JP3708299B2 - ブラジャー - Google Patents

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京子 小島
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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、カップ部を備え、ソフトな着用感を有すると共に、乳房を美しく整形する作用を奏するブラジャーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、女性は、乳房の形を美しく整形することを目的として、カップ部を備えるファンデーション、すなわち、ブラジャー、ブラスリップ、ボディースーツ等(以下、ブラジャーと総称する)を着用している。
【0003】
一般に、ブラジャーに要求される機能としては、▲1▼乳房全体のサポート、▲2▼乳房を下から持ち上げる、▲3▼外側(脇側)へ広がろうとする左右の乳房を前中心側へ引き寄せる、という3つの機能が挙げられる。そして、これらを実現することを目的としたブラジャーが、予てから多数提案されている。
【0004】
しかしながら、このようなブラジャーを着用した際、サイズが合ってなかったり、体調が不調なとき等には、その着用感に強く不快感を伴うものである。
【0005】
そこで、ソフトで楽な着用感を追求して、従来より、編地で構成されたブラジャーが種々見られる。しかしながら、これらのブラジャーは、上記▲1▼〜▲3▼までの機能を重視していない、肌着タイプとして開発されることが多く、従って、ブラジャーの代わりとして定着しているとはいえない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって、その目的とするところは、体に無理なく、ソフトにフィットして着用感に優れると共に、一般にブラジャーに要求される機能、すなわち、乳房全体をサポートし、乳房を下側から持ち上げると共に、左右両側から前中心側に寄せるという機能も備えてなるブラジャーを提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的は、編地よりなるブラジャーであって、このブラジャーのアンダー部は筒状に構成されていると共に、横方向に伸縮性が大きい編組織により編成され、また、各カップ部のバストポイントを要とする下向き扇状部分、脇部及び前中心部は伸縮性の少ない編組織により編成され、カップ部上方及び肩紐部はプレーン編により編成されてなることを特徴とするブラジャーによって達成される。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明のブラジャーは、編地により構成されており、所望の機能に応じて、各部の編組織を変えたり、また、糸を変えたり、付加したりすることにより、各部に機能をもたせ、一般のブラジャーに比して締め付け力は緩やかに、バストアップ及び脇寄せを効果を持ち、自然な感じで無理なく着用することができるブラジャーである。
【0009】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
【0010】
図1は、本発明のブラジャーの一実施例の前身頃の様子を示す説明図、図2は、図1のブラジャーの後身頃の様子を示す説明図である。
図1及び図2に示すように、本発明に係るブラジャーは、筒状の編地1により構成されており、2か所の肩頂部7、7において、前身頃肩紐部2と後身頃肩紐部5がそれぞれ接ぎ合わされている。また、このブラジャーは、一枚の編地において、各部の編組織を変更したり、糸を付加したりして編成されている。
【0011】
まず、ブラジャーのアンダー部4は、横方向に伸縮性が大きい編組織により編成されている。例えば、横方向に伸縮の幅が最も大きいリブ状の編組織が好適であり、アンダー部が肌に心地よくフィットし、かぶりの着脱も楽にできる。また、アンダー部4の裏面は、綿糸を用いる場合、綿が肌に当たるパイル上の組織とすると、吸汗性も良く、快適な肌触りが得られ好適である。
また、アンダー部4の幅は、2〜12cmが好ましい。
【0012】
また、カップ部下方3a、脇部3b及び前中心部8は、アンダー部4と比べて、伸縮性の少ない編組織とすることが必要である。まず、カップ部3において、その下方は、下垂しがちな乳房をしっかり支えることができるよう、バストポイントPを頂点にしてその下方部を扇状に区画し、その区画部分3aを、厚地で密な編み組織とすることが好適である。その編組織としては、例えば、フロート編が好適である。
フロート編のような編組織にすることにより、乳房の形状に従い、その丸みで開いたり、狭くなったりして立体的に乳房にフィットし、また、下方部から持ち上げることによりその形状を保持する。
また、アンダー部4とカップ部3との境目に接ぎが無いため、編目が下から徐々に広がってバストを自然に持ち上げるようにして支えることができる。
【0013】
また、脇部3bは、バストが脇に流れないよう、編目が広がりにくい組織でしっかり押え込むことが好適である。その範囲は、脇から肩にかけての全体または一部とする。また、バストポイントから下の部分に、スパンデックス等の弾性糸を編み込み、弾力性を高めると、効果は更に期待できる。
【0014】
また、前中心部8は、胸の膨らみが左右にはっきり分かれるよう、伸びにくく、胸の谷間に密着する編組織とすることが好適である。
例えば、前中心部8幅10〜30mmを、タック編とすることが好適である。
【0015】
また、後身頃6の構成は、プレーン編でもよいが、前身頃のカップ部3が安定する程度に、後身頃6の一部をソフトな弾力性を持たせた編組織とすることが好適である。
例えば、後身頃6の下方6aを、リブ状の編組織、例えば、フロート編とすることが挙げられる。また、部分的に、スパンデックス等の弾性糸をいれると、更にカップ部3は安定し、好適である。
【0016】
上記ブラジャーの他の部分、カップ部3上方及び肩紐部2、5は、通常、プレーン編とする。
【0017】
上記のようなブラジャーを製造するに当たっては、一般的に使用されている編機を用いるが、丸編機を用いて円筒状に編成することが好ましい。
丸編機を用いる場合、図3に示すように、筒状にブラジャーを編成し、衿ぐり9とアームホール10及び肩頂部7とを裁断し、2か所の肩頂部7において、前身頃肩紐部2と後身頃肩紐部5とをそれぞれ縫製により接ぎ合わせる。また、アンダー部4下端部は、ニットイン組織により縫製不要である。
次いで、衿ぐり9とアームホール10にレース11付けを行うことにより、本発明のブラジャーが得られる。
また、ブラジャーに使用する糸は、通常使用されているものを、目的に応じて適宜使用すればよい。例えば、綿糸を用いると、肌触りがよく、吸汗性も良好で、体にソフトにフィットするという本発明の目的を十分満足するものとなる。
【0018】
このようにして得られるブラジャーは、ソフトブラジャークラスのフィット感と優れた着用外観(シルエット)が得られる。
【0019】
また、編地の製造において、丸編機を用いない場合は、平面的に編地1′を構成し、図4に示すように、後身頃中心部12を接ぎ合わせるようにしてもよい。
【0020】
また、更にバストアップを図るには、図5に示すように、カップ部3下方中心部3a′の編組織を変えることで、支える強さに変化を持たせてもよい。
【0021】
尚、上記の実施例においてはブラジャーを挙げて説明したが、カップ部を備える他のファンデーション、すなわち、ブラスリップ、ボディースーツ、キャミソール、インナー(図6参照)等にも本発明を適用できることはいうまでもない。
【0022】
【発明の効果】
以上のように、本発明のブラジャーは、体に無理なく、優しくフィットし、着用感も良好であると共に、乳房を効果的に寄せて上げることができ、良好な乳房整形作用を得ることができる。
また、製造も煩雑にならず、手間をかけることなく、寄せて上げての大きな効果が得られると共に、シンプルなデザインのものを提供できる。
また、アンダー部や肩紐部等に、伸縮性があるため、サイズの適用範囲が広いブラジャーが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブラジャーの一実施例の前身頃の様子を示す説明図。
【図2】図1のブラジャーの後身頃の様子を示す説明図。
【図3】ブラジャーの製造工程の一部を示す説明図。
【図4】他の一実施例を示す説明図。
【図5】他の一実施例を示す説明図。
【図6】他の一実施例を示す説明図。
【符号の説明】
1 ブラジャー前身頃
2 前身頃肩紐部
3 カップ部
4 アンダー部
5 後身頃肩紐部
6 後身頃

Claims (1)

  1. 編地よりなるブラジャーであって、このブラジャーのアンダー部は筒状に構成されていると共に、横方向に伸縮性が大きい編組織により編成され、また、各カップ部のバストポイントを要とする下向き扇状部分、脇部及び前中心部は伸縮性の少ない編組織により編成され、カップ部上方及び肩紐部はプレーン編により編成されてなることを特徴とするブラジャー。
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