JP3708312B2 - 横型多段鍛造成形装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、横型多段鍛造成形装置に関し、ダイを冷却水で効果的に冷却可能で且つワークを冷却しないように冷却構造を改善した横型多段鍛造成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、種々の部品を鍛造成形するのに、熱間鍛造プレスや冷間鍛造プレス等以外に、横型多段鍛造成形装置(鍛造フォーマーという)も適用されている。横型多段鍛造成形装置には、複数の成形部を並設状に設け、各成形部にポンチ機構とダイ機構とを設け、複数の成形部により複数工程でワークを鍛造成形するようになっている。そのため、横型多段熱間鍛造成形装置では、加熱状態のワークを投入後、複数の工程で成形中にワークの温度が降下するので、複雑な形状のワークを鍛造成形するのが難しく、比較的簡単な形状のワークの鍛造成形にのみ適用される。
【0003】
横型多段鍛造成形装置の各成形部のダイ機構には成形キャビティからワークをノックアウトするノックアウトピンが設けられ、このノックアウトピンに冷却水通路が形成され、ノックアウトピンの先端側部分には冷却水通路に連通する複数の冷却水放射穴が形成され、ノックアウトピンがノックアウト動作したとき、複数の冷却水放射穴からダイの内面に冷却水を放射しダイを冷却するようになっている。 但し、通常、複数の冷却水放射穴は、冷却水通路から放射状に形成されているため、ダイの冷却時にワークにも冷却水がかかりワークも冷却される。
【0004】
ここで、従来、自動二輪車のクラッチ機構のドック付きギヤホイールは、ホイール本体と、その片側に一体的に突出する4個のドッグと、ホイール本体の反対側に一体的に突出する3個の駆動力入力用または出力用の係合爪とからなる複雑な形状のものである。それ故、このドック付きギヤホイールを製作する際、従来では、棒鋼素材を鋸切断機で切断して素材を作り、その素材をビレットシァー装置、スラグフォーマー等で加工してスラグを製作し、そのスラグを加熱装置で加熱してから、熱間鍛造プレスにて熱間鍛造し、その後冷間鍛造プレスにて穴抜きピアス加工を行なって製作している。そのため、工程が分断され、リードタイムが長く、製作コストが高価になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の横型多段鍛造成形装置では、ノックアウトピンから供給する冷却水でダイを冷却する冷却性能が十分でなく、ダイの耐久性が低下したり焼付きが生じたり、ワークに冷却水がかかってワークの温度が低下し、熱間鍛造成形の成形性を高めるのが難しい。
【0006】
即ち、ノックアウトピンの先端側部分の複数の冷却水放射穴がノックアウトピンの軸心と直交する面内で放射状に形成されているため、それら冷却水放射穴から放射される冷却水が放射方向に放射され、ノックアウト中のワークに冷却水がかかり、ワークが冷却されてしまう。しかも、複数の冷却水放射穴は90度間隔の放射状に形成されており、ノックアウトピンが回転する訳ではないので、複数の冷却水放射穴から放射される冷却水はダイの90度間隔の4ヵ所を集中的に冷却するだけであるので、ダイの内面側を一様に冷却できない。
【0007】
更に、横型多段鍛造成形装置では、複数の成形部において同期して成形が実行され、複数のワークの送り動作も同期して実行される関係上、成形後にワークを迅速にノックアウトする必要がある。そこで、ノックアウトピンのノックアウト動作後に、ノックアウトピンを復帰動作させる為のコイルバネが設けられることも多いが、その復帰動作を迅速化する為にコイルバネのバネ力を強化すると、復帰動作が全体的に迅速化されて、ノックアウトピンの復帰時間が短くなり、冷却水放射穴から冷却水を放射する放射時間が短くなってダイを冷却する冷却性能が低下してしまう。
【0008】
本発明の目的は、横型多段鍛造成形装置の少なくとも1つの成形部における、ダイの冷却性能を高めること、冷却水でワークを冷却しないようにすること、ノックアウトピンの復帰動作開始時の復帰力を高めること、自動二輪車用ドッグ付きギヤホイールを熱間鍛造成形可能にすること、等である。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の横型多段鍛造成形装置は、複数の成形部により複数工程の鍛造成形を行う横型多段鍛造成形装置において、少なくとも1つの成形部において、ダイの成形キャビティ側へ先端側部分が出没可能なノックアウトピンを設け、前記ノックアウトピンの軸心に沿う中心部にダイ冷却用の冷却水を供給する冷却水通路を設け、このノックアウトピンの先端側部分に冷却水通路に連通する複数の放射状の冷却水放射穴を形成し、複数の冷却水放射穴を冷却水通路からノックアウトピンの外周側へいく程ノックアウトピンの先端から遠のく方向へ方向付けて成形対象のワークに冷却水を放射しないように形成し、前記ノックアウトピンを前記冷却水と同系統または別系統の冷却水の水圧により回転させる回転機構を設けたものである。
【0010】
この横型多段鍛造成形装置は、通称鍛造フォーマーと称されるもので、加熱したワークを鍛造するものと、加熱しないワークを鍛造するものとが含まれる。この横型多段鍛造成形装置は複数の成形部により複数の工程にて鍛造成形がなされる。その複数の成形部のうちの少なくとも1つの成形部にノックアウトピンが設けられ、そのノックアウトピンの先端側部分が、ダイの成形キャビティ側へ出没可能になっている。ダイを冷却する為の冷却水は、ノックアウトピンのノックアウト動作時に、ノックアウトピンの軸心に沿う中心部の冷却水通路から、ノックアウトピンの先端側部分の複数の放射状の冷却水放射穴に供給され、それら複数の冷却水放射穴から放射されてダイに供給されダイを冷却する。
【0011】
複数の冷却水放射穴は冷却水通路からノックアウトピンの外周側へいく程ノックアウトピンの先端から遠のく方向へ方向付けて形成され、成形対象のワークに冷却水を放射しないように形成されているので、ノックアウト動作時に冷却水がワークにかかることがなく、冷却水でワークが冷却されることがない。
しかも、ノックアウトピンを前記冷却水と同系統または別系統の冷却水の水圧により回転させる回転機構を設けたため、少なくともノックアウトピンのノックアウト動作時にはノックアウトピンが回転駆動され、複数の冷却水放射穴から放射される冷却水はダイの内面に一様に放射されてダイの内面を一様に冷却する。
【0012】
請求項2の横型多段鍛造成形装置は、請求項1の発明において、前記回転機構は、ノックアウトピンにそれと一体回転するように外嵌されたロータと、このロータの外周側部分に切欠き状に形成された複数の受圧部と、一部の受圧部に冷却水を導入する冷却水導入部と、別の一部の受圧部から冷却水を導出する冷却水導出部とを備えたことを特徴とするものである。ロータの複数の受圧部のうちの一部の受圧部に冷却水導入部から冷却水が導入され、別の一部の受圧部から冷却水導出部により冷却水を導出されると、受圧部に作用する冷却水の水圧によりロータが回転駆動される。その他請求項1と同様の作用を奏する。
【0013】
請求項3の横型多段鍛造成形装置は、請求項1又は2の発明において、前記ノックアウトピンは、その先端側部分がダイのほぼ中央部に出没するように配設され、ノックアウトピンのテーパ状先端部をダイの成形キャビティ側へ突出させた状態で成形するように構成したことを特徴とするものである。それ故、ダイの成形キャビティの奥端側への材料の流動が促進されて成形性が向上する。その他請求項1又は2と同様の作用を奏する。
【0014】
請求項4の横型多段鍛造成形装置は、請求項3の発明において、前記ノックアウトピンのノックアウト動作の直後にノックアウトピンを急速に復帰動作させる為の皿バネ式付勢手段を設けたことを特徴とするものである。横型多段鍛造成形装置では、複数の成形部での成形が同期して実行され、複数のワークの送りも同期して実行されるため、各成形部のノックアウトピンのノックアウトピン動作後にノックアウトピンを少なくとも所定小ストロークだけ急速に復帰動作させる必要があるが、皿バネ式付勢手段によりノックアウトピンを急速に復帰動作させるため、復帰開始時の復帰力を強くし、その後の復帰力を弱く設定することができ、冷却水放射時間が微小になるのを防止できる。
【0015】
請求項5の横型多段鍛造成形装置は、請求項4の発明において、前記横型多段鍛造成形装置が横型多段熱間鍛造成形装置であり、前記成形対象のワークが、鍛造成形途上の自動二輪車用ドッグ付きギヤホイール素材であることを特徴とするものである。以上のようにしてダイを冷却する冷却性能を高めながらもワークを冷却しないよう工夫し、成形キャビティ奥端側への材料の流動を促進し、ノックアウトピンのノックアウト後の復帰開始時の復帰力を強くしたので、この横型多段鍛造成形装置に投入する際のワークの温度を十分に高く維持しておけば、自動二輪車用ドッグ付きギヤホイール素材を、この横型多段鍛造成形装置により熱間鍛造成形することができ、自動二輪車用ドッグ付きギヤホイール素材の製造コストを格段に低減できる。
【0016】
【発明の詳細な説明】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
本実施形態に係る横型多段鍛造成形装置は、3つの成形部による3工程の鍛造成形を介して、自動二輪車用ドッグ付きギヤホイール素材(以下、ワークという)を熱間鍛造する装置であって、特に2番目の成形部のダイ機構の冷却構造を改良した横型多段熱間鍛造成形装置である。尚、以下の説明において、図1の左右方向を左右方向と定義して説明する。
【0017】
図1に示すように、横型多段熱間鍛造成形装置Fには、ワークWの素材を偏平状に成形する第1成形部1と、ワークWをほぼドッグ付きギヤホイールの形状に成形する第2成形部2と、ワークWの中央部に穴を成形する第3成形部3とを後部と中間部と前部とに並設状に設けてある。
【0018】
図1に示すように、第1成形部1は、左右に対向して位置する、ワークW1 を押圧するパンチ機構4とワークW1 を受けるダイ機構5を有する。第2成形部2は、左右に対向して位置するパンチ機構6とダイ機構7を有する。第3成形部3は、左右に対向して位置するパンチ機構8とダイ機構9を有する。
【0019】
それらパンチ機構4,6,8は、共通のフレーム部材10,11で支持され、パンチ機構4,6,8には支持部材12a,12b,12cが夫々設けられ、これら支持部材12a,12b,12cを共通に左右方向に駆動するクランクプレス等のアクチュエータ(図示略)が設けられ、アクチュエータの作動によりパンチ機構4,6,8は一体的に左右方向に駆動される。ダイ機構5,7,9の右側にはダイ機構5,7,9を支持するフレーム部材13,14,15が設けられている。
【0020】
最初に、第1成形部1について説明すると、パンチ機構4において、パンチ本体16に支持部材12aが挿入固着され、支持部材12aの右側にパンチスペーサ17がパンチ本体16に挿入され、パンチスペーサ17の右側にはスリーブ18が設けられ、スリーブ18の左半部はパンチ本体16に挿入され、スリーブ18の内部にはバネ収容穴19が形成され、バネ収容穴19には緩衝バネ20が収容され、緩衝バネ20の右端はバネ受け部18aで係止され、緩衝バネ20の左端はパンチスペーサ17で係止され、スリーブ18にはキー溝21が形成されている。
【0021】
スリーブ18にはパンチホルダ22が外嵌され、スリーブ18はパンチホルダ22に対して左右に摺動自在であり、回転止め23の先端部をキー溝21に係合させてスリーブ18の回転が規制されている。スリーブ18の先端部にはパンチ24がボルト結合されている。ダイ機構5において、フレーム部材15に形成されたダイ収容穴26にダイスペーサ27がボルト結合され、ダイ収容穴26のうちのダイスペーサ27の左側にはダイ28が嵌合され、ダイ28にはキー溝29が形成され、回転止め30の先端部をダイ28のキー溝29に係合させて、ダイ28の回転が規制されている。パンチ24の先端面でワークW1 をダイ28に押圧して、加熱状態のワークが圧縮されワークW1 の形状が円柱形状から偏平な円柱形状に鍛造される。
【0022】
次に、第2成形部2について説明する。
図1、図2に示すように、第2成形部2にはパンチ機構6とダイ機構7が設けられ、パンチ機構6において、円筒状のパンチ本体31がフレーム部材10に支持され、パンチ本体31にはパンチホルダ32が装着され、パンチホルダ32にはパンチ36が取付けられ、パンチ36の左半部はパンチホルダ32の内部に挿入固着されている。
【0023】
パンチホルダ32にはセンターパンチ37が挿入され、センターパンチ37は左右方向に所定距離だけ移動可能である。パンチ36の内部の右半部にはセンターパンチ37が摺動する摺動穴38が形成され、パンチ36の内部の左半部には摺動穴38より大径の係止穴39が形成され、センターパンチ37の左端部分には係止穴39と略同径の被係止部37aが形成され、被係止部37aが係止穴39内で左右方向に移動できる範囲内で、センターパンチ37はパンチ36に対して相対移動可能である。
【0024】
センターパンチ37の左端にはパンチノックアウトピン40が連結され、パンチホルダ32の内部でパンチ36の左方にはパンチスペーサ33が装着され、パンチスペーサ33にはバネ穴41が形成され、バネ穴41にパンチノックアウトピン40が挿入され、パンチノックアウトピン40にはバネ42が外嵌されている。パンチ機構6の右方への往動時には、最初にセンターパンチ37がワークWに接触し、次にバネ42が収縮され、センターパンチ37がパンチ36に対して左方に相対移動しパンチ36とセンターパンチ37とがワークW2 を押圧する。
【0025】
パンチホルダ32の内部でパンチスペーサ33の左側にはパンチスペーサ34が装着され、パンチスペーサ34には左右向きの穴が形成され、その穴にパンチノックアウトピン40が挿入されている。バネ42の右端はセンターパンチ37で係止され、バネ42の左端はパンチスペーサ34で係止されている。パンチホルダ32の内部でパンチスペーサ34の左側にはパンチスペーサ35が装着され、パンチスペーサ35にはガイド穴43が形成されている。
【0026】
パンチノックアウトピン40の左端部にはパンチノックアウトスペーサ44が連結され、パンチノックアウトスペーサ44はセンターパンチ37とパンチノックアウトピン40が一体的に左右方向に移動するときに、ガイド穴43の内部を所定距離だけ左右方向に移動可能である。パンチスペーサ35はフレーム部材12で支持され、フレーム部材12にはガイド穴12hが形成され、ガイド穴12hにロッド部材45が移動可能に挿入され、ロッド部材45の右端はパンチノックアウトスペーサ44に連結されている。
【0027】
ダイ機構7には、ダイ構造46、ノックアウトピン機構47、冷却水供給系48が設けられている。前記ダイ構造46にはダイスペーサ49、ダイスペーサ49で支持されたダイホルダ50、ダイ本体部51が設けられている。
【0028】
ダイスペーサ49の左側には円筒状のダイホルダ50が設けられ、ダイホルダ50の内部にダイ本体部51が装着され、ダイ本体部51は、円筒状のフロントダイ52、バックダイ53、バックダイスペーサ54からなり、ダイ本体部51によりダイ側の成形キャビティ51aが形成される。バックダイスペーサ54の中央部にはノックアウトピン61の先端側部分が挿入されるピン孔54bが形成されている。バックダイスペーサ54にはワークW2 の3つのドッグWaに対応する3つのピン54aがインサート54cを介して設けられている。
【0029】
フレーム部材13のガイド穴60にはスライドブロック65が左右方向に移動自在に装着され、スライドブロック65の左端にはスペーサ62が固着され、スライドブロック65はその右方に配設されたカム機構(図示略)に連結され、そのカム機構は、連結部材87を介して、前記ポンチ機構4,6,8を往復駆動するアクチュエータに連結され、スライドブロック65とスペーサ62を介して、各成形毎のノックアウト時にノックアウトピン61が左右方向に往復駆動される。スペーサ62の外周部には係合溝69が軸方向に形成され、係合溝69の左側端部には傾斜部70が形成され、ボールプランジャ56の先端部が係合溝69に係合され、スペーサ62の右方への復動途中で傾斜部70がボールプランジャ56で制動される。尚、ボールプランジャ56は止めネジ57で支持されている。
【0030】
ノックアウトピン機構47には、ノックアウトピン61と、スペーサ62と、皿バネ式付勢機構63と、ノックアウトピン61を回転させる回転機構59と、スライドブロック65、等が設けられている。ノックアウトピン61はその先端側部分がダイ本体部51の成形キャビティ51aのほぼ中央部に出没可能に、ダイスペーサ49とダイ本体部51とに装着され、ノックアウトピン61の右端部に大径部61aが形成され、大径部61aの左側にはピン本体部61bが形成されている。ノックアウトピン61の先端部はテーパ状に形成され、この先端部が成形キャビティ51aに僅かに突出しており、成形時には、パンチ本体31を右方へ駆動し、パンチ36、センターパンチ37、ダイ本体部51、ノックアウトピン61の先端部で囲まれる成形キャビティ内で加熱状態のワークW2 が熱間鍛造される。
【0031】
皿バネ式付勢機構63について説明すると、皿バネ式付勢機構63は、ノックアウト動作の直後にノックアウトピン61を急速に復帰動作させる為のものであり、ノックアウトピン61のピン本体部61bには、複数の皿バネ58が外嵌され、皿バネ58の右端は大径部61aで係止されている。
【0032】
ノックアウトピン61に冷却水を供給する冷却水供給系について説明する。
ノックアウトピン61の軸心に沿う中心部にダイ本体部51を冷却する冷却水を供給する冷却水通路66が形成され、冷却水通路66はノックアウトピン61の右端面から延びている。ノックアウトピン61の先端側部分の軸心方向の3ケ所には、夫々、冷却水通路66に連通する放射状の4つの冷却水放射穴67であって周方向4等分位置に開口する4つの冷却水放射穴67が形成されている。これら冷却水放射穴67は、冷却水通路66からノックアウトピン61の外周側へいく程ノックアウトピン61の先端から遠のく方向(つまり、右方)へ方向付けて形成され、ワークW2 に冷却水を放射しないように形成されている。成形後のワークW2 をノックアウトした直後に、計12個の冷却水放射穴67から成形キャビティ51aに向けて冷却水が放射され、ダイ本体部51を冷却する。
【0033】
ノックアウトピン61の右側のスペーサ62の内部には、軸心方向に冷却水通路68が形成され、冷却水通路66,68は同軸状に連通されている。スライドブロック65には冷却水通路71,72が形成され、冷却水通路71は冷却水通路68,66に連通し、冷却水通路72の右端には図示外の冷却水供給管が接続され、冷却水通路72から冷却水通路71,68,66へ冷却水が供給される。
【0034】
前記冷却水供給系とは別系統の冷却水供給系からの冷却水によりノックアウトピン61を回転させる回転機構59について説明する。
図2、図3に示すように、ノックアウトピン61の右半部の外側において、ダイスペーサ49には円筒状の収容穴55が形成され、この収容穴55にロータ64が回転可能に内装されてノックアウトピン61の右端の大径部61aにそれと一体回転するように外嵌されている。ロータ64の係合面64aがノックアウトピン61の係合面61cに係合され、ノックアウトピン61とロータ64とが軸方向に相対移動可能で且つ相対回転しないように構成されている。
【0035】
ロータ64の外周側部分には、円周8等分位置に8つの受圧部64bが切欠き状に形成され、これら受圧部64bに対応する軸方向位置において、ダイスペーサ49のうちの収容穴55の前側の部分には前側の一部の受圧部64bに冷却水を導入する冷却水導入部77が形成され、ダイスペーサ49のうちの収容穴55の後側の部分には後側の一部の受圧部64bから冷却水を導出する冷却水導出部78が形成されている。
【0036】
冷却水供給系48について説明すると、ダイホルダ50とその隣のダイホルダ94とに冷却水供給口73が形成され、冷却水通路74,75,76がダイスペーサ49に形成され、冷却水通路74の左端部はプラグで封止されている。
冷却水通路75は2方向に分岐し、その一方が冷却水導入部77に連通されている。分岐した他方の冷却水通路76は、穴付きのプラグ79を介してバックダイ53の内部の冷却水通路80に連通され、ピン54aの個所に冷却水を供給するようになっている。他方、ダイスペーサ49の冷却水導出部78に連通する冷却水通路82,83が形成され、冷却水通路83の左端部はプラグにより封止され、冷却水通路83の冷却水を排出する冷却水排出口84が形成されている。
【0037】
冷却水供給口73から供給される加圧された冷却水は、冷却水通路74,75を通って冷却水導入部77からロータ64の受圧部64bに供給され、冷却水の水圧によりロータ64を回転させ、ロータ64と一体的にノックアウトピン61を回転させる。受圧部64bに作用した冷却水は冷却水導出部78から冷却水通路82に導出され、冷却水通路83を通り冷却水排出口84から排出される。冷却水通路76の冷却水は、バックダイ53内の冷却水通路80を通ってピン54aに向けて放射されピン54aを冷却する。
【0038】
一方、図示外の冷却水供給口から冷却通路72に供給された冷却水は、冷却水通路71を通り、冷却水通路68,66を通って12個の冷却水放射穴67から成形キャビティ51aの内面に放射され、ダイ本体部51を冷却する。ノックアウトピン61が回転しつつ、12個の冷却水放射穴67からダイ46の内面に一様に冷却水が放射されるためダイ本体部51が一様に冷却され、また、冷却水はワークW2 から遠のく方向に向けて放射されるので、冷却水がワークW2 に放射されることはなく、ワークW2 が冷却されることはない。
【0039】
次に、第3成形部3について説明する。
図1に示すように、第3成形部3にはパンチ機構8とダイ機構9とが設けられている。パンチ機構8において、パンチ本体88に円筒状のパンチホルダ89が装着され、パンチスペーサ90がパンチ本体88にボルト結合されている。パンチホルダ89の右方にはパンチガイド91とパンチガイド支持部材92が外嵌されている。パンチ93はパンチホルダ89とパンチガイド91に挿入され、パンチ93は支持部材12cで支持されている。
【0040】
ダイ機構9に関して、スペーサ101,103はフレーム部材13,14に支持され、フレーム部材103の左側には円筒状のダイホルダ94が設けられ、ダイホルダ94の内部の左端にダイ95が設けられ、ダイ95は円筒状のスペーサ96で支持されている。スペーサ96の内側には穴付きストリッパー97が設けられ、穴付きストリッパー97の左半部はダイ95に挿入され、抜きダイ98がスペーサ96の内側に設けられ、抜きダイ98の左半部が穴付きストリッパー97に挿入されている。抜きダイ98の左端部にはワークWに穴を形成するための穴抜きパンチ部99が形成され、パンチ93がワークW3 に押圧されると、穴抜きパンチ部99によりワークW3 の中央部に穴Wbが形成される。
【0041】
スペーサ96の内部においてバネ100が抜きダイ98に外装され、このバネ100で穴付きストリッパー97が左方へ付勢されている。鍛造後のワークW3 はストリッパー97より抜きダイ98からノックアウトされる。
【0042】
以上の横型多段熱間鍛造成形装置Fの作用について説明する。
図1に示すように自動二輪車用ドック付きギヤホイール素材であるワークWは、第1成形部1による第1工程、第2成形部2による第2工程、第3成形部3による第3工程からなる3工程で鍛造成形される。図4〜図8に示すように、第1工程ではワーク素材Wが軸方向に圧縮されてワークW1 に鍛造成形され、第2工程ではワークW1 がドッグ付きギヤホイールに近い形状のワークW2 に鍛造成形され、第3工程ではワークW2 の中央部に穴Wbが成形されてワークW3 になる。尚、ワークW3 を機械加工して自動二輪車用ドック付きギヤホイールとする。
【0043】
図示外のワーク搬送機構により、ワーク素材Wの第1成形部1への移送と、第1成形部1で成形されたワークW1 の第2成形部2への移送と、第2成形部2で成形されたワークW2 の第3成形部3への移送と、第3成形部3で成形されたワークW3 の外部への移送とが同期して実行される。尚、第1工程における鍛造成形と、第3工程における鍛造成形とは、本発明と直接関係がないので、以下第2工程における作用について説明する。
【0044】
第2工程において、図9に示すようにワークW1 が成形キャビティ51aの左方に移送されてきたとき、アクチュエータによりパンチ機構4,6,8が駆動されると、センターパンチ37によりワークW1 が成形キャビティ51a内に押し込まれて、ノックアウトピン61の先端に当接する。次の瞬間には、図10に示すように、パンチ本体31が右方へ駆動され、バネ42が収縮してセンターパンチ37がパンチ36対して後退し、センターパンチ37とパンチ36とが成形キャビティ51a内へ突入し、ワークW1 が鍛造成形されてワークW2 になる。
【0045】
次の瞬間には、図11に示すようにパンチ本体31が左方へ後退するのと並行して、連結部材87がノックアウトピン61を左方へ駆動し、ワークW2 が成形キャビティ51a外へノックアウトされる。その直後には皿バネ式付勢機構63の皿バネ58の弾性力でノックアウトピン61が急速に右方へ成形キャビティ51a内へ復帰移動する。
【0046】
次の瞬間には、図12に示すようにノックアウトピン61が所定距離復帰すると、ボールプランジャ56でスペーサ62が制動されて、ノックアウトピン61の移動速度が低下する。その直後には、冷却水通路72から冷却水が供給され、ノックアウトピン61の先端側部分の12個の冷却水放射穴67から冷却水が成形キャビティ51a内に放射されるとともに、回転機構59の駆動力でノックアウトピン61が回転駆動される。
【0047】
前記12個の冷却水放射穴67は、軸心直交面に対して右方へ傾けて形成してあるため、冷却水放射穴67から成形キャビティ51aに放射される冷却水は、ワークW2 から遠のく方向(右方)に向けて放射されるため、ノックアウトされたワークW2 に冷却水がかかることがない。また、ノックアウトピン61が回転しながら冷却水放射穴67から冷却水が放射されるため、ダイ本体部51が一様に冷却される。その直後には、次に搬送されてきたワークW1 の成形キャビティ51aへの押入によりノックアウトピン61が図9の位置まで復帰移動する。
【0048】
以上説明したように、ノックアウトピン61の先端側部分の12個の冷却水放射穴67をノックアウトピン61の外周側へいく程ノックアウトピン61の先端から遠のく方向へ方向付け、ノックアウト中又はノックアウト後のワークW2 に冷却水を放射しないように構成したので、ノックアウト動作時にワークW2 に冷却水がかかることがなく、冷却水でワークW2 が冷却されることがない。それ故、熱間鍛造における成形性を高めることができる。
【0049】
ノックアウトピン61を冷却水の水圧により回転させる回転機構59を設け、少なくともノックアウトピン61のノックアウト動作時にはノックアウトピン61を回転駆動するため、12個の冷却水放射穴67から放射される冷却水はダイ本体部51の内面に一様に放射されて成形キャビティ51aの内面を一様に冷却することができる。それ故、ダイ本体部51を冷却する冷却性能を格段に高めることができ、ダイ本体部51の耐久性を高めることができる。
【0050】
回転機構59がノックアウトピン61と一体回転するロータ64と、複数の受圧部64bと、冷却水導入部77と、冷却水導出部78とを備えた簡単な構成のものとなり、冷却水を有効活用してノックアウトピン61を回転駆動できるので、製作コスト的に有利である。
【0051】
ノックアウトピン61は、その先端側部分がダイ46のほぼ中央部に出没するように配設され、ノックアウトピン61のテーパ状先端部を成形キャビティ51a側へ突出させた状態で成形するように構成したので、成形キャビティ51aの奥端側への材料の流動が促進されて成形性が向上する。そして、ノックアウトピン61のノックアウト動作の直後にノックアウトピン61を急速に復帰動作させる為の皿バネ式付勢機構63を設け、ノックアウト後の復帰動作の途中でノックアウトピン61を制動する制動機構(56,70)を設け、復帰開始時の復帰力を強くし、その後の復帰は次のワーク押入によるようにしたので、冷却水放射時間が微小になるのを防止でき、冷却性能が低下するのを防止できる。
【0052】
以上のように、ダイ本体部51を冷却する冷却性能を高め、成形キャビティ51a奥端側への材料の流動を促進し、ノックアウトピン61のノックアウト後の復帰開始時の復帰力を強くしたので、この横型多段熱間鍛造成形装置Fに投入するワーク素材Wの温度を十分に高く維持しておけば、複雑な形状の自動二輪車用ドッグ付きギヤホイール素材を熱間鍛造成形することができ、自動二輪車用ドッグ付きギヤホイール素材の製造コストを格段に低減できる。
尚、前記実施形態は、自動二輪車用ドッグ付きギヤホイール素材を熱間鍛造成形する装置を例として説明したが、その他種々のワークを鍛造成形(熱間、温間、冷間)する横型多段鍛造成形装置にも本発明を同様に適用できる。
【0053】
【発明の効果】
請求項1の横型多段鍛造成形装置によれば、ノックアウトピンにその軸心に沿う中心部に冷却水通路を設け、ノックアウトピンの先端側部分に形成した複数の冷却水放射穴をノックアウトピンの外周側へいく程ノックアウトピンの先端から遠のく方向へ方向付けて形成され、成形対象のワークに冷却水を放射しないように形成されているので、ノックアウトピン動作時に冷却水がワークにかかることがなく、冷却水でワークが冷却されることがない。それ故、鍛造時(特に熱間鍛造時)における成形性を高めることができる。
【0054】
しかも、ノックアウトピンを前記冷却水と同系統または別系統の冷却水の水圧により回転させる回転機構を設けたため、少なくともノックアウトピンのノックアウト動作時にはノックアウトピンが回転駆動され、複数の冷却水放射穴から放射される冷却水はダイの内面に一様に放射されてダイの内面を一様に冷却することができる。それ故、ダイを冷却する冷却性能を格段に高めることができ、ダイの耐久性を高めることができる。
【0055】
請求項2の横型多段鍛造成形装置によれば、回転機構が、ノックアウトピンと一体回転するロータと、複数の受圧部と、冷却水導入部と、冷却水導出部とを備えた簡単な構成のものとなり、冷却水を有効活用してノックアウトピンを回転駆動できるので、製作コスト的に有利である。その他、請求項1と同様の効果を奏する。
【0056】
請求項3の横型多段鍛造成形装置によれば、ノックアウトピンは、その先端側部分がダイのほぼ中央部に出没するように配設され、ノックアウトピンのテーパ状先端部をダイの成形キャビティ側へ突出させた状態で成形するように構成したので、ダイの成形キャビティの奥端側への材料の流動が促進されて成形性が向上する。その他請求項1又は2と同様の効果を奏する。
【0057】
請求項4の横型多段鍛造成形装置によれば、ノックアウトピンのノックアウト動作の直後にノックアウトピンを急速に復帰動作させる為の皿バネ式付勢手段を設けたので、復帰開始時の復帰力を強くし、その後の復帰は次のワークの押入によるので、冷却水放射時間が微小になるのを防止でき、冷却性能が低下するのを防止できる。その他請求項3と同様の効果を奏する。
【0058】
請求項5の横型多段鍛造成形装置によれば、横型多段鍛造成形装置が横型多段熱間鍛造成形装置であり、前記成形対象のワークが、鍛造成形途上の自動二輪車用ドッグ付きギヤホイール素材である。以上の請求項1,3,4のようにしてダイを冷却する冷却性能を高め、成形キャビティ奥端側への材料の流動を促進し、ノックアウトピンのノックアウトピン後の復帰開始時の復帰力を強くしたので、この横型多段鍛造成形装置に投入する際のワークの温度を十分に高く維持しておけば、自動二輪車用ドッグ付きギヤホイール素材を、この横型多段鍛造成形装置により熱間鍛造成形することができ、自動二輪車用ドッグ付きギヤホイール素材の製造コストを格段に低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の横型多段熱間鍛造成形装置の横断平面図である。
【図2】図1の鍛造成形装置の第2成形部の拡大図である。
【図3】図2のIII −III 線拡大断面図である。
【図4】ワークを鍛造成形する3工程を説明する工程説明図である。
【図5】図4のワークのV矢視図である。
【図6】図4のワークのVI矢視図である。
【図7】図4のワークのVII 矢視図である。
【図8】図4のワークのVIII矢視図である。
【図9】第2成形部(ワーク投入時)の横断平面図である。
【図10】第2成形部(ワーク成形時)の横断平面図である。
【図11】第2成形部(ワークノックアウト時)の横断平面図である。
【図12】第2成形部(ダイ冷却時)の横断平面図である。
【符号の説明】
F 横型多段熱間鍛造成形装置
2 ワーク
1 第1成形部
2 第2成形部
3 第3成形部
4,6,8 パンチ機構
5,7,9 ダイ機構
12,13,14 フレーム部材
51 ダイ本体部
51a 成形キャビティ
59 回転機構
61 ノックアウトピン
63 皿バネ式付勢機構
64 ロータ
64b 受圧部
67 冷却水放射穴
77 冷却水導入部
78 冷却水導出部

Claims (5)

  1. 複数の成形部により複数工程の鍛造成形を行う横型多段鍛造成形装置において、
    少なくとも1つの成形部において、ダイの成形キャビティ側へ先端側部分が出没可能なノックアウトピンを設け、
    前記ノックアウトピンの軸心に沿う中心部にダイ冷却用の冷却水を供給する冷却水通路を設け、このノックアウトピンの先端側部分に冷却水通路に連通する複数の放射状の冷却水放射穴を形成し、複数の冷却水放射穴を冷却水通路からノックアウトピンの外周側へいく程ノックアウトピンの先端から遠のく方向へ方向付けて成形対象のワークに冷却水を放射しないように形成し、
    前記ノックアウトピンを前記冷却水と同系統または別系統の冷却水の水圧により回転させる回転機構を設けたことを特徴とする横型多段鍛造成形装置。
  2. 前記回転機構は、ノックアウトピンにそれと一体回転するように外嵌されたロータと、このロータの外周側部分に切欠き状に形成された複数の受圧部と、一部の受圧部に冷却水を導入する冷却水導入部と、別の一部の受圧部から冷却水を導出する冷却水導出部とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の横型多段鍛造成形装置。
  3. 前記ノックアウトピンは、その先端側部分がダイのほぼ中央部に出没するように配設され、ノックアウトピンのテーパ状先端部をダイの成形キャビティ側へ突出させた状態で成形するように構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の横型多段鍛造成形装置。
  4. 前記ノックアウトピンのノックアウト動作の直後にノックアウトピンを急速に復帰動作させる為の皿バネ式付勢手段を設けたことを特徴とする請求項3に記載の横型多段鍛造成形装置。
  5. 前記横型多段鍛造成形装置が横型多段熱間鍛造成形装置であり、前記成形対象のワークが、鍛造成形途上の自動二輪車用ドッグ付きギヤホイール素材であることを特徴とする請求項4に記載の横型多段鍛造成形装置。
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