JP3706679B2 - 水道凍結防止帯 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電熱により水道の凍結を防止する発熱帯を備えた水道凍結防止帯の改良及び発熱帯を水道管に接触状態で固定するための水道凍結防止帯用止め輪に関する。
【0002】
【従来の技術】
電熱で水道管の凍結を防止する水道凍結防止帯は、例えば図13(a)に示すように、水道管に巻付け又は添接して接触固定される発熱帯(ヒータ)1と、さし込みプラグ2aを持ち発熱帯1に給電するための電源コード2と、電源コード2の途中の防水接続プラグ2bに接続された過熱防止及び節電のためのサーモスタット(温度検出部)3とを有している。発熱帯1はその端部にコード接続部1aと端末封止部1bを有しており、端末封止部1bの貫通孔には、発熱帯固定用の可撓性芯線入り樹脂被覆カラー帯(ビニタイ)1cが挿入掛止されている。発熱帯1は一般に図13(b)に示す断面構造を有しており、等間隔で並行した電熱線(電気抵抗線)L1,L2 を軟質塩化ビニール等の電気絶縁性樹脂Sで押出成形法により連結被覆したものであり、電気絶縁性樹脂Sは電熱線L1,L2 の周囲の山形被覆部(突条被覆部)S1,S2 とそれらを連結する肉薄連結部(ウェブ)S0 とからなり、山形被覆部S1,S2 の間には溝部Tが形成されている。発熱帯は上記の抵抗線タイプのものに限らず、最近では自己制御式のタイプのものが使用されるようになって来ており、このタイプはL1,L2 がリード線で、Sが周囲温度に応じて発熱量を変化させるポリマー発熱体となっており、ポリマー発熱体の周囲がポリマー絶縁体で被覆されたものである。
【0003】
このような水道凍結防止帯の水道管への取付態様は、例えば図14に示すように行われている。即ち、発熱帯1を水道管5に間隔をあけて巻付けて接着テープ(固定テープ)6で固定すると共に、サーモスタット3を水道管5上に接着テープ6で固定する。そして、保温テープ7を重ね巻きして接着テープ6で固定する。
【0004】
なお、単位長さ当りの発熱量の大きな発熱帯1を用いる場合には、図15に示す如く、発熱帯1を水道管5に添接して接着テープ6で固定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の水道凍結防止帯にあっては、次のような問題点があった。
【0006】
▲1▼ 凍結防止帯の発熱帯1を水道管5に巻付け又は添接する取付作業においては、接着テープ6で発熱帯1の随所に固定することが必要である。接着テープ6を固定する操作では、両手を必要とするため、その操作の際、折角整然と巻付け又は添接した発熱帯の装着状態が崩れてしまう場合が多く、取付作業は非常にやり難いものであり、作業効率の低下の原因となっていた。また、発熱帯1が巻き緩みや弛み,垂れを以て固定されてしまう場合が多く、かかる場合は発熱帯1の重なり部分ができ易くなり、その部分で異常過熱が発生し、小火を起こすおそれがある。
【0007】
▲2▼ 保温テープ7は、水道管5の露出部分を無くし、保温効果を高めるために、一般にテープ幅の半分ずつを重ね巻きするような仕様になっているが、接着テープ6を固定する操作の際、どうしても巻き緩みが生じ易く、重ね巻きされていない部分が起こり得る。この保温材の薄い部分は保温がきかないため、消費電力が増加することになり、電気代が嵩む。また、水道管は家屋の外壁等に接近させて配管されている場合が多いので、テープ巻き作業が非常に手間取り、作業効率の低下の原因となっていた。
【0009】
本発明の第1の課題は、接着テープ等の別部品のクランプ部材を用いなくても、水道管に巻付け又は添接する操作と同時に固定できる水道凍結防止帯を提供することにある。
【0010】
本発明の第2の課題は、接着テープ等の別部品のクランプ部材を用いなくても、発熱帯は勿論のこと、それを被覆する保温材をも固定できる水道凍結防止帯を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記第1の課題を解決する本発明に係る水道凍結防止帯は、等間隔で並行した突条被覆部の間に溝部を有する発熱帯を持つ水道凍結防止帯において、カラー帯ホルダーの2つの貫通孔に芯線入り樹脂被覆カラー帯を折り返して通した組み付け体が上記カラー帯の折り返し褶曲部側を接着剤を以て上記発熱帯の溝部底面に離散的に固着されて成ることを特徴とする。
【0017】
このような水道凍結防止帯を用いると、水道管にカラー帯を結わえるだけで発熱帯の取付けを簡単に行うことができる。カラー帯の両端をねじ上げることでその締め付け力を加減でき、取付けが確実である。特に、溝部に固着したホルダーに貫通孔が形成されているので、発熱帯の被覆性に悪影響を及ぼすことがない。
【0018】
そして、上記カラー帯ホルダーの上記カラー帯の折り返し褶曲部側に上記2つの貫通孔を含む共通窪みを形成したものにあっては、カラー帯の折り返し褶曲部が邪魔にならず、ホルダーは溝部の底面に密着する。また、多めの接着剤が塗布されて、余分な接着剤が共通窪みに逃がされるため、接着剤逃がし溜め部としての機能する。
【0019】
また、第1の課題を解決する別の手段としては、等間隔で並行した突条被覆部の間に溝部を有する発熱帯を持つ水道凍結防止帯において、磁石片が接着剤を以て上記発熱帯の溝部底面に離散的に固着されて成ることを特徴とする。発熱帯を水道管に沿わせて接近させることだけで、容易に接触固定することができる。また、取り外す場合も楽である。
【0020】
そして、上記第2の課題を解決する本発明に係る水道凍結防止帯は、発熱帯を持つ水道凍結防止帯において、上記発熱帯はそれより幅広の保温帯の上に接着固定されており、上記保温帯上の少なくとも片側端部には粘着剤層を介して剥離紙が貼り合わせされて成ることを特徴とする。
【0021】
発熱帯を水道管に添接すると同時に、保温帯で水道管を包み込んで剥離紙を剥がして接着固定できる。水道凍結防止帯の取付作業の能率を高めることができる。また、保温テープのように何回も水道管に巻き付ける必要がなく、水道管の管軸方向の相当範囲を一挙に保温材で被覆することができ、保温材の薄い部分ができ難い。
【0022】
なお、保温帯は、保温本帯と補強性,耐気性に富む外皮帯との積層帯とすることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
【0024】
〔実施形態1〕
図1(a)は本発明の実施形態1に係る水道凍結防止帯用止め輪を示す斜視図、図1(b)はその平面図である。
【0025】
本例の水道凍結防止帯用止め輪10は、塩化ビニール,ABS樹脂,ポリプロピレン等の軟質合成樹脂素材からなる成形品で、開ループ状のリングである。止め輪(嵌め輪)10は、連結部(背中部)11の左右端部(背部)12,13から前方に延びて水道管を弾力的に挟み込む一対の円弧状挟み片(腕部)14,15と、連結部11の内側に設けられた発熱帯通し穴16とを有している。連結部11の内周面には、発熱帯押さえとして断面山形の中高状突起11aが形成されている。また、左右の端部12,13の内側面も断面山形面の中高状突起12a,13aが形成されている。湾曲形状の山形面でも良い。円弧状挟み片14,15の内周面曲率は止め輪10が嵌まる水道管の外径に略一致しており、円弧状挟み片14,15の先端面(当接面)14a,15aが交差する角は開き角θとなっている。先端面14a,15aの空き間17は発熱帯1の帯幅より若干広くすることが好ましい。勿論、嵌合すべき水道管の外径以下である。なお、中高状突起11aの代わりに、波形模様の突起や円柱突起等を形成しても良い。発熱帯1の肉薄連結部S0 にそれらの突起が丁度当たるようにすれば、抵抗線の折り屈げを防止できる。また、円弧状挟み片14,15の内周面に水道管周面にグリップする小突起群を形成しても良い。
【0026】
このような水道凍結防止帯用止め輪10の使用態様は次の通りである。図2(a)に示す如く、水道管5に添接した発熱帯1を片手で支えながら、他方の手の指で連結部11を摘み、発熱帯1の片側縁寄りの水道管5の周面に片方の円弧状挟み片15を押し付けて円弧状挟み片15を外側に弾力的に屈曲させて空き間17を拡開しながら押し込むと、図2(b)の如く、他方の挟み片14も水道管5の周面に嵌まる。この際、円弧状挟み片14,15の先端面14a,15aが開き角θを持っているため、先端面14a,15aが水道管5の周面に当たると、それらが滑って円弧状挟み片14,15が容易に弾力的に外側へ屈曲するので、装着操作が容易である。また、張り出た連結部11を摘むことができるので、装着操作が容易である。
【0027】
この止め輪10の水道管5への嵌合によって発熱帯通し穴16に発熱帯1が嵌まることになり、発熱帯1は中高状突起11aにより水道管5に弾力的に押し付けられる。従って、発熱帯1は水道管5に適正な接触圧で添接する。
【0028】
ここで、本例の止め輪10の連結部11の左右端部12,14の内側面は山形面となっているため、図3に示す如く、水道管5に対し右巻き又は左巻きに巻き付けた斜向姿勢の発熱帯1を位置決め固定することができる。発熱帯1の側端面と山形面の一方の傾斜面とが合って揃うからである。
【0029】
このように、本例の水道凍結防止帯用止め輪10を用いると、片手操作で簡単且つ確実に発熱帯1を水道管5に固定することができる。作業効率の向上に資する。
【0030】
〔実施形態2〕
図4は本発明の実施形態2に係る水道凍結防止帯を示す平面図である。
【0031】
本例の水道凍結防止帯20は、水道管に巻付け又は添接して固定される発熱帯(ヒータ)1と、さし込みプラグ2aを持ち発熱帯1に給電するための電源コード2と、電源コード2の途中の防水接続プラグ2bに接続された過熱防止及び節電のためのサーモスタット(温度検出部)3とを有している。発熱帯1はその端部にコード接続部1aと端末封止部1bを有しており、端末封止部1bの貫通孔には、発熱帯固定用の可撓性芯線入り樹脂被覆カラー帯(ビニタイ)1cが挿入掛止されている。
【0032】
発熱帯1は図5に示す断面構造を有しており、等間隔で並行した電熱線(電気抵抗線)L1,L2 を軟質塩化ビニール等の電気絶縁性樹脂Sで押出成形法により連結被覆したものであり、電気絶縁性樹脂Sは電熱線L1,L2 の周囲の山形被覆部S1,S2 とそれらを連結する肉薄連結部S0 とからなり、山形被覆部S1,S2 の間には溝部Tが形成されている。なお、発熱帯1は上記の抵抗線タイプのものに限らず、最近では自己制御式電気制御のタイプのものでも良い。
【0033】
本例の発熱帯1の溝部Tにも、離散的に芯線入り樹脂被覆カラー帯1cが設けられている。端末封止部1bは発熱帯1の端末に融着により樹脂材を被せたものであり、発熱帯1とは別ピースであるから、そのカラー帯1cの取付けのための貫通孔を容易に形成することができる。しかし、発熱帯1は押出成形法で成形されるものであるから、その工程中でカラー帯1cの貫通孔(横断孔)を形成することはできない。また、押出成形された発熱帯1の肉薄連結部S0 に一対の貫通孔を開けてカラー帯を通したものでは、取付け点の強度に問題があり、また貫通孔に裂け目が発生すると山形被覆部S1,S2 まで達するおそれがあり、被覆絶縁性の劣化を招く。
【0034】
そこで本例では、図6に示す媒介部材としてのカラー帯ホルダー25を用いてカラー帯1cを溝部Tに附属させたものである。図6に示す如く、ホルダー25は、樹脂製小片であり、仕切部25aを挟んでカラー帯1cを通すためのスリット状の貫通孔H1 ,H2 を有している。図5に示す如く、カラー帯1cの折り返し褶曲部Wが裏面レベルから突出しなように貫通孔H1 ,H2 を含む共通窪み25bが形成されている。
【0035】
このようなカラー帯ホルダー25に対し共通窪み25bから褶曲させたカラー帯1cの両端をさし込み、図7に示す如く組み付ける。そして、図5に示す如く、この組み付け体を共通窪み25bの面(裏面)に接着剤26を塗布して発熱帯1の溝部Tの底面に固着する。共通窪み25bが形成されているため、カラー帯1cの折り返し褶曲部Wが邪魔にならず、ホルダー25は溝部Tの底面に密着する。また、多めに接着剤26を塗布しても、余分な接着剤が共通窪み25bに逃がされるため、接着剤逃がし溜め部としての機能を果たしている。
【0036】
このように発熱帯1の途中に離散的にカラー帯1cが取付けられている水道凍結防止帯20を用いると、別ピースを用いることなく、水道管にカラー帯1cを結わえるだけで発熱帯の取付けを簡単且つ確実に行うことができる。カラー帯1cの両端をねじ上げることでその締め付け力を加減でき、取付けが確実である。
【0037】
〔実施形態3〕
図8(a)は本発明の実施形態3に係る水道凍結防止帯を示す平面図、図8(b)は(a)中のA−A′線に沿って切断した状態を示す切断矢視図である。
【0038】
本例の水道凍結防止帯30は、発熱帯1の溝部Tに接着剤26で直方体状の磁石片Mを離散的に固着したものである。磁石片Mは磁性体の水道管に磁力吸着されるため、発熱帯1を水道管に沿わせて接近させることで、容易に接触固定することができる。また、取り外す場合も楽である。なお、実施形態2と実施形態3とを組み併せた形態でも良い。
【0039】
〔実施形態4〕
図9は本発明の実施形態4に係る水道凍結防止帯を示す平面図である。
【0040】
本例の水道凍結防止帯40の発熱帯1は保温帯41を付随している。即ち、水道管の円周よりも長い幅寸法と発熱帯1の長さに相当する長さ寸法を有する保温帯41の表面中央には接着剤層42aが塗布されており、その上に発熱帯1が固着されている。保温帯41の表面両側端にも接着剤(粘着剤)層42b,42bが塗布されており、その上に剥離紙43が粘着している。保温帯41は、無架橋発泡ポリエチレン等の保温本帯41aと、その裏面にラミネート加工を施したポリエチレン等の外皮帯41bとから成る積層帯である。なお、保温帯41の表面一面に接着剤層を塗布し、発熱帯1以外の領域全部に切込み付き剥離紙を粘着しても良い。
【0041】
このような保温帯41付き水道凍結防止帯40を用いると、図11,図12に示すように、発熱帯1を水道管5に添接する際、一方の剥離紙43を剥離して水道管5に保温帯41の一方の側端部を固着すると共に、保温帯41の他の側を巻き込んで重ね合わせ、他方の剥離紙43を剥離して他方の側端部を固着することができる。別ピースの接触テープ用を用いずに、発熱帯1は勿論のこと、保温帯41を取り付けることができる。水道凍結防止帯の取付作業の能率を高めることができる。また、保温テープのように何回も水道管に巻き付ける必要がなく、水道管の管軸方向の相当範囲を一挙に保温材で被覆することができ、保温材の薄い部分ができ難い。特に、保温帯41の中央に発熱帯1が固着してあるから、保温帯41の両側端のいずれを先に巻いても重ね目から発熱帯1までの外気の進入長さが一番長くなっているため、保温効果は高い。また両側端部に剥離紙43で覆われた接着剤層42b,42bが形成されているので、接着固定は確実である。
【0042】
なお、本例は、発熱帯1に接着剤層42aを以て保温帯41を予め付帯させたものであるが、発熱帯1を巻付けた状態で保温帯41で被覆するためには、前述したように、保温帯41の表面一面に接着剤層を塗布し、その上全域に切込み付き剥離紙を粘着したものを用いても良い。
【0043】
【発明の効果】
(1) カラー帯ホルダーを以て発熱帯の溝部底面に離散的にカラー帯が付帯した水道凍結防止帯においては、水道管にカラー帯を結わえるだけで発熱帯の取付けを簡単に行うことができる。カラー帯の両端をねじ上げることでその締め付け力を加減でき、取付けが確実である。特に、溝部に固着したホルダーに貫通孔が形成されているので、発熱帯の被覆性に悪影響を及ぼすことがない。
【0048】
(2) カラー帯ホルダーの上記カラー帯の折り返し褶曲部側に上記2つの貫通孔を含む共通窪みを形成したものにあっては、カラー帯の折り返し褶曲部が邪魔にならず、ホルダーは溝部の底面に密着する。また、多めの接着剤が塗布されて、余分な接着剤が共通窪みに逃がされるため、接着剤逃が溜め部としての機能する。従って、接着が確実であり、外観体裁が向上する。
【0049】
(3) 発熱帯の溝部底面に離散的に磁石片が付帯した水道凍結防止帯においては、発熱帯を水道管に沿わせて接近させることだけで、容易に接触固定することができる。また、取り外す場合も楽である。
【0050】
(4) 幅広の保温帯を発熱帯に接着固定した水道凍結防止帯においては、発熱帯を水道管に添接すると同時に、保温帯で水道管を包み込んで剥離紙を剥がして接着固定できる。凍結防止帯の取付作業の能率を高めることができる。また、保温テープのように何回も水道管に巻き付ける必要がなく、水道管の管軸方向の相当範囲を一挙に保温材で被覆することができる。更に、保温材の薄い部分ができ難く、保温性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施形態1に係る水道凍結防止帯用止め輪を示す斜視図、(b)はその平面図である。
【図2】(a),(b)は水道管に添接した発熱帯に対する同水道凍結防止帯用止め輪の使用態様をそれぞれ示す斜視図である。
【図3】水道管に巻き付けた発熱帯に対する同水道凍結防止帯用止め輪の使用態様を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施形態2に係る水道凍結防止帯を示す平面図である。
【図5】図4中のA−A′線に沿って切断した状態を示す切断矢視図である。
【図6】(a)は実施形態2におけるホルダーを示す平面図、(b)は(a)のB−B′線に沿って切断した状態を示す切断矢視図、(c)はそのホルダーを示す斜視図である。
【図7】同ホルダーにカラー帯を通して組み付けた状態を示す斜視図である。
【図8】(a)は本発明の実施形態3に係る水道凍結防止帯を示す平面図、(b)は (a)中のA−A′線に沿って切断した状態を示す切断矢視図である。
【図9】本発明の実施形態4に係る水道凍結防止帯を示す平面図である。
【図10】図9中のA−A′線に沿って切断した状態を示す切断矢視図である。
【図11】実施形態4に係る水道凍結防止帯の使用態様を示す側面図である。
【図12】図11中のA−A′線に沿って切断した状態を示す切断矢視図である。
【図13】(a)は従来の水道凍結防止帯を示す平面図、(b)は(a)のA−A′線に沿って切断した状態を示す切断矢視図である。
【図14】従来の水道凍結防止帯の使用態様を示す側面図である。
【図15】従来の水道凍結防止帯の別の使用態様を示す側面図である。
【符号の説明】
1…発熱帯(ヒータ)
1a…コード接続部
1b…端末封止部
1c…芯線入り樹脂被覆帯
2…電源コード
2a…さし込みプラグ
2b…防水接続プラグ
3…サーモスタット(温度検出部)
L1,L2 …電熱線(電気抵抗線)
S…電気絶縁性樹脂
S1,S2 …山形被覆部
S0 …肉薄連結部
T…溝部
5…水道管
10…水道凍結防止帯用止め輪
11…連結部
11a,12a,13a…中高状突起
12,13…端部
14,15…円弧状挟み片
14a,15b…先端面
16…発熱帯通し穴
17…空き間
θ…開き角
20,30,40…水道凍結防止帯
25…カラー帯ホルダー
25a…仕切部
25b…共通窪み
26…接着剤
W…折り返し褶曲部
M…磁石片
41…保温帯
41a…保温本帯
41b…外皮帯
42a,42b…接着剤層
43…剥離紙。
Claims (5)
- 等間隔で並行した突条被覆部の間に溝部を有する発熱帯を持つ水道凍結防止帯において、カラー帯ホルダーの2つの貫通孔に芯線入り樹脂被覆カラー帯を折り返して通した組み付け体が前記カラー帯の折り返し褶曲部側を接着剤を以て前記発熱帯の溝部底面に離散的に固着されて成ることを特徴とする水道凍結防止帯。
- 請求項1において、前記カラー帯ホルダーの前記カラー帯の折り返し褶曲部側には前記2つの貫通孔を含む共通窪みが形成されて成ることを特徴とする水道凍結防止帯。
- 等間隔で並行した突条被覆部の間に溝部を有する発熱帯を持つ水道凍結防止帯において、磁石片が接着剤を以て前記発熱帯の溝部底面に離散的に固着されて成ることを特徴とする水道凍結防止帯。
- 発熱帯を持つ水道凍結防止帯において、前記発熱帯はそれより幅広の保温帯の上に接着固定されており、前記保温帯上の少なくとも片側端部には粘着剤層を介して剥離紙が貼り合わせされて成ることを特徴とする水道凍結防止帯。
- 請求項4において、前記保温帯は、保温本帯と外皮帯との積層帯であることを特徴とする水道凍結防止帯。
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