JP3712136B2 - 板ガラスの曲げ加工装置及び方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、軟化点又は軟化点以上に加熱された板ガラスを搬送すると共に搬送中の板ガラスを自重で搬送方向に垂直な方向に単曲状に曲げ成形した後、プレスリングを使用して複曲状に曲げ成形する板ガラスの曲げ加工装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
板ガラスをローラで搬送しながら曲げ成形する装置として板ガラスの曲げ加工装置及び方法が知られている。板ガラスの曲げ加工装置及び方法は、任意の曲率に曲げ形成されたガイドシャフトに複数のリングローラを回転可能に嵌入しローラアッセンブリを備えている。ローラアッセンブリは複数本並列して配されて任意の曲率の搬送路を形成する。そして、軟化点又は軟化点以上に加熱された板ガラスをこの搬送路で搬送しながら、搬送方向に垂直な方向に加熱状態の板ガラスを自重で単曲状に曲げ加工する。
【0003】
一方、板ガラスの曲げ加工装置及び方法にプレスリングを組み合わせて、板ガラスの曲げ加工装置及び方法で単曲状に曲げ加工した板ガラスをプレスリングで複曲状に曲げ形成する板ガラスの曲げ加工装置が知られている。この板ガラスの曲げ加工装置は、米国特許第4,116,662号公報に示すように、各々のローラアッセンブリの間にプレスリングが分割した状態で備えられている。この場合、プレスリングの間隔が開きすぎないようにプレスリングを分割するので、必要に応じてローラアッセンブリを切断する必要がある。
【0004】
この分割型のプレスリングは待機位置と曲げ加工位置との間で昇降自在に支持されている。分割型のプレスリングが待機位置に位置決めされた状態で、板ガラスの曲げ加工装置及び方法に搬送された板ガラスは板ガラスの曲げ加工装置及び方法で単曲状に曲げ加工される。次に、待機位置の分割型のプレスリングを上昇して、単曲状に曲げ加工された板ガラスを分割型のプレスリングに載置する。この状態で、分割型のプレスリングをさらに上昇して板ガラスを分割型のプレスリングとプレスモールドとで挟持して、板ガラスを複曲状に曲げ形成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の分割型のプレスリングの場合、分割したプレスリングの間隔が開きすぎないようにするために、必要に応じてローラアッセンブリを切断しているので、複数のローラアッセンブリの汎用性が損なわれる。従って、曲げ加工用の板ガラスの品種を交換した場合、分割型のプレスリングと共に複数のローラアッセンブリも板ガラスの品種に合わせたローラアッセンブリに取り替える必要がある。これにより、板ガラスの品種毎にプレスリングやローラアッセンブリを用意する必要があるのでプレスリングやローラアッセンブリの種類が多くなり、これらのストック空間が大きくなるという問題がある。
【0006】
本発明はこのような事情に鑑みて成されたもので、ローラアッセンブリの汎用性を高めて、これらをストックする空間を小さくすることができる板ガラスの曲げ加工装置及び方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、加熱炉内で板ガラスを軟化点又は軟化点以上に加熱する工程と、任意の形状に曲げ形成されたガイドシャフトに複数のリングローラが回動自在に支持されると共に前記複数のリングローラが互いに連結されて成るローラアッセンブリを複数並列して配置したローラアッセンブリのガイドフシャフトに、待機位置に配置されたプレスリングと干渉しないように回動自在に支持された、前記ローラアッセンブリの前記リングローラよりも大径の複数の大径リングローラを用い、前記待機位置に配置されたプレスリングの上方に形成された前記複数の大径リングローラの搬送面で前記加熱された板ガラスを搬送する工程と、該搬送中の板ガラスを該板ガラスの自重で搬送方向に垂直な方向に単曲状に曲げ加工する工程と、前記単曲状に曲げ加工された板ガラスを、前記待機位置に配置されたプレスリングを上昇して前記プレスリングに載置する工程と、前記プレスリングを曲げ加工位置まで上昇してプレスモールドに押圧して前記単曲状に曲げ加工された板ガラスを複曲状に曲げ加工する工程と、を備えたことを特徴とした板ガラスの曲げ加工方法、及びこの方法を実施するための装置である。
【0008】
本発明によれば、複数本のローラアッセンブリの上方にプレスリングを配置し、プレスリングを待機位置と曲げ加工位置との間で昇降自在に支持した。また、このプレスリングを回避して複数のリングローラに同軸上に大径リングローラを固定した。そして、これらの大径リングローラで形成された搬送面を、待機位置に位置決めされたプレスリングの上方に配置した。
【0009】
これにより、ローラアッセンブリの上流側に設けられた加熱炉内で軟化点又は軟化点以上に加熱された板ガラスを、搬送面で搬送中に自重で搬送方向に垂直な方向に単曲状に曲げ加工した。次に、プレスリングを待機位置から上昇して、単曲状に曲げ加工された板ガラスをプレスリングに載置する。さらに、プレスリングを曲げ加工位置まで上昇してプレスモールドに押圧し、板ガラスを複曲状に曲げ加工する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下添付図面に従って本発明に係る板ガラスの曲げ加工装置及び方法の好ましい実施の形態を詳説する。図1は本発明に係る板ガラスの板ガラスの曲げ加工装置の斜視図である。同図に示すように、板ガラスの板ガラスの曲げ加工装置10は複数本のローラアッセンブリ12、プレスリング14、大径リングローラ16及びプレスモールド18を備えている。複数本のローラアッセンブリ12、12…は、加熱炉20の下流側端部から互いに並列して配され、かつ、所定の曲率に曲げ形成されている。
【0011】
図3に示すように、ローラアッセンブリ12はガイドシャフト22、複数のリングローラ24及びスプロケットハウジング26を備えている。ガイドシャフト22の両端部は支持台28、28に固定され、ガイドシャフト22は下方向に湾曲状に曲げ形成されている。
ガイドシャフト22には複数のリングローラ24、24…が回転自在に支持されている。リングローラ24は、図5に示すように筒状に形成され、リングローラ24の一端には凸状の噛合歯24A、24Aが形成され、他端には噛合歯24A、24Aが嵌入可能な噛合溝24B、24B(一方のみ図示)が形成されている。これにより、ガイドシャフト22に嵌入されて隣接したリングローラ24同士が噛合歯24A、24Aと噛合溝24B、24Bとで噛み合って互いに連結される。
【0012】
図4に示すように、右端部のリングローラ24はハブ30を介してスプロケットハウジング26に固定されている。スプロケットハウジング26はベアリング32、32を介してガイドシャフト22に回動自在に支持されている。この場合、スプロケットハウジング26はガイドシャフト22の軸線方向の移動が規制される。また、左端部のリングローラ24にはスラストベアリング34が接触され、スラストベアリング34とカラー36との間には圧縮ばね38が配置されている。
【0013】
これにより、圧縮ばね38でスラストベアリング34が矢印A方向に付勢されるので、隣接するリングローラ24同士が噛合歯24A、24Aと噛合溝24B、24Bとで噛み合って互いに連結される。このように、隣接するリングローラ24同士が噛合歯24A、24Aと噛合溝24B、24Bとで噛み合うことにより、リングローラ24、24…が一体的に回転する。
【0014】
また、スプロケットハウジング26には第1、第2のスプロケット26A、26Bが形成されている。図3に示すように、第1のスプロケット26Aはチェーン44を介して駆動モータ41のスプロケット42に連結されている。また、図2上で上流側のローラアッセンブリ12の第2のスプロケット26Bは、下流側に隣接するローラアッセンブリ12の第2のスプロケット26Bにチェーン44を介して連結されている。
【0015】
このように、互いに隣接するローラアッセンブリ12、12の第2のスプロケット26B、26Bをチェーン44を介して連結することにより、又は互いに隣接するローラアッセンブリ12、12の第1のスプロケット26A、26Aをチェーン46を介して連結することにより、駆動モータ41の回転力がローラアッセンブリ12、12…に伝達される。
【0016】
図1に示すように、複数本のローラアッセンブリ12、12…の上方にはプレスリング14が配置され、プレスリング14はシリンダ等の昇降手段(図示せず)で待機位置と曲げ加工位置との間で昇降自在に支持されている。プレスリング14は、板ガラスの外形に沿って枠体状に形成されている。
図2に示すように、大径リングローラ16、16…は、待機位置に配置されたプレスリング14と干渉しない位置で、リングローラ24、24…に嵌入されている。図5に示すように、大径リングローラ16には雌ねじ16Aが形成され、雌ねじ16Aにはビス50がねじ結合されている。ビス50の先端部はリングローラ24の外周に形成された環状溝24C内に嵌入する。これにより、リングローラ24に大径リングローラ16が固定される。
【0017】
このように、プレスリング14と干渉しない位置で、大径リングローラ16、16…をリングローラ24、24…に固定することにより、例えば、図6、図7及び図8に示すようにローラアッセンブリ12に大径リングローラ16、16…が取り付けられる。この場合、プレスリング14は、ローラアッセンブリ12、12…の上方であって大径リングローラ16、16…で形成される搬送面54の下方に位置する(待機位置)。図6〜図8に示すように、搬送面54は所定の曲率に形成されている。これにより、加熱炉20内で軟化点又は軟化点以上に加熱された板ガラス52を大径リングローラ16、16…の搬送面54で下流側に搬送することにより、板ガラス52が搬送方向に垂直な方向に自重で単曲状に曲げ成形される。
【0018】
また、プレスリング14が待機位置から曲げ加工位置まで上昇すると、プレスリング14は搬送面54の上方に位置する。これにより、搬送面54に沿って搬送されてきた板ガラス52がプレスリング14に載置される。
図1に示すように、プレスリング14の上方にはプレスモールド18が設けられている。すなわち、プレスモールド18は、プレスリング14が加工位置まで上昇した時、プレスリング14に載置された板ガラス52が、プレスモールド18の成形面に当接する位置に位置決めされている。これにより、プレスリング14で加工位置まで上昇した板ガラス52はプレスリング14とプレスモールド18とで挟持され、搬送面54で単曲状に曲げ加工された状態から複曲状に曲げ加工される。
【0019】
前記の如く構成された本発明に係る板ガラスの曲げ加工装置の作用を説明する。
先ず、プレスリング14の昇降手段を作動して、プレスリング14を待機位置に位置決めする。次に、駆動モータ41を駆動してスプロケット42を回転し、スプロケット42の回転力をチェーン44を介して上流側ローラアッセンブリ12の第1のスプロケット26Aに伝達する(図2参照)。これにより、上流側ローラアッセンブリ12のスプロケットハウジング26が回転して、スプロケットハウジング26及びハブ30を介してリングローラ24、24…がガイドシャフト22を軸にして回転する。
【0020】
この場合、大径リングローラ16、16…はリングローラ24、24…に取り付けられているいので、リングローラ24、24…と一体となって回転する。
このように、上流側ローラアッセンブリ12のスプロケットハウジング26が回転することにより、スプロケットハウジング26の第2のスプロケット26Bが回転する。これにより、上流側ローラアッセンブリ12の第2のスプロケット26Bの回転力がチェーン44を介して下流側に隣接するローラアッセンブリ12の第2のスプロケット26Bに伝達される。以下、図2に示すように、互いに隣接するローラアッセンブリ12、12の第1のスプロケット26A、26Aをチェーン46を介して連結することにより駆動モータ32の回転力がローラアッセンブリ12、12…に伝達される。これにより、ローラアッセンブリ12、12…のリングローラ24、24…に取り付けられた大径リングローラ16、16…は、リングローラ24、24…と一体となって回転する。従って、大径リングローラ16、16…で形成される搬送面54上に載置された板ガラス52が下流側に搬送される。
【0021】
従って、加熱炉14内で軟化点又は軟化点以上に加熱された板ガラス52を搬送することにより、板ガラス52は板ガラス52の自重で所定の曲率で搬送方向に垂直な方向に単曲状に曲げ形成される。
次に、単曲状に曲げ形成された板ガラス52が、プレスリング14の上方に位置した時、プレスリング14を待機位置から曲げ加工位置まで上昇して、板ガラス52をプレスリング14に載置する。この状態で、プレスリング14を加工位置まで上昇してプレスリング14に載置された板ガラス52を、プレスモールド18の成形面に押圧して、搬送面54で単曲状に曲げ加工された状態から複曲状に曲げ加工する。
【0022】
次に、板ガラス52の品種を交換して形状の異なる新たな板ガラスを曲げ加工する場合、先ず、プレスリング14を取り外した後、大径リングローラ16、16…が取り付けられたローラアッセンブリ12、12…を取り外す。次いで、新たな板ガラス用のプレスリングと干渉しない位置に大径リングローラ16、16…が取り付けられたローラアッセンブリ12、12…を、新たに取り付ける。続いて、新たな板ガラス用のプレスリングを所定位置に取り付ける。
【0023】
このように、ローラアッセンブリ12、12…に取り付けられる大径リングローラ16、16…の位置を変えることにより、多種の品種の板ガラスに適用することができるので、品種毎に適用するローラアッセンブリ12、12…を個別に備える必要がない。
前記実施の形態によれば、ガイドシャフトに既に取り付けられているリングローラの外周に大径リングローラを支持させるようにしたので、ガイドシャフトの変更等が不要になり、ガラス板の形状の変更に容易に対応させることができる。
【0024】
また、前記実施の形態では、プレスモールド18の成形面に、板ガラス52を真空吸着する吸着口を設けない場合について説明したが、これに限らず、必要に応じてプレスモールド18の成形面に真空吸着口を設けてもよい。
前記実施の形態では、大径リングローラはリングローラを介してガイドシャフトに取り付けたが、これに限られるものではなく、大径リングローラをガイドシャフトに直接支持させても良い。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る板ガラスの曲げ加工装置及び方法によれば、ローラアッセンブリの上流側に設けられた加熱炉内で軟化点又は軟化点以上に加熱された板ガラスを、搬送面で搬送中に自重で搬送方向に垂直な方向に単曲状に曲げ加工した。次に、プレスリングを待機位置から上昇して、単曲状に曲げ加工された板ガラスをプレスリングに載置する。さらに、プレスリングを曲げ加工位置まで上昇してプレスモールドに押圧し、板ガラスを複曲状に曲げ加工する。
【0026】
このように、複数の大径リングローラをプレスリングと干渉しない位置に、ローラアッセンブリに取り付けることにより、大径リングローラでプレスリングの上方に搬送面を形成した。従って、曲げ加工する板ガラスの品種が変化した場合でも、大径リングローラの取付け位置を、新たな板ガラス用のプレスリングに対応させて変化することにより、ローラアッセンブリの汎用性を高めることができる。これにより、板ガラスの品種毎に個別にローラアッセンブリを用意する必要がないので、ローラアッセンブリをストックする空間を小さくすることができる。特に、大径リングローラを各々のリングローラに嵌入させることによって、板ガラス毎に変更する大径リングローラのアレンジや取付けをさらに容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る板ガラスの曲げ加工装置を示した斜視図
【図2】本発明に係る板ガラスの曲げ加工装置を示した平面図
【図3】本発明に係る板ガラスの曲げ加工装置の要部拡大図
【図4】本発明に係る板ガラスの曲げ加工装置の要部拡大図
【図5】本発明に係る板ガラスの曲げ加工装置に使用されたリングローラ及び大径リングローラを示した斜視図
【図6】図2のA−A断面図
【図7】図2のB−B断面図
【図8】図2のC−C断面図
【符号の説明】
10…板ガラスの曲げ加工装置
12…ローラアッセンブリ
14…プレスリング
16…大径リングローラ
18…プレスモールド
20…加熱炉
22…ガイドシャフト
24…リングローラ
52…板ガラス
54…搬送面
Claims (3)
- 任意の形状に曲げ形成されたガイドシャフトに複数のリングローラが回動自在に支持されると共に前記複数のリングローラが互いに連結されて成るローラアッセンブリを複数本並列して配設し、
該並列して配置された複数本のローラアッセンブリの上方に、前記板ガラスを載置するプレスリングを待機位置と曲げ加工位置との間で昇降自在に支持し、
前記待機位置に配置されたプレスリングと干渉しないように、前記ローラアッセンブリの前記リングローラよりも大径の複数の大径リングローラを前記ガイドシャフトに回動自在に支持すると共に、該複数の大径リングローラの搬送面を前記待機位置のプレスリングの上方に形成し、
前記プレスリングの上方に、前記プレスリングに載置された前記板ガラスを曲げ成形するプレスモールドを設け、
前記ローラアッセンブリの上流側に設けられた加熱炉内で軟化点又は軟化点以上に加熱された板ガラスを、前記大径リングローラの搬送面で搬送中に自重で搬送方向に垂直な方向に単曲状に曲げ加工し、該単曲状に曲げ加工された板ガラスを前記プレスリングに載置し、前記プレスリングを曲げ加工位置まで上昇して前記プレスモールドに押圧し、前記板ガラスを複曲状に曲げ加工することを特徴とした板ガラスの曲げ加工装置。 - 前記大径リングローラは、前記リングローラの各々に嵌入されて前記ガイドシャフトに回動自在に支持されていることを特徴とする請求項1記載の板ガラスの曲げ加工装置。
- 加熱炉内で板ガラスを軟化点又は軟化点以上に加熱する工程と、
任意の形状に曲げ形成されたガイドシャフトに複数のリングローラが回動自在に支持されると共に前記複数のリングローラが互いに連結されて成るローラアッセンブリを複数並列して配置したローラアッセンブリのガイドフシャフトに、待機位置に配置されたプレスリングと干渉しないように回動自在に支持された、前記ローラアッセンブリの前記リングローラよりも大径の複数の大径リングローラを用い、前記待機位置に配置されたプレスリングの上方に形成された前記複数の大径リングローラの搬送面で前記加熱された板ガラスを搬送する工程と、
該搬送中の板ガラスを該板ガラスの自重で搬送方向に垂直な方向に単曲状に曲げ加工する工程と、
前記単曲状に曲げ加工された板ガラスを、前記待機位置に配置されたプレスリングを上昇して前記プレスリングに載置する工程と、
前記プレスリングを曲げ加工位置まで上昇してプレスモールドに押圧して前記単曲状に曲げ加工された板ガラスを複曲状に曲げ加工する工程と、
を備えたことを特徴とした板ガラスの曲げ加工方法。
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1995
- 1995-08-15 JP JP20805195A patent/JP3712136B2/ja not_active Expired - Fee Related
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