、すぐにソースおよび宛先格納場所が利用可能になる。その後、命令された方法でデータのコピーが所定の格納場所から始まり、命令は、データを所定の各ソース場所から所定の各宛先場所へコピーすることを、データが転送されたことを示すリストを更新することを含んでいる。
【0010】
添付の請求項は、本発明の主題を詳しく示し、明確に主張している。本発明の種々の目的、利点および新規な特徴は、同一の符号が同一の部位を示している添付の図面と併せて以下の詳細な説明を読むことにより更に良く理解できるであろう。
【0011】
【実施例】
図1には、1つまたはそれ以上のホスト装置を有するホストアレイ21がオペレーションを制御する、データ処理システム20が示されている。各ホスト装置はプログラムを処理するようになっており、以下の説明において「ホストアプリケーション」は、特定のアプリケーションプログラム、手順、プロセス、モジュールまたはホストで処理される同様のものを意味している。図1は、このような2つのアプリケーション、つまりホストAPP Aアプリケーション22とホストAPP Bアプリケーション23とを示している。
各ホストアプリケーションは、単一または並行バス構造を含むいくつかの公知の形態をとることができるシステムバス25上で、データ記憶装置内に格納されているデータにアクセスして処理を行う。本説明の目的上、データ記憶装置24はホストAPP Aアプリケーション22またはホストAPP Bアプリケーション23のいずれかで処理できる、全てのデータを格納できるとみなすことができる。
【0012】
本発明は、種々の形式および構成の多数のディスク記憶装置にて実施できる。以下の説明は、特定のデータ記憶装置24、つまりシメトリックディスクアレイ記憶装置(DASD)に関連してなされている。しかし、本発明を実施するものとして、特に説明した実施例を他の装置に適合することは当業者であれば容易に理解できる。
【0013】
データ記憶装置24としてのシメトリックディスクアレイ記憶装置は、互いに通信を行うとと共に、一連のディスクアダプターや物理ディスクドライブとも通信を行うホストアダプター26とキャッシュメモリ27とを有している。例えば、図1には、論理ボリューム31を含む、1つまたはそれ以上の論理ボリュームを格納する物理ディスクアレイを有する第1のディスクアダプター(DA)30、論理ボリューム33を含むディスクアダプター32、論理ボリューム35を含むディスクアダプター34が示されている。データ構成は全く随意的である、本発明の説明の目的上、物理デバイスは論理ボリュームを格納すると想定する。しかし、従来から知られているように、論理ボリュームは、単一の物理デバイスの一部、物理デバイスの全部、複数の物理デバイスの一部、または複数の物理デバイスの全部を備えることができる。更に、このような論理デバイスは別個のデータセットやファイルを含むことがでいる。図1には、連続データトラックの1つのセットにある第1のファイル36と、連続データトラックの2つの分かれたセット37Aと37Bに置かれているファイル37が示されている。
【0014】
本発明によれば、ファイル36を論理ボリューム33の所定のファイル場所40へ転送し、ファイル37を論理ボリューム35の連続場所41のセットへ転送するために論理ボリューム31内の全てのデータを転送する必要はない。むしろ、本発明によれば、ファイル36にあるデータだけが論理ボリューム33へ転送され、ファイル37にあるデータだけが論理ボリューム35の特定の場所に転送されるのである。
上記2つの特定の転送の目的のために、論理ボリューム31はソースであり、故にソースデバイス31と呼ばれ、一方で論理ボリューム33と35は宛先であるのでDEST Aデバイス33およびDEST Bデバイス35と呼ばれる。
【0015】
HOST APP Aアプリケーション22がファイル36のデータを処理すると想定する。そのアプリケーション、または要求ホストアプリケーションとしての他の全てのアプリケーションは、HOST APP Bアプリケーション23での使用のためにDEST Aデバイスにある記憶装置40にそのファイルのコピーを作る必要性を決定できる。要求ホストアプリケーションは、例えばファイル36と、DEST Aデバイス33にある記憶装置40のような、そのファイルの宛先といったソースデバイスのファイルを認識する特別なコピーコマンド(例えばFILE SMMFコマンド)を実行することでこの結果をもたらすようになっている。
【0016】
要求ホストアプリケーションとホストアダプター26とは、図5において更に詳しく説明するように、転送のための環境を確立するために相互に作用する。通常数ミリセカンドである、環境を確立するために必要な時間の間に、ソースデバイス31とDEST Aデバイス33とはロックされている。つまり、これらは要求ホストアプリケーションを含む如何なるホストアプリケーションであっても利用することができない。しかし、環境が確立されて、ホストアダプターがコピーをするための内部コマンドを生成すると即座にソースデバイス31とDESTAデバイス33とは全てのホストアプリケーションと通信を行えるようになる。例えば、HOST APP Aと、HOST APP Bのアプリケーション22と23は、ファイル36および格納場所40にあるコピーと相互に作用することができる。
【0017】
環境が確立された直後には、DEST Aデバイス33には有効データが存在しない。しかし、以下に詳述するように、コピープログラムは順序正しくコピーを続ける。ソースデバイス31にあるファイル36へのデータ書き込み、あるいはDEST Aデバイス33中の格納場所にあるファイルコピーのような、全てのコピーからのデータの読み書きについての如何なる試みも、データファイルの2つのコピー中のデータの完全性が維持されるよう、関連データの優先的な転送を引き起こす。
【0018】
図2は、本発明に関連するキャッシュメモリ27、特に、書き込み保留スロット42とデバイスヘッダー43についての部分を詳細に示している。書き込み保留スロットやデバイスヘッダーとしてキャッシュメモリ内のデータ構造を使用することは本技術分野では公知である。書き込み保留スロット44のような個々の書き込み保留スロットは、データブロック46のデータがその後に続いているヘッダー45を含んでいる。通常このデータブロックは1つの物理トラックのデータを含むことができる。各ヘッダー45は、書き込み保留スロット42の1つから物理ディスクドライブの或る場所へのデータの書き込み処理またはデステージ(destaging)の必要性を示すWPフラグ46を含んでいる。一旦データがキャッシュメモリ27から、例えばソースデバイス31といった対応するデータ記憶装置へ転送されると、システムはそのスロットについてのWPビット46をクリアする。各ヘッダーは本発明に関係のない別の情報を含んでいるが、ここには示していない。
【0019】
デバイスヘッダー43は、シメトリックDASDの各論理デバイスについて1つのエントリーを含んでいる。このような3つのエントリー、つまりデバイス31にエントリー47、デバイス33にエントリー48、デバイス35にエントリー50が示されている。これらの各エントリーは同一構成である。つまり、デバイスエントリー47は、デバイス31中にヘッダー51と各シリンダーに対して複数のエントリーを含んでいる。3つの特定エントリ、つまりシリンダー0エントリー52、シリンダー1エントリー52およびシリンダーnエントリー54が示されている。ヘッダーは図2に示されるように構造すなわちブロック55を有しており、以下に詳述されている。例えばシリンダー0エントリー52といった各シリンダーエントリーは、各々の場所がシリンダー内で特定のトラックに割り当てられたトラックIDテーブル55を定義する場所ブロックを示す。2つのトラックエントリーがトラックIDテーブル55中に示されている。つまりトラック0エントリー56とトラックEエントリー57であり、個々の物理デバイスについて各シリンダーは15のデータトラックから構成されている。
【0020】
デバイスエントリー48は、ヘッダー61とシリンダーエントリーとを含むブロック60から構成されている。図2は、トラックIDテーブル63を認識するシリンダー0エントリー62を含んでいる3つの特定のシリンダーエントリーを示している。トラックIDテーブル63は、本特定の実施例において3つのエントリー、つまりトラック0エントリー64、トラック1エントリー65およびトラックEエントリー66とを含んでいる。ブロック60中に追加のシリンダーエントリーを含むこともできる。図2は、そのようなエントリー、つまりシリンダー1エントリー67とシリンダーmエントリー68を示している。後述のようにn=mまたはn≠mである。DEST Bデバイスエントリー50は類似構造をもつことができる。
【0021】
さらに図2を参照すると、ソースデバイス47のヘッダーブロック51は、特定のデバイスがソースデバイスか、又は宛先デバイスとして作用しているか否かで異なって解釈され得る、種々の情報アイテムを含んでいる。図2は、ヘッダ−ブロック51がエクステント・トラック・ポインタ70、セッションIDエントリー71、要求バッファ72、FSMFフラグ73およびパスワードエントリー74を含んでいる特定の装置を示している。ヘッダー51がソースデバイスと関連づけられる場合、パスワードエントリーは所定値をもつことができる。この値は、図3で詳述されるエクステント・トラック75へのアドレスを含み、ヘッダー76と1つまたはそれ以上のエクステント・バッファ77で構成されているので、エクステント・トラック・ポインタ70を定義するものである。ヘッダー75とエクステントバッファ77との詳細は後述する。FSMF73はデバイスが本発明で使用されているような宛先デバイスであるか、または米国特許出願番号08/842,953に開示されているBCVデバイスであるかを示すものである。
【0022】
ホストプロセッサーアレイ21と独立に作動するコピープログラムは、本発明に重要な構成要素である。このプログラムは、図4に示される特定のデータ構造を有し、コマンドに応じて作動する。この構造は、その要求がソースデバイスから生じたものか、あるいは宛先デバイスから生じたものかによって別のエントリーを包含できる。宛先デバイス処理についての要求の場合には、ブロック81はソースデバイス番号を含み、ブロック82は開始エクステントのレコード番号を含み、ブロック83は終了エクステントのレコード番号を含む。ソースデバイスについての要求の場合には、ブロック81は宛先デバイス番号を含み、ブロック82は宛先デバイス用のシリンダーアドレスを含み、ブロック83は宛先デバイス用のヘッド認識名を含む。
【0023】
本実施例において、いずれの形態であっても要求は、データがソースから宛先デバイスへコピーされる処理を開始するようにソースデバイスに関連づけされているディスクアダプター内に置かれた、例えばディスクアダプター30の中のコピープログラム84といったコピープログラムを命令する。
【0024】
図5から図10に示されている処理を参照すると、ファイルSMMFコピーコマンドは以下の処理段階を生じるとみなすことができる。
1.要求ホストアプリケーションが、「ファイルSMMF」コマンドを送出すると始まり、コピーコマンドが処理されたという応答が要求ホストアプリケーションに送られたときに終了する第1の段階。この段階中に、要求ホストアプリケーション、ホストアダプダーおよびソースデバイスアダプタは、要求ホストアプリケーションによって定められた場所にあるエクステント・トラックに格納するための、図3で示されるようなエクステント・トラック構造を生成する。例えば、要求ホストアプリケーションは、その後、如何なるデバイスによってもアクセスできる図1のソースデバイス31中のトラック85にエクステントトラックを割り当てることができる。最大の効果をあげるために、要求ホストアプリケーションは更に、エクステント・トラックも処理中にキャッシュメモリにあるようパラメータを設定できる。
2.コピー処理の要求が送出されて始まり、全てのデータがコピーされて終了する第2段階。この段階中に、ソースデバイス中にあるコピープログラムは、選択された宛先格納場所に、トラック毎にデータを複製する。更に詳細には、ファイルSMMFコマンドがファイル36をソースとして、場所40を宛先として認識すると、ファイル36の各トラックは順に場所40へ転送される。ファイルSMMFコマンドがファイル37を認識すると、コピープログラムはソースデバイス31中の2つの非連続位置37Aと37Bを、デバイス35DEST Bの連続トラック場所41ヘ転送する。この段階の際に、ソースまたは宛先デバイスのデータへのアクセスの如何なる試みも迅速に行われる。
3.コピー処理を変更または終了できる変更/終了段階。
【0025】
シメトリックスDASDデータ記憶装置システムにおいて、ホストアダプター26のような各ホストアダプターと、ディスクアダプター30、32,34のようなディスクアダプターとが、ホストアダプター26のコントローラー86、ディスクアダプター30のようなコントローラー87、ディスクアダプター32のコントローラー88、ディスクアダプター34のコントローラ89のようなコントローラーを備えている。この各コントローラーは類似の構造であり、独自のランダムアクセスメモリを含み、キャッシュメモリへアクセスするマイクロプロセッサを備えている。
【0026】
図5から図9は、第1処理段階に行われるステップと手順を、図8から図10は第2処理段階を、図11と図12は第3処理段階を示している。本発明を理解するために、まず最初に図1のファイル36を記憶装置40に転送することに関する発明を説明し、その後に別の複雑なコピー処理について示すことが有用である。
【0027】
要求ホストアプリケーションがファイル36を記憶装置40へコピーをしようとする場合、要求ホストアプリケーションは、データ記憶装置24と、特にホストアダプター26のコントローラ86とソースデバイスとされたディスクアダプター30のコントローラ87のような、ソースと関連するアダプターコントローラとデバイスコントローラと相互に作用するよう、図5のプロセス90を開始する。ステップ91において、要求ホストコントローラは1つのトラックをエクステント・トラックとして割り当てる。コントローラ87はステップ92を用いてそのエクステント・トラックを割り当て、の要求ホストアプリケーションへ返送されるそのトラックへのポインタを生成する。要求ホストアプリケーション中のステップ93は、図2に示されているソースデバイス31についてのヘッダー55のブロック70のような、ソースデバイスヘッダ構成にポインタを置く。
【0028】
ステップ94において、要求ホストアプリケーションはセッションIDを生成する処理を開始する。ホストアダプタ26のコントローラ86のようなホストアダプターコントローラは、そのセッションIDを確立することによってステップ95で応答する。更に詳細には、プロテクションビットを含むデータブロックは、各トラックIDテーブルと関連している。データブロックは、各トラックに一行で、各セッションに一列の2次元の配列とみなすことができる。シメトリックスディスクアレイ記憶装置において、各行は2バイト幅で最大16セッションを定義するものである。このアレイはPBヘッダー96として各トラックIDテーブルに置かれている。以下の説明において、特定のPBビット位置は、xがシリンダ内のトラックを示し、yがセッション番号を示すPB(x、y)の形態で認識できる。ステップ95において、セッション作成中にコントローラ87は、どの「y」列が利用できるかを判定する。一つが利用できる場合、コントローラ87は選択されたPBビット列に関連するセッション認識番号を確立する。この割当は、ソースおよび宛先デバイスに関連する各PBヘッダ96に適用される。個別のセッションを確立することで、部分的に重なる領域があっても、並行して進めることができる複数のコピー処理が可能になり、例えば、ファイル36をDEST Aのデバイス33へコピーし、ファイル36を含む別の集合を別の指定デバイスへコピーしたいというような場合である。
【0029】
セッションが確立されてPB列ビットが決定されると、制御は、要求ホストアプリケーションがエクステント・トラックを確立するステップ97へ進む。最初に、要求ホストアプリケーションは、この特定のセッションへ割り当てられたエクステント・トラック85のような、エクステント・トラックを読み取る。最初の段階において、エクステント・トラックにはデータがない。しかしながら、以下で理解できようにステップ97の処理は所定セッション中に繰り返すことができる。つまり、ステップ97は、新しいコマンドに必要な新しいエクステントを追加したり、以前に規定された無効のエクステントを削除するというような種々のハウスキーピング処理を行う。
【0030】
次に、要求ホストアプリケーションは、エクステント・リストを再分類する。特定の装置において、エクステント・リストには分類フィールドとしてシリンダーブロックヘッド方式のアドレスが含まれている。つまり、処理を探索するために最小要求で最も効率的なデータ転送が、シリンダーおよびトラックによって命令される。その後、ステップ97で図3に示される構成に従ってエクステント・トラックが形成される。
【0031】
図3を参照すると、エクステント・トラックのヘッダー76は、エクステント・トラックがロックされているかどうかを示すロックステータスエントリーを含んでいる。複数のホスト環境において、SMFIDエントリ101は、エクステント・トラック75を生成したり、最新更新したりするホストアプリケーションを認識する。エントリ102は、エクステント・トラック75に含まれるエクステント・バッファ77の番号を認識する。ブロック103は、図1のソースデバイス31のようなソースデバイスを認識する。パスワードエントリ104は、ホストソースまたは宛先デバイスが要求を確認できるようにする。TODフィールド105は、エクステント・トラックが形成され時間を含んでいる。この情報はホストアプリケーションによって利用可能である。フィールド106は、1つの実施例においてトラック中の最初のレコード示す、常時ゼロの最初のエクステントを示している。最後のエクステントエントリ107は、最初のエクステントエントリ106のエクステントに関連する最後に使用されたエントリを認識するものである。PBオフセット・ベクトルエントリ108は、最初と最後のエクステント要素、あるいは特定のセッションのバッファを認識するエントリの番号を含んでいる。他のエントリも同様にヘッダ75に含まれているが、エントリ101と105と同様に、それらはホスト処理の制御情報を提供するものであり本発明には関連しない。
【0032】
図3のエクステント・トラック75のような、各エクステント・トラックは更に、エクステントバッファ77のような、1つあるいはそれ以上のエクステント・バッファを含んでいる。要求ホストアプリケーションのコマンドが、ソースデバイス31のファイル36をDEST Aデバイス33の場所40へ転送するものである場合、エクステント・トラックには唯一のエクステントバッファが含まれる。このエクステントバッファ77は、本発明の見地から、ソース開始場所110を含む一定の情報を有している。本特定の装置において、これはリンダ・ブロック・ヘッダ・アドレス方式の開始場所である。エントリ111は、エクステントのコピー処理に含まれるトラック番号、すなわち、ファイル36のトラックの全番号を含んでいる。保護ビットオフセットエントリ112は、セッションに合わせて調整される特定のPB列位置を認識する。
【0033】
各エクステントバッファ77は、エクステント・トラックが最初に書き込まれた時に設定されるNWE EXTENTフラグ、特定のエクステントの削除が要求されたときに設定されるREMOVE EXTENTフラグ、およびソースデバイスコントローラによって設定されるINVALID EXTENTフラグを含んでいるフラグフィールド113を有している。フラグフィールドは、本特定の発明とは関連しない目的で使用されるの別のフラグを含んでいる。
【0034】
エントリ114と115は集合的に宛先デバイスを定める。特に、エントリ115は宛先デバイス番号を定め、一方でエントリ114はDEST Aデバイス33における格納場所の初期場所を定める。エントリ116はセッションIDを格納し、エントリ117はエクステントバッファ77内の全ての先行するバイトについてのEXTENT CRCコードを含んでいる。
【0035】
図5に戻ると、ステップ97で一旦エクステント・トラックが作成されると、エクステント・トラックをトラック85へ書き込み、その後、データ記憶装置24への転送を要求する確立エクステントシステムを実行する。その後に、要求ホストアプリケーションは、ステップ120で示される待機状態になる。
【0036】
待機状態120の間に、データ記憶装置24と、特に宛先デバイスコントローラ88は、図6に示されているように環境を確立してコピー処理を開始するよう応答する。一旦この処理がステップ121において終了すると、ステータスは要求ホストアプリケーションへ戻される。図5のステップ122は、ステータスを受け取り、どちらか一方のファイルコピーへのI/O要求を生成することを含んでいてもいなくても、要求ホストアプリケーションが処理を継続できるようにしている。例えば、要求ホストアプリケーションは、ファイル36またはDESTAデバイス33中の場所40のそのコピーへアクセスすることができる。もしくは、要求ホストアプリケーションは、HOST APP Bアプリケーション23のような第2のアプリケーションが、DEST Bデバイス33のコピー場所40といった宛先デバイスのコピーへアクセスできるようにしてもよい。
【0037】
ホストアダプター26のような、データ記憶装置24中のホストアダプターがエスタブリッシュ・エクステント・システムコールを受け取ると、宛先デバイスコントローラ88のような宛先デバイスコントローラはシステムコールを受け取り、図6のステップ123において種々のパラメーターを確認する。そのような確認としては、最初のアドレスが有効なアドレスであり、特に図3のデバイス開始場所114のデバイスヘッダーに記録されているアドレスと同じものかを確かめることを挙げることができる。更に別の多くのテストを、システムコールの状況と内容を確認するために行うことができる。
【0038】
確認したと想定すると、制御は、ホストアダプターがDEST Aデバイス31のような宛先デバイスをロックするステップ124へ進む。ステップ125において、ホストアダプターコントローラ86は、図2の要求バッファ72のATTNフラグのようなソースデバイスについての要求バッファにATTN信号を入力する。ステップ126は、宛先デバイスへのデータ転送をもたらす要求レコードを形成する。要求レコードは、図4で示されるデータ構造を有しており、ブロックつまりフィールド81のソースデバイス番号、ブロックつまりフィールド82の開始エクステントレコード番号、およびブロックつまりフィールド83の最終エクステントレコード番号とを含んでいる。
【0039】
その後、制御は図7に示される手順127に進む。宛先デバイスが物理デバイスを反映する場合には、詳述しないが当業者には公知の手順で関連のミラーデバイスを全て確実に不活性にする。ステップ130は、付加的な変動がそのエクステント・トラックで起こらないように、ステップ130において関連のエクステントトラックを選択してロックする。宛先デバイスの各トラックに対して、ステップ131は多くの機能を果たす。まず第1に、ヘッダ61の値を利用して、ヘッダー61が宛先デバイスと関連していることと、宛先デバイスと関連する各トラックの間接(IND)ビット位置132がクリアされていることとを確定する。次に、各宛先トラックに対して、ステップ131はINDフラグを設定して、キャッシュポインタへの間接アドレスを設定する。間接アドレスは、コピーされるソースデバイス中のトラックのアドレスのことである。デバイスへ書き込み中である場合、それらはクリアされる。更に詳細には、本発明のこの装置は、要求ホストアプリケーションがデータを完全に壊すような作動をすることはない。この想定に対して、如何なる書込み中の処理もコピーファイルに置かれるので無関係である。書き込み中フラグをクリアすることで、データがコピーファイルトラックを上書きすることを確実に防ぐことができる。各宛先トラックに設定されているインキャッシュフラグ133はいずれもクリアされる。この時点でシステムは、ソースデバイス31へのエクステント・トラックの転送へ影響する、書き込み中ビットをセットできる。
【0040】
一旦この全ての情報が宛先デバイスに関連するトラックIDへ転送されると、セッション列のプロテクションビットが、ステップ135においてソースデバイスに関する全てのエクステントの各トラックへセットされる。ステップ136は、図3に示されるフラグフィールド113のNEW EXTENTフラグをリセットする。その後、CRCフィールドがステップ137で更新され、エクステント・トラック75のような、エクステント・トラックがステップ132において書き込み中になるようにセットされる。宛先デバイスコントローラー88は、ステップ140を利用してステップ130においてロックされたエクステント・トラックを解除する。その後、他の確立エクステント・トラックシステムコールはエクステントトラックを変更できる。ステップ141において、宛先デバイスコントローラー88は肯定応答をソースデバイス31と関連するディスクアダプターへ送る。ステップ142は、図6のステップ126で生成された要求をキャンセルする。
【0041】
その後、制御は宛先デバイスのロックを解除する図6のステップ143へ戻る。その後、ステップ144においてホストアダプターコントローラー86はステータスをホストへ送り、ソースデバイス31のようなソースデバイスを、HOST A APPアプリケーション22のようなホストアプリケーションへ再接続する。
【0042】
ここで明らかになるように、図6と7のステップは如何なるデータの物理転送も引き起こさない。それでもやはり、宛先デバイスがステップ143においてロック解除され、ソースデバイスがステップ145において再接続される場合には、如何なるホストアプリケーションもソースデバイス31のファイルを変更する可能性があり、例えばファイル36や他の如何なるアプリケーションも、DEST Aデバイス33の場所40に格納されたファイルコピーのデータにアクセスできるのである。
【0043】
図8は、図1に示されるコピープログラムの処理を示す。ステップ150において、ソースデバイスコントローラー87が図3におけるエクステント・トラック75のような、エクステント・トラックを読み取る。ステップ151はエクステント・トラック75からのデータを最初の宛先トラック場所を得るために利用し、ステップ152は宛先デバイスを認識しており、これら2つのアイテムが、特に図1のデータ記憶装置24内の最初の宛先トラックを位置決めする。
【0044】
ステップ153は、宛先デバイスの定義されたエクステントについての各トラックに関する、図2のトラックIDテーブル63のINDフラグ132のようなINDフラグをテストするループの第1段階である。このテストは、特定のトラックをソースから宛先へコピーする必要があるか否かを決定する。本説明において以下で明らかになるように、別の機能が個々のトラックの転送に影響してしまうことがある。トラックのデータがソースデバイスから宛先デバイスへ転送されていないと、ステップ154は、制御をそのトラックをコピーするステップ155へ、例えば、ソースデバイス31のトラックから、DEST A宛先デバイスの関連する、または所定のトラックへ転送する。ステップ156は宛先デバイスのINDビットをクリアし、ステップ157は、ソースデバイス31のトラックについてのヘッダー96の関連PBビットをクリアする。
【0045】
INDフラグをクリアすることで、宛先デバイスのトラックを処理するアプリケーションがトラックをコピーすることを確実に防ぐことができる。ソースデバイスのPBビットをクリアすることで、ホストアプリケーションがソースデバイス31のトラックにアクセスしてもトラックがコピーされることを確実に防ぐことができる。ステップ160において、処理される付加的なトラックがある場合には、制御は次のトラックを認識するためにステップ161へ進み、その制御はステップ153へ戻る。
【0046】
ステップ154でINDビットがセットされていないと判定されると、コピーは行われず、制御は直接ステップ160へ進む。全てのトラックが順次確認されて、エクステントが転送されコピープログラムが終了したとみなされる。
【0047】
前述のように、第2の処理段階は、たとえデータが実際にコピーされる前に、ホストアプリケーションがソースデバイスファイル36や宛先デバイスファイル40へアクセスできても、コピー中はデータの完全性を保証する。図9は、アプリケーションからの書き込み要求に対する応答を示しており、例えば、HOSTAPP Aアプリケーション21がソースデバイス31のファイル36へ書き込みを行う場合に起こるものである。読み取り要求はデータを変更することはないので、通常通り処理される。書き込み要求については、ホストアダプター26が書き込み要求を、例えばファイル36に書き込むためにソースディスクアダプター30といったソースディスクアダプターへ送る。コントローラー87はステップ170でその要求を受け取り、ステップ171でソースデバイスと関係している関連PBビットをテストする。例えば、ソーストラックIDテーブル56の関連ヘッダー96にあるPBビットである。所定の列のPBビットはデバイスの全てのトラックに集合的に対応する。しかし、列のセットビットはコピーされるこのようなファイル、または他のデータサブセットを認識できる。つまり、PBビット位置は、ソースデバイスの所定のソース格納場所のリストを構成する。同様に、宛先デバイストラックIDテーブルのINDビット位置は、宛先デバイス中の所定の宛先格納場所のリストをもたらすのである。
【0048】
通常の処理中に、図2のトラックIDテーブル56のような、ソースデバイストラックIDテーブルのPBビットがクリアされる場合、トラックがエクステントにないか、あるいはすでに転送されているので、ステップ172はエクステントにあるか、あるいは通常の方法で書き込み処理を終了するためにステップ173へ進む。その後、ステップ174は書き込み要求を送出したホストアプリケーション、例えば図1のHOST APP A22のようなアプリケーションに肯定応答を送る。
【0049】
トラックにPBビットがセットされると、トラックはファイルに存在しており、依然転送される必要があるので、ステップ172は制御をステップ175へ進める。ステップ175は、ソースデバイスにロックがあることを保証し、ステップ176を利用して、ソースホストアプリケーションから書き込まれた単一トラックを認識しながら図8のコピープログラムを要求する。図8のコピープログラムは、ソースデバイスからの単一トラックを宛先デバイスに書き込み、さらにソースデバイスに対するトラックIDテーブルのPBビットや、宛先デバイスに対する関連INDをクリアすることによって応答する。コピープログラムが、この単一トラックの転送を完了すると、ステップ177はソースデバイスをロック解除するので、直ちに全てのアプリケーションが再度利用できるようになる。つまり、図9は、転送されたソースファイルに対する書き込み要求がホストアプリケーションから送られてきた場合に、データの完全性を保証するプロセスを示している。
【0050】
図10は、HOST APP Bアプリケーション23のようなホストアプリケーションが、宛先ホストアプリケーションとして、DEST Aデバイス33のファイルコピー40のような宛先デバイスへアクセスをしようとする場合に生じる処理を示している。宛先デバイスのコントローラ、例えば、DEST A宛先デバイス33のコントローラ88は、ステップ180で宛先ホストアプリケーションから読み書き要求を受け取る。その後、コントローラ88は、ステップ181を使って関連の宛先デバイストラックIDテーブル、例えば、トラックIDテーブル64へアクセスし、ビット位置132でINDビットをテストする。INDビット位置は、宛先トラックが図7のステップ131で設定中にエクステントの一部である場合には既にセットされている。
【0051】
INDビットがセットされると、読み取り要求の場合にはデータが最新のものであること、書き込み要求の場合にはコピープログラムが通常モードの処理において新しいデータを上書きしないことを保証する必要がある。つまり、ステップ182はステップ183へ制御を進めるのである。ステップ183は、宛先デバイスを確実にロックする。その後、ステップ184は要求をソースデバイスへ送り、ソースデバイスディスクアダプター30にあるファイル36のコピープログラムといったコピープログラムを開始する。この要求は、図4で示される基本構造をもっている。しかし、要求が宛先デバイスで起こる場合には、フィールド81は宛先デバイス番号を含んでおり、フィールド82と83とはシリンダーアドレスや、宛先デバイスのためのヘッド識別子を含んでいる。その単一トラックがコピーされると、ステップ185は宛先デバイスのロックを解除する。
【0052】
トラックのINDビットがクリアされると、トラックはエクステントにないか、またはすでにコピーされている。この条件に合致すると、ステップ182は、ステップ183、184および185を飛び越えて制御をステップ186へ進める。その後、ステップ186は読み書き処理を行い、ステップ187の宛先ホストアプリケーションへ肯定応答を送る。
【0053】
次に、終了/変更段階について言及すると、図11はエクステント・トラックからエクステント・バッファを削除するプロセスを示している。まず最初に、要求中のホストアプリケーションがステップ190を利用して図2のエクステント・トラック75のようなエクステント・トラックを読み取る。次に、要求中のホストアプリケーションが、図3のフラグフィールド113にあるような、対応するエクステント・バッファにREMOVE EXTENTフラグをセットする。これが完了すると、ステップ192がエクステント・トラックをキャッシュメモリ27へ書き込む。その後、要求中のホストアプリケーションがステップ193においてREMOVE EXTENTSシステムコールを送出する。
【0054】
ホストアダプターと宛先デバイスアダプター、例えば、ホストアダプター25と宛先デバイスアダプター30が応答する。まず最初に、ホストアダプターは図6のステップ123から126に示されているのと同じプロセスを用いて、要求レコードを、図12で示されているように応答する宛先デバイスアダプターへ送る。
【0055】
図12を参照すると、ステップ195がエクステントを選択して、対応するエクステント・トラックをロックするので、他のアプリケーションはそのエクステント・トラックを変更できない。ステップ196は、対応するエクステント・バッファのフラグフィールドにINVALID EXTENTビットをセットする。例えば、図3のフラグフィールド113のINVALID EXTENTフラグである。ステップ197は、データの完全性を維持するためにEXTENTSCRCを更新する。ステップ200において、宛先デバイスアダプターがソースデバイスの全てのPBビットをクリアする。例えば、図2のトラックIDテーブル55を有するPBヘッダーである。ステップ201は、宛先デバイスのトラックIDテーブルの全てのINDフラグをリセットする。特定の例として、トラックIDテーブル63のINDフラグ132のセットを挙げることができる。ステップ202において、宛先ディスクアダプター30のコントローラー88が、エクステント・バッファ77のフラグフィールド133のREMOVE EXTENTフラグのようなREMOVE EXTENTフラグをクリアする。ステップ203は、ソースデバイス31に更新したコピーを生成するために、ソースエクステント・トラックを書き込み状態にして、図3のEXTENT CRCフィールド117のようなEXTENT CRCフィールドを更新する。
【0056】
一旦、図12の手順が完了すると、図11のステップ204に示される待機状態にある要求ホストアプリケーションへ応答が送られる。この応答により、要求ホストアプリケーションは後続のハウスキーピングやプロセスのためにステップ205のエクステントトラックを読み取る。ステップ206において、要求ホストアプリケーションが終了したエクステントを全て削除し、その後、前述のようにステップ207でエクステント・リストを再分類する。ステップ210は更新されたエクステント・トラックをキャッシュメモリ27へ書き込む。
【0057】
ステップ211は、プロセスが完了したか否かを判定する。つまり、ソースデバイスコントローラ87は、全てのINVALID EXTENTフラグ、例えばエクステントバッファ77のフラグフィールド113にある無効エクステントフラグがセットされたか否かをテストする。セットされていれば、ステップ211は212へ進み、処理を完了する前にセッションID削除のシステムコールを送出する。そうでなければ、図11のプロセスは、システムコールを送出することなく終了するのでコピーが行われたセッションはアクティブ状態のままとなる。
【0058】
図示されていないが、特定のデバイスを削除するセッションIDシステムコールは、関連のエクステントから全てのPBビット、例えば、ソースデバイスに割り当てられたコラム位置のPBビットをクリアし、そのPBコラムやセッション位置を他に利用できるようにする。
【0059】
これまでは、ソースデバイスの一連の連続データトラックにある単一のファイルが宛先デバイスの連続トラックへ転送される処理について説明した。特に、ソースデバイス31のファイル36と、DEST A宛先デバイス33の記憶装置場所40との間の処理についてである。これと同じ手法で実行される他の多種多様な転送がある。実際には、更に複雑なデータ転送を可能にするのは前述の構成および処理である。
【0060】
例えば、図1のファイル37は、連続データトラック場所の2つの組、つまり、場所37Aと37Bにあるように示されている。ファイル37は単一のソースデバイス中にあるので、図5から図7に示されるエクステントの設定は、ヘッダ76のようなヘッダと2つのエクステントバッファ77とを有する、図5の形態のエクステントトラックを生成できる。第1のエクステント・バッファは連続トラック37Aの開始場所と、図3のフィールド110と111に対応するフィールド中のセットにおけるトラック番号を認識する。第2のエクステント・バッファは、連続トラック37Bの開始場所と、フィールド110と111に対応する連続セットのトラック番号を含むことができる。宛先開始場所、例えば宛先開始場所114は、第1のエクステントバッファ77にある場所40の開始トラック場所や、連続トラックの第2セットと関連する開始場所からの第1のエクステント中のトラック番号による番号オフセットを含んでいる。
【0061】
単一のコーピーコマンドや一連のコピーコマンドが、ファイル36を格納場所40へ、ファイル37を格納場所41へ転送するよう要求をすることもできる。この場合、エクステント・トラックの設定は、ファイル36と37の両者が同一ソースデバイスの重複しない位置にあるので、単一のエクステント・トラックを再度生成することになる。図1に示される特定の実施例において、エクステント・トラック75が3つのエクステント・バッファを含んでいる。第1のエクステント・バッファは、ファイル36を格納場所40へ転送する情報を含んでいる。第2、第3のエクステントバッファは、トラックセット37Aと37Bをそれぞれの位置と格納場所40へ転送する情報を含んでいる。
【0062】
転送は、単一セッション内でも行うことができる。例えば、図1のファイル36と37を格納場所40と41へ転送するのに加えて、デバイス33の格納場所230のファイルをデバイス35の格納場所231へ転送する要求があると想定する。このプロセスが単一エクステントトラック設定で定義される場合、デバイス43は、ファイル230を認識するデバイス33のソースデバイスエントリを付加することことにより、図2に示されるように変更される。その新しいソースデバイスは、格納場所230と宛先格納場所231を認識するエクステント・トラックを含むことができる。つまりこの特定の実施例において、論理デバイス33は、ファイル36を受け取る宛先デバイスとしてのみならず、ファイル230のソースデバイスとして動作し、本発明を実施する結果として、更に複雑な処理も依然単一セッション内で起こり得るのである。
【0063】
前述のように単一のセッションは、通常利用可能なスペースにより制限された、またはデバイスヘッダに割り当てられた所望の数の転送を行うことができる。しかし、単一のセッションは、データが重複しているファイルの転送には利用できない。例えば、図1でファイル36をDEST Aデバイスの格納場所40とDEST Bデバイス35の格納場所41の両者に転送しようとする場合には重複が起こる。ソースのエクステントが重複している場合、別々のセッションを使用する必要がある。この場合、別個のセッションが使用され、転送における如何なる両義性も解決するよう別個のPBコラム位置が割り当てられる。
【0064】
つまり本発明は、例えば完全な論理ボリュームによる転送といった、一般的に所定の荒さの細分度のデータを転送するデータ記憶装置での使用に特に適用できる方法を提供する。特に、本発明は、データサブセットを移動できるようにして無関係なデータ転送を削除するものである。更に、本発明は、これらの転送が他のホストアプリケーションに対して最小限の妨げで行われるようにしている。前述のように、ホストアプリケーションは、転送のための処理環境を確立することに専念できる。一旦その環境が確立されると、一般的に数ミリセカンドのうちに、要求ホストアプリケーションは他のプロセスを継続することが可能になる。実際の転送が起こっている間に動作を妨げることがない。アプリケーションが続行できるようにすることで、ソースにあるファイル、または宛先にあるファイルコピーのいずれかにアプリケーションによるアクセスが可能となる。コピー中に、それらの位置を含んでいる可能性のある転送が起こり得る。本システムは、データの完全性のために、その転送を更新する方法を提供するものである。更に、本方法は、ホストアプリケーションが、単一のファイルを単一の宛先へコピーするものから、データ記憶装置の中の複数の物理デバイスに置かれている複数のファイルを含むコピー要求までの範囲の複雑性を有しているコピー要求範囲を定めることができるようにしている。
【0065】
本発明は、特定のデータ記憶装置の構成を備える特定の装置に関連して説明されている。INDフラグのような特定のフラグが定義されている。図5から12は、特定の処理手順を開示している。本発明の目的がある程度または完全に達成できるのであれば、これらフラグの定義や処理手順は変更でき、他のものは特定のデータ記憶装置の構成および容量次第で省略できることが分かる。
【0066】
前述および他の変更を、本発明から逸脱することなく開示されたシステム対して行い得ることが明らかである。つまり、添付の請求の範囲は、本発明の真の精神と範疇内での変更や修正を全てカバーすることが意図されているのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実行するのに適するデータ記憶装置を備えるデータ処理システムのブロック図である。
【図2】図1で示したキャッシュメモリのより詳細な説明である。
【図3】図2のキャッシュメモリ内のエクステント・トラックのさらに詳細な図である。
【図4】本発明で有用な要求についてのデータ構造である。
【図5】コピーが行われるホストアレイとデータ記憶装置との間の相互作用を示す。
【図6】図5で示されたプロセスの一部の、より詳細なフローチャートである。
【図7】図6で示されたプロセスの一部の、より詳細なフローチャートである。
【図8】本発明に有用なコピープログラムを示す。
【図9】所定のソース格納場所への書き込み要求に対するシステムの応答を示す。
【図10】所定の宛先格納場所への読み書き要求に対する応答を示す。
【図11】エクステント・トラックを削除する手順のフローチャートである。
【図12】図11で示したプロセスの一部の、より詳細なフローチャートである。

Claims (28)

  1. ホストアプリケーションの処理中にコマンドを生成するホストデバイス(21)を備えたデータ処理システム(20)において、所定の格納場所を認識しているホストアプリケーションからのコマンドに応じて、所定のソース格納場所(36、37)から所定の宛先格納場所(40、41、230、231)へデータをコピーする方法であって;
    A)所定のソース格納場所のリスト(PBビット)と所定の宛先格納場所のリスト(INOビット)とを生成することにより処理環境を確立する段階(図5)と、
    B)ホストアプリケーションに使用可能なソースおよび宛先格納場所を作る(145、143)段階と、
    C)所定の格納場所からのデータを、各所定の格納場所に対して
    i)所定のソース場所から所定の宛先場所へデータをコピーし(155)
    ii)データが転送されたことを示すリストを更新する(156、157)
    ことを含む命令された方法でコピーする(図8)段階と、
    を備えることを特徴とする方法。
  2. さらに、前記コピーが完了した後に、前記処理環境を削除する(図11)段階を備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. ホストアプリケーションが、前記命令されたコピー処理中に、認識されたソース格納場所へ書き込み要求を送出するものであって、前記方法が、
    i)前記命令されたコピー処理を中断する(175)段階と、
    ii)前記ソース格納場所におけるデータから対応する宛先格納場所へデータをコピーする(176)段階と、
    iii)コピー処理を再び可能にする(177)段階と、
    を備える(図9)ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. ホストアプリケーションが、前記コピー処理中に、認識された宛先格納場所への読み書き要求の1つを生成するものであって、前記方法が、
    i)前記命令されたコピー処理を中断する(183)段階と、
    ii)関連のソース格納場所から認識された宛先格納場所へデータをコピーする(184)段階と、
    iii)前記データのコピーの完了後前記命令されたコピー処理を再び可能にする(185)段階と、
    を備える(図10)ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. データが第1の細分度の第1ブロック(トラック)においてデータ記憶装置に格納されており、通常、より粗い第2の細分度のブロック(31−論理ボリューム)においてコピーされ、前記ソースおよび宛先格納場所がソースおよび宛先デバイス(31、32)に位置されているものであって、中間の細分度の第3ブロック(36、37A、37B)のコピーを可能にする前記方法は、
    i)ソース格納場所の前記第1のリスト生成が、各第1ブロックが第3ブロックにあるか否かの指示を有する、ソースデバイスについての第2ブロックに含まれる全ての第1ブロックのリスト(PBビット)を生成することを含み、
    ii)宛先格納場所の前記第2のリスト作成が、各第1ブロックが前記ソースデバイスからの第3ブロックを受け取ることになっているか否かの指示を有する、ソースデバイスについての第2ブロックに含まれている全ての第1ブロックのリスト(INDビット)を生成することを含む、
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  6. ホストアプリケーションが、前記コピー処理中に、ソース格納場所にある認識された第1のデータブロックへ書き込み要求を送出するものであって、前記方法は、
    i)前記要求に応答して命令されたコピー処理を中断する(175)段階と、
    ii)前記ソース格納場所の前記認識された第1ブロックのデータを、前記宛先格納場所の前記認識された第1データブロックへコピーする(176)段階と、
    iii)前記第1および第2リストにある前記関連第1ブロック指示をクリアする(図8、156、157)段階と、
    iv)前記データのコピーの完了後前記命令されたコピー処理を再び可能にする(177)段階と、
    を備える(図9)ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. ホストアプリケーションが、前記コピー処理中に、宛先格納場所にある認識された第1のデータブロックへの1つの読み書き要求を送出するものであって、前記方法は、
    i)前記要求に応答して前記命令されたコピー処理を中断する(183)段階と、
    ii)前記ソース格納場所の前記認識された第1ブロックのデータを、前記宛先格納場所の前記認識された第1データブロックへコピーする(184)段階と、
    iii)前記第1および第2リストにある前記関連第1ブロック指示をクリアする(図8、156、157)段階と、
    iv)前記データのコピーの完了後前記命令されたコピー処理を再び可能にする(185)段階と、
    を備える(図10)ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  8. ホストアプリケーケションの処理中に入出力命令を生成するホストデバイス(21)に連結されたデータ格納装置(20)であって、
    前記データ格納装置は、所定の格納場所を識別するホストアプリケーションからの所定の命令に応答して所定のソース格納場所(36、37)から所定の宛先格納場所(40、41、230、231)にデータをコピーするようになっており、
    前記データ格納装置は、
    A)前記所定のソース格納場所の第1リスト(PBビット)と前記所定の宛先格納場所の第2リスト(INDビット)を生成することによって、動作環境を確立するための前記所定の命令に応答する手段(図5、87)と、
    B)前記ソース及び宛先格納場所と入出力命令との相互作用を可能にする(145、143)手段と、
    C)命令された方法で、前記所定の宛先格納場所に各所定のソース格納場所からデータをコピーする(図8、84)手段と、
    D)前記データが転送されたということを指示するための前記第1及び第2リストを更新する前記コピー手段に応答する(87、156、157)手段とを備えたことを特徴とするデータ格納装置
  9. 前記コピー手段が前記コピー動作を完了したのち、前記動作環境を消去する(87、図11)手段をさらに備えたことを特徴とする請求項8に記載のデータ格納装置
  10. 前記命令されたコピー中において、ホストアプリケーションが認識されたソース格納場所に書き込み要求を送出する、データ格納装置であって、
    前記命令されたコピー手段(図8、84)が:
    i)コピープログラムと、
    ii)命令されたコピーモードにおいて前記コピープログラムを動作させる(160、161)手段と、
    iii)書き込み要求に応答して前記命令されたコピー動作手段を中断させ、対応する宛先格納場所に前記認識されたソース格納場所におけるデータを前記コープログラムによってコピーを可能にする(87、175)手段と、
    iv)前記データのコピーの完了の後前記命令されたコピー動作手段を再び可能にする(87、177)手段とを備えたことを特徴とする請求項9に記載のデータ格納装置
  11. 前記命令されたコピー中において、ホストアプリケーションが認識されたソース格納場所に読み出し及び書き込み要求の1つを送出する、データ格納装置であって、
    前記命令されたコピー手段が:
    i)コピープログラム(84、図8)と、
    ii)命令されたコピーモードにおいて前記コピープログラムを動作させる(160、161)手段と、
    iii)前記読み出し要求または書き込み要求のいずれかに応答して前記命令されたコピー動作手段を中断させ、前記認識された宛先格納場所に対応するソース格納場所からの転送を前記コピープログラムにより有効化すること可能にする(87、183)手段と、
    iv)前記データのコピーの完了の後前記命令されたコピー動作手段を再び可能にする(87、185)手段とを備えたことを特徴とする請求項9に記載のデータ格納装置
  12. データが第1の細分度の第1ブロック(トラック)においてデータ記憶装置に格納されており、通常、より粗い第2の細分度のブロック(31、論理ボリューム)においてコピーされ、前記ソースおよび宛先格納場所がソースおよび宛先デバイス(31、33)に位置されているものであって、前記動作環境確立手段が、
    i)各第1ブロックが中間の細分度の第3のブロックにあるかどうかの指示をともなう前記ソースデバイスに対する第2ブロックに含まれる全ての第1ブロックのリストを生成する第1リスト生成手段(PBビット、135)と、
    ii)各第1ブロックが前記ソースデバイスから第3ブロックを受けとるためのものかどうかの指示を伴う前記宛先デバイスに対する第2ブロックに含まれるすべての第1ブロックのリストを生成し、これによって、前記データ格納装置が前記中間の細分度のデータブロックをコピーするようになっている前記第2リスト生成手段とを備えたことを特徴とする請求項9に記載のデータ格納装置
  13. 前記命令されたコピー中において、ホストアプリケーションが認識されたソース格納場所に書き込み要求を送出する、データ格納装置であって、
    前記命令されたコピー手段が:
    i)コピープログラム(84、図8)と、
    ii)命令されたコピーモードにおいて前記コピープログラムを動作させる(84、160、161)手段と、
    iii)前記書き込み要求に応答して前記命令されたコピー動作手段を中断させ、対応する宛先格納場所に前記認識された宛先格納場所に前記コピープログラムによりデータをコピーことを可能にする(87、175)手段と、
    iv)前記データのコピーの完了の後前記命令されたコピー動作手段を再び可能にする(87、177)手段とを備えたことを特徴とする請求項12に記載のデータ格納装置。
  14. 前記命令されたコピー中において、ホストアプリケーションが認識されたソース格納場所に読み出し及び書き込み要求の1つを送出する、データ格納装置あって、
    前記命令されたコピー手段が:
    i)コピープログラム(図8、84)と、
    ii)命令されたコピーモードにおいて前記コピープログラムを動作させる(84、160、161)手段と、
    iii)前記読み出し要求または書き込み要求のいずれかに応答して前記命令されたコピー動作手段を中断させ、前記認識された宛先格納場所に対応するソース格納場所からの転送を前記コピープログラムにより有効化すること可能にする(87、185)手段と、
    iv)前記データのコピーの完了の後前記命令されたコピー動作手段を再び可能にする手段とを備えたことを特徴とする請求項12に記載のデータ格納装置
  15. アプリケーションの処理中に命令を発生するプロセッサデバイス(21)を備えたシステム(20)において、
    所定の格納場所を識別するプロセッサデバイス命令に応答して所定のソース格納場所(36、37)から所定の宛先格納場所(40、41、230、231)にデータをコピーするための方法であって、
    該方法が、
    A)前記所定のソース格納場所(PBビット)識別し、前記所定の宛先格納場所(INDビット)識別(図5)
    B)プロセッサデバイスによって使用に供される前記ソース及び宛先格納場所を作り(145、143)
    C)各所定のソース格納場所から前記所定の宛先場所に所定の命令された方法によりデータをコピーし(155)
    D)データが転送されたということを指示するために対応するソースと宛先格納場所の識別指標(PBビット、INDビット)を更新する(156、157)段階をこの順序で備えていることを特徴とする、方法。
  16. 前記コピーが完了した後、前記識別を消去する(図11)段階をさらに備えたことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. ホストプロセッサデバイスが前記命令されたコピーの間に識別されたソース格納場所に書き込み要求を発生する、請求項16に記載の方法であって、
    前記方法が:
    i)前記書き込み要求に応答して前記命令されたコピーを中断させ(175)
    ii)対応する宛先格納場所に前記ソース格納場所にあるデータをコピーし(176)
    前記データのコピーの完了によって、前記命令されたコピーを再可能にする(177)段階を備えたこと(図9)を特徴とする方法。
  18. 前記命令されたコピー中に、ホストプロセッサデバイスが識別された宛先格納場所読み出し要求または書き込み要求の一つを発生する、請求項16に記載の方法であって、
    該方法が:
    i)前記要求に応答して、前記命令されたコピーを中断させ(183)
    ii)前記識別された宛先格納場所に対応するソース格納場所からデータをコピーし(184)
    iii)前記命令されたコピーを再可能にする(185)段階を備えたことを特徴とする、方法。
  19. データが第1細分度の第1ブロック(トラック)にあるデータ格納装置に格納され、通常は、第2のより粗い細分度のブロック(31、論理ボリューム)に結合されており、前記ソース及び宛先格納場所がそれぞれソース及び宛先デバイス(31、33)に位置しており、前記方法が、中間細分度の第3ブロック(36、37A、37B)のコピーを可能にしており、
    i)前記ソース格納場所の第1リスト識別指標(PBビット)が、各第1ブロックが第3ブロックにあるかどうかの指示を伴う前記ソースデバイスに対する第2ブロックに含まれる全ての第1ブロックのリストを発生することを含み、
    ii)前記宛先格納場所の第2リスト識別が、各第1ブロックが前記ソースデバイスからの第3ブロックを受け入れるべきかどうかの指示を伴う、前記宛先デバイスに対する第2ブロックに含まれる全ての第1ブロックのリスト INDビット)を発生することを含む、ことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  20. 前記命令されたコピー中に前記ソース格納場所における識別された第1データブロックへの書き込み要求に応答して、
    前記方法が、
    i)前記命令されたコピーを中断させ(175)
    ii)前記宛先格納場所における前記識別された第1データブロックに前記ソース格納場所の前記識別された第1ブロックのデータをコピーし(176)
    iii)前記第1及び第2リストにおける前記対応する第1ブロック指示をクリアし(図8、156、157)、及び
    iv)前記命令されたコピーを再可能にする(177)ようになっていることを特徴とする請求項19に記載の方法。
  21. 前記命令されたコピー中に前記宛先格納場所における識別された第1データブロックに読み出し及び書き出し要求の一つに応答して、前記方法が:
    i)前記命令されたコピーを中断させ(183)
    ii)前記宛先格納場所における前記識別された第1データブロックに前記ソース格納場所の識別された第1ブロックにおけるデータをコピーし(184)
    iii)前記第1及び第2リストにおける前記対応する第1ブロック指示をクリアし(図8、156、157)、そして、
    iv)前記命令されたコピーを再可能にする(185)、ようになったことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  22. 入出力命令を発生する少なくとも1つのホストプロセッサデバイスを有するシステムにおいて、所定の格納場所を識別する所定の1つのコマンドに応答して所定のソース格納場所(36、37)から所定の宛先格納場所(40、41、230、231)にコピーをするための装置であって、
    前記装置が:
    A)前記所定のソース格納場所の第1識別指標(PBビット)と前記所定の宛先格納場所の第2識別指標(INDビット)と、
    B)前記ソース及び宛先格納場所内に入出力命令の相互作用を可能にするための(145、143)手段と、
    C)前記所定の格納場所から前記所定の宛先場所に命令されたやり方でデータをコピーする手段(図8、84)と、及び
    D)前記データが転送されたということを指示するための第1及び第2識別を更新する前記コピー手段に応答する(87、156、157)手段とを備えたことを特徴とする装置。
  23. さらに、前記コピー手段が前記コピー動作を完了した後、前記第1及び第2識別指標を消去する(87、図11)手段を備えていることを特徴とする請求項22に記載のシステム。
  24. 前記命令されたコピー手段が
    i)前記命令されたコピー手段の動作を中断することについての識別されたソース格納場所に対する書き込み要求に応答する(図5、87、155)手段と、
    ii)対応する宛先格納場所に前記識別されたソース格納場所にあるデータをコピーするための(図8、84)手段と、
    iii)前記命令されたコピーを再可能にする(87、156、157)手段とを備えたことを特徴とする請求項23に記載のシステム。
  25. 前記命令されたコピー手段が、
    i)前記命令されたコピー手段の動作を中断するために、前記命令されたコピ−の間、識別された宛先格納場所に対する読み出し及び書き込み要求の1つに応答する(図5、87、155)手段と、
    ii)対応するソース格納場所から前記識別された宛先格納場所にデータをコピーする(図8、84)手段と、
    iii)前記命令されたコピー手段を再可能にする(185)手段とを備えたことを特徴とする請求項23に記載のシステム。
  26. データが第1細分度の第1ブロック(トラック)に格納され、通常は、第2のより粗い細分度のブロック(31、論理ボリューム)にコピーされ、前記ソース及び宛先格納場所がそれぞれソース及び宛先デバイス(31、33)に位置しており、前記システムが、中間細分度の第3ブロックのコピーを可能にしており、
    i)前記第1識別手段が、各第1ブロックが第3ブロックにあるかどうかの指示を伴う前記ソースデバイスに対する第2ブロックに含まれる全ての第1ブロックのリスト(PBビット)を発生する手段を含み、
    ii)前記第2識別手段が、各第1ブロックが前記ソースデバイスからの第3ブロックを受け入れるべきかどうかの指示を伴う、前記宛先デバイスに対する第2ブロックに含まれる全ての第1ブロックのリストを発生する手段を含む、ことを特徴とする請求項23に記載のシステム。
  27. 前記命令されたコピー手段が、
    i)前記命令されたコピー手段の動作を中断するための識別されたソース格納場所に対する書き込み要求に応答する手段と、
    ii)前記識別されたソース格納場所(36、37)におけるデータを対応する宛先格納場所(40、41、230、231)にコピーするための手段と、
    iii)前記命令されたコピー手段を再可能にするための手段と、を備えたことを特徴とする請求項26に記載のシステム。
  28. 前記命令されたコピー手段が、
    i)前記命令されたコピー手段の動作を中断するために、前記命令されたコピ−の間、識別された宛先格納場所に対する読み出し及び書き込み要求の1つに応答する(図5、87、155)手段と、
    ii)前記識別された宛先格納場所に対応するソース格納場所からデータをコピーするための前記コピー手段を動作するための(160、161)手段と、
    iii)前記命令されたコピー手段を再可能にする(87、185)手段とを備えたことを特徴とする請求項26に記載のシステム。
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